JPH0879436A - 原稿ホルダー - Google Patents

原稿ホルダー

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JPH0879436A
JPH0879436A JP6212992A JP21299294A JPH0879436A JP H0879436 A JPH0879436 A JP H0879436A JP 6212992 A JP6212992 A JP 6212992A JP 21299294 A JP21299294 A JP 21299294A JP H0879436 A JPH0879436 A JP H0879436A
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JP6212992A
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English (en)
Inventor
Hidemi Sasaki
英美 佐々木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二値画像と中間調画像とが混在した混在画像
に対して行毎にプリントモードを指定する。 【構成】 原稿ホルダー21は、2つの折りの透明なフ
イルムシートで構成され、これらの間にシート状の原稿
15が挟まれる。原稿15の各行毎に、二値画像、中間
調画像、スペース等の画像の種類を指定するための矩形
なマークエリア22が、始端側の画像読取り範囲23の
外で、かつ原稿の長手方向に沿って複数個設けられてい
る。これらのマークエリア22は、2個のビットエリア
22a,22bからなり、2個のビットエリア22a,
22bをそのままにすると、その行は中間調画像である
ことを表す。また、ビットエリア22aを黒く塗り潰し
た場合には二値画像を表す。両方のビットエリア22
a,22bを黒く塗り潰した場合には、画像が存在しな
いことを表す。この原稿ホルダー21を用いて原稿をス
キャナに読み取らせることにより、サーマルプリント部
では原稿の各行毎に対して画像の種類に応じた階調表現
で熱記録が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナに原稿をセッ
トする際に用いられる原稿ホルダーに関し、さらに詳し
くは、行毎にプリントモードを指定することができる原
稿ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、溶融型熱転写式デジタル複写機
は、スキャナ部、画像処理部、及びサーマルプリント部
とから構成されている。スキャナ部では、原稿を照明
し、この反射光を画像読取りヘッドで光電変換し、得ら
れた画像信号を画像処理部に送る。画像処理部では、画
像信号をデジタル変換し、その後に色補正や階調補正等
の画質向上のための処理を行ってから、発熱素子のON
・OFFを表す駆動データをサーマルプリント部に送
る。サーマルプリント部は、多数の発熱素子を主走査方
向に配列したサーマルヘッドを備え、駆動データに応じ
て各発熱素子を発熱させ、インクフイルムの背後を加熱
し、軟化又は溶融したインクを記録紙に転写する。
【0003】溶融型熱転写記録方法では、熱量に応じて
インクの転写量を調節することができないため、黒文字
や線画等の二値画像と中間調画像とでは、プリント方法
を変えることが必要である。二値画像では、1画素を1
個のセルで構成し、画像データに応じて発熱素子を1回
通電してセルの全域にインクドットを記録する。中間調
画像では、1画素をM×N個のセルで構成し、主走査方
向に並んだM個の発熱素子で1画素内のセル内にインク
を選択的に転写し、ドットパターンによる面積階調法で
階調を表現する。
【0004】また、二値画像と中間調画像とを専用のサ
ーマルヘッドで記録する方法も提案されている。二値画
像では、幅広の発熱素子を用いてサイズの大きなインク
ドットを画素内に記録する。中間調画像では幅狭の発熱
素子を用い、この発熱素子を1画素内でステップ送りし
ながら発熱素子を駆動し、画像データに応じて1画素内
でのインクドットの面積を変更する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】溶融型熱転写記録方法
では、二値画像と中間調画像とでプリント方法が異なる
ため、従来は、取り込んだ画像データから画像の種類を
判定し、プリントモードを設定している。この方法で
は、複雑な画像処理が必要となるため、コスト高とな
る。
【0006】また、プリントモード指定キーを設けて、
ユーザーがプリントモードを指定するようにしたサーマ
ルプリンタも知られている。しかし、このプリントモー
ドは、原稿の全面に対して指定されるから、二値画像と
中間調画像とが混在した原稿では、適切なプリントモー
ドを指定することができない。例えば、二値画像プリン
トモードを設定した場合には、解像度が良好となるか
ら、高品質な二値画像を記録することはできるが、中間
調画像では階調表現することができないため画質が劣化
する。逆に、中間調画像プリントモードを設定した場合
には、高階調を表現することができるため、画質が良好
な中間調画像を記録することはできるが、二値画像では
解像度が劣化して不鮮明となってしまう。
【0007】本発明は、混在画像に対して、適切な記録
ができるように、行毎にプリントモードを指定するよう
にした原稿ホルダーを提供することを目的とする。ま
た、本発明は、プリントモードの設定が簡単に行えるよ
うにした原稿ホルダーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、シート状の原稿を保持
し、少なくとも一面が透明な材料で形成され、この透明
な面のうち画像読み取り範囲外で、各行毎に画像の種類
を表すための信号部を設けたものである。請求項2記載
の発明では、信号部として、ユーザーが記入可能なマー
クエリアが用いられている。
【0009】
【作用】原稿を原稿ホルダーに入れる。この原稿ホルダ
ーを通して原稿の画像を観察し、信号部で原稿の各行毎
に対して画像の種類を指定する。信号としては、マーク
エリアが用いられ、これらのマークエリアにユーザーが
画像の種類に応じたマークを記入する。原稿ホルダー
は、スキャナにセットした時に、最初に信号部が読み取
られ、プリントモードの設定に用いられる。
【0010】
【実施例】図1において、本発明のスキャナ一体型シリ
アルサーマルプリンタ10は、本体12とこの上に主走
査方向に移動自在に取り付けられたスライドステージ1
1とから構成されている。本体12の前面には、開閉自
在な前カバー13が取り付けられており、その外側には
プリントボタン14が設けられている。スライドステー
ジ11の前面には、原稿を挿入する原稿挿入口16と、
記録紙(受像紙)17を挿入する記録紙挿入口18とが
並んで設けられている。
【0011】原稿挿入口16と記録紙挿入口18との幅
は、例えばA6(ハガキ)サイズの原稿15及び記録紙
17が挿入できる大きさになっている。原稿15は、イ
ラスト画や写真と、手書き又はワープロで印字した文字
とを貼り付けて作成されている。勿論、カラー写真だけ
又は文字だけでもよい。この原稿のジャミングを防ぐと
ともに、各行の画像の種類を指定するために、2つ折り
の透明な原稿ホルダー21が用いられる。この原稿ホル
ダー21内に原稿15を入れ、原稿面を下にした状態で
原稿挿入口16に挿入される。他方、記録紙17はその
ままで、プリント面を下向きにして記録紙挿入口18に
挿入される。
【0012】スライドステージ11の内部には、原稿ホ
ルダー21と記録紙17とが収納される凹部19,20
が形成されている。図2に示すように、凹部19内に
は、本体側に設けたスキャナヘッド部26とローラ25
aが入り込む。このスキャナヘッド部26は、原稿ホル
ダー21を通して原稿15を読み取る。ローラ25a
は、原稿ホルダー21を支持し、スライドステージ11
が移動するときに一緒に回転して原稿ホルダー21を主
走査方向に搬送する。
【0013】また、凹部20内には、本体側に設けたプ
リントヘッド部27,板状をしたプラテン30,及びロ
ーラ25bとが入り込む。このプリントヘッド部27
は、原稿15の画像を熱転写によって記録紙17に記録
する。プラテン30は、記録紙17の背面を受け止め
る。ローラ25bは、記録紙17を支持して搬送する。
なお、搬送用のローラ25a,25bは、通常は下降し
ており、記録時にのみ上昇してもよい。また、プラテン
10は、図2の右端をスライドステージ11に回動自在
に取り付け、かつスプリングで反時計方向に付勢しても
よい。
【0014】原稿ホルダー21には、図3に示すよう
に、原稿15の各行毎に、二値画像、中間調画像、スペ
ース等の画像の種類を指定するための矩形なマークエリ
ア22が、始端側の画像読取り範囲23の外で、かつ原
稿の長手方向に沿って複数個設けられている。これらの
マークエリア22は、少なくとも3種類の画像の種類を
指定するために、2個のビットエリア22a,22bか
らなる。これらの2個のビットエリア22a,22bを
そのままにすると、その行は中間調画像であることを表
し、またビットエリア22aを黒く塗り潰した場合には
二値画像を、更に両方のビットエリア22a,22bを
黒く塗り潰した場合にスペースをそれぞれ表す。原稿の
種類が5個〜8個のときには、ビットエリアも3個にす
る。なお、この実施例では、原稿読取り範囲23の両側
に、1行分の範囲を示すための仕切り線24が複数表示
されている。
【0015】図4に示すように、原稿15に対面するよ
うにスキャナヘッド部26が、また記録紙17に対面す
るようにプリントヘッド部27がそれぞれ設けられてい
る。プリントヘッド部27は、カセットホルダー31と
サーマルヘッド35とから構成されている。カセットホ
ルダー31には、インクリボン29を収納したカセット
28がセットされる。このカセット28の着脱は前カバ
ー13を開くことによって行われる。サーマルヘッド3
5は、インクリボン29を押圧・加熱して、溶融又は軟
化したインクを記録紙17に転写する。
【0016】スキャナヘッド部26は、画像読取りヘッ
ド40とマークセンサー32とからなる。画像読取りヘ
ッド40は原稿15を1行ずつ読み取り、またマークセ
ンサー32は、原稿ホルダー21に設けたビットエリア
22a,22bを読み取る。このスキャナヘッド部26
とプリントヘッド部27は、ヘッドキャリッジ33に固
定されている。このヘッドキャリッジ33は、ブラケッ
ト34に架設したガイド棒36にスライド自在に支持さ
れている。またヘッドキャリッジ33の一部は、モータ
37で回転されるベルト38に連結されている。モータ
37が回転すると、ベルト38によってヘッドキャリッ
ジ33がガイド棒36にガイドされ、矢線で示す副走査
方向に移動する。
【0017】ヘッドキャリッジ33が1往復する毎に、
スライドテーブル11が矢線で示す主走査方向に1行分
だけ移動する。このスライドテーブル11の移動は、モ
ータ39で回転されるピニオンギヤ39aと、スライド
テーブル11の下面に設けたラックギヤ11aとによっ
て行われる。
【0018】画像読取りヘッド40は、図5に示すよう
に、複数のLED42、ロッド状をした集光レンズ4
3、セルフォックレンズアレイ44、及びカラーライン
センサ45とからなる。各LED42は、赤色,青色,
緑色の発光セグメントを備え、これらを同時に点灯して
白色光を放出する。これらのLED42は主走査方向に
沿ってライン状に配置されており、各LED42はLE
Dドライバー52(図6参照)によって発光が制御され
る。集光レンズ43は、各LED42から放出された光
を原稿面に集光させる。セルフォックレンズアレイ44
は、原稿面を反射した光をカラーラインセンサ45の各
受光素子に正立等倍で結像させる。なお、符号40a
は、透明板を配置した読取り窓である。
【0019】カラーラインセンサ45は、図6に示すよ
うに、複数例えば18個のライン状に配列された受光素
子(フォトセンサー)47と、その上に蒸着されたR
(赤),G(緑),B(青)の3色のカラーフィルター
48,49,50とからなる。受光素子としては、例え
ばCCD又はCdSが用いられる。カラーフイルタ48
〜50によって、赤色用受光素子,緑色用受光素子,青
色用受光素子が構成される。中間調画像の読取りでは、
3色分の受光素子47毎にグループ化され、各グループ
で原稿15の1画素の3色濃度を読み取る。黒文字や黒
のイラスト画等の二値画像では、1個の受光素子47で
原稿15の1画素の単色濃度を測定する。画像読出し回
路51は、図9及び図10に示す読取りパルスによっ
て、各受光素子47で光電変換した画像信号を時系列的
に読み出す。
【0020】マークセンサ32は、反射型フォトセンサ
を主走査方向に2つ並べたものである。これらの2つの
反射型フォトセンサは、LED等の投光素子とフォトト
ランジスタ等の受光素子とからなり、原稿ホルダー21
のビットエリア22a,22bをそれぞれ読み取って画
像の種類を表す信号を出力する。
【0021】図7に示すように、モータドライバ54
は、システムコントローラ55から送られる駆動パルス
でパルスモータ37を回転させ、ヘッドキャリッジ33
を副走査方向に移動させる。また、モータドライバ56
は、パルスモータ39を回転させ、スライドテーブル1
1を主走査方向に移動させる。このスライドテーブル1
1は、原稿15と記録紙17とを保持したまま主走査方
向に移動する。
【0022】画像読取りヘッド40からの画像信号は、
A/D変換器57によって画像データに変換されてか
ら、データ変換回路58に送られる。このデータ変換回
路58は、二値画像プリントモードでは、画像データを
二値化してから、画像データが「1」の場合には駆動デ
ータを「0」に、そして画像データが「0」の場合には
「1」の駆動データに変換する。駆動データ「1」は発
熱素子のONを表し、「0」は発熱素子の「OFF」を
表す。このように、二値画像では、1個の受光素子で原
稿の1個の画素が読み取られ、データ変換回路58から
18個の駆動データが出力される。
【0023】中間調画像プリントモードでは、データ変
換回路58はマスキング処理と、駆動データの変換とが
行われる。この中間画像の場合には、赤色用受光素子,
緑色用受光素子,青色用受光素子の3個で1グループを
構成し、各グループで原稿15の1個の画素を読み取
る。データ変換回路58は、各グループ毎に赤色画像デ
ータ,緑色画像データ,青色画像データを演算処理し
て、イエロー画像データ,マゼンタ画像データ,シアン
画像データに変換する。
【0024】次に、データ変換回路58は、3色の画像
データの中から、プリントすべき色の画像データを取り
出し、LUT(ルックアップテーブルメモリ)58aで
駆動データに変換する。このLUTは、画像データの値
毎に区画され、各区画内には3×3個の駆動データが格
納されている。この9個の駆動データは、便宜上第1か
ら第3のサブライン上に存在していると仮定する。そこ
で、LUT58aからの駆動データの読み出しは、画像
データとサブラインの位置を指定することによって行わ
れ、1個の画像データは指定したサブライン上に存在す
る3個の駆動データに変換される。こうして、第1〜第
3のサブラインを指定することにより、9個の駆動デー
タが3個ずつ取り出され、記録紙17にドットパターン
を記録する。この実施例では、6個の画素を読み取るか
ら、データ変換回路58は6×3=18個の駆動データ
を出力する。
【0025】図8に示すように、サーマルヘッド35
は、記録ドライバー60と発熱素子アレイ61とから構
成されている。この発熱素子アレイ61は、18個の発
熱素子62が主走査方向にライン状に配列されている。
【0026】記録ドライバー61は、周知のようにシフ
トレジスタ、ラッチアレイ、ANDゲートアレイ,トラ
ンジスタで構成されている。データ変換回路58からシ
リアルに送られた18個の駆動データは、シフトレジス
タでパラレルな駆動データに変換される。このパラレル
な駆動データと、システムコントローラ52のストロー
ブパルスとがANDゲートアレイに送られる。各AND
ゲートは、駆動データが「H」となっている場合に、ス
トローブ信号のパルス幅と同じパルス幅を持った駆動パ
ルスを発生する。
【0027】各ANDゲートには、トランジスタが接続
されており、そして各トランジスタに直列に1個の発熱
素子62が接続されている。したがって、駆動パルスに
より、トランジスタがONすると、発熱素子が通電され
て発熱する。
【0028】図9に示すように、中間調画像に対して
は、システムコントローラ55は中間調画像プリントモ
ードにセットする。このプリントモードでは、システム
コントローラ55がモータ駆動パルスをモータドライバ
54に送ることで、ヘッドキャリッジ33をピッチLず
つ副走査方向に移動させる。また、モータ移動パルスに
対して3倍の周期となる読取りパルスを作成し、ヘッド
キャリッジ33が3ステップ送られる毎に画像を読み取
る。
【0029】他方、隣接した3個の発熱素子62を1つ
のグループとし、ヘッドキャリッジ33が1ステップ送
られる毎に3個の発熱素子を駆動し、3ステップで1個
の画素を記録する。これにより、1個の画素は、主走査
方向3個及び副走査方向3個のセル63によって構成さ
れ、この9個のセル内にインクドットを選択的に転写す
る。このインクドットが記録されたセルの個数から面積
階調法によって中間調を表現する。そして、インクリボ
ン27のインクの種類を変えながら、ヘッドキャリッジ
33を3回往復動させ、3色線順次でフルカラー画像を
記録紙17に記録する。
【0030】図10に示すように、二値画像を記録する
場合には、システムコントローラ55は、二値画像プリ
ントモードにセットする。このプリントモードでは、ヘ
ッドキャリッジ33がピッチLずつ副走査方向に移動す
る毎に、1個の読取りパルスを作成して画像を読み取
る。各受光素子47から出力された画像信号を二値化し
てから反転させ、この反転した信号で対応する発熱素子
62を駆動する。この場合には、1個のセル63で1画
素が表現される。3色のインクを使用する場合は、ヘッ
ドキャリッジ33が3回往復動される。ブラックインク
を使用する場合には、ヘッドキャリッジ33の1往復で
1行分を記録する。
【0031】スペースの場合には、システムコントロー
ラ55は、スキップモードにセットする。このプリント
モードでは、画像の読取り及び記録が不要であるから、
ヘッドキャリッジ33を移動することなく、スライドス
テージ11を1行分移動する。
【0032】図11に示すように、カセット28に収納
されたインクリボン29は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の3原色のインクを塗布したイン
クリアが順に配列されている。
【0033】次に上記構成の作用を簡単に説明する。先
ず、ハガキサイズの用紙に文字や写真を貼り合わせた原
稿15を、図13に示すように原稿ホルダー21に挟み
込む。次に、原稿ホルダー21のマークエリア22で画
像の種類を指定する。この指定は、1行分の範囲を示す
仕切り線24が原稿ホルダー21に表示されているか
ら、原稿ホルダー21を透して1行範囲内に文字や写真
の絵柄がないスペースの場合には、2個のビットエリア
22a,22bを黒く塗り潰す。また文字がかかってい
る場合には最初の1個のビットエリア22aを黒く塗り
潰し、さらに写真やイラスト等の絵柄がかかっている場
合にはそのままにする。
【0034】原稿15を挟んだ原稿ホルダー21と、記
録紙17例えばハガキとをそれぞれ読取り面及び記録面
を下にして各挿入口16,18に挿入し、凹部19,2
0内にセットする。
【0035】原稿ホルダー21と記録紙17との挿入後
に、プリントボタン14を操作すると、システムコント
ローラ55は、モータドライバ54を介してパルスモー
タ37を制御してヘッドキャリッジ34を副走査方向に
移動させ、スキャナヘッド部26が原稿15の第1行目
と対面するようにセットする。このときには、マークセ
ンサ32が第1行目のビットエリア22a,22bに対
面する。また、サーマルヘッド35の発熱素子アレイ6
1が記録紙17のプリント開始位置にセットされる。
【0036】先ず、マークセンサ32は、ビットエリア
22a,22bを読み取り、読取り信号をシステムコン
トローラ55に送る。図13に示す実施例では、第1行
目がスペースになっているため、システムコントローラ
55はスキップモードにセットする。このスキップモー
ドでは、モータドライバ56を介してパルスモータ39
が回転される。このパルスモータ39の回転は、ピニオ
ンギヤ39aを介してラックギヤ11aに伝達され、ス
ライドテーブル11を主走査方向に移動させる。これに
より、原稿ホルダー21と記録紙17とが、スライドテ
ーブル11と一緒に1行分搬送され、第2行目がセット
される。このスキップモードでは、ヘッドキャリッジ3
3を無駄に動かすことがないから記録時間の短縮が図れ
る。
【0037】第2行目もスペースであるから、システム
コントローラ55はスキップモードにセットし、スライ
ドテーブル11を主走査方向に1行分移動させる。これ
により、原稿ホルダー21と記録紙17の第3行目がセ
ットされる。
【0038】次に、マークセンサ32は、第3行目のマ
ークエリア22を読み取る。第3行目は、黒文字の二値
画像であるから、システムコントローラ55は二値画像
プリントモードにセットする。図10に示すように、シ
ステムコントローラ55は、モータドライバ54を介し
てパルスモータ37を1ステップずつ回転させる。この
パルスモータ37によってベルト38が回転するから、
ヘッドキャリッジ33はガイド棒36に案内されて、副
走査方向にピッチLずつ間欠移動する。
【0039】ヘッドキャリッジ33がピッチLだけ副走
査方向に移動する毎に、画像読取りヘッド40は、読取
りパルスによって黒文字を読み取る。この読取りによ
り、18個の画像信号がシリアルに出力される。これら
の画像信号は、A/D変換器57で画像データに変換さ
れてから、データ変換回路58に送られる。データ変換
回路58は、二値画像プリントモードでは、所定の基準
値を用いて画像データを二値化する。ここで、黒文字を
読み取っている場合には駆動データが「0」となり、白
地を読み取っている場合には駆動データは「1」とな
る。次に、図14に示すように、画像データが「1」の
ときに「0」の駆動データを出力し、画像データが
「0」のときに「1」の駆動データを出力する。これら
の18個の駆動データは、記録ドライバ60にシリアル
に送られる。
【0040】記録ドライバ60は、シリアルな駆動デー
タをパラレルな駆動データに変換してから、各駆動デー
タとストローブパルスの論理積から駆動パルスを作成す
る。この記録バライバ60により、「1」の駆動データ
の場合に駆動パルスが発生し、「0」の場合には駆動パ
ルスが発生しない。これらの駆動パルスは、図14に示
すように、各受光素子47と位置的に対応した各発熱素
子62を選択的に駆動し、インクリボン29のイエロー
インクエリアを記録紙17に密着させた状態で加熱す
る。これにより、18個のセル63にイエローインクが
選択的に転写される。このイエローインクの転写後に、
ヘッドキャリッジ33がピッチLだけ副走査方向に移動
するとともに、インクリボン27を1ドット分巻き上げ
る。
【0041】このように、ヘッドキャリッジ33がピッ
チLだけ移動する毎に、画像読取りヘッド40で画像を
読み取り、そしてインクリボン27を1ドット分ずつ巻
き上げながら、サーマルヘッド35で18個のセル63
にイエローインクを選択的に転写する。こうして1行分
のイエローインクの記録が終了すると、パルスモータ3
7が逆転してヘッドキャリッジ33を初期位置へ戻す。
このヘッドキャリッジ33が戻るときに、インクリボン
29が連続的に巻き上げられ、次のマゼンタインクエリ
アがサーマルヘッド35にセットされる。
【0042】ヘッドキャリッジ33の2回目の往動時に
は、画像読取りヘッド40による黒文字の読取りと、サ
ーマルヘッド35によるマゼンタインクの転写とが行わ
れる。これにより、イエローインクが転写されたセル
に、マゼンタインクが転写される。同様にして、ヘッド
キャリッジ33の3回目の往動を行い、黒文字の読取り
と、シアンインクエリアを用いた記録とが行われる。こ
の場合にも、イエローインクとマゼンタインクが転写さ
れたセルに、シアンインクが転写される。
【0043】図12に示すように、ヘッドキャリッジ3
3は、1行に対して3回往復動し、画像読取りヘッド4
0で画像を3回読み取り、そしてイエローインク,マゼ
ンタインク,シアンインクを用いて3回記録する。これ
により、黒文字のセルには、イエロー,マゼンタ,シア
ンの3色のインクが重なった状態で転写され、この3色
のインクによって黒が表現される。なお、白地のセルに
は3色のインクが転写されない。
【0044】第3行目の記録後に、システムコントロー
ラ55は、モータ駆動パルスをモータドライバ56に送
り、パルスモータ39を回転させる。これにより、スラ
イドステージ11が主走査方向に1行分だけ移動され
る。第4行目も黒文字であるから、前述したように、ヘ
ッドキャリッジ33を3回往復動させて第4行目を記録
する。
【0045】第5行目と第6行目はスペースであるか
ら、ヘッドキャリッジ33が副走査方向に移動すること
なく、スライドステージ11を主走査方向に2行分移動
する。第7行目は、中間調画像であるから、システムコ
ントローラ55は、図9に示すように、中間調画像プリ
ントモードにセットする。
【0046】中間調画像プリントモードでは,3個のモ
ータ駆動パルスでパルスモータ37が3ステップ回転す
る毎に、システムコントローラ55が読取りパルスを発
生する。この読取りパルスによって、画像読取りヘッド
40が3色の画像信号を出力する。この3色の画像信号
は、A/D変換器57で画像データに変換されてから、
データ変換回路58に送られる。
【0047】3個の受光素子47で1画素の読取りを行
うようになっているから、データ変換回路58は、3個
の画像データを1グループとし、6個のグループに分け
る。各グループ内の3色画像データをマスキング処理し
て、1画素を構成するイエロー画像データ,マゼンタ画
像データ,シアン画像データを作成する。この3色の画
像データの中からイエロー画像データだけを取り出し
て、LUT58aに送る。なお、簡便には、マスキング
処理をすることなく、補色に変換してもよい。この場合
には、画像読取りヘッド40から6個の青色信号だけを
取り出せばよい。
【0048】中間調画像は、3×3個のセル63によっ
て1個の画素が構成されるから、LUT58aにより、
1個のイエロー画像データが3×3個の駆動データに変
換される。これらの駆動データは、3本のサブラインを
構成するから、まず第1サブライン上にある3個の駆動
データが取り出される。この3個の駆動データに基づい
て、3個の受光素子47に対応している3個の発熱素子
62が選択的に駆動される。同様に、残りの5個のイエ
ロー画像データが15個の駆動データに変換され、この
駆動データに基づいて、15個の発熱素子62が選択的
に駆動される。したがって、18個の発熱素子62によ
り、イエローインクエリアが背後から加熱され、各セル
63にイエローインクを転写する。
【0049】第1サブラインの記録が終了すると、パル
スモータ37が1ステップ回転し、へっドキャリッジ3
3を副走査方向に移動する。この直後に、LUT58a
から第2サブライン上にある18個の駆動データを取り
出し、各発熱素子62を駆動する。同様に、ヘッドキャ
リッジ33を1ステップ送ってから、第3のサブライン
上にある駆動データで各発熱素子62を駆動する。これ
により、図15に示すように、1画素を構成する3×3
個のセル63内にイエローインクが選択的に転写され
る。
【0050】ヘッドキャリッジ33を3ステップ送って
から、前述したように画像読取りヘッド40により次の
6個の画素を読み取り、プリントヘッド部28で6画素
分のイエロードットを記録する。このようにして1行分
のイエロー画像の読取りと記録とが行われる。
【0051】1行分のイエロー画像の記録が終了する
と、ヘッドキャリッジ33が所期位置に戻され、同時に
マゼンタインクエリアがセットされる。ヘッドキャリッ
ジ33の2回目の往動時には、データ変換した3色の画
像データの中からマゼンタ画像データだけを取り出し、
前述したようにLUT58aで3×3の駆動データに変
換する。この駆動データで発熱素子アレイ61を駆動す
る。これにより、主走査方向に並んだ6個の画素が記録
され、そして各画素を構成する3×3個のセル63内に
マゼンタインクが選択的に転写される。
【0052】1行分のマゼンタ画像の記録後に、ヘッド
キャリッジ33を所期位置に戻すとともに、シアンイン
クエリアをセットする。ヘッドキャリッジ33を主走査
方向に1ステップずつ送りながら、前述したように各セ
ル63にシアンインクを選択的に転写する。
【0053】以下、同様にして、各行の読取り開始位置
でマークエリア22を読み取って行毎にプリントモード
を設定し、このプリントモードに対応した記録を行う。
そして、原稿の最後の行の読取りと、記録紙17の最後
の行の記録が終了すると、システムコントローラ55は
スライドテーブル11とヘッドキャリッジ33とを元の
位置に戻す。ヘッドキャリッジ33を戻してから、原稿
ホルダー21と記録紙17とを各挿入口16,18から
引き出す。
【0054】上記実施例では、信号部としてマークエリ
ア22を用い、そのビットエリア22a,22bにユー
ザーが画像の種類に応じたマークを記入しているが、マ
ークを予め印刷した複数の原稿ホルダーを用意してお
き、原稿の内容に応じて選択して使用してもよい。
【0055】例えば、図16に示す原稿ホルダー80
は、上側が中間調画像範囲81であり、下側の10行が
二値画像範囲82となっている。そして、これらの間が
スペースとなっている。
【0056】図17に示す原稿ホルダー84は、最初の
2行と下側の10行とが二値画像範囲85,87であ
り、これらの間に中間調画像範囲86とスペース88と
が配置されている。なお、信号部としては、マイクロス
イッチで検知される凹凸を用いてもよい。
【0057】図18に示す原稿ホルダー89は、略上半
分が中間調画像範囲90であり、残りの範囲91がスペ
ースに指定されている。
【0058】上記実施例の原稿ホルダーは、2つ折りの
透明なフイルムシートを用いているが、本発明ではこれ
に限らず、例えば薄肉のプラスチック材料で形成した本
体と蓋とからなる開閉式のカセットタイプとしてもよ
い。この場合には、読み取り面側を透明な材料で形成し
ておき、本体と蓋との間でシート状の原稿を挟み付け
る。この場合の信号部としては、凹部内に黒色のスライ
ド板を出し入れ自在に設け、スライド板を1段だけ凹部
に入り込ませるとビットエリア22aを黒色で記入した
のと同じ状態となり、またスライド板を全部凹部に入り
込ませることによりビットエリア22aとビットエリア
22bとを黒色で記入したのと同じ状態となる。
【0059】カラーラインセンサーの代わりに可視光の
全域に分光感度を有する白黒用のラインセンサーを用い
てもよい。この白黒用のラインセンサーを用いる場合に
は、3色のフイルタを選択的にラインセンサーの前に挿
入するか、又は3色の照明光を選択的に投光する。
【0060】また、二値画像と中間調画像とを専用のサ
ーマルヘッドで記録してもよい。この場合、二値画像で
は、幅広の発熱素子を用いてサイズの大きなインクドッ
トを画素内に記録する。中間調画像では幅狭の発熱素子
を用い、この発熱素子を1画素内でステップ送りしなが
ら発熱素子を駆動し、画像データに応じて1画素内での
インクドットの面積を変更する。
【0061】上記実施例では、スキャナとシリアルサー
マルプリンタとが一体になっているが、これらは別体で
あってもよい。この場合には、スキャナとシリアルサー
マルプリンタとを接続する方法としてはONラインでも
OFFラインでもよい。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の発明では、透明な面のうち画像読み取り範囲外で、
各行毎に信号部が設けられているから、行毎に文字や線
画等の二値画像と写真等の中間調画像との画像の種類に
応じたプリントモードを指定することができる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、記入エリア
にユーザーが画像の種類に応じたマークを記入すること
によって信号部が形成されるから、プリントモードの指
定を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキャナ一体型シリアルサーマルプリンタの外
観を示す斜視図である。
【図2】スライドステージの断面図である。
【図3】本発明の原稿ホルダーを示す平面図である。
【図4】スキャナ一体型シリアルサーマルプリンタの内
部構造を示す斜視図である。
【図5】画像読取りヘッドの構成を示す斜視図である。
【図6】画像読取りヘッドの電気的概略を示すブロック
図である。
【図7】スキャナ一体型シリアルサーマルプリンタの電
気的概略を示すブロック図である。
【図8】サーマルヘッドの電気的概略を示すブロック図
である。
【図9】中間調画像のプリント状態を示す説明図であ
る。
【図10】二値画像のプリント状態を示す説明図であ
る。
【図11】インクリボンの説明図である。
【図12】読取りと記録との動作を示す説明図である。
【図13】原稿を挟んだ原稿ホルダーを示す説明図であ
る。
【図14】二値画像プリントモードを示す説明図であ
る。
【図15】中間調画像プリントモードを示す説明図であ
る。
【図16】予めマークが記入されている原稿ホルダーの
別の実施例を示す説明図である。
【図17】予めマークが記入されている原稿ホルダーの
他の実施例を示す説明図である。
【図18】予めマークが記入されている原稿ホルダーの
その他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 スキャナ一体型シリアルサーマルプリンタ 11 スライドステージ 15 原稿 17 記録紙 21 原稿ホルダー 26 スキャナヘッド部 27 プリントヘッド部 32 マークセンサ 35 サーマルヘッド 40 画像読取りヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の原稿を保持し、少なくとも一
    面が透明な材料で形成され、この透明な面のうち画像読
    み取り範囲外で、各行毎に画像の種類を表すための信号
    部を設けたことを特徴とする原稿ホルダー。
  2. 【請求項2】 前記信号部は、マークエリアであり、マ
    ークエリアにユーザーによって画像の種類に応じたマー
    クが記入されることを特徴とする請求項1記載の原稿ホ
    ルダー。
JP6212992A 1994-09-06 1994-09-06 原稿ホルダー Pending JPH0879436A (ja)

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JP6212992A JPH0879436A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 原稿ホルダー

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JP6212992A Pending JPH0879436A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 原稿ホルダー

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