JPH088651B2 - 輪郭補正装置 - Google Patents

輪郭補正装置

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JPH088651B2
JPH088651B2 JP63097585A JP9758588A JPH088651B2 JP H088651 B2 JPH088651 B2 JP H088651B2 JP 63097585 A JP63097585 A JP 63097585A JP 9758588 A JP9758588 A JP 9758588A JP H088651 B2 JPH088651 B2 JP H088651B2
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知典 大橋
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はカラーテレビ受信機やビデオテープレコー
ダなどにおいて映像信号の輪郭を強調して画像の鮮鋭度
を改善する輪郭補正装置に関する。
[従来の技術] 第3図は本出願人の先出願に係る特願昭62-127830号
の輪郭補正装置の構成例のブロツク回路図で、(1)は
映像信号が入力される入力端子、(3),(4)は入力
信号を時間3Dだけ遅延させる遅延回路、(9)は、毎時
刻、遅延回路(3)の出力信号と入力信号の振幅差を算
出する減算器、(10)は遅延回路(3)の出力信号と、
遅延回路(4)の出力信号の振幅差を算出する減算器、
(11)は減算器(9)の出力の絶対値Aを出力する絶対
値回路、(12)は減算器(10)の出力の絶対値Bを出力
する絶対値回路、(13)は絶対値回路(11),(12)の
出力A,Bの大小を比較し、その結果に基づいて切換制御
信号を出力する比較器、(14)はこの切換制御信号に基
づいて、入力信号と、遅延回路(3),(4)の出力信
号を切換えて出力端子(15)に出力する切換スイツチで
ある。
次に動作について説明する。
入力端子(1)から入力された入力信号は、遅延回路
(3)で時間3Dだけ遅延され、ついで遅延回路(4)で
時間3D遅延される。したがつて、切換スイツチ(14)の
3つの入力端子a,b,cには、現時刻の入力信号と、時間3
Dおよび時間6D前の入力信号の3つの信号が同時に入力
される。いま、遅延回路(3)の出力信号をf(t)と
すると、現在の入力信号はf(t+3D)で、また、遅延
回路(4)の出力信号はf(t−3D)で表わされる。第
4図(a)にこれらの3つの信号の位置関係を示す。減
算器(9)は、毎時刻、(信号f(t)の振幅)−(信
号f(t+3D)の振幅)(以下、「f(t)−f(t+
3D)」のように記載する)を演算し、絶対値回路(11)
は減算結果の絶対値Aを出力する。同様に、減算器(1
0)はf(t)−f(t−3D)を演算し、絶対値回路(1
2)は減算結果の絶対値Bを出力する。比較器(13)は
絶対値A,Bの比較を行い、A<Bの期間は切換スイツチ
(14)を端子aに切換えて信号f(t+3D)を出力し、
A=Bのときには端子bに切換えて信号f(t)を出力
し、A>Bの期間は端子cに切換えて信号f(t−3D)
を出力する切換制御信号を出力してスイツチ(14)を切
換える。この結果、出力端子(15)からは、第4図
(b)に太い実線で示す信号g(t)が出力される。こ
の出力信号g(t)の波形は、立上り時間の遅い入力信
号f(t)を、立上り時間の速い信号波形を補正した信
号となる。
なお、上記実施例における演算を式で表わすと、 A=|f(t)−f(t+3D)| B=|f(t)−f(t−3D)| となる。また、出力信号g(t)は、 として表わされる。
[発明が解決しようとする課題] 先出願に係る輪郭補正装置は、上記のように所定時間
3Dずつ時間差のある3つの信号を切換えるための切換制
御信号を、3つの被切換信号の振幅差のもとづいた演算
により作成しているため、被切換信号のS/Nが悪い場
合、すなわち入力信号に大きな振幅の雑音が含まれる場
合、例えば第5図(a)に示すような雑音を含む映像信
号が入力された場合には、第5図(b)に示すように、
望ましくない時点で信号が切換えられるため、出力信号
g(t)の波形がくずれて所期の輪郭補正効果が得られ
ないという問題が生じた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、雑音の影響をうけることが少ない輪郭補正
装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る輪郭補正装置は、入力された映像信号
より所定時間だけ遅れた第1の遅延信号およびこの所定
時間より大きい時間遅れた第2の遅延信号を取り出す第
1および第2の遅延手段と、上記第1の遅延手段への入
力信号、上記第1の遅延信号および第2の遅延信号につ
いて、それぞれ上記所定時間よりは小さい単位時間だけ
遅れた信号および進んだ信号を作成して上記3つの信号
別に加算値もしくは平均値を算出する第1ないし第3の
加算手段と、上記第2の加算値から上記第1の加算値を
減算した値の絶対値X,および上記第2の加算値から上記
第3の加算値を減算した値の絶対値Yを算出する手段
と、絶対値X,Yの大小を比較し、X<Yの期間は上記第
1の遅延手段への入力信号を選択し、X=Yの期間は上
記第1の遅延信号を選択し、X>Yの期間は上記第2の
遅延信号を選択して映像信号として出力する手段とを備
えたものである。
[作用] 第1ないし第3の加算手段の算出値は、第1の遅延手
段への入力信号、第1の遅延信号および第2の遅延信号
を、それぞれ単位時間ずつ遅れた信号および進んだ信号
との加算値または平均値となるので、雑音が含まれてい
る場合でも平均化され、雑音による値の変化が少なくな
る。このため、これら3つの加算値または平均値の差の
絶対値の大小比較にもとづいて上記入力信号、第1およ
び第2の遅延信号を選択する際、雑音によつて誤つた信
号選択が行なわれることが少なくなる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、第3図と同一符号はそれぞれ同一構
成部分を示しており、(2),(5)は、入力信号をそ
れぞれ時間Dだけ遅延させる遅延回路、(3),(4)
は入力信号を1D,2D,および3D遅延させる遅延回路、
(6),(7),(8)は加算器である。遅延回路
(3)の3D遅延出力信号をf(t)とすると入力信号は
f(t+4D)、遅延回路(2)の出力信号はf(t+3
D)、遅延回路(3)の2D遅延出力信号はf(t+
D)、1D遅延出力信号はf(t+2D)、遅延回路(4)
の3D遅延出力信号はf(t−3D)、2D遅延出力信号はf
(t−2D)、1D遅延出力信号はf(t−D)、遅延回路
(5)の出力信号はf(t−4D)と表わせる。また、加
算器(6),(7),(8)は、それぞれ(f(t+4
D)+f(t+3D)+f(t+2D)),(f(t+D)
+f(t)+f(t−D))および(f(t−2D)+f
(t−3D)+f(t−4D))の加算を行い、加算値を減
算器(9),(10)に出力する。
次に動作について説明する。入力端子(1)から入力
された映像信号f(t+4D)は、遅延回路(2),
(3),(4)を通つて信号f(t+3D),f(t),f
(t−3D)となり、スイツチ回路(14)で切換えられて
出力端子(15)に出力信号g(t)が得られる。このス
イツチ回路(14)の切換制御信号は、以下のようにして
作成される。加算器(6)は、入力信号f(t+4D)
と、遅延回路(2)の1D遅延出力信号f(t+3D)と、
遅延回路(3)の1D遅延出力信号f(t+2D)との和 (i=−1,0,1の値をとる)を算出し、加算器(7)は
遅延回路(3)の2D遅延出力信号f(t+D)と、3D遅
延出力信号f(t)と、遅延回路(4)の1D遅延出力信
号f(t−D)との和 を算出し、加算器(8)は、遅延回路(4)の2D遅延出
力信号f(t−2D)と、3D遅延出力信号f(t−3D)、
遅延回路(5)の出力信号f(t−4D)の和 を算出する。減算器(9)は、毎時刻、加算器(7)の
出力 と加算器(6)の出力 の差 を演算し、絶対値回路(11)は減算結果の絶対値Xを出
力する。同様に、減算器(10)は、 を演算し、絶対値回路(12)は減算結果の絶対値Yを出
力する。
比較器(13)は、絶対値XとYの大小の比較を行い、
X<Yの期間は切換スイツチ(14)を端子aに切換えて
信号f(t+3D)を出力し、X=Yのときには端子bに
切換えて信号f(t)を出力し、X>Yの期間は端子C
に切換えて信号f(t−3D)を出力する切換制御信号を
出力する。この結果出力端子(15)からは第2図(a)
に示すようなノイズ成分を含む映像信号が入力された場
合であつても第2図(b)に示す信号g(t)が出力さ
れる。この出力g(t)は、第5図(b)の様に雑音に
よる選択誤りによつて生じた好ましくない信号が生じる
ことなく、雑音のない場合の第4図(b)に示する出力
g(t)に概ね似た波形となつており、雑音による選択
誤りを防いで信号の立ち上り(トランジエント)時間が
改善される。
なお上記実施例における演算を式で表わすと として表わされる。
なお、上記実施例では、3つの被切換信号を、3Dの時
間差を有する信号f(t+3D),f(t),f(t−3D)と
したが、時間間隔は、三者の信号間に相関があればどの
ような時間差にしても良い。
また、上記実施例では雑音の影響を少なくする為に、被
切換信号とその前・後2つの信号の加算値を用いたが、
平均値としてもよく、また、加算または平均値をとる信
号の(サンプルの)数を多くすればより雑音の影響を少
なくすることができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、入力信号を遅延さ
せて遅延量の異なる3つの被切換信号を作成し、これら
3つの被切換信号それぞれについて、上記遅延量よりは
小さい単位時間ずつ遅れた信号および進んだ信号を作成
して加算値もしくは平均値を算出し、これらの加算値も
しくは平均値にもとづいて切換信号を作成して上記3つ
の被切換信号を切り換えるように構成したものであるか
ら、入力信号に雑音が含まれている場合であつても単位
時間遅れた信号および進んだ信号との加算値もしくは平
均値で振幅比較を行うため雑音の影響が減殺されるの
で、選択誤りが少なくなり、雑音の影響の少ない映像信
号の輪郭補正装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロツク回路図、第2図
はこの実施例の動作を説明するための各部の信号波形
図、第3図は先出願に係る輪郭補正装置の一構成例のブ
ロツク回路図、第4図および第5図はそれぞれこの構成
例の動作を説明するための各部の信号波形図である。 (2),(3),(4),(5)……遅延回路、
(6),(7),(8)……加算器、(9),(10)…
…減算器、(11),(12)……絶対値回路、(13)……
比較器、(14)……切換スイツチ。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された映像信号より所定時間だけ遅れ
    た第1の遅延信号を取り出す第1の遅延手段と、上記入
    力された映像信号より上記所定時間より大きい時間だけ
    遅れた第2の遅延信号を取り出す第2の遅延手段と、 上記第1の遅延手段への入力信号より上記所定時間より
    は小さい単位時間だけ遅れた信号および進んだ信号を取
    り出し、これらの信号および当該入力信号の加算値もし
    くは平均値を算出する第1の加算手段と、 上記第1の遅延信号より上記単位時間だけ遅れた信号お
    よび進んだ信号を取り出し、これらの信号および当該第
    1の遅延信号の加算値もしくは平均値を算出する第2の
    加算手段と、 上記第2の遅延信号より上記単位時間だけ遅れた信号お
    よび進んだ信号を取り出し、これらの信号および当該第
    2の遅延信号の加算値もしくは平均値を算出する第3の
    加算手段と、 上記第2の加算手段の算出値から上記第1の加算手段の
    算出値を減算した値の絶対値X,および上記第2の加算手
    段の算出値から上記第3の加算手段を減算した値の絶対
    値Yを算出する手段と、 上記絶対値X,Yの大小を比較してX<Yの期間は上記第
    1の遅延手段への入力信号を選択し、X=Yの期間は上
    記第1の遅延信号を選択し、X>Yの期間は上記第2の
    遅延信号を選択して出力する手段とを備えた輪郭補正装
    置。
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