JPH0872840A - 感熱ラベルの加熱制御装置 - Google Patents

感熱ラベルの加熱制御装置

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JPH0872840A
JPH0872840A JP6232138A JP23213894A JPH0872840A JP H0872840 A JPH0872840 A JP H0872840A JP 6232138 A JP6232138 A JP 6232138A JP 23213894 A JP23213894 A JP 23213894A JP H0872840 A JPH0872840 A JP H0872840A
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Mitsuo Hashimoto
三夫 橋本
Hiroaki Kitade
浩明 北出
Tatsutoshi Teraoka
達利 寺岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加熱制御を実行する可動部分の質量を削減して
制御精度の向上を図る。常に良好な感熱ラベルの加熱状
態が得られるように制御構成を改善する。 【構成】吹出口7から貼付ドラム2上の感熱ラベル6に
向けて熱風を供給する感熱ラベルの加熱装置において、
前記貼付ドラムの回転数を検出する回転数検出手段12
と、該貼付ドラムの表面温度を検出する温度検出手段1
3と、前記吹出口からの熱風状態を制御する制御手段を
備え、前記回転数検出手段及び温度検出手段からの検出
信号に基づいて前記制御手段を介して吹出口からの熱風
状態を制御する。前記制御手段の具体例としては、ブロ
ア10の送風量を制御するもの、熱源9の発熱量を制御
するもの、あるいは、前記熱源より下流に設置された開
閉弁を制御するものなどがある。熱源9のバイパス路を
形成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器などの物品の表面
にラベルを貼付するラベラに使用される感熱ラベルの加
熱制御装置に関する。より詳しくは、ブロアの下流側に
熱源を配設し、その吹出口から吹出される熱風によって
貼付ドラム上に吸着された感熱ラベルを加熱する感熱ラ
ベルの加熱制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱風により感熱ラベルを
加熱するための加熱制御手段としては、熱風発生手段自
体を前後動させて感熱ラベルとの距離を調整することに
より加熱状態を制御するものが知られている(特公平5
−24021号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
加熱制御手段は、ブロアやヒータなどから構成される重
量のある熱風発生手段自体を前後動することにより加熱
制御を行うため、その移動手段としては、熱風発生手段
を台車に搭載してジャッキ等により移動するという、か
なり大がかりな移動方式がとられていた。したがって、
装置のコストが高くつくだけでなく、その可動部分の質
量が大きいため、移動重量や慣性による制御精度の低下
という難点もあった。また、熱風発生手段の移動制御
は、容器の供給量のみを制御信号として実行されていた
ため、貼付作業領域における雰囲気温度の変化や、移動
制御上の誤差などに基づく貼付ドラムに対する加熱状態
への影響を修正することはできなかった。このため、感
熱ラベルの貼付作業が常に良好な加熱状態において行わ
れる保障はなく、接着剤封入カプセルの未溶解部分の発
生等により貼付不良を来すこともあった。本発明は、こ
のような従来技術の事情に鑑みてなされたもので、加熱
制御を実行するための可動部分の質量を削減して制御精
度の向上を図るとともに、感熱ラベルの貼付が常に良好
な加熱状態において行えるように制御構成を改善するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を達
成するため、ブロアの送風経路中に熱源を配設し、その
下流の吹出口から貼付ドラム上の感熱ラベルに向けて熱
風を供給する感熱ラベルの加熱装置において、前記貼付
ドラムの回転数を検出する回転数検出手段と、該貼付ド
ラムの表面温度を検出する温度検出手段と、前記吹出口
からの熱風状態を制御する制御手段を備え、前記回転数
検出手段及び温度検出手段からの検出信号に基づいて前
記制御手段を介して吹出口からの熱風状態を制御したこ
とを特徴とする。前記制御手段に関する具体例として
は、前記ブロア自体の送風量を制御するもの、前記熱源
の発熱量を制御するもの、あるいは、前記熱源より下流
に設置された開閉弁を開閉制御するものなどがある。ま
た、前記ブロアの下流に、前記熱源をバイパスするバイ
パス路を形成することができる。
【0005】
【作用】本発明によれば、貼付ドラムの回転数、すなわ
ち感熱ラベルの供給量及びその貼付ドラムの表面温度に
基づいて吹出口からの熱風状態を制御するように構成し
たので、その制御特性が改善され、常に良好な加熱状態
が得られる。すなわち、感熱ラベルの供給量の変更によ
り、貼付ドラムの回転数が変化した場合には、直ちに前
記制御手段が動作され、その回転数に対応した加熱状態
に移行するため、その応答速度が速い。しかしながら、
以上のように、貼付ドラムの回転数に着目した熱風制御
の応答性は速いが、貼付作業領域の雰囲気温度の変化な
どに対しては対応されていないため、所定の時間が経過
して定常状態に至った場合に常に最適の加熱状態が得ら
れるとは限らない。本発明においては、貼付ドラムの表
面温度に着目した熱風制御が追加されているため、その
回転数に着目した制御結果を最適の加熱状態に修正可能
である。すなわち、貼付ドラムの回転速度に着目した熱
風制御により速い応答速度を実現し、貼付ドラムの表面
温度に着目した熱風制御により最適の加熱状態に修正す
るという、両制御の相乗作用を狙ったところに本制御構
成の特徴がある。また、具体的な制御手段として、ブロ
アの風量制御、熱源の発熱量制御あるいは開閉弁の開閉
制御を採用したので、前記従来例に比較して可動部分の
質量が大幅に削減されるため、その重量による障害や慣
性力による制御精度の低下等も大幅に低減することがで
きる。さらに、前記ブロアの下流に、前記熱源をバイパ
スするバイパス路を形成すれば、貼付ドラムの停止の際
などに、そのバイパス路を介して効率的に冷気に切替え
ることができるので、過熱防止に対する迅速な対応が可
能である。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図1は、本発明の一実施例の要部を示した概
略構成図である。図示のように、搬送路1は貼付ドラム
2の外周に沿って一部、円弧状に接し、貼付作業領域3
を形成している。搬送路1上を搬送される容器などの物
品4は、スターホイール5によりタイミングをとりなが
ら貼付作業領域3に供給され、その作業領域3を通過す
る際に感熱ラベル6の貼付作業が行われる。なお、搬送
路1としては、ロータリ形に構成したものでもよい。前
記感熱ラベル6の裏面には、所定の温度により溶解する
微小のカプセルに接着剤を封入した多数の接着剤封入カ
プセル群が塗布されている。また、前記貼付ドラム2の
外周には、前記貼付作業領域3に隣接して熱風の吹出口
7が配設されており、この部分を裏面の接着面側を表に
して貼付ドラム2上に吸着された感熱ラベル6が通過す
る際には、その吹出口7からの熱風により加熱される。
この加熱により、感熱ラベル6の裏面のカプセルは溶解
され、接着剤が表出する。このように、接着剤が表出し
た感熱ラベル6は貼付作業領域3に供給され、順次、物
品4側へ受渡されて貼付が行われることになる。なお、
図中、8は感熱ラベル6を前記貼付ドラム2へ供給する
ための受渡用ドラムである。
【0007】加熱制御装置の概略に関して説明する。図
1に示すように、前述の熱風の吹出口7の上流側には、
電熱ヒータなどの適宜の熱源9及びブロア10が接続さ
れており、そのブロア10によって送風されるエアが熱
源9部分を通過する際に加熱され、吹出口7から熱風と
して吹出すことになる。この吹出口7から吹出される熱
風の状態は、マイクロコンピュータ等から構成される制
御部11により制御される。その具体的な制御手段に関
しては、後述のように、種々のタイプがある。前記制御
部11には、前記貼付ドラム2の回転数を検出する回転
数検出手段12及びその表面温度を検出する温度検出手
段13からの検出信号が入力され、それらの両検出信号
に基づいて前記吹出口7からの熱風状態に関する制御上
の指令信号が出力される。回転数検出手段12としては
ロータリエンコーダなどが用いられ、温度検出器13と
しては放射温度計などの非接触形や適宜の接触形のもの
が用いられる。
【0008】つぎに、図2〜図5に基づいて、熱風状態
を制御するための制御手段の具体例に関して説明する。
図2は、前記ブロア10の送風量を制御することにより
吹出口7からの熱風状態を制御する第1実施例を示した
ものである。図示のように、本実施例では、制御部11
において、回転数検出手段12及び温度検出手段13か
らの検出信号に基づいて現在の貼付環境を判断し、ブロ
ア10に対して送風量に関する指令信号を出力する。例
えば、物品4の供給量に変更がなされ、貼付ドラム2の
回転数が上昇した場合には、吹出口7からの熱風の温度
も上昇させる必要が生じる。この場合、ブロア10の送
風量を縮小すると吹出し温度が上昇すること及びその量
的な関係、さらに貼付ドラム2の回転数と最適な吹出し
温度との相互関係などに関しては、予め実験などにより
経験的に確認しておく。そして、その結果は、制御マッ
プ等として前記制御部11のメモリに記憶する。回転数
検出手段12によって貼付ドラム2の回転数の上昇が検
出された場合には、制御部11のメモリに記憶された制
御マップ等を参照しながら、低下すべき最適な送風量が
求められ、ブロア10に向けて指令信号として出力され
る。ブロア10においては、公知の送風量に関する制御
手段、例えば回転羽根の回転数制御、吸込み側あるいは
吐出側の流路面積の調整する吸込弁あるいは吐出弁制御
などを介して指令値に合致した送風量を実現する。同様
に、貼付ドラム2の回転数の低下が検出された場合に
は、制御部11を介してブロア10の送風量が適量分、
上昇される。以上のように、貼付ドラム2の回転数の変
化に基づくブロア10に対する風量制御は直ちに実行さ
れるため、変更後の回転数に対応した熱風状態、すなわ
ち最適吹出し温度の態勢が速やかに整えられることにな
る。
【0009】他方、本発明においては、貼付ドラム2の
回転数のほかに、表面温度も制御信号として用いられて
おり、温度検出手段13を介して同時に制御部11に入
力され、貼付ドラム2の表面温度が所定の許容範囲内に
入るように、前記ブロア10の送風量制御を介して貼付
作業に最適な表面温度制御が行われる。したがって、前
記回転数に基づく制御においては織込まれなかった雰囲
気温度の変化による影響などにより、結果的に最適の表
面温度が達成されない場合にも、最終的にはこの表面温
度制御により修正されることになる。さらに、何らかの
原因により異常温度が発生した場合にも有効に対応でき
る。なお、この表面温度制御だけの場合には、貼付ドラ
ム2の表面温度が所定量低下してからはじめて指令信号
が出力されるため、ブロア10の風量制御における立上
がりの遅れも相俟って高応答性は困難である。このよう
に、貼付ドラムの回転数を基礎とした迅速な風量制御の
開始と、貼付ドラムの最適な表面温度制御との組合わせ
は、技術的にきわめて有効である。
【0010】図3は、前記ブロア10の下流側に配設さ
れた熱源9の発熱量を制御することにより吹出口7から
の熱風状態を制御する第2実施例を示したものである。
本実施例は、前記第1実施例と比較すると、その制御対
象がブロア10の送風量制御から熱源9の発熱量制御に
変更されたもので、その余の構成は同じである。制御部
11においては、回転数検出手段12及び温度検出手段
13からの検出信号に基づいて現在の貼付環境が判断さ
れ、図示しない熱源9用の制御部に対して発熱量に関す
る指令信号が出力される。これにより、貼付ドラム2の
回転数に着目した発熱量制御と、表面温度に着目した発
熱量制御とが並行的に行われ、前述の第1実施例の場合
と同様の作用が得られるものである。なお、本実施例に
おいては、制御対象に可動部は存在しないので、前記従
来例のような移動時の重量や慣性が問題になることはな
い。
【0011】図4は、前記熱源9の下流側に設けた放風
用の開閉弁14を制御することにより吹出口7からの熱
風状態を制御する第3実施例を示したものである。本実
施例は、制御対象として前記開閉弁14を開閉制御する
点で特徴を有し、その余の構成は前記実施例と同じであ
る。前記開閉弁14を開閉制御すると、その開度の大小
に応じてほかへ放風される量が変化し、吹出口7から貼
付ドラム2に向けて吹出される熱風の量が制御される。
制御部11においては、回転数検出手段12及び温度検
出手段13からの検出信号に基づいて現在の貼付環境が
判断され、前記開閉弁14を駆動するエンコーダ付の電
動モータなどからなる駆動手段15に対して指令信号が
出力される。これにより、貼付ドラム2の回転数に着目
した発熱量制御と、表面温度に着目した発熱量制御とが
並行的に行われ、前述の第1,2実施例と同様の作用が
得られるものである。
【0012】図5は、前記熱源9をバイパスするバイパ
ス路16を形成した第4実施例を示したものでもので、
前述の各実施例に適用し得るものである。本実施例は、
前述の第3実施例の開閉弁14と同様の機能を有する開
閉弁17を取付位置をずらして設けた構造例にバイパス
路16を形成したものである。図中、18はバイパス路
16の制御弁、19はエンコーダ付の電動モータ等から
なる制御弁18の駆動手段、20は開閉弁17の駆動手
段である。本実施例においては、貼付ドラム2が停止さ
れた際などには、駆動手段19を制御して制御弁18を
バイパス路16側に切替えることにより効率的に冷気の
供給に切替えることができるため、過熱防止に対する迅
速な対応が可能である。この場合、制御部11により駆
動手段20を介して開閉弁17を全開にして熱風を放風
させると、より効果的である。また、その際、熱源9を
切り、ブロア10の送風量を増加させることも効果的で
ある。
【0013】なお、以上の図2から図4に実施例の説明
においては、各タイプの制御構成を単独に用いた場合に
関して説明したが、それらを組合わせて構成することも
可能である。また、図5のバイパス路の形成と各実施例
の組合わせも自由である。また、貼付ドラムの回転数に
着目して行う熱風制御はある程度ラフな段階的な制御形
態にとどめ、表面温度に着目した制御をよりきめ細かい
制御形態にしてそれを補う形での組合わせも可能であ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上の構成に基づいて次の効
果を得ることができる。 (1)貼付ドラムの回転数、すなわち感熱ラベルの供給
量に着目した熱風制御と貼付ドラムの表面温度に着目し
た熱風制御とを組合わせたので、応答性が速くかつ吹出
口からの熱風状態を常に良好な状態に保持し得る。 (2)熱風制御のための具体的な制御手段として、ブロ
アの風量制御、熱源の発熱量制御あるいは開閉弁の開閉
制御などを採用したので、制御動作上の可動部分の質量
が前記従来例に比較して大幅に削減されるため、その重
量による障害や慣性力による制御精度の低下などを大幅
に低減することができる。 (3)前記熱源をバイパスするバイパス路を形成すれ
ば、貼付ドラムの停止の際などに、そのバイパス路を介
して効率的に冷気の供給に切替えることができるので、
過熱防止に対する迅速な対応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の要部を示した概略構成図で
ある。
【図2】 本発明の第1実施例の要部を示した概略構成
図である。
【図3】 本発明の第2実施例の要部を示した概略構成
図である。
【図4】 本発明の第3実施例の要部を示した概略構成
図である。
【図5】 本発明の第4実施例の要部を示した概略構成
図である。
【符号の説明】
1…搬送路、2…貼付ドラム、3…貼付作業領域、4…
物品、5…スターホイール、6…感熱ラベル、7…吹出
口、8…受渡用ドラム、9…熱源、10…ブロア、11
…制御部、12…回転数検出手段、13…温度検出手
段、14…開閉弁、15…駆動手段、16…バイパス
路、17,18…開閉弁、19,20…駆動手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロアの送風経路中に熱源を配設し、そ
    の下流の吹出口から貼付ドラム上の感熱ラベルに向けて
    熱風を供給する感熱ラベルの加熱装置において、前記貼
    付ドラムの回転数を検出する回転数検出手段と、該貼付
    ドラムの表面温度を検出する温度検出手段と、前記吹出
    口からの熱風状態を制御する制御手段を備え、前記回転
    数検出手段及び温度検出手段からの検出信号に基づいて
    前記制御手段を介して吹出口からの熱風状態を制御した
    ことを特徴とする感熱ラベルの加熱制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が前記ブロア自体の送風量
    を制御することにより前記吹出口からの熱風状態を制御
    することを特徴とする請求項1記載の感熱ラベルの加熱
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が前記熱源の発熱量を制御
    することにより前記吹出口からの熱風状態を制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の感熱ラベルの加熱制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が前記熱源より下流に設置
    された開閉弁を開閉制御することにより前記吹出口から
    の熱風状態を制御することを特徴とする請求項1記載の
    感熱ラベルの加熱制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ブロアの下流に、前記熱源をバイパ
    スするバイパス路を形成し、そのバイパス路に制御弁を
    設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの1項
    に記載の感熱ラベルの加熱制御装置。
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