JPH0879598A - 位相補償器の位相補償特性調整方法およびそれを適用できる手振れ補正装置 - Google Patents
位相補償器の位相補償特性調整方法およびそれを適用できる手振れ補正装置Info
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- JPH0879598A JPH0879598A JP6214936A JP21493694A JPH0879598A JP H0879598 A JPH0879598 A JP H0879598A JP 6214936 A JP6214936 A JP 6214936A JP 21493694 A JP21493694 A JP 21493694A JP H0879598 A JPH0879598 A JP H0879598A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】手振れ補正を適確に行わせるように位相補償特
性を容易に調整する。 【構成】センサ11で手振れを検出し信号SAVをフィル
タ12〜フィルタ14を介してスイッチ21の端子aに
供給する。正弦波出力部22から信号DSIを端子bと検
出部24に供給する。生産ラインでは、端子bを選択し
て補償フィルタ15aで信号DSIの利得及び位相を補償
しD/A16を介し制御部17に供給する。この信号と
センサ7の信号SPとでプリズム1を駆動する。信号S
PをA/D23を介して検出部24に供給し信号DSIと
の位相ずれを算出し、データPDをフィルタ制御部25
に供給してデータFCを生成する。データFCをスイッ
チ26を介し補償フィルタ15aに供給し補償特性を変
更する。その後、スイッチ21を端子a側に切り換えス
イッチ26をオフ状態としセンサ11の信号SAVに基づ
きプリズム1を駆動する。
性を容易に調整する。 【構成】センサ11で手振れを検出し信号SAVをフィル
タ12〜フィルタ14を介してスイッチ21の端子aに
供給する。正弦波出力部22から信号DSIを端子bと検
出部24に供給する。生産ラインでは、端子bを選択し
て補償フィルタ15aで信号DSIの利得及び位相を補償
しD/A16を介し制御部17に供給する。この信号と
センサ7の信号SPとでプリズム1を駆動する。信号S
PをA/D23を介して検出部24に供給し信号DSIと
の位相ずれを算出し、データPDをフィルタ制御部25
に供給してデータFCを生成する。データFCをスイッ
チ26を介し補償フィルタ15aに供給し補償特性を変
更する。その後、スイッチ21を端子a側に切り換えス
イッチ26をオフ状態としセンサ11の信号SAVに基づ
きプリズム1を駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、位相補償器の位相補
償特性調整方法およびそれを適用できる手振れ補正装置
に関する。
償特性調整方法およびそれを適用できる手振れ補正装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手振れ状態を補正する手振れ補正
装置では、例えばプリズムを用いて手振れ補正が行われ
る。このプリズムを用いた手振れ補正装置では、入射光
をプリズムでもって任意の方向に屈折させることによ
り、手振れによって生じる入射光の変動を補正するもの
である。
装置では、例えばプリズムを用いて手振れ補正が行われ
る。このプリズムを用いた手振れ補正装置では、入射光
をプリズムでもって任意の方向に屈折させることによ
り、手振れによって生じる入射光の変動を補正するもの
である。
【0003】ここで、図3を参照して従来のプリズムを
用いた手振れ補正装置を説明する。なお、図3は手振れ
補正装置をビデオカメラに適用した例である。
用いた手振れ補正装置を説明する。なお、図3は手振れ
補正装置をビデオカメラに適用した例である。
【0004】図3において1はプリズムである。このプ
リズム1は例えば図4に示すように2枚の板ガラス2
a,2bがフィルム3によって伸縮自在に連接される。
この2枚の板ガラス2a,2bの間にはガラスと同じ屈
折率を有する液体4が注入されている。
リズム1は例えば図4に示すように2枚の板ガラス2
a,2bがフィルム3によって伸縮自在に連接される。
この2枚の板ガラス2a,2bの間にはガラスと同じ屈
折率を有する液体4が注入されている。
【0005】また、板ガラス2aには板ガラス2aを縦
方向に傾けるための横軸5aが設けられており、板ガラ
ス2bには板ガラス2bを横方向に傾けるための縦軸5
bが設けられている。さらに、横軸5aおよび縦軸5b
は駆動コイル部6に連結されており、この駆動コイル部
6に後述する駆動信号RDが供給されることにより横軸
5aおよび縦軸5bが回転駆動されて入射光が所定の方
向に屈折される。
方向に傾けるための横軸5aが設けられており、板ガラ
ス2bには板ガラス2bを横方向に傾けるための縦軸5
bが設けられている。さらに、横軸5aおよび縦軸5b
は駆動コイル部6に連結されており、この駆動コイル部
6に後述する駆動信号RDが供給されることにより横軸
5aおよび縦軸5bが回転駆動されて入射光が所定の方
向に屈折される。
【0006】プリズム1で屈折された入射光は、レンズ
8によって集光されて撮像素子(例えばCCD)9の撮
像面上に被写体の光学像として結像される。この光学像
は、撮像素子9によって電気信号である撮像信号に変換
される。この撮像信号は、図示しない信号処理回路に供
給されて映像信号に変換される。
8によって集光されて撮像素子(例えばCCD)9の撮
像面上に被写体の光学像として結像される。この光学像
は、撮像素子9によって電気信号である撮像信号に変換
される。この撮像信号は、図示しない信号処理回路に供
給されて映像信号に変換される。
【0007】次に、11は角速度センサである。角速度
センサ11ではカメラ本体の手振れによる横揺れと縦揺
れの角速度が検出される。この検出された角速度を示す
角速度信号SAVは、高域フィルタ12に供給されて帯域
制限されたのち、A/D変換器13に供給されて角速度
データ信号DAVに変換される。角速度データ信号DAVは
積分フィルタ14に供給されて積分される。この角速度
データ信号DAVの積分データである角度変位データ信号
DADは、特性補償フィルタ15に供給される。特性補償
フィルタ15では、例えば(数1)に示される特性でも
って角度変位データ信号DADの利得及び位相が補償され
る。
センサ11ではカメラ本体の手振れによる横揺れと縦揺
れの角速度が検出される。この検出された角速度を示す
角速度信号SAVは、高域フィルタ12に供給されて帯域
制限されたのち、A/D変換器13に供給されて角速度
データ信号DAVに変換される。角速度データ信号DAVは
積分フィルタ14に供給されて積分される。この角速度
データ信号DAVの積分データである角度変位データ信号
DADは、特性補償フィルタ15に供給される。特性補償
フィルタ15では、例えば(数1)に示される特性でも
って角度変位データ信号DADの利得及び位相が補償され
る。
【0008】
【数1】
【0009】なお、(数1)においてK1,K2,K3
は予め設定された係数である。
は予め設定された係数である。
【0010】この利得及び位相が補償された角度変位デ
ータ信号DADは、補償角度変位データ信号DADCとして
D/A変換器16に供給されてアナログ信号の補償角度
変位信号SADCに変換される。この補償角度変位信号SA
DCはプリズム制御部17に供給される。
ータ信号DADは、補償角度変位データ信号DADCとして
D/A変換器16に供給されてアナログ信号の補償角度
変位信号SADCに変換される。この補償角度変位信号SA
DCはプリズム制御部17に供給される。
【0011】プリズム制御部17では、補償角度変位信
号SADCに基づき駆動信号RDが生成される。この駆動
信号RDは、プリズム1の駆動コイル部6に供給されて
プリズム1の横軸5aおよび縦軸5bが回転駆動されて
入射光の屈折方向が制御される。
号SADCに基づき駆動信号RDが生成される。この駆動
信号RDは、プリズム1の駆動コイル部6に供給されて
プリズム1の横軸5aおよび縦軸5bが回転駆動されて
入射光の屈折方向が制御される。
【0012】なお、プリズム1にはプリズム1の縦方向
および横方向の傾きを検出する頂角センサ7が配設され
ており、プリズム1の板ガラス2a,2bの傾きを示す
傾斜信号SPがプリズム制御部17に供給されているこ
とで、プリズム1の駆動が安定して行われる。
および横方向の傾きを検出する頂角センサ7が配設され
ており、プリズム1の板ガラス2a,2bの傾きを示す
傾斜信号SPがプリズム制御部17に供給されているこ
とで、プリズム1の駆動が安定して行われる。
【0013】このように、手振れによる横揺れと縦揺れ
を角速度センサで検出して、得られた角速度信号とプリ
ズムの状態を示す傾斜信号に基づいてプリズムが制御さ
れる。このため、ビデオカメラに入射された被写体の光
線はプリズムでもって所定の方向に屈折されるので、ビ
デオカメラが手振れを生じた場合であっても撮像素子の
撮像面上の一定の位置に被写体の光学像が結像されて、
画像の振れが防止される。
を角速度センサで検出して、得られた角速度信号とプリ
ズムの状態を示す傾斜信号に基づいてプリズムが制御さ
れる。このため、ビデオカメラに入射された被写体の光
線はプリズムでもって所定の方向に屈折されるので、ビ
デオカメラが手振れを生じた場合であっても撮像素子の
撮像面上の一定の位置に被写体の光学像が結像されて、
画像の振れが防止される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリズムの
周波数特性は一定でなくプリズム毎にばらつきを有する
ものである。このため、特性補償フィルタで角度変位デ
ータ信号の利得及び位相を一律に補償して手振れ補正を
おこなうものとすると、従来の手振れ補正装置の位相特
性を示す図5のように、角速度センサで検出された角速
度信号に対して駆動されたプリズムの傾きを示す傾斜信
号の位相はa〜c線で示すようにばらつきを生じる。な
お、a線は位相遅れの場合、b線は位相が最適な場合、
c線は位相進みの場合を示している。このようにプリズ
ムの特性の違いによって位相のずれを生じるために、手
振れ補正が適確に行われない場合があった。
周波数特性は一定でなくプリズム毎にばらつきを有する
ものである。このため、特性補償フィルタで角度変位デ
ータ信号の利得及び位相を一律に補償して手振れ補正を
おこなうものとすると、従来の手振れ補正装置の位相特
性を示す図5のように、角速度センサで検出された角速
度信号に対して駆動されたプリズムの傾きを示す傾斜信
号の位相はa〜c線で示すようにばらつきを生じる。な
お、a線は位相遅れの場合、b線は位相が最適な場合、
c線は位相進みの場合を示している。このようにプリズ
ムの特性の違いによって位相のずれを生じるために、手
振れ補正が適確に行われない場合があった。
【0015】また、プリズム毎に特性補償フィルタの特
性を手動で調整するものとした場合には調整作業が非常
に煩雑となる。
性を手動で調整するものとした場合には調整作業が非常
に煩雑となる。
【0016】そこで、この発明では、手振れ補正を適確
に行わせるように位相補償特性を容易に調整できるよう
にしたものである。
に行わせるように位相補償特性を容易に調整できるよう
にしたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る位相補償器の位相補償特性調整方法は、手振れ状態を
検出する手振れ検出手段と、画像情報を上下または左右
に移動させる画像移動部と、手振れ検出手段からの検出
信号に基づき画揺れを防止するのに必要な画像の移動情
報を算出する演算部と、画像移動部の追従遅れを補償す
る位相補償器を有する手振れ補正装置において、移動情
報として基準信号を用いると共にこのときの画像移動部
の追従遅れを検出し、この追従遅れの情報に基づいて位
相補償器の補償特性を調整するものである。
る位相補償器の位相補償特性調整方法は、手振れ状態を
検出する手振れ検出手段と、画像情報を上下または左右
に移動させる画像移動部と、手振れ検出手段からの検出
信号に基づき画揺れを防止するのに必要な画像の移動情
報を算出する演算部と、画像移動部の追従遅れを補償す
る位相補償器を有する手振れ補正装置において、移動情
報として基準信号を用いると共にこのときの画像移動部
の追従遅れを検出し、この追従遅れの情報に基づいて位
相補償器の補償特性を調整するものである。
【0018】請求項2記載の発明に係る手振れ補正装置
は、手振れ状態を検出する手振れ検出手段と、画像情報
を上下または左右に移動させる画像移動部と、手振れ検
出手段からの検出信号に基づき画揺れを防止するのに必
要な画像の移動情報を算出する演算部と、画像移動部の
追従遅れを補償する位相補償器と、移動情報として基準
信号を用いることで位相補償器の補償特性を調整する位
相補償特性調整手段を有するものである。
は、手振れ状態を検出する手振れ検出手段と、画像情報
を上下または左右に移動させる画像移動部と、手振れ検
出手段からの検出信号に基づき画揺れを防止するのに必
要な画像の移動情報を算出する演算部と、画像移動部の
追従遅れを補償する位相補償器と、移動情報として基準
信号を用いることで位相補償器の補償特性を調整する位
相補償特性調整手段を有するものである。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明においては、移動情報とし
て基準信号を用いると共にこのときの画像移動部の追従
遅れを検出し、この追従遅れの情報に基づいて位相補償
器の補償特性が調整される。このため、画像移動部の追
従遅れを補償する位相補償器の補償特性は、画像移動部
のばらつきを含めて最適に調整されるので、例えば請求
項1記載の発明に係る位相補償器の位相補償特性調整方
法でもって調整された手振れ補正装置をビデオカメラに
適用するものとすれば、カメラ本体の手振れを適確に補
正することが可能となる。
て基準信号を用いると共にこのときの画像移動部の追従
遅れを検出し、この追従遅れの情報に基づいて位相補償
器の補償特性が調整される。このため、画像移動部の追
従遅れを補償する位相補償器の補償特性は、画像移動部
のばらつきを含めて最適に調整されるので、例えば請求
項1記載の発明に係る位相補償器の位相補償特性調整方
法でもって調整された手振れ補正装置をビデオカメラに
適用するものとすれば、カメラ本体の手振れを適確に補
正することが可能となる。
【0020】請求項2記載の発明においては、移動情報
として基準信号を用いることで位相補償器の補償特性を
調整する位相補償特性調整手段を有するものであり、こ
の基準信号によって画像移動部の追従遅れが検出され
て、この追従遅れの情報に基づいて位相補償器の補償特
性が調整される。このため、位相補償特性調整手段によ
って位相補償器の補償特性が画像移動部のばらつきを含
めて最適に自動調整されるので、例えば請求項2記載の
発明に係る手振れ補正装置をビデオカメラに適用するも
のとすれば、ビデオカメラの生産ラインで位相補償器の
補償特性を最適な状態に自動調整することが可能とな
る。
として基準信号を用いることで位相補償器の補償特性を
調整する位相補償特性調整手段を有するものであり、こ
の基準信号によって画像移動部の追従遅れが検出され
て、この追従遅れの情報に基づいて位相補償器の補償特
性が調整される。このため、位相補償特性調整手段によ
って位相補償器の補償特性が画像移動部のばらつきを含
めて最適に自動調整されるので、例えば請求項2記載の
発明に係る手振れ補正装置をビデオカメラに適用するも
のとすれば、ビデオカメラの生産ラインで位相補償器の
補償特性を最適な状態に自動調整することが可能とな
る。
【0021】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明に係る
手振れ補正装置の一実施例について説明する。なお、図
1も図3と同様に手振れ補正装置をビデオカメラに適用
した例であり、図3と対応する部分については同一符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
手振れ補正装置の一実施例について説明する。なお、図
1も図3と同様に手振れ補正装置をビデオカメラに適用
した例であり、図3と対応する部分については同一符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0022】図1において、20は手振れ補正信号処理
部であり、例えばマイクロコンピュータによって構成さ
れる。手振れ補正信号処理部20の積分フィルタ14か
ら出力される角度変位データ信号DADは、切換スイッチ
21の端子aに供給される。また切換スイッチ21の端
子bには正弦波出力部22から正弦波データ信号DSIが
供給される。切換スイッチ21の可動端子は特性補償フ
ィルタ15aに接続されており、角度変位データ信号D
ADまたは正弦波データ信号DSIのいずれかの信号が選択
されて供給される。なお、特性補償フィルタ15aは図
3の特性補償フィルタ15と対応するものである。
部であり、例えばマイクロコンピュータによって構成さ
れる。手振れ補正信号処理部20の積分フィルタ14か
ら出力される角度変位データ信号DADは、切換スイッチ
21の端子aに供給される。また切換スイッチ21の端
子bには正弦波出力部22から正弦波データ信号DSIが
供給される。切換スイッチ21の可動端子は特性補償フ
ィルタ15aに接続されており、角度変位データ信号D
ADまたは正弦波データ信号DSIのいずれかの信号が選択
されて供給される。なお、特性補償フィルタ15aは図
3の特性補償フィルタ15と対応するものである。
【0023】また、プリズム1の頂角センサ7から出力
される傾斜信号SPは、プリズム制御部17およびA/
D変換器23に供給される。A/D変換器23に供給さ
れた傾斜信号SPは、傾斜データ信号DSPに変換されて
位相差検出部24に供給される。また位相差検出部24
には正弦波出力部22から正弦波データ信号DSIが供給
されており、正弦波データ信号DSIと傾斜データ信号D
SPの位相のずれが算出される。この位相差データPDは
特性補償フィルタ制御部25に供給される。
される傾斜信号SPは、プリズム制御部17およびA/
D変換器23に供給される。A/D変換器23に供給さ
れた傾斜信号SPは、傾斜データ信号DSPに変換されて
位相差検出部24に供給される。また位相差検出部24
には正弦波出力部22から正弦波データ信号DSIが供給
されており、正弦波データ信号DSIと傾斜データ信号D
SPの位相のずれが算出される。この位相差データPDは
特性補償フィルタ制御部25に供給される。
【0024】特性補償フィルタ制御部25では、位相差
データPDに基づきフィルタ係数データFCが生成され
る。なお、位相差データPDに基づくフィルタ係数デー
タFCの生成は、例えば位相差データPDに基づいてテ
ーブルを参照することで容易に行われる。
データPDに基づきフィルタ係数データFCが生成され
る。なお、位相差データPDに基づくフィルタ係数デー
タFCの生成は、例えば位相差データPDに基づいてテ
ーブルを参照することで容易に行われる。
【0025】生成されたフィルタ係数データFCは、特
性補償フィルタ制御部25からスイッチ26の一方の端
子に供給される。またスイッチ26の他方の端子は特性
補償フィルタ15aに接続されており、スイッチ26が
オン状態のときにフィルタ係数データFCが特性補償フ
ィルタ15aに供給される。特性補償フィルタ15aで
は、フィルタ係数データFCに従ってフィルタの係数が
変更されることにより特性が変更される。
性補償フィルタ制御部25からスイッチ26の一方の端
子に供給される。またスイッチ26の他方の端子は特性
補償フィルタ15aに接続されており、スイッチ26が
オン状態のときにフィルタ係数データFCが特性補償フ
ィルタ15aに供給される。特性補償フィルタ15aで
は、フィルタ係数データFCに従ってフィルタの係数が
変更されることにより特性が変更される。
【0026】本実施例は以上のように構成されており、
次に動作について述べる。例えばビデオカメラの生産ラ
インでは、切換スイッチ21の可動端子が端子b側に切
り換えられて正弦波データ信号DSI(例えば一定の連続
した手振れ状態を示す周波数10Hzの正弦波データ信
号)が特性補償フィルタ15aに供給される。特性補償
フィルタ15aでは、予め設定された係数に基づくフィ
ルタ特性でもって供給された正弦波データ信号DSIの利
得や位相の補償が行われる。この補償が行われた正弦波
データ信号DSIは、補償正弦波データ信号DSICとして
D/A変換器16に供給されてアナログ信号の補償正弦
波信号SSICに変換される。この補償正弦波信号SSICが
プリズム制御部17に供給されてプリズム1が駆動され
る。
次に動作について述べる。例えばビデオカメラの生産ラ
インでは、切換スイッチ21の可動端子が端子b側に切
り換えられて正弦波データ信号DSI(例えば一定の連続
した手振れ状態を示す周波数10Hzの正弦波データ信
号)が特性補償フィルタ15aに供給される。特性補償
フィルタ15aでは、予め設定された係数に基づくフィ
ルタ特性でもって供給された正弦波データ信号DSIの利
得や位相の補償が行われる。この補償が行われた正弦波
データ信号DSIは、補償正弦波データ信号DSICとして
D/A変換器16に供給されてアナログ信号の補償正弦
波信号SSICに変換される。この補償正弦波信号SSICが
プリズム制御部17に供給されてプリズム1が駆動され
る。
【0027】プリズム1の頂角センサ7からは、傾斜信
号SPがプリズム制御部17およびA/D変換器23に
供給される。傾斜信号SPはA/D変換器23で傾斜デ
ータ信号DSPとされたのち位相差検出部24に供給され
て、位相差検出部24で正弦波データ信号DSIとの位相
のずれが算出される。
号SPがプリズム制御部17およびA/D変換器23に
供給される。傾斜信号SPはA/D変換器23で傾斜デ
ータ信号DSPとされたのち位相差検出部24に供給され
て、位相差検出部24で正弦波データ信号DSIとの位相
のずれが算出される。
【0028】ここで、図2を参照して位相差検出部24
の動作を説明する。図2において、図2Aはディジタル
データである正弦波データ信号DSIをアナログ信号で示
しており、図2Bはディジタルデータである傾斜データ
信号DSPをアナログ信号で示している。
の動作を説明する。図2において、図2Aはディジタル
データである正弦波データ信号DSIをアナログ信号で示
しており、図2Bはディジタルデータである傾斜データ
信号DSPをアナログ信号で示している。
【0029】まず、時点t1で正弦波データ信号DSIの
信号レベルが平均値レベルを超えて大きくなると、時点
t1からの時間間隔の計測が開始される。その後、傾斜
データ信号DSPの信号レベルが平均値レベルを超えて大
きくなる時点t2で時間間隔の計測が終了される。この
計測された時間データTpに基づき(数2)によって位
相差データPDが算出される。
信号レベルが平均値レベルを超えて大きくなると、時点
t1からの時間間隔の計測が開始される。その後、傾斜
データ信号DSPの信号レベルが平均値レベルを超えて大
きくなる時点t2で時間間隔の計測が終了される。この
計測された時間データTpに基づき(数2)によって位
相差データPDが算出される。
【0030】
【数2】
【0031】この算出された位相差データPDは、特性
補償フィルタ制御部25に供給される。特性補償フィル
タ制御部25では、位相差データPDに基づきフィルタ
係数データFCが生成されてオン状態とされたスイッチ
26を介して特性補償フィルタ15aに供給される。
補償フィルタ制御部25に供給される。特性補償フィル
タ制御部25では、位相差データPDに基づきフィルタ
係数データFCが生成されてオン状態とされたスイッチ
26を介して特性補償フィルタ15aに供給される。
【0032】特性補償フィルタ15aでは、フィルタ係
数データFCに基づき係数K1,K2が変更されてフィ
ルタ特性が変更される。ぞの後、切換スイッチ21の可
動端子は端子a側に切り換えられて角度変位データ信号
DADが選択されると共に、スイッチ26はオフ状態とさ
れて、特性補償フィルタ15aの係数K1,K2の変更
が禁止される。
数データFCに基づき係数K1,K2が変更されてフィ
ルタ特性が変更される。ぞの後、切換スイッチ21の可
動端子は端子a側に切り換えられて角度変位データ信号
DADが選択されると共に、スイッチ26はオフ状態とさ
れて、特性補償フィルタ15aの係数K1,K2の変更
が禁止される。
【0033】このように本例によれば、ビデオカメラの
生産ラインでは、マイクロコンピュータによって構成さ
れる手振れ補正信号処理部20によって、正弦波データ
信号DSIを使用して特性補償フィルタ15aのフィルタ
特性を決める係数K1,K2が最適な状態に自動調整さ
れるので、調整作業を容易とすることができる。
生産ラインでは、マイクロコンピュータによって構成さ
れる手振れ補正信号処理部20によって、正弦波データ
信号DSIを使用して特性補償フィルタ15aのフィルタ
特性を決める係数K1,K2が最適な状態に自動調整さ
れるので、調整作業を容易とすることができる。
【0034】また、調整終了後は自動的に切換スイッチ
21の可動端子が端子a側に切り換えられると共にスイ
ッチ26がオフ状態とされるので、角度変位データ信号
DADが選択されて手振れ補正が行われると共に係数K
1,K2が最適値に固定された状態とされる。このた
め、ビデオカメラの使用時には、ビデオカメラの手振れ
を広い周波数帯域で適確に補正することができる。
21の可動端子が端子a側に切り換えられると共にスイ
ッチ26がオフ状態とされるので、角度変位データ信号
DADが選択されて手振れ補正が行われると共に係数K
1,K2が最適値に固定された状態とされる。このた
め、ビデオカメラの使用時には、ビデオカメラの手振れ
を広い周波数帯域で適確に補正することができる。
【0035】なお、この発明に係る位相補償器の位相補
償特性調整方法およびそれを適用できる手振れ補正装置
はビデオカメラだけに適用できるものではないことは勿
論である。
償特性調整方法およびそれを適用できる手振れ補正装置
はビデオカメラだけに適用できるものではないことは勿
論である。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、移動情報
として基準信号を用いると共にこのときの画像移動部の
追従遅れを検出し、この追従遅れの情報に基づいて位相
補償器の補償特性が調整される。このため、画像移動部
の追従遅れを補償する位相補償器の補償特性は、画像移
動部のばらつきを含めて最適に調整されるので、例えば
請求項1記載の発明に係る位相補償器の位相補償特性調
整方法でもって調整された手振れ補正装置をビデオカメ
ラに適用するものとすれば、カメラ本体の手振れを適確
に補正することができる。
として基準信号を用いると共にこのときの画像移動部の
追従遅れを検出し、この追従遅れの情報に基づいて位相
補償器の補償特性が調整される。このため、画像移動部
の追従遅れを補償する位相補償器の補償特性は、画像移
動部のばらつきを含めて最適に調整されるので、例えば
請求項1記載の発明に係る位相補償器の位相補償特性調
整方法でもって調整された手振れ補正装置をビデオカメ
ラに適用するものとすれば、カメラ本体の手振れを適確
に補正することができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、移動情報と
して基準信号を用いることで位相補償器の補償特性を調
整する位相補償特性調整手段を有するものであり、この
基準信号によって画像移動部の追従遅れが検出されて、
この追従遅れの情報に基づいて位相補償器の補償特性が
調整される。このため、位相補償特性調整手段によって
位相補償器の補償特性が画像移動部のばらつきを含めて
最適に自動調整されるので、例えば請求項2記載の発明
に係る手振れ補正装置をビデオカメラに適用するものと
すれば、ビデオカメラの生産ラインで位相補償器の補償
特性を最適な状態に自動調整することができる。
して基準信号を用いることで位相補償器の補償特性を調
整する位相補償特性調整手段を有するものであり、この
基準信号によって画像移動部の追従遅れが検出されて、
この追従遅れの情報に基づいて位相補償器の補償特性が
調整される。このため、位相補償特性調整手段によって
位相補償器の補償特性が画像移動部のばらつきを含めて
最適に自動調整されるので、例えば請求項2記載の発明
に係る手振れ補正装置をビデオカメラに適用するものと
すれば、ビデオカメラの生産ラインで位相補償器の補償
特性を最適な状態に自動調整することができる。
【図1】この発明に係る手振れ補正装置の一実施例の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】位相差検出部の動作を示す図である。
【図3】従来の手振れ補正装置の構成を示す図である。
【図4】プリズムの構成を示す図である。
【図5】従来の手振れ補正装置の位相特性を示す図であ
る。
る。
1 プリズム 2a,2b 板ガラス 3 フィルム 4 液体 5a 横軸 5b 縦軸 6 駆動コイル部 7 頂角センサ 8 レンズ 9 撮像素子 11 角速度センサ 12 高域フィルタ 13,23 A/D変換器 14 積分フィルタ 15,15a 特性補償フィルタ 16 D/A変換器 17 プリズム制御部 21 切換スイッチ 22 正弦波出力部 24 位相差検出部 25 特性補償フィルタ制御部 26 スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 手振れ状態を検出する手振れ検出手段
と、 画像情報を上下または左右に移動させる画像移動部と、 上記手振れ検出手段からの検出信号に基づき画揺れを防
止するのに必要な画像の移動情報を算出する演算部と、 上記画像移動部の追従遅れを補償する位相補償器を有す
る手振れ補正装置において、 上記移動情報として基準信号を用いると共にこのときの
上記画像移動部の追従遅れを検出し、この追従遅れの情
報に基づいて上記位相補償器の補償特性を調整すること
を特徴とする位相補償器の位相補償特性調整方法。 - 【請求項2】 手振れ状態を検出する手振れ検出手段
と、 画像情報を上下または左右に移動させる画像移動部と、 上記手振れ検出手段からの検出信号に基づき画揺れを防
止するのに必要な画像の移動情報を算出する演算部と、 上記画像移動部の追従遅れを補償する位相補償器と、 上記移動情報として基準信号を用いることで上記位相補
償器の補償特性を調整する位相補償特性調整手段を有す
ることを特徴とする手振れ補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214936A JPH0879598A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 位相補償器の位相補償特性調整方法およびそれを適用できる手振れ補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214936A JPH0879598A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 位相補償器の位相補償特性調整方法およびそれを適用できる手振れ補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0879598A true JPH0879598A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16664032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6214936A Pending JPH0879598A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 位相補償器の位相補償特性調整方法およびそれを適用できる手振れ補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0879598A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009156945A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 撮像装置の防振制御回路 |
| US8400516B2 (en) | 2007-12-21 | 2013-03-19 | Sanyo Semiconductor Co., Ltd. | Image stabilization control circuit and imaging device having image stabilization control circuit |
| US8570385B2 (en) | 2007-12-21 | 2013-10-29 | Sanyo Semiconductor Co., Ltd. | Image stabilization control circuit and imaging device having image stabilization control circuit |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP6214936A patent/JPH0879598A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8400516B2 (en) | 2007-12-21 | 2013-03-19 | Sanyo Semiconductor Co., Ltd. | Image stabilization control circuit and imaging device having image stabilization control circuit |
| US8570385B2 (en) | 2007-12-21 | 2013-10-29 | Sanyo Semiconductor Co., Ltd. | Image stabilization control circuit and imaging device having image stabilization control circuit |
| JP2009156945A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 撮像装置の防振制御回路 |
| US8243151B2 (en) | 2007-12-25 | 2012-08-14 | Semiconductor Components Industries, Llc | Vibration prevention control circuit of imaging device |
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