JPH088271A - バイポーラトランジスタのエミッタ構造およびその製造方法 - Google Patents
バイポーラトランジスタのエミッタ構造およびその製造方法Info
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- JPH088271A JPH088271A JP6159249A JP15924994A JPH088271A JP H088271 A JPH088271 A JP H088271A JP 6159249 A JP6159249 A JP 6159249A JP 15924994 A JP15924994 A JP 15924994A JP H088271 A JPH088271 A JP H088271A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、基板表面近傍におけるエミッタ層
とベース層との接合部における接合耐圧を向上させて接
合リークの発生を抑え、かつ結晶欠陥の発生を抑えて、
バイポーラトランジのトランジスタ特性の向上を図る。 【構成】 ベース層21の上層の一部分に形成した高濃
度拡散層22と、そのベース層21内における高濃度拡
散層22の側周にこの高濃度拡散層22よりも浅い接合
を有する状態に形成した低濃度拡散層23とからなる構
造のエミッタ層24である。
とベース層との接合部における接合耐圧を向上させて接
合リークの発生を抑え、かつ結晶欠陥の発生を抑えて、
バイポーラトランジのトランジスタ特性の向上を図る。 【構成】 ベース層21の上層の一部分に形成した高濃
度拡散層22と、そのベース層21内における高濃度拡
散層22の側周にこの高濃度拡散層22よりも浅い接合
を有する状態に形成した低濃度拡散層23とからなる構
造のエミッタ層24である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポーラトランジス
タのエミッタ構造およびその製造方法に関するものであ
る。
タのエミッタ構造およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】バイポーラトランジスタのエミッタ構造
を図6に示す概略断面図によって説明する。図では縦型
NPNバイポーラトランジスタ101を示す。
を図6に示す概略断面図によって説明する。図では縦型
NPNバイポーラトランジスタ101を示す。
【0003】図に示すように、半導体基体111の上層
にはP+ 型拡散層からなるベース層112が形成されて
いる。このベース層112の上層の一部分にはN+ 型拡
散層からなるエミッタ層113が形成されている。また
上記半導体基体111の表面には、層間絶縁膜121が
形成されている。さらにこの層間絶縁膜121上には、
エミッタ層113およびベース層112のそれぞれに接
続するエミッタ電極131およびベース電極132が形
成されている。
にはP+ 型拡散層からなるベース層112が形成されて
いる。このベース層112の上層の一部分にはN+ 型拡
散層からなるエミッタ層113が形成されている。また
上記半導体基体111の表面には、層間絶縁膜121が
形成されている。さらにこの層間絶縁膜121上には、
エミッタ層113およびベース層112のそれぞれに接
続するエミッタ電極131およびベース電極132が形
成されている。
【0004】ここで上記バイポーラトランジスタのエミ
ッタ層113とベース層112とにおける不純物濃度分
布を図7によって説明する。なお、この図の縦軸は不純
物濃度を示し、横軸はベース層112およびエミッタ層
113の表面レベル(エミッタ層113とエミッタ電極
131との界面レベル)からの拡散深さを示す。
ッタ層113とベース層112とにおける不純物濃度分
布を図7によって説明する。なお、この図の縦軸は不純
物濃度を示し、横軸はベース層112およびエミッタ層
113の表面レベル(エミッタ層113とエミッタ電極
131との界面レベル)からの拡散深さを示す。
【0005】図に示すように、ベース層(112)を形
成するP型不純物の濃度曲線Dpは、拡散深さが深くな
るに連れて低くなっている。これは、ベース層(11
2)内に内部電界を形成することでキャリア移動度を大
きくしてトランジスタの動作速度を高めるためである。
そしてベース層(112)の拡散深さはおよそ0.5μ
mになっている。
成するP型不純物の濃度曲線Dpは、拡散深さが深くな
るに連れて低くなっている。これは、ベース層(11
2)内に内部電界を形成することでキャリア移動度を大
きくしてトランジスタの動作速度を高めるためである。
そしてベース層(112)の拡散深さはおよそ0.5μ
mになっている。
【0006】また、エミッタ層(113)を形成するN
型不純物の濃度曲線Dnは、上記濃度曲線Dpと同様に
拡散深さが深くなるに連れて低くなっているが、濃度曲
線Dpよりも拡散深さが浅くなっている。エミッタ層
(113)の拡散深さはおよそ0.3μmになってい
る。
型不純物の濃度曲線Dnは、上記濃度曲線Dpと同様に
拡散深さが深くなるに連れて低くなっているが、濃度曲
線Dpよりも拡散深さが浅くなっている。エミッタ層
(113)の拡散深さはおよそ0.3μmになってい
る。
【0007】そして基板表面近傍におけるエミッタ層
(113)とベース層(112)との接合は、エミッタ
層(113)を形成するN型不純物の濃度が1020cm
-3であり、ベース層112を形成するP型拡散層の濃度
が1018cm-3になっている。そのため、高濃度のPN
接合になっている。
(113)とベース層(112)との接合は、エミッタ
層(113)を形成するN型不純物の濃度が1020cm
-3であり、ベース層112を形成するP型拡散層の濃度
が1018cm-3になっている。そのため、高濃度のPN
接合になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バイポーラトランジスタでは、基板表面近傍におけるエ
ミッタ層とベース層とのPN接合が高濃度な接合になっ
ているため、その接合耐圧は、例えばおよそ3.7Vで
ある。このように接合耐圧が小さいと、耐圧以下の印加
電圧であってもトンネル性のリーク電流が発生する。ま
た、上記PN接合が2種の高濃度不純物が混在する状態
で形成されていることから、その接合部もしくはその近
傍に結晶欠陥が誘発され易い。結晶欠陥が発生した場合
には、例えば結晶欠陥によるリーク電流が発生するた
め、バイポーラトランジスタの電気的特性が劣化する。
バイポーラトランジスタでは、基板表面近傍におけるエ
ミッタ層とベース層とのPN接合が高濃度な接合になっ
ているため、その接合耐圧は、例えばおよそ3.7Vで
ある。このように接合耐圧が小さいと、耐圧以下の印加
電圧であってもトンネル性のリーク電流が発生する。ま
た、上記PN接合が2種の高濃度不純物が混在する状態
で形成されていることから、その接合部もしくはその近
傍に結晶欠陥が誘発され易い。結晶欠陥が発生した場合
には、例えば結晶欠陥によるリーク電流が発生するた
め、バイポーラトランジスタの電気的特性が劣化する。
【0009】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、バイポーラトランジスタにおけるエミッタ層
とベース層との接合部における「接合耐圧の低下」、
「接合リークの発生」および「結晶欠陥の発生」といっ
た不都合を解決するのに優れたバイポーラトランジスタ
のエミッタ構造およびその製造方法を提供することを目
的とする。
たもので、バイポーラトランジスタにおけるエミッタ層
とベース層との接合部における「接合耐圧の低下」、
「接合リークの発生」および「結晶欠陥の発生」といっ
た不都合を解決するのに優れたバイポーラトランジスタ
のエミッタ構造およびその製造方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたバイポーラトランジスタのエミッ
タ構造およびその製造方法である。
成するためになされたバイポーラトランジスタのエミッ
タ構造およびその製造方法である。
【0011】すなわち、バイポーラトランジスタのエミ
ッタ構造は、ベース層の上層の一部分に高濃度拡散層が
形成されていて、さらにそのベース層内における高濃度
拡散層の側周にこの高濃度拡散層よりも浅い接合を有す
る低濃度拡散層が設けられているものである。
ッタ構造は、ベース層の上層の一部分に高濃度拡散層が
形成されていて、さらにそのベース層内における高濃度
拡散層の側周にこの高濃度拡散層よりも浅い接合を有す
る低濃度拡散層が設けられているものである。
【0012】またバイポーラトランジスタのエミッタの
製造方法は以下のように行う。すなわち、第1工程で、
半導体基体上に第1の膜を成膜した後、その半導体基体
のベース層形成領域内におけるエミッタ形成予定領域上
の第1の膜に開口部を形成する。次いで第2工程で、開
口部内に露出しているエミッタ形成予定領域に低濃度拡
散層を形成する第1不純物を導入する。続いて第3工程
で、開口部の内壁部にサイドウオールを形成する。そし
て第4工程で、サイドウオールの内側に露出したエミッ
タ形成予定領域に第1不純物と同一導電型の第2不純物
を第1不純物のドーピング濃度より高濃度に導入する。
その後第5工程で、第1不純物を第2不純物よりも半導
体基体の表面方向に広く拡散させるとともに、第2不純
物を第1不純物よりも深く半導体基体の深さ方向に拡散
させて、半導体基体の上層部分に第1不純物を拡散して
なる低濃度拡散層と第2不純物を拡散してなる高濃度拡
散層とを形成する。
製造方法は以下のように行う。すなわち、第1工程で、
半導体基体上に第1の膜を成膜した後、その半導体基体
のベース層形成領域内におけるエミッタ形成予定領域上
の第1の膜に開口部を形成する。次いで第2工程で、開
口部内に露出しているエミッタ形成予定領域に低濃度拡
散層を形成する第1不純物を導入する。続いて第3工程
で、開口部の内壁部にサイドウオールを形成する。そし
て第4工程で、サイドウオールの内側に露出したエミッ
タ形成予定領域に第1不純物と同一導電型の第2不純物
を第1不純物のドーピング濃度より高濃度に導入する。
その後第5工程で、第1不純物を第2不純物よりも半導
体基体の表面方向に広く拡散させるとともに、第2不純
物を第1不純物よりも深く半導体基体の深さ方向に拡散
させて、半導体基体の上層部分に第1不純物を拡散して
なる低濃度拡散層と第2不純物を拡散してなる高濃度拡
散層とを形成する。
【0013】
【作用】上記構成のバイポーラトランジスタのエミッタ
構造では、ベース層の上層の一部分に高濃度拡散層が形
成されていて、さらにそのベース層内における高濃度拡
散層の側周にこの高濃度拡散層よりも浅い接合を有する
低濃度拡散層が設けられている。したがって、半導体基
体の表面近傍では、エミッタ層の低濃度拡散層とベース
層の高濃度拡散層とで接合される。このように、エミッ
タ層とベース層との接合部の不純物濃度は緩やかに変化
しているので、接合部への電界の集中が緩和される。ま
たエミッタ層とベース層との接合が低濃度拡散層と高濃
度拡散層との接合なので、接合部の結晶欠陥が低減され
る。
構造では、ベース層の上層の一部分に高濃度拡散層が形
成されていて、さらにそのベース層内における高濃度拡
散層の側周にこの高濃度拡散層よりも浅い接合を有する
低濃度拡散層が設けられている。したがって、半導体基
体の表面近傍では、エミッタ層の低濃度拡散層とベース
層の高濃度拡散層とで接合される。このように、エミッ
タ層とベース層との接合部の不純物濃度は緩やかに変化
しているので、接合部への電界の集中が緩和される。ま
たエミッタ層とベース層との接合が低濃度拡散層と高濃
度拡散層との接合なので、接合部の結晶欠陥が低減され
る。
【0014】上記バイポーラトランジスタのエミッタの
製造方法では、半導体基体上に第1の膜を成膜した後、
ベース層形成領域内におけるエミッタ形成予定領域上の
第1の膜に開口部を形成し、次いでその開口部からエミ
ッタ形成予定領域に第1不純物を導入する。このため、
半導体基体の表面近傍におけるエミッタ層とベース層と
の接合は、導入した第1の不純物を拡散してなる低濃度
拡散層とベース層との接合になる。また、開口部の内壁
部にサイドウオールを形成してから、そのサイドウオー
ルの内側に露出したエミッタ形成予定領域に第2不純物
を第1不純物のドーピング濃度より高濃度に導入する。
このため、第2不純物はサイドウォールによって遮蔽さ
れてサイドウォールの下方には導入されないので、第2
不純物は第1不純物が導入されている領域よりも狭い範
囲に導入される。したがって、第2不純物を拡散してな
る高濃度拡散層の側周に第1不純物を拡散してなる低濃
度拡散層が、高濃度拡散層よりも浅い接合状態で形成さ
れることになる。その結果、エミッタ層とベース層との
接合における不純物濃度の変化は緩やかになる。
製造方法では、半導体基体上に第1の膜を成膜した後、
ベース層形成領域内におけるエミッタ形成予定領域上の
第1の膜に開口部を形成し、次いでその開口部からエミ
ッタ形成予定領域に第1不純物を導入する。このため、
半導体基体の表面近傍におけるエミッタ層とベース層と
の接合は、導入した第1の不純物を拡散してなる低濃度
拡散層とベース層との接合になる。また、開口部の内壁
部にサイドウオールを形成してから、そのサイドウオー
ルの内側に露出したエミッタ形成予定領域に第2不純物
を第1不純物のドーピング濃度より高濃度に導入する。
このため、第2不純物はサイドウォールによって遮蔽さ
れてサイドウォールの下方には導入されないので、第2
不純物は第1不純物が導入されている領域よりも狭い範
囲に導入される。したがって、第2不純物を拡散してな
る高濃度拡散層の側周に第1不純物を拡散してなる低濃
度拡散層が、高濃度拡散層よりも浅い接合状態で形成さ
れることになる。その結果、エミッタ層とベース層との
接合における不純物濃度の変化は緩やかになる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図1の概略構成断面図によ
って説明する。図では、一例として、縦型NPNバイポ
ーラトランジスタ1を示す。
って説明する。図では、一例として、縦型NPNバイポ
ーラトランジスタ1を示す。
【0016】図に示すように、半導体基体11は、例え
ばP型シリコン基板(以下シリコン基板と記す)12と
その上面に形成したN型エピタキシャル層(以下エピタ
キシャル層と記す)13とからなる。またシリコン基板
12とエピタキシャル層13との間にはN型埋込拡散層
(以下埋込層と記す)14が形成されている。さらにエ
ピタキシャル層13の上層にはベース層形成予定領域1
5とコレクタ取り出し拡散層の形成予定領域16とを区
分する素子分離領域17が形成されている。
ばP型シリコン基板(以下シリコン基板と記す)12と
その上面に形成したN型エピタキシャル層(以下エピタ
キシャル層と記す)13とからなる。またシリコン基板
12とエピタキシャル層13との間にはN型埋込拡散層
(以下埋込層と記す)14が形成されている。さらにエ
ピタキシャル層13の上層にはベース層形成予定領域1
5とコレクタ取り出し拡散層の形成予定領域16とを区
分する素子分離領域17が形成されている。
【0017】上記エピタキシャル層13の上層部分に
は、P+ 型拡散層からなるベース層21が形成されてい
る。このベース層21の表面濃度はおよそ1018cm-3
に設定されている。
は、P+ 型拡散層からなるベース層21が形成されてい
る。このベース層21の表面濃度はおよそ1018cm-3
に設定されている。
【0018】上記ベース層21の上層の一部分にはN+
型拡散層からなる高濃度拡散層22が形成されている。
この高濃度拡散層22は、N型不純物の例えばヒ素(A
s)をドーピングすることによって形成されている。そ
して高濃度拡散層22の表面側の不純物濃度は、例えば
およそ1020cm-3に設定されている。したがって、こ
の不純物濃度は従来のNPNバイポーラトランジスタの
エミッタ層における表面側の不純物濃度の値とほぼ同等
である。また高濃度拡散層22の底面側の不純物濃度
は、例えばおよそ1017cm-3に設定されている。
型拡散層からなる高濃度拡散層22が形成されている。
この高濃度拡散層22は、N型不純物の例えばヒ素(A
s)をドーピングすることによって形成されている。そ
して高濃度拡散層22の表面側の不純物濃度は、例えば
およそ1020cm-3に設定されている。したがって、こ
の不純物濃度は従来のNPNバイポーラトランジスタの
エミッタ層における表面側の不純物濃度の値とほぼ同等
である。また高濃度拡散層22の底面側の不純物濃度
は、例えばおよそ1017cm-3に設定されている。
【0019】さらに上記ベース層21内における高濃度
拡散層22の側周には、この高濃度拡散層22よりも浅
い接合を有するN- 型拡散層からなる低濃度拡散層23
が形成されている。この低濃度拡散層23は、N型不純
物の例えばリン(P)をドーピングすることによって形
成されている。そして低濃度拡散層23の表面側の不純
物濃度は、例えばおよそ5×1018cm-3に設定されて
いる。したがって、この不純物濃度は従来のNPNバイ
ポーラトランジスタのエミッタ層における表面側の不純
物濃度の値よりもおよそ2桁低くなっている。
拡散層22の側周には、この高濃度拡散層22よりも浅
い接合を有するN- 型拡散層からなる低濃度拡散層23
が形成されている。この低濃度拡散層23は、N型不純
物の例えばリン(P)をドーピングすることによって形
成されている。そして低濃度拡散層23の表面側の不純
物濃度は、例えばおよそ5×1018cm-3に設定されて
いる。したがって、この不純物濃度は従来のNPNバイ
ポーラトランジスタのエミッタ層における表面側の不純
物濃度の値よりもおよそ2桁低くなっている。
【0020】このように、上記高濃度拡散層22と上記
低濃度拡散層23とによってエミッタ層24が構成され
ている。
低濃度拡散層23とによってエミッタ層24が構成され
ている。
【0021】また上記エピタキシャル層13にはベース
層21に接合することなく埋込層14に接合するN+ 型
拡散層からなるプラグ拡散層25が形成されている。そ
の上層にはコレクタ取り出し拡散層26が形成されてい
る。さらにエピタキシャル層13上には層間絶縁膜18
が形成されている。そして上記層間絶縁膜18には、ベ
ース層21,エミッタ層24,コレクタ取り出し拡散層
25に通じるコンタクトホール27,28,29が形成
されている。そして各コンタクトホール27,28およ
び29には順にベース電極30,エミッタ電極31およ
びコレクタ電極32が形成されている。
層21に接合することなく埋込層14に接合するN+ 型
拡散層からなるプラグ拡散層25が形成されている。そ
の上層にはコレクタ取り出し拡散層26が形成されてい
る。さらにエピタキシャル層13上には層間絶縁膜18
が形成されている。そして上記層間絶縁膜18には、ベ
ース層21,エミッタ層24,コレクタ取り出し拡散層
25に通じるコンタクトホール27,28,29が形成
されている。そして各コンタクトホール27,28およ
び29には順にベース電極30,エミッタ電極31およ
びコレクタ電極32が形成されている。
【0022】上記の如くに、縦型NPNバイポーラトラ
ンジスタ1のエミッタ層24は、高濃度拡散層22と低
濃度拡散層23とから構成されている。
ンジスタ1のエミッタ層24は、高濃度拡散層22と低
濃度拡散層23とから構成されている。
【0023】上記構成のバイポーラトランジスタ1のエ
ミッタ構造では、ベース層21の上層の一部分に高濃度
拡散層22が形成されていて、さらにそのベース層21
内における高濃度拡散層22の側周にこの高濃度拡散層
22よりも浅い接合を有する低濃度拡散層23が設けら
れている。したがって、半導体基体11のエピタキシャ
ル層13の表面近傍では、エミッタ層24の低濃度拡散
層23とベース層21とで接合されるので、エミッタ層
24とベース層21との接合部の不純物濃度は緩やかに
変化している。このため、接合部への電界の集中が緩和
される。そしてエミッタ・ベース間の接合耐圧はおよそ
11.6Vになり、この接合耐圧は従来のバイポーラト
ランジスタよりもおよそ3.1倍高くなる。また耐圧以
下の印加電圧であってもリーク電流の発生がほとんどな
い(1pA以下)ものになる。
ミッタ構造では、ベース層21の上層の一部分に高濃度
拡散層22が形成されていて、さらにそのベース層21
内における高濃度拡散層22の側周にこの高濃度拡散層
22よりも浅い接合を有する低濃度拡散層23が設けら
れている。したがって、半導体基体11のエピタキシャ
ル層13の表面近傍では、エミッタ層24の低濃度拡散
層23とベース層21とで接合されるので、エミッタ層
24とベース層21との接合部の不純物濃度は緩やかに
変化している。このため、接合部への電界の集中が緩和
される。そしてエミッタ・ベース間の接合耐圧はおよそ
11.6Vになり、この接合耐圧は従来のバイポーラト
ランジスタよりもおよそ3.1倍高くなる。また耐圧以
下の印加電圧であってもリーク電流の発生がほとんどな
い(1pA以下)ものになる。
【0024】またエミッタ層24が低濃度拡散層23で
ベース層21と接合していることから、接合部の結晶欠
陥が低減される。
ベース層21と接合していることから、接合部の結晶欠
陥が低減される。
【0025】また、バイポーラトランジスタの基本的特
性や性能はエミッタ直下の縦方向の構造によって決定さ
れるが、上記バイポーラトランジスタ1は、エミッタ層
24の底部とベース層21との接合は、高濃度拡散層2
2とベース層21との接合になっている。このため、従
来のバイポーラトランジスタと同様の接合になっている
ので、基本的特性や性能が従来のバイポーラトランジス
タと同等のものになる。
性や性能はエミッタ直下の縦方向の構造によって決定さ
れるが、上記バイポーラトランジスタ1は、エミッタ層
24の底部とベース層21との接合は、高濃度拡散層2
2とベース層21との接合になっている。このため、従
来のバイポーラトランジスタと同様の接合になっている
ので、基本的特性や性能が従来のバイポーラトランジス
タと同等のものになる。
【0026】次に上記バイポーラトランジスタ1のエミ
ッタの製造方法を、図2,図3の製造工程図(その
1),(その2)によって説明する。本図2,図3で
は、一例として、縦型NPNバイポーラトランジスタの
エミッタの製造方法を示す。また、図においては、上記
図1で説明したのと同様の構成部品には同一の符号を付
して示す。
ッタの製造方法を、図2,図3の製造工程図(その
1),(その2)によって説明する。本図2,図3で
は、一例として、縦型NPNバイポーラトランジスタの
エミッタの製造方法を示す。また、図においては、上記
図1で説明したのと同様の構成部品には同一の符号を付
して示す。
【0027】図2の(1)に示すように、通常のプロセ
スによって、例えばP型シリコン基板(以下シリコン基
板と記す)12の上層の一部分にN型埋込拡散層(以下
埋込層と記す)14を形成する。そして上記シリコン基
板12の上面にN型エピタキシャル層(以下エピタキシ
ャル層と記す)13を形成する。その際に、上記埋込層
14はエピタキシャル層13の下層にも拡散される。こ
のようにして半導体基体11を形成する。
スによって、例えばP型シリコン基板(以下シリコン基
板と記す)12の上層の一部分にN型埋込拡散層(以下
埋込層と記す)14を形成する。そして上記シリコン基
板12の上面にN型エピタキシャル層(以下エピタキシ
ャル層と記す)13を形成する。その際に、上記埋込層
14はエピタキシャル層13の下層にも拡散される。こ
のようにして半導体基体11を形成する。
【0028】次いで、上記エピタキシャル層13の一部
分に上記埋込層14に接合するN+拡散層からなるプラ
グ拡散層25を形成する。さらに例えばLOCOS法に
よって、上記エピタキシャル層13の上層に、ベース層
形成予定領域15とプラグ拡散層25とを区分する素子
分離領域17を形成する。そしてベース層形成予定領域
15である上記エピタキシャル層13の上層の一部分に
ベース層(21)を形成するための不純物51を導入す
る。ここまでの製造方法は、通常のバイポーラトランジ
スタの製造方法と同様なので、簡単に説明した。
分に上記埋込層14に接合するN+拡散層からなるプラ
グ拡散層25を形成する。さらに例えばLOCOS法に
よって、上記エピタキシャル層13の上層に、ベース層
形成予定領域15とプラグ拡散層25とを区分する素子
分離領域17を形成する。そしてベース層形成予定領域
15である上記エピタキシャル層13の上層の一部分に
ベース層(21)を形成するための不純物51を導入す
る。ここまでの製造方法は、通常のバイポーラトランジ
スタの製造方法と同様なので、簡単に説明した。
【0029】その後、例えば熱酸化法によって、上記半
導体基板11のエピタキシャル層13の表面に、例えば
厚さが30nmの酸化膜41を形成する。
導体基板11のエピタキシャル層13の表面に、例えば
厚さが30nmの酸化膜41を形成する。
【0030】そして第1の工程を行う。この工程では、
例えばCVD法によって、上記酸化膜41上および素子
分離領域17上に第1の膜42を成膜する。この第1の
膜42は、例えば多結晶シリコンまたはドーピングに用
いる不純物を含む多結晶シリコンで、例えば400nm
の厚さに形成する。
例えばCVD法によって、上記酸化膜41上および素子
分離領域17上に第1の膜42を成膜する。この第1の
膜42は、例えば多結晶シリコンまたはドーピングに用
いる不純物を含む多結晶シリコンで、例えば400nm
の厚さに形成する。
【0031】その後、図2の(2)に示すように、リソ
グラフィー技術とエッチングとによって、第1の膜42
の2点鎖線で示す部分を除去して、ベース層形成予定領
域15内におけるエミッタ形成予定領域19上の第1の
膜42に開口部43を形成する。このとき、プラグ拡散
層25上の第1の膜42も除去しておく。なお。図の
(2)以降では、上記第1不純物(51)の図示は省略
する。
グラフィー技術とエッチングとによって、第1の膜42
の2点鎖線で示す部分を除去して、ベース層形成予定領
域15内におけるエミッタ形成予定領域19上の第1の
膜42に開口部43を形成する。このとき、プラグ拡散
層25上の第1の膜42も除去しておく。なお。図の
(2)以降では、上記第1不純物(51)の図示は省略
する。
【0032】次いで第2工程を行う。この工程では、例
えばイオン注入法によって、上記開口部43内に露出し
ているエミッタ形成予定領域19に低濃度拡散層を形成
する第1不純物52を、上記第1の膜42をマスクにし
て自己整合的にドーピングする。この第1不純物52に
は、例えばリンを用いる。このときのドーズ量として
は、形成しようとするベース層の表面濃度の1018cm
-3よりも若干高いおよそ5×1018cm-3になるように
設定する。
えばイオン注入法によって、上記開口部43内に露出し
ているエミッタ形成予定領域19に低濃度拡散層を形成
する第1不純物52を、上記第1の膜42をマスクにし
て自己整合的にドーピングする。この第1不純物52に
は、例えばリンを用いる。このときのドーズ量として
は、形成しようとするベース層の表面濃度の1018cm
-3よりも若干高いおよそ5×1018cm-3になるように
設定する。
【0033】続いて図2の(3)に示す第3工程を行
う。この工程では、例えばCVD法によって、上記開口
部43の内壁部とともに上記第1の膜42側の全面に第
2の膜44を形成する。この第2の膜44は、例えばシ
リコン酸化膜からなり、例えば300nmの膜厚で形成
される。
う。この工程では、例えばCVD法によって、上記開口
部43の内壁部とともに上記第1の膜42側の全面に第
2の膜44を形成する。この第2の膜44は、例えばシ
リコン酸化膜からなり、例えば300nmの膜厚で形成
される。
【0034】そして図2の(4)に示すように、異方性
エッチングを行って、上記第2の膜44を全面エッチバ
ックする。そして図面の2点鎖線で示す第2の膜44の
部分を除去して、上記開口部43の内壁に残した上記第
2の膜(44)でサイドウオール45を形成する。
エッチングを行って、上記第2の膜44を全面エッチバ
ックする。そして図面の2点鎖線で示す第2の膜44の
部分を除去して、上記開口部43の内壁に残した上記第
2の膜(44)でサイドウオール45を形成する。
【0035】その後図3の(5)に示す第4工程を行
う。この工程では、例えばイオン注入法によって、上記
開口部43のサイドウォール45の内側に露出している
エミッタ形成予定領域19に上記第1不純物52と同一
導電型の第2不純物53を、上記第1の膜42とサイド
ウォール45とをマスクにして自己整合的に、第1不純
物52のドーピング濃度より高濃度にドーピングする。
この第2不純物52には例えばヒ素を用い、第2不純物
53のドーズ量を例えばおよそ1016cm-2に設定す
る。上記イオン注入法では、サイドウオール45によっ
て第2不純物53のドーピングが遮られる。このため、
サイドウォール45の下方のエピタキシャル層13に
は、第2不純物53はドーピングされない。したがっ
て、サイドウォール45の下方のエピタキシャル層13
には、第1不純物52のみがドーピングされた状態にな
る。また上記第2不純物53は、プラグ拡散層25の上
層にも導入される。
う。この工程では、例えばイオン注入法によって、上記
開口部43のサイドウォール45の内側に露出している
エミッタ形成予定領域19に上記第1不純物52と同一
導電型の第2不純物53を、上記第1の膜42とサイド
ウォール45とをマスクにして自己整合的に、第1不純
物52のドーピング濃度より高濃度にドーピングする。
この第2不純物52には例えばヒ素を用い、第2不純物
53のドーズ量を例えばおよそ1016cm-2に設定す
る。上記イオン注入法では、サイドウオール45によっ
て第2不純物53のドーピングが遮られる。このため、
サイドウォール45の下方のエピタキシャル層13に
は、第2不純物53はドーピングされない。したがっ
て、サイドウォール45の下方のエピタキシャル層13
には、第1不純物52のみがドーピングされた状態にな
る。また上記第2不純物53は、プラグ拡散層25の上
層にも導入される。
【0036】そして図3の(6)に示す第5工程を行
う。この工程では、活性化アニール処理によって、第1
不純物(52)を第2不純物(53)よりも半導体基体
11のエピタキシャル層13の表面方向に広く拡散させ
る。それとともに、第2不純物(53)を第1不純物
(52)よりも深くエピタキシャル層13の深さ方向に
拡散させる。その結果、エピタキシャル層13の上層部
分に、第2不純物(53)が拡散してなる高濃度拡散層
22と、この高濃度拡散層22の側周側に第1不純物
(52)が拡散してなる低濃度拡散層23とが形成され
る。そして、全工程を完了したとき、上記第1不純物
(52)が拡散して形成される低濃度拡散層23の表面
濃度はおよそ5×1018cm-3になる。さらに第2不純
物(52)が拡散して形成される高濃度拡散層22の表
面濃度はおよそ1020cm-3になる。このようにして、
高濃度拡散層22と低濃度拡散層23とからなるエミッ
タ層24が製造される。同時に、プラグ拡散層25の上
層にはコレクタ取り出し拡散層26が形成される。
う。この工程では、活性化アニール処理によって、第1
不純物(52)を第2不純物(53)よりも半導体基体
11のエピタキシャル層13の表面方向に広く拡散させ
る。それとともに、第2不純物(53)を第1不純物
(52)よりも深くエピタキシャル層13の深さ方向に
拡散させる。その結果、エピタキシャル層13の上層部
分に、第2不純物(53)が拡散してなる高濃度拡散層
22と、この高濃度拡散層22の側周側に第1不純物
(52)が拡散してなる低濃度拡散層23とが形成され
る。そして、全工程を完了したとき、上記第1不純物
(52)が拡散して形成される低濃度拡散層23の表面
濃度はおよそ5×1018cm-3になる。さらに第2不純
物(52)が拡散して形成される高濃度拡散層22の表
面濃度はおよそ1020cm-3になる。このようにして、
高濃度拡散層22と低濃度拡散層23とからなるエミッ
タ層24が製造される。同時に、プラグ拡散層25の上
層にはコレクタ取り出し拡散層26が形成される。
【0037】その後、エッチングによって、第1の膜4
2を除去する。そして図3の(7)に示すように、エピ
タキシャル層13側の全面に、例えばCVD法によっ
て、ホウ素リンシリケートガラス(BPSG)やリンシ
リケートガラス(PSG)等の酸化シリコン系の絶縁膜
46を形成する。次いでリソグラフィー技術とエッチン
グによって、ベース層21,エミッタ層24,コレクタ
取り出し拡散層26のそれぞれに通じるコンタクトホー
ル27,28,29を形成する。その後、通常の配線形
成技術によって、各コンタクトホール27,28,29
を通してベース層21,エミッタ層24,コレクタ取り
出し拡散層26に接続するベース電極30,エミッタ電
極31,コレクタ電極32を形成する。上記の如くにバ
イポーラトランジスタ1が形成される。
2を除去する。そして図3の(7)に示すように、エピ
タキシャル層13側の全面に、例えばCVD法によっ
て、ホウ素リンシリケートガラス(BPSG)やリンシ
リケートガラス(PSG)等の酸化シリコン系の絶縁膜
46を形成する。次いでリソグラフィー技術とエッチン
グによって、ベース層21,エミッタ層24,コレクタ
取り出し拡散層26のそれぞれに通じるコンタクトホー
ル27,28,29を形成する。その後、通常の配線形
成技術によって、各コンタクトホール27,28,29
を通してベース層21,エミッタ層24,コレクタ取り
出し拡散層26に接続するベース電極30,エミッタ電
極31,コレクタ電極32を形成する。上記の如くにバ
イポーラトランジスタ1が形成される。
【0038】上記製造方法では、まず、エミッタ形成予
定領域19上の開口部43から第1不純物52を導入す
ることから、ベース層21との接合領域には第1不純物
52を拡散してなる低濃度拡散層23が形成される。ま
た上記開口部43の内壁にサイドウォール45を形成し
てから、サイドウォール45の内側のエミッタ形成予定
領域19に第1不純物よりも高濃度に第2不純物53を
導入する。そのため、第2不純物53はサイドウォール
45によって遮蔽されて、サイドウォール45の下方に
は導入されない。したがって、第2不純物53は第1不
純物52が導入されている領域よりも狭い範囲に導入さ
れることになる。しかも第2不純物は第1不純物よりも
深くに導入されるので、第2不純物53を拡散してなる
高濃度拡散層22の側周に第1不純物52を拡散してな
る低濃度拡散層23が、高濃度拡散層22よりも浅い接
合状態で形成されることになる。その結果、エミッタ層
24とベース層21との接合における不純物濃度の変化
は緩やかになる。
定領域19上の開口部43から第1不純物52を導入す
ることから、ベース層21との接合領域には第1不純物
52を拡散してなる低濃度拡散層23が形成される。ま
た上記開口部43の内壁にサイドウォール45を形成し
てから、サイドウォール45の内側のエミッタ形成予定
領域19に第1不純物よりも高濃度に第2不純物53を
導入する。そのため、第2不純物53はサイドウォール
45によって遮蔽されて、サイドウォール45の下方に
は導入されない。したがって、第2不純物53は第1不
純物52が導入されている領域よりも狭い範囲に導入さ
れることになる。しかも第2不純物は第1不純物よりも
深くに導入されるので、第2不純物53を拡散してなる
高濃度拡散層22の側周に第1不純物52を拡散してな
る低濃度拡散層23が、高濃度拡散層22よりも浅い接
合状態で形成されることになる。その結果、エミッタ層
24とベース層21との接合における不純物濃度の変化
は緩やかになる。
【0039】次に、上記バイポーラトランジスタの製造
方法を、BiCMOSプロセスに適用した一例を、図
4,図5の製造工程図によって説明する。本図4,図5
では、通常のBi−CMOSプロセスにおいて、本案を
適用した工程のみを説明し、その他の工程の説明は省略
する。また上記図2,図3で説明したのと同様の構成部
品には同一の符号を付して示す。さらにBi−CMOS
のうちNPNバイポーラトランジスタとNMOSトラン
ジスタとを示し、PMOSトランジスタの図示は省略す
る。
方法を、BiCMOSプロセスに適用した一例を、図
4,図5の製造工程図によって説明する。本図4,図5
では、通常のBi−CMOSプロセスにおいて、本案を
適用した工程のみを説明し、その他の工程の説明は省略
する。また上記図2,図3で説明したのと同様の構成部
品には同一の符号を付して示す。さらにBi−CMOS
のうちNPNバイポーラトランジスタとNMOSトラン
ジスタとを示し、PMOSトランジスタの図示は省略す
る。
【0040】従来のBi−CMOSプロセスに本案のエ
ミッタの製造方法を適用するには、従来のBi−CMO
Sプロセスにおいて、NMOSトランジスタとPMOS
トランジスタとの各ゲート電極を形成する工程から各ソ
ース・ドレインを形成する工程までに適用する。ここで
は、PMOSトランジスタの形成方法は従来プロセスと
同様なので説明を簡略にして、NMOSトランジスタと
バイポーラトランジスタとに関して説明する。
ミッタの製造方法を適用するには、従来のBi−CMO
Sプロセスにおいて、NMOSトランジスタとPMOS
トランジスタとの各ゲート電極を形成する工程から各ソ
ース・ドレインを形成する工程までに適用する。ここで
は、PMOSトランジスタの形成方法は従来プロセスと
同様なので説明を簡略にして、NMOSトランジスタと
バイポーラトランジスタとに関して説明する。
【0041】すなわち、図4の(1)に示すように、例
えば熱酸化法によって、露出している半導体基板11の
エピタキシャル層13の表層を酸化して、NMOSトラ
ンジスタの形成予定領域(以下NMOS領域と記す)2
にゲート酸化膜61を形成する。それと同時に、バイポ
ーラトランジスタの形成予定領域(以下バイポーラ領域
と記す)3のエピタキシャル層13の表層に酸化膜41
を形成する。さらに同時に、PMOSトランジスタのゲ
ート酸化膜(図示省略)を形成する。上記ゲート酸化膜
61および酸化膜41は、例えばおよそ30nmの膜厚
に形成される。
えば熱酸化法によって、露出している半導体基板11の
エピタキシャル層13の表層を酸化して、NMOSトラ
ンジスタの形成予定領域(以下NMOS領域と記す)2
にゲート酸化膜61を形成する。それと同時に、バイポ
ーラトランジスタの形成予定領域(以下バイポーラ領域
と記す)3のエピタキシャル層13の表層に酸化膜41
を形成する。さらに同時に、PMOSトランジスタのゲ
ート酸化膜(図示省略)を形成する。上記ゲート酸化膜
61および酸化膜41は、例えばおよそ30nmの膜厚
に形成される。
【0042】次いで、CVD法によって、ゲート酸化膜
61および酸化膜41側の全面に第1の膜42を堆積す
る。この第1の膜42は、例えばおよそ1021cm-3の
濃度のリンを不純物として含む多結晶シリコンで、例え
ば400nmの厚さに形成される。
61および酸化膜41側の全面に第1の膜42を堆積す
る。この第1の膜42は、例えばおよそ1021cm-3の
濃度のリンを不純物として含む多結晶シリコンで、例え
ば400nmの厚さに形成される。
【0043】続いて図4の(2)に示すように、リソグ
ラフィー技術とエッチングとによって、第1の膜42の
2点鎖線で示す部分を除去して、上記ゲート酸化膜61
上の所定位置に第1の膜(42)でゲート電極62を形
成する。それと同時に、バイポーラ領域3のエミッタ形
成予定領域19上の第1の膜42に開口部43を形成す
るとともに、上記プラグ拡散層25上の第1の膜42を
除去する。さらに同時に、PMOSトランジスタの形成
予定領域(以下PMOS領域と記す)のゲート酸化膜上
の所定位置にゲート電極(図示省略)を形成する。
ラフィー技術とエッチングとによって、第1の膜42の
2点鎖線で示す部分を除去して、上記ゲート酸化膜61
上の所定位置に第1の膜(42)でゲート電極62を形
成する。それと同時に、バイポーラ領域3のエミッタ形
成予定領域19上の第1の膜42に開口部43を形成す
るとともに、上記プラグ拡散層25上の第1の膜42を
除去する。さらに同時に、PMOSトランジスタの形成
予定領域(以下PMOS領域と記す)のゲート酸化膜上
の所定位置にゲート電極(図示省略)を形成する。
【0044】次いで図4の(3)に示すように、エピタ
キシャル層13側の全面にレジストを塗布してレジスト
膜81を形成する。続いてリソグラフィー技術によっ
て、このレジスト膜81にNMOS領域2と開口部43
とを露出させた開口部82,83を形成する。
キシャル層13側の全面にレジストを塗布してレジスト
膜81を形成する。続いてリソグラフィー技術によっ
て、このレジスト膜81にNMOS領域2と開口部43
とを露出させた開口部82,83を形成する。
【0045】続いて、ゲート電極62と第1の膜42と
素子分離領域17とレジスト膜81とをマスクに用いた
イオン注入法によって、NMOS領域2に第1不純物5
2を導入する。それと同時に、上記開口部43内に露出
しているエミッタ形成予定領域19に第1不純物52を
導入する。この第1不純物52には、例えばリンを用い
る。このときのドーズ量としては、全工程を完了したと
きの表面濃度が、NMOSトランジスタのLDD層の表
面濃度(例えば5×1018cm-3)になるように設定す
る。この表面濃度は、後に形成されるベース層(21)
の表面濃度の1018cm-3よりも若干高い。その後上記
レジスト膜81を除去した後、PMOS領域(図示省
略)にも選択的にP型の不純物を低濃度で導入する。
素子分離領域17とレジスト膜81とをマスクに用いた
イオン注入法によって、NMOS領域2に第1不純物5
2を導入する。それと同時に、上記開口部43内に露出
しているエミッタ形成予定領域19に第1不純物52を
導入する。この第1不純物52には、例えばリンを用い
る。このときのドーズ量としては、全工程を完了したと
きの表面濃度が、NMOSトランジスタのLDD層の表
面濃度(例えば5×1018cm-3)になるように設定す
る。この表面濃度は、後に形成されるベース層(21)
の表面濃度の1018cm-3よりも若干高い。その後上記
レジスト膜81を除去した後、PMOS領域(図示省
略)にも選択的にP型の不純物を低濃度で導入する。
【0046】続いて図4の(4)に示すように、例えば
CVD法によって、上記開口部43の内壁部とともに上
記第1の膜42の表面側、上記ゲート電極62およびP
MOSトランジスタのゲート電極(図示省略)を覆う状
態に第2の膜44を形成する。この第2の膜44は、例
えばシリコン酸化膜からなり、例えば300nmの膜厚
で形成される。
CVD法によって、上記開口部43の内壁部とともに上
記第1の膜42の表面側、上記ゲート電極62およびP
MOSトランジスタのゲート電極(図示省略)を覆う状
態に第2の膜44を形成する。この第2の膜44は、例
えばシリコン酸化膜からなり、例えば300nmの膜厚
で形成される。
【0047】そして図5の(5)に示すように、異方性
エッチングを行って、上記第2の膜44を全面エッチバ
ックする。そして図面の2点鎖線で示す第2の膜44の
部分を除去して、上記ゲート電極62の両側壁に残した
上記第2の膜(44)でサイドウォール63を形成す
る。またPMOSトランジスタのゲート電極の両側壁に
も残した上記第2の膜(44)でサイドウォール(図示
省略)を形成する。それとともに、上記開口部43の内
壁に残した上記第2の膜(44)でサイドウオール45
を形成する。
エッチングを行って、上記第2の膜44を全面エッチバ
ックする。そして図面の2点鎖線で示す第2の膜44の
部分を除去して、上記ゲート電極62の両側壁に残した
上記第2の膜(44)でサイドウォール63を形成す
る。またPMOSトランジスタのゲート電極の両側壁に
も残した上記第2の膜(44)でサイドウォール(図示
省略)を形成する。それとともに、上記開口部43の内
壁に残した上記第2の膜(44)でサイドウオール45
を形成する。
【0048】その後、PMOS領域(図示省略)を覆う
状態に、例えばレジストでマスク(図示省略)を形成す
る。そして、例えばイオン注入法によって、上記サイド
ウォール45の内側のエミッタ形成予定領域19に上記
第1不純物52と同一導電型の第2不純物53を第1不
純物52のドーピング濃度より高濃度に自己整合的にド
ーピングする。同時に、ゲート電極62とサイドウォー
ル63とをマスクにしてNMOS領域2のエピタキシャ
ル層13に第2不純物53を導入する。上記第2不純物
53には例えばヒ素を用い、そのドーズ量を例えばおよ
そ10 16cm-2に設定する。このため、全工程を完了し
たとき、後に説明する高濃度拡散層(22)およびソー
ス・ドレイン(73,74)の表面濃度はおよそ1020
cm-3になる。
状態に、例えばレジストでマスク(図示省略)を形成す
る。そして、例えばイオン注入法によって、上記サイド
ウォール45の内側のエミッタ形成予定領域19に上記
第1不純物52と同一導電型の第2不純物53を第1不
純物52のドーピング濃度より高濃度に自己整合的にド
ーピングする。同時に、ゲート電極62とサイドウォー
ル63とをマスクにしてNMOS領域2のエピタキシャ
ル層13に第2不純物53を導入する。上記第2不純物
53には例えばヒ素を用い、そのドーズ量を例えばおよ
そ10 16cm-2に設定する。このため、全工程を完了し
たとき、後に説明する高濃度拡散層(22)およびソー
ス・ドレイン(73,74)の表面濃度はおよそ1020
cm-3になる。
【0049】上記イオン注入法では、サイドウオール4
5,63によって第2不純物53のドーピングが遮られ
る。このため、サイドウォール45,63の下方のエピ
タキシャル層13には、第2不純物53はドーピングさ
れない。したがって、サイドウォール45の下方のエピ
タキシャル層13,Pウェル層91には、第1不純物5
2のみがドーピングされた状態になる。また上記イオン
注入時には、プラグ拡散層25の上層にも第2不純物5
3が導入される。その後、上記マスク(図示省略)を除
去した後、PMOS領域(図示省略)にも選択的にP型
の不純物を高濃度で導入する。
5,63によって第2不純物53のドーピングが遮られ
る。このため、サイドウォール45,63の下方のエピ
タキシャル層13には、第2不純物53はドーピングさ
れない。したがって、サイドウォール45の下方のエピ
タキシャル層13,Pウェル層91には、第1不純物5
2のみがドーピングされた状態になる。また上記イオン
注入時には、プラグ拡散層25の上層にも第2不純物5
3が導入される。その後、上記マスク(図示省略)を除
去した後、PMOS領域(図示省略)にも選択的にP型
の不純物を高濃度で導入する。
【0050】そして図5の(6)に示す第5工程を行
う。この工程では、活性化アニール処理によって、第1
不純物(52)を第2不純物(53)よりもエピタキシ
ャル層13の表面方向に広く拡散させる。それととも
に、第2不純物(53)を第1不純物(52)よりも深
くエピタキシャル層13の深さ方向に拡散させる。その
結果、バイポーラ領域3のエピタキシャル層13の上層
部分に第1不純物(52)を拡散してなる低濃度拡散層
23と第2不純物(53)を拡散してなる高濃度拡散層
22とが形成される。このようにして、高濃度拡散層2
2と低濃度拡散層23とからなるエミッタ層24を形成
する。同時に、ベース層を形成する不純物(図示省略)
を拡散させて、ベース層21を形成する。
う。この工程では、活性化アニール処理によって、第1
不純物(52)を第2不純物(53)よりもエピタキシ
ャル層13の表面方向に広く拡散させる。それととも
に、第2不純物(53)を第1不純物(52)よりも深
くエピタキシャル層13の深さ方向に拡散させる。その
結果、バイポーラ領域3のエピタキシャル層13の上層
部分に第1不純物(52)を拡散してなる低濃度拡散層
23と第2不純物(53)を拡散してなる高濃度拡散層
22とが形成される。このようにして、高濃度拡散層2
2と低濃度拡散層23とからなるエミッタ層24を形成
する。同時に、ベース層を形成する不純物(図示省略)
を拡散させて、ベース層21を形成する。
【0051】さらに同時に、NMOS領域2のゲート電
極62の両側に、第1不純物(52)を拡散させて、低
濃度拡散層からなるLDD層71,72を形成する。そ
れとともに、第2不純物(53)を拡散させて、高濃度
拡散層からなるソース・ドレイン73,74をLDD層
71,72を介して形成する。
極62の両側に、第1不純物(52)を拡散させて、低
濃度拡散層からなるLDD層71,72を形成する。そ
れとともに、第2不純物(53)を拡散させて、高濃度
拡散層からなるソース・ドレイン73,74をLDD層
71,72を介して形成する。
【0052】また上記高濃度拡散層22を形成する際に
は、プラグ拡散層25の上層にN+型拡散層からなるコ
レクタ取り出し拡散層26を形成する。さらに、PMO
S領域には、PMOSトランジスタのLDD層(図示省
略)とソース・ドレイン(図示省略)が形成される。
は、プラグ拡散層25の上層にN+型拡散層からなるコ
レクタ取り出し拡散層26を形成する。さらに、PMO
S領域には、PMOSトランジスタのLDD層(図示省
略)とソース・ドレイン(図示省略)が形成される。
【0053】図示はしないが、その後、エッチングによ
って第1の膜(42)を除去する。そして、通常のプロ
セスによって、層間絶縁膜の形成、各電極の形成を行
う。
って第1の膜(42)を除去する。そして、通常のプロ
セスによって、層間絶縁膜の形成、各電極の形成を行
う。
【0054】上記Bi−CMOSの製造方法では、第1
不純物52を導入するためのイオン注入マスクをNMO
SトランジスタおよびPMOSトランジスタの各ゲート
電極62,(図示省略)を形成する第1の膜42で同時
に形成する。したがって、マスク変更を行えばプロセス
的な負担増はない。またエミッタ24の低濃度拡散層2
3を残すためのサイドウオール45の形成工程は、NM
OSトランジスタのLDD層71,72を形成する工程
をそのまま適用することができる。したがって従来型の
BiCMOSの製造方法に比べ工程数の増加はないの
で、従来プロセスよりも生産性が低下することはない。
不純物52を導入するためのイオン注入マスクをNMO
SトランジスタおよびPMOSトランジスタの各ゲート
電極62,(図示省略)を形成する第1の膜42で同時
に形成する。したがって、マスク変更を行えばプロセス
的な負担増はない。またエミッタ24の低濃度拡散層2
3を残すためのサイドウオール45の形成工程は、NM
OSトランジスタのLDD層71,72を形成する工程
をそのまま適用することができる。したがって従来型の
BiCMOSの製造方法に比べ工程数の増加はないの
で、従来プロセスよりも生産性が低下することはない。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように請求項1記載の本
発明によれば、ベース層内における高濃度拡散層の側周
にこの高濃度拡散層よりも浅い接合を有する低濃度拡散
層を設けたので、半導体基体の表面近傍では、エミッタ
層の低濃度拡散層とベース層とで接合され、その接合部
の不純物濃度は緩やかに変化する。このため、接合部へ
の電界集中を緩和することができるので、接合耐圧の向
上が図れる。それととに、トンネル効果によるリーク電
流の発生を低減することができる。さらに、基板表面近
傍におけるエミッタ層とベース層との接合濃度差が小さ
くなるので、接合部では結晶欠陥が誘発され難くなる。
このため、結晶欠陥の発生に起因するトランジスタ特性
の劣化がなくなるので、結晶欠陥によるリーク電流の発
生も低減できる。したがって、トランジスタ特性の向上
が図れる。
発明によれば、ベース層内における高濃度拡散層の側周
にこの高濃度拡散層よりも浅い接合を有する低濃度拡散
層を設けたので、半導体基体の表面近傍では、エミッタ
層の低濃度拡散層とベース層とで接合され、その接合部
の不純物濃度は緩やかに変化する。このため、接合部へ
の電界集中を緩和することができるので、接合耐圧の向
上が図れる。それととに、トンネル効果によるリーク電
流の発生を低減することができる。さらに、基板表面近
傍におけるエミッタ層とベース層との接合濃度差が小さ
くなるので、接合部では結晶欠陥が誘発され難くなる。
このため、結晶欠陥の発生に起因するトランジスタ特性
の劣化がなくなるので、結晶欠陥によるリーク電流の発
生も低減できる。したがって、トランジスタ特性の向上
が図れる。
【0056】請求項2記載の本発明によれば、ベース形
成予定領域中のエミッタ形成予定領域上における半導体
基体上に成膜した第1の膜に開口部を形成した後、その
開口部からエミッタ形成予定領域に第1不純物を導入す
るので、表面近傍のベース層に接合するエミッタ層は第
1の不純物を拡散した低濃度拡散層とすることができ
る。また、開口部の内壁部にサイドウオールを形成して
から、そのサイドウオールの内側に露出したエミッタ形
成予定領域に第2不純物を第1不純物よりも高濃度に導
入するので、サイドウォールの下方には第1不純物のみ
を導入した領域を残すことができる。このため、表面近
傍における第2不純物を拡散してなる高濃度拡散層の側
周に第1不純物を拡散してなる低濃度拡散層を、高濃度
拡散層よりも浅い接合状態で形成することが可能にな
る。その結果、エミッタ層とベース層との接合における
不純物濃度の変化を緩やかなものにすることができる。
成予定領域中のエミッタ形成予定領域上における半導体
基体上に成膜した第1の膜に開口部を形成した後、その
開口部からエミッタ形成予定領域に第1不純物を導入す
るので、表面近傍のベース層に接合するエミッタ層は第
1の不純物を拡散した低濃度拡散層とすることができ
る。また、開口部の内壁部にサイドウオールを形成して
から、そのサイドウオールの内側に露出したエミッタ形
成予定領域に第2不純物を第1不純物よりも高濃度に導
入するので、サイドウォールの下方には第1不純物のみ
を導入した領域を残すことができる。このため、表面近
傍における第2不純物を拡散してなる高濃度拡散層の側
周に第1不純物を拡散してなる低濃度拡散層を、高濃度
拡散層よりも浅い接合状態で形成することが可能にな
る。その結果、エミッタ層とベース層との接合における
不純物濃度の変化を緩やかなものにすることができる。
【図1】本発明の実施例の概略構成断面図である。
【図2】本発明の実施例の製造工程図(その1)であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例の製造工程図(その2)であ
る。
る。
【図4】Bi−CMOSへの適用例の説明図(その1)
である。
である。
【図5】Bi−CMOSへの適用例の説明図(その2)
である。
である。
【図6】従来のエミッタ構造の概略断面図である。
【図7】エミッタ層とベース層の不純物濃度分布図であ
る。
る。
1 バイポーラトランジスタ 11 半導体基体 15 ベース層形成予定領域 19 エミッタ形成予定領域 21 ベース層 22 高濃度拡散層 23 低濃度拡散層 24 エミッタ層 42 第1の膜 43 開口部 45 サイドウオール 52 第1不純物 53 第2不純物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/06
Claims (2)
- 【請求項1】 バイポーラトランジスタにおけるベース
層の上層の一部分に形成した高濃度拡散層と、 前記高濃度拡散層よりも浅い接合を有するもので前記ベ
ース層内における該高濃度拡散層の側周に設けた低濃度
拡散層とからなることを特徴とするバイポーラトランジ
スタのエミッタ構造。 - 【請求項2】 バイポーラトランジスタのエミッタの製
造方法であって、 半導体基体上に第1の膜を成膜した後、該半導体基体の
ベース層形成領域内におけるエミッタ形成予定領域上の
該第1の膜に開口部を形成する第1工程と、 前記開口部内に露出しているエミッタ形成予定領域に低
濃度拡散層を形成する第1不純物を導入する第2工程
と、 前記開口部の内壁部にサイドウォールを形成する第3工
程と、 前記サイドウオールの内側に露出したエミッタ形成予定
領域に前記第1不純物と同一導電型の第2不純物を前記
第1不純物のドーピング濃度より高濃度に導入する第4
工程と、 前記第1不純物を前記第2不純物よりも半導体基体の表
面方向に広く拡散させるとともに、前記第2不純物を前
記第1不純物よりも深く該半導体基体の深さ方向に拡散
させて、該半導体基体の上層部分に該第1不純物を拡散
してなる低濃度拡散層と該第2不純物を拡散してなる高
濃度拡散層とを形成する第5工程とからなることを特徴
とするバイポーラトランジスタのエミッタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6159249A JPH088271A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | バイポーラトランジスタのエミッタ構造およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6159249A JPH088271A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | バイポーラトランジスタのエミッタ構造およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH088271A true JPH088271A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15689620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6159249A Pending JPH088271A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | バイポーラトランジスタのエミッタ構造およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088271A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6024271A (en) * | 1996-11-29 | 2000-02-15 | Kabushiki Kaisha Shinkawa | Wire bonding apparatus |
| JP2017059770A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP6159249A patent/JPH088271A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6024271A (en) * | 1996-11-29 | 2000-02-15 | Kabushiki Kaisha Shinkawa | Wire bonding apparatus |
| JP2017059770A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
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