JPH0872532A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

Info

Publication number
JPH0872532A
JPH0872532A JP21465794A JP21465794A JPH0872532A JP H0872532 A JPH0872532 A JP H0872532A JP 21465794 A JP21465794 A JP 21465794A JP 21465794 A JP21465794 A JP 21465794A JP H0872532 A JPH0872532 A JP H0872532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant recovery
vehicle
temperature
recovery operation
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21465794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3255806B2 (ja
Inventor
Kazuo Oshima
和男 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP21465794A priority Critical patent/JP3255806B2/ja
Publication of JPH0872532A publication Critical patent/JPH0872532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3255806B2 publication Critical patent/JP3255806B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒートポンプ式の車両用空調装置での冷媒回
収運転を確保する。 【構成】 制御手段Lは、センサJで検出された吸い込
み温度とセンサKで検出された外気温度との温度差(|
Tint−Tamb|)が第1温度差ΔT1より小さい
ときは、冷媒回収運転を行ってから暖房運転に移行し、
温度差(|Tint−Tamb|)が第1温度差ΔT1
より大きいときは、冷媒回収運転を開始しないで、直ち
に暖房運転を開始する。また、温度差(|Tint−T
amb|)が第1温度差ΔT1より小さいときは、セン
サMで検出された内気温度と外気温度との温度差(|T
inc−Tamb|)が第2温度差ΔT2より大きいと
きであっても、ブロアファンHを停止して送風を伴わず
に、冷媒回収運転を行ってから暖房運転に移行したり、
あるいは、冷媒回収運転の継続時間を外気温度に応じて
補正することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はヒートポンプタイプの
車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヒートポンプタイプの車両用空調
装置は、温水加熱源を持たない電気自動車などに用いる
のに好適な空調装置であり、これはコンプレッサと車室
外熱交換器と第1・第2車室内熱交換器とが膨張弁と暖
房・冷房運転モードに応じ管路を切り替えるための弁と
を有する管路系統で連結され、その管路系統の弁を開閉
制御することによって、例えば冷房運転時には全ての熱
交換器に冷媒を循環させ、暖房運転時には第1・第2車
室内熱交換器のみに冷媒を循環させる。また、この車両
用空調装置では、暖房運転に入る前に、冷房運転を例え
ば90秒などのような所定時間行うことによって、車室
外熱交換器に溜まっている冷媒を回収して、暖房運転時
の冷媒不足を回避させている。この暖房運転に先駆けて
行われる冷媒回収運転に関しては、例えば、特開平5−
87418号公報に開示されているように、暖房運転を
前回停止してからの経過時間と外気温度とに応じ冷媒回
収運転時間を制御することが知られている。ただし、こ
の公報に開示された空調装置は、冷房運転時にコンプレ
ッサを利用するが、暖房運転時にコンプレッサ以外の冷
媒搬送手段と冷媒加熱器とを利用する構成であるので、
上記冷房運転時および暖房運転時にコンプレッサを利用
する車両用空調装置とはその基本的な構成が全く異なる
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヒートポン
プタイプの車両用空調装置においては、暖房運転を開始
する前に、冷房運転による冷媒回収運転を所定時間行う
構成になっているので、例えば、外気温度と吸い込み温
度との温度差が大きい場合には、冷媒回収運転での車室
外熱交換器による冷媒の凝縮が活発となり、冷媒の未回
収量が多くなり、冷媒回収運転に引き続いて行われる暖
房運転時に冷媒不足を生じ、暖房性能を適切に確保でき
なくなる問題が内在する。また、上記特開平5−874
18号公報に開示された冷媒回収運転のように、暖房運
転を前回停止してからの経過時間と外気温度とに応じ冷
媒回収運転時間を制御する構成であると、冷媒回収運転
の制御精度を高くするには、暖房運転を前回停止してか
らの経過時間と外気温度と冷媒回収運転時間との関係を
規定した制御マップに関する記憶容量が多く必要とな
る。結果として、特開平5−87418号公報に開示さ
れた冷媒回収運転を、車両用空調装置に転用するのは、
にわかに採用しがたいものである。その理由は、最近の
車両においては、空調装置の制御や燃料装置の制御およ
び駆動装置の制御ならびにエンジンの制御など各種の制
御を総合的に行うために、車両のコントロールユニット
には、上記総合的な制御に使用する各種の多量のデータ
が集中する傾向にあり、1つの制御ではコントロールユ
ニットのメモリ容量の使用量をなるべく少なくしたいか
らである。
【0004】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、車両の環境に合った冷媒回収運転を発揮で
きる車両用空調装置を提供することを主要な目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した第1
の発明に係る車両用空調装置は、図1に示すように、コ
ンプレッサAと車室外熱交換器Bと第1・第2車室内熱
交換器C,Dとが、膨張弁Eと暖房・冷房運転モードに
応じ管路を切り替えるための弁Fとを有する管路系統G
で連結され、第1・第2車室内熱交換器C,Dがブロア
ファンHの駆動によってダクトI内に取り込まれた空気
との熱交換を行うことで車室内に吹き出される空調風を
生成する一方、暖房運転が選択されると、その暖房運転
の開始に先駆けて冷媒回収運転を行うようにしたものに
おいて、吸い込み温度検出手段Jと外気温度検出手段K
および冷媒回収運転制御手段Lを備え、冷媒回収運転制
御手段Lが吸い込み温度検出手段Jで検出された吸い込
み温度Tintと外気温度検出手段Kで検出された外気
温度Tambとの温度差(|Tint−Tamb|)を
演算し、その温度差(|Tint−Tamb|)が冷媒
回収運転制御手段Lに予め設定された第1所定温度差Δ
T1より小さいときは、冷媒回収運転を行ってから暖房
運転に移行し、それとは逆に、上記温度差(|Tint
−Tamb|)が第1所定温度差ΔT1より大きいとき
は、冷媒回収運転を開始しないで、直ちに暖房運転を開
始する構成になっている。
【0006】請求項2に記載した第2の発明に係る車両
用空調装置は、図1に示すように、第1の発明に内気温
度検出手段Mを付加するとともに、第1の発明における
冷媒回収運転制御手段Mが内気送風停止手段Nを備え、
この送風停止手段Nは上記演算された吸い込み温度Ti
ntと外気温度Tambの温度差(|Tint−Tam
b|)が第1所定温度差ΔT1より小さいとき、内気温
度検出手段Mで検出された内気温度Tincと外気温度
Tambとの温度差(|Tinc−Tamb|)が送風
手段Nに予め設定された第2所定温度差ΔT2より大き
いときは、ブロアファンHの駆動を停止する。つまり、
この送風停止手段Nを含む冷媒回収運転制御手段Mは、
吸い込み温度Tintと外気温度Tambの温度差(|
Tint−Tamb|)が第1所定温度差ΔT2より小
さいときであって、内気温度Tincと外気温度Tam
bとの温度差(|Tinc−Tamb|)が第2所定温
度差ΔT2より大きいときには、送風を伴わずに、冷媒
回収運転を行ってから暖房運転に移行する構成になって
いる。
【0007】請求項3に記載した第3の発明に係る車両
用空調装置は、図1に示すように、第1の発明における
冷媒回収運転制御手段Lが時間補正手段Oを備え、この
時間補正手段Oが冷媒回収運転の継続時間を上記検出さ
れた外気温度Tambに応じて補正する構成になってい
る。
【0008】
【作用】第1の発明の車両用空調装置は、図1には図示
しない空調スイッチがオン操作されることによって、車
両用空調装置が起動し、例えば、運転者が図1には図示
しない運転モード設定器を操作して暖房運転モードを指
示するか、または、自動空調運転中で外気温度Tamb
などの熱環境情報などから暖房運転モードになった場合
において、その時の吸い込み温度Tintと外気温度T
ambとの温度差(|Tint−Tamb|)が第1所
定温度ΔT1より小さいときは、弁FがコンプレッサA
と車室外熱交換器Bとの冷媒管路を開くとともに車室外
熱交換器Bを迂回する冷媒管路を閉じ、冷媒がコンプレ
ッサAから弁Fと車室外熱交換器Bと第2車室内熱交換
器Dと膨張弁Eおよび第1車室内熱交換器Cを順に経由
してコンプレッサAに戻るサイクルとなり、車室外熱交
換器Bおよび第2車室内熱交換器Dが凝縮器となり、第
1車室内熱交換器Cが蒸発器となり、結果として、冷房
運転による冷媒回収運転が行われる。そして、その冷媒
回収運転の終了に引き続き、弁FがコンプレッサAと車
室外熱交換器Bとの冷媒管路を閉じるとともに車室外熱
交換器Bを迂回する冷媒管路を開き、冷媒がコンプレッ
サAから弁Fと第2車室内熱交換器Dと膨張弁Eおよび
第1車室内熱交換器Cを順に経由してコンプレッサAに
戻るサイクルとなり、第2車室内熱交換器Dが凝縮器と
なり、第1車室内熱交換器Cが蒸発器となり、結果とし
て、車室外熱交換器Bを使用せず、第1・第2熱交換器
C,Dを利用した暖房運転が行われる。一方、車両用空
調装置が起動して暖房運転モードになり、その時の吸い
込み温度Tintと外気温度Tambとの温度差(|T
int−Tamb|)が第1所定温度ΔT1より大きい
ときは、直ちに、弁FがコンプレッサAと車室外熱交換
器Bとの冷媒管路を閉じるとともに車室外熱交換器Bを
迂回する冷媒管路を開き、結果として、冷房運転による
冷媒回収運転を行うことなく、車室外熱交換器Bを使用
せず、第1・第2熱交換器C,Dを利用した暖房運転が
直ちに行われる。
【0009】第2の発明の車両用空調装置は、第1の発
明に加え、冷媒回収運転を開始する場合に、内気温度T
incと外気温度Tambとの温度差(|Tinc−T
amb|)が第2所定温度差ΔT2より大きいときに
は、ブロアファンHをオフする。結果として、送風を伴
わずに、冷媒回収運転を行ってから暖房運転に移行す
る。また、冷媒回収運転を開始する場合に、内気温度T
incと外気温度Tambとの温度差(|Tinc−T
amb|)が第2所定温度差ΔT2より小さいときに
は、ブロアファンHをオンする。結果として、送風を伴
う冷媒回収運転を行ってから暖房運転に移行する。
【0010】第3の発明の車両用空調装置は、第1の発
明に加え、冷媒回収運転を開始する場合に、その冷媒回
収運転の継続時間が外気温度Tambに応じ変化する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図2乃至図4を
用いて説明する。
【0012】第1実施例(請求項1、請求項2に対応す
る) 図2は第1実施例のヒートポンプタイプの車両用空調装
置を示す構成図、図3は第1実施例のフローチャート、
図4はこの第1実施例の検出温度と運転制御との関係を
示す図表である。
【0013】図2において、車両用空調装置はコンプレ
ッサ1(図1のコンプレッサAと同じ)と車室外熱交換
器2(図1の車室外熱交換器Bと同じ)と第1車室内熱
交換器3(図1の第1車室内熱交換器Cと同じ)と第2
車室内熱交換器4(図1の第2車室内熱交換器Dと同
じ)とを有し、コンプレッサ1は図外の車両のエンジン
ルームなどのような車室外に設置され冷媒ガスを圧縮し
て高温として吐出する。車室外熱交換器2は図外の車両
のエンジンルームなどのような車室外に設置され冷媒と
車室外の空気との熱交換を行う。第1車室内熱交換器3
と第2車室内熱交換器4とは図外の車両の車室内に設置
され冷媒とブロアファン5(図1のブロアファンHと同
じ)の駆動とによってダクト6(図1のダクトIと同
じ)内に取り込まれた空気との熱交換を行うことで車室
内に吹き出される空調風を生成する。これらコンプレッ
サ1と車室外熱交換器2と第1・第2車室内熱交換器
3,4とは管路系統7(図1の管路系統Gと同じ)で連
結されている。この管路系統7は第1・第2・第3・第
4・第5管路8,9,10,11,12を有する。第1
管路8はコンプレッサ1の冷媒吐出口を車室外熱交換器
2の冷媒入口に第1開閉弁13を介在して連結する。第
2管路9は車室外熱交換器2の冷媒出口を第2車室内熱
交換器4の冷媒入口に逆止弁14を介在して連結する。
第3管路10は第2車室内熱交換器4の冷媒出口を第1
車室内熱交換器3の冷媒入口にレシーバドライヤ15お
よび膨張弁16(図1の膨張弁Eと同じ)を第2車室内
熱交換器4側から第1車室内熱交換器3側へと順に介在
して連結する。第4管路11は第1車室内熱交換器3の
冷媒出口をコンプレッサ1の冷媒入口にアキュームレー
タ17を介在して連結する。第5管路12は車室外熱交
換器2と第1開閉弁13および逆止弁14を迂回してコ
ンプレッサ1の冷媒吐出口を第2車室内熱交換器4の冷
媒入口に上記とは別の第2開閉弁18を介在して連結す
る。第1・第2開閉弁13,18は、図1の弁Fを構成
するものであって、コントロールユニット19からの出
力で開閉動作する電磁弁になっている。コンプレッサ1
およびはブロアファン5などはコントロールユニット1
9で制御される。このコントロールユニット19には内
気センサ20(図1の内気温度検出手段Mに相当する)
と外気センサ21(図1の外気温度検出手段Kに相当す
る)および吸い込みセンサ22(図1の吸い込み温度検
出手段Jに相当する)などが接続されている。内気セン
サ20は車室内の内気温度Tincを検出し、その検出
内気温度Tincに応じた信号をコントロールユニット
19に出力する。外気センサ21は車室外の外気温度T
ambを検出し、その検出外気温度Tambに応じた信
号をコントロールユニット19に入力する。吸い込みセ
ンサ22はブロアファン5側から第1車室内熱交換器3
に吸い込まれる直前の空気の温度を吸い込み温度Tin
tとして検出し、その検出吸い込み温度Tintに応じ
た信号をコントロールユニット19に出力する。このコ
ントロールユニット19は図1の冷媒回収運転制御手段
Lと送風停止手段Nとを備えたマイクロコンピュータで
構成され、あらかじめ設定されたプログラムによって、
暖房運転モードが選択されると、検出内気温度Tinc
と検出吸い込み温度Tintおよび検出外気温度Tam
bなどに応じ冷媒回収運転を行うか否かなどを制御する
ようになっている。
【0014】この第1実施例の車両用空調装置の動作を
図3のフローチャートを用いて説明する。図3におい
て、空調装置の運転が開始され、乗員の指示またはコン
トロールユニット19の運転モード決定機能によって暖
房運転が決定されると、コントロールユニット19は検
出吸い込み温度Tintと検出外気温度Tambとの温
度差(|Tint−Tamb|)を演算し、この温度差
(|Tint−Tamb|)が第1所定温度差ΔT1と
しての例えば10℃以上か否かを判断する(ステップ1
01、ステップ102)。そして、上記温度差が第1所
定温度差ΔT1以上の場合(|Tint−Tamb|≧
10℃)は、冷媒回収運転を行うことなく、暖房運転を
開始する。つまり、ステップ108において、コントロ
ールユニット19は、第1開閉弁13を閉じ、第2開閉
弁18を開き、コンプレッサ1を駆動する。結果とし
て、図1において、冷媒がコンプレッサ1から第2開閉
弁18と第5管路12と第2車室内熱交換器4と第3管
路10とレシーバドライヤ15と膨張弁16と第1車室
内熱交換器3およびアキュームレータ17を順に経由し
てコンプレッサ1に戻るサイクルとなり、第1車室内熱
交換器4が凝縮器となり、第1車室内熱交換器3が蒸発
器となって、暖房運転が実行される。
【0015】一方、図3のステップ102がNOの場合
に示すように、上記温度差が第1所定温度差ΔT1未満
の場合(|Tint−Tamb|<10℃)は、冷媒回
収運転を行ってから暖房運転に移行する。この冷媒回収
運転の処理には、検出内気温度Tincと検出外気温度
Tambとの温度差(|Tinc−Tamb|)にもと
づき、ブロアファン5の駆動を行う場合と、ブロアファ
ン5の駆動を行わない場合とがあるようになっている。
つまり、ステップ103において、検出内気温度と検出
外気温度との温度差(|Tinc−Tamb|)を演算
し、この温度差が第2所定温度差ΔT2以上の場合(|
Tinc−Tamb|≧10℃)は、ステップ104で
ブロアファン5への電力供給を停止した後、ステップ1
06で冷媒回収運転を開始する。また、上記温度差が第
2所定温度差ΔT2としての例えば10℃未満の場合
(|Tinc−Tamb|<10℃)は、ステップ10
5でブロアファン5への電力供給を開始した後、ステッ
プ106で冷媒回収運転を開始する。この冷媒回収運転
は、ステップ106において、コントロールユニット1
9が、第1開閉弁13を開き、第2開閉弁18を閉じ、
コンプレッサ1を駆動するとともに、冷房回収タイマを
起動する。結果として、図1において、冷媒がコンプレ
ッサ1から第1管路8と第1開閉弁13と車室外熱交換
器2と第3管路9と逆止弁14と第2車室内熱交換器4
と第3管路10とレシーバドライヤ15と膨張弁16と
第1車室内熱交換器3およびアキュームレータ17を順
に経由してコンプレッサ1に戻るサイクルとなり、車室
外熱交換器2および第2車室内熱交換器4が凝縮器とな
り、第1車室内熱交換器3が蒸発器となって、冷房運転
が実行され、車室外熱交換器2に溜まっている冷媒を回
収することによって、爾後の暖房運転時の冷媒不足を回
避する。そして、ステップ107において、コントロー
ルユニット19は冷媒回収タイマの計時時間が冷媒回収
運転継続時間を完了したか否かを判断し、冷媒回収タイ
マの計時時間が冷媒回収運転継続時間を経過した場合
は、冷媒回収タイマをリセットした後、ステップ108
での暖房運転の開始を実行し、逆に、冷媒回収タイマの
計時時間が冷媒回収運転継続時間を経過していない場合
は、ステップ103に戻り、ステップ103からステッ
プ107の処理を繰り返す。なお、この第1実施例で
は、上記第2所定温度差ΔT2を第1所定温度差ΔT1
と同じ10℃とした場合を例示してある。
【0016】要するに、この第1実施例によれば、空調
装置の起動後において、暖房運転モードが選択される
と、検出吸い込み温度Tintと検出外気温度Tamb
との温度差(|Tint−Tamb|)を演算し、この
温度差(|Tint−Tamb|)が第1所定温度差Δ
T1以上であれば、冷媒回収運転を行わずに、直ちに暖
房運転を行う。また、上記温度差(|Tint−Tam
b|)が第1所定温度差ΔT1未満であれば、検出内気
温度Tincと検出外気温度Tambとの温度差(|T
inc−Tamb|)を演算し、この温度差(|Tin
c−Tamb|)が第2所定温度差ΔT2以上であれ
ば、ブロアファン5を回さないで、冷媒回収運転を行っ
てから暖房運転に移行し、上記温度差(|Tinc−T
amb|)が第2所定温度差ΔT2未満であれば、ブロ
アファン5を回しながら、冷媒回収運転を行った後、暖
房運転に移行する。
【0017】上記検出温度と運転制御との関係について
図4を用いて詳述する。図4において、事例1では、検
出吸い込み温度Tint(7℃)と検出外気温度Tam
b(−5℃)との温度差Tint−Tambの絶対値は
12℃であるので、外気温度と第1車室内熱交換器3へ
吸い込まれる空気との温度差が大きいことから、冷媒を
車室外熱交換器2に巡回させると、車室外熱交換器2で
の冷媒の凝縮が活発となる熱環境下であることを意味す
る。よって、この事例1の場合には、冷媒の巡回経路が
冷房運転と同じである冷媒回収運転を行わない。結果と
して、この事例1の場合には冷媒回収運転を行わずに直
ちに暖房運転を行うことで、冷媒未回収量を現状より増
やすことなく、暖房運転の効率を向上することができ
る。事例2では、検出吸い込み温度Tintと検出外気
温度Tambとの温度差Tint−Tambの絶対値は
4℃であるが、検出内気温度Tincと検出外気温度T
ambとの温度差Tinc−Tambの絶対値が3℃で
あるので、外気温度と第1車室内熱交換器3へ吸い込ま
れる空気との温度差が小さいことから、冷媒を車室外熱
交換器2に巡回させても、車室外熱交換器2での冷媒の
凝縮が不活発で、車室外熱交換器2に溜まった冷媒を好
適に回収できる熱環境下であることを意味する。よっ
て、この事例2の場合には、ブロアファン5を駆動した
状態において、冷媒の巡回経路が冷房運転と同じである
冷媒回収運転を行う。結果として、この事例2の場合に
はブロアファン5を駆動した状態で冷媒回収運転を行っ
て冷媒を回収した後、暖房運転を行うことで、暖房運転
の効率を向上することができる。事例3では、検出吸い
込み温度Tintと検出外気温度Tambとの温度差T
int−Tambの絶対値は7℃であるが、検出内気温
度Tincと検出外気温度Tambとの温度差Tinc
−Tambの絶対値が11℃であるので、外気温度と第
1車室内熱交換器3へ吸い込まれる空気との温度差が大
きくもなく小さくもない中間にあるものの、内気温度と
外気温度との温度差が大きいことから、ブロアファン5
を駆動した状態で、冷媒を車室外熱交換器2に巡回させ
ると、車室外熱交換器2での冷媒の凝縮がいくらか活発
になる可能性がある熱環境下であることを意味する。よ
って、この事例3の場合には、ブロアファン5を停止し
た状態において、冷媒の巡回経路が冷房運転と同じであ
る冷媒回収運転を行う。しかも、第1車室内熱交換器3
へ吸い込まれる空気より内気温度の検出温度が高いこと
から、ブロアファン5を駆動して冷媒回収運転を行う
と、車室内に内気温度より冷たい空調風が吹き出すこと
もあるので、乗員が寒さを感じる可能性がある。結果と
して、この事例3の場合にはブロアファン5を停止した
状態で冷媒回収運転を行って冷媒を回収した後、暖房運
転を行うことで、冷媒回収運転時の寒すぎ感を誘発する
ことなく、暖房運転の効率を向上することができる。
【0018】第2実施例(請求項3に対応する) 上記第1実施例では冷媒回収運転を一定時間継続させる
場合について説明したが、この第2実施例では図2に示
すコントロールユニット19に図1に示す時間補正手段
Oを付加することによって、コントロールユニット19
が図3のステップ106で冷媒回収タイマをオンするに
際し、その時の外気センサ21検出した検出外気温度T
ambに応じ、冷媒回収運転継続時間を補正するように
したものである。具体的には、コントロールユニット1
9に検出外気温度Tambを変数として冷媒回収運転検
出時間Ttimeを求める関数式(Ttime=f(T
amb)を予め記憶しておくか、または横軸に検出外気
温度Tambを示し、縦軸に冷媒回収運転継続時間Tt
imeを表した制御マップを予め記憶しておき、上記冷
媒回収タイマをオンする際に、その時の検出外気温度T
ambを上記関数式に代入して冷媒回収運転継続時間T
timeを演算するか、または検出外気温度Tambを
上記制御マップに照合して対応する冷媒回収運転継続時
間Ttimeを求めることによって、検出外気温度Ta
mbに応じ冷媒回収運転継続時間Ttimeを補正す
る。
【0019】要するに、この第2実施例では冷媒回収運
転が冷媒回収運転開始時の検出外気温度Tambに応じ
可変制御される。
【0020】なお、前記実施例では図2に示すように第
1・第5管路8,12の中間に介在する開閉弁13,1
8を図示して説明したが、この発明では図1に示すに弁
Fのように図2に示す第1管路8と第5管路12との分
岐部に設ける3方切り替え弁にて構成しても適用でき
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、冷房運転および冷媒回収運転では冷媒を車室外熱交
換器および第1・第2車室内熱交換器に巡回し、暖房運
転では冷媒を車室外熱交換器に巡回させずに第1・第2
車室内熱交換器に巡回する車両に適した簡素な構造を有
するヒートポンプタイプの車両用空調装置において、外
気温度と吸い込み温度との温度差が第1所定温度差より
小さいときは冷媒回収運転を行ってから暖房運転を行
い、上記温度差が第1所定温度差より大きいときは冷媒
回収運転を行わずに直ちに暖房運転を開始するように構
成したので、車両環境に合った冷媒回収運転を発揮で
き、特に、上記温度差が第1所定温度差より大きいとい
うように冷媒回収運転を行うと凝縮器として作用する車
室外熱交換器での冷媒の凝縮が活発となる熱環境下で
は、冷媒回収運転を行うことなく直ちに暖房運転を開始
するので、その暖房運転時の冷媒不足が発生するのを未
然に防止し、暖房性能を適切に確保することができると
いう効果がある。
【0022】第2の発明によれば、外気温度と吸い込み
温度との温度差が第1所定温度差より小さいときであっ
ても、外気温度と内気温度との温度差が第2所定温度差
より大きいときはブロアファンによる送風を停止するよ
うに構成したので、冷媒回収運転をより精度よく制御で
きるという効果がある。
【0023】第3の発明によれば、冷媒回収運転の継続
時間を外気温度に応じ補正するように構成したので、冷
媒回収量に合う冷媒回収運転を行うことができ、冷媒回
収運転の無駄を省くことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1〜第3の発明の車両用空調装置を示す構成
図である。
【図2】第1実施例の車両用空調装置を示す構成図であ
る。
【図3】第1実施例のフローチャートである。
【図4】第1実施例の検出温度と運転制御との関係を示
す図表である。
【符号の説明】
A,1 コンプレッサ B,2 車室外熱交換器 C,3 第1車室内熱交換器 D,4 第2車室内熱交換器 E、16 膨張弁 F,13,18 弁(第1・第2開閉弁) G,7 管路系統 H,5 ブロアファン I,6 ダクト J,22 吸い込み温度検出手段(吸い込みセンサ) K,21 外気温度検出手段(外気センサ) L 冷媒回収運転制御手段 M,20 内気温度検出手段(内気センサ) N 送風停止手段 O 時間補正手段 19 コントロールユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサと車室外熱交換器と第1・
    第2車室内熱交換器とが膨張弁と暖房・冷房運転モード
    に応じ管路を切り替えるための弁とを有する管路系統で
    連結され、上記第1・第2車室内熱交換器がブロアファ
    ンの駆動によってダクト内に取り込まれた空気との熱交
    換を行うことで車室内に吹き出される空調風を生成する
    一方、暖房運転モードが選択されるとその暖房運転の開
    始に先駆け冷媒回収運転を行うヒートポンプタイプの車
    両用空調装置において、 上記第1・第2車室内熱交換のいずれかに吸い込まれる
    空気の温度を検出する吸い込み温度検出手段と、 車室外の外気温度を検出する外気温度検出手段と、 上記暖房運転モードが選択されたとき上記外気温度検出
    手段で検出された外気温度と上記吸い込み温度検出手段
    で検出された吸い込み空気温度との温度差を演算し、そ
    の温度差が予め設定された第1所定温度差より小さいと
    きは冷媒回収運転を行ってから暖房運転に移行し、上記
    演算された温度差が上記所定温度差より大きいときは冷
    媒回収運転を開始しないで直ちに暖房運転を開始する冷
    媒回収運転制御手段と、を備えたことを特徴とする車両
    用空調装置。
  2. 【請求項2】 車室内の内気温度を検出する内気温度検
    出手段を有する一方、上記冷媒回収運転制御手段が、上
    記演算された温度差が予め設定された第1所定温度差よ
    り小さいときであっても、内気温度検出手段で検出され
    た内気温度と上記外気温度との温度差が予め設定された
    第2所定温度差より大きいときは、上記ブロアファンの
    駆動を停止する送風停止手段を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 上記冷媒回収運転制御手段が、上記冷媒
    回収運転の継続時間を上記外気温度に応じて補正する時
    間補正手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車
    両用空調装置。
JP21465794A 1994-09-08 1994-09-08 車両用空調装置 Expired - Fee Related JP3255806B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21465794A JP3255806B2 (ja) 1994-09-08 1994-09-08 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21465794A JP3255806B2 (ja) 1994-09-08 1994-09-08 車両用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0872532A true JPH0872532A (ja) 1996-03-19
JP3255806B2 JP3255806B2 (ja) 2002-02-12

Family

ID=16659405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21465794A Expired - Fee Related JP3255806B2 (ja) 1994-09-08 1994-09-08 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3255806B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102958720A (zh) * 2010-06-09 2013-03-06 日产自动车株式会社 车辆空调系统
WO2017146265A1 (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102958720A (zh) * 2010-06-09 2013-03-06 日产自动车株式会社 车辆空调系统
US8931547B2 (en) 2010-06-09 2015-01-13 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle air conditioning system
WO2017146265A1 (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置
JP2017149361A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3255806B2 (ja) 2002-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3485379B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP4341093B2 (ja) 空調装置
JP2005274104A (ja) 車両用空調装置
JP2004142646A (ja) 車両用空調装置
WO2004056594A1 (ja) 空調装置
JP3331765B2 (ja) 空調装置
JPH05270252A (ja) 電気自動車用暖房装置
JP2006199247A (ja) 車両用空調装置
JP2000313224A (ja) 車両用空調装置
JP2004042759A (ja) 自動車用空気調和機
JP3275410B2 (ja) 車両用ヒートポンプ式空調装置
JP3482782B2 (ja) ブライン式空調装置
JP3367329B2 (ja) 電気自動車用空調制御装置
JP4196681B2 (ja) 冷凍サイクル制御装置
JP3255806B2 (ja) 車両用空調装置
JP4561014B2 (ja) 車両用空調装置
JP2000055484A (ja) 空気調和装置
JPH07186684A (ja) 車両用空調装置
JP3399023B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP3008137B2 (ja) 車両用空調装置の補助ヒータ制御装置
JP3669060B2 (ja) 車両用空調装置
JP3431718B2 (ja) 電気自動車用空調装置
JPH10264647A (ja) 車両用空気調和装置
JP2004203085A (ja) 空調装置
JPH01239353A (ja) 車両用冷暖房装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees