JPH0881322A - 微生物雑草防除組成物 - Google Patents

微生物雑草防除組成物

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JPH0881322A
JPH0881322A JP6221921A JP22192194A JPH0881322A JP H0881322 A JPH0881322 A JP H0881322A JP 6221921 A JP6221921 A JP 6221921A JP 22192194 A JP22192194 A JP 22192194A JP H0881322 A JPH0881322 A JP H0881322A
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JP
Japan
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ferm
genus
drechslera
pathogenic microorganism
weight
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JP6221921A
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English (en)
Inventor
Kangetsu Hirase
寒月 平瀬
Masatoshi Gohara
雅敏 郷原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化学除草剤を用いず、自然環境に安全で、実
用的な雑草防除組成物を提供することを目的とする。 【構成】 有用植物に病原性を示さずヒエ属(Echi
nocloa spp.)に病原性を示すドレックスレ
ラ属菌(Drechslera spp.)と5−アミ
ノレブリン酸とを含む雑草防除組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒエ属(Echinoc
loa spp.)に除草活性を有する微生物および5
−アミノレブリン酸を含有する雑草防除組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、化学農薬の人体や自然環境に及ぼ
す影響が問題視されるようになり、生物農薬への関心が
高まりつつある。雑草防除の分野においてもバイオ除草
剤の研究開発が盛んに行われ、米国ではすでにガガイモ
科雑草のストラングルヴァインの病原微生物ファイトフ
ィソーラ属パルミローラ種(Phytophthora
palmirola)を利用したデヴァイン(Devi
ne、アボット社 商品名)、マメ科雑草のノーザンジ
ョイントヴェッチの病原微生物コレトトリカム属グロエ
オスポリオデス種(Colletotrichum g
loeosporioides)を利用したコレゴ(C
ollego、エコゲン社 商品名)等が上市されてい
る。また特開平3−219883号公報および特開平4
−360678号公報には、ヒエ属に病原性を有するド
レックスレラ属の糸状菌分生子を水田用の微生物除草剤
として用いることが記載されている。また、特開平4−
226905号公報に、ドレックスレラ属の糸状菌と化
学除草剤を混用することで、その相乗作用によりヒエ属
雑草に対する効果を高めるとともに、ヒエ属雑草以外の
雑草も同時に防除する試みがなされている。
【0003】一方、5−アミノレブリン酸は生体内のク
ロロフィルやヘムの構成成分であるポルフィリン類の前
駆体であり、動植物及び微生物体内に広く分布する。こ
のため人体や環境には極めて安全で作用発現後は速やか
に分解されると考えられる。この化合物は単独では植物
組織内にポルフィリン類を蓄積し光増感作用により細胞
膜の破壊、細胞内容物の漏出を引き起こす作用のある生
化学実験用の試薬である。本化合物を高濃度で用いると
除草効果が見られることから、現在いくつかの研究機関
で本化合物を除草剤として利用しようとする試みがなさ
れているが、製造コスト等の問題から未だ実用化には至
っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】昨今の農薬の安全性問
題、環境問題を考え、上記の様な化学除草剤を用いる方
法でなく、ドレックスレラ属糸状菌株の除草効果を高め
る共力物質を検索し、より安全で実用的な雑草防除組成
物を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは化学除草剤
を用いることなくドレックスレラ属糸状菌を含有する微
生物防除剤の使用量を低減するため鋭意検討した結果、
天然物である5−アミノレブリン酸を混用すればドレッ
クスレラ属糸状菌と相乗的に殺草作用を発揮し、高い除
草活性を示すことを見い出し、本発明を完成させた。
【0006】すなわち本発明は、有用植物に病原性を示
さずヒエ属(Echinocloaspp.)に病原性
を示すドレックスレラ属菌(Drechslera s
pp.)と5−アミノレブリン酸(以下ALAという)
とを含む雑草防除組成物、である。
【0007】本発明に係わる有用植物に病原性を示さず
ヒエ属(Echinocloa spp.)に病原性を
示すドレックスレラ属菌(Drechslera sp
p.)の一部のもの[MH−0015(FERM BP
−2652)、MH−2653(FERM BP−26
53)、MH−2679(FERM BP−265
6)、MH−1889(FERM BP−3410)、
MH−4415(FERMBP−3413)、MH−4
418(FERM BP−3414)MH−5011
(FERM BP−3415)、MH−5017(FE
RM BP−3411)、MH−5018(FERM
BP−3412)、MH−5511(FERM BP−
3417)、MH−0042(FERM BP−265
9)、MH−0060(FERM BP−2657)、
MH−2883(FERM BP−3408)、MH−
0122(FERM BP−2655)、MH−278
1(FERM BP−3407)、およびMH−289
5(FERM BP−3409)は、特開平3−219
883号公報および特開平4−360678号公報によ
り公知であり、一部のものは新規である。本発明に係わ
る他の成分であるALAは、前述したように天然物であ
り、公知化合物である。
【0008】本発明の雑草防除組成物は、ドレックスレ
ラ属菌とALAそれぞれの成分の除草効果から予想でき
ない相乗効果を示し、それぞれの成分の使用量を低減す
ることができることに加え、化学除草剤を全く使用しな
いことから、自然環境に対して安全に使用することがで
きる。その作用機構は明かではないが、ALAの細胞膜
の破壊、細胞内容物の漏出を引き起こす作用によりダメ
ージを受けた植物組織に対して、除草活性を示すドレッ
クスレラ属菌の感染が容易となることが推察される。本
発明に係わる雑草防除組成物を除草剤として使用するに
は、ドレックスレラ属菌の菌体及びALAをそのまま使
用しても良いが、一般には、ドレックスレラ属菌の菌体
及びALAを不活性な固体担体または液体担体と混合
し、水和剤、フロアブル剤あるいは液剤に調製して用い
ることが望ましい。担体としては、通常園芸用薬剤に使
用され、生物的に不活性なものであるならば固体または
液体のいずれでも使用でき、特定のものに限定されるも
のではない。例えば、固体担体としては、クレー、タル
ク、ベントナイト、炭酸カルシウム、ケイソウ土、ホワ
イトカーボン等の鉱物質粉末、大豆粉、デンプン等の植
物性粉末、ポリビニルアルコール、ポリアルキレングリ
コール等の高分子化合物があげられる。また液体担体と
してはデカン、ドデカン等の各種有機溶剤、植物性油、
鉱物油、水等があげられる。
【0009】本発明に係わる雑草防除組成物におけるド
レックスレラ属菌の含有量は製剤1kg当たり分生子と
して102 〜1015個、好ましくは、106 〜1012
である。また本発明に係わる雑草防除組成物におけるA
LAの含有量は水和剤あるいは液剤では0.1〜50重
量%、フロアブル剤では0.01〜10%である。さら
に補助剤としては、通常園芸用薬剤に使用される界面活
性剤、結合剤、安定剤等を必要に応じて単独または組み
合わせて使用できる。補助剤の含有量は0〜80重量%
である。また本発明の雑草防除組成物を圃場に使用する
場合はドレックスレラ属菌の分生子量として102 〜1
15個/アール、好ましくは、106 〜1012個/アー
ルである。本発明に係わる雑草防除組成物はヒエを対象
とした場合、その除草効果が各々単独で施用した場合で
は考えられないほどの相乗的効果が得られ、予想以上の
少ない分生子量あるいは低薬量でヒエの防除が可能とな
る。さらにALAを混用することでヒエ以外の雑草を防
除できる。
【0010】
【実施例】まずはじめに参考例として本発明の雑草防除
組成物に係わるドレックスレラ属菌の新菌株の分離・選
抜及び同定法を示す。 参考例1 微生物の分離・選抜方法及び同定 1)微生物の分離方法 自然発生しているノビエを採集し、病班を中心として1
0〜20mmの組織切片を作製し、70%エチルアルコ
ール水溶液及び有効塩素濃度2%の次亜塩素酸ナトリウ
ム水溶液にて表面殺菌を行った。これを滅菌蒸留水で3
回洗浄後、寒天培地に置床し、10℃、72時間の静置
培養を行った。その後、生育した糸状菌の菌糸先端を実
態顕微鏡下で単菌糸分離を行い、栄養培地上に純粋分離
し、7000菌株余りを得た。そのうち新規微生物であ
る本発明に係わる新変種の代表としての菌株MH−11
1010、MH−121024、MH−121025、
MH−12246、MH−122752、MH−122
755、122756、MH−122757を生命工学
工業技術研究所に寄託した。分離した糸状菌について
は、ノビエに対する病原性とイネに対する安全性を検定
した。
【0011】2)分離した糸状菌のノビエに対する病原
性及びイネに対する安全性の検定 ノビエ及びイネ(品種:ニホンバレ)を試験管内で無菌
的に育成して試験材料とした。すなわち、ノビエ及びイ
ネの種子を70%エチルアルコール水溶液及び有効塩素
濃度2%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液にて殺菌後、滅
菌蒸留水で3回洗浄し、予め滅菌した試験管内の培地に
播種し、植物育成用のチャンバーで1.5葉期まで育苗
した。一方、分離した本発明微生物は、ポテト・デキス
トロース寒天培地で25℃、4日間平板培養を行い、菌
叢の外縁部を滅菌した5mmのコルクボーラーで打ち抜
くことによって作製した菌叢ディスクを接種源として用
いた。菌叢ディスクは、ノビエ及びイネを育成した試験
管内の培地中に植菌し、植物育成用のチャンバー内で2
5℃、10日間培養した後、微生物のノビエ及びイネに
対する病原性を、下記の−〜+++の4段階で評価し
た。その結果を第1表(表1)に示した。 +++:枯死 ++:顕著な生育阻害 +:やや生育阻害 −:影響無し
【0012】
【表1】
【0013】3)微生物の同定 MH−111010、MH−121024、MH−12
1025、MH−12246、MH−122754、M
H−122755、MH−122756菌株は、麦芽寒
天培地上、28℃で7日間平板培養することにより、コ
ロニーの大きさは65〜75mmに達し、不規則な生育
を示した。コロニーの色は灰黒色で、分生糸に出痕があ
り、大きさは幅が17〜27(大多数19〜23)μ
m、長さが35〜110(大多数70〜100)μm
で、長径と短径の比の平均値は6.1以下(大多数4.
5〜5.0)であった。また形状はやや直線状である。
分生糸の隔壁は大部分が4〜6個で、分生糸柄の形状は
真直である。
【0014】一方、従来知られていた、ドレックスレラ
・モノセラス(ドレックスレラ・モノセラス var.
モノセラス)では、分生子の大きさは幅が16〜25
(大多数17〜20)μm、長さが60 150(大多
数100〜120)μmで、長径と短径の比(長さ/
幅)の平均値は5.9以上(大多数、6.2〜6.5)
であった。また形状はやや曲がっている。分生子の隔壁
は、大部分が4〜10(大多数5〜7)個で、分生子柄
の形状は真直である。
【0015】以上の特徴からエリスの分類によると、M
H−111010、MH−121024、MH−121
025、MH−122124、MH−122754、M
H−122755、MH−122756菌株はドレック
スレラ属のモノセラス種に分類されるが、従来の菌株
と、分生子の大きさ及び形状、隔壁数の分布範囲にずれ
があり、また病原性も異なるので、従来の菌株と異なる
新変種であることがわかる。
【0016】更に、本発明の新変種が従来のドレックス
レラ・モノセラス var.モノセラスと異なることを
実証するために、以下に示すように、酵素のアイソザイ
ムパターンの比較をHunterらの方法に従って行っ
た。酵素としては、環境に影響されにくいα−エステラ
ーゼを用いた。
【0017】本発明新変種および比較のための各種菌株
をポテト・シュークロース培地中、25℃、暗条件下、
7−10日静置培養し、菌体マットを得た。得られた菌
体マットを蒸留水で洗浄し、重量測定を行った後、−8
0℃のフリーザーで凍結乾燥し、1〜1.5倍容量の
0.05Mトリス−塩酸バッファー(pH7.4)を加
えて破砕した。この破砕液を濾過し、濾液を10,00
0rpmで遠心分離して、その上清をサンプルとした。
サンプル中のタンパク質量はLowryの方法で定量し
た。
【0018】ラージスラプゲル電気泳動層用い、下層に
10%アクリルアミドゲル、上層に濃縮ゲルを調製し、
上記方法で得られたサンプルを1ウェル当たり50μg
のタンパク質量となるように重層後、ランニングバッフ
ァー中、30mAで2時間電気泳動を行った。 電気泳動操作条件; アクリルアミドゲル 10%ゲル 濃縮ゲル A 12ml 1.8ml B 9ml − C − 3ml D 140μl 36μl TMED 20μl 12μl H2O 15ml 7.2ml A:アクリルアミド 29.8% BISアクリルアミド 0.2% B:1.5M Tris−HCl(pH8.8) C:0.5M Tris−HCl(pH6.8) D:10%過硫酸アンモニウム サンプルバッファー 0.5M Tris−HCl(pH6.8) 5ml 0.05M BPB 2ml Glycerol 2ml H2O 28ml ランニングバッファー 250mM Tris 1.92M glycine 電気泳動を行ったゲルのエステラーゼを常法により染色
し、ザイモグラムのパターンを比較したところ、MH−
111010、MH−121024、MH−12102
5、MH−12246、MH−122754、MH−1
22755及びMH−122756は図1及び2に示す
ように、ドレックスレラ・モノセラスvar.モノセラ
スとは異なるアイソザイムパターンを有する新変種と判
定された。次に本発明のに係わる雑草防除組成物を実施
例として示す。
【0019】実施例1(水和剤) ネオペレックス(商品名/花王製)2重量%、トリトン
(X−100)2重量%、ホワイトカーボン5重量%、
ALA1重量%をドレックスレラ属菌(MH−4418
菌株)の分生子を水和剤1g当たり108 個含む懸濁液
で含浸、風乾した後、ケイソウ土90重量%をよく粉砕
混合して水和剤を得た。
【0020】実施例2(水和剤) ネオペレックス(商品名/花王製)2重量%、トリトン
(X−100)2重量%、ノイゲンEA80(商品名/
三洋化成製)1重量%、ホワイトカーボン5重量%、A
LA20重量%をドレックスレラ属菌(MH−5511
菌株)の分生子を水和剤1g当たり106 個含む懸濁液
で含浸、風乾した後、ケイソウ土70重量%をよく粉砕
混合して水和剤を得た。
【0021】実施例3(水和剤) ニューカルゲンP−150(商品名/竹本油脂製)2重
量%、ホワイトカーボン5重量%、ALA1重量%をド
レックスレラ属菌(MH−111010菌株)の分生子
を水和剤1g当たり108 個含む懸濁液で含浸、風乾し
た後、ケイソウ土92重量%をよく粉砕混合して水和剤
を得た。
【0022】実施例4(水和剤) ニューカルゲンP−150(商品名/竹本油脂製)2重
量%、ソルポール3463(商品名/東邦化学製)2重
量%、ノイゲンEA80(商品名/三洋化成製)1重量
%、ALA20重量%をドレックスレラ属菌(MH−1
22754菌株)の分生子を水和剤1g当たり106
含む懸濁液で含浸、風乾した後、ケイソウ土75重量%
をよく粉砕混合して水和剤を得た。
【0023】実施例5(水和剤) ニューカルゲンTG−285(商品名/竹本油脂製)2
重量%、ソルポール7655(商品名/東邦化学製)2
重量%、ALA1重量%をドレックスレラ属菌(MH−
0042菌株)の分生子を水和剤1g当たり108 個含
む懸濁液で含浸、風乾した後、ケイソウ土95重量%を
よく粉砕混合して水和剤を得た。
【0024】実施例6(水和剤) ネオペレックス(商品名/花王製)2重量%、トリトン
(X−100)2重量%、ノイゲンEA80(商品名/
三洋化成製)1重量%、ホワイトカーボン5重量%、A
LA20重量%をドレックスレラ属菌(MH−0122
菌株)の分生子を水和剤1g当たり106 個含む懸濁液
で含浸、風乾した後、ケイソウ土70重量%をよく粉砕
混合して水和剤を得た。
【0025】実施例7(フロアブル剤) 水79重量%に溶解したサンエキス(P252)10重
量%及びALA1重量%を湿式粉砕混合し、ドレックス
レラ属菌(MH−5017)の分生子をフロアブル剤1
ml当たり1010個含む分生子懸濁液9.6重量%に溶
解したケルザンS(商品名/ケルコ製)0.4重量%を
加えて混合してフロアブル剤を得た。
【0026】実施例8(フロアブル剤) 水65重量%に溶解したソルポール7566(商品名/
東邦化学製)10重量%、ALA5重量%ドレックスレ
ラ属菌(MH−0015)の分生子をフロアブル剤1m
l当たり108 個含む分生子懸濁液10重量%を混合
後、湿式粉砕混合し、水9.6重量%に溶解したケルザ
ンS(商品名/ケルコ製)0.4重量%を加えて混合し
てフロアブル剤を得た。
【0027】実施例9(フロアブル剤) 水79重量%に溶解したデモールN(商品名/花王製)
10重量%及びALA1重量%を湿式粉砕混合し、ドレ
ックスレラ属菌(MH−121024)の分生子をフロ
アブル剤1ml当たり1010個含む分生子懸濁液9.6
重量%に溶解したキサンタンガム0.4重量%を加えて
混合してフロアブル剤を得た。
【0028】実施例10(フロアブル剤) 水65重量%に溶解したサンエキス(P252)10重
量%、ALA5重量%ドレックスレラ属菌(MH−12
2756)の分生子をフロアブル剤1ml当たり108
個含む分生子懸濁液10重量%を混合後、湿式粉砕混合
し、水9.6重量%に溶解したアラビアガム0.4重量
%を加えて混合してフロアブル剤を得た。
【0029】実施例11(フロアブル剤) 水79重量%に溶解したニューカルゲンFS−5(商品
名/竹本油脂製)10重量%及びALA1重量%を湿式
粉砕混合し、ドレックスレラ属菌(MH−0060)の
分生子をフロアブル剤1ml当たり 1010個含む分生
子懸濁液9.6重量%に溶解したケルザンS(商品名/
ケルコ製)0.4重量%を加えて混合してフロアブル剤
を得た。
【0030】実施例12(フロアブル剤) 水65重量%に溶解したサンエキス(P252)10重
量%、ALA5重量%ドレックスレラ属菌(MH−27
81)の分生子をフロアブル剤1ml当たり108 個含
む分生子懸濁液10重量%を混合後、湿式粉砕混合し、
水9.6重量%に溶解したケルザンS(商品名/ケルコ
製)0.4重量%を加えて混合してフロアブル剤を得
た。
【0031】試験例1 水田雑草に対する除草効果(水
和剤) ノビエの種子を1/1,000aのポットに詰めた水田
土壌に播種し、2葉期まで育苗した。上記実施例1に記
載した方法に準拠し調製した水和剤100mgを10m
lの水に分散させ、雑草茎葉部にスプレー散布した。水
深を0cmとし、昼間35℃、夜間20℃の温室内で栽
培した。施用後20日に残存個体数を数え、次式によ
り、雑草に対する防除率として第2表(表2〜4)に示
した。
【0032】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】 第1表より、本発明に係わるドレックスレラ属菌とAL
Aの混合除草剤組成物は、各単独施用の場合に比べ除草
効果が相乗的に増大した。
【0036】試験例2 水田雑草に対する除草効果(フ
ロアブル剤) ノビエの種子を1/1,000aのポットに詰めた水田
土壌に播種し、2葉期まで育苗した。上記実施例7に記
載した方法に準拠し調製したフロアブル剤100μlを
10mlの水に分散させ、雑草茎葉部にスプレー散布し
た。水深を0cmとし、昼間35℃、夜間20℃の温室
内で栽培した。施用後20日に残存個体数を数え、次式
により、雑草に対する防除率として第3表(表5〜7)
に示した。
【0037】
【表5】
【0038】
【表6】
【0039】
【表7】 第2表より、本発明に係わるドレックスレラ属菌とAL
Aの混合組成物は、各単独施用の場合に比べ除草効果が
相乗的に増大した。
【0040】
【発明の効果】本発明に係わるドレックスレラ属菌とA
LAの混合組成物は、各々単独では防除することができ
ない除草剤施用量で、ノビエに対して十分な防除効果を
示した。本発明に係わる微生物は、自然界の微生物から
選抜されたものであり、ALAも生体内に存在する物質
であることから、有機合成農薬で懸念されている環境汚
染の心配が無く安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる新規微生物(ドレックスレラ・
モノセラス var.ミクロスポラス)のエステラーゼ
のザイモグラムパターンを示す図である。
【図2】従来のドレックスレラ・モノセラス var.
モノセラスのエステラーゼのザイモグラムパターンを示
す図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有用植物に病原性を示さずヒエ属(Ec
    hinocloaspp.)に病原性を示すドレックス
    レラ属菌(Drechslera spp.)と5−ア
    ミノレブリン酸とを含む雑草防除組成物。
  2. 【請求項2】 ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレッ
    クスレラ モノセラス(Drechslera mon
    oceras var. monoceras)の新菌
    株であることを特徴とする請求項1に記載の雑草防除組
    成物。
  3. 【請求項3】 病原微生物ドレックスレラ属菌が病原微
    生物ドレックスレラモノセラス(Drechslera
    monoceras var. monocera
    s)の新菌株がMH−0015(FERM BP−26
    52)、MH−2653(FERM BP−265
    3)、MH−2679(FERM BP−2656)、
    MH−1889(FERM BP−3410)、MH−
    4415(FERM BP−3413)、MH−441
    8(FERM BP−3414)MH−5011(FE
    RM BP−3415)、MH−5017(FERM
    BP−3411)、MH−5018(FERM BP−
    3412)或いはMH−5511(FERM BP−3
    417)であることを特徴とする請求項2に記載の雑草
    防除組成物。
  4. 【請求項4】 ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレッ
    クスレラ モノセラス(Drechslera mon
    oceras var. microsporus)の
    新菌株であることを特徴とする請求項1に記載の雑草防
    除組成物。
  5. 【請求項5】 病原微生物ドレックスレラ属菌が病原微
    生物ドレックスレラモノセラス(Drechslera
    monoceras var. monocera
    s)の新菌株がMH−111010(FERM BP−
    3864)、MH−121024(FERM BP−4
    498)、MH−121025(FERM BP−44
    99)、MH−122124(FERM BP−450
    0)、MH−122754(FERM BP−450
    1)、MH−122755(FERM BP−450
    2)或いはMH−122756(FERM BP−45
    03)であることを特徴とする請求項4に記載の雑草防
    除組成物。
  6. 【請求項6】 ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレッ
    クスレラ ラベネリ(Drechslera rave
    nelii)の新菌株であることを特徴とする請求項1
    に記載の雑草防除組成物。
  7. 【請求項7】 病原微生物ドレックスレラ ラベネリ
    (Drechsleraravenelii)の新菌株
    がMH−0042(FERM BP−2659)、MH
    −0060(FERM BP−2657)或いはMH−
    2883(FERM BP−3408)であることを特
    徴とする請求項4に記載の雑草防除組成物。
  8. 【請求項8】 ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレッ
    クスレラ ポア(Drechslera poa)の新
    菌株であることを特徴とする請求項1に記載の雑草防除
    組成物。
  9. 【請求項9】 病原微生物ドレックスレラ ポア(Dr
    echslera poa)の新菌株がMH−0122
    (FERM BP−2655)、MH−2781(FE
    RM BP−3407)、或いはMH−2895(FE
    RM BP−3409)であることを特徴とする請求項
    6に記載の雑草防除組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9333156B2 (en) 2005-04-28 2016-05-10 Sbi Pharmaceuticals Co., Ltd. External preparation for skin

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