JPH0881079A - ロ−ラユニットおよびこれを用いたシ−ト材供給装置 - Google Patents

ロ−ラユニットおよびこれを用いたシ−ト材供給装置

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JPH0881079A
JPH0881079A JP24205394A JP24205394A JPH0881079A JP H0881079 A JPH0881079 A JP H0881079A JP 24205394 A JP24205394 A JP 24205394A JP 24205394 A JP24205394 A JP 24205394A JP H0881079 A JPH0881079 A JP H0881079A
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JP
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roller
sheet material
resin
feeding
roller unit
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JP24205394A
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Masahiro Takahashi
昌弘 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポンジ等の軟質材を用いることなく、軟
性,高摩擦力,高耐久性を有するローラおよびこれを分
離回転手段として用いたシート材供給装置を提供する。 【構成】 軸体と、該軸体に支持されるゴム状弾性材製
のローラ本体とを備えたローラにおいて、前記軸体とロ
ーラ本体の間に空間を設けてローラ本体の硬度を小さく
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート材を装置本体に
供給するためのシート材供給装置およびシート材の搬送
に用いるローラユニットに関し、特にシート材の重送を
防止するために好適なリタードローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート材供給装置におけるシート
材分離部は、たとえば図6に示すようになっている。す
なわち、シート材を給送する方向に回転する給送回転手
段であるフィードローラ100と、このフィードローラ
100に圧接し、シート材101を給送する方向と逆方
向に回転する分離回転手段であるリタードローラ102
とを備えている。
【0003】複数枚のシート材101が給送された際
は、リタードローラ102とシート材102との間の摩
擦力に対して、複数枚の転写紙間の摩擦力が小さいこと
から、リタードローラ10はリタードローラ駆動軸22
の回転駆動方向と同方向に回転する。
【0004】以上の構成において、特に複数枚のシート
材101が束になって給送された場合、フィードローラ
11の硬度がリタードローラ10の硬度よりも大きく設
定すると、図6(b)に示すように、圧接したときにニ
ップ形状がリタードローラ10側に凹形状となり、この
ニップ部分に束給送された複数枚のシート材101はこ
の凹形状により、シート材先端側がかわら状にずらされ
て、送り込まれた全てのシート材101の先端側がリタ
ードローラ102に直接接触可能となり、厚さや摩擦係
数の異なる種々のシート材101を確実に分離すること
ができる。
【0005】したがって、リタードローラ102は、フ
ィードローラ100に比べ軟かい材質であることが望ま
しく、従来から分離回転手段であるリタードローラ10
2はスポンジや非常に軟性なゴム材等で加工,製造され
てきた。
【0006】例えば、図6(c),(d)に示すよう
に、ポリウレタンやゴム等のスポンジ等の軟質材102
Aの外周にポリウレタン等の耐摩擦性材102Bをコー
ティングしたローラが用いられている(たとえば米国特
許公報4,287,649参照)。
【0007】このコーティングはローラの耐摩擦性等を
向上させるために行なわれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、リタードローラ102の加工,製造は、材質が
スポンジ、又は非常に軟性なゴム材等の軟質材102A
であるうえ、耐久性を持たせるために表面に高摩擦力を
確保した耐摩擦層102Bを設けるなど、複雑,困難で
あった。そのため、製品の低コスト化,高精度化を困難
にしていた。
【0009】本発明は上記した従来技術の問題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、ス
ポンジ等の軟質材を用いることなく、軟性,高摩擦力,
高耐久性を有するローラユニットおよびこれを分離回転
手段として用いたシート材供給装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、軸体と、該軸体に支持されるゴ
ム状弾性材製のローラ本体とを備えたローラユニットに
おいて、前記軸体とローラ本体の間に空間を設けてロー
ラユニットの見かけ上野硬度を小さくしたことを特徴と
する。
【0011】ローラ本体の側面に1ヶ所または複数ヶ所
の穴を設けたことを特徴とする。
【0012】ローラ本体と軸体との接触面を完全接着し
たことを特徴とする。
【0013】ローラ本体内壁によって形成された空間内
にローラ本体内壁からローラ本体と同材質あるいは別材
質の支柱を軸体に対して設けたことを特徴とする。
【0014】ローラ本体内壁と軸体との間に形成された
空間にゲル状の物質を封入したことを特徴とする。
【0015】ローラ本体のゴム状弾性材料として、フェ
ノールホルマリン樹脂,尿素ホルマリン樹脂,メラミン
ホルマリン樹脂,アルキッド樹脂,ポリエステル樹脂,
ポリアミド樹脂,テトロン,ポリウレタン樹脂,エポキ
シ樹脂,ビニル系合成樹脂,ポリエーテル樹脂,シリコ
ーン樹脂および多孔性樹脂のうち、少なくとも1の材料
を用いることを特徴とする。
【0016】シートを収納支持するシート材収納部材
と、前記シート材収納部材からシート材を送り出すため
の送り出し手段と、前記送り出し手段から送り出された
シート材を1枚づつ分離搬送するためのリタード分離機
構と、を備えたシート材供給装置において、前記リター
ド分離機構はシート材を供給する方向に回転する給送回
転体と、該給送回転体に圧接し、シート材を前記シート
収納手段に戻す方向に回転する分離回転手段とを備え、
前記分離回転手段を前記給送手段よりも硬度を小さくす
るために、分離回転手段を上記したローラにより構成し
たことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明は、ローラ本体として従来より実績のあ
るゴム状弾性材を使用し、ローラ本体とこれを支持する
軸体との間に空間を形成させることにより、ローラ本体
の軟性,高摩擦力,高耐久性を確保したものである。
【0018】特に、シート材給送装置の分離回転手段と
して用いることが好適である。
【0019】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0020】図1(a),(b)は本発明の特徴を最も
よく表す図面であり、同図において10はローラ本体と
しての分離回転手段であるリタードローラ、20はリタ
ードローラを保持する軸体であるリタードローラ軸であ
る。このリタードローラ10と、リタードローラ軸20
との間には、空間50が設けられ空気層が形成されてい
る。すなわち、リ−ドロ−ラ(10)は、円筒状の外周
壁とワッシャ状の端壁とを備えた中空の、いわゆるタイ
ヤ形状で、端壁の内端がリ−ドロ−ラ軸(20)に接合
されている。上記空間(50)はリ−ドロ−ラ(10)
の外周壁と左右端壁およびリ−ドロ−ラ軸(20)外周
によって形成されている。以上の構成によりリタードロ
ーラ10は、シート材を供給する際の好適な条件であ
る、リタードローラ10の適当な軟性やリタードローラ
10表面の摩擦力をゴム厚や材質に応じて設定すること
を可能とする。
【0021】これは従来までのリタードローラとして、
例えばスポンジリタードローラにおいて、十分な分離性
能を得るために凹状のニップ形状を形成した上で、スポ
ンジリタードローラの表層における十分な摩擦力を得る
ためにゴム材等の表面層を設けていたことに対し、本発
明によるリタードローラ10が、凹状のニップを形成す
るのに十分な軟性を空間50により確保し、かつ従来か
らの十分な実績のあるゴム材により表層の摩擦力を維持
することが出来ることから明らかである。
【0022】ローラ本体10のゴム状弾性材料として
は、フェノールホルマリン樹脂,尿素ホルマリン樹脂,
メラミンホルマリン樹脂,アルキッド樹脂,ポリエステ
ル樹脂,ポリアミド樹脂,テトロン,ポリウレタン樹
脂,エポキシ樹脂,ビニル系合成樹脂,ポリエーテル樹
脂,シリコーン樹脂および多孔性樹脂等、使用条件に応
じて種々の材料を選択できる。
【0023】図1(c)は上記リタードローラ10が用
いられるシート材供給装置の一例を示している。
【0024】すなわち、リタードユニット100は、シ
ート材を給送する方向(矢印b方向)に回転する給送回
転手段であるフィードローラ11と、このフィードロー
ラ11に圧接し、シート材を給送する方向と逆方向に回
転する分離回転手段であるリタードローラ10と、それ
ぞれローラを駆動するための手段であるフィードローラ
駆動軸21,リタードローラ駆動軸22と、リタードロ
ーラを保持するための手段であるリタードローラ軸20
と、リタードローラ駆動軸20に取り付けられ、分離を
助ける手段であるトルクリミッタ40とリタードローラ
軸20とトルクリミッタ40とを接続する手段であるカ
ップリング30と、から構成されている。
【0025】上記リタードユニット100にシート材が
1枚づつ送られる際、リタードローラ10はフィードロ
ーラ11及びシート材との間の摩擦力により、トルクリ
ミッタ40が空転して、リタードローラ駆動軸22の駆
動回転方向と逆方向に回転する。
【0026】また、複数枚のシート材が給送された際
は、リタードローラ10とシート材との間の摩擦力に対
して、複数枚の転写紙間の摩擦力が小さいことからトル
クリミッタ40は空転せずにリタードローラ10はリタ
ードローラ駆動軸22の回転駆動方向と同方向に回転す
る。
【0027】そして、リタードローラ10は内部に空間
50が設けられ空洞になっているために軟質で変形しや
すく、その硬度がフィードローラ11の硬度より小さく
なるように設定している。したがって、ニップ部はリタ
ードローラ10側に凹形状となり、図6(b)に示した
ように、シート先端側がかわら状にずらされて、すべて
のシート材先端がリタードローラに直接接触して確実に
シート材を分離できる。
【0028】図2乃至図5には本発明の他の実施例が示
されている。
【0029】図2は、リタードローラ10の側面に、内
部の空間50と外部を連通する1つまたは複数の空気通
路孔となる穴60を設けたものである。このようにすれ
ば、空気層50の空気が出入りするので、より柔軟性を
もたせることができる。
【0030】図3は、リタードローラ10の内径部とリ
タードローラ幅20との間を接着剤70にて完全接着固
定したものである。
【0031】図4はリタードローラ10の内壁によって
形成される空間50内に、リタード10内壁からリター
ド10と同材質あるいは別材質の支柱80を設けたもの
である。
【0032】図5は接着剤70で封止したリタードロー
ラ10内壁とリタードローラ軸20との間に形成された
空間50にゲル状の物質90を封入したものである。
【0033】尚、上記実施例では本発明のローラをリタ
ードローラとして用いる場合を例にとって説明したが、
リタードローラに限られず搬送ローラ,給送ローラ等、
種々の送りローラとして用いることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ローラ本体として従来からの実績のあるゴム材を用いて
も、内部に空間を設けることにより軟質化することがで
きるので、加工法も実績があり、かつ単純であるため、
製造コストの低減及び、製品の高精度化が可能となる効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を実施した分離回転手段である
リタードローラの断面図、(b)は軸方向から見た平面
図、(c)はリタードユニットを示す図である。
【図2】本発明の他の実施例の説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例の説明図である。
【図6】(a)は従来のシート材供給装置を示す構成
図、(b)はリタードローラユニットと分離される転写
式の模式図、(c)は従来までの分離回転手段であるリ
タードローラの断面図、(d)は図3の軸方向から見た
平面図である。
【符号の説明】
10 リタードローラ 11 フィードローラ 20 リタードローラ軸 21 フィードローラ駆動軸 22 リタードローラ駆動軸 30 カップリング 40 トルクリミッタ 50 空間 60 穴(空気通路孔) 70 接着剤 80 ローラ支柱 90 ゲル状物質 100 リタードユニット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸体と、該軸体に支持されるゴム状弾性
    材製のローラ本体とを備えたローラユニットにおいて、 前記軸体とローラ本体の間に空間を設けてローラユニッ
    トの見かけ上の硬度を小さくしたことを特徴とするロー
    ラユニット。
  2. 【請求項2】 ローラ本体の側面に1ヶ所または複数ヶ
    所の穴を設けた請求項1に記載のローラユニット。
  3. 【請求項3】 ローラ本体と軸体との接触面を完全接着
    したことを特徴とする請求項1に記載のローラユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 ローラ本体内壁によって形成された空間
    内にローラ本体内壁からローラ本体と同材質あるいは別
    材質の支柱を軸体に対して設けた請求項1に記載のロー
    ラユニット。
  5. 【請求項5】 ローラ本体内壁と軸体との間に形成され
    た空間にゲル状の物質を封入した請求項3に記載のロー
    ラユニット。
  6. 【請求項6】 ローラ本体のゴム状弾性材料として、フ
    ェノールホルマリン樹脂,尿素ホルマリン樹脂,メラミ
    ンホルマリン樹脂,アルキッド樹脂,ポリエステル樹
    脂,ポリアミド樹脂,テトロン,ポリウレタン樹脂,エ
    ポキシ樹脂,ビニル系合成樹脂,ポリエーテル樹脂,シ
    リコーン樹脂および多孔性樹脂のうち、少なくとも1つ
    の材料を用いることを特徴とする請求項1,2,3,4
    または5に記載のローラユニット。
  7. 【請求項7】 シートを収納支持するシート材収納部材
    と、前記シート材収納部材からシート材を送り出すため
    の送り出し手段と、前記送り出し手段から送り出された
    シート材を1枚づつ分離搬送するためのリタード分離機
    構と、を備えたシート材供給装置において、 前記リタード分離機構はシート材を供給する方向に回転
    する給送回転体と、該給送回転体に圧接し、シート材を
    前記シート収納手段に戻す方向に回転する分離回転手段
    とを備え、前記分離回転手段を前記給送手段よりも硬度
    を小さくするために、分離回転手段を請求項1,2,
    3,4,5または6に記載のローラにより構成したこと
    を特徴とするシート材供給装置。
JP24205394A 1994-09-09 1994-09-09 ロ−ラユニットおよびこれを用いたシ−ト材供給装置 Withdrawn JPH0881079A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004331235A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Takumi Seiko:Kk 紙送りローラ、及び、紙送り装置
WO2011125551A1 (ja) * 2010-04-08 2011-10-13 ニッタ株式会社 紙葉類搬送用ローラ

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Effective date: 20011120