JPH087496B2 - 電子写真装置の現像装置 - Google Patents

電子写真装置の現像装置

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JPH087496B2
JPH087496B2 JP62259000A JP25900087A JPH087496B2 JP H087496 B2 JPH087496 B2 JP H087496B2 JP 62259000 A JP62259000 A JP 62259000A JP 25900087 A JP25900087 A JP 25900087A JP H087496 B2 JPH087496 B2 JP H087496B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば静電転写型複写機や、レーザプリン
タ等の電子写真装置に用いられる現像装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の電子写真装置の現像装置では、磁力によって搬
送される現像剤に静電気により付着して搬送されるトナ
ーによって、帯電潜像を現像する現像用マグネットロー
ラと、上記現像用マグネットローラからの現像剤の搬送
用マグネットローラとが現像槽内に設けられたものが考
えられた。
上記現像用マグネットローラ、および搬送用マグネッ
トローラは、それぞれ、円柱上のマグネットに薄肉円筒
状のスリーブが回動自在に外嵌されて成っている。この
スリーブでは、その外周面に現像剤がマグネットの磁力
により吸引されて付着し、スリーブの回転に伴ってスリ
ーブの周方向に移動する。
トナーを付着させた現像剤が移動することによって、
現像用マグネットローラでは、現像剤が帯電ベルトの近
傍を通過するときに、帯電ベルトに形成された帯電潜像
がトナーによって現像される一方、搬送用マグネットロ
ーラでは、現像を行った後の現像剤を、再度用いるため
に、現像用マグネットローラから現像槽の内壁に沿って
汲み上げられて搬送するようになっている。
また、上記搬送用マグネットローラを構成するマグネ
ットは、現像剤を効率よく搬送するために、磁極が現像
剤の搬送経路近傍に位置、つまり上記現像槽の内壁に向
かうように固定されて設けられていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
とこどが、上記従来の電子写真装置の現像装置では、
搬送用マグネットローラを構成するマグネットは、その
磁極が現像剤の搬送経路近傍に位置、つまり上記現像槽
の内壁に向かうように固定されて設けられているので、
現像剤の搬送経路が設けられる位置によっては、マグネ
ットの磁界が現像槽の外部に大きな影響を及ぼすことが
ある。
一方、近年では、カラー複写機等、複数の現像槽を備
えて電子写真装置が多く用いられている。そのために、
各現像槽が互いに近接して設けられることがあり、特
に、上記搬送用マグネットローラに近接して位置に他の
現像槽が設けられることが往々にしてある。
この場合、現像状態になった他の現像槽において、近
接する現像槽に設けられた搬送用マグネットローラを構
成するマグネットの磁極の磁界の影響によって、上記の
他の現像槽での現像剤の流れが不安定になることがあ
る。
そのために、上記従来の現像槽を複数有する電子写真
装置では、現像用マグネットローラに現像剤が安定して
供給されなくなり、現像用マグネットローラの外面に適
正な穂立ちが形成されてなくなったりして、画像濃度の
むらや、トナーの飛散を引き起こしがちになって、得ら
れた画像が不安定なものとなるという問題点を有してい
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る電子写真装置の現像装置は、上記の問題
点を解決するために、磁力によって搬送される現像剤を
用いて、帯電潜像を順次現像するための現像槽が、複
数、互いに近接して設けられている電子写真装置の現像
装置において、 帯電潜像を現像する現像用マグネットローラが、上記
現像剤を上記現像用マグネットローラの周方向に沿って
搬送するように設けられ、上記現像用マグネットローラ
からの現像剤を再度用いるために、現像槽の内壁に沿っ
て上記現像剤を磁力によって搬送する搬送用マグネット
ローラが、上記磁力を発生するマグネットの磁極を上記
搬送用マグネットローラの外周における周方向の一部に
有するように設けられ、搬送用マグネットローラにおけ
るマグネットの磁極を上記搬送用マグネットローラの軸
と同軸上にて回動させる駆動手段が、他の現像槽と近接
した位置に前記内壁を有する現像槽に設けられ、上記駆
動手段を備えた現像槽が現像状態にあるときには、上記
マグネットの磁極が前記内壁に向かうように駆動手段を
作動させる一方、上記現像槽が現像状態にないときに
は、上記マグネットの磁極が上記内壁に対して背向する
ように駆動手段を作動させる制御手段が設けられている
ことを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成により、駆動手段を備えた現像槽が現像状
態になったときには、搬送用マグネットローラの外周の
周方向の一部にマグネットの磁極が形成され、かつ、上
記磁極が搬送用マグネットローラの軸と同軸上にて回動
するように設けられているから、制御手段の制御によっ
て駆動手段が作動し、現像用マグネットローラからの現
像剤の搬送経路となる搬送用マグネットローラと現像槽
の内壁との間にて搬送用マグネットローラのマグネット
の磁極を上記内壁に向かうように設定することができ
る。それゆえ、上記現像剤は効率よく現像槽内を搬送さ
れる。
一方、上記構成では、駆動手段を備えた現像槽が現像
状態でなくなったときには、制御手段の制御によって駆
動手段が作動し、搬送用マグネットローラのマグネット
の磁極を上記内壁に対して背向する、つまり他の現像槽
から遠ざかる位置に位置するように設定することが可能
である。そこで、マグネットの磁極の磁界が他の現像槽
に与える影響を抑制できる。
それゆえ、上記構成では、隣合う他の現像槽が現像状
態になったとしても、現像状態でなくなった現像槽で
は、その磁極が内壁に対して背向しているから、上記現
像槽の搬送用マグネットローラのマグネットの磁極の磁
界の影響によって、現像状態となっている他の現像槽に
おける現像剤の流れが不安定になることが軽減される。
したがって、上記構成では、現像状態にある現像槽の
現像用マグネットローラには安定して現像剤が供給さ
れ、現像用マグネットローラの外面に現像剤の適正な穂
立ちが形成されるので、画像濃度のむらや、トナーの飛
散を確実に防止することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
露光されることにより帯電潜像が形成される帯電ベル
ト11の上面側には、第2図に示すように、現像槽12が設
けられている。現像槽12におけるケーシング13内上部に
は、ミキシングローラ14が設けられ、現像槽12内の現像
剤と、現像槽12の上方に設けられる図示しないトナーホ
ッパから落下したトナーとを混合するようになってい
る。
ミキシングローラ14の下方には、トナーと現像剤とを
撹拌するアジテータ15が設けられている。アジテータ15
には、回動自在のシャッタ部材16が外嵌されている。シ
ャッタ部材16には開口部16a・16aが形成され、シャッタ
部材16が回動することによって現像剤通路17・18を開閉
するようになっている。
アジテータ15の斜め下方には、帯電ベルト11に形成さ
れた帯電潜像をトナーによって現像する現像用マグネッ
トローラ21が設けられている。この現像用マグネットロ
ーラ21は、外周に5つの磁極が形成されたマグネット22
と、マグネット22に外嵌された回動自在のスリーブ23と
から成っている。スリーブ23は、図示しないモータの作
動によって回転し、現像剤通路18から送られる現像剤を
帯電ベルト11の近傍に搬送するようになっている。
また、前記ケーシング12の底部における現像用マグネ
ットローラ21近傍には、開口部13aが形成されている。
この開口部13aにおける現像剤通路18側は、トナーセン
サ25を備えた底板24によって覆われている。底板24の現
像用マグネットローラ21側端部には、ドクタ部24aが形
成され、現像用マグネットローラ21との間の隙間によっ
て、帯電ベルト11の近傍に運ばれる現像剤を整流するよ
うになっている。
現像用マグネットローラ21の上方には、セパレータ26
によって前記シャッタ部材16と隔てられた、現像剤の搬
送用マグネットローラ27が設けられている。この搬送用
マグネットローラ27は、外周の半周部位に3つの磁極が
形成されたマグネット28と、マグネット28に外嵌された
スリーブ29とから成っている。
スリーブ29は、第1図に示すようにモータ31に接続さ
れ、このモータ31に駆動されて回転することにより、現
像を行った後の現像剤を現像用マグネットローラ21から
磁力によって吸引して、ミキシングローラ14の方に搬送
するようになっている。
上記マグネット28、およびスリーブ29の回転軸は、ス
プリングクラッチ32を介して接続されている。このスプ
リングクラッチ32とモータ31とによって、マグネット28
の駆動手段が構成され、モータ31の駆動力が、スリーブ
29、およびスプリングクラッチ32を介してマグネット28
に伝達され、マグネット28を回動させ得るようになって
いる。上記モータ31、およびスプリングクラッチ32は、
共に、制御手段33に接続されている。
一方、現像槽12の側方には、現像槽42が隣接して設け
られている。この現像槽42は、上記現像槽12と同様に、
開口部43aが形成されたケーシング43と、ミキシングロ
ーラ44と、アジテータ45と、開口部46a・46aが形成され
たシャッタ部材46と、マグネット52およびスリーブ53か
ら成る現像用マグネットローラ51と、マグネット58およ
びスリーブ59から成る搬送用マグネットローラ57と、ド
クタ部54aが形成され、トナーセンサ55を備えた底板54
と、セパレータ56とから成っている。
上記の構成において、現像槽12が現像状態になると、
図示しないモータによってミキシングローラ14、アジテ
ータ15、および現像用マグネットローラ21のスリーブ23
が、それぞれ矢印A〜Cで示す方向に回転する。また、
シャッタ部材16が回動して開口部16a・16aが現像剤通路
17・18を開く。
一方、制御手段33の制御によってモータ31、およびス
プリングクラッチ32が作動し、搬送用マグネットローラ
27のスリーブ29が矢印Dで示す方向に回転するととも
に、マグネット28が回動して磁極がセパレータ26と反対
側に位置、つまり搬送用マグネットローラ27が対面する
現像槽12の内壁に向かうように設定される。
そこで、現像剤は、ミキシングローラ14およびアジテ
ータ15によってトナーと混合、撹拌されるとともに現像
剤通路17・18を通って落下する。落下したトナーおよび
現像剤は、現像用マグネットローラ21におけるマグネッ
ト22の磁界に吸引され、スリーブ23の外面に付着する。
スリーブ23の外面に付着したトナーおよび現像剤は、
スリーブ23の回転に伴って移動し、底板24のドクタ部24
aで整流された後、帯電ベルト11の近傍に到る。帯電ベ
ルト11の近傍では、トナーを有する現像剤によって穂立
ちが形成され、帯電ベルト11に形成された帯電潜像が上
記トナーによって現像される。
帯電潜像の現像に用いられた後の現像剤は、さらに、
スリーブ23の回転に伴って移動し、搬送用マグネットロ
ーラ27の直下に到る。搬送用マグネットローラ27の直下
では、上記現像剤は、今度は搬送用マグネットローラ27
におけるマグネット28の磁界によって吸引され、搬送用
マグネットローラ27のスリーブ29の外面に付着する。
上記スリーブ29の外面に付着した現像剤は、上記現像
用マグネットローラ21の場合と同様に、スリーブ29の回
転に伴って搬送される。ここで、搬送用マグネットロー
ラ27におけるマグネット28の磁極は、上記のようにセパ
レータ26と反対側、即ち、現像剤の搬送経路の近傍、つ
まり搬送用マグネットローラ27が対面する現像槽12の内
壁に向かう位置となるように設定されているので、現像
剤は効率よく搬送される。
搬送用マグネットローラ27の上側にまで搬送された現
像剤は、セパレータ26によってスリーブ29から剥ぎ取ら
れ、再度ミキシングローラ14に戻って、再度用いられ、
以下同様の循環を繰り返す。
一方、現像槽12が非現像状態になるときには、第3図
に示すように、シャッタ部材16が回動して現像剤通路17
・18を閉じる。そこで、トナーおよび現像剤は現像用マ
グネットローラ21に到らなくなり、上記現像剤による穂
立ちが形成されなくなる。それゆれ、帯電ベルト11にト
ナーが付着しないようになり、帯電ベルト11に形成され
た帯電潜像は、現像槽12によっては現像されなくなる。
また、このときには、制御手段33の制御によってスプ
リングクラッチ32が作動し、モータ31の駆動力が、搬送
用マグネットローラ27におけるスリーブ29、およびスプ
リングクラッチ32を介してマグネット28に伝達される。
そこで、搬送用マグネットローラ27のマグネット28は
約180°回動し、マグネット28の磁極が、搬送用マグネ
ットローラ27が対面する現像槽12の内壁に対して背向す
る位置、すなわち現像槽42から遠ざかる位置となるよう
に設定される。
それゆえ、現像槽12に隣接する現像槽42が現像状態に
なっても、この現像槽42において、現像槽12の搬送用マ
グネットローラ27におけるマグネット28の磁界の影響に
より、上記現像槽42内の現像剤の搬送が不安定になるこ
とはない。
そこで、現像槽42では、上記現像槽12の場合と同様に
現像剤が循環し、現像用マグネットローラ51には現像剤
が安定して供給される。したがって、現像用マグネット
ローラ51の外面に適正な穂立ちが形成されるので、現像
槽42による現像において、画像濃度のむらや、トナーの
飛散が確実に防止される。
この結果、上記実施例の構成は、現像状態となった各
現像槽12・42における現像剤の搬送をそれぞれ安定化で
きるから、上記各現像槽12・42における画像の形成をそ
れぞれ安定化できるものとなっている。
〔発明の効果〕
本発明に係る電子写真装置の現像装置は、以上のよう
に、帯電潜像を現像するための現像用マグネットローラ
を有する現像槽が複数互いに近接して設けられ、上記現
像用マグネットローラからの現像剤を現像槽の内壁に沿
って搬送するための搬送用マグネットローラの外周にお
ける周方向の一部に設けられたマグネットの磁極を上記
搬送用マグネットローラの軸と同軸上にて回動させる駆
動手段が、他の現像槽と近接した位置に前記内壁を有す
る現像槽に設けられ、上記駆動手段を備えた現像槽が現
像状態にあるときには、上記マグネットの磁極が前記内
壁に向かうように駆動手段を作動させる一方、上記現像
槽が現像状態にないときには、上記マグネットの磁極が
上記内壁に対して背向するように駆動手段を作動させる
制御手段が設けられている構成である。
これにより、上記構成では、駆動手段を備えた現像槽
が現像状態にあるときには、搬送マグネットローラを構
成するマグネットの磁極が、上記搬送マグネットローラ
に対面する現像槽の内壁に向かうように位置しているの
で、上記内壁と対面する搬送マグネットローラの外周上
の磁界を大きくできて、現像剤が搬送マグネットローラ
によって効率よく搬送される。
一方、駆動手段を備えた現像槽が現像状態にないとき
には、搬送用マグネットローラを構成するマグネットの
磁極が、上記内壁に背向するから、他の現像槽から遠ざ
かるように位置しているので、現像状態にある他の現像
槽において、上記磁極の磁界の影響により現像剤の流れ
を不安定になることが上記構成では軽減できる。
したがって、上記構成では、現像状態にある各現像槽
の現像用マグネットローラには安定して現像剤がそれぞ
れ供給できて、現像用マグネットローラの外面に適正な
穂立ちがそれぞれ形成されるので、画像濃度のむらや、
トナーの飛散を確実に防止することができ、各現像槽に
おける画像の形成をそれぞれ安定化できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図はマグネットローラ、駆動手段、および制
御手段の関係を示すブロック図、第2図、および第3図
はそれぞれ現像槽の構造を示す断面正面図である。 11は帯電ベルト、12・42は現像槽、21・51は現像用マグ
ネットローラ、27・57は搬送用マグネットローラ、22・
28・52・58はマグネット、31はモータ(駆動手段)、32
はスプリングクラッチ(駆動手段)、33は制御手段であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁力によって搬送される現像剤を用いて、
    帯電潜像を順次現像するための現像槽が、複数、互いに
    近接して設けられている電子写真装置の現像装置におい
    て、 帯電潜像を現像する現像用マグネットローラが、上記現
    像剤を上記現像用マグネットローラの周方向に沿って搬
    送するように設けられ、 上記現像用マグネットローラからの現像剤を再度用いる
    ために、現像槽の内壁に沿って上記現像剤を磁力によっ
    て搬送する搬送用マグネットローラが、上記磁力を発生
    するマグネットの磁極を上記搬送用マグネットローラの
    外周における周方向の一部に有するように設けられ、 搬送用マグネットローラにおけるマグネットの磁極を上
    記搬送用マグネットローラの軸と同軸上にて回動させる
    駆動手段が、他の現像槽と近接した位置に前記内壁を有
    する現像槽に設けられ、 上記駆動手段を備えた現像槽が現像状態にあるときに
    は、上記マグネットの磁極が前記内壁に向かうように駆
    動手段を作動させる一方、上記現像槽が現像状態にない
    ときには、上記マグネットの磁極が上記内壁に対して背
    向するように駆動手段を作動させる制御手段が設けられ
    ていることを特徴とする電子写真装置の現像装置。
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