JPH088729B2 - 自動走行式録画装置 - Google Patents

自動走行式録画装置

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JPH088729B2
JPH088729B2 JP2917492A JP2917492A JPH088729B2 JP H088729 B2 JPH088729 B2 JP H088729B2 JP 2917492 A JP2917492 A JP 2917492A JP 2917492 A JP2917492 A JP 2917492A JP H088729 B2 JPH088729 B2 JP H088729B2
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camera
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隆洋 山本
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アニマ電子株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄塔間の送電線等の監視
に使用され、監視区域の映像を録画可能な自動走行録画
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力会社、自家発電を行っている企業等
では、複数の鉄塔を使用して送電線により電力を高電圧
で送電している。かかる送電ルートでは、樹木が成長し
送電線に接触することによる接触地絡事故、カラス等の
鳥による事故、凧やトタンなどの飛来物による事故等を
未然に防止するため、保線作業員が定期的に鉄塔に登り
双眼鏡により送電線を目視によりチェックを行ったり、
或いはヘリコプターによる空中からの監視作業を行い、
送電線及び鉄塔の保守管理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記保守管
理作業は、多大な労力及び人員を必要とし省力化に逆行
していると共に、作業員の落下事故、ヘリコプターの墜
落事故等のおそれもあり、大変危険性の高いものであっ
た。また、過去のデータ保管が為されないため、後日再
検証の必要が生じても対応できないとの欠点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に、送電線を支持する鉄塔に送電線近
傍の監視区域を撮影する監視用カメラを固設すると共
に、上記鉄塔間に張設されたロープに沿って自動走行可
能な録画移動車を設け、上記監視用カメラには上記録画
移動車が同カメラに接近したことを検出する検出手段
と、同検出手段の検出に基づいて同カメラで撮影された
映像信号に所定の変調を施して上記録画移動車に向けて
無線で送信する送信制御手段を設け、かつ上記録画移動
車には上記送信制御手段から送信された無線信号を受信
して上記映像信号を検波して取り出す受信手段と、同映
像信号を録画装置に録画する録画手段とを設けてなる自
動走行式録画装置、第2に、上記録画移動車は上記鉄塔
に当接することにより動作するスイッチ手段と、同スイ
ッチ手段の動作に基づいて送信指令信号を無線で送信す
る送信手段とを備え、上記検出手段は上記送信指令信号
を検出することにより上記録画移動車の接近を検出する
ものであることを特徴とする上記第1に記載の自動走行
式録画装置、とより構成される。
【0005】
【作用】第1の発明は、ロープを自動走行している録画
移動車が監視カメラに接近すると、監視カメラに設けら
れた検出手段が上記接近を検出すると共に、該検出に基
づいて送信制御手段が同カメラで撮影された映像信号に
所定の変調を施して上記録画移動車に向けて無線で送信
する。上記録画移動車の受信手段は上記無線信号を受信
すると共に上記映像信号を検波して取り出し、取り出さ
れた映像信号は録画手段により録画装置に記録される。
【0006】第2の発明では、ロープを自動走行してい
る録画移動車が鉄塔に当接するとスイッチ手段が動作
し、該スイッチ手段の動作に基づいて送信手段が送信指
令信号を上記監視カメラに向けて無線で送信する。上記
監視カメラの検出手段は上記送信指令信号を検出するこ
とで録画移動車の接近を検出し、送信制御手段が上記検
出に基づいて上記監視カメラで撮影された映像信号を上
記録画移動車に向けて無線で送信することになる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の装置の全体構成の一実施例を
示す側面図であり、まず同図1により本発明の概略を説
明する。1A乃至1Dは鉄塔A及びBに設置された監視
用カメラであり、各鉄塔A,Bの中腹部に2機づつ、各
々他の鉄塔に向けて設置されている。2は上記鉄塔間に
張設されたグランド線3に沿って移動可能に設けられた
録画移動車であり、該グランド線3に沿って自走して、
例えば鉄塔Bの上端部に来たときに直下の監視用カメラ
1Cから無線で送信されて来る映像信号を受信して、内
部の録画装置に映像信号を録画することができるように
構成されている。かかる録画動作を上記移動車2が各鉄
塔の上端部に来るたびに繰り返し、その後録画した映像
を回収して再生チェックすることにより送電線の保守管
理を行うものである。上記グランド線3の代わりに鉄塔
間に別途張設したワイヤーロープ3’に沿って録画移動
車2’を移動させる構成としても良い。尚、Cは鉄塔間
に張設された送電線である。
【0008】次に各装置の構成について詳細に説明す
る。図2は上記監視カメラ1Cの設置状態を示してい
る。同図において、4は鉄塔Bに設けられた固定台5上
にピン6により角度調整自在に設置された全天候型のカ
メラハウジングであり、内部にCCDカメラ7及びズー
ムレンズ8が収納されており、該ズームレンズ8にて画
角を設定し固定されている(ズームレンズの代わりに固
定レンズを使用しても良い)。
【0009】9は上記CCDカメラ7の動作を制御する
制御部であり、鉄塔Bに直接固定されると共に上記CC
Dカメラ7に電気的に接続されている。
【0010】10は上記鉄塔Bに固定された電源として
の太陽電池であり、上記制御部9内のバッテリーに電源
を供給するものである。
【0011】図3は上記制御部9のブロック図を示すも
のであり、11はアンテナ、12aは上記録画移動車2
から無線で送られてくる送信指令信号を受信して検出し
検出信号を送出する受信回路(検出手段)、12bはC
CDカメラ7で捕らえた映像信号を微弱電波として上記
移動車に送信する送信回路、13は上記太陽電池10か
らの電気を常時充電しており通常は上記制御部9各部回
路に動作用電源を常時供給すると共に、上記受信回路1
2aからの検出信号に基づいてCCDカメラ7及びズー
ムレンズ8に所定時間(例えば1分間、設定変更可能)
電源を供給するバッテリー回路、14はCCDカメラ7
からの信号をNTSC方式の映像信号として処理すると
共に、上記受信回路12aからの上記検出信号に基づい
て上記映像信号を変調回路15に送信する映像信号処理
回路、15は上記処理回路14からの映像信号をAM波
コレクタ変調方式により変調して(搬送波周波数帯20
0MHz〜300MHzを使用)上記送信回路12bに
送出する変調回路である。尚、上記送信回路12b、映
像信号処理回路14及び変調回路15により送信制御手
段が構成されている。
【0012】図4は上記録画移動車2の側面図である。
同図において16は支持筺体であり内部に枢設されたロ
ーラ17a、17b及び17a’、17b’により上記
グランド線3を挟持し、駆動部18の駆動力によりグラ
ンド線3に沿って進行方向(矢印F方向)に走行可能と
なっている。
【0013】19は上記支持筺体16の下部に支持され
た本体であり、内部に映像信号を録画するためのVTR
等が収納されている。20a、20bは上記本体19の
両側面に設置されたスイッチであり、移動車2がグラン
ド線3に沿って移動して鉄塔の左側上端部又は右側上端
部に来たとき、該スイッチ20a又は20bが鉄塔に設
けられた突起部材に当接してオンし、移動車2が鉄塔上
端部に来たことを検出し得るようになっている。
【0014】図5は上記本体19内のブロック図を示し
ており、同図において21はアンテナ、22aは上記送
信指令信号を変調して微弱電波として上記制御部9へ無
線で送信するための送信回路(送信手段)、22bは上
記CCDカメラ7の制御部9から無線で送られて来る映
像信号(被変調波)を受信して所定の周波数に変換する
スーパーヘテロダイン方式の受信回路、23は上記受信
回路22bで受信した映像信号を増幅し検波する映像検
波回路、24は上記検波された映像信号をVHS方式の
録画信号に変換する映像信号処理回路であり、上記受信
回路22b、映像検波回路23、映像信号処理回路24
により受信手段が構成されている。
【0015】25は上記映像信号を録画するVHS方式
のVTR(8mmビデオでも良い)、26は図6に示す
一連の動作手順を記憶したマイコンを含む制御回路であ
り、記憶した動作手順に従って上記駆動部を駆動制御す
ると共に、上記スイッチ20a又は20bからの検出信
号に基づいて上記送信回路22aに送信指令信号(短時
間CCDカメラ7からの映像信号を制御部9より発信さ
せるための指令信号)を送出し、さらに映像信号の受信
に基づいて上記受信回路22b、映像検波回路23、映
像信号処理回路24、VTR25等を制御するものであ
る。27はバッテリーであり、上記各回路、VTR及び
駆動部18に電源を供給するものである。
【0016】本発明は上述のように構成されるものであ
り、次に図6のフローチャートと共に本発明の動作を説
明する。まず、録画移動車2内の制御回路26は駆動部
18に対し駆動指令信号を送出する(P1)。上記駆動
部18は上記指令信号に基づいてローラ17a、17b
及び17a’、17b’を駆動して移動車2を駆動す
る。従って録画移動車2はグランド線3に沿って矢印F
方向に走行する。
【0017】そして、該録画移動車2が鉄塔Bの左側上
端部に来たときスイッチ20aが鉄塔の突起部材に当接
してオンし、該スイッチ20aのオンを制御回路26が
検出する(P2)。該制御回路26は上記スイッチ20
aのオンの検出に基づいて上記駆動部18に駆動停止信
号を送出して上記移動車2の走行を停止する(P3)。
【0018】次に上記制御回路26は送信回路22aに
対し送信指令信号を送出する。該送信回路22aは上記
指令信号の入力に基づいて該送信指令信号を変調して微
弱電波としてアンテナ21より監視用カメラ1Cの制御
部9に対して送信する。
【0019】上記送信指令信号は、上記制御部9のアン
テナ11で受信され、受信回路12aで検出される。該
受信回路12aは該検出に基づいて映像信号処理回路1
4及びバッテリー回路13に検出信号を送出する。
【0020】上記映像信号処理回路14は上記検出信号
の入力に基づいて動作状態となり、また上記バッテリー
回路13は上記検出信号の入力に基づいてCCDカメラ
7及びズームレンズ8に電源を供給し監視カメラを所定
時間(例えば、1分間)動作状態とする。上記CCDカ
メラ7は上記電源供給に基づいて鉄塔A方向の映像信号
を所定時間撮影し、その映像信号は上記映像処理回路1
4に入力される。そして上記映像信号処理回路14は入
力する映像信号をNTSC方式の映像信号として処理す
ると共に変調回路15に送出する。
【0021】該変調回路15は上記映像信号をAMコレ
クタ変調方式により変調して上記送信回路12bに送出
する。そして該送信回路12bは上記変調された映像信
号(被変調波)を微弱電波としてアンテナ11より上記
録画移動車2に送信する。
【0022】上記被変調波は上記移動車2のアンテナ2
1で受信され、受信回路22bで所定の周波数に変換さ
れた後、映像検波回路23で増幅、検波され映像信号処
理回路24に送出される。上記制御回路26は上記受信
回路22bで被変調波を受信したことを検出して上記映
像信号処理回路24に映像処理指令信号を送出すると共
にVTR25を動作させ録画状態に設定して駆動する
(P6,P7)。
【0023】上記映像信号処理回路24は上記検波回路
23で検波された映像信号をVHS方式の録画信号に変
換し、VTR25に送出する。従って、上記映像信号は
上記VTR25に所定時間記録されることになる。
【0024】その後、上記制御回路26は録画が終了し
たか否かを検出し、録画終了を検出するとVTR25を
駆動停止した後(P9)、再びP1に戻って移動車の駆
動を開始する。
【0025】従って、録画移動車2は再び走行を開始
し、鉄塔Bの左側上端部を越えて右側上端部に来るとス
イッチ20bがオンし上記P3以降の動作を繰り返す。
即ち、次は監視カメラ1Dで撮影された映像を所定時間
録画することになる。
【0026】上記説明では、鉄塔Bの左側上端部で移動
車2が停止するところから説明したが、既に移動車2は
上記の手順により鉄塔Aの監視カメラ1A、1Bの映像
信号の録画を終了しており、録画移動車2は図1の監視
範囲Tの映像を録画することができる。
【0027】そして、移動車2が自動走行しながら全送
電経路の録画範囲の録画が終了すると、上記録画移動車
2で録画した磁気テープを回収し、録画された映像を監
視センターで再生チェックすることにより各監視区域で
の送電線の状態を監視することができる。
【0028】以上のように、本発明によれば自動的に各
送電経路における監視区域の映像を録画することがで
き、何等人員を必要としないため人身事故等の危険もな
く、極めて安全に送電線及び鉄塔の保守管理を行うこと
ができる。
【0029】また一旦録画した監視データは保存するこ
とができるため、後日再検証、過去データとの比較検討
等も行うことができ極めて実用効果の高いものである。
【0030】さらに、各監視カメラ1A乃至1D及びそ
れらの制御回路は太陽電池10により駆動される構成で
あるため、保守管理が容易である。
【0031】さらに各監視カメラは固定されているた
め、ピントずれ、画像のブレ等が解消され極めて鮮明な
映像を得ることができ、録画した映像を使用して正確な
原画像分析を行うこともできる。
【0032】尚、上記実施例では録画移動車2のスイッ
チ20aが鉄塔上端の突起部材に当接してオンした時
に、録画移動車2より送信指令信号を監視カメラに無線
により送信して該移動車2が鉄塔上端にきたことを監視
カメラ側に伝える構成のものを示したが、他の実施例と
して鉄塔上端側に検出スイッチを設け、該検出スイッチ
と監視カメラ間を電線(有線)で接続し、録画移動車2
が上記検出スイッチに当接したことを該スイッチのオン
で検出し、同検出スイッチのオンを上記監視カメラ側に
上記電線を介して伝えるように構成しても良い。また、
照明装置を設けることにより夜間監視も行うことができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば自動的に
各送電経路における監視区域の映像を録画することがで
き、何等人員を必要とせず人身事故等の危険もなく、極
めて安全に送電線及び鉄塔の保守管理を行うことができ
る。
【0034】また、一旦録画した監視データは保存する
ことができるため、後日再検証、過去データとの比較検
討等も行うことができ極めて実用効果の高いものであ
る。
【0035】さらに各監視カメラは固定されているた
め、ピントずれ、画像のブレ等が解消され極めて鮮明な
映像を得ることができ、録画した映像を用いて正確な原
画像分析を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動走行式録画装置の使用状態の一実
施例を示す送電線近傍の概略図である。
【図2】監視用カメラの設置状態を示す側面図である。
【図3】監視用カメラの制御部のブロック図である。
【図4】録画移動車の正面図である。
【図5】録画移動車の本体内のブロック図である。
【図6】録画移動車の制御回路の動作手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1A〜1D 監視用カメラ 2 録画移動車 3 グランド線 12a 受信回路 12b 送信回路 14 映像信号処理回路 15 変調回路 20a,20b スイッチ 22a 送信回路 22b 受信回路 23 映像検波回路 24 映像信号処理回路 25 VTR

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電線を支持する鉄塔に送電線近傍の監
    視区域を撮影する監視用カメラを固設すると共に、上記
    鉄塔間に張設されたロープに沿って自動走行可能な録画
    移動車を設け、上記監視用カメラには上記録画移動車が
    同カメラに接近したことを検出する検出手段と、同検出
    手段の検出に基づいて同カメラで撮影された映像信号に
    所定の変調を施して上記録画移動車に向けて無線で送信
    する送信制御手段を設け、かつ上記録画移動車には上記
    送信制御手段から送信された無線信号を受信して上記映
    像信号を検波して取り出す受信手段と、同映像信号を録
    画装置に録画する録画手段とを設けてなる自動走行式録
    画装置。
  2. 【請求項2】 上記録画移動車は上記鉄塔に当接するこ
    とにより動作するスイッチ手段と、同スイッチ手段の動
    作に基づいて送信指令信号を無線で送信する送信手段と
    を備え、上記検出手段は上記送信指令信号を検出するこ
    とにより上記録画移動車の接近を検出するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動走行式録画装置。
JP2917492A 1992-02-17 1992-02-17 自動走行式録画装置 Expired - Lifetime JPH088729B2 (ja)

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