JPH0877901A - プログラマブル機械式タイマー - Google Patents

プログラマブル機械式タイマー

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JPH0877901A
JPH0877901A JP21237394A JP21237394A JPH0877901A JP H0877901 A JPH0877901 A JP H0877901A JP 21237394 A JP21237394 A JP 21237394A JP 21237394 A JP21237394 A JP 21237394A JP H0877901 A JPH0877901 A JP H0877901A
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JP
Japan
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set pin
dial
cam
peripheral edge
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Masaya Hoshino
雅也 星野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチをオン・オフする時刻の設定が容易
でありかつ薄形化を図れるタイマーを安価に提供する。 【構成】 正面に時計機構Mによって回転するダイアル
円盤4が設けてある。ダイアル円盤の外周縁部4aには
タイマー設定時間の間隔に対応した数に等分割した凹部
4cが形成してあり、外周縁部4aに沿って形成された
溝部4bには、コ字状に形成された弾性体からなる複数
のセットピン5が摺動自在に装着してある。各セットピ
ン5は、それぞれ任意の時刻位置で外方へ引き出すこと
により所望の位置に固定可能である。ダイアル円盤4の
外方位置には、設定されたセットピン5によってカム軸
7を回転させ、これと一体回転するカム軸の回転により
スイッチをオン・オフさせる送りカム8が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定の周期で回動する
ダイアルに所望の時刻にスイッチのオン・オフを規制す
る複数の設定子を備えたプログラマブル機械式タイマー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば1日を周期として複数回のオン・
オフを行うようにしたタイマー(時限装置)としては種
々のものがある。なかでも数分間単位の間隔でオン・オ
フを規制するものとしては、機械式タイマーが多用され
ている。
【0003】従来技術における機械式タイマーの第1例
として、特開昭60−50831号公報には、1日に1
回転するように設けられたダイアルの中心円筒部の外周
に、回動自在の円環部を嵌合してなる複数の設定子を設
け、これらの設定子を所望の時刻に合わせて押し込むこ
とにより、その時刻にスイッチがオン・オフするように
したものが提案されている。この提案では、各設定子の
円環部の嵌合穴は設定子を押し込んだり、引いたりする
ときの進退方向を長袖とする楕円形に形成してあり、ダ
イアルの円筒部に沿って変位可能に構成してある。各設
定子はそれぞれ、ダイアルの円筒部に積層された状態で
離脱不能に装着してある。
【0004】また、第2例として、特公平5−7204
8号公報には、円板状のタイマー切換板の周囲に放射状
に時刻目盛を分割するように設けられた多数の切換え摺
動子を配設し、所望の時刻目盛に合わせて、これらのう
ちの特定の切換え摺動子を押し込んでスイッチをオン・
オフ可能にすることにより時間の設定を正確にしたもの
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術の第
1例では、リング状の設定子を重ねて設けてあるため、
設定子の数が多い程タイマーの厚さが厚くなるという短
所がある。これに対し、第2例では、設定子(切換摺動
子)を外周に沿って配設するものであるため、設定子の
数と厚さとの間の不都合な関係は生じない。しかし、そ
の反面において、例えば24時間を15分間隔で区切る
とすれば、96個の設定子を必要とするなど、設定子の
数が多くなり、部品代及び組み込みのコストが高くなる
などの問題が生じる。
【0006】そこで本発明の目的は、細分化した複数の
時刻の設定が容易でありかつ薄形化が図れるプログラマ
ブル機械式タイマーを安価に提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のプログラマブル機械式タイマーは、時計
機構によって回転し、外周縁部にタイマー設定時間の間
隔に対応した数に等分割した凹部が形成してあるダイア
ル円盤を備え、外周縁部に沿って形成された溝部には複
数個のセットピンが摺動自在に装着してあり、これらの
各セットピンは、コ字状に形成された弾性体からなり、
それぞれ外方へ引き出すことにより脚部の各内側に形成
された突起部が、外周縁部に形成された凹部に弾接した
状態に係合して外周縁部の所望の位置に固定可能であ
り、外周縁部の外方位置には、スイッチをオン・オフさ
せる送りカムが設けてあり、この送りカムは、ダイアル
円盤の回転に伴って外周縁部にダイアル円盤に固定され
たセットピンと係合することによって回転可能に設けて
あるところに特徴がある。
【0008】セットピンに形成された突起部の一方には
このセットピンを引き出したときの位置決め用突部を形
成し、突起部の他方にはセットピンを引き出したときの
抜け止め防止用突部を形成することが好ましい。
【0009】
【作用】複数個のセットピンが単一のダイアル円盤に形
成された溝部に沿って摺動可能に装着してあるため、任
意の時刻の位置にセットピンを移動させることにより複
数回のスイッチのオン・オフが切り換え可能である。セ
ットピンをダイアル円盤の外周縁部の外方へ引き出す
と、両脚部の内側に形成された突起部がダイアル円盤の
外周縁部に形成された凹部に係合して固定される。固定
されたセットピンは、ダイアル円盤の回転に伴って移動
し、送りカムを回転させることによってスイッチをオン
・オフさせる。
【0010】セットピンの突起部に位置決め用突部及び
抜け止め用突部を形成することにより、セットピンの設
定操作が容易である。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1に示すように、正面形状がほぼ正方形
に形成された枠体1は、上ケース2と下ケース3とを重
ね合わせ、4隅でねじ止め固定してある。上ケース2に
設けられた円形窓部2a内には、後述の時計機構Mによ
って回転するダイアル円盤4が設けてある。
【0012】ダイアル円盤4の外周縁部4aには、6個
のセットピン5が装着してある。各セットピン5はダイ
アル円盤の外周縁部4aに沿ってリング状に形成された
溝部4bに摺動自在に係合している。ダイアル円盤4の
外周縁部4aの前後両面には、タイマー設定時刻の間隔
に対応した数に分割した三角状の凹部4cが形成してあ
る。
【0013】図2に示すように、セットピン5は弾性を
有する合成樹脂材からなり、ダイアル円盤の縁部を挾持
可能なコ字状に形成され、両脚部5a,5bの各内側に
は、三角形状の突起部5c,5dが形成してある。ダイ
アル円盤4の内側に位置すべき脚部5aの突起部5c
は、先端から所定幅に形成してあり、突起部5cの端部
には抜け止め用突部5eが形成してある。また、ダイア
ル円盤4の外側に位置すべき脚部5bの突起部5dは、
先端から所定量だけ後退した位置から所定幅に形成して
あり、その後端部に位置決め用突部5fが形成してあ
る。脚部5bの表側にはつまみ用突起5gが形成してあ
り、脚部5aの反対側には、後述のカムギア7cを回転
させるカム送り用突起5hが形成してある。
【0014】セットピン5をダイアル円盤4に装着する
ときには、両脚部5a,5bを手で拡げて、突起部5
c,5dが溝部4bと一致するまで押し込むと、弾性力
によって両脚部の間隔が狭まり、各突起部5c,5dが
溝部4bに摺動自在に係合して脱落不能になる。
【0015】図3(a)に示すように、セットピン5
は、突起部5c,5dがダイアル円盤4の溝部4bに係
合している状態になっている時には溝部4bに沿って移
動自在になっている。これに対し同図(b)に示すよう
に、セットピン5を外方に引き出すと、位置決め用突部
5fが凹部4cを押圧するため、両脚部5a,5bが押
し広げられる。やがて位置決め用突部5fが凹部4cを
乗り越えて凹部4cの外側になると両突起部5c,5d
が凹部4cに係合する。このため、セットピン5はこの
位置で溝部4bに沿う方向に移動不能にロックされる。
このとき、位置決め用突部5fが外周縁部4aと係合
し、抜け止め用突部5eが溝部4bの壁面に係合して、
突起部5c,5dと凹部4cとの係合を維持可能にして
ある。
【0016】再び図1に戻って説明する。ダイアル円盤
4の外周縁部4aの外方近傍(右下方)には、後述の送
りカム8の状態を示すセット指示表示板6が設けてあ
る。セット指示表示板6は、回転角を8等分し、交互に
着色または模様などの異なるものを配置してあり、後述
のカム軸7が矢印方向に45°ずつ回転するのに対応し
て、上ケース2の上面に設けられたマーク2bの示す状
態によって判断可能にしてある。因みに図1の状態はス
イッチがオン状態になっていることを示している。
【0017】ダイアル円盤4の前面内側に形成された凹
面4d(図4参照)には、板状の文字板9が設けてあ
り、その上にさらに文字板よりやや小径に形成された円
板状の時針板10が設けてある。文字板9及び時針板1
0の中心穴から突出した分針軸には、分針11が設けて
ある。
【0018】図4は、本発明の内部構成を示すもので、
上ケース2と下ケース3とによって囲まれた枠体1内に
は、カム軸7,送りカム8及び時計機構M等が組み込ん
である。
【0019】図4,5に示すように、カム軸7は軸部7
aの前端部近傍を上ケース2に設けられた軸孔に軸支さ
れ、後端部7bは、その下方に取り付けられた送りカム
8の上面中心部に圧入固定されている。カム軸7の中間
位置には、8個のカムを等間隔に配設したものからなる
カムギア7cが設けてある(図6,7参照)。カムギア
7cは、セットピン5をセット状態にしたときに、カム
送り突起5hと係合して送りカム8を回転可能にしてあ
る。ダイアル円盤4が回転してロック状態になったセッ
トピン5のカム送り突起5hがカム軸7の近くを通過す
ると、1枚のカムと接触してこれを移動させ、カム軸7
を8分の1回(45°)だけ回転可能にしてある。
【0020】図6,7に示すように、送りカム8は、4
枚のカム板部8a…が90度の等間隔に配設してあり、
各カム板部の根本部及び先端部は、それぞれ後述のマイ
クロスイッチ12の作動片を係止容易にする凹部が形成
してある。
【0021】図5に示すように、カム板部8aの下面中
心部に形成された軸部8bは、下ケース3に形成された
軸受け凹部に支持されている。カム板部8aの上面中心
部に設けられた孔部8cには、上記したカム軸7の下端
部7bが圧入されており、カム軸7と送りカム8とは一
体回転可能になっている。送りカム8にはマイクロスイ
ッチ12の作動片12aが弾接しており、送りカム8が
カム軸7の回転に伴い45°ずつ回転する度に、作動片
12aによりスイッチがオン・オフを繰返し可能にして
ある。
【0022】図6は、作動片12aが送りカム8の凹部
に弾接しているために、作動片がオフになっている状態
を示している。この場合作動片12aは、接点12bと
離れているためスイッチはオフ状態となっている。
【0023】これに対し図7は、作動片12aが送りカ
ム8の突部に弾接している状態を示している。作動片1
2aは変位によって接点12bに接触しているためオン
状態となっている。
【0024】再び図4に戻って時計機構Mについて説明
する。枠体1内に設けられた中板13を介してステップ
モータ14や輪列15などが組み込まれている。ステッ
プモータ14は、ロータ軸14a及び図示しないステー
タや駆動コイルやコイルボビン等から構成されている。
ロータ軸14aは、下ケース3と中板13に形成された
支持部によって両端を支持されており、磁石14bが固
着してあるとともにロータカナ14cを一体に形成して
ある。ロータ軸14aのロータカナ14cは、輪列15
を構成する駆動車16と噛合している。輪列15は通常
の時計輪列と同様の構成をしている。すなわち駆動車1
6,秒針車17,中間車18,分針車19,日の裏車2
0及び時針車21などが配設してある。また、分針車1
9と分針パイプ22とは周知のスリップ機構を介して互
いに摩擦的に結合している。
【0025】本実施例では、この輪列の時針車21に、
さらに24時伝え車23を噛合させ、そのカナ部23a
と、ダイアル円盤4の裏側に設けられたピニオン4fと
が噛合している。時針車21は24時伝え車23及びピ
ニオン4fの歯数の組み合わせにより、ダイアル円盤4
の回転速度は時針車の2分の1となり、24時間で1回
転するようになっている。
【0026】本実施例では、秒針は設けてないので秒針
車17と一体回転する秒針車17aは、中板12の秒針
穴から突出して、分針パイプ22内に埋没した状態にな
っている。分針パイプ22は、上ケース2に形成された
指針穴に支持され、分針11は、その中心部に嵌合した
ブッシュ24を介して分針パイプ22に取り付けてあ
る。
【0027】次に動作について説明する。
【0028】初めに任意の1つのセットピン5をダイア
ル円盤4の溝部4bに沿って摺動させ、文字板9の時刻
表示目盛に合わせて、セットピン5を外方へ引き出す
と、突起部4c,4dが凹部4cに係合してセットピン
5がこの位置に固定される。同様にして次のセットピン
5を所望の時刻位置に設定し、所望の時刻にスイッチを
オン・オフ可能にする。この状態でダイアル円盤4が時
計機構Mによって回転し、セットピン5のカム送り突起
5hがカムギア7cに接触してこれを回転させると、カ
ムギア7cが8分の1回転(45°)し、送りカム8も
これと一体回転して同様に8分の1だけ回転する。する
と、それまでオフ状態になっていたマイクロスイッチ1
2の作動片12aがオン状態となり、セット指示表示板
6がオン状態の表示をする。
【0029】次に時の経過により2つ目のセットピン5
がカムギア7cを同じく8分の1回転分だけ回転させる
と、こんどはマイクロスイッチ12がオフ状態となる。
同様にして第2,第3のオンスイッチ用及びオフスイッ
チ用セットピンをセットしておくことにより24時間内
に複数の時刻を設定することが可能になる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、1枚のダイアル円盤に同一形
状のセットピンを任意の数だけ装着したものであるの
で、多数のスイッチのオン・オフを設定しても厚さが大
きくならず、薄形化が可能になるとともに、部品点数の
減少により製造コストを低減できる。
【0031】なお、セットピンに形成された位置決め用
突部や抜け止め用突部を形成しておけば、セットピンを
所望の時刻になる位置に摺動させて外方へ引出すだけで
時刻の設定が可能であり、取扱いが極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】セットピンの拡大斜視図である。
【図3】セットピンの状態を示す拡大図である。
【図4】図1のA−A線の拡大断面図である。
【図5】セットピンとカム軸との状態を示す要部の拡大
断面図である。
【図6】送りカムがスイッチをオフにしている状態を示
す一部切欠断面図である。
【図7】送りカムがスイッチをオンにしている状態を示
す一部切欠断面図である。
【符号の説明】
M 時計機構 4 ダイアル円盤 4a 外周縁部 4b 溝部 4c 凹部 5 セットピン 5a,5b 脚部 5c,5d 突起部 5e,5f 突部 8 送りカム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計機構によって回転し、外周縁部にタ
    イマー設定時間の間隔に対応した数に等分割した凹部が
    形成してあるダイアル円盤を備え、 上記外周縁部に沿って形成された溝部には複数個のセッ
    トピンが摺動自在に装着してあり、 上記各セットピンは、コ字状に形成された弾性体からな
    り、それぞれ外方へ引き出すことにより脚部の各内側に
    形成された突起部が、上記凹部に弾接した状態に係合し
    て上記外周縁部の所望の位置に固定可能であり、 上記外周縁部の外方位置には、スイッチをオン・オフさ
    せる送りカムが設けてあり、 上記送りカムは、上記ダイアル円盤の回転に伴って上記
    ダイアル円盤に固定された上記セットピンと係合するこ
    とによって回転可能に設けてあることを特徴とするプロ
    グラマブル機械式タイマー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記突起部の一方に
    は上記セットピンを引き出したときの位置決め用突部が
    形成してあり、上記突起部の他方には上記セットピンを
    引き出したときの抜け止め防止用突部が形成してあるこ
    とを特徴とするプログラマブル機械式タイマー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016125935A1 (ko) * 2015-02-06 2016-08-11 주식회사 코본테크 반도체 전원동기형 솔레노이드 직선운동을 이용하여 모터구동을 대체한 소비전력 절감형 기계식 타이머

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WO2016125935A1 (ko) * 2015-02-06 2016-08-11 주식회사 코본테크 반도체 전원동기형 솔레노이드 직선운동을 이용하여 모터구동을 대체한 소비전력 절감형 기계식 타이머

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