JPH087596A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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Publication number
JPH087596A
JPH087596A JP6142694A JP14269494A JPH087596A JP H087596 A JPH087596 A JP H087596A JP 6142694 A JP6142694 A JP 6142694A JP 14269494 A JP14269494 A JP 14269494A JP H087596 A JPH087596 A JP H087596A
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JP6142694A
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Naoharu Shinozaki
直治 篠崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】2つの半導体メモリのそれぞれのメモリセルア
レイの正常な部分を組み合わせて、1つの半導体メモリ
を再生できる、経済的で新規な技術の提供。 【構成】カラムアドレス信号を取り込んで相補カラムア
ドレス信号を出力するカラムアドレスバッファと、ロウ
アドレス信号を取り込んで相補ロウアドレス信号を出力
するロウアドレスバッファと、前記相補カラムアドレス
信号をデコードしてメモリセルアレイの1つのカラムを
選択するカラムデコーダと、前記相補ロウアドレス信号
をデコードしてメモリセルアレイの1つのロウを選択す
るロウデコーダとを具備する半導体メモリにおいて、前
記相補カラムアドレス信号または前記相補ロウアドレス
信号の各相補ビット対のうち、最大の重み値を有する特
定の相補ビット対の一方のビットの論理を所定論理に固
定可能な論理固定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリの欠陥救
済技術に関し、特に、不良と判定された2個の半導体メ
モリの正常部分を使って1個の半導体メモリを再生する
新規で経済的な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、メモリセルアレイのような繰り
返しを多く含む回路部分では、あらかじめ同一構成の回
路(以下「冗長回路」と言う)を作り込んでおき、欠陥
部分のアドレスをプログラムして、実際のアドレスがそ
の欠陥アドレスと一致したときに、欠陥部分の代わりに
冗長回路を置換使用するという欠陥救済策が採られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
一般的な従来技術にあっては、欠陥部分を冗長回路で置
き換えるものであったため、救済可能な欠陥の最大数が
冗長回路の規模や数で決まってしまい、たとえば、最大
数を超えた欠陥を含むメモリセルアレイの場合で、その
欠陥部分がメモリセルアレイの一部の領域に集中してい
る場合、言い換えればメモリセルアレイの大部分が正常
な場合であっても、そのチップ全体を不良品として破棄
せざるを得ないという問題点があった。
【0004】図10は、問題点を説明する図であり、同
図(a)は良品として処理される場合、同図(b)は不
良品として処理される場合を表している。簡単化のため
に、冗長回路(冗長メモリセルアレイ1)は、メモリセ
ルアレイ2の1つのカラム(またはロウ;以下「カラ
ム」で代表)を救済できる規模としてある。図におい
て、欠陥(×印)を含むカラムの数が冗長回路1の規模
と同一(本例では1つ)の場合には、このカラムを冗長
回路1と置換するだけで欠陥を救済できる。しかし、欠
陥を含むカラムの数が冗長回路1の規模を越える(たと
えば2つまたは2つ以上)場合には、冗長回路1の規模
に相当するカラム(本例では1カラム)しか救済でき
ず、他の欠陥カラムが救済不可となってしまうから、不
本意ながら、不良品として処理せざるを得ない。
【0005】こうした不具合に対する手っ取り早い対策
は、冗長回路1の規模を増やすことであるが、メモリセ
ルアレイ2の欠陥数は常に多いとは限らないから、冗長
回路1のむやみな規模増大はコスト的な不利を招くだけ
であり、根本的な解決策とはなり得ない。
【0006】
【目的】そこで、本発明の目的は、2つの半導体メモリ
のそれぞれのメモリセルアレイの正常な部分を組み合わ
せて、1つの半導体メモリを再生できる、経済的で新規
な技術の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
カラムアドレス信号を取り込んで相補カラムアドレス信
号を出力するカラムアドレスバッファと、ロウアドレス
信号を取り込んで相補ロウアドレス信号を出力するロウ
アドレスバッファと、前記相補カラムアドレス信号をデ
コードしてメモリセルアレイの1つのカラムを選択する
カラムデコーダと、前記相補ロウアドレス信号をデコー
ドしてメモリセルアレイの1つのロウを選択するロウデ
コーダとを具備する半導体メモリにおいて、前記相補カ
ラムアドレス信号または前記相補ロウアドレス信号の各
相補ビット対のうち、最大の重み値を有する特定の相補
ビット対の一方のビットの論理を所定論理に固定可能な
論理固定手段を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記相補カラムアドレス信号または前記相
補ロウアドレス信号の各相補ビット対のうち、最大の重
み値を有する特定の相補ビット対の各ビットの論理を交
換可能な論理交換手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】メモリセルアレイの特定のカラムと特定のロウ
の交点の指定(番地の指定)は、カラムアドレス信号と
ロウアドレス信号の組み合わせで行われる。特定のカラ
ムはカラムアドレス信号の値で、また、特定のロウはロ
ウアドレス信号の値で決まる。
【0010】ここで、カラム(またはロウ;以下カラム
で代表)の数を便宜的に、C0 からC7 までの8本と仮
定すると、この中の1本を特定するには、8=23 であ
るから、カラムアドレス信号のビット数は少なくとも3
ビットになる。最上位のビット(MSB:Most Signifi
cant Bit)を符号B0 で、次位のビットを符号B1 で、
また、最下位のビット(LSB:Least Significant Bi
t )を符号B2 で表すことにすると、B0 (及びその逆
相信号)は8本のカラムの1/2(C0 〜C3またはC
4 〜C7 )を指定するために用いられ、B1 (及びその
逆相信号)はさらにその半分すなわち1/4(C0 とC
1 、C2 とC3 、C4 とC5 またはC6とC7 )を指定
するために用いられ、B2 (及びその逆相信号)はさら
にその半分すなわち1/8(C0 、C1 、C2 、C3
4 、C5 、C6 またはC7 )を指定するために用いら
れる。
【0011】今、たとえば、カラムのC4 に欠陥があっ
たとすると、このC4 は、8本のカラムの半分のグルー
プ(便宜的にGA1)に含まれる。言い換えれば、残り半
分のグループ(便宜的にGB1)は正常であるから、この
B1と同グループ(便宜的にGB2)に欠陥を含む他の半
導体メモリ、言い換えればGA1と同グループ(便宜的に
A2)が正常な半導体メモリと組み合わせが可能であれ
ば、互いの正常なグループ(GB1、GA2)を使って1つ
の半導体メモリを再生できる。
【0012】これには、2つの半導体メモリ間でアドレ
ス信号を共有すればよく、且つ、それぞれの半導体メモ
リの不良グループを特定するアドレスビット(B0 また
はその逆相信号)を所定論理に固定すればよい。所定論
理は、もちろん当該不良グループを非選択とするための
論理であり、それぞれの半導体メモリの仕様から決まる
ハイレベルまたはローレベルの論理である。
【0013】したがって、請求項1記載の発明では、相
補カラムアドレス信号または相補ロウアドレス信号の各
相補ビット対のうち、最大の重み値を有する特定の相補
ビット対の一方のビット(上記例では、B0 またはその
逆相信号)の論理を所定論理に固定可能であるから、当
該一方のビットと不良グループ(上記例ではGA1)とを
対応させることにより、この不良グループを恒久的な非
選択状態とすることができ、見かけ上、当該不良グルー
プを構成から取り除くことができる。その結果、残され
た正常なグループ(上記例ではGB1)と、このグループ
とは逆のグループ(上記例ではGA2)が正常な他の半導
体メモリとの組み合わせが可能となり、2つの半導体メ
モリを組み合わせて1つの半導体メモリを再生できるよ
うになる。
【0014】ところで、請求項1記載の発明は、異なる
グループ同士の組み合わせを対象としたもので、同一の
グループ同士の組み合わせは考えていない。しかし、常
に異なるグループ同士の組み合わせばかりとは言えない
から、組み合わせの自在性という点で不十分である。請
求項2記載の発明では、上記最大の重み値を有する特定
の相補ビット対の一方のビット(不良グループの指定ビ
ット)の論理固定に加え、同特定の相補ビット対の各ビ
ットの論理を交換可能にしている。これによれば、正常
グループがたとえば上記例のGB1であった場合、論理交
換によって、このGB1を仮想的にGA1として取り扱うこ
とができる。したがって、たとえばGB1(仮想的に
A1)とG B2の組み合わせのように、同一のグループ同
士の組み合わせが可能となり、再生の自在性を高めるこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図7は本発明に係る半導体メモリの第1実
施例を示す図である。図1において、11はロウ(行)
アドレス信号を取り込むロウアドレスバッファ、12は
ロウアドレス信号をデコードしてメモリセルアレイ13
のロウを選択するロウデコーダ、14はカラム(列)ア
ドレス信号を取り込むカラムアドレスバッファ、15は
カラムアドレス信号をデコードしてメモリセルアレイ1
3のカラムを選択するカラムデコーダである。ここで、
16は冗長ロウデコーダ、17は冗長カラムデコーダ、
18は冗長ロウ、19は冗長カラムであり、これらの冗
長ロウデコーダ16、冗長カラムデコーダ17、冗長ロ
ウ18及び冗長カラム19は、一体として冗長回路20
を構成している。
【0016】なお、本発明の意図するところは、2つの
半導体メモリのそれぞれのメモリセルアレイ13の正常
な部分を組み合わせて1つの半導体メモリを再生すると
いう点にあり、この点において、冗長回路20は必須の
要件ではない。冗長回路20による欠陥救済がなくて
も、その欠陥がメモリセルアレイ13の一部または偏っ
た領域に集中していれば、そのメモリセルアレイ13の
大部分が使用可能であるからである。
【0017】ちなみに、冗長回路20の動作は以下のと
おりである。カラムアドレスバッファ14の出力(相補
カラムアドレス信号)は、カラムデコーダ15と冗長カ
ラムデコーダ17に入力されている。入力されたアドレ
スが冗長カラムデコーダ17にプログラムされている欠
陥カラムアドレスに一致すると、冗長カラム19が選択
され、同時に、所定の信号(NEDC )によってカラム
デコーダ15が非活性化されて欠陥カラムの置換が行わ
れる。ロウの救済も同様で、ロウアドレスバッファ11
の出力(相補ロウアドレス信号)は、ロウデコーダ12
と冗長ロウデコーダ16に入力されている。入力された
アドレスが冗長ロウデコーダ16にプログラムされてい
る欠陥ロウアドレスに一致すると、冗長ロウ18が選択
され、同時に、所定の信号(NEDR )によってロウデ
コーダ12が非活性化されて欠陥ロウの置換が行われ
る。
【0018】ここで、本実施例の特徴は、ロウアドレス
バッファ11の出力(相補ロウアドレス信号)の最上位
ビットの論理を操作するロウ側の論理操作回路21と、
カラムアドレスバッファ14の出力(相補カラムアドレ
ス信号)の最上位ビットの論理を操作するカラム側の論
理操作回路22とを備えた点にある。ただし、これら2
つの論理操作回路21、22は、その双方を具備するこ
とがベストモードであるが、いずれか一方だけでもかま
わない。たとえば、メモリセルアレイ13の正常部分の
区分けをロウ単位で行う場合にはロウ側の論理操作回路
21があればよく、または、カラム単位で行う場合には
カラム側の論理操作回路22があればよい。
【0019】図2は、説明の簡単化のために、アドレス
構成をA0 〜A2 (ただしA0 :MSB、A2 :LS
B)の3ビットとした場合のロウアドレスバッファ1
1、ロウ側の論理操作回路21及びロウデコード12を
含む要部構成図である。なお、カラム側の該当部分の構
成もこれとほぼ同等であり、適宜にロウをカラムと読み
換えればよい。
【0020】ロウアドレスバッファ11は、ロウアドレ
ス信号の各ビットA0 〜A2 を同相で出力する他、各ビ
ットA0 〜A2 の逆相信号A0X〜A2X(添字のXは逆相
であることを表している)を生成するための反転バッフ
ァゲート110 〜112 を備えている。要するに、ロウ
アドレスバッファ11は、A0 とA0X、A1 とA1X、A
2 とA2Xといった3組の相補ビット対からなる相補ロウ
アドレス信号を出力するものである。
【0021】ロウデコーダ12は、3ビットのアドレス
信号で表現できる23 =8個のアンドゲート120 〜1
7 を備えており、それぞれのアンドゲート120 〜1
7には、相補アドレス信号のビットの組み合わせが入
力されている。論理操作回路21によって論理操作され
た(または論理操作されなかった)ビットA0 (便宜的
にダッシュ付きのA0 ′で表す)は、上半分の4つのア
ンドゲート127 〜124 に入力され、論理操作回路2
1によって論理操作された(または論理操作されなかっ
た)ビットA0X(便宜的にダッシュ付きのA0X′で表
す)は、下半分の4つのアンドゲート123 〜120
入力され、ビットA1 は下から1番目、3番目、5番目
及び7番目のアンドゲート121 、123 、125、1
7 に入力され、ビットA1Xは下から0番目、2番目、
4番目及び6番目のアンドゲート120 、122 、12
4 、126 に入力され、ビットA2 は下から2番目、3
番目、6番目及び7番目のアンドゲート122 、1
3 、126 、127 に入力され、ビットA2Xは下から
0番目、1番目、4番目及び5番目のアンドゲート12
0 、121 、124 、125 に入力されており、結局、
各アンドゲート120 〜127 には、それぞれ異なる組
み合わせの3つの信号が入力されている。
【0022】各アンドゲート120 〜127 の出力に
は、図示を略したメモリセルアレイの8本のロウR0
7 がそれぞれ接続されており、3つの入力信号のすべ
てがハイレベルとなった任意の1つのアンドゲートにつ
ながる1つのロウが活性化(選択)されるようになって
いる。図3は、ロウ側の論理操作回路21の具体的な構
成図である。この論理操作回路21は、相補ロウアドレ
ス信号の各相補ビット対のうち、最大の重み値を有する
特定の相補ビット対(ここではA0 とA0Xの相補ビット
対)の各ビットの論理を操作する同一構成の2つの回路
21a、21bからなっている。ビットA0 の論理を操
作する第1の回路21aを代表に説明すると、ヒューズ
切断等のプログラムによってハイレベルとなる第1のプ
ログラム信号P1 を出力するプログラム部30aと、第
1のプログラム信号P1 を段ごとに反転させながら伝達
する3段のインバータゲート31a、32a、33a
と、2段目のインバータゲート32aの出力(P1 と同
相の信号)の論理に応答してオンオフするトランスファ
ゲート34a及びnMOS35aとを備えている。な
お、第2の回路21bについては、第1の回路21aと
同一の回路要素に同一の符号(ただし添字bで識別)を
付してある。
【0023】トランスファゲート34a/34bは、プ
ログラム信号P1 /P2 がローレベルのとき(非プログ
ラム状態のとき)にオンとなり、ビットA0 /A0Xをそ
のままの論理で通過(A0 →A0 ′/A0X→A0X′)さ
せるが、プログラム信号P1/P2 がハイレベルのとき
(プログラム状態のとき)には、オフとなってビットA
0 /A0Xの通過を完全に阻止する。一方、nMOS35
a/35bは、プログラム信号P1 /P2 がローレベル
のとき(非プログラム状態のとき)には、オフとなって
なんの影響も与えないが、プログラム信号P1 /P2
ハイレベルのとき(プログラム状態のとき)には、オン
となってビットA0 ′/A0X′の論理を接地電位(ロー
レベル)に固定する。
【0024】したがって、第1の回路21a及び第2の
回路21bは、相補ロウアドレス信号の各相補ビット対
のうち、最大の重み値を有する特定の相補ビット対(こ
こではA0 とA0Xのビット対)のそれぞれのビットを、
プログラム信号P1 /P2 の状態に応じてそのまま通過
させたり、ローレベルに固定したりすることができるも
のであり、本発明の要旨に記載の論理固定手段に相当す
るものである。
【0025】なお、図4は、プログラム部30a、30
bに共通の構成図であり、電源VCCと接地電位との間
に、pMOS40、第1のヒューズ41、第2のヒュー
ズ42及びnMOS43を直列に接続して構成したもの
である。pMOS40とnMOS43のゲートは接地電
位につながっており、第1のヒューズ41を切断すると
プログラム信号P1 /P2 が接地電位(ローレベル)と
なり、第2のヒューズ42を切断すると同プログラム信
号P1 /P2 が電源電位(ハイレベル)となる。本実施
例では、第2のヒューズ42を切断することを「プログ
ラムする」と言う。
【0026】以上のような構成において、第1の回路2
1a及び第2の回路21bのいずれもプログラム状態に
ないと仮定する。この場合、A0 →A0 ′且つA0X→A
0X′であり、ロウデコーダ12には、相補ロウアドレス
信号の各相補ビット対がそのままの論理で入力されてい
る。今、ロウアドレス信号A0 、A1 、A2 の組み合わ
せを[000(2) ](10進表記で0)とすると、各相
補ビット対の論理は、次表1のとおりとなる。
【0027】 これらのビットのうち、ハイレベルの3つのビット(A
0X、A1X、A2X)が入力しているアンドゲートは、図2
において、0番目のアンドゲート120 である。したが
って、この場合の選択ロウは、0番目のR0 となる。
【0028】ここで、ロウアドレス信号のMSB
(A0 )だけを反転させるみる。この場合のロウアドレ
ス信号A0 、A1 、A2 の組み合わせは[100(2)
(10進表記で4)となり、各相補ビット対の論理は、
次表2のとおりとなる。 これらのビットのうち、ハイレベルの3つのビット(A
0 、A1X、A2X)が入力しているアンドゲートは、図2
において、4番目のアンドゲート124 である。したが
って、この場合の選択ロウは、4番目のR4 となる。
【0029】これらの2つの場合の比較では、ロウアド
レス信号のMSBの論理を反転させただけで、選択ロウ
が0番目(R0 )から4番目(R4 )へと変化している
ことが認められる。すなわち、ロウアドレス信号のMS
B(A0 )は、0番から3番までのグループと4番から
7番までのグループのいずれかを指定するためのもので
あり、他のビット(A1 、A2 )は、その指定グループ
内でのロウの位置を示すためのものである。
【0030】ここで、論理操作回路21内の2つの回路
21a、21bのいずれか一方、たとえば、第1の回路
21aをプログラム状態にする(第1のプログラム信号
1だけをハイレベルにする)。図3において、ハイレ
ベルのP1 に応答して第1の回路21aのトランスファ
ゲート34aがオフし、同じく、ハイレベルのP1 に応
答して第1の回路21aのnMOS35aがオンする。
したがって、最大の重み値を有する相補ビット対
(A0 、A0X)の一方のビット(本例ではA0 )のトラ
ンスファゲート34aの通過が阻止され、同時に、オン
状態のnMOS35aによって論理操作回路21の1つ
の出力(A0 ′)がローレベルに固定される。
【0031】したがって、上記2つのアドレス信号例
([000(2) ]、[100(2) ])を当てはめてみる
と、それぞれ次表3、4のとおりになる。 (以下余白) ただし、※印はプログラム信号P1 によってローレベル
に固定されていることを表している。
【0032】表3では、A0X、A1X及びA2Xの3つのビ
ットがハイレベルとなっているため、上表1と同様に0
番目のロウR0 が選択されるが、表4では、A1XとA2X
の2つのビットしかハイレベルになっていない。ロウデ
コーダ12の8つのアンドゲート120 〜127 は、い
ずれもハイレベルの信号が3つ揃わないとロウを選択し
ないようになっているから、表4の場合には、いずれの
ロウも非選択状態となり、結局、アドレスを明示的に指
定したにも関わらず、メモリセルアレイに対するアドレ
ッシングは行われない。
【0033】以上の例は、第1のプログラム信号P1
ハイレベルにした場合である。この場合、ロウアドレス
信号のMSB(A0 )がローレベルである限り、他のビ
ット(A1 、A2 )の組み合わせに応じて0番目から3
番目までのロウの1つを選択できるが、ロウアドレス信
号のMSBがハイレベルのときには、他のビットの組み
合わせには関係なく、すべてのロウが選択できなくな
る。要するに、この場合(P1 =ハイレベル)には、0
番目から3番目までのロウだけが選択可能で、残りの4
番目から7番目までのロウは完全な選択禁止状態にな
る。
【0034】一方、第2のプログラム信号P2 をハイレ
ベルにした場合には、上記とは逆に、ロウアドレス信号
のMSB(A0 )がハイレベルである限り、他のビット
(A 1 、A2 )の組み合わせに応じて4番目から7番目
までのロウの1つを選択できるが、ロウアドレス信号の
MSBがローレベルのときには、他のビットの組み合わ
せには関係なく、すべてのロウが選択できなくなる。要
するに、この場合(P 2 =ハイレベル)には、4番目か
ら7番目までのロウだけが選択可能で、残りの0番目か
ら3番目までのロウは完全な選択禁止状態になる。
【0035】図5は、かかる選択区分を概念的に示す図
であり、実線で囲った枠は半導体メモリの記憶空間をイ
メージしている。枠は破線で上下に2等分されており、
下半分は0番目から3番目までのロウを含む領域(以下
「領域A」と言う)、上半分は4番目から7番目までの
ロウを含む領域(以下「領域B」と言う)である。第1
のプログラム信号P1 をハイレベルにすると、領域Bが
選択禁止になり、一方、第2のプログラム信号P2 をハ
イレベルにすると、領域Aが選択禁止になる。
【0036】今、図6に示すように、異なる領域に欠陥
を含む同一種類の2つの半導体メモリを想定する。図6
において、第1の半導体メモリ50は領域Aが不良であ
り、第2の半導メモリ51は領域Bが不良である。言い
換えれば、第1の半導体メモリ50は領域Bが正常であ
り、第2の半導体メモリ51は領域Aが正常である。第
1の半導体メモリ50については、不良の領域Aを選択
禁止にするために、第2のプログラム信号P2 をハイレ
ベルにする。一方、第2の半導体メモリ51について
は、不良の領域Bを選択禁止にするために、第1のプロ
グラム信号P1をハイレベルにする。そして、これらの
2つの半導体メモリ50、51を組み合わせて、アドレ
ス信号を共通化すれば、たとえば、ロウアドレス信号を
[000 (2) ]とした場合には、第2の半導体メモリ5
1の領域Aの0番目のロウが選択され、または、ロウア
ドレス信号を[100(2) ]とした場合には、第1の半
導体メモリ50の領域Bの4番目のロウが選択されるか
ら、見かけ上、正常な製品と全く変わらない再生品を提
供できる。
【0037】図7は、再生品のパッケージ例である。図
7(a)は、第1の半導体メモリ50と第2の半導体メ
モリ51を積み重ね、それぞれのリード50a、51a
を半田付け等して共通化した簡単な例である。特別な工
夫を要しない点で好ましいが、見栄えが悪く、明らかに
再生品であることがわかってしまうから、自社内での使
用に留めざるを得ず、大量に再生して半導体メモリ全体
のコストダウンを図るという効果をそれほど期待するこ
とはできない。これに対して、図7(b)は、第1の半
導体メモリと第2の半導体メモリとをチップ段階で組み
合わせ、その後にパッケージングする例であり、外観的
には、通常の製品との区別が全くつかないから、社外へ
の販売も可能であり、半導体メモリ全体のコストダウン
を図るという効果を大いに期待できる。ちなみに、図7
(b)の例は、スタックドパッケージ(略称:SCP)
と呼ばれる公知のパッケージング技術を応用したもので
ある。この技術は、裏面同士を添わせた(または接着し
た)2つのチップ60、61のパッドにリードフレーム
62、63をとりつけた後、パッケージ64で封止する
というもので、集積回路の大規模化に貢献する技術の一
つである。
【0038】図8〜図9は本発明に係る半導体メモリの
第2実施例を示す図であり、上記第1実施例の改良例で
ある。上記第1実施例では、図6に示すように、異なる
領域同士を組み合わせて1つの半導体メモリを再生でき
るが、同一の領域同士を組み合わせることができない。
【0039】そこで、本第2実施例では、上記第1実施
例の欠点をなくすため図8に示すように、相補ロウアド
レス信号(または相補かラムアドレス信号)の各相補ビ
ット対のうち、最大の重み値を有する特定の相補ビット
(例では第1実施例と同じA 0 、A0X)の各ビットの論
理を交換可能な論理交換回路(論理交換手段)70を備
えるようにしている。
【0040】この論理交換回路70は、第1実施例のロ
ウアドレスバッファ11とロウ側の論理操作回路21と
の間(カラム側にあってはカラムアドレスバッファ14
とカラム側の論理操作回路22との間)に挿入される。
その構成は、ヒューズ切断等のプログラムによってハイ
レベルとなる第3のプログラム信号P3 を出力するプロ
グラム部71と、第3のプログラム信号P3 を段ごとに
反転させながら伝達する3段のインバータゲート72、
73、74と、2段目のインバータゲート73の出力
(P3 と同相の信号)の論理に応答して相補的にオンオ
フ(一方がオンなら他方はオフ)する一対のトランスフ
ァゲート75、76と、同じくP3 と同相の信号の論理
に応答して相補的にオンオフする一対のトランスファゲ
ート77、78とを備えるというものである。
【0041】プログラム信号P3 がローレベルのとき
(非プログラム状態のとき)、トランスファゲート7
5、78がオン、トランスファゲート76、77がオフ
となり、ビットA0 、A0Xはそのまま通過する。この場
合には、図3の論理操作回路21の第1の回路21aに
はビットA0 が、また、第2の回路21bにビットA0X
が入力されるから、上記第1実施例と同一の動作が行わ
れる。
【0042】一方、プログラム信号P3 がハイレベルに
なると(プログラム状態になると)、トランスファゲー
ト75、78がオフ、トランスファゲート76、77が
オンとなり、ビットA0 、A0Xはそれぞれ行き先を交換
して出力される。この場合には、上記第1実施例とは逆
に、図3の論理操作回路21の第1の回路21aにはビ
ットA0Xが、また、第2の回路21bにビットA0 が入
力される。
【0043】今、図9に示すように、同一領域に欠陥を
含む同種の2つの半導体メモリを想定する。図9におい
て、第1の半導体メモリ80と第2の半導メモリ81は
共に領域Bが不良である。言い換えれば、第1の半導体
メモリ80と第2の半導体メモリ81は共に領域Aが正
常である。たとえば、第1の半導体メモリ80の第3の
プログラム信号P3 をハイレベルにすると、この第1の
半導体メモリ80の内部では、相補ビット対(A0 、A
0X)の論理が交換され、これによって、領域A、Bの配
置が仮想的に入れ替えられる。
【0044】したがって、たとえば、ロウアドレス信号
を[000(2) ]とした場合には、第2の半導体メモリ
81の領域Aの0番目のロウが選択され、または、ロウ
アドレス信号を[100(2) ]とした場合には、第1の
半導体メモリ80の仮想領域のB(物理領域ではA)の
4番目のロウが選択されるから、同一の領域を組み合せ
た場合でも、見かけ上、正常な製品と全く変わらない再
生品を提供できるようになる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、相補カラ
ムアドレス信号または相補ロウアドレス信号の各相補ビ
ット対のうち、最大の重み値を有する特定の相補ビット
対の一方のビットの論理を所定論理に固定可能であるか
ら、当該一方のビットと不良のロウまたはカラムグルー
プとを対応させることにより、この不良グループを恒久
的な非選択状態とすることができ、見かけ上、当該不良
グループを構成から取り除くことができる。その結果、
残された正常なグループと、このグループとは逆のグル
ープが正常な他の半導体メモリとの組み合わせが可能と
なり、2つの半導体メモリを組み合わせて1つの半導体
メモリを再生できるようになる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、同一のアドレス領域に属するグ
ループ同士の場合でも支障なく組み合わせることがで
き、組み合わせの制限を取り除いて、再生の自在性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半導体メモリの要部ブロック図で
ある。
【図2】第1実施例のロウアドレスバッファ、論理操作
回路及びロウデコーダを含む構成図である。
【図3】第1実施例の論理操作回路の構成図である。
【図4】第1実施例のプログラム部の構成図である。
【図5】第1実施例の選択区分を概念的に示す図であ
る。
【図6】第1実施例の再生イメージ図である。
【図7】第1実施例の再生品の外観又は構造図である。
【図8】第2実施例の論理交換回路の構成図である。
【図9】第2実施例の再生イメージ図である。
【図10】従来の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
0 〜A2 :カラム(又はロウ)アドレス信号 A0 、A0X、A1 、A1X、A2 、A2X:相補カラム(又
はロウ)アドレス信号 11:ロウアドレスバッファ 12:ロウデコーダ 13:メモリセルアレイ 14:カラムアドレスバッファ 15:カラムデコーダ 21a:第1の回路(論理固定手段) 21b:第2の回路(論理固定手段) 70:論理交換回路(論理交換手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラムアドレス信号を取り込んで相補カラ
    ムアドレス信号を出力するカラムアドレスバッファと、 ロウアドレス信号を取り込んで相補ロウアドレス信号を
    出力するロウアドレスバッファと、 前記相補カラムアドレス信号をデコードしてメモリセル
    アレイの1つのカラムを選択するカラムデコーダと、 前記相補ロウアドレス信号をデコードしてメモリセルア
    レイの1つのロウを選択するロウデコーダとを具備する
    半導体メモリにおいて、 前記相補カラムアドレス信号または前記相補ロウアドレ
    ス信号の各相補ビット対のうち、最大の重み値を有する
    特定の相補ビット対の一方のビットの論理を所定論理に
    固定可能な論理固定手段を備えたことを特徴とする半導
    体メモリ。
  2. 【請求項2】前記相補カラムアドレス信号または前記相
    補ロウアドレス信号の各相補ビット対のうち、最大の重
    み値を有する特定の相補ビット対の各ビットの論理を交
    換可能な論理交換手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の半導体メモリ。
JP6142694A 1994-06-24 1994-06-24 半導体メモリ Withdrawn JPH087596A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100269597B1 (ko) * 1997-05-29 2000-10-16 김영환 반도체 메모리
JP2011054263A (ja) * 2009-08-12 2011-03-17 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd メモリエラーと冗長
US9042191B2 (en) 2009-08-12 2015-05-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Self-repairing memory

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