JPH0515522U - センサ信号処理回路 - Google Patents

センサ信号処理回路

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JPH0515522U
JPH0515522U JP6115991U JP6115991U JPH0515522U JP H0515522 U JPH0515522 U JP H0515522U JP 6115991 U JP6115991 U JP 6115991U JP 6115991 U JP6115991 U JP 6115991U JP H0515522 U JPH0515522 U JP H0515522U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサ信号処理回路に関し、センサ信号から
の直流成分をカットするコンデンサが短絡したときに生
ずる信号をフェールセーフ側に出力させ、かつ該コンデ
ンサとして有極性のものを使用可能とすることを目的と
する。 【構成】 センサ信号が入力される差動増幅部2と、そ
の出力側に直流カット用のコンデンサCと抵抗R31を
介して接続される反転増幅部3であってその出力側が差
動増幅部2側に帰還接続されるものとをそなえ、該反転
増幅部3の入力側とアース側(又は電源Vcc側)と
の間に抵抗R33が接続され、該コンデンサCの両端側
及びの電位が常時ずらされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はセンサ等から与えられる信号の処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に増幅回路の出力信号はその電源電圧によって規制される。そこで、信号 処理回路により信号を単極化して増幅するなどの処理により、センサの出力信号 の内必要な部分のみを大きく増幅して精度よく処理することが行われている。 例えば車両が衝突した際に搭乗員を保護するエアバッグ装置等では、車両に加 速度センサを設けて車両の減速度が所定値以上になるとエアバッグを膨らませる ようにしている。この装置においては車両の減速度を精度良く検出するために加 速度センサの出力信号の内、加速に対応する部分は除去し、減速に対応する部分 を大きく増幅する信号処理回路が用いられる。
【0003】 図3は本考案の前提としてのセンサ信号処理回路の構成を例示するもので、セ ンサ部1は例えば加速度センサであって、検出された加速度に応じてブリッジを 形成する抵抗R11乃至R14(例えばピエゾ素子により構成される)の抵抗値 が変化するように構成され、加速度に対応した電圧がその出力端子間に発生する 。
【0004】 2はセンサ部1の出力信号を増幅する差動増幅部であって、オペアンプ21, 22と抵抗R21乃至R24によって構成されている。なお、抵抗R21に対す る抵抗R22の抵抗値の比をn倍とすると、抵抗R23に対する抵抗R24の抵 抗値の比もまたn倍に設定される。そして該差動増幅部2の出力信号はコンデン サCを介して反転増幅部3に与えられる。すなわち該差動増幅部2の出力信号の うち、直流成分は該コンデンサCによりカットされ、該差動増幅部2の出力信号 に含まれる交流成分のみが該反転増幅部3に与えられる。
【0005】 また該反転増幅部3はオペアンプ31と抵抗R31,R32とによって構成さ れており、該コンデンサCを介して与えられた差動増幅部2の出力信号を、基準 電圧Vref(電源電圧Vcc、例えば5Vを抵抗R1,R2で分圧し、例えば 2Vとする)を基準にして反転させて増幅する。そして前述の差動増幅部2には 、該反転増幅部3の出力信号がその基準電圧として与えられており、該差動増幅 部2の出力信号が増加すると該反転増幅部3の出力信号が低下して該差動増幅部 2の出力信号の増加を抑制するように負帰還ループが形成されている。
【0006】 次いで該反転増幅部3の出力信号は、オペアンプ41と抵抗R41乃至R43 とによって構成されるオフセット加算部4に与えられる。そして該オフセット加 算部4にも上記基準電圧Vrefが与えられており、これにより該オフセット加 算部4は、該反転増幅部3からの出力信号にオフセット電圧Vccを加算して、 その結果を該基準電圧Vrefを基準にして反転させるように構成される。なお 該オフセット加算部4の出力電圧Voの範囲は0Vから電源電圧Vcc(例えば 5V)の間であるため、加算して反転した結果が負である期間の出力電圧Voは 0Vとなり、このようにして加速度センサ1の出力信号のうち、減速度に対応し た電圧のみを該オフセット加算部4から出力させるとともに、加速度センサ1か らの出力信号が0のとき(このとき差動増幅部2の出力側の電圧および反転増 幅部3の入力側の電圧はともにVref(図3に示される例の場合は直流2V )に等しくなる)には、上記オフセット加算部4から出力されるオフセット電圧 Voが例えば0.5Vとなるように、抵抗R43およびR42の抵抗値が適宜設 定される。これによって該加速度センサ1からの出力信号が0のときと、該オフ セット加算部4の出力側が断線したときとを容易に識別しうるようにされている 。
【0007】 上述したように上記反転増幅部3は、直流的には該反転増幅部3の出力信号( センサ1からの出力信号が0のときVref(この場合直流2V)となる)を、 上記負帰還ループを介して、該差動増幅部2の入力側に基準電圧として与える機 能を有しており、また交流的には該差動増幅部2から与えられた交流信号を増幅 してオフセット加算部4に送る機能を有している。そしてこの場合、該増幅され た交流信号の一部は上記負帰還ループを介して該差動増幅部2側に戻されること となり、このようにして該差動増幅部2と反転増幅部3との間でループ回路が形 成されることによって、コンデンサCと抵抗R31とからなる該反転増幅部3に 対する入力インピーダンスのCR時定数を、実際の該コンデンサCおよび抵抗R 31のCR値より大きな値とすることができ、それだけ該コンデンサCおよび抵 抗R31として容量および抵抗値の小さなものが使用できるようにされている。
【0008】 このように上記図3で示される回路は、コンデンサCで差動増幅部2の出力側 と反転増幅部3の入力側とが直流的に切離されており、上記基準電圧Vref( ここでは直流2V)は、反転増幅部3を介して差動増幅部2側に与えられる。し たがって該コンデンサCの両端側であるおよびの電位はともに直流的には上 記Vrefに等しくなる。そのため、該コンデンサCには該センサ部1から出力 される信号の交流成分が常時加わることになり(すなわち該コンデンサCの両端 に印加される交流電圧の極性が交互に変化することになり)、したがって該コン デンサCとしては無極性のものしか使用することができず、有極性のコンデンサ (例えば電解コンデンサとかタンタルコンデンサなど容量が大きくしかもコスト が安いコンデンサ)を使用することができないという問題点があった。
【0009】 また該センサ部1自体に不平衡電圧があり(例えば加速度に対応した交流信号 がないときにも、センサ素子(抵抗素子)のばらつきで直流電圧が出る)、また オペアンプにもオフセット電圧があるため(これらの直流電圧は素子のばらつき に起因するものであり、その極性や大きさ等は一定でない)、上記およびの 間には潜在的には数10mV(例えば0.2V)程度の電位差が存在する。この 電位差は通常上記コンデンサCでカットされるため最終段(オフセット加算部4 )からの出力信号Voには影響しないが、該コンデンサCが短絡するとこの電位 差がその後段のオペアンプで増幅されて(例えば2V程度に増幅されて)、該出 力信号Voに影響することになる。
【0010】 ところでかかるセンサを用いたシステムでは、センサの故障を検出し、該故障 が検出されたときには異常な動きをしないように(例えばエアバッグが誤動作し ないように)、フェールセーフを考えているが、該増幅された出力信号がセンサ 部1からの出力信号によるものか、該コンデンサCの短絡にもとづくものかを判 別する(すなわちセンサ部からの出力信号によるものであれば瞬間的に変化する が、コンデンサの短絡などの故障による場合には該出力信号がずっと維持される ことにより判別する)ためには、1〜2秒必要である。一方、センサ信号により 数10ミリ秒以内に判断(例えば衝突などの判断)を下す必要があるシステム( 例えばエアバッグシステム)では、上述のようにしてセンサの故障をチェックし ていては、判断を下す時間が不足してしまい(すなわち故障に起因する出力信号 か否かを判断する時間がなく)、システムの誤動作の原因となるおそれがあると いう問題点もあった。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はかかる課題を解決するためになされたもので、センサ側に、センサ故 障時(この場合、上記コンデンサCの短絡時)に生ずる誤った信号を、システム の誤動作にならない方向に積極的に出力させる機能を持たせる(すなわちコンデ ンサ短絡時の出力信号にフェールセーフを持たせ、例えば衝突時のセンサ信号に よって出力信号Voが上昇する場合には、該コンデンサCの短絡時には該出力信 号Voを積極的に低下させる)ことによって、センサ部からの出力信号か該コン デンサの短絡故障にもとづく出力信号かを瞬間的に判断しうるようにしてシステ ムの誤動作を防止し、かつ該コンデンサとして上述したような有極性のコンデン サを使用しうるようにしたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために本考案によれば、センサ信号が入力される第1の 演算増幅回路と、該第1の演算増幅回路の出力側にコンデンサおよび抵抗からな る入力インピーダンスを介して接続される第2の演算増幅回路であってその出力 側が該第1の演算増幅回路の入力側に帰還接続されるものとをそなえたセンサ信 号処理回路であって、該入力インピーダンスが接続される該第2の演算増幅回路 の入力側と所定の電位を有する電源線との間に抵抗が接続されていることを特徴 とするセンサ信号処理回路が提供される。
【0013】
【作用】
上記構成によれば、該第2の演算増幅回路の入力側と該電源線との間に抵抗が 接続されることによって、該第2の演算増幅回路の入力側の直流電位が、該第1 の演算増幅回路の出力側の直流電位からずれた値となり(すなわち該コンデンサ の両端側の直流電位のバランスがくずれた状態となり)、これにより該コンデン サが短絡したときには、異常信号を積極的に安全側に(フェールセーフ側に)出 力させることができる。更に該コンデンサの両端側の直流電位差を越えない範囲 のセンサ信号を扱うことにより、該コンデンサとして有極性のコンデンサを用い ることができる。
【0014】
【実施例】
図1は本考案の1実施例としてのセンサ信号処理回路を示しており、また図2 は本考案の他の実施例としてのセンサ信号処理回路を示すもので、何れも図3の 回路と対応する部分には、同一の符号が用いられている。なお図3に示されるセ ンサ部1およびオフセット加算部4は、該図1および図2では図示が省略されて いる。
【0015】 そして該図1に示されるものでは、該反転増幅部3におけるオペアンプ31の 反転入力端子側とアース間に抵抗R33が接続されている点に特徴があり、一 方、該図2に示されるものでは、該オペアンプ31の反転入力端子側と電源V cc(例えば5V)との間に抵抗R34が接続されている点に特徴がある。これ により後述するように、コンデンサCの短絡時には、該図1に示される実施例で は該反転増幅部3の出力信号(オペアンプ31の出力信号)が、通常時の電圧で ある2Vから1.5Vに低下し、また該図2に示される実施例では該反転増幅部 3の出力信号が、通常時の電圧である2Vから2.75Vに上昇する。そしてこ のどちらの実施例を採用するかは、この信号を受けるシステムのフェールセーフ により(オフセット加算部4からの出力信号Voが増加する側を安全側とするか 、該出力信号Voが減少する側を安全側とするかにより)決められることとなる 。
【0016】 すなわち該図1に示される実施例では、オペアンプ31の反転入力端子側は 加算器として働き、センサ部からの出力信号がない通常時において、該の電位 はVref(この場合1V)に等しくなるように働く。また該オペアンプ31の 出力側は該の電位がVref(1V)に等しくなるように、この場合2Vにな る。また該差動増幅部2の各オペアンプは、該反転増幅部3のオペアンプ31の 出力を基準にするため、該差動増幅部2の出力側の電位も2Vとなる。なお該 図1の回路において抵抗R31,R32およびR33の抵抗値はともに例えば1 メグオームに設定される。このように上記抵抗R33を上記の点とアース間に 接続することによって、センサ部からの出力信号がない通常時において、上記 の電位は上記図3の場合と同様に2Vのままとし、上記の電位が1Vとされる 。このようにして該コンデンサCの両端側のおよび間において1Vの電位差 を生じさせてあるので、この1V以上の交流信号を越えない範囲のセンサ信号を 扱えば、該コンデンサCは常に側が正となり、したがって有極性のコンデンサ を使用することができる。そして通常時においては該コンデンサC両端間に存在 する直流電位差(1V)は、該コンデンサCによりカットされて出力信号Vo側 に影響を及ぼさない(反転増幅部3の出力電圧は上述したように通常時2Vであ り、これによりオフセット加算部4からの出力電圧Vo(オフセット電圧)は例 えば0.5Vとされる)が、該コンデンサCが短絡したときには、該コンデンサ 両端間に存在する電位差にもとづいて該側から側に電流が流れ込み(すなわ ち該側に流れ込む電流は通常時の2倍(オペアンプ31の出力側とオペアンプ 22の出力側(すなわち側)から流れ込む)となり、該オペアンプ31の出力 側の電位と該Vref(1V)との差は通常時の1/2となって、該オペアンプ 31の出力側の電位は1.5Vに低下する。なおこのとき該の点の電位も1. 5Vに低下し、また該の点の電位は1Vのままである。このように該コンデン サの短絡時に該オペアンプ31の出力側の電位が1.5Vまで低下することによ って、該オフセット加算部4から出力される反転出力信号Voは例えば2〜3V 以上に上昇する。したがって該図1に示される実施例は、出力信号Voが上昇す る側を安全側とする(すなわち出力信号Voの低下によって例えばエアバッグの 作動のための衝突判定を行う)場合に適用される。
【0017】 一方該図2に示される実施例では、センサ部からの出力信号がない通常時にお いて、オペアンプ31の反転入力端子側の電位はVref(この場合3.5V )に等しくなるように働く。また該オペアンプ31の出力側は該の電位がVr ef(3.5V)に等しくなるように、この場合も2Vとなる。更に該図1の場 合と同様に、該差動増幅部2の出力側の電位も2Vとなる。なお該図2の回路 において抵抗R31,R32およびR34の抵抗値はともに例えば1メグオーム に設定される。このようにしてこの実施例では、上記抵抗R34を上記の点と 電源Vcc(例えば5V)との間に接続することによって、センサ部からの出力 信号がない通常時において、上記の電位は上記図3の場合と同様に2Vのまま とし、上記の電位が3.5Vとされる。この場合も該コンデンサCの両端側の および間において1.5Vの電位差を生じさせてあるので、この電位差以上 の交流信号を越えない範囲のセンサ信号を扱えば、該コンデンサCは常に側が 正となり、したがって有極性のコンデンサを使用することができる。
【0018】 そして通常時においては、該図1の場合と同様に、該コンデンサC両端間に存 在する直流電位差(1.5V)は、該コンデンサCによりカットされて出力信号 Vo側に影響を及ぼさないが、該コンデンサCが短絡したときには、該コンデン サ両端間に存在する電位差にもとづいて該側から側に電流が流れ出し(すな わち該側から流れ出す電流は通常時の2倍(オペアンプ31の出力側とオペア ンプ22の出力側(すなわち側)へ流れ出す)となり、該Vref(3.5V )と該オペアンプ31の出力側の電位との差は通常時の1/2となって、該オペ アンプ31の出力側の電位は2.75Vに上昇する。なおこのとき該の点の電 位も2.75Vに上昇し、該の点の電位は3.5Vのままである。このように 該コンデンサの短絡時に該オペアンプ31の出力側の電位が2.75Vまで上昇 することによって、該オフセット加算部4から出力される反転出力信号Voはほ ぼ0Vまで低下する。したがって該図2に示される実施例は、出力信号Voが低 下する側を安全側とする(すなわち出力信号Voの上昇によって例えばエアバッ グの作動のための衝突判定を行う)場合に適用される。
【0019】 このようにして該コンデンサの短絡時には積極的に安全側に(フェールセーフ 側に)異常信号を出力させることによって、該出力された信号が該コンデンサの 短絡故障にもとづくものであることが瞬間的に判別でき、システムの誤動作の発 生を確実に防止することができる。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、センサ信号からの直流成分をカットするコンデンサが短絡故 障したときに生ずる信号を、システムの誤動作にならない方向(フェールセーフ 側)に積極的に出力させることができ、更に該コンデンサとして容量が大きくか つコストの安い有極性のコンデンサを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例としてのセンサ信号処理回路
の構成を示す図である。
【図2】本考案の他の実施例としてのセンサ信号処理回
路の構成を示す図である。
【図3】本考案の前提としてのセンサ信号処理回路の構
成を例示する図である。
【符号の説明】
1…センサ部 2…差動増幅部 3…反転増幅部 4…オフセット加算部 21,22,31,41…オペアンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ信号が入力される第1の演算増幅
    回路と、該第1の演算増幅回路の出力側にコンデンサお
    よび抵抗からなる入力インピーダンスを介して接続され
    る第2の演算増幅回路であってその出力側が該第1の演
    算増幅回路の入力側に帰還接続されるものとをそなえた
    センサ信号処理回路であって、該入力インピーダンスが
    接続される該第2の演算増幅回路の入力側と所定の電位
    を有する電源線との間に抵抗が接続されていることを特
    徴とするセンサ信号処理回路。
JP1991061159U 1991-08-02 1991-08-02 センサ信号処理回路 Expired - Lifetime JPH087692Y2 (ja)

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JPH087692Y2 JPH087692Y2 (ja) 1996-03-04

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915311A (ja) * 1982-07-16 1984-01-26 Nippon Gakki Seizo Kk 音響再生装置
JPS5948113U (ja) * 1982-09-22 1984-03-30 三洋電機株式会社 交流増幅器

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