JPH087874Y2 - 高所作業用安全帯の支持ベルト - Google Patents

高所作業用安全帯の支持ベルト

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JPH087874Y2
JPH087874Y2 JP1988155060U JP15506088U JPH087874Y2 JP H087874 Y2 JPH087874 Y2 JP H087874Y2 JP 1988155060 U JP1988155060 U JP 1988155060U JP 15506088 U JP15506088 U JP 15506088U JP H087874 Y2 JPH087874 Y2 JP H087874Y2
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JP
Japan
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belt
ground
exposed
warp
core
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JP1988155060U
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JPH0274054U (ja
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晃 大川
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Ashimori Industry Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高所作業において作業者が誤って墜落する
のを防止するための安全帯における作業者の身体を支持
する支持ベルトに係り、特に摩耗表示によりベルトの強
力低下を表示して未然に破断による危険を防止し得る高
所作業用安全帯の支持ベルトに関する。
〔従来の技術〕
近年、高所作業用安全帯においては、例えば実開昭61
-51845号公報や実開昭62-70543号公報に記載されている
ように、命綱としてベルトを使用したものが提供されて
いる。
ところで、この種のベルトは、使用時に擦れて摩耗す
るおそれがあるが、従来例のベルトにおいては摩耗して
もその使用限界が分からなかった。そのため、摩耗され
た状態のままで使用されると、ベルトの強力が大幅に低
下して作業者が転落したときにその体重を確実に支える
ことができず、極めて危険であった。
そこで、出願人は、実願昭63-23679号として、芯たて
糸と地たて糸とに異なる色の糸を使用して、ベルト表面
の摩耗により色の異なる芯たて糸が露出して使用限界を
告知できるウエビングを考案した。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記考案においては、単にベルト表面が摩耗しただけ
では表面の糸が毛羽立つだけで、逆に色糸が露出しにく
くなり、このためベルト表面の糸の強力が殆どないにも
かかわらず芯たて糸が露出しないという欠点を有してい
た。これは、糸が密に織られていると、隣接る糸から出
る毛羽で実際の糸の損傷の程度が目視で確認しずらいか
らである。従って、芯たて糸が露出する頃には既に芯た
て糸自体も摩耗を受けており、著しくベルトの強力が低
下してしまうという問題があった。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、確
実に摩耗表示ができ、使用限界を告知できる高所作業用
安全帯の支持ベルトを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案における高所作業
用安全帯の支持ベルトは、地たて糸とよこ糸とを二重織
組織により織成して地組織を形成し、該地組織内に芯た
て糸を挿通すると共に、前記地組織の表組織と裏組織と
を接結してベルト状となし、芯たて糸と地たて糸とを異
なる色彩にして、芯たて糸の一部を前記地組織の表面上
に地組織のよこ糸の少なくとも2本分の長さだけ浮かせ
て露出させると共に、芯たて糸の一部が前記地組織の表
面上に地組織の地たて糸の少なくとも2本毎に露出して
いることを特徴とする。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本考案に係る高所作業用安全帯の支持ベルト
の横断面図であり、第2図はその縦断面図である。
本考案に係る支持ベルトは、ナイロンの1890dマルチ
フィラメント糸を地たて糸11として183本使用し、840d
マルチフィラメント糸をよこ糸12としてインチ間に19本
打ち込んで、二重織組織により地組織13が織成されてい
る。そして、その地組織13内にポリエステルの1000dマ
ルチフィラメント糸よりなる芯たて糸14が2本挿通され
ており、地組織13の表組織と裏組織とは、ナイロンの84
0dマルチフィラメント糸より成る21本の接結たて糸15,1
5…で接結され、一体の支持ベルトを形成している。
前記芯たて糸14と地たて糸11とは、摩耗による使用限
界を告知できるように、互いに色彩を異ならしめてあ
る。そして、隣接する糸から出る毛羽があっても糸の損
傷程度を目視できるように、芯たて糸14,14…の一部を
地組織13のよこ糸12,12…の少なくとも2本分の長さだ
け浮かせて露出させてある。また、芯たて糸14,14…の
一部を地組織13の地たて糸11,11…の少なくとも2本毎
に露出させてある。
支持ベルトの耳部に担当する位置には、前記芯たて糸
14に相当する位置にケブラーの1500d糸を2本引き揃え
た糸条より成る高強度繊維16が6本配置されている。こ
の高強度繊維としては、アラミド繊維の他、金属繊維、
炭素繊維等を使用することもできる。
JIS M 7624(鉱山用安全帯)によれば、支持ロープの
強度は1830kgf以上であるべきことと定められている
が、前記実施例の支持ベルトの強度は約2847kgfであっ
て、前記規定を充分満たしている。
次に、本考案に係る実施例について耐摩耗性試験を行
ったので、その試験結果について説明する。
試験方法は、1979年版JIS D 4604.7.1(5)(自動車
用シートベルトに規定のもの)に準じ、本考案に係る支
持ベルトの一端に重さ15kgのおもりを吊るし、他端を六
角棒の上に渡した後、振動ドラムに固定した。そして、
振動ドラムを往復運動させ、支持ベルトを毎分30±1往
復の割合で330mmにわたり六角棒の2個所の角で2500
回、30000回、及び70000回往復摩擦した後、引張り試験
機に取り付け、引張り速度毎分100mmで引張り荷重を加
え、引張り強さを測定した。なお、六角棒は5000回毎に
交換した。また、支持ベルトは、芯たて糸14と地たて糸
11との色彩を異ならしめ、芯たて糸14,14…の一部を地
組織13のよこ糸12,12…の2本分の長さだけ浮かせて露
出させ、且つ地組織13の地たて糸11,11…の2本毎に露
出させて、露出した芯たて糸14,14…により十字マーク
を形成したものを使用した。
その結果、摩耗回数2500回においては、支持ベルトの
強度は約2847kgfであったものが、約2150kgfとなった。
このとき、前記十字マークは毛羽立っていた。摩耗回数
30000回においては、支持ベルトの強度は約1990kgfであ
り、十字マークは薄くなっていたが、露出した芯たて糸
は切断されていなかった。摩耗回数70000回において
は、支持ベルトの強度は約1977kgfであり、十字マーク
は殆どなくなっており、露出した芯たて糸の大半が切断
されていた。
以上の試験結果より、十字マークを見ることにより、
支持ベルトの使用限界を知ることができた。
〔作用〕
支持ベルトの表面に露出する芯たて糸14は、地組織13
の表面に少なくともよこ糸12の2本分の長さだけ浮かせ
てあるので、支持ベルトの地組織より摩耗を受けやす
い。従って、露出する芯たて糸14は、ベルトの摩耗によ
って支持ベルトの地組織13の糸11,12より先に切断され
る。このとき、支持ベルトの地組織13の糸11,12は、隣
接する糸に挾持された状態にあるので、前記芯たて糸14
が切断されても摩耗され毛羽立つだけである。
また、支持ベルトの表面に露出する芯たて糸14は、地
組織13の表面に少なくとも地たて糸11の2本毎に露出し
ており、芯たて糸14同志が互いに隣接しないので、毛羽
立つだけでなくベルトの摩耗によって切断され、芯たて
糸14の損傷の程度により確認できる。
そして、これらの芯たて糸14,14…により支持ベルト
の使用限界を知ることができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上述の通り構成されており、芯たて糸の一
部を地組織のよこ糸の少なくとも2本分の長さだけ浮か
せて露出させてあるので、ベルトの摩耗によりこの露出
した芯たて糸が切断し、この芯たて糸により支持ベルト
の使用限界を確認することができる。また、この芯たて
糸を適宜設定することによって、使用限界を任意に設定
することができる。
また、芯たて糸の一部が地組織の地たて糸の少なくと
も2本毎に露出しており、この露出している芯たて糸に
より文様を形成しても芯たて糸同志が隣接しないので、
確実にこの芯たて糸は摩耗により切断して支持ベルトの
使用限界を確認することができる。
従って、本考案に係る支持ベルトを使用すれば、支持
ベルトの取り替えの時期を確認することができるので、
摩耗して強度の低下した支持ベルトを使用し、衝撃によ
って切断するようなことがなく、墜落事故を確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る高所作業用安全帯の支持ベルトの
横断面図、第2図はその縦断面図である。 11……地たて糸、12……よこ糸、13……地組織、14……
芯たて糸、15……接結たて糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地たて糸とよこ糸とを二重織組織により織
    成して地組織を形成し、該地組織内に芯たて糸を挿通す
    ると共に、前記地組織の表組織と裏組織とを接結してベ
    ルト状となし、芯たて糸と地たて糸とを異なる色彩にし
    て、芯たて糸の一部を前記地組織の表面上に地組織のよ
    こ糸の少なくとも2本分の長さだけ浮かせて露出させる
    と共に、芯たて糸の一部が前記地組織の表面上に地組織
    の地たて糸の少なくとも2本毎に露出していることを特
    徴とする高所作業用安全帯の支持ベルト。
JP1988155060U 1988-11-28 1988-11-28 高所作業用安全帯の支持ベルト Expired - Lifetime JPH087874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988155060U JPH087874Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 高所作業用安全帯の支持ベルト

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JP1988155060U JPH087874Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 高所作業用安全帯の支持ベルト

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Publication Number Publication Date
JPH0274054U JPH0274054U (ja) 1990-06-06
JPH087874Y2 true JPH087874Y2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=31432345

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JP1988155060U Expired - Lifetime JPH087874Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 高所作業用安全帯の支持ベルト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940385U (ja) * 1972-07-17 1974-04-09
JPS538780U (ja) * 1976-07-07 1978-01-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0274054U (ja) 1990-06-06

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