JPH0872412A - 熱転写記録方法および受像層転写体 - Google Patents
熱転写記録方法および受像層転写体Info
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- JPH0872412A JPH0872412A JP6286673A JP28667394A JPH0872412A JP H0872412 A JPH0872412 A JP H0872412A JP 6286673 A JP6286673 A JP 6286673A JP 28667394 A JP28667394 A JP 28667394A JP H0872412 A JPH0872412 A JP H0872412A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇華型熱転写記録において任意の受像体上に
染料の汚染がなく、また染料の損失による記録濃度の低
下のない記録画像が得られ、転写体の巻回状態での高温
保存安定性が良好であり、あるいは/そして低温で受像
層を受像体上に転写することができる熱転写記録方法お
よび受像層転写体を得る。 【構成】 基材26上に少なくとも染着層7と染料拡散防
止層27とを有し、あるいは基材上に少なくとも染着層と
染料拡散防止層と保護層とを有する受像層転写体3を用
い、中間媒体11上に少なくとも染料拡散防止層27と染着
層7(あるいは染料拡散防止層と保護層と染着層)との積
層物を転写形成し、前記積層物の染着層に昇華型熱転写
画像を記録した後、前記中間媒体上の積層物を任意の受
像体12上に転写させて(あるいは更に定着させて)受像体
上に記録画像を得るものであり、受像層転写体3は、前
記構成の受像層転写体あるいは前記各層の面積,熱的特
性あるいは/そして配置等に特徴を有するものである。
染料の汚染がなく、また染料の損失による記録濃度の低
下のない記録画像が得られ、転写体の巻回状態での高温
保存安定性が良好であり、あるいは/そして低温で受像
層を受像体上に転写することができる熱転写記録方法お
よび受像層転写体を得る。 【構成】 基材26上に少なくとも染着層7と染料拡散防
止層27とを有し、あるいは基材上に少なくとも染着層と
染料拡散防止層と保護層とを有する受像層転写体3を用
い、中間媒体11上に少なくとも染料拡散防止層27と染着
層7(あるいは染料拡散防止層と保護層と染着層)との積
層物を転写形成し、前記積層物の染着層に昇華型熱転写
画像を記録した後、前記中間媒体上の積層物を任意の受
像体12上に転写させて(あるいは更に定着させて)受像体
上に記録画像を得るものであり、受像層転写体3は、前
記構成の受像層転写体あるいは前記各層の面積,熱的特
性あるいは/そして配置等に特徴を有するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド,レー
ザ等の光ヘッド,通電ヘッド等の記録手段を用いた熱転
写記録方法および受像層転写体に関する。特に、昇華型
熱転写記録の普通紙等の任意の受像体に良好な記録画像
を得ることができる熱転写記録方法および受像層転写体
に関する。
ザ等の光ヘッド,通電ヘッド等の記録手段を用いた熱転
写記録方法および受像層転写体に関する。特に、昇華型
熱転写記録の普通紙等の任意の受像体に良好な記録画像
を得ることができる熱転写記録方法および受像層転写体
に関する。
【0002】
【従来の技術】昇華型熱転写記録において、最初に染着
層を中間媒体上に形成した後、この中間媒体上の染着層
に熱転写画像を記録し、次に記録された染着層を普通紙
等の任意の受像体上に転写して受像体上に画像を形成す
る方法が知られている(例えば、特開平4−141486号公
報)。
層を中間媒体上に形成した後、この中間媒体上の染着層
に熱転写画像を記録し、次に記録された染着層を普通紙
等の任意の受像体上に転写して受像体上に画像を形成す
る方法が知られている(例えば、特開平4−141486号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
一旦、中間媒体上で画像を記録した後、中間媒体上の染
着層を普通紙に転写して普通紙上に画像を形成する場合
に新たな問題が発生する。
一旦、中間媒体上で画像を記録した後、中間媒体上の染
着層を普通紙に転写して普通紙上に画像を形成する場合
に新たな問題が発生する。
【0004】即ち、染着層に画像が記録されるとき、あ
るいは/そして普通紙等へ染着層が転写されるときに染
着層が加熱されるため、染着層が特に高濃度で記録され
た場合に染料の一部が染着層を通過して中間媒体を汚染
する。そのために、中間媒体を繰り返し使用する場合
に、次の新しい染着層を中間媒体上に形成後、同様に染
着層に画像記録および受像体上に転写した場合に、前回
記録した画像が中間媒体から新しい染着層に再転写し
て、次の新しい染着層の記録画像が前回記録した染料に
より汚染される問題を発生する。
るいは/そして普通紙等へ染着層が転写されるときに染
着層が加熱されるため、染着層が特に高濃度で記録され
た場合に染料の一部が染着層を通過して中間媒体を汚染
する。そのために、中間媒体を繰り返し使用する場合
に、次の新しい染着層を中間媒体上に形成後、同様に染
着層に画像記録および受像体上に転写した場合に、前回
記録した画像が中間媒体から新しい染着層に再転写し
て、次の新しい染着層の記録画像が前回記録した染料に
より汚染される問題を発生する。
【0005】また、記録時に染着層に全て保持されるべ
き染料の一部が高濃度の記録をしたとき、あるいは多色
の重ね記録をしたときに染着層を通過して中間媒体を染
着してしまうことがあるため、本来得られるべき記録濃
度より低い記録濃度になってしまうという問題を発生す
る。
き染料の一部が高濃度の記録をしたとき、あるいは多色
の重ね記録をしたときに染着層を通過して中間媒体を染
着してしまうことがあるため、本来得られるべき記録濃
度より低い記録濃度になってしまうという問題を発生す
る。
【0006】また、記録感度の優れた染着層としてガラ
ス転移点(あるいは軟化点)の低い材料を使用したとき、
染着層を有する転写体を巻回状態で高温保存した場合
に、基材上の染着層が基材裏面に熱融着する問題を発生
する。
ス転移点(あるいは軟化点)の低い材料を使用したとき、
染着層を有する転写体を巻回状態で高温保存した場合
に、基材上の染着層が基材裏面に熱融着する問題を発生
する。
【0007】一方、転写体上の染着層を中間媒体上に転
写する場合、あるいは中間媒体上の染着層を普通紙等の
任意の受像体上に転写する場合に、なるべく低温で染着
層を転写することが要求されている。
写する場合、あるいは中間媒体上の染着層を普通紙等の
任意の受像体上に転写する場合に、なるべく低温で染着
層を転写することが要求されている。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、昇華型熱転写
記録において任意の受像体上に染料の汚染がなく、また
染料の損失による記録濃度の低下のない記録画像が得ら
れ、転写体の巻回状態での高温保存安定性が良好であ
り、あるいは/そして低温で受像層を受像体上に転写す
ることができる熱転写記録方法および受像層転写体を得
ることを目的とする。
記録において任意の受像体上に染料の汚染がなく、また
染料の損失による記録濃度の低下のない記録画像が得ら
れ、転写体の巻回状態での高温保存安定性が良好であ
り、あるいは/そして低温で受像層を受像体上に転写す
ることができる熱転写記録方法および受像層転写体を得
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の主な熱転写記録方法は、基材上のそれぞ
れ異なる位置に染着層と染料拡散防止層との順次積層物
と色材層とを有する転写体と、中間媒体と、受像体との
組み合わせにおいて、前記染料拡散防止層のガラス転移
点あるいは軟化点が、染着層のガラス転移点あるいは軟
化点よりも20℃高く、最初に転写体の順次積層物を中間
媒体上に熱あるいは/そして圧力により転写させて中間
媒体上に積層物を形成し、次に転写体の色材層を中間媒
体の積層物上に重ね合わせて中間媒体上の積層物を構成
している染着層に熱転写画像を記録し、次に中間媒体の
記録画像を有する積層物を受像体上に熱あるいは/そし
て圧力により転写させて受像体上に画像を形成するもの
である。
めに、本発明の主な熱転写記録方法は、基材上のそれぞ
れ異なる位置に染着層と染料拡散防止層との順次積層物
と色材層とを有する転写体と、中間媒体と、受像体との
組み合わせにおいて、前記染料拡散防止層のガラス転移
点あるいは軟化点が、染着層のガラス転移点あるいは軟
化点よりも20℃高く、最初に転写体の順次積層物を中間
媒体上に熱あるいは/そして圧力により転写させて中間
媒体上に積層物を形成し、次に転写体の色材層を中間媒
体の積層物上に重ね合わせて中間媒体上の積層物を構成
している染着層に熱転写画像を記録し、次に中間媒体の
記録画像を有する積層物を受像体上に熱あるいは/そし
て圧力により転写させて受像体上に画像を形成するもの
である。
【0010】あるいは、基材上のそれぞれ異なる位置に
染着層と染料拡散防止層と色材層とを有する転写体と、
中間媒体と、受像体との組み合わせにおいて、最初に転
写体の染料拡散防止層を中間媒体上に熱あるいは/そし
て圧力により転写させ、更に中間媒体上に転写された染
料拡散防止層上に転写体の染着層を熱あるいは/そして
圧力により転写させて中間媒体上に染料拡散防止層と染
着層との順次積層物を構成し、次に転写体の色材層を中
間媒体の染着層上に重ね合わせて染着層に熱転写画像を
記録し、次に中間媒体上の記録画像を有する積層物を受
像体上に熱あるいは/そして圧力により転写させて受像
体上に画像を形成するものである。
染着層と染料拡散防止層と色材層とを有する転写体と、
中間媒体と、受像体との組み合わせにおいて、最初に転
写体の染料拡散防止層を中間媒体上に熱あるいは/そし
て圧力により転写させ、更に中間媒体上に転写された染
料拡散防止層上に転写体の染着層を熱あるいは/そして
圧力により転写させて中間媒体上に染料拡散防止層と染
着層との順次積層物を構成し、次に転写体の色材層を中
間媒体の染着層上に重ね合わせて染着層に熱転写画像を
記録し、次に中間媒体上の記録画像を有する積層物を受
像体上に熱あるいは/そして圧力により転写させて受像
体上に画像を形成するものである。
【0011】あるいは前記各熱転写記録方法の転写体
が、基材と染着層間、あるいは/そして基材と染料拡散
防止層間に離型層が形成されているものである。
が、基材と染着層間、あるいは/そして基材と染料拡散
防止層間に離型層が形成されているものである。
【0012】あるいは基材上に染着層と保護層と染料拡
散防止層と色材層とを有し、前記基材の色材層が形成さ
れている位置とは異なる位置に染着層と保護層と染料拡
散防止層とが形成されている転写体と、中間媒体と、受
像体との組み合わせにおいて、中間媒体上に染料拡散防
止層と保護層と染着層との順次積層物あるいは保護層と
染料拡散防止層と染着層との順次積層物を形成させるた
めに転写体の染着層と保護層と染料拡散防止層とを熱あ
るいは/そして圧力により転写させて中間媒体上に前記
構成の積層物を形成し、次に転写体の色材層を中間媒体
の積層物上に重ね合わせて中間媒体上の積層物を構成し
ている染着層に熱転写画像を記録し、次に中間媒体の記
録画像を有する積層物を受像体上に熱あるいは/そして
圧力により転写させて受像体上に画像を形成するもので
ある。
散防止層と色材層とを有し、前記基材の色材層が形成さ
れている位置とは異なる位置に染着層と保護層と染料拡
散防止層とが形成されている転写体と、中間媒体と、受
像体との組み合わせにおいて、中間媒体上に染料拡散防
止層と保護層と染着層との順次積層物あるいは保護層と
染料拡散防止層と染着層との順次積層物を形成させるた
めに転写体の染着層と保護層と染料拡散防止層とを熱あ
るいは/そして圧力により転写させて中間媒体上に前記
構成の積層物を形成し、次に転写体の色材層を中間媒体
の積層物上に重ね合わせて中間媒体上の積層物を構成し
ている染着層に熱転写画像を記録し、次に中間媒体の記
録画像を有する積層物を受像体上に熱あるいは/そして
圧力により転写させて受像体上に画像を形成するもので
ある。
【0013】あるいは前記熱転写記録方法の転写体が、
基材と染着層間、基材と染料拡散防止層間、あるいは/
そして基材と保護層間に離型層が形成されているもので
ある。
基材と染着層間、基材と染料拡散防止層間、あるいは/
そして基材と保護層間に離型層が形成されているもので
ある。
【0014】あるいは前記各熱転写記録方法に引き続い
て、さらに受像体に熱あるいは/そして圧力を加えて受
像体上の積層物の定着処理を行うものである。
て、さらに受像体に熱あるいは/そして圧力を加えて受
像体上の積層物の定着処理を行うものである。
【0015】あるいは、前記各熱転写記録方法の中間媒
体が弾性層を有し、前記弾性層により中間媒体上の画像
記録された積層物を多孔質受像体上に転写と同時に定着
させる、あるいは前記弾性層により多孔質受像体上に転
写された積層物を定着させるものである。
体が弾性層を有し、前記弾性層により中間媒体上の画像
記録された積層物を多孔質受像体上に転写と同時に定着
させる、あるいは前記弾性層により多孔質受像体上に転
写された積層物を定着させるものである。
【0016】また、本発明の主な受像層転写体は、基材
上に染着層と染料拡散防止層とを有し、前記染料拡散防
止層のガラス転移点あるいは軟化点が、前記染着層のガ
ラス転移点あるいは軟化点よりも20℃高い転写体であ
り、上記各熱転写記録方法に用いられるものである。
上に染着層と染料拡散防止層とを有し、前記染料拡散防
止層のガラス転移点あるいは軟化点が、前記染着層のガ
ラス転移点あるいは軟化点よりも20℃高い転写体であ
り、上記各熱転写記録方法に用いられるものである。
【0017】あるいは、基材上に染着層を有する転写体
と基材上に染料拡散防止層を有する転写体とに分離した
複数の転写体から構成されているものである。
と基材上に染料拡散防止層を有する転写体とに分離した
複数の転写体から構成されているものである。
【0018】あるいは、基材上に染着層と染料拡散防止
層とを有する受像層転写体、あるいは基材上に染着層を
有する転写体と基材上に染料拡散防止層を有する転写体
とに分離した複数の転写体からなる受像層転写体におい
て、前記染料拡散防止層の面積が前記染着層の面積より
も大であり、且つ染料拡散防止層のガラス転移点あるい
は軟化点が、染着層のガラス転移点あるいは軟化点より
も高いものである。
層とを有する受像層転写体、あるいは基材上に染着層を
有する転写体と基材上に染料拡散防止層を有する転写体
とに分離した複数の転写体からなる受像層転写体におい
て、前記染料拡散防止層の面積が前記染着層の面積より
も大であり、且つ染料拡散防止層のガラス転移点あるい
は軟化点が、染着層のガラス転移点あるいは軟化点より
も高いものである。
【0019】あるいは、基材上に染着層と染料拡散防止
層とを有する受像層転写体、あるいは基材上に染着層を
有する転写体と基材上に染料拡散防止層を有する転写体
とに分離した複数の転写体からなる受像層転写体におい
て、前記染着層の面積が前記染料拡散防止層の面積より
も大であり、且つ染着層のガラス転移点あるいは軟化点
が、染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点より
も低いものである。
層とを有する受像層転写体、あるいは基材上に染着層を
有する転写体と基材上に染料拡散防止層を有する転写体
とに分離した複数の転写体からなる受像層転写体におい
て、前記染着層の面積が前記染料拡散防止層の面積より
も大であり、且つ染着層のガラス転移点あるいは軟化点
が、染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点より
も低いものである。
【0020】あるいは、基材上に染着層と染料拡散防止
層との順次積層物を有し、前記染着層の一部分が前記染
料拡散防止層よりもはみ出して形成されており、且つ染
着層のガラス転移点あるいは軟化点が、染料拡散防止層
のガラス転移点あるいは軟化点よりも低いものである。
層との順次積層物を有し、前記染着層の一部分が前記染
料拡散防止層よりもはみ出して形成されており、且つ染
着層のガラス転移点あるいは軟化点が、染料拡散防止層
のガラス転移点あるいは軟化点よりも低いものである。
【0021】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有し、前記保護層のガラス転移点あるい
は軟化点が、染着層のガラス転移点あるいは軟化点より
も高いものである。
拡散防止層とを有し、前記保護層のガラス転移点あるい
は軟化点が、染着層のガラス転移点あるいは軟化点より
も高いものである。
【0022】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層とが順次積層物、あるいは染着層と染料
拡散防止層とが順次積層物を構成しており、少なくとも
保護層あるいは染料拡散防止層の面積が染着層の面積よ
りも大であり、且つ保護層または染料拡散防止層のガラ
ス転移点あるいは軟化点が、染着層のガラス転移点ある
いは軟化点よりも高いものである。
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層とが順次積層物、あるいは染着層と染料
拡散防止層とが順次積層物を構成しており、少なくとも
保護層あるいは染料拡散防止層の面積が染着層の面積よ
りも大であり、且つ保護層または染料拡散防止層のガラ
ス転移点あるいは軟化点が、染着層のガラス転移点ある
いは軟化点よりも高いものである。
【0023】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、ある
いは染着層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物を
構成しており、前記各順次積層物における染着層と最上
層との間に介在している中間層の面積が染着層の面積よ
りも大であり、且つ保護層および染料拡散防止層のガラ
ス転移点あるいは軟化点が、染着層のガラス転移点ある
いは軟化点よりも高いものである。
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、ある
いは染着層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物を
構成しており、前記各順次積層物における染着層と最上
層との間に介在している中間層の面積が染着層の面積よ
りも大であり、且つ保護層および染料拡散防止層のガラ
ス転移点あるいは軟化点が、染着層のガラス転移点ある
いは軟化点よりも高いものである。
【0024】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とが順次積層物を構成しており、保護層の面
積が染着層あるいは染料拡散防止層のいずれの面積より
も大であり、且つ保護層のガラス転移点あるいは軟化点
が染着層のガラス転移点あるいは軟化点よりも高く、且
つ染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点が保護
層のガラス転移点あるいは軟化点よりも高いものであ
る。
拡散防止層とが順次積層物を構成しており、保護層の面
積が染着層あるいは染料拡散防止層のいずれの面積より
も大であり、且つ保護層のガラス転移点あるいは軟化点
が染着層のガラス転移点あるいは軟化点よりも高く、且
つ染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点が保護
層のガラス転移点あるいは軟化点よりも高いものであ
る。
【0025】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、染着
層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物、染着層と
保護層とが順次積層物、あるいは染着層と染料拡散防止
層とが順次積層物を構成しており、前記各順次積層物の
最上層の面積が前記染着層の面積よりも大であり、且つ
最上層のガラス転移点あるいは軟化点が、前記染着層の
ガラス転移点あるいは軟化点よりも高いものである。
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、染着
層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物、染着層と
保護層とが順次積層物、あるいは染着層と染料拡散防止
層とが順次積層物を構成しており、前記各順次積層物の
最上層の面積が前記染着層の面積よりも大であり、且つ
最上層のガラス転移点あるいは軟化点が、前記染着層の
ガラス転移点あるいは軟化点よりも高いものである。
【0026】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上の
染着層が保護層と染料拡散防止層との両層によりカバー
されており、且つ前記保護層および前記染料拡散防止層
のガラス転移点あるいは軟化点が、前記染着層のガラス
転移点あるいは軟化点よりも高いものである。
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上の
染着層が保護層と染料拡散防止層との両層によりカバー
されており、且つ前記保護層および前記染料拡散防止層
のガラス転移点あるいは軟化点が、前記染着層のガラス
転移点あるいは軟化点よりも高いものである。
【0027】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体において、染着層の
面積が保護層の面積あるいは染料拡散防止層の面積のい
ずれの面積よりも大であり、且つ前記染着層のガラス転
移点あるいは軟化点が、前記保護層または前記染料拡散
防止層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低いもので
ある。
拡散防止層とを有する受像層転写体において、染着層の
面積が保護層の面積あるいは染料拡散防止層の面積のい
ずれの面積よりも大であり、且つ前記染着層のガラス転
移点あるいは軟化点が、前記保護層または前記染料拡散
防止層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低いもので
ある。
【0028】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層とが順次積層物、あるいは染着層と染料
拡散防止層とが順次積層物を構成しており、前記染着層
の一部分が前記保護層あるいは前記染料拡散防止層より
もはみ出して形成されており、且つ前記染着層のガラス
転移点あるいは軟化点が、前記保護層または前記染料拡
散防止層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低いもの
である。
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層とが順次積層物、あるいは染着層と染料
拡散防止層とが順次積層物を構成しており、前記染着層
の一部分が前記保護層あるいは前記染料拡散防止層より
もはみ出して形成されており、且つ前記染着層のガラス
転移点あるいは軟化点が、前記保護層または前記染料拡
散防止層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低いもの
である。
【0029】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、ある
いは染着層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物を
構成しており、前記染着層の一部分が前記保護層と前記
染料拡散防止層の両層よりもはみ出して形成されてお
り、且つ前記染着層のガラス転移点あるいは軟化点が、
前記保護層または前記染料拡散防止層のガラス転移点あ
るいは軟化点よりも低いものである。
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、ある
いは染着層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物を
構成しており、前記染着層の一部分が前記保護層と前記
染料拡散防止層の両層よりもはみ出して形成されてお
り、且つ前記染着層のガラス転移点あるいは軟化点が、
前記保護層または前記染料拡散防止層のガラス転移点あ
るいは軟化点よりも低いものである。
【0030】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体において、保護層の
面積が染着層の面積あるいは染料拡散防止層の面積のい
ずれの面積よりも大であり、且つ前記保護層のガラス転
移点あるいは軟化点が、前記染料拡散防止層のガラス転
移点あるいは軟化点よりも低いものである。
拡散防止層とを有する受像層転写体において、保護層の
面積が染着層の面積あるいは染料拡散防止層の面積のい
ずれの面積よりも大であり、且つ前記保護層のガラス転
移点あるいは軟化点が、前記染料拡散防止層のガラス転
移点あるいは軟化点よりも低いものである。
【0031】あるいは、基材上に染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、基材
上に染着層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物、
あるいは基材のそれぞれ異なる位置に染着層と保護層と
の順次積層物と染料拡散防止層とを構成しており、前記
保護層の一部分が、前記少なくとも3層構成の積層物に
おいては前記染着層と前記染料拡散防止層との両層より
もはみ出して形成されており、あるいは前記少なくとも
染着層と保護層との順次積層物においては前記染着層よ
りもはみ出して形成されており、且つ前記保護層のガラ
ス転移点あるいは軟化点が、前記染料拡散防止層のガラ
ス転移点あるいは軟化点よりも低いものである。
拡散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に
染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、基材
上に染着層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物、
あるいは基材のそれぞれ異なる位置に染着層と保護層と
の順次積層物と染料拡散防止層とを構成しており、前記
保護層の一部分が、前記少なくとも3層構成の積層物に
おいては前記染着層と前記染料拡散防止層との両層より
もはみ出して形成されており、あるいは前記少なくとも
染着層と保護層との順次積層物においては前記染着層よ
りもはみ出して形成されており、且つ前記保護層のガラ
ス転移点あるいは軟化点が、前記染料拡散防止層のガラ
ス転移点あるいは軟化点よりも低いものである。
【0032】あるいは、前記各受像層転写体あるいは複
数の転写体から構成されている受像層転写体の少なくと
も1種の転写体が基材上に更に色材層を有しているもの
である。
数の転写体から構成されている受像層転写体の少なくと
も1種の転写体が基材上に更に色材層を有しているもの
である。
【0033】
【作用】基材上に少なくとも染着層と染料拡散防止層、
あるいは少なくとも染着層と保護層と染料拡散防止層と
を有する受像層転写体(あるいは上記の受像層転写体)を
用いて、中間媒体上に染料拡散防止層と染着層との順次
積層物、染料拡散防止層と保護層と染着層との順次積層
物、あるいは保護層と染料拡散防止層と染着層との順次
積層物を構成することにより、この染着層に画像を記録
したときに、中間媒体と染着層間に染料拡散防止層ある
いは染料拡散防止層と保護層とがあるため、染着層に記
録された染料が中間媒体まで到達しない。
あるいは少なくとも染着層と保護層と染料拡散防止層と
を有する受像層転写体(あるいは上記の受像層転写体)を
用いて、中間媒体上に染料拡散防止層と染着層との順次
積層物、染料拡散防止層と保護層と染着層との順次積層
物、あるいは保護層と染料拡散防止層と染着層との順次
積層物を構成することにより、この染着層に画像を記録
したときに、中間媒体と染着層間に染料拡散防止層ある
いは染料拡散防止層と保護層とがあるため、染着層に記
録された染料が中間媒体まで到達しない。
【0034】また、次に中間媒体上の記録画像を有する
順次積層物を受像体上に転写する場合においても、中間
媒体に近い側に染着層よりも染料拡散防止層が存在する
ため、中間媒体が染料により汚染されない。
順次積層物を受像体上に転写する場合においても、中間
媒体に近い側に染着層よりも染料拡散防止層が存在する
ため、中間媒体が染料により汚染されない。
【0035】特に、基材上に染着層と保護層と染料拡散
防止層とが順次積層物を構成しており、保護層の面積が
染着層あるいは染料拡散防止層のいずれの面積よりも大
であり、且つ保護層のガラス転移点あるいは軟化点が染
着層のガラス転移点あるいは軟化点よりも高く、且つ染
料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点が保護層の
ガラス転移点あるいは軟化点よりも高い構成からなる受
像層転写体は、染着層よりもガラス転移点あるいは軟化
点の高い保護層と染料拡散防止層とを有するため中間媒
体に対して染料汚染を発生しない。その結果、記録画像
に染料の汚染がなく、また染料の損失による記録濃度低
下のない記録画像が得られる。
防止層とが順次積層物を構成しており、保護層の面積が
染着層あるいは染料拡散防止層のいずれの面積よりも大
であり、且つ保護層のガラス転移点あるいは軟化点が染
着層のガラス転移点あるいは軟化点よりも高く、且つ染
料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点が保護層の
ガラス転移点あるいは軟化点よりも高い構成からなる受
像層転写体は、染着層よりもガラス転移点あるいは軟化
点の高い保護層と染料拡散防止層とを有するため中間媒
体に対して染料汚染を発生しない。その結果、記録画像
に染料の汚染がなく、また染料の損失による記録濃度低
下のない記録画像が得られる。
【0036】また、受像体上に転写形成された積層物
は、中間媒体上の順序とは逆に記録画像を有する染着層
が受像体と染料拡散防止層とにサンドイッチされた構成
になっているため、次の定着処理を行う場合に定着ロー
ラ等の定着媒体に直接染着層が接触せず、また染着層の
表面に染料拡散防止層が存在するため、定着媒体が染料
により汚染されることがない。例えば定着媒体が定着ロ
ーラの場合に定着ローラが1回転しても染料により汚染
されていないため、2回転目に定着処理される記録部分
に1回転目に定着処理した記録画像が再転写されること
がないという効果も得られる。
は、中間媒体上の順序とは逆に記録画像を有する染着層
が受像体と染料拡散防止層とにサンドイッチされた構成
になっているため、次の定着処理を行う場合に定着ロー
ラ等の定着媒体に直接染着層が接触せず、また染着層の
表面に染料拡散防止層が存在するため、定着媒体が染料
により汚染されることがない。例えば定着媒体が定着ロ
ーラの場合に定着ローラが1回転しても染料により汚染
されていないため、2回転目に定着処理される記録部分
に1回転目に定着処理した記録画像が再転写されること
がないという効果も得られる。
【0037】また、基材上に少なくとも染着層と染料拡
散防止層、あるいは少なくとも染着層と保護層と染料拡
散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に順
次積層物として、染着層と染料拡散防止層との順次積層
物、染着層と保護層と染料拡散防止層との順次積層物、
染着層と染料拡散防止層と保護層との順次積層物、ある
いは染着層と保護層との順次積層物を構成し巻回状態で
高温保存する場合に、保護層の面積あるいは/そして染
料拡散防止層の面積を染着層の面積よりも大にして染着
層をカバーすることにより、あるいは保護層と染料拡散
防止層との両層により染着層をカバーすることにより、
また保護層あるいは/そして染料拡散防止層に用いる高
分子物質のガラス転移点あるいは軟化点を、染着層に用
いる高分子物質のガラス転移点あるいは軟化点よりも高
くすることにより、巻回状態でも染着層が基材裏面に直
接接触せず、また染着層にガラス転移点あるいは軟化点
の低い材料を用いても基材裏面への熱融着を発生しな
い。
散防止層、あるいは少なくとも染着層と保護層と染料拡
散防止層とを有する受像層転写体において、基材上に順
次積層物として、染着層と染料拡散防止層との順次積層
物、染着層と保護層と染料拡散防止層との順次積層物、
染着層と染料拡散防止層と保護層との順次積層物、ある
いは染着層と保護層との順次積層物を構成し巻回状態で
高温保存する場合に、保護層の面積あるいは/そして染
料拡散防止層の面積を染着層の面積よりも大にして染着
層をカバーすることにより、あるいは保護層と染料拡散
防止層との両層により染着層をカバーすることにより、
また保護層あるいは/そして染料拡散防止層に用いる高
分子物質のガラス転移点あるいは軟化点を、染着層に用
いる高分子物質のガラス転移点あるいは軟化点よりも高
くすることにより、巻回状態でも染着層が基材裏面に直
接接触せず、また染着層にガラス転移点あるいは軟化点
の低い材料を用いても基材裏面への熱融着を発生しな
い。
【0038】一方、低温転写に関しては、基材上に染着
層と染料拡散防止層との順次積層物を有する構成におい
て、染着層のガラス転移点あるいは軟化点が、染料拡散
防止層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低く、染着
層の面積が染料拡散防止層の面積よりも大であるため
に、中間媒体上あるいは受像体上へ積層物を転写する場
合に、積層物の端部から転写されるため積層物の端部に
軟化点の低い染着層が存在することにより転写開始点が
低温で転写されやすくなる。転写を発生させるために
は、高分子皮膜端部の転写開始が容易であるかどうかに
大きく依存しており、転写を開始させる側の皮膜端部の
構成材料の影響が大である。
層と染料拡散防止層との順次積層物を有する構成におい
て、染着層のガラス転移点あるいは軟化点が、染料拡散
防止層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低く、染着
層の面積が染料拡散防止層の面積よりも大であるため
に、中間媒体上あるいは受像体上へ積層物を転写する場
合に、積層物の端部から転写されるため積層物の端部に
軟化点の低い染着層が存在することにより転写開始点が
低温で転写されやすくなる。転写を発生させるために
は、高分子皮膜端部の転写開始が容易であるかどうかに
大きく依存しており、転写を開始させる側の皮膜端部の
構成材料の影響が大である。
【0039】同様に染着層の一部分を染料拡散防止層よ
りもはみ出して形成させ、はみ出している部分から転写
を開始させることにより、転写開始点が低温で転写され
やすくなる。
りもはみ出して形成させ、はみ出している部分から転写
を開始させることにより、転写開始点が低温で転写され
やすくなる。
【0040】また、基材上に少なくとも染着層と保護層
と染料拡散防止層とを有する受像層転写体において、染
着層のガラス転移点あるいは軟化点が、保護層または染
料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低
く、染着層の面積が保護層の面積あるいは染料拡散防止
層の面積のいずれの面積よりも大であるために、少なく
とも中間媒体上から受像体上へ積層物を転写させるとき
の転写開始点が低温で転写されやすくなる。
と染料拡散防止層とを有する受像層転写体において、染
着層のガラス転移点あるいは軟化点が、保護層または染
料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低
く、染着層の面積が保護層の面積あるいは染料拡散防止
層の面積のいずれの面積よりも大であるために、少なく
とも中間媒体上から受像体上へ積層物を転写させるとき
の転写開始点が低温で転写されやすくなる。
【0041】また、基材上に少なくとも染着層と保護層
と染料拡散防止層とを有する受像層転写体において、基
材上の順次積層物が、染着層と保護層との順次積層物あ
るいは染着層と染料拡散防止層との順次積層物の場合
に、染着層のガラス転移点あるいは軟化点が、前記保護
層または前記染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟
化点よりも低く、染着層の一部分を保護層あるいは染料
拡散防止層よりもはみ出して形成させることにより、少
なくとも中間媒体上への転写開始点が低温で転写されや
すくなる。
と染料拡散防止層とを有する受像層転写体において、基
材上の順次積層物が、染着層と保護層との順次積層物あ
るいは染着層と染料拡散防止層との順次積層物の場合
に、染着層のガラス転移点あるいは軟化点が、前記保護
層または前記染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟
化点よりも低く、染着層の一部分を保護層あるいは染料
拡散防止層よりもはみ出して形成させることにより、少
なくとも中間媒体上への転写開始点が低温で転写されや
すくなる。
【0042】同様に染着層と保護層と染料拡散防止層と
の順次積層物、あるいは染着層と染料拡散防止層と保護
層との順次積層物を構成した場合も、染着層の一部分を
保護層と染料拡散防止層の両層よりもはみ出して形成さ
せることにより、中間媒体上あるいは受像体上への積層
物の転写開始点が低温で転写されやすくなる。
の順次積層物、あるいは染着層と染料拡散防止層と保護
層との順次積層物を構成した場合も、染着層の一部分を
保護層と染料拡散防止層の両層よりもはみ出して形成さ
せることにより、中間媒体上あるいは受像体上への積層
物の転写開始点が低温で転写されやすくなる。
【0043】また、保護層のガラス転移点あるいは軟化
点が、染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点よ
りも低く、保護層の面積が染着層の面積あるいは染料拡
散防止層の面積のいずれの面積よりも大であり、積層物
の端部に軟化点の低い保護層が存在することにより、少
なくとも受像体上への積層物の転写において転写開始点
が低温で転写されやすくなる。
点が、染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点よ
りも低く、保護層の面積が染着層の面積あるいは染料拡
散防止層の面積のいずれの面積よりも大であり、積層物
の端部に軟化点の低い保護層が存在することにより、少
なくとも受像体上への積層物の転写において転写開始点
が低温で転写されやすくなる。
【0044】また、基材上に染着層と保護層と染料拡散
防止層とが順次積層物、基材上に染着層と染料拡散防止
層と保護層とが順次積層物、あるいは基材のそれぞれ異
なる位置に染着層と保護層との順次積層物と染料拡散防
止層とを構成している場合に、保護層のガラス転移点あ
るいは軟化点が、染料拡散防止層のガラス転移点あるい
は軟化点よりも低く、保護層の一部分が、前記3層構成
の積層物においては前記染着層と前記染料拡散防止層と
の両層よりもはみ出して形成する、あるいは染着層と保
護層との順次積層物においては前記染着層よりもはみ出
して形成することにより、中間媒体上あるいは受像体上
への積層物の転写開始点が低温で転写されやすくなる。
防止層とが順次積層物、基材上に染着層と染料拡散防止
層と保護層とが順次積層物、あるいは基材のそれぞれ異
なる位置に染着層と保護層との順次積層物と染料拡散防
止層とを構成している場合に、保護層のガラス転移点あ
るいは軟化点が、染料拡散防止層のガラス転移点あるい
は軟化点よりも低く、保護層の一部分が、前記3層構成
の積層物においては前記染着層と前記染料拡散防止層と
の両層よりもはみ出して形成する、あるいは染着層と保
護層との順次積層物においては前記染着層よりもはみ出
して形成することにより、中間媒体上あるいは受像体上
への積層物の転写開始点が低温で転写されやすくなる。
【0045】
【実施例】図1は、本発明の熱転写記録方法の第1の実
施例の記録方法を、原理的に示す模式図で示したもので
ある。図1においては、基材上のそれぞれ異なる位置に
少なくとも染着層と染料拡散防止層との順次積層物と色
材層とを有する受像層転写体の例を拡大して示した。
施例の記録方法を、原理的に示す模式図で示したもので
ある。図1においては、基材上のそれぞれ異なる位置に
少なくとも染着層と染料拡散防止層との順次積層物と色
材層とを有する受像層転写体の例を拡大して示した。
【0046】なお、ここでは、受像層転写体あるいは染
料転写体を略称して、単に転写体とも記載する。あるい
は受像層転写体を含む複数の分離した転写体(例えば、
受像層転写体と染料転写体)を用いる場合に、その複数
の各転写体に対して、あるいはその複数からなる転写体
を総称して転写体とも記載する。染料転写体は、基材上
に色材層を有するが、その同一基材上に染着層を有しな
いものである。
料転写体を略称して、単に転写体とも記載する。あるい
は受像層転写体を含む複数の分離した転写体(例えば、
受像層転写体と染料転写体)を用いる場合に、その複数
の各転写体に対して、あるいはその複数からなる転写体
を総称して転写体とも記載する。染料転写体は、基材上
に色材層を有するが、その同一基材上に染着層を有しな
いものである。
【0047】受像層転写体3として、高分子フイルム4
上にアンカーコート層5が形成されている基材26のアン
カーコート層5上に離型層6を介して染着層7と染料拡
散防止層27との順次積層物28が、また基材26上にイエロ
ー色材層8,マゼンタ色材層9およびシアン色材層10と
がそれぞれ面順次に形成されている受像層転写体を代表
的実施例として示した(受像層転写体3の拡大断面図を
参照)。なお、高分子フイルム4は、アンカーコート層
5が形成されている面とは反対面にサーマルヘッドに対
する走行特性を得るためのバックコート層を有している
(図1では、バックコート層の図示が省略されている)。
上にアンカーコート層5が形成されている基材26のアン
カーコート層5上に離型層6を介して染着層7と染料拡
散防止層27との順次積層物28が、また基材26上にイエロ
ー色材層8,マゼンタ色材層9およびシアン色材層10と
がそれぞれ面順次に形成されている受像層転写体を代表
的実施例として示した(受像層転写体3の拡大断面図を
参照)。なお、高分子フイルム4は、アンカーコート層
5が形成されている面とは反対面にサーマルヘッドに対
する走行特性を得るためのバックコート層を有している
(図1では、バックコート層の図示が省略されている)。
【0048】最初に記録ヘッド1(例えば、サーマルヘ
ッド)をプラテン2側に押圧し、中間媒体11と受像層転
写体3とを同一方向(例えば、中間媒体11を時計回転方
向)に走行させながら、記録ヘッド1を発熱させること
により受像層転写体3の積層物28を中間媒体11上に熱転
写し、中間媒体11上に積層物を形成する。
ッド)をプラテン2側に押圧し、中間媒体11と受像層転
写体3とを同一方向(例えば、中間媒体11を時計回転方
向)に走行させながら、記録ヘッド1を発熱させること
により受像層転写体3の積層物28を中間媒体11上に熱転
写し、中間媒体11上に積層物を形成する。
【0049】中間媒体上への積層物の形成は、図1にお
いては記録ヘッドを用いたが、これに限定されるもので
はない。中間媒体上への積層物の形成は、熱および/ま
たは圧力の媒体により形成させてもよい。熱および/ま
たは圧力の媒体として、以下に記載する中間媒体上の積
層物を受像体上に転写させる熱および/または圧力の媒
体と同様な手段を用いることができる。例えば、プラテ
ン2あるいは記録ヘッド近傍のローラがハロゲンランプ
等のヒータを内蔵している加熱ローラであり、この加熱
ローラの熱により中間媒体上に積層物を形成させてもよ
い。中間媒体の表面が粘着性を有している、ゴム弾性を
有している、あるいは表面が粗面化されている場合等に
圧力のみで受像層転写体の積層物を中間媒体上に転写形
成することもできる。
いては記録ヘッドを用いたが、これに限定されるもので
はない。中間媒体上への積層物の形成は、熱および/ま
たは圧力の媒体により形成させてもよい。熱および/ま
たは圧力の媒体として、以下に記載する中間媒体上の積
層物を受像体上に転写させる熱および/または圧力の媒
体と同様な手段を用いることができる。例えば、プラテ
ン2あるいは記録ヘッド近傍のローラがハロゲンランプ
等のヒータを内蔵している加熱ローラであり、この加熱
ローラの熱により中間媒体上に積層物を形成させてもよ
い。中間媒体の表面が粘着性を有している、ゴム弾性を
有している、あるいは表面が粗面化されている場合等に
圧力のみで受像層転写体の積層物を中間媒体上に転写形
成することもできる。
【0050】また、中間媒体上へ積層物を形成する前あ
るいは形成時に中間媒体を電気的に処理(例えば、コロ
ナ放電あるいは静電気帯電処理)して、積層物形成手段
等を設けてもよい。特に中間媒体がエンドレスの場合
は、繰り返し使用されるため中間媒体を電気的に処理す
ることにより、その表面をクリーニングあるいは表面処
理を行ってもよい。
るいは形成時に中間媒体を電気的に処理(例えば、コロ
ナ放電あるいは静電気帯電処理)して、積層物形成手段
等を設けてもよい。特に中間媒体がエンドレスの場合
は、繰り返し使用されるため中間媒体を電気的に処理す
ることにより、その表面をクリーニングあるいは表面処
理を行ってもよい。
【0051】次に中間媒体11を時計の回転方向にさらに
回転させ、中間媒体11上の積層物をプラテン位置あるい
はその近傍に戻した後、中間媒体11上の積層物の染着層
に受像層転写体のイエロー色材層8を重ね合わせ、記録
ヘッド1により染着層にイエロー画像を熱転写記録す
る。以下、同様にして染着層にマゼンタ画像,シアン画
像を記録する。このとき、染料拡散防止層27は中間媒体
11側に存在するために、画像記録時に、染着層に記録さ
れた染料が中間媒体11まで到達するのを防止している。
回転させ、中間媒体11上の積層物をプラテン位置あるい
はその近傍に戻した後、中間媒体11上の積層物の染着層
に受像層転写体のイエロー色材層8を重ね合わせ、記録
ヘッド1により染着層にイエロー画像を熱転写記録す
る。以下、同様にして染着層にマゼンタ画像,シアン画
像を記録する。このとき、染料拡散防止層27は中間媒体
11側に存在するために、画像記録時に、染着層に記録さ
れた染料が中間媒体11まで到達するのを防止している。
【0052】中間媒体は、中間媒体上に積層物が転写形
成された後、1回転してプラテン部分に戻らずに、反時
計方向に回転してプラテン部分に戻ってきてもよい。各
色を記録する場合に対しても同様である。染着層への熱
転写記録は、受像層転写体と中間媒体とが同一速度での
走行記録、あるいは互いに速度差がある、いわゆる相対
速度での走行記録等、どのような走行形態でもよい。
成された後、1回転してプラテン部分に戻らずに、反時
計方向に回転してプラテン部分に戻ってきてもよい。各
色を記録する場合に対しても同様である。染着層への熱
転写記録は、受像層転写体と中間媒体とが同一速度での
走行記録、あるいは互いに速度差がある、いわゆる相対
速度での走行記録等、どのような走行形態でもよい。
【0053】次に中間媒体11上の積層物上に供給ローラ
13により供給された受像体12を重ね合わせ、シリコーン
ゴムローラ14と加熱ローラ15とを押圧させた後、この両
ローラ間に中間媒体と受像体とを通過させる。さらにロ
ーラ16とローラ17間を通過後、受像体12と中間媒体11と
が分離して、積層物が中間媒体11から受像体12上に転写
されて、画像記録された積層物を有する受像体12がトレ
イ21に排出される。もちろん、ローラ(14と15)間を通過
直後に積層物を中間媒体から受像体上に転写させてもよ
いものである。
13により供給された受像体12を重ね合わせ、シリコーン
ゴムローラ14と加熱ローラ15とを押圧させた後、この両
ローラ間に中間媒体と受像体とを通過させる。さらにロ
ーラ16とローラ17間を通過後、受像体12と中間媒体11と
が分離して、積層物が中間媒体11から受像体12上に転写
されて、画像記録された積層物を有する受像体12がトレ
イ21に排出される。もちろん、ローラ(14と15)間を通過
直後に積層物を中間媒体から受像体上に転写させてもよ
いものである。
【0054】この中間媒体上の積層物を受像体12上に転
写させる転写時にも、染料拡散防止層27が中間媒体11側
に面しているために、染着層に記録された染料が転写時
の熱によって中間媒体11側に拡散して中間媒体11を汚染
するのを防止している。
写させる転写時にも、染料拡散防止層27が中間媒体11側
に面しているために、染着層に記録された染料が転写時
の熱によって中間媒体11側に拡散して中間媒体11を汚染
するのを防止している。
【0055】受像体12と中間媒体11とを分離するため
に、必要に応じて図1のように分離爪20を受像体12と中
間媒体11とが分離しやすい位置に設けてもよい。ローラ
18を加熱ローラ15とし、その部分に中間媒体上の積層物
を受像体上に転写させる媒体である加熱ローラ15とシリ
コーンゴムローラ14とを設けてもよい。また、加熱ロー
ラ15は、最初から中間媒体11に接触していてもよい。あ
るいは最初は中間媒体11に接触せずに、シリコーンゴム
ローラ14と押圧状態を形成するときに中間媒体11に接触
する機構でもよい。
に、必要に応じて図1のように分離爪20を受像体12と中
間媒体11とが分離しやすい位置に設けてもよい。ローラ
18を加熱ローラ15とし、その部分に中間媒体上の積層物
を受像体上に転写させる媒体である加熱ローラ15とシリ
コーンゴムローラ14とを設けてもよい。また、加熱ロー
ラ15は、最初から中間媒体11に接触していてもよい。あ
るいは最初は中間媒体11に接触せずに、シリコーンゴム
ローラ14と押圧状態を形成するときに中間媒体11に接触
する機構でもよい。
【0056】中間媒体上の染着層に受像層転写体の色材
層を重ね合わせて画像記録を行う場合に、記録後も中間
媒体11と受像層転写体3とが重ね合わさった状態で走行
するように、例えばローラ24を設けることが望ましい。
図1では、ローラ24が記録ヘッド1と共に動いて中間媒
体に受像層転写体を重ね合わせる役割をしている。この
ような構成で記録直後に中間媒体から受像層転写体を分
離させないことにより、中間媒体上の染着層が中間媒体
上に安定に保持され、画像記録後に受像層転写体側に染
着層が転移しにくくなる。この理由は、画像記録時に主
に受像層転写体上の色材層(あるいは色材層と染着層と)
が熱溶融(あるいは熱軟化)状態にあるために染着層と色
材層とが熱融着しやすく、また中間媒体と染着層との接
着強度があまり大きくない(中間媒体と染着層との接着
強度が大きいと、次の記録プロセスである染着層を受像
体上に転写する場合に転写できないため)ために、記録
後冷却距離を持たせて両者が熱融着しにくくなった後、
両者を分離しないと染着層が色材層側に転移しやすいか
らである。
層を重ね合わせて画像記録を行う場合に、記録後も中間
媒体11と受像層転写体3とが重ね合わさった状態で走行
するように、例えばローラ24を設けることが望ましい。
図1では、ローラ24が記録ヘッド1と共に動いて中間媒
体に受像層転写体を重ね合わせる役割をしている。この
ような構成で記録直後に中間媒体から受像層転写体を分
離させないことにより、中間媒体上の染着層が中間媒体
上に安定に保持され、画像記録後に受像層転写体側に染
着層が転移しにくくなる。この理由は、画像記録時に主
に受像層転写体上の色材層(あるいは色材層と染着層と)
が熱溶融(あるいは熱軟化)状態にあるために染着層と色
材層とが熱融着しやすく、また中間媒体と染着層との接
着強度があまり大きくない(中間媒体と染着層との接着
強度が大きいと、次の記録プロセスである染着層を受像
体上に転写する場合に転写できないため)ために、記録
後冷却距離を持たせて両者が熱融着しにくくなった後、
両者を分離しないと染着層が色材層側に転移しやすいか
らである。
【0057】加熱ローラ15(およびシリコーンゴムロー
ラ14)と、ローラ17との間の距離を大きく取ることが望
ましい。中間媒体上の積層物を受像体12上に転写する場
合に、シリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15間で加熱
加圧処理された後、染料拡散防止層27が軟化温度(ある
いはガラス転移点)付近以下に冷却した後、受像体と中
間媒体とを分離することにより(冷却距離を持たせるこ
とにより)、容易に染料拡散防止層が受像体側に転移し
やすくなるからである。この理由は、加熱加圧処理直後
は、染料拡散防止層27が熱溶融(あるいは熱軟化)状態に
あるため中間媒体との接着強度が大きくなり、受像体側
に転移しにくいためである。
ラ14)と、ローラ17との間の距離を大きく取ることが望
ましい。中間媒体上の積層物を受像体12上に転写する場
合に、シリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15間で加熱
加圧処理された後、染料拡散防止層27が軟化温度(ある
いはガラス転移点)付近以下に冷却した後、受像体と中
間媒体とを分離することにより(冷却距離を持たせるこ
とにより)、容易に染料拡散防止層が受像体側に転移し
やすくなるからである。この理由は、加熱加圧処理直後
は、染料拡散防止層27が熱溶融(あるいは熱軟化)状態に
あるため中間媒体との接着強度が大きくなり、受像体側
に転移しにくいためである。
【0058】一方、中間媒体の少なくともその表面に積
層物に対する離型性,弱接着性,表面粗面化,ゴム弾性
材料あるいは前記の各特性(あるいは材料)の組み合わせ
により、特に、加熱ローラ15とローラ17との間の距離が
短くともよく、あるいは、例えばローラ16とローラ17部
分にシリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15とを設定す
ることができ、シリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15
間を受像体と共に通過直後、あるいは積層物が冷却する
前あるいは十分冷却する前に積層物を受像体側に転移さ
せることができる。
層物に対する離型性,弱接着性,表面粗面化,ゴム弾性
材料あるいは前記の各特性(あるいは材料)の組み合わせ
により、特に、加熱ローラ15とローラ17との間の距離が
短くともよく、あるいは、例えばローラ16とローラ17部
分にシリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15とを設定す
ることができ、シリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15
間を受像体と共に通過直後、あるいは積層物が冷却する
前あるいは十分冷却する前に積層物を受像体側に転移さ
せることができる。
【0059】中間媒体を保持しているローラの少なくと
も1つのローラを、中間媒体の蛇行を防止するローラに
することが可能である。例えばローラ18は蛇行防止ロー
ラであり、例えば太鼓型ローラ,ソレノイド等による位
置調節ローラ等を用いることができる。また、中間媒体
を保持しているローラの少なくとも1つのローラを中間
媒体のフイルムの張力を制御するテンションローラにす
ることも可能である。
も1つのローラを、中間媒体の蛇行を防止するローラに
することが可能である。例えばローラ18は蛇行防止ロー
ラであり、例えば太鼓型ローラ,ソレノイド等による位
置調節ローラ等を用いることができる。また、中間媒体
を保持しているローラの少なくとも1つのローラを中間
媒体のフイルムの張力を制御するテンションローラにす
ることも可能である。
【0060】例えば、ローラ19は、テンションローラで
ある。また、例えば、ローラ17,ローラ18,ローラ19の
いずれか、あるいは更に付加されたローラが蛇行防止ロ
ーラあるいはテンションローラであってもよい。また、
ローラが蛇行防止ローラとテンションローラとを兼用し
ていてもよい。
ある。また、例えば、ローラ17,ローラ18,ローラ19の
いずれか、あるいは更に付加されたローラが蛇行防止ロ
ーラあるいはテンションローラであってもよい。また、
ローラが蛇行防止ローラとテンションローラとを兼用し
ていてもよい。
【0061】図1においては、中間媒体と受像体とに熱
および/または圧力を与える方法として、加熱ローラ15
とシリコーンゴムローラ14との例を示したが、特にこの
組み合わせに限定されるものでない。シリコーンゴムロ
ーラ14も加熱シリコーンゴムローラでもよい。例えば、
特願平4−196707号に記載されている内容を本発明に適
用することができる。また、受像層転写体,中間媒体,
受像体等に必要に応じ検出マークが付与されており、そ
れに対する位置センサーが必要に応じ付与されているこ
と、加熱ローラの温度センサー,温度コントローラ等、
特願平4−196707号に記載されている内容を本発明に適
用することができる。
および/または圧力を与える方法として、加熱ローラ15
とシリコーンゴムローラ14との例を示したが、特にこの
組み合わせに限定されるものでない。シリコーンゴムロ
ーラ14も加熱シリコーンゴムローラでもよい。例えば、
特願平4−196707号に記載されている内容を本発明に適
用することができる。また、受像層転写体,中間媒体,
受像体等に必要に応じ検出マークが付与されており、そ
れに対する位置センサーが必要に応じ付与されているこ
と、加熱ローラの温度センサー,温度コントローラ等、
特願平4−196707号に記載されている内容を本発明に適
用することができる。
【0062】記録ヘッドは、例えばサーマルヘッド,通
電ヘッド,光ヘッド等を使用して転写体の色材層の色材
を昇華あるいは拡散させて中間媒体の染着層に画像を形
成できるもの、あるいは受像層転写体の染着層等を中間
媒体に転写できる記録ヘッドであれば特に限定されるも
のでない。また、受像層転写体の染料拡散防止層、染着
層あるいは積層物等を中間媒体に転写させる手段と、中
間媒体上の積層物を受像体上に転写させる手段とに対し
同様な手段を用いることができる。
電ヘッド,光ヘッド等を使用して転写体の色材層の色材
を昇華あるいは拡散させて中間媒体の染着層に画像を形
成できるもの、あるいは受像層転写体の染着層等を中間
媒体に転写できる記録ヘッドであれば特に限定されるも
のでない。また、受像層転写体の染料拡散防止層、染着
層あるいは積層物等を中間媒体に転写させる手段と、中
間媒体上の積層物を受像体上に転写させる手段とに対し
同様な手段を用いることができる。
【0063】図2は、本発明の熱転写記録方法の第2の
実施例を、記録方法を原理的に示す模式図で示したもの
である。図2においては、染料転写体32と受像層転写体
33という2種類の転写体を用いている。図2は記録ヘッ
ドを2つ(34と35)用いる例を示しているが、例えば記録
ヘッド34だけを用い、受像層転写体33と染料転写体32と
を記録ヘッド34の周囲に配置させ、それぞれの転写体を
記録ヘッド34に供給することにより単一の記録ヘッドで
本記録プロセスを行うことができる。
実施例を、記録方法を原理的に示す模式図で示したもの
である。図2においては、染料転写体32と受像層転写体
33という2種類の転写体を用いている。図2は記録ヘッ
ドを2つ(34と35)用いる例を示しているが、例えば記録
ヘッド34だけを用い、受像層転写体33と染料転写体32と
を記録ヘッド34の周囲に配置させ、それぞれの転写体を
記録ヘッド34に供給することにより単一の記録ヘッドで
本記録プロセスを行うことができる。
【0064】染料転写体32は、基材26上に、イエロー,
マゼンタ,シアンの各色材層(それぞれ8,9,10)が面
順次に形成されている構成からなり、また受像層転写体
33は、基材31に染着層7と染料拡散防止層27とが面順次
に形成されている構成からなる(転写体の拡大断面図を
参照)。この場合も同様に基材26および基材31は、サー
マルヘッドと接触する面にバックコート層が形成されて
いる(バックコート層は、図示を省略されている)。
マゼンタ,シアンの各色材層(それぞれ8,9,10)が面
順次に形成されている構成からなり、また受像層転写体
33は、基材31に染着層7と染料拡散防止層27とが面順次
に形成されている構成からなる(転写体の拡大断面図を
参照)。この場合も同様に基材26および基材31は、サー
マルヘッドと接触する面にバックコート層が形成されて
いる(バックコート層は、図示を省略されている)。
【0065】最初に左側に図示されている記録ヘッド35
をプラテン36側に押圧させ、中間媒体11と受像層転写体
33とを同一方向(例えば、時計回転方向)に走行させなが
ら、記録ヘッド35により受像層転写体33の染料拡散防止
層27を中間媒体11上に熱転写させ、中間媒体11上に染料
拡散防止層27を形成させる。
をプラテン36側に押圧させ、中間媒体11と受像層転写体
33とを同一方向(例えば、時計回転方向)に走行させなが
ら、記録ヘッド35により受像層転写体33の染料拡散防止
層27を中間媒体11上に熱転写させ、中間媒体11上に染料
拡散防止層27を形成させる。
【0066】次に、中間媒体11上の染料拡散防止層27を
プラテン36上あるいはその近傍に移動させた後、染料拡
散防止層27上に受像層転写体33の染着層7を重ねて同様
にして記録ヘッド35により熱転写させる。以上のように
して、中間媒体11上に染料拡散防止層と染着層との積層
物が形成される。
プラテン36上あるいはその近傍に移動させた後、染料拡
散防止層27上に受像層転写体33の染着層7を重ねて同様
にして記録ヘッド35により熱転写させる。以上のように
して、中間媒体11上に染料拡散防止層と染着層との積層
物が形成される。
【0067】次に、中間媒体11上に形成された積層物の
染着層に染料転写体32のイエロー色材層8が重なるよう
に中間媒体11と染料転写体32との位置合わせを行い、記
録ヘッド34により、図1の説明と同様に中間媒体上の染
着層にイエロー画像を熱転写記録する。以下、図1での
説明と同様にマゼンタ,シアン画像を記録した後、押圧
下のシリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15間を受像体
12と中間媒体とを通過させることにより、受像体12上に
中間媒体11上の染料拡散防止層と染着層との積層物を転
写させ、受像体12上に画像を形成する。
染着層に染料転写体32のイエロー色材層8が重なるよう
に中間媒体11と染料転写体32との位置合わせを行い、記
録ヘッド34により、図1の説明と同様に中間媒体上の染
着層にイエロー画像を熱転写記録する。以下、図1での
説明と同様にマゼンタ,シアン画像を記録した後、押圧
下のシリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15間を受像体
12と中間媒体とを通過させることにより、受像体12上に
中間媒体11上の染料拡散防止層と染着層との積層物を転
写させ、受像体12上に画像を形成する。
【0068】図3は本発明の熱転写記録方法の第3の実
施例を、記録方法を原理的に示す模式図で示したもので
ある。図3は、例えば図1あるいは図2の記録方法に引
き続いて、さらに受像体上の積層物に定着処理を行う記
録方法を示した図である。
施例を、記録方法を原理的に示す模式図で示したもので
ある。図3は、例えば図1あるいは図2の記録方法に引
き続いて、さらに受像体上の積層物に定着処理を行う記
録方法を示した図である。
【0069】受像層転写体43として、高分子フイルム4
上にアンカーコート層5が形成されている基材26のアン
カーコート層5上に離型層6を介して染料拡散防止層27
と染着層7とが、また、アンカーコート層5上にイエロ
ー色材層8、マゼンタ色材層9およびシアン色材層10と
がそれぞれ面順次に形成されている受像層転写体を代表
的実施例として示した(受像層転写体の拡大断面図を参
照)。この場合も同様に基材26は、サーマルヘッドと接
触する面にバックコート層が形成されている(バックコ
ート層は、図示を省略されている)。
上にアンカーコート層5が形成されている基材26のアン
カーコート層5上に離型層6を介して染料拡散防止層27
と染着層7とが、また、アンカーコート層5上にイエロ
ー色材層8、マゼンタ色材層9およびシアン色材層10と
がそれぞれ面順次に形成されている受像層転写体を代表
的実施例として示した(受像層転写体の拡大断面図を参
照)。この場合も同様に基材26は、サーマルヘッドと接
触する面にバックコート層が形成されている(バックコ
ート層は、図示を省略されている)。
【0070】最初に受像層転写体43の染料拡散防止層27
を中間媒体11上に記録ヘッド1により熱あるいは/そし
て圧力により転写形成する。次に中間媒体11上に形成さ
れた染料拡散防止層27上に同様にして染着層7を転写し
て、中間媒体11上に染料拡散防止層27と染着層7との積
層物を形成する。以下、図1と同様に中間媒体11上の積
層物の染着層7に受像層転写体43の各色材層(8,9.1
0)を用いて各色の画像を記録する。
を中間媒体11上に記録ヘッド1により熱あるいは/そし
て圧力により転写形成する。次に中間媒体11上に形成さ
れた染料拡散防止層27上に同様にして染着層7を転写し
て、中間媒体11上に染料拡散防止層27と染着層7との積
層物を形成する。以下、図1と同様に中間媒体11上の積
層物の染着層7に受像層転写体43の各色材層(8,9.1
0)を用いて各色の画像を記録する。
【0071】画像記録後、中間媒体11上の積層物の染着
層7に受像体12を重ね合わせ、図1の説明と同様に押圧
されたシリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15間に中間
媒体11と受像体12とを通過させ、ローラ16とローラ17間
を通過後中間媒体上の積層物が受像体側に転写され、さ
らに受像体が、押圧下にある金属ローラ40と加熱シリコ
ーンゴムローラ41間を通過することにより、受像体上の
積層物が受像体に定着処理される。受像体が普通紙のよ
うに多孔質の場合には、積層物が紙の繊維間に圧入(ま
たは熱圧入)されて、積層物が存在する部分の光沢が著
しく低下して普通紙のみの表面部分(積層物がない部分)
と積層物が定着処理された表面部分との光沢度の差が殆
どなくなり、目視的に両部分の光沢の違いを認識できな
い程度の定着画像が得られる。光沢度が20以下、望まし
くは10以下の光沢度が良好である。
層7に受像体12を重ね合わせ、図1の説明と同様に押圧
されたシリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15間に中間
媒体11と受像体12とを通過させ、ローラ16とローラ17間
を通過後中間媒体上の積層物が受像体側に転写され、さ
らに受像体が、押圧下にある金属ローラ40と加熱シリコ
ーンゴムローラ41間を通過することにより、受像体上の
積層物が受像体に定着処理される。受像体が普通紙のよ
うに多孔質の場合には、積層物が紙の繊維間に圧入(ま
たは熱圧入)されて、積層物が存在する部分の光沢が著
しく低下して普通紙のみの表面部分(積層物がない部分)
と積層物が定着処理された表面部分との光沢度の差が殆
どなくなり、目視的に両部分の光沢の違いを認識できな
い程度の定着画像が得られる。光沢度が20以下、望まし
くは10以下の光沢度が良好である。
【0072】金属ローラ40と加熱シリコーンゴムローラ
41とは、図3において押圧された状態が示されている
が、シリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15と同様に最
初は互いのローラが離れており、定着処理する場合に押
圧される可動の構成になっていてもよいものである。定
着処理に関して、例えば、特願平4−196707号に記載さ
れている内容を本発明に適用することができる。例え
ば、加熱シリコーンゴムローラ41が加熱部上を走行する
エンドレスベルト、あるいは抵抗加熱部を有しているエ
ンドレスベルトであってもよい。
41とは、図3において押圧された状態が示されている
が、シリコーンゴムローラ14と加熱ローラ15と同様に最
初は互いのローラが離れており、定着処理する場合に押
圧される可動の構成になっていてもよいものである。定
着処理に関して、例えば、特願平4−196707号に記載さ
れている内容を本発明に適用することができる。例え
ば、加熱シリコーンゴムローラ41が加熱部上を走行する
エンドレスベルト、あるいは抵抗加熱部を有しているエ
ンドレスベルトであってもよい。
【0073】受像体上に光沢度の低い画像を得る記録方
法の他の変形例として、図1において、トレイ21に排出
された積層物を有する受像体(例えば、普通紙)を、もう
一度、転写部分のローラ(14と15)間を受像体の積層物面
がシリコーンゴムローラ14(弾性ローラの例として)面側
にして通すことにより、定着処理されて光沢度の低い記
録画像が得られる。この場合、シリコーンゴムローラ14
も加熱ローラ15によって加熱されている、あるいはヒー
ター等を内蔵した加熱シリコーンゴムローラであること
が望ましい。
法の他の変形例として、図1において、トレイ21に排出
された積層物を有する受像体(例えば、普通紙)を、もう
一度、転写部分のローラ(14と15)間を受像体の積層物面
がシリコーンゴムローラ14(弾性ローラの例として)面側
にして通すことにより、定着処理されて光沢度の低い記
録画像が得られる。この場合、シリコーンゴムローラ14
も加熱ローラ15によって加熱されている、あるいはヒー
ター等を内蔵した加熱シリコーンゴムローラであること
が望ましい。
【0074】図4は本発明の熱転写記録方法の第4の実
施例を、記録方法を原理的に示す模式図で示したもので
ある。受像層転写体3は、第1の実施例と同一のものを
使用する。中間媒体50は、少なくともその一部分に弾性
層51を有している。弾性層51はその表面に染料拡散防止
層等が転写形成しやすい表面処理層を有していてもよ
い。
施例を、記録方法を原理的に示す模式図で示したもので
ある。受像層転写体3は、第1の実施例と同一のものを
使用する。中間媒体50は、少なくともその一部分に弾性
層51を有している。弾性層51はその表面に染料拡散防止
層等が転写形成しやすい表面処理層を有していてもよ
い。
【0075】最初に受像層転写体3の積層物を弾性層51
上に記録ヘッド1により熱あるいは/そして圧力により
転写形成する。以下、中間媒体の弾性層上に形成された
積層物の染着層に、図1と同様に受像層転写体3の各色
材層(8,9,10)を用いて各色の画像を記録する。
上に記録ヘッド1により熱あるいは/そして圧力により
転写形成する。以下、中間媒体の弾性層上に形成された
積層物の染着層に、図1と同様に受像層転写体3の各色
材層(8,9,10)を用いて各色の画像を記録する。
【0076】次に受像体12として、例えば上記と同様に
普通紙を用い、弾性層上の染料拡散防止層と染着層との
積層物に普通紙を重ね合わせ、中間媒体と普通紙とをロ
ーラ(14と15)間に通過させることにより、普通紙に積層
物が転写および定着処理され、光沢度の低い記録画像を
有する普通紙がトレイ53上に得られる。中間媒体上の積
層物は、ローラ(14と15)間を通過するときに中間媒体の
弾性層により転写と同時に紙の繊維間に圧入される定着
処理を施される。そのため、普通紙に光沢度の低い記録
画像が得られる。一方、受像体12として高分子シートや
塗工紙(例えば、アート紙等)のように多孔質でない受像
体を用いることにより、光沢度の高い画像を得ることが
できる。
普通紙を用い、弾性層上の染料拡散防止層と染着層との
積層物に普通紙を重ね合わせ、中間媒体と普通紙とをロ
ーラ(14と15)間に通過させることにより、普通紙に積層
物が転写および定着処理され、光沢度の低い記録画像を
有する普通紙がトレイ53上に得られる。中間媒体上の積
層物は、ローラ(14と15)間を通過するときに中間媒体の
弾性層により転写と同時に紙の繊維間に圧入される定着
処理を施される。そのため、普通紙に光沢度の低い記録
画像が得られる。一方、受像体12として高分子シートや
塗工紙(例えば、アート紙等)のように多孔質でない受像
体を用いることにより、光沢度の高い画像を得ることが
できる。
【0077】また、以下の記録方法により光沢度の低い
記録画像を得ることができる。図4において中間媒体の
弾性層がない部分に受像層転写体3の積層物を転写させ
る。中間媒体上に形成された染料拡散防止層と染着層と
の積層物の染着層に受像層転写体の各色材層(8,9,1
0)を用いて各色の画像を記録する。記録された積層物を
有する中間媒体50を受像体12(例えば普通紙)と共にロー
ラ(14と15)間に通過させることにより中間媒体50上の積
層物が受像体12上に転写され、トレイ53上に積層物を有
する受像体が得られる。
記録画像を得ることができる。図4において中間媒体の
弾性層がない部分に受像層転写体3の積層物を転写させ
る。中間媒体上に形成された染料拡散防止層と染着層と
の積層物の染着層に受像層転写体の各色材層(8,9,1
0)を用いて各色の画像を記録する。記録された積層物を
有する中間媒体50を受像体12(例えば普通紙)と共にロー
ラ(14と15)間に通過させることにより中間媒体50上の積
層物が受像体12上に転写され、トレイ53上に積層物を有
する受像体が得られる。
【0078】次に駆動ローラ52により積層物を有する普
通紙を再度中間媒体上に戻し、中間媒体50の弾性層51に
普通紙の積層物を重ね合わせた状態で中間媒体50を反時
計方向に回転させてローラ(14と15)間に弾性層51を介し
て再度通過させることにより、積層物が普通紙に定着処
理されて普通紙上に光沢度の低い記録画像を形成させる
ことができる。
通紙を再度中間媒体上に戻し、中間媒体50の弾性層51に
普通紙の積層物を重ね合わせた状態で中間媒体50を反時
計方向に回転させてローラ(14と15)間に弾性層51を介し
て再度通過させることにより、積層物が普通紙に定着処
理されて普通紙上に光沢度の低い記録画像を形成させる
ことができる。
【0079】図5は本発明の熱転写記録方法の第5の実
施例を、記録方法を原理的に示す模式図で示したもので
ある。受像層転写体54として高分子フイルム4の下面に
バックコート層30を有し、上面にアンカーコート層5が
形成されている基材26のアンカーコート層5上に離型層
6を介して染着層7と染料拡散防止層27との積層物28
が、また基材26上にイエロー色材層8,マゼンタ色材層
9およびシアン色材層10とがそれぞれ面順次に形成され
ている(受像層転写体54の拡大断面図を参照)。積層物28
と色材層の先頭部にあるイエロー色材層を検出するため
の各センサーマーク29も基材26上に形成されている。図
5の記録方法は図1の記録方法と同様であるため説明を
省略する。
施例を、記録方法を原理的に示す模式図で示したもので
ある。受像層転写体54として高分子フイルム4の下面に
バックコート層30を有し、上面にアンカーコート層5が
形成されている基材26のアンカーコート層5上に離型層
6を介して染着層7と染料拡散防止層27との積層物28
が、また基材26上にイエロー色材層8,マゼンタ色材層
9およびシアン色材層10とがそれぞれ面順次に形成され
ている(受像層転写体54の拡大断面図を参照)。積層物28
と色材層の先頭部にあるイエロー色材層を検出するため
の各センサーマーク29も基材26上に形成されている。図
5の記録方法は図1の記録方法と同様であるため説明を
省略する。
【0080】上記の各実施例において、中間媒体上の積
層物に熱転写画像を形成する場合、例えば、イエロー色
材層,マゼンタ色材層,シアン色材層のように異なる色
材を有する複数の色材層を有する転写体を用いて積層物
に画像を形成するとき、1つの積層物に複数の色材層を
用いてカラー画像を形成する。あるいは各色の色材層に
対応して中間媒体上の各積層物(例えば、基材上に積層
物が分離して設けられている複数の積層物を有する受像
層転写体を用いて中間媒体上に複数の積層物を形成す
る)に各色の画像を別々に記録してもよい。特に、後者
の場合は、受像体への転写において各色の積層物を重ね
転写して受像体上に各色の積層物を積層させることによ
り受像体上に複数色あるいはフルカラーの画像を形成で
きる。
層物に熱転写画像を形成する場合、例えば、イエロー色
材層,マゼンタ色材層,シアン色材層のように異なる色
材を有する複数の色材層を有する転写体を用いて積層物
に画像を形成するとき、1つの積層物に複数の色材層を
用いてカラー画像を形成する。あるいは各色の色材層に
対応して中間媒体上の各積層物(例えば、基材上に積層
物が分離して設けられている複数の積層物を有する受像
層転写体を用いて中間媒体上に複数の積層物を形成す
る)に各色の画像を別々に記録してもよい。特に、後者
の場合は、受像体への転写において各色の積層物を重ね
転写して受像体上に各色の積層物を積層させることによ
り受像体上に複数色あるいはフルカラーの画像を形成で
きる。
【0081】以上の実施例においては、受像層転写体の
積層物28として染着層7と染料拡散防止層27との積層物
について示したが、積層物が染着層と保護層と染料拡散
防止層との順次積層物、あるいは積層物が染着層と染料
拡散防止層と保護層との順次積層物である場合において
も同様に以上の記録方法を用いることができるものであ
る。また、以上の実施例において、受像層転写体として
基材上に積層物28と各色の色材層(8,9,10)が形成さ
れている転写体等を例示したが、これらの実施例に限定
されるものでない。例えば、転写体は、染着層,染料拡
散防止層、あるいは染着層,染料拡散防止層,保護層、
あるいは/そして色材層を有する以外に各種の層を有し
ていてもよい。
積層物28として染着層7と染料拡散防止層27との積層物
について示したが、積層物が染着層と保護層と染料拡散
防止層との順次積層物、あるいは積層物が染着層と染料
拡散防止層と保護層との順次積層物である場合において
も同様に以上の記録方法を用いることができるものであ
る。また、以上の実施例において、受像層転写体として
基材上に積層物28と各色の色材層(8,9,10)が形成さ
れている転写体等を例示したが、これらの実施例に限定
されるものでない。例えば、転写体は、染着層,染料拡
散防止層、あるいは染着層,染料拡散防止層,保護層、
あるいは/そして色材層を有する以外に各種の層を有し
ていてもよい。
【0082】また、複数の転写体を用いる場合は、染着
層,染料拡散防止層,保護層あるいは色材層と共に各種
の層(例えば、染着層と紫外線吸収剤層とを有する転写
体)、あるいは前記の層以外の各種の層のみを有する転
写体も一緒に用いることができる。各種の層として、例
えば基材上に高分子物質層,紫外線吸収剤層あるいはオ
ーバーコート層等を有している、あるいはこれらの層が
積層されている、あるいは基材のそれぞれ異なる位置
に、これらの層が形成されている転写体を用いることが
できる。これらの層は、記録プロセスの各段階に必要に
応じて転写させて用いることができる(例えば、中間媒
体上に積層物を形成する前後、積層物に画像を記録後あ
るいは受像体上に積層物を転写後等)。各種の層とし
て、熱溶融型の顔料インキ層を有している転写体も用い
ることができる。
層,染料拡散防止層,保護層あるいは色材層と共に各種
の層(例えば、染着層と紫外線吸収剤層とを有する転写
体)、あるいは前記の層以外の各種の層のみを有する転
写体も一緒に用いることができる。各種の層として、例
えば基材上に高分子物質層,紫外線吸収剤層あるいはオ
ーバーコート層等を有している、あるいはこれらの層が
積層されている、あるいは基材のそれぞれ異なる位置
に、これらの層が形成されている転写体を用いることが
できる。これらの層は、記録プロセスの各段階に必要に
応じて転写させて用いることができる(例えば、中間媒
体上に積層物を形成する前後、積層物に画像を記録後あ
るいは受像体上に積層物を転写後等)。各種の層とし
て、熱溶融型の顔料インキ層を有している転写体も用い
ることができる。
【0083】転写体から中間媒体上への転写は、例えば
積層物の場合、基材と積層物との界面あるいは離型層と
積層物との界面から積層物が剥離して転写される。染着
層,染料拡散防止層,保護層、あるいはその他の層が、
基材上あるいは離型層上に形成されている場合も同様で
ある。離型層は、粘着剤を含有していてもよい。
積層物の場合、基材と積層物との界面あるいは離型層と
積層物との界面から積層物が剥離して転写される。染着
層,染料拡散防止層,保護層、あるいはその他の層が、
基材上あるいは離型層上に形成されている場合も同様で
ある。離型層は、粘着剤を含有していてもよい。
【0084】受像層転写体が基材の異なる位置に染着層
と染料拡散防止層とを有する場合について、図3におい
て説明したと同様に、受像層転写体が基材の異なる位置
に染着層と保護層と染料拡散防止層とを有する場合も、
中間媒体上に最初に染料拡散防止層を転写後、保護層を
染料拡散防止層上に積層転写させ、更に染着層を保護層
上に積層転写させることにより、あるいは中間媒体上に
最初に保護層を転写後、染料拡散防止層を保護層上に積
層転写させ、更に染着層を染料拡散防止層上に積層転写
させることにより、中間媒体上に染料拡散防止層と保護
層と染着層との順次積層物あるいは保護層と染料拡散防
止層と染着層との順次積層物を形成させることができ
る。
と染料拡散防止層とを有する場合について、図3におい
て説明したと同様に、受像層転写体が基材の異なる位置
に染着層と保護層と染料拡散防止層とを有する場合も、
中間媒体上に最初に染料拡散防止層を転写後、保護層を
染料拡散防止層上に積層転写させ、更に染着層を保護層
上に積層転写させることにより、あるいは中間媒体上に
最初に保護層を転写後、染料拡散防止層を保護層上に積
層転写させ、更に染着層を染料拡散防止層上に積層転写
させることにより、中間媒体上に染料拡散防止層と保護
層と染着層との順次積層物あるいは保護層と染料拡散防
止層と染着層との順次積層物を形成させることができ
る。
【0085】同様に、受像層転写体が基材の異なる位置
に染着層と保護層との順次積層物と染料拡散防止層、あ
るいは染着層と染料拡散防止層との順次積層物と保護層
とを有する場合も、中間媒体上に染料拡散防止層と保護
層と染着層との順次積層物あるいは保護層と染料拡散防
止層と染着層との順次積層物を形成させることができ
る。
に染着層と保護層との順次積層物と染料拡散防止層、あ
るいは染着層と染料拡散防止層との順次積層物と保護層
とを有する場合も、中間媒体上に染料拡散防止層と保護
層と染着層との順次積層物あるいは保護層と染料拡散防
止層と染着層との順次積層物を形成させることができ
る。
【0086】中間媒体11は、実施例においてエンドレス
ベルトを用いた場合について記載されているが、特にこ
れに限定されるものでなく、例えば、ドラム,フイルム
等の形状であってもよい。中間媒体として、例えば、各
種高分子フイルム,塗工等により表面処理された高分子
フイルム,各種導電性フイルムあるいは以下に示す材料
が表面被覆されたドラム等がある。各種高分子フイルム
として、例えば、ポリオレフィン系,ポリアミド系,ポ
リエステル系,ポリイミド系,ポリエーテル系,セルロ
ース系,ポリパラバン酸系,ポリオキサジアゾール系,
ポリスチレン系,フッ素系フイルム等がある。特に、ポ
リエチレンテレフタレート,ポリエチレンナフタレー
ト,アラミド,トリアセチルセルロース,ポリパラバン
酸,ポリサルホン,ポリイミド等の各フイルムが有用で
ある。
ベルトを用いた場合について記載されているが、特にこ
れに限定されるものでなく、例えば、ドラム,フイルム
等の形状であってもよい。中間媒体として、例えば、各
種高分子フイルム,塗工等により表面処理された高分子
フイルム,各種導電性フイルムあるいは以下に示す材料
が表面被覆されたドラム等がある。各種高分子フイルム
として、例えば、ポリオレフィン系,ポリアミド系,ポ
リエステル系,ポリイミド系,ポリエーテル系,セルロ
ース系,ポリパラバン酸系,ポリオキサジアゾール系,
ポリスチレン系,フッ素系フイルム等がある。特に、ポ
リエチレンテレフタレート,ポリエチレンナフタレー
ト,アラミド,トリアセチルセルロース,ポリパラバン
酸,ポリサルホン,ポリイミド等の各フイルムが有用で
ある。
【0087】中間媒体として、また以下の弾性層に示す
材料も有用である。また、中間媒体としてフイルムある
いはドラム等の表面にアクリレート樹脂の硬化物を形成
したものが有用である。アクリレート樹脂として、例え
ば、ポリエステルアクリレート樹脂,ウレタンアクリレ
ート樹脂(例えば、ポリエステルウレタンアクリレート
樹脂,ポリエーテルウレタンアクリレート樹脂等),エ
ポキシアクリレート樹脂,スピロアセタール樹脂,シリ
コーンアクリレート樹脂等を用いることができる。
材料も有用である。また、中間媒体としてフイルムある
いはドラム等の表面にアクリレート樹脂の硬化物を形成
したものが有用である。アクリレート樹脂として、例え
ば、ポリエステルアクリレート樹脂,ウレタンアクリレ
ート樹脂(例えば、ポリエステルウレタンアクリレート
樹脂,ポリエーテルウレタンアクリレート樹脂等),エ
ポキシアクリレート樹脂,スピロアセタール樹脂,シリ
コーンアクリレート樹脂等を用いることができる。
【0088】中間媒体の表面は、各種粘着剤,各種微粒
子(超微粒子),離型剤あるいは帯電防止剤を含有してい
てもよい。合成非晶質シリカ,酸化チタン,炭酸カルシ
ウム,アルミナ,タルク,カーボンブラック等の各種微
粒子(超微粒子)が有用である。微粒子と共にシランカッ
プリング剤等の各種カップリング剤を用いることができ
る。離型剤として下記の離型層6について説明した材料
を用いることができる。粒子による表面粗面化そして/
あるいは粘着剤添加により、中間媒体表面の表面積の増
加,離型剤の添加等により表面物性を制御することがで
きる。
子(超微粒子),離型剤あるいは帯電防止剤を含有してい
てもよい。合成非晶質シリカ,酸化チタン,炭酸カルシ
ウム,アルミナ,タルク,カーボンブラック等の各種微
粒子(超微粒子)が有用である。微粒子と共にシランカッ
プリング剤等の各種カップリング剤を用いることができ
る。離型剤として下記の離型層6について説明した材料
を用いることができる。粒子による表面粗面化そして/
あるいは粘着剤添加により、中間媒体表面の表面積の増
加,離型剤の添加等により表面物性を制御することがで
きる。
【0089】弾性層51は、例えば100℃以下の温度(例え
ば室温)で90゜以下のゴム硬度値を示す弾性体あるいは
ガラス転移温度が60℃以下の材料である。
ば室温)で90゜以下のゴム硬度値を示す弾性体あるいは
ガラス転移温度が60℃以下の材料である。
【0090】例えば、フッ化ビニリデン・三フッ化塩化
エチレン共重合体,フッ化ビニリデン・六フッ化プロピ
レン共重合体,フッ化ビニリデン・六フッ化プロピレン
・四フッ化エチレン三元共重合体,四フッ化エチレン・
プロピレン共重合体等のフッ素ゴム、過酸化物硬化型,
縮合反応型,付加反応型,紫外線硬化型等のシリコーン
ゴム、フロロシリコーンゴム,ウレタンゴム,クロロプ
レンゴム,イソプレンゴム,ブチルゴム,ブタジエンゴ
ム,ニトリル−ブタジエンゴム,アクリルゴム,エピク
ロルヒドリンゴム,スチレン−ブタジエンゴム,プロピ
レンオキサイドゴム,エチレン−酢酸ビニルゴム,エチ
レン−アクリルゴム,水素化ニトリルゴム,多硫化ゴム
等の各種合成ゴム、天然ゴムを用いることができる。ま
た、弾性体としてウレタン,ポリエステル,オレフイ
ン,スチレン,ポリアミド,塩ビ,フッ素系等の各種熱
可塑性エラストマーあるいは発泡材を用いることもでき
る。また、ポリエーテル系,ポリエステル系,アイオノ
マー型等の各種ウレタン、エポキシ,スチレン−ブタジ
エン共重合体,アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体,アクリル,シリコーン,フッ素等のエマルジョンか
ら形成される弾性体である。弾性体は、架橋構造の有無
には限定されない。弾性体には、カーボン,ホワイトカ
ーボン,弁柄等の各種粒子あるいは顔料等の着色剤ある
いは離型剤等が含有されていてもよい。
エチレン共重合体,フッ化ビニリデン・六フッ化プロピ
レン共重合体,フッ化ビニリデン・六フッ化プロピレン
・四フッ化エチレン三元共重合体,四フッ化エチレン・
プロピレン共重合体等のフッ素ゴム、過酸化物硬化型,
縮合反応型,付加反応型,紫外線硬化型等のシリコーン
ゴム、フロロシリコーンゴム,ウレタンゴム,クロロプ
レンゴム,イソプレンゴム,ブチルゴム,ブタジエンゴ
ム,ニトリル−ブタジエンゴム,アクリルゴム,エピク
ロルヒドリンゴム,スチレン−ブタジエンゴム,プロピ
レンオキサイドゴム,エチレン−酢酸ビニルゴム,エチ
レン−アクリルゴム,水素化ニトリルゴム,多硫化ゴム
等の各種合成ゴム、天然ゴムを用いることができる。ま
た、弾性体としてウレタン,ポリエステル,オレフイ
ン,スチレン,ポリアミド,塩ビ,フッ素系等の各種熱
可塑性エラストマーあるいは発泡材を用いることもでき
る。また、ポリエーテル系,ポリエステル系,アイオノ
マー型等の各種ウレタン、エポキシ,スチレン−ブタジ
エン共重合体,アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体,アクリル,シリコーン,フッ素等のエマルジョンか
ら形成される弾性体である。弾性体は、架橋構造の有無
には限定されない。弾性体には、カーボン,ホワイトカ
ーボン,弁柄等の各種粒子あるいは顔料等の着色剤ある
いは離型剤等が含有されていてもよい。
【0091】図6〜図37は本発明の熱転写記録方法に用
いられる受像層転写体の実施例を示す断面模式図であ
る。受像層転写体は、基材上に少なくとも染着層と染料
拡散防止層との順次積層物を有し、あるいは基材上のそ
れぞれ異なる位置に染着層と染料拡散防止層とを有し、
あるいは基材上に染着層を有する転写体と、基材上に染
料拡散防止層を有する転写体とに分離した複数の転写体
から構成されている。あるいは基材上に少なくとも染着
層と保護層と染料拡散防止層とを有するものである。
いられる受像層転写体の実施例を示す断面模式図であ
る。受像層転写体は、基材上に少なくとも染着層と染料
拡散防止層との順次積層物を有し、あるいは基材上のそ
れぞれ異なる位置に染着層と染料拡散防止層とを有し、
あるいは基材上に染着層を有する転写体と、基材上に染
料拡散防止層を有する転写体とに分離した複数の転写体
から構成されている。あるいは基材上に少なくとも染着
層と保護層と染料拡散防止層とを有するものである。
【0092】あるいは上記各受像層転写体において、基
材と染着層間に離型層、あるいは/そして基材と保護層
間に離型層、あるいは/そして基材と染料拡散防止層間
に離型層が形成されている受像層転写体である。あるい
は上記各受像層転写体(あるいは受像層転写体を構成し
ている各転写体の少なくとも1種の転写体)が基材上に
更に色材層を有する受像層転写体である。
材と染着層間に離型層、あるいは/そして基材と保護層
間に離型層、あるいは/そして基材と染料拡散防止層間
に離型層が形成されている受像層転写体である。あるい
は上記各受像層転写体(あるいは受像層転写体を構成し
ている各転写体の少なくとも1種の転写体)が基材上に
更に色材層を有する受像層転写体である。
【0093】基材上に少なくとも染着層と保護層と染料
拡散防止層とを有する受像層転写体として、例えば、基
材上のそれぞれ異なる位置に染着層と保護層と染料拡散
防止層とを有し、あるいは基材上のそれぞれ異なる位置
に染着層と保護層との順次積層物および染料拡散防止層
とを有し、あるいは基材上のそれぞれ異なる位置に染着
層と染料拡散防止層との順次積層物および保護層とを有
し、あるいは基材上に染着層と保護層と染料拡散防止層
との順次積層物を有し、あるいは基材上に染着層と染料
拡散防止層と保護層との順次積層物を有するものであ
る。
拡散防止層とを有する受像層転写体として、例えば、基
材上のそれぞれ異なる位置に染着層と保護層と染料拡散
防止層とを有し、あるいは基材上のそれぞれ異なる位置
に染着層と保護層との順次積層物および染料拡散防止層
とを有し、あるいは基材上のそれぞれ異なる位置に染着
層と染料拡散防止層との順次積層物および保護層とを有
し、あるいは基材上に染着層と保護層と染料拡散防止層
との順次積層物を有し、あるいは基材上に染着層と染料
拡散防止層と保護層との順次積層物を有するものであ
る。
【0094】また、特に図示されていないが、基材上に
染着層を有する転写体と、基材上に保護層を有する転写
体と、基材上に染料拡散防止層を有する転写体とに分離
した複数の転写体から構成されているもの、あるいは基
材上に染着層と保護層との順次積層物を有する転写体
と、基材上に染料拡散防止層を有する転写体とに分離し
た複数の転写体から構成されているもの、あるいは基材
上に染着層と染料拡散防止層との順次積層物を有する転
写体と、基材上に保護層を有する転写体とに分離した複
数の転写体から構成されているものも本発明の受像層転
写体に含まれるものである。このように分離した複数の
転写体から構成されている場合に、複数の転写体の少な
くとも1種の転写体が基材上に更に色材層を有している
場合も本発明の受像層転写体に含まれるものである。
染着層を有する転写体と、基材上に保護層を有する転写
体と、基材上に染料拡散防止層を有する転写体とに分離
した複数の転写体から構成されているもの、あるいは基
材上に染着層と保護層との順次積層物を有する転写体
と、基材上に染料拡散防止層を有する転写体とに分離し
た複数の転写体から構成されているもの、あるいは基材
上に染着層と染料拡散防止層との順次積層物を有する転
写体と、基材上に保護層を有する転写体とに分離した複
数の転写体から構成されているものも本発明の受像層転
写体に含まれるものである。このように分離した複数の
転写体から構成されている場合に、複数の転写体の少な
くとも1種の転写体が基材上に更に色材層を有している
場合も本発明の受像層転写体に含まれるものである。
【0095】図6はバックコート層30が形成された高分
子フイルム4からなる基材61上に染着層7と染料拡散防
止層27とが順次積層された受像層転写体、図7は図6と
同一基材61上に離型層6と染着層7と染料拡散防止層27
とが順次積層された受像層転写体、図8は基材60のそれ
ぞれ異なる位置に染料拡散防止層27と染着層7とが形成
されている受像層転写体、図9は基材60上に離型層6が
形成されておりその離型層6のそれぞれ異なる位置に染
料拡散防止層27と染着層7とが形成されている受像層転
写体、図10は、一方の面にアンカーコート層5、他方の
面にバックコート層30が形成された高分子フイルム4か
らなる基材62のアンカーコート層5上のそれぞれ異なる
位置に、離型層6と染着層7と染料拡散防止層27との順
次積層物、およびイエロー色材層8,マゼンタ色材層
9,シアン色材層10が形成された受像層転写体をそれぞ
れ示したものである。
子フイルム4からなる基材61上に染着層7と染料拡散防
止層27とが順次積層された受像層転写体、図7は図6と
同一基材61上に離型層6と染着層7と染料拡散防止層27
とが順次積層された受像層転写体、図8は基材60のそれ
ぞれ異なる位置に染料拡散防止層27と染着層7とが形成
されている受像層転写体、図9は基材60上に離型層6が
形成されておりその離型層6のそれぞれ異なる位置に染
料拡散防止層27と染着層7とが形成されている受像層転
写体、図10は、一方の面にアンカーコート層5、他方の
面にバックコート層30が形成された高分子フイルム4か
らなる基材62のアンカーコート層5上のそれぞれ異なる
位置に、離型層6と染着層7と染料拡散防止層27との順
次積層物、およびイエロー色材層8,マゼンタ色材層
9,シアン色材層10が形成された受像層転写体をそれぞ
れ示したものである。
【0096】図11は、基材60上に染着層7と染料拡散防
止層27とが順次積層されており、染料拡散防止層27の面
積が染着層7の面積よりも大である受像層転写体、図12
は、基材60上に離型層6が形成され、更に離型層6上に
染着層7と染料拡散防止層27とが順次積層されており、
染料拡散防止層27の面積が染着層7の面積よりも大であ
る受像層転写体、図13は、バックコート層30が形成され
た高分子フイルム4からなる基材61の高分子フイルム4
上に離型層6が形成され、離型層6上に図12と同様に染
着層7と染料拡散防止層27とが順次積層された受像層転
写体をそれぞれ示したものである。
止層27とが順次積層されており、染料拡散防止層27の面
積が染着層7の面積よりも大である受像層転写体、図12
は、基材60上に離型層6が形成され、更に離型層6上に
染着層7と染料拡散防止層27とが順次積層されており、
染料拡散防止層27の面積が染着層7の面積よりも大であ
る受像層転写体、図13は、バックコート層30が形成され
た高分子フイルム4からなる基材61の高分子フイルム4
上に離型層6が形成され、離型層6上に図12と同様に染
着層7と染料拡散防止層27とが順次積層された受像層転
写体をそれぞれ示したものである。
【0097】図14は、基材60上に染着層7と染料拡散防
止層27とが順次積層されており、染着層7の面積が染料
拡散防止層27の面積よりも大である受像層転写体、図15
は、基材60上に染着層7と染料拡散防止層27とが順次積
層されており、染着層7の1部分が染料拡散防止層27よ
りもはみ出して(カバーされないで)形成されている受像
層転写体をそれぞれ示したものである。
止層27とが順次積層されており、染着層7の面積が染料
拡散防止層27の面積よりも大である受像層転写体、図15
は、基材60上に染着層7と染料拡散防止層27とが順次積
層されており、染着層7の1部分が染料拡散防止層27よ
りもはみ出して(カバーされないで)形成されている受像
層転写体をそれぞれ示したものである。
【0098】図16は、基材60上のそれぞれ異なる位置に
染着層7と保護層70と染料拡散防止層27とを有する受像
層転写体、図17は、基材60上のそれぞれ異なる位置に染
着層7と保護層70との順次積層物と染料拡散防止層27と
を有する受像層転写体、図18は、基材60上のそれぞれ異
なる位置に染着層7と染料拡散防止層27との順次積層物
と保護層70とを有する受像層転写体、図19は、基材60上
に離型層6が形成され、更に離型層6上に染着層7と保
護層70と染料拡散防止層27とが順次積層されている受像
層転写体、図20は、高分子フイルム4にバックコート層
30が形成されている基材61の高分子フイルム4上に離型
層6が形成され、離型層6上に染着層7と染料拡散防止
層27と保護層70とが順次積層されている受像層転写体を
それぞれ示したものである。
染着層7と保護層70と染料拡散防止層27とを有する受像
層転写体、図17は、基材60上のそれぞれ異なる位置に染
着層7と保護層70との順次積層物と染料拡散防止層27と
を有する受像層転写体、図18は、基材60上のそれぞれ異
なる位置に染着層7と染料拡散防止層27との順次積層物
と保護層70とを有する受像層転写体、図19は、基材60上
に離型層6が形成され、更に離型層6上に染着層7と保
護層70と染料拡散防止層27とが順次積層されている受像
層転写体、図20は、高分子フイルム4にバックコート層
30が形成されている基材61の高分子フイルム4上に離型
層6が形成され、離型層6上に染着層7と染料拡散防止
層27と保護層70とが順次積層されている受像層転写体を
それぞれ示したものである。
【0099】図21は、基材60上に染着層7と保護層70と
染料拡散防止層27とが順次積層されており、保護層70の
面積が染着層7の面積あるいは染料拡散防止層27の面積
のいずれの面積よりも大である受像層転写体、図22は、
基材60上に離型層6が形成され、更に離型層6上に染着
層7と染料拡散防止層27と保護層70とが順次積層されて
おり、保護層70の面積が染着層7の面積あるいは染料拡
散防止層27の面積のいずれの面積よりも大である受像層
転写体、図23は、基材60上のそれぞれ異なる位置に染着
層7と保護層70との順次積層物と染料拡散防止層27とを
有し、保護層70の面積が染着層7の面積よりも大である
受像層転写体、図24および図25は、基材60上に染着層7
と保護層70と染料拡散防止層27とが順次積層されてお
り、染料拡散防止層27の面積が染着層7の面積あるいは
保護層70の面積のいずれの面積よりも大である受像層転
写体をそれぞれ示したものである。
染料拡散防止層27とが順次積層されており、保護層70の
面積が染着層7の面積あるいは染料拡散防止層27の面積
のいずれの面積よりも大である受像層転写体、図22は、
基材60上に離型層6が形成され、更に離型層6上に染着
層7と染料拡散防止層27と保護層70とが順次積層されて
おり、保護層70の面積が染着層7の面積あるいは染料拡
散防止層27の面積のいずれの面積よりも大である受像層
転写体、図23は、基材60上のそれぞれ異なる位置に染着
層7と保護層70との順次積層物と染料拡散防止層27とを
有し、保護層70の面積が染着層7の面積よりも大である
受像層転写体、図24および図25は、基材60上に染着層7
と保護層70と染料拡散防止層27とが順次積層されてお
り、染料拡散防止層27の面積が染着層7の面積あるいは
保護層70の面積のいずれの面積よりも大である受像層転
写体をそれぞれ示したものである。
【0100】図26は、基材60上に染着層7と染料拡散防
止層27と保護層70とが順次積層されており、染料拡散防
止層27の面積が染着層7の面積あるいは保護層70の面積
のいずれの面積よりも大である受像層転写体、図27は、
基材60上のそれぞれ異なる位置に染着層7と染料拡散防
止層27との順次積層物と保護層70とを有し、染料拡散防
止層27の面積が染着層7の面積よりも大である受像層転
写体、図28は、基材60上に染着層7と保護層70と染料拡
散防止層27とが形成されており、染着層7が保護層70と
染料拡散防止層27との両層によりカバーされている受像
層転写体、図29は、基材60上に染着層7と保護層70と染
料拡散防止層27とが順次積層されており、保護層70の一
部分が染着層7および染料拡散防止層27よりもはみ出し
て形成されている受像層転写体、図30は、基材60上に染
着層7と染料拡散防止層27と保護層70とが順次積層され
ており、保護層70の一部分が染着層7および染料拡散防
止層27よりもはみ出して形成されている受像層転写体を
それぞれ示したものである。
止層27と保護層70とが順次積層されており、染料拡散防
止層27の面積が染着層7の面積あるいは保護層70の面積
のいずれの面積よりも大である受像層転写体、図27は、
基材60上のそれぞれ異なる位置に染着層7と染料拡散防
止層27との順次積層物と保護層70とを有し、染料拡散防
止層27の面積が染着層7の面積よりも大である受像層転
写体、図28は、基材60上に染着層7と保護層70と染料拡
散防止層27とが形成されており、染着層7が保護層70と
染料拡散防止層27との両層によりカバーされている受像
層転写体、図29は、基材60上に染着層7と保護層70と染
料拡散防止層27とが順次積層されており、保護層70の一
部分が染着層7および染料拡散防止層27よりもはみ出し
て形成されている受像層転写体、図30は、基材60上に染
着層7と染料拡散防止層27と保護層70とが順次積層され
ており、保護層70の一部分が染着層7および染料拡散防
止層27よりもはみ出して形成されている受像層転写体を
それぞれ示したものである。
【0101】図31は、基材60上に染着層7と保護層70と
染料拡散防止層27とが順次積層されており、染着層7の
面積が保護層70の面積あるいは染料拡散防止層27の面積
のいずれの面積よりも大である受像層転写体、図32は、
基材60上のそれぞれ異なる位置に染着層7と保護層70と
染料拡散防止層27とを有し、染着層7の面積が保護層70
の面積あるいは染料拡散防止層27の面積のいずれの面積
よりも大である受像層転写体、図33は、基材60上に染着
層7と保護層70と染料拡散防止層27とが順次積層されて
おり、染着層7の一部分が保護層70および染料拡散防止
層27よりもはみ出して形成されている受像層転写体、図
34は、基材60上のそれぞれ異なる位置に染着層7と保護
層70との順次積層物と染料拡散防止層27とを有し、染着
層7の一部分が保護層70よりもはみ出して形成されてい
る受像層転写体、図35は、基材60上のそれぞれ異なる位
置に染着層7と染料拡散防止層27との順次積層物と保護
層70とを有し、染着層7の一部分が染料拡散防止層27よ
りもはみ出して形成されている受像層転写体をそれぞれ
示したものである。
染料拡散防止層27とが順次積層されており、染着層7の
面積が保護層70の面積あるいは染料拡散防止層27の面積
のいずれの面積よりも大である受像層転写体、図32は、
基材60上のそれぞれ異なる位置に染着層7と保護層70と
染料拡散防止層27とを有し、染着層7の面積が保護層70
の面積あるいは染料拡散防止層27の面積のいずれの面積
よりも大である受像層転写体、図33は、基材60上に染着
層7と保護層70と染料拡散防止層27とが順次積層されて
おり、染着層7の一部分が保護層70および染料拡散防止
層27よりもはみ出して形成されている受像層転写体、図
34は、基材60上のそれぞれ異なる位置に染着層7と保護
層70との順次積層物と染料拡散防止層27とを有し、染着
層7の一部分が保護層70よりもはみ出して形成されてい
る受像層転写体、図35は、基材60上のそれぞれ異なる位
置に染着層7と染料拡散防止層27との順次積層物と保護
層70とを有し、染着層7の一部分が染料拡散防止層27よ
りもはみ出して形成されている受像層転写体をそれぞれ
示したものである。
【0102】図36は、一方の面にバックコート層30、他
方の面にアンカーコート層5が形成された高分子フイル
ム4からなる基材62のアンカーコート層5上に離型層6
を介して染着層7と染料拡散防止層27との順次積層物、
またアンカーコート層5上のそれぞれ異なる位置にイエ
ロー色材層8,マゼンタ色材層9,シアン色材層10、お
よび積層物あるいは各色材層の位置を検出するための各
センサーマーク29とが形成されており、染料拡散防止層
27の面積が染着層7の面積よりも大である受像層転写体
を示したものである。
方の面にアンカーコート層5が形成された高分子フイル
ム4からなる基材62のアンカーコート層5上に離型層6
を介して染着層7と染料拡散防止層27との順次積層物、
またアンカーコート層5上のそれぞれ異なる位置にイエ
ロー色材層8,マゼンタ色材層9,シアン色材層10、お
よび積層物あるいは各色材層の位置を検出するための各
センサーマーク29とが形成されており、染料拡散防止層
27の面積が染着層7の面積よりも大である受像層転写体
を示したものである。
【0103】図37は、図36と同一構成の基材62のアンカ
ーコート層5上に離型層6を介して染着層7と保護層70
と染料拡散防止層27との順次積層物、またアンカーコー
ト層5上のそれぞれ異なる位置にイエロー色材層8,マ
ゼンタ色材層9,シアン色材層10、および積層物あるい
は色材層の先頭位置を検出するための各センサーマーク
29とが形成されており、保護層70の面積が染着層7の面
積あるいは染料拡散防止層27の面積のいずれの面積より
も大である受像層転写体を示したものである。
ーコート層5上に離型層6を介して染着層7と保護層70
と染料拡散防止層27との順次積層物、またアンカーコー
ト層5上のそれぞれ異なる位置にイエロー色材層8,マ
ゼンタ色材層9,シアン色材層10、および積層物あるい
は色材層の先頭位置を検出するための各センサーマーク
29とが形成されており、保護層70の面積が染着層7の面
積あるいは染料拡散防止層27の面積のいずれの面積より
も大である受像層転写体を示したものである。
【0104】図6〜図37の各図において、各層の面積に
ついて特に言及されていない場合は、各層の面積の大き
さが同一でも異なっていてもよい。
ついて特に言及されていない場合は、各層の面積の大き
さが同一でも異なっていてもよい。
【0105】図28,図31,図33および図37において、保
護層70が最上層の構成でもよい。染着層,保護層あるい
は染料拡散防止層が多層構成になっていてもよい。染着
層上、染料拡散防止層上,保護層上,あるいは基材上に
更に高分子物質層が形成されていてもよい。染着層,保
護層,染料拡散防止層、あるいは高分子物質層に紫外線
吸収剤,耐光安定剤あるいは酸化防止剤等が含有されて
いることが望ましい。紫外線吸収剤として、例えば、ベ
ンゾフエノン系,ジフエニルアクリレート系,ベンゾト
リアゾール系等、耐光安定剤として、例えば、ヒンダー
ドアミン系,ベンゾエート系等、酸化防止剤として、例
えば、ヒンダードフエノール系等を用いることができ
る。
護層70が最上層の構成でもよい。染着層,保護層あるい
は染料拡散防止層が多層構成になっていてもよい。染着
層上、染料拡散防止層上,保護層上,あるいは基材上に
更に高分子物質層が形成されていてもよい。染着層,保
護層,染料拡散防止層、あるいは高分子物質層に紫外線
吸収剤,耐光安定剤あるいは酸化防止剤等が含有されて
いることが望ましい。紫外線吸収剤として、例えば、ベ
ンゾフエノン系,ジフエニルアクリレート系,ベンゾト
リアゾール系等、耐光安定剤として、例えば、ヒンダー
ドアミン系,ベンゾエート系等、酸化防止剤として、例
えば、ヒンダードフエノール系等を用いることができ
る。
【0106】転写体の基材は、特に限定されない。例え
ば各種高分子フイルム、あるいは塗工等により表面処理
された高分子フイルム、あるいは各種導電性フイルム等
がある。各種高分子フイルムとして、例えば、ポリオレ
フィン系,ポリアミド系,ポリエステル系,ポリイミド
系,ポリエーテル系,セルロース系,ポリパラバン酸
系,ポリオキサジアゾール系,ポリスチレン系,フッ素
系フイルム等がある。特に、ポリエチレンテレフタレー
ト,ポリエチレンナフタレート,アラミド,トリアセチ
ルセルロース,ポリパラバン酸,ポリサルホン,ポリプ
ロピレン,セロファン,防湿処理セロハンあるいはポリ
エチレン等の各フイルムが有用である。
ば各種高分子フイルム、あるいは塗工等により表面処理
された高分子フイルム、あるいは各種導電性フイルム等
がある。各種高分子フイルムとして、例えば、ポリオレ
フィン系,ポリアミド系,ポリエステル系,ポリイミド
系,ポリエーテル系,セルロース系,ポリパラバン酸
系,ポリオキサジアゾール系,ポリスチレン系,フッ素
系フイルム等がある。特に、ポリエチレンテレフタレー
ト,ポリエチレンナフタレート,アラミド,トリアセチ
ルセルロース,ポリパラバン酸,ポリサルホン,ポリプ
ロピレン,セロファン,防湿処理セロハンあるいはポリ
エチレン等の各フイルムが有用である。
【0107】基材がその少なくとも片面に耐熱層,滑性
層(あるいは滑性導電層)あるいは滑性耐熱層(あるいは
滑性耐熱導電層)を有する場合は、基材の耐熱性向上あ
るいは記録ヘッドとの走行安定性が良好であるため特に
望ましい。また、高分子フイルムあるいは導電性フイル
ムが昇華性(あるいは拡散性)染料を含有する色材層と接
する面に色材層が記録時にフイルムから剥離しないよう
にするために、接着層(アンカーコート層)を設けた高分
子フイルムあるいは導電性フイルムを基材として使用す
ることが望ましい。各種導電性フイルムとして、例え
ば、カーボンブラック,金属粉末等の各種導電性粒子含
有高分子フイルム,導電性塗工層を形成された高分子フ
イルム,導電性蒸着層を有する高分子フイルム等が有用
である。
層(あるいは滑性導電層)あるいは滑性耐熱層(あるいは
滑性耐熱導電層)を有する場合は、基材の耐熱性向上あ
るいは記録ヘッドとの走行安定性が良好であるため特に
望ましい。また、高分子フイルムあるいは導電性フイル
ムが昇華性(あるいは拡散性)染料を含有する色材層と接
する面に色材層が記録時にフイルムから剥離しないよう
にするために、接着層(アンカーコート層)を設けた高分
子フイルムあるいは導電性フイルムを基材として使用す
ることが望ましい。各種導電性フイルムとして、例え
ば、カーボンブラック,金属粉末等の各種導電性粒子含
有高分子フイルム,導電性塗工層を形成された高分子フ
イルム,導電性蒸着層を有する高分子フイルム等が有用
である。
【0108】染着層7は、少なくとも高分子を用いて形
成されている。染着層に関して特願平4−196707号に記
載されている内容を本発明に適用できる。染着層7とし
て特に有用なのは、染着層7が少なくともポリビニルア
セタール系樹脂から形成されているものである。ポリビ
ニルアセタール系樹脂について特願平4−196707号に記
載されている内容を本発明に適用できる。ポリビニルア
セタール系樹脂としてポリビニルアルコールにアセトア
ルデヒド,ブチルアルデヒド等の複数のアルデヒドを作
用させて得られたポリビニルアセタール樹脂も、もちろ
ん本発明に適用できる。
成されている。染着層に関して特願平4−196707号に記
載されている内容を本発明に適用できる。染着層7とし
て特に有用なのは、染着層7が少なくともポリビニルア
セタール系樹脂から形成されているものである。ポリビ
ニルアセタール系樹脂について特願平4−196707号に記
載されている内容を本発明に適用できる。ポリビニルア
セタール系樹脂としてポリビニルアルコールにアセトア
ルデヒド,ブチルアルデヒド等の複数のアルデヒドを作
用させて得られたポリビニルアセタール樹脂も、もちろ
ん本発明に適用できる。
【0109】染料拡散防止層27は、少なくとも高分子物
質を用いて形成されている。高分子物質は、染着層のガ
ラス転移点(Tg)より高いTgを有する高分子、染着層の
軟化点より高い軟化点を有する高分子、著しく染着性が
低い樹脂、あるいは染着層よりも染料の熱拡散特性が悪
い材料であれば特に限定されない。高分子物質は、染着
層のTgあるいは軟化点より約20℃以上、望ましくは、
約30℃以上高いTgあるいは軟化点を有する高分子が望
ましい。Tgあるいは軟化点が高い高分子程、一般に染
料に対する拡散防止特性が優れている。高分子物質とし
て、例えば、各種熱可塑性樹脂,熱,光,電子線等によ
る各種硬化性樹脂を用いることができる。高分子物質に
ついて特願平4−196707号に記載されている高分子物質
層の材料も本発明に適用できる。染料拡散防止層は、含
フッ素湿分硬化型樹脂,含シロキサン湿分硬化型樹脂、
あるいは以下の離型層について記載されている各種離型
剤等、また粘着剤等を含有していてもよい。染料拡散防
止層がポリビニルブチラールあるいは/そしてアセトア
セタール化ポリビニルアルコールを含有している場合
は、特に良好である。
質を用いて形成されている。高分子物質は、染着層のガ
ラス転移点(Tg)より高いTgを有する高分子、染着層の
軟化点より高い軟化点を有する高分子、著しく染着性が
低い樹脂、あるいは染着層よりも染料の熱拡散特性が悪
い材料であれば特に限定されない。高分子物質は、染着
層のTgあるいは軟化点より約20℃以上、望ましくは、
約30℃以上高いTgあるいは軟化点を有する高分子が望
ましい。Tgあるいは軟化点が高い高分子程、一般に染
料に対する拡散防止特性が優れている。高分子物質とし
て、例えば、各種熱可塑性樹脂,熱,光,電子線等によ
る各種硬化性樹脂を用いることができる。高分子物質に
ついて特願平4−196707号に記載されている高分子物質
層の材料も本発明に適用できる。染料拡散防止層は、含
フッ素湿分硬化型樹脂,含シロキサン湿分硬化型樹脂、
あるいは以下の離型層について記載されている各種離型
剤等、また粘着剤等を含有していてもよい。染料拡散防
止層がポリビニルブチラールあるいは/そしてアセトア
セタール化ポリビニルアルコールを含有している場合
は、特に良好である。
【0110】保護層70は、少なくとも高分子物質を用い
て形成されている。保護層の高分子物質として、例え
ば、各種熱可塑性樹脂,熱,光,電子線等による各種硬
化性樹脂を用いることができる。保護層70の高分子物質
として、特願平4−196707号に記載されている染着層あ
るいは高分子物質層の材料も本発明に適用できる。
て形成されている。保護層の高分子物質として、例え
ば、各種熱可塑性樹脂,熱,光,電子線等による各種硬
化性樹脂を用いることができる。保護層70の高分子物質
として、特願平4−196707号に記載されている染着層あ
るいは高分子物質層の材料も本発明に適用できる。
【0111】染着層にTgあるいは軟化点の低い樹脂を
用いた場合は、高温時の受像層転写体の巻回保存が問題
になるので保護層の高分子物質のTgあるいは軟化点
は、染着層の高分子物質のTgあるいは軟化点よりも高
い材料を用いる。保護層70が染着層7と同様に染着機能
を、あるいは染料拡散防止層27と同様に染料の拡散防止
機能を有していてもよい。保護層は、含フッ素湿分硬化
型樹脂、含シロキサン湿分硬化型樹脂あるいは以下の離
型層について記載されている各種離型剤等、また粘着剤
等を含有していてもよい。保護層がポリビニルブチラー
ルあるいは/そしてアセトアセタール化ポリビニルアル
コールを含有している場合は、特に良好である。
用いた場合は、高温時の受像層転写体の巻回保存が問題
になるので保護層の高分子物質のTgあるいは軟化点
は、染着層の高分子物質のTgあるいは軟化点よりも高
い材料を用いる。保護層70が染着層7と同様に染着機能
を、あるいは染料拡散防止層27と同様に染料の拡散防止
機能を有していてもよい。保護層は、含フッ素湿分硬化
型樹脂、含シロキサン湿分硬化型樹脂あるいは以下の離
型層について記載されている各種離型剤等、また粘着剤
等を含有していてもよい。保護層がポリビニルブチラー
ルあるいは/そしてアセトアセタール化ポリビニルアル
コールを含有している場合は、特に良好である。
【0112】離型層6は特に限定されない。離型層の材
料等について特願平4−196707号に記載されている内容
を本発明に適用できる。特に熱可塑性樹脂あるいは熱,
光,電子線による各種硬化性樹脂あるいはイソシアネー
ト等の各種架橋剤等により架橋する各種反応性樹脂と、
各種反応性シリコーンオイル,変性シリコーンオイル,
シリコーン変性樹脂(例えばシリコーン変性アクリル樹
脂)あるいはフッ素変性樹脂(例えばフッ素変性アクリル
樹脂),反応性シリコーン樹脂(あるいはゴム)との組み
合わせが良好である。また、特に、シリコーン変性樹脂
(例えばシリコーン変性アクリル樹脂)あるいはフッ素変
性樹脂(例えばフッ素変性アクリル樹脂)、熱加硫型,室
温硬化型,液状等の各種シリコーンゴム、縮合反応型,
付加反応型,過酸化物硬化型,紫外線硬化型の各種反応
性シリコーン樹脂等は、単独でも用いることができ有用
である。
料等について特願平4−196707号に記載されている内容
を本発明に適用できる。特に熱可塑性樹脂あるいは熱,
光,電子線による各種硬化性樹脂あるいはイソシアネー
ト等の各種架橋剤等により架橋する各種反応性樹脂と、
各種反応性シリコーンオイル,変性シリコーンオイル,
シリコーン変性樹脂(例えばシリコーン変性アクリル樹
脂)あるいはフッ素変性樹脂(例えばフッ素変性アクリル
樹脂),反応性シリコーン樹脂(あるいはゴム)との組み
合わせが良好である。また、特に、シリコーン変性樹脂
(例えばシリコーン変性アクリル樹脂)あるいはフッ素変
性樹脂(例えばフッ素変性アクリル樹脂)、熱加硫型,室
温硬化型,液状等の各種シリコーンゴム、縮合反応型,
付加反応型,過酸化物硬化型,紫外線硬化型の各種反応
性シリコーン樹脂等は、単独でも用いることができ有用
である。
【0113】高分子物質層は、少なくとも高分子物質を
用いて形成されている。高分子物質は、特に限定されな
い。染料拡散防止層、保護層あるいは染着層に用いる高
分子物質を用いることができる。特に、Tgが60℃以上
の高分子物質が良好である。
用いて形成されている。高分子物質は、特に限定されな
い。染料拡散防止層、保護層あるいは染着層に用いる高
分子物質を用いることができる。特に、Tgが60℃以上
の高分子物質が良好である。
【0114】なお、本発明の高分子物質において、Tg
あるいは軟化点を示さない高分子物質に対しては、比較
される高分子物質よりも高いTgあるいは軟化点を有す
るものであると判断されるものである。
あるいは軟化点を示さない高分子物質に対しては、比較
される高分子物質よりも高いTgあるいは軟化点を有す
るものであると判断されるものである。
【0115】染着層,保護層,染料拡散防止層あるいは
/そして高分子物質層には、各種界面活性剤を添加して
用いることもできる。例えば、染着層を離型層上に形成
する場合等にハジキ防止剤としてフッ素系等の界面活性
剤を染着層形成塗料に添加すると良好に形成できる。例
えば、大日本インキ化学工業株式会社のフッ素系界面活
性剤(商品名:MEGAFAC)を使用することができ
る。
/そして高分子物質層には、各種界面活性剤を添加して
用いることもできる。例えば、染着層を離型層上に形成
する場合等にハジキ防止剤としてフッ素系等の界面活性
剤を染着層形成塗料に添加すると良好に形成できる。例
えば、大日本インキ化学工業株式会社のフッ素系界面活
性剤(商品名:MEGAFAC)を使用することができ
る。
【0116】染着層,保護層,染料拡散防止層あるいは
/そして高分子物質層のポリビニルアセタールとして、
ポリビニルアルコールにアセトアルデヒド、ブチルアル
デヒド等の複数のアルデヒドを作用させる場合にアセト
アルデヒドとブチルアルデヒドとの比率を各種変えて得
られるポリビニルアセタール樹脂、あるいはポリビニル
アルコールにアルデヒドとしてアセトアルデヒド単独を
作用させて得られるポリビニルアセタール樹脂とポリビ
ニルアルコールに同様にブチルアルデヒド単独を作用さ
せて得られるポリビニルアセタール樹脂との混合比率を
変えて用いること、あるいは/そして作用させるポリビ
ニルアルコールの重合度を変化させることにより、染着
層の記録感度および各層の耐熱性を変えることができ、
大変有用である。
/そして高分子物質層のポリビニルアセタールとして、
ポリビニルアルコールにアセトアルデヒド、ブチルアル
デヒド等の複数のアルデヒドを作用させる場合にアセト
アルデヒドとブチルアルデヒドとの比率を各種変えて得
られるポリビニルアセタール樹脂、あるいはポリビニル
アルコールにアルデヒドとしてアセトアルデヒド単独を
作用させて得られるポリビニルアセタール樹脂とポリビ
ニルアルコールに同様にブチルアルデヒド単独を作用さ
せて得られるポリビニルアセタール樹脂との混合比率を
変えて用いること、あるいは/そして作用させるポリビ
ニルアルコールの重合度を変化させることにより、染着
層の記録感度および各層の耐熱性を変えることができ、
大変有用である。
【0117】基材上に染着層と染料拡散防止層との順次
積層物、染着層と保護層と染料拡散防止層との順次積層
物、あるいは本発明における各構成の順次積層物におい
て、特に最上層は、順次積層物の膜強度補強材としての
機能も有している。特に、グラビア印刷においては、各
層の膜厚を厚く、且つ表面平滑性が優れた均一な膜を印
刷形成するのが困難であるため、各層の膜厚が2μm以
下、特に1.5μm以下の場合に表面平滑性が優れた均一な
膜を印刷形成でき、このような薄膜の場合に最上層を設
けることにより膜全体を補強することができ有効であ
る。
積層物、染着層と保護層と染料拡散防止層との順次積層
物、あるいは本発明における各構成の順次積層物におい
て、特に最上層は、順次積層物の膜強度補強材としての
機能も有している。特に、グラビア印刷においては、各
層の膜厚を厚く、且つ表面平滑性が優れた均一な膜を印
刷形成するのが困難であるため、各層の膜厚が2μm以
下、特に1.5μm以下の場合に表面平滑性が優れた均一な
膜を印刷形成でき、このような薄膜の場合に最上層を設
けることにより膜全体を補強することができ有効であ
る。
【0118】色材層は、少なくとも色材と結着材とから
構成されている。色材層の内容については、特願平4−
196707号に記載されている内容を本発明に適用できる。
転写体が昇華性(あるいは拡散性)染料を含有する色材層
と共に熱溶融型色材層を有していてもよい。昇華型色材
層を有する転写体と共に熱溶融型色材層のみを有してい
る転写体も用いることができる。受像層転写体の基材上
に色材層を設ける構成は、特に限定されないが、例えば
図36のように各構成の層を面順次に設けることができ
る。
構成されている。色材層の内容については、特願平4−
196707号に記載されている内容を本発明に適用できる。
転写体が昇華性(あるいは拡散性)染料を含有する色材層
と共に熱溶融型色材層を有していてもよい。昇華型色材
層を有する転写体と共に熱溶融型色材層のみを有してい
る転写体も用いることができる。受像層転写体の基材上
に色材層を設ける構成は、特に限定されないが、例えば
図36のように各構成の層を面順次に設けることができ
る。
【0119】基材上への各層の形成は、印刷あるいは/
そして塗工等により形成される。また、あらかじめ別の
媒体上に設けたものを受像層転写体の基材上に転写する
ことにより形成してもよい。例えば、グラビア印刷法に
より染着層等を基材上に形成する場合に、幅広の基材上
(例えば、幅600mm)に同一内容の受像層転写体(例えば、
幅90mm)を幾列(例えば5列)も印刷した後、基材の長手
方向にスリットして、同一内容の長尺の受像層転写体を
得ることができる。
そして塗工等により形成される。また、あらかじめ別の
媒体上に設けたものを受像層転写体の基材上に転写する
ことにより形成してもよい。例えば、グラビア印刷法に
より染着層等を基材上に形成する場合に、幅広の基材上
(例えば、幅600mm)に同一内容の受像層転写体(例えば、
幅90mm)を幾列(例えば5列)も印刷した後、基材の長手
方向にスリットして、同一内容の長尺の受像層転写体を
得ることができる。
【0120】軟化点は、フローテスタにより測定される
軟化点(Ts:softeningtemperature)であり、流出開始
温度(Tfb:flow beginning temperature)ではない。フ
ローテスタとして、例えば、島津フローテスタ[CFT
−500AあるいはCFT−500C (株)島津製作所]があ
る。以下、具体的実施例(以下、具体例という)を示す。
軟化点(Ts:softeningtemperature)であり、流出開始
温度(Tfb:flow beginning temperature)ではない。フ
ローテスタとして、例えば、島津フローテスタ[CFT
−500AあるいはCFT−500C (株)島津製作所]があ
る。以下、具体的実施例(以下、具体例という)を示す。
【0121】(具体例1) ・受像層転写体 下面に滑性耐熱層を有し、上面にアンカーコート層を有
するポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略す)
フイルム(幅100mm,厚さ5μm)のアンカーコート層上に
下記のそれぞれの塗料を用いて図1の受像層転写体3と
同様な構成が繰り返されている受像層転写体(即ち、離
型層上に染着層と染料拡散防止層との積層物と、イエロ
ー,マゼンタ,シアンの各色材層とが面順次に印刷され
ている)を作製した。染着層上への染料拡散防止層の印
刷は、印刷時に染料拡散防止層塗料の溶剤により染着層
膜が損傷を受けることなく重ね印刷を良好に行うことが
できた。
するポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略す)
フイルム(幅100mm,厚さ5μm)のアンカーコート層上に
下記のそれぞれの塗料を用いて図1の受像層転写体3と
同様な構成が繰り返されている受像層転写体(即ち、離
型層上に染着層と染料拡散防止層との積層物と、イエロ
ー,マゼンタ,シアンの各色材層とが面順次に印刷され
ている)を作製した。染着層上への染料拡散防止層の印
刷は、印刷時に染料拡散防止層塗料の溶剤により染着層
膜が損傷を受けることなく重ね印刷を良好に行うことが
できた。
【0122】また、積層物および各色材層の位置を検出
するための黒色のセンサーマークもそれぞれの位置の近
傍に印刷した。各層いずれもグラビア方式により印刷
し、印刷後熱風乾燥させた。膜厚は、離型層が0.3μm、
染着層が約1μm、染料拡散防止層が約1.5μm、各色材
層共それぞれ約1μmである。
するための黒色のセンサーマークもそれぞれの位置の近
傍に印刷した。各層いずれもグラビア方式により印刷
し、印刷後熱風乾燥させた。膜厚は、離型層が0.3μm、
染着層が約1μm、染料拡散防止層が約1.5μm、各色材
層共それぞれ約1μmである。
【0123】 (離型層塗料) シリコーン樹脂 10重量部 (KS−847H 信越化学工業株式会社) 触媒 0.3重量部 (CAT−PL−50T 信越化学工業株式会社) トルエン 20重量部 (染着層塗料) ポリビニルブチラール樹脂 4重量部 [BL−S(平均重合度:約350,Tg:約54℃) 積水化学工業株式会社] 含シロキサンアクリルシリコン樹脂溶液 0.16重量部 (F−6A、有効成分54wt% 三洋化成工業株式会社) ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.002重量部 フッ素系界面活性剤 0.12重量部 イソプロピルアルコール 25重量部 (染料拡散防止層塗料) アセトアセタール化ポリビニルアルコール 4重量部 [KS−0(平均重合度:約300,Tg:約110℃) 積水化学工業株式会社] イソプロピルアルコール 10重量部 2−ブタノン 15重量部 (イエロー色材層塗料) ピリドンアゾ系分散染料 3重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂 4重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン(T805 日本アエロジル株式会社) 0.24重量部 トルエン 25重量部 2−ブタノン 25重量部 (マゼンタ色材層塗料) アゾ系分散染料 3重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂 4重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン(T805) 0.24重量部 トルエン 25重量部 2−ブタノン 25重量部 (シアン色材層塗料) インドアニリン系分散染料 3.5重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂 4重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン(T805) 0.24重量部 トルエン 25重量部 2−ブタノン 25重量部 ・中間媒体 円周が約200mmのポリイミド(厚さ25μm)のエンドレスフ
イルムの外面にアンカーコート層(厚さ約0.2μm)を形成
した後、ポリエステルアクリレート樹脂(M−8100 東
亜合成化学工業株式会社)10重量部、増感剤(IRGAC
URE184 日本チバガイギー株式会社)0.3重量部、酢
酸エチル20重量部からなる塗料を塗工乾燥後、水銀ラン
プを照射して厚さ3μmの硬化膜を形成した。中間媒体
にも積層物(この場合は、染料拡散防止層と染着層との
積層物)を転写形成させる位置に黒センサーマークを設
けた。
イルムの外面にアンカーコート層(厚さ約0.2μm)を形成
した後、ポリエステルアクリレート樹脂(M−8100 東
亜合成化学工業株式会社)10重量部、増感剤(IRGAC
URE184 日本チバガイギー株式会社)0.3重量部、酢
酸エチル20重量部からなる塗料を塗工乾燥後、水銀ラン
プを照射して厚さ3μmの硬化膜を形成した。中間媒体
にも積層物(この場合は、染料拡散防止層と染着層との
積層物)を転写形成させる位置に黒センサーマークを設
けた。
【0124】以下、図1に示す記録方法の第1の実施例
に適用したもので説明する。上記で作製した受像層転写
体をカセットに組み込み、図1の受像層転写体3として
用い、また上記で作製した中間媒体を図1の中間媒体11
として用いた。
に適用したもので説明する。上記で作製した受像層転写
体をカセットに組み込み、図1の受像層転写体3として
用い、また上記で作製した中間媒体を図1の中間媒体11
として用いた。
【0125】最初に第1回目の記録について説明する。
中間媒体の黒センサーマークをセンサーで検出してプラ
テン2部分に黒センサーマークが来るように中間媒体を
移動させる。受像層転写体3の積層物の位置をセンサー
で検出した後、サーマルヘッド(記録ヘッド)をプラテン
2側に押圧した後、サーマルヘッドを発熱させて受像層
転写体の積層物を中間媒体上に転写形成した。このサー
マルヘッドを用いたときの転写エネルギー駆動条件は、
以下の通りである。
中間媒体の黒センサーマークをセンサーで検出してプラ
テン2部分に黒センサーマークが来るように中間媒体を
移動させる。受像層転写体3の積層物の位置をセンサー
で検出した後、サーマルヘッド(記録ヘッド)をプラテン
2側に押圧した後、サーマルヘッドを発熱させて受像層
転写体の積層物を中間媒体上に転写形成した。このサー
マルヘッドを用いたときの転写エネルギー駆動条件は、
以下の通りである。
【0126】 転写速度 :16.8ms/line 印加パルス幅 :8ms 転写エネルギー:8J/cm2 次に受像層転写体のイエロー色材層を用いて中間媒体上
の染着層にイエロー色の階調画像を熱転写記録した。こ
のときの記録条件は、以下の通りである。
の染着層にイエロー色の階調画像を熱転写記録した。こ
のときの記録条件は、以下の通りである。
【0127】 記録速度 :16.8ms/line 記録パルス幅 :0.8〜8ms 最大記録エネルギー:8J/cm2 以下、同様にして中間媒体の染着層のイエロー色上にマ
ゼンタ色,シアン色を記録して、染着層に黒色の階調画
像を記録した。
ゼンタ色,シアン色を記録して、染着層に黒色の階調画
像を記録した。
【0128】次に受像体12として葉書を用い、シリコー
ンゴムローラ14と加熱ローラ15の手前で中間媒体上の染
着層に葉書を重ね合わせ、また加熱ローラ15(表面温度1
50℃、直径25mm、長さ120mm、内部にハロゲンランプを
内蔵した金属ローラ)にシリコーンゴムローラ14(ゴム硬
度40゜のシリコーンゴム被覆ローラ、直径25mm、長さ12
0mm)を押圧(ローラ間荷重150N)させた後、加熱ローラ1
5とシリコーンゴムローラ14間を葉書と中間媒体とを通
過(走行速度10mm/秒)させ、トレイ21上に葉書を排出さ
せた。
ンゴムローラ14と加熱ローラ15の手前で中間媒体上の染
着層に葉書を重ね合わせ、また加熱ローラ15(表面温度1
50℃、直径25mm、長さ120mm、内部にハロゲンランプを
内蔵した金属ローラ)にシリコーンゴムローラ14(ゴム硬
度40゜のシリコーンゴム被覆ローラ、直径25mm、長さ12
0mm)を押圧(ローラ間荷重150N)させた後、加熱ローラ1
5とシリコーンゴムローラ14間を葉書と中間媒体とを通
過(走行速度10mm/秒)させ、トレイ21上に葉書を排出さ
せた。
【0129】以上のようにしてトレイ21上に排出された
葉書には、積層物が中間媒体から綺麗に転写形成されて
おり、最大パルス幅8msにおいて黒色の反射記録濃度が
1.80であり、低記録濃度から高記録濃度まで均一ドット
を有する高画質画像であった。
葉書には、積層物が中間媒体から綺麗に転写形成されて
おり、最大パルス幅8msにおいて黒色の反射記録濃度が
1.80であり、低記録濃度から高記録濃度まで均一ドット
を有する高画質画像であった。
【0130】次に第2回目の記録を行った。受像層転写
体の新しい染料拡散防止層と染着層との積層物を上記と
同様にして中間媒体上に転写形成した後、この中間媒体
上の積層物に受像層転写体の色材層を用いての画像記録
を行わずに、受像体12(葉書)上に中間媒体上の積層物を
熱転写形成させた。
体の新しい染料拡散防止層と染着層との積層物を上記と
同様にして中間媒体上に転写形成した後、この中間媒体
上の積層物に受像層転写体の色材層を用いての画像記録
を行わずに、受像体12(葉書)上に中間媒体上の積層物を
熱転写形成させた。
【0131】以上の結果、第2回目に得られた葉書上の
積層物には、染料の汚染が全く見られなかった。また、
中間媒体上に積層物が形成された部分のポリエステルア
クリレート樹脂表面をアルコール溶剤で拭いても、記録
時および受像体への転写時に染料が積層物を通過する場
合に発生する染料汚染が全く見られなかった。これは、
第1回目の画像記録時および受像体への転写時に染料が
中間媒体まで到達するのを、中間媒体と染着層間にある
染料拡散防止層が防止しているためである。
積層物には、染料の汚染が全く見られなかった。また、
中間媒体上に積層物が形成された部分のポリエステルア
クリレート樹脂表面をアルコール溶剤で拭いても、記録
時および受像体への転写時に染料が積層物を通過する場
合に発生する染料汚染が全く見られなかった。これは、
第1回目の画像記録時および受像体への転写時に染料が
中間媒体まで到達するのを、中間媒体と染着層間にある
染料拡散防止層が防止しているためである。
【0132】(具体例2) ・受像層転写体 下面に滑性耐熱層を有するPETフイルム(幅100mm,厚
さ5μm)の上面に染料拡散防止層と染着層とイエロー,
マゼンタ,シアンの各色材層とを面順次に形成した。な
お、染料拡散防止層と染着層は直接PETフイルム上に
形成し、各色材層は各色材層が形成されるPETフイル
ム部分に最初にアンカーコート層を形成した後、各色材
層を形成した。染料拡散防止層と染着層の形成には、そ
れぞれ下記の塗料を用い、イエロー,マゼンタ,シアン
の各色材層の形成には、具体例1と同一の塗料を用い
た。膜厚は、染料拡散防止層が約2.0μm、染着層が約1
μm、各色材層共それぞれ約1μmである。また、各層の
位置を検出するための黒色のセンサーマークも、PET
フイルム上あるいはアンカーコート上の各層間に印刷し
た。
さ5μm)の上面に染料拡散防止層と染着層とイエロー,
マゼンタ,シアンの各色材層とを面順次に形成した。な
お、染料拡散防止層と染着層は直接PETフイルム上に
形成し、各色材層は各色材層が形成されるPETフイル
ム部分に最初にアンカーコート層を形成した後、各色材
層を形成した。染料拡散防止層と染着層の形成には、そ
れぞれ下記の塗料を用い、イエロー,マゼンタ,シアン
の各色材層の形成には、具体例1と同一の塗料を用い
た。膜厚は、染料拡散防止層が約2.0μm、染着層が約1
μm、各色材層共それぞれ約1μmである。また、各層の
位置を検出するための黒色のセンサーマークも、PET
フイルム上あるいはアンカーコート上の各層間に印刷し
た。
【0133】 (染料拡散防止層塗料) アセトアセタール化ポリビニルアルコール 3重量部 (KS−0) ポリビニルブチラール系樹脂 1重量部 [BX−10(平均重合度:約250,Tg:約74℃) 積水化学工業株式会社] イソプロピルアルコール 10重量部 2−ブタノン 15重量部 (染着層塗料) ポリビニルブチラール樹脂 4重量部 [BL−3(平均重合度:約300,Tg:約68℃) 積水化学工業株式会社] 含シロキサンアクリルシリコン樹脂溶液 0.24重量部 (F−6A) ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.003重量部 イソプロピルアルコール 10重量部 2−ブタノン 15重量部 ・中間媒体 円周が約200mmのポリイミド(厚さ約25μm)のエンドレス
フイルムを中間媒体として用いた。受像層転写体の染料
拡散防止層等が転写形成される位置を検出するためにポ
リイミドフイルムに黒色のセンサーマークを形成した。
フイルムを中間媒体として用いた。受像層転写体の染料
拡散防止層等が転写形成される位置を検出するためにポ
リイミドフイルムに黒色のセンサーマークを形成した。
【0134】最初に受像層転写体の染料拡散防止層をサ
ーマルヘッドで中間媒体であるポリイミド上に下記の転
写エネルギー駆動条件で転写させた。同様に、受像層転
写体の染着層を最初に転写させた染料拡散防止層上に転
写させ、中間媒体上に染料拡散防止層と染着層とからな
る積層物を形成させた。
ーマルヘッドで中間媒体であるポリイミド上に下記の転
写エネルギー駆動条件で転写させた。同様に、受像層転
写体の染着層を最初に転写させた染料拡散防止層上に転
写させ、中間媒体上に染料拡散防止層と染着層とからな
る積層物を形成させた。
【0135】 転写速度 :16.8ms/line 印加パルス幅 :8ms 転写エネルギー:9J/cm2 次に受像層転写体の各色材層を用いて具体例1と同様に
して中間媒体上の染着層に3色(即ち3色で黒色)の階調
画像を熱転写記録した。次に受像体として普通紙を用い
具体例1と同様にして普通紙上に中間媒体の積層物を転
写させた。
して中間媒体上の染着層に3色(即ち3色で黒色)の階調
画像を熱転写記録した。次に受像体として普通紙を用い
具体例1と同様にして普通紙上に中間媒体の積層物を転
写させた。
【0136】以上のようにして得られた普通紙には、積
層物が中間媒体から綺麗に転写形成されており、最大パ
ルス幅8msにおいて黒色の反射記録濃度が1.78であり、
低記録濃度から高記録濃度まで均一ドットを有する高画
質画像であった。
層物が中間媒体から綺麗に転写形成されており、最大パ
ルス幅8msにおいて黒色の反射記録濃度が1.78であり、
低記録濃度から高記録濃度まで均一ドットを有する高画
質画像であった。
【0137】次に第2回目の記録として、受像層転写体
の新しい染料拡散防止層と染着層とを上記と同様にして
中間媒体上に転写形成して中間媒体上に積層物を形成し
た後、この中間媒体上の積層物に受像層転写体の色材層
による画像記録を行わずに、普通紙上に中間媒体上の積
層物を熱転写形成させた。
の新しい染料拡散防止層と染着層とを上記と同様にして
中間媒体上に転写形成して中間媒体上に積層物を形成し
た後、この中間媒体上の積層物に受像層転写体の色材層
による画像記録を行わずに、普通紙上に中間媒体上の積
層物を熱転写形成させた。
【0138】以上の結果、第2回目に得られた普通紙上
の積層物には染料の汚染が全く見られなかった。また、
中間媒体上に積層物が形成された部分のポリイミド表面
をアルコール溶剤で拭いても、記録時および受像体への
転写時に染料が積層物を通過する場合に発生する染料汚
染が全く見られなかった。これは第1回目の画像記録時
および受像体への転写時に染料が中間媒体まで到達する
のを中間媒体と染着層間にある染料拡散防止層が防止し
ているためである。
の積層物には染料の汚染が全く見られなかった。また、
中間媒体上に積層物が形成された部分のポリイミド表面
をアルコール溶剤で拭いても、記録時および受像体への
転写時に染料が積層物を通過する場合に発生する染料汚
染が全く見られなかった。これは第1回目の画像記録時
および受像体への転写時に染料が中間媒体まで到達する
のを中間媒体と染着層間にある染料拡散防止層が防止し
ているためである。
【0139】(具体例3)具体例1で得られた記録画像を
有する葉書を図1のシリコーンゴムローラ14(この場
合、加熱シリコーンゴムローラ)と加熱ローラ15間に染
着層面がシリコーンゴムローラ側になるようにして、も
う一度、具体例1とほぼ同一条件下で通過させ、葉書上
の積層物に対して定着処理を行った。この葉書の定着画
像の表面光沢度は5.8であり、鉛筆に対する筆記性も良
好であった。この定着時に積層物が加熱シリコーンゴム
ローラ表面に接触して定着されるが、加熱シリコーンゴ
ムローラ表面には、積層物に記録された画像からの染料
転移が全く見られなかった。
有する葉書を図1のシリコーンゴムローラ14(この場
合、加熱シリコーンゴムローラ)と加熱ローラ15間に染
着層面がシリコーンゴムローラ側になるようにして、も
う一度、具体例1とほぼ同一条件下で通過させ、葉書上
の積層物に対して定着処理を行った。この葉書の定着画
像の表面光沢度は5.8であり、鉛筆に対する筆記性も良
好であった。この定着時に積層物が加熱シリコーンゴム
ローラ表面に接触して定着されるが、加熱シリコーンゴ
ムローラ表面には、積層物に記録された画像からの染料
転移が全く見られなかった。
【0140】(具体例4)具体例1で得られた記録画像を
有する葉書に対し、図3のようにさらに定着ローラ(金
属ローラ40と加熱シリコーンゴムローラ41)を有する装
置により定着処理(記録画像面が加熱シリコーンゴムロ
ーラ41側になるようにして)を行った。金属ローラ40(直
径25mm、長さ120mm)と加熱シリコーンゴムローラ41(表
面温度160℃、ゴム硬度30゜のシリコーンゴム被覆ロー
ラ、直径25mm、長さ120mm、内部にハロゲンランプを内
蔵)間の荷重は200Nである。この葉書の定着画像の表面
光沢度は5.7であり、鉛筆に対する筆記性も良好であっ
た。この定着時に葉書上の積層物が加熱シリコーンゴム
ローラ41の表面に接触して定着されるが、加熱シリコー
ンゴムローラ41の表面には、積層物に記録された画像か
らの染料転移が全く見られなかった。
有する葉書に対し、図3のようにさらに定着ローラ(金
属ローラ40と加熱シリコーンゴムローラ41)を有する装
置により定着処理(記録画像面が加熱シリコーンゴムロ
ーラ41側になるようにして)を行った。金属ローラ40(直
径25mm、長さ120mm)と加熱シリコーンゴムローラ41(表
面温度160℃、ゴム硬度30゜のシリコーンゴム被覆ロー
ラ、直径25mm、長さ120mm、内部にハロゲンランプを内
蔵)間の荷重は200Nである。この葉書の定着画像の表面
光沢度は5.7であり、鉛筆に対する筆記性も良好であっ
た。この定着時に葉書上の積層物が加熱シリコーンゴム
ローラ41の表面に接触して定着されるが、加熱シリコー
ンゴムローラ41の表面には、積層物に記録された画像か
らの染料転移が全く見られなかった。
【0141】(具体例5) ・受像層転写体 具体例1の受像層転写体を用いる。
【0142】・中間媒体 ポリイミドのエンドレスフイルム(厚さ25μm)の外面上
に下記の弾性層塗料により弾性層(厚さ約50μm)を形成
した。弾性層は、塗工後130℃で約20分間熱処理した。
に下記の弾性層塗料により弾性層(厚さ約50μm)を形成
した。弾性層は、塗工後130℃で約20分間熱処理した。
【0143】 (弾性層塗料) シリコーン樹脂 10重量部 (SD7328 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社) シリコーン粘着樹脂 10重量部 (SD4570 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社) 触媒 0.4重量部 (SRX212 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社) シリカ (AEROSIL200 日本アエロジル株式会社) 1重量部 シランカップリン剤 0.1重量部 トルエン 20重量部 以下、図4に示す熱転写記録法の第4の実施例を適用し
た。
た。
【0144】なお、図4のシリコーンゴムローラ14およ
び加熱ローラ15の代わりに、ローラ16をシリコーンゴム
ローラ14として用い、また、ローラ17を加熱ローラ15と
して用いた。また、上記の中間媒体を図4の中間媒体50
として用いた。
び加熱ローラ15の代わりに、ローラ16をシリコーンゴム
ローラ14として用い、また、ローラ17を加熱ローラ15と
して用いた。また、上記の中間媒体を図4の中間媒体50
として用いた。
【0145】以下、具体例1と同様のプロセスにより受
像層転写体3から中間媒体50の弾性層51上への積層物28
の転写形成、中間媒体上の染着層への3色記録および中
間媒体から葉書への積層物の転写形成(ローラ16および
同17間で)を行った結果、各プロセス共いずれも良好で
あった。中間媒体から葉書への積層物の転写形成は、ロ
ーラ間荷重約150N、ローラ表面温度140℃の条件で行っ
た。
像層転写体3から中間媒体50の弾性層51上への積層物28
の転写形成、中間媒体上の染着層への3色記録および中
間媒体から葉書への積層物の転写形成(ローラ16および
同17間で)を行った結果、各プロセス共いずれも良好で
あった。中間媒体から葉書への積層物の転写形成は、ロ
ーラ間荷重約150N、ローラ表面温度140℃の条件で行っ
た。
【0146】なお、中間媒体上の積層物が葉書へ転写さ
れるときに弾性層により積層物が葉書の繊維間に圧入さ
れる、即ち、積層物が転写と同時に定着されるため、弾
性層がない中間媒体を用いて積層物を葉書に転写した場
合よりも光沢度の低い画像を一度の転写で得ることがで
きた。得られた葉書上の記録画像は、最大パルス幅8ms
において黒色の反射記録濃度が1.40であり、低記録濃度
から高記録濃度まで均一ドットを有する高画質画像であ
り、画像表面の光沢度は7.0で、鉛筆に対する筆記性も
良好であった。
れるときに弾性層により積層物が葉書の繊維間に圧入さ
れる、即ち、積層物が転写と同時に定着されるため、弾
性層がない中間媒体を用いて積層物を葉書に転写した場
合よりも光沢度の低い画像を一度の転写で得ることがで
きた。得られた葉書上の記録画像は、最大パルス幅8ms
において黒色の反射記録濃度が1.40であり、低記録濃度
から高記録濃度まで均一ドットを有する高画質画像であ
り、画像表面の光沢度は7.0で、鉛筆に対する筆記性も
良好であった。
【0147】このように転写と同時に定着する場合にお
いても、積層物に記録された画像の染料が中間媒体の弾
性層に転移する染料汚染は見られなかった。
いても、積層物に記録された画像の染料が中間媒体の弾
性層に転移する染料汚染は見られなかった。
【0148】(具体例6) ・受像層転写体 下面に滑性耐熱層(バックコート層)を有し、上面にアン
カーコート層を有するPETフイルム(幅600mm,厚さ6
μm)のアンカーコート層上に下記のそれぞれの塗料を用
いて、図37の受像層転写体とほぼ同様な構成が繰り返さ
れている受像層転写体をグラビア印刷機により作製し
た。PETフイルムの長さ方向に離型層および離型層上
に染着層と保護層と染料拡散防止層との順次積層物と、
イエロー,マゼンタ,シアンの各色材層とが面順次にな
るように印刷した。なお、積層物および各色材層の位置
を光センサーで検出するための黒色のセンサーマークに
関しては、図36と同様にそれぞれの位置の近傍に印刷し
た。黒色のセンサーマークは、市販のグラビアインキを
使用した。
カーコート層を有するPETフイルム(幅600mm,厚さ6
μm)のアンカーコート層上に下記のそれぞれの塗料を用
いて、図37の受像層転写体とほぼ同様な構成が繰り返さ
れている受像層転写体をグラビア印刷機により作製し
た。PETフイルムの長さ方向に離型層および離型層上
に染着層と保護層と染料拡散防止層との順次積層物と、
イエロー,マゼンタ,シアンの各色材層とが面順次にな
るように印刷した。なお、積層物および各色材層の位置
を光センサーで検出するための黒色のセンサーマークに
関しては、図36と同様にそれぞれの位置の近傍に印刷し
た。黒色のセンサーマークは、市販のグラビアインキを
使用した。
【0149】ここで、印刷される保護層の面積が染着層
および染料拡散防止層の面積よりも大になるように、保
護層のグラビアロールの版は、染着層および染料拡散防
止層のそれよりも周囲が1mm広いグラビア版(版形成面
積:幅×長さ=82mm×102mm=8364mm2)を使用した。染
着層と染料拡散防止層のグラビア版の面積(版形成面
積:同=80mm×100mm=8000mm2)は、同一である。
および染料拡散防止層の面積よりも大になるように、保
護層のグラビアロールの版は、染着層および染料拡散防
止層のそれよりも周囲が1mm広いグラビア版(版形成面
積:幅×長さ=82mm×102mm=8364mm2)を使用した。染
着層と染料拡散防止層のグラビア版の面積(版形成面
積:同=80mm×100mm=8000mm2)は、同一である。
【0150】染着層と保護層と染料拡散防止層との中心
点位置がほぼ一致するように印刷した。即ち、保護層が
染着層全体をカバーするように、あるいは染着層が保護
層の面積内に入るように、また保護層の端部が染料拡散
防止層の端部より約1mm出るように印刷した。
点位置がほぼ一致するように印刷した。即ち、保護層が
染着層全体をカバーするように、あるいは染着層が保護
層の面積内に入るように、また保護層の端部が染料拡散
防止層の端部より約1mm出るように印刷した。
【0151】最終スリット後の受像層転写体の幅が92mm
になるようにPETフイルムの幅方向には、上記の長さ
方向に繰り返しパターンとして印刷されるものが4列取
れる版構成とした。即ち、染着層、保護層、染料拡散防
止層そしてセンサーマークの各版とも幅方向に4列取り
し、また、離型層のグラビア版は、版形成面積=幅×長
さ=388mm×130mm、各色材層のグラビア版は、版形成面
積=幅×長さ=388mm×130mmであり、幅方向の離型層お
よび色材層の版は4列分を連続の版構成とした。スリッ
トは、スリット後に積層物がスリット幅に対し、中心部
分になるようにスリットした。
になるようにPETフイルムの幅方向には、上記の長さ
方向に繰り返しパターンとして印刷されるものが4列取
れる版構成とした。即ち、染着層、保護層、染料拡散防
止層そしてセンサーマークの各版とも幅方向に4列取り
し、また、離型層のグラビア版は、版形成面積=幅×長
さ=388mm×130mm、各色材層のグラビア版は、版形成面
積=幅×長さ=388mm×130mmであり、幅方向の離型層お
よび色材層の版は4列分を連続の版構成とした。スリッ
トは、スリット後に積層物がスリット幅に対し、中心部
分になるようにスリットした。
【0152】また、染着層上への保護層の印刷および保
護層上への染料拡散防止層の印刷は、印刷時に保護層塗
料あるいは染料拡散防止層塗料の溶剤により、染着層膜
および保護層膜を劣化させずに重ね印刷を良好に行うこ
とができた。なお、塗料の溶剤量は、印刷条件に合わせ
て適宜増減させている。塗料の溶剤量に関しては、以下
の具体例でも同様である。各層の印刷直後に熱風乾燥処
理をした。硬化が必要な層は熱風により硬化処理をし
た。膜厚は、離型層が0.3μm、染着層が約1μm、保護
層が約1μm、染料拡散防止層が約2μm、各色材層共そ
れぞれ約1μmである。
護層上への染料拡散防止層の印刷は、印刷時に保護層塗
料あるいは染料拡散防止層塗料の溶剤により、染着層膜
および保護層膜を劣化させずに重ね印刷を良好に行うこ
とができた。なお、塗料の溶剤量は、印刷条件に合わせ
て適宜増減させている。塗料の溶剤量に関しては、以下
の具体例でも同様である。各層の印刷直後に熱風乾燥処
理をした。硬化が必要な層は熱風により硬化処理をし
た。膜厚は、離型層が0.3μm、染着層が約1μm、保護
層が約1μm、染料拡散防止層が約2μm、各色材層共そ
れぞれ約1μmである。
【0153】 (離型層塗料) シリコーン樹脂 10重量部 (KS−847H) 触媒 0.3重量部 (CAT−PL−50T) トルエン 10重量部 2−ブタノン 10重量部 (染着層塗料) ポリビニルブチラール樹脂 4重量部 (BL−S) 含シロキサンアクリルシリコン樹脂溶液 0.10重量部 (F−6A) ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.0005重量部 イソプロピルアルコール 9重量部 2−ブタノン 12重量部 (保護層塗料) ポリビニルブチラール系樹脂 1.6重量部 (BX−10) アセトアセタール化ポリビニルアルコール 2.4重量部 (KS−0) イソプロピルアルコール 9重量部 2−ブタノン 12重量部 (染料拡散防止層塗料) アセトアセタール化ポリビニルアルコール
4重量部 (KS−0) イソプロピルアルコール 9重量部 2−ブタノン 12重量部 (イエロー色材層塗料) ピリドンアゾ系分散染料 3重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂 2重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合樹脂 2重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン(T805) 0.24重量部 トルエン 15重量部 2−ブタノン 10重量部 (マゼンタ色材層塗料) アゾ系分散染料 3重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂 2重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合樹脂 2重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン(T805) 0.24重量部 トルエン 15重量部 2−ブタノン 10重量部 (シアン色材層塗料) インドアニリン系分散染料 3.5重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂 2重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合樹脂 2重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン(T805) 0.24重量部 トルエン 15重量部 2−ブタノン 10重量部 ・中間媒体 具体例1と同一構成の中間媒体を用いる。
4重量部 (KS−0) イソプロピルアルコール 9重量部 2−ブタノン 12重量部 (イエロー色材層塗料) ピリドンアゾ系分散染料 3重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂 2重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合樹脂 2重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン(T805) 0.24重量部 トルエン 15重量部 2−ブタノン 10重量部 (マゼンタ色材層塗料) アゾ系分散染料 3重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂 2重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合樹脂 2重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン(T805) 0.24重量部 トルエン 15重量部 2−ブタノン 10重量部 (シアン色材層塗料) インドアニリン系分散染料 3.5重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂 2重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合樹脂 2重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン(T805) 0.24重量部 トルエン 15重量部 2−ブタノン 10重量部 ・中間媒体 具体例1と同一構成の中間媒体を用いる。
【0154】以下、図5に示す第5の実施例の記録方法
に基づいて説明する。上記で作製した受像層転写体をカ
セットに組み込み図5の受像層転写体54として用い、ま
た上記で作製した中間媒体を図5の中間媒体11として用
いた。
に基づいて説明する。上記で作製した受像層転写体をカ
セットに組み込み図5の受像層転写体54として用い、ま
た上記で作製した中間媒体を図5の中間媒体11として用
いた。
【0155】最初に第1回目の記録について説明する。
中間媒体の黒センサーマークをセンサーで検出して中間
媒体を移動させ、プラテン2部分に積層物を形成しよう
とする中間媒体の位置を合わせる。受像層転写体54の積
層物28の位置を示すセンサーマーク29(図5の左側の29)
をセンサーで検出した後、サーマルヘッド(記録ヘッド
1)をプラテン2側に押圧した後、サーマルヘッドを発
熱させて受像層転写体の染着層と保護層と染料拡散防止
層とからなる積層物を中間媒体上に転写させ、中間媒体
上に染料拡散防止層と保護層と染着層とからなる積層物
を形成した。この転写時のサーマルヘッド駆動条件は以
下の通りである。
中間媒体の黒センサーマークをセンサーで検出して中間
媒体を移動させ、プラテン2部分に積層物を形成しよう
とする中間媒体の位置を合わせる。受像層転写体54の積
層物28の位置を示すセンサーマーク29(図5の左側の29)
をセンサーで検出した後、サーマルヘッド(記録ヘッド
1)をプラテン2側に押圧した後、サーマルヘッドを発
熱させて受像層転写体の染着層と保護層と染料拡散防止
層とからなる積層物を中間媒体上に転写させ、中間媒体
上に染料拡散防止層と保護層と染着層とからなる積層物
を形成した。この転写時のサーマルヘッド駆動条件は以
下の通りである。
【0156】 転写速度 :16.8ms/line 印加パルス幅 :8ms 転写エネルギー:8.5J/cm2 次に受像層転写体のイエロー色材層を用いて中間媒体上
の染着層にイエロー色の階調画像を熱転写記録した。こ
のときの記録条件は、以下の通りである。
の染着層にイエロー色の階調画像を熱転写記録した。こ
のときの記録条件は、以下の通りである。
【0157】 記録速度 :16.8ms/line 記録パルス幅 :0.8〜8ms 最大記録エネルギー:8J/cm2 以下、同様にして中間媒体の染着層のイエロー色上にマ
ゼンタ色,シアン色を重ね記録して、染着層に黒色の階
調画像を記録した。
ゼンタ色,シアン色を重ね記録して、染着層に黒色の階
調画像を記録した。
【0158】次に受像体12として葉書を用い、シリコー
ンゴムローラ14と加熱ローラ15の手前で中間媒体11上の
染着層に葉書を重ね合わせ、また、加熱ローラ15(表面
温度150℃、直径25mm、長さ120mm、内部にハロゲンラン
プを内蔵した金属ローラ)にシリコーンゴムローラ14(ゴ
ム硬度40゜のシリコーンゴム被覆ローラ、直径25mm、長
さ120mm)を押圧(ローラ間荷重150N)させた後、加熱ロ
ーラ15とシリコーンゴムローラ14間を葉書と中間媒体11
とを通過(走行速度10mm/秒)させ、トレイ21上に葉書を
排出させた。
ンゴムローラ14と加熱ローラ15の手前で中間媒体11上の
染着層に葉書を重ね合わせ、また、加熱ローラ15(表面
温度150℃、直径25mm、長さ120mm、内部にハロゲンラン
プを内蔵した金属ローラ)にシリコーンゴムローラ14(ゴ
ム硬度40゜のシリコーンゴム被覆ローラ、直径25mm、長
さ120mm)を押圧(ローラ間荷重150N)させた後、加熱ロ
ーラ15とシリコーンゴムローラ14間を葉書と中間媒体11
とを通過(走行速度10mm/秒)させ、トレイ21上に葉書を
排出させた。
【0159】以上のようにしてトレイ21上に排出された
葉書には、積層物が中間媒体から綺麗に転写形成されて
おり、最大パルス幅8msにおいて黒色の反射記録濃度が
1.80であり、低記録濃度から高記録濃度まで均一ドット
を有する高画質画像であった。
葉書には、積層物が中間媒体から綺麗に転写形成されて
おり、最大パルス幅8msにおいて黒色の反射記録濃度が
1.80であり、低記録濃度から高記録濃度まで均一ドット
を有する高画質画像であった。
【0160】次に第2回目の記録を行った。受像層転写
体の新しい染着層と保護層と染料拡散防止層との積層物
を上記と同様にして中間媒体上に転写形成した後、この
中間媒体上の積層物に受像層転写体の色材層を用いての
画像記録を行わずに、受像体12(葉書)上に中間媒体上の
積層物を熱転写形成させた。
体の新しい染着層と保護層と染料拡散防止層との積層物
を上記と同様にして中間媒体上に転写形成した後、この
中間媒体上の積層物に受像層転写体の色材層を用いての
画像記録を行わずに、受像体12(葉書)上に中間媒体上の
積層物を熱転写形成させた。
【0161】以上の結果、第2回目に得られた葉書上の
積層物には、染料の汚染が全く見られなかった。また、
中間媒体上に積層物が形成された部分のポリエステルア
クリレート樹脂表面をアルコール溶剤で拭いても、記録
時および受像体への転写時に染料が積層物を通過する場
合に発生する染料汚染が全く見られなかった。これは第
1回目の画像記録時および受像体への転写時に染料が中
間媒体まで到達するのを中間媒体と染着層間にある染料
拡散防止層が防止しているためである。
積層物には、染料の汚染が全く見られなかった。また、
中間媒体上に積層物が形成された部分のポリエステルア
クリレート樹脂表面をアルコール溶剤で拭いても、記録
時および受像体への転写時に染料が積層物を通過する場
合に発生する染料汚染が全く見られなかった。これは第
1回目の画像記録時および受像体への転写時に染料が中
間媒体まで到達するのを中間媒体と染着層間にある染料
拡散防止層が防止しているためである。
【0162】また、作製した受像層転写体を外径約25mm
のガラス管に巻回して60℃,60%RHの環境下に300時間
保存しても、保存後に染着層が滑性耐熱層に熱融着する
ようなことは全くなく、離型層上に安定に保持されてい
た。
のガラス管に巻回して60℃,60%RHの環境下に300時間
保存しても、保存後に染着層が滑性耐熱層に熱融着する
ようなことは全くなく、離型層上に安定に保持されてい
た。
【0163】(具体例7) ・受像層転写体 具体例6と同一のPETフイルムのアンカーコート層上
の一部分に下記のそれぞれの塗料を用いて離型層を、ま
た、この離型層上に染着層と染料拡散防止層との順次積
層物を、またアンカーコート層上のそれぞれ異なる位置
にイエロー,マゼンタ,シアンの各色材層とを、具体例
1と同様に積層物と各色材層とが面順次になるようにグ
ラビア印刷および熱風処理をして受像層転写体を作製し
た。ここで、印刷される染料拡散防止層の面積が染着層
の面積よりも大になるように、染料拡散防止層のグラビ
ア版が、染着層のそれよりも周囲が1mm広いグラビア版
を使用した。
の一部分に下記のそれぞれの塗料を用いて離型層を、ま
た、この離型層上に染着層と染料拡散防止層との順次積
層物を、またアンカーコート層上のそれぞれ異なる位置
にイエロー,マゼンタ,シアンの各色材層とを、具体例
1と同様に積層物と各色材層とが面順次になるようにグ
ラビア印刷および熱風処理をして受像層転写体を作製し
た。ここで、印刷される染料拡散防止層の面積が染着層
の面積よりも大になるように、染料拡散防止層のグラビ
ア版が、染着層のそれよりも周囲が1mm広いグラビア版
を使用した。
【0164】この場合も同様に、染着層と染料拡散防止
層との中心点位置がほぼ一致するように印刷した。即
ち、染料拡散防止層が十分染着層をカバーするように、
あるいは染着層が染料拡散防止層の面積内に入るように
印刷した。
層との中心点位置がほぼ一致するように印刷した。即
ち、染料拡散防止層が十分染着層をカバーするように、
あるいは染着層が染料拡散防止層の面積内に入るように
印刷した。
【0165】また、具体例6と同様に積層物および各色
材層の位置を検出するための黒色のセンサーマークもそ
れぞれの位置の近傍に印刷した。膜厚は、離型層が0.3
μm、染着層が約1.5μm、染料拡散防止層が約2μm、各
色材層共それぞれ約1μmである。
材層の位置を検出するための黒色のセンサーマークもそ
れぞれの位置の近傍に印刷した。膜厚は、離型層が0.3
μm、染着層が約1.5μm、染料拡散防止層が約2μm、各
色材層共それぞれ約1μmである。
【0166】 (離型層塗料) 具体例6と同一組成 (染着層塗料) ポリビニルブチラール樹脂 4重量部 (BL−S) 含シロキサンアクリルシリコン樹脂溶液 0.10重量部 (F−6A) ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.0005重量部 フッ素系界面活性剤 0.08重量部 [F−179A 大日本インキ化学工業株式会社] イソプロピルアルコール 12重量部 2−ブタノン 9重量部 (染料拡散防止層塗料) アセトアセタール化ポリビニルアルコール 4重量部 (KS−0) イソプロピルアルコール 12重量部 2−ブタノン 9重量部 ・中間媒体 具体例1と同一構成の中間媒体を用いる。
【0167】最初に第1回目の記録を行う。具体例6と
同一のサーマルヘッド駆動条件により、受像層転写体の
染着層と染料拡散防止層とからなる積層物を中間媒体上
に転写形成させた。次に、中間媒体上の積層物の染着層
に具体例6と同様に画像を記録後、中間媒体上の積層物
を葉書上に熱転写させ、葉書上に画像を形成させた。
同一のサーマルヘッド駆動条件により、受像層転写体の
染着層と染料拡散防止層とからなる積層物を中間媒体上
に転写形成させた。次に、中間媒体上の積層物の染着層
に具体例6と同様に画像を記録後、中間媒体上の積層物
を葉書上に熱転写させ、葉書上に画像を形成させた。
【0168】以上のようにして得られた葉書には、積層
物が中間媒体から綺麗に転写形成されており、最大パル
ス幅8msにおいて黒色の反射記録濃度が0.81であり、低
記録濃度から高記録濃度まで均一ドットを有する高画質
画像であった。
物が中間媒体から綺麗に転写形成されており、最大パル
ス幅8msにおいて黒色の反射記録濃度が0.81であり、低
記録濃度から高記録濃度まで均一ドットを有する高画質
画像であった。
【0169】次に第2回目の記録を行う。受像層転写体
の新しい染着層と染料拡散防止層との積層物を上記と同
様に中間媒体上に転写形成した後、この中間媒体上の積
層物に受像層転写体の色材層を用いての画像記録を行わ
ずに、葉書上に中間媒体上の積層物を熱転写形成させ
た。
の新しい染着層と染料拡散防止層との積層物を上記と同
様に中間媒体上に転写形成した後、この中間媒体上の積
層物に受像層転写体の色材層を用いての画像記録を行わ
ずに、葉書上に中間媒体上の積層物を熱転写形成させ
た。
【0170】以上の結果、第2回目に得られた葉書上の
積層物には、染料の汚染が全く見られなかった。また、
中間媒体上に積層物が形成された部分をアルコール溶剤
で拭いても、染料汚染が全く見られなかった。
積層物には、染料の汚染が全く見られなかった。また、
中間媒体上に積層物が形成された部分をアルコール溶剤
で拭いても、染料汚染が全く見られなかった。
【0171】また、作製した受像層転写体を具体例6と
同様に巻回して60℃、60%RHの環境下に300時間保存し
ても、保存後に染着層が滑性耐熱層に熱融着するような
ことは全くなく、離型層上に安定に保持されていた。
同様に巻回して60℃、60%RHの環境下に300時間保存し
ても、保存後に染着層が滑性耐熱層に熱融着するような
ことは全くなく、離型層上に安定に保持されていた。
【0172】(具体例8) ・受像層転写体 (具体例6)と同一のPETフイルムのアンカーコート層
上に下記のそれぞれの塗料を用いて離型層を、また、こ
の離型層上に染着層と染料拡散防止層とが順次積層する
ようにグラビア印刷および熱風処理をして受像層転写体
を作製した。ここで、印刷される染着層の面積が染料拡
散防止層の面積よりも大になるように、染着層のグラビ
ア版が、染料拡散防止層のそれよりも周囲が2mm広いグ
ラビア版を使用し、染着層と染料拡散防止層との中心位
置がほぼ一致するように印刷した。膜厚は、離型層が0.
3μm、染着層が約1.5μm、染料拡散防止層が約2μmで
ある。
上に下記のそれぞれの塗料を用いて離型層を、また、こ
の離型層上に染着層と染料拡散防止層とが順次積層する
ようにグラビア印刷および熱風処理をして受像層転写体
を作製した。ここで、印刷される染着層の面積が染料拡
散防止層の面積よりも大になるように、染着層のグラビ
ア版が、染料拡散防止層のそれよりも周囲が2mm広いグ
ラビア版を使用し、染着層と染料拡散防止層との中心位
置がほぼ一致するように印刷した。膜厚は、離型層が0.
3μm、染着層が約1.5μm、染料拡散防止層が約2μmで
ある。
【0173】 (離型層塗料) 具体例6と同一組成 (染着層塗料) ポリビニルブチラール樹脂 4重量部 (BL−3、軟化点:約85℃) 含シロキサンアクリルシリコン樹脂溶液 0.10重量部 (F−6A) ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.0005重量部 フッ素系界面活性剤 0.08重量部 [F−172 大日本インキ化学工業株式会社] イソプロピルアルコール 12重量部 2−ブタノン 9重量部 (染料拡散防止層塗料) アセトアセタール化ポリビニルアルコール 4重量部 (平均重合度:約350,アセタール化度:70mol%以上,軟化点:約130℃) イソプロピルアルコール 12重量部 2−ブタノン 9重量部 ・中間媒体 ポリイミド(厚さ25μm)のフイルムの外面にアンカーコ
ート層(厚さ約0.2μm)を形成した後、ポリエステルアク
リレート樹脂(M−8100)10重量部、増感剤(IRGAC
URE184)0.3重量部、酢酸エチル20重量部からなる塗
料を塗工乾燥後、水銀ランプを照射して厚さ3μmの硬
化膜を形成した。
ート層(厚さ約0.2μm)を形成した後、ポリエステルアク
リレート樹脂(M−8100)10重量部、増感剤(IRGAC
URE184)0.3重量部、酢酸エチル20重量部からなる塗
料を塗工乾燥後、水銀ランプを照射して厚さ3μmの硬
化膜を形成した。
【0174】作製した受像層転写体の染着層と染料拡散
防止層とからなる積層物面を中間媒体の硬化膜上に重ね
合わせ、加熱金属ローラ(ローラ外径:50mm)とシリコー
ンゴム被覆金属ローラ(ローラ外径:50mm,ゴム厚さ:
5mm,硬度:50゜)間を受像層転写体が加熱金属ローラ
側になるようにして、ローラ間荷重800N、通過速度10m
m/秒の条件で通過させた。加熱金属ローラの温度を変
えて検討した結果、80℃で良好に受像層転写体の積層物
を中間媒体上に転写させることができた。
防止層とからなる積層物面を中間媒体の硬化膜上に重ね
合わせ、加熱金属ローラ(ローラ外径:50mm)とシリコー
ンゴム被覆金属ローラ(ローラ外径:50mm,ゴム厚さ:
5mm,硬度:50゜)間を受像層転写体が加熱金属ローラ
側になるようにして、ローラ間荷重800N、通過速度10m
m/秒の条件で通過させた。加熱金属ローラの温度を変
えて検討した結果、80℃で良好に受像層転写体の積層物
を中間媒体上に転写させることができた。
【0175】(具体例9) ・受像層転写体 具体例6と同一のPETフイルムのアンカーコート層上
に離型層を、また、この離型層上に染着層と染料拡散防
止層とが順次積層するように具体例6の各塗料を用いて
グラビア印刷および熱風処理をして受像層転写体を作製
した。ここで、グラビア版の版面積は、染着層と染料拡
散防止層とも同一のものを使用し、染着層の片側端部
(フイルムの長手方向の端部)が、図15のように染料拡散
防止層よりも約1mmはみ出ているように印刷した。膜厚
は、離型層が0.3μm、染着層が約1.5μm、染料拡散防止
層が約2μmである。
に離型層を、また、この離型層上に染着層と染料拡散防
止層とが順次積層するように具体例6の各塗料を用いて
グラビア印刷および熱風処理をして受像層転写体を作製
した。ここで、グラビア版の版面積は、染着層と染料拡
散防止層とも同一のものを使用し、染着層の片側端部
(フイルムの長手方向の端部)が、図15のように染料拡散
防止層よりも約1mmはみ出ているように印刷した。膜厚
は、離型層が0.3μm、染着層が約1.5μm、染料拡散防止
層が約2μmである。
【0176】・中間媒体 具体例8と同一構成 作製した受像層転写体の染着層と染料拡散防止層とから
なる積層物面を中間媒体の硬化膜上に重ね合わせ、染着
層端部が染料拡散防止層よりもはみ出ている部分を先頭
にして加熱金属ローラとシリコーンゴム被覆金属ローラ
間に挿入し、ローラ間を通過させ具体例8と同様に転写
実験を行った。ローラ間を通過後、転写体を中間媒体か
ら剥離する場合に染着層端部がはみ出ている側から剥離
させた。加熱金属ローラの温度を変えて検討したとこ
ろ、80℃で良好に受像層転写体の積層物を中間媒体上に
転写させることができた。
なる積層物面を中間媒体の硬化膜上に重ね合わせ、染着
層端部が染料拡散防止層よりもはみ出ている部分を先頭
にして加熱金属ローラとシリコーンゴム被覆金属ローラ
間に挿入し、ローラ間を通過させ具体例8と同様に転写
実験を行った。ローラ間を通過後、転写体を中間媒体か
ら剥離する場合に染着層端部がはみ出ている側から剥離
させた。加熱金属ローラの温度を変えて検討したとこ
ろ、80℃で良好に受像層転写体の積層物を中間媒体上に
転写させることができた。
【0177】(具体例10) ・受像層転写体 具体例6のPETフイルムおよび各塗料を用い、PET
フイルムのアンカーコート層上に離型層を、また、この
離型層上に染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積
層するようにグラビア印刷および熱風処理をして受像層
転写体を作製した。ここで、印刷される保護層の面積が
染着層および染料拡散防止層の面積よりも大になるよう
に、保護層に染着層および染料拡散防止層よりも周囲が
1mm広いグラビア版を使用した。染着層と染料拡散防止
層のグラビア版の面積は、同一である。ここで、保護層
が染着層および染料拡散防止層よりも周囲が約1mm出て
いるように印刷した。膜厚は、離型層が0.3μm、染着層
が約1μm、保護層が約1.5μ、染料拡散防止層が約1.5
μmである。
フイルムのアンカーコート層上に離型層を、また、この
離型層上に染着層と保護層と染料拡散防止層とが順次積
層するようにグラビア印刷および熱風処理をして受像層
転写体を作製した。ここで、印刷される保護層の面積が
染着層および染料拡散防止層の面積よりも大になるよう
に、保護層に染着層および染料拡散防止層よりも周囲が
1mm広いグラビア版を使用した。染着層と染料拡散防止
層のグラビア版の面積は、同一である。ここで、保護層
が染着層および染料拡散防止層よりも周囲が約1mm出て
いるように印刷した。膜厚は、離型層が0.3μm、染着層
が約1μm、保護層が約1.5μ、染料拡散防止層が約1.5
μmである。
【0178】・中間媒体 具体例8と同一構成。
【0179】作製した受像層転写体の積層物面を中間媒
体の硬化膜上に重ね合わせ、加熱金属ローラとシリコー
ンゴム被覆金属ローラ間に挿入し、ローラ間を通過させ
具体例8と同様に転写実験を行った。加熱金属ローラの
温度を変えて検討したところ、90℃で良好に受像層転写
体の積層物を中間媒体上に転写させることができた。
体の硬化膜上に重ね合わせ、加熱金属ローラとシリコー
ンゴム被覆金属ローラ間に挿入し、ローラ間を通過させ
具体例8と同様に転写実験を行った。加熱金属ローラの
温度を変えて検討したところ、90℃で良好に受像層転写
体の積層物を中間媒体上に転写させることができた。
【0180】(具体例11) ・受像層転写体 具体例6と同一のPETフイルムを用い、また下記の染
着層塗料、具体例6の離型層塗料,保護層塗料,染料拡
散防止層塗料を用いて、PETフイルムのアンカーコー
ト層上に離型層を、また、この離型層上に染着層と保護
層と染料拡散防止層とが順次積層するようにグラビア印
刷および熱風処理をして受像層転写体を作製した。ここ
で、印刷される染着層の面積が保護層の面積および染料
拡散防止層の面積よりも大になるように、染着層のグラ
ビア版が、保護層のグラビア版および染料拡散防止層の
グラビア版よりも周囲が2mm広いグラビア版を使用し、
染着層と保護層と染料拡散防止層との中心位置がほぼ一
致するように印刷した。保護層と染料拡散防止層のグラ
ビア版の面積は、同一である。膜厚は、離型層が0.3μ
m、染着層が約1.5μm、保護層が1μm、染料拡散防止層
が約1.5μmである。
着層塗料、具体例6の離型層塗料,保護層塗料,染料拡
散防止層塗料を用いて、PETフイルムのアンカーコー
ト層上に離型層を、また、この離型層上に染着層と保護
層と染料拡散防止層とが順次積層するようにグラビア印
刷および熱風処理をして受像層転写体を作製した。ここ
で、印刷される染着層の面積が保護層の面積および染料
拡散防止層の面積よりも大になるように、染着層のグラ
ビア版が、保護層のグラビア版および染料拡散防止層の
グラビア版よりも周囲が2mm広いグラビア版を使用し、
染着層と保護層と染料拡散防止層との中心位置がほぼ一
致するように印刷した。保護層と染料拡散防止層のグラ
ビア版の面積は、同一である。膜厚は、離型層が0.3μ
m、染着層が約1.5μm、保護層が1μm、染料拡散防止層
が約1.5μmである。
【0181】 (染着層塗料) ポリビニルブチラール樹脂 4重量部 [BX−L(平均重合度:約300,Tg:約65℃) 積水化学工業株式会社] 含シロキサンアクリルシリコン樹脂溶液 0.12重量部 (F−6A) ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.0005重量部 イソプロピルアルコール 12重量部 2−ブタノン 9重量部 ・中間媒体 具体例8と同一構成 作製した受像層転写体の積層物面を中間媒体の硬化膜上
に重ね合わせ、加熱金属ローラとシリコーンゴム被覆金
属ローラ間に挿入し、ローラ間を通過させ具体例8と同
様に転写実験を行った。加熱金属ローラの温度を変えて
検討したところ、80℃で良好に受像層転写体の積層物を
中間媒体上に転写させることができた。
に重ね合わせ、加熱金属ローラとシリコーンゴム被覆金
属ローラ間に挿入し、ローラ間を通過させ具体例8と同
様に転写実験を行った。加熱金属ローラの温度を変えて
検討したところ、80℃で良好に受像層転写体の積層物を
中間媒体上に転写させることができた。
【0182】(比較例1)PETフイルム,塗料,中間媒
体は、具体例8と同一あるいは同一組成のものを使用し
た。
体は、具体例8と同一あるいは同一組成のものを使用し
た。
【0183】具体例8の比較サンプルとして、染着層の
グラビア版が、染料拡散防止層のそれよりも周囲が2mm
狭いグラビア版を使用して、PETフイルムのアンカー
コート層上に離型層を形成した後、この離型層上に染着
層と染料拡散防止層とが積層するように、また染着層全
体が染料拡散防止層でカバーされるようにグラビア印刷
および熱風処理をして受像層転写体を作製した。
グラビア版が、染料拡散防止層のそれよりも周囲が2mm
狭いグラビア版を使用して、PETフイルムのアンカー
コート層上に離型層を形成した後、この離型層上に染着
層と染料拡散防止層とが積層するように、また染着層全
体が染料拡散防止層でカバーされるようにグラビア印刷
および熱風処理をして受像層転写体を作製した。
【0184】この比較サンプルの受像層転写体の積層物
面を中間媒体の硬化膜上に重ね合わせ、具体例8と同様
に加熱金属ローラとシリコーンゴム被覆金属ローラ間に
通して転写実験を行ったところ、80℃では全く転写せ
ず、約110℃でも受像層転写体の積層物の先頭部が部分
的にしか中間媒体上に転写しなかった。
面を中間媒体の硬化膜上に重ね合わせ、具体例8と同様
に加熱金属ローラとシリコーンゴム被覆金属ローラ間に
通して転写実験を行ったところ、80℃では全く転写せ
ず、約110℃でも受像層転写体の積層物の先頭部が部分
的にしか中間媒体上に転写しなかった。
【0185】(比較例2)PETフイルム,塗料,中間媒
体は、具体例9と同一あるいは同一組成のものを使用し
た。
体は、具体例9と同一あるいは同一組成のものを使用し
た。
【0186】具体例9の比較サンプルとして、染着層の
グラビア版が染料拡散防止層のそれよりも周囲が1mm狭
いグラビア版を使用して、PETフイルムのアンカーコ
ート層上に離型層を形成した後、この離型層上に染着層
と染料拡散防止層とが順次積層するように、また染着層
全体が染料拡散防止層でカバーされるようにグラビア印
刷および熱風処理をして受像層転写体を作製した。
グラビア版が染料拡散防止層のそれよりも周囲が1mm狭
いグラビア版を使用して、PETフイルムのアンカーコ
ート層上に離型層を形成した後、この離型層上に染着層
と染料拡散防止層とが順次積層するように、また染着層
全体が染料拡散防止層でカバーされるようにグラビア印
刷および熱風処理をして受像層転写体を作製した。
【0187】この比較サンプルの受像層転写体の積層物
面を中間媒体の硬化膜上に重ね合わせ、具体例9と同様
に加熱金属ローラとシリコーンゴム被覆金属ローラ間に
通して転写実験を行ったところ、80℃では全く転写せ
ず、約110℃でも受像層転写体の積層物の先頭部が部分
的にしか中間媒体上に転写しなかった。
面を中間媒体の硬化膜上に重ね合わせ、具体例9と同様
に加熱金属ローラとシリコーンゴム被覆金属ローラ間に
通して転写実験を行ったところ、80℃では全く転写せ
ず、約110℃でも受像層転写体の積層物の先頭部が部分
的にしか中間媒体上に転写しなかった。
【0188】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱転写記
録方法によれば、基材上に少なくとも染着層と染料拡散
防止層、あるいは少なくとも染着層と保護層と染料拡散
防止層とを有する受像層転写体を用いて、中間媒体上に
染料拡散防止層と染着層との順次積層物、染料拡散防止
層と保護層と染着層との順次積層物、あるいは保護層と
染料拡散防止層と染着層との順次積層物を構成すること
により、この染着層に画像を記録したときに、中間媒体
と染着層間に染料拡散防止層あるいは染料拡散防止層と
保護層とがあるため、染着層に記録された染料が中間媒
体まで到達しない。
録方法によれば、基材上に少なくとも染着層と染料拡散
防止層、あるいは少なくとも染着層と保護層と染料拡散
防止層とを有する受像層転写体を用いて、中間媒体上に
染料拡散防止層と染着層との順次積層物、染料拡散防止
層と保護層と染着層との順次積層物、あるいは保護層と
染料拡散防止層と染着層との順次積層物を構成すること
により、この染着層に画像を記録したときに、中間媒体
と染着層間に染料拡散防止層あるいは染料拡散防止層と
保護層とがあるため、染着層に記録された染料が中間媒
体まで到達しない。
【0189】また、次に中間媒体上の記録画像を有する
順次積層物を受像体上に転写する場合においても、中間
媒体に近い側に染着層よりも染料拡散防止層が存在する
ため、中間媒体が染料により汚染されない。その結果、
記録画像に染料の汚染がなく、また染料の損失による記
録濃度低下のない記録画像が得られる。
順次積層物を受像体上に転写する場合においても、中間
媒体に近い側に染着層よりも染料拡散防止層が存在する
ため、中間媒体が染料により汚染されない。その結果、
記録画像に染料の汚染がなく、また染料の損失による記
録濃度低下のない記録画像が得られる。
【0190】また、受像体上に転写形成された積層物
は、中間媒体上の順序とは逆に記録画像を有する染着層
が受像体と染料拡散防止層とにサンドイッチされた構成
になっているため、次の定着処理を行う場合に定着ロー
ラ等の定着媒体に直接染着層が接触せず、また染着層の
表面に染料拡散防止層が存在するため、定着媒体が染料
により汚染されることがないという効果を有するもので
ある。
は、中間媒体上の順序とは逆に記録画像を有する染着層
が受像体と染料拡散防止層とにサンドイッチされた構成
になっているため、次の定着処理を行う場合に定着ロー
ラ等の定着媒体に直接染着層が接触せず、また染着層の
表面に染料拡散防止層が存在するため、定着媒体が染料
により汚染されることがないという効果を有するもので
ある。
【0191】また、本発明の受像層転写体によれば、基
材上に順次積層物として、染着層と染料拡散防止層との
順次積層物、染着層と保護層と染料拡散防止層との順次
積層物、染着層と染料拡散防止層と保護層との順次積層
物を構成し、保護層の面積あるいは/そして染料拡散防
止層の面積を染着層の面積よりも大にして染着層をカバ
ーすることにより、あるいは保護層と染料拡散防止層と
の両層により染着層をカバーすることにより、また保護
層あるいは/そして染料拡散防止層に用いる高分子物質
のガラス転移点あるいは軟化点を、染着層に用いる高分
子物質のガラス転移点あるいは軟化点よりも高くするこ
とにより、高温保存する場合に巻回状態でも染着層が基
材裏面に直接接触せず、また染着層にガラス転移点ある
いは軟化点の低い材料を用いても基材裏面への熱融着を
発生しない。
材上に順次積層物として、染着層と染料拡散防止層との
順次積層物、染着層と保護層と染料拡散防止層との順次
積層物、染着層と染料拡散防止層と保護層との順次積層
物を構成し、保護層の面積あるいは/そして染料拡散防
止層の面積を染着層の面積よりも大にして染着層をカバ
ーすることにより、あるいは保護層と染料拡散防止層と
の両層により染着層をカバーすることにより、また保護
層あるいは/そして染料拡散防止層に用いる高分子物質
のガラス転移点あるいは軟化点を、染着層に用いる高分
子物質のガラス転移点あるいは軟化点よりも高くするこ
とにより、高温保存する場合に巻回状態でも染着層が基
材裏面に直接接触せず、また染着層にガラス転移点ある
いは軟化点の低い材料を用いても基材裏面への熱融着を
発生しない。
【0192】また、上記順次積層物において、各層のガ
ラスの転移点あるいは軟化点をそれぞれ適宜設定し、そ
の最も低い層を他の層よりはみ出して形成することによ
り、中間媒体上あるいは受像体上への積層物の転写開始
点が低温で転写されやすくなる。
ラスの転移点あるいは軟化点をそれぞれ適宜設定し、そ
の最も低い層を他の層よりはみ出して形成することによ
り、中間媒体上あるいは受像体上への積層物の転写開始
点が低温で転写されやすくなる。
【図1】本発明の第1の実施例における熱転写記録方法
を原理的に示した模式図である。
を原理的に示した模式図である。
【図2】本発明の第2の実施例における熱転写記録方法
を原理的に示した模式図である。
を原理的に示した模式図である。
【図3】本発明の第3の実施例における熱転写記録方法
を原理的に示した模式図である。
を原理的に示した模式図である。
【図4】本発明の第4の実施例における熱転写記録方法
を原理的に示した模式図である。
を原理的に示した模式図である。
【図5】本発明の第5の実施例における熱転写記録方法
を原理的に示した模式図である。
を原理的に示した模式図である。
【図6】本発明の実施例における受像層転写体の断面模
式図である。
式図である。
【図7】本発明の実施例における受像層転写体の断面模
式図である。
式図である。
【図8】本発明の実施例における受像層転写体の断面模
式図である。
式図である。
【図9】本発明の実施例における受像層転写体の断面模
式図である。
式図である。
【図10】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図11】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図12】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図13】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図14】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図15】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図16】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図17】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図18】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図19】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図20】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図21】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図22】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図23】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図24】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図25】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図26】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図27】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図28】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図29】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図30】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図31】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図32】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図33】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図34】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図35】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図36】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
【図37】本発明の実施例における受像層転写体の断面
模式図である。
模式図である。
1,34,35…記録ヘッド、 2,36…プラテン、 3,
33,43,54…受像層転写体、 4…高分子フイルム、
5…アンカーコート層、 6…離型層、 7…染着層、
8…イエロー色材層、 9…マゼンタ色材層、 10…
シアン色材層、11,50…中間媒体、 12…受像体、 13
…供給ローラ、 14…シリコーンゴムローラ、 15…加
熱ローラ、 16,17,18,19,24…ローラ、 20…分離
爪、 21,53…トレイ、 22…巻出しロール、 23…巻
取りロール、 25…バネ、 26,31,60,61,62…基
材、 27…染料拡散防止層、 28…積層物、 29…セン
サーマーク、 30…バックコート層、 32…染料転写体
…、 40…金属ローラ、 41…加熱シリコーンゴムロー
ラ、 42…ガイド、 51…弾性層、 52…駆動ローラ、
70…保護層。
33,43,54…受像層転写体、 4…高分子フイルム、
5…アンカーコート層、 6…離型層、 7…染着層、
8…イエロー色材層、 9…マゼンタ色材層、 10…
シアン色材層、11,50…中間媒体、 12…受像体、 13
…供給ローラ、 14…シリコーンゴムローラ、 15…加
熱ローラ、 16,17,18,19,24…ローラ、 20…分離
爪、 21,53…トレイ、 22…巻出しロール、 23…巻
取りロール、 25…バネ、 26,31,60,61,62…基
材、 27…染料拡散防止層、 28…積層物、 29…セン
サーマーク、 30…バックコート層、 32…染料転写体
…、 40…金属ローラ、 41…加熱シリコーンゴムロー
ラ、 42…ガイド、 51…弾性層、 52…駆動ローラ、
70…保護層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7416−2H B41M 5/26 101 H
Claims (41)
- 【請求項1】 基材上のそれぞれ異なる位置に染着層と
染料拡散防止層との順次積層物と色材層とを有する転写
体と、中間媒体と、受像体との組み合わせにおいて、前
記染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点が、染
着層のガラス転移点あるいは軟化点よりも20℃高く、最
初に転写体の順次積層物を中間媒体上に熱あるいは/そ
して圧力により転写させて中間媒体上に積層物を形成
し、次に転写体の色材層を中間媒体の積層物上に重ね合
わせて中間媒体上の積層物を構成している染着層に熱転
写画像を記録し、次に中間媒体の記録画像を有する積層
物を受像体上に熱あるいは/そして圧力により転写させ
て受像体上に画像を形成する熱転写記録方法。 - 【請求項2】 基材上のそれぞれ異なる位置に染着層と
染料拡散防止層と色材層とを有する転写体と、中間媒体
と、受像体との組み合わせにおいて、最初に転写体の染
料拡散防止層を中間媒体上に熱あるいは/そして圧力に
より転写させ、更に中間媒体上に転写された染料拡散防
止層上に転写体の染着層を熱あるいは/そして圧力によ
り転写させて中間媒体上に染料拡散防止層と染着層との
順次積層物を構成し、次に転写体の色材層を中間媒体の
染着層上に重ね合わせて染着層に熱転写画像を記録し、
次に中間媒体上の記録画像を有する積層物を受像体上に
熱あるいは/そして圧力により転写させて受像体上に画
像を形成する熱転写記録方法。 - 【請求項3】 転写体が、基材上に染着層と染料拡散防
止層との順次積層物を有する受像層転写体と、基材上に
色材層を有する染料転写体とに分離した複数の転写体で
あり、前記複数の転写体を用いる請求項1記載の熱転写
記録方法。 - 【請求項4】 転写体が、基材上のそれぞれ異なる位置
に染着層と染料拡散防止層とを有する受像層転写体と、
基材上に色材層を有する染料転写体とに分離した複数の
転写体であり、前記複数の転写体を用いる請求項2記載
の熱転写記録方法。 - 【請求項5】 転写体が、基材上に染着層を有する転写
体と、基材上に染料拡散防止層を有する転写体と、基材
上に色材層を有する染料転写体とに分離した複数の転写
体であり、前記複数の転写体を用いる請求項2記載の熱
転写記録方法。 - 【請求項6】 転写体が、基材と染着層間、あるいは/
そして基材と染料拡散防止層間に離型層が形成されてい
るものである請求項1,2,3,4または5記載の熱転
写記録方法。 - 【請求項7】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防止
層と色材層とを有し、前記基材の色材層が形成されてい
る位置とは異なる位置に染着層と保護層と染料拡散防止
層とが形成されている転写体と、中間媒体と、受像体と
の組み合わせにおいて、中間媒体上に染料拡散防止層と
保護層と染着層との順次積層物あるいは保護層と染料拡
散防止層と染着層との順次積層物を形成させるために転
写体の染着層と保護層と染料拡散防止層とを熱あるいは
/そして圧力により転写させて中間媒体上に前記構成の
積層物を形成し、次に転写体の色材層を中間媒体の積層
物上に重ね合わせて中間媒体上の積層物を構成している
染着層に熱転写画像を記録し、次に中間媒体の記録画像
を有する積層物を受像体上に熱あるいは/そして圧力に
より転写させて受像体上に画像を形成する熱転写記録方
法。 - 【請求項8】 転写体が、基材上のそれぞれ異なる位置
に染着層と保護層と染料拡散防止層との順次積層物と色
材層とを有する、あるいは基材上のそれぞれ異なる位置
に染着層と染料拡散防止層と保護層との順次積層物と色
材層とを有するものである請求項7記載の熱転写記録方
法。 - 【請求項9】 転写体が、基材上に染着層と保護層と染
料拡散防止層とを有する受像層転写体と、基材上に色材
層を有する染料転写体とに分離した複数の転写体であ
り、前記複数の転写体を用いる請求項7または8記載の
熱転写記録方法。 - 【請求項10】 転写体が、基材と染着層間、基材と染
料拡散防止層間、あるいは/そして基材と保護層間に離
型層が形成されているものである請求項7,8または9
記載の熱転写記録方法。 - 【請求項11】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
8,9または10記載の熱転写記録方法に引き続いて、さ
らに受像体に熱あるいは/そして圧力を加えて受像体上
の積層物の定着処理を行う熱転写記録方法。 - 【請求項12】 中間媒体が、弾性層を有している請求
項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10または11記
載の熱転写記録方法。 - 【請求項13】 中間媒体が弾性層を有し、前記弾性層
により中間媒体上の画像記録された積層物を多孔質受像
体上に転写と同時に定着させる、あるいは前記弾性層に
より多孔質受像体上に転写された積層物を定着させる請
求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10または11
記載の熱転写記録方法。 - 【請求項14】 転写体が基材上に染着層と染料拡散防
止層とを有し、前記染料拡散防止層のガラス転移点ある
いは軟化点が、前記染着層のガラス転移点あるいは軟化
点よりも20℃高い請求項1,2,3,4,5,6,11,
12または13記載の熱転写記録方法に用いられる受像層転
写体。 - 【請求項15】 基材上に染着層を有する転写体と基材
上に染料拡散防止層を有する転写体とに分離した複数の
転写体から構成されている受像層転写体。 - 【請求項16】 染料拡散防止層のガラス転移点あるい
は軟化点が、染着層のガラス転移点あるいは軟化点より
も高い請求項15記載の受像層転写体。 - 【請求項17】 基材上に染着層と染料拡散防止層とを
有する受像層転写体、あるいは基材上に染着層を有する
転写体と基材上に染料拡散防止層を有する転写体とに分
離した複数の転写体からなる受像層転写体において、前
記染料拡散防止層の面積が前記染着層の面積よりも大で
あり、且つ染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化
点が、染着層のガラス転移点あるいは軟化点よりも高い
受像層転写体。 - 【請求項18】 基材上に染着層と染料拡散防止層とを
有する受像層転写体、あるいは基材上に染着層を有する
転写体と基材上に染料拡散防止層を有する転写体とに分
離した複数の転写体からなる受像層転写体において、前
記染着層の面積が前記染料拡散防止層の面積よりも大で
あり、且つ染着層のガラス転移点あるいは軟化点が、染
料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低い
受像層転写体。 - 【請求項19】 基材上に染着層と染料拡散防止層との
順次積層物を有し、前記染着層の一部分が前記染料拡散
防止層よりもはみ出して形成されており、且つ染着層の
ガラス転移点あるいは軟化点が、染料拡散防止層のガラ
ス転移点あるいは軟化点よりも低い受像層転写体。 - 【請求項20】 基材と染着層間、あるいは/そして基
材と染料拡散防止層間に離型層が形成されている請求項
14,15,16,17,18または19記載の受像層転写体。 - 【請求項21】 染着層あるいは/そして染料拡散防止
層がポリビニルアセタールを含有している請求項14,1
5,16,17,18,19または20記載の受像層転写体。 - 【請求項22】 染着層あるいは/そして染料拡散防止
層がポリビニルブチラールあるいは/そしてアセトアセ
タール化ポリビニルアルコールを含有している請求項1
4,15,16,17,18,19または20記載の受像層転写体。 - 【請求項23】 染着層あるいは/そして染料拡散防止
層が紫外線吸収剤を含有している請求項14,15,16,1
7,18,19,20または21記載の受像層転写体。 - 【請求項24】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有し、前記保護層のガラス転移点あるいは軟化
点が、染着層のガラス転移点あるいは軟化点よりも高い
受像層転写体。 - 【請求項25】 基材上に染着層と保護層とが順次積層
物、染着層と染料拡散防止層とが順次積層物、染着層と
保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、あるいは染着
層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物を構成して
いる請求項24記載の受像層転写体。 - 【請求項26】 染料拡散防止層のガラス転移点あるい
は軟化点が、染着層あるいは/そして保護層のガラス転
移点あるいは軟化点よりも高いことを特徴とする請求項
24または25記載の受像層転写体。 - 【請求項27】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有する受像層転写体において、基材上に染着層
と保護層とが順次積層物、あるいは染着層と染料拡散防
止層とが順次積層物を構成しており、少なくとも保護層
あるいは染料拡散防止層の面積が染着層の面積よりも大
であり、且つ保護層または染料拡散防止層のガラス転移
点あるいは軟化点が、染着層のガラス転移点あるいは軟
化点よりも高い受像層転写体。 - 【請求項28】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有する受像層転写体において、基材上に染着層
と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、あるいは染
着層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物を構成し
ており、前記各順次積層物における染着層と最上層との
間に介在している中間層の面積が染着層の面積よりも大
であり、且つ保護層および染料拡散防止層のガラス転移
点あるいは軟化点が、染着層のガラス転移点あるいは軟
化点よりも高い受像層転写体。 - 【請求項29】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とが順次積層物を構成しており、保護層の面積が染
着層あるいは染料拡散防止層のいずれの面積よりも大で
あり、且つ保護層のガラス転移点あるいは軟化点が染着
層のガラス転移点あるいは軟化点よりも高く、且つ染料
拡散防止層のガラス転移点あるいは軟化点が保護層のガ
ラス転移点あるいは軟化点よりも高い受像層転写体。 - 【請求項30】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有する受像層転写体において、基材上に染着層
と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、染着層と染
料拡散防止層と保護層とが順次積層物、染着層と保護層
とが順次積層物、あるいは染着層と染料拡散防止層とが
順次積層物を構成しており、前記各順次積層物の最上層
の面積が前記染着層の面積よりも大であり、且つ最上層
のガラス転移点あるいは軟化点が、前記染着層のガラス
転移点あるいは軟化点よりも高い受像層転写体。 - 【請求項31】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有する受像層転写体において、基材上の染着層
が保護層と染料拡散防止層との両層によりカバーされて
おり、且つ前記保護層および前記染料拡散防止層のガラ
ス転移点あるいは軟化点が、前記染着層のガラス転移点
あるいは軟化点よりも高い受像層転写体。 - 【請求項32】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有する受像層転写体において、染着層の面積が
保護層の面積あるいは染料拡散防止層の面積のいずれの
面積よりも大であり、且つ前記染着層のガラス転移点あ
るいは軟化点が、前記保護層または前記染料拡散防止層
のガラス転移点あるいは軟化点よりも低い受像層転写
体。 - 【請求項33】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有する受像層転写体において、基材上に染着層
と保護層とが順次積層物、あるいは染着層と染料拡散防
止層とが順次積層物を構成しており、前記染着層の一部
分が前記保護層あるいは前記染料拡散防止層よりもはみ
出して形成されており、且つ前記染着層のガラス転移点
あるいは軟化点が、前記保護層または前記染料拡散防止
層のガラス転移点あるいは軟化点よりも低い受像層転写
体。 - 【請求項34】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有する受像層転写体において、基材上に染着層
と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、あるいは染
着層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物を構成し
ており、前記染着層の一部分が前記保護層と前記染料拡
散防止層の両層よりもはみ出して形成されており、且つ
前記染着層のガラス転移点あるいは軟化点が、前記保護
層または前記染料拡散防止層のガラス転移点あるいは軟
化点よりも低い受像層転写体。 - 【請求項35】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有する受像層転写体において、保護層の面積が
染着層の面積あるいは染料拡散防止層の面積のいずれの
面積よりも大であり、且つ前記保護層のガラス転移点あ
るいは軟化点が、前記染料拡散防止層のガラス転移点あ
るいは軟化点よりも低い受像層転写体。 - 【請求項36】 基材上に染着層と保護層と染料拡散防
止層とを有する受像層転写体において、基材上に染着層
と保護層と染料拡散防止層とが順次積層物、基材上に染
着層と染料拡散防止層と保護層とが順次積層物、あるい
は基材のそれぞれ異なる位置に染着層と保護層との順次
積層物と染料拡散防止層とを構成しており、前記保護層
の一部分が、前記少なくとも3層構成の積層物において
は前記染着層と前記染料拡散防止層との両層よりもはみ
出して形成されており、あるいは前記少なくとも染着層
と保護層との順次積層物においては前記染着層よりもは
み出して形成されており、且つ前記保護層のガラス転移
点あるいは軟化点が、前記染料拡散防止層のガラス転移
点あるいは軟化点よりも低い受像層転写体。 - 【請求項37】 基材と染着層間、基材と保護層間、あ
るいは/そして基材と染料拡散防止層間に離型層が形成
されている請求項24,25,26,27,28,29,30,31,3
2,33,34,35または36記載の受像層転写体。 - 【請求項38】 染着層,保護層あるいは/そして染料
拡散防止層がポリビニルアセタールを含有している請求
項24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,
36または37記載の受像層転写体。 - 【請求項39】 染着層,保護層あるいは/そして染料
拡散防止層がポリビニルブチラールあるいは/そしてア
セトアセタール化ポリビニルアルコールを含有している
請求項24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,
35,36または37記載の受像層転写体。 - 【請求項40】 染着層,保護層あるいは/そして染料
拡散防止層が紫外線吸収剤を含有している請求項24,2
5,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,3
7,38または39記載の受像層転写体。 - 【請求項41】 受像層転写体あるいは複数の転写体か
ら構成されている受像層転写体の少なくとも1種の転写
体が基材上に更に色材層を有する請求項14,15,16,1
7,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,2
9,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39または40
記載の受像層転写体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6286673A JPH0872412A (ja) | 1993-11-22 | 1994-11-21 | 熱転写記録方法および受像層転写体 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29205093 | 1993-11-22 | ||
| JP14484294 | 1994-06-27 | ||
| JP5-292050 | 1994-06-27 | ||
| JP6-144842 | 1994-06-27 | ||
| JP6286673A JPH0872412A (ja) | 1993-11-22 | 1994-11-21 | 熱転写記録方法および受像層転写体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872412A true JPH0872412A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=27318883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6286673A Pending JPH0872412A (ja) | 1993-11-22 | 1994-11-21 | 熱転写記録方法および受像層転写体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0872412A (ja) |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP6286673A patent/JPH0872412A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |