JPH0882988A - 画像形成装置用現像装置 - Google Patents
画像形成装置用現像装置Info
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- JPH0882988A JPH0882988A JP22042294A JP22042294A JPH0882988A JP H0882988 A JPH0882988 A JP H0882988A JP 22042294 A JP22042294 A JP 22042294A JP 22042294 A JP22042294 A JP 22042294A JP H0882988 A JPH0882988 A JP H0882988A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はカラー画像形成装置等に用いられる
現像装置の改良に関し、リングマークを生じることなく
高画質の画像を得ることができる画像形成装置用現像装
置を提供することを目的としている。 【構成】 像担持体に対して所定の現像間隙を形成して
対向する、現像剤を担持する現像剤担持体に交番電界を
印加する画像形成装置用現像装置において、前記現像間
隙に形成される最大現像電界が2.8kV/m以下にな
るように交番電界を印加するように構成する。
現像装置の改良に関し、リングマークを生じることなく
高画質の画像を得ることができる画像形成装置用現像装
置を提供することを目的としている。 【構成】 像担持体に対して所定の現像間隙を形成して
対向する、現像剤を担持する現像剤担持体に交番電界を
印加する画像形成装置用現像装置において、前記現像間
隙に形成される最大現像電界が2.8kV/m以下にな
るように交番電界を印加するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像形成装置等に
用いられる現像装置の改良に関する。近年、ディジタル
カラー複写機や、多色像一括転写方式のカラー複写機等
の画像形成装置に採用される現像装置は、トナーとキャ
リアからなる2成分現像剤を現像剤担持体(現像スリー
ブともいう)上に薄層供給して現像間隙を狭め、高電界
のACバイアスを印加する傾向にある。
用いられる現像装置の改良に関する。近年、ディジタル
カラー複写機や、多色像一括転写方式のカラー複写機等
の画像形成装置に採用される現像装置は、トナーとキャ
リアからなる2成分現像剤を現像剤担持体(現像スリー
ブともいう)上に薄層供給して現像間隙を狭め、高電界
のACバイアスを印加する傾向にある。
【0002】
【従来の技術】図8は多色像一括転写方式カラー画像形
成装置(カラー複写機)の構成例を示す図である。図に
おいて、1は像担持体である感光体ドラムで、OPC感
光体をドラム上に塗布したもので、電位的に接地されて
おり、時計方向に駆動回転される。2はスコロトロン帯
電器で、感光体ドラム1の周面に対し、電位VH の一様
な帯電を、電位VG に保持されたグリッドとコロナ放電
ワイヤによるコロナ放電によって与える。このスコロト
ロン帯電器2による帯電に先立って、前プリントまでの
感光体の履歴をなくすために、発光ダイオード等を用い
た露光器(例えばPCL)3による露光を行って感光体
周面の除電をしておく。
成装置(カラー複写機)の構成例を示す図である。図に
おいて、1は像担持体である感光体ドラムで、OPC感
光体をドラム上に塗布したもので、電位的に接地されて
おり、時計方向に駆動回転される。2はスコロトロン帯
電器で、感光体ドラム1の周面に対し、電位VH の一様
な帯電を、電位VG に保持されたグリッドとコロナ放電
ワイヤによるコロナ放電によって与える。このスコロト
ロン帯電器2による帯電に先立って、前プリントまでの
感光体の履歴をなくすために、発光ダイオード等を用い
た露光器(例えばPCL)3による露光を行って感光体
周面の除電をしておく。
【0003】感光体への一様帯電の後、像露光手段10
により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手
段10は、図示しないレーザダイオードを発光光源と
し、回転するポリゴンミラー11,fθレンズ等を経て
反射ミラー12により光路を曲げられ走査を行なうもの
で、感光体ドラム1の回転(副走査)によって静電潜像
が形成される。ここでは、文字部に対して露光を行な
い、文字部の方が低電位VL となるような反転潜像を形
成する。
により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手
段10は、図示しないレーザダイオードを発光光源と
し、回転するポリゴンミラー11,fθレンズ等を経て
反射ミラー12により光路を曲げられ走査を行なうもの
で、感光体ドラム1の回転(副走査)によって静電潜像
が形成される。ここでは、文字部に対して露光を行な
い、文字部の方が低電位VL となるような反転潜像を形
成する。
【0004】感光体ドラム1の周縁にはイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒色(K)等
のトナーとキャリアとからなる現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像装置(現像器)20が設けられていて、先ず1色
目の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転す
る現像スリーブ21によって行われる。現像剤は、フェ
ライトをコアとしてその周囲に絶縁性樹脂をコーティン
グしたキャリアと、ポリエステルを主材料として色に応
じた顔料と荷電制御剤,シリカ,酸化チタン等を加えた
トナーとからなるもので、現像剤は層形成手段によって
現像スリーブ21上に100μm〜600μmの厚層
(現像剤)に規制されて現像域へと搬送される。
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒色(K)等
のトナーとキャリアとからなる現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像装置(現像器)20が設けられていて、先ず1色
目の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転す
る現像スリーブ21によって行われる。現像剤は、フェ
ライトをコアとしてその周囲に絶縁性樹脂をコーティン
グしたキャリアと、ポリエステルを主材料として色に応
じた顔料と荷電制御剤,シリカ,酸化チタン等を加えた
トナーとからなるもので、現像剤は層形成手段によって
現像スリーブ21上に100μm〜600μmの厚層
(現像剤)に規制されて現像域へと搬送される。
【0005】現像域における現像スリーブ21と感光体
ドラム1との間隙は厚層(現像剤)よりも大きい0.2
mm〜1.0mmとして、この間に電圧値VACのACバ
イアスと、電圧値VDCのDCバイアスが重畳して印加さ
れる。VDCとVH ,トナーの帯電は同極性であるため、
VACによってキャリアから離脱する契機を与えられたト
ナーは、VDCより電位の高いVH の部分には付着せず、
VDCより電位の低いVL 部分に付着し、顕像化(反転現
像)が行われる。
ドラム1との間隙は厚層(現像剤)よりも大きい0.2
mm〜1.0mmとして、この間に電圧値VACのACバ
イアスと、電圧値VDCのDCバイアスが重畳して印加さ
れる。VDCとVH ,トナーの帯電は同極性であるため、
VACによってキャリアから離脱する契機を与えられたト
ナーは、VDCより電位の高いVH の部分には付着せず、
VDCより電位の低いVL 部分に付着し、顕像化(反転現
像)が行われる。
【0006】1色目の顕像化が終わった後、2色目の画
像形成工程に入り、再びスコロトロン帯電器2による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる静電潜像が
像露光手段10によって形成される。この時、1色目の
画像形成工程で行われた露光器3による除電は、1色目
の画像部に付着したトナーが周囲の電位の急激な低下に
より飛び散るため行わない。
像形成工程に入り、再びスコロトロン帯電器2による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる静電潜像が
像露光手段10によって形成される。この時、1色目の
画像形成工程で行われた露光器3による除電は、1色目
の画像部に付着したトナーが周囲の電位の急激な低下に
より飛び散るため行わない。
【0007】再び、感光体ドラム1周面の全面にわたっ
てVH の電位となった感光体のうち、1色目の画像のな
い部分に対しては1色目と同様の静電潜像が作られ、現
像が行われるが、1色目の画像がある部分に対して再び
現像を行なう部分では、1色目の付着したトナーにより
遮光とトナー自身のもつ電荷によって電位VM の静電潜
像が形成され、VDCとVM の電位差に応じた現像が行わ
れる。この1色目と2色目の画像の重なりの部分では、
1色目の現像をVL の静電潜像を作って行なうと、1色
目と2色目とのバランスが崩れるため、1色目の露光量
を減らしてVH >VM >VL となる中間電位とすること
もある。
てVH の電位となった感光体のうち、1色目の画像のな
い部分に対しては1色目と同様の静電潜像が作られ、現
像が行われるが、1色目の画像がある部分に対して再び
現像を行なう部分では、1色目の付着したトナーにより
遮光とトナー自身のもつ電荷によって電位VM の静電潜
像が形成され、VDCとVM の電位差に応じた現像が行わ
れる。この1色目と2色目の画像の重なりの部分では、
1色目の現像をVL の静電潜像を作って行なうと、1色
目と2色目とのバランスが崩れるため、1色目の露光量
を減らしてVH >VM >VL となる中間電位とすること
もある。
【0008】3色目,4色目についても2色目と同様の
画像形成工程が行われ、感光体ドラム1周面上には4色
の顕像が形成される。一方、給紙カセット15より半月
ローラ16を介して搬出された記録紙Pは、一旦停止
し、転写のタイミングの整った時点で、給紙ローラ17
の回転作動により転写域へと給紙される。
画像形成工程が行われ、感光体ドラム1周面上には4色
の顕像が形成される。一方、給紙カセット15より半月
ローラ16を介して搬出された記録紙Pは、一旦停止
し、転写のタイミングの整った時点で、給紙ローラ17
の回転作動により転写域へと給紙される。
【0009】転写域においては、転写のタイミングに同
期して感光体ドラム1の周面に転写ローラ18が圧接さ
れ、給紙された記録紙Pを挟着して多色像が一括して転
写される。
期して感光体ドラム1の周面に転写ローラ18が圧接さ
れ、給紙された記録紙Pを挟着して多色像が一括して転
写される。
【0010】次いで、記録紙Pはほぼ同時に圧接状態と
された分離ブラシ19によって除電され、感光体ドラム
1の周面により分離して定着装置30に搬送され、熱ロ
ーラ31と定着ローラ(圧着ローラ)32の加熱,加圧
によってトナーを溶着した後、排紙ローラ41を介して
装置外部に排出される。なお、前記の転写ローラ18及
び分離ブラシ19は、記録紙Pの通過後、感光体ドラム
1の周面より待避離間して次なるトナー像の形成に備え
る。
された分離ブラシ19によって除電され、感光体ドラム
1の周面により分離して定着装置30に搬送され、熱ロ
ーラ31と定着ローラ(圧着ローラ)32の加熱,加圧
によってトナーを溶着した後、排紙ローラ41を介して
装置外部に排出される。なお、前記の転写ローラ18及
び分離ブラシ19は、記録紙Pの通過後、感光体ドラム
1の周面より待避離間して次なるトナー像の形成に備え
る。
【0011】一方、記録紙Pを分離した感光体ドラム1
は、クリーニング装置50のブレード51の圧接により
残留トナーを除去,清掃し、再び露光器3による除電と
スコロトロン帯電器2による帯電を受けて、次の画像形
成のプロセスに入る。なお、前記ブレード51は感光体
面のクリーニング後直ちに移動して感光体ドラム1の周
面より待避する。
は、クリーニング装置50のブレード51の圧接により
残留トナーを除去,清掃し、再び露光器3による除電と
スコロトロン帯電器2による帯電を受けて、次の画像形
成のプロセスに入る。なお、前記ブレード51は感光体
面のクリーニング後直ちに移動して感光体ドラム1の周
面より待避する。
【0012】なお、図に示す画像形成装置は自動給紙機
構による給紙の他に、手差しによる給紙もできるように
なっている。手差し給紙台60により手差しされた記録
紙Pはピックアップローラ61の回転により搬送され、
前述した給紙カセット15からの給紙と同様のプロセス
を経て転写域に給紙される。
構による給紙の他に、手差しによる給紙もできるように
なっている。手差し給紙台60により手差しされた記録
紙Pはピックアップローラ61の回転により搬送され、
前述した給紙カセット15からの給紙と同様のプロセス
を経て転写域に給紙される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この種のカラー画像形
成装置で多色像を形成する場合において、画像品質を向
上させるために現像間隙(感光体ドラムと現像スリーブ
間の距離)を狭くしてかつこの現像間隙に高電界を印加
すると、記録紙上に図9に示すようなリング状又はスポ
ット状の模様が生じる現象が発生することが分かった
(以下、リングマークと称する)。図の(a)と(c)
は背景部に生じるリングマーク、(b)は画像部に生じ
るリングマークである。このようなリングマークの発生
は画質を著しく損ねてしまう。
成装置で多色像を形成する場合において、画像品質を向
上させるために現像間隙(感光体ドラムと現像スリーブ
間の距離)を狭くしてかつこの現像間隙に高電界を印加
すると、記録紙上に図9に示すようなリング状又はスポ
ット状の模様が生じる現象が発生することが分かった
(以下、リングマークと称する)。図の(a)と(c)
は背景部に生じるリングマーク、(b)は画像部に生じ
るリングマークである。このようなリングマークの発生
は画質を著しく損ねてしまう。
【0014】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、リングマークを生じることなく高画質の
画像を得ることができる画像形成装置用現像装置を提供
することを目的としている。
ものであって、リングマークを生じることなく高画質の
画像を得ることができる画像形成装置用現像装置を提供
することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、像担持体に対して所定の現像間隙を形成して
対向する、現像剤を担持する現像剤担持体に交番電界を
印加する画像形成装置用現像装置において、前記現像間
隙に形成される最大現像電界が2.8kV/m以下にな
るように交番電界を印加するようにしたことを特徴とし
ている。
本発明は、像担持体に対して所定の現像間隙を形成して
対向する、現像剤を担持する現像剤担持体に交番電界を
印加する画像形成装置用現像装置において、前記現像間
隙に形成される最大現像電界が2.8kV/m以下にな
るように交番電界を印加するようにしたことを特徴とし
ている。
【0016】この場合において、前記現像間隙では水平
磁界を形成すると共に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することが、リングマークを生ぜずかつ画像特性の優
れた画像を得る上で好ましい。
磁界を形成すると共に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することが、リングマークを生ぜずかつ画像特性の優
れた画像を得る上で好ましい。
【0017】更に、前記画像形成装置が多色像一括転写
方式の画像形成装置であり、像担持体に対して所定の現
像間隙を形成して対向する、2成分の現像剤を担持する
現像剤担持体に交番電界を印加する画像形成装置用現像
装置において、前記現像間隙では水平磁界を形成して厚
層現像を行なう場合に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することが、リングマークを生ぜずかつ画像特性のよ
り優れた画像を得る上で好ましい。
方式の画像形成装置であり、像担持体に対して所定の現
像間隙を形成して対向する、2成分の現像剤を担持する
現像剤担持体に交番電界を印加する画像形成装置用現像
装置において、前記現像間隙では水平磁界を形成して厚
層現像を行なう場合に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することが、リングマークを生ぜずかつ画像特性のよ
り優れた画像を得る上で好ましい。
【0018】
【作用】前記したリングマーク発生現象は、像担持体
(感光体ともいう。通常は感光体はドラム状であるので
感光体ドラムということが多い)と現像スリーブ間(現
像間隙)に高電界がかかった時に発生する放電により、
感光体ドラムに生じる潜像欠陥に起因することが分かっ
た(詳細後述)。そこで、放電を発生しないような最大
電界を規定することにより、リングマークを生じること
なく画像特性の優れた画像を得ることができる。
(感光体ともいう。通常は感光体はドラム状であるので
感光体ドラムということが多い)と現像スリーブ間(現
像間隙)に高電界がかかった時に発生する放電により、
感光体ドラムに生じる潜像欠陥に起因することが分かっ
た(詳細後述)。そこで、放電を発生しないような最大
電界を規定することにより、リングマークを生じること
なく画像特性の優れた画像を得ることができる。
【0019】本発明では、現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加するようにした。これにより、現像間隙には放電は発
生せず、リングマークが生じることのない高画質の画像
を得ることができる。
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加するようにした。これにより、現像間隙には放電は発
生せず、リングマークが生じることのない高画質の画像
を得ることができる。
【0020】この場合において、前記現像間隙では水平
磁界を形成すると共に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することにより、リングマークを生ぜずかつ画像特性
の優れた画像を得ることができる。
磁界を形成すると共に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することにより、リングマークを生ぜずかつ画像特性
の優れた画像を得ることができる。
【0021】更に、前記画像形成装置が多色像一括転写
方式の画像形成装置であり、像担持体に対して所定の現
像間隙を形成して対向する、2成分の現像剤を担持する
現像剤担持体に交番電界を印加する画像形成装置用現像
装置において、前記現像間隙では水平磁界を形成して厚
層現像を行なう場合に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することにより、リングマークを生ぜずかつ画像特性
のより優れた画像を得ることができる。
方式の画像形成装置であり、像担持体に対して所定の現
像間隙を形成して対向する、2成分の現像剤を担持する
現像剤担持体に交番電界を印加する画像形成装置用現像
装置において、前記現像間隙では水平磁界を形成して厚
層現像を行なう場合に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することにより、リングマークを生ぜずかつ画像特性
のより優れた画像を得ることができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。先ず、リングマークの発生原因について説
明する。図10は現像バイアスの説明図である。図8と
同一のものは、同一の符号を付して示す。現像装置20
の現像スリーブ21には直流バイアス電圧VDCと交流
(交番)電圧VACの和が印加されている。一方、感光体
ドラム1では背景部は電位VH に、画像部は電位VL に
設定されている。ここで、感光体ドラム1の表面と現像
スリーブ21の表面間の距離Dsdが前記した現像間隙
である。
に説明する。先ず、リングマークの発生原因について説
明する。図10は現像バイアスの説明図である。図8と
同一のものは、同一の符号を付して示す。現像装置20
の現像スリーブ21には直流バイアス電圧VDCと交流
(交番)電圧VACの和が印加されている。一方、感光体
ドラム1では背景部は電位VH に、画像部は電位VL に
設定されている。ここで、感光体ドラム1の表面と現像
スリーブ21の表面間の距離Dsdが前記した現像間隙
である。
【0023】図11はバイアス電圧の関係を示す図であ
る。交流バイアス電圧VACは、直流バイアス電位VDCを
中心として上下にそれぞれVaだけ振れている。従っ
て、現像スリーブ21の電位は、図の太い実線で示す範
囲で変動する。ここで、交流電圧VACの振幅Vaを1.
4kV、直流バイアス電位VDCを−600Vとすると、
現像スリーブ21の電位は−2000Vから+800V
まで変動する。一方、感光体ドラム1の背景部電位VH
を−750V、画像部電位VL を−50Vとすると、現
像間隙Dsdにかかる電位差の最大値は露光後電位部V
L でVmax1は1.95kV、帯電電位部VH でVmax2は
1.55kVとなる。つまり、このような高い電界が現
像間隙Dsdにかかることになる。
る。交流バイアス電圧VACは、直流バイアス電位VDCを
中心として上下にそれぞれVaだけ振れている。従っ
て、現像スリーブ21の電位は、図の太い実線で示す範
囲で変動する。ここで、交流電圧VACの振幅Vaを1.
4kV、直流バイアス電位VDCを−600Vとすると、
現像スリーブ21の電位は−2000Vから+800V
まで変動する。一方、感光体ドラム1の背景部電位VH
を−750V、画像部電位VL を−50Vとすると、現
像間隙Dsdにかかる電位差の最大値は露光後電位部V
L でVmax1は1.95kV、帯電電位部VH でVmax2は
1.55kVとなる。つまり、このような高い電界が現
像間隙Dsdにかかることになる。
【0024】画像形成装置で記録紙に画像を形成する処
理を繰り返すと、現像スリーブの表面がキャリア等で削
られ、或いはトナーを媒介として混入する等により、金
属異物が発生する。この金属異物が発生すると、前記し
た現像間隙が狭まり、金属異物と感光体表面との間で放
電が発生する。
理を繰り返すと、現像スリーブの表面がキャリア等で削
られ、或いはトナーを媒介として混入する等により、金
属異物が発生する。この金属異物が発生すると、前記し
た現像間隙が狭まり、金属異物と感光体表面との間で放
電が発生する。
【0025】図12は放電発生の説明図である。現像間
隙Dsdは、近年の薄層現像方式が採用されるようにな
って狭まり、0.8mm以下である。このような狭い現
像間隙で金属異物22が発生すると、現像間隙Dsdは
図に示すように更に狭まり、電界はますます高くなる。
金属異物22には、図11に示すようなバイアスが印加
されている。この結果、感光体ドラム1表面と金属異物
22間で放電が発生する。放電が発生すると、感光体ド
ラム1表面の静電潜像がリング状に或いはスポット状に
破壊され、図9に示すようなリングマークが発生する。
隙Dsdは、近年の薄層現像方式が採用されるようにな
って狭まり、0.8mm以下である。このような狭い現
像間隙で金属異物22が発生すると、現像間隙Dsdは
図に示すように更に狭まり、電界はますます高くなる。
金属異物22には、図11に示すようなバイアスが印加
されている。この結果、感光体ドラム1表面と金属異物
22間で放電が発生する。放電が発生すると、感光体ド
ラム1表面の静電潜像がリング状に或いはスポット状に
破壊され、図9に示すようなリングマークが発生する。
【0026】図13〜図15はリングマーク発生の様子
を示す図である。図13に示す例は、感光体上の電位変
化により現像スリーブと感光体表面との間に正放電が発
生し、正放電が発生した領域に対応する感光体表面の電
位が下がり、その下がった領域にトナーが付着し、リン
グマークが発生するものである。図14に示す例は、感
光体上の電位変化により現像スリーブと感光体表面との
間に負放電が発生し、負放電が発生した領域に対応する
感光体表面の電位が上がり、その上がった領域にはトナ
ーが付着せず、リングマークが発生するものである。図
15に示す例は、感光体上の電位変化により現像スリー
ブと感光体表面との間に正放電が発生し、正放電が発生
した領域の電位が下がる。次に、この電位が下がった領
域で負放電が発生し、対応する感光体表面の電位が上が
り、その上がった領域にはトナーが付着せず、正放電と
負放電でできた電位が下がった領域のにみトナーが付着
しリングマークが発生するものである。
を示す図である。図13に示す例は、感光体上の電位変
化により現像スリーブと感光体表面との間に正放電が発
生し、正放電が発生した領域に対応する感光体表面の電
位が下がり、その下がった領域にトナーが付着し、リン
グマークが発生するものである。図14に示す例は、感
光体上の電位変化により現像スリーブと感光体表面との
間に負放電が発生し、負放電が発生した領域に対応する
感光体表面の電位が上がり、その上がった領域にはトナ
ーが付着せず、リングマークが発生するものである。図
15に示す例は、感光体上の電位変化により現像スリー
ブと感光体表面との間に正放電が発生し、正放電が発生
した領域の電位が下がる。次に、この電位が下がった領
域で負放電が発生し、対応する感光体表面の電位が上が
り、その上がった領域にはトナーが付着せず、正放電と
負放電でできた電位が下がった領域のにみトナーが付着
しリングマークが発生するものである。
【0027】放電の発生を防ぐためには、この金属異物
22を除去するための清掃処理を行なう必要がある。し
かしながら、現像装置以外のユニットに付着或いはユニ
ットで発生している異物が現像装置内に混入するのを完
全に除去することは不可能である。そこで、本発明者ら
は、金属異物22が混入した場合でも放電することのな
い、現像間隙における最大電界はどれ位になるか実験し
てみた。
22を除去するための清掃処理を行なう必要がある。し
かしながら、現像装置以外のユニットに付着或いはユニ
ットで発生している異物が現像装置内に混入するのを完
全に除去することは不可能である。そこで、本発明者ら
は、金属異物22が混入した場合でも放電することのな
い、現像間隙における最大電界はどれ位になるか実験し
てみた。
【0028】図1乃至図4は、画像許容範囲特性例を示
す図である。以下の実施例の試験条件は、何れも直流バ
イアス電位VDC=−600V,感光体表面の背景電位V
H =−750V,感光体表面の2色目以降の画像電位V
M =−170V,感光体表面の画像電位VL =−50
V,交流電圧の周波数8kHzで行った。
す図である。以下の実施例の試験条件は、何れも直流バ
イアス電位VDC=−600V,感光体表面の背景電位V
H =−750V,感光体表面の2色目以降の画像電位V
M =−170V,感光体表面の画像電位VL =−50
V,交流電圧の周波数8kHzで行った。
【0029】図1は、2成分現像剤,現像剤搬送量が2
0mg/cm2 の厚層現像,現像間隙は水平磁界,多色
像一括転写方式現像の場合の画像許容範囲特性を示して
いる。縦軸は交流電圧VAC(kVp- p)、横軸は現像
間隙Dsd(μm)を示す。f1は混色しきい値(混色
が発生する交流バイアス電圧値)特性を、f2はリング
マークが発生する交流バイアス電圧しきい値特性を、f
3は高画質を維持することができる濃度・細線再現性し
きい値特性をそれぞれ示している。
0mg/cm2 の厚層現像,現像間隙は水平磁界,多色
像一括転写方式現像の場合の画像許容範囲特性を示して
いる。縦軸は交流電圧VAC(kVp- p)、横軸は現像
間隙Dsd(μm)を示す。f1は混色しきい値(混色
が発生する交流バイアス電圧値)特性を、f2はリング
マークが発生する交流バイアス電圧しきい値特性を、f
3は高画質を維持することができる濃度・細線再現性し
きい値特性をそれぞれ示している。
【0030】f1における現像間隙電界Eは2.9kV
/m、f2における現像間隙電界Eは2.8kV/m、
f3における現像間隙電界Eは2.0kV/mである。
ここで、電界Eの求め方について説明する。一般に、2
点間の電位差をK[V]、2点間の距離をd[m]とす
ると、2点間の電界Eは次式で表される。
/m、f2における現像間隙電界Eは2.8kV/m、
f3における現像間隙電界Eは2.0kV/mである。
ここで、電界Eの求め方について説明する。一般に、2
点間の電位差をK[V]、2点間の距離をd[m]とす
ると、2点間の電界Eは次式で表される。
【0031】 E=K/d[V/m] (1) 図10における現像間隙Dsdにかかる電圧は、ほぼ (Vp- p/2)+|VDC| となる。そこで、現像間隙Dsdにかかる電界は(1)
式より {(Vp- p/2)+|VDC|}/Dsd (2) と表わすことができる。
式より {(Vp- p/2)+|VDC|}/Dsd (2) と表わすことができる。
【0032】ここで、水平磁界現像とは、図5に示すよ
うに現像間隙に水平磁界を形成せしめ、現像を行なうも
のである。図5において、図12と同一のものは、同一
の符号を付して示す。現像スリーブ21の内部には、図
5の(a)に示すように多極永久磁石23が内蔵されて
いる。その磁極が現像間隙の両側に、図に示すようにN
極,S極と配置された場合、N極からS極に向かって水
平磁界24が形成される。この場合、現像スリーブ21
の表面には、(b)に示すように水平磁界に沿ってキャ
リア25aによる層が1層形成され、薄層現像(現像間
隙の狭い現像)や厚層現像(現像間隙の広い現像)が可
能となる。
うに現像間隙に水平磁界を形成せしめ、現像を行なうも
のである。図5において、図12と同一のものは、同一
の符号を付して示す。現像スリーブ21の内部には、図
5の(a)に示すように多極永久磁石23が内蔵されて
いる。その磁極が現像間隙の両側に、図に示すようにN
極,S極と配置された場合、N極からS極に向かって水
平磁界24が形成される。この場合、現像スリーブ21
の表面には、(b)に示すように水平磁界に沿ってキャ
リア25aによる層が1層形成され、薄層現像(現像間
隙の狭い現像)や厚層現像(現像間隙の広い現像)が可
能となる。
【0033】図6は垂直磁界現像の説明図である。図5
に示す水平磁界現像の場合と異なり、多極永久磁石23
のN極又はS極を現像間隙の真下に配置し、感光体ドラ
ム1と現像スリーブ21間に、図に示すような垂直磁界
24を形成させるものである。この場合、現像スリーブ
21の表面には、(b)に示すように垂直磁界に沿って
キャリア25aによる層が多層形成され、厚層現像(現
像間隙の広い現像)が可能となる。
に示す水平磁界現像の場合と異なり、多極永久磁石23
のN極又はS極を現像間隙の真下に配置し、感光体ドラ
ム1と現像スリーブ21間に、図に示すような垂直磁界
24を形成させるものである。この場合、現像スリーブ
21の表面には、(b)に示すように垂直磁界に沿って
キャリア25aによる層が多層形成され、厚層現像(現
像間隙の広い現像)が可能となる。
【0034】また、前記した混色とは、イエロー(Y)
のトナーの上に他の色のトナーが被さり、イエローがイ
エローでなくなることをいう。フルカラー画像形成の場
合には、Y,M,C,Kがこの順に重ね合わせられ、種
々の色が作られる。Y,M,C,Kでない他の色を作る
場合には、最初のトナーであるYの上に他のトナーが重
なるが、純粋にYの色であるべき所に他のトナーが重な
ることは好ましくない。純粋なイエローであるべき領域
に他のトナーが重なるとイエローの品質が落ちてしまい
好ましくない。これを混色という。
のトナーの上に他の色のトナーが被さり、イエローがイ
エローでなくなることをいう。フルカラー画像形成の場
合には、Y,M,C,Kがこの順に重ね合わせられ、種
々の色が作られる。Y,M,C,Kでない他の色を作る
場合には、最初のトナーであるYの上に他のトナーが重
なるが、純粋にYの色であるべき所に他のトナーが重な
ることは好ましくない。純粋なイエローであるべき領域
に他のトナーが重なるとイエローの品質が落ちてしまい
好ましくない。これを混色という。
【0035】図1に示す特性において、混色を生じる限
界まで電界を上げても(f1参照)、それより低い電界
でリングマークが発生する(f2参照)。また、特性f
3よりも電界を下げると、濃度・細線再現性が悪くな
る。従って、リングマークが生じることなくかつ高画質
の画像を得ることができる電界Eは2.0kV/mから
2.8kV/mの範囲(図の斜線領域)となることが分
かる。
界まで電界を上げても(f1参照)、それより低い電界
でリングマークが発生する(f2参照)。また、特性f
3よりも電界を下げると、濃度・細線再現性が悪くな
る。従って、リングマークが生じることなくかつ高画質
の画像を得ることができる電界Eは2.0kV/mから
2.8kV/mの範囲(図の斜線領域)となることが分
かる。
【0036】この実施例では、現像剤搬送量をかさ密度
換算で現像剤粒子径より厚層にし、かつ現像間隙で水平
磁界を形成し、最大現像電界Eが2.8kV/m以下に
なるようにすることにより、大きなレンジの現像間隙に
対してリングマーク発生を防止し、画像特性(混色がな
く、画像濃度と鮮鋭性に優れた画像)が両立する条件を
見いだした。
換算で現像剤粒子径より厚層にし、かつ現像間隙で水平
磁界を形成し、最大現像電界Eが2.8kV/m以下に
なるようにすることにより、大きなレンジの現像間隙に
対してリングマーク発生を防止し、画像特性(混色がな
く、画像濃度と鮮鋭性に優れた画像)が両立する条件を
見いだした。
【0037】図2は、2成分現像剤,現像剤搬送量が8
mg/cm2 の薄層現像,現像間隙は水平磁界,多色像
一括転写方式現像の場合の画像許容範囲特性を示してい
る。縦軸は交流電圧VAC(kVp- p)、横軸は現像間
隙Dsd(μm)を示す。f1は混色発生しきい値特性
を、f2はリングマーク発生しきい値特性を、f3は高
画質を維持する濃度・細線再現正特性しきい値特性をそ
れぞれ示している。
mg/cm2 の薄層現像,現像間隙は水平磁界,多色像
一括転写方式現像の場合の画像許容範囲特性を示してい
る。縦軸は交流電圧VAC(kVp- p)、横軸は現像間
隙Dsd(μm)を示す。f1は混色発生しきい値特性
を、f2はリングマーク発生しきい値特性を、f3は高
画質を維持する濃度・細線再現正特性しきい値特性をそ
れぞれ示している。
【0038】f1における現像間隙電界Eは3.5kV
/m、f2における現像間隙電界Eは2.8kV/m、
f3における現像間隙電界Eは3.0kV/mである。
この実施例では、高画質とリングマーク発生なしとを満
足する領域は存在しない。
/m、f2における現像間隙電界Eは2.8kV/m、
f3における現像間隙電界Eは3.0kV/mである。
この実施例では、高画質とリングマーク発生なしとを満
足する領域は存在しない。
【0039】図3は、2成分現像剤,現像剤搬送量が2
0mg/cm2 の厚層現像,現像間隙は垂直磁界,モノ
クロ現像の場合の画像許容範囲特性を示している。縦軸
は交流電圧VAC(kVp- p)、横軸は現像間隙Dsd
(μm)を示す。この実施例では、モノクロ現像なの
で、混色は有り得ない。f2はリングマークが発生する
しきい値特性を、f3は高画質を維持する濃度・細線再
現性しきい値特性をそれぞれ示している。
0mg/cm2 の厚層現像,現像間隙は垂直磁界,モノ
クロ現像の場合の画像許容範囲特性を示している。縦軸
は交流電圧VAC(kVp- p)、横軸は現像間隙Dsd
(μm)を示す。この実施例では、モノクロ現像なの
で、混色は有り得ない。f2はリングマークが発生する
しきい値特性を、f3は高画質を維持する濃度・細線再
現性しきい値特性をそれぞれ示している。
【0040】f2における現像間隙電界Eは2.8kV
/m、f3における現像間隙電界Eは1.9kV/mで
ある。この実施例では、高画質とリングマーク発生なし
とを満足する領域はf2とf3で囲まれる領域(図の斜
線領域)である。従って、リングマークが生じることな
くかつ高画質の画像を得ることができる電界Eは1.9
kV/mから2.8kV/mの範囲となることが分か
る。
/m、f3における現像間隙電界Eは1.9kV/mで
ある。この実施例では、高画質とリングマーク発生なし
とを満足する領域はf2とf3で囲まれる領域(図の斜
線領域)である。従って、リングマークが生じることな
くかつ高画質の画像を得ることができる電界Eは1.9
kV/mから2.8kV/mの範囲となることが分か
る。
【0041】図4は、2成分現像剤,現像剤搬送量が8
mg/cm2 の薄層現像,現像間隙は垂直磁界,モノク
ロ現像の場合の画像許容範囲特性を示している。縦軸は
交流電圧VAC(kVp- p)、横軸は現像間隙Dsd
(μm)を示す。この実施例では、モノクロ現像なの
で、混色は有り得ない。f2はリングマークが発生する
しきい値特性を、f3は高画質を維持する濃度・細線再
現性しきい値特性をそれぞれ示している。
mg/cm2 の薄層現像,現像間隙は垂直磁界,モノク
ロ現像の場合の画像許容範囲特性を示している。縦軸は
交流電圧VAC(kVp- p)、横軸は現像間隙Dsd
(μm)を示す。この実施例では、モノクロ現像なの
で、混色は有り得ない。f2はリングマークが発生する
しきい値特性を、f3は高画質を維持する濃度・細線再
現性しきい値特性をそれぞれ示している。
【0042】f2における現像間隙電界Eは2.8kV
/m、f3における現像間隙電界Eは2.9kV/mで
ある。この実施例では、高画質とリングマーク発生なし
とを満足する領域はf2とf3で囲まれる領域(図の斜
線領域)は、現像間隙Dsdがごく狭い範囲(400μ
m以下)に限られる。従って、リングマークが生じるこ
となくかつ高画質の画像を得ることができる電界EはD
sdが400μm以下で2.8kV/mから2.9kV
/mの範囲となることが分かる。
/m、f3における現像間隙電界Eは2.9kV/mで
ある。この実施例では、高画質とリングマーク発生なし
とを満足する領域はf2とf3で囲まれる領域(図の斜
線領域)は、現像間隙Dsdがごく狭い範囲(400μ
m以下)に限られる。従って、リングマークが生じるこ
となくかつ高画質の画像を得ることができる電界EはD
sdが400μm以下で2.8kV/mから2.9kV
/mの範囲となることが分かる。
【0043】以上の図3,図4に示す実施例からは、現
像間隙で垂直磁界が形成された場合、最大現像電界Eが
2.8kV/m以下になるようにすることにより、トナ
ー重ね合わせのない通常の画像形成装置では、リングマ
ークの発生を防止し、画像特性(画像濃度と鮮鋭性が優
れていること)が両立する現像条件を見いだした。
像間隙で垂直磁界が形成された場合、最大現像電界Eが
2.8kV/m以下になるようにすることにより、トナ
ー重ね合わせのない通常の画像形成装置では、リングマ
ークの発生を防止し、画像特性(画像濃度と鮮鋭性が優
れていること)が両立する現像条件を見いだした。
【0044】図7は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図8,図5と同一のものは、同一の符号を
付して示す。図において、1は像担持体としての感光体
ドラム,2は該感光体ドラム表面に電位VH の一様帯電
を行なう帯電器である。20は感光体ドラム1に対向し
て配置された現像装置である。該現像装置20は、現像
剤担持体としての現像スリーブ21,その内部に配置さ
れた多極永久磁石23,キャリア25aとトナー25b
よりなる2成分現像剤25,2成分現像剤25を撹拌す
る撹拌スクリュー26a,26b,供給ローラ27及び
これらを内蔵するケース28より構成されている。
ク図である。図8,図5と同一のものは、同一の符号を
付して示す。図において、1は像担持体としての感光体
ドラム,2は該感光体ドラム表面に電位VH の一様帯電
を行なう帯電器である。20は感光体ドラム1に対向し
て配置された現像装置である。該現像装置20は、現像
剤担持体としての現像スリーブ21,その内部に配置さ
れた多極永久磁石23,キャリア25aとトナー25b
よりなる2成分現像剤25,2成分現像剤25を撹拌す
る撹拌スクリュー26a,26b,供給ローラ27及び
これらを内蔵するケース28より構成されている。
【0045】70はその電圧値を可変できる可変交流電
圧源、71は直流電圧源である。可変交流電圧源70は
交流バイアス電圧VACを発生し、直流電圧源71は直流
バイアス電圧VDCを発生する。これら交流バイアス電圧
VACと直流バイアス電圧VACはそれぞれ加算されて現像
スリーブ21に印加されている。72は可変交流電圧源
70の出力電圧VACをモニタする電圧計である。現像バ
イアス等の条件は、前述した条件である、直流バイアス
電位VDC=−600V,感光体表面の背景電位VH =−
750V,感光体表面の2色目以降の画像電位VM =−
170V,感光体表面の画像電位VL =−50V,交流
電圧の周波数8kHzを用いた。このように構成された
装置の動作を説明すれば、以下のとおりである。
圧源、71は直流電圧源である。可変交流電圧源70は
交流バイアス電圧VACを発生し、直流電圧源71は直流
バイアス電圧VDCを発生する。これら交流バイアス電圧
VACと直流バイアス電圧VACはそれぞれ加算されて現像
スリーブ21に印加されている。72は可変交流電圧源
70の出力電圧VACをモニタする電圧計である。現像バ
イアス等の条件は、前述した条件である、直流バイアス
電位VDC=−600V,感光体表面の背景電位VH =−
750V,感光体表面の2色目以降の画像電位VM =−
170V,感光体表面の画像電位VL =−50V,交流
電圧の周波数8kHzを用いた。このように構成された
装置の動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0046】帯電器2により一様電位VH に帯電された
感光体ドラム1は図の時計方向に回転する。そして、一
様帯電された感光体ドラム表面にレーザビームにより像
露光が行われる。像露光が行われた部分は画像電位VL
となる。像露光が行われた感光体部分は現像装置20の
配置されている位置に到達する。
感光体ドラム1は図の時計方向に回転する。そして、一
様帯電された感光体ドラム表面にレーザビームにより像
露光が行われる。像露光が行われた部分は画像電位VL
となる。像露光が行われた感光体部分は現像装置20の
配置されている位置に到達する。
【0047】現像装置20では、2成分現像剤25が撹
拌スクリュー26a,26bにより撹拌され、供給ロー
ラ27により現像スリーブ21の周囲に現像剤が供給さ
れる。現像スリーブ21は、反時計方向に回転してお
り、現像剤が付着した現像スリーブ表面は現像間隙Ds
d部に到達する。
拌スクリュー26a,26bにより撹拌され、供給ロー
ラ27により現像スリーブ21の周囲に現像剤が供給さ
れる。現像スリーブ21は、反時計方向に回転してお
り、現像剤が付着した現像スリーブ表面は現像間隙Ds
d部に到達する。
【0048】現像スリーブ21には、前述した交流バイ
アス電圧VAC及び直流バイアス電圧VDCが印加されてお
り、かつ現像間隙には多極永久磁石23により水平磁界
又は垂直磁界が形成されている(図は水平磁界の場合を
示す)。この状態で、可変交流電圧源70の発生する電
圧VACを、最大電界Eが2.8kV/m以下になるよう
に選んでおくと、感光体ドラム1の表面には、静電潜像
に応じたトナーが、リングマークを生じることなくかつ
高画質画像再現性を維持する範囲で付着する。図では、
例えばイエロー(Y)トナー1つの現像の場合を示して
いるが、他のM(マゼンタ),C(シアン),K(ブラ
ック)の現像装置についても同様である。
アス電圧VAC及び直流バイアス電圧VDCが印加されてお
り、かつ現像間隙には多極永久磁石23により水平磁界
又は垂直磁界が形成されている(図は水平磁界の場合を
示す)。この状態で、可変交流電圧源70の発生する電
圧VACを、最大電界Eが2.8kV/m以下になるよう
に選んでおくと、感光体ドラム1の表面には、静電潜像
に応じたトナーが、リングマークを生じることなくかつ
高画質画像再現性を維持する範囲で付着する。図では、
例えばイエロー(Y)トナー1つの現像の場合を示して
いるが、他のM(マゼンタ),C(シアン),K(ブラ
ック)の現像装置についても同様である。
【0049】上述の実施例では、動作条件が直流バイア
ス電位VDC=−600V,感光体表面の背景電位VH =
−750V,感光体表面の2色目以降の画像電位VM =
−170V,感光体表面の画像電位VL =−50V,交
流電圧の周波数8kHzの場合について説明した。現像
条件、例えば感光体表面の背景電位VH ,感光体表面の
2色目以降の画像電位VM ,感光体表面の画像電位VL
,現像間隙Dsd等を変更した時には、前述した電界
算出式である {(Vp- p/2)+|VDC|}/Dsd (2) で、Eが2.8kV/mとなるVp- pを求め、求めた
Vp- pとなるように交流可変電圧源70の出力振幅V
p- pを調整する。調整する際には、電圧計をモニタし
ながら行なう。
ス電位VDC=−600V,感光体表面の背景電位VH =
−750V,感光体表面の2色目以降の画像電位VM =
−170V,感光体表面の画像電位VL =−50V,交
流電圧の周波数8kHzの場合について説明した。現像
条件、例えば感光体表面の背景電位VH ,感光体表面の
2色目以降の画像電位VM ,感光体表面の画像電位VL
,現像間隙Dsd等を変更した時には、前述した電界
算出式である {(Vp- p/2)+|VDC|}/Dsd (2) で、Eが2.8kV/mとなるVp- pを求め、求めた
Vp- pとなるように交流可変電圧源70の出力振幅V
p- pを調整する。調整する際には、電圧計をモニタし
ながら行なう。
【0050】上述したように、本発明は通常の画像形成
装置(モノクロ画像形成装置,カラー画像形成装置)に
用いて好適であるが、特に出願人が採用している多色像
一括転写方式のカラー画像形成装置であって、2成分現
像剤を用い、現像間隙に水平磁界が形成された厚層現像
方式に用いて好適である。
装置(モノクロ画像形成装置,カラー画像形成装置)に
用いて好適であるが、特に出願人が採用している多色像
一括転写方式のカラー画像形成装置であって、2成分現
像剤を用い、現像間隙に水平磁界が形成された厚層現像
方式に用いて好適である。
【0051】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、像担持体に対して所定の現像間隙を形成して対
向する、現像剤を担持する現像剤担持体に交番電界を印
加する画像形成装置用現像装置において、前記現像間隙
に形成される最大現像電界が2.8kV/m以下になる
ように交番電界を印加することにより、リングマークを
生じることなく高画質の画像を得ることができる。
よれば、像担持体に対して所定の現像間隙を形成して対
向する、現像剤を担持する現像剤担持体に交番電界を印
加する画像形成装置用現像装置において、前記現像間隙
に形成される最大現像電界が2.8kV/m以下になる
ように交番電界を印加することにより、リングマークを
生じることなく高画質の画像を得ることができる。
【0052】この場合において、前記現像間隙では水平
磁界を形成すると共に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することにより、リングマークを生じることなく高画
質の画像を得ることができる。
磁界を形成すると共に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することにより、リングマークを生じることなく高画
質の画像を得ることができる。
【0053】更に、前記画像形成装置が多色像一括転写
方式の画像形成装置であり、像担持体に対して所定の現
像間隙を形成して対向する、2成分の現像剤を担持する
現像剤担持体に交番電界を印加する画像形成装置用現像
装置において、前記現像間隙では水平磁界を形成して厚
層現像を行なう場合に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することにより、リングマークを生じることなくより
高画質の画像を得ることができる。
方式の画像形成装置であり、像担持体に対して所定の現
像間隙を形成して対向する、2成分の現像剤を担持する
現像剤担持体に交番電界を印加する画像形成装置用現像
装置において、前記現像間隙では水平磁界を形成して厚
層現像を行なう場合に、該現像間隙に形成される最大現
像電界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印
加することにより、リングマークを生じることなくより
高画質の画像を得ることができる。
【図1】画像許容範囲特性例を示す図である。
【図2】画像許容範囲特性例を示す図である。
【図3】画像許容範囲特性例を示す図である。
【図4】画像許容範囲特性例を示す図である。
【図5】水平磁界現像の説明図である。
【図6】垂直磁界現像の説明図である。
【図7】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図8】多色像一括転写方式カラー画像形成装置の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図9】リングマークの各種形状例を示す図である。
【図10】現像バイアスの説明図である。
【図11】感光体電位と現像バイアス電位の関係を示す
図である。
図である。
【図12】放電発生の説明図である。
【図13】リングマーク発生の様子を示す図である。
【図14】リングマーク発生の様子を示す図である。
【図15】リングマーク発生の様子を示す図である。
1 感光体ドラム 2 帯電器 20 現像装置 21 現像スリーブ 23 多極永久磁石 25 2成分現像剤 26a,26b 撹拌スクリュー 27 供給ローラ 70 可変交流電圧源 71 直流電圧源 72 電圧計
Claims (3)
- 【請求項1】 像担持体に対して所定の現像間隙を形成
して対向する、現像剤を担持する現像剤担持体に交番電
界を印加する画像形成装置用現像装置において、 前記現像間隙に形成される最大現像電界が2.8kV/
m以下になるように交番電界を印加するようにしたこと
を特徴とする画像形成装置用現像装置。 - 【請求項2】 前記現像間隙では水平磁界を形成すると
共に、該現像間隙に形成される最大現像電界が2.8k
V/m以下になるように交番電界を印加するようにした
ことを特徴とする画像形成装置用現像装置。 - 【請求項3】 前記画像形成装置が多色像一括転写方式
の画像形成装置であり、像担持体に対して所定の現像間
隙を形成して対向する、2成分の現像剤を担持する現像
剤担持体に交番電界を印加する画像形成装置用現像装置
において、前記現像間隙では水平磁界を形成して厚層現
像を行なう場合に、該現像間隙に形成される最大現像電
界が2.8kV/m以下になるように交番電界を印加す
るようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成
装置用現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22042294A JPH0882988A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 画像形成装置用現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22042294A JPH0882988A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 画像形成装置用現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882988A true JPH0882988A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16750867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22042294A Pending JPH0882988A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 画像形成装置用現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0882988A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7444105B2 (en) * | 2005-04-22 | 2008-10-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image-forming apparatus with a toner pressure control device |
| WO2010016601A1 (ja) | 2008-08-04 | 2010-02-11 | キヤノン株式会社 | 磁性キャリア、二成分系現像剤及び画像形成方法 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP22042294A patent/JPH0882988A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7444105B2 (en) * | 2005-04-22 | 2008-10-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image-forming apparatus with a toner pressure control device |
| WO2010016601A1 (ja) | 2008-08-04 | 2010-02-11 | キヤノン株式会社 | 磁性キャリア、二成分系現像剤及び画像形成方法 |
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