JPH0887219A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents
画像形成装置のクリーニング装置Info
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- JPH0887219A JPH0887219A JP6221732A JP22173294A JPH0887219A JP H0887219 A JPH0887219 A JP H0887219A JP 6221732 A JP6221732 A JP 6221732A JP 22173294 A JP22173294 A JP 22173294A JP H0887219 A JPH0887219 A JP H0887219A
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Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】像担持体の表面に付着したカプセルトナーを潰
すおそれが少なく、しかもカプセルトナーをそこから除
去するのに十分な圧接力で像担持体に接触することがで
きる画像形成装置のクリーニング装置を提供する。 【構成】クリーニング装置13は、弾性体からなるクリ
ーニングブレード16を有しており、クリーニングブレ
ード16のエッジ17を感光体ドラム1の表面に圧接さ
せ、ここに付着したカプセルトナー2を除去する。エッ
ジ17を感光体ドラム1に圧接したときの接触部におけ
る感光体ドラム1の表面と、エッジ17の感光体ドラム
1が回転する方向を向く面とのなす角をΦ1 とし、エッ
ジ17をなす二つの面のなす角をΦ2 とすると、Φ1 +
Φ2 <90°、かつ5°<Φ1<20°の関係が成立す
るようになされている。また、クリーニングブレード1
6は、板状バネ部材15で支持されている。
すおそれが少なく、しかもカプセルトナーをそこから除
去するのに十分な圧接力で像担持体に接触することがで
きる画像形成装置のクリーニング装置を提供する。 【構成】クリーニング装置13は、弾性体からなるクリ
ーニングブレード16を有しており、クリーニングブレ
ード16のエッジ17を感光体ドラム1の表面に圧接さ
せ、ここに付着したカプセルトナー2を除去する。エッ
ジ17を感光体ドラム1に圧接したときの接触部におけ
る感光体ドラム1の表面と、エッジ17の感光体ドラム
1が回転する方向を向く面とのなす角をΦ1 とし、エッ
ジ17をなす二つの面のなす角をΦ2 とすると、Φ1 +
Φ2 <90°、かつ5°<Φ1<20°の関係が成立す
るようになされている。また、クリーニングブレード1
6は、板状バネ部材15で支持されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、ファック
ス、プリンター等の電子写真方式を用いる画像形成装置
のクリーニング装置に関する。
ス、プリンター等の電子写真方式を用いる画像形成装置
のクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式での画像形成は、
像担持体である感光体ドラムを帯電させ、露光すること
によって感光体ドラムにトナーを現像し、このトナーを
用紙に転写するようになっている。転写工程が終了する
と、感光体ドラムはクリーニングおよび除電され、その
一方でトナーが用紙に定着される。この一連の工程中、
クリーニングにおいては、装置の構成が簡素でありコス
トが低く済むことから、クリーニングブレードを回転中
の感光体ドラムに圧接させてトナーを落とすブレードク
リーニング方式が広く採用されている。この種のクリー
ニングブレードは、ポリウレタン等の適宜な弾性体から
通常長方形板状に形成されており、感光ドラムの画像形
成領域の全幅にわたって接触するようになされている。
像担持体である感光体ドラムを帯電させ、露光すること
によって感光体ドラムにトナーを現像し、このトナーを
用紙に転写するようになっている。転写工程が終了する
と、感光体ドラムはクリーニングおよび除電され、その
一方でトナーが用紙に定着される。この一連の工程中、
クリーニングにおいては、装置の構成が簡素でありコス
トが低く済むことから、クリーニングブレードを回転中
の感光体ドラムに圧接させてトナーを落とすブレードク
リーニング方式が広く採用されている。この種のクリー
ニングブレードは、ポリウレタン等の適宜な弾性体から
通常長方形板状に形成されており、感光ドラムの画像形
成領域の全幅にわたって接触するようになされている。
【0003】図4は、クリーニングブレードを用いたク
リーニング装置の従来より典型的な使用の態様を示す。
同図において、符号1は感光体ドラムを示し、この感光
体ドラム1は矢印方向に回転されている。感光体ドラム
1の表面は部分的に帯電されて、その帯電された部分に
は露光によってトナー2が付着される。感光体ドラム1
の回転に伴って、トナー2が図示しない用紙に転写され
た後、残留したトナー2は、クリーニング装置3に到達
する。クリーニング装置3においては、剛体である支持
部4に取付金具5が固定され、取付金具5にクリーニン
グブレード6が固定されている。残留したトナー2は、
このクリーニングブレード6によってせき止められて、
感光体ドラム1の表面からかき落とされる。
リーニング装置の従来より典型的な使用の態様を示す。
同図において、符号1は感光体ドラムを示し、この感光
体ドラム1は矢印方向に回転されている。感光体ドラム
1の表面は部分的に帯電されて、その帯電された部分に
は露光によってトナー2が付着される。感光体ドラム1
の回転に伴って、トナー2が図示しない用紙に転写され
た後、残留したトナー2は、クリーニング装置3に到達
する。クリーニング装置3においては、剛体である支持
部4に取付金具5が固定され、取付金具5にクリーニン
グブレード6が固定されている。残留したトナー2は、
このクリーニングブレード6によってせき止められて、
感光体ドラム1の表面からかき落とされる。
【0004】近年では例えば、特開昭57−17986
0号公報、特開昭58−66948号公報、特開昭59
−148066号公報、特開昭59−16256号公報
に開示されているように、カプセルトナーが提案されて
いる。このカプセルトナーは、外側のカプセルを加圧し
て潰すことにより、内部の芯材料がこの圧力によって用
紙に定着するようになっている。このため、従来のよう
に定着時に加熱する必要がなく、省力化の点で優れてい
る。
0号公報、特開昭58−66948号公報、特開昭59
−148066号公報、特開昭59−16256号公報
に開示されているように、カプセルトナーが提案されて
いる。このカプセルトナーは、外側のカプセルを加圧し
て潰すことにより、内部の芯材料がこの圧力によって用
紙に定着するようになっている。このため、従来のよう
に定着時に加熱する必要がなく、省力化の点で優れてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】カプセルトナーのう
ち、ポリマーを溶剤で溶解した芯材料をカプセルに封入
した構造のものは、粒径15μm程度であると、用紙に
圧力定着し、それより粒径が小さいと圧力定着しにくい
傾向がある。この圧力定着するカプセルトナー1個につ
いては、0.03gf程度の荷重で破壊が始まり、0.
3gf程度で用紙、すなわち定着対象物に定着する。こ
のため、用紙に定着するのに十分な荷重としては少なく
て済む反面、上記のようなクリーニング装置を用いた場
合、クリーニングブレードの圧接力により、簡単にカプ
セルトナーが破壊されて、感光体ドラム1の表面へ固着
してしまう不具合がある。これについて図5を参照して
説明する。
ち、ポリマーを溶剤で溶解した芯材料をカプセルに封入
した構造のものは、粒径15μm程度であると、用紙に
圧力定着し、それより粒径が小さいと圧力定着しにくい
傾向がある。この圧力定着するカプセルトナー1個につ
いては、0.03gf程度の荷重で破壊が始まり、0.
3gf程度で用紙、すなわち定着対象物に定着する。こ
のため、用紙に定着するのに十分な荷重としては少なく
て済む反面、上記のようなクリーニング装置を用いた場
合、クリーニングブレードの圧接力により、簡単にカプ
セルトナーが破壊されて、感光体ドラム1の表面へ固着
してしまう不具合がある。これについて図5を参照して
説明する。
【0006】図5は、クリーニングブレード6が取付金
具5に支持されて、なおかつ感光体ドラム1の表面に圧
接されている状態を示す。図中、クリーニングブレード
1と感光体ドラム1の間の圧接力をFとすると、感光体
ドラム1の接線方向における分力がFa、感光体ドラム
1の法線方向における分力がFb となる。これらの分力
のうち、分力Faが残留トナー2を除去する力である。
感光体ドラム1の表面に付着している残留トナー2がク
リーニングブレード6のエッジ7に到達すると、それら
の接触部にトナー2が押し込まれ、上記の力にさらされ
る。特に、従来ではエッジ7が図示のようにトナー2に
被さるような角度を持って配置されていたために、分力
Fbがトナー2を押し潰す方向に働いていた。そして、
この分力Fbによるトナー2の一個あたりにかかる荷重
が破壊開始荷重を越えると、カプセルが破壊されて、感
光体ドラム1の表面にカプセル内部の芯材料が付着する
ことが多かった。
具5に支持されて、なおかつ感光体ドラム1の表面に圧
接されている状態を示す。図中、クリーニングブレード
1と感光体ドラム1の間の圧接力をFとすると、感光体
ドラム1の接線方向における分力がFa、感光体ドラム
1の法線方向における分力がFb となる。これらの分力
のうち、分力Faが残留トナー2を除去する力である。
感光体ドラム1の表面に付着している残留トナー2がク
リーニングブレード6のエッジ7に到達すると、それら
の接触部にトナー2が押し込まれ、上記の力にさらされ
る。特に、従来ではエッジ7が図示のようにトナー2に
被さるような角度を持って配置されていたために、分力
Fbがトナー2を押し潰す方向に働いていた。そして、
この分力Fbによるトナー2の一個あたりにかかる荷重
が破壊開始荷重を越えると、カプセルが破壊されて、感
光体ドラム1の表面にカプセル内部の芯材料が付着する
ことが多かった。
【0007】クリーニングブレード6まで到達するトナ
ー2は、現像工程および転写工程を経て、用紙に転写さ
れなかったトナーであり、このようなトナーは帯電量が
大きく、感光体ドラム1から容易には剥離しない。ま
た、通常このような残留トナーは粒径が小さく強度が低
いので潰れやすい。一方、残留トナー2をかき落とすに
は、分力Faを一定以上にしなければならないため、圧
接力Fもまたある程度大きくしなければならない。従っ
て、クリーニングブレード6による分力Fbを、トナー
2の破壊開始荷重以下に維持することは困難である。
ー2は、現像工程および転写工程を経て、用紙に転写さ
れなかったトナーであり、このようなトナーは帯電量が
大きく、感光体ドラム1から容易には剥離しない。ま
た、通常このような残留トナーは粒径が小さく強度が低
いので潰れやすい。一方、残留トナー2をかき落とすに
は、分力Faを一定以上にしなければならないため、圧
接力Fもまたある程度大きくしなければならない。従っ
て、クリーニングブレード6による分力Fbを、トナー
2の破壊開始荷重以下に維持することは困難である。
【0008】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものであり、像担持体の表面に付着した
カプセルトナーを潰すおそれが極めて少なく、しかもカ
プセルトナーをそこから除去するのに十分な圧接力で像
担持体に圧接させることができる画像形成装置のクリー
ニング装置を提供することを目的とする。
ためになされたものであり、像担持体の表面に付着した
カプセルトナーを潰すおそれが極めて少なく、しかもカ
プセルトナーをそこから除去するのに十分な圧接力で像
担持体に圧接させることができる画像形成装置のクリー
ニング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明に係る画像形成装置のクリーニング装置
は、弾性体からなるクリーニングブレードのエッジを像
担持体の表面に圧接させて、この表面に付着したカプセ
ルトナーを除去する画像形成装置のクリーニング装置に
おいて、上記エッジを上記像担持体に圧接したときの接
触部における上記像担持体の表面と、上記エッジの上記
像担持体の進行方向を向く面とのなす角をΦ1 とし、上
記エッジをなす二つの面のなす角をΦ2 とすると、Φ1
+Φ2 <90°、かつ5°<Φ1 <20°の関係が成立
するようにしたものである。
め、この発明に係る画像形成装置のクリーニング装置
は、弾性体からなるクリーニングブレードのエッジを像
担持体の表面に圧接させて、この表面に付着したカプセ
ルトナーを除去する画像形成装置のクリーニング装置に
おいて、上記エッジを上記像担持体に圧接したときの接
触部における上記像担持体の表面と、上記エッジの上記
像担持体の進行方向を向く面とのなす角をΦ1 とし、上
記エッジをなす二つの面のなす角をΦ2 とすると、Φ1
+Φ2 <90°、かつ5°<Φ1 <20°の関係が成立
するようにしたものである。
【0010】
【作用】上記構成の画像形成装置のクリーニング装置に
よれば、Φ1 +Φ2 <90°としているので、エッジが
トナーを掻き取る面(以下、「すくい面」と称する)と
像担持体の表面とのなす角度が鈍角になる。つまり、エ
ッジのすくい面が像担持体の反対側を向くので、像担持
体に作用するエッジの法線方向の分力Fbがトナーに作
用せず、よって、トナーの破壊が防止される。また、エ
ッジと像担持体との接触部に達したトナーは、エッジの
すくい面に掻き上げられ、すくい面に沿って移動するの
で上記接触部から速やかに離脱する。したがって、像担
持体に作用するエッジの接線方向の分力Faによるトナ
ーの破壊も防止することができるばかりでなく、トナー
がエッジをすり抜けて行くことが少なく、よって、像担
持体の表面を確実にクリーニングすることができる。
よれば、Φ1 +Φ2 <90°としているので、エッジが
トナーを掻き取る面(以下、「すくい面」と称する)と
像担持体の表面とのなす角度が鈍角になる。つまり、エ
ッジのすくい面が像担持体の反対側を向くので、像担持
体に作用するエッジの法線方向の分力Fbがトナーに作
用せず、よって、トナーの破壊が防止される。また、エ
ッジと像担持体との接触部に達したトナーは、エッジの
すくい面に掻き上げられ、すくい面に沿って移動するの
で上記接触部から速やかに離脱する。したがって、像担
持体に作用するエッジの接線方向の分力Faによるトナ
ーの破壊も防止することができるばかりでなく、トナー
がエッジをすり抜けて行くことが少なく、よって、像担
持体の表面を確実にクリーニングすることができる。
【0011】さらに、上記構成のクリーニング装置で
は、エッジのすくい面と反対側の面(以下、「逃げ面」
と称する)と像担持体とのなす角度Φ1を5゜<Φ1<2
0゜としているので、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、5°<Φ1 としたことにより、十分な力でエ
ッジを像担持体に圧接することができるので、カプセル
トナーがエッジと像担持体との間に侵入することも殆ど
なく、従ってカプセルトナーを押し潰すこともほとんど
ない。さらにΦ1 <20°としたことにより、クリーニ
ングブレードのエッジをなす角Φ2 があまりにも小さく
なってトナーを除去する際の反力でクリーニングブレー
ドが浮き上がって、結局トナーを除去できなくなるよう
な不都合を回避することができる。
は、エッジのすくい面と反対側の面(以下、「逃げ面」
と称する)と像担持体とのなす角度Φ1を5゜<Φ1<2
0゜としているので、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、5°<Φ1 としたことにより、十分な力でエ
ッジを像担持体に圧接することができるので、カプセル
トナーがエッジと像担持体との間に侵入することも殆ど
なく、従ってカプセルトナーを押し潰すこともほとんど
ない。さらにΦ1 <20°としたことにより、クリーニ
ングブレードのエッジをなす角Φ2 があまりにも小さく
なってトナーを除去する際の反力でクリーニングブレー
ドが浮き上がって、結局トナーを除去できなくなるよう
な不都合を回避することができる。
【0012】
(1) 実施例の構成 以下、この発明に係る一実施例について図1ないし図3
を参照しながら詳細に説明する。図1は、実施例のクリ
ーニング装置13の使用態様を示す断面図である。この
クリーニング装置13においては、図4と同様の剛体の
支持部(図1には示さず)に固定された板状バネ(板バ
ネ状部材)15に、クリーニングブレード16の感光体
ドラム(像担持体)1とは反対側の面が接着されて、こ
の板状バネ15でクリーニングブレード16が支持され
ている。板状バネ15の素材としては、例えばSUS鋼
板、リン青銅板、その他バネ特性を有する金属材料が好
ましく、クリーニングブレード16の素材としては、例
えばポリウレタン等のゴム材料、その他ゴム材料と同等
の弾性を持つ材料が好適である。
を参照しながら詳細に説明する。図1は、実施例のクリ
ーニング装置13の使用態様を示す断面図である。この
クリーニング装置13においては、図4と同様の剛体の
支持部(図1には示さず)に固定された板状バネ(板バ
ネ状部材)15に、クリーニングブレード16の感光体
ドラム(像担持体)1とは反対側の面が接着されて、こ
の板状バネ15でクリーニングブレード16が支持され
ている。板状バネ15の素材としては、例えばSUS鋼
板、リン青銅板、その他バネ特性を有する金属材料が好
ましく、クリーニングブレード16の素材としては、例
えばポリウレタン等のゴム材料、その他ゴム材料と同等
の弾性を持つ材料が好適である。
【0013】また、この実施例においては、クリーニン
グブレード16のエッジ17を感光体ドラム1に圧接し
たときの接触部における感光体ドラム1の表面と、エッ
ジ17の感光体ドラム1が回転する方向を向く面17a
(以下、「逃げ面」と称する)とのなす角をΦ1 とし、
逃げ面17aと他方の面17b(以下、「すくい面」と
称する)とのなす角をΦ2 とすると、Φ1 +Φ2 <90
°、かつ5°<Φ1 <20°の関係が成立するように、
クリーニングブレード16が配置されていると共に、エ
ッジ17が形成されている。
グブレード16のエッジ17を感光体ドラム1に圧接し
たときの接触部における感光体ドラム1の表面と、エッ
ジ17の感光体ドラム1が回転する方向を向く面17a
(以下、「逃げ面」と称する)とのなす角をΦ1 とし、
逃げ面17aと他方の面17b(以下、「すくい面」と
称する)とのなす角をΦ2 とすると、Φ1 +Φ2 <90
°、かつ5°<Φ1 <20°の関係が成立するように、
クリーニングブレード16が配置されていると共に、エ
ッジ17が形成されている。
【0014】(2) 実施例の動作 この実施例では、感光体ドラム1の回転に伴って、カプ
セルトナー2が図示しない用紙に転写された後、感光体
ドラム1の表面に残留したカプセルトナー2は、クリー
ニングブレード16のエッジ17に到達する。そして、
残留したトナー2は、エッジ17によって、感光体ドラ
ム1の表面からかき落とされる。ここで、Φ1 +Φ2 <
90°としたことにより、エッジ17のすくい面17b
と感光体ドラム1の表面とのなす角が鈍角になる。つま
り、エッジ17のすくい面17bが感光体ドラム1の反
対側を向くので、感光体ドラム1に作用するエッジ17
の法線方向の分力Fbがカプセルトナー2に作用せず、
よって、カプセルトナー2の破壊が防止される。また、
エッジ17と感光体ドラム1との接触部に達したカプセ
ルトナー2は、エッジ17のすくい面17bに掻き上げ
られ、すくい面17bに沿って移動するので上記接触部
から速やかに離脱する。したがって、感光体ドラム1に
作用するエッジ17の接線方向の分力Faによるカプセ
ルトナー2の破壊も防止することができるばかりでな
く、カプセルトナー2がエッジ17をすり抜けて行くこ
とが少なく、よって、感光体ドラム1の表面を確実にク
リーニングすることができる。
セルトナー2が図示しない用紙に転写された後、感光体
ドラム1の表面に残留したカプセルトナー2は、クリー
ニングブレード16のエッジ17に到達する。そして、
残留したトナー2は、エッジ17によって、感光体ドラ
ム1の表面からかき落とされる。ここで、Φ1 +Φ2 <
90°としたことにより、エッジ17のすくい面17b
と感光体ドラム1の表面とのなす角が鈍角になる。つま
り、エッジ17のすくい面17bが感光体ドラム1の反
対側を向くので、感光体ドラム1に作用するエッジ17
の法線方向の分力Fbがカプセルトナー2に作用せず、
よって、カプセルトナー2の破壊が防止される。また、
エッジ17と感光体ドラム1との接触部に達したカプセ
ルトナー2は、エッジ17のすくい面17bに掻き上げ
られ、すくい面17bに沿って移動するので上記接触部
から速やかに離脱する。したがって、感光体ドラム1に
作用するエッジ17の接線方向の分力Faによるカプセ
ルトナー2の破壊も防止することができるばかりでな
く、カプセルトナー2がエッジ17をすり抜けて行くこ
とが少なく、よって、感光体ドラム1の表面を確実にク
リーニングすることができる。
【0015】また、仮に5°≧Φ1 とすると、エッジ1
7の逃げ面17aと感光体ドラム1の表面とがほぼ平行
になって、十分な圧接力でエッジ17を感光体ドラム1
に接触させることができず、エッジ17と感光体ドラム
1との間にカプセルトナー2が侵入してここで停止し、
カプセルトナー2が押し潰されてしまうおそれがある。
しかし、この実施例では5°<Φ1 としたことにより、
この圧接力を十分大きくすることができるので、カプセ
ルトナー2がエッジ17と感光体ドラム1との間に侵入
することも殆どなく、これによりカプセルトナー2を押
し潰してしまうことも殆どない。さらに、仮にΦ1 ≧2
0°とすると、エッジ17の逃げ面17aとすくい面1
7bとのなす角Φ2 があまりにも小さくなって、エッジ
17の薄肉の部分が長くなり、トナー2を除去する際の
反力でクリーニングブレード16が浮き上がって、トナ
ーを除去できなくなるような不都合があるが、この実施
例にあっては、Φ1 <20°としたことにより、このよ
うな不都合を回避することができる。
7の逃げ面17aと感光体ドラム1の表面とがほぼ平行
になって、十分な圧接力でエッジ17を感光体ドラム1
に接触させることができず、エッジ17と感光体ドラム
1との間にカプセルトナー2が侵入してここで停止し、
カプセルトナー2が押し潰されてしまうおそれがある。
しかし、この実施例では5°<Φ1 としたことにより、
この圧接力を十分大きくすることができるので、カプセ
ルトナー2がエッジ17と感光体ドラム1との間に侵入
することも殆どなく、これによりカプセルトナー2を押
し潰してしまうことも殆どない。さらに、仮にΦ1 ≧2
0°とすると、エッジ17の逃げ面17aとすくい面1
7bとのなす角Φ2 があまりにも小さくなって、エッジ
17の薄肉の部分が長くなり、トナー2を除去する際の
反力でクリーニングブレード16が浮き上がって、トナ
ーを除去できなくなるような不都合があるが、この実施
例にあっては、Φ1 <20°としたことにより、このよ
うな不都合を回避することができる。
【0016】クリーニングブレード16の素材は、ポリ
ウレタン等のゴム材料、その他ゴム材料と同等の弾性を
持つ材料であるが、これらは粘弾性が大きく、温度に依
存して弾性力が変化してしまう。このために、クリーニ
ングブレード16のみでは、常に一定の圧接力を得るの
は困難であるが、この実施例においては、金属製の板状
バネ15でクリーニングブレード16を支持させている
ために、クリーニングブレード16の温度に依存して弾
性力が変化する性質を、弾性力が温度変化しない板状バ
ネ15で補填することができる。これにより温度の変動
が大きい環境中でも、クリーニンングブレード16から
感光体ドラム1に与える圧接力を一定に維持することが
可能である。従って、エッジ17と感光体ドラム1との
間にカプセルトナー2が侵入するのを防止することがで
き、さらにカプセルトナー2を潰すおそれが少なくな
り、良好なクリーニングを行うことができる。
ウレタン等のゴム材料、その他ゴム材料と同等の弾性を
持つ材料であるが、これらは粘弾性が大きく、温度に依
存して弾性力が変化してしまう。このために、クリーニ
ングブレード16のみでは、常に一定の圧接力を得るの
は困難であるが、この実施例においては、金属製の板状
バネ15でクリーニングブレード16を支持させている
ために、クリーニングブレード16の温度に依存して弾
性力が変化する性質を、弾性力が温度変化しない板状バ
ネ15で補填することができる。これにより温度の変動
が大きい環境中でも、クリーニンングブレード16から
感光体ドラム1に与える圧接力を一定に維持することが
可能である。従って、エッジ17と感光体ドラム1との
間にカプセルトナー2が侵入するのを防止することがで
き、さらにカプセルトナー2を潰すおそれが少なくな
り、良好なクリーニングを行うことができる。
【0017】また、上記のように、Φ1 +Φ2 <90°
であるから、エッジ17の逃げ面17aとすくい面17
bとのなす角Φ2 が鋭角になるため、クリーニングブレ
ード16のみでは、撓みが大きくなり過ぎ、力の伝達の
無駄が大きくなる。だが、この実施例のように板状バネ
15で支持することによって、板状バネ15からクリー
ニングブレード16に与えられた力が、ほぼそのまま圧
接力としてクリーニングブレード16と感光体ドラム1
の間に作用するようになって、力を効率的に利用するこ
とができる。
であるから、エッジ17の逃げ面17aとすくい面17
bとのなす角Φ2 が鋭角になるため、クリーニングブレ
ード16のみでは、撓みが大きくなり過ぎ、力の伝達の
無駄が大きくなる。だが、この実施例のように板状バネ
15で支持することによって、板状バネ15からクリー
ニングブレード16に与えられた力が、ほぼそのまま圧
接力としてクリーニングブレード16と感光体ドラム1
の間に作用するようになって、力を効率的に利用するこ
とができる。
【0018】さらにまた、Φ1 +Φ2 <80°では、ク
リーニングブレード16のエッジ17をなす角Φ2 があ
まりにも小さくなって、エッジ17の薄肉の部分が長く
なり、十分な圧接力を与えられなかったり、トナー2を
除去する際の反力でクリーニングブレード16が浮き上
がったりするような不都合が起こりやすいが、この実施
例では、80°≦Φ1 +Φ2 とすることにより、このよ
うな不都合を回避することができる。
リーニングブレード16のエッジ17をなす角Φ2 があ
まりにも小さくなって、エッジ17の薄肉の部分が長く
なり、十分な圧接力を与えられなかったり、トナー2を
除去する際の反力でクリーニングブレード16が浮き上
がったりするような不都合が起こりやすいが、この実施
例では、80°≦Φ1 +Φ2 とすることにより、このよ
うな不都合を回避することができる。
【0019】上記の数値に対応したクリーニング装置1
3を製造して、実際の圧接力を計測した。この実験で、
板状バネ15は、厚さ0.10mm、長さ12.5mm
のSUS材であり、クリーニングブレード16は、スプ
リング式硬さ試験機(JIS-A)によるブレード硬度77
°で厚さtが3mm、のポリウレタンであり、そのエッ
ジ17の角度Φ2 は75°であった。クリーニングブレ
ード16と板状バネ15の接触長さlは8mmとした。
そして、このクリーニングブレード16を設定角度22
°(非圧接時のエッジ17と感光体ドラム1の表面の接
平面との間の角度)で感光体ドラム1に接触させた後、
さらに感光体ドラム1の半径方向内側に進行距離(喰い
込み量)1.3mm分、押し付けた結果、Φ1 は13°
となった。なお、感光体ドラム1としては、有機系感光
体の感光層を備えた物を使用した。
3を製造して、実際の圧接力を計測した。この実験で、
板状バネ15は、厚さ0.10mm、長さ12.5mm
のSUS材であり、クリーニングブレード16は、スプ
リング式硬さ試験機(JIS-A)によるブレード硬度77
°で厚さtが3mm、のポリウレタンであり、そのエッ
ジ17の角度Φ2 は75°であった。クリーニングブレ
ード16と板状バネ15の接触長さlは8mmとした。
そして、このクリーニングブレード16を設定角度22
°(非圧接時のエッジ17と感光体ドラム1の表面の接
平面との間の角度)で感光体ドラム1に接触させた後、
さらに感光体ドラム1の半径方向内側に進行距離(喰い
込み量)1.3mm分、押し付けた結果、Φ1 は13°
となった。なお、感光体ドラム1としては、有機系感光
体の感光層を備えた物を使用した。
【0020】そして、このクリーニング装置13を画像
形成装置たる複写機(図示せず)に装着し、この複写機
の処理速度105mm/secで、用紙を7000枚複
写した。なお、このときの感光体ドラム1の周速も10
5mm/secになる。その際の環境条件は、室温10
°Cで湿度15%の場合と、室温28°Cで湿度85%
の場合の二通りであった。この実験では、カプセルトナ
ー2が押し潰されることがなく、感光体ドラム1の表面
に芯材料が付着せず、クリーニング不良の発生はなかっ
た。
形成装置たる複写機(図示せず)に装着し、この複写機
の処理速度105mm/secで、用紙を7000枚複
写した。なお、このときの感光体ドラム1の周速も10
5mm/secになる。その際の環境条件は、室温10
°Cで湿度15%の場合と、室温28°Cで湿度85%
の場合の二通りであった。この実験では、カプセルトナ
ー2が押し潰されることがなく、感光体ドラム1の表面
に芯材料が付着せず、クリーニング不良の発生はなかっ
た。
【0021】図2および図3は、上記の実施例のクリー
ニングブレード16を板状バネ15で支持した効果を確
かめるための実験結果を示す。図2に対応する実験で
は、板状バネ15のような支持部材を用いず、図4に示
す従来のクリーニングブレード6単独で感光体ドラム1
に圧接させたときの喰い込み量と圧接力との関係を調
べ、図3に対応する実験では、実施例のようにクリーニ
ングブレード16を板状バネ15で支持して、感光体ド
ラム1に圧接させて喰い込み量を変化させ、喰い込み量
と圧接力との関係を調べた。その際の環境条件は、室温
5°Cで湿度15%の場合と、室温45°Cで湿度85
%の場合の二通りであった。なお、その他の実験条件
は、上記と同様であった。これらの図を比較すると、図
2では温度の変動の影響が顕著であるのに対して、図3
ではその影響は極めて少ない。従って、明らかに板状バ
ネ15を用いた方が温度変動による圧接力の変動を防止
できることが確認された。
ニングブレード16を板状バネ15で支持した効果を確
かめるための実験結果を示す。図2に対応する実験で
は、板状バネ15のような支持部材を用いず、図4に示
す従来のクリーニングブレード6単独で感光体ドラム1
に圧接させたときの喰い込み量と圧接力との関係を調
べ、図3に対応する実験では、実施例のようにクリーニ
ングブレード16を板状バネ15で支持して、感光体ド
ラム1に圧接させて喰い込み量を変化させ、喰い込み量
と圧接力との関係を調べた。その際の環境条件は、室温
5°Cで湿度15%の場合と、室温45°Cで湿度85
%の場合の二通りであった。なお、その他の実験条件
は、上記と同様であった。これらの図を比較すると、図
2では温度の変動の影響が顕著であるのに対して、図3
ではその影響は極めて少ない。従って、明らかに板状バ
ネ15を用いた方が温度変動による圧接力の変動を防止
できることが確認された。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、像担持体の表面に付着した残留カプセルトナーの機
械的強度が低くても、これを押し潰すおそれが極めて少
なくなり、しかも残留したカプセルトナーを除去するの
に必要十分な圧接力で像担持体とクリーニングブレード
とを接触させることができる。また、この圧接力が温度
等の影響により経時的に変動したり、クリーニングブレ
ードが浮き上がったりするような不都合も回避すること
ができる。従って、カプセルが押し潰されることによっ
て内部の芯材料が像担持体に付着することが極めて少な
く、クリーニング性能を向上させることが可能である。
ば、像担持体の表面に付着した残留カプセルトナーの機
械的強度が低くても、これを押し潰すおそれが極めて少
なくなり、しかも残留したカプセルトナーを除去するの
に必要十分な圧接力で像担持体とクリーニングブレード
とを接触させることができる。また、この圧接力が温度
等の影響により経時的に変動したり、クリーニングブレ
ードが浮き上がったりするような不都合も回避すること
ができる。従って、カプセルが押し潰されることによっ
て内部の芯材料が像担持体に付着することが極めて少な
く、クリーニング性能を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像形成装置のクリーニング装
置の実施例を示す側面断面図である。
置の実施例を示す側面断面図である。
【図2】板状バネ部材を使用しない従来のクリーニング
装置で温度変動による影響を調べた結果を示すグラフで
ある。
装置で温度変動による影響を調べた結果を示すグラフで
ある。
【図3】板状バネ部材を使用した実施例のクリーニング
装置で温度変動による影響を調べた結果を示すグラフで
ある。
装置で温度変動による影響を調べた結果を示すグラフで
ある。
【図4】従来の画像形成装置のクリーニング装置を示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図5】図4のクリーニング装置を拡大した図である。
1 感光体ドラム(像担持体)、2 カプセルトナー、
3 クリーニング装置、4 支持体、15 板状バネ
(板バネ状部材)、16 クリーニングブレード、17
エッジ。
3 クリーニング装置、4 支持体、15 板状バネ
(板バネ状部材)、16 クリーニングブレード、17
エッジ。
Claims (2)
- 【請求項1】 弾性体からなるクリーニングブレードの
エッジを回転する像担持体の表面に圧接させて、この表
面に付着したカプセルトナーを除去する画像形成装置の
クリーニング装置において、 上記エッジを上記像担持体に圧接したときの接触部にお
ける上記像担持体の表面と、上記エッジの上記像担持体
の進行方向を向く面とのなす角をΦ1 とし、上記エッジ
をなす二つの面のなす角をΦ2 としたときに、 Φ1 +Φ2 <90°、かつ5°<Φ1 <20°の関係が
成立するようにしたことを特徴とする画像形成装置のク
リーニング装置。 - 【請求項2】 上記クリーニングブレードを板状バネ部
材で支持するとともに、 80°≦Φ1 +Φ2 の関係が成立するようにしたことを
特徴とする請求項1に記載の画像形成装置のクリーニン
グ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6221732A JPH0887219A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6221732A JPH0887219A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0887219A true JPH0887219A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16771388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6221732A Pending JPH0887219A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0887219A (ja) |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP6221732A patent/JPH0887219A/ja active Pending
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