JPH0872415A - 可逆性感熱記録媒体の画像記録方法及び装置 - Google Patents
可逆性感熱記録媒体の画像記録方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0872415A JPH0872415A JP23432794A JP23432794A JPH0872415A JP H0872415 A JPH0872415 A JP H0872415A JP 23432794 A JP23432794 A JP 23432794A JP 23432794 A JP23432794 A JP 23432794A JP H0872415 A JPH0872415 A JP H0872415A
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- Japan
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- temperature range
- specific temperature
- recording medium
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 第1の色を背景に第2の色の画像を記録する
方法及び装置を提供する。 【構成】 常温より高い第1の特定温度域まで加熱後冷
却することにより第1の色の状態となり、かつ、第1の
特定温度よりも高い第2の特定温度域まで加熱後第1の
特定温度域より低い第3の特定温度域まで冷却すること
により第2の色の状態となる可逆性感熱記録材料からな
る感熱記録層を支持体上に設けた可逆性感熱記録媒体を
用い、第2の特定温度域まで加熱した後、その記録媒体
の一部を第3の特定温度域まで冷却し、その後冷却した
部分を第1の特定温度域まで加熱した後、記録媒体全体
を第3の特定温度域まで冷却することにより、第1の色
を背景に第2の色の画像を記録することを特徴とする画
像記録方法及び装置。ここでの装置では、例えば加熱手
段にはヒートローラ、冷却手段には第3の特定温度域又
はそれの以下の温度となるものが用いられる。
方法及び装置を提供する。 【構成】 常温より高い第1の特定温度域まで加熱後冷
却することにより第1の色の状態となり、かつ、第1の
特定温度よりも高い第2の特定温度域まで加熱後第1の
特定温度域より低い第3の特定温度域まで冷却すること
により第2の色の状態となる可逆性感熱記録材料からな
る感熱記録層を支持体上に設けた可逆性感熱記録媒体を
用い、第2の特定温度域まで加熱した後、その記録媒体
の一部を第3の特定温度域まで冷却し、その後冷却した
部分を第1の特定温度域まで加熱した後、記録媒体全体
を第3の特定温度域まで冷却することにより、第1の色
を背景に第2の色の画像を記録することを特徴とする画
像記録方法及び装置。ここでの装置では、例えば加熱手
段にはヒートローラ、冷却手段には第3の特定温度域又
はそれの以下の温度となるものが用いられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱及び冷却により情
報の書込みと消去を繰り返すことが可能な可逆性感熱記
録媒体への画像記録方法及び装置に関し、詳しくは、可
逆性感熱記録材料を使った繰り返し使用可能な感熱フィ
ルムやカード等の画像記録方法及びその記録に有用な装
置に関する。
報の書込みと消去を繰り返すことが可能な可逆性感熱記
録媒体への画像記録方法及び装置に関し、詳しくは、可
逆性感熱記録材料を使った繰り返し使用可能な感熱フィ
ルムやカード等の画像記録方法及びその記録に有用な装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、紙の省資源化のために感熱記録材
料としても書換え可能な材料が求められている。その最
も有力な材料としては、支持体上にポリエステル等の樹
脂中に高級アルコール、高級脂肪酸等の有機低分子物質
を分散した感熱層を設けたものが、例えば特開昭54−
119377号、同55−154198号公報等で知ら
れている。この種の可逆性感熱記録材料による記録、即
ち画像形成及び消去は感熱層の温度による透明度の変化
を利用したものであり、従来の不可逆な感熱記録材料と
同様にサーマルヘッドやホットスタンプ等による画像形
成が可能で、消去も可能という特徴をもっている。ま
た、第2の色を背景に第1の色の画像を記録する方法と
してはサーマルヘッドの印加エネルギーを制御して記録
する方法(特開平5−50768号公報)などの画像記
録方法も知られている。
料としても書換え可能な材料が求められている。その最
も有力な材料としては、支持体上にポリエステル等の樹
脂中に高級アルコール、高級脂肪酸等の有機低分子物質
を分散した感熱層を設けたものが、例えば特開昭54−
119377号、同55−154198号公報等で知ら
れている。この種の可逆性感熱記録材料による記録、即
ち画像形成及び消去は感熱層の温度による透明度の変化
を利用したものであり、従来の不可逆な感熱記録材料と
同様にサーマルヘッドやホットスタンプ等による画像形
成が可能で、消去も可能という特徴をもっている。ま
た、第2の色を背景に第1の色の画像を記録する方法と
してはサーマルヘッドの印加エネルギーを制御して記録
する方法(特開平5−50768号公報)などの画像記
録方法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の支持体
上にポリエステル等の樹脂中に高級アルコール、高級脂
肪酸等の有機低分子物質を分散した感熱記録層を設けた
可逆性感熱記録媒体においては、印字が白濁化したもの
となりOA用途としては好ましくなく、一般には、白濁
した地肌に透明な画像が求められている。また、白濁地
肌を背景に透明な画像を記録する方法として特開平5−
50768号公報等で知られているサーマルヘッドの印
加エネルギーを制御する方法があるが、エネルギー制御
が難かしく装置も複雑化してしまうという欠点があっ
た。本発明の目的は、常温より高い第1の特定温度域ま
で加熱後冷却することにより第1の色の状態となり、第
1の特定温度域よりも高い第2の特定温度域まで加熱後
第1の特定温度域より低い第3の特定温度域まで冷却す
ることにより第2の色の状態となる可逆性感熱記録材料
からなる感熱記録層を設けた可逆性感熱記録媒体に、第
2の色を背景に第1の色の鮮明な画像を容易に記録する
方法、及び、その方法の実施に適した装置を提供するも
のである。
上にポリエステル等の樹脂中に高級アルコール、高級脂
肪酸等の有機低分子物質を分散した感熱記録層を設けた
可逆性感熱記録媒体においては、印字が白濁化したもの
となりOA用途としては好ましくなく、一般には、白濁
した地肌に透明な画像が求められている。また、白濁地
肌を背景に透明な画像を記録する方法として特開平5−
50768号公報等で知られているサーマルヘッドの印
加エネルギーを制御する方法があるが、エネルギー制御
が難かしく装置も複雑化してしまうという欠点があっ
た。本発明の目的は、常温より高い第1の特定温度域ま
で加熱後冷却することにより第1の色の状態となり、第
1の特定温度域よりも高い第2の特定温度域まで加熱後
第1の特定温度域より低い第3の特定温度域まで冷却す
ることにより第2の色の状態となる可逆性感熱記録材料
からなる感熱記録層を設けた可逆性感熱記録媒体に、第
2の色を背景に第1の色の鮮明な画像を容易に記録する
方法、及び、その方法の実施に適した装置を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の一つは、常温よ
り高い第1の特定温度域まで加熱後冷却することにより
第1の色の状態となり、かつ、第1の特定温度域よりも
高い第2の特定温度域まで加熱後第1の特定温度域より
低い第3の特定温度域まで冷却することにより第2の色
の状態となる可逆性感熱記録材料からなる感熱記録層を
支持体上に設けた可逆性感熱記録媒体に画像を記録する
方法において、該記録媒体全体を第2の特定温度域以上
に加熱した後、その記録媒体の一部を第3の特定温度域
まで冷却し、続いて、第3の特定温度域まで冷却した部
分を第1の特定温度域まで加熱した後、該記録媒体全体
を第3の特定温度域まで冷却することにより、第1の色
を背景に第2の色の画像を記録することを特徴とする。
り高い第1の特定温度域まで加熱後冷却することにより
第1の色の状態となり、かつ、第1の特定温度域よりも
高い第2の特定温度域まで加熱後第1の特定温度域より
低い第3の特定温度域まで冷却することにより第2の色
の状態となる可逆性感熱記録材料からなる感熱記録層を
支持体上に設けた可逆性感熱記録媒体に画像を記録する
方法において、該記録媒体全体を第2の特定温度域以上
に加熱した後、その記録媒体の一部を第3の特定温度域
まで冷却し、続いて、第3の特定温度域まで冷却した部
分を第1の特定温度域まで加熱した後、該記録媒体全体
を第3の特定温度域まで冷却することにより、第1の色
を背景に第2の色の画像を記録することを特徴とする。
【0005】本発明の他の一つは、常温より高い第1の
特定温度域まで加熱後冷却することにより第1の色の状
態となり、かつ、第1の特定温度域よりも高い第2の特
定温度域まで加熱後第1の特定温度域より低い第3の特
定温度域まで冷却することにより第2の色の状態となる
可逆性感熱記録材料からなる感熱記録層を支持体上に設
けた可逆性感熱記録媒体に画像を記録する装置におい
て、該記録媒体全体を第2の特定温度域に加熱する少な
くとも1つの加熱手段と、感熱記録層の一部を第3の特
定温度域まで冷却する少なくとも1つの冷却手段及び第
3の特定温度領域まで冷却された部分を第1の特定温度
域まで加熱する少なくとも1つの加熱手段とを有し、前
記の方法により第1の色を背景に第2の色の画像を記録
できるようにしたことを特徴とする。
特定温度域まで加熱後冷却することにより第1の色の状
態となり、かつ、第1の特定温度域よりも高い第2の特
定温度域まで加熱後第1の特定温度域より低い第3の特
定温度域まで冷却することにより第2の色の状態となる
可逆性感熱記録材料からなる感熱記録層を支持体上に設
けた可逆性感熱記録媒体に画像を記録する装置におい
て、該記録媒体全体を第2の特定温度域に加熱する少な
くとも1つの加熱手段と、感熱記録層の一部を第3の特
定温度域まで冷却する少なくとも1つの冷却手段及び第
3の特定温度領域まで冷却された部分を第1の特定温度
域まで加熱する少なくとも1つの加熱手段とを有し、前
記の方法により第1の色を背景に第2の色の画像を記録
できるようにしたことを特徴とする。
【0006】以下に本発明をさらに詳細に説明する。本
発明は、常温より高い第1の特定温度域まで加熱後冷却
することにより第1の色の状態となり、かつ、第1の特
定温度域よりも高い第2の特定温度域まで加熱後第1の
特定温度より低い第3の特定温度域まで冷却することに
より第2の色の状態となる可逆性感熱記録材料からなる
感熱記録層を支持体上に設けた可逆性感熱記録媒体を用
い、第2の特定温度域まで加熱した後、その記録媒体の
一部を第3の特定温度域まで冷却し、その後冷却した部
分を第1の特定温度域まで加熱した後、記録媒体全体を
第3の特定温度域まで冷却することにより、第1の色を
背景に第2の色の画像が記録される画像記録方法及び装
置である。この方法の実施により、記録媒体は図1に表
わすように画像部(破線で示した)、非画像部A(実線
で示した)、非画像部B(一点鎖線で示した)の温度履
歴をたどる。
発明は、常温より高い第1の特定温度域まで加熱後冷却
することにより第1の色の状態となり、かつ、第1の特
定温度域よりも高い第2の特定温度域まで加熱後第1の
特定温度より低い第3の特定温度域まで冷却することに
より第2の色の状態となる可逆性感熱記録材料からなる
感熱記録層を支持体上に設けた可逆性感熱記録媒体を用
い、第2の特定温度域まで加熱した後、その記録媒体の
一部を第3の特定温度域まで冷却し、その後冷却した部
分を第1の特定温度域まで加熱した後、記録媒体全体を
第3の特定温度域まで冷却することにより、第1の色を
背景に第2の色の画像が記録される画像記録方法及び装
置である。この方法の実施により、記録媒体は図1に表
わすように画像部(破線で示した)、非画像部A(実線
で示した)、非画像部B(一点鎖線で示した)の温度履
歴をたどる。
【0007】画像部Aは第2の特定温度域まで加熱され
た後、一旦第3の特定温度域まで冷却され、さらに第1
の特定温度域まで加熱された後、第3の特定温度域まで
冷却されることにより第1の色を形成するという温度履
歴をとり、非画像部は第2の特定温度域まで加熱され、
第3の特定温度域まで冷却されるAの温度履歴をとるの
が基本的である。また、非画像部は記録媒体の特性より
第2の特定温度域まで加熱されると第3の特定温度より
低い温度に冷却されない限り完全に第1の色にならない
ので、非画像部Bのように非画像部が第1の特定温度域
の下限まで下がらない温度履歴であればよい。記録媒体
全体を第2の特定温度域まで加熱した後、その記録媒体
を第3の特定温度域まで冷却し、その後、冷却した部分
を第1の特定温度域と第2の特定温度域の間の温度まで
加熱した後、記録媒体全体を冷却する。このような方法
により第1の色と第2の色の中間色の画像を得ることも
可能である。
た後、一旦第3の特定温度域まで冷却され、さらに第1
の特定温度域まで加熱された後、第3の特定温度域まで
冷却されることにより第1の色を形成するという温度履
歴をとり、非画像部は第2の特定温度域まで加熱され、
第3の特定温度域まで冷却されるAの温度履歴をとるの
が基本的である。また、非画像部は記録媒体の特性より
第2の特定温度域まで加熱されると第3の特定温度より
低い温度に冷却されない限り完全に第1の色にならない
ので、非画像部Bのように非画像部が第1の特定温度域
の下限まで下がらない温度履歴であればよい。記録媒体
全体を第2の特定温度域まで加熱した後、その記録媒体
を第3の特定温度域まで冷却し、その後、冷却した部分
を第1の特定温度域と第2の特定温度域の間の温度まで
加熱した後、記録媒体全体を冷却する。このような方法
により第1の色と第2の色の中間色の画像を得ることも
可能である。
【0008】可逆性感熱記録材料の色の状態の変化に
は、透過率、反射率、吸収波長、散乱度などの変化があ
り、実際の可逆性感熱記録材料はこれらの変化の組合わ
せで表示を行なっている。より具体的には、 (イ)透明状態と白濁状態が可逆的に変化する材料 (ロ)染料等の色彩が可逆的に変化する材料という2種
類の系統に現状では分類できる。(イ)としては従来の
技術でも述べたように、ポリエステル等の樹脂母材中に
高級アルコール、高級脂肪酸等の有機低分子物質を分散
した感熱記録層を設けたものが代表例としてあげられ、
また(ロ)としてはロイコ系感熱記録材料の可逆性を増
強したもの(例:特開平2−188293号、特開平2
−188294号)などがある。
は、透過率、反射率、吸収波長、散乱度などの変化があ
り、実際の可逆性感熱記録材料はこれらの変化の組合わ
せで表示を行なっている。より具体的には、 (イ)透明状態と白濁状態が可逆的に変化する材料 (ロ)染料等の色彩が可逆的に変化する材料という2種
類の系統に現状では分類できる。(イ)としては従来の
技術でも述べたように、ポリエステル等の樹脂母材中に
高級アルコール、高級脂肪酸等の有機低分子物質を分散
した感熱記録層を設けたものが代表例としてあげられ、
また(ロ)としてはロイコ系感熱記録材料の可逆性を増
強したもの(例:特開平2−188293号、特開平2
−188294号)などがある。
【0009】なお、「樹脂母材と樹脂母材中に分散され
た有機低分子物質で構成され、加熱により透明と白濁の
状態を可逆的に変化させる材料」における透明状態と白
濁不透明状態との違いは次のように推測される。すなわ
ち、(I)透明の場合には樹脂母材中に分散された有機
低分子物質の粒子は有機低分子物質と樹脂母材は隙間な
く密着しており、また粒子内部にも空隙はなく、片側か
ら入射した光は散乱されることなく反対側に透過するた
め透明に見えること、また、(II)白濁の場合には有機
低分子物質の粒子は有機低分子物質の微細な結晶で構成
されており、結晶の界面若しくは粒子と樹脂母材の界面
に隙間ができ片側から入射した光は空隙と結晶、空隙と
樹脂の界面で屈折し、散乱されるため白くみえること、
等に由来している。
た有機低分子物質で構成され、加熱により透明と白濁の
状態を可逆的に変化させる材料」における透明状態と白
濁不透明状態との違いは次のように推測される。すなわ
ち、(I)透明の場合には樹脂母材中に分散された有機
低分子物質の粒子は有機低分子物質と樹脂母材は隙間な
く密着しており、また粒子内部にも空隙はなく、片側か
ら入射した光は散乱されることなく反対側に透過するた
め透明に見えること、また、(II)白濁の場合には有機
低分子物質の粒子は有機低分子物質の微細な結晶で構成
されており、結晶の界面若しくは粒子と樹脂母材の界面
に隙間ができ片側から入射した光は空隙と結晶、空隙と
樹脂の界面で屈折し、散乱されるため白くみえること、
等に由来している。
【0010】図2(熱による透明度の変化を表わしてい
る)において、樹脂母材とこの樹脂母材中の分散された
有機低分子物質とを主成分とする感熱記録層は、例えば
第3の特定温度域(温度T0以下)では白濁不透明状態
にある。これを加熱していくと温度T1から徐々に透明
になりはじめ、第1の特定温度域(T2〜T3)に加熱す
ると透明となり、この状態で再び第3の特定温度域に戻
しても透明のままである。これは温度T1付近から樹脂
が軟化し始め、軟化が進むにつれ、樹脂が収縮し樹脂と
有機低分子物質粒子との界面若しくは粒子内の空隙を減
少させるため、徐々に透明度が上がり、第1の特定温度
域では有機低分子物質が半溶融状態となり、残った空隙
を溶融した有機低分子物質が埋めることにより透明とな
り、種結晶が残ったまま冷却される比較的高温で結晶
し、その際樹脂がまだ軟化状態のため、結晶にともなう
粒子の体積変化に樹脂が追随し、空隙ができず透明状態
が維持されるためと考えられる。更に第2の特定温度域
(T4以上)に加熱すると、最大透明度と最大不透明度
との中間の半透明状態になる。次に、この温度を下げて
ゆくと、再び透明状態をとることなく最初の白濁不透明
状態に戻る。これは第2の特定温度域で有機低分子物質
が完全に溶融した後、過冷却状態となり第3の特定温度
域より少し高い温度で結晶化し、その際、樹脂が結晶化
にともなう体積変化に追随できず、空隙が発生するため
であると思われる。ただし図2に示した温度−透明度変
化曲線は代表的な例を示しただけであり、材料を変える
ことにより各状態の透明度等にその材料に応じて変化が
生じることがある。
る)において、樹脂母材とこの樹脂母材中の分散された
有機低分子物質とを主成分とする感熱記録層は、例えば
第3の特定温度域(温度T0以下)では白濁不透明状態
にある。これを加熱していくと温度T1から徐々に透明
になりはじめ、第1の特定温度域(T2〜T3)に加熱す
ると透明となり、この状態で再び第3の特定温度域に戻
しても透明のままである。これは温度T1付近から樹脂
が軟化し始め、軟化が進むにつれ、樹脂が収縮し樹脂と
有機低分子物質粒子との界面若しくは粒子内の空隙を減
少させるため、徐々に透明度が上がり、第1の特定温度
域では有機低分子物質が半溶融状態となり、残った空隙
を溶融した有機低分子物質が埋めることにより透明とな
り、種結晶が残ったまま冷却される比較的高温で結晶
し、その際樹脂がまだ軟化状態のため、結晶にともなう
粒子の体積変化に樹脂が追随し、空隙ができず透明状態
が維持されるためと考えられる。更に第2の特定温度域
(T4以上)に加熱すると、最大透明度と最大不透明度
との中間の半透明状態になる。次に、この温度を下げて
ゆくと、再び透明状態をとることなく最初の白濁不透明
状態に戻る。これは第2の特定温度域で有機低分子物質
が完全に溶融した後、過冷却状態となり第3の特定温度
域より少し高い温度で結晶化し、その際、樹脂が結晶化
にともなう体積変化に追随できず、空隙が発生するため
であると思われる。ただし図2に示した温度−透明度変
化曲線は代表的な例を示しただけであり、材料を変える
ことにより各状態の透明度等にその材料に応じて変化が
生じることがある。
【0011】従って、熱を選択的に与えることにより感
熱記録層を選択的に加熱し、透明地に白濁画像、白濁地
に透明画像を形成することができ、その変化は何回も繰
り返すことが可能である。そして、このような感熱記録
層の背面に着色シートを配置すれば、白地に着色シート
の色の画像または着色シートの色の地に白色の画像を形
成することができる。また、OHP(オーバーへッドプ
ロジェクター)などで投影すれば、白濁部は暗部にな
り、透明部は光が透過しスクリーン上では明部となる。
熱記録層を選択的に加熱し、透明地に白濁画像、白濁地
に透明画像を形成することができ、その変化は何回も繰
り返すことが可能である。そして、このような感熱記録
層の背面に着色シートを配置すれば、白地に着色シート
の色の画像または着色シートの色の地に白色の画像を形
成することができる。また、OHP(オーバーへッドプ
ロジェクター)などで投影すれば、白濁部は暗部にな
り、透明部は光が透過しスクリーン上では明部となる。
【0012】本発明に係る可逆性感熱記録媒体を作るに
は一般に(1)樹脂母材及び有機低分子物質の2成分を
溶解した溶液、又は(2)樹脂母材の溶液(溶剤として
は有機低分子物質のうちの少なくとも1種を溶解しない
ものを用いる)に有機低分子物質を微粒子状に分散した
分散液をプラスチックフィルム、ガラス板、金属板など
の支持体上に塗布乾燥して感熱記録層を形成せしめれば
よい。
は一般に(1)樹脂母材及び有機低分子物質の2成分を
溶解した溶液、又は(2)樹脂母材の溶液(溶剤として
は有機低分子物質のうちの少なくとも1種を溶解しない
ものを用いる)に有機低分子物質を微粒子状に分散した
分散液をプラスチックフィルム、ガラス板、金属板など
の支持体上に塗布乾燥して感熱記録層を形成せしめれば
よい。
【0013】感熱記録層形成用溶剤としては、樹脂母材
及び有機低分子物質の種類によって種々選択できるが、
例えばテトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭素、エタ
ノール、トルエン、ベンゼン等が挙げられる。なお、分
散液を使用した場合はもちろんであるが、溶液を使用し
た場合も得られる感熱記録層中では有機低分子物質は微
粒子として析出し、分散状態で存在する。
及び有機低分子物質の種類によって種々選択できるが、
例えばテトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭素、エタ
ノール、トルエン、ベンゼン等が挙げられる。なお、分
散液を使用した場合はもちろんであるが、溶液を使用し
た場合も得られる感熱記録層中では有機低分子物質は微
粒子として析出し、分散状態で存在する。
【0014】感熱記録層に使用される樹脂母材は有機低
分子物質を均一に分散保持した層を形成すると共に、最
大透明時の透明度に影響を与える材料である。このため
樹脂母材は透明度が良く、機械的に安定で、且つ成膜性
の良い樹脂が好ましい。
分子物質を均一に分散保持した層を形成すると共に、最
大透明時の透明度に影響を与える材料である。このため
樹脂母材は透明度が良く、機械的に安定で、且つ成膜性
の良い樹脂が好ましい。
【0015】このような樹脂としては、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニル−アクリレ
ート共重合体等の塩化ビニル系共重合体;ポリ塩化ビニ
リデン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビ
ニリデン−アクリロニトリル共重合体等の塩化ビニリデ
ン系共重合体;ポリエステル;ポリアミド;ポリアクリ
レート又はポリメタクリレート或いはアクリレート−メ
タクリレート共重合体;シリコン樹脂等が挙げられる。
これらは単独で或いは2種以上混合して使用される。
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニル−アクリレ
ート共重合体等の塩化ビニル系共重合体;ポリ塩化ビニ
リデン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビ
ニリデン−アクリロニトリル共重合体等の塩化ビニリデ
ン系共重合体;ポリエステル;ポリアミド;ポリアクリ
レート又はポリメタクリレート或いはアクリレート−メ
タクリレート共重合体;シリコン樹脂等が挙げられる。
これらは単独で或いは2種以上混合して使用される。
【0016】一方、有機低分子物質としては感熱記録層
中で熱により多結晶から単結晶に変化するものであれば
よく、一般に融点30〜200℃好ましくは50〜15
0℃程度のものが使用される。このような有機低分子物
質としてはアルカノール;アルカンジオール;ハロゲン
アルカノールまたはハロゲンアルカンジオール;アルキ
ルアミン;アルカン;アルケン;アルキン;ハロゲンア
ルカン;ハロゲンアルケン;ハロゲンアルキン;シクロ
アルカン;シクロアルケン;シクロアルキン;飽和また
は不飽和モノまたはジカルボン酸又はこれらのエステ
ル、アミド又はアンモニウム塩;飽和または不飽和ハロ
ゲン脂肪酸またはこれらのエステル、アミド又はアンモ
ニウム塩;アリルカルボン酸またはそれらのエステル、
アミド又はアンモニウム塩;ハロゲンアリルカルボン酸
またはそれらのエステル、アミド又はアンモニウム塩;
チオアルコール;チオカルボン酸又はそれらのエステ
ル、アミンまたはアンモニウム塩;チオアルコールのカ
ルボン酸エステル等が挙げられる。これらは単独又は2
種以上混合して使用される。これらの化合物の炭素数は
10〜60、好ましくは10〜38、特に10〜30が
好ましい。エステル中のアルコール基部分は飽和してい
ても、また、飽和していなくてもよく、更にはハロゲン
置換されていてもよい。いずれにしても有機低分子物質
は分子中に酸素、窒素、硫黄及びハロゲンの少なくとも
1種、例えば−OH、−COOH、−CONH−、−C
OOR、−NH−、−NH2、−S−、−S−S−、−
O−、ハロゲン等を含む化合物であることが好ましい。
中で熱により多結晶から単結晶に変化するものであれば
よく、一般に融点30〜200℃好ましくは50〜15
0℃程度のものが使用される。このような有機低分子物
質としてはアルカノール;アルカンジオール;ハロゲン
アルカノールまたはハロゲンアルカンジオール;アルキ
ルアミン;アルカン;アルケン;アルキン;ハロゲンア
ルカン;ハロゲンアルケン;ハロゲンアルキン;シクロ
アルカン;シクロアルケン;シクロアルキン;飽和また
は不飽和モノまたはジカルボン酸又はこれらのエステ
ル、アミド又はアンモニウム塩;飽和または不飽和ハロ
ゲン脂肪酸またはこれらのエステル、アミド又はアンモ
ニウム塩;アリルカルボン酸またはそれらのエステル、
アミド又はアンモニウム塩;ハロゲンアリルカルボン酸
またはそれらのエステル、アミド又はアンモニウム塩;
チオアルコール;チオカルボン酸又はそれらのエステ
ル、アミンまたはアンモニウム塩;チオアルコールのカ
ルボン酸エステル等が挙げられる。これらは単独又は2
種以上混合して使用される。これらの化合物の炭素数は
10〜60、好ましくは10〜38、特に10〜30が
好ましい。エステル中のアルコール基部分は飽和してい
ても、また、飽和していなくてもよく、更にはハロゲン
置換されていてもよい。いずれにしても有機低分子物質
は分子中に酸素、窒素、硫黄及びハロゲンの少なくとも
1種、例えば−OH、−COOH、−CONH−、−C
OOR、−NH−、−NH2、−S−、−S−S−、−
O−、ハロゲン等を含む化合物であることが好ましい。
【0017】更に具体的には、これら化合物としてはラ
ウリン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ノナデカ
ン酸、アラギン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステア
リン酸メチル、ステアリン酸テトラデシル、ステアリン
酸オクタデシル,ラウリン酸オクタデシル、パルミチン
酸テトラデシル、ベヘン酸ドデシル等の高級脂肪酸のエ
ステル; 等のエステル又はチオエーテル等がある。中でも本発明
においては高級脂肪酸、特にパルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘン酸、リグノセリン酸等の炭素数16以上の高
級脂肪酸が好ましく、炭素数16〜24の高級脂肪酸が
更に好ましい。
ウリン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ノナデカ
ン酸、アラギン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステア
リン酸メチル、ステアリン酸テトラデシル、ステアリン
酸オクタデシル,ラウリン酸オクタデシル、パルミチン
酸テトラデシル、ベヘン酸ドデシル等の高級脂肪酸のエ
ステル; 等のエステル又はチオエーテル等がある。中でも本発明
においては高級脂肪酸、特にパルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘン酸、リグノセリン酸等の炭素数16以上の高
級脂肪酸が好ましく、炭素数16〜24の高級脂肪酸が
更に好ましい。
【0018】透明化できる温度の巾を広げるには、この
明細書において記載した有機低分子物質を適宜組合せる
か、または、そうした有機低分子物質と融点の異なる他
の材料とを組合せればよい。これらは例えば特開昭63
−39378号、特開昭63−130380号などの公
報や、特願昭63−14754号、特願平1−1401
09号などの明細書に開示されているが、これらに限定
されるものではない。なお、感熱記録層中の有機低分子
物質と樹脂母材との割合は、重量比で2:1〜1:16
程度が好ましく、1:2〜1:6が更に好ましい。樹脂
母材の比率がこれ以下になると、有機低分子物質を樹脂
母材中に保持した膜を形成することが困難となり、また
これ以上になると、有機低分子物質の量が少ないため、
不透明化が困難になる。
明細書において記載した有機低分子物質を適宜組合せる
か、または、そうした有機低分子物質と融点の異なる他
の材料とを組合せればよい。これらは例えば特開昭63
−39378号、特開昭63−130380号などの公
報や、特願昭63−14754号、特願平1−1401
09号などの明細書に開示されているが、これらに限定
されるものではない。なお、感熱記録層中の有機低分子
物質と樹脂母材との割合は、重量比で2:1〜1:16
程度が好ましく、1:2〜1:6が更に好ましい。樹脂
母材の比率がこれ以下になると、有機低分子物質を樹脂
母材中に保持した膜を形成することが困難となり、また
これ以上になると、有機低分子物質の量が少ないため、
不透明化が困難になる。
【0019】感熱記録層には以上の成分の他に、透明画
像の形成を容易にするために、界面活性剤、高沸点溶剤
等の添加物を添加することができる。これらの添加物の
具体例は次の通りである。 高沸点溶剤の例;リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−
エチルヘキシル、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレ
ジル、オレイン酸ブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸
ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フ
タル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキ
シル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジオクチルデシ
ル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、
アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジ−n−ヘキシル、ア
ジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、アゼライン酸ジ−2
−エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ
−2−エチルヘキシル、ジエチレングリコールジベンゾ
エート、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチラ
ート、アセチルリシノール酸メチル、アセチルリシノー
ル酸ブチル、ブチルフタリルブチルグリコレート、アセ
チルクエン酸トリブチル。
像の形成を容易にするために、界面活性剤、高沸点溶剤
等の添加物を添加することができる。これらの添加物の
具体例は次の通りである。 高沸点溶剤の例;リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−
エチルヘキシル、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレ
ジル、オレイン酸ブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸
ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フ
タル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキ
シル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジオクチルデシ
ル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、
アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジ−n−ヘキシル、ア
ジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、アゼライン酸ジ−2
−エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ
−2−エチルヘキシル、ジエチレングリコールジベンゾ
エート、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチラ
ート、アセチルリシノール酸メチル、アセチルリシノー
ル酸ブチル、ブチルフタリルブチルグリコレート、アセ
チルクエン酸トリブチル。
【0020】界面活性剤、その他の添加物の例;多価ア
ルコール高級脂肪酸エステル;多価アルコール高級アル
キルエーテル;多価アルコール高級脂肪酸エステル、高
級アルコール、高級アルキルフエノール、高級脂肪酸高
級アルキルアミン、高級脂肪酸アミド、油脂又はポリプ
ロピレングリコールの低級オレフィンオキサイド付加
物;アセチレングリコール;高級アルキルベンゼンスル
ホン酸のNa、Ca、Ba又はMg塩;高級脂肪酸、芳
香族カルボン酸、高級脂肪酸スルホン酸、芳香族スルホ
ン酸、硫酸モノエステル又はリン酸モノ−又はジ−エス
テルのCa、Ba又はMg塩;低度硫酸化油;ポリ長鎖
アルキルアクリレート;アクリル系オリゴマー;ポリ長
鎖アルキルメタクリレート;長鎖アルキルメタクリレー
ト〜アミン含有モノマー共重合体;スチレン〜無水マレ
イン酸共重合体;オレフィン〜無水マレイン酸共重合
体。
ルコール高級脂肪酸エステル;多価アルコール高級アル
キルエーテル;多価アルコール高級脂肪酸エステル、高
級アルコール、高級アルキルフエノール、高級脂肪酸高
級アルキルアミン、高級脂肪酸アミド、油脂又はポリプ
ロピレングリコールの低級オレフィンオキサイド付加
物;アセチレングリコール;高級アルキルベンゼンスル
ホン酸のNa、Ca、Ba又はMg塩;高級脂肪酸、芳
香族カルボン酸、高級脂肪酸スルホン酸、芳香族スルホ
ン酸、硫酸モノエステル又はリン酸モノ−又はジ−エス
テルのCa、Ba又はMg塩;低度硫酸化油;ポリ長鎖
アルキルアクリレート;アクリル系オリゴマー;ポリ長
鎖アルキルメタクリレート;長鎖アルキルメタクリレー
ト〜アミン含有モノマー共重合体;スチレン〜無水マレ
イン酸共重合体;オレフィン〜無水マレイン酸共重合
体。
【0021】この本発明における記録媒体の画像を反射
画像として用いる場合には、感熱記録層の背面に光を反
射する層を設けると感熱記録層の厚みを薄くしてもコン
トラストを上げることができる。具体的にはAl、N
i、Sn等を蒸着することが挙げられる(特開昭64−
14079号公報に記載)。
画像として用いる場合には、感熱記録層の背面に光を反
射する層を設けると感熱記録層の厚みを薄くしてもコン
トラストを上げることができる。具体的にはAl、N
i、Sn等を蒸着することが挙げられる(特開昭64−
14079号公報に記載)。
【0022】また、感熱記録層上にその感熱層を保護す
るために保護層を設けることができる。感熱記録層上に
積層する保護層(厚さ0.1〜5μm)の材料として
は、シリコーン系ゴム、シリコーン樹脂(特開昭63−
221087号公報に記載)、ポリシロキサングラフト
ポリマー(特願昭62−152550号公報に記載)や
紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂(特願昭63−31
0600号公報に記載)等が挙げられる。いずれの場合
も塗布時に溶剤を用いるが、その溶剤は感熱層の樹脂な
らびに有機低分子物質を溶解しにくいほうが望ましい。
感熱記録層の樹脂及び有機低分子物質を溶解しにくい溶
剤としてはn−ヘキサン、メチルアルコール、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール等が挙げられ、特に
アルコール系の溶剤がコスト面から望ましい。
るために保護層を設けることができる。感熱記録層上に
積層する保護層(厚さ0.1〜5μm)の材料として
は、シリコーン系ゴム、シリコーン樹脂(特開昭63−
221087号公報に記載)、ポリシロキサングラフト
ポリマー(特願昭62−152550号公報に記載)や
紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂(特願昭63−31
0600号公報に記載)等が挙げられる。いずれの場合
も塗布時に溶剤を用いるが、その溶剤は感熱層の樹脂な
らびに有機低分子物質を溶解しにくいほうが望ましい。
感熱記録層の樹脂及び有機低分子物質を溶解しにくい溶
剤としてはn−ヘキサン、メチルアルコール、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール等が挙げられ、特に
アルコール系の溶剤がコスト面から望ましい。
【0023】更にまた、保護層形成液の溶剤やモノマー
成分等から感熱記録層を保護するために、保護層と感熱
記録層との間に中間層を設けることができる(特開平1
−133781号公報に記載)。中間層の材料としては
感熱記録層中の樹脂母材として挙げたものの他に下記の
ような熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂が使用可能である。
即ち、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリウ
レタン、飽和ポリエステル、不飽和ポリエステル、エポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート、ポリア
ミド等が挙げられる。
成分等から感熱記録層を保護するために、保護層と感熱
記録層との間に中間層を設けることができる(特開平1
−133781号公報に記載)。中間層の材料としては
感熱記録層中の樹脂母材として挙げたものの他に下記の
ような熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂が使用可能である。
即ち、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリウ
レタン、飽和ポリエステル、不飽和ポリエステル、エポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート、ポリア
ミド等が挙げられる。
【0024】ところで、可逆性感熱記録媒体を第2の特
定温度域まで加熱する際に、その加熱温度は記録媒体の
耐熱性、繰り返し耐久性、記録媒体の一部を冷却する時
の簡易さなどから第2の特定温度域の下限(T4)より
10℃以内にあるのが好ましい。また、温度制御をより
容易にし、より鮮明な画像を得るために、記録媒体の第
1の特定温度域(T2〜T3)はより広いもの(特開昭6
3−39378号などの公報)を使用するのが好まし
く、特に10℃以上の温度域があるものが好ましい。
定温度域まで加熱する際に、その加熱温度は記録媒体の
耐熱性、繰り返し耐久性、記録媒体の一部を冷却する時
の簡易さなどから第2の特定温度域の下限(T4)より
10℃以内にあるのが好ましい。また、温度制御をより
容易にし、より鮮明な画像を得るために、記録媒体の第
1の特定温度域(T2〜T3)はより広いもの(特開昭6
3−39378号などの公報)を使用するのが好まし
く、特に10℃以上の温度域があるものが好ましい。
【0025】加熱手段としては、この記録媒体を均一に
加熱する手段であればいずれの手段でもかまわないが、
中でも以下に挙げるような手段が適している。 固体接触による手段・・・ホットプレート・ヒートロー
ラー・ヒートベルトを接触する手段など 液体接触による手段・・・加熱した液体に記録媒体を接
触する手段など 気体による手段・・・・・加熱蒸気を記録媒体に噴射す
る手段、ドライヤーボックス中に媒体を通す手段など 交番磁界を用いる手段・・・支持体に導電性材料を用
い、それに電磁調理器に代表されるような交番磁界発生
装置によって発生した交番磁界をあて、支持体を加熱す
る手段など 電磁波を用いる手段・・・可視光、赤外線、マイクロ波
などを用いた加熱手段であり、可視光、赤外線を用いた
手段においては支持体、感熱記録層に吸収材料を含有さ
せておく必要がある。
加熱する手段であればいずれの手段でもかまわないが、
中でも以下に挙げるような手段が適している。 固体接触による手段・・・ホットプレート・ヒートロー
ラー・ヒートベルトを接触する手段など 液体接触による手段・・・加熱した液体に記録媒体を接
触する手段など 気体による手段・・・・・加熱蒸気を記録媒体に噴射す
る手段、ドライヤーボックス中に媒体を通す手段など 交番磁界を用いる手段・・・支持体に導電性材料を用
い、それに電磁調理器に代表されるような交番磁界発生
装置によって発生した交番磁界をあて、支持体を加熱す
る手段など 電磁波を用いる手段・・・可視光、赤外線、マイクロ波
などを用いた加熱手段であり、可視光、赤外線を用いた
手段においては支持体、感熱記録層に吸収材料を含有さ
せておく必要がある。
【0026】冷却手段としては、感熱記録層を短時間で
室温くらいまで冷却できる手段であればいずれの手段で
もかまわないが、中でも以下に挙げるような手段が適し
ている。 固体接触による手段・・・第3の特定温度域又はそれ以
下の温度(T0以下)の固体を接触する手段など 液体による手段・・・・・水・高揮発性溶剤などを噴射
する手段など 気体による手段・・・・・ノズルによって圧縮空気、フ
ロンガス等の気体を噴射する手段など
室温くらいまで冷却できる手段であればいずれの手段で
もかまわないが、中でも以下に挙げるような手段が適し
ている。 固体接触による手段・・・第3の特定温度域又はそれ以
下の温度(T0以下)の固体を接触する手段など 液体による手段・・・・・水・高揮発性溶剤などを噴射
する手段など 気体による手段・・・・・ノズルによって圧縮空気、フ
ロンガス等の気体を噴射する手段など
【0027】これらの加熱・冷却手段を持つ画像記録装
置の具体例を図6〜図9に示す。 図中の番号は5:冷却装置、6:ヒートローラー(第2
の特定温度域にあるもの)、7:搬送ローラー、8:可
逆性感熱記録媒体、9:温度保持ベルト、10:ヒート
ローラー(第1の特定温度域又はそれ以下の温度のも
の)、11:支持板を表わしている。
置の具体例を図6〜図9に示す。 図中の番号は5:冷却装置、6:ヒートローラー(第2
の特定温度域にあるもの)、7:搬送ローラー、8:可
逆性感熱記録媒体、9:温度保持ベルト、10:ヒート
ローラー(第1の特定温度域又はそれ以下の温度のも
の)、11:支持板を表わしている。
【0028】図6はヒートローラー6によって記録媒体
8が第2の特定温度域まで加熱された後、ヒートローラ
ー6に接触中の記録媒体8の一部を冷却装置5によって
第3の特定温度域まで冷却し、再びヒートローラー6の
熱によって冷却された記録媒体8の一部が第1の特定温
度域に加熱された後、記録媒体8の全体が第3の特定温
度域まで自然冷却することにより記録媒体が図1に示し
たような画像部、非画像部Aの温度履歴をたどり画像を
記録する装置である。
8が第2の特定温度域まで加熱された後、ヒートローラ
ー6に接触中の記録媒体8の一部を冷却装置5によって
第3の特定温度域まで冷却し、再びヒートローラー6の
熱によって冷却された記録媒体8の一部が第1の特定温
度域に加熱された後、記録媒体8の全体が第3の特定温
度域まで自然冷却することにより記録媒体が図1に示し
たような画像部、非画像部Aの温度履歴をたどり画像を
記録する装置である。
【0029】図7(a)は温度保持ベルト9がヒートロ
ーラー6に接触中は第2の特定温度域の温度になり、ま
た、冷却装置5以降で記録媒体8から離れる間は第1の
特定温度域の温度となることにより、記録媒体8が温度
保持ベルト9と冷却装置5により図1に示したような画
像部、非画像部Aの温度履歴をたどり画像を記録する装
置である。
ーラー6に接触中は第2の特定温度域の温度になり、ま
た、冷却装置5以降で記録媒体8から離れる間は第1の
特定温度域の温度となることにより、記録媒体8が温度
保持ベルト9と冷却装置5により図1に示したような画
像部、非画像部Aの温度履歴をたどり画像を記録する装
置である。
【0030】図8はヒートローラー6によって記録媒体
8が第2の特定温度域まで加熱され、記録媒体8がヒー
トローラー6から離れもう一つのヒートローラー10に
接触する間、第3の特定温度域より高い温度を保つとい
う条件で、その間に記録媒体8の一部を冷却装置5によ
って第3の特定温度域まで冷却し、再びヒートローラー
10によって記録媒体8の全体が第1の特定温度域まで
加熱され、その後第3の特定温度域まで自然冷却するこ
とにより、記録媒体8が図1に示したような画像部、非
画像部Bの温度履歴をたどり画像を記録する装置であ
る。
8が第2の特定温度域まで加熱され、記録媒体8がヒー
トローラー6から離れもう一つのヒートローラー10に
接触する間、第3の特定温度域より高い温度を保つとい
う条件で、その間に記録媒体8の一部を冷却装置5によ
って第3の特定温度域まで冷却し、再びヒートローラー
10によって記録媒体8の全体が第1の特定温度域まで
加熱され、その後第3の特定温度域まで自然冷却するこ
とにより、記録媒体8が図1に示したような画像部、非
画像部Bの温度履歴をたどり画像を記録する装置であ
る。
【0031】図9はヒートローラー6によって記録媒体
8が第2の特定温度域まで加熱された後、感熱記録層の
一部を冷却装置5によって第3の特定温度域まで冷却
し、その感熱記録層の一部が支持体の熱により第1の特
定温度域まで加熱されることにより、記録媒体8が図1
に示したような非画像部A、感熱記録層の一部が同じく
図1に示す非画像部の温度履歴をたどり画像を記録する
装置である。
8が第2の特定温度域まで加熱された後、感熱記録層の
一部を冷却装置5によって第3の特定温度域まで冷却
し、その感熱記録層の一部が支持体の熱により第1の特
定温度域まで加熱されることにより、記録媒体8が図1
に示したような非画像部A、感熱記録層の一部が同じく
図1に示す非画像部の温度履歴をたどり画像を記録する
装置である。
【0032】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明
する。ここでの部は重量基準である。なお、第1、第2
及び第3の特定温度域の説明は図10(a)及び(b)
に示し、横軸の温度に加熱したのち常温に冷却したとき
の反射濃度が横軸となっている。
する。ここでの部は重量基準である。なお、第1、第2
及び第3の特定温度域の説明は図10(a)及び(b)
に示し、横軸の温度に加熱したのち常温に冷却したとき
の反射濃度が横軸となっている。
【0033】実施例1 約50μm厚の透明なポリエステルフィルム(テイジン
社製:HLS50)上に ベヘン酸(ミヨシ油脂社製:B−95) 1部 リグノセリン酸(ミヨシ油脂社製:FL−88) 3部 エイコ酸2酸(岡村製油社製SL−20−90) 5部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 30部 (鐘淵化学工業社製:カネカM2018) THF 150部 トルエン 50部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、120℃で3分
間加熱乾燥して、第2の特定温度として約120℃以上
で白濁状態になり、第1の特定温度域が90℃以上12
0℃以下で透明状態になり、第3の特定温度域が40℃
以下の可逆性感熱記録層(約10μm厚)を設け、その
層上に ウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂の75% 10部 酢酸ブチル溶液 (大日本インキ化学社製:ユニディックC7−157) イソプロピルアルコール 10部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥後80
w/cmの紫外線ランプで紫外線を照射し、硬化させ約
3μm厚さの保護層を設け、これを80℃に加熱して感
熱記録層を透明にした可逆性感熱記録媒体(図4)を作
成した。この可逆性感熱記録媒体を125℃のホットプ
レートで加熱した状態で記録媒体の一部に25℃の鉛合
金製のアルファベットのAの活字版を約1秒間接触させ
記録媒体の一部を冷却してから活字版を離し、約0.7
秒のち記録媒体全体をホットプレートより離し自然冷却
した。こうして、記録媒体には図3に示した画像が形成
された。
社製:HLS50)上に ベヘン酸(ミヨシ油脂社製:B−95) 1部 リグノセリン酸(ミヨシ油脂社製:FL−88) 3部 エイコ酸2酸(岡村製油社製SL−20−90) 5部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 30部 (鐘淵化学工業社製:カネカM2018) THF 150部 トルエン 50部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、120℃で3分
間加熱乾燥して、第2の特定温度として約120℃以上
で白濁状態になり、第1の特定温度域が90℃以上12
0℃以下で透明状態になり、第3の特定温度域が40℃
以下の可逆性感熱記録層(約10μm厚)を設け、その
層上に ウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂の75% 10部 酢酸ブチル溶液 (大日本インキ化学社製:ユニディックC7−157) イソプロピルアルコール 10部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥後80
w/cmの紫外線ランプで紫外線を照射し、硬化させ約
3μm厚さの保護層を設け、これを80℃に加熱して感
熱記録層を透明にした可逆性感熱記録媒体(図4)を作
成した。この可逆性感熱記録媒体を125℃のホットプ
レートで加熱した状態で記録媒体の一部に25℃の鉛合
金製のアルファベットのAの活字版を約1秒間接触させ
記録媒体の一部を冷却してから活字版を離し、約0.7
秒のち記録媒体全体をホットプレートより離し自然冷却
した。こうして、記録媒体には図3に示した画像が形成
された。
【0034】実施例2 実施例1の可逆性感熱記録媒体を支持体の熱容量を増や
すために約3mm厚のシリコーンゴムシートを支持体に
張の合わせた熱可逆性感熱記録媒体(図5)を、125
℃のホットプレートで125℃になるまで加熱した状態
で、一部に25℃のゴム製のアルファベットのAの活字
版を約1秒間接触させ冷却し、活字版と記録媒体とホッ
トプレートとを同時に離し自然冷却した。すると一時冷
却した部分が支持体の熱により透明化し、図3に示した
画像が形成された。
すために約3mm厚のシリコーンゴムシートを支持体に
張の合わせた熱可逆性感熱記録媒体(図5)を、125
℃のホットプレートで125℃になるまで加熱した状態
で、一部に25℃のゴム製のアルファベットのAの活字
版を約1秒間接触させ冷却し、活字版と記録媒体とホッ
トプレートとを同時に離し自然冷却した。すると一時冷
却した部分が支持体の熱により透明化し、図3に示した
画像が形成された。
【0035】実施例3 実施例2の熱可逆性感熱記録媒体を125℃のホットプ
レートで125℃となるまで加熱したのち、ホットプレ
ートより記録媒体を離し自然冷却する間、支持体を第1
の特定温度域以上の状態にし、その一部をノズルより圧
縮空気をあてることにより冷却し、その後全体を自然冷
却した。その結果、冷却した一部分が支持体の熱により
透明化し、透明像が形成された。
レートで125℃となるまで加熱したのち、ホットプレ
ートより記録媒体を離し自然冷却する間、支持体を第1
の特定温度域以上の状態にし、その一部をノズルより圧
縮空気をあてることにより冷却し、その後全体を自然冷
却した。その結果、冷却した一部分が支持体の熱により
透明化し、透明像が形成された。
【0036】実施例4 実施例3の冷却手段として塗装用のノズルよりエタノー
ルを噴射する手段を用いた。すると実施例3と同様の結
果が得られた。この時、冷却手段としての液体は記録媒
体を第3の特定温度まで冷却できるものであれば何でも
かまわないが、液だれなどを起こすことより高揮発性の
液体が望ましい。
ルを噴射する手段を用いた。すると実施例3と同様の結
果が得られた。この時、冷却手段としての液体は記録媒
体を第3の特定温度まで冷却できるものであれば何でも
かまわないが、液だれなどを起こすことより高揮発性の
液体が望ましい。
【0037】実施例5 ワイヤードットプリンターのプラテンローラーをヒート
ローラー(125℃)として図6の形態の装置を作製し
た。冷却手段としてインクリボンの代わりにエタノール
で湿した布テープを使用し、ワイヤードットで布テープ
が実施例1の可逆性感熱記録媒体に接触することにより
記録媒体の一部を第3の特定温度域まで冷却する。この
装置により記録媒体に透明な画像を形成することができ
た。
ローラー(125℃)として図6の形態の装置を作製し
た。冷却手段としてインクリボンの代わりにエタノール
で湿した布テープを使用し、ワイヤードットで布テープ
が実施例1の可逆性感熱記録媒体に接触することにより
記録媒体の一部を第3の特定温度域まで冷却する。この
装置により記録媒体に透明な画像を形成することができ
た。
【0038】実施例6 実施例1の可逆性感熱記録媒体をベルト状にし、冷却手
段としてゴム製の活字版を持つ図7(a)の装置を作成
した。ヒートローラー6の温度は125℃で温度保持ベ
ルト9としてシリコーンゴム製のベルトを使用した。温
度保持ベルト9はヒートローラー6に接触している部分
は第2の特定温度域となるようにし、また、ヒートロー
ラー6から離れ、搬送ローラー7に至る間は第1の特定
温度域となるようにラインスピードを調整している。ま
た、活字版(冷却装置5)と感熱記録層の接触面の裏
(支持体側)には図7(b)のように支持板11を取り
つけた。この装置により記録媒体8に透明な画像を形成
することができた。
段としてゴム製の活字版を持つ図7(a)の装置を作成
した。ヒートローラー6の温度は125℃で温度保持ベ
ルト9としてシリコーンゴム製のベルトを使用した。温
度保持ベルト9はヒートローラー6に接触している部分
は第2の特定温度域となるようにし、また、ヒートロー
ラー6から離れ、搬送ローラー7に至る間は第1の特定
温度域となるようにラインスピードを調整している。ま
た、活字版(冷却装置5)と感熱記録層の接触面の裏
(支持体側)には図7(b)のように支持板11を取り
つけた。この装置により記録媒体8に透明な画像を形成
することができた。
【0039】
【発明の効果】実施例の記載から明らかなように、本発
明の画像記録方法及び装置により、常温より高い第1の
特定温度域で加熱後第1の特定温度域より低い第3の特
定温度域まで冷却することにより第1の色の状態とな
り、第1の特定温度域よりも高い第1の特定温度域で加
熱後冷却することにより第2の色の状態となる可逆性感
熱記録材料に、第1の色を背景に第2の色の画像を記録
することが容易になり、また装置が簡略化された。
明の画像記録方法及び装置により、常温より高い第1の
特定温度域で加熱後第1の特定温度域より低い第3の特
定温度域まで冷却することにより第1の色の状態とな
り、第1の特定温度域よりも高い第1の特定温度域で加
熱後冷却することにより第2の色の状態となる可逆性感
熱記録材料に、第1の色を背景に第2の色の画像を記録
することが容易になり、また装置が簡略化された。
【図1】可逆性感熱記録媒体の温度履歴を示したグラ
フ。
フ。
【図2】本発明に係る可逆性感熱記録媒体の熱による透
明度の変化を表したもの。
明度の変化を表したもの。
【図3】本発明によって得られる画像例。
【図4】可逆性感熱記録媒体の一例の断面図。
【図5】可逆性感熱記録媒体の一例の断面図。
【図6】本発明の手段を用いた画像記録装置の一例の概
略構成図。
略構成図。
【図7】本発明の手段を用いた画像記録装置の一例の概
略構成図。
略構成図。
【図8】本発明の手段を用いた画像記録装置の一例の概
略構成図。
略構成図。
【図9】本発明の手段を用いた画像記録装置の一例の概
略構成図。
略構成図。
【図10】可逆性感熱記録媒体の第1,第2及び第3の
それぞれの特定温度域を表したもの。
それぞれの特定温度域を表したもの。
1 保護層 2 感熱記録層 3 支持体 4 シリコーンゴム 5 冷却装置 6,10 ヒートローラー 7 搬送ローラー 8 可逆性感熱記録媒体 9 温度保持ベルト 11 支持板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 堀田 吉彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 諸星 邦親 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (6)
- 【請求項1】 常温より高い第1の特定温度域まで加熱
後冷却することにより第1の色の状態となり、かつ、第
1の特定温度域よりも高い第2の特定温度域まで加熱後
第1の特定温度域より低い第3の特定温度域まで冷却す
ることにより第2の色の状態となる可逆性感熱記録材料
からなる感熱記録層を支持体上に設けた可逆性感熱記録
媒体に画像を記録する方法において、該記録媒体全体を
第2の特定温度域以上に加熱した後、その記録媒体の一
部を第3の特定温度域まで冷却し、続いて、第3の特定
温度域まで冷却した部分を第1の特定温度域まで加熱し
た後、該記録媒体全体を第3の特定温度域まで冷却する
ことにより、第1の色を背景に第2の色の画像を記録す
ることを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項2】 該記録媒体全体を第2の特定温度域に加
熱した後、該感熱記録層の一部を第3の特定温度域まで
冷却するとともに該支持体の温度を第1の特定温度以上
に維持させておき、該支持体の熱により該感熱記録層の
冷却された部分が第1の特定温度域まで加熱され、その
後該記録媒体全体を第3の特定温度域まで冷却すること
により、第1の色を背景に第2の色の画像を記録するこ
とを特徴とする請求項1の画像記録方法。 - 【請求項3】 常温より高い第1の特定温度域まで加熱
後冷却することにより第1の色の状態となり、かつ、第
1の特定温度域よりも高い第2の特定温度域まで加熱後
第1の特定温度域より低い第3の特定温度域まで冷却す
ることにより第2の色の状態となる可逆性感熱記録材料
からなる感熱記録層を支持体上に設けた可逆性感熱記録
媒体に画像を記録する装置において、該記録媒体全体を
第2の特定温度域に加熱する少なくとも1つの加熱手段
と、該感熱記録層の一部を第3の特定温度域まで冷却す
る少なくとも1つの冷却手段及び第3の特定温度領域ま
で冷却された部分を第1の特定温度域まで加熱する少な
くとも1つの加熱手段とを有し、請求項1又は2の方法
により第1の色を背景に第2の色の画像を記録すること
を特徴とする可逆性感熱記録媒体の画像記録装置。 - 【請求項4】 該加熱手段として、加熱した固体、液体
又は気体を該記録媒体に接触させる手段、又は交番磁界
電磁波を用いた非接触の手段の少なくとも1つを用いる
ことを特徴とする請求項3記載の画像記録装置。 - 【請求項5】 該冷却手段として、第3の特定温度域に
ある固体、液体又は気体を該記録媒体に接触させる手段
を少なくとも1つを有していることを特徴とする請求項
3記載の可逆性感熱記録装置。 - 【請求項6】 該冷却手段として、昇華性の固体又は揮
発性の液体を記録媒体に接触させる手段を少なくとも1
つを用いることを特徴とする請求項5記載の画像記録装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23432794A JPH0872415A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 可逆性感熱記録媒体の画像記録方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23432794A JPH0872415A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 可逆性感熱記録媒体の画像記録方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872415A true JPH0872415A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16969272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23432794A Pending JPH0872415A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 可逆性感熱記録媒体の画像記録方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0872415A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010012749A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆熱変色性記録材 |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP23432794A patent/JPH0872415A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010012749A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆熱変色性記録材 |
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