JPH0874666A - ガバナ機構付きエンジン - Google Patents
ガバナ機構付きエンジンInfo
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- JPH0874666A JPH0874666A JP21553894A JP21553894A JPH0874666A JP H0874666 A JPH0874666 A JP H0874666A JP 21553894 A JP21553894 A JP 21553894A JP 21553894 A JP21553894 A JP 21553894A JP H0874666 A JPH0874666 A JP H0874666A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- fuel
- auxiliary fuel
- governor mechanism
- sudden load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】調速操作手段1にガバナ機構2を介して燃料調
量手段3を連動連結した、ガバナ機構付きエンジンにお
いて、次のようにした。すなわち、吸気経路4と燃焼室
のうち、少なくとも一方に補助燃料供給手段5を連通さ
せ、この補助燃料供給手段5を急負荷予知手段6に連携
させ、この急負荷予知手段6がエンジンにかかる急負荷
の投入を予知したことに基づいて、吸気経路4と燃焼室
のうち、少なくとも一方に、所定時間だけ補助燃料供給
手段5により補助燃料を供給するようにした。 【効果】急負荷の投入から遅れることなく、燃料を増量
することができるため、エンジン回転速度の低下を抑制
でき、エンストが起こりにくくなる。特に、希薄燃焼方
式を採用した火花点火式エンジンでは、その効果が顕著
に現れる。
量手段3を連動連結した、ガバナ機構付きエンジンにお
いて、次のようにした。すなわち、吸気経路4と燃焼室
のうち、少なくとも一方に補助燃料供給手段5を連通さ
せ、この補助燃料供給手段5を急負荷予知手段6に連携
させ、この急負荷予知手段6がエンジンにかかる急負荷
の投入を予知したことに基づいて、吸気経路4と燃焼室
のうち、少なくとも一方に、所定時間だけ補助燃料供給
手段5により補助燃料を供給するようにした。 【効果】急負荷の投入から遅れることなく、燃料を増量
することができるため、エンジン回転速度の低下を抑制
でき、エンストが起こりにくくなる。特に、希薄燃焼方
式を採用した火花点火式エンジンでは、その効果が顕著
に現れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガバナ機構付きエンジ
ンに関し、詳しくは、急負荷投入時のエンジン回転速度
の低下を抑制できるものに関する。
ンに関し、詳しくは、急負荷投入時のエンジン回転速度
の低下を抑制できるものに関する。
【0002】
【従来技術】ガバナ機構付きエンジンの従来技術として
図5に示すものがある。これは、本発明と同様、調速操
作手段101にガバナ機構102を介して燃料調量手段
103を連動連結してある。
図5に示すものがある。これは、本発明と同様、調速操
作手段101にガバナ機構102を介して燃料調量手段
103を連動連結してある。
【0003】この従来技術のエンジンは、空燃混合器1
07を備えたガソリンエンジンであり、調速操作手段1
01には調速レバーが用いられ、ガバナ機構102には
メカニカルガバナが用いられ、燃料調量手段103には
スロットルバルブ108が用いられている。空燃混合器
107のフロート室109とメインノズル110とは、
メインジェット111を備えた燃料通路112のみを介
して連通させてある。そして、負荷の増加に基づく燃料
増量は、ガバナ機構102によってスロットルバルブ1
08の開度を大きくし、空気流量を増加させてメインノ
ズル110からの燃料吸い上げ量を増加させることによ
り行っている。この従来技術では、クラッチ接続時等の
急負荷投入時に、エンジン回転速度が大きく低下する。
07を備えたガソリンエンジンであり、調速操作手段1
01には調速レバーが用いられ、ガバナ機構102には
メカニカルガバナが用いられ、燃料調量手段103には
スロットルバルブ108が用いられている。空燃混合器
107のフロート室109とメインノズル110とは、
メインジェット111を備えた燃料通路112のみを介
して連通させてある。そして、負荷の増加に基づく燃料
増量は、ガバナ機構102によってスロットルバルブ1
08の開度を大きくし、空気流量を増加させてメインノ
ズル110からの燃料吸い上げ量を増加させることによ
り行っている。この従来技術では、クラッチ接続時等の
急負荷投入時に、エンジン回転速度が大きく低下する。
【0004】その原因は、次のように考えられる。すな
わち、クラッチを接続すると、エンジンに急負荷がかか
り、エンジン回転数が急勾配で下降するため、ガバナ機
構102が強力に働いて、スロットルバルブ108が大
きく開弁し、燃料供給量を急増させようとする。しか
し、スロットルバルブ108の開弁による空気流量の増
加タイミングに対し、フロート室109からメインノズ
ル110への燃料吸い上げの増加タイミングは、メイン
ジェット111の絞り抵抗のために相当遅れる。このた
め、混合気が異常に希薄になり、エンジン回転速度が大
きく低下するものと考えられる。
わち、クラッチを接続すると、エンジンに急負荷がかか
り、エンジン回転数が急勾配で下降するため、ガバナ機
構102が強力に働いて、スロットルバルブ108が大
きく開弁し、燃料供給量を急増させようとする。しか
し、スロットルバルブ108の開弁による空気流量の増
加タイミングに対し、フロート室109からメインノズ
ル110への燃料吸い上げの増加タイミングは、メイン
ジェット111の絞り抵抗のために相当遅れる。このた
め、混合気が異常に希薄になり、エンジン回転速度が大
きく低下するものと考えられる。
【0005】近年、排気ガス対策が重要視され、その有
効な手段として、希薄燃焼方式が採用されているが、こ
の方式を採用する場合には、メインジェット111の孔
径を一層絞ることになるため、燃料吸い上げの増加タイ
ミングは著しく遅れ、エンジン回転速度の低下は一層顕
在化する。
効な手段として、希薄燃焼方式が採用されているが、こ
の方式を採用する場合には、メインジェット111の孔
径を一層絞ることになるため、燃料吸い上げの増加タイ
ミングは著しく遅れ、エンジン回転速度の低下は一層顕
在化する。
【0006】図4は希薄燃焼方式を採用したガソリンエ
ンジンの試験データを示しており、符号113は空燃混
合比の変化を示すグラフ、114はエンジン回転速度の
変化を示すグラフ、横軸115は測定経過時間、116
は負荷投入時点を示す。この試験では、空燃混合比を1
2.0付近に設定し、無負荷状態でエンジン回転速度を
3000rpm付近に設定し、負荷投入時点116で急
負荷を投入した。
ンジンの試験データを示しており、符号113は空燃混
合比の変化を示すグラフ、114はエンジン回転速度の
変化を示すグラフ、横軸115は測定経過時間、116
は負荷投入時点を示す。この試験では、空燃混合比を1
2.0付近に設定し、無負荷状態でエンジン回転速度を
3000rpm付近に設定し、負荷投入時点116で急
負荷を投入した。
【0007】負荷投入直後、空燃混合比の変化を示すグ
ラフ113には、空燃混合比が大きく上昇する2つのピ
ーク117・118ができる。第1のピーク117は1
4.0付近まで上昇している。第2のピーク118は測
定レンジの上限119からスケールアウトしており、1
4.0を大幅に越えるものと思われる。一方、負荷投入
直後、エンジン回転速度の変化を示すグラフ114に
は、エンジン回転速度が大きく低下する1つのピーク1
20ができる。このピーク120は、1500rpm以
下まで下降している。
ラフ113には、空燃混合比が大きく上昇する2つのピ
ーク117・118ができる。第1のピーク117は1
4.0付近まで上昇している。第2のピーク118は測
定レンジの上限119からスケールアウトしており、1
4.0を大幅に越えるものと思われる。一方、負荷投入
直後、エンジン回転速度の変化を示すグラフ114に
は、エンジン回転速度が大きく低下する1つのピーク1
20ができる。このピーク120は、1500rpm以
下まで下降している。
【0008】尚、このような問題は、ガソリンエンジン
に限らず、ガスエンジン等、空燃混合器を備えた他の火
花点火式エンジンでも起こる。また、ディーゼルエンジ
ンでも、急負荷投入時には、ガバナ機構や燃料調量ラッ
クの静止慣性により、これらの応答が遅れ、燃料の増量
タイミングが遅れて、同様の問題が起こることがある。
に限らず、ガスエンジン等、空燃混合器を備えた他の火
花点火式エンジンでも起こる。また、ディーゼルエンジ
ンでも、急負荷投入時には、ガバナ機構や燃料調量ラッ
クの静止慣性により、これらの応答が遅れ、燃料の増量
タイミングが遅れて、同様の問題が起こることがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、急
負荷投入時に、エンジン回転速度が大きく低下し、エン
ストが起こりやすい。特に、火花点火式エンジンで希薄
燃焼方式を採用した場合には、その問題が顕在化する。
負荷投入時に、エンジン回転速度が大きく低下し、エン
ストが起こりやすい。特に、火花点火式エンジンで希薄
燃焼方式を採用した場合には、その問題が顕在化する。
【0010】本発明の課題は、急負荷投入時のエンジン
回転速度の低下を抑制できる、ガバナ機構付きエンジン
を提供することにある。
回転速度の低下を抑制できる、ガバナ機構付きエンジン
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に例示す
るように、調速操作手段1にガバナ機構2を介して燃料
調量手段3を連動連結した、ガバナ機構付きエンジンに
おいて、次のようにしたことを特徴とする。
るように、調速操作手段1にガバナ機構2を介して燃料
調量手段3を連動連結した、ガバナ機構付きエンジンに
おいて、次のようにしたことを特徴とする。
【0012】すなわち、吸気経路4と燃焼室のうち、少
なくとも一方に補助燃料供給手段5を連通させ、この補
助燃料供給手段5を急負荷予知手段6に連携させ、この
急負荷予知手段6がエンジンにかかる急負荷の投入を予
知したことに基づいて、吸気経路4と燃焼室のうち、少
なくとも一方に、補助燃料供給手段5により所定時間だ
け補助燃料を供給するようにしたことを特徴とする。
なくとも一方に補助燃料供給手段5を連通させ、この補
助燃料供給手段5を急負荷予知手段6に連携させ、この
急負荷予知手段6がエンジンにかかる急負荷の投入を予
知したことに基づいて、吸気経路4と燃焼室のうち、少
なくとも一方に、補助燃料供給手段5により所定時間だ
け補助燃料を供給するようにしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、エンジンに急負荷がかかることを
急負荷予知手段6が予知したことに基づいて、吸気経路
4と燃焼室のうち、少なくとも一方に補助燃料が供給さ
れる。このため、急負荷の投入から遅れることなく、燃
料を増量することができる。
急負荷予知手段6が予知したことに基づいて、吸気経路
4と燃焼室のうち、少なくとも一方に補助燃料が供給さ
れる。このため、急負荷の投入から遅れることなく、燃
料を増量することができる。
【0014】このため、空燃混合器7を備えた火花点火
式エンジンでは、混合気の異常な希薄化が抑制され、エ
ンジン回転速度の低下が抑制される。特に、希薄燃焼方
式を採用するために、メインジェット11の孔径を相当
に絞った場合には、この作用が顕著に現れる。また、デ
ィーゼルエンジンでは、ガバナ機構や燃料調量ラックの
静止慣性に基づく燃料の増量タイミングの遅れが防止さ
れ、エンジン回転速度の低下が抑制される。
式エンジンでは、混合気の異常な希薄化が抑制され、エ
ンジン回転速度の低下が抑制される。特に、希薄燃焼方
式を採用するために、メインジェット11の孔径を相当
に絞った場合には、この作用が顕著に現れる。また、デ
ィーゼルエンジンでは、ガバナ機構や燃料調量ラックの
静止慣性に基づく燃料の増量タイミングの遅れが防止さ
れ、エンジン回転速度の低下が抑制される。
【0015】更に、補助燃料の供給は、急負荷予知後、
所定時間だけ一時的に行われるので、急負荷投入後、エ
ンジン回転速度が回復する時期には、無用な補助燃料の
供給は行われない。このため、空燃混合器7を備えた火
花点火式エンジンでは無用に過濃混合気が形成されるの
を防止できる。また、ディーゼルエンジンでは、無用な
燃料が吸気経路や燃焼室に供給されるのを防止できる。
所定時間だけ一時的に行われるので、急負荷投入後、エ
ンジン回転速度が回復する時期には、無用な補助燃料の
供給は行われない。このため、空燃混合器7を備えた火
花点火式エンジンでは無用に過濃混合気が形成されるの
を防止できる。また、ディーゼルエンジンでは、無用な
燃料が吸気経路や燃焼室に供給されるのを防止できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果・を奏す
る。 急負荷の投入から遅れることなく、燃料を増量するこ
とができるため、エンジン回転速度の低下を抑制でき、
エンストが起こりにくくなる。特に、希薄燃焼方式を採
用した火花点火式エンジンでは、その効果が顕著に現れ
る。
る。 急負荷の投入から遅れることなく、燃料を増量するこ
とができるため、エンジン回転速度の低下を抑制でき、
エンストが起こりにくくなる。特に、希薄燃焼方式を採
用した火花点火式エンジンでは、その効果が顕著に現れ
る。
【0017】補助燃料の供給は一時的に行われるの
で、急負荷等投入後、エンジン回転速度が回復する時期
には、無用な補助燃料の供給が行われず、無用な過濃混
合気の形成や、吸気経路や燃焼室への無用な燃料の供給
を防止できるので、排気ガス中の未燃焼有害成分が増加
するおそれもなく、また、燃費が高くなるおそれもな
い。
で、急負荷等投入後、エンジン回転速度が回復する時期
には、無用な補助燃料の供給が行われず、無用な過濃混
合気の形成や、吸気経路や燃焼室への無用な燃料の供給
を防止できるので、排気ガス中の未燃焼有害成分が増加
するおそれもなく、また、燃費が高くなるおそれもな
い。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例では、希薄燃焼方式のガソリンエンジンが用
いられている。このエンジンでは、図1に示すように、
調速操作手段1にガバナ機構2を介して燃料調量手段3
を連動連結してある。調速操作手段1には調速レバーを
用い、ガバナ機構2にはメカニカルガバナを用い、燃料
調量手段3には空燃混合器7のスロットルバルブ8を用
いている。
この実施例では、希薄燃焼方式のガソリンエンジンが用
いられている。このエンジンでは、図1に示すように、
調速操作手段1にガバナ機構2を介して燃料調量手段3
を連動連結してある。調速操作手段1には調速レバーを
用い、ガバナ機構2にはメカニカルガバナを用い、燃料
調量手段3には空燃混合器7のスロットルバルブ8を用
いている。
【0019】ガバナ機構2の構成は次の通りである。す
なわち、調速操作手段1にガバナスプリング41を介し
てガバナレバー40を連動連結してある。ガバナ軸38
にガバナスリーブ39を摺動自在に取り付け、ガバナス
リーブ39にガバナウェイト37を連携させてある。ガ
バナレバー40はスロットルバルブ8を連動連結してあ
る。このガバナ機構2では、ガバナスプリング41のス
プリング力とガバナウェイト37で発生するガバナ力と
の不釣り合い力により、ガバナレバー40を揺動させて
スロットルバルブ8の開度を調節し、負荷の変動に拘わ
らずエンジン回転速度を一定に維持する。
なわち、調速操作手段1にガバナスプリング41を介し
てガバナレバー40を連動連結してある。ガバナ軸38
にガバナスリーブ39を摺動自在に取り付け、ガバナス
リーブ39にガバナウェイト37を連携させてある。ガ
バナレバー40はスロットルバルブ8を連動連結してあ
る。このガバナ機構2では、ガバナスプリング41のス
プリング力とガバナウェイト37で発生するガバナ力と
の不釣り合い力により、ガバナレバー40を揺動させて
スロットルバルブ8の開度を調節し、負荷の変動に拘わ
らずエンジン回転速度を一定に維持する。
【0020】また、空燃混合器7の構成は次の通りであ
る。すなわち、ミキシングボディ21の下部に燃料収容
カップ25を取り付け、その内部にフロート室9を設け
てある。ミキシングボディ21の内部には吸気経路4の
一部を構成するベンチュリを設け、ベンチュリからメイ
ンノズル収容筒24を垂設してある。メインノズル収容
筒24には下からメインノズル10を差し込み、その上
端をベンチュリに突き出している。メインノズル10の
下方の筒内通路44は燃料通路12を介してフロート室
9に連通させてある。燃料通路12にはメインジェット
11を設け、これらを筒内通路44に臨ませてある。希
薄燃焼方式を採用するため、メインジェット11の口径
は通常よりも絞り込んである。
る。すなわち、ミキシングボディ21の下部に燃料収容
カップ25を取り付け、その内部にフロート室9を設け
てある。ミキシングボディ21の内部には吸気経路4の
一部を構成するベンチュリを設け、ベンチュリからメイ
ンノズル収容筒24を垂設してある。メインノズル収容
筒24には下からメインノズル10を差し込み、その上
端をベンチュリに突き出している。メインノズル10の
下方の筒内通路44は燃料通路12を介してフロート室
9に連通させてある。燃料通路12にはメインジェット
11を設け、これらを筒内通路44に臨ませてある。希
薄燃焼方式を採用するため、メインジェット11の口径
は通常よりも絞り込んである。
【0021】この実施例では、急負荷投入時のエンジン
回転速度の低下を抑制するため、次のような構成を採用
した。すなわち、吸気経路4に補助燃料供給手段5を連
通させ、この補助燃料供給手段5を急負荷予知手段6に
連携させ、この急負荷予知手段6がエンジンにかかる急
負荷の投入を予知したことに基づいて、吸気通路4に補
助燃料供給手段5により所定時間だけ補助燃料を供給す
るようにしてある。
回転速度の低下を抑制するため、次のような構成を採用
した。すなわち、吸気経路4に補助燃料供給手段5を連
通させ、この補助燃料供給手段5を急負荷予知手段6に
連携させ、この急負荷予知手段6がエンジンにかかる急
負荷の投入を予知したことに基づいて、吸気通路4に補
助燃料供給手段5により所定時間だけ補助燃料を供給す
るようにしてある。
【0022】このような構成によれば、急負荷の投入か
ら遅れることなく、燃料を増量することができるため、
混合気の異常な希薄化が抑制され、エンジン回転速度の
低下が抑制される。更に、補助燃料の供給は、急負荷予
知後、所定時間だけ一時的に行われるので、急負荷投入
後、エンジン回転速度が回復する時期には、無用な補助
燃料の供給は行われない。このため、無用に過濃混合気
が形成されるのを防止できる。
ら遅れることなく、燃料を増量することができるため、
混合気の異常な希薄化が抑制され、エンジン回転速度の
低下が抑制される。更に、補助燃料の供給は、急負荷予
知後、所定時間だけ一時的に行われるので、急負荷投入
後、エンジン回転速度が回復する時期には、無用な補助
燃料の供給は行われない。このため、無用に過濃混合気
が形成されるのを防止できる。
【0023】上記構成の具体的内容を説明する。まず、
補助燃料供給手段5の具体的内容は次の通りである。す
なわち、燃料収容カップ25の底壁26に補助ジェット
支持具27を挿通し、補助ジェット支持具27の上端に
補助ジェット43を取り付けて、補助ジェット43を筒
内通路44に臨ませている。燃料収容カップ25の底壁
26と補助ジェット支持具27には一連の補助燃料通路
28を内設し、この補助燃料通路28を補助ジェット4
3を介して筒内通路44に連通させてある。燃料収容カ
ップ25の底壁26にはアクチュエータ29を取り付
け、アクチュエータ29に通路開閉弁30を連動連結し
てある。
補助燃料供給手段5の具体的内容は次の通りである。す
なわち、燃料収容カップ25の底壁26に補助ジェット
支持具27を挿通し、補助ジェット支持具27の上端に
補助ジェット43を取り付けて、補助ジェット43を筒
内通路44に臨ませている。燃料収容カップ25の底壁
26と補助ジェット支持具27には一連の補助燃料通路
28を内設し、この補助燃料通路28を補助ジェット4
3を介して筒内通路44に連通させてある。燃料収容カ
ップ25の底壁26にはアクチュエータ29を取り付
け、アクチュエータ29に通路開閉弁30を連動連結し
てある。
【0024】急負荷予知手段6は、クラッチ操作手段3
4によるクラッチ接続操作に基づいて、急負荷投入の予
知を行うようになっている。すなわち、クラッチ操作手
段34にはクラッチ操作レバーを用い、その揺動中心に
カム36を取り付け、負荷予知手段6にリミットスイッ
チを用い、クラッチ操作手段34を矢印35方向に操作
してクラッチ接続操作を行うと、クラッチ接続直前にカ
ム36が急負荷予知手段6であるリミットスイッチを押
すようになっている。クラッチ操作手段34では、エン
ジンから作業機への動力伝達を断続するクラッチを断続
操作する。
4によるクラッチ接続操作に基づいて、急負荷投入の予
知を行うようになっている。すなわち、クラッチ操作手
段34にはクラッチ操作レバーを用い、その揺動中心に
カム36を取り付け、負荷予知手段6にリミットスイッ
チを用い、クラッチ操作手段34を矢印35方向に操作
してクラッチ接続操作を行うと、クラッチ接続直前にカ
ム36が急負荷予知手段6であるリミットスイッチを押
すようになっている。クラッチ操作手段34では、エン
ジンから作業機への動力伝達を断続するクラッチを断続
操作する。
【0025】急負荷予知手段6は制御手段31とタイマ
装置32とを介してアクチュエータ29に連携させ、急
負荷予知手段6による予知に基づいて、制御手段31が
アクチュエータ29により通路開閉弁30を開弁させ、
補助燃料通路28を開通させる。通路開閉弁30の開弁
タイミングは、急負荷がかかる直前に設定してある。通
路開閉弁30の開弁時間はタイマ装置32により所定時
間に限られている。
装置32とを介してアクチュエータ29に連携させ、急
負荷予知手段6による予知に基づいて、制御手段31が
アクチュエータ29により通路開閉弁30を開弁させ、
補助燃料通路28を開通させる。通路開閉弁30の開弁
タイミングは、急負荷がかかる直前に設定してある。通
路開閉弁30の開弁時間はタイマ装置32により所定時
間に限られている。
【0026】このような構成によれば、クラッチ操作手
段34によるクラッチ接続直前に、所定時間だけ通路開
閉弁30が開弁され、補助燃料通路28が開通し、フロ
ート室9からメインノズル10へは、燃料通路12から
通常燃料が吸い上げられるとともに、補助燃料通路28
から補助燃料が吸い上げられる。このため、クラッチ接
続時にガバナ機構2によってスロットルバルブ8が大き
く開弁すると、空気流量の増加に対応して、フロート室
9からメインノズル10に燃料がスムーズに吸い上げら
れ、空気流量の増加タイミングに対する燃料吸い上げの
タイミングの遅れが防止される。このため、混合気の異
常な希薄化が抑制され、エンジン回転速度の低下が抑制
される。
段34によるクラッチ接続直前に、所定時間だけ通路開
閉弁30が開弁され、補助燃料通路28が開通し、フロ
ート室9からメインノズル10へは、燃料通路12から
通常燃料が吸い上げられるとともに、補助燃料通路28
から補助燃料が吸い上げられる。このため、クラッチ接
続時にガバナ機構2によってスロットルバルブ8が大き
く開弁すると、空気流量の増加に対応して、フロート室
9からメインノズル10に燃料がスムーズに吸い上げら
れ、空気流量の増加タイミングに対する燃料吸い上げの
タイミングの遅れが防止される。このため、混合気の異
常な希薄化が抑制され、エンジン回転速度の低下が抑制
される。
【0027】この実施例の試験データを図3に示す。符
号13は空燃混合比の変化を示すグラフ、14はエンジ
ン回転速度の変化を示すグラフ、横軸15は測定経過時
間、16は負荷投入時点を示す。この試験では、従来技
術の試験データである図4と同様、空燃混合比を12.
0付近に設定し、無負荷状態でエンジン回転速度を30
00rpm付近に設定し、負荷投入時点16で急負荷を
投入した。そして、負荷投入時点16の0.1秒前から
0.2秒間アクチュエータを作動させて、補助燃料通路
を開通させた。図中の符号45はアクチュエータへの供
給電流を示すグラフである。
号13は空燃混合比の変化を示すグラフ、14はエンジ
ン回転速度の変化を示すグラフ、横軸15は測定経過時
間、16は負荷投入時点を示す。この試験では、従来技
術の試験データである図4と同様、空燃混合比を12.
0付近に設定し、無負荷状態でエンジン回転速度を30
00rpm付近に設定し、負荷投入時点16で急負荷を
投入した。そして、負荷投入時点16の0.1秒前から
0.2秒間アクチュエータを作動させて、補助燃料通路
を開通させた。図中の符号45はアクチュエータへの供
給電流を示すグラフである。
【0028】負荷投入直後、空燃混合比の変化を示すグ
ラフ13には、空燃混合比が上昇する2つのピーク17
・18ができるが、第1のピーク17は12.5以下に
押さえられている。第2のピーク18は14.0以下に
押さえられいる。一方、負荷投入直後、エンジン回転速
度の変化を示すグラフ14には、エンジン回転速度が低
下する1つのピーク20ができるが、このピーク20
は、1900rpm程度に押さえられている。このよう
に、急負荷投入の予知により急負荷投入から遅れること
なく補助燃料を供給することにより、エンジン回転速度
の低下を抑制できることが分かる。
ラフ13には、空燃混合比が上昇する2つのピーク17
・18ができるが、第1のピーク17は12.5以下に
押さえられている。第2のピーク18は14.0以下に
押さえられいる。一方、負荷投入直後、エンジン回転速
度の変化を示すグラフ14には、エンジン回転速度が低
下する1つのピーク20ができるが、このピーク20
は、1900rpm程度に押さえられている。このよう
に、急負荷投入の予知により急負荷投入から遅れること
なく補助燃料を供給することにより、エンジン回転速度
の低下を抑制できることが分かる。
【0029】尚、上記実施例の構造では、クラッチ接続
操作の他、クラッチ切断操作時にもカム36が急負荷予
知手段6に当たり、補助燃料を供給することになるが、
供給時間が短時間であれば、排気ガス特性に大きな影響
を与えることはない。排気ガス特性が悪化するおそれが
ある場合には、クラッチ操作手段34の操作状態をセン
サで検出し、クラッチ操作手段34のクラッチ接続操作
を検出した時にのみ、補助燃料を供給するようにしても
よい。
操作の他、クラッチ切断操作時にもカム36が急負荷予
知手段6に当たり、補助燃料を供給することになるが、
供給時間が短時間であれば、排気ガス特性に大きな影響
を与えることはない。排気ガス特性が悪化するおそれが
ある場合には、クラッチ操作手段34の操作状態をセン
サで検出し、クラッチ操作手段34のクラッチ接続操作
を検出した時にのみ、補助燃料を供給するようにしても
よい。
【0030】図2は急負荷予知手段の変更例を説明する
図である。この例は、田植え機等に用いられる遠心クラ
ッチに適用するものである。この遠心クラッチ46は、
駆動側フランジ47にフライウェイト48を揺動自在に
取り付け、フライウェイト48をスプリング51で回転
中心側に付勢し、駆動側フランジ47を従動側クラッチ
ハウジング49で取り囲んで構成してある。この遠心ク
ラッチ46は、駆動側フランジ47がアイドリング回転
を越えて常用負荷回転領域に近づくと、フライウェイト
48のクラッチシュー52が従動側クラッチハウジング
49に接し、従動側クラッチハウジング49が駆動側フ
ランジ47に自動的に接続される。この変更例では、急
負荷予知手段6として、フライウェイト48の位置セン
サを用い、フライウェイト48が従動側クラッチハウジ
ング49に接する直前の位置にあることをあることを位
置センサで検出し、急負荷投入を予知する。他の構造及
び機能は図1に示す実施例と同じである。
図である。この例は、田植え機等に用いられる遠心クラ
ッチに適用するものである。この遠心クラッチ46は、
駆動側フランジ47にフライウェイト48を揺動自在に
取り付け、フライウェイト48をスプリング51で回転
中心側に付勢し、駆動側フランジ47を従動側クラッチ
ハウジング49で取り囲んで構成してある。この遠心ク
ラッチ46は、駆動側フランジ47がアイドリング回転
を越えて常用負荷回転領域に近づくと、フライウェイト
48のクラッチシュー52が従動側クラッチハウジング
49に接し、従動側クラッチハウジング49が駆動側フ
ランジ47に自動的に接続される。この変更例では、急
負荷予知手段6として、フライウェイト48の位置セン
サを用い、フライウェイト48が従動側クラッチハウジ
ング49に接する直前の位置にあることをあることを位
置センサで検出し、急負荷投入を予知する。他の構造及
び機能は図1に示す実施例と同じである。
【0031】本発明の実施例の内容は上記の通りである
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。本
発明は、ガソリンエンジンに限らず、ガスエンジン等、
空燃混合器を備えた他の火花点火式エンジンでも適用で
きる。また、ディーゼルエンジンでは、ガバナ機構や燃
料調量ラックの静止慣性に基づく燃料増量遅れが生じる
ことがあるので、これを抑制するため、本発明を有効に
適用できる。また、ガバナ機構は電子ガバナでもよい。
また、補助燃料の供給箇所は、吸気経路と燃焼室のう
ち、少なくとも一方であればよい。また、補助燃料供給
手段には燃料供給ポンプ等を用いてもよい。また、遠心
クラッチ49を用いる場合、急負荷予知手段6には駆動
側フランジ47の回転速度を検出するセンサを用いても
よい。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。本
発明は、ガソリンエンジンに限らず、ガスエンジン等、
空燃混合器を備えた他の火花点火式エンジンでも適用で
きる。また、ディーゼルエンジンでは、ガバナ機構や燃
料調量ラックの静止慣性に基づく燃料増量遅れが生じる
ことがあるので、これを抑制するため、本発明を有効に
適用できる。また、ガバナ機構は電子ガバナでもよい。
また、補助燃料の供給箇所は、吸気経路と燃焼室のう
ち、少なくとも一方であればよい。また、補助燃料供給
手段には燃料供給ポンプ等を用いてもよい。また、遠心
クラッチ49を用いる場合、急負荷予知手段6には駆動
側フランジ47の回転速度を検出するセンサを用いても
よい。
【図1】本発明の実施例に係るガバナ機構付きエンジン
の要部縦断面図である。
の要部縦断面図である。
【図2】図1のエンジンの負荷予知手段の変更例の説明
図である。
図である。
【図3】図1のエンジンの試験データを示すグラフであ
る。
る。
【図4】従来技術のエンジンの試験データを示すグラフ
である。
である。
【図5】従来技術に係るガバナ機構付きエンジンの要部
縦断面図である。
縦断面図である。
1…調速操作手段、2…ガバナ機構、3…燃料調量手
段、4…吸気経路、5…補助燃料供給手段、6…急負荷
予知手段。
段、4…吸気経路、5…補助燃料供給手段、6…急負荷
予知手段。
Claims (1)
- 【請求項1】 調速操作手段(1)にガバナ機構(2)を介
して燃料調量手段(3)を連動連結した、ガバナ機構付き
エンジンにおいて、 吸気経路(4)と燃焼室のうち、少なくとも一方に補助燃
料供給手段(5)を連通させ、この補助燃料供給手段(5)
を急負荷予知手段(6)に連携させ、この急負荷予知手段
(6)がエンジンにかかる急負荷の投入を予知したことに
基づいて、吸気経路(4)と燃焼室のうち、少なくとも一
方に、補助燃料供給手段(5)により所定時間だけ補助燃
料を供給するようにした、ことを特徴とするガバナ機構
付きエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21553894A JPH0874666A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | ガバナ機構付きエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21553894A JPH0874666A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | ガバナ機構付きエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0874666A true JPH0874666A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16674093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21553894A Pending JPH0874666A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | ガバナ機構付きエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0874666A (ja) |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP21553894A patent/JPH0874666A/ja active Pending
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