JPH088073Y2 - 打撃工具の空打防止構造 - Google Patents
打撃工具の空打防止構造Info
- Publication number
- JPH088073Y2 JPH088073Y2 JP7004990U JP7004990U JPH088073Y2 JP H088073 Y2 JPH088073 Y2 JP H088073Y2 JP 7004990 U JP7004990 U JP 7004990U JP 7004990 U JP7004990 U JP 7004990U JP H088073 Y2 JPH088073 Y2 JP H088073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- hitting
- striker
- piston
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、ハンマ・ハンマドリル等の中間打撃子を有
する打撃工具に関するものである。
する打撃工具に関するものである。
一般にグリース密封構造のハンマドリルは、第1図に
示すように、中間打撃子13を介して先端工具17を打撃し
ている。シリンダ9と中間打撃子13との回転伝達部には
スプライン等の回転係止構造になっている。従来の回転
伝達部は、シリンダ9と中間打撃子13との回転係止部19
が軸方向摺動可能にはなっているがほとんど隙間なく嵌
合している。微小隙間であるので、グリースで密封され
易く空気の流通が妨げられる。また、中間打撃子13が前
方へ移動した時に、中間打撃子13外周のスプライン谷部
22のホブ切上り位置25が、シリンダ9内にあるため、空
気の流路が確保できない。すると、第3図に示すよう
に、負荷状態から無負荷状態にした時に、第3空気室20
が拡張されるので負圧となり、中間打撃子13をF方向に
引く力が働き、第1図に示す正常打撃位置に戻り易い状
態となる。すなわち、無負荷状態でも打撃を続ける状態
(空打ち状態)となり、振動・騒音が大となり、工具本
体の寿命低下をも招くという欠点を有していた。
示すように、中間打撃子13を介して先端工具17を打撃し
ている。シリンダ9と中間打撃子13との回転伝達部には
スプライン等の回転係止構造になっている。従来の回転
伝達部は、シリンダ9と中間打撃子13との回転係止部19
が軸方向摺動可能にはなっているがほとんど隙間なく嵌
合している。微小隙間であるので、グリースで密封され
易く空気の流通が妨げられる。また、中間打撃子13が前
方へ移動した時に、中間打撃子13外周のスプライン谷部
22のホブ切上り位置25が、シリンダ9内にあるため、空
気の流路が確保できない。すると、第3図に示すよう
に、負荷状態から無負荷状態にした時に、第3空気室20
が拡張されるので負圧となり、中間打撃子13をF方向に
引く力が働き、第1図に示す正常打撃位置に戻り易い状
態となる。すなわち、無負荷状態でも打撃を続ける状態
(空打ち状態)となり、振動・騒音が大となり、工具本
体の寿命低下をも招くという欠点を有していた。
本考案の目的は、前記した従来技術の欠点をなくし、
この種の打撃工具の空打ちを防止して、操作性及び工具
本体の寿命向上を図るものである。
この種の打撃工具の空打ちを防止して、操作性及び工具
本体の寿命向上を図るものである。
本考案は、回転係止部が微小隙間であると、グリース
油膜の表面張力により密封され易いので、グリース油膜
の表面張力に左右されない空気流路を確保するように回
転係止部の隙間の大きさを工夫し、また、中間打撃子が
前方へ移動した時に、中間打撃子外周のスプライン谷部
のホブ切上り位置がシリンダ内に位置すると、中間打撃
子とシリンダとの間が微小隙間となり空気流路が遮断さ
れるので、空気流路を確保する中間打撃子外周に複数の
二面幅を配設し工夫したものである。
油膜の表面張力により密封され易いので、グリース油膜
の表面張力に左右されない空気流路を確保するように回
転係止部の隙間の大きさを工夫し、また、中間打撃子が
前方へ移動した時に、中間打撃子外周のスプライン谷部
のホブ切上り位置がシリンダ内に位置すると、中間打撃
子とシリンダとの間が微小隙間となり空気流路が遮断さ
れるので、空気流路を確保する中間打撃子外周に複数の
二面幅を配設し工夫したものである。
本考案の実施例を第1、第2、第3、第4、第5図に
おいて説明する。本体枠を形成するハウジング1内にモ
ータ(図示せず)があり、ハウジング1に固定されたク
ランクケース2内にクランクシャフト4が回転自在に軸
支されている。また、クランクケース2に固定されたシ
リンダケース3内にはギヤ5を介した軸受A7、軸受B14
により回転自在に軸支されたシリンダ9があり、シリン
ダ9内にはクランクシャフト4側からピストン8、打撃
子11、中間打撃子13が摺動可能に嵌合されている。ピス
トン8、打撃子11間には第1空気室10があり、打撃子1
1、中間打撃子13間には第2空気室12がある。中間打撃
子13は、第2図に示すような非接触面27、28側に大きい
隙間の流路21を有するスプラインで、シリンダ9に回転
係止されている。中間打撃子13には直接先端工具17が挿
入され、中間打撃子13はワッシャ15を介してシリンダ9
に突当たる。また、中間打撃子13前方外周部はシリンダ
ケース3端部に固定されたフロントカバ16内を摺動可能
になっている。さらに、第4図に示すように、中間打撃
子13が前方に移動した時、中間打撃子13外周に設けた複
数の二面幅24により、第2空気室12と第3空気室20につ
ながる流路を確保するように形成されている。打撃工具
による作業時の状態を第1図により説明する。先端工具
17をD方向に押し被削材18に突当てると、中間打撃子13
もワッシャ15に突当たり図の位置で止まる。一方、モー
ター(図示せず)によりクランクシャフト4が回転させ
られると、ピストン8がシリンダ9内を往復運動し、さ
らに、第1空気室10の圧縮変動によって、打撃子11も往
復運動をして中間打撃子13を打撃する。従って、中間打
撃子13から先端工具17へと打撃が伝達され先端工具17が
被削材18を打撃する。また、モータ(図示せず)により
ギヤ5が回転させられキー6を介してシリンダ9に回転
を伝える。シリンダ9の回転は、さらに回転係止部19に
より中間打撃子13と伝わり先端工具17を回転させる。こ
の状態で、第3図に示すように、工具本体をF方向に引
上げ、先端工具17の負荷をなくすると、先端工具17、中
間打撃子13がD方向に移動し、第2空気室12の空気が回
転係止部19の流路21を通った後、中間打撃子13外周のス
プライン部23に沿って流れ、中間打撃子13外周のスプラ
イン谷部22、二面幅24を通り、第3空気室20へと流れ
る。
おいて説明する。本体枠を形成するハウジング1内にモ
ータ(図示せず)があり、ハウジング1に固定されたク
ランクケース2内にクランクシャフト4が回転自在に軸
支されている。また、クランクケース2に固定されたシ
リンダケース3内にはギヤ5を介した軸受A7、軸受B14
により回転自在に軸支されたシリンダ9があり、シリン
ダ9内にはクランクシャフト4側からピストン8、打撃
子11、中間打撃子13が摺動可能に嵌合されている。ピス
トン8、打撃子11間には第1空気室10があり、打撃子1
1、中間打撃子13間には第2空気室12がある。中間打撃
子13は、第2図に示すような非接触面27、28側に大きい
隙間の流路21を有するスプラインで、シリンダ9に回転
係止されている。中間打撃子13には直接先端工具17が挿
入され、中間打撃子13はワッシャ15を介してシリンダ9
に突当たる。また、中間打撃子13前方外周部はシリンダ
ケース3端部に固定されたフロントカバ16内を摺動可能
になっている。さらに、第4図に示すように、中間打撃
子13が前方に移動した時、中間打撃子13外周に設けた複
数の二面幅24により、第2空気室12と第3空気室20につ
ながる流路を確保するように形成されている。打撃工具
による作業時の状態を第1図により説明する。先端工具
17をD方向に押し被削材18に突当てると、中間打撃子13
もワッシャ15に突当たり図の位置で止まる。一方、モー
ター(図示せず)によりクランクシャフト4が回転させ
られると、ピストン8がシリンダ9内を往復運動し、さ
らに、第1空気室10の圧縮変動によって、打撃子11も往
復運動をして中間打撃子13を打撃する。従って、中間打
撃子13から先端工具17へと打撃が伝達され先端工具17が
被削材18を打撃する。また、モータ(図示せず)により
ギヤ5が回転させられキー6を介してシリンダ9に回転
を伝える。シリンダ9の回転は、さらに回転係止部19に
より中間打撃子13と伝わり先端工具17を回転させる。こ
の状態で、第3図に示すように、工具本体をF方向に引
上げ、先端工具17の負荷をなくすると、先端工具17、中
間打撃子13がD方向に移動し、第2空気室12の空気が回
転係止部19の流路21を通った後、中間打撃子13外周のス
プライン部23に沿って流れ、中間打撃子13外周のスプラ
イン谷部22、二面幅24を通り、第3空気室20へと流れ
る。
第1図の状態では第3空気室20はなく、第3図の状態
で拡大することになるが、空気が流れ込むことにより正
圧となるので、中間打撃子20をD方向に押し出す形とな
り、中間打撃子13の第1図に示す正常打撃位置への戻り
を防止する。すると、打撃子11もD方向に移動し、大呼
吸口26が開放となるので、第1空気室10の圧力変動がな
くなり、打撃子11も往復運動をせず打撃を停止する。
で拡大することになるが、空気が流れ込むことにより正
圧となるので、中間打撃子20をD方向に押し出す形とな
り、中間打撃子13の第1図に示す正常打撃位置への戻り
を防止する。すると、打撃子11もD方向に移動し、大呼
吸口26が開放となるので、第1空気室10の圧力変動がな
くなり、打撃子11も往復運動をせず打撃を停止する。
本考案によれば、中間打撃子の戻りを防止したので、
空打ちを防止することができ、空打ちによる振動・騒音
・及び本体の破損を防ぐことができる。
空打ちを防止することができ、空打ちによる振動・騒音
・及び本体の破損を防ぐことができる。
第1図は本考案による負荷状態の打撃工具の主要部の一
実施例を示す側断面図、第2図は第1図のC−C線断面
図、第3図は同無負荷状態の打撃工具の主要部の側断面
図である。第4図は同本考案によるシリンダと中間打撃
子の係合部の側断面拡大図、第5図は同本考案による中
間打撃子の側面図である。 8はピストン、9はシリンダ、10は第1空気室、11は打
撃子、13は中間打撃子、19は回転係止部、21は流路、24
は中間打撃子外周の二面幅である。
実施例を示す側断面図、第2図は第1図のC−C線断面
図、第3図は同無負荷状態の打撃工具の主要部の側断面
図である。第4図は同本考案によるシリンダと中間打撃
子の係合部の側断面拡大図、第5図は同本考案による中
間打撃子の側面図である。 8はピストン、9はシリンダ、10は第1空気室、11は打
撃子、13は中間打撃子、19は回転係止部、21は流路、24
は中間打撃子外周の二面幅である。
Claims (1)
- 【請求項1】往復動するピストンと、本体枠内に回転自
在に軸支されかつ前記ピストンを案内するシリンダと、
該シリンダ内を摺動可能で空気室を介して前記ピストン
により往復駆動される打撃子と、前記シリンダの前記ピ
ストンと反対側端部に位置し、前記シリンダ内周とスプ
ライン係合し、限られた範囲で前記シリンダ軸方向に移
動可能な中間打撃子を有する打撃工具において、空気の
流路を確保するために、前記シリンダと前記中間打撃子
とのスプライン係合部に大きい隙間を設け、かつ、前記
中間打撃子外周に二面幅を配設したことを特徴とする打
撃工具の空打防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004990U JPH088073Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 打撃工具の空打防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004990U JPH088073Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 打撃工具の空打防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0429375U JPH0429375U (ja) | 1992-03-09 |
| JPH088073Y2 true JPH088073Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31605887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7004990U Expired - Lifetime JPH088073Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 打撃工具の空打防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088073Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP7004990U patent/JPH088073Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0429375U (ja) | 1992-03-09 |
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