JPH088229Y2 - 防音扉の気密装置 - Google Patents
防音扉の気密装置Info
- Publication number
- JPH088229Y2 JPH088229Y2 JP14592889U JP14592889U JPH088229Y2 JP H088229 Y2 JPH088229 Y2 JP H088229Y2 JP 14592889 U JP14592889 U JP 14592889U JP 14592889 U JP14592889 U JP 14592889U JP H088229 Y2 JPH088229 Y2 JP H088229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soundproof door
- airtight
- airtight material
- opening
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案に係る防音扉の気密装置は、放送局のスタジ
オ等を仕切る壁面の様に、高度の遮音性を要求される壁
面に設けた開口部を塞ぐ防音扉と上記壁面との間部分
に、この間部分から漏れる音を極力少なくする為に設け
るものである。
オ等を仕切る壁面の様に、高度の遮音性を要求される壁
面に設けた開口部を塞ぐ防音扉と上記壁面との間部分
に、この間部分から漏れる音を極力少なくする為に設け
るものである。
(従来の技術) 放送局に於いて、隣り合うスタジオ同士を仕切る壁面
に設けた開口部を開閉する為の扉は、上記隣り合うスタ
ジオ同士の間で音が漏れない様にする為、高度の遮音性
(例えば60dB程度)を要求される。
に設けた開口部を開閉する為の扉は、上記隣り合うスタ
ジオ同士の間で音が漏れない様にする為、高度の遮音性
(例えば60dB程度)を要求される。
この為従来から、扉自体を厚く、しかも高度の遮音性
を有する構造とすると共に、上記開口部の周囲前面と上
記扉の後面外周縁寄り部分との一方の面に気密材を支持
して、上記扉の閉鎖時にこの気密材を、上記前面と後面
との間で押圧して、扉の後面と壁の前面との間から漏れ
る音を極力少なくする様にしている。
を有する構造とすると共に、上記開口部の周囲前面と上
記扉の後面外周縁寄り部分との一方の面に気密材を支持
して、上記扉の閉鎖時にこの気密材を、上記前面と後面
との間で押圧して、扉の後面と壁の前面との間から漏れ
る音を極力少なくする様にしている。
第3図は、従来から考えられていた、この様な防音扉
の気密装置の1例を示している。
の気密装置の1例を示している。
壁1の前面(第3図の左面)には、この壁1に形成さ
れた開口部2の周囲を囲んで、枠状の支持板3が固着さ
れている。この支持板3の前面には3本の係止溝4、4
が、それぞれ上記開口部2の全周を囲む状態で形成され
ており、各係止溝4、4に、それぞれ気密材5、5を係
止している。
れた開口部2の周囲を囲んで、枠状の支持板3が固着さ
れている。この支持板3の前面には3本の係止溝4、4
が、それぞれ上記開口部2の全周を囲む状態で形成され
ており、各係止溝4、4に、それぞれ気密材5、5を係
止している。
各気密材5、5は、シリコンゴム等の弾性材により中
空に形成されたもので、防音扉6の閉鎖時には各気密材
5、5が、この防音扉6の後面(第3図の右面)と上記
壁1の前面とで弾性的に圧縮され、両面間の気密を保持
して、この両面間から漏れる音を少なくする。
空に形成されたもので、防音扉6の閉鎖時には各気密材
5、5が、この防音扉6の後面(第3図の右面)と上記
壁1の前面とで弾性的に圧縮され、両面間の気密を保持
して、この両面間から漏れる音を少なくする。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上述の様に構成される従来の防音扉の気密
装置の場合、各気密材5、5として、総て同じものを使
用していた為、必ずしも十分な遮音性能を得る事が出来
なかった。
装置の場合、各気密材5、5として、総て同じものを使
用していた為、必ずしも十分な遮音性能を得る事が出来
なかった。
例えば、本考案者が行なった実験によると、第3図に
示す様に設けられた、シリコンゴムスポンジ製で中空の
気密材5、5を、防音扉6の閉鎖に伴なって5mm圧縮し
た場合、気密材装着部分に於ける遮音性は、第2図に実
線aで示す様になった。又、各気密材5、5の圧縮量を
8mmとした場合、遮音性は、同図に破線bで示す様にな
った。
示す様に設けられた、シリコンゴムスポンジ製で中空の
気密材5、5を、防音扉6の閉鎖に伴なって5mm圧縮し
た場合、気密材装着部分に於ける遮音性は、第2図に実
線aで示す様になった。又、各気密材5、5の圧縮量を
8mmとした場合、遮音性は、同図に破線bで示す様にな
った。
隣り合うスタジオ同士の間で音が漏れた場合に、人間
の耳に敏感に感じる音は、1000Hzを越す様な、比較的高
い周波数であるが、第2図の実線a及び破線bから明ら
かな通り、従来の防音扉の気密装置の場合、肝心な周波
数域での遮音性能が、必ずしも十分でなかった。
の耳に敏感に感じる音は、1000Hzを越す様な、比較的高
い周波数であるが、第2図の実線a及び破線bから明ら
かな通り、従来の防音扉の気密装置の場合、肝心な周波
数域での遮音性能が、必ずしも十分でなかった。
本考案の防音扉の気密装置は、この様な不都合を解消
するものである。
するものである。
(課題を解決する為の手段) 本考案の防音扉の気密装置は、前述した従来の防音扉
の気密装置と同様に、建物の壁面に設けられた開口部
と、この開口部を閉鎖自在な大きさと形状とを有する防
音扉と、上記開口部の周囲前面と上記防音扉の後面外周
縁寄り部分との一方の面に支持され、上記防音扉の閉鎖
時に、上記前面と後面との間で押圧される気密材とから
構成されている。
の気密装置と同様に、建物の壁面に設けられた開口部
と、この開口部を閉鎖自在な大きさと形状とを有する防
音扉と、上記開口部の周囲前面と上記防音扉の後面外周
縁寄り部分との一方の面に支持され、上記防音扉の閉鎖
時に、上記前面と後面との間で押圧される気密材とから
構成されている。
更に、本考案の防音扉の気密装置に於いては、上記気
密材を少なくとも二重に設けると共に、二重に設けられ
た第一の気密材の硬度及び断面形状と第二の気密材の硬
度及び断面形状とを、互いに異ならせている。
密材を少なくとも二重に設けると共に、二重に設けられ
た第一の気密材の硬度及び断面形状と第二の気密材の硬
度及び断面形状とを、互いに異ならせている。
(作用) 上述の様に構成される本考案の防音扉の気密装置の場
合、第一、第二の気密材の共働作用により、壁の前面と
防音扉の後面との間から音が漏れる量を少なくする事が
出来、特に人間の耳が敏感に感じる、1000Hzを越す周波
数域の音の漏れを十分に少なくする事が出来る。
合、第一、第二の気密材の共働作用により、壁の前面と
防音扉の後面との間から音が漏れる量を少なくする事が
出来、特に人間の耳が敏感に感じる、1000Hzを越す周波
数域の音の漏れを十分に少なくする事が出来る。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本考案を更に詳し
く説明する。
く説明する。
第1図は本考案の防音扉の気密装置の実施例を示す、
部分断面図である。
部分断面図である。
前述した従来の防音扉の気密装置と同様、壁1の前面
(第3図の左面)には、この壁1に形成された開口部2
の周囲を囲んで、枠状の支持板3が固着されており、こ
の支持板3の前面に3本の係止溝4、4を、それぞれ上
記開口部2の全周を囲む状態で形成している。
(第3図の左面)には、この壁1に形成された開口部2
の周囲を囲んで、枠状の支持板3が固着されており、こ
の支持板3の前面に3本の係止溝4、4を、それぞれ上
記開口部2の全周を囲む状態で形成している。
上記各係止溝4、4には、それぞれ第一、第二の気密
材5a、5aを係止しているが、本考案の防音扉の気密装置
に於いては、中間部に支持された第一の気密材5aの硬度
及び断面形状と、外周側及び内周側に支持された第二の
気密材5b、5bの硬度及び断面形状とを、互いに異ならせ
ている。
材5a、5aを係止しているが、本考案の防音扉の気密装置
に於いては、中間部に支持された第一の気密材5aの硬度
及び断面形状と、外周側及び内周側に支持された第二の
気密材5b、5bの硬度及び断面形状とを、互いに異ならせ
ている。
即ち、中間部に支持された第一の気密材5aは、前述し
た従来の防音扉の気密装置を構成する気密材5、5(第
3図)と同様に、シリコンゴムスポンジ製でチューブ状
に形成されている。但し、外周側(第1図の下側)及び
内周側(同じく上側)に支持された第二の気密材5b、5b
は、上記第一の気密材5aとは異なり、硬質ネオプレンゴ
ムにより、断面が矩形の充実体とされている。
た従来の防音扉の気密装置を構成する気密材5、5(第
3図)と同様に、シリコンゴムスポンジ製でチューブ状
に形成されている。但し、外周側(第1図の下側)及び
内周側(同じく上側)に支持された第二の気密材5b、5b
は、上記第一の気密材5aとは異なり、硬質ネオプレンゴ
ムにより、断面が矩形の充実体とされている。
上述の様に構成される本考案の防音扉の気密装置の場
合、三重に設けられた第一、第二の気密材5a、5bの共働
作用により、壁1の前面と防音扉6の後面との間から音
が漏れる量を少なくする事が出来、特に人間の耳が敏感
に感じる、1000Hzを越す周波数域の音の漏れを十分に少
なくする事が出来る。
合、三重に設けられた第一、第二の気密材5a、5bの共働
作用により、壁1の前面と防音扉6の後面との間から音
が漏れる量を少なくする事が出来、特に人間の耳が敏感
に感じる、1000Hzを越す周波数域の音の漏れを十分に少
なくする事が出来る。
例えば、本考案者の行なった実験によると、第1図に
示す様に、内周側の係止溝4と外周側の係止溝4とに第
二の気密材5b、5bを装着し、中間部の係止溝4に第一の
気密材5aを装着し、各気密材5a、5bをそれぞれ5mm圧縮
した場合、気密材装着部分に於ける遮音性は、第2図に
鎖線cで示す様になった。
示す様に、内周側の係止溝4と外周側の係止溝4とに第
二の気密材5b、5bを装着し、中間部の係止溝4に第一の
気密材5aを装着し、各気密材5a、5bをそれぞれ5mm圧縮
した場合、気密材装着部分に於ける遮音性は、第2図に
鎖線cで示す様になった。
又、内周側の係止溝4と中間部の係止溝4とに第一の
気密材5aを装着し、外周側の係止溝4に第二の気密材5b
を装着し、各気密材5a、5bをそれぞれ5mm圧縮した場
合、気密材装着部分に於ける遮音性は、第2図に鎖線d
で示す様になった。
気密材5aを装着し、外周側の係止溝4に第二の気密材5b
を装着し、各気密材5a、5bをそれぞれ5mm圧縮した場
合、気密材装着部分に於ける遮音性は、第2図に鎖線d
で示す様になった。
この実験から明らかな様に、本考案の防音扉の気密装
置は、全体的に良好な遮音性能を発揮し、特に人間にと
って敏感に感じられる1000Hzを越す様な、比較的周波数
の高い音を、効果的に減衰する。
置は、全体的に良好な遮音性能を発揮し、特に人間にと
って敏感に感じられる1000Hzを越す様な、比較的周波数
の高い音を、効果的に減衰する。
(考案の効果) 本考案の防音扉の気密装置は、以上に述べた通り構成
され作用するが、壁の前面と防音扉の後面との間から音
が漏れる量を少なくする事が出来、特に人間の耳が敏感
に感じる、1000Hzを越す周波数域の音の漏れを十分に少
なくする事が出来る為、放送局のスタジオ等、高度の遮
音性を要求される場所での要求を満たし、この様な空間
の利用効率を上げる事が出来る。
され作用するが、壁の前面と防音扉の後面との間から音
が漏れる量を少なくする事が出来、特に人間の耳が敏感
に感じる、1000Hzを越す周波数域の音の漏れを十分に少
なくする事が出来る為、放送局のスタジオ等、高度の遮
音性を要求される場所での要求を満たし、この様な空間
の利用効率を上げる事が出来る。
第1図は本考案の防音扉の気密装置の実施例を示す部分
断面図、第2図は気密装置による遮音性能を示す線図、
第3図は従来の防音扉の気密装置の1例を示す部分断面
図である。 1:壁、2:開口部、3:支持板、4:係止溝、5:気密材、5a:
第一の気密材、5b:第二の気密材、6:防音扉。
断面図、第2図は気密装置による遮音性能を示す線図、
第3図は従来の防音扉の気密装置の1例を示す部分断面
図である。 1:壁、2:開口部、3:支持板、4:係止溝、5:気密材、5a:
第一の気密材、5b:第二の気密材、6:防音扉。
Claims (1)
- 【請求項1】建物の壁面に設けられた開口部と、この開
口部を閉鎖自在な大きさと形状とを有する防音扉と、上
記開口部の周囲前面と上記防音扉の後面外周縁寄り部分
との一方の面に支持され、上記防音扉の閉鎖時に、上記
前面と後面との間で押圧される気密材とから成る、防音
扉の気密装置に於いて、上記気密材を少なくとも二重に
設けると共に、二重に設けられた第一の気密材の硬度及
び断面形状と第二の気密材の硬度及び断面形状とを、互
いに異ならせた事を特徴とする、防音扉の気密装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14592889U JPH088229Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 防音扉の気密装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14592889U JPH088229Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 防音扉の気密装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0384393U JPH0384393U (ja) | 1991-08-27 |
| JPH088229Y2 true JPH088229Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31692545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14592889U Expired - Lifetime JPH088229Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 防音扉の気密装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088229Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101296977B1 (ko) * | 2011-12-21 | 2013-08-14 | 최선희 | 매듭을 이용하여 조이고 풀 수 있는 고리가 구성된 액세서리용 줄과 그 제작방법 |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP14592889U patent/JPH088229Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0384393U (ja) | 1991-08-27 |
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