JPH0873205A - 過酸化水素水の精製方法 - Google Patents
過酸化水素水の精製方法Info
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- JPH0873205A JPH0873205A JP7150307A JP15030795A JPH0873205A JP H0873205 A JPH0873205 A JP H0873205A JP 7150307 A JP7150307 A JP 7150307A JP 15030795 A JP15030795 A JP 15030795A JP H0873205 A JPH0873205 A JP H0873205A
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Abstract
pb以下、さらには1ppb以下の低濃度にまで除去さ
れた高純度過酸化水素水を得る精製法を提供する。 【構成】 過酸化水素水を精製せるにあたり、水中25
℃における酸解離指数pKaが5以下の酸を、過酸化水
素水1リットルに対して0.005〜5ミリ当量添加し
た後、スルホン酸基を有するH型の強酸性カチオン交換
樹脂、またはスルホン酸基を有するH型の強酸性カチオ
ン交換樹脂と強塩基アニオン交換樹脂との混合床に接触
させる。
Description
を含有する過酸化水素水を安全に精製し、極めて高純度
な過酸化水素水を製造する方法である。本発明により精
製された過酸化水素水は特に半導体製造分野で使用する
のに好適である。
り製造されているが、この方法によって製造された過酸
化水素水中には装置材質等に起因するAlをはじめとし
て各種無機不純物が混入しており、実用的な使用濃度の
10〜70重量%の過酸化水素水中には数百μg/リッ
トルの無機不純物が含まれているのが普通である。しか
しながら、半導体製造分野で使用される高純度過酸化水
素水に要求される無機不純物の標準的な基準は数μg/
リットルまたはそれ以下であり、より高純度に精製する
必要がある。
機不純物を除去、精製する方法として、強酸性カチオン
交換樹脂に過酸化水素水を接触させることでカチオン性
の金属系不純物を除去することが提案されているが、単
に強酸性カチオン交換樹脂に過酸化水素水を接触させる
だけではNaなどの易溶な強カチオン性金属系不純物は
除去されるものの、完全には溶解しなかったり、あるい
は弱カチオン形態、弱アニオン形態、強アニオン形態を
一部形成する金属に由来する金属系不純物は除去されな
い。これらの例としてAl,Fe,Cr等が挙げられ
る。 さらに、カチオン交換樹脂の過酸化水素水との接
触による劣化のため多量の硫酸根が生じてしまう問題点
がある。
モニウム基およびその対イオンとして水酸化物イオンを
構造内に持つ水酸化物(OH)型強塩基性アニオン交換
樹脂に過酸化水素水を接触させることで強酸性カチオン
交換樹脂では除去できない無機不純物を除去する方法も
知られている。
ン交換樹脂を用いる場合には次のような問題点がある。
その一つとして、過酸化水素水が水酸化物型強塩基性ア
ニオン交換樹脂と接触すると樹脂の塩基性のため過酸化
水素水の分解が促進されることが挙げられる。この分解
は過酸化水素水中にFe、Crなどの金属系不純物が存
在しているとこれらの相乗作用によって更に促進されて
しまう。
脂との接触でも、溶解していない金属系不純物、弱カチ
オン性金属系不純物、弱アニオン性金属系不純物は殆ど
除去されず、その結果最近の半導体製造分野で要求され
る高純度の過酸化水素水を得ることが困難である。
方法として、たとえば、特公昭35−16677号公報
ではアニオン交換樹脂中の塩の形を水酸化物型から重炭
酸塩型、あるいは炭酸塩型に変え、塩基度を低下させる
ことによりアニオン交換樹脂の使用を可能にすることが
示されており、また特開平5−17105号公報では過
酸化水素水をアニオン交換樹脂に接触させる際に酸を添
加することで過酸化水素水の分解を防止する方法が開示
されている。
ない金属系不純物、弱カチオン性金属系不純物、弱アニ
オン性金属系不純物は除去されずに残存し、高純度の過
酸化水素水を得ることはできない。更にこれら残存して
いる金属系不純物の影響のため、完全に過酸化水素の分
解を抑えることが難しく、その結果安全に過酸化水素水
を精製することは困難である。
系不純物、特にAl、Fe、Crが2ppb以下、更に
は1ppb以下の低濃度にまで除去された高純度の過酸
化水素水を、過酸化水素の分解を充分に抑制し、安全
に、効率よく製造する方法を提供することにある。
題を解決するべく鋭意検討したところ、予め酸を添加し
た過酸化水素水を強酸性カチオン交換樹脂単独もしくは
強酸性カチオン交換樹脂と強塩基性アニオン交換樹脂の
樹脂混合床に接触させると、通常完全には除去が困難な
Al,Fe,Crが極めて低い濃度にまで除去されるこ
とを見いだし、本発明を完成した。
するに際し、過酸化水素水に水中25℃での酸解離指数
pKaが5以下の酸を過酸化水素水1リットルに対し
0.005〜5ミリ当量添加した後、イオン交換樹脂と
してスルホン酸基を有するH型の強酸性カチオン交換樹
脂、またはイオン交換樹脂がスルホン酸基を有するH型
の強酸性カチオン交換樹脂と強塩基性アニオン交換樹脂
の混合床に接触させることを特徴とする過酸化水素水の
精製方法に係る。
に過酸化水素水と強酸性カチオン交換樹脂単独、もしく
は強酸性カチオン交換樹脂と強塩基性アニオン交換樹脂
との混合床に接触させる従来の精製方法では充分に除去
できないところの過酸化水素水に溶解していない金属系
不純物、弱カチオン性金属系不純物、弱アニオン性金属
系不純物を除去することができる。
における酸解離指数pKaが5以下の無機または有機の
酸であり、過酸化水素と反応する酸は好ましくない。
硝酸、塩酸、亜塩素酸、ふっ酸、ホスフィン酸、ホスホ
ン酸、リン酸、二リン酸、トリポリリン酸等の無機酸、
さらに蟻酸、酢酸、クロロ酢酸、フルオロ酢酸、酒石
酸、安息香酸等のカルボン酸類、ホスホン酸類、スルホ
ン酸類等の有機酸が挙げられる。この中で好ましいもの
は無機酸であり、特に硫酸、硝酸、塩酸およびリン酸で
ある。最も好ましいものは硫酸または硝酸である。
05〜5ミリ当量/リットル−H2O2 が適当である
が、0.005〜1ミリ当量/リットル−H2 O2 、特
に0.01〜0.5ミリ当量/リットル−H2 O2 が好
ましい。ここでミリ当量/リットル−H2 O2 とは過酸
化水素水1リットル中に添加される酸のミリ当量数を表
す。
強酸性カチオン交換樹脂単独あるいは強酸性カチオン交
換樹脂および強塩基性アニオン交換樹脂からなる樹脂混
合床に、被精製過酸化水素水が接触する時点で酸が添加
されていればよい。すなわち、接触前の過酸化水素水の
貯槽に予め酸を添加し混合しても良いし、あるいは強酸
性カチオン交換樹脂単独もしくは樹脂混合床への送液ラ
インに連続的に添加しても良い。
ないが、余りに高い温度では過酸化水素の分解が起こり
好ましくなく、また余りにも低い温度も好ましくない。
一般的には過酸化水素水の凝固点〜50℃、より好まし
くは過酸化水素水の凝固点〜30℃である。
濃度は特には制限されないが、通常5〜60重量%のも
のが使用される。また用いられる過酸化水素水のpH
は、不純物の含有量にもよるが概ね2.0〜5.0(2
5℃)である。
酸を添加した後、均一混合状態にて放置し熟成させるこ
とが好ましい。酸を添加した過酸化水素水を放置し熟成
させることにより、強酸性カチオン交換樹脂単独もしく
は強酸性カチオン交換樹脂および強塩基性アニオン交換
樹脂の樹脂混合床と接触させた場合、不純物の除去効果
が高められる利点がある。熟成時間は好ましくは6時間
以上、更に好ましくは12時間以上、最も好ましくは2
4時間以上である。熟成温度には格別制限はないが、好
ましくは−10〜50℃、より好ましくは0〜30℃で
ある。
脂はH型の強酸性カチオン交換樹脂として使用される。
強酸性カチオン交換樹脂の種類としては、スルホン酸基
を有し、網目状分子構造からなる強酸性カチオン交換樹
脂が好ましい。 また、本発明に使用される強塩基性ア
ニオン交換樹脂とは、水酸化物イオン、炭酸イオンおよ
び重炭酸イオンからなる群から選ばれた少なくとも1種
のイオンを構造内に有し、網目状分子構造からなる強塩
基性アニオン交換樹脂である。
のみ有する強塩基性アニオン交換樹脂を、それぞれ水酸
化物(OH)型、炭酸塩型、重炭酸塩型強塩基性アニオ
ン交換樹脂という。強塩基性アニオン交換樹脂の例とし
て4級アンモニウム基を有するアニオン交換樹脂が挙げ
られる。
換樹脂および強塩基性アニオン交換樹脂の樹脂混合床を
用いる場合、樹脂混合床における強酸性カチオン交換樹
脂と強塩基性アニオン交換樹脂との混合比率は、純水中
での体積比で強酸性カチオン交換樹脂の割合が少なくと
も10%以上、好ましくは20%以上である。
ッチ方式でも実施できる。連続方法の一例としては、強
酸性カチオン交換樹脂単独もしくは強酸性カチオン交換
樹脂および強塩基性アニオン交換樹脂の樹脂混合床を充
填した塔に連続的に過酸化水素水を送液し接触させる方
法が挙げられる。この場合、空間速度(hr-1)に格別制
限はないが、好ましくは強酸性カチオン交換樹脂もしく
は樹脂混合床中の強酸性カチオン交換樹脂に対し、1〜
1000、より好ましくは10〜600とすることがよ
い。
がH型強酸性カチオン交換樹脂もしくは強酸性カチオン
交換樹脂および強塩基性アニオン交換樹脂の樹脂混合床
に、酸が添加された過酸化水素水を接触処理することに
より容易にかつ極めて低い濃度にまで除去される。すな
わち、酸を添加しない従来の方法では、充分に除去でき
ない一部弱カチオン形態、弱アニオン形態を形成した
り、完全には溶解していないAl、Fe、Crなどの金
属分をほぼ完全に近い状態にまで徹底的に除去すること
ができる。
触により精製された過酸化水素中には、極く微量の強ア
ニオン性金属系不純物を除き金属系不純物はほとんど存
在しなく、また強酸性カチオン交換樹脂および強塩基性
アニオン交換樹脂の樹脂混合床に接触させた場合は強ア
ニオン性金属系不純物さえもほとんど存在しないことを
意味する。
オン交換樹脂単独への接触の後、引き続き強塩基性アニ
オン交換樹脂単独または強塩基性アニオン交換樹脂と強
酸性カチオン交換樹脂との混合床に接触せしめることに
より、添加した酸に由来するアニオンおよびその他アニ
オン性不純物を除去することができる。
もある。従来の精製方法、すなわち酸を添加せず強酸性
カチオン交換樹脂と接触させて精製する方法によって得
られた過酸化水素水に比べ、酸を添加し強酸性カチオン
交換樹脂と接触させて得られた過酸化水素水中には過酸
化水素水の分解を促進させる金属系不純物はより少ない
ため、引き続きアニオン交換樹脂単独またはアニオン交
換樹脂とカチオン交換樹脂との混合床に接触せしめる場
合でも過酸化水素の分解は充分に抑制される。その結
果、アニオン交換樹脂単独もしくはカチオン交換樹脂と
アニオン交換樹脂との混合床による精製を安全に実施す
ることができる。
樹脂および強塩基性アニオン交換樹脂との混合床へ過酸
化水素水を接触させた後、必要に応じて強酸性カチオン
交換樹脂単独、あるいは強塩基性アニオン交換樹脂単独
に接触させても良い。以上の一連の操作により従来の精
製方法に比べ、金属系不純物を徹底的にかつ安全に除去
することができる。
るが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定される
ものでない。なお、金属系不純物の測定は、ICP−M
S(Inductive coupling - Mass spectrometry)法によ
り、アニオン性不純物の測定はイオンクロマト法によっ
た。
201B H型)を直径2.6cmの弗化樹脂製カラム
に100ml充填した。硫酸を0.4ミリ当量/リットル
−H2 O2 添加し、15〜20℃で24時間放置した3
1%過酸化水素水を空間速度 (hr-1) 500で強酸性カ
チオン交換樹脂カラムに通液し、精製過酸化水素水を得
た。なお精製前の金属不純物含有量は、Al:150p
pb、Fe: 5ppb、Cr:10ppbであった。精
製後の金属不純物含有量を表1に示す。
0時間放置した31%過酸化水素水を使用した他は実施
例1と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精製後
の金属不純物含有量を表1に示す。
4時間放置した31%過酸化水素水を使用した他は実施
例1と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精製後
の金属不純物含有量を表1に示す。
6時間放置した31%過酸化水素水を使用し、空間速度
(hr-1) 600で通液した他は実施例1と同様に精製
し、精製過酸化水素水を得た。精製後の金属不純物含有
量を表1に示す。
した他は実施例1と同様に精製し精製過酸化水素水を得
た。精製後の金属不純物含有量を表1に示す。
時間放置した31%過酸化水素水を使用した他は実施例
1と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精製後の
金属不純物含有量を表1に示す。
201B H型)、同社製強塩基性アニオン交換樹脂
(アンバーライトIRA−900 重炭酸塩型)を体積
比1:1で充分混合した樹脂混合床を直径2.6cmの
弗化樹脂製カラムに100ml充填した。これに硫酸を
0.4ミリ当量/リットル−H2 O2 添加し、15〜2
0℃で24時間放置した31%過酸化水素水をカラムに
対して空間速度 (hr-1) 250で樹脂混合床に通液し、
精製過酸化水素水を得た。精製前の不純物量はAl:1
50ppb,Fe:5ppb、Cr:10ppb、SO
4 :20,000ppb、PO4 :200ppbであっ
た。精製後の不純物含有量を表2に示す。
4時間放置した31%過酸化水素水を使用した他は実施
例7と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精製前
の不純物量はAl:150ppb,Fe:5ppb、C
r:10ppb、NO3 :25,000ppb、PO
4 :200ppbであった。精製後の不純物含有量を表
2に示す。
アニオン交換樹脂の混合割合を1:9にし、空間速度
(hr-1)を50にした他は実施例8と同様に精製し、精
製過酸化水素水を得た。精製後の不純物含有量を表2に
示す。
アニオン交換樹脂(アンバーライトIRA−900 水
酸化物型)を使用した他は実施例8と同様に精製し、精
製過酸化水素水を得た。精製後の不純物含有量を表2に
示す。
0 重炭酸塩型)を直径2.6cmの弗化樹脂製カラム
に100ml充填した。カラムの流出側にはそのカラム
内で発生したガス量を定量できるように発生ガス定量器
をとりつけた。実施例1で得られた精製過酸化水素水を
空間速度 (hr-1) 500で強塩基性アニオン交換樹脂カ
ラムに通液し、精製過酸化水素水を得た。実施例1で得
られた精製過酸化水素水のアニオン不純物含有量は、S
O4 :20,000ppb、PO4 :200ppbであ
った。精製後の不純物含有量および精製時のアニオン交
換樹脂と過酸化水素水の接触による分解ガス発生量(通
液開始1時間後からの1時間に発生したガスのアニオン
交換樹脂1ml当たりの容量)を表3に示す。
例11と同様に精製し、精製過酸化水素を得た。実施例
2で得られた精製過酸化水素水のアニオン不純物含有量
は、NO3 :25,000ppb、SO4 :50pp
b、PO4 :200ppbであった。精製後の不純物含
有量および精製時の強塩基性アニオン交換樹脂と過酸化
水素水の接触による分解ガス発生量を表3に示す。
型)と同社製強塩基性アニオン交換樹脂(IRA−90
0 重炭酸塩型)を体積比1:1で混合した混合床を直
径2.6cmの弗化樹脂製カラムに100ml充填し
た。混合床カラムの流出側には実施例11と同様にその
カラム内で発生したガス量を測定できるようにガス発生
定量器を取り付けた。実施例3で得られた精製過酸化水
素水を空間速度 (hr-1) 250で混合床カラムに通液
し、精製過酸化水素水を得た。実施例3で得られた精製
過酸化水素水のアニオン不純物含有量は、NO3 :2
5,000ppb、SO4 :10ppb、PO4 :20
0ppbであった。精製後の不純物含有量および精製時
の樹脂混合床中のアニオン交換樹脂と過酸化水素水の接
触による分解ガス発生量を表3に示す。
交換樹脂(アンバーライトIRA−900 水酸化物
型)を使用し、実施例4で得られた精製過酸化水素水を
通液した他は実施例11と同様に精製し、精製過酸化水
素水を得た。実施例4で得られた精製過酸化水素水のア
ニオン不純物含有量は、NO3 :25,000ppb、
SO4 :10ppb、PO4 :200ppbであった。
精製後の不純物含有量および精製時のアニオン交換樹脂
と過酸化水素水の接触による分解ガス発生量を表3に示
す。
施例11と同様に強塩基性アニオン交換樹脂カラムに通
液し、精製過酸化水素水を得た。 実施例5で得られた
精製過酸化水素水のアニオン不純物含有量は、SO4 :
20,000ppb、PO4 :200ppbであった。
精製後の不純物含有量および精製時のアニオン交換樹脂
と過酸化水素水の接触による分解ガス発生量を表3に示
す。
201B H型)、同社製強塩基性アニオン交換樹脂
(アンバーライトIRA−900 重炭酸塩型)を体積
比1:1で充分混合した樹脂混合床、及び強塩基性アニ
オン交換樹脂(同重炭酸塩型)を直径 2.6cmの弗化樹
脂製カラムにそれぞれ100ml充填した。 これに硝
酸を0.4ミリ当量/リットル−H2 O2 添加し、36
時間放置した31%過酸化水素水を樹脂混合床、強塩基
性アニオン交換樹脂の順に各カラムに対してそれぞれ空
間速度 (hr-1) 250、500で通液し、精製過酸化水
素水を得た。 精製前の不純物量はAl:150pp
b,Fe:5ppb、Cr:10ppb、NO3 :2
5,000ppb、PO4 :200ppbであった。精
製後の不純物含有量を表4に示す。
201B H型)、同社製強塩基性アニオン交換樹脂
(アンバーライトIRA−900 重炭酸塩型)を体積
比1:1で充分混合した樹脂混合床、及び同強酸性カチ
オン交換樹脂を直径2.6cmの弗化樹脂製カラムにそ
れぞれ100ml充填した。 これに硝酸を0.4ミリ
当量/リットル−H2 O2 添加し、24時間放置した3
1%過酸化水素水を樹脂混合床、強酸性カチオン交換樹
脂の順に各カラムに対してそれぞれ空間速度 (hr-1) 2
50、500で通液し、精製過酸化水素水を得た。精製
前の不純物量はAl:150ppb,Fe:5ppb、
Cr:10ppb、NO3 :25,000ppb、PO
4 :200ppbであった。精製後の不純物含有量を表
4に示す。
同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精製後の金属
不純物含有量を表5に示す。
同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精製後の金属
不純物含有量を表5に示す。
同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精製前の不純
物量はAl:150ppb、Fe:5ppb、Cr:1
0ppb、PO4 :200ppbであった。精製後の不
純物含有量を表6に示す。
アニオン交換樹脂の混合割合を1:19にし、空間速度
(hr-1)を25にした他は実施例9と同様に精製し、精
製過酸化水素水を得た。精製後の不純物含有量を表6に
示す。
交換樹脂(アンバーライトIRC−50 H型)を使用
した他は実施例1と同様に精製し、精製過酸化水素水を
得た。精製後の金属不純物含有量を表6に示す。
基性アニオン交換樹脂(IRA−900 水酸化物型)
を使用した他は実施例1と同様に精製し、精製過酸化水
素水を得た。精製後の金属不純物含有量を表6に示す。
カラムを使用し、空間速度(hr-1)を500とした他は
実施例7と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精
製後の無機不純物含有量を表6に示す。
施例11と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。比
較例1で得られた精製過酸化水素水のアニオン不純物含
有量は、SO4 :10ppb、PO4 :200ppbで
あった。精製後の不純物含有量および精製時のアニオン
交換樹脂と過酸化水素水の接触による分解ガス発生量を
表7に示す。
施例13と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精
製後の不純物含有量および精製時の樹脂混合床中のアニ
オン交換樹脂と過酸化水素水の接触による分解ガス発生
量を表7に示す。
リ当量/リットル−H 2 O2 添加して強塩基性アニオン
交換樹脂カラムに通液した他は実施例11と同様に精製
し、精製過酸化水素水を得た。比較例1で得られた精製
過酸化水素水に硫酸を添加した後のアニオン不純物含有
量は、SO4 :20,000ppb、PO4 :200p
pbであった。精製後の不純物含有量および精製時のア
ニオン交換樹脂と過酸化水素水の接触による分解ガス発
生量を表7に示す。
施例14と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。比
較例2で得られた精製過酸化水素水のアニオン不純物含
有量は、SO4 :10ppb、PO4 :200ppbで
あった。精製後の不純物含有量および精製時のアニオン
交換樹脂と過酸化水素水の接触による分解ガス発生量を
表7に示す。
施例11と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。比
較例5で得られた精製過酸化水素水のアニオン不純物含
有量は、SO4 :20,000ppb、PO4 :200
ppbであった。精製後の不純物含有量および精製時の
アニオン交換樹脂と過酸化水素水の接触による分解ガス
発生量を表7に示す。
と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精製後の不
純物含有量を表8に示す。
と同様に精製し、精製過酸化水素水を得た。精製後の不
純物含有量を表8に示す。
困難な過酸化水素中のAl、Fe、Crなどの金属系不
純物を2ppb以下さらには1ppb以下の低濃度にま
で除去された高純度の過酸化水素水を、過酸化水素の分
解を充分に抑制し、安全に、効率よく製造することがで
きる。
Claims (5)
- 【請求項1】過酸化水素水を精製するに際し、過酸化水
素水に水中25℃における酸解離指数pKaが5以下の
酸を過酸化水素水1リットルに対し0.005〜5ミリ
当量添加した後、スルホン酸基を有するH型の強酸性カ
チオン交換樹脂に接触させることを特徴とする過酸化水
素水の精製方法。 - 【請求項2】過酸化水素水を精製するに際し、過酸化水
素水に水中25℃における酸解離指数pKaが5以下の
酸を過酸化水素水1リットルに対し0.005〜5ミリ
当量添加した後、スルホン酸基を有するH型の強酸性カ
チオン交換樹脂と強塩基性アニオン交換樹脂の混合床に
接触させることを特徴とする過酸化水素水の精製方法。 - 【請求項3】強塩基性アニオン交換樹脂が、水酸化物イ
オン、炭酸イオンおよび重炭酸イオンからなる群から選
ばれた少なくとも1種のイオンを構造内に有することを
特徴とする請求項1および2記載の過酸化水素水の精製
方法。 - 【請求項4】混合床においてスルホン酸基を有するH型
の強酸性カチオン交換樹脂の割合が純水中での体積比で
10%以上であることを特徴とする請求項2記載の過酸
化水素水の精製方法。 - 【請求項5】過酸化水素水に水中25℃における酸解離
指数pKaが5以下の酸を添加した後、6時間以上放置
して熟成させた過酸化水素水を、イオン交換樹脂に接触
させることを特徴とする請求項1または2記載の過酸化
水素水の精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15030795A JP3680867B2 (ja) | 1994-06-28 | 1995-06-16 | 過酸化水素水の精製方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14652794 | 1994-06-28 | ||
| JP14652694 | 1994-06-28 | ||
| JP6-146527 | 1994-06-28 | ||
| JP6-146526 | 1994-06-28 | ||
| JP15030795A JP3680867B2 (ja) | 1994-06-28 | 1995-06-16 | 過酸化水素水の精製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0873205A true JPH0873205A (ja) | 1996-03-19 |
| JP3680867B2 JP3680867B2 (ja) | 2005-08-10 |
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ID=27319201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15030795A Expired - Fee Related JP3680867B2 (ja) | 1994-06-28 | 1995-06-16 | 過酸化水素水の精製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3680867B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100436450B1 (ko) * | 1996-10-09 | 2004-09-01 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | 정제과산화수소수용액제조방법 |
| US6896867B2 (en) | 2000-06-21 | 2005-05-24 | Santoku Chemical Industries Co., Ltd. | Process for producing a purified aqueous hydrogen peroxide solution |
| JP2019006779A (ja) * | 2013-10-02 | 2019-01-17 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | 精製過酸化水素水溶液の製造方法 |
| CN116002626A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-04-25 | 湖北兴福电子材料股份有限公司 | 一种高效安全去除双氧水中阴离子的提纯方法 |
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1995
- 1995-06-16 JP JP15030795A patent/JP3680867B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| KR100436450B1 (ko) * | 1996-10-09 | 2004-09-01 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | 정제과산화수소수용액제조방법 |
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