JPH08766U - 中空成形品 - Google Patents

中空成形品

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JPH08766U
JPH08766U JP014654U JP1465494U JPH08766U JP H08766 U JPH08766 U JP H08766U JP 014654 U JP014654 U JP 014654U JP 1465494 U JP1465494 U JP 1465494U JP H08766 U JPH08766 U JP H08766U
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hollow molded
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内壁面部における第1の合成樹脂層と第2の
合成樹脂層の間に断熱材として発泡層を介在させること
により、収納される薬品が欠損したり、高温下で性状が
変化することを未然に防止する。 【構成】 容器Bにおいて、薬品と直接接触する内壁面
部10の表面10aは白色乃至淡色としてあり、外壁面
部11の表面11aは墨色又は濃いグリーンなどとして
あり、内壁面部10の表面10aと外壁面部11の表面
11aとの相互に異なる色の境界部12がパリソン成形
時の喰い切り部12aとしてある。更に内壁面部10の
表面10aを形成する第1の合成樹脂層13は、外壁面
部11の表面11aを形成する第2の合成樹脂層14に
重なり合い、この内壁面部10は、第1の合成樹脂層1
3と第2の合成樹脂層14の間に断熱材として発泡層1
5が介装されて形成されてなり、全体3層としてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は二重壁構造を有する中空成形品に関する。なお、この二重壁構造は 深絞りのコンテナ形状のものに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】
従来の二重壁構造を持つ容器は、1)射出成形より内部壁及び外部壁を成形後 、これらを超音波接着や熱融着などの二次加工により接合する方法、2)特公昭 46−14152、特開昭54−44983号公報等に記載のブロー成形方法に 依る二重壁中空成形方法により得られる。これらの製品は、楽器ケースやアタッ シュケースなどに使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の方法により得られる製品は、内部壁及び外部壁を個別に 成形した後二次加工により接合するため、接合面の剥離や強度の問題があった。 一方、後者の方法により得られる製品は単色の樹脂からなるものが主で、内、 外面の色が異なるものは見受けられない。 然し、薬品などを入れる容器の場合には、この容器の内面の汚れが目立たず衛 生管理がむずかしく、清潔感にも乏しく、この種の二重壁構造の普及のネックと なっている。 この考案は前記課題を解決した二重壁構造の中空成形品を得ることを目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために、この考案は単一のパリソンを二重壁構造の容器に 形成した中空成形品であって、この中空成形品の内壁面部の表面と外壁面部の表 面は異色としてあり、内壁面部面の表面と外壁面部の表面との相互に異なる色の 境界部が前記パリソン成形時の喰い切り部としてあり、内壁面部には発泡樹脂層 が設けられていることを特徴とする中空成形品である。
【0005】 前記パリソンはブロー成形で成形されてなるものであることを特徴とする場合 もある。
【0006】 前記内壁面部の表面の樹脂の層数は3とし、前記外壁面部の表面の樹脂の層数 は1としてあることを特徴とする場合もある。
【0007】 前記内壁面部の表面は白色乃至淡色としてあり、最表層の樹脂は耐油性、耐熱 性乃至耐薬品性の合成樹脂からなることを特徴とする場合もある。
【0008】
【実施例】
次に請求項1乃至請求項4記載の考案の代表的な実施例を説明する。 図においてBは、この中空成形品の一例である深さの深い二重内外壁10、1 1からなる合成樹脂製の薬品用容器であり、ブロー成形してなる単一のパリソン を中空成形品としてある。この容器Bにおいて、薬品と直接接触する内壁面部1 0の表面10aは白色乃至淡色としてあり、これに対して外壁面部11の表面1 1aは墨色又は濃いグリーンなどとしてあり、内壁面部10の表面10aと外壁 面部11の表面11aとの相互に異なる色の境界部12が前記パリソン成形時の 喰い切り部12aとしてある。
【0009】 更にこの内壁面部10の表面10aを形成する第1の合成樹脂層13は、耐油 性、耐熱性乃至耐薬品性の合成樹脂層からなり、前記外壁面部11の表面11a を形成する第2の合成樹脂層14に重なり合い、この第2の合成樹脂層14と第 1の合成樹脂層13の材質は異にしてある。 その内壁面部10は、前記第1の合成樹脂層13と、第2の合成樹脂層14と 、これら合成樹脂層13、14の間に断熱材として介装されてた発泡層15の全 体3層の樹脂層からなる。 この容器Bに投入された薬品は、この発泡層15で外力から保護され、かつ断 熱状態で保管される。 なお、この考案としては、深さの深い容器Bに限定されるものではなく、浅い 容器、トレーのようなもの、若しくは公知の椅子などの二重壁構造の中空成形品 をも含むものである。
【0010】
【考案の効果】
前記のように構成した特定考案は単一のパリソンを二重壁構造の容器に形成し た中空成形品であって、この中空成形品の内壁面部の表面と外壁面部の表面は異 色としてあり、内壁面部面の表面と外壁面部の表面との相互に異なる色の境界部 が前記パリソン成形時の喰い切り部としてあり、内壁面部には発泡樹脂層が設け られていることを特徴とする中空成形品とすることにより、色違いの境界部が鮮 明な中空成形品を得ることができる。 この内壁面部には発泡樹脂層が設けられているため、例えば収納される薬品が 欠損したり、高温下で性状が変化するということを未然に防止できる。 前記パリソンはブロー成形で成形されてなるものである中空成形品の場合には 中空成形品をブロー成形法で簡易に成形出来る。 また前記内壁面部の表面を白色乃至淡色として、耐油性、耐熱性乃至耐薬品性 の合成樹脂で形成した場合には、この中空成形品は特に、薬品の収容容器として 好適なものとなる。
【提出日】平成6年11月10日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は二重壁構造を有する中空成形品に関する。なお、この二重壁構造は 深絞りのコンテナ形状のものに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】
従来の二重壁構造を持つ製品は、1)射出成形より内部壁及び外部壁を成形後 、これらを超音波接着や熱融着などの二次加工により接合する方法、2)特公昭 46−14152、特開昭54−44983号公報等に記載のブロー成形方法に 依る二重壁中空成形方法により得られる。これらの製品は、楽器ケースやアタッ シュケースなどに使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の方法により得られる製品は、内部壁及び外部壁を個別に 成形した後二次加工により接合するため、接合面の剥離や強度の問題があった。 一方、後者の方法により得られる製品は単色の樹脂からなるものが主で、内、 外面の色が異なるものは見受けられない。 然し、薬品、調味料、食品などを入れる容器の場合には、この容器の内面の汚 れが目立たず衛生管理がむずかしく、清潔感にも乏しく、この種の二重壁構造の 普及のネックとなっている。 この考案は前記課題を解決した二重壁構造の中空成形品を得ることを目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために、この考案は単一のパリソンを二重壁構造の製品に 形成した中空成形品であって、この中空成形品の一般に表側にあたる面とその反 対側で裏側にあたる面は異色としてあり、これら面の相互に異なる色の境界部が 前記パリソン成形時の喰い切り部としてあり、前記表側にあたる面の樹脂の層数 は前記裏側にあたる面の樹脂の層数と異なるものとしてあり、表側にあたる面の 樹脂の層中には発泡樹脂層が含まれていることを特徴とする中空成形品とする。
【0005】 前記パリソンはブロー成形で成形されてなるものであることを特徴とする場合 もある。
【0006】 前記表側にあたる面の樹脂の層数は3とし、前記裏側にあたる面の樹脂の層数 は1としてあることを特徴とする場合もある。
【0007】 前記表側にあたる面は白色乃至淡色としてあり、最表層の樹脂は耐油性、耐熱 性乃至耐薬品性の合成樹脂からなることを特徴とする場合もある。
【0008】
【実施例】
次に請求項1乃至請求項4記載の考案の代表的な実施例を説明する。 図1においてBは、この中空成形品の一例である深さの深い二重内外壁10、 11からなる合成樹脂製の薬品用容器であり、ブロー成形してなる単一のパリソ ンを中空成形品としてある。この容器Bにおいて、薬品と直接接触する内壁面部 10の表面10a(本件考案の一般に表側にあたる面に対応)は白色乃至淡色と してあり、これに対して外壁面部11の表面(本件考案の一般に裏側にあたる面 に対応)11aは墨色又は濃いグリーンなどとしてあり、内壁面部10の表面1 0aと外壁面部11の表面11aとの相互に異なる色の境界部が前記パリソン成 形時の喰い切り部としてある。
【0009】 この外壁面部11は第2の合成樹脂14の単層からなる。 その内壁面部10は、この表面10aを形成する第1の合成樹脂層13と、そ の最下層を形成する前記第2の合成樹脂層14と、これら第1、第2の合成樹脂 層13、14の間に断熱材として介装された発泡層15の全体3層の樹脂層で形 成されている。 この容器Bに投入された薬品は、この発泡層15で外力から保護され、かつ断 熱状態で保管される。
【0010】
【考案の効果】 前記のように構成した特定考案である請求項1記載の考案は単一のパリソンを 二重壁構造の製品に形成した中空成形品であって、この中空成形品の一般に表側 にあたる面とその反対側で裏側にあたる面は異色としてあり、これら面との相互 に異なる色の境界部が前記パリソン成形時の喰い切り部としてあり、前記表側に あたる面の樹脂の層数は前記裏側にあたる面の樹脂の層数と異なるものとしてあ り、表側にあたる面の樹脂の層中には発泡樹脂層が含まれていることを特徴とす る中空成形品とすることにより、色違いの境界部が鮮明な中空成形品を得ること ができる。 前記表側にあたる面の樹脂の層数は前記裏側にあたる面の樹脂の層数と異なる ものとしてあり、この表側にあたる面の樹脂の層中には発泡樹脂層が含まれてい るため、例えば収納される薬品が欠損したり、高温下で性状が変化するというこ とを未然に防止でき、また公知のように二重壁構造の製品の一種である椅子など に適用した場合は座り心地が良好となる。
【0011】 更に、この考案としては、実施例の深さの深い容器Bに限定されるものではな く、浅い容器、トレーのようなものも含む。 請求項2記載の考案においては、請求項1記載の考案の効果に加えて、前記パ リソンはブロー成形で成形されてなるものである中空成形品の場合には中空成形 品をブロー成形法で簡易に成形出来る。 請求項3記載の考案においては、前記表側にあたる面の樹脂の層数は3とし、 前記裏側にあたる面の樹脂の層数は1としてあることを特徴としてあるため、請 求項1、2の効果に加えて、適宜の樹脂を組合わせて前記表側にあたる面を形成 できる。
【0012】 請求項4記載の考案においては、請求項1、2、3記載の考案の効果に加えて 、前記内壁面部の表面を白色乃至淡色として、耐油性、耐熱性乃至耐薬品性の合 成樹脂で形成した場合には、この中空成形品は衛生上良好と成り、特に、薬品の 収容容器として好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の要部半断面図である。
【符号の説明】
10 内壁面部 11 外壁面部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月10日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 中空成形品
【実用新案登録の請求範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の要部半断面図である。
【符号の説明】 10 内壁面部 11 外壁面部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一のパリソンを二重壁構造の容器に形成
    した中空成形品であって、この中空成形品の内壁面部の
    表面と外壁面部の表面は異色としてあり、内壁面部面の
    表面と外壁面部の表面との相互に異なる色の境界部が前
    記パリソン成形時の喰い切り部としてあり、内壁面部に
    は発泡樹脂層が設けられていることを特徴とする中空成
    形品。
  2. 【請求項2】前記パリソンはブロー成形で成形されてな
    るものであることを特徴とする実用新案登録の請求範囲
    第1項記載の中空成形品。
  3. 【請求項3】前記内壁面部の樹脂の層数は3とし、前記
    外壁面部の樹脂の層数は1としてあることを特徴とする
    実用新案登録の請求範囲第1項記載の中空成形品。
  4. 【請求項4】前記内壁面部の表面は白色乃至淡色として
    あり、最表層の樹脂は耐油性、耐熱性乃至耐薬品性の合
    成樹脂からなることを特徴とする実用新案登録の請求範
    囲第1項記載の中空成形品。
JP1994014654U 1994-11-04 1994-11-04 中空成形品 Expired - Fee Related JP2537655Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6171405U (ja) * 1984-10-16 1986-05-15

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JPS6171405U (ja) * 1984-10-16 1986-05-15

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