JPH0880825A - 車両制動装置 - Google Patents
車両制動装置Info
- Publication number
- JPH0880825A JPH0880825A JP21764694A JP21764694A JPH0880825A JP H0880825 A JPH0880825 A JP H0880825A JP 21764694 A JP21764694 A JP 21764694A JP 21764694 A JP21764694 A JP 21764694A JP H0880825 A JPH0880825 A JP H0880825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- acceleration
- lateral acceleration
- turning
- braking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は車両制御装置に関し、旋回と減速と
の両立を図ることにより、横滑りを防止しつつ制動距離
を短縮化できることを目的とする。 【構成】 旋回限界判定手段M1は、車両の旋回挙動か
ら車両が旋回限界か否かを判定する。減速加速度検出手
段M3は、車両の前後方向減速加速度を検出する。横方
向加速度検出手段M4は、車両の横方向加速度を検出す
る。増減制御手段M5は、上記旋回限界と判定された自
動制動時に上記前後方向減速加速度が上記横方向加速度
の絶対値と等しくなるよう制動力の増減制御を行う。
の両立を図ることにより、横滑りを防止しつつ制動距離
を短縮化できることを目的とする。 【構成】 旋回限界判定手段M1は、車両の旋回挙動か
ら車両が旋回限界か否かを判定する。減速加速度検出手
段M3は、車両の前後方向減速加速度を検出する。横方
向加速度検出手段M4は、車両の横方向加速度を検出す
る。増減制御手段M5は、上記旋回限界と判定された自
動制動時に上記前後方向減速加速度が上記横方向加速度
の絶対値と等しくなるよう制動力の増減制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両制動装置に関し、車
両の制動を行う車両制動装置に関する。
両の制動を行う車両制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の旋回走行時の挙動を自
動ブレーキにより制御する装置がある。例えば特開平3
−45453号公報に記載の装置は、検出車速がタイヤ
グリップ限界車速となった状態で、検出ヨーレートが目
標ヨーレートに近付く態様で車速が限界車速に低下する
よう、自動的に旋回方向内側車輪及び外側車輪を個別に
制動する技術を開示している。
動ブレーキにより制御する装置がある。例えば特開平3
−45453号公報に記載の装置は、検出車速がタイヤ
グリップ限界車速となった状態で、検出ヨーレートが目
標ヨーレートに近付く態様で車速が限界車速に低下する
よう、自動的に旋回方向内側車輪及び外側車輪を個別に
制動する技術を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置では、自動的
に制動を行うときには検出ヨーレートが目標ヨーレート
に近付くように制動力を制御しているが、タイヤ・路面
間で発生可能な力の大きさを考慮していない。このた
め、路面摩擦係数(路面μ)が低い低μ路等のタイヤ発
生力が小さい状況では横滑りが大きくなったり、制動距
離が大きくなったりするという問題があった。
に制動を行うときには検出ヨーレートが目標ヨーレート
に近付くように制動力を制御しているが、タイヤ・路面
間で発生可能な力の大きさを考慮していない。このた
め、路面摩擦係数(路面μ)が低い低μ路等のタイヤ発
生力が小さい状況では横滑りが大きくなったり、制動距
離が大きくなったりするという問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
車両の旋回限界となったときタイヤの横方向力と前後方
向力とがバランスするように制動力を付与して旋回と減
速との両立を図ることにより、横滑りを防止しつつ制動
距離を短縮化できる車両制動装置を提供することを目的
とする。
車両の旋回限界となったときタイヤの横方向力と前後方
向力とがバランスするように制動力を付与して旋回と減
速との両立を図ることにより、横滑りを防止しつつ制動
距離を短縮化できる車両制動装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1の原理図
に示す如く、車両の旋回挙動から車両が旋回限界か否か
を判定する旋回限界判定手段M1を有し、上記旋回限界
判定手段で旋回限界と判定されたとき自動的に制動を行
う車両制動装置において、車両の前後方向減速加速度を
検出する減速加速度検出手段M3と、車両の横方向加速
度を検出する横方向加速度検出手段M4と、上記旋回限
界と判定された自動制動時に上記前後方向減速加速度が
上記横方向加速度の絶対値と等しくなるよう制動力の増
減制御を行う増減制御手段M5とを有する。
に示す如く、車両の旋回挙動から車両が旋回限界か否か
を判定する旋回限界判定手段M1を有し、上記旋回限界
判定手段で旋回限界と判定されたとき自動的に制動を行
う車両制動装置において、車両の前後方向減速加速度を
検出する減速加速度検出手段M3と、車両の横方向加速
度を検出する横方向加速度検出手段M4と、上記旋回限
界と判定された自動制動時に上記前後方向減速加速度が
上記横方向加速度の絶対値と等しくなるよう制動力の増
減制御を行う増減制御手段M5とを有する。
【0006】
【作用】本発明においては、旋回限界となったとき車両
の前後方向減速度が横方向加速度の絶対値と等しくなる
ように制動力の増減制御が行われるため、タイヤの横方
向力と前後方向力とが均一となるように制動力が与えら
れ、旋回と減速とが両立して横滑りを防止しつつ制動距
離を短縮化することができる。
の前後方向減速度が横方向加速度の絶対値と等しくなる
ように制動力の増減制御が行われるため、タイヤの横方
向力と前後方向力とが均一となるように制動力が与えら
れ、旋回と減速とが両立して横滑りを防止しつつ制動距
離を短縮化することができる。
【0007】
【実施例】図2は、本発明装置の一実施例の構成図を示
す。同図中、マスタシリンダ10は2つの独立した加圧
室を持っており、ブレーキペダル11の踏力に比例した
ブレーキ液圧を発生させる。マスタシリンダ10の一方
の加圧室に発生したブレーキ液圧は配管12を通して3
ポート2位置切換弁SAFL,SAFR夫々に導かれ、
他方の加圧室に発生したブレーキ液圧は配管13を通し
てフロント系高圧導入用3ポート2位置切換弁SACC
F及びリア系高圧導入用の3ポート2位置切換弁SAC
CR及びプロポーショニングバルブ14の一端夫々に導
かれる。
す。同図中、マスタシリンダ10は2つの独立した加圧
室を持っており、ブレーキペダル11の踏力に比例した
ブレーキ液圧を発生させる。マスタシリンダ10の一方
の加圧室に発生したブレーキ液圧は配管12を通して3
ポート2位置切換弁SAFL,SAFR夫々に導かれ、
他方の加圧室に発生したブレーキ液圧は配管13を通し
てフロント系高圧導入用3ポート2位置切換弁SACC
F及びリア系高圧導入用の3ポート2位置切換弁SAC
CR及びプロポーショニングバルブ14の一端夫々に導
かれる。
【0008】高圧導入用のポンプ16は一端をリザーバ
17に接続され、他端をマスタシリンダ10に接続され
ると共に液圧アキュムレータ18に接続されており、リ
ザーバ17から液圧アキュムレータ18に高圧のブレー
キ液が供給されて蓄えられる。
17に接続され、他端をマスタシリンダ10に接続され
ると共に液圧アキュムレータ18に接続されており、リ
ザーバ17から液圧アキュムレータ18に高圧のブレー
キ液が供給されて蓄えられる。
【0009】上記の液圧アキュムレータ18は高圧配管
19を通して2位置切換弁SACCF,SACCR夫々
に接続されている。
19を通して2位置切換弁SACCF,SACCR夫々
に接続されている。
【0010】2位置切換弁SAFLは左前輪のホイール
シリンダ21及び2ポート2位置切換弁SFLH,SF
LR夫々に接続され、2位置切換弁SAFRは右前輪の
ホイールシリンダ22及び2ポート2位置切換弁SFR
H,SFRR夫々に接続されている。また、2位置切換
弁SFLH,SFRH夫々は2位置切換弁SACCFに
接続され、2位置切換弁SFLR,SFRR夫々は配管
25を通してリザーバ17に接続されている。
シリンダ21及び2ポート2位置切換弁SFLH,SF
LR夫々に接続され、2位置切換弁SAFRは右前輪の
ホイールシリンダ22及び2ポート2位置切換弁SFR
H,SFRR夫々に接続されている。また、2位置切換
弁SFLH,SFRH夫々は2位置切換弁SACCFに
接続され、2位置切換弁SFLR,SFRR夫々は配管
25を通してリザーバ17に接続されている。
【0011】一方、プロポーショニングバルブ14の他
端及び2位置切換弁SACCRは3ポート2位置切換弁
SARRに接続されている。2位置切換弁SARRは2
ポート2位置切換弁SRLH,SRRHに接続され、こ
の2位置切換弁SRLHは左後輪のホイールシリンダ2
3及び2ポート2位置切換弁SRLRに接続され、2位
置切換弁SRRHは右後輪のホイールシリンダ24及び
2ポート2位置切換弁SRRRに接続されている。2位
置切換弁SRRH,SRRR夫々は配管25を通してリ
ザーハ17に接続されている。
端及び2位置切換弁SACCRは3ポート2位置切換弁
SARRに接続されている。2位置切換弁SARRは2
ポート2位置切換弁SRLH,SRRHに接続され、こ
の2位置切換弁SRLHは左後輪のホイールシリンダ2
3及び2ポート2位置切換弁SRLRに接続され、2位
置切換弁SRRHは右後輪のホイールシリンダ24及び
2ポート2位置切換弁SRRRに接続されている。2位
置切換弁SRRH,SRRR夫々は配管25を通してリ
ザーハ17に接続されている。
【0012】電子制御装置(ECU)30にはステアリ
ングホイールの操舵角δを検出した操舵角信号、車両の
車速Vを検出した車速信号、車両の横方向加速度GYを
検出した横方向加速度信号、車両の前後方向加速度GX
を検出した前後方向加速度信号夫々が供給されている。
ECU30は上記信号に基き駆動信号を生成して電磁弁
である2位置切換弁SAFL,SFLH,SFLR,S
AFR,SFRH,SFRR,SACCF,SACC
R,SARR,SRLH,SRLR,SRRH,SRR
R夫々に供給し、各2位置切換弁の位置切換えを行な
う。
ングホイールの操舵角δを検出した操舵角信号、車両の
車速Vを検出した車速信号、車両の横方向加速度GYを
検出した横方向加速度信号、車両の前後方向加速度GX
を検出した前後方向加速度信号夫々が供給されている。
ECU30は上記信号に基き駆動信号を生成して電磁弁
である2位置切換弁SAFL,SFLH,SFLR,S
AFR,SFRH,SFRR,SACCF,SACC
R,SARR,SRLH,SRLR,SRRH,SRR
R夫々に供給し、各2位置切換弁の位置切換えを行な
う。
【0013】なお、図2においては2位置切換弁SAF
L,SFLH,SFLR,SAFR,SFRH,SFR
R,SACCF,SACCR,SARR,SRLH,S
RLR,SRRH,SRRR夫々はオフ位置を示してい
る。
L,SFLH,SFLR,SAFR,SFRH,SFR
R,SACCF,SACCR,SARR,SRLH,S
RLR,SRRH,SRRR夫々はオフ位置を示してい
る。
【0014】図3はECU30が実行する制動制御処理
のフローチャートを示す。この処理は例えば5msec
等の所定時間毎に割込まれる時間割込みルーチンであ
る。
のフローチャートを示す。この処理は例えば5msec
等の所定時間毎に割込まれる時間割込みルーチンであ
る。
【0015】同図中、減速加速度検出手段M3及び横方
向加速度検出手段M4に対応するステップS10では操
舵角δ、車速V、横方向加速度GY及び前後方向加速度
GX夫々を読み込み入力する。次にステップS20で
(1)式を用いて目標横方向加速度GY* を算出する。
向加速度検出手段M4に対応するステップS10では操
舵角δ、車速V、横方向加速度GY及び前後方向加速度
GX夫々を読み込み入力する。次にステップS20で
(1)式を用いて目標横方向加速度GY* を算出する。
【0016】
【数1】
【0017】但し、Aはスタビリティファクタ(定
数)、Lはホイールベース(定数)、gは重力加速度
(定数)である。
数)、Lはホイールベース(定数)、gは重力加速度
(定数)である。
【0018】この目標横方向加速度GY* は操舵角δ及
び車速Vに基いて予想される横方向加速度である。
び車速Vに基いて予想される横方向加速度である。
【0019】この後、旋回限界判定手段M1に対応する
ステップS30で目標横方向加速度GY* の絶対値|G
Y* |と検出された横方向加速度GYの絶対値|GY|
とを比較する。なお、絶対値を用いて比較しているのは
横方向加速度GY及び目標横方向加速度GY* は例えば
右方向を正で、左方向を負としているからである。ま
た、同様に、前後方向加速度GXは増速方向が正で、減
速方向が負である。
ステップS30で目標横方向加速度GY* の絶対値|G
Y* |と検出された横方向加速度GYの絶対値|GY|
とを比較する。なお、絶対値を用いて比較しているのは
横方向加速度GY及び目標横方向加速度GY* は例えば
右方向を正で、左方向を負としているからである。ま
た、同様に、前後方向加速度GXは増速方向が正で、減
速方向が負である。
【0020】ここで、|GY* |≦|GY|の場合は検
出された実際の横方向加速度が目標横方向加速度以上
で、車両の旋回限界に至ってないのでステップS40に
進む。ステップS40では2位置切換弁SAFL,SF
LH,SFLR,SAFR,SFRH,SFRR,SA
CCF,SACCR,SARR,SRLH,SRLR,
SRRH,SRRR全てをオフ位置つまり図2の状態と
する。これにより、ホイールシリンダ21〜24の全て
にマスタシリンダ10のブレーキ液圧を印加して通常ブ
レーキ制御を行わせる。ステップS40の実行後、この
処理を修了する。
出された実際の横方向加速度が目標横方向加速度以上
で、車両の旋回限界に至ってないのでステップS40に
進む。ステップS40では2位置切換弁SAFL,SF
LH,SFLR,SAFR,SFRH,SFRR,SA
CCF,SACCR,SARR,SRLH,SRLR,
SRRH,SRRR全てをオフ位置つまり図2の状態と
する。これにより、ホイールシリンダ21〜24の全て
にマスタシリンダ10のブレーキ液圧を印加して通常ブ
レーキ制御を行わせる。ステップS40の実行後、この
処理を修了する。
【0021】一方、|GY* |>|GY|の場合は目標
横方向加速度GY* が実際の横方向加速度GYを越えて
おり、実際の横方向加速度GYがタイヤスリップのため
に得られておらず、車両の旋回限界であるとしてステッ
プS50に進む。ステップS50では2位置切換弁SA
CCF,SAFL,SAFR,SACCR,SARR夫
々をオン位置として、ホイールシリンダ21〜24夫々
にマスタシリンダ10のブレーキ液圧より高圧のアキュ
ムレータ18のブレーキ液圧(パワー圧)が供給される
ように切換える。
横方向加速度GY* が実際の横方向加速度GYを越えて
おり、実際の横方向加速度GYがタイヤスリップのため
に得られておらず、車両の旋回限界であるとしてステッ
プS50に進む。ステップS50では2位置切換弁SA
CCF,SAFL,SAFR,SACCR,SARR夫
々をオン位置として、ホイールシリンダ21〜24夫々
にマスタシリンダ10のブレーキ液圧より高圧のアキュ
ムレータ18のブレーキ液圧(パワー圧)が供給される
ように切換える。
【0022】次にステップS60では実際の横方向加速
度GYの絶対値と前後方向加速度GXとの和が0を越え
ているか否かを判別する。|GY|+GX>0の場合
は、車両全体のタイヤが発生する左方向又は右方向の横
方向加速度GYが減速加速度(負の前後方向加速度−G
X)より大きい、つまり減速加速度(−GX)が不充分
である場合は、ステップS70に進む。ステップS70
では2位置切換弁SFLH,SFRH,SRLH,SR
RH夫々をオフ位置として開状態とし、かつ、2位置切
換弁SFLR,SFRR,SRLR,SRRR夫々をオ
フ位置として閉状態とするこにより、ホイールシリンダ
21〜24夫々に供給されるブレーキ液圧の増圧制御を
行い、この後、処理を終了する。
度GYの絶対値と前後方向加速度GXとの和が0を越え
ているか否かを判別する。|GY|+GX>0の場合
は、車両全体のタイヤが発生する左方向又は右方向の横
方向加速度GYが減速加速度(負の前後方向加速度−G
X)より大きい、つまり減速加速度(−GX)が不充分
である場合は、ステップS70に進む。ステップS70
では2位置切換弁SFLH,SFRH,SRLH,SR
RH夫々をオフ位置として開状態とし、かつ、2位置切
換弁SFLR,SFRR,SRLR,SRRR夫々をオ
フ位置として閉状態とするこにより、ホイールシリンダ
21〜24夫々に供給されるブレーキ液圧の増圧制御を
行い、この後、処理を終了する。
【0023】ステップS60で|GY|+GX≦0で、
車両全体のタイヤが発生する左方向又は右方向の横方向
加速度GYが減速加速度より小さい、つまり横方向加速
度GYが不充分である場合はステップS80に進む。ス
テップS80では2位置切換弁SFLH,SFRH,S
RLH,SRRH夫々をオン位置として閉状態とし、か
つ、2位置切換弁SFLR,SFRR,SRLR,SR
RR夫々をオン位置として開状態とするこにより、ホイ
ールシリンダ21〜24夫々に供給されるブレーキ液圧
の減圧制御を行い、この後、処理を終了する。上記のス
テップS60,S70,S80が増減制御手段M5に対
応する。
車両全体のタイヤが発生する左方向又は右方向の横方向
加速度GYが減速加速度より小さい、つまり横方向加速
度GYが不充分である場合はステップS80に進む。ス
テップS80では2位置切換弁SFLH,SFRH,S
RLH,SRRH夫々をオン位置として閉状態とし、か
つ、2位置切換弁SFLR,SFRR,SRLR,SR
RR夫々をオン位置として開状態とするこにより、ホイ
ールシリンダ21〜24夫々に供給されるブレーキ液圧
の減圧制御を行い、この後、処理を終了する。上記のス
テップS60,S70,S80が増減制御手段M5に対
応する。
【0024】ここで、図4の実線に示す如く横方向加速
度の絶対値|GY|が増大して、時刻t0 にて|GY*
|>|GY|となると自動ブレーキ動作の制御が開始
し、|GY|>−GXの期間T1では増圧制御が行わ
れ、破線に示す如く減速加速度−GXが増大する。この
後|GY|≦−GXとなる期間T2では減圧制御が行わ
れ、同様にして期間T3,T5で増圧制御、期間T4で
減圧制御が交互に行われ|GY|と−GXが等しくなる
ように制御される。この後、時刻t1 で|GY* |≦|
GY|となると自動ブレーキ動作の制御が終了する。
度の絶対値|GY|が増大して、時刻t0 にて|GY*
|>|GY|となると自動ブレーキ動作の制御が開始
し、|GY|>−GXの期間T1では増圧制御が行わ
れ、破線に示す如く減速加速度−GXが増大する。この
後|GY|≦−GXとなる期間T2では減圧制御が行わ
れ、同様にして期間T3,T5で増圧制御、期間T4で
減圧制御が交互に行われ|GY|と−GXが等しくなる
ように制御される。この後、時刻t1 で|GY* |≦|
GY|となると自動ブレーキ動作の制御が終了する。
【0025】本発明では、車両の旋回限界となった場合
は、減速加速度(負の前後方向加速度−GX)と横方向
加速度の絶対値|GY|とが等しくなるように制動力を
制御して、車両全体のタイヤ摩擦円を図5に示す如く横
方向力(コーナリングフォース)と前後方向力(制動
力)とに均等に分配している。
は、減速加速度(負の前後方向加速度−GX)と横方向
加速度の絶対値|GY|とが等しくなるように制動力を
制御して、車両全体のタイヤ摩擦円を図5に示す如く横
方向力(コーナリングフォース)と前後方向力(制動
力)とに均等に分配している。
【0026】横方向の滑りという観点からみると、旋回
限界となって横方向のすべりが発生すると、制動力を増
大して減速加速度−GXを与えるために、制動開始直後
は横方向力(コーナリングフォース)が小さくなって、
更に横滑りは大きくなる。しかし、車速が低下すること
により絶対的な横滑り量は減少する。即ち、車体の慣性
エネルギーを横滑りに加えて前後方向の減速で吸収して
いる。これによって旋回限界となったときの自動ブレー
キ動作時の旋回と制動とを両立させ、横滑りを防止しつ
つ制動距離を短縮することができる。
限界となって横方向のすべりが発生すると、制動力を増
大して減速加速度−GXを与えるために、制動開始直後
は横方向力(コーナリングフォース)が小さくなって、
更に横滑りは大きくなる。しかし、車速が低下すること
により絶対的な横滑り量は減少する。即ち、車体の慣性
エネルギーを横滑りに加えて前後方向の減速で吸収して
いる。これによって旋回限界となったときの自動ブレー
キ動作時の旋回と制動とを両立させ、横滑りを防止しつ
つ制動距離を短縮することができる。
【0027】また、この制動力制御は横方向加速度GY
と、前後方向加速度GXとを比較するだけで実行でき、
制御の構成を簡素化できる。
と、前後方向加速度GXとを比較するだけで実行でき、
制御の構成を簡素化できる。
【0028】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、旋回限界
となったとき車両の前後方向減速度が横方向加速度の絶
対値と等しくなるように制動力の増減制御が行われるた
め、タイヤの横方向力と前後方向力とが均一となるよう
に制動力が与えられ、旋回と減速とが両立して横滑りを
防止しつつ制動距離を短縮化することができ、更に減速
加速度及び横方向加速度の2つの加速度検出によって自
動制動の制御を行うことができ構成が簡素化され、実用
上極めて有用である。
となったとき車両の前後方向減速度が横方向加速度の絶
対値と等しくなるように制動力の増減制御が行われるた
め、タイヤの横方向力と前後方向力とが均一となるよう
に制動力が与えられ、旋回と減速とが両立して横滑りを
防止しつつ制動距離を短縮化することができ、更に減速
加速度及び横方向加速度の2つの加速度検出によって自
動制動の制御を行うことができ構成が簡素化され、実用
上極めて有用である。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明装置の構成図である。
【図3】制動制御処理のフローチャートである。
【図4】本発明の制動制御を説明するための図である。
【図5】本発明の制動制御の摩擦円を示す図である。
10 マスタシリンダ 11 ブレーキペダル 12,13,19,25 配管 14 プロポーショニングバルブ 16 ポンプ 17 リザーバ 18 アキュムレータ 21〜24 ホイールシリンダ 30 ECU SAFL,SAFR,SACCF,SACCR,SAR
R 3ポート2位置切換弁 SFLH,SFLR,SFRH,SFRR,SRLH,
SRLR,SRRH,SRRR 2ポート2位置切換弁 M1 旋回限界判定手段 M3 減速加速度検出手段 M4 横方向加速度検出手段 M5 増減制御手段
R 3ポート2位置切換弁 SFLH,SFLR,SFRH,SFRR,SRLH,
SRLR,SRRH,SRRR 2ポート2位置切換弁 M1 旋回限界判定手段 M3 減速加速度検出手段 M4 横方向加速度検出手段 M5 増減制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の旋回挙動から車両が旋回限界か否
かを判定する旋回限界判定手段を有し、 上記旋回限界判定手段で旋回限界と判定されたとき自動
的に制動を行う車両制動装置において、 車両の前後方向減速加速度を検出する減速加速度検出手
段と、 車両の横方向加速度を検出する横方向加速度検出手段
と、 上記旋回限界と判定された自動制動時に上記前後方向減
速加速度が上記横方向加速度の絶対値と等しくなるよう
制動力の増減制御を行う増減制御手段とを有することを
特徴とする車両制動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21764694A JPH0880825A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 車両制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21764694A JPH0880825A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 車両制動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0880825A true JPH0880825A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16707525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21764694A Pending JPH0880825A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 車両制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0880825A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6263261B1 (en) | 1999-12-21 | 2001-07-17 | Ford Global Technologies, Inc. | Roll over stability control for an automotive vehicle |
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- 1994-09-12 JP JP21764694A patent/JPH0880825A/ja active Pending
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