JPH087785A - 陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向ヨークの垂直偏向コイル巻線方法 - Google Patents
陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向ヨークの垂直偏向コイル巻線方法Info
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- JPH087785A JPH087785A JP7156087A JP15608795A JPH087785A JP H087785 A JPH087785 A JP H087785A JP 7156087 A JP7156087 A JP 7156087A JP 15608795 A JP15608795 A JP 15608795A JP H087785 A JPH087785 A JP H087785A
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- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
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- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2209/00—Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
- H01J2209/236—Manufacture of magnetic deflecting devices
- H01J2209/2363—Coils
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】偏向された電子ビームにより画像が歪んだり揺
れる現象を防止する陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向
ヨークの垂直偏向コイルの巻線方法を提供する。 【構成】偏向ヨークの垂直偏向コイル60はコア70の
一側端部から中央部までワイヤによる主巻線がなされ、
この中央部からコア70の他側端部へ1回のリターン巻
線でコア70の外周面に沿ってワイヤが巻かれ、コア7
0の他側端部から中央部までワイヤによる主巻線がなさ
れ、前記コアの中央部から前記一側端部までコア70の
外周面に沿って1回のリターン巻線でワイヤが巻かれる
工程を繰り返してコイリングされることにより、垂直偏
向磁界の歪曲を防止する。
れる現象を防止する陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向
ヨークの垂直偏向コイルの巻線方法を提供する。 【構成】偏向ヨークの垂直偏向コイル60はコア70の
一側端部から中央部までワイヤによる主巻線がなされ、
この中央部からコア70の他側端部へ1回のリターン巻
線でコア70の外周面に沿ってワイヤが巻かれ、コア7
0の他側端部から中央部までワイヤによる主巻線がなさ
れ、前記コアの中央部から前記一側端部までコア70の
外周面に沿って1回のリターン巻線でワイヤが巻かれる
工程を繰り返してコイリングされることにより、垂直偏
向磁界の歪曲を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陰極線管用偏向ヨーク及
びこの偏向ヨークの垂直偏向コイル巻線方法に係り、さ
らに詳細には電子銃から放出された電子ビームを偏向さ
せる陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向ヨークの垂直偏
向コイル巻線方法に関する。
びこの偏向ヨークの垂直偏向コイル巻線方法に係り、さ
らに詳細には電子銃から放出された電子ビームを偏向さ
せる陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向ヨークの垂直偏
向コイル巻線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、陰極線管は、図8に示したよう
に、その内面に蛍光膜2が形成されたパネル3と、電子
銃が設けられたネック部及び陰極線管用偏向ヨーク5が
設けられたコーン部を有するファンネル6とを具備し、
このパネル3とファンネル6とが結合されて構成されて
いる。
に、その内面に蛍光膜2が形成されたパネル3と、電子
銃が設けられたネック部及び陰極線管用偏向ヨーク5が
設けられたコーン部を有するファンネル6とを具備し、
このパネル3とファンネル6とが結合されて構成されて
いる。
【0003】このように構成された陰極線管1は、電子
銃4から放出された電子ビームが偏向ヨーク5により選
択的に偏向されて、電子ビームの走査位置にあたる蛍光
膜2にランディングされることにより、画像が形成され
る。
銃4から放出された電子ビームが偏向ヨーク5により選
択的に偏向されて、電子ビームの走査位置にあたる蛍光
膜2にランディングされることにより、画像が形成され
る。
【0004】ところで、前述したように、ファンネル6
のネック部に装着された電子銃4から放出された電子ビ
ームを、蛍光膜2の所定位置に適切に偏向させるために
は、偏向ヨーク5の水平偏向コイルはピンクッション形
状の偏向磁界を形成すべきであり、また、垂直偏向コイ
ルはバレル形状の偏向磁界を形成しなければならない。
のネック部に装着された電子銃4から放出された電子ビ
ームを、蛍光膜2の所定位置に適切に偏向させるために
は、偏向ヨーク5の水平偏向コイルはピンクッション形
状の偏向磁界を形成すべきであり、また、垂直偏向コイ
ルはバレル形状の偏向磁界を形成しなければならない。
【0005】図9は従来の陰極線管用偏向ヨークの一実
施例を示す説明用断面図である。
施例を示す説明用断面図である。
【0006】図9に示した陰極線管用偏向ヨークは、コ
ーン状のセパレーター11と、このセパレーター11の
内周面に設けられた水平偏向コイル12と、セパレータ
ー11の外周面に設けられるコア13と、このコア13
に巻かれた垂直偏向コイル14とを具備して構成されて
いる。
ーン状のセパレーター11と、このセパレーター11の
内周面に設けられた水平偏向コイル12と、セパレータ
ー11の外周面に設けられるコア13と、このコア13
に巻かれた垂直偏向コイル14とを具備して構成されて
いる。
【0007】このように構成された偏向ヨーク10は、
コア13に巻かれたコイルの巻線方式に応じて垂直偏向
コイル14により形成されるピンクッション磁界の分布
と、水平偏向コイル12の巻線方式に応じて垂直偏向コ
イル14により形成されるバレル磁界の分布とが異な
り、電子ビームの偏向による磁界の偏向歪曲を発生す
る。
コア13に巻かれたコイルの巻線方式に応じて垂直偏向
コイル14により形成されるピンクッション磁界の分布
と、水平偏向コイル12の巻線方式に応じて垂直偏向コ
イル14により形成されるバレル磁界の分布とが異な
り、電子ビームの偏向による磁界の偏向歪曲を発生す
る。
【0008】そこで、従来、かかる偏向歪曲を補償する
ために多くのコイル巻線方式が提案されている。
ために多くのコイル巻線方式が提案されている。
【0009】垂直偏向コイルについての偏向歪曲を補償
する巻線方式の一例としては、コアの一側から他側まで
ワイヤを巻き一層の巻線層を作った後、巻線開始点にリ
ターンし、次のワイヤ巻線層を作り、以下同様にして多
層のワイヤ巻線層を作る方法がある。
する巻線方式の一例としては、コアの一側から他側まで
ワイヤを巻き一層の巻線層を作った後、巻線開始点にリ
ターンし、次のワイヤ巻線層を作り、以下同様にして多
層のワイヤ巻線層を作る方法がある。
【0010】このような巻線方法は、ワイヤがコアの外
周面に沿って直線経路をとるシュートバック(shootbac
k)方法であって、開始点にリターンしたりワイヤがコア
の外周面に沿って漸進的に大きくなる環状型経路を従う
スパイラルバック(spiralback) 式でリターンするよう
になる。
周面に沿って直線経路をとるシュートバック(shootbac
k)方法であって、開始点にリターンしたりワイヤがコア
の外周面に沿って漸進的に大きくなる環状型経路を従う
スパイラルバック(spiralback) 式でリターンするよう
になる。
【0011】前記シュートバック巻線方法を使用すれ
ば、ワイヤ位置の急な変更により巻線層の縦端付近でワ
イヤがスリップしたり、ワイヤの位置が巻線層から外れ
る場合がある。このような問題点を解決するためにはワ
イヤが元の位置を保つようにするため、固定用接着剤な
どで固定する手段が必要になる。
ば、ワイヤ位置の急な変更により巻線層の縦端付近でワ
イヤがスリップしたり、ワイヤの位置が巻線層から外れ
る場合がある。このような問題点を解決するためにはワ
イヤが元の位置を保つようにするため、固定用接着剤な
どで固定する手段が必要になる。
【0012】しかし、この巻線方法では、帰還巻線の一
部がコアの内側、即ち、有効領域に沿って配置されるの
で、変更磁界に不要な高周波が入り込み、望まないリン
ギング(ringing)現象を偏向電流に発生させる。即ち、
偏向ヨークの性能に悪影響を及ぼす間接磁界が生じると
ともに、コアに巻かれるコイルが右端から左端にリター
ンする時にワイヤが捩じれる問題点があった。
部がコアの内側、即ち、有効領域に沿って配置されるの
で、変更磁界に不要な高周波が入り込み、望まないリン
ギング(ringing)現象を偏向電流に発生させる。即ち、
偏向ヨークの性能に悪影響を及ぼす間接磁界が生じると
ともに、コアに巻かれるコイルが右端から左端にリター
ンする時にワイヤが捩じれる問題点があった。
【0013】また、前述したスパイラル巻線方法では、
間接磁界を最小化するため、図10に示したように、コ
ア21の左端から右端に繰り返して主巻線22が巻か
れ、ワイヤ23がコア21の右端から左端へ一回だけリ
ターンする巻線方式が開発されているが、このような巻
線方法では、左端から右端に巻かれた主巻線22に発生
する磁界分布は歪曲がないが、最初の位置に一回リター
ンするワイヤ23により磁界の歪曲が発生するという問
題点がある。
間接磁界を最小化するため、図10に示したように、コ
ア21の左端から右端に繰り返して主巻線22が巻か
れ、ワイヤ23がコア21の右端から左端へ一回だけリ
ターンする巻線方式が開発されているが、このような巻
線方法では、左端から右端に巻かれた主巻線22に発生
する磁界分布は歪曲がないが、最初の位置に一回リター
ンするワイヤ23により磁界の歪曲が発生するという問
題点がある。
【0014】さらに、従来、図11に示したように、コ
ア31の下部に互いに所定の間隔離隔されワイヤ34が
保持する複数のスリット32が形成された固定枠33が
コア31に装着され、ワイヤ34がコア31の中央部を
中心としてコア31の左側ではコア31の左側端部から
中央部側に向けてコイル31をなし、かつ、ワイヤ34
が時計方向に巻かれ、右側ではワイヤ34をコアの右側
端部から中央部側に向けてコイルをなし、かつ、反時計
方向に巻かれている偏向ヨークもある。
ア31の下部に互いに所定の間隔離隔されワイヤ34が
保持する複数のスリット32が形成された固定枠33が
コア31に装着され、ワイヤ34がコア31の中央部を
中心としてコア31の左側ではコア31の左側端部から
中央部側に向けてコイル31をなし、かつ、ワイヤ34
が時計方向に巻かれ、右側ではワイヤ34をコアの右側
端部から中央部側に向けてコイルをなし、かつ、反時計
方向に巻かれている偏向ヨークもある。
【0015】しかし、このような方法でコイルが巻かれ
た偏向ヨークでは、蛍光面にランディングされる電子ビ
ームスポットの物理的広がりを減らすことができるが、
コア31の下部に固定枠33を設けるので、偏向ヨーク
がコスト高になるとともに、ワイヤ34の巻線が困難で
あるため、生産性の向上を図ることができないという問
題点があった。
た偏向ヨークでは、蛍光面にランディングされる電子ビ
ームスポットの物理的広がりを減らすことができるが、
コア31の下部に固定枠33を設けるので、偏向ヨーク
がコスト高になるとともに、ワイヤ34の巻線が困難で
あるため、生産性の向上を図ることができないという問
題点があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は前記
の問題点を解決するために創出されたものであって、偏
向された電子ビームにより画像が歪んだり揺れる現象を
防止する陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向ヨークの垂
直偏向コイルの巻線方法を提供することを目的とする。
の問題点を解決するために創出されたものであって、偏
向された電子ビームにより画像が歪んだり揺れる現象を
防止する陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向ヨークの垂
直偏向コイルの巻線方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を達成するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、コーン状のセパレーターと、このセパレ
ーターの外周面に設けられて前記セパレーターを取り囲
む一対のコアと、前記各コアの一端部から中央部まで巻
かれるワイヤによる主巻線がなされ、この中央部からコ
アの他側端部まで一回にリターンするワイヤがコアの外
周面に沿って巻かれ、前記コアの他側端部から中央部ま
で巻かれるワイヤにより主巻線がなされ、前記コアの中
央部から前記一側端部までコアの外周面に沿ってワイヤ
が一回にリターンする過程を繰り返して巻かれたコイル
を具備してなることを特徴とする。
め、本発明は、コーン状のセパレーターと、このセパレ
ーターの外周面に設けられて前記セパレーターを取り囲
む一対のコアと、前記各コアの一端部から中央部まで巻
かれるワイヤによる主巻線がなされ、この中央部からコ
アの他側端部まで一回にリターンするワイヤがコアの外
周面に沿って巻かれ、前記コアの他側端部から中央部ま
で巻かれるワイヤにより主巻線がなされ、前記コアの中
央部から前記一側端部までコアの外周面に沿ってワイヤ
が一回にリターンする過程を繰り返して巻かれたコイル
を具備してなることを特徴とする。
【0018】本発明の陰極線管用偏向ヨークにおいて、
前記コアの中央部を中心として両側に位置されたリター
ン巻線数を同一にすることが望ましい。
前記コアの中央部を中心として両側に位置されたリター
ン巻線数を同一にすることが望ましい。
【0019】そして、前記の目的を達成するための本発
明の他の特徴は、コアと該コアにワイヤを巻く陰極線管
用ヨークの垂直偏向コイル巻線方法において、前記コア
の中央部を中心として第1,2領域に分割しコアの一側
端部からコアの中央部までワイヤを巻く第1段階と、前
記コアの中央部に位置したワイヤを前記コアの中央部か
らコアの他側端部にコアの周面に沿って1回巻線する第
2段階と、前記コアの他側端部に位置したワイヤをコア
の中央まで連続して巻く第3段階と、前記コアの中央部
に位置されたワイヤを前記コアの一側端部までコアの周
面に沿って1回巻線する第4段階とを含んでなることを
特徴とする。
明の他の特徴は、コアと該コアにワイヤを巻く陰極線管
用ヨークの垂直偏向コイル巻線方法において、前記コア
の中央部を中心として第1,2領域に分割しコアの一側
端部からコアの中央部までワイヤを巻く第1段階と、前
記コアの中央部に位置したワイヤを前記コアの中央部か
らコアの他側端部にコアの周面に沿って1回巻線する第
2段階と、前記コアの他側端部に位置したワイヤをコア
の中央まで連続して巻く第3段階と、前記コアの中央部
に位置されたワイヤを前記コアの一側端部までコアの周
面に沿って1回巻線する第4段階とを含んでなることを
特徴とする。
【0020】
【作用】本発明の垂直偏向コイルは、コアの一側端部か
ら中央部までワイヤによる主巻線がなされ、この中央部
からコアの他側端部へ1回のリターン巻線でコアの外周
面に沿ってワイヤが巻かれ、前記コアの他側端部から中
央部までワイヤによる主巻線がなされ、前記コアの中央
部から前記一側端部までコアの外周面に沿って1回のリ
ターン巻線でワイヤが巻かれる工程を繰り返してコイリ
ングすることにより、垂直偏向磁界の歪曲を防止しう
る。
ら中央部までワイヤによる主巻線がなされ、この中央部
からコアの他側端部へ1回のリターン巻線でコアの外周
面に沿ってワイヤが巻かれ、前記コアの他側端部から中
央部までワイヤによる主巻線がなされ、前記コアの中央
部から前記一側端部までコアの外周面に沿って1回のリ
ターン巻線でワイヤが巻かれる工程を繰り返してコイリ
ングすることにより、垂直偏向磁界の歪曲を防止しう
る。
【0021】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。
説明する。
【0022】図1は本発明に係る陰極線管用偏向ヨーク
の一実施例を示す斜視図である。
の一実施例を示す斜視図である。
【0023】この実施例の偏向ヨークは、陰極線管のコ
ーン部に装着されて熱電子を放出するものであって、コ
ーンタイプのセパレーター51と、セパレーター51の
内周面に設けられる一対の水平偏向コイル52と、セパ
レーター51の外周面に設けられた垂直偏向コイル60
とを具備して構成される。
ーン部に装着されて熱電子を放出するものであって、コ
ーンタイプのセパレーター51と、セパレーター51の
内周面に設けられる一対の水平偏向コイル52と、セパ
レーター51の外周面に設けられた垂直偏向コイル60
とを具備して構成される。
【0024】この垂直偏向コイル60は、セパレーター
51の外周面に固定されるコア70に所定のパターンで
巻かれている。また、コア70にワイヤが巻かれてなる
垂直偏向コイル60は、図6に示したように、各コア7
0の左端部から中央部までワイヤが巻かれた第1主巻線
部61と、コア70の中央部からコア70の周面に沿っ
て右側端部に1回の巻線によりなる第1リターン巻線部
62と、コア70の右側端部から中央部まで巻かれた第
2主巻線部63と、コア70の中央部から右側端部まで
コア70の周面に沿って1回の巻線よりなる第2リター
ン巻線部64とを具備して構成されている。
51の外周面に固定されるコア70に所定のパターンで
巻かれている。また、コア70にワイヤが巻かれてなる
垂直偏向コイル60は、図6に示したように、各コア7
0の左端部から中央部までワイヤが巻かれた第1主巻線
部61と、コア70の中央部からコア70の周面に沿っ
て右側端部に1回の巻線によりなる第1リターン巻線部
62と、コア70の右側端部から中央部まで巻かれた第
2主巻線部63と、コア70の中央部から右側端部まで
コア70の周面に沿って1回の巻線よりなる第2リター
ン巻線部64とを具備して構成されている。
【0025】ここで、第1,第2主巻線部61,63と
第1,第2リターン巻線部62,64は、コア70の外
周面に繰り返してワイヤが巻かれて層をなす構造に形成
し得る。また、コア70の中央部を中心として両側にそ
れぞれ巻線された第1,第2リターン巻線部62,64
は、同一な巻線数で巻くことが望ましい。さらに、第
1,第2リターン巻線部62,64は、コア70の外周
面に位置されるようにし、コア70の内側、即ち、有効
領域に配置しないようにすることが望ましい。
第1,第2リターン巻線部62,64は、コア70の外
周面に繰り返してワイヤが巻かれて層をなす構造に形成
し得る。また、コア70の中央部を中心として両側にそ
れぞれ巻線された第1,第2リターン巻線部62,64
は、同一な巻線数で巻くことが望ましい。さらに、第
1,第2リターン巻線部62,64は、コア70の外周
面に位置されるようにし、コア70の内側、即ち、有効
領域に配置しないようにすることが望ましい。
【0026】そして、本発明に係る偏向ヨークの垂直偏
向コイルの巻線方法は、図2及び図3に示したように、
コア70の中央部を中心として左右側(図面に記載され
たコア70の左側と右側)に区画して、コア70の左側
端部(a地点)から中央部(b地点)までワイヤを巻く
第1段階と、コア70の中央部から右側端部(c地点)
までコア70の外周面に沿って一回リターン巻線する第
2段階と、コア70の右側端部に巻かれたワイヤを連続
して右側端部(c地点)からコア70の中央部(b地
点)まで巻く第3段階と、コア70の中央部に位置され
たワイヤを連続してコア70の左側端部(a地点)まで
一回にリターン巻線する第4段階と、コア70の左側端
部(a地点)から中央部(b地点)まで巻く第5段階と
を含んでなる。
向コイルの巻線方法は、図2及び図3に示したように、
コア70の中央部を中心として左右側(図面に記載され
たコア70の左側と右側)に区画して、コア70の左側
端部(a地点)から中央部(b地点)までワイヤを巻く
第1段階と、コア70の中央部から右側端部(c地点)
までコア70の外周面に沿って一回リターン巻線する第
2段階と、コア70の右側端部に巻かれたワイヤを連続
して右側端部(c地点)からコア70の中央部(b地
点)まで巻く第3段階と、コア70の中央部に位置され
たワイヤを連続してコア70の左側端部(a地点)まで
一回にリターン巻線する第4段階と、コア70の左側端
部(a地点)から中央部(b地点)まで巻く第5段階と
を含んでなる。
【0027】ここで、垂直偏向コイルを巻線する方法に
おいては、コア70の左右側に巻かれる主巻線及びリタ
ーン巻線は同一な巻線数であることが望ましい。
おいては、コア70の左右側に巻かれる主巻線及びリタ
ーン巻線は同一な巻線数であることが望ましい。
【0028】次に、このように構成された本発明に係る
陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向ヨークの垂直偏向コ
イル巻線方法の作用を説明すれば次の通りである。
陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向ヨークの垂直偏向コ
イル巻線方法の作用を説明すれば次の通りである。
【0029】まず、本発明に係る陰極線管用偏向ヨーク
の垂直偏向コイル60に所定の電位が印加されれると、
電子銃から放出された電子ビームを偏向させる磁界が形
成される。コア70の中央部を中心として両側にワイヤ
が巻かれた第1,第2主巻線部61,63により形成さ
れる磁界の分布は、図4に示されたように、陰極線管の
スクリーン面の垂直方向をY軸とし、スクリーン面との
水平方向をX軸とし、陰極線管のスクリーン面から電子
銃側への方向をZ軸とするとき、Z軸に対して歪曲なし
に適切な分布が形成される。
の垂直偏向コイル60に所定の電位が印加されれると、
電子銃から放出された電子ビームを偏向させる磁界が形
成される。コア70の中央部を中心として両側にワイヤ
が巻かれた第1,第2主巻線部61,63により形成さ
れる磁界の分布は、図4に示されたように、陰極線管の
スクリーン面の垂直方向をY軸とし、スクリーン面との
水平方向をX軸とし、陰極線管のスクリーン面から電子
銃側への方向をZ軸とするとき、Z軸に対して歪曲なし
に適切な分布が形成される。
【0030】即ち、電子銃から放出された電子ビームを
中心として対称的に形成されるようになる。そして、第
1,第2リターン巻線部62,64により形成される垂
直磁界の分布はコア70の中央部を中心として両側に対
称されるように傾斜しているので、相互反対方向に磁界
が歪曲されるようになる。
中心として対称的に形成されるようになる。そして、第
1,第2リターン巻線部62,64により形成される垂
直磁界の分布はコア70の中央部を中心として両側に対
称されるように傾斜しているので、相互反対方向に磁界
が歪曲されるようになる。
【0031】即ち、コア70の中央部を中心として右側
に傾斜して巻かれた第1リターン巻線部62に形成され
た磁界分布80の軸Z′とコア70の右側に傾斜して巻
かれた第2リターン巻線部64により形成される磁界分
布80′の軸Z″とがZ軸を中心として所定角度ずつ外
れるが、これらはこの外れる方向が相互反対であり、Z
軸を中心として対称をなすようになる。従って、第1,
第2主巻線部61,63と第1,第2リターン巻線部6
2,64とで形成される垂直偏向磁界の歪曲状態は、図
5に示したように、Y軸を中心として対称をなす。この
ため、偏向ヨークの性能に悪影響を及ぼす干渉磁界の影
響を減らすことができる。
に傾斜して巻かれた第1リターン巻線部62に形成され
た磁界分布80の軸Z′とコア70の右側に傾斜して巻
かれた第2リターン巻線部64により形成される磁界分
布80′の軸Z″とがZ軸を中心として所定角度ずつ外
れるが、これらはこの外れる方向が相互反対であり、Z
軸を中心として対称をなすようになる。従って、第1,
第2主巻線部61,63と第1,第2リターン巻線部6
2,64とで形成される垂直偏向磁界の歪曲状態は、図
5に示したように、Y軸を中心として対称をなす。この
ため、偏向ヨークの性能に悪影響を及ぼす干渉磁界の影
響を減らすことができる。
【0032】これをさらに詳細に説明すれば、リターン
巻線部コアに対して従来のように一方向にのみ巻かれて
いる場合は、図6に示したように、このリターン巻線と
主巻線により蛍光膜にランディングされる電子ビームが
主巻線による磁界とリターン巻線による歪曲された磁界
の合ベクトル量ほどの偏向力を受けるので、回転性を有
し画面が歪むようになる。
巻線部コアに対して従来のように一方向にのみ巻かれて
いる場合は、図6に示したように、このリターン巻線と
主巻線により蛍光膜にランディングされる電子ビームが
主巻線による磁界とリターン巻線による歪曲された磁界
の合ベクトル量ほどの偏向力を受けるので、回転性を有
し画面が歪むようになる。
【0033】しかしながら、本発明に係る偏向ヨークで
は、第1,第2リターン巻線部62,64がコア70の
中央部を中心として対称に配置され相互反対方向に傾斜
して設けられているので、図7に示したように、第1,
第2リターン巻線部62,64により形成される偏向磁
界により相互間の干渉が相殺され、このため、偏向され
る電子ビームが前述したような回転性を有しなくなり、
結果的に画面が歪むことを防止することができる。
は、第1,第2リターン巻線部62,64がコア70の
中央部を中心として対称に配置され相互反対方向に傾斜
して設けられているので、図7に示したように、第1,
第2リターン巻線部62,64により形成される偏向磁
界により相互間の干渉が相殺され、このため、偏向され
る電子ビームが前述したような回転性を有しなくなり、
結果的に画面が歪むことを防止することができる。
【0034】そして、本発明に係る偏向ヨークの垂直偏
向コイル巻線方法によれば、コア70の中央部に対して
両側にコイルを対称的に巻くことで、電子ビームを偏向
させるための垂直偏向磁界の分布を均一にできる。
向コイル巻線方法によれば、コア70の中央部に対して
両側にコイルを対称的に巻くことで、電子ビームを偏向
させるための垂直偏向磁界の分布を均一にできる。
【0035】また、第1,第2リターン巻線部62,6
4がコア70の外周面に位置するが、コア70の有効領
域であるコアの内側に位置しないため、不要な高周波が
コイルに入らず、このため、望まないリンギングが偏向
電流に発生することを防止できる。
4がコア70の外周面に位置するが、コア70の有効領
域であるコアの内側に位置しないため、不要な高周波が
コイルに入らず、このため、望まないリンギングが偏向
電流に発生することを防止できる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る偏向ヨーク及びこの垂直偏
向コイル巻線方法によれば、前記の記載実施例から明ら
かなように、電子ビームに非対称的に作用する偏向力を
減らすことができる。
向コイル巻線方法によれば、前記の記載実施例から明ら
かなように、電子ビームに非対称的に作用する偏向力を
減らすことができる。
【0037】本発明は、特に14インチないし21イン
チ又は25インチ以上の大型陰極線管に広く使用でき
る。
チ又は25インチ以上の大型陰極線管に広く使用でき
る。
【図1】本発明に係る陰極線管用偏向ヨークを示す斜視
図。
図。
【図2】本発明に係る偏向ヨークのコアに垂直偏向コイ
ルが巻かれる状態を示す斜視図。
ルが巻かれる状態を示す斜視図。
【図3】コイルがコアに巻かれる状態を示す概略図。
【図4】第1,第2リターン巻線により形成される磁界
の分布を示す図。
の分布を示す図。
【図5】第1,第2リターン巻線により偏向磁界が歪曲
された状態を示す面。
された状態を示す面。
【図6】従来の陰極線管用偏向ヨークにより電子ビーム
の偏向状態を示した図面である。
の偏向状態を示した図面である。
【図7】本発明に係る陰極線管用偏向ヨークにより電子
ビームが偏向される状態を示す図。
ビームが偏向される状態を示す図。
【図8】陰極線管の構成の概略を示す概略図。
【図9】従来の陰極線管用偏向ヨークを示した断面図。
【図10】コイルが巻かれた従来の陰極線管用偏向ヨー
クを示す斜視図。
クを示す斜視図。
【図11】コイルが巻かれた従来の陰極線管用偏向ヨー
クを示す斜視図。
クを示す斜視図。
51 セパレーター 52 水平偏向コイル 60 垂直偏向コイル 70 コア 61 第1主巻線部 62 第1リターン巻線部 63 第1主巻線部 64 第2リターン巻線部
Claims (5)
- 【請求項1】 コーン状のセパレーターと、 このセパレーターの外周面に設けられて前記セパレータ
ーを取り囲む一対のコアと、 前記各コアの一側端部から中央部までワイヤによる主巻
線がなされ、この中央部からコアの他側端部に1回のリ
ターン巻線でコアの外周面に沿ってワイヤが巻かれ、前
記コアの他側端部から中央部までワイヤによる主巻線が
なされ、前記コアの中央部から前記一側端部までコアの
外周面に沿って1回のリターン巻線でワイヤが巻かれる
工程を繰り返してコイリングされたコイルを備えてなる
ことを特徴とする陰極線管用偏向ヨーク。 - 【請求項2】 前記コアの中央部を中心として両側に位
置された一回にリターンする巻線数が同一であることを
特徴とする請求項1記載の陰極線管用偏向ヨーク。 - 【請求項3】 コアとこのコアにワイヤを巻く陰極線管
用偏向ヨークの垂直偏向コイル巻線方法において、 前記コアの中央部を中心として第1,2領域に分割し、
コアの一側端部からコアの中央部までワイヤを巻く第1
段階と、 前記コアの中央部に位置したワイヤを前記コアの中央部
からコアの他側端部にコアの周面に沿って1回巻線する
第2段階と、 前記コアの他側端部に位置したワイヤをコアの中央部ま
で連続して巻く第3段階と、 前記コアの中央部に位置されたワイヤを前記コアの一側
端部までコアの周面に沿って1回巻線する第4段階とを
含んでなることを特徴とする陰極線管用偏向ヨークの垂
直偏向コイル巻線方法。 - 【請求項4】 前記コアの中央部を中心として両側にリ
ターン巻線を同一な巻線数で巻くことを特徴とする請求
項3記載の垂直偏向コイルの巻線方法。 - 【請求項5】 前記第2段階及び第4段階でワイヤがコ
アの外周面に沿って巻かれることを特徴とする請求項3
記載の垂直偏向コイルの巻線方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR19940014662 | 1994-06-24 | ||
| KR1994-14662 | 1994-06-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH087785A true JPH087785A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=19386276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7156087A Pending JPH087785A (ja) | 1994-06-24 | 1995-06-22 | 陰極線管用偏向ヨーク及びこの偏向ヨークの垂直偏向コイル巻線方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5614782A (ja) |
| JP (1) | JPH087785A (ja) |
| KR (1) | KR0176425B1 (ja) |
| CN (1) | CN1080924C (ja) |
| DE (1) | DE19522316A1 (ja) |
| GB (1) | GB2290657B (ja) |
| TW (1) | TW296847U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980051541A (ko) * | 1996-12-23 | 1998-09-15 | 구자홍 | 음극선관용 편향요크 |
| KR20030065035A (ko) * | 2002-01-29 | 2003-08-06 | 삼성전기주식회사 | 편향요크 및 그 권선방법 |
| KR100988615B1 (ko) * | 2004-01-27 | 2010-10-18 | 주식회사 메르디안솔라앤디스플레이 | 편향요크 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5852860B2 (ja) * | 1981-05-08 | 1983-11-25 | 仁 辛島 | 運搬車 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3306385A1 (de) * | 1983-02-24 | 1984-08-30 | Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart | Ablenkeinheit fuer bildroehren |
| US5373274A (en) * | 1993-08-23 | 1994-12-13 | Academy Electronic Tube, Incorporated | Deflection yoke with anti-ringing winding core slots |
-
1995
- 1995-06-05 US US08/463,443 patent/US5614782A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-06-12 TW TW085209224U patent/TW296847U/zh unknown
- 1995-06-16 GB GB9512271A patent/GB2290657B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-20 DE DE19522316A patent/DE19522316A1/de not_active Withdrawn
- 1995-06-22 JP JP7156087A patent/JPH087785A/ja active Pending
- 1995-06-22 KR KR1019950016904A patent/KR0176425B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-23 CN CN95107658A patent/CN1080924C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5852860B2 (ja) * | 1981-05-08 | 1983-11-25 | 仁 辛島 | 運搬車 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1080924C (zh) | 2002-03-13 |
| DE19522316A1 (de) | 1996-01-04 |
| GB2290657A (en) | 1996-01-03 |
| GB2290657B (en) | 1998-06-24 |
| GB9512271D0 (en) | 1995-08-16 |
| CN1118515A (zh) | 1996-03-13 |
| KR960002451A (ko) | 1996-01-26 |
| US5614782A (en) | 1997-03-25 |
| KR0176425B1 (ko) | 1999-03-20 |
| TW296847U (en) | 1997-01-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980918 |