JPH0882279A - 斜板型液圧回転機およびその製造方法 - Google Patents
斜板型液圧回転機およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0882279A JPH0882279A JP6244790A JP24479094A JPH0882279A JP H0882279 A JPH0882279 A JP H0882279A JP 6244790 A JP6244790 A JP 6244790A JP 24479094 A JP24479094 A JP 24479094A JP H0882279 A JPH0882279 A JP H0882279A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- swash plate
- concave spherical
- spherical surface
- surface portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 238000005121 nitriding Methods 0.000 claims abstract description 46
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 239000003112 inhibitor Substances 0.000 claims description 12
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 11
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 11
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 238000010791 quenching Methods 0.000 claims description 4
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000005496 tempering Methods 0.000 claims description 4
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 2
- -1 nitride compound Chemical class 0.000 description 25
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 210000004709 eyebrow Anatomy 0.000 description 6
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 5
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 4
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- GQPLMRYTRLFLPF-UHFFFAOYSA-N Nitrous Oxide Chemical compound [O-][N+]#N GQPLMRYTRLFLPF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N O-Xylene Chemical compound CC1=CC=CC=C1C CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 1
- VNTLIPZTSJSULJ-UHFFFAOYSA-N chromium molybdenum Chemical compound [Cr].[Mo] VNTLIPZTSJSULJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011733 molybdenum Substances 0.000 description 1
- 239000001272 nitrous oxide Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000008096 xylene Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/04—Heavy metals
- F05C2201/0433—Iron group; Ferrous alloys, e.g. steel
- F05C2201/0448—Steel
- F05C2201/0457—Cemented steel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2253/00—Other material characteristics; Treatment of material
- F05C2253/12—Coating
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピストンと摺動部材とを適正な引抜き強度を
もって結合でき、かつ製造時の作業性を向上できると共
に、製造コストの低減を図る。 【構成】 ピストン31の凹球面部32にピストンシュ
ー16の球面継手部17を嵌合し、ピストン31のかし
め部31Aを縮径させてピストン31とピストンシュー
16とを結合した後に、ピストン31とピストンシュー
16に対して軟窒化処理を行うことにより、かしめ部3
1Aにクラック等を発生させることなく、ピストン31
とピストンシュー16とを適正な引抜き強度をもって結
合することができる。しかも、ピストン31とピストン
シュー16とを結合する前段階での、ピストン31のか
しめ部31Aに対する旋削加工工程を不要にできるか
ら、ピストン31等の製造時における作業性を大幅に向
上できる。
もって結合でき、かつ製造時の作業性を向上できると共
に、製造コストの低減を図る。 【構成】 ピストン31の凹球面部32にピストンシュ
ー16の球面継手部17を嵌合し、ピストン31のかし
め部31Aを縮径させてピストン31とピストンシュー
16とを結合した後に、ピストン31とピストンシュー
16に対して軟窒化処理を行うことにより、かしめ部3
1Aにクラック等を発生させることなく、ピストン31
とピストンシュー16とを適正な引抜き強度をもって結
合することができる。しかも、ピストン31とピストン
シュー16とを結合する前段階での、ピストン31のか
しめ部31Aに対する旋削加工工程を不要にできるか
ら、ピストン31等の製造時における作業性を大幅に向
上できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、斜板型の液圧ポンプや
液圧モータ等に好適に用いられる斜板型液圧回転機およ
びその製造方法に関する。
液圧モータ等に好適に用いられる斜板型液圧回転機およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、斜板型液圧回転機は、シリンダ
内でピストンを往復動させるため、該ピストンの先端側
に摺動部材としてのピストンシューを揺動自在に設け、
シリンダブロックの軸線に対して傾斜した斜板上を該シ
リンダブロックと共にピストンシューが摺動するように
構成されている。
内でピストンを往復動させるため、該ピストンの先端側
に摺動部材としてのピストンシューを揺動自在に設け、
シリンダブロックの軸線に対して傾斜した斜板上を該シ
リンダブロックと共にピストンシューが摺動するように
構成されている。
【0003】そこで、図4にこの種の従来技術による斜
板型液圧回転機としての斜板型液圧モータを示す。
板型液圧回転機としての斜板型液圧モータを示す。
【0004】図中、1はケーシングを示し、該ケーシン
グ1は軸方向一端側が閉塞した筒状の本体ケーシング1
Aと、該本体ケーシング1Aの軸方向他端側に固着され
たリアケーシング1Bとからなっている。
グ1は軸方向一端側が閉塞した筒状の本体ケーシング1
Aと、該本体ケーシング1Aの軸方向他端側に固着され
たリアケーシング1Bとからなっている。
【0005】2はケーシング1内に位置して本体ケーシ
ング1Aの軸方向一端側に固着された斜板で、該斜板2
は、例えば鉄系金属により形成され本体ケーシング1A
の軸線に対して傾斜した摺接面2Aを有している。
ング1Aの軸方向一端側に固着された斜板で、該斜板2
は、例えば鉄系金属により形成され本体ケーシング1A
の軸線に対して傾斜した摺接面2Aを有している。
【0006】3はケーシング1内に位置して該斜板2と
対向する弁板で、該弁板3はリアケーシング1Bに固着
されている。また、弁板3には一対の眉形ポート4,5
が形成されており、該眉形ポート4,5はリアケーシン
グ1Bに形成した給排通路(図示せず)と連通してい
る。
対向する弁板で、該弁板3はリアケーシング1Bに固着
されている。また、弁板3には一対の眉形ポート4,5
が形成されており、該眉形ポート4,5はリアケーシン
グ1Bに形成した給排通路(図示せず)と連通してい
る。
【0007】6は斜板2と弁板3とを貫通した状態で軸
受7,8を介してケーシング1に回転可能に支持され、
軸方向中間部にスプラインが形成された回転軸、9は該
回転軸6にスプライン結合されたシリンダブロックを示
し、該シリンダブロック9は弁板3に摺接しつつ回転軸
6と共に回転するようになっている。
受7,8を介してケーシング1に回転可能に支持され、
軸方向中間部にスプラインが形成された回転軸、9は該
回転軸6にスプライン結合されたシリンダブロックを示
し、該シリンダブロック9は弁板3に摺接しつつ回転軸
6と共に回転するようになっている。
【0008】10,10,…は斜板2に対向し、シリン
ダブロック9の軸方向に穿設された複数のシリンダで、
該各シリンダ10はそれぞれ連通路11を介して弁板3
の眉形ポート4,5と連通するようになっている。
ダブロック9の軸方向に穿設された複数のシリンダで、
該各シリンダ10はそれぞれ連通路11を介して弁板3
の眉形ポート4,5と連通するようになっている。
【0009】12,12,…は基端側が各シリンダ10
内に摺動可能に挿嵌されたピストンを示し、該各ピスト
ン12の先端側には凹球面部13が形成されている。ま
た、各ピストン12の軸方向には、該凹球面部13の底
部中央に開口する油室14、および該油室14に連通す
る油路15がそれぞれ形成されている。そして、該ピス
トン12の先端部は、凹球面部13の開口端側に位置
し、該凹球面部13内に後述する各ピストンシュー16
の球面継手部17を揺動自在に結合する結合部としての
かしめ部12Aとなっている。
内に摺動可能に挿嵌されたピストンを示し、該各ピスト
ン12の先端側には凹球面部13が形成されている。ま
た、各ピストン12の軸方向には、該凹球面部13の底
部中央に開口する油室14、および該油室14に連通す
る油路15がそれぞれ形成されている。そして、該ピス
トン12の先端部は、凹球面部13の開口端側に位置
し、該凹球面部13内に後述する各ピストンシュー16
の球面継手部17を揺動自在に結合する結合部としての
かしめ部12Aとなっている。
【0010】16,16,…は各ピストン12の先端側
に揺動自在に連結された摺動部材としてのピストンシュ
ーを示し、該各ピストンシュー16は鉄系金属により形
成され、ピストン12の凹球面部13に嵌合する球面継
手部17と、斜板2の摺接面2A上を摺動する後述のシ
ールランド部20を備えた摺動部としてのディスク部1
8とが一体に形成されている。そして、該ディスク部1
8の端面中央には円形状の静圧ポケット19が形成さ
れ、該静圧ポケット19を径方向外側から取囲む部位
は、斜板2の摺接面2Aに摺接するシールランド部20
となっている。
に揺動自在に連結された摺動部材としてのピストンシュ
ーを示し、該各ピストンシュー16は鉄系金属により形
成され、ピストン12の凹球面部13に嵌合する球面継
手部17と、斜板2の摺接面2A上を摺動する後述のシ
ールランド部20を備えた摺動部としてのディスク部1
8とが一体に形成されている。そして、該ディスク部1
8の端面中央には円形状の静圧ポケット19が形成さ
れ、該静圧ポケット19を径方向外側から取囲む部位
は、斜板2の摺接面2Aに摺接するシールランド部20
となっている。
【0011】また、ピストンシュー16の軸方向には、
静圧ポケット19に連通し、シリンダ10内の圧油を静
圧ポケット19内に導くための油通路21が穿設されて
いる。そして、各ピストンシュー16は、シリンダブロ
ック9の回転に伴って斜板2の摺接面2A上を摺動する
ように、ピストンシュー押え板22により常時斜板2に
当接するようになっている。
静圧ポケット19に連通し、シリンダ10内の圧油を静
圧ポケット19内に導くための油通路21が穿設されて
いる。そして、各ピストンシュー16は、シリンダブロ
ック9の回転に伴って斜板2の摺接面2A上を摺動する
ように、ピストンシュー押え板22により常時斜板2に
当接するようになっている。
【0012】従来技術による斜板型液圧モータは上述の
如く構成されるが、次にその作動について説明する。
如く構成されるが、次にその作動について説明する。
【0013】液圧ポンプ(図示せず)から吐出された圧
油は、リアケーシング1Bに設けられた供給通路、弁板
3の一方の眉形ポート4、シリンダブロック9の連通路
11を介してシリンダ10内に供給される。これによ
り、シリンダ10内に供給された圧油の液圧はピストン
12をシリンダ10内から伸長させる方向に作用し、ピ
ストン12を軸方向に押動する結果、ピストンシュー1
6が斜板2に押付けられる。ここで、斜板2はピストン
12の軸線に対して傾斜しているから、ピストンシュー
16は摺接面2A上を摺動し、押付け力の反力によって
ピストン12はシリンダブロック9を回転させ、該シリ
ンダブロック9と共に回転軸6が回転する。
油は、リアケーシング1Bに設けられた供給通路、弁板
3の一方の眉形ポート4、シリンダブロック9の連通路
11を介してシリンダ10内に供給される。これによ
り、シリンダ10内に供給された圧油の液圧はピストン
12をシリンダ10内から伸長させる方向に作用し、ピ
ストン12を軸方向に押動する結果、ピストンシュー1
6が斜板2に押付けられる。ここで、斜板2はピストン
12の軸線に対して傾斜しているから、ピストンシュー
16は摺接面2A上を摺動し、押付け力の反力によって
ピストン12はシリンダブロック9を回転させ、該シリ
ンダブロック9と共に回転軸6が回転する。
【0014】即ち、シリンダブロック9の各シリンダ1
0内に圧油が供給される供給工程では、ピストン12が
シリンダ10内から伸長することによってシリンダブロ
ック9と回転軸6とに回転力を与える。また、ピストン
12がシリンダ10内に縮小する排出行程では、シリン
ダブロック9の回転に伴って各連通路11が他方の眉形
ポート5と連通し、ピストン12がシリンダ10内の油
液を連通路11および眉形ポート5を介して排出通路側
に排出するようになる。
0内に圧油が供給される供給工程では、ピストン12が
シリンダ10内から伸長することによってシリンダブロ
ック9と回転軸6とに回転力を与える。また、ピストン
12がシリンダ10内に縮小する排出行程では、シリン
ダブロック9の回転に伴って各連通路11が他方の眉形
ポート5と連通し、ピストン12がシリンダ10内の油
液を連通路11および眉形ポート5を介して排出通路側
に排出するようになる。
【0015】一方、上述した斜板型液圧モータの作動時
において、各ピストンシュー16に設けた静圧ポケット
19内には、シリンダ10内の圧油が油路15、油室1
4および油通路21を介して導入され、この圧油によっ
て斜板2の摺接面2Aと各ピストンシュー16との間に
は適正な油膜が形成され、両者間の摩擦損失を低減する
ようになっている。
において、各ピストンシュー16に設けた静圧ポケット
19内には、シリンダ10内の圧油が油路15、油室1
4および油通路21を介して導入され、この圧油によっ
て斜板2の摺接面2Aと各ピストンシュー16との間に
は適正な油膜が形成され、両者間の摩擦損失を低減する
ようになっている。
【0016】ところで、上述の如き従来技術による斜板
型液圧モータ等に用いられるピストン12とピストンシ
ュー16とは、ピストン12の先端側に形成した凹球面
部13にピストンシュー16の球面継手部17を嵌合
し、ピストン12の先端縁を縮径させる(かしめる)こ
とにより、ピストンシュー16がピストン12に対して
円滑に揺動するように結合されている。
型液圧モータ等に用いられるピストン12とピストンシ
ュー16とは、ピストン12の先端側に形成した凹球面
部13にピストンシュー16の球面継手部17を嵌合
し、ピストン12の先端縁を縮径させる(かしめる)こ
とにより、ピストンシュー16がピストン12に対して
円滑に揺動するように結合されている。
【0017】ここで、図5ないし図7に基づきピストン
12とピストンシュー16との結合方法について説明す
る。
12とピストンシュー16との結合方法について説明す
る。
【0018】まず、図5に示すように、クロム・モリブ
デン鋼(SCM435等)を旋削加工することにより凹
球面部13、油室14および油路15等を有するピスト
ン12を形成し、このピストン12に対して焼入れ処理
を行った後に、例えば600〜640℃で焼戻し処理を
施し、その後に、ガス軟窒化またはタフトライド等の軟
窒化処理を施す(軟窒化処理工程)。
デン鋼(SCM435等)を旋削加工することにより凹
球面部13、油室14および油路15等を有するピスト
ン12を形成し、このピストン12に対して焼入れ処理
を行った後に、例えば600〜640℃で焼戻し処理を
施し、その後に、ガス軟窒化またはタフトライド等の軟
窒化処理を施す(軟窒化処理工程)。
【0019】これにより、ピストン12の表面には、耐
摩耗性や耐疲労性に優れた窒化化合物層24が形成され
る。そして、軟窒化処理後、後述する理由により、ピス
トン12の先端側に位置するかしめ部12Aの外周側を
旋盤等によって旋削し、かしめ部12Aの外周面側から
そこに形成された窒化化合物層23を除去する(旋削加
工工程)。
摩耗性や耐疲労性に優れた窒化化合物層24が形成され
る。そして、軟窒化処理後、後述する理由により、ピス
トン12の先端側に位置するかしめ部12Aの外周側を
旋盤等によって旋削し、かしめ部12Aの外周面側から
そこに形成された窒化化合物層23を除去する(旋削加
工工程)。
【0020】次いで、上述したピストンシュー16の球
面継手部17をピストン12の凹球面部13に嵌合し、
ピストン12のかしめ部12Aをその全周に亘って縮径
させる(矢印F方向にかしめる)ことにより、ピストン
シュー16の球面継手部17が図6および図7に示すよ
うに、ピストン12の凹球面部13内に抜止め状態に保
持され、ピストン12の先端側にはピストンシュー16
が揺動可能に結合される(結合工程)。
面継手部17をピストン12の凹球面部13に嵌合し、
ピストン12のかしめ部12Aをその全周に亘って縮径
させる(矢印F方向にかしめる)ことにより、ピストン
シュー16の球面継手部17が図6および図7に示すよ
うに、ピストン12の凹球面部13内に抜止め状態に保
持され、ピストン12の先端側にはピストンシュー16
が揺動可能に結合される(結合工程)。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ピストン12
とピストンシュー16とを結合する場合に、ピストン1
2のかしめ部12Aの外周面側を旋削することにより、
かしめ部12Aの表面側から窒化化合物層23を除去す
る理由について以下に述べる。
とピストンシュー16とを結合する場合に、ピストン1
2のかしめ部12Aの外周面側を旋削することにより、
かしめ部12Aの表面側から窒化化合物層23を除去す
る理由について以下に述べる。
【0022】まず、図8に示すように、ピストン12等
の母材Dの表面に軟窒化処理を施すことにより、母材D
の表面には拡散層Eを介して窒化化合物層Fが形成され
る。一方、図9に示すように、切削加工によって窒化化
合物層Fを除去した場合には母材Dの表面には拡散層E
が残されることになる。そして、母材Dの表面に拡散層
Eを介して窒化化合物層Fを形成した状態では、図10
中に実線で示すように、母材Dの表面から深さ0.1mm
以下の位置では表面硬度がHv 500以上となり、母材
Dの表面からの深さに応じて表面硬度は低下していく。
の母材Dの表面に軟窒化処理を施すことにより、母材D
の表面には拡散層Eを介して窒化化合物層Fが形成され
る。一方、図9に示すように、切削加工によって窒化化
合物層Fを除去した場合には母材Dの表面には拡散層E
が残されることになる。そして、母材Dの表面に拡散層
Eを介して窒化化合物層Fを形成した状態では、図10
中に実線で示すように、母材Dの表面から深さ0.1mm
以下の位置では表面硬度がHv 500以上となり、母材
Dの表面からの深さに応じて表面硬度は低下していく。
【0023】従って、軟窒化処理によって窒化化合物層
23を形成することにより、ピストン12の表面硬度を
高めることができる。しかし、ピストン12の表面に形
成された窒化化合物層23は、一般に硬度に優れるもの
の脆いため、かしめ加工時にかしめ部12Aの周囲にク
ラック等を発生し易く、かしめ部12Aの周囲にクラッ
ク等が発生した場合には引抜き強度が低下してしまう。
23を形成することにより、ピストン12の表面硬度を
高めることができる。しかし、ピストン12の表面に形
成された窒化化合物層23は、一般に硬度に優れるもの
の脆いため、かしめ加工時にかしめ部12Aの周囲にク
ラック等を発生し易く、かしめ部12Aの周囲にクラッ
ク等が発生した場合には引抜き強度が低下してしまう。
【0024】即ち、ピストン12に軟窒化処理を施し、
かしめ部12Aの表面側に窒化化合物層23が形成され
たままの状態で、ピストン12の凹球面部13にピスト
ンシュー16の球面継手部17を嵌合し、かしめ加工に
よりピストン12とピストンシュー16とを結合した場
合には、このピストン12とピストンシュー16とを互
いに軸方向反対向きに引張ったときに、ピストンシュー
16がピストン12から離脱するときの力(以下、引抜
き強度という)が、図11中にサンプル(a)として示
すように比較的近い値となり、これ以上の引抜き力を加
えるとピストンシュー16がピストン12から離脱して
しまう。
かしめ部12Aの表面側に窒化化合物層23が形成され
たままの状態で、ピストン12の凹球面部13にピスト
ンシュー16の球面継手部17を嵌合し、かしめ加工に
よりピストン12とピストンシュー16とを結合した場
合には、このピストン12とピストンシュー16とを互
いに軸方向反対向きに引張ったときに、ピストンシュー
16がピストン12から離脱するときの力(以下、引抜
き強度という)が、図11中にサンプル(a)として示
すように比較的近い値となり、これ以上の引抜き力を加
えるとピストンシュー16がピストン12から離脱して
しまう。
【0025】このため、従来技術では、ピストン12に
軟窒化処理を施した後にかしめ部12Aの表面側に対し
て旋削加工を行い、かしめ部12Aの表面から窒化化合
物層23を除去するようにしている。そして、かしめ部
12Aの表面から窒化化合物層23を除去した後、凹球
面部13に球面継手部17を嵌合してかしめ部12Aを
縮径させ、ピストン12とピストンシュー16とを結合
した場合(図6参照)には、図11中に示すサンプル
(b)のように、例えば引抜き強度を上述したサンプル
(a)の1.5倍程度にまで向上させることができる。
軟窒化処理を施した後にかしめ部12Aの表面側に対し
て旋削加工を行い、かしめ部12Aの表面から窒化化合
物層23を除去するようにしている。そして、かしめ部
12Aの表面から窒化化合物層23を除去した後、凹球
面部13に球面継手部17を嵌合してかしめ部12Aを
縮径させ、ピストン12とピストンシュー16とを結合
した場合(図6参照)には、図11中に示すサンプル
(b)のように、例えば引抜き強度を上述したサンプル
(a)の1.5倍程度にまで向上させることができる。
【0026】然るに、従来技術では、ピストン12とピ
ストンシュー16とを結合する場合に、予めピストン1
2に軟窒化処理を施した後に、ピストン12のかしめ部
12A外周面側に対して旋削加工を行い、かしめ部12
Aの表面側から窒化化合物層23を除去するようにして
いるから、この除去作業に時間がかかり、製造時の作業
性が悪くなるという問題がある。
ストンシュー16とを結合する場合に、予めピストン1
2に軟窒化処理を施した後に、ピストン12のかしめ部
12A外周面側に対して旋削加工を行い、かしめ部12
Aの表面側から窒化化合物層23を除去するようにして
いるから、この除去作業に時間がかかり、製造時の作業
性が悪くなるという問題がある。
【0027】そして、かしめ部12Aに対する旋削加工
において、かしめ部12Aの表面からの旋削深さが不足
した場合には、かしめ部12Aの表面には窒化化合物層
23が残留することになり、結合工程時のかしめ加工に
より、図7に示すようにかしめ部12AにクラックKが
発生し易く、引抜き強度が低下してしまう問題がある。
において、かしめ部12Aの表面からの旋削深さが不足
した場合には、かしめ部12Aの表面には窒化化合物層
23が残留することになり、結合工程時のかしめ加工に
より、図7に示すようにかしめ部12AにクラックKが
発生し易く、引抜き強度が低下してしまう問題がある。
【0028】また、かしめ部12Aの表面からの旋削深
さが過大となった場合には、窒化化合物層23は確実に
除去できるものの、かしめ部12Aの肉厚が薄くなって
しまい、さらに、ピストン12の軸心に対してずれた状
態でかしめ部12Aに対する旋削加工が行われた場合に
は、かしめ部12Aの肉厚が不均一となってしまい、い
ずれの場合にも引抜き強度の低下を招く原因となる。
さが過大となった場合には、窒化化合物層23は確実に
除去できるものの、かしめ部12Aの肉厚が薄くなって
しまい、さらに、ピストン12の軸心に対してずれた状
態でかしめ部12Aに対する旋削加工が行われた場合に
は、かしめ部12Aの肉厚が不均一となってしまい、い
ずれの場合にも引抜き強度の低下を招く原因となる。
【0029】このように、軟窒化処理されたピストン1
2のかしめ部12Aに対する旋削加工は厳密な加工精度
を要求されるため、かしめ部12Aに対する旋削加工工
程を含む製造時の作業性が著しく低下してしまうだけで
なく、部品の製造コストの上昇を招くという問題があ
る。
2のかしめ部12Aに対する旋削加工は厳密な加工精度
を要求されるため、かしめ部12Aに対する旋削加工工
程を含む製造時の作業性が著しく低下してしまうだけで
なく、部品の製造コストの上昇を招くという問題があ
る。
【0030】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、ピストンと摺動部材とを適正な引抜き強
度をもって結合でき、かつ製造時の作業性を大幅に向上
できると共に、製造コストの低減をも図ることができる
斜板型液圧回転機の製造方法を提供することを目的とし
ている。
されたもので、ピストンと摺動部材とを適正な引抜き強
度をもって結合でき、かつ製造時の作業性を大幅に向上
できると共に、製造コストの低減をも図ることができる
斜板型液圧回転機の製造方法を提供することを目的とし
ている。
【0031】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、斜板が設けられたケーシングと、該
ケーシングに回転軸を介して設けられ、前記斜板と対向
して回転するシリンダブロックと、該シリンダブロック
に穿設した複数のシリンダ内に摺動可能に設けられ、先
端側に凹球面部が形成された複数のピストンと、前記凹
球面部に嵌合する球面継手部を介して該各ピストンの先
端側に揺動自在に結合され、前記シリンダブロックの回
転に伴って前記斜板上を摺動する複数の摺動部材とを備
えてなる斜板型液圧回転機に適用される。
ために、本発明は、斜板が設けられたケーシングと、該
ケーシングに回転軸を介して設けられ、前記斜板と対向
して回転するシリンダブロックと、該シリンダブロック
に穿設した複数のシリンダ内に摺動可能に設けられ、先
端側に凹球面部が形成された複数のピストンと、前記凹
球面部に嵌合する球面継手部を介して該各ピストンの先
端側に揺動自在に結合され、前記シリンダブロックの回
転に伴って前記斜板上を摺動する複数の摺動部材とを備
えてなる斜板型液圧回転機に適用される。
【0032】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記各ピストンには、前記凹球面部の開口端側
に位置し、該凹球面部内に前記摺動部材の球面継手部を
揺動自在に結合する結合部を形成し、かつ前記各ピスト
ンの表面側には、該結合部の内,外周面を除いて軟窒化
層を形成したことにある。
特徴は、前記各ピストンには、前記凹球面部の開口端側
に位置し、該凹球面部内に前記摺動部材の球面継手部を
揺動自在に結合する結合部を形成し、かつ前記各ピスト
ンの表面側には、該結合部の内,外周面を除いて軟窒化
層を形成したことにある。
【0033】また、請求項2の発明による斜板型液圧回
転機の製造方法は、各ピストンに対し焼入れ焼戻し処理
を行う熱処理工程と、前記凹球面部の開口端側に軟窒化
防止剤を付着させる軟窒化防止処理工程と、前記凹球面
部の開口端側に軟窒化防止剤が付着した各ピストンに対
し軟窒化処理を行う軟窒化処理工程と、軟窒化処理され
た各ピストンの凹球面部に各摺動部材の球面継手部を嵌
合して各凹球面部の開口端側を縮径させる結合工程とか
らなる。
転機の製造方法は、各ピストンに対し焼入れ焼戻し処理
を行う熱処理工程と、前記凹球面部の開口端側に軟窒化
防止剤を付着させる軟窒化防止処理工程と、前記凹球面
部の開口端側に軟窒化防止剤が付着した各ピストンに対
し軟窒化処理を行う軟窒化処理工程と、軟窒化処理され
た各ピストンの凹球面部に各摺動部材の球面継手部を嵌
合して各凹球面部の開口端側を縮径させる結合工程とか
らなる。
【0034】
【作用】請求項1の発明による斜板型液圧回転機によれ
ば、各ピストンにおける結合部の内,外周面を除いた部
位に軟窒化層を形成することにより、各ピストンの結合
部を軟窒化処理されない状態に保てるから、結合部の表
面側から軟窒化層を除去するための旋削加工等を伴うこ
となく、適正な引抜き強度をもって各ピストンと各摺動
部材とを結合することができる。
ば、各ピストンにおける結合部の内,外周面を除いた部
位に軟窒化層を形成することにより、各ピストンの結合
部を軟窒化処理されない状態に保てるから、結合部の表
面側から軟窒化層を除去するための旋削加工等を伴うこ
となく、適正な引抜き強度をもって各ピストンと各摺動
部材とを結合することができる。
【0035】また、請求項2の発明による斜板型液圧回
転機の製造方法によれば、各ピストンにおける凹球面部
の開口端側に軟窒化防止剤を付着させた後に、各ピスト
ンに対して軟窒化処理を行うことにより、各ピストンの
結合部表面側に軟窒化層が形成されない状態で、各ピス
トンと各摺動部材とを結合するようにしたから、各ピス
トンの結合部にクラック等を発生させることなく、各ピ
ストンと各摺動部材とを適正な引抜き強度をもって結合
することができる。しかも、ピストンと摺動部材とを結
合する結合工程の前段階での、ピストンの結合部外周側
に対する旋削加工等を不要にできる。
転機の製造方法によれば、各ピストンにおける凹球面部
の開口端側に軟窒化防止剤を付着させた後に、各ピスト
ンに対して軟窒化処理を行うことにより、各ピストンの
結合部表面側に軟窒化層が形成されない状態で、各ピス
トンと各摺動部材とを結合するようにしたから、各ピス
トンの結合部にクラック等を発生させることなく、各ピ
ストンと各摺動部材とを適正な引抜き強度をもって結合
することができる。しかも、ピストンと摺動部材とを結
合する結合工程の前段階での、ピストンの結合部外周側
に対する旋削加工等を不要にできる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3に基
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0037】図中、31は本実施例によるピストンを示
し、該ピストン31は従来技術によるピストン12と略
同様に、先端側に凹球面部32が形成されると共に、軸
方向中央部に凹球面部32の底部中央に開口する油室3
3、および該油室33に連通する油路34がそれぞれ形
成されている。
し、該ピストン31は従来技術によるピストン12と略
同様に、先端側に凹球面部32が形成されると共に、軸
方向中央部に凹球面部32の底部中央に開口する油室3
3、および該油室33に連通する油路34がそれぞれ形
成されている。
【0038】また、ピストン31の先端部は、凹球面部
32の開口端側に位置する部位が結合部としてのかしめ
部31Aとなっている。そして、ピストン31の凹球面
部32には、ピストンシュー16の球面継手部17が嵌
合した状態で、かしめ部31Aにより抜止め状態に保持
され、ピストン31の先端側にはピストンシュー16が
揺動自在に結合されている。
32の開口端側に位置する部位が結合部としてのかしめ
部31Aとなっている。そして、ピストン31の凹球面
部32には、ピストンシュー16の球面継手部17が嵌
合した状態で、かしめ部31Aにより抜止め状態に保持
され、ピストン31の先端側にはピストンシュー16が
揺動自在に結合されている。
【0039】しかし、本実施例によるピストン31で
は、後述する製造方法により、かしめ部31Aの内,外
周面側を除いて、その表面には軟窒化層としての窒化化
合物層35が形成され、かしめ部31Aの内,外周面に
は、それぞれ軟窒化されていない非軟窒化層36,36
が形成されている点で従来技術とは異なっている。
は、後述する製造方法により、かしめ部31Aの内,外
周面側を除いて、その表面には軟窒化層としての窒化化
合物層35が形成され、かしめ部31Aの内,外周面に
は、それぞれ軟窒化されていない非軟窒化層36,36
が形成されている点で従来技術とは異なっている。
【0040】そこで、本実施例による斜板型液圧回転機
の製造方法について図3に基づいて説明する。
の製造方法について図3に基づいて説明する。
【0041】図中、ピストン31は、クロム・モリブデ
ン鋼(SCM435等)を旋削加工することにより凹球
面部32、油室33および油路34等を有し、全体とし
て略円筒状に形成されている。そして、このピストン3
1に対して焼入れ処理を行った後に、例えば600〜6
40℃で焼戻し処理を施す熱処理工程までは、従来技術
によるピストン12の製造方法と同様であるものの、本
実施例では熱処理工程の後に、後述する軟窒化防止処理
工程を実施する点で従来技術とは異なっている。
ン鋼(SCM435等)を旋削加工することにより凹球
面部32、油室33および油路34等を有し、全体とし
て略円筒状に形成されている。そして、このピストン3
1に対して焼入れ処理を行った後に、例えば600〜6
40℃で焼戻し処理を施す熱処理工程までは、従来技術
によるピストン12の製造方法と同様であるものの、本
実施例では熱処理工程の後に、後述する軟窒化防止処理
工程を実施する点で従来技術とは異なっている。
【0042】そして、熱処理工程を経たピストン31の
かしめ部31Aの表面に対し、その全周に亘って軟窒化
防止剤Gを付着させるように塗布する(軟窒化防止工
程)。ここで、軟窒化防止剤Gとしては、例えば酸化錫
(SnO),シリカ(SIO2)およびキシレン(C4
H4(CH3 )2 )等の混合物からなる、商品名「コン
ドルサルN525」(パーカ熱処理工業(株))等が用
いられる。
かしめ部31Aの表面に対し、その全周に亘って軟窒化
防止剤Gを付着させるように塗布する(軟窒化防止工
程)。ここで、軟窒化防止剤Gとしては、例えば酸化錫
(SnO),シリカ(SIO2)およびキシレン(C4
H4(CH3 )2 )等の混合物からなる、商品名「コン
ドルサルN525」(パーカ熱処理工業(株))等が用
いられる。
【0043】このようにして、かしめ部31Aの表面に
軟窒化防止剤Gを塗布した状態で、ピストン31に対し
ガス軟窒化等の軟窒化処理(第2の軟窒化処理工程)を
行い、その後、かしめ部31Aの表面に塗布した軟窒化
処理剤Gをブラシ等によって除去する(除去工程)。
軟窒化防止剤Gを塗布した状態で、ピストン31に対し
ガス軟窒化等の軟窒化処理(第2の軟窒化処理工程)を
行い、その後、かしめ部31Aの表面に塗布した軟窒化
処理剤Gをブラシ等によって除去する(除去工程)。
【0044】これにより、ピストン31の表面の大部分
には、耐摩耗性や耐疲労性に優れた窒化化合物層35が
形成されるが、軟窒化防止剤Gにより覆われたかしめ部
31Aの内,外周面側は、窒化化合物層35が形成され
ない非軟窒化層36,36となる。ここで、該各非軟窒
化層36は、例えば図9に例示したように、ピストン3
1等の母材Dの表面に拡散層Eのみが形成された状態と
同様となる。そして、非軟窒化層36は、表面に窒化化
合物層35が形成されていないために、図10中に破線
で示す特性線のように、表面硬度がHv 400程度とな
り優れた靭性を有するものとなる。
には、耐摩耗性や耐疲労性に優れた窒化化合物層35が
形成されるが、軟窒化防止剤Gにより覆われたかしめ部
31Aの内,外周面側は、窒化化合物層35が形成され
ない非軟窒化層36,36となる。ここで、該各非軟窒
化層36は、例えば図9に例示したように、ピストン3
1等の母材Dの表面に拡散層Eのみが形成された状態と
同様となる。そして、非軟窒化層36は、表面に窒化化
合物層35が形成されていないために、図10中に破線
で示す特性線のように、表面硬度がHv 400程度とな
り優れた靭性を有するものとなる。
【0045】一方、ピストンシュー16は、従来技術に
よる製造方法と同様の方法で製造されている。
よる製造方法と同様の方法で製造されている。
【0046】そして、ピストン31の凹球面部32にピ
ストンシュー16の球面継手部17を嵌合し、ピストン
31先端側のかしめ部31Aをその全周に亘って縮径さ
せる(矢印F方向にかしめる)ことにより、凹球面部3
2内に球面継手部17が抜止め状態に保持され、ピスト
ン31の先端側にピストンシュー16が揺動可能に結合
される(結合工程)。これにより、図1および図2に示
す如くの、先端側にピストンシュー16が揺動可能に結
合され、かしめ部31Aの内,外周面側が非軟窒化層3
6,36となり、それ以外の表面側に窒化化合物層35
が形成されたピストン31が製造される。
ストンシュー16の球面継手部17を嵌合し、ピストン
31先端側のかしめ部31Aをその全周に亘って縮径さ
せる(矢印F方向にかしめる)ことにより、凹球面部3
2内に球面継手部17が抜止め状態に保持され、ピスト
ン31の先端側にピストンシュー16が揺動可能に結合
される(結合工程)。これにより、図1および図2に示
す如くの、先端側にピストンシュー16が揺動可能に結
合され、かしめ部31Aの内,外周面側が非軟窒化層3
6,36となり、それ以外の表面側に窒化化合物層35
が形成されたピストン31が製造される。
【0047】この場合、結合工程においてピストン31
のかしめ部31Aの内,外周面側には窒化化合物層が形
成されていないから、かしめ部31Aをその全周に亘っ
て縮径させるかしめ加工を行っても、かしめ部31Aの
周囲にクラック等が発生するのを確実に防止できる。従
って、従来技術で述べた如くの、ピストン12のかしめ
部12A表面側から窒化化合物層23を除去するための
煩わしい旋削加工を伴う旋削加工工程が不要となり、ピ
ストン31等の製造時の作業性を大幅に向上することが
できると共に、部品製造コストを低減することができ
る。また、各ピストン先端側の肉厚を均一化できるか
ら、部品精度の管理を容易に行うことができる。
のかしめ部31Aの内,外周面側には窒化化合物層が形
成されていないから、かしめ部31Aをその全周に亘っ
て縮径させるかしめ加工を行っても、かしめ部31Aの
周囲にクラック等が発生するのを確実に防止できる。従
って、従来技術で述べた如くの、ピストン12のかしめ
部12A表面側から窒化化合物層23を除去するための
煩わしい旋削加工を伴う旋削加工工程が不要となり、ピ
ストン31等の製造時の作業性を大幅に向上することが
できると共に、部品製造コストを低減することができ
る。また、各ピストン先端側の肉厚を均一化できるか
ら、部品精度の管理を容易に行うことができる。
【0048】ここで、ピストン31とピストンシュー1
6との引抜き強度を測定すると、図11中にサンプル
(c)として示すように、上述したサンプル(b)と略
同程度の引抜き強度が得られ、従って、ピストン31と
ピストンシュー16とが適正な引抜き強度をもって結合
されたことが確認できた。
6との引抜き強度を測定すると、図11中にサンプル
(c)として示すように、上述したサンプル(b)と略
同程度の引抜き強度が得られ、従って、ピストン31と
ピストンシュー16とが適正な引抜き強度をもって結合
されたことが確認できた。
【0049】本実施例による斜板型液圧モータは上述の
如き各工程を経て製造されたピストン31等を備えるも
ので、その基本的作動については従来技術によるものと
格別差異はない。
如き各工程を経て製造されたピストン31等を備えるも
ので、その基本的作動については従来技術によるものと
格別差異はない。
【0050】然るに、本実施例においては、ピストン3
1に対する軟窒化処理を行う前段階で、凹球面部32の
開口端側に軟窒化防止剤Gを塗布することにより、かし
め部31Aの内,外周面側に非軟窒化層36,36を形
成したから、結合工程のかしめ加工時にかしめ部31A
の周囲にクラックが発生するのを確実に防止した状態
で、ピストン31とピストンシュー16とを適正な引抜
き強度をもって結合することができる。従って、従来技
術で述べた如くの、ピストン12のかしめ部12A表面
側から窒化化合物層23を除去するための旋削加工工程
が不要となり、ピストン31等の製造時の作業性を大幅
に向上することができると共に、部品製造コストを低減
することができる。
1に対する軟窒化処理を行う前段階で、凹球面部32の
開口端側に軟窒化防止剤Gを塗布することにより、かし
め部31Aの内,外周面側に非軟窒化層36,36を形
成したから、結合工程のかしめ加工時にかしめ部31A
の周囲にクラックが発生するのを確実に防止した状態
で、ピストン31とピストンシュー16とを適正な引抜
き強度をもって結合することができる。従って、従来技
術で述べた如くの、ピストン12のかしめ部12A表面
側から窒化化合物層23を除去するための旋削加工工程
が不要となり、ピストン31等の製造時の作業性を大幅
に向上することができると共に、部品製造コストを低減
することができる。
【0051】また、ピストン31とピストンシュー16
とを揺動可能に結合する結合工程の前に、軟窒化処理工
程を実施し、ピストン31およびピストンシュー16の
表面側を硬化させるようにしたから、シリンダ10およ
び斜板2等に対して摺動するピストン31およびピスト
ンシュー16の耐摩耗性を高めることができ、耐久性や
寿命を大幅に向上できる。
とを揺動可能に結合する結合工程の前に、軟窒化処理工
程を実施し、ピストン31およびピストンシュー16の
表面側を硬化させるようにしたから、シリンダ10およ
び斜板2等に対して摺動するピストン31およびピスト
ンシュー16の耐摩耗性を高めることができ、耐久性や
寿命を大幅に向上できる。
【0052】本実施例による斜板型液圧モータの他の構
成および作用効果は、図4に示す従来技術と同様であ
る。
成および作用効果は、図4に示す従来技術と同様であ
る。
【0053】なお、前記実施例においては斜板型液圧モ
ータを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、例えば斜板型液圧ポンプにも適用することが
できる。
ータを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、例えば斜板型液圧ポンプにも適用することが
できる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明による
斜板型液圧回転機によれば、各ピストンにおける結合部
の内,外周面を除いた部位に軟窒化層を形成することに
より、各ピストンの結合部に軟窒化層が形成されるのが
防止できるから、各ピストンの結合部表面側から軟窒化
層を除去するための旋削加工等を伴うことなく、適正な
引抜き強度をもって各ピストンと各摺動部材とを結合す
ることができる。
斜板型液圧回転機によれば、各ピストンにおける結合部
の内,外周面を除いた部位に軟窒化層を形成することに
より、各ピストンの結合部に軟窒化層が形成されるのが
防止できるから、各ピストンの結合部表面側から軟窒化
層を除去するための旋削加工等を伴うことなく、適正な
引抜き強度をもって各ピストンと各摺動部材とを結合す
ることができる。
【0055】また、請求項2の発明による斜板型液圧回
転機の製造方法によれば、各ピストンにおける凹球面部
の開口端側に軟窒化防止剤を付着させた後に、各ピスト
ンに対して軟窒化処理を行うことにより、各ピストンの
結合部の内,外周面側に軟窒化層が形成されない状態
で、各ピストンの凹球面部開口端を縮径させて各摺動部
材と結合するようにしたから、ピストンの結合部にクラ
ック等を発生させることなく、各ピストンと各摺動部材
とを適正な引抜き強度をもって結合することができる。
しかも、ピストンと摺動部材とを結合する前段階での、
ピストンの結合部表面側から軟窒化層を除去するための
旋削加工工程を不要にできるから、ピストン等の製造時
における作業性を大幅に向上することができると共に、
部品製造コストを低減することができる。また、各ピス
トン先端側の肉厚を均一化できるから、部品精度の管理
を容易に行うことができる。
転機の製造方法によれば、各ピストンにおける凹球面部
の開口端側に軟窒化防止剤を付着させた後に、各ピスト
ンに対して軟窒化処理を行うことにより、各ピストンの
結合部の内,外周面側に軟窒化層が形成されない状態
で、各ピストンの凹球面部開口端を縮径させて各摺動部
材と結合するようにしたから、ピストンの結合部にクラ
ック等を発生させることなく、各ピストンと各摺動部材
とを適正な引抜き強度をもって結合することができる。
しかも、ピストンと摺動部材とを結合する前段階での、
ピストンの結合部表面側から軟窒化層を除去するための
旋削加工工程を不要にできるから、ピストン等の製造時
における作業性を大幅に向上することができると共に、
部品製造コストを低減することができる。また、各ピス
トン先端側の肉厚を均一化できるから、部品精度の管理
を容易に行うことができる。
【図1】本発明の実施例によるピストンおよびピストン
シューを示す縦断面図である。
シューを示す縦断面図である。
【図2】図1中の要部を拡大して示す断面図である。
【図3】図1中のピストンおよびピストンシューの各製
造工程等を示す縦断面図である。
造工程等を示す縦断面図である。
【図4】従来技術による斜板型液圧モータを示す縦断面
図である。
図である。
【図5】図4中のピストンの各製造工程等を示す縦断面
図である。
図である。
【図6】図4中のピストンおよびピストンシューを示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図7】図6中の要部を拡大して示す断面図である。
【図8】母材の表面に窒化化合物層が形成された状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】図8中の窒化化合物層を除去した状態を示す断
面図である。
面図である。
【図10】母材の表面深さと硬度との関係を示す特性線
図である。
図である。
【図11】ピストンとピストンシューとの引抜き強度を
示すサンプル(a),(b),(c)の線図である。
示すサンプル(a),(b),(c)の線図である。
1 ケーシング 2 斜板 6 回転軸 9 シリンダブロック 10 シリンダ 16 ピストンシュー(摺動部材) 17 球面継手部 18 ディスク部(摺動部) 21 油通路 31 ピストン 31A かしめ部(結合部) 32 凹球面部 35 窒化化合物層(軟窒化層) 36 非軟窒化層 G 軟窒化防止剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪野 和幸 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 小林 剛 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 斜板が設けられたケーシングと、該ケー
シングに回転軸を介して設けられ、前記斜板と対向して
回転するシリンダブロックと、該シリンダブロックに穿
設した複数のシリンダ内に摺動可能に設けられ、先端側
に凹球面部が形成された複数のピストンと、前記凹球面
部に嵌合する球面継手部を介して該各ピストンの先端側
に揺動自在に結合され、前記シリンダブロックの回転に
伴って前記斜板上を摺動する複数の摺動部材とを備えて
なる斜板型液圧回転機において、前記各ピストンには、
前記凹球面部の開口端側に位置し、該凹球面部内に前記
摺動部材の球面継手部を揺動自在に結合する結合部を形
成し、かつ前記各ピストンの表面側には、該結合部の
内,外周面を除いて軟窒化層を形成したことを特徴とす
る斜板型液圧回転機。 - 【請求項2】 斜板が設けられたケーシングと、該ケー
シングに回転軸を介して設けられ、前記斜板と対向して
回転するシリンダブロックと、該シリンダブロックに穿
設した複数のシリンダ内に摺動可能に設けられ、先端側
に凹球面部が形成された複数のピストンと、前記凹球面
部に嵌合する球面継手部を介して該各ピストンの先端側
に揺動自在に結合され、前記シリンダブロックの回転に
伴って前記斜板上を摺動する複数の摺動部材とを備えて
なる斜板型液圧回転機の製造方法であって、前記各ピス
トンに対し焼入れ焼戻し処理を行う熱処理工程と、前記
凹球面部の開口端側に軟窒化防止剤を付着させる軟窒化
防止処理工程と、前記凹球面部の開口端側に軟窒化防止
剤が付着した各ピストンに対し軟窒化処理を行う軟窒化
処理工程と、軟窒化処理された各ピストンの凹球面部に
各摺動部材の球面継手部を嵌合して各凹球面部の開口端
側を縮径させる結合工程とからなる斜板型液圧回転機の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244790A JPH0882279A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 斜板型液圧回転機およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244790A JPH0882279A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 斜板型液圧回転機およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882279A true JPH0882279A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=17123973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6244790A Pending JPH0882279A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 斜板型液圧回転機およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0882279A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5724733A (en) * | 1996-08-08 | 1998-03-10 | Caterpillar Inc. | Method of producing a piston assembly |
| FR2770591A1 (fr) * | 1997-10-30 | 1999-05-07 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Sabot pour compresseur a plateau batteur et procede de fabrication de ce sabot |
| JP2002098078A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧縮機および圧縮機部品の製造方法 |
| CN101871420A (zh) * | 2010-05-28 | 2010-10-27 | 北京航空航天大学 | 舵叶轴固定式二自由度球形液压马达 |
| CH714075A1 (de) * | 2017-08-21 | 2019-02-28 | Liebherr Machines Bulle Sa | Verfahren zur Herstellung einer Kugel-Gelenk-Verbindung sowie Kugel-Gelenk-Verbindung. |
| CN109690141A (zh) * | 2016-09-29 | 2019-04-26 | 爱信艾达株式会社 | 齿圈以及齿圈的制造方法 |
| CN114687977A (zh) * | 2022-03-24 | 2022-07-01 | 宁波派锐森液压有限公司 | 一种柱塞滑靴组件 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP6244790A patent/JPH0882279A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5724733A (en) * | 1996-08-08 | 1998-03-10 | Caterpillar Inc. | Method of producing a piston assembly |
| FR2770591A1 (fr) * | 1997-10-30 | 1999-05-07 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Sabot pour compresseur a plateau batteur et procede de fabrication de ce sabot |
| JP2002098078A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧縮機および圧縮機部品の製造方法 |
| CN101871420A (zh) * | 2010-05-28 | 2010-10-27 | 北京航空航天大学 | 舵叶轴固定式二自由度球形液压马达 |
| CN109690141A (zh) * | 2016-09-29 | 2019-04-26 | 爱信艾达株式会社 | 齿圈以及齿圈的制造方法 |
| CH714075A1 (de) * | 2017-08-21 | 2019-02-28 | Liebherr Machines Bulle Sa | Verfahren zur Herstellung einer Kugel-Gelenk-Verbindung sowie Kugel-Gelenk-Verbindung. |
| CN114687977A (zh) * | 2022-03-24 | 2022-07-01 | 宁波派锐森液压有限公司 | 一种柱塞滑靴组件 |
| CN114687977B (zh) * | 2022-03-24 | 2024-05-28 | 宁波派锐森液压有限公司 | 一种柱塞滑靴组件 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0882279A (ja) | 斜板型液圧回転機およびその製造方法 | |
| JPS6048567B2 (ja) | 玉継手の硬化法 | |
| JPH0882278A (ja) | 斜板型液圧回転機およびその製造方法 | |
| JPH1089241A (ja) | 斜板式液圧回転機 | |
| US4819517A (en) | Selected bearing couple for a rock bit journal and method for making same | |
| JPS63219890A (ja) | ロ−タリ式圧縮機用組合せクランクシヤフト | |
| JP2001065448A (ja) | 斜板型液圧回転機のピストン及びシューの製造方法 | |
| US6877418B2 (en) | Shoe for a hydraulic apparatus and manufacturing method thereof | |
| EP1193394B1 (en) | Two piece barrel design for a hydraulic oil pump | |
| JPH10141245A (ja) | ギアポンプ | |
| EP1930589B1 (en) | Cladded axial motor/pump piston and method of producing same | |
| US5658137A (en) | Vane rotator with conical bearing and brake | |
| JP3073845B2 (ja) | 斜板型ピストンポンプまたはモータ | |
| CN102812245B (zh) | 斜轴式液压回转机 | |
| JP2005257035A (ja) | 多層軸受材料 | |
| JPH09264107A (ja) | タペット | |
| JP2001193669A (ja) | ベーンポンプ用カムリング | |
| JPH07102913A (ja) | ローラー | |
| JPH06317248A (ja) | 油圧ポンプ・モータ | |
| KR0152824B1 (ko) | 밀폐형 회전식 압축기의 베인 제조방법 | |
| JPH0658276A (ja) | ロータリー圧縮機 | |
| JPH0972278A (ja) | 斜板式圧縮機 | |
| JP2003343450A (ja) | 表面処理ピストンを備えた流体機械 | |
| FR3143694A1 (fr) | Systeme d’arbre comprenant un pignon d’entraînement en métal fritté serré sur un arbre | |
| JPS63299876A (ja) | 外周に銅合金層を有する支持軸の製造方法 |