JPH0880140A - 巻網漁船用揚網設備 - Google Patents
巻網漁船用揚網設備Info
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- JPH0880140A JPH0880140A JP30294494A JP30294494A JPH0880140A JP H0880140 A JPH0880140 A JP H0880140A JP 30294494 A JP30294494 A JP 30294494A JP 30294494 A JP30294494 A JP 30294494A JP H0880140 A JPH0880140 A JP H0880140A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 網揚げ作業の省人化が図れる巻網漁船用揚網
設備を提供する。 【構成】 浮子ライン13a、沈子ライン13cを有す
る魚網13を揚げ網装置14により引き揚げ、浮子ライ
ン13a、身網13b、沈子ライン13cに分けて甲板
上の網置き場12に整理する巻網漁船用揚網設備10で
あって、網置き場12の両側に配置された船長方向へ延
びる架台レール15に沿って往復動する門型の移動架台
16と、移動架台16の往復動に伴って揚げ網装置14
を同一方向へ往復動させる揚げ網装置移動手段20と、
移動架台16の横梁36の一側部に配置されて、浮子ラ
イン13aを船短方向へ往復動可能な浮子送り手段54
と、横梁36の他側部に配置されて、沈子ライン13c
を船短方向へ往復動可能な沈子送り手段55と、横梁3
6の中央部の浮子送り手段54および沈子送り手段55
より上方に配置されて、水平旋回可能な身網振り分け手
段45とを備えた。
設備を提供する。 【構成】 浮子ライン13a、沈子ライン13cを有す
る魚網13を揚げ網装置14により引き揚げ、浮子ライ
ン13a、身網13b、沈子ライン13cに分けて甲板
上の網置き場12に整理する巻網漁船用揚網設備10で
あって、網置き場12の両側に配置された船長方向へ延
びる架台レール15に沿って往復動する門型の移動架台
16と、移動架台16の往復動に伴って揚げ網装置14
を同一方向へ往復動させる揚げ網装置移動手段20と、
移動架台16の横梁36の一側部に配置されて、浮子ラ
イン13aを船短方向へ往復動可能な浮子送り手段54
と、横梁36の他側部に配置されて、沈子ライン13c
を船短方向へ往復動可能な沈子送り手段55と、横梁3
6の中央部の浮子送り手段54および沈子送り手段55
より上方に配置されて、水平旋回可能な身網振り分け手
段45とを備えた。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻網漁船用揚網設備に
係り、更に詳しくは、一端に浮子ライン、他端に沈子ラ
インを有する魚網(いわゆる巾着網)を揚げ網装置によ
り甲板の上方に一旦引き揚げた後、浮子ライン、身網、
沈子ラインに振り分けて甲板上の網置き場に整理する巻
網漁船用揚網設備に関する。
係り、更に詳しくは、一端に浮子ライン、他端に沈子ラ
インを有する魚網(いわゆる巾着網)を揚げ網装置によ
り甲板の上方に一旦引き揚げた後、浮子ライン、身網、
沈子ラインに振り分けて甲板上の網置き場に整理する巻
網漁船用揚網設備に関する。
【0002】
【従来の技術】海面に浮かぶ浮子ラインと、海底側へ沈
む沈子ラインとを備えた巾着網を用いる巾着網漁法にお
いては、例えば幅約300m、長さ約1000mの大型
の魚網を使用するので、網揚げの際には、次の投網に備
えるために、魚網を漁船(通常、旋網漁船という)の甲
板上の網置き場に整理して載せる必要がある。そこで、
揚げ網装置により魚網を引き揚げた後、クレーンの先部
に搭載された網捌機により魚網をガイドしながら、多数
の作業者が手分けして、魚網を一端の浮子ライン、本体
の身網および他端の沈子ラインに分けて網置き場に載置
していた。
む沈子ラインとを備えた巾着網を用いる巾着網漁法にお
いては、例えば幅約300m、長さ約1000mの大型
の魚網を使用するので、網揚げの際には、次の投網に備
えるために、魚網を漁船(通常、旋網漁船という)の甲
板上の網置き場に整理して載せる必要がある。そこで、
揚げ網装置により魚網を引き揚げた後、クレーンの先部
に搭載された網捌機により魚網をガイドしながら、多数
の作業者が手分けして、魚網を一端の浮子ライン、本体
の身網および他端の沈子ラインに分けて網置き場に載置
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、魚網を網置
き場に載置する際に、浮子ラインには比較的大きな浮子
が一定ピッチで多数個取り付けられて嵩張るので、浮子
ラインを前後左右へ移動させながら重ねて並べる必要が
あった。また、沈子ラインも、ジグザグ状態に重ねて並
べる必要があり、それに合わせて身網も折り畳んで並べ
なければならず、何れも非常に手間がかかって重労働で
あった。これにより、通常、魚網の引き揚げ作業には、
浮子ラインおよび沈子ラインの担当に各2名、身網の担
当に6名程度、合計10名くらいの作業者が必要であっ
た。
き場に載置する際に、浮子ラインには比較的大きな浮子
が一定ピッチで多数個取り付けられて嵩張るので、浮子
ラインを前後左右へ移動させながら重ねて並べる必要が
あった。また、沈子ラインも、ジグザグ状態に重ねて並
べる必要があり、それに合わせて身網も折り畳んで並べ
なければならず、何れも非常に手間がかかって重労働で
あった。これにより、通常、魚網の引き揚げ作業には、
浮子ラインおよび沈子ラインの担当に各2名、身網の担
当に6名程度、合計10名くらいの作業者が必要であっ
た。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、網揚げ作業の省人化が図れる巻網漁船用揚網設備を
提供することを目的とする。
で、網揚げ作業の省人化が図れる巻網漁船用揚網設備を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の巻網漁船用揚網設備は、一方に浮子ライン、他方
に沈子ラインを有する魚網を、甲板の上方に配置される
揚げ網装置により引き揚げ、前記浮子ライン、身網、前
記沈子ラインに分けて前記甲板上の網置き場に整理する
巻網漁船用揚網設備であって、前記網置き場の両側に配
置された船長方向へ延びる架台レールに沿って往復動す
る門型の移動架台と、該移動架台の往復動に伴って前記
揚げ網装置を同一方向へ往復動させる揚げ網装置移動手
段と、前記移動架台の横梁の一側部に配置されて、前記
浮子ラインを前記網置き場へ送り込みながら船短方向へ
往復動可能な浮子送り手段と、前記横梁の他側部に配置
されて、前記沈子ラインを網置き場へ送り込みながら船
短方向へ往復動可能な沈子送り手段と、前記横梁の中央
部にあって、前記浮子送り手段および前記沈子送り手段
より上方に配置された水平方向へ旋回可能な身網振り分
け手段とを備えるように構成されている。請求項2記載
の巻網漁船用揚網設備は、請求項1記載の巻網漁船用揚
網設備において、前記身網振り分け手段が、振り分け手
段移動装置により船短方向へ移動可能で、また前記横梁
には、前記身網振り分け手段の上方に身網ガイドローラ
が配置されるように構成されている。
記載の巻網漁船用揚網設備は、一方に浮子ライン、他方
に沈子ラインを有する魚網を、甲板の上方に配置される
揚げ網装置により引き揚げ、前記浮子ライン、身網、前
記沈子ラインに分けて前記甲板上の網置き場に整理する
巻網漁船用揚網設備であって、前記網置き場の両側に配
置された船長方向へ延びる架台レールに沿って往復動す
る門型の移動架台と、該移動架台の往復動に伴って前記
揚げ網装置を同一方向へ往復動させる揚げ網装置移動手
段と、前記移動架台の横梁の一側部に配置されて、前記
浮子ラインを前記網置き場へ送り込みながら船短方向へ
往復動可能な浮子送り手段と、前記横梁の他側部に配置
されて、前記沈子ラインを網置き場へ送り込みながら船
短方向へ往復動可能な沈子送り手段と、前記横梁の中央
部にあって、前記浮子送り手段および前記沈子送り手段
より上方に配置された水平方向へ旋回可能な身網振り分
け手段とを備えるように構成されている。請求項2記載
の巻網漁船用揚網設備は、請求項1記載の巻網漁船用揚
網設備において、前記身網振り分け手段が、振り分け手
段移動装置により船短方向へ移動可能で、また前記横梁
には、前記身網振り分け手段の上方に身網ガイドローラ
が配置されるように構成されている。
【0006】請求項3記載の巻網漁船用揚網設備は、一
方に浮子ライン、他方に沈子ラインを有する魚網を、甲
板の上方に配置される揚げ網装置により引き揚げ、前記
浮子ライン、身網、前記沈子ラインに分けて前記甲板上
の網置き場に整理する巻網漁船用揚網設備であって、前
記網置き場の両側に配置された船長方向へ延びる架台レ
ールに沿って往復動する門型の移動架台と、該移動架台
の往復動に伴って前記揚げ網装置を同一方向へ往復動さ
せる揚げ網装置移動手段と、前記移動架台の一側部に配
置されて、前記浮子ラインを前記網置き場へ送り込みな
がら船短方向へ往復動可能な浮子送り手段と、前記移動
架台の他側部に配置されて、前記沈子ラインを網置き場
へ送り込みながら船長方向へ往復動可能な沈子送り手段
と、前記移動架台の上部中央にあって、前記浮子送り手
段および前記沈子送り手段より上方に配置された水平方
向へ旋回可能な身網振り分け手段とを備えて構成されて
いる。請求項4記載の巻網漁船用揚網設備は、請求項3
記載の巻網漁船用揚網設備において、前記身網振り分け
手段は振り分け手段移動装置により船短方向へ移動可能
で、しかも、前記身網振り分け手段の上方に身網ガイド
ローラが配置されて構成されている。
方に浮子ライン、他方に沈子ラインを有する魚網を、甲
板の上方に配置される揚げ網装置により引き揚げ、前記
浮子ライン、身網、前記沈子ラインに分けて前記甲板上
の網置き場に整理する巻網漁船用揚網設備であって、前
記網置き場の両側に配置された船長方向へ延びる架台レ
ールに沿って往復動する門型の移動架台と、該移動架台
の往復動に伴って前記揚げ網装置を同一方向へ往復動さ
せる揚げ網装置移動手段と、前記移動架台の一側部に配
置されて、前記浮子ラインを前記網置き場へ送り込みな
がら船短方向へ往復動可能な浮子送り手段と、前記移動
架台の他側部に配置されて、前記沈子ラインを網置き場
へ送り込みながら船長方向へ往復動可能な沈子送り手段
と、前記移動架台の上部中央にあって、前記浮子送り手
段および前記沈子送り手段より上方に配置された水平方
向へ旋回可能な身網振り分け手段とを備えて構成されて
いる。請求項4記載の巻網漁船用揚網設備は、請求項3
記載の巻網漁船用揚網設備において、前記身網振り分け
手段は振り分け手段移動装置により船短方向へ移動可能
で、しかも、前記身網振り分け手段の上方に身網ガイド
ローラが配置されて構成されている。
【0007】
【作用】請求項1、2記載の巻網漁船用揚網設備におい
て、船長方向へ往復動する揚げ網装置により海面から網
置き場の上方へ徐々に引き揚げられた魚網は、その後、
揚げ網装置により下方へ繰り出されて、この揚げ網装置
と一体的に往復動する移動架台により浮子ライン、身
網、沈子ラインに振り分けられながら、各々整然と網置
き場上に並び置かれる。すなわち、浮子ラインは、横梁
の一側部において、浮子ラインを網置き場へ送り込みな
がら船短方向へ往復動する浮子送り手段により、網置き
場の一側部に手繰られた状態で重ね置かれ、また沈子ラ
インは、横梁の他側部において、沈子ラインを網置き場
へ送り込みながら船短方向へ往復動する沈子送り手段に
より、網置き場の他側部に手繰られた状態で重ね置か
れ、さらに身網は、身網振り分け手段を網置き場におけ
る身網の重ね置き状態に合わせて水平方向へ旋回させる
ことにより、身網を浮子ライン側または沈子ライン側へ
振り分けるので、網揚げ作業の省人化が図れる。
て、船長方向へ往復動する揚げ網装置により海面から網
置き場の上方へ徐々に引き揚げられた魚網は、その後、
揚げ網装置により下方へ繰り出されて、この揚げ網装置
と一体的に往復動する移動架台により浮子ライン、身
網、沈子ラインに振り分けられながら、各々整然と網置
き場上に並び置かれる。すなわち、浮子ラインは、横梁
の一側部において、浮子ラインを網置き場へ送り込みな
がら船短方向へ往復動する浮子送り手段により、網置き
場の一側部に手繰られた状態で重ね置かれ、また沈子ラ
インは、横梁の他側部において、沈子ラインを網置き場
へ送り込みながら船短方向へ往復動する沈子送り手段に
より、網置き場の他側部に手繰られた状態で重ね置か
れ、さらに身網は、身網振り分け手段を網置き場におけ
る身網の重ね置き状態に合わせて水平方向へ旋回させる
ことにより、身網を浮子ライン側または沈子ライン側へ
振り分けるので、網揚げ作業の省人化が図れる。
【0008】特に、請求項2記載の巻網漁船用揚網設備
においては、振り分け手段移動装置により、移動架台の
横梁の中央部から身網振り分け手段を退避させ、それか
ら揚げ網装置により引き揚げられた魚網の先端部の浮子
ラインおよび沈子ラインを、移動架台の横梁の両側に配
置された浮子送り手段または沈子送り手段にセットし、
その後、退避していた身網振り分け手段を振り分け手段
移動装置により横梁の中央部へ戻して本格的な魚網の引
き揚げ作業を行なうので、魚網の先端部の浮子ライン、
身網および沈子ラインを、浮子送り手段または沈子送り
手段にセットする際に、身網振り分け手段が邪魔になら
ない。
においては、振り分け手段移動装置により、移動架台の
横梁の中央部から身網振り分け手段を退避させ、それか
ら揚げ網装置により引き揚げられた魚網の先端部の浮子
ラインおよび沈子ラインを、移動架台の横梁の両側に配
置された浮子送り手段または沈子送り手段にセットし、
その後、退避していた身網振り分け手段を振り分け手段
移動装置により横梁の中央部へ戻して本格的な魚網の引
き揚げ作業を行なうので、魚網の先端部の浮子ライン、
身網および沈子ラインを、浮子送り手段または沈子送り
手段にセットする際に、身網振り分け手段が邪魔になら
ない。
【0009】そして、請求項3及び4記載の巻網漁船用
揚網設備においては、船長方向へ往復動する揚げ網装置
により海面から網置き場の上方へ徐々に引き揚げられた
魚網の内、浮子ラインは、移動架台の一側部に配置され
ている浮子送り手段を船短方向へ往復動することによ
り、網置き場の一側部に手繰られた状態で重ね置かれ
る。また、沈子ラインは、移動架台の他側部に配置され
ている沈子送り手段を船長方向へ往復動することによ
り、網置き場の他側部に手繰られた状態で重ね置かれ
る。更に、身網は、身網振り分け手段を網置き場におけ
る身網の重ね置き状態に合わせて水平方向へ旋回させる
ことにより、身網を浮子ライン側または沈子ライン側へ
振り分ける。
揚網設備においては、船長方向へ往復動する揚げ網装置
により海面から網置き場の上方へ徐々に引き揚げられた
魚網の内、浮子ラインは、移動架台の一側部に配置され
ている浮子送り手段を船短方向へ往復動することによ
り、網置き場の一側部に手繰られた状態で重ね置かれ
る。また、沈子ラインは、移動架台の他側部に配置され
ている沈子送り手段を船長方向へ往復動することによ
り、網置き場の他側部に手繰られた状態で重ね置かれ
る。更に、身網は、身網振り分け手段を網置き場におけ
る身網の重ね置き状態に合わせて水平方向へ旋回させる
ことにより、身網を浮子ライン側または沈子ライン側へ
振り分ける。
【0010】特に、請求項4記載の巻網漁船用揚網設備
においては、振り分け手段移動装置により、移動架台の
上部中央から身網振り分け手段を退避させ、それから揚
げ網装置により引き揚げられた魚網の先端部の浮子ライ
ンおよび沈子ラインをそれぞれ浮子送り手段または沈子
送り手段にセットし、その後、退避していた身網振り分
け手段を振り分け手段移動装置により移動架台の中央部
へ戻して本格的な魚網の引き揚げ作業を行なう。従っ
て、浮子ライン及び沈子ラインをそれぞれ浮子送り手段
または沈子送り手段にセットする際に、身網振り分け手
段が邪魔にならなくて済む。また、前記身網振り分け手
段の上方に身網ガイドローラが配置されているので、身
網の絡みを身網ガイドローラでほぐして身網を身網振り
分け手段に送る。
においては、振り分け手段移動装置により、移動架台の
上部中央から身網振り分け手段を退避させ、それから揚
げ網装置により引き揚げられた魚網の先端部の浮子ライ
ンおよび沈子ラインをそれぞれ浮子送り手段または沈子
送り手段にセットし、その後、退避していた身網振り分
け手段を振り分け手段移動装置により移動架台の中央部
へ戻して本格的な魚網の引き揚げ作業を行なう。従っ
て、浮子ライン及び沈子ラインをそれぞれ浮子送り手段
または沈子送り手段にセットする際に、身網振り分け手
段が邪魔にならなくて済む。また、前記身網振り分け手
段の上方に身網ガイドローラが配置されているので、身
網の絡みを身網ガイドローラでほぐして身網を身網振り
分け手段に送る。
【0011】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る巻網漁
船用揚網設備の網揚げ作業を示す正面図、図2は同側面
図、図3は同平面図、図4は移動架台の一方の側面図、
図5は移動架台の他方の側面図、図6は揚げ網装置およ
び揚げ網装置移動手段の拡大側面図、図7は揚げ網装置
移動手段の拡大背面図、図8は浮子送り手段の拡大平面
図、図9は浮子送り手段の拡大正面図、図10は浮子送
り手段の要部拡大側面図、図11は浮子送り手段の送り
機構の拡大断面図、図12は沈子送り手段の拡大平面
図、図13は沈子送り手段の拡大正面図、図14は沈子
送り手段の送り機構の拡大断面図、図15は身網振り分
け手段および身網ガイドローラの拡大平面図、図16は
身網振り分け手段および身網ガイドローラの拡大側面
図、図17は身網振り分け手段の拡大正面図、図18は
本発明の第2の実施例に係る巻網漁船用揚網設備の沈子
送り手段を移動架台に取り付けた状態を示す部分正面
図、図19は同部分側面図、図20は同平面図、図21
は案内パイプの正面図、図22は図21における矢視A
−A断面図、図23は図21における矢視B−B断面
図、図24は移動支持台の正面図、図25は同側面図、
図26は図24における矢視C−C断面図である。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る巻網漁
船用揚網設備の網揚げ作業を示す正面図、図2は同側面
図、図3は同平面図、図4は移動架台の一方の側面図、
図5は移動架台の他方の側面図、図6は揚げ網装置およ
び揚げ網装置移動手段の拡大側面図、図7は揚げ網装置
移動手段の拡大背面図、図8は浮子送り手段の拡大平面
図、図9は浮子送り手段の拡大正面図、図10は浮子送
り手段の要部拡大側面図、図11は浮子送り手段の送り
機構の拡大断面図、図12は沈子送り手段の拡大平面
図、図13は沈子送り手段の拡大正面図、図14は沈子
送り手段の送り機構の拡大断面図、図15は身網振り分
け手段および身網ガイドローラの拡大平面図、図16は
身網振り分け手段および身網ガイドローラの拡大側面
図、図17は身網振り分け手段の拡大正面図、図18は
本発明の第2の実施例に係る巻網漁船用揚網設備の沈子
送り手段を移動架台に取り付けた状態を示す部分正面
図、図19は同部分側面図、図20は同平面図、図21
は案内パイプの正面図、図22は図21における矢視A
−A断面図、図23は図21における矢視B−B断面
図、図24は移動支持台の正面図、図25は同側面図、
図26は図24における矢視C−C断面図である。
【0012】図1〜3に示すように、本発明の第1の実
施例に係る巻網漁船用揚網設備10は、クレーン11に
より船尾側の網置き場12の上方に吊下されて魚網13
を引き揚げる揚げ網装置14と、船尾側の網置き場12
の両側に配置された船長方向へ延びる架台レール15に
沿って往復動する門型の移動架台16とを備えており、
揚げ網装置14により魚網13を徐々に海中から引き揚
げ、その後、移動架台16側へ引き下げられた魚網13
を、移動架台16により浮子ライン13a、身網13
b、沈子ライン13cに仕分けながら網置き場12に収
納するものである。以下、図1、2、6、7を参照して
揚げ網装置14を詳細に説明する。
施例に係る巻網漁船用揚網設備10は、クレーン11に
より船尾側の網置き場12の上方に吊下されて魚網13
を引き揚げる揚げ網装置14と、船尾側の網置き場12
の両側に配置された船長方向へ延びる架台レール15に
沿って往復動する門型の移動架台16とを備えており、
揚げ網装置14により魚網13を徐々に海中から引き揚
げ、その後、移動架台16側へ引き下げられた魚網13
を、移動架台16により浮子ライン13a、身網13
b、沈子ライン13cに仕分けながら網置き場12に収
納するものである。以下、図1、2、6、7を参照して
揚げ網装置14を詳細に説明する。
【0013】図2に示すように、甲板上に取り付けられ
たマスト17の下部には、クレーン11のブーム18が
軸着され、ブーム18の先側両側面に設けられたレール
19に沿って揚げ網装置移動手段の一例である移動台車
20が移動可能に取り付けられている。揚げ網装置14
は、この移動台車20に吊り金具21を介して吊下され
ている。ブーム18は、マスト17の中間部に設けられ
たウインチ11aから、ワイヤ11bを導出または巻き
取ることにより下方または上方へ回動する。図6、7に
示すように、移動台車20は、台車本体22の上部に、
レール19に沿って摺動するスライダ22aが取り付け
られており、ブーム18の先側裏面には、ピンラック2
3が取り付けられている。台車本体22には油圧モータ
24が設けられており、この油圧モータ24により、歯
車構造を介してピンラック23に噛合された大型のスプ
ロケット25を回転させると、揚げ網装置14が吊下さ
れた移動台車20が船長方向へ移動する。
たマスト17の下部には、クレーン11のブーム18が
軸着され、ブーム18の先側両側面に設けられたレール
19に沿って揚げ網装置移動手段の一例である移動台車
20が移動可能に取り付けられている。揚げ網装置14
は、この移動台車20に吊り金具21を介して吊下され
ている。ブーム18は、マスト17の中間部に設けられ
たウインチ11aから、ワイヤ11bを導出または巻き
取ることにより下方または上方へ回動する。図6、7に
示すように、移動台車20は、台車本体22の上部に、
レール19に沿って摺動するスライダ22aが取り付け
られており、ブーム18の先側裏面には、ピンラック2
3が取り付けられている。台車本体22には油圧モータ
24が設けられており、この油圧モータ24により、歯
車構造を介してピンラック23に噛合された大型のスプ
ロケット25を回転させると、揚げ網装置14が吊下さ
れた移動台車20が船長方向へ移動する。
【0014】図1、6に示すように、揚げ網装置14
は、両側の側板26を連結するピン26aを中心にして
油圧モータ28により回転する大型のドラム27を有し
ており、一方の側板26の上部に、先端部がドラム27
側へ屈曲したアーム29が軸着されている。アーム29
の先端部には油圧モータ30が設けられており、その回
転軸に、ドラム27との間で魚網13を挟み付けるグリ
ップタイヤ31が取り付けられている。また、アーム2
9の中間部付近には、油圧シリンダ32の元部が軸着さ
れており、そのロッド33の先端部が一方の側板26の
中心部付近に軸着されている。油圧シリンダ32のロッ
ド33を突出させて、グリップタイヤ31をドラム27
の外周面より離反させ、この状態でドラム27に魚網1
3を巻き掛け、その後、油圧シリンダ32のロッド33
を引き込ませて、グリップタイヤ31をドラム27側へ
引き寄せることにより、両部材27、31間で魚網13
を挟み付ける。それから、油圧モータ28、30によ
り、ドラム27およびグリップタイヤ31を回転させ、
海中から魚網13を徐々に引き揚げて下方配置された移
動架台16側へ引き下げる。次に、図1〜5、8〜17
を参照して、前記門型の移動架台16を詳細に説明す
る。
は、両側の側板26を連結するピン26aを中心にして
油圧モータ28により回転する大型のドラム27を有し
ており、一方の側板26の上部に、先端部がドラム27
側へ屈曲したアーム29が軸着されている。アーム29
の先端部には油圧モータ30が設けられており、その回
転軸に、ドラム27との間で魚網13を挟み付けるグリ
ップタイヤ31が取り付けられている。また、アーム2
9の中間部付近には、油圧シリンダ32の元部が軸着さ
れており、そのロッド33の先端部が一方の側板26の
中心部付近に軸着されている。油圧シリンダ32のロッ
ド33を突出させて、グリップタイヤ31をドラム27
の外周面より離反させ、この状態でドラム27に魚網1
3を巻き掛け、その後、油圧シリンダ32のロッド33
を引き込ませて、グリップタイヤ31をドラム27側へ
引き寄せることにより、両部材27、31間で魚網13
を挟み付ける。それから、油圧モータ28、30によ
り、ドラム27およびグリップタイヤ31を回転させ、
海中から魚網13を徐々に引き揚げて下方配置された移
動架台16側へ引き下げる。次に、図1〜5、8〜17
を参照して、前記門型の移動架台16を詳細に説明す
る。
【0015】図1に示すように、移動架台16は、網置
き場12の側壁形状に合わせて高さの異なる左右一対の
脚34と、両脚34の上部に掛け渡されて、手すり付き
の作業床35が取り付けられた横梁36とを有してい
る。図4、5に示すように、それぞれの脚34の下部に
は架台レール15上を転動する車輪37が取り付けられ
ている。モータ駆動機構38の油圧モータにより駆動車
輪39を回転させると、移動架台16は架台レール15
に沿って船長方向へ移動する。なお、架台レール15の
両端部には、ストッパ15aが取り付けられている。
き場12の側壁形状に合わせて高さの異なる左右一対の
脚34と、両脚34の上部に掛け渡されて、手すり付き
の作業床35が取り付けられた横梁36とを有してい
る。図4、5に示すように、それぞれの脚34の下部に
は架台レール15上を転動する車輪37が取り付けられ
ている。モータ駆動機構38の油圧モータにより駆動車
輪39を回転させると、移動架台16は架台レール15
に沿って船長方向へ移動する。なお、架台レール15の
両端部には、ストッパ15aが取り付けられている。
【0016】図3、15〜17に示すように、横梁36
の幅方向の中央部には、横梁36の略全長にわたって上
下面を貫通した空間部40が形成されており、横梁36
の一方の長尺側枠41の中央部付近上には、水平方向に
延びる長尺な身網ガイドローラ42が、両側の支持管4
4を介して取り付けられている。なお、身網ガイドロー
ラ42の軸線は、空間部40の幅方向の中央近くに配置
されている。一方、横梁36の他方の長尺側枠43の中
央部付近上には、身網振り分け手段の一例である水平方
向へ旋回可能な身網振り分けローラ45が、身網ガイド
ローラ42より下方位置で、かつこのローラ42の軸線
に平行を保ちながら移動できるように設けられている。
身網振り分けローラ45の軸線は、空間部40の幅方向
の中央近くに配置されている。
の幅方向の中央部には、横梁36の略全長にわたって上
下面を貫通した空間部40が形成されており、横梁36
の一方の長尺側枠41の中央部付近上には、水平方向に
延びる長尺な身網ガイドローラ42が、両側の支持管4
4を介して取り付けられている。なお、身網ガイドロー
ラ42の軸線は、空間部40の幅方向の中央近くに配置
されている。一方、横梁36の他方の長尺側枠43の中
央部付近上には、身網振り分け手段の一例である水平方
向へ旋回可能な身網振り分けローラ45が、身網ガイド
ローラ42より下方位置で、かつこのローラ42の軸線
に平行を保ちながら移動できるように設けられている。
身網振り分けローラ45の軸線は、空間部40の幅方向
の中央近くに配置されている。
【0017】図15〜17に示すように、身網振り分け
ローラ45は、ピン46を介して、移動フレーム47に
軸着された平面視してC字形の旋回パイプ48に取り付
けられている。移動フレーム47は側面視して柄杓形の
フレームであり、上部コの字部47a内に旋回パイプ4
8が収納され、下部屈曲部47bの元部側に前記他方の
長尺側枠43が配置され、さらに下部屈曲部47bの先
部側に振り分け手段移動装置の一部を構成する油圧モー
タ49が取り付けられている。油圧モータ49の回転軸
に固着されたスプロケット50を回転させることによ
り、身網振り分けローラ45が、他方の長尺側枠43に
沿って横梁36の長さ方向、すなわち船短方向へ移動す
る。また、上部コの字部47aの奥壁の一側に、短尺な
旋回シリンダ51が取り付けられており、ロッド52の
先端部が身網振り分けローラ45の軸着部に形成された
突片53に取り付けられている。旋回シリンダ51のロ
ッド52を出し入れさせることにより、身網振り分けロ
ーラ45がピン46を中心に水平旋回する。
ローラ45は、ピン46を介して、移動フレーム47に
軸着された平面視してC字形の旋回パイプ48に取り付
けられている。移動フレーム47は側面視して柄杓形の
フレームであり、上部コの字部47a内に旋回パイプ4
8が収納され、下部屈曲部47bの元部側に前記他方の
長尺側枠43が配置され、さらに下部屈曲部47bの先
部側に振り分け手段移動装置の一部を構成する油圧モー
タ49が取り付けられている。油圧モータ49の回転軸
に固着されたスプロケット50を回転させることによ
り、身網振り分けローラ45が、他方の長尺側枠43に
沿って横梁36の長さ方向、すなわち船短方向へ移動す
る。また、上部コの字部47aの奥壁の一側に、短尺な
旋回シリンダ51が取り付けられており、ロッド52の
先端部が身網振り分けローラ45の軸着部に形成された
突片53に取り付けられている。旋回シリンダ51のロ
ッド52を出し入れさせることにより、身網振り分けロ
ーラ45がピン46を中心に水平旋回する。
【0018】図1、3に示すように、横梁36の一側部
には、浮子ライン13aを網置き場12へ送り込みなが
ら船短方向へ往復動可能な浮子送り手段54が設けられ
ており、また横梁36の他側部には、沈子ライン13c
を網置き場12へ送り込みながら船短方向へ往復動可能
な沈子送り手段55が設けられている。まず、図8〜1
1を参照して浮子送り手段54を詳細に説明する。
には、浮子ライン13aを網置き場12へ送り込みなが
ら船短方向へ往復動可能な浮子送り手段54が設けられ
ており、また横梁36の他側部には、沈子ライン13c
を網置き場12へ送り込みながら船短方向へ往復動可能
な沈子送り手段55が設けられている。まず、図8〜1
1を参照して浮子送り手段54を詳細に説明する。
【0019】図8〜11に示すように、浮子送り手段5
4は、横梁36の両長尺側枠41、43の対向する内側
面に全長にわたって取り付けられたガイドレール56を
有しており、両ガイドレール56には基台フレーム57
により連結された一対のスライダ58が取り付けられて
いる。両スライダ58の下部間には駆動軸59が軸着さ
れており、駆動軸59の両端部には、ガイドレール56
の下面に当接されたピンラック上を走行するスプロケッ
ト60が固着されている。また、基台フレーム57の中
間部の横梁外側面には、ブラケット61を介して走行用
の油圧モータ62が取り付けられている。油圧モータ6
2の回転軸には歯車63が固着されており、歯車63に
噛合する歯車64が駆動軸59の中間部に固着されてい
る。油圧モータ62の回転軸が回転すると、歯車63、
64、駆動軸59を介してスプロケット60が回転し、
ガイドレール56に沿って基台フレーム57が船短方向
へ移動する。
4は、横梁36の両長尺側枠41、43の対向する内側
面に全長にわたって取り付けられたガイドレール56を
有しており、両ガイドレール56には基台フレーム57
により連結された一対のスライダ58が取り付けられて
いる。両スライダ58の下部間には駆動軸59が軸着さ
れており、駆動軸59の両端部には、ガイドレール56
の下面に当接されたピンラック上を走行するスプロケッ
ト60が固着されている。また、基台フレーム57の中
間部の横梁外側面には、ブラケット61を介して走行用
の油圧モータ62が取り付けられている。油圧モータ6
2の回転軸には歯車63が固着されており、歯車63に
噛合する歯車64が駆動軸59の中間部に固着されてい
る。油圧モータ62の回転軸が回転すると、歯車63、
64、駆動軸59を介してスプロケット60が回転し、
ガイドレール56に沿って基台フレーム57が船短方向
へ移動する。
【0020】基台フレーム57の中間部の横梁内側面に
は、平面視してU字形のU字アーム65が固着されてお
り、U字アーム65の両端部には、浮子ガイド66aが
装着された円板状の側板66が取り付けられている。そ
れぞれの側板66の対向面には、各々小型の油圧モータ
67により回転される部分ドラム68が配置されてい
る。U字アーム65の一端部は、ピン69により軸着さ
れた旋回アーム部70となっている。U字アーム65の
元部側には旋回アーム部70を水平旋回させる油圧シリ
ンダ71が軸着されており、ロッド72の先端部が旋回
アーム部70に軸着されている。浮子ライン13aを部
分ドラム68間にセットする際には、油圧シリンダ71
のロッド72を引き込ませ、ピン69を中心に旋回アー
ム部70を外方向へ水平旋回させて部分ドラム68間を
開き、そこから浮子ライン13aを横入れした後、反対
にロッド72を突出させて旋回アーム部70を元の位置
まで戻すことにより、浮子ライン13aが部分ドラム6
8間にセットされる。その後、両油圧モータ67により
それぞれの部分ドラム68が回転し、浮子ライン13a
が浮子ガイド66aに沿って引き下げられる。次に、図
12〜14を参照して沈子送り手段55を詳細に説明す
る。
は、平面視してU字形のU字アーム65が固着されてお
り、U字アーム65の両端部には、浮子ガイド66aが
装着された円板状の側板66が取り付けられている。そ
れぞれの側板66の対向面には、各々小型の油圧モータ
67により回転される部分ドラム68が配置されてい
る。U字アーム65の一端部は、ピン69により軸着さ
れた旋回アーム部70となっている。U字アーム65の
元部側には旋回アーム部70を水平旋回させる油圧シリ
ンダ71が軸着されており、ロッド72の先端部が旋回
アーム部70に軸着されている。浮子ライン13aを部
分ドラム68間にセットする際には、油圧シリンダ71
のロッド72を引き込ませ、ピン69を中心に旋回アー
ム部70を外方向へ水平旋回させて部分ドラム68間を
開き、そこから浮子ライン13aを横入れした後、反対
にロッド72を突出させて旋回アーム部70を元の位置
まで戻すことにより、浮子ライン13aが部分ドラム6
8間にセットされる。その後、両油圧モータ67により
それぞれの部分ドラム68が回転し、浮子ライン13a
が浮子ガイド66aに沿って引き下げられる。次に、図
12〜14を参照して沈子送り手段55を詳細に説明す
る。
【0021】図12〜14に示すように、沈子送り手段
55は、固定側の側板66に横梁内側下方へ延びたアー
ム73が固着され、アーム73の先端部に油圧式の回転
モータ74aを内蔵した球状の身網払いローラ74が設
けられ、また旋回アーム部70側の側板66に横梁内側
下方へ延びたプレート75が一体的に取り付けられ、プ
レート75の先部に身網払いローラ74の受け皿76が
取り付けられている以外は、浮子送り手段54と略同一
構造であるので、同一符号を付して説明を省略する。沈
子ライン13cを部分ドラム68間にセットする際に
は、油圧シリンダ71のロッド72を引き込ませ、ピン
69を中心に旋回アーム部70を外方向へ水平旋回させ
て部分ドラム68間を開き、そこから沈子ライン13c
を横入れした後、反対にロッド72を突出させて旋回ア
ーム部70を元の位置まで戻すことにより、沈子ライン
13cが部分ドラム68間にセットされる。この際、身
網13bは、身網払いローラ74と受け皿76との間に
挟持され、両油圧モータ67によりそれぞれの部分ドラ
ム68が回転して沈子ライン13cが引き下げられ、こ
れに同期して回転モータ74aにより身網払いローラ7
4が回転して身網13bが沈子ライン13cの引き下げ
速度と同一速度で引き下げられる。なお、前記浮子送り
手段54による浮子ライン13aの引き下げも、身網1
3bおよび沈子ライン13cの引き下げと同期し、その
引き下げ速度は3者同じである。
55は、固定側の側板66に横梁内側下方へ延びたアー
ム73が固着され、アーム73の先端部に油圧式の回転
モータ74aを内蔵した球状の身網払いローラ74が設
けられ、また旋回アーム部70側の側板66に横梁内側
下方へ延びたプレート75が一体的に取り付けられ、プ
レート75の先部に身網払いローラ74の受け皿76が
取り付けられている以外は、浮子送り手段54と略同一
構造であるので、同一符号を付して説明を省略する。沈
子ライン13cを部分ドラム68間にセットする際に
は、油圧シリンダ71のロッド72を引き込ませ、ピン
69を中心に旋回アーム部70を外方向へ水平旋回させ
て部分ドラム68間を開き、そこから沈子ライン13c
を横入れした後、反対にロッド72を突出させて旋回ア
ーム部70を元の位置まで戻すことにより、沈子ライン
13cが部分ドラム68間にセットされる。この際、身
網13bは、身網払いローラ74と受け皿76との間に
挟持され、両油圧モータ67によりそれぞれの部分ドラ
ム68が回転して沈子ライン13cが引き下げられ、こ
れに同期して回転モータ74aにより身網払いローラ7
4が回転して身網13bが沈子ライン13cの引き下げ
速度と同一速度で引き下げられる。なお、前記浮子送り
手段54による浮子ライン13aの引き下げも、身網1
3bおよび沈子ライン13cの引き下げと同期し、その
引き下げ速度は3者同じである。
【0022】図において、符号77は階段、符号78は
パースウインチ、符号79は投網船、符号80は吊りシ
ャフト、符号81は油圧ロック装置、符号82は非常用
アイプレートを示している。
パースウインチ、符号79は投網船、符号80は吊りシ
ャフト、符号81は油圧ロック装置、符号82は非常用
アイプレートを示している。
【0023】続いて、本発明の第1の実施例に係る巻網
漁船用揚網設備10の動作を説明する。図1〜3に示す
ように、海面から引き揚げられた魚網13の長さ方向の
一端部を引き揚げて、揚げ網装置14のドラム27とグ
リップタイヤ31との間で挟持し、油圧モータ28、3
0により両部材27、31を回転させて、魚網13を徐
々に移動架台16の空間部40内へ落とし込む。その
後、魚網13の幅方向の両端部にある浮子ライン13a
を浮子送り手段54に、沈子ライン13cを沈子送り手
段55にセットする。すなわち、予め身網振り分けロー
ラ45を側部へ退避させておき、移動架台16の作業床
35に搭乗した作業者が、上方に垂れ下がった浮子ライ
ン13aを掴んで、これを浮子送り手段54の部分ドラ
ム68間に挟み込むと共に、同様に沈子ライン13cを
掴んで、これを沈子送り手段55の部分ドラム68間に
挟み込む。このとき、身網13bは両側へ張られて身網
ガイドローラ42に裏面が接触することになる。それか
ら、身網振り分けローラ45を所定位置へ引き戻すこと
により、魚網13のセットが終了する。このように、移
動架台16の横梁36の中央部から身網振り分けローラ
45を退避させ、魚網13のセット終了後、退避させて
いた身網振り分けローラ45を横梁36の元の位置まで
引き戻すようにしたので、浮子ライン13a、身網13
bおよび沈子ライン13cのセット時に、身網振り分け
ローラ45が邪魔にならない。
漁船用揚網設備10の動作を説明する。図1〜3に示す
ように、海面から引き揚げられた魚網13の長さ方向の
一端部を引き揚げて、揚げ網装置14のドラム27とグ
リップタイヤ31との間で挟持し、油圧モータ28、3
0により両部材27、31を回転させて、魚網13を徐
々に移動架台16の空間部40内へ落とし込む。その
後、魚網13の幅方向の両端部にある浮子ライン13a
を浮子送り手段54に、沈子ライン13cを沈子送り手
段55にセットする。すなわち、予め身網振り分けロー
ラ45を側部へ退避させておき、移動架台16の作業床
35に搭乗した作業者が、上方に垂れ下がった浮子ライ
ン13aを掴んで、これを浮子送り手段54の部分ドラ
ム68間に挟み込むと共に、同様に沈子ライン13cを
掴んで、これを沈子送り手段55の部分ドラム68間に
挟み込む。このとき、身網13bは両側へ張られて身網
ガイドローラ42に裏面が接触することになる。それか
ら、身網振り分けローラ45を所定位置へ引き戻すこと
により、魚網13のセットが終了する。このように、移
動架台16の横梁36の中央部から身網振り分けローラ
45を退避させ、魚網13のセット終了後、退避させて
いた身網振り分けローラ45を横梁36の元の位置まで
引き戻すようにしたので、浮子ライン13a、身網13
bおよび沈子ライン13cのセット時に、身網振り分け
ローラ45が邪魔にならない。
【0024】その後、移動台車20により船長方向へ往
復動する揚げ網装置14により、海面から網置き場12
の上方へ徐々に引き揚げられた魚網13は、その後、揚
げ網装置14によって下方へ繰り出され、この揚げ網装
置14と一体的に往復動する移動架台16に配備された
浮子送り手段54、身網振り分けローラ45および沈子
送り手段55により、浮子ライン13a、身網13b、
沈子ライン13cに整然と振り分けられながら、各々網
置き場12上に並び置かれる。なお、揚げ網装置14か
ら移動架台16までの距離は、ブーム18の垂直方向へ
の回動により、両部材14、16の往復移動中、常時、
略一定距離になっている。
復動する揚げ網装置14により、海面から網置き場12
の上方へ徐々に引き揚げられた魚網13は、その後、揚
げ網装置14によって下方へ繰り出され、この揚げ網装
置14と一体的に往復動する移動架台16に配備された
浮子送り手段54、身網振り分けローラ45および沈子
送り手段55により、浮子ライン13a、身網13b、
沈子ライン13cに整然と振り分けられながら、各々網
置き場12上に並び置かれる。なお、揚げ網装置14か
ら移動架台16までの距離は、ブーム18の垂直方向へ
の回動により、両部材14、16の往復移動中、常時、
略一定距離になっている。
【0025】具体的に説明すると、浮子ライン13a
は、浮子送り手段54側の油圧モータ67により部分ド
ラム68が回転して移動架台16側へ引き下げられなが
ら、油圧モータ62により部分ドラム68がガイドレー
ル56に沿って船短方向へ往復動することにより、網置
き場12の一側部に手繰られた状態で重ね置かれる。一
方、沈子ライン13cは、沈子送り手段55側の油圧モ
ータ67により部分ドラム68が回転して引き下げられ
ながら、油圧モータ62により部分ドラム68がガイド
レール56に沿って船短方向へ往復動することにより、
網置き場12の他側部に手繰られた状態で重ね置かれ
る。この際、身網13bの端部に皺が寄り、沈子送り手
段55側の部分ドラム68に身網13bが巻き込まれる
虞れがあるが、この身網13bの端部は、回転モータ7
4aにより回転する身網払いローラ74と受け皿76と
の間で挟持されながら網置き場12へ送り出されるの
で、この巻き込み状態を回避できる。
は、浮子送り手段54側の油圧モータ67により部分ド
ラム68が回転して移動架台16側へ引き下げられなが
ら、油圧モータ62により部分ドラム68がガイドレー
ル56に沿って船短方向へ往復動することにより、網置
き場12の一側部に手繰られた状態で重ね置かれる。一
方、沈子ライン13cは、沈子送り手段55側の油圧モ
ータ67により部分ドラム68が回転して引き下げられ
ながら、油圧モータ62により部分ドラム68がガイド
レール56に沿って船短方向へ往復動することにより、
網置き場12の他側部に手繰られた状態で重ね置かれ
る。この際、身網13bの端部に皺が寄り、沈子送り手
段55側の部分ドラム68に身網13bが巻き込まれる
虞れがあるが、この身網13bの端部は、回転モータ7
4aにより回転する身網払いローラ74と受け皿76と
の間で挟持されながら網置き場12へ送り出されるの
で、この巻き込み状態を回避できる。
【0026】身網13bは、身網ガイドローラ42と身
網振り分けローラ45との間を通過して網置き場12へ
落とし込まれるが、幅の広い身網13bであるので、網
置き場12上に重ね置かれて行くうちに、船短方向の何
れかに偏ってしまうことがある。そこで、例えば作業床
35に搭乗した作業者が、その積み重ねの状況を見なが
ら、油圧シリンダ51のロッド52の出し入れ操作を行
ない、身網振り分けローラ45を水平旋回させることに
より身網13bを振り分ける。
網振り分けローラ45との間を通過して網置き場12へ
落とし込まれるが、幅の広い身網13bであるので、網
置き場12上に重ね置かれて行くうちに、船短方向の何
れかに偏ってしまうことがある。そこで、例えば作業床
35に搭乗した作業者が、その積み重ねの状況を見なが
ら、油圧シリンダ51のロッド52の出し入れ操作を行
ない、身網振り分けローラ45を水平旋回させることに
より身網13bを振り分ける。
【0027】このように、移動架台16に配備された浮
子送り手段54、身網振り分けローラ45、沈子送り手
段55により、魚網13を浮子ライン13a、身網13
b、沈子ライン13cに振り分けながら、魚網13の網
置き場12への整列引き揚げを行なうようにしたので、
従来においては、約10人くらいの網揚げ作業者が必要
であったのが、半数以下の4人くらいで行なえるように
なり、大幅な省人化が図れるようになった。
子送り手段54、身網振り分けローラ45、沈子送り手
段55により、魚網13を浮子ライン13a、身網13
b、沈子ライン13cに振り分けながら、魚網13の網
置き場12への整列引き揚げを行なうようにしたので、
従来においては、約10人くらいの網揚げ作業者が必要
であったのが、半数以下の4人くらいで行なえるように
なり、大幅な省人化が図れるようになった。
【0028】次に、本発明の第2の実施例に係る巻網漁
船用揚網設備84は、図18及び図19に示すように、
前記実施例の移動架台16の長い方の脚34を内側にく
の字状に屈曲した垂直脚部85と斜め脚部86からなる
ように構成し、その斜め脚部86に沈子送り手段55を
設けるようにしたものである。その沈子送り手段55
は、斜め脚部86の内側に取り付けられた案内パイプ8
7に沿って船長方向に往復動可能な移動支持台88に取
り付けられ、沈子ライン13cを船長方向に整理するよ
うにしたものである。なお、前記実施例と同じ構成のも
のについては同じ番号を記載し、説明を省略する。
船用揚網設備84は、図18及び図19に示すように、
前記実施例の移動架台16の長い方の脚34を内側にく
の字状に屈曲した垂直脚部85と斜め脚部86からなる
ように構成し、その斜め脚部86に沈子送り手段55を
設けるようにしたものである。その沈子送り手段55
は、斜め脚部86の内側に取り付けられた案内パイプ8
7に沿って船長方向に往復動可能な移動支持台88に取
り付けられ、沈子ライン13cを船長方向に整理するよ
うにしたものである。なお、前記実施例と同じ構成のも
のについては同じ番号を記載し、説明を省略する。
【0029】前記案内パイプ87は、図18、図19及
び図21に示すように、上下に平行に配置された上案内
部89、下案内部90と、上、下案内部89、90の両
端をそれぞれ接続する垂直連結部91とを有する四角形
状の枠体からなる。更に、上案内部89と下案内部90
との間に適当間隔で連結材93aが設けられ、そして、
案内パイプ87は支持部材91bを介して移動架台16
の斜め脚部86に連結されている。そして、上案内部8
9の両端部には支持部材91aに取り付けられた近接ス
イッチ92が設けられており、その間で移動支持台88
が往復動するようになっている。また、図19、図21
及び図22に示すように、案内パイプ87の両内側端部
の一方にモータ取り付け板93が設けられ、モータ取り
付け板93に減速機付きの油圧モータ94が固定されて
いる。油圧モータ94の駆動軸95には回転ドラム96
が取り付けられている。案内パイプ87の両内側端部の
他方に、図19、図21及び図23に示すように、ブラ
ケット97が設けられ、ブラケット97に固定滑車98
が回転自由に軸着されている。回転ドラム96と固定滑
車98にはワイヤ99が渡され、回転ドラム96に複数
回巻き付けられ、ワイヤ99の一端はワイヤクリップ1
00、シンブル101及びターンバックル102を介し
て移動支持台88の一方の連結突起103に連結され、
ワイヤ99の他端はワイヤクリップ100、シンブル1
01を介して移動支持台88のもう一方の連結突起10
3に連結されている。そして、油圧モータ94を作動さ
せることにより、ワイヤ99を循環させて移動支持台8
8を案内パイプ87に沿って移動させる。そして、移動
支持台88が案内パイプ87の端部まで移動すると、一
方の近接スイッチ92が作動して油圧モータ94が逆回
転し、移動支持台88が逆方向に移動し、案内パイプ8
7の反対側の端部までくると、他方の近接スイッチ92
が作動して油圧モータ94が再び正回転し、移動支持台
88が逆方向に移動するようになっている。
び図21に示すように、上下に平行に配置された上案内
部89、下案内部90と、上、下案内部89、90の両
端をそれぞれ接続する垂直連結部91とを有する四角形
状の枠体からなる。更に、上案内部89と下案内部90
との間に適当間隔で連結材93aが設けられ、そして、
案内パイプ87は支持部材91bを介して移動架台16
の斜め脚部86に連結されている。そして、上案内部8
9の両端部には支持部材91aに取り付けられた近接ス
イッチ92が設けられており、その間で移動支持台88
が往復動するようになっている。また、図19、図21
及び図22に示すように、案内パイプ87の両内側端部
の一方にモータ取り付け板93が設けられ、モータ取り
付け板93に減速機付きの油圧モータ94が固定されて
いる。油圧モータ94の駆動軸95には回転ドラム96
が取り付けられている。案内パイプ87の両内側端部の
他方に、図19、図21及び図23に示すように、ブラ
ケット97が設けられ、ブラケット97に固定滑車98
が回転自由に軸着されている。回転ドラム96と固定滑
車98にはワイヤ99が渡され、回転ドラム96に複数
回巻き付けられ、ワイヤ99の一端はワイヤクリップ1
00、シンブル101及びターンバックル102を介し
て移動支持台88の一方の連結突起103に連結され、
ワイヤ99の他端はワイヤクリップ100、シンブル1
01を介して移動支持台88のもう一方の連結突起10
3に連結されている。そして、油圧モータ94を作動さ
せることにより、ワイヤ99を循環させて移動支持台8
8を案内パイプ87に沿って移動させる。そして、移動
支持台88が案内パイプ87の端部まで移動すると、一
方の近接スイッチ92が作動して油圧モータ94が逆回
転し、移動支持台88が逆方向に移動し、案内パイプ8
7の反対側の端部までくると、他方の近接スイッチ92
が作動して油圧モータ94が再び正回転し、移動支持台
88が逆方向に移動するようになっている。
【0030】前記移動支持台88の内側上部には、図2
4〜図26に示すように、下側に旋回軸104を備えた
油圧ブレーキ105が取り付けられている。旋回軸10
4の中央には内周に雌ねじが形成されている取り付け孔
106が設けられ、上下の縮径部分の周囲には、移動支
持台88に固定されたブッシュ107、108が配置さ
れ、下方のブッシュ108の外側には軸受蓋109が設
けられている。旋回軸104の下端には、中央に貫通孔
110が形成されている底板111がねじ112を取り
付け孔106の雌ねじと螺合させて取り付けられてい
る。そして、沈子送り手段55のU字アーム65の中央
部の取り付け孔113に旋回軸104を嵌入させて取り
付けられている。油圧ブレーキ105が作動していると
きには、図20に示すように、旋回軸104が固定され
て旋回軸104に連結されている沈子送り手段55も固
定され、油圧ブレーキ105が作動していないときに
は、沈子送り手段55は旋回軸104を中心に船首方向
に30°、船尾方向に15°程度旋回するようになって
いる。このように沈子送り手段55を首振りさせること
により、沈子送り手段55を沈子ライン13aの方向に
常に向けることができる。
4〜図26に示すように、下側に旋回軸104を備えた
油圧ブレーキ105が取り付けられている。旋回軸10
4の中央には内周に雌ねじが形成されている取り付け孔
106が設けられ、上下の縮径部分の周囲には、移動支
持台88に固定されたブッシュ107、108が配置さ
れ、下方のブッシュ108の外側には軸受蓋109が設
けられている。旋回軸104の下端には、中央に貫通孔
110が形成されている底板111がねじ112を取り
付け孔106の雌ねじと螺合させて取り付けられてい
る。そして、沈子送り手段55のU字アーム65の中央
部の取り付け孔113に旋回軸104を嵌入させて取り
付けられている。油圧ブレーキ105が作動していると
きには、図20に示すように、旋回軸104が固定され
て旋回軸104に連結されている沈子送り手段55も固
定され、油圧ブレーキ105が作動していないときに
は、沈子送り手段55は旋回軸104を中心に船首方向
に30°、船尾方向に15°程度旋回するようになって
いる。このように沈子送り手段55を首振りさせること
により、沈子送り手段55を沈子ライン13aの方向に
常に向けることができる。
【0031】また、移動支持台88の外側には、図24
〜図26に示すように、前記案内パイプ87が嵌通する
ガイド溝114が設けられ、ガイド溝114の上部及び
下部には上ガイドローラ115及び内ガイドローラ11
6用の水平取付アーム117、118がそれぞれ設けら
れ、水平取付アーム117、118の両側に上ガイドロ
ーラ115及び内ガイドローラ116がそれぞれ2個ず
つ軸着されている。ガイド溝114上部の外側の鉤部1
19には外ガイドローラ120が軸着され、ガイド溝1
14の下端部の取り付け枠119aには下ガイドローラ
121が軸着されている。上ガイドローラ115及び下
ガイドローラ121は、上案内部89の上側及び下案内
部90の下側にそれぞれ当接し、外ガイドローラ120
及び内ガイドローラ116はそれぞれ上案内部89の外
側及び下案内部90の内側に当接しながら、移動支持台
88が往復動するようになっている。
〜図26に示すように、前記案内パイプ87が嵌通する
ガイド溝114が設けられ、ガイド溝114の上部及び
下部には上ガイドローラ115及び内ガイドローラ11
6用の水平取付アーム117、118がそれぞれ設けら
れ、水平取付アーム117、118の両側に上ガイドロ
ーラ115及び内ガイドローラ116がそれぞれ2個ず
つ軸着されている。ガイド溝114上部の外側の鉤部1
19には外ガイドローラ120が軸着され、ガイド溝1
14の下端部の取り付け枠119aには下ガイドローラ
121が軸着されている。上ガイドローラ115及び下
ガイドローラ121は、上案内部89の上側及び下案内
部90の下側にそれぞれ当接し、外ガイドローラ120
及び内ガイドローラ116はそれぞれ上案内部89の外
側及び下案内部90の内側に当接しながら、移動支持台
88が往復動するようになっている。
【0032】この沈子送り手段55を使用する場合に
は、前記第1の実施例と同様にして沈子ライン13cを
セットし、油圧ブレーキ105を解除して沈子送り手段
55を首振りできる状態にしておく。そして、油圧モー
タ94を作動させて移動支持台88を案内パイプ87に
沿って船長方向に移動させる。この場合、沈子送り手段
55は移動支持台88が移動架台16の中心にいなくと
も、首を振ることにより常に沈子ライン13c方向へ向
くことになる。更に、移動支持台88が案内パイプ87
の端部まで移動すると、一方の近接スイッチ92が作動
して油圧モータ94が逆回転し、移動支持台88が逆方
向に移動し、案内パイプ87の反対側の端部までくる
と、他方の近接スイッチ92が作動して油圧モータ94
が再び正回転し、移動支持台88が逆方向に移動する。
このような工程を繰り返して沈子ライン13cを船長方
向に整理する。このようにすることにより、浮子ライン
13aを船短方向に往復移動させ、浮子が重ならないよ
うに移動架台16を船長方向に前後しながら何重にも重
ねて山を作り、次に移動架台16をその次の山となる場
所まで移動させ、そこで再び浮子ライン13aの山を作
って整理しながら、沈子送り手段55を移動架台16の
移動方向とは逆方向に移動させることにより、沈子ライ
ン13cを船首方向から船尾方向に連続的に整然と整理
することができる。
は、前記第1の実施例と同様にして沈子ライン13cを
セットし、油圧ブレーキ105を解除して沈子送り手段
55を首振りできる状態にしておく。そして、油圧モー
タ94を作動させて移動支持台88を案内パイプ87に
沿って船長方向に移動させる。この場合、沈子送り手段
55は移動支持台88が移動架台16の中心にいなくと
も、首を振ることにより常に沈子ライン13c方向へ向
くことになる。更に、移動支持台88が案内パイプ87
の端部まで移動すると、一方の近接スイッチ92が作動
して油圧モータ94が逆回転し、移動支持台88が逆方
向に移動し、案内パイプ87の反対側の端部までくる
と、他方の近接スイッチ92が作動して油圧モータ94
が再び正回転し、移動支持台88が逆方向に移動する。
このような工程を繰り返して沈子ライン13cを船長方
向に整理する。このようにすることにより、浮子ライン
13aを船短方向に往復移動させ、浮子が重ならないよ
うに移動架台16を船長方向に前後しながら何重にも重
ねて山を作り、次に移動架台16をその次の山となる場
所まで移動させ、そこで再び浮子ライン13aの山を作
って整理しながら、沈子送り手段55を移動架台16の
移動方向とは逆方向に移動させることにより、沈子ライ
ン13cを船首方向から船尾方向に連続的に整然と整理
することができる。
【0033】以上、本発明を説明したが、本発明はこれ
らの第1及び第2の実施例に限定されるものではなく、
要旨を逸脱しない範囲での設計などの変更があっても本
発明に含まれる。例えば揚げ網装置、揚げ網装置移動手
段、浮子送り手段、沈子送り手段または身網振り分け手
段は、それぞれ実施例の構造のものに限定されなくて
も、各々の機能を果たせば、どのような構造のものでも
よい。また、第1及び第2の実施例では、移動架台の横
梁の中央部に身網ガイドローラを配置させたが、これに
限定しなくても身網ガイドローラを省略してもよく、ま
た身網振り分け手段は必ずしも振り分け手段移動装置に
より船短方向へ移動させなくてもよい。更に、第1及び
第2の実施例では、沈子送り手段だけに身網払いローラ
等からなる網払い手段を設けたが、浮子送り手段に設け
てもよい。
らの第1及び第2の実施例に限定されるものではなく、
要旨を逸脱しない範囲での設計などの変更があっても本
発明に含まれる。例えば揚げ網装置、揚げ網装置移動手
段、浮子送り手段、沈子送り手段または身網振り分け手
段は、それぞれ実施例の構造のものに限定されなくて
も、各々の機能を果たせば、どのような構造のものでも
よい。また、第1及び第2の実施例では、移動架台の横
梁の中央部に身網ガイドローラを配置させたが、これに
限定しなくても身網ガイドローラを省略してもよく、ま
た身網振り分け手段は必ずしも振り分け手段移動装置に
より船短方向へ移動させなくてもよい。更に、第1及び
第2の実施例では、沈子送り手段だけに身網払いローラ
等からなる網払い手段を設けたが、浮子送り手段に設け
てもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1及び2記載の巻網漁船用揚網設
備においては、船長方向へ往復動する揚げ網装置により
海面から網置き場の上方へ徐々に引き揚げられた魚網
は、その後、揚げ網装置により下方へ繰り出されて、こ
の揚げ網装置と一体的に往復動する移動架台に配備され
た浮子送り手段、沈子送り手段および身網振り分け手段
により浮子ライン、身網、沈子ラインに振り分けられな
がら、各々整然と網置き場上に並び置かれるので、網揚
げ作業の省人化が図れる。特に、請求項2記載の巻網漁
船用揚網設備においては、振り分け手段移動装置によ
り、移動架台の横梁の中央部から身網振り分け手段を退
避させてから、引き揚げられた魚網の先端部の浮子ライ
ンや沈子ラインを、移動架台の横梁の両側に配置された
浮子送り手段または沈子送り手段にセットするようにし
たので、このセット時に身網振り分け手段が邪魔になら
ない。
備においては、船長方向へ往復動する揚げ網装置により
海面から網置き場の上方へ徐々に引き揚げられた魚網
は、その後、揚げ網装置により下方へ繰り出されて、こ
の揚げ網装置と一体的に往復動する移動架台に配備され
た浮子送り手段、沈子送り手段および身網振り分け手段
により浮子ライン、身網、沈子ラインに振り分けられな
がら、各々整然と網置き場上に並び置かれるので、網揚
げ作業の省人化が図れる。特に、請求項2記載の巻網漁
船用揚網設備においては、振り分け手段移動装置によ
り、移動架台の横梁の中央部から身網振り分け手段を退
避させてから、引き揚げられた魚網の先端部の浮子ライ
ンや沈子ラインを、移動架台の横梁の両側に配置された
浮子送り手段または沈子送り手段にセットするようにし
たので、このセット時に身網振り分け手段が邪魔になら
ない。
【0035】そして、請求項3及び4記載の巻網漁船用
揚網設備においては、前述の説明からも明らかなよう
に、浮子ライン、身網、沈子ラインを振り分けながら、
各々整然と網置き場上に並び置くので、網揚げ作業の省
人化が図れる。また、沈子送り手段は船長方向に往復動
可能なので、浮子ライン、身網を何重にも重ねて整理す
るために移動架台を船長方向に行き戻りさせても、浮子
送り手段を移動架台とは逆方向に移動させることにより
沈子ラインを連続的に整然と整理することができる。特
に、請求項4記載の巻網漁船用揚網設備においては、前
記身網振り分け手段は振り分け手段移動装置により船短
方向へ移動可能なので、身網振り分け手段を移動させて
おいて浮子ラインや沈子ラインをそれぞれ浮子送り手段
及び沈子送り手段にセットすることができる。従って、
セット作業の邪魔にならなくて済む。また、前記身網振
り分け手段の上方に身網ガイドローラが配置されている
ので、身網ガイドローラで身網の絡みを解きながら身網
を身網振り分け手段に送ることができる。
揚網設備においては、前述の説明からも明らかなよう
に、浮子ライン、身網、沈子ラインを振り分けながら、
各々整然と網置き場上に並び置くので、網揚げ作業の省
人化が図れる。また、沈子送り手段は船長方向に往復動
可能なので、浮子ライン、身網を何重にも重ねて整理す
るために移動架台を船長方向に行き戻りさせても、浮子
送り手段を移動架台とは逆方向に移動させることにより
沈子ラインを連続的に整然と整理することができる。特
に、請求項4記載の巻網漁船用揚網設備においては、前
記身網振り分け手段は振り分け手段移動装置により船短
方向へ移動可能なので、身網振り分け手段を移動させて
おいて浮子ラインや沈子ラインをそれぞれ浮子送り手段
及び沈子送り手段にセットすることができる。従って、
セット作業の邪魔にならなくて済む。また、前記身網振
り分け手段の上方に身網ガイドローラが配置されている
ので、身網ガイドローラで身網の絡みを解きながら身網
を身網振り分け手段に送ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る巻網漁船用揚網設
備の網揚げ作業を示す正面図である。
備の網揚げ作業を示す正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】移動架台の一方の側面図である。
【図5】移動架台の他方の側面図である。
【図6】揚げ網装置および揚げ網装置移動手段の拡大側
面図である。
面図である。
【図7】揚げ網装置移動手段の拡大背面図である。
【図8】浮子送り手段の拡大平面図である。
【図9】浮子送り手段の拡大正面図である。
【図10】浮子送り手段の要部拡大側面図である。
【図11】浮子送り手段の送り機構の拡大断面図であ
る。
る。
【図12】沈子送り手段の拡大平面図である。
【図13】沈子送り手段の拡大正面図である。
【図14】沈子送り手段の送り機構の拡大断面図であ
る。
る。
【図15】身網振り分け手段および身網ガイドローラの
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図16】身網振り分け手段および身網ガイドローラの
拡大側面図である。
拡大側面図である。
【図17】身網振り分け手段の拡大正面図である。
【図18】本発明の第2の実施例に係る巻網漁船用揚網
設備の沈子送り手段を移動架台に取り付けた状態を示す
部分正面図である。
設備の沈子送り手段を移動架台に取り付けた状態を示す
部分正面図である。
【図19】同部分側面図である。
【図20】同平面図である。
【図21】案内パイプの正面図である。
【図22】図21における矢視A−A断面図である。
【図23】図21における矢視B−B断面図である。
【図24】移動支持台の正面図である。
【図25】同側面図である。
【図26】図24における矢視C−C断面図である。
10 巻網漁船用揚網設備 11 クレーン 11a ウィンチ 11b ワイヤ 12 網置き場 13 魚網 13a 浮子ライン 13b 身網 13c 沈子ライン 14 揚げ網装置 15 架台レール 15a ストッパ 16 移動架台 17 マスト 18 ブーム 19 レール 20 移動台車 21 吊り金具 22 台車本体 22a スライダ 23 ピンラック 24 油圧モータ 25 スプロケット 26 側板 26a ピン 27 ドラム 28 油圧モータ 29 アーム 30 油圧モータ 31 グリップタイヤ 32 油圧シリンダ 33 ロッド 34 脚 35 作業床 36 横梁 37 車輪 38 モータ駆動機構 39 駆動車輪 40 空間部 41 長尺側枠 42 身網ガイドローラ 43 長尺側枠 44 支持管 45 身網振り分けローラ 46 ピン 47 移動フレーム 47a 上部コの字部 47b 下部屈曲部 48 旋回パイプ 49 油圧モータ 50 スプロケット 51 旋回シリンダ 52 ロッド 53 突片 54 浮子送り手段 55 沈子送り手段 56 ガイドレール 57 基台フレーム 58 スライダ 59 駆動軸 60 スプロケット 61 ブラケット 62 油圧モータ 63 歯車 64 歯車 65 U字アーム 66 側板 66a 浮子ガイド 67 油圧モータ 68 部分ドラム 69 ピン 70 旋回アーム部 71 油圧シリンダ 72 ロッド 73 アーム 74 身網払いローラ 74a 回転モータ 75 プレート 76 受け皿 77 階段 78 パースウインチ 79 投網船 80 吊りシャフト 81 油圧ロック装置 82 非常用アイプレート 84 巻網漁船用揚網設備 85 垂直脚部 86 斜め脚部 87 案内パイプ 88 移動支持台 89 上案内部 90 下案内部 91 垂直連結部 91a 支持部材 91b 支持部材 92 近接スイッチ 93 モータ取り付け板 93a 連結材 94 油圧モータ 95 駆動軸 96 回転ドラム 97 ブラケット 98 固定滑車 99 ワイヤ 100 ワイヤクリップ 101 シンブル 102 ターンバックル 103 連結突起 104 旋回軸 105 油圧ブレーキ 106 取り付け孔 107 ブッシュ 108 ブッシュ 109 軸受蓋 110 貫通孔 111 底板 112 ねじ 113 取り付け孔 114 ガイド溝 115 上ガイドローラ 116 内ガイドローラ 117 水平取付アーム 118 水平取付アーム 119 鉤部 119a 取り付け枠 120 外ガイドローラ 121 下ガイドローラ
Claims (4)
- 【請求項1】 一方に浮子ライン、他方に沈子ラインを
有する魚網を、甲板の上方に配置される揚げ網装置によ
り引き揚げ、前記浮子ライン、身網、前記沈子ラインに
分けて前記甲板上の網置き場に整理する巻網漁船用揚網
設備であって、 前記網置き場の両側に配置された船長方向へ延びる架台
レールに沿って往復動する門型の移動架台と、 該移動架台の往復動に伴って前記揚げ網装置を同一方向
へ往復動させる揚げ網装置移動手段と、 前記移動架台の横梁の一側部に配置されて、前記浮子ラ
インを前記網置き場へ送り込みながら船短方向へ往復動
可能な浮子送り手段と、 前記横梁の他側部に配置されて、前記沈子ラインを網置
き場へ送り込みながら船短方向へ往復動可能な沈子送り
手段と、 前記横梁の中央部にあって、前記浮子送り手段および前
記沈子送り手段より上方に配置された水平方向へ旋回可
能な身網振り分け手段とを備えたことを特徴とする巻網
漁船用揚網設備。 - 【請求項2】 前記身網振り分け手段が、振り分け手段
移動装置により船短方向へ移動可能で、また前記横梁に
は、前記身網振り分け手段の上方に身網ガイドローラが
配置されていることを特徴とする請求項1記載の巻網漁
船用揚網設備。 - 【請求項3】 一方に浮子ライン、他方に沈子ラインを
有する魚網を、甲板の上方に配置される揚げ網装置によ
り引き揚げ、前記浮子ライン、身網、前記沈子ラインに
分けて前記甲板上の網置き場に整理する巻網漁船用揚網
設備であって、 前記網置き場の両側に配置された船長方向へ延びる架台
レールに沿って往復動する門型の移動架台と、 該移動架台の往復動に伴って前記揚げ網装置を同一方向
へ往復動させる揚げ網装置移動手段と、 前記移動架台の一側部に配置されて、前記浮子ラインを
前記網置き場へ送り込みながら船短方向へ往復動可能な
浮子送り手段と、 前記移動架台の他側部に配置されて、前記沈子ラインを
網置き場へ送り込みながら船長方向へ往復動可能な沈子
送り手段と、 前記移動架台の上部中央にあって、前記浮子送り手段お
よび前記沈子送り手段より上方に配置された水平方向へ
旋回可能な身網振り分け手段とを備えたことを特徴とす
る巻網漁船用揚網設備。 - 【請求項4】 前記身網振り分け手段は振り分け手段移
動装置により船短方向へ移動可能で、しかも、前記身網
振り分け手段の上方に身網ガイドローラが配置されてい
ることを特徴とする請求項3記載の巻網漁船用揚網設
備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30294494A JPH0880140A (ja) | 1994-07-13 | 1994-11-10 | 巻網漁船用揚網設備 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-185306 | 1994-07-13 | ||
| JP18530694 | 1994-07-13 | ||
| JP30294494A JPH0880140A (ja) | 1994-07-13 | 1994-11-10 | 巻網漁船用揚網設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0880140A true JPH0880140A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=26503028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30294494A Pending JPH0880140A (ja) | 1994-07-13 | 1994-11-10 | 巻網漁船用揚網設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0880140A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108377986A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-08-10 | 武汉择优科技有限公司 | 一种水产品捕捞设备及其制造方法 |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP30294494A patent/JPH0880140A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108377986A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-08-10 | 武汉择优科技有限公司 | 一种水产品捕捞设备及其制造方法 |
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