JPH0881677A - 青色発光材料 - Google Patents
青色発光材料Info
- Publication number
- JPH0881677A JPH0881677A JP21874594A JP21874594A JPH0881677A JP H0881677 A JPH0881677 A JP H0881677A JP 21874594 A JP21874594 A JP 21874594A JP 21874594 A JP21874594 A JP 21874594A JP H0881677 A JPH0881677 A JP H0881677A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- emitting material
- blue
- cecl
- blue light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 緑色成分を低減し、青色純度を向上させるこ
とができる青色発光材料を提供する。 【構成】 発光物質としての青色発光蛍光体において、
SrAl2 S4 を母材としたCeCl3 からなる組成物
を発光材料として用いる。従来の発光材料である、Sr
Ga2 S4 :CeCl3 (b)では、500nmより長
い波長(緑色発光)が出るのに対して、本発明の青色発
光材料であるSrAl2 S4 :CeCl3 (a)では5
00nmより長い波長はほとんど発生せず、色純度の良
い青色発光を得ることができる。
とができる青色発光材料を提供する。 【構成】 発光物質としての青色発光蛍光体において、
SrAl2 S4 を母材としたCeCl3 からなる組成物
を発光材料として用いる。従来の発光材料である、Sr
Ga2 S4 :CeCl3 (b)では、500nmより長
い波長(緑色発光)が出るのに対して、本発明の青色発
光材料であるSrAl2 S4 :CeCl3 (a)では5
00nmより長い波長はほとんど発生せず、色純度の良
い青色発光を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光物質としての蛍光
体における青色発光材料に関するものである。
体における青色発光材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、青色発光する材料として、 (1)「J.Electrochem.Soc.SOL
ID−STATE SCIENCE AND TECH
NOLOGY:February 1972,P230
〜236」の234頁、Fig.2に開示されるものが
あり、MGa2S4 :Ce,Na(M=Ca,Sr,B
a)で代表される材料であった。
ID−STATE SCIENCE AND TECH
NOLOGY:February 1972,P230
〜236」の234頁、Fig.2に開示されるものが
あり、MGa2S4 :Ce,Na(M=Ca,Sr,B
a)で代表される材料であった。
【0003】(2)PL(フォトルミネッセンス)にお
いて、青色発光する材料としてSrSe:Ceがあり、
そのPL発光スペクトルは、「1992年春季応用物理
学会講演予稿集 P1160」に開示されている。この
発光材料の発光波長のピークは480〜500nmであ
った。
いて、青色発光する材料としてSrSe:Ceがあり、
そのPL発光スペクトルは、「1992年春季応用物理
学会講演予稿集 P1160」に開示されている。この
発光材料の発光波長のピークは480〜500nmであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の文献に示された青色発光材料では、500nm
よりも長い波長の発光も得られるため、緑色成分が残
り、青色純度が悪くなるという問題があった。また、上
記(2)の文献に示された発光材料の発光スペクトル
は、500nmより長い波長の強度が強いため、青色純
度の点で問題があった。
(1)の文献に示された青色発光材料では、500nm
よりも長い波長の発光も得られるため、緑色成分が残
り、青色純度が悪くなるという問題があった。また、上
記(2)の文献に示された発光材料の発光スペクトル
は、500nmより長い波長の強度が強いため、青色純
度の点で問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を除去し、緑色成分
を低減し、青色純度を向上させることができる青色発光
材料を提供することを目的とする。
を低減し、青色純度を向上させることができる青色発光
材料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)発光物質としての青色発光蛍光体において、Sr
Al2 S4 を母材としたCeCl3 からなる組成物を発
光材料として用いるようにしたものである。 (2)発光物質としての青色発光蛍光体において、Ga
Sを母材としたCeCl3 からなる組成物を発光材料と
して用いるようにしたものである。
成するために、 (1)発光物質としての青色発光蛍光体において、Sr
Al2 S4 を母材としたCeCl3 からなる組成物を発
光材料として用いるようにしたものである。 (2)発光物質としての青色発光蛍光体において、Ga
Sを母材としたCeCl3 からなる組成物を発光材料と
して用いるようにしたものである。
【0007】
【作用】上記(1)記載の発明によれば、図2に示すよ
うに、従来の発光材料である、SrGa2 S4 :CeC
l3 では、500nmより長い波長(緑色発光)が出る
のに対して、本発明の青色発光材料であるSrAl2 S
4 :CeCl3 では、500nmより長い波長はほとん
ど発生せず、色純度の良い青色発光を得ることができ
る。
うに、従来の発光材料である、SrGa2 S4 :CeC
l3 では、500nmより長い波長(緑色発光)が出る
のに対して、本発明の青色発光材料であるSrAl2 S
4 :CeCl3 では、500nmより長い波長はほとん
ど発生せず、色純度の良い青色発光を得ることができ
る。
【0008】上記(2)記載の発明によれば、図4に示
すように、本発明の青色発光材料であるGaS:CeC
l3 のピーク波長は471nmであり、従来の発光材料
であるSrSe:CeCl3 よりも短波長側にシフトし
ており、更に、500nmより長波長の強度がSrS
e:CeCl3 より弱いので、青色純度の点で優れてお
り、色純度の良い青色発光を得ることができる。
すように、本発明の青色発光材料であるGaS:CeC
l3 のピーク波長は471nmであり、従来の発光材料
であるSrSe:CeCl3 よりも短波長側にシフトし
ており、更に、500nmより長波長の強度がSrS
e:CeCl3 より弱いので、青色純度の点で優れてお
り、色純度の良い青色発光を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す
青色発光材料SrAl2 S4 :CeCl3 の製造方法を
示すフローチャートである。 (1)まず、ステップに示すように、SrS:CeC
l3 粉末とAl2 S3粉末をボールミールによって粉
砕、混合する。
がら詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す
青色発光材料SrAl2 S4 :CeCl3 の製造方法を
示すフローチャートである。 (1)まず、ステップに示すように、SrS:CeC
l3 粉末とAl2 S3粉末をボールミールによって粉
砕、混合する。
【0010】この時の組成比は、SrSとAl2 S3 を
1:1の比で混合することによって、Sr:Al:S=
1:2:4となる。 (2)次に、ステップに示すように、この混合粉末を
H2 Sガス中で900℃で焼成する。このH2 Sガス
は、900℃で分解してS(硫黄)が生成され、焼成
中、混合粉末から抜け出てくるS(硫黄)を補う働きが
ある。
1:1の比で混合することによって、Sr:Al:S=
1:2:4となる。 (2)次に、ステップに示すように、この混合粉末を
H2 Sガス中で900℃で焼成する。このH2 Sガス
は、900℃で分解してS(硫黄)が生成され、焼成
中、混合粉末から抜け出てくるS(硫黄)を補う働きが
ある。
【0011】(3)次に、冷却し、ステップに示すよ
うに、SrAl2 S4 :CeCl3粉末を製造する。 このようにして、本発明の第1実施例によれば、青色発
光材料SrAl2 S4:CeCl3 を製造することがで
きる。図2は本発明の第1実施例の青色発光材料と従来
の発光材料を対比した試験データを示す発光スペクトル
図であり、横軸は波長(nm)、縦軸は相対発光強度を
示している。
うに、SrAl2 S4 :CeCl3粉末を製造する。 このようにして、本発明の第1実施例によれば、青色発
光材料SrAl2 S4:CeCl3 を製造することがで
きる。図2は本発明の第1実施例の青色発光材料と従来
の発光材料を対比した試験データを示す発光スペクトル
図であり、横軸は波長(nm)、縦軸は相対発光強度を
示している。
【0012】この図から分かるように、PL(フォトル
ミネッセンス)では、従来の発光材料であるSrGa2
S4 :CeCl3 (b)では、500nmより長い波長
(緑色発光)が出るのに対して、この実施例の青色発光
材料であるSrAl2 S4 :CeCl3 (a)では、5
00nmより長い波長はほとんどあらわれず、色純度の
良い青色発光が得られる。
ミネッセンス)では、従来の発光材料であるSrGa2
S4 :CeCl3 (b)では、500nmより長い波長
(緑色発光)が出るのに対して、この実施例の青色発光
材料であるSrAl2 S4 :CeCl3 (a)では、5
00nmより長い波長はほとんどあらわれず、色純度の
良い青色発光が得られる。
【0013】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。まず、EB蒸着用のペレットとしてGa2 S3 を用
いる。装置内の到達真空度を約5×10-6Torr程度
とする。基板は、石英基板用い、基板温度400℃に加
熱する。そして、Ga2 S3 ペレットに電子ビームを照
射し、石英基板上に成膜する。
る。まず、EB蒸着用のペレットとしてGa2 S3 を用
いる。装置内の到達真空度を約5×10-6Torr程度
とする。基板は、石英基板用い、基板温度400℃に加
熱する。そして、Ga2 S3 ペレットに電子ビームを照
射し、石英基板上に成膜する。
【0014】図3はこのようにして成膜した発光材料と
なる薄膜のX線回折データを示す図であり、横軸に配向
(θ)、縦軸に回折強度を示している。この図3に示す
ように、配向とピークからして、その結晶性、つまり、
GaS(001)配向した薄膜が形成されていることが
分かる。図4は本発明の第2実施例の青色発光材料と従
来の発光材料を対比した試験データを示す発光スペクト
ル図であり、横軸は波長(nm)、縦軸は相対発光強度
を示している。
なる薄膜のX線回折データを示す図であり、横軸に配向
(θ)、縦軸に回折強度を示している。この図3に示す
ように、配向とピークからして、その結晶性、つまり、
GaS(001)配向した薄膜が形成されていることが
分かる。図4は本発明の第2実施例の青色発光材料と従
来の発光材料を対比した試験データを示す発光スペクト
ル図であり、横軸は波長(nm)、縦軸は相対発光強度
を示している。
【0015】この図で分かるように、本発明の第2実施
例の青色発光材料であるGaS:CeCl3 (a)のピ
ーク波長は471nmであり、従来の発光材料であるS
rSe:CeCl3 (b)よりも、短波長側にシフトし
ており、更に、500nmより長波長の強度がSrS
e:CeCl3 より弱いので、青色純度の点で優れてい
る。
例の青色発光材料であるGaS:CeCl3 (a)のピ
ーク波長は471nmであり、従来の発光材料であるS
rSe:CeCl3 (b)よりも、短波長側にシフトし
ており、更に、500nmより長波長の強度がSrS
e:CeCl3 より弱いので、青色純度の点で優れてい
る。
【0016】第2の実施例では、PL発光材料として説
明したが、この発光材料を絶縁層、電極で挟めばEL
(エレクトロルミネッセンス)素子にも適用できる。な
お、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これら
を本発明の範囲から排除するものではない。
明したが、この発光材料を絶縁層、電極で挟めばEL
(エレクトロルミネッセンス)素子にも適用できる。な
お、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これら
を本発明の範囲から排除するものではない。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、従来の発光材料で
ある、SrGa2 S4:CeCl3 では500nmより
長い波長(緑色発光)が出るのに対して、本発明の青色
発光材料であるSrAl2 S4 :CeCl3 では500
nmより長い波長はほとんど発生せず、色純度の良い青
色発光を得ることができる。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、従来の発光材料で
ある、SrGa2 S4:CeCl3 では500nmより
長い波長(緑色発光)が出るのに対して、本発明の青色
発光材料であるSrAl2 S4 :CeCl3 では500
nmより長い波長はほとんど発生せず、色純度の良い青
色発光を得ることができる。
【0018】(2)請求項2記載の発明によれば、本発
明の青色発光材料であるGaS:CeCl3 のピーク波
長は471nmであり、従来の発光材料であるSrS
e:CeCl3 よりも短波長側にシフトしており、更
に、500nmより長波長の強度がSrSe:CeCl
3 より弱いので、青色純度の点で優れており、色純度の
良い青色発光を得ることができる。
明の青色発光材料であるGaS:CeCl3 のピーク波
長は471nmであり、従来の発光材料であるSrS
e:CeCl3 よりも短波長側にシフトしており、更
に、500nmより長波長の強度がSrSe:CeCl
3 より弱いので、青色純度の点で優れており、色純度の
良い青色発光を得ることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す青色発光材料SrA
l2 S4 :CeCl3 の製造方法を示すフローチャート
である。
l2 S4 :CeCl3 の製造方法を示すフローチャート
である。
【図2】本発明の第1実施例の青色発光材料と従来の発
光材料を対比した試験データを示す発光スペクトル図で
ある。
光材料を対比した試験データを示す発光スペクトル図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例の青色発光材料を成膜した
薄膜のX線回折データを示す図である。
薄膜のX線回折データを示す図である。
【図4】本発明の第2実施例の青色発光材料と従来の発
光材料を対比した試験データを示す発光スペクトル図で
ある。
光材料を対比した試験データを示す発光スペクトル図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 綾 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 発光物質としての青色発光蛍光体におい
て、SrAl2 S4を母材としたCeCl3 からなる組
成物を発光材料として用いたことを特徴とする青色発光
材料。 - 【請求項2】 発光物質としての青色発光蛍光体におい
て、GaSを母材としたCeCl3 からなる組成物を発
光材料として用いたことを特徴とする青色発光材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21874594A JPH0881677A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 青色発光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21874594A JPH0881677A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 青色発光材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0881677A true JPH0881677A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16724760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21874594A Withdrawn JPH0881677A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 青色発光材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0881677A (ja) |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP21874594A patent/JPH0881677A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |