JPH0875974A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JPH0875974A JPH0875974A JP20854694A JP20854694A JPH0875974A JP H0875974 A JPH0875974 A JP H0875974A JP 20854694 A JP20854694 A JP 20854694A JP 20854694 A JP20854694 A JP 20854694A JP H0875974 A JPH0875974 A JP H0875974A
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- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- lens holding
- lens
- magnet
- guide shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な部品構成で基準ガイド軸および回転規
制ガイド軸の相互における嵌合ガタに起因するレンズ保
持枠全体のガタが抑えられ、レンズ保持枠の進退作動中
の「揺れ」を防止するレンズ鏡筒を提供する。 【構成】 光軸方向に沿って延びる基準ガイド軸2に嵌
合すると共に、基準ガイド軸2と平行な回転規制ガイド
軸3に係合するレンズ保持枠1の側面一部にマグネット
5を貼着し、このマグネット5に対して、該レンズ保持
枠1の進退作動範囲における鏡筒6の内側面に帯状の磁
性部材4を一定の間隔を保持して対向配置し、マグネッ
ト5の磁性部材4に対する吸引力の作用で、レンズ保持
枠1を基準ガイド軸4と回転規制ガイド軸3に同時に当
接させて嵌合ガタを除く。
制ガイド軸の相互における嵌合ガタに起因するレンズ保
持枠全体のガタが抑えられ、レンズ保持枠の進退作動中
の「揺れ」を防止するレンズ鏡筒を提供する。 【構成】 光軸方向に沿って延びる基準ガイド軸2に嵌
合すると共に、基準ガイド軸2と平行な回転規制ガイド
軸3に係合するレンズ保持枠1の側面一部にマグネット
5を貼着し、このマグネット5に対して、該レンズ保持
枠1の進退作動範囲における鏡筒6の内側面に帯状の磁
性部材4を一定の間隔を保持して対向配置し、マグネッ
ト5の磁性部材4に対する吸引力の作用で、レンズ保持
枠1を基準ガイド軸4と回転規制ガイド軸3に同時に当
接させて嵌合ガタを除く。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチールカメラやビデ
オカメラ等のレンズ鏡筒に係り、特に鏡筒内レンズの鏡
枠をガタなく移動させる機構に関するものである。
オカメラ等のレンズ鏡筒に係り、特に鏡筒内レンズの鏡
枠をガタなく移動させる機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラレンズ等に於いて
は、高倍率で且つコンパクトなレンズが要求されてお
り、光学性能を保障するためにレンズ鏡筒やレンズ鏡枠
等への高精度化の要求がなされている。
は、高倍率で且つコンパクトなレンズが要求されてお
り、光学性能を保障するためにレンズ鏡筒やレンズ鏡枠
等への高精度化の要求がなされている。
【0003】レンズ光軸と平行に設けられたガイド部材
にガイドされて光軸と平行に進退可能とする鏡枠は、該
ガイド部材に対する嵌合ガタによる進退作動中の「揺
れ」を防ぐために、該ガイド部材との嵌合ガタを極力詰
めることにより、鏡枠に保持されるレンズ群の光軸と鏡
筒の光軸との位置精度を高める方法が一般的である。
にガイドされて光軸と平行に進退可能とする鏡枠は、該
ガイド部材に対する嵌合ガタによる進退作動中の「揺
れ」を防ぐために、該ガイド部材との嵌合ガタを極力詰
めることにより、鏡枠に保持されるレンズ群の光軸と鏡
筒の光軸との位置精度を高める方法が一般的である。
【0004】このような従来例として、実開平5−90
418号公報がある。これは図7に示すように、レンズ
群55を有するレンズ保持枠1(鏡枠)は、磁性材料で
形成されるガイド部材である基準ガイド軸64と回転規
制ガイド軸63にガイドされ、光軸方向に摺動自在に支
持される。基準ガイド軸64は、レンズ保持枠1のガイ
ド部材1aの光軸方向両端部に形成された二つのガイド
孔1b(不図示),1cに嵌入されている。そして、ガ
イド孔1b,1cの上部には光軸方向に沿って対向する
二つのマグネット2a,2bが埋設されており、マグネ
ット2a,2bの吸引力によりレンズ保持枠1は、光軸
中心から基準ガイド軸に向かう方向に対して発生するバ
イアス力により常時付勢されている。
418号公報がある。これは図7に示すように、レンズ
群55を有するレンズ保持枠1(鏡枠)は、磁性材料で
形成されるガイド部材である基準ガイド軸64と回転規
制ガイド軸63にガイドされ、光軸方向に摺動自在に支
持される。基準ガイド軸64は、レンズ保持枠1のガイ
ド部材1aの光軸方向両端部に形成された二つのガイド
孔1b(不図示),1cに嵌入されている。そして、ガ
イド孔1b,1cの上部には光軸方向に沿って対向する
二つのマグネット2a,2bが埋設されており、マグネ
ット2a,2bの吸引力によりレンズ保持枠1は、光軸
中心から基準ガイド軸に向かう方向に対して発生するバ
イアス力により常時付勢されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
ではレンズ光軸と平行に設けられたガイド部材にガイド
されて光軸と平行に進退可能に設けられたレンズ保持枠
1と上記ガイド部材である基準ガイド軸64との嵌合ガ
タによる、上記レンズ保持枠1の進退作動中の「揺れ」
を防ぐためには極力嵌合ガタを詰める必要がある。
ではレンズ光軸と平行に設けられたガイド部材にガイド
されて光軸と平行に進退可能に設けられたレンズ保持枠
1と上記ガイド部材である基準ガイド軸64との嵌合ガ
タによる、上記レンズ保持枠1の進退作動中の「揺れ」
を防ぐためには極力嵌合ガタを詰める必要がある。
【0006】実開平5−90418号公報に記載されて
いるようにレンズ保持枠1は、磁性材料で形成される基
準ガイド軸64と回転規制ガイド軸63にガイドされ、
光軸方向に移動自在に支持され、基準ガイド軸64は、
二つのガイド孔1b,1cに嵌入されている。そして、
ガイド孔1b,1cの上部には二つのマグネット2a,
2bが埋設されており、マグネット2a,2bの吸引力
により前記レンズ保持枠1は、図7中上方向に向けて常
時バイアス力が発生し、基準ガイド軸64に向けて付勢
されるように構成されているため、部品精度の向上によ
り嵌合ガタを詰めていく方法では、温度条件を含めた作
動保障をするために限界があり、嵌合ガタを零にするこ
とは出来ないので、鏡枠の進退作動中の「揺れ」は完全
には防止出来ない。
いるようにレンズ保持枠1は、磁性材料で形成される基
準ガイド軸64と回転規制ガイド軸63にガイドされ、
光軸方向に移動自在に支持され、基準ガイド軸64は、
二つのガイド孔1b,1cに嵌入されている。そして、
ガイド孔1b,1cの上部には二つのマグネット2a,
2bが埋設されており、マグネット2a,2bの吸引力
により前記レンズ保持枠1は、図7中上方向に向けて常
時バイアス力が発生し、基準ガイド軸64に向けて付勢
されるように構成されているため、部品精度の向上によ
り嵌合ガタを詰めていく方法では、温度条件を含めた作
動保障をするために限界があり、嵌合ガタを零にするこ
とは出来ないので、鏡枠の進退作動中の「揺れ」は完全
には防止出来ない。
【0007】また、実開平5−90418号公報の提案
においては、レンズ保持枠1と基準ガイド軸64および
回転規制ガイド軸63の相互における嵌合ガタに起因す
るところのレンズ保持枠1全体のガタをなくすには、基
準ガイド軸64のガタ取りの為に二つのマグネット2
a,2bと回転規制ガイド軸63のガタ取りの為に、保
持枠1のU字溝部1dにもガイド軸63に対する一つの
マグネットを設ける必要があり、全体として3個のマグ
ネットが必要となり部品点数が多くなる。
においては、レンズ保持枠1と基準ガイド軸64および
回転規制ガイド軸63の相互における嵌合ガタに起因す
るところのレンズ保持枠1全体のガタをなくすには、基
準ガイド軸64のガタ取りの為に二つのマグネット2
a,2bと回転規制ガイド軸63のガタ取りの為に、保
持枠1のU字溝部1dにもガイド軸63に対する一つの
マグネットを設ける必要があり、全体として3個のマグ
ネットが必要となり部品点数が多くなる。
【0008】本発明の第1の目的は、より簡単な部品構
成で基準ガイド軸および回転規制ガイド軸の相互におけ
る嵌合ガタに起因するレンズ保持枠全体のガタが抑えら
れ、レンズ保持枠の進退作動中の「揺れ」を防止するこ
とにある。
成で基準ガイド軸および回転規制ガイド軸の相互におけ
る嵌合ガタに起因するレンズ保持枠全体のガタが抑えら
れ、レンズ保持枠の進退作動中の「揺れ」を防止するこ
とにある。
【0009】本発明の第2の目的は、第1の目的に加
え、レンズ保持枠のスムーズな移動を極力確保すること
にある。
え、レンズ保持枠のスムーズな移動を極力確保すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の第1の
目的を実現する構成は、請求項1に記載のように、光軸
に沿って設けられた少なくとも2つのガイド手段に保持
され、光軸に沿って移動可能なレンズ保持部材を有する
レンズ鏡筒において、少なくとも2つの該ガイド手段に
対して該レンズ保持部材を磁気的な力を作用させて片寄
せさせる磁気的付勢手段を有することを特徴とするレン
ズ鏡筒にある。
目的を実現する構成は、請求項1に記載のように、光軸
に沿って設けられた少なくとも2つのガイド手段に保持
され、光軸に沿って移動可能なレンズ保持部材を有する
レンズ鏡筒において、少なくとも2つの該ガイド手段に
対して該レンズ保持部材を磁気的な力を作用させて片寄
せさせる磁気的付勢手段を有することを特徴とするレン
ズ鏡筒にある。
【0011】この構成によれば、レンズ保持部材は磁気
的付勢手段による1か所の磁気的な力で同時に少なくと
も2つのガイド手段に片寄せされるので、レンズ保持部
材のガイド手段に対する嵌合ガタを詰めることなくレン
ズ保持部材を光軸に対して高精度に移動させることがで
きる。
的付勢手段による1か所の磁気的な力で同時に少なくと
も2つのガイド手段に片寄せされるので、レンズ保持部
材のガイド手段に対する嵌合ガタを詰めることなくレン
ズ保持部材を光軸に対して高精度に移動させることがで
きる。
【0012】上記した構成の磁気的付勢手段としては、
請求項2に記載のように、請求項1において、磁気的付
勢手段は、光軸方向に沿って延びる磁性部材と該磁性部
材に対向配置された磁石とにより構成されていることを
特徴とする。
請求項2に記載のように、請求項1において、磁気的付
勢手段は、光軸方向に沿って延びる磁性部材と該磁性部
材に対向配置された磁石とにより構成されていることを
特徴とする。
【0013】この構成によれば、磁石と磁性部材という
簡単な構成により磁気的付勢手段を構成することがで
き、また磁気的付勢手段を任意の位置に設けることがで
きて設計の自由度が高まる。
簡単な構成により磁気的付勢手段を構成することがで
き、また磁気的付勢手段を任意の位置に設けることがで
きて設計の自由度が高まる。
【0014】また、請求項3に記載のように、請求項1
または2において、磁気的付勢手段は、光軸中心から少
なくとも2つの各ガイド手段に向かう方向を除いた光軸
と直交する方向に磁気的な力を作用させることを特徴と
する。
または2において、磁気的付勢手段は、光軸中心から少
なくとも2つの各ガイド手段に向かう方向を除いた光軸
と直交する方向に磁気的な力を作用させることを特徴と
する。
【0015】この構成によれば、例えばレンズ保持部材
が2つのガイド部材に対して嵌合する嵌合部が穴部と、
U字溝あるいは穴部といった場合では双方の穴部等が一
様にガイド部材に当接する必要があり、片方の穴部のみ
がガイド部材に当接した状態では他方の穴部等とガイド
部材が当接しなくなる。しかし、この構成では少なくと
も2つの各ガイド軸は磁気的付勢手段の磁気的な作用力
によりレンズ保持部材に確実に当接することができる。
が2つのガイド部材に対して嵌合する嵌合部が穴部と、
U字溝あるいは穴部といった場合では双方の穴部等が一
様にガイド部材に当接する必要があり、片方の穴部のみ
がガイド部材に当接した状態では他方の穴部等とガイド
部材が当接しなくなる。しかし、この構成では少なくと
も2つの各ガイド軸は磁気的付勢手段の磁気的な作用力
によりレンズ保持部材に確実に当接することができる。
【0016】本発明の第2の目的を実現する構成は、請
求項4に記載のように、請求項1、2または3におい
て、磁気的付勢手段は、レンズ保持部材の移動方向に沿
った磁気的な力を変化させていることを特徴とする。
求項4に記載のように、請求項1、2または3におい
て、磁気的付勢手段は、レンズ保持部材の移動方向に沿
った磁気的な力を変化させていることを特徴とする。
【0017】この構成によれば、片寄せ力を弱め、ある
いは零にして、光軸に対するレンズ保持部材の高精度の
位置決めを行わなくても十分なレンズ特性が得られる可
動領域に対しては、片寄せ力の弱まった分だけスムーズ
にレンズ保持部材の移動が行える。
いは零にして、光軸に対するレンズ保持部材の高精度の
位置決めを行わなくても十分なレンズ特性が得られる可
動領域に対しては、片寄せ力の弱まった分だけスムーズ
にレンズ保持部材の移動が行える。
【0018】この第2の目的を実現する具体的な構成の
一つとしては、請求項5に記載のように、請求項4にお
いて、磁気的付勢手段は、磁石と、該磁石に対向配置さ
れた磁性部材との間隔を変化させることでレンズ保持部
材の移動方向に沿った磁気的な力を変化させることによ
り得られる。
一つとしては、請求項5に記載のように、請求項4にお
いて、磁気的付勢手段は、磁石と、該磁石に対向配置さ
れた磁性部材との間隔を変化させることでレンズ保持部
材の移動方向に沿った磁気的な力を変化させることによ
り得られる。
【0019】この構成によれば、光軸方向に沿って略連
続的に磁気的な力を変化させることができ、レンズ特性
に合致して光軸に対する位置精度を確保できる。
続的に磁気的な力を変化させることができ、レンズ特性
に合致して光軸に対する位置精度を確保できる。
【0020】また第2の目的を実現する具体的な構成の
他の一つとしては、請求項6に記載のように、請求項4
において、磁気的付勢手段は、磁石に対向配置された磁
性部材の該磁石に対する対向面積を変化させることでレ
ンズ保持部材の移動方向に沿った磁気的な力を変化させ
ることにより得られる。
他の一つとしては、請求項6に記載のように、請求項4
において、磁気的付勢手段は、磁石に対向配置された磁
性部材の該磁石に対する対向面積を変化させることでレ
ンズ保持部材の移動方向に沿った磁気的な力を変化させ
ることにより得られる。
【0021】この構成によれば、対向面積の増減させる
ことによりより一層レンズ特性に合致して光軸に対する
位置精度を確保することができる。
ことによりより一層レンズ特性に合致して光軸に対する
位置精度を確保することができる。
【0022】そして、上記した各構成の磁気的付勢手段
は、磁石をレンズ保持部材に設け、該磁石に対向する磁
性部材を該レンズ保持部材に対向する部材に設けること
ができる。
は、磁石をレンズ保持部材に設け、該磁石に対向する磁
性部材を該レンズ保持部材に対向する部材に設けること
ができる。
【0023】この構成によれば、例えばレンズ保持部材
の外周に設けられた固定筒等に磁性部材を設けることが
でき、簡単な構成で磁気的付勢手段を得ることができ
る。
の外周に設けられた固定筒等に磁性部材を設けることが
でき、簡単な構成で磁気的付勢手段を得ることができ
る。
【0024】
【実施例】図1、図2、図3は本発明の第1の実施例を
示し、図1は正面図、図2は側面図、図3は上部から視
た一部縦断平面図である。
示し、図1は正面図、図2は側面図、図3は上部から視
た一部縦断平面図である。
【0025】1は鏡筒6内に配したレンズ7を保持する
レンズ保持枠であり、鏡筒6内にレンズ光軸Oに対し平
行に固定された基準ガイド軸2にガイド孔1aがを摺動
自在に嵌合し、レンズ保持枠1の下部に切欠したU字形
状のガイド溝1bを、基準ガイド軸2と平行に鏡筒6内
に固定された回転規制ガイド軸3に係合し、不図示の駆
動手段によりレンズ保持枠1が駆動されると、回転規制
ガイド軸3に光軸回りの回転が規制されつつ、基準ガイ
ド軸2に案内されて光軸に沿って直進移動する。
レンズ保持枠であり、鏡筒6内にレンズ光軸Oに対し平
行に固定された基準ガイド軸2にガイド孔1aがを摺動
自在に嵌合し、レンズ保持枠1の下部に切欠したU字形
状のガイド溝1bを、基準ガイド軸2と平行に鏡筒6内
に固定された回転規制ガイド軸3に係合し、不図示の駆
動手段によりレンズ保持枠1が駆動されると、回転規制
ガイド軸3に光軸回りの回転が規制されつつ、基準ガイ
ド軸2に案内されて光軸に沿って直進移動する。
【0026】そして、ガイド孔1aとガイド溝1bと
は、夫々基準ガイド軸2と回転規制ガイド軸3とに所定
のクリアランス(ガタ)をもって嵌合されている。
は、夫々基準ガイド軸2と回転規制ガイド軸3とに所定
のクリアランス(ガタ)をもって嵌合されている。
【0027】このレンズ保持枠1の外周側面の一部には
マグネット5が貼着され、レンズ保持枠1の進退作動範
囲において、レンズ保持枠1の外周に配置されている鏡
筒6の内側面に光軸方向に沿って帯状の磁性部材4を貼
着し、対向するこのマグネット5と磁性部材4との間隙
を一定の間隔Lとしている。
マグネット5が貼着され、レンズ保持枠1の進退作動範
囲において、レンズ保持枠1の外周に配置されている鏡
筒6の内側面に光軸方向に沿って帯状の磁性部材4を貼
着し、対向するこのマグネット5と磁性部材4との間隙
を一定の間隔Lとしている。
【0028】本実施例の構成において、レンズ保持枠1
の側面に貼着されたマグネット5と鏡筒6内側面に配し
た磁性部材4とによる磁気吸引力により、レンズ保持枠
1は磁性部材4の方向へ向けて所定の付勢力が働き、ガ
イド孔1aおよびガイド溝1bは夫々基準ガイド軸2お
よび回転規制ガイド軸3に当接し、これらの間での嵌合
ガタは除去されることになり、特にガイド孔1a用の磁
石と、ガイド溝1b用の磁石を設けることなくレンズ保
持枠1に対する両ガイド軸2、3の嵌合ガタを取り除く
ことができ、レンズ保持枠1を光軸に対し高精度に維持
して可動することができる。
の側面に貼着されたマグネット5と鏡筒6内側面に配し
た磁性部材4とによる磁気吸引力により、レンズ保持枠
1は磁性部材4の方向へ向けて所定の付勢力が働き、ガ
イド孔1aおよびガイド溝1bは夫々基準ガイド軸2お
よび回転規制ガイド軸3に当接し、これらの間での嵌合
ガタは除去されることになり、特にガイド孔1a用の磁
石と、ガイド溝1b用の磁石を設けることなくレンズ保
持枠1に対する両ガイド軸2、3の嵌合ガタを取り除く
ことができ、レンズ保持枠1を光軸に対し高精度に維持
して可動することができる。
【0029】図4は本発明の第2の実施例を示す。
【0030】上記した第1の実施例では、図2に示すよ
うに、磁性部材4はレンズ保持枠1の可動範囲の全域に
渡り光軸方向に沿って配置されているが、本実施例で
は、レンズ保持枠1の進退作動範囲の任意の位置範囲で
磁気吸引力が働くように光軸Oの方向に沿って磁性部材
4の長さを制限している。
うに、磁性部材4はレンズ保持枠1の可動範囲の全域に
渡り光軸方向に沿って配置されているが、本実施例で
は、レンズ保持枠1の進退作動範囲の任意の位置範囲で
磁気吸引力が働くように光軸Oの方向に沿って磁性部材
4の長さを制限している。
【0031】すなわち、レンズ保持枠1の可動範囲の全
域の一部分のみに磁性部材4を配置しており、例えばズ
ームレンズの変倍レンズでは望遠側(図4中B点)では
変倍レンズ位置の変化による「画揺れ」に対する敏感度
が大であり、これに対し広角側(図4中A点)では低い
ので、広角側では磁性部材4を設けていな。
域の一部分のみに磁性部材4を配置しており、例えばズ
ームレンズの変倍レンズでは望遠側(図4中B点)では
変倍レンズ位置の変化による「画揺れ」に対する敏感度
が大であり、これに対し広角側(図4中A点)では低い
ので、広角側では磁性部材4を設けていな。
【0032】つまり、広角側ではレンズ保持枠1の進退
作動範囲全域でレンズ保持枠1のガイド孔1aおよびガ
イド溝1bと、基準ガイド軸2および回転規制ガイド軸
3との嵌合ガタを取らなくてもよく、望遠側でのレンズ
保持枠1の進退作動範囲で磁性部材4の方向に所定の付
勢力が働きガイド孔1aおよびガイド溝1bと、基準ガ
イド軸2および回転規制ガイド軸3との嵌合ガタは磁性
部材4の方向に均等に取れた状態となり、ガタ付くこと
なくレンズ保持枠1は進退作動できる。
作動範囲全域でレンズ保持枠1のガイド孔1aおよびガ
イド溝1bと、基準ガイド軸2および回転規制ガイド軸
3との嵌合ガタを取らなくてもよく、望遠側でのレンズ
保持枠1の進退作動範囲で磁性部材4の方向に所定の付
勢力が働きガイド孔1aおよびガイド溝1bと、基準ガ
イド軸2および回転規制ガイド軸3との嵌合ガタは磁性
部材4の方向に均等に取れた状態となり、ガタ付くこと
なくレンズ保持枠1は進退作動できる。
【0033】図5は本発明の第3の実施例を示す。
【0034】上記した図4の第2の実施例では、光軸方
向に沿った一部に磁性部材4を設けないことにより、そ
の間でのレンズ保持枠1のスムーズな移動を確保してい
るが、本実施例では、磁性部材4はレンズ保持枠1の可
動範囲の光軸方向全域に渡り配置しているものの、A点
からB点のレンズ保持枠1の進退作動範囲でマグネット
5との間隔がLb<Laとなるように対向距離を連続的
に変化させるようにしている。
向に沿った一部に磁性部材4を設けないことにより、そ
の間でのレンズ保持枠1のスムーズな移動を確保してい
るが、本実施例では、磁性部材4はレンズ保持枠1の可
動範囲の光軸方向全域に渡り配置しているものの、A点
からB点のレンズ保持枠1の進退作動範囲でマグネット
5との間隔がLb<Laとなるように対向距離を連続的
に変化させるようにしている。
【0035】したがって、本実施例によれば、レンズ保
持枠1の付勢力をなめらかに連続変化させ、第2の実施
例と同様に付勢力が必要なB点近傍ではレンズ保持枠1
が光軸に対して高精度に位置決めされて移動し、付勢力
を不要とするA点近傍ではスムーズに移動し、これらの
間でのレンズ保持枠の移動に違和感が生じないようにし
ている。
持枠1の付勢力をなめらかに連続変化させ、第2の実施
例と同様に付勢力が必要なB点近傍ではレンズ保持枠1
が光軸に対して高精度に位置決めされて移動し、付勢力
を不要とするA点近傍ではスムーズに移動し、これらの
間でのレンズ保持枠の移動に違和感が生じないようにし
ている。
【0036】図6は本発明の第4の実施例を示す。
【0037】本実施例では、レンズ保持枠1の可動範囲
の全域に対し光軸方向に沿って配置された磁性部材4を
平面略楔型形状に形成し、A点からB点間でマグネット
5に対する対向面積を連続的に変化させている。
の全域に対し光軸方向に沿って配置された磁性部材4を
平面略楔型形状に形成し、A点からB点間でマグネット
5に対する対向面積を連続的に変化させている。
【0038】したがって、上記した第3の実施例と同様
にレンズ保持枠1の付勢力が連続変化し、第三の実施例
と同様の作用効果をもたらすことができる。
にレンズ保持枠1の付勢力が連続変化し、第三の実施例
と同様の作用効果をもたらすことができる。
【0039】なお本発明は上記した第1ないし第4の実
施例に限定されるものではなく、以下のような構成であ
ってもよい。
施例に限定されるものではなく、以下のような構成であ
ってもよい。
【0040】(1)磁性部材4は鏡筒6に別部品として
固着することができる。
固着することができる。
【0041】(2)磁性部材4は鏡筒6と共に磁性材料
が充填されたモールドで一体成型することも可能であ
る。
が充填されたモールドで一体成型することも可能であ
る。
【0042】(3)マグネット5と磁性部材4との位置
は任意であって、ガタ取り「画揺れ」に対して最も効果
の高い或る場所に適選に設置すれば良い。
は任意であって、ガタ取り「画揺れ」に対して最も効果
の高い或る場所に適選に設置すれば良い。
【0043】(4)マグネット5は例えばプラスチッ
ク、ゴム等の合成樹脂製マグネット等を使用し、レンズ
保持枠1と一体成型したり、部分的に着磁して使用でき
る。
ク、ゴム等の合成樹脂製マグネット等を使用し、レンズ
保持枠1と一体成型したり、部分的に着磁して使用でき
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、レンズ
保持部材は磁気的付勢手段による1か所の磁気的な力で
同時に少なくとも2つのガイド手段に片寄せされるの
で、レンズ保持部材のガイド手段に対する嵌合ガタを詰
めることなくレンズ保持部材を光軸に対して高精度に移
動させることができる。
保持部材は磁気的付勢手段による1か所の磁気的な力で
同時に少なくとも2つのガイド手段に片寄せされるの
で、レンズ保持部材のガイド手段に対する嵌合ガタを詰
めることなくレンズ保持部材を光軸に対して高精度に移
動させることができる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、磁石と磁
性部材という簡単な構成により磁気的付勢手段を構成す
ることができ、また磁気的付勢手段を任意の位置に設け
ることができて設計の自由度が高まる。
性部材という簡単な構成により磁気的付勢手段を構成す
ることができ、また磁気的付勢手段を任意の位置に設け
ることができて設計の自由度が高まる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、例えばレ
ンズ保持部材が2つのガイド部材に対して嵌合する嵌合
部が穴部と、U字溝あるいは穴部といった場合では双方
の穴部等が一様にガイド部材に当接する必要があり、片
方の穴部のみがガイド部材に当接した状態では他方の穴
部等とガイド部材が当接しなくなる。しかし、この構成
では少なくとも2つの各ガイド軸は磁気的付勢手段の磁
気的な作用力によりレンズ保持部材に確実に当接するこ
とができる。
ンズ保持部材が2つのガイド部材に対して嵌合する嵌合
部が穴部と、U字溝あるいは穴部といった場合では双方
の穴部等が一様にガイド部材に当接する必要があり、片
方の穴部のみがガイド部材に当接した状態では他方の穴
部等とガイド部材が当接しなくなる。しかし、この構成
では少なくとも2つの各ガイド軸は磁気的付勢手段の磁
気的な作用力によりレンズ保持部材に確実に当接するこ
とができる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、片寄せ力
を弱め、あるいは零にして、光軸に対するレンズ保持部
材の高精度の位置決めを行わなくても十分なレンズ特性
が得られる可動領域に対しては、片寄せ力の弱まった分
あるいは零になった分だけスムーズにレンズ保持部材の
移動が行え、レンズ保持部材を駆動にするのに要する消
費電力の増加を最小限に押えることができる。
を弱め、あるいは零にして、光軸に対するレンズ保持部
材の高精度の位置決めを行わなくても十分なレンズ特性
が得られる可動領域に対しては、片寄せ力の弱まった分
あるいは零になった分だけスムーズにレンズ保持部材の
移動が行え、レンズ保持部材を駆動にするのに要する消
費電力の増加を最小限に押えることができる。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、光軸方向
に沿って略連続的に磁気的な力を変化させることがで
き、レンズ特性に合致して光軸に対する位置精度を確保
できる。
に沿って略連続的に磁気的な力を変化させることがで
き、レンズ特性に合致して光軸に対する位置精度を確保
できる。
【0049】請求項6に記載の発明によれば、対向面積
の増減させることによりより一層レンズ特性に合致して
光軸に対する位置精度を確保することができる。
の増減させることによりより一層レンズ特性に合致して
光軸に対する位置精度を確保することができる。
【0050】請求項7に記載の発明によれば、例えばレ
ンズ保持部材の外周に設けられた固定筒等に磁性部材を
設けることができ、簡単な構成で磁気的付勢手段を得る
ことができる。
ンズ保持部材の外周に設けられた固定筒等に磁性部材を
設けることができ、簡単な構成で磁気的付勢手段を得る
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すレンズ鏡筒の正面
図。
図。
【図2】図1のレンズ鏡筒の側断面。
【図3】図1のレンズ鏡筒を基準ガイド軸側より視た上
面図。
面図。
【図4】本発明の第2の実施例を示すレンズ鏡筒の側断
面図。
面図。
【図5】本発明の第3の実施例を示すレンズ鏡筒の上面
図。
図。
【図6】本発明の第4の実施例を示すレンズ鏡筒の側面
図。
図。
【図7】従来のレンズ鏡筒を示す側面図。
1…レンズ保持枠 2…基準ガイド
軸 3…回転規制ガイド軸 4…磁性部材 5…マグネット 6…鏡筒 7…レンズ 1a…ガイド孔 1b…ガイド溝
軸 3…回転規制ガイド軸 4…磁性部材 5…マグネット 6…鏡筒 7…レンズ 1a…ガイド孔 1b…ガイド溝
Claims (7)
- 【請求項1】 光軸に沿って設けられた少なくとも2つ
のガイド手段に保持され、光軸に沿って移動可能なレン
ズ保持部材を有するレンズ鏡筒において、 少なくとも2つの該ガイド手段に対して該レンズ保持部
材を磁気的な力を作用させて片寄せさせる磁気的付勢手
段を有することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 請求項1において、磁気的付勢手段は、
光軸方向に沿って延びる磁性部材と該磁性部材に対向配
置された磁石とにより構成されていることを特徴とする
レンズ鏡筒。 - 【請求項3】 請求項1または2において、磁気的付勢
手段は、光軸中心から少なくとも2つの各ガイド手段に
向かう方向を除いた光軸と直交する方向に磁気的な力を
作用させることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項4】 請求項1、2または3において、磁気的
付勢手段は、レンズ保持部材の移動方向に沿った磁気的
な力を変化させていることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項5】 請求項4において、磁気的付勢手段は、
磁石と、該磁石に対向配置された磁性部材との間隔を変
化させることでレンズ保持部材の移動方向に沿った磁気
的な力を変化させていることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項6】 請求項4において、磁気的付勢手段は、
磁石に対向配置された磁性部材の該磁石に対する対向面
積を変化させることでレンズ保持部材の移動方向に沿っ
た磁気的な力を変化させていることを特徴とするレンズ
鏡筒。 - 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6にお
いて、磁気的付勢手段は、磁石をレンズ保持部材に設
け、該磁石に対向する磁性部材を該レンズ保持部材に対
向する部材に設けたことを特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20854694A JPH0875974A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20854694A JPH0875974A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0875974A true JPH0875974A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16557980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20854694A Pending JPH0875974A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0875974A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005250074A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Shicoh Eng Co Ltd | レンズ駆動装置 |
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-
1994
- 1994-09-01 JP JP20854694A patent/JPH0875974A/ja active Pending
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