JPH0884793A - バット - Google Patents

バット

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JPH0884793A
JPH0884793A JP6223262A JP22326294A JPH0884793A JP H0884793 A JPH0884793 A JP H0884793A JP 6223262 A JP6223262 A JP 6223262A JP 22326294 A JP22326294 A JP 22326294A JP H0884793 A JPH0884793 A JP H0884793A
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Kenichi Tokieda
健一 時枝
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 中空のバット本体1内の打球部相当箇所に芯
材を設けるとともに、バット本体1の先端部には、芯材
を外部から透視可能な透明部Bを形成してある。 【効果】 陳列バットに内嵌されている芯材の形状を、
当該陳列バットの先端部に形成された透明部を通してそ
の場で目視確認することができ、しかも、芯材の存在を
実感として掴むことができるから、需要者の購買意欲を
増大させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野球やソフトボールに
使用される金属製や繊維強化プラスチック(FRP)製
等のバットで、詳しくは、中空のバット本体内の打球部
相当箇所に芯材を設けてあるバットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバットでは、先端が開口する中空
の金属製バット本体内の打球部相当箇所に、当該バット
本体の先端側開口部から芯材を内嵌したのち、前記バッ
ト本体の先端側開口部をヘッドスピニング加工等によっ
て圧搾閉鎖するか、もしくは、バット本体の先端側開口
部を不透明な硬質樹脂製の栓体で嵌合閉止していた(例
えば、実公昭57−16614号公報、実公昭60−7
096号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のバットは、バ
ット本体内の打球部相当箇所に、コルク製や樹脂製等の
芯材を設けることによって、バットの肉厚を厚くする場
合に比して、重量増加が少ない割りに打球部での強度を
高めることができるから、軽量なバットでありながら復
元力の増大によって打球の飛翔距離を効果的に伸ばすこ
とができる。しかし、従来では、バット本体内の打球部
相当箇所に設けられた芯材を外部から判別することがで
きないため、商品カタログ、説明書等に掲載された写真
やイラストレーションを見て、その商品名又は商品番号
と陳列されたバットの商品名又は商品番号とを照らし合
せなければ、陳列バットに内嵌された芯材の形状等を認
識することができず、その結果、商品番号等の照合に時
間が掛かり、しかも、芯材の存在を実感として掴むこと
ができないため、需要者の購買意欲を阻害する要因にな
っていた。また、陳列されたバットの近傍に、同じバッ
トの打球部相当箇所を切欠き形成した商品見本を展示す
ることが考えられるが、これによる場合は、陳列バット
の種類だけの商品見本を準備しなければならず、販売価
格の高騰を招来する要因になる不都合がある。
【0004】本発明は、前記の実情に鑑みて為されたも
のであって、その目的は、バット本体の先端部の簡単な
改良により、陳列バットを商品カタログ等で照合した
り、或いは、商品見本を一々準備することなく、芯材の
形状を容易に認識できるようにして、需要者の購買意欲
を増大させることができるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1によるバットでは、打球部相当箇
所に芯材を設けてあるバット本体の先端部に、前記芯材
を外部から透視可能な透明部を形成してあることを特徴
とする。
【0006】本発明の請求項2に記載したように、前記
透明部が、金属製のバット本体の先端側開口を閉塞する
透明樹脂製の栓体から構成されていてもよい。
【0007】本発明の請求項3に記載したように、前記
透明部が凹レンズ状に形成されていてもよい。
【0008】本発明の請求項4に記載したように、前記
芯材がバット軸芯方向で貫通する中空状に構成されてい
るとともに、前記バット本体の基端部には、採光用の透
明部が形成されていてもよい。
【0009】本発明の請求項5に記載したように、前記
芯材が、バット軸芯方向に沿って配設される軸部と、当
該軸部の外周面からバット軸芯方向に対してほぼ直交す
る方向に延出される複数本の板状体と、当該板状体の先
端部の各々に連設されたバット本体の内周面に圧接され
る弧状板体とを樹脂にて一体成形して構成されていても
よい。
【0010】
【作用】本発明の請求項1の構成による場合は、バット
本体内の打球相当箇所に芯材を設けて、軽量なバットで
ありながら復元力の増大によって打球の飛翔距離を効果
的に伸ばすことができ、しかも、このための芯材の存在
を、バット本体の先端部に形成した透明部を通して容易
に目視確認することができるから、従来のように、陳列
バットを商品カタログ等で照合したり、或いは、打球部
相当箇所を切欠き形成した商品見本を一々準備する必要
がない。
【0011】本発明の請求項2の構成による場合は、金
属製のバット本体の先端側開口を、当該バット本体とは
振動周期の異なる樹脂製の栓体で閉塞することによっ
て、打球時の金属音の発生を抑制することができるとと
もに、この栓体の成形樹脂材料を透明の樹脂材料に変更
するだけで、芯材を外部から透視可能な透明部を現出す
ることができる。
【0012】本発明の請求項3の構成による場合は、透
明部の凹レンズ効果により芯材を拡大して見ることがで
きる。
【0013】本発明の請求項4の構成による場合は、バ
ット本体の基端部に形成された透明部からの採光によ
り、バット本体内の打球部相当箇所に内嵌した芯材の形
状を鮮明に目視することができる。
【0014】本発明の請求項5の構成による場合は、打
球時の圧力が弧状板体及び板状体を介して軸部を中心と
する径方向に伝達されるから、打球時における芯材全体
の曲げ変形及びバット本体の厚み方向での変形を共に抑
制することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成による場合は、
陳列バットに内嵌されている芯材の形状を、当該陳列バ
ットの先端部に形成された透明部を通してその場で目視
確認することができ、しかも、芯材の存在を実感として
掴むことができるから、需要者の購買意欲を増大させる
ことができる。
【0016】本発明の請求項2の構成による場合は、打
球時の金属音の発生を抑制することを目的として設けら
れている樹脂製の栓体を利用して、芯材を外部から透視
するための透明部を、製造コスト面で有利に構成するこ
とができる。
【0017】本発明の請求項3の構成による場合は、透
明部を通しての芯材の目視確認を容易に行うことができ
る。
【0018】本発明の請求項4の構成による場合は、前
記芯材がバット軸芯方向で貫通する中空状に構成されて
いる条件下において、透明部を通しての芯材の目視確認
を一層容易に行うことができる。
【0019】本発明の請求項5の構成による場合は、バ
ット重量の増加を抑制しながら、打球時の飛翔距離を伸
ばすことがてきる。
【0020】
【実施例】
〔第1実施例〕図1〜図5に示す金属製のバットは、中
空のアルミニウム合金製のバット本体1内の打球部相当
箇所Aに、硬質で耐衝撃性に優れたポリカーボネート
(帝人化成工業株式会社製、商品名パンライト)製の芯
材2を内嵌するとともに、前記バット本体1の先端側開
口部1Aには、ポリウレタン等の透明樹脂(例えば、商
品名 ミラクトランE574)で成形された栓体3を嵌
合固着して、当該栓体3の露出部分3aをもって、前記
芯材2を外部から透視可能な透明部Bを構成してある。
【0021】前記芯材2は、図3〜図5に示すように、
径方向中心部にバット軸芯Pに沿って配設される円筒状
の軸部2Aと、当該円筒状軸部2Aの外周面からバット
軸芯Pに対して直交する方向に延設される複数個(当該
実施例では6個)の板状体2B、及び、当該板状体2B
の先端部の各々に連設されたバット本体1の内周面に圧
接される弧状板体2Cとを一体成形して構成されている
とともに、前記円筒状軸部2Aの内部には、前記板状体
2Bの各々と直径方向で一直線状に位置する複数個(当
該実施例では6個)の仕切板体2Dを一体成形して、前
記円筒状軸部2Aの内部空間Sを、バット軸芯P方向で
貫通する6つの横断面ほぼ三角状の空間に区画形成して
ある。前記芯材2の弧状板体2Cの各々は、バット軸芯
P方向の中央側ほど半径方向外方側に突出するような弧
状に形成されているとともに、直径方向で相対向する両
弧状板体2Cの外側面のバット軸芯P方向中央位置にお
ける最大外径が、バット本体1の打球部相当箇所Aの内
径よりも僅かに大なる(当該実施例では約1mm程度)
寸法に形成されている。更に、前記弧状板体2Cのバッ
ト軸芯P方向両端部2aの各々は、その先端側ほどバッ
ト軸芯P側に位置するようなテーパー状に屈曲形成され
ているとともに、直径方向で相対向する両弧状板体2C
の外側面のテーパー状端部2aにおける最小外径が、バ
ット本体1の先端側開口部1Aから打球部相当箇所Aに
至る部分の内径よりも僅かに小なる(当該実施例では約
1mm程度)寸法に形成されている。そして、前記バッ
ト本体1内の打球部相当箇所Aに芯材2を内嵌するに、
まず、芯材2のテーパー状端部2aをバット本体1の先
端側開口部1Aに挿入したのち、プレス機等の圧入機で
バット本体1内の打球部相当箇所Aの所定位置まで圧入
し、当該芯材2を、それの板状体2Bが板面に沿う方向
に圧縮される状態でバット本体1に内嵌固定する。
【0022】また、前記バット本体1の先端側は、芯材
2を嵌め込む以前は、図5に示すように、バット本体1
の先端側開口部1Aから打球部相当箇所Aにまで亘って
一定の内径に構成されていて、打球部相当箇所Aに芯材
2が圧入された後、図2に示すように、前記先端側開口
部1Aは、その肉厚が打球部相当箇所Aの肉厚よりも少
し厚くなる状態にカーリング加工され、更に、厚肉とな
った先端側開口部1Aの内周面には、前記栓体3の環状
突起3bと嵌合する嵌合溝1aが切削形成されている。
【0023】前記栓体3の露出部分3aをもって構成さ
れる透明部Bは、そのバット軸芯P方向の内外面が共に
部分球状に湾曲するような凹レンズ状に形成されている
とともに、前記栓体3の嵌合部分の先端面3cは、先端
側ほどバット軸芯P側に位置するようなテーパー面に形
成されていて、栓体3をバット本体1の先端側開口部1
Aに嵌合させる際、当該栓体3の嵌合筒部分を半径方向
内方に弾性変形させるためのカム面に構成されている。
また、前記栓体3をバット本体1の先端側開口部1Aに
嵌合する前に、当該先端側開口部1Aの内周面に接着剤
を塗布し、当該接着剤による接着作用と、環状突起3b
と嵌合溝1aとの嵌合による抜け止め作用とにより、栓
体3をバット本体1の先端側開口部1Aに嵌合固着して
いる。尚、前記接着剤が先端側開口部1Aの嵌合溝1a
内に入ると、栓体3の環状突起3bとの嵌合代が浅くな
るため、嵌合溝1aを除く先端側開口部1Aの内周面に
接着剤を塗布するとよい。
【0024】〔第2実施例〕図6に示すように、前記バ
ット本体1の基端側開口部1Bに嵌合固着される尻栓4
を、ポリウレタン等の透明樹脂(例えば、商品名 ミラ
クトランE574)から成形して、当該尻栓4の露出部
分4aをもって、バット本体1の内部空間に対する採光
用の透明部Cを構成して実施してもよい。その他の構成
は前述の第1実施例と同一である。
【0025】〔第3実施例〕図7に示すように、前記バ
ット本体1の先端側開口部1Aの内周面に、前記栓体3
の嵌合筒部分の外周面に形成された環状溝3dと嵌合す
る環状突起1bを形成して実施してもよい。その他の構
成は前述の第1実施例と同一である。
【0026】〔第4実施例〕図8に示すように、前記バ
ット本体1の先端側開口部1Aの先端部分1cを、バッ
ト軸芯P側に向かってカーリング形成するとともに、前
記栓体3の嵌合筒部分の外周面には、先端側開口部1A
の先端部分1cと嵌合する環状溝3eを形成して実施し
てもよい。その他の構成は前述の第1実施例と同一であ
る。
【0027】〔第5実施例〕図9に示すように、前記バ
ット本体1の先端側開口部1Aの先端部分1cを、バッ
ト軸芯P側に向かってカーリング形成するとともに、前
記先端側開口部1Aの内周面には環状溝1dを形成す
る。他方、前記栓体3の嵌合筒部分の外周面には、先端
側開口部1Aの先端部分1cと嵌合する環状溝3eと、
先端側開口部1Aの環状溝1dと嵌合する環状突起3f
とを形成して実施してもよい。
【0028】〔その他の実施例〕 前述の第1実施例では、前記芯材2をポリカーボネ
ート樹脂から構成したが、この材質に限定されるもので
はなく、例えば、アルミニウム合金等の金属材料、又
は、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ウレタン、ナイロン等の樹脂材料で成形してもよい。 前述の第1実施例では、バット本体1の先端側開口
部1Aを閉塞する栓体3を利用し、当該栓体3を透明樹
脂から成形することによって、芯材2を外部から透視可
能な透明部Bを構成したが、バット本体1の先端部がヘ
ッドスピニング加工等によって圧搾閉鎖されている金属
バットであっても、図10に示すように、圧搾閉鎖され
たバット本体1の先端部に、バット軸芯P方向で貫通す
る透視孔1eを形成し、この透視孔1eの開口周縁部
に、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等の透明樹脂
から製作された透明体5を嵌合固着して、芯材2を外部
から透視可能な透明部Bを構成してもよい。 前述の第1実施例では、前記透明部Bを凹レンズ状
に形成したが、凸レンズ状に形成してもよく、また、複
数の凹凸レンズ体を組み合わせて構成してもよい。更
に、前記透明部Bを平板状に構成して実施してもよい。
要するに、前記透明部Bとしては、バット本体1内の打
球部相当箇所Aに内嵌された芯材2を外部から透視でき
る構造であれば、その形状、大きさ、材質等は問わな
い。 前記芯材2の形状としては、第1実施例で説明した
形状のものに限定されるものではなく、例えば、横断面
形状が円筒状又は円筒体の内面に十字状の補強体が連設
されているものなどを用いて実施してもよい。 前述の第1実施例では、前記バット本体1をアルミ
ニウム合金から製作したが、ジュラルミン等の他の金属
材料から製作してもよく、また、繊維強化プラスチック
(FRP)等の非金属材料で製作してもよい。 前述の第1実施例では、前記バット本体1と芯材2
とを別々に製作して、当該バット本体1内の打球部相当
箇所Aに圧入等の適宜手段で芯材2を内嵌したが、前記
バット本体1と芯材2とを一体成形して、成形後のグリ
ップ等の加工時に不要な芯材2部分を切削等によって除
去してもよい。
【0029】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す金属バットの正面図
【図2】栓体取付け部の拡大断面
【図3】芯材取付け部の拡大断面図
【図4】図3におけるIV−IV線断面図
【図5】芯材圧入時の拡大断面図
【図6】第2実施例を示すバット基端部の拡大断面図
【図7】第3実施例を示す栓体取付け部の拡大断面図
【図8】第4実施例を示す栓体取付け部の拡大断面図
【図9】第5実施例を示す栓体取付け部の拡大断面図
【図10】第6実施例を示す栓体取付け部の拡大断面図
【符号の説明】
A 打球部相当箇所 B 透明部 C 透明部 P バット軸芯 1 バット本体 1A 先端側開口 2 芯材 2A 軸部 2B 板状体 2C 弧状板体 3 栓体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空のバット本体(1)内の打球部相当
    箇所(A)に芯材(2)を設けてあるバットであって、
    前記バット本体(1)の先端部に、前記芯材(2)を外
    部から透視可能な透明部(B)が形成されているバッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記透明部(B)が、金属製のバット本
    体(1)の先端側開口(1A)を閉塞する透明樹脂製の
    栓体(3)である請求項1記載のバット。
  3. 【請求項3】 前記透明部(B)が凹レンズ状に形成さ
    れている請求項1又は2記載のバット。
  4. 【請求項4】 前記芯材(2)がバット軸芯(P)方向
    で貫通する中空状に構成されているとともに、前記バッ
    ト本体(1)の基端部には、採光用の透明部(C)が形
    成されている請求項1、2又は3記載のバット。
  5. 【請求項5】 前記芯材(2)が、バット軸芯方向
    (P)に沿って配設される軸部(2A)と、当該軸部
    (2A)の外周面からバット軸芯方向に対してほぼ直交
    する方向に延出される複数本の板状体(2B)と、当該
    板状体(2B)の先端部の各々に連設されたバット本体
    (1)の内周面に圧接される弧状板体(2C)とを樹脂
    にて一体成形して構成されている請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載のバット。
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JPS5613472A (en) * 1979-07-13 1981-02-09 Nisshin Steel Co Ltd Continuously hot dipping apparatus
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