JPH087692Y2 - センサ信号処理回路 - Google Patents
センサ信号処理回路Info
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- JPH087692Y2 JPH087692Y2 JP1991061159U JP6115991U JPH087692Y2 JP H087692 Y2 JPH087692 Y2 JP H087692Y2 JP 1991061159 U JP1991061159 U JP 1991061159U JP 6115991 U JP6115991 U JP 6115991U JP H087692 Y2 JPH087692 Y2 JP H087692Y2
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- output signal
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はセンサ等から与えられる
信号の処理回路に関する。
信号の処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に増幅回路の出力信号はその電源電
圧によって規制される。そこで、信号処理回路により信
号を単極化して増幅するなどの処理により、センサの出
力信号の内必要な部分のみを大きく増幅して精度よく処
理することが行われている。例えば車両が衝突した際に
搭乗員を保護するエアバッグ装置等では、車両に加速度
センサを設けて車両の減速度が所定値以上になるとエア
バッグを膨らませるようにしている。この装置において
は車両の減速度を精度良く検出するために加速度センサ
の出力信号の内、加速に対応する部分は除去し、減速に
対応する部分を大きく増幅する信号処理回路が用いられ
る。
圧によって規制される。そこで、信号処理回路により信
号を単極化して増幅するなどの処理により、センサの出
力信号の内必要な部分のみを大きく増幅して精度よく処
理することが行われている。例えば車両が衝突した際に
搭乗員を保護するエアバッグ装置等では、車両に加速度
センサを設けて車両の減速度が所定値以上になるとエア
バッグを膨らませるようにしている。この装置において
は車両の減速度を精度良く検出するために加速度センサ
の出力信号の内、加速に対応する部分は除去し、減速に
対応する部分を大きく増幅する信号処理回路が用いられ
る。
【0003】図3は本考案の前提としてのセンサ信号処
理回路の構成を例示するもので、センサ部1は例えば加
速度センサであって、検出された加速度に応じてブリッ
ジを形成する抵抗R11乃至R14(例えばピエゾ素子
により構成される)の抵抗値が変化するように構成さ
れ、加速度に対応した電圧がその出力端子間に発生す
る。
理回路の構成を例示するもので、センサ部1は例えば加
速度センサであって、検出された加速度に応じてブリッ
ジを形成する抵抗R11乃至R14(例えばピエゾ素子
により構成される)の抵抗値が変化するように構成さ
れ、加速度に対応した電圧がその出力端子間に発生す
る。
【0004】2はセンサ部1の出力信号を増幅する差動
増幅部であって、オペアンプ21,22と抵抗R21乃
至R24によって構成されている。なお、抵抗R21に
対する抵抗R22の抵抗値の比をn倍とすると、抵抗R
23に対する抵抗R24の抵抗値の比もまたn倍に設定
される。そして該差動増幅部2の出力信号はコンデンサ
Cを介して反転増幅部3に与えられる。すなわち該差動
増幅部2の出力信号のうち、直流成分は該コンデンサC
によりカットされ、該差動増幅部2の出力信号に含まれ
る交流成分のみが該反転増幅部3に与えられる。
増幅部であって、オペアンプ21,22と抵抗R21乃
至R24によって構成されている。なお、抵抗R21に
対する抵抗R22の抵抗値の比をn倍とすると、抵抗R
23に対する抵抗R24の抵抗値の比もまたn倍に設定
される。そして該差動増幅部2の出力信号はコンデンサ
Cを介して反転増幅部3に与えられる。すなわち該差動
増幅部2の出力信号のうち、直流成分は該コンデンサC
によりカットされ、該差動増幅部2の出力信号に含まれ
る交流成分のみが該反転増幅部3に与えられる。
【0005】また該反転増幅部3はオペアンプ31と抵
抗R31,R32とによって構成されており、該コンデ
ンサCを介して与えられた差動増幅部2の出力信号を、
基準電圧Vref(電源電圧Vcc、例えば5Vを抵抗
R1,R2で分圧し、例えば2Vとする)を基準にして
反転させて増幅する。そして前述の差動増幅部2には、
該反転増幅部3の出力信号がその基準電圧として与えら
れており、該差動増幅部2の出力信号が増加すると該反
転増幅部3の出力信号が低下して該差動増幅部2の出力
信号の増加を抑制するように負帰還ループが形成されて
いる。
抗R31,R32とによって構成されており、該コンデ
ンサCを介して与えられた差動増幅部2の出力信号を、
基準電圧Vref(電源電圧Vcc、例えば5Vを抵抗
R1,R2で分圧し、例えば2Vとする)を基準にして
反転させて増幅する。そして前述の差動増幅部2には、
該反転増幅部3の出力信号がその基準電圧として与えら
れており、該差動増幅部2の出力信号が増加すると該反
転増幅部3の出力信号が低下して該差動増幅部2の出力
信号の増加を抑制するように負帰還ループが形成されて
いる。
【0006】次いで該反転増幅部3の出力信号は、オペ
アンプ41と抵抗R41乃至R43とによって構成され
るオフセット加算部4に与えられる。そして該オフセッ
ト加算部4にも上記基準電圧Vrefが与えられてお
り、これにより該オフセット加算部4は、該反転増幅部
3からの出力信号にオフセット電圧Vccを加算して、
その結果を該基準電圧Vrefを基準にして反転させる
ように構成される。なお該オフセット加算部4の出力電
圧Voの範囲は0Vから電源電圧Vcc(例えば5V)
の間であるため、加算して反転した結果が負である期間
の出力電圧Voは0Vとなり、このようにして加速度セ
ンサ1の出力信号のうち、減速度に対応した電圧のみを
該オフセット加算部4から出力させるとともに、加速度
センサ1からの出力信号が0のとき(このとき差動増幅
部2の出力側の電圧および反転増幅部3の入力側の
電圧はともにVref(図3に示される例の場合は直流
2V)に等しくなる)には、上記オフセット加算部4か
ら出力される出力電圧Voが例えば0.5Vとなるよう
に、抵抗R43およびR42の抵抗値が適宜設定され
る。これによって該加速度センサ1からの出力信号が0
のときと、該オフセット加算部4の出力側が断線したと
きとを容易に識別しうるようにされている。
アンプ41と抵抗R41乃至R43とによって構成され
るオフセット加算部4に与えられる。そして該オフセッ
ト加算部4にも上記基準電圧Vrefが与えられてお
り、これにより該オフセット加算部4は、該反転増幅部
3からの出力信号にオフセット電圧Vccを加算して、
その結果を該基準電圧Vrefを基準にして反転させる
ように構成される。なお該オフセット加算部4の出力電
圧Voの範囲は0Vから電源電圧Vcc(例えば5V)
の間であるため、加算して反転した結果が負である期間
の出力電圧Voは0Vとなり、このようにして加速度セ
ンサ1の出力信号のうち、減速度に対応した電圧のみを
該オフセット加算部4から出力させるとともに、加速度
センサ1からの出力信号が0のとき(このとき差動増幅
部2の出力側の電圧および反転増幅部3の入力側の
電圧はともにVref(図3に示される例の場合は直流
2V)に等しくなる)には、上記オフセット加算部4か
ら出力される出力電圧Voが例えば0.5Vとなるよう
に、抵抗R43およびR42の抵抗値が適宜設定され
る。これによって該加速度センサ1からの出力信号が0
のときと、該オフセット加算部4の出力側が断線したと
きとを容易に識別しうるようにされている。
【0007】上述したように上記反転増幅部3は、直流
的には該反転増幅部3の出力信号(センサ1からの出力
信号が0のときVref(この場合直流2V)となる)
を、上記負帰還ループを介して、該差動増幅部2の入力
側に基準電圧として与える機能を有しており、また交流
的には該差動増幅部2から与えられた交流信号を増幅し
てオフセット加算部4に送る機能を有している。そして
この場合、該増幅された交流信号の一部は上記負帰還ル
ープを介して該差動増幅部2側に戻されることとなり、
このようにして該差動増幅部2と反転増幅部3との間で
ループ回路が形成されることによって、コンデンサCと
抵抗R31とからなる該反転増幅部3に対する入力イン
ピーダンスのCR時定数を、実際の該コンデンサCおよ
び抵抗R31のCR値より大きな値とすることができ、
それだけ該コンデンサCおよび抵抗R31として容量お
よび抵抗値の小さなものが使用できるようにされてい
る。
的には該反転増幅部3の出力信号(センサ1からの出力
信号が0のときVref(この場合直流2V)となる)
を、上記負帰還ループを介して、該差動増幅部2の入力
側に基準電圧として与える機能を有しており、また交流
的には該差動増幅部2から与えられた交流信号を増幅し
てオフセット加算部4に送る機能を有している。そして
この場合、該増幅された交流信号の一部は上記負帰還ル
ープを介して該差動増幅部2側に戻されることとなり、
このようにして該差動増幅部2と反転増幅部3との間で
ループ回路が形成されることによって、コンデンサCと
抵抗R31とからなる該反転増幅部3に対する入力イン
ピーダンスのCR時定数を、実際の該コンデンサCおよ
び抵抗R31のCR値より大きな値とすることができ、
それだけ該コンデンサCおよび抵抗R31として容量お
よび抵抗値の小さなものが使用できるようにされてい
る。
【0008】このように上記図3で示される回路は、コ
ンデンサCで差動増幅部2の出力側と反転増幅部3の入
力側とが直流的に切離されており、上記基準電圧Vre
f(ここでは直流2V)は、反転増幅部3を介して差動
増幅部2側に与えられる。したがって該コンデンサCの
両端側であるおよびの電位はともに直流的には上記
Vrefに等しくなる。そのため、該コンデンサCには
該センサ部1から出力される信号の交流成分が常時加わ
ることになり(すなわち該コンデンサCの両端に印加さ
れる交流電圧の極性が交互に変化することになり)、し
たがって該コンデンサCとしては無極性のものしか使用
することができず、有極性のコンデンサ(例えば電解コ
ンデンサとかタンタルコンデンサなど容量が大きくしか
もコストが安いコンデンサ)を使用することができない
という問題点があった。
ンデンサCで差動増幅部2の出力側と反転増幅部3の入
力側とが直流的に切離されており、上記基準電圧Vre
f(ここでは直流2V)は、反転増幅部3を介して差動
増幅部2側に与えられる。したがって該コンデンサCの
両端側であるおよびの電位はともに直流的には上記
Vrefに等しくなる。そのため、該コンデンサCには
該センサ部1から出力される信号の交流成分が常時加わ
ることになり(すなわち該コンデンサCの両端に印加さ
れる交流電圧の極性が交互に変化することになり)、し
たがって該コンデンサCとしては無極性のものしか使用
することができず、有極性のコンデンサ(例えば電解コ
ンデンサとかタンタルコンデンサなど容量が大きくしか
もコストが安いコンデンサ)を使用することができない
という問題点があった。
【0009】また該センサ部1自体に不平衡電圧があり
(例えば加速度に対応した交流信号がないときにも、セ
ンサ素子(抵抗素子)のばらつきで直流電圧が出る)、
またオペアンプにもオフセット電圧があるため(これら
の直流電圧は素子のばらつきに起因するものであり、そ
の極性や大きさ等は一定でない)、上記およびの間
には潜在的には数10mV(例えば0.02V)程度の
電位差が存在する。この電位差は通常上記コンデンサC
でカットされるため最終段(オフセット加算部4)から
の出力信号Voには影響しないが、該コンデンサCが短
絡するとこの電位差がその後段のオペアンプで増幅され
て(例えば2V程度に増幅されて)、該出力信号Voに
影響することになる。
(例えば加速度に対応した交流信号がないときにも、セ
ンサ素子(抵抗素子)のばらつきで直流電圧が出る)、
またオペアンプにもオフセット電圧があるため(これら
の直流電圧は素子のばらつきに起因するものであり、そ
の極性や大きさ等は一定でない)、上記およびの間
には潜在的には数10mV(例えば0.02V)程度の
電位差が存在する。この電位差は通常上記コンデンサC
でカットされるため最終段(オフセット加算部4)から
の出力信号Voには影響しないが、該コンデンサCが短
絡するとこの電位差がその後段のオペアンプで増幅され
て(例えば2V程度に増幅されて)、該出力信号Voに
影響することになる。
【0010】ところでかかるセンサを用いたシステムで
は、センサの故障を検出し、該故障が検出されたときに
は異常な動きをしないように(例えばエアバッグが誤動
作しないように)、フェールセーフを考えているが、該
増幅された出力信号がセンサ部1からの出力信号による
ものか、該コンデンサCの短絡にもとづくものかを判別
する(すなわちセンサ部からの出力信号によるものであ
れば瞬間的に変化するが、コンデンサの短絡などの故障
による場合には該出力信号がずっと維持されることによ
り判別する)ためには、1〜2秒必要である。一方、セ
ンサ信号により数10ミリ秒以内に判断(例えば衝突な
どの判断)を下す必要があるシステム(例えばエアバッ
グシステム)では、上述のようにしてセンサの故障をチ
ェックしていては、判断を下す時間が不足してしまい
(すなわち故障に起因する出力信号か否かを判断する時
間がなく)、システムの誤動作の原因となるおそれがあ
るという問題点もあった。
は、センサの故障を検出し、該故障が検出されたときに
は異常な動きをしないように(例えばエアバッグが誤動
作しないように)、フェールセーフを考えているが、該
増幅された出力信号がセンサ部1からの出力信号による
ものか、該コンデンサCの短絡にもとづくものかを判別
する(すなわちセンサ部からの出力信号によるものであ
れば瞬間的に変化するが、コンデンサの短絡などの故障
による場合には該出力信号がずっと維持されることによ
り判別する)ためには、1〜2秒必要である。一方、セ
ンサ信号により数10ミリ秒以内に判断(例えば衝突な
どの判断)を下す必要があるシステム(例えばエアバッ
グシステム)では、上述のようにしてセンサの故障をチ
ェックしていては、判断を下す時間が不足してしまい
(すなわち故障に起因する出力信号か否かを判断する時
間がなく)、システムの誤動作の原因となるおそれがあ
るという問題点もあった。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】本考案はかかる課題を
解決するためになされたもので、センサ側に、センサ故
障時(この場合、上記コンデンサCの短絡時)に生ずる
誤った信号を、システムの誤動作にならない方向に積極
的に出力させる機能を持たせる(すなわちコンデンサ短
絡時の出力信号にフェールセーフを持たせ、例えば衝突
時のセンサ信号によって出力信号Voが上昇する場合に
は、該コンデンサCの短絡時には該出力信号Voを積極
的に低下させる)ことによって、センサ部からの出力信
号か該コンデンサの短絡故障にもとづく出力信号かを瞬
間的に判断しうるようにしてシステムの誤動作を防止
し、かつ該コンデンサとして上述したような有極性のコ
ンデンサを使用しうるようにしたものである。
解決するためになされたもので、センサ側に、センサ故
障時(この場合、上記コンデンサCの短絡時)に生ずる
誤った信号を、システムの誤動作にならない方向に積極
的に出力させる機能を持たせる(すなわちコンデンサ短
絡時の出力信号にフェールセーフを持たせ、例えば衝突
時のセンサ信号によって出力信号Voが上昇する場合に
は、該コンデンサCの短絡時には該出力信号Voを積極
的に低下させる)ことによって、センサ部からの出力信
号か該コンデンサの短絡故障にもとづく出力信号かを瞬
間的に判断しうるようにしてシステムの誤動作を防止
し、かつ該コンデンサとして上述したような有極性のコ
ンデンサを使用しうるようにしたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本考案によれば、センサ信号が入力される第1の演
算増幅回路と、該第1の演算増幅回路の出力側にコンデ
ンサおよび抵抗からなる入力インピーダンスを介して接
続される第2の演算増幅回路であってその出力側が該第
1の演算増幅回路の入力側に帰還接続されるものとをそ
なえたセンサ信号処理回路であって、該入力インピーダ
ンスが接続される該第2の演算増幅回路の入力側と所定
の電位を有する電源線との間に抵抗が接続されているこ
とを特徴とするセンサ信号処理回路が提供される。
めに本考案によれば、センサ信号が入力される第1の演
算増幅回路と、該第1の演算増幅回路の出力側にコンデ
ンサおよび抵抗からなる入力インピーダンスを介して接
続される第2の演算増幅回路であってその出力側が該第
1の演算増幅回路の入力側に帰還接続されるものとをそ
なえたセンサ信号処理回路であって、該入力インピーダ
ンスが接続される該第2の演算増幅回路の入力側と所定
の電位を有する電源線との間に抵抗が接続されているこ
とを特徴とするセンサ信号処理回路が提供される。
【0013】
【作用】上記構成によれば、該第2の演算増幅回路の入
力側と該電源線との間に抵抗が接続されることによっ
て、該第2の演算増幅回路の入力側の直流電位が、該第
1の演算増幅回路の出力側の直流電位からずれた値とな
り(すなわち該コンデンサの両端側の直流電位のバラン
スがくずれた状態となり)、これにより該コンデンサが
短絡したときには、異常信号を積極的に安全側に(フェ
ールセーフ側に)出力させることができる。更に該コン
デンサの両端側の直流電位差を越えない範囲のセンサ信
号を扱うことにより、該コンデンサとして有極性のコン
デンサを用いることができる。
力側と該電源線との間に抵抗が接続されることによっ
て、該第2の演算増幅回路の入力側の直流電位が、該第
1の演算増幅回路の出力側の直流電位からずれた値とな
り(すなわち該コンデンサの両端側の直流電位のバラン
スがくずれた状態となり)、これにより該コンデンサが
短絡したときには、異常信号を積極的に安全側に(フェ
ールセーフ側に)出力させることができる。更に該コン
デンサの両端側の直流電位差を越えない範囲のセンサ信
号を扱うことにより、該コンデンサとして有極性のコン
デンサを用いることができる。
【0014】
【実施例】図1は本考案の1実施例としてのセンサ信号
処理回路を示しており、また図2は本考案の他の実施例
としてのセンサ信号処理回路を示すもので、何れも図3
の回路と対応する部分には、同一の符号が用いられてい
る。なお図3に示されるセンサ部1およびオフセット加
算部4は、該図1および図2では図示が省略されてい
る。
処理回路を示しており、また図2は本考案の他の実施例
としてのセンサ信号処理回路を示すもので、何れも図3
の回路と対応する部分には、同一の符号が用いられてい
る。なお図3に示されるセンサ部1およびオフセット加
算部4は、該図1および図2では図示が省略されてい
る。
【0015】そして該図1に示されるものでは、該反転
増幅部3におけるオペアンプ31の反転入力端子側と
アース間に抵抗R33が接続されている点に特徴があ
り、一方、該図2に示されるものでは、該オペアンプ3
1の反転入力端子側と電源Vcc(例えば5V)との
間に抵抗R34が接続されている点に特徴がある。これ
により後述するように、コンデンサCの短絡時には、該
図1に示される実施例では該反転増幅部3の出力信号
(オペアンプ31の出力信号)が、通常時の電圧である
2Vから1.5Vに低下し、また該図2に示される実施
例では該反転増幅部3の出力信号が、通常時の電圧であ
る2Vから2.75Vに上昇する。そしてこのどちらの
実施例を採用するかは、この信号を受けるシステムのフ
ェールセーフにより(オフセット加算部4からの出力信
号Voが増加する側を安全側とするか、該出力信号Vo
が減少する側を安全側とするかにより)決められること
となる。
増幅部3におけるオペアンプ31の反転入力端子側と
アース間に抵抗R33が接続されている点に特徴があ
り、一方、該図2に示されるものでは、該オペアンプ3
1の反転入力端子側と電源Vcc(例えば5V)との
間に抵抗R34が接続されている点に特徴がある。これ
により後述するように、コンデンサCの短絡時には、該
図1に示される実施例では該反転増幅部3の出力信号
(オペアンプ31の出力信号)が、通常時の電圧である
2Vから1.5Vに低下し、また該図2に示される実施
例では該反転増幅部3の出力信号が、通常時の電圧であ
る2Vから2.75Vに上昇する。そしてこのどちらの
実施例を採用するかは、この信号を受けるシステムのフ
ェールセーフにより(オフセット加算部4からの出力信
号Voが増加する側を安全側とするか、該出力信号Vo
が減少する側を安全側とするかにより)決められること
となる。
【0016】すなわち該図1に示される実施例では、オ
ペアンプ31の反転入力端子側は加算器として働き、
センサ部からの出力信号がない通常時において、該の
電位はVref(この場合1V)に等しくなるように働
く。また該オペアンプ31の出力側は該の電位がVr
ef(1V)に等しくなるように、この場合2Vにな
る。また該差動増幅部2の各オペアンプは、該反転増幅
部3のオペアンプ31の出力を基準にするため、該差動
増幅部2の出力側の電位も2Vとなる。なお該図1の
回路において抵抗R31,R32およびR33の抵抗値
はともに例えば1メグオームに設定される。このように
上記抵抗R33を上記の点とアース間に接続すること
によって、センサ部からの出力信号がない通常時におい
て、上記の電位は上記図3の場合と同様に2Vのまま
とし、上記の電位が1Vとされる。このようにして該
コンデンサCの両端側のおよび間において1Vの電
位差を生じさせてあるので、この1V以上の交流信号を
越えない範囲のセンサ信号を扱えば、該コンデンサCは
常に側が正となり、したがって有極性のコンデンサを
使用することができる。そして通常時においては該コン
デンサC両端間に存在する直流電位差(1V)は、該コ
ンデンサCによりカットされて出力信号Vo側に影響を
及ぼさない(反転増幅部3の出力電圧は上述したように
通常時2Vであり、これによりオフセット加算部4から
の出力電圧Vo(オフセット電圧)は例えば0.5Vと
される)が、該コンデンサCが短絡したときには、該コ
ンデンサ両端間に存在する電位差にもとづいて該側か
ら側に電流が流れ込み(すなわち該側に流れ込む電
流は通常時の2倍(オペアンプ31の出力側とオペアン
プ22の出力側(すなわち側)から流れ込む)とな
り、該オペアンプ31の出力側の電位と該Vref(1
V)との差は通常時の1/2となって、該オペアンプ3
1の出力側の電位は1.5Vに低下する。なおこのとき
該の点の電位も1.5Vに低下し、また該の点の電
位は1Vのままである。このように該コンデンサの短絡
時に該オペアンプ31の出力側の電位が1.5Vまで低
下することによって、該オフセット加算部4から出力さ
れる反転出力信号Voは例えば2〜3V以上に上昇す
る。したがって該図1に示される実施例は、出力信号V
oが上昇する側を安全側とする(すなわち出力信号Vo
の低下によって例えばエアバッグの作動のための衝突判
定を行う)場合に適用される。
ペアンプ31の反転入力端子側は加算器として働き、
センサ部からの出力信号がない通常時において、該の
電位はVref(この場合1V)に等しくなるように働
く。また該オペアンプ31の出力側は該の電位がVr
ef(1V)に等しくなるように、この場合2Vにな
る。また該差動増幅部2の各オペアンプは、該反転増幅
部3のオペアンプ31の出力を基準にするため、該差動
増幅部2の出力側の電位も2Vとなる。なお該図1の
回路において抵抗R31,R32およびR33の抵抗値
はともに例えば1メグオームに設定される。このように
上記抵抗R33を上記の点とアース間に接続すること
によって、センサ部からの出力信号がない通常時におい
て、上記の電位は上記図3の場合と同様に2Vのまま
とし、上記の電位が1Vとされる。このようにして該
コンデンサCの両端側のおよび間において1Vの電
位差を生じさせてあるので、この1V以上の交流信号を
越えない範囲のセンサ信号を扱えば、該コンデンサCは
常に側が正となり、したがって有極性のコンデンサを
使用することができる。そして通常時においては該コン
デンサC両端間に存在する直流電位差(1V)は、該コ
ンデンサCによりカットされて出力信号Vo側に影響を
及ぼさない(反転増幅部3の出力電圧は上述したように
通常時2Vであり、これによりオフセット加算部4から
の出力電圧Vo(オフセット電圧)は例えば0.5Vと
される)が、該コンデンサCが短絡したときには、該コ
ンデンサ両端間に存在する電位差にもとづいて該側か
ら側に電流が流れ込み(すなわち該側に流れ込む電
流は通常時の2倍(オペアンプ31の出力側とオペアン
プ22の出力側(すなわち側)から流れ込む)とな
り、該オペアンプ31の出力側の電位と該Vref(1
V)との差は通常時の1/2となって、該オペアンプ3
1の出力側の電位は1.5Vに低下する。なおこのとき
該の点の電位も1.5Vに低下し、また該の点の電
位は1Vのままである。このように該コンデンサの短絡
時に該オペアンプ31の出力側の電位が1.5Vまで低
下することによって、該オフセット加算部4から出力さ
れる反転出力信号Voは例えば2〜3V以上に上昇す
る。したがって該図1に示される実施例は、出力信号V
oが上昇する側を安全側とする(すなわち出力信号Vo
の低下によって例えばエアバッグの作動のための衝突判
定を行う)場合に適用される。
【0017】一方該図2に示される実施例では、センサ
部からの出力信号がない通常時において、オペアンプ3
1の反転入力端子側の電位はVref(この場合3.
5V)に等しくなるように働く。また該オペアンプ31
の出力側は該の電位がVref(3.5V)に等しく
なるように、この場合も2Vとなる。更に該図1の場合
と同様に、該差動増幅部2の出力側の電位も2Vとな
る。なお該図2の回路において抵抗R31,R32およ
びR34の抵抗値はともに例えば1メグオームに設定さ
れる。このようにしてこの実施例では、上記抵抗R34
を上記の点と電源Vcc(例えば5V)との間に接続
することによって、センサ部からの出力信号がない通常
時において、上記の電位は上記図3の場合と同様に2
Vのままとし、上記の電位が3.5Vとされる。この
場合も該コンデンサCの両端側のおよび間において
1.5Vの電位差を生じさせてあるので、この電位差以
上の交流信号を越えない範囲のセンサ信号を扱えば、該
コンデンサCは常に側が正となり、したがって有極性
のコンデンサを使用することができる。
部からの出力信号がない通常時において、オペアンプ3
1の反転入力端子側の電位はVref(この場合3.
5V)に等しくなるように働く。また該オペアンプ31
の出力側は該の電位がVref(3.5V)に等しく
なるように、この場合も2Vとなる。更に該図1の場合
と同様に、該差動増幅部2の出力側の電位も2Vとな
る。なお該図2の回路において抵抗R31,R32およ
びR34の抵抗値はともに例えば1メグオームに設定さ
れる。このようにしてこの実施例では、上記抵抗R34
を上記の点と電源Vcc(例えば5V)との間に接続
することによって、センサ部からの出力信号がない通常
時において、上記の電位は上記図3の場合と同様に2
Vのままとし、上記の電位が3.5Vとされる。この
場合も該コンデンサCの両端側のおよび間において
1.5Vの電位差を生じさせてあるので、この電位差以
上の交流信号を越えない範囲のセンサ信号を扱えば、該
コンデンサCは常に側が正となり、したがって有極性
のコンデンサを使用することができる。
【0018】そして通常時においては、該図1の場合と
同様に、該コンデンサC両端間に存在する直流電位差
(1.5V)は、該コンデンサCによりカットされて出
力信号Vo側に影響を及ぼさないが、該コンデンサCが
短絡したときには、該コンデンサ両端間に存在する電位
差にもとづいて該側から側に電流が流れ出し(すな
わち該側から流れ出す電流は通常時の2倍(オペアン
プ31の出力側とオペアンプ22の出力側(すなわち
側)へ流れ出す)となり、該Vref(3.5V)と該
オペアンプ31の出力側の電位との差は通常時の1/2
となって、該オペアンプ31の出力側の電位は2.75
Vに上昇する。なおこのとき該の点の電位も2.75
Vに上昇し、該の点の電位は3.5Vのままである。
このように該コンデンサの短絡時に該オペアンプ31の
出力側の電位が2.75Vまで上昇することによって、
該オフセット加算部4から出力される反転出力信号Vo
はほぼ0Vまで低下する。したがって該図2に示される
実施例は、出力信号Voが低下する側を安全側とする
(すなわち出力信号Voの上昇によって例えばエアバッ
グの作動のための衝突判定を行う)場合に適用される。
同様に、該コンデンサC両端間に存在する直流電位差
(1.5V)は、該コンデンサCによりカットされて出
力信号Vo側に影響を及ぼさないが、該コンデンサCが
短絡したときには、該コンデンサ両端間に存在する電位
差にもとづいて該側から側に電流が流れ出し(すな
わち該側から流れ出す電流は通常時の2倍(オペアン
プ31の出力側とオペアンプ22の出力側(すなわち
側)へ流れ出す)となり、該Vref(3.5V)と該
オペアンプ31の出力側の電位との差は通常時の1/2
となって、該オペアンプ31の出力側の電位は2.75
Vに上昇する。なおこのとき該の点の電位も2.75
Vに上昇し、該の点の電位は3.5Vのままである。
このように該コンデンサの短絡時に該オペアンプ31の
出力側の電位が2.75Vまで上昇することによって、
該オフセット加算部4から出力される反転出力信号Vo
はほぼ0Vまで低下する。したがって該図2に示される
実施例は、出力信号Voが低下する側を安全側とする
(すなわち出力信号Voの上昇によって例えばエアバッ
グの作動のための衝突判定を行う)場合に適用される。
【0019】このようにして該コンデンサの短絡時には
積極的に安全側に(フェールセーフ側に)異常信号を出
力させることによって、該出力された信号が該コンデン
サの短絡故障にもとづくものであることが瞬間的に判別
でき、システムの誤動作の発生を確実に防止することが
できる。
積極的に安全側に(フェールセーフ側に)異常信号を出
力させることによって、該出力された信号が該コンデン
サの短絡故障にもとづくものであることが瞬間的に判別
でき、システムの誤動作の発生を確実に防止することが
できる。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、センサ信号からの直流
成分をカットするコンデンサが短絡故障したときに生ず
る信号を、システムの誤動作にならない方向(フェール
セーフ側)に積極的に出力させることができ、更に該コ
ンデンサとして容量が大きくかつコストの安い有極性の
コンデンサを使用することができる。
成分をカットするコンデンサが短絡故障したときに生ず
る信号を、システムの誤動作にならない方向(フェール
セーフ側)に積極的に出力させることができ、更に該コ
ンデンサとして容量が大きくかつコストの安い有極性の
コンデンサを使用することができる。
【図1】本考案の1実施例としてのセンサ信号処理回路
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】本考案の他の実施例としてのセンサ信号処理回
路の構成を示す図である。
路の構成を示す図である。
【図3】本考案の前提としてのセンサ信号処理回路の構
成を例示する図である。
成を例示する図である。
1…センサ部 2…差動増幅部 3…反転増幅部 4…オフセット加算部 21,22,31,41…オペアンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 センサ信号が一方の入力側に入力される
第1の演算増幅回路と、基準電圧が一方の入力側に接続
される第2の演算増幅回路とを備え、 前記 第1の演算増幅回路の出力側がコンデンサおよび抵
抗からなる入力インピーダンスを介して前記第2の演算
増幅回路の他方の入力側に接続され、 前記第2の演算増幅回路の出力側が前記入力インピーダ
ンスが接続される該第2の演算増幅回路の他方の入力側
に第1の抵抗を介して接続されると共に、該第2の演算
増幅回路の出力側の電圧は前記 第1の演算増幅回路の他
方の入力側に基準電圧として帰還されるセンサ信号処理
回路において、 前記入力インピーダンスが接続される前記第2の演算増
幅回路の他方の入力側と所定の電位を有する電源線との
間に第2の抵抗が接続されていることを特徴とするセン
サ信号処理回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991061159U JPH087692Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | センサ信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991061159U JPH087692Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | センサ信号処理回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515522U JPH0515522U (ja) | 1993-02-26 |
| JPH087692Y2 true JPH087692Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=13163086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991061159U Expired - Lifetime JPH087692Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | センサ信号処理回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087692Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5915311A (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-26 | Nippon Gakki Seizo Kk | 音響再生装置 |
| JPS5948113U (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-30 | 三洋電機株式会社 | 交流増幅器 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP1991061159U patent/JPH087692Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0515522U (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960827 |