JPH0887751A - 光学ヘッド装置アクセス機構 - Google Patents
光学ヘッド装置アクセス機構Info
- Publication number
- JPH0887751A JPH0887751A JP6222308A JP22230894A JPH0887751A JP H0887751 A JPH0887751 A JP H0887751A JP 6222308 A JP6222308 A JP 6222308A JP 22230894 A JP22230894 A JP 22230894A JP H0887751 A JPH0887751 A JP H0887751A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide base
- current
- coil
- recording surface
- driving
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/0857—Arrangements for mechanically moving the whole head
- G11B7/08582—Sled-type positioners
- G11B7/08588—Sled-type positioners with position sensing by means of an auxiliary system using an external scale
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08529—Methods and circuits to control the velocity of the head as it traverses the tracks
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、部品点数および組立てコストを低
減可能な光学ヘッド装置アクセス機構を提供することを
目的とする。 【構成】この発明の光学ヘッド装置アクセス機構によれ
ば、対物レンズ10 (スライドベース14) を移動させ
るための推進力を提供する駆動コイル16aおよび16
bとスライドベースの位置を検出するための位置センサ
22aおよび22bは、スライドベースに供給される全
ての駆動力とその駆動力に対応する摩擦力を確実に検出
可能な位置に配置される。駆動コイルに供給された駆動
電流の大きさに対応するスライドベースの現在位置およ
び移動速度は、位置/速度制御回路120により、摩擦
力により失われる駆動力に対応する駆動力を生じさせる
ための補償駆動電流に変換される。
減可能な光学ヘッド装置アクセス機構を提供することを
目的とする。 【構成】この発明の光学ヘッド装置アクセス機構によれ
ば、対物レンズ10 (スライドベース14) を移動させ
るための推進力を提供する駆動コイル16aおよび16
bとスライドベースの位置を検出するための位置センサ
22aおよび22bは、スライドベースに供給される全
ての駆動力とその駆動力に対応する摩擦力を確実に検出
可能な位置に配置される。駆動コイルに供給された駆動
電流の大きさに対応するスライドベースの現在位置およ
び移動速度は、位置/速度制御回路120により、摩擦
力により失われる駆動力に対応する駆動力を生じさせる
ための補償駆動電流に変換される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報記憶再生装置、
たとえば、コンピュータなどの外部記憶装置として利用
される光ディスク装置に係り、特に、情報記録媒体に向
かって光ビームを照射するとともに、情報記録媒体で反
射された光ビームを取出すための光学ヘッド装置に関す
る。
たとえば、コンピュータなどの外部記憶装置として利用
される光ディスク装置に係り、特に、情報記録媒体に向
かって光ビームを照射するとともに、情報記録媒体で反
射された光ビームを取出すための光学ヘッド装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク装置は、光ディスク
への情報の書き込みおよび光ディスクからの情報の再生
のために、光ディスクに対して光 (レーザビーム) を集
光させるとともに光ディスクから反射された光を取り出
す光学ヘッド、光学ヘッドを光ディスクの記録面に沿っ
て大まかに移動させるリニア移動機構、光学ヘッドおよ
びリニア移動機構を制御する位置制御部、光ディスクを
所定の位置に案内するローディング機構、光ディスクを
所定の速度で回転させるディスク駆動部、及び、光ディ
スクに記録されている情報を再生するとともに光ディス
クに情報を記憶させるための信号制御部などを含んでい
る。
への情報の書き込みおよび光ディスクからの情報の再生
のために、光ディスクに対して光 (レーザビーム) を集
光させるとともに光ディスクから反射された光を取り出
す光学ヘッド、光学ヘッドを光ディスクの記録面に沿っ
て大まかに移動させるリニア移動機構、光学ヘッドおよ
びリニア移動機構を制御する位置制御部、光ディスクを
所定の位置に案内するローディング機構、光ディスクを
所定の速度で回転させるディスク駆動部、及び、光ディ
スクに記録されている情報を再生するとともに光ディス
クに情報を記憶させるための信号制御部などを含んでい
る。
【0003】光学ヘッドは、光ディスクへの情報の書き
込みおよび光ディスクからの情報の再生のために利用さ
れるレーザビームを発生するレーザ素子、レーザ素子か
らの光を光ディスクに案内するとともに光ディスクで反
射された光をレーザ素子から光ディスクに向かう光から
分離する光伝達部材、レーザ素子からの光を光ディスク
の表面に所定のビームスポットサイズで集光させるとと
もに光ディスクで反射された光を取り出して所定のビー
ムスポットサイズに復元する対物レンズ、対物レンズに
より取り出された光ディスクからの光を検知して電気信
号に変換する光検出器、対物レンズを任意の方向に移動
可能に保持するレンズホルダ、光検出器からの出力に応
じて対物レンズすなわちレンズホルダを光ディスクの記
録面と直交する方向すなわちフォーカス方向に移動させ
ることで対物レンズを通過されたレーザ素子からの光を
光ディスクの所定の位置に正確に集光させるためのフォ
ーカシング機構、及び、光検出器からの出力に応じてレ
ンズホルダすなわち対物レンズを光ディスクの記録面と
平行かつトラックと直交する方向に移動させることで対
物レンズを通過されたレーザ素子からの光の中心と光デ
ィスクの記録面に形成されているトラックの中心とを一
致させるためのトラッキング機構などを有している。
込みおよび光ディスクからの情報の再生のために利用さ
れるレーザビームを発生するレーザ素子、レーザ素子か
らの光を光ディスクに案内するとともに光ディスクで反
射された光をレーザ素子から光ディスクに向かう光から
分離する光伝達部材、レーザ素子からの光を光ディスク
の表面に所定のビームスポットサイズで集光させるとと
もに光ディスクで反射された光を取り出して所定のビー
ムスポットサイズに復元する対物レンズ、対物レンズに
より取り出された光ディスクからの光を検知して電気信
号に変換する光検出器、対物レンズを任意の方向に移動
可能に保持するレンズホルダ、光検出器からの出力に応
じて対物レンズすなわちレンズホルダを光ディスクの記
録面と直交する方向すなわちフォーカス方向に移動させ
ることで対物レンズを通過されたレーザ素子からの光を
光ディスクの所定の位置に正確に集光させるためのフォ
ーカシング機構、及び、光検出器からの出力に応じてレ
ンズホルダすなわち対物レンズを光ディスクの記録面と
平行かつトラックと直交する方向に移動させることで対
物レンズを通過されたレーザ素子からの光の中心と光デ
ィスクの記録面に形成されているトラックの中心とを一
致させるためのトラッキング機構などを有している。
【0004】リニア移動機構は、光学ヘッドを光ディス
クの面に沿って移動可能に支持する移動ベース、移動ベ
ースを案内するガイドレール、移動ベースとガイドレー
ルとの間に介在され移動ベースとガイドレールとの間の
軸方向付加を低減する支持部材、光学ヘッドをガイドレ
ールに沿って移動させるための推進力 (磁力) を発生す
る移動コイル、及び、移動コイルにより発生される磁力
を推進力に変換するための磁束を提供する磁気回路など
を含んでいる。なお、今日、光ディスク装置をより低コ
ストにするために、支持部材としては安価なソリッドベ
アリング、たとえば、含油ブッシュなどが利用されてい
る。
クの面に沿って移動可能に支持する移動ベース、移動ベ
ースを案内するガイドレール、移動ベースとガイドレー
ルとの間に介在され移動ベースとガイドレールとの間の
軸方向付加を低減する支持部材、光学ヘッドをガイドレ
ールに沿って移動させるための推進力 (磁力) を発生す
る移動コイル、及び、移動コイルにより発生される磁力
を推進力に変換するための磁束を提供する磁気回路など
を含んでいる。なお、今日、光ディスク装置をより低コ
ストにするために、支持部材としては安価なソリッドベ
アリング、たとえば、含油ブッシュなどが利用されてい
る。
【0005】この種の光ディスク装置では、ローディン
グ機構により光ディスクが所定の位置に案内され、ディ
スク駆動部により光ディスクが所定の速度で回転され
る。続いて、信号制御部からの制御によりレーザ素子か
ら所定の光強度を有するレーザビームが発生され、この
レーザビームに基づいて対物レンズと光ディスクの記録
面との間隔が一定値に制御 (フォーカスロック) され
る。この状態で、位置制御部からのトラックキング制御
によりリニア移動機構の移動コイルに所定の電流が供給
されることで対物レンズすなわちレンズホルダが移動さ
れ、対物レンズを通過された光の中心とトラックの中心
とが一致 (トラッキング) されて、対物レンズを通過さ
れた光の中心と光ディスクの最内周のトラックとが一致
される。
グ機構により光ディスクが所定の位置に案内され、ディ
スク駆動部により光ディスクが所定の速度で回転され
る。続いて、信号制御部からの制御によりレーザ素子か
ら所定の光強度を有するレーザビームが発生され、この
レーザビームに基づいて対物レンズと光ディスクの記録
面との間隔が一定値に制御 (フォーカスロック) され
る。この状態で、位置制御部からのトラックキング制御
によりリニア移動機構の移動コイルに所定の電流が供給
されることで対物レンズすなわちレンズホルダが移動さ
れ、対物レンズを通過された光の中心とトラックの中心
とが一致 (トラッキング) されて、対物レンズを通過さ
れた光の中心と光ディスクの最内周のトラックとが一致
される。
【0006】こののち、位置制御部からリニア移動機構
の移動コイルに所定の電流が供給されることで、光学ヘ
ッドすなわち対物レンズが信号制御部から指示された目
標トラックの近傍に移動 (粗動) され、続いて、レンズ
ホルダのトラッキング機構によるトラックジャンプによ
り目標のトラックの中心と対物レンズを通過された光の
中心とが一致される (微動) 。この密アクセスすなわち
トラックジャンプにより移動されたトラックからの反射
光に基づいて信号制御部により光ディスクのヘッダ情報
がチェックされ、信号制御部から指示された目標トラッ
クとジャンプにより移動されたトラックとが一致したと
き、目標トラックに対して情報が書き込まれ、あるい
は、目標トラックから情報が読み出される。
の移動コイルに所定の電流が供給されることで、光学ヘ
ッドすなわち対物レンズが信号制御部から指示された目
標トラックの近傍に移動 (粗動) され、続いて、レンズ
ホルダのトラッキング機構によるトラックジャンプによ
り目標のトラックの中心と対物レンズを通過された光の
中心とが一致される (微動) 。この密アクセスすなわち
トラックジャンプにより移動されたトラックからの反射
光に基づいて信号制御部により光ディスクのヘッダ情報
がチェックされ、信号制御部から指示された目標トラッ
クとジャンプにより移動されたトラックとが一致したと
き、目標トラックに対して情報が書き込まれ、あるい
は、目標トラックから情報が読み出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、今日
利用されている光ディスク装置では、光学ヘッドはリニ
ア移動機構により、また、対物レンズはトラッキング機
構により、すなわち、対物レンズはリニア移動機構とト
ラッキング機構との2つの移動機構により目標トラック
に移動される。このことは、光学ヘッドアクセス機構を
提供するために必要とされる部品コストならびに光ディ
スク装置を組み立てるための組み立て (製造) コストを
増大させる問題がある。
利用されている光ディスク装置では、光学ヘッドはリニ
ア移動機構により、また、対物レンズはトラッキング機
構により、すなわち、対物レンズはリニア移動機構とト
ラッキング機構との2つの移動機構により目標トラック
に移動される。このことは、光学ヘッドアクセス機構を
提供するために必要とされる部品コストならびに光ディ
スク装置を組み立てるための組み立て (製造) コストを
増大させる問題がある。
【0008】ところで、対物レンズのトラッキング機構
を省略して、リニア移動機構のみでトラッキングを制御
するが試みられている。しかしながら、多くの場合、リ
ニア移動機構におけるガイドレールと支持部材との摩擦
(軸方向付加) が大きいことから、目標トラックの近傍
に移動された対物レンズ (光学ヘッド) を、新たに数ト
ラック分だけ移動させることは、実質的に困難である。
を省略して、リニア移動機構のみでトラッキングを制御
するが試みられている。しかしながら、多くの場合、リ
ニア移動機構におけるガイドレールと支持部材との摩擦
(軸方向付加) が大きいことから、目標トラックの近傍
に移動された対物レンズ (光学ヘッド) を、新たに数ト
ラック分だけ移動させることは、実質的に困難である。
【0009】摩擦 (軸方向付加) を低減する方法とし
て、支持部材として、支持部材とガイドレールとの間の
軸方向付加の大きさが十分に低減されている高精度ベア
リングを利用する例も提案されているが、高精度ベアリ
ングは非常に高価であって、高精度ベアリングが利用さ
れる場合には、光ディスク装置のコストがさらに増大さ
れる問題がある。
て、支持部材として、支持部材とガイドレールとの間の
軸方向付加の大きさが十分に低減されている高精度ベア
リングを利用する例も提案されているが、高精度ベアリ
ングは非常に高価であって、高精度ベアリングが利用さ
れる場合には、光ディスク装置のコストがさらに増大さ
れる問題がある。
【0010】この発明の目的は、リニア移動機構のみに
よりトラッキング制御も可能とする光ディスク装置の光
学ヘッドアクセス機構を提供するものである。
よりトラッキング制御も可能とする光ディスク装置の光
学ヘッドアクセス機構を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、記録
媒体の記録面に光を集光する集光手段と、この集光手段
を上記記録面と直交する方向に移動可能に保持する保持
手段と、この保持手段を上記記録面と平行に移動させる
移動手段と、この移動手段が移動された位置を検出する
位置検出手段と、上記移動手段を駆動する駆動手段と、
上記移動手段が上記記録面と平行に移動される際に、上
記移動手段を案内する案内手段と、上記位置検出手段に
より検出された上記移動手段の位置、上記駆動手段から
上記移動手段に供給される駆動力の大きさ、及び、上記
移動手段が移動される速度とに基づいて上記案内手段と
上記移動手段との間に生じる駆動力減衰成分の大きさを
推定し、上記駆動手段から上記移動手段に供給される駆
動力の大きさを補正する駆動力補正手段とを有する光学
ヘッド装置アクセス機構が提供される。
媒体の記録面に光を集光する集光手段と、この集光手段
を上記記録面と直交する方向に移動可能に保持する保持
手段と、この保持手段を上記記録面と平行に移動させる
移動手段と、この移動手段が移動された位置を検出する
位置検出手段と、上記移動手段を駆動する駆動手段と、
上記移動手段が上記記録面と平行に移動される際に、上
記移動手段を案内する案内手段と、上記位置検出手段に
より検出された上記移動手段の位置、上記駆動手段から
上記移動手段に供給される駆動力の大きさ、及び、上記
移動手段が移動される速度とに基づいて上記案内手段と
上記移動手段との間に生じる駆動力減衰成分の大きさを
推定し、上記駆動手段から上記移動手段に供給される駆
動力の大きさを補正する駆動力補正手段とを有する光学
ヘッド装置アクセス機構が提供される。
【0012】また、この発明は、光ディスクの記録面に
光を集光する対物レンズと、この対物レンズを上記記録
面と直交する方向に移動可能に保持するレンズアクチェ
ータと、このレンズアクチェータを上記記録面と平行に
移動可能に保持するスライドベースと、このスライドベ
ースの所定の位置に配置され、上記スライドベースを移
動させるための推進力を提供する駆動コイルと、上記ス
ライドベースが上記記録面と平行に移動される際に、上
記スライドベースを案内するガイドレールと、上記スラ
イドベースと上記ガイドレールとの間であって、上記ス
ライドベースの所定の位置に配置され、上記スライドベ
ースと上記ガイドレールとの間の摩擦を低減するための
摺動部材と、上記スライドベースが移動可能な領域に関
連する所定の範囲に配置されたリニアスケールと、上記
駆動コイルに駆動電流を供給するコイル電流供給回路
と、上記スライドベースの所定の位置に配置され、上記
リニアスケールに関連して上記スライドベースの現在位
置を検出する位置センサと、この位置センサにより検出
された上記スライドベースの現在位置、上記コイル電流
供給回路から上記駆動コイルに供給される駆動電流の大
きさ、及び、上記スライドベースが移動される速度とに
基づいて上記ガイドレールと上記摺動部材との間に生じ
る摩擦力の大きさを推定する摩擦力推定回路と、この摩
擦力推定回路により推定された摩擦力の大きさを打ち消
すように、上記コイル電流供給回路から上記駆動コイル
に供給される駆動電流の大きさを補正する駆動電流補正
回路とを有する光学ヘッド装置アクセス機構を提供する
ものである。さらに、この発明は、光ディスクの記録面
に光を集光する対物レンズと、この対物レンズを上記記
録面と直交する方向に移動可能に保持するレンズアクチ
ェータと、このレンズアクチェータを上記記録面と平行
に移動可能に保持するスライドベースと、このスライド
ベースの所定の位置に配置され、上記スライドベースを
移動させるための推進力を提供する駆動コイルと、上記
スライドベースが上記記録面と平行に移動される際に、
上記スライドベースを案内するガイドレールと、上記ス
ライドベースと上記ガイドレールとの間であって、上記
スライドベースの所定の位置に配置され、上記スライド
ベースと上記ガイドレールとの間の摩擦を低減するため
の摺動部材と、上記スライドベースが移動可能な領域に
関連する所定の範囲に配置されたリニアスケールと、上
記駆動コイルに駆動電流を供給するコイル電流供給回路
と、xvを振動成分、ysを振動を検出する位置と振動
が生じる点との間の距離、Wiを固有振動モード、ωi
を固有振動数、Piをスライドベースに働く力、Gをゲ
イン、及び、θを位相、とし、f=ω/2πの振動を与
えたときに、
光を集光する対物レンズと、この対物レンズを上記記録
面と直交する方向に移動可能に保持するレンズアクチェ
ータと、このレンズアクチェータを上記記録面と平行に
移動可能に保持するスライドベースと、このスライドベ
ースの所定の位置に配置され、上記スライドベースを移
動させるための推進力を提供する駆動コイルと、上記ス
ライドベースが上記記録面と平行に移動される際に、上
記スライドベースを案内するガイドレールと、上記スラ
イドベースと上記ガイドレールとの間であって、上記ス
ライドベースの所定の位置に配置され、上記スライドベ
ースと上記ガイドレールとの間の摩擦を低減するための
摺動部材と、上記スライドベースが移動可能な領域に関
連する所定の範囲に配置されたリニアスケールと、上記
駆動コイルに駆動電流を供給するコイル電流供給回路
と、上記スライドベースの所定の位置に配置され、上記
リニアスケールに関連して上記スライドベースの現在位
置を検出する位置センサと、この位置センサにより検出
された上記スライドベースの現在位置、上記コイル電流
供給回路から上記駆動コイルに供給される駆動電流の大
きさ、及び、上記スライドベースが移動される速度とに
基づいて上記ガイドレールと上記摺動部材との間に生じ
る摩擦力の大きさを推定する摩擦力推定回路と、この摩
擦力推定回路により推定された摩擦力の大きさを打ち消
すように、上記コイル電流供給回路から上記駆動コイル
に供給される駆動電流の大きさを補正する駆動電流補正
回路とを有する光学ヘッド装置アクセス機構を提供する
ものである。さらに、この発明は、光ディスクの記録面
に光を集光する対物レンズと、この対物レンズを上記記
録面と直交する方向に移動可能に保持するレンズアクチ
ェータと、このレンズアクチェータを上記記録面と平行
に移動可能に保持するスライドベースと、このスライド
ベースの所定の位置に配置され、上記スライドベースを
移動させるための推進力を提供する駆動コイルと、上記
スライドベースが上記記録面と平行に移動される際に、
上記スライドベースを案内するガイドレールと、上記ス
ライドベースと上記ガイドレールとの間であって、上記
スライドベースの所定の位置に配置され、上記スライド
ベースと上記ガイドレールとの間の摩擦を低減するため
の摺動部材と、上記スライドベースが移動可能な領域に
関連する所定の範囲に配置されたリニアスケールと、上
記駆動コイルに駆動電流を供給するコイル電流供給回路
と、xvを振動成分、ysを振動を検出する位置と振動
が生じる点との間の距離、Wiを固有振動モード、ωi
を固有振動数、Piをスライドベースに働く力、Gをゲ
イン、及び、θを位相、とし、f=ω/2πの振動を与
えたときに、
【数4】 が満足されるとともに「x = a + bj」と置く
ことで上記式の「a」および「b」により、
ことで上記式の「a」および「b」により、
【数5】 により求められた位相θが所定の範囲になるよう、か
つ、F1 およびF2 をスライドベースに提供される力、
f1 およびf2 を摩擦力、fc1およびfc2を制御力、及
び、L1 およびL2 を駆動コイルの推力発生点と可動部
重心との距離、とするとき、
つ、F1 およびF2 をスライドベースに提供される力、
f1 およびf2 を摩擦力、fc1およびfc2を制御力、及
び、L1 およびL2 を駆動コイルの推力発生点と可動部
重心との距離、とするとき、
【数6】 が満足されるスライドベースの所定の位置に配置され、
上記リニアスケールに関連して上記スライドベースの現
在位置を検出する位置センサと、wを摩擦力推定回路の
出力、pを倍率、zを摩擦力推定回路の状態変数、dを
摩擦力推定回路を安定化させるための条件、Γを外乱の
比例係数、E1 を駆動電流の倍率、E2 を摩擦力推定回
路の構成条件 (駆動電流の倍率) 、V1 を倍率、C1 を
倍率、V2を倍率、C2 を倍率、x1 を現在位置、及
び、x2 を速度、とするとき、 w = pz + V1 ・C1 x1 + V2 ・C2 ・
x2 V1 = E1 ・p/d E2 = (d・ (Γ−d) /p − E1 ・C1 /d)
/C2 により、上記位置センサにより検出された上記スライド
ベースの現在位置、上記コイル電流供給回路から上記駆
動コイルに供給される駆動電流の大きさ、及び、上記ス
ライドベースが移動される速度とに基づいて上記ガイド
レールと上記摺動部材との間に生じる摩擦力の大きさを
推定する摩擦力推定回路と、この摩擦力推定回路により
推定された摩擦力の大きさを打ち消すように、上記コイ
ル電流供給回路から上記駆動コイルに供給される駆動電
流の大きさを補正する駆動電流補正回路とを有する光学
ヘッド装置アクセス機構を提供するものである。
上記リニアスケールに関連して上記スライドベースの現
在位置を検出する位置センサと、wを摩擦力推定回路の
出力、pを倍率、zを摩擦力推定回路の状態変数、dを
摩擦力推定回路を安定化させるための条件、Γを外乱の
比例係数、E1 を駆動電流の倍率、E2 を摩擦力推定回
路の構成条件 (駆動電流の倍率) 、V1 を倍率、C1 を
倍率、V2を倍率、C2 を倍率、x1 を現在位置、及
び、x2 を速度、とするとき、 w = pz + V1 ・C1 x1 + V2 ・C2 ・
x2 V1 = E1 ・p/d E2 = (d・ (Γ−d) /p − E1 ・C1 /d)
/C2 により、上記位置センサにより検出された上記スライド
ベースの現在位置、上記コイル電流供給回路から上記駆
動コイルに供給される駆動電流の大きさ、及び、上記ス
ライドベースが移動される速度とに基づいて上記ガイド
レールと上記摺動部材との間に生じる摩擦力の大きさを
推定する摩擦力推定回路と、この摩擦力推定回路により
推定された摩擦力の大きさを打ち消すように、上記コイ
ル電流供給回路から上記駆動コイルに供給される駆動電
流の大きさを補正する駆動電流補正回路とを有する光学
ヘッド装置アクセス機構を提供するものである。
【0013】
【作用】この発明によれば、光学ヘッド装置アクセス機
構は、位置検出手段により検出された移動手段の位置、
駆動手段から移動手段に供給される駆動力の大きさ、及
び、移動手段が移動される速度とに基づいて案内手段と
移動手段との間に生じる駆動力減衰成分の大きさを推定
し、駆動手段から移動手段に供給される駆動力の大きさ
を補正する駆動力補正手段により、移動手段に供給され
る駆動力の大きさが正確に補正される。従って、移動手
段は、所定の位置に正確に移動される。
構は、位置検出手段により検出された移動手段の位置、
駆動手段から移動手段に供給される駆動力の大きさ、及
び、移動手段が移動される速度とに基づいて案内手段と
移動手段との間に生じる駆動力減衰成分の大きさを推定
し、駆動手段から移動手段に供給される駆動力の大きさ
を補正する駆動力補正手段により、移動手段に供給され
る駆動力の大きさが正確に補正される。従って、移動手
段は、所定の位置に正確に移動される。
【0014】また、この発明の光学ヘッド装置アクセス
機構によれば、対物レンズすなわちレンズアクチェータ
を保持するスライドベースを移動させるための推進力を
提供する駆動コイルとスライドベースの位置を検出する
ための位置センサは、可動部の二次共振の影響を低減で
きる位置であって、スライドベースに供給される全ての
駆動力とその駆動力に対応する摩擦力を確実に検出可能
な位置に配置され、駆動コイルに供給された駆動電流の
大きさに対応するスライドベースの現在の位置(変位)
および移動速度を提供することから、目標トラックに向
かってスライドベースが移動される際の駆動制御におい
て、トラッキングエラーおよびオフセットを生じさせる
原因である摩擦力の影響が正確に検出される。ここで、
摩擦力により失われる駆動力に対応する駆動力を生じさ
せるための補償駆動電流を、駆動コイルに予め供給する
ことで、光ディスクの偏心により変位される目標トラッ
クを良好に追尾可能となる。従って、リニア移動機構の
みによりトラッキング制御も可能とする光ディスク装置
の光学ヘッドアクセス機構が提供される。
機構によれば、対物レンズすなわちレンズアクチェータ
を保持するスライドベースを移動させるための推進力を
提供する駆動コイルとスライドベースの位置を検出する
ための位置センサは、可動部の二次共振の影響を低減で
きる位置であって、スライドベースに供給される全ての
駆動力とその駆動力に対応する摩擦力を確実に検出可能
な位置に配置され、駆動コイルに供給された駆動電流の
大きさに対応するスライドベースの現在の位置(変位)
および移動速度を提供することから、目標トラックに向
かってスライドベースが移動される際の駆動制御におい
て、トラッキングエラーおよびオフセットを生じさせる
原因である摩擦力の影響が正確に検出される。ここで、
摩擦力により失われる駆動力に対応する駆動力を生じさ
せるための補償駆動電流を、駆動コイルに予め供給する
ことで、光ディスクの偏心により変位される目標トラッ
クを良好に追尾可能となる。従って、リニア移動機構の
みによりトラッキング制御も可能とする光ディスク装置
の光学ヘッドアクセス機構が提供される。
【0015】さらに、この発明の光学ヘッド装置アクセ
ス機構は、スライドベースの所定の位置に配置された駆
動コイルと、スライドベースを光ディスクの記録面と平
行に移動可能に案内するガイドレールと、スライドベー
スとガイドレールとの間の摩擦を低減するための摺動部
材と、スライドベースが移動可能な領域に関連する所定
の範囲に配置されたリニアスケールと、駆動コイルに駆
動電流を供給するコイル電流供給回路と、リニアスケー
ルに関連してスライドベースの現在位置を検出する位置
センサとを有し、摩擦力推定回路により、位置センサに
より検出されたスライドベースの現在位置、コイル電流
供給回路から駆動コイルに供給される駆動電流の大き
さ、及び、スライドベースが移動される速度とに基づい
て、ガイドレールと摺動部材との間に生じる摩擦力の大
きさを推定し、推定された摩擦力の大きさを打ち消すよ
う、駆動電流補正回路によりコイル電流供給回路から駆
動コイルに供給される駆動電流の大きさを補正できるこ
とから、スライドベースのアクセスおよびトラッキング
のための微少移動が駆動コイルのみで達成できる。これ
により、光学ヘッド装置アクセス機構の部品点数が低減
され、同時に、組み立てコストおよび光ディスク装置の
装置コストが低減される。
ス機構は、スライドベースの所定の位置に配置された駆
動コイルと、スライドベースを光ディスクの記録面と平
行に移動可能に案内するガイドレールと、スライドベー
スとガイドレールとの間の摩擦を低減するための摺動部
材と、スライドベースが移動可能な領域に関連する所定
の範囲に配置されたリニアスケールと、駆動コイルに駆
動電流を供給するコイル電流供給回路と、リニアスケー
ルに関連してスライドベースの現在位置を検出する位置
センサとを有し、摩擦力推定回路により、位置センサに
より検出されたスライドベースの現在位置、コイル電流
供給回路から駆動コイルに供給される駆動電流の大き
さ、及び、スライドベースが移動される速度とに基づい
て、ガイドレールと摺動部材との間に生じる摩擦力の大
きさを推定し、推定された摩擦力の大きさを打ち消すよ
う、駆動電流補正回路によりコイル電流供給回路から駆
動コイルに供給される駆動電流の大きさを補正できるこ
とから、スライドベースのアクセスおよびトラッキング
のための微少移動が駆動コイルのみで達成できる。これ
により、光学ヘッド装置アクセス機構の部品点数が低減
され、同時に、組み立てコストおよび光ディスク装置の
装置コストが低減される。
【0016】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0017】図1ないし図3によれば、光学ヘッド装置
2は、光ディスク (記録媒体) Dの記録面に対して、後
述する半導体レーザ素子30からのレーザビームを照射
するとともに、光ディスクDの記録面で反射されたレー
ザビームを読み取る対物レンズ10、対物レンズ10
を、光ディスクDの記録面と直交する方向すなわちフォ
ーカシング方向に移動可能に保持するレンズアクチェー
タ12、及び、レンズアクチェータ (保持手段) 12
を、光ディスクの径方向に、光ディスクの記録面に沿っ
て移動可能に保持するスライドベース (保持手段および
移動手段) 14を含んでいる。
2は、光ディスク (記録媒体) Dの記録面に対して、後
述する半導体レーザ素子30からのレーザビームを照射
するとともに、光ディスクDの記録面で反射されたレー
ザビームを読み取る対物レンズ10、対物レンズ10
を、光ディスクDの記録面と直交する方向すなわちフォ
ーカシング方向に移動可能に保持するレンズアクチェー
タ12、及び、レンズアクチェータ (保持手段) 12
を、光ディスクの径方向に、光ディスクの記録面に沿っ
て移動可能に保持するスライドベース (保持手段および
移動手段) 14を含んでいる。
【0018】レンズアクチェータ12は、たとえば、ス
ライドベース14の所定の位置に配置され、光ディスク
Dの記録面に向かってレーザビームを提供する半導体レ
ーザ30からのレーザビーム (光) を対物レンズ10に
案内するミラー12a、対物レンズ10を、を光ディス
クDの記録面と直交する方法に移動させるためのフォー
カスコイル12bを有している。
ライドベース14の所定の位置に配置され、光ディスク
Dの記録面に向かってレーザビームを提供する半導体レ
ーザ30からのレーザビーム (光) を対物レンズ10に
案内するミラー12a、対物レンズ10を、を光ディス
クDの記録面と直交する方法に移動させるためのフォー
カスコイル12bを有している。
【0019】スライドベース14の光ディスクの径方向
に平行な側面には、後述するガイドシャフト (案内部
材) との接続に利用される脚部14aおよび14bが、
スライドベース14と一体的に形成されている。脚部1
4aおよび14bには、後述する磁力発生装置すなわち
固定マグネットから提供される磁界に対応してスライド
ベース14を所望の方向に移動させるための駆動力を発
生する一対の駆動コイル(駆動手段) 16aおよび16
bが配置されている。すなわち、駆動コイル16aおよ
び16bは、後述する磁力発生装置および後述するガイ
ドシャフトを伴って、スライドベース14を直線状に移
動させるためのリニアモータ (駆動手段)16を構成す
る。
に平行な側面には、後述するガイドシャフト (案内部
材) との接続に利用される脚部14aおよび14bが、
スライドベース14と一体的に形成されている。脚部1
4aおよび14bには、後述する磁力発生装置すなわち
固定マグネットから提供される磁界に対応してスライド
ベース14を所望の方向に移動させるための駆動力を発
生する一対の駆動コイル(駆動手段) 16aおよび16
bが配置されている。すなわち、駆動コイル16aおよ
び16bは、後述する磁力発生装置および後述するガイ
ドシャフトを伴って、スライドベース14を直線状に移
動させるためのリニアモータ (駆動手段)16を構成す
る。
【0020】脚部14aおよび14bの所定の位置に
は、後述するガイドシャフトに対して所定の公差に規定
された内径を有し、ガイドシャフトとの間の摩擦を低減
するための支持部材、たとえば、ソリッドベアリング
(商品名、ルーロンブッシング、NSKより市販されて
いる) または含油焼結ブッシュ (スライダ) あるいは直
線移動 (直動) 型ベアリング18aおよび19a、及
び、18bおよび19bが、それぞれ、対をなして配置
されている。なお、ソリッドベアリング18aおよび1
9a、及び、18bおよび19bは、スライドベース1
4の脚部14aおよび14bのそれぞれに、圧入加工あ
るいは同時成形によって配置される。
は、後述するガイドシャフトに対して所定の公差に規定
された内径を有し、ガイドシャフトとの間の摩擦を低減
するための支持部材、たとえば、ソリッドベアリング
(商品名、ルーロンブッシング、NSKより市販されて
いる) または含油焼結ブッシュ (スライダ) あるいは直
線移動 (直動) 型ベアリング18aおよび19a、及
び、18bおよび19bが、それぞれ、対をなして配置
されている。なお、ソリッドベアリング18aおよび1
9a、及び、18bおよび19bは、スライドベース1
4の脚部14aおよび14bのそれぞれに、圧入加工あ
るいは同時成形によって配置される。
【0021】ソリッドベアリング18aおよび19a、
及び、18bおよび19bの内側には、それぞれのベア
リングの内径に対して所定の公差に規定された外径を有
し、駆動コイル16aおよび16bに供給される電流に
より発生される推進力により所定の方向に移動されるス
ライドベース14を保持するガイドシャフト (案内手
段) 20aおよび20bが配置されている。
及び、18bおよび19bの内側には、それぞれのベア
リングの内径に対して所定の公差に規定された外径を有
し、駆動コイル16aおよび16bに供給される電流に
より発生される推進力により所定の方向に移動されるス
ライドベース14を保持するガイドシャフト (案内手
段) 20aおよび20bが配置されている。
【0022】スライドベース14は、脚部14aおよび
14bのそれぞれに配置されたベアリング18aおよび
19a、及び、18bおよび19bの介在により、ガイ
ドシャフト20aおよび20bを介して、光ディスクの
径方向と平行に移動可能に保持されている。なお、ガイ
ドシャフト20aおよび20bは、相互に平行に、か
つ、それぞれのシャフトの軸線を含む面と光ディスクの
記録面とが平行になるよう配置されている。
14bのそれぞれに配置されたベアリング18aおよび
19a、及び、18bおよび19bの介在により、ガイ
ドシャフト20aおよび20bを介して、光ディスクの
径方向と平行に移動可能に保持されている。なお、ガイ
ドシャフト20aおよび20bは、相互に平行に、か
つ、それぞれのシャフトの軸線を含む面と光ディスクの
記録面とが平行になるよう配置されている。
【0023】脚部14aおよび14bの所定の位置、た
とえば、レンズアクチェータ12が保持されている側と
対向される側であって、後述するモーメントが発生する
位置の近傍には、ガイドシャフト20aおよび20bを
移動するスライドベース14の位置すなわち対物レンズ
10の位置を検知するための位置センサ (位置検出手
段) 22aおよび22bが配置されている (図2参照)
。従って、それぞれの位置センサ22aおよび22b
は、スライドベース14が移動されることで、スライド
ベース14とともに光ディスクの径方向に移動される。
とえば、レンズアクチェータ12が保持されている側と
対向される側であって、後述するモーメントが発生する
位置の近傍には、ガイドシャフト20aおよび20bを
移動するスライドベース14の位置すなわち対物レンズ
10の位置を検知するための位置センサ (位置検出手
段) 22aおよび22bが配置されている (図2参照)
。従って、それぞれの位置センサ22aおよび22b
は、スライドベース14が移動されることで、スライド
ベース14とともに光ディスクの径方向に移動される。
【0024】位置センサ22aおよび22bが移動され
る経路すなわちガイドシャフト20aおよび20bのそ
れぞれと平行、かつ、光ディスクの記録面と平行な位置
であって、位置センサ22aおよび22bの近傍には、
各位置センサ22aおよび22bの位置を示すリニアス
ケール (位置検出手段) 24aおよび24bが配置され
ている。すなわち、位置センサ22aおよびリニアスケ
ール24a、及び、位置センサ22bおよびリニアスケ
ール24bは、それぞれ、脚部14aおよび14bの現
在位置を検出する位置検出器 (位置検出手段) 25aお
よび25bを形成している。
る経路すなわちガイドシャフト20aおよび20bのそ
れぞれと平行、かつ、光ディスクの記録面と平行な位置
であって、位置センサ22aおよび22bの近傍には、
各位置センサ22aおよび22bの位置を示すリニアス
ケール (位置検出手段) 24aおよび24bが配置され
ている。すなわち、位置センサ22aおよびリニアスケ
ール24a、及び、位置センサ22bおよびリニアスケ
ール24bは、それぞれ、脚部14aおよび14bの現
在位置を検出する位置検出器 (位置検出手段) 25aお
よび25bを形成している。
【0025】ガイドシャフト20aおよび20bの軸線
を含む面であって、それぞれのシャフト20aおよび2
0bの外側すなわち駆動コイル16aおよび16bの外
側には、それぞれのコイル16aおよび16bに電流が
供給されることにより生じる磁力を推進力に変えるため
に機能する磁力発生装置すなわち第1および第2の固定
マグネット26aおよび26bが配置されている。
を含む面であって、それぞれのシャフト20aおよび2
0bの外側すなわち駆動コイル16aおよび16bの外
側には、それぞれのコイル16aおよび16bに電流が
供給されることにより生じる磁力を推進力に変えるため
に機能する磁力発生装置すなわち第1および第2の固定
マグネット26aおよび26bが配置されている。
【0026】それぞれのマグネット26aおよび26b
のさらに外側であって、ガイドシャフト20aおよび2
0bの軸線を含む面の少なくとも一部を共有する位置に
は、各マグネットを保持するとともに、各マグネットに
より提供される磁力を効率よく各駆動コイルに供給する
ために利用される磁気回路を形成するための第1および
第2のヨーク28aおよび28bが配置されている。
のさらに外側であって、ガイドシャフト20aおよび2
0bの軸線を含む面の少なくとも一部を共有する位置に
は、各マグネットを保持するとともに、各マグネットに
より提供される磁力を効率よく各駆動コイルに供給する
ために利用される磁気回路を形成するための第1および
第2のヨーク28aおよび28bが配置されている。
【0027】なお、それぞれの28aおよび28bは、
補助ヨーク28cおよび28dを介して連結され、実質
的に、閉回路を構成する。また、補助ヨーク28cおよ
び28dは、ガイドシャフト20aおよび20bを支持
する支持枠として利用されている。
補助ヨーク28cおよび28dを介して連結され、実質
的に、閉回路を構成する。また、補助ヨーク28cおよ
び28dは、ガイドシャフト20aおよび20bを支持
する支持枠として利用されている。
【0028】レンズアクチェータ12と半導体レーザ3
0 (たとえば、スライドベース14に配置されている)
との間には、レーザ30から出射されたレーザビーム
(光)の断面形状を所定の大きさに成形するコリメートレ
ンズ32、レンズ32を通過された光を光ディスクに案
内するとともに、光ディスクで反射された光を光ディス
クに向かう光から分離するビームスプリッタ34、ビー
ムスプリッタ34により分離された光に所定の光学特性
を与えるレンズユニット36、及び、光ディスクの記録
面からの反射光を、反射光の光強度に対応する電気信号
に変換する光検出器38が配置されている。
0 (たとえば、スライドベース14に配置されている)
との間には、レーザ30から出射されたレーザビーム
(光)の断面形状を所定の大きさに成形するコリメートレ
ンズ32、レンズ32を通過された光を光ディスクに案
内するとともに、光ディスクで反射された光を光ディス
クに向かう光から分離するビームスプリッタ34、ビー
ムスプリッタ34により分離された光に所定の光学特性
を与えるレンズユニット36、及び、光ディスクの記録
面からの反射光を、反射光の光強度に対応する電気信号
に変換する光検出器38が配置されている。
【0029】図3を参照すれば、図1および図2に示さ
れている光学ヘッド装置2は、情報記録再生装置すなわ
ち光ディスク装置100の主制御装置すなわちCPU1
02により制御される。
れている光学ヘッド装置2は、情報記録再生装置すなわ
ち光ディスク装置100の主制御装置すなわちCPU1
02により制御される。
【0030】CPU102には、光ディスク装置100
および光学ヘッド装置2の対物レンズ10を所定の位置
に位置させるための制御プログラムなどが記憶されてい
るメモリ104が、バスライン106を介して接続され
ている。
および光学ヘッド装置2の対物レンズ10を所定の位置
に位置させるための制御プログラムなどが記憶されてい
るメモリ104が、バスライン106を介して接続され
ている。
【0031】CPU102には、また、半導体レーザ3
0を付勢するとともに、記録すべきデータに応じて、半
導体レーザ30から出射される光 (レーザビーム) の光
強度を変化させるレーザ制御回路110およびリニアモ
ータ16を所定の位置に移動させるリニアモータ制御回
路112が、バスライン106を介して接続されてい
る。
0を付勢するとともに、記録すべきデータに応じて、半
導体レーザ30から出射される光 (レーザビーム) の光
強度を変化させるレーザ制御回路110およびリニアモ
ータ16を所定の位置に移動させるリニアモータ制御回
路112が、バスライン106を介して接続されてい
る。
【0032】CPU102には、さらに、光検出器38
により検出された光ディスクの記録面からの反射光に基
づいて、光ディスクに記録されている情報を再生するた
めの信号処理をするビデオ信号処理回路114、フォー
カスコイル12bに対して所定の電流を供給すること
で、光検出器38により検出された光ディスクの記録面
からの反射光に基づいて対物レンズ10と光ディスクの
記録面との間隔を対物レンズ10の焦点距離に一致させ
るために対物レンズ10を移動させるフォーカス制御回
路116、および、光検出器38により検出された光デ
ィスクの記録面からの反射光に基づいて対物レンズ10
を通過された光の中心と光ディスクのトラックのトラッ
クセンタを一致させるトラッキング制御回路118が、
バスライン106を介して接続されている。なお、フォ
ーカス制御回路116とバスライン106、及び、トラ
ッキング制御回路118とバスライン106とは、相互
に、A/Dコンバータ119aおよびD/Aコンバータ
119bを介して接続されることは、いうまでもない。
により検出された光ディスクの記録面からの反射光に基
づいて、光ディスクに記録されている情報を再生するた
めの信号処理をするビデオ信号処理回路114、フォー
カスコイル12bに対して所定の電流を供給すること
で、光検出器38により検出された光ディスクの記録面
からの反射光に基づいて対物レンズ10と光ディスクの
記録面との間隔を対物レンズ10の焦点距離に一致させ
るために対物レンズ10を移動させるフォーカス制御回
路116、および、光検出器38により検出された光デ
ィスクの記録面からの反射光に基づいて対物レンズ10
を通過された光の中心と光ディスクのトラックのトラッ
クセンタを一致させるトラッキング制御回路118が、
バスライン106を介して接続されている。なお、フォ
ーカス制御回路116とバスライン106、及び、トラ
ッキング制御回路118とバスライン106とは、相互
に、A/Dコンバータ119aおよびD/Aコンバータ
119bを介して接続されることは、いうまでもない。
【0033】またさらに、CPU102には、位置検出
器25aおよび25bからの出力に基づいて、スライド
ベース14すなわち対物レンズ10と光ディスクの記録
面に形成されているトラック (プリグルーブ) の位置お
よびスライドベース14 (すなわち対物レンズ10) が
移動されている速度すなわちリニアモータ16の移動速
度を制御する位置/速度制御回路 (駆動力補正手段) 1
20が、バスライン106を介して接続されている。
器25aおよび25bからの出力に基づいて、スライド
ベース14すなわち対物レンズ10と光ディスクの記録
面に形成されているトラック (プリグルーブ) の位置お
よびスライドベース14 (すなわち対物レンズ10) が
移動されている速度すなわちリニアモータ16の移動速
度を制御する位置/速度制御回路 (駆動力補正手段) 1
20が、バスライン106を介して接続されている。
【0034】図4には、レンズユニット36を通過され
た光ディスクの記録面からの反射光と光検出器38との
位置関係および光検出器38からの出力信号の例が示さ
れている。
た光ディスクの記録面からの反射光と光検出器38との
位置関係および光検出器38からの出力信号の例が示さ
れている。
【0035】レンズユニット36は、ビームスプリッタ
34により半導体レーザ30から光ディスクに向かう光
から分離された光ディスクからの反射光に所定の集束性
を与える集束レンズ36aと、たとえば、非点収差法の
ために、集束レンズ36aを通過された光に非点収差を
与えるためのシリンドリカルレンズ36bとを有してい
る。
34により半導体レーザ30から光ディスクに向かう光
から分離された光ディスクからの反射光に所定の集束性
を与える集束レンズ36aと、たとえば、非点収差法の
ために、集束レンズ36aを通過された光に非点収差を
与えるためのシリンドリカルレンズ36bとを有してい
る。
【0036】従って、シリンドリカルレンズ36bを通
過された光は、光が進行する方向すなわち系の光軸に対
して直交する面において、相互に直交する第1および第
2の方向のいづれか一方に対して、先に集束され、続い
て、第1および第2の方向に対して等しく集束されて、
さらに、残りの方向に対して集束される (図4 (a)参
照) 。
過された光は、光が進行する方向すなわち系の光軸に対
して直交する面において、相互に直交する第1および第
2の方向のいづれか一方に対して、先に集束され、続い
て、第1および第2の方向に対して等しく集束されて、
さらに、残りの方向に対して集束される (図4 (a)参
照) 。
【0037】光検出器38は、たとえば、第1ないし第
4の検出領域38a〜38dを有するだ4分割光検出器
であって、図4 (b) に示されるように、第1および第
3の検出領域38aおよび38cの出力と第2および第
4の検出領域38bおよび38dの出力が相互に加算さ
れたのち、それぞれの加算出力の「差」が検出されるこ
とで、レンズユニット36を通過された光の断面形状に
応じて、図4 (c) に示されるような、「0」、あるい
は、「正」および「負」の極性を有する信号を出力す
る。なお、たとえば、第1および第3の検出領域38a
および38cの出力の差あるいは第2および第4の検出
領域38bおよび38dの出力の差 (光検出器38と光
ディスクの記録面のプリグルーブすなわちトラックの方
向により、いづれか一方が利用される) を算出すること
で、トラックの影に対応する光強度の低下を検出できる
ことから、トラックセンタとレンズユニット36を通過
された光の中心とのずれが求められる。
4の検出領域38a〜38dを有するだ4分割光検出器
であって、図4 (b) に示されるように、第1および第
3の検出領域38aおよび38cの出力と第2および第
4の検出領域38bおよび38dの出力が相互に加算さ
れたのち、それぞれの加算出力の「差」が検出されるこ
とで、レンズユニット36を通過された光の断面形状に
応じて、図4 (c) に示されるような、「0」、あるい
は、「正」および「負」の極性を有する信号を出力す
る。なお、たとえば、第1および第3の検出領域38a
および38cの出力の差あるいは第2および第4の検出
領域38bおよび38dの出力の差 (光検出器38と光
ディスクの記録面のプリグルーブすなわちトラックの方
向により、いづれか一方が利用される) を算出すること
で、トラックの影に対応する光強度の低下を検出できる
ことから、トラックセンタとレンズユニット36を通過
された光の中心とのずれが求められる。
【0038】従って、光検出器38からの出力が「0」
の位置で、対物レンズ10と光ディスクの記録面とのフ
ォーカスが整合される。なお、光検出器38からの出力
が、「正」および「負」のいづれかである場合、フォー
カス制御回路116により、フォーカスコイル12bに
所定の駆動電流が供給され、光検出器38からの出力が
「0」になるよう、対物レンズ10が移動される。
の位置で、対物レンズ10と光ディスクの記録面とのフ
ォーカスが整合される。なお、光検出器38からの出力
が、「正」および「負」のいづれかである場合、フォー
カス制御回路116により、フォーカスコイル12bに
所定の駆動電流が供給され、光検出器38からの出力が
「0」になるよう、対物レンズ10が移動される。
【0039】また、トラッキング制御回路118により
算出された補正量が、リニアモータ制御回路112から
リニアモータ16に供給されるモータ制御信号に重畳さ
れることはいうまでもない。
算出された補正量が、リニアモータ制御回路112から
リニアモータ16に供給されるモータ制御信号に重畳さ
れることはいうまでもない。
【0040】図5によれば、駆動コイル16aおよび1
6bは、それぞれ、相互に逆向きに巻かれたコイルであ
って、マグネット26aおよび26bから提供される磁
界に対応して、スライドベース14を同一方向に移動さ
せることのできる推進力を発生する。
6bは、それぞれ、相互に逆向きに巻かれたコイルであ
って、マグネット26aおよび26bから提供される磁
界に対応して、スライドベース14を同一方向に移動さ
せることのできる推進力を発生する。
【0041】詳細には、駆動コイル16bを基準とし
て、コイル16bに、たとえば、矢印a方向に流れる電
流iを供給すると、マグネット26bからの磁力線の方
向が矢印Bgすなわちマグネット26bから駆動コイル
16bを貫く方向であるから、フレミングの法則に従っ
て、矢印cの方向に推進力Fが発生される。一方、駆動
コイル16aは、既に説明したように、コイル16bと
逆向きに巻かれていることから、電流iは、コイル16
bと逆方向に流れる。コイル16aには、マグネット2
6aから駆動コイル16aを貫く方向に磁力線が提供さ
れているから、推進力Fは、矢印cの方向に向けられ
る。従って、スライドベース14は、図1における矢印
eの方向に移動される。
て、コイル16bに、たとえば、矢印a方向に流れる電
流iを供給すると、マグネット26bからの磁力線の方
向が矢印Bgすなわちマグネット26bから駆動コイル
16bを貫く方向であるから、フレミングの法則に従っ
て、矢印cの方向に推進力Fが発生される。一方、駆動
コイル16aは、既に説明したように、コイル16bと
逆向きに巻かれていることから、電流iは、コイル16
bと逆方向に流れる。コイル16aには、マグネット2
6aから駆動コイル16aを貫く方向に磁力線が提供さ
れているから、推進力Fは、矢印cの方向に向けられ
る。従って、スライドベース14は、図1における矢印
eの方向に移動される。
【0042】これに対して、駆動コイル16bに供給さ
れる電流が矢印bの方向である場合には、推進力Fは、
矢印dの方向に規定され、従って、スライドベース14
は、図1における矢印fの方向に移動されることは、い
うまでもない。
れる電流が矢印bの方向である場合には、推進力Fは、
矢印dの方向に規定され、従って、スライドベース14
は、図1における矢印fの方向に移動されることは、い
うまでもない。
【0043】次に、図1ないし図5に示した光学ヘッド
装置2の動作の特徴を説明する。
装置2の動作の特徴を説明する。
【0044】半導体レ−ザ30からのレ−ザビ−ムは、
コリメートレンズ32、ビームスプリッタ34およびミ
ラー12aを介して対物レンズ10に導かれ、光ディス
クDの記録面に集束される。
コリメートレンズ32、ビームスプリッタ34およびミ
ラー12aを介して対物レンズ10に導かれ、光ディス
クDの記録面に集束される。
【0045】光ディスクDの記録面で反射された反射レ
−ザビ−ムは、対物レンズ10に戻されたのち、ミラー
12aによりビームスプリッタ34に案内され、ビーム
スプリッタ34を介して半導体レーザから光ディスクへ
向かう光から分離されたのちレンズユニット36の集束
レンズ36aおよびシリンドリカルレンズ36bを順に
通過されて、光検出器38に結像される。
−ザビ−ムは、対物レンズ10に戻されたのち、ミラー
12aによりビームスプリッタ34に案内され、ビーム
スプリッタ34を介して半導体レーザから光ディスクへ
向かう光から分離されたのちレンズユニット36の集束
レンズ36aおよびシリンドリカルレンズ36bを順に
通過されて、光検出器38に結像される。
【0046】光検出器38の各検出領域38a〜38d
からの出力は、フォーカス制御回路116、トラッキン
グ制御回路118およびビデオ信号制御回路114に、
供給される。
からの出力は、フォーカス制御回路116、トラッキン
グ制御回路118およびビデオ信号制御回路114に、
供給される。
【0047】従って、第1に、フォーカス制御回路11
6からのフォーカスコイル12bへのフォーカス制御信
号により対物レンズ10が光ディスクの記録面にフォー
カスロックされ、続いて、トラッキング制御回路118
からのトラッキング信号が重畳されたリニアモータ制御
回路112からのリニアモータ制御信号によるリニアモ
ータの移動により、トラッキングが整合される。
6からのフォーカスコイル12bへのフォーカス制御信
号により対物レンズ10が光ディスクの記録面にフォー
カスロックされ、続いて、トラッキング制御回路118
からのトラッキング信号が重畳されたリニアモータ制御
回路112からのリニアモータ制御信号によるリニアモ
ータの移動により、トラッキングが整合される。
【0048】こののち、光検出器38の各検出領域38
a〜38dのそれぞれの出力の和信号がビデオ信号制御
回路114に供給されてビデオ信号として再生される。
a〜38dのそれぞれの出力の和信号がビデオ信号制御
回路114に供給されてビデオ信号として再生される。
【0049】図6ないし図11によれば、図5で示した
駆動コイル16aおよび16bからの推進力Fに基づく
スライドベース14の移動に伴うスライドベース14の
現在位置は、位置センサ22aおよびリニアスケール2
4a、及び、位置センサ22bおよびリニアスケール2
4bにより、それぞれの脚部ごとに、計測される。
駆動コイル16aおよび16bからの推進力Fに基づく
スライドベース14の移動に伴うスライドベース14の
現在位置は、位置センサ22aおよびリニアスケール2
4a、及び、位置センサ22bおよびリニアスケール2
4bにより、それぞれの脚部ごとに、計測される。
【0050】詳細には、図6 (a) から明らかなよう
に、位置センサ22a (または、22b、ここでは、2
2aが代表して示されている) は、検出面が4つに分割
された4分割フォトダイオード22-1、フォトダイオー
ド22-1の検出面に配置された遮光マスク22-2および
検出面に向かって光を照射する光源すなわち発光ダイオ
ード22-3を有するフォトインタラプタである。リニア
スケール24a (ここでは、24aが代表して示されて
いる) は、遮光マスク22-2と発光ダイオード22-3と
の間に位置され、ガイドシャフト20aまたは図示しな
い構造体もしくは補助ヨーク28cおよび28dのいづ
れかに固定されている。
に、位置センサ22a (または、22b、ここでは、2
2aが代表して示されている) は、検出面が4つに分割
された4分割フォトダイオード22-1、フォトダイオー
ド22-1の検出面に配置された遮光マスク22-2および
検出面に向かって光を照射する光源すなわち発光ダイオ
ード22-3を有するフォトインタラプタである。リニア
スケール24a (ここでは、24aが代表して示されて
いる) は、遮光マスク22-2と発光ダイオード22-3と
の間に位置され、ガイドシャフト20aまたは図示しな
い構造体もしくは補助ヨーク28cおよび28dのいづ
れかに固定されている。
【0051】図6 (b) から明らかなように、遮光マス
ク22-2は、4分割フォトダイオード22-1の4つの検
出面g,h,jおよびkに対応して規定されている4つ
のスリットp,q,rおよびsを有している。各スリッ
トpおよびq、及び、rおよびsは、それぞれ、0.5
mmの幅を有し、さらに、1mmの間隔で、対をなして
配置されている。それぞれのスリットの対は、相互に、
0.25mmの距離をおいて配置されている。また、リ
ニアスケール24は、幅0.5mmの開口部が1mmピ
ッチで配列された遮光スクリーンであって、発光ダイオ
ード22-3からの光を、遮光マスク22-2に投影する。
ク22-2は、4分割フォトダイオード22-1の4つの検
出面g,h,jおよびkに対応して規定されている4つ
のスリットp,q,rおよびsを有している。各スリッ
トpおよびq、及び、rおよびsは、それぞれ、0.5
mmの幅を有し、さらに、1mmの間隔で、対をなして
配置されている。それぞれのスリットの対は、相互に、
0.25mmの距離をおいて配置されている。また、リ
ニアスケール24は、幅0.5mmの開口部が1mmピ
ッチで配列された遮光スクリーンであって、発光ダイオ
ード22-3からの光を、遮光マスク22-2に投影する。
【0052】図7ないし図9を参照すれば、遮光マスク
22-2を通過されて4分割フォトダイオード22-1の各
検出面に到達された発光ダイオード22-3からの光は、
それぞれの検出面g,h,jおよびkを介して光電変換
されたのち、位置/速度検出部120により、スライド
ベース14すなわち対物レンズ10の現在位置を示す位
置信号およびスライドベース14すなわち対物レンズ1
0の移動速度を示す速度信号に変換される。
22-2を通過されて4分割フォトダイオード22-1の各
検出面に到達された発光ダイオード22-3からの光は、
それぞれの検出面g,h,jおよびkを介して光電変換
されたのち、位置/速度検出部120により、スライド
ベース14すなわち対物レンズ10の現在位置を示す位
置信号およびスライドベース14すなわち対物レンズ1
0の移動速度を示す速度信号に変換される。
【0053】詳細には、図7 (a) に示されるように、
4分割フォトダイオード22-1の4つの検出面g,h,
jおよびkからの出力信号は、遮光マスク22-2とリニ
アスケール24とが、図6 (b) に示されている状態に
一致されたときに、検出面hからの出力が「1」とな
る。従って、検出面gからの出力は「0」となる。すな
わち、検出面hからの出力と検出面gからの出力との位
相差は、180°と表示できる。同様に、検出面jおよ
びkからの出力はそれぞれ「0.5」であって、位相差
は、検出面hからの出力を基準として、それぞれ、90
°および−90°と表示できる。
4分割フォトダイオード22-1の4つの検出面g,h,
jおよびkからの出力信号は、遮光マスク22-2とリニ
アスケール24とが、図6 (b) に示されている状態に
一致されたときに、検出面hからの出力が「1」とな
る。従って、検出面gからの出力は「0」となる。すな
わち、検出面hからの出力と検出面gからの出力との位
相差は、180°と表示できる。同様に、検出面jおよ
びkからの出力はそれぞれ「0.5」であって、位相差
は、検出面hからの出力を基準として、それぞれ、90
°および−90°と表示できる。
【0054】ここで、図7 (a) に示されている各検出
面g,h,jおよびkからの出力信号に関し、「検出面
gの出力−検出面hの出力」および「検出面jの出力−
検出面kの出力」によりそれぞれの検出面からの出力を
合成すると、図7 (b) に示されるように、位相差が9
0°の2つの信号が得られる。ここでは、便宜的に、
「検出面gの出力−検出面hの出力」により得られる出
力をsin波および「検出面jの出力−検出面kの出
力」により得られる出力をcos波と規定する。
面g,h,jおよびkからの出力信号に関し、「検出面
gの出力−検出面hの出力」および「検出面jの出力−
検出面kの出力」によりそれぞれの検出面からの出力を
合成すると、図7 (b) に示されるように、位相差が9
0°の2つの信号が得られる。ここでは、便宜的に、
「検出面gの出力−検出面hの出力」により得られる出
力をsin波および「検出面jの出力−検出面kの出
力」により得られる出力をcos波と規定する。
【0055】図8 (a) を参照すれば、各位置検出器2
5aおよび25bより位置/速度検出部120に入力さ
れた出力信号により、 (スライドベース14すなわち対
物レンズ10の位置を示す) 位置信号 (スケール信号)
SCKが生成される。
5aおよび25bより位置/速度検出部120に入力さ
れた出力信号により、 (スライドベース14すなわち対
物レンズ10の位置を示す) 位置信号 (スケール信号)
SCKが生成される。
【0056】位置信号SCKは、図7 (b) に示したs
in波およびcos波を図示しないマルチプレクサによ
り合成することにより容易に得られ、たとえば、図7
(b)に示したsin波およびcos波の大きさが、それ
ぞれ、12ボルト (ピーク−ピーク) である場合には、
位置信号SCKは、3.8ボルト (ピーク−ピーク)と
なる。この場合、位置信号SCKは、38μm/ボルト
となる。
in波およびcos波を図示しないマルチプレクサによ
り合成することにより容易に得られ、たとえば、図7
(b)に示したsin波およびcos波の大きさが、それ
ぞれ、12ボルト (ピーク−ピーク) である場合には、
位置信号SCKは、3.8ボルト (ピーク−ピーク)と
なる。この場合、位置信号SCKは、38μm/ボルト
となる。
【0057】なお、図8 (b) は、位置信号SCKと、
リニアモータ16の速度との関係を示すグラフであっ
て、モータの速度が等速度になるまでの間は位置信号S
CKの勾配が緩やかで、停止状態では傾きを持たないこ
とがわかる。
リニアモータ16の速度との関係を示すグラフであっ
て、モータの速度が等速度になるまでの間は位置信号S
CKの勾配が緩やかで、停止状態では傾きを持たないこ
とがわかる。
【0058】図9は、図7 (b) に示したsin波およ
びcos波のいづれか一方を微分して得られるリニアモ
ータ16 (スライドベース14すなわち対物レンズ1
0) の速度を示すグラフであって、たとえば、リニアモ
ータ16の速度が100mm/秒である場合には、1秒
あたり100山の出力が得られる。従って、1山あたり
の時間を求めることで、リニアモータ16の実際の速度
が容易に求められる。なお、図7 (b) におけるsin
波およびcos波の大きさが、それぞれ、12ボルト
(ピーク−ピーク) である場合には、2.4ボルト/ミ
リ秒で、移動速度が100mm/秒に対応される。
びcos波のいづれか一方を微分して得られるリニアモ
ータ16 (スライドベース14すなわち対物レンズ1
0) の速度を示すグラフであって、たとえば、リニアモ
ータ16の速度が100mm/秒である場合には、1秒
あたり100山の出力が得られる。従って、1山あたり
の時間を求めることで、リニアモータ16の実際の速度
が容易に求められる。なお、図7 (b) におけるsin
波およびcos波の大きさが、それぞれ、12ボルト
(ピーク−ピーク) である場合には、2.4ボルト/ミ
リ秒で、移動速度が100mm/秒に対応される。
【0059】図10および図11は、図7ないし図9に
示した位置検出および速度検出に適した処理回路の一例
を示す電気回路の一例を示す回路図である。
示した位置検出および速度検出に適した処理回路の一例
を示す電気回路の一例を示す回路図である。
【0060】ところで、図1ないし図3に示したこの発
明の実施例である光ディスク装置100の光学ヘッド装
置2のレンズアクチェータ12では、従来の光学ヘッド
装置に見られるトラッキングコイル (またはトラッキン
グ機構) が、取り除かれている。すなわち、リニアモー
タ16の駆動コイル16aおよび16bは、従来の光学
ヘッド装置に見られた、粗アクセス、密アクセスおよび
トラッキング (トラックジャンプ) の全てを受け持つこ
とになる。
明の実施例である光ディスク装置100の光学ヘッド装
置2のレンズアクチェータ12では、従来の光学ヘッド
装置に見られるトラッキングコイル (またはトラッキン
グ機構) が、取り除かれている。すなわち、リニアモー
タ16の駆動コイル16aおよび16bは、従来の光学
ヘッド装置に見られた、粗アクセス、密アクセスおよび
トラッキング (トラックジャンプ) の全てを受け持つこ
とになる。
【0061】以下に、粗アクセス、密アクセスおよびト
ラックジャンプの全てを分担可能なリニアモータ16の
制御について詳細に説明する。
ラックジャンプの全てを分担可能なリニアモータ16の
制御について詳細に説明する。
【0062】図12には、従来から利用されている光学
ヘッド装置のトラック制御のシーケンスの一例が示され
ている。
ヘッド装置のトラック制御のシーケンスの一例が示され
ている。
【0063】図12によれば、従来の光学ヘッド装置で
は、対物レンズの近傍に配置されたトラッキングコイル
と対物レンズすなわちレンズアクチェータを粗アクセス
および密アクセスするリニアモータとは、それぞれ、独
立した系として、二重ループにより制御される。なお、
従来の光学ヘッド装置におけるトラック制御 (トラッキ
ングおよびアクセス) については、従来技術の項でも説
明されているので、ここでは、詳細な説明を省略する。
は、対物レンズの近傍に配置されたトラッキングコイル
と対物レンズすなわちレンズアクチェータを粗アクセス
および密アクセスするリニアモータとは、それぞれ、独
立した系として、二重ループにより制御される。なお、
従来の光学ヘッド装置におけるトラック制御 (トラッキ
ングおよびアクセス) については、従来技術の項でも説
明されているので、ここでは、詳細な説明を省略する。
【0064】図13には、この発明の実施例であるリニ
アモータの制御のシーケンスの一例が示されている。
アモータの制御のシーケンスの一例が示されている。
【0065】図13を参照すれば、G11 (s) によりト
ラッキングエラー成分すなわち光ディスクDの偏心にと
もなうトラックの変位が検出され、G12 (s) により増
幅されて、G13 (s) により変位に対応してレンズアク
チェータ12 (対物レンズ10) の位置を補正するため
の補正量が求められる (位相を補償する) 。続いて、G
14 (s) により駆動コイル16aおよび16bに供給す
べき電流値が求められG15 (s) により駆動コイル16
aおよび16bに所定の電流が供給される。従って、G
16 (s) によりレンズアクチェータ12 (対物レンズ1
0) すなわちスライドベース14が所定の方向に移動さ
れ、G17 (s) によりスライドベース14の移動量すな
わち現在位置が検出される。この場合、G18 (s) によ
りスライドベース14が移動される速度すなわちリニア
モータ16の移動速度が検出され、G14 (s) の前段に
フィードバックされることはいうまでもない。なお、こ
のG11 (s) 〜G17 (s) は、図12に示されているG
1 (s) 、G5 (s) 〜G8 (s) と実質的に同一であ
る。
ラッキングエラー成分すなわち光ディスクDの偏心にと
もなうトラックの変位が検出され、G12 (s) により増
幅されて、G13 (s) により変位に対応してレンズアク
チェータ12 (対物レンズ10) の位置を補正するため
の補正量が求められる (位相を補償する) 。続いて、G
14 (s) により駆動コイル16aおよび16bに供給す
べき電流値が求められG15 (s) により駆動コイル16
aおよび16bに所定の電流が供給される。従って、G
16 (s) によりレンズアクチェータ12 (対物レンズ1
0) すなわちスライドベース14が所定の方向に移動さ
れ、G17 (s) によりスライドベース14の移動量すな
わち現在位置が検出される。この場合、G18 (s) によ
りスライドベース14が移動される速度すなわちリニア
モータ16の移動速度が検出され、G14 (s) の前段に
フィードバックされることはいうまでもない。なお、こ
のG11 (s) 〜G17 (s) は、図12に示されているG
1 (s) 、G5 (s) 〜G8 (s) と実質的に同一であ
る。
【0066】ここで、図13に示されているシーケンス
で、G16 (s) におけるスライドベース14の移動が目
標トラックに達しない場合には、トラッキングエラーあ
るいはトラック外れなどが生じる。
で、G16 (s) におけるスライドベース14の移動が目
標トラックに達しない場合には、トラッキングエラーあ
るいはトラック外れなどが生じる。
【0067】このトラッキングエラーあるいはトラック
外れをなくすために、ここでは、G16 (s) におけるス
ライドベース14の移動が目標トラックに達しない原因
となる全ての要素を外乱としてとらえ、G19 (s) によ
り外乱に基づいて変動されるスライドベース14の移動
量の変動量を推測して、駆動コイル16aおよび16b
に供給すべき駆動電流を補償することを考える。なお、
G19 (s) により求められた補償量は、G14 (s) の前
段に、外乱キャンセラー信号としてフィードバックされ
る。
外れをなくすために、ここでは、G16 (s) におけるス
ライドベース14の移動が目標トラックに達しない原因
となる全ての要素を外乱としてとらえ、G19 (s) によ
り外乱に基づいて変動されるスライドベース14の移動
量の変動量を推測して、駆動コイル16aおよび16b
に供給すべき駆動電流を補償することを考える。なお、
G19 (s) により求められた補償量は、G14 (s) の前
段に、外乱キャンセラー信号としてフィードバックされ
る。
【0068】図14には、図13で示した変動量を推測
部 (G19 (s) ) に利用される外乱推定オブザーバの一
例が示されている。なお、リニアモータ16は、対物レ
ンズ10を中心として対称に配置された2つの駆動コイ
ル16aおよび16bを含むことから、それぞれのコイ
ルに関し、独立に補償することを考える。
部 (G19 (s) ) に利用される外乱推定オブザーバの一
例が示されている。なお、リニアモータ16は、対物レ
ンズ10を中心として対称に配置された2つの駆動コイ
ル16aおよび16bを含むことから、それぞれのコイ
ルに関し、独立に補償することを考える。
【0069】図14 (a) は、外乱推定オブザーバの一
例をベクトルで表示したもので、図14 (b) は、図1
4 (a) を成分に分け、スカラー量で表したものであ
る。なお、図18に、図14 (a) を2つの駆動コイル
に適用するために拡張したシーケンスを示す。
例をベクトルで表示したもので、図14 (b) は、図1
4 (a) を成分に分け、スカラー量で表したものであ
る。なお、図18に、図14 (a) を2つの駆動コイル
に適用するために拡張したシーケンスを示す。
【0070】ところで、リニアモータ16の移動に対し
て影響のある外乱要素としては、たとえば、リニアモー
タ16に載置されているスライドベース14およびレン
ズアクチェータ12の重量 (リニアモータ16自身の重
量分を含む) 、スライドベース14 (レンズアクチェー
タ12を含む) から延出されている信号線およびフォー
カスコイル12bのための電源線などのワイヤハーネス
部材の曲げ特性およびスライドベース14の移動にとも
なうワイヤハーネス部材の引っ張り抵抗、あるいは、ガ
イドシャフト20aおよび20bとスライドベース14
との間の支持部材すなわちリニアモータ16のソリッド
ベアリング18aおよび19a、及び、18bおよび1
9bとガイドシャフト20との間の摩擦などが考えられ
る。
て影響のある外乱要素としては、たとえば、リニアモー
タ16に載置されているスライドベース14およびレン
ズアクチェータ12の重量 (リニアモータ16自身の重
量分を含む) 、スライドベース14 (レンズアクチェー
タ12を含む) から延出されている信号線およびフォー
カスコイル12bのための電源線などのワイヤハーネス
部材の曲げ特性およびスライドベース14の移動にとも
なうワイヤハーネス部材の引っ張り抵抗、あるいは、ガ
イドシャフト20aおよび20bとスライドベース14
との間の支持部材すなわちリニアモータ16のソリッド
ベアリング18aおよび19a、及び、18bおよび1
9bとガイドシャフト20との間の摩擦などが考えられ
る。
【0071】以下、最も影響のある外乱要素として、ガ
イドシャフトとソリッドベアリングとの間の摩擦につい
て説明する。
イドシャフトとソリッドベアリングとの間の摩擦につい
て説明する。
【0072】ソリッドベアリングまたは含油焼結ブッシ
ュあるいは直線移動型ベアリング18aおよび19a、
及び、18bおよび19bは、一般に、相互に摺動 (接
触)される相手方すなわちガイドレール20との間に、
動摩擦を有する。この動摩擦の大きさすなわち摩擦力
は、移動速度を提供するために供給される力すなわち移
動速度に対して逆極性であって、しかも、移動速度に比
例して増大されることが知られている。
ュあるいは直線移動型ベアリング18aおよび19a、
及び、18bおよび19bは、一般に、相互に摺動 (接
触)される相手方すなわちガイドレール20との間に、
動摩擦を有する。この動摩擦の大きさすなわち摩擦力
は、移動速度を提供するために供給される力すなわち移
動速度に対して逆極性であって、しかも、移動速度に比
例して増大されることが知られている。
【0073】ところで、摩擦力は、たとえば、電磁力等
に比較して規則性が低く、多くの場合、特に低周波領域
に関し、周期性は認められるものの正弦波とは異なる不
連続な動作を示すことが知られている。
に比較して規則性が低く、多くの場合、特に低周波領域
に関し、周期性は認められるものの正弦波とは異なる不
連続な動作を示すことが知られている。
【0074】このことから、リニアモータ16の駆動コ
イル16aおよび16bに供給される駆動電流の大き
さ、リニアモータ16が移動された位置 (変位) および
リニアモータ16の移動速度などを計測して摩擦力の状
態方程式を求め、外乱推定オブザーバにより摩擦力によ
るリニアモータ16の変位を補正することで、リニアモ
ータのみによるトラッキングが可能となる。
イル16aおよび16bに供給される駆動電流の大き
さ、リニアモータ16が移動された位置 (変位) および
リニアモータ16の移動速度などを計測して摩擦力の状
態方程式を求め、外乱推定オブザーバにより摩擦力によ
るリニアモータ16の変位を補正することで、リニアモ
ータのみによるトラッキングが可能となる。
【0075】以下、アクセスおよびトラッキングにおけ
るガイドシャフトとベアリングとの間の摩擦力が、一定
の時間の範囲で周期的な速度変化に比例するものとし
て、摩擦力をモデル化し、摩擦力を示す状態方程式を考
察する。
るガイドシャフトとベアリングとの間の摩擦力が、一定
の時間の範囲で周期的な速度変化に比例するものとし
て、摩擦力をモデル化し、摩擦力を示す状態方程式を考
察する。
【0076】摩擦力をf、及び、移動速度をvとして、
摩擦力fを速度vでテーラー展開すると、摩擦力fは、
以下に示す (1) 式、
摩擦力fを速度vでテーラー展開すると、摩擦力fは、
以下に示す (1) 式、
【数7】 (但し、cは、摩擦力としてまとめることのできない外
乱を示す)により表示できる。
乱を示す)により表示できる。
【0077】次に、時間をt、及び、可動部の変位をx
として、 (1) 式を時間tで微分して1次の項で整理す
ると、以下に示す (2) 式、
として、 (1) 式を時間tで微分して1次の項で整理す
ると、以下に示す (2) 式、
【数8】 が導かれる。
【0078】ここで、可動部の重量をm、及び、可動部
に提供される力すなわち駆動力をFとすると、以下に示
す (3) 式、
に提供される力すなわち駆動力をFとすると、以下に示
す (3) 式、
【数9】 と置き換え可能であるから、 (2) 式は、以下に示す
(4) 式、
(4) 式、
【数10】 と変形される。
【0079】なお、リニアモータのように復元力のない
系の運動方程式は、 (3) 式より、以下に示す (5)
式、
系の運動方程式は、 (3) 式より、以下に示す (5)
式、
【数11】 で示される。
【0080】一方、外乱力による支配方程式は、 (4)
式より、以下に示す (6) 式、
式より、以下に示す (6) 式、
【数12】 (6) 式は、以下に示す (7) 式、
【数13】 と書き換えられる。
【0081】また、駆動コイルが横切る磁束密度をB
g、駆動コイルの1ターンあたりの水力発生部の長さを
L、駆動コイルの槙数をn、及び、駆動コイルに供給さ
れる駆動電流の大きさをiとすれば、駆動力Fは、以下
に示す (8) 式、
g、駆動コイルの1ターンあたりの水力発生部の長さを
L、駆動コイルの槙数をn、及び、駆動コイルに供給さ
れる駆動電流の大きさをiとすれば、駆動力Fは、以下
に示す (8) 式、
【数14】 により表される。
【0082】ここで、可動部の変位xをx1 、速度v=
dx/dtをx2 、及び、外乱/重量=ηをx3 とし
て、 (5) 式、 (6) 式および (7) 式を、それぞれ、
状態方程式で示すと、以下に示す (9)-1、 (9)-2お
よび (9)-3式、
dx/dtをx2 、及び、外乱/重量=ηをx3 とし
て、 (5) 式、 (6) 式および (7) 式を、それぞれ、
状態方程式で示すと、以下に示す (9)-1、 (9)-2お
よび (9)-3式、
【数15】 (但し、B2 =Bg・L・n/m、B3 =Γ・B2 とす
る)が得られる。
る)が得られる。
【0083】この状態方程式をベクトルで示すと、以下
に示す (10) 式、
に示す (10) 式、
【数16】 と表せる。
【0084】(10) 式において、xxの成分は、 xx= (x1 x2 x3 ) = (x v η) 、u=
i、 で示され、計数行列AおよびBは、以下に示す (11)
式、
i、 で示され、計数行列AおよびBは、以下に示す (11)
式、
【数17】 となる。なお、係数行列の中身は、以下に示す (12) お
よび (13) 式、
よび (13) 式、
【数18】
【数19】 である。
【0085】このようにして求められた状態方程式に基
づいて、外乱推定オブザーバにより駆動コイルに供給す
べき駆動電流を求めると、図15に実線で示されるよう
な電流量を駆動コイルに供給することで、外乱に起因す
るリニアモータの現在位置の変位がキャンセル可能であ
ることが認められる。なお、図15に破線で示される電
流量は、比較のため、外乱推定オブザーバの出力すなわ
ち補償量を除去したものである。従って、図15の実線
と破線の間の領域が電流の補償量となる。
づいて、外乱推定オブザーバにより駆動コイルに供給す
べき駆動電流を求めると、図15に実線で示されるよう
な電流量を駆動コイルに供給することで、外乱に起因す
るリニアモータの現在位置の変位がキャンセル可能であ
ることが認められる。なお、図15に破線で示される電
流量は、比較のため、外乱推定オブザーバの出力すなわ
ち補償量を除去したものである。従って、図15の実線
と破線の間の領域が電流の補償量となる。
【0086】このことから、駆動コイルに対して、摩擦
によって失われる駆動力に対応する駆動力を生じさせる
ための補償駆動電流を、駆動コイルに予め供給すること
で、光ディスクの偏心により変位される目標トラックを
良好に追尾可能となる。
によって失われる駆動力に対応する駆動力を生じさせる
ための補償駆動電流を、駆動コイルに予め供給すること
で、光ディスクの偏心により変位される目標トラックを
良好に追尾可能となる。
【0087】図16は、図15に示した駆動コイルに供
給されるべき電流の補償量を提供するために利用される
摩擦キャンセル回路の好ましい一例を示す回路図であ
る。なお、この摩擦キャンセル回路は、図13のG14
(s) で示される駆動電流規定部の前段に、位置され
る。
給されるべき電流の補償量を提供するために利用される
摩擦キャンセル回路の好ましい一例を示す回路図であ
る。なお、この摩擦キャンセル回路は、図13のG14
(s) で示される駆動電流規定部の前段に、位置され
る。
【0088】図17には、図15に示されている摩擦補
償によるリニアモータの状態を示すモデルが示されてい
る。図17から明らかなように、摩擦補償により、運動
方程式から摩擦項すなわち「f」が消去されている。
償によるリニアモータの状態を示すモデルが示されてい
る。図17から明らかなように、摩擦補償により、運動
方程式から摩擦項すなわち「f」が消去されている。
【0089】図18は、図16に示した摩擦キャンセル
回路を含む、摩擦キャンセル部の概略ブロック図であ
る。
回路を含む、摩擦キャンセル部の概略ブロック図であ
る。
【0090】図18から明らかなように、摩擦キャンセ
ル部は、位置検出部、外乱推定オブザーバ、摩擦成分取
出し部、摩擦キャンセル回路および駆動コイル駆動回路
(電流供給回路) などにより構成され、既に説明した摩
擦補償ルーチンに従って、スライドベース14すなわち
レンズアクチェータ12を目標トラックに向かって移動
させる。
ル部は、位置検出部、外乱推定オブザーバ、摩擦成分取
出し部、摩擦キャンセル回路および駆動コイル駆動回路
(電流供給回路) などにより構成され、既に説明した摩
擦補償ルーチンに従って、スライドベース14すなわち
レンズアクチェータ12を目標トラックに向かって移動
させる。
【0091】次に、図14に示した外乱推定オブザーバ
に関し、詳細に説明する。
に関し、詳細に説明する。
【0092】図19は、これまでに説明した外乱推定オ
ブザーバを達成するための好適な回路の一例を示す回路
図である。
ブザーバを達成するための好適な回路の一例を示す回路
図である。
【0093】図19によれば、リニアモータの各駆動コ
イル16aおよび16bを流れるコイル駆動電流は、電
流計測アンプ191を介して計測される。また、位置検
出器25すなわち位置センサ22およびリニアスケール
24により出力され、位置/速度検出回路120により
求められた (リニアモータ16 (すなわち対物レンズ1
0) ) の現在位置および移動速度は、それぞれ、変位入
力端192および速度入力端193に入力される。
イル16aおよび16bを流れるコイル駆動電流は、電
流計測アンプ191を介して計測される。また、位置検
出器25すなわち位置センサ22およびリニアスケール
24により出力され、位置/速度検出回路120により
求められた (リニアモータ16 (すなわち対物レンズ1
0) ) の現在位置および移動速度は、それぞれ、変位入
力端192および速度入力端193に入力される。
【0094】電流計測アンプ191により算出された駆
動電流の大きさ、及び、変位入力端192および速度入
力端193に入力された現在位置および速度は、オブザ
ーバ(積分器) 194に入力され、変位および速度の観
測値の「和」と駆動電流の観測値との「和」が求められ
たのち積分されて、積分によって得られた値に、さら
に、変位および速度の観測値が加算される。
動電流の大きさ、及び、変位入力端192および速度入
力端193に入力された現在位置および速度は、オブザ
ーバ(積分器) 194に入力され、変位および速度の観
測値の「和」と駆動電流の観測値との「和」が求められ
たのち積分されて、積分によって得られた値に、さら
に、変位および速度の観測値が加算される。
【0095】このオブザーバの動作を、再び、状態方程
式を利用して説明すると、系の方程式は、既に説明した
(10) 式から、以下に示す (14) 式、
式を利用して説明すると、系の方程式は、既に説明した
(10) 式から、以下に示す (14) 式、
【数20】 と変形できる。
【0096】この (14) 式の条件のもとで、オブザーバ
として、以下に示す (15) 式および(16) 式、
として、以下に示す (15) 式および(16) 式、
【数21】
【数22】 が、導かれる。なお、 (15) 式および (16) 式は、以下
に示す (17)-1、 (17)-2および (17)-3式、
に示す (17)-1、 (17)-2および (17)-3式、
【数23】 に規定する条件が満足されることを条件とする。
【0097】次に、 (10) 式ないし (17)-1、 (17)-2
および (17)-3式に基づいて、オブザーバの動作を考察
する。
および (17)-3式に基づいて、オブザーバの動作を考察
する。
【0098】(10) 式および (15) 式より、dz/dt
− Tdx/dtを求めると、以下に示す (18) 式、
− Tdx/dtを求めると、以下に示す (18) 式、
【数24】 が成り立つ。(18) 式で、Dが安定行列 (Dの固有値の
実数部が負) ならば、オブザーバ定数zはTxに収束
し、かつ、wはKxに収束するから、以下に示す (19)
式、
実数部が負) ならば、オブザーバ定数zはTxに収束
し、かつ、wはKxに収束するから、以下に示す (19)
式、
【数25】 が導かれる。
【0099】次に、これまでに説明したオブザーバによ
り求められた変位および速度と駆動コイルに供給される
駆動電流に関し、外乱を加えてさらに推定する (オブザ
ーバを外乱を含んで拡張する) 方法について詳細に説明
する。
り求められた変位および速度と駆動コイルに供給される
駆動電流に関し、外乱を加えてさらに推定する (オブザ
ーバを外乱を含んで拡張する) 方法について詳細に説明
する。
【0100】外乱推定オブザーバは、状態変数として、
速度、変位および外乱を取り扱うもので、オブザーバに
より求められた系の状態方程式に対し、外乱により生じ
る外乱力の支配力を加えて拡張したものである。
速度、変位および外乱を取り扱うもので、オブザーバに
より求められた系の状態方程式に対し、外乱により生じ
る外乱力の支配力を加えて拡張したものである。
【0101】詳細には、外乱推定オブザーバは、速度お
よび変位ならびに駆動電流の観測値とトラッキング動作
により生じる摩擦の周期的な変動とが比例するとしたモ
デルにより、このモデルに対して、速度および変位なら
びに駆動電流の観測値を収束させるものである。
よび変位ならびに駆動電流の観測値とトラッキング動作
により生じる摩擦の周期的な変動とが比例するとしたモ
デルにより、このモデルに対して、速度および変位なら
びに駆動電流の観測値を収束させるものである。
【0102】以下、状態変数xx (変位すなわち現在位
置、速度および外乱) から計測信号Cyyを求め、オブ
ザーザの状態変数 (補正値) zのフィードバック成分D
zを積分することにより補正値zを求める方法を説明す
る。
置、速度および外乱) から計測信号Cyyを求め、オブ
ザーザの状態変数 (補正値) zのフィードバック成分D
zを積分することにより補正値zを求める方法を説明す
る。
【0103】(15) 式は、駆動コイル16aおよび16
bに供給される駆動電流iをE倍したEyyとオブザー
バの状態変数zのフィードバック成分Dzの積分値か
ら、以下に示す (20)-1、 (20)-2、 (20)-3および
(20)-4式、
bに供給される駆動電流iをE倍したEyyとオブザー
バの状態変数zのフィードバック成分Dzの積分値か
ら、以下に示す (20)-1、 (20)-2、 (20)-3および
(20)-4式、
【数26】 の条件のもとで、以下に示す (21) 式、
【数27】 のように変形できる。
【0104】オブザーバの出力wは、 (21) 式により得
られる結果を係数 (倍率) p倍し、さらに、 (倍率) V
倍のyyを加えることで導かれる、すなわち (19) 式
を、以下に示す (22)-1および (22)-2式、
られる結果を係数 (倍率) p倍し、さらに、 (倍率) V
倍のyyを加えることで導かれる、すなわち (19) 式
を、以下に示す (22)-1および (22)-2式、
【数28】 の条件で解く、ことにより求められる。
【0105】従って、 (19) 式は、以下に示す (23)
式、
式、
【数29】 と変形される。なお、 (23) 式は、 (17) 式の条件のも
とで満足される。
とで満足される。
【0106】ここで、さまざまな変数に、以下に示す
(24)-1、 (24)-2、 (24)-3および(24)-4式、
(24)-1、 (24)-2、 (24)-3および(24)-4式、
【数30】 で示される条件をあてはめると、 (17)-1式の条件は、
以下に示す (25) 式、
以下に示す (25) 式、
【数31】 で表される。
【0107】この (25) 式は、以下に示す (26)-1、
(26)-2および (26)-3式、
(26)-2および (26)-3式、
【数32】 のように、各成分ごとに書き換えられる。
【0108】同様にして、 (17)-2式の条件は、以下に
示す (27) 式、
示す (27) 式、
【数33】 で表され、この (27) 式は、以下に示す (28)-1、 (2
8)-2および (28)-3式、
8)-2および (28)-3式、
【数34】 のように、各成分ごとに書き換えられる。
【0109】ここで、K1 =K2 =0,K3 =1をいれ
る。
る。
【0110】また、 (17)-3式の条件は、以下に示す
(29) 式、
(29) 式、
【数35】 で表され、この (29) 式と (26) 式より、以下に示す
(28)-1、 (28)-2および(28)-3式を解くと、以下に示
す (30)-1、 (30)-2、 (30)-3および (30)-4式、
(28)-1、 (28)-2および(28)-3式を解くと、以下に示
す (30)-1、 (30)-2、 (30)-3および (30)-4式、
【数36】 が導かれる。
【0111】ここで、 (30)-1式および (30)-3式より
得られたT2 およびT3 を (17)-3式に代入すると、以
下に示すオブザーバを安定させるための (31) 式、
得られたT2 およびT3 を (17)-3式に代入すると、以
下に示すオブザーバを安定させるための (31) 式、
【数37】 が求められる。
【0112】この (31) 式により、以下に示すオブザー
バを構成するための条件式すなわち(32)-1および (32)
-2式、
バを構成するための条件式すなわち(32)-1および (32)
-2式、
【数38】 が得られる。
【0113】次に、リニアモータのみで正確なトラッキ
ングを可能にするための駆動コイル16aおよび16b
の位置および位置センサ22aおよび22bとスライド
ベース14すなわちレンズアクチェータ12 (対物レン
ズ10) との位置関係について考察する。
ングを可能にするための駆動コイル16aおよび16b
の位置および位置センサ22aおよび22bとスライド
ベース14すなわちレンズアクチェータ12 (対物レン
ズ10) との位置関係について考察する。
【0114】図20 (a) に示されるように、スライド
ベース14を、片持ち梁のようなモデルに置き換えた場
合、スライドベース14の変位 (移動) xは、剛体運動
として解析可能な剛体運動成分xgと振動にともなう運
動として解析可能な振動成分xvとが合成された量「x
=xg + xv」として求めることができる。
ベース14を、片持ち梁のようなモデルに置き換えた場
合、スライドベース14の変位 (移動) xは、剛体運動
として解析可能な剛体運動成分xgと振動にともなう運
動として解析可能な振動成分xvとが合成された量「x
=xg + xv」として求めることができる。
【0115】以下、第1に、振動成分xvについて考察
する。
する。
【0116】ここで、モデルの一端 (すなわちスライド
ベース14の脚部14aおよび14bのいづれか一方に
相当する) に、振動数「f=ω/2π」の振動を与え、
距離ysの位置で振動を検出したとすると、以下に示す
(33) 式、
ベース14の脚部14aおよび14bのいづれか一方に
相当する) に、振動数「f=ω/2π」の振動を与え、
距離ysの位置で振動を検出したとすると、以下に示す
(33) 式、
【数39】 (Wiは固有振動モード、ωiは固有振動数、Piは力
を示す)が得られる (図20 (b) 参照) 。
を示す)が得られる (図20 (b) 参照) 。
【0117】(33) 式により、たとえば、二次モードす
なわちi=2までを解析すると、以下に示す (34) 式、
なわちi=2までを解析すると、以下に示す (34) 式、
【数40】 が導かれる。
【0118】ここで、「x = a + bj」とする
と、 (34) 式は、以下に示す (35)-1、 (35)-1式、
と、 (34) 式は、以下に示す (35)-1、 (35)-1式、
【数41】 と書き換えられる。
【0119】従って、振動成分のゲインGおよび位相θ
は、以下に示す (36) 式、
は、以下に示す (36) 式、
【数42】 により、それぞれ、求められる。
【0120】スライドベース14に対して駆動コイル1
6aおよび16bならびに位置センサ22aおよび22
bが配置される好適な位置は、駆動コイルと位置センサ
とにより生じる二次共振を低減できる位置であるから、
(36) 式により求められた位相θが、少なくとも位相補
償部 (図13のG13 (s) ) により補償可能な範囲に配
置されることが要求される。この場合、一般には、遅れ
位相θは、実験および慣例から、おおむね、60°より
小さいことが必要となる。なお、振動成分xvに関して
は、スライドベース14が、図20 (c) に示すような
梁状以外の形状を有する場合でも同様にして求めること
ができる。
6aおよび16bならびに位置センサ22aおよび22
bが配置される好適な位置は、駆動コイルと位置センサ
とにより生じる二次共振を低減できる位置であるから、
(36) 式により求められた位相θが、少なくとも位相補
償部 (図13のG13 (s) ) により補償可能な範囲に配
置されることが要求される。この場合、一般には、遅れ
位相θは、実験および慣例から、おおむね、60°より
小さいことが必要となる。なお、振動成分xvに関して
は、スライドベース14が、図20 (c) に示すような
梁状以外の形状を有する場合でも同様にして求めること
ができる。
【0121】次に、剛体運動成分xgについて、考察す
る。
る。
【0122】図21には、図20 (a) に示したモデル
に関し、スライドベース14に関わる力を平面方向から
見た状態が示されている。
に関し、スライドベース14に関わる力を平面方向から
見た状態が示されている。
【0123】ここで、第1に、系に複数の駆動力と摩擦
力が作用するものとすれば、以下に示す (37)-1および
(37)-2式、
力が作用するものとすれば、以下に示す (37)-1および
(37)-2式、
【数43】 が導かれる。
【0124】(37)-1式および (37)-2式から、xgお
よびθは、以下に示す (38)-1および (38)-2式、
よびθは、以下に示す (38)-1および (38)-2式、
【数44】 により、それぞれ、求められる。
【0125】このとき、摩擦力 (f1 +f2 ) と制御力
(fc1+fc2) とが互いに打ち消し合うよう (37)-1式
および (37)-2式を最適化することで、摩擦の影響を取
り除くことができる。
(fc1+fc2) とが互いに打ち消し合うよう (37)-1式
および (37)-2式を最適化することで、摩擦の影響を取
り除くことができる。
【0126】この場合、2つの力すなわち摩擦力 (f1
+f2 ) と制御力 (fc1+fc2) との合力を検出する場
合には、以下に示す (39)-1および (39)-2式、
+f2 ) と制御力 (fc1+fc2) との合力を検出する場
合には、以下に示す (39)-1および (39)-2式、
【数45】 (fc12は、f1 とf2 とにより生じる合力の推定値f
12に対応して規定される合成制御力を示す、また、l1
およびl2 は、支持部と重心までの距離を表す)が導き
出される。
12に対応して規定される合成制御力を示す、また、l1
およびl2 は、支持部と重心までの距離を表す)が導き
出される。
【0127】また、2つの力すなわち摩擦力 (f1 +f
2 ) および制御力 (fc1+fc2) 独立して検出する場合
には、以下に示す (40)-1および (40)-2式、
2 ) および制御力 (fc1+fc2) 独立して検出する場合
には、以下に示す (40)-1および (40)-2式、
【数46】 が適用できる。
【0128】なお、 (39)-1および (39)-2式に基づく
(図示しない) センサ配置と (40)-1および (40)-2式
に基づくセンサ配置 (既に説明した図1ないし図3に示
されている) とを比較した結果、 (40)-1および (40)-
2式に基づくセンサ配置すなわちモーメントが発生する
各駆動コイル16aおよび16bの近傍でf1 およびf
2 を検出するとともに、それぞれの摩擦力に対する制御
力fc1およびfc2を求める方法がより好ましいことが確
認されている。
(図示しない) センサ配置と (40)-1および (40)-2式
に基づくセンサ配置 (既に説明した図1ないし図3に示
されている) とを比較した結果、 (40)-1および (40)-
2式に基づくセンサ配置すなわちモーメントが発生する
各駆動コイル16aおよび16bの近傍でf1 およびf
2 を検出するとともに、それぞれの摩擦力に対する制御
力fc1およびfc2を求める方法がより好ましいことが確
認されている。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光学ヘ
ッド装置アクセス機構によれば、対物レンズすなわちレ
ンズアクチェータを保持するスライドベースを移動させ
るための推進力を提供する駆動コイルとスライドベース
の位置を検出するための位置センサは、可動部の振動に
よる二次共振の影響を低減できる位置であって、スライ
ドベースに供給される全ての駆動力とその駆動力に対応
する摩擦力を確実に検出可能な位置に配置される。
ッド装置アクセス機構によれば、対物レンズすなわちレ
ンズアクチェータを保持するスライドベースを移動させ
るための推進力を提供する駆動コイルとスライドベース
の位置を検出するための位置センサは、可動部の振動に
よる二次共振の影響を低減できる位置であって、スライ
ドベースに供給される全ての駆動力とその駆動力に対応
する摩擦力を確実に検出可能な位置に配置される。
【0130】位置センサは、駆動コイルに供給された駆
動電流の大きさに対応するスライドベースの現在位置
(変位) および移動速度を提供することから、目標トラ
ックに向かってスライドベースが移動される際の駆動制
御において、トラッキングエラーを生じさせる原因であ
る摩擦力の影響が正確に検出される。
動電流の大きさに対応するスライドベースの現在位置
(変位) および移動速度を提供することから、目標トラ
ックに向かってスライドベースが移動される際の駆動制
御において、トラッキングエラーを生じさせる原因であ
る摩擦力の影響が正確に検出される。
【0131】ここで、摩擦力により失われる駆動力に対
応する駆動力を生じさせるための補償駆動電流を、駆動
コイルに予め供給することで、光ディスクの偏心により
変位される目標トラックを良好に追尾可能となる。
応する駆動力を生じさせるための補償駆動電流を、駆動
コイルに予め供給することで、光ディスクの偏心により
変位される目標トラックを良好に追尾可能となる。
【0132】これにより、トラックジャンプのためのト
ラッキング機構を必要としない光学ヘッド装置が提供さ
れる。
ラッキング機構を必要としない光学ヘッド装置が提供さ
れる。
【0133】従って、光ディスク装置のコストが低減さ
れる。
れる。
【図1】この発明の実施例が適用される光学ヘッド装置
を示す概略図。
を示す概略図。
【図2】図1に示されている光学ヘッド装置の平面図お
よび対物レンズの光軸を含む面に沿った断面図。
よび対物レンズの光軸を含む面に沿った断面図。
【図3】図1および図2に示されている光学ヘッド装置
が組み込まれる情報記録再生装置の一例を示す概略ブ
ロック図。
が組み込まれる情報記録再生装置の一例を示す概略ブ
ロック図。
【図4】図3に示されている情報記録再生装置における
焦点検出および情報再生の原理を示す概略図。
焦点検出および情報再生の原理を示す概略図。
【図5】図1および図2に示されている光学ヘッド装置
に組み込まれる駆動コイルに関し、駆動コイルに供給さ
れる電流の方向と駆動コイルに生じる駆動力の方向を示
す概略図。
に組み込まれる駆動コイルに関し、駆動コイルに供給さ
れる電流の方向と駆動コイルに生じる駆動力の方向を示
す概略図。
【図6】図1および図2に示されている光学ヘッド装置
に組み込まれる位置センサの一例を示す概略図。
に組み込まれる位置センサの一例を示す概略図。
【図7】図6に示されている位置センサからの出力と位
置センサの遮光マスクとの関係を示すタイミングチャー
ト。
置センサの遮光マスクとの関係を示すタイミングチャー
ト。
【図8】図7に示されている出力と位置信号の関係を示
すタイミングチャート。
すタイミングチャート。
【図9】図7に示されている出力と速度信号の関係を示
すタイミングチャート。
すタイミングチャート。
【図10】図8に示されている位置信号を生成する位置
検出回路の一例を示す回路図。
検出回路の一例を示す回路図。
【図11】図9に示されている速度信号を生成する速度
検出回路の一例を示す回路図。
検出回路の一例を示す回路図。
【図12】一般的な情報記録再生装置に利用されるトラ
ック制御シーケンスの一例を示すブロック図。
ック制御シーケンスの一例を示すブロック図。
【図13】図3に示されている情報記録再生装置に利用
されるこの発明の実施例としてのトラック制御シーケン
スの一例を示すブロック図。
されるこの発明の実施例としてのトラック制御シーケン
スの一例を示すブロック図。
【図14】図13に示されているトラック制御シーケン
スに適用されるオブザーバの一例を示すブロック図。
スに適用されるオブザーバの一例を示すブロック図。
【図15】図14に示されているオブザーバを利用した
駆動コイルに供給される駆動電流の補償の一例を示すグ
ラフ。
駆動コイルに供給される駆動電流の補償の一例を示すグ
ラフ。
【図16】図15に示されている駆動電流の補償に利用
される電流制御回路 (摩擦キャンセル回路) の一例を示
す回路図。
される電流制御回路 (摩擦キャンセル回路) の一例を示
す回路図。
【図17】図15に示されている駆動電流の補償に基づ
くスライドベースのモデルと運動方程式を示す概略図。
くスライドベースのモデルと運動方程式を示す概略図。
【図18】図16に示されている摩擦キャンセル回路を
含み、摩擦補償を可能とする補償の原理を示すブロック
図。
含み、摩擦補償を可能とする補償の原理を示すブロック
図。
【図19】摩擦補償を可能とする補償部に利用可能な外
乱推定オブザーバに適した回路の一例を示す回路図。
乱推定オブザーバに適した回路の一例を示す回路図。
【図20】摩擦補償のために利用される位置センサとス
ライドベースの位置関係を示す図であって、 (a) およ
び (c) は、二次共振を説明するためモデルの概略図、
および、 (b) は、 (a) に示されているモデルを梁に
置き換えて概念的に示したモデル。
ライドベースの位置関係を示す図であって、 (a) およ
び (c) は、二次共振を説明するためモデルの概略図、
および、 (b) は、 (a) に示されているモデルを梁に
置き換えて概念的に示したモデル。
【図21】図20 (a) に示されているモデルにおける
駆動力と制御力の関係を模式的に示す概略図。
駆動力と制御力の関係を模式的に示す概略図。
2…光学ヘッド装置、10…対物レンズ、
12…レンズアクチェータ (保持手段) 、12a…ミ
ラー、 12b…フォーカスコイル、1
4…スライドベース (保持手段および移動手段) 、16
…リニアモータ (駆動手段) 、18a,18b,19a
および19b…支持部材、20aおよび20b…ガイド
シャフト (案内手段) 、22aおよび22b…位置セン
サ (位置検出手段) 、24aおよび24b…リニアスケ
ール (位置検出手段) 、26aおよび26b…マグネッ
ト、28aおよび28b…ヨーク、 28cおよび2
8c…補助ヨーク、30…半導体レーザ素子、
32…コリメートレンズ、34…ビームスプリッタ、
36…レンズユニット、38…光検出器、100
…光ディスク装置、 102…CPU、104…
メモリ、 106…バスライン、110
…レーザ制御回路、 112…リニアモータ制御
回路、114…ビデオ信号処理回路、 116…フォ
ーカス制御回路、118…トラッキング制御回路、12
0…位置/速度制御回路 (駆動力補正手段) 、191…
電流計測アンプ、 192…変位入力端、193
…速度入力端、 194…オブザーバ (積分
器) 、D…光ディスク (記録媒体) 。
12…レンズアクチェータ (保持手段) 、12a…ミ
ラー、 12b…フォーカスコイル、1
4…スライドベース (保持手段および移動手段) 、16
…リニアモータ (駆動手段) 、18a,18b,19a
および19b…支持部材、20aおよび20b…ガイド
シャフト (案内手段) 、22aおよび22b…位置セン
サ (位置検出手段) 、24aおよび24b…リニアスケ
ール (位置検出手段) 、26aおよび26b…マグネッ
ト、28aおよび28b…ヨーク、 28cおよび2
8c…補助ヨーク、30…半導体レーザ素子、
32…コリメートレンズ、34…ビームスプリッタ、
36…レンズユニット、38…光検出器、100
…光ディスク装置、 102…CPU、104…
メモリ、 106…バスライン、110
…レーザ制御回路、 112…リニアモータ制御
回路、114…ビデオ信号処理回路、 116…フォ
ーカス制御回路、118…トラッキング制御回路、12
0…位置/速度制御回路 (駆動力補正手段) 、191…
電流計測アンプ、 192…変位入力端、193
…速度入力端、 194…オブザーバ (積分
器) 、D…光ディスク (記録媒体) 。
Claims (3)
- 【請求項1】記録媒体の記録面に光を集光する集光手段
と、 この集光手段を上記記録面と直交する方向に移動可能に
保持する保持手段と、 この保持手段を上記記録面と平行に移動させる移動手段
と、 この移動手段が移動された位置を検出する位置検出手段
と、 上記移動手段を駆動する駆動手段と、 上記移動手段が上記記録面と平行に移動される際に、上
記移動手段を案内する案内手段と、 上記位置検出手段により検出された上記移動手段の位
置、上記駆動手段から上記移動手段に供給される駆動力
の大きさ、及び、上記移動手段が移動される速度とに基
づいて上記案内手段と上記移動手段との間に生じる駆動
力減衰成分の大きさを推定し、上記駆動手段から上記移
動手段に供給される駆動力の大きさを補正する駆動力補
正手段と、を有する光学ヘッド装置アクセス機構。 - 【請求項2】光ディスクの記録面に光を集光する対物レ
ンズと、 この対物レンズを上記記録面と直交する方向に移動可能
に保持するレンズアクチェータと、 このレンズアクチェータを上記記録面と平行に移動可能
に保持するスライドベースと、 このスライドベースの所定の位置に配置され、上記スラ
イドベースを移動させるための推進力を提供する駆動コ
イルと、 上記スライドベースが上記記録面と平行に移動される際
に、上記スライドベースを案内するガイドレールと、 上記スライドベースと上記ガイドレールとの間であっ
て、上記スライドベースの所定の位置に配置され、上記
スライドベースと上記ガイドレールとの間の摩擦を低減
するための摺動部材と、 上記スライドベースが移動可能な領域に関連する所定の
範囲に配置されたリニアスケールと、 上記駆動コイルに駆動電流を供給するコイル電流供給回
路と、 上記スライドベースの所定の位置に配置され、上記リニ
アスケールに関連して上記スライドベースの現在位置を
検出する位置センサと、 この位置センサにより検出された上記スライドベースの
現在位置、上記コイル電流供給回路から上記駆動コイル
に供給される駆動電流の大きさ、及び、上記スライドベ
ースが移動される速度とに基づいて上記ガイドレールと
上記摺動部材との間に生じる摩擦力の大きさを推定する
摩擦力推定回路と、 この摩擦力推定回路により推定された摩擦力の大きさを
打ち消すように、上記コイル電流供給回路から上記駆動
コイルに供給される駆動電流の大きさを補正する駆動電
流補正回路と、を有する光学ヘッド装置アクセス機構。 - 【請求項3】光ディスクの記録面に光を集光する対物レ
ンズと、 この対物レンズを上記記録面と直交する方向に移動可能
に保持するレンズアクチェータと、 このレンズアクチェータを上記記録面と平行に移動可能
に保持するスライドベースと、 このスライドベースの所定の位置に配置され、上記スラ
イドベースを移動させるための推進力を提供する駆動コ
イルと、 上記スライドベースが上記記録面と平行に移動される際
に、上記スライドベースを案内するガイドレールと、 上記スライドベースと上記ガイドレールとの間であっ
て、上記スライドベースの所定の位置に配置され、上記
スライドベースと上記ガイドレールとの間の摩擦を低減
するための摺動部材と、 上記スライドベースが移動可能な領域に関連する所定の
範囲に配置されたリニアスケールと、 上記駆動コイルに駆動電流を供給するコイル電流供給回
路と、 xvを振動成分、 ysを振動を検出する位置と振動が生じる点との間の距
離、 Wiを固有振動モード、 ωiを固有振動数、 Piをスライドベースに働く力、 G をゲイン、及び、 θ を位相、とし、f=ω/2πの振動を与えたとき
に、 【数1】 が満足されるとともに、「x = a + bj」と置
くことで上記式の「a」および「b」により、 【数2】 により求められた位相θが所定の範囲になるよう、か
つ、 F1 およびF2 をスライドベースに提供される力、 f1 およびf2 を摩擦力、 fc1およびfc2を制御力、及び、 L1 およびL2 を駆動コイルの推力発生点と可動部重心
との距離、とするとき、 【数3】 が満足されるスライドベースの所定の位置に配置され、
上記リニアスケールに関連して上記スライドベースの現
在位置を検出する位置センサと、 w を摩擦力推定回路の出力、 p を倍率、 z を摩擦力推定回路の状態変数、 d を摩擦力推定回路を安定化させるための条件、 Γ を外乱の比例係数、 E1 を駆動電流の倍率、 E2 を摩擦力推定回路の構成条件 (駆動電流の倍率) 、 V1 を倍率、 C1 を倍率、 V2 を倍率、 C2 を倍率、 x1 を現在位置、及び、 x2 を速度、とするとき、 w = pz + V1 ・C1 x1 + V2 ・C2 ・
x2 V1 = E1 ・p/d E2 = (d・ (Γ−d) /p − E1 ・C1 /d)
/C2 により、上記位置センサにより検出された上記スライド
ベースの現在位置、上記コイル電流供給回路から上記駆
動コイルに供給される駆動電流の大きさ、及び、上記ス
ライドベースが移動される速度とに基づいて上記ガイド
レールと上記摺動部材との間に生じる摩擦力の大きさを
推定する摩擦力推定回路と、 この摩擦力推定回路により推定された摩擦力の大きさを
打ち消すように、上記コイル電流供給回路から上記駆動
コイルに供給される駆動電流の大きさを補正する駆動電
流補正回路と、を有する光学ヘッド装置アクセス機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222308A JPH0887751A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 光学ヘッド装置アクセス機構 |
| US08/527,895 US5610885A (en) | 1994-09-19 | 1995-09-14 | Linear drive mechanism for use in an optical disk device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222308A JPH0887751A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 光学ヘッド装置アクセス機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0887751A true JPH0887751A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16780330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222308A Pending JPH0887751A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 光学ヘッド装置アクセス機構 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5610885A (ja) |
| JP (1) | JPH0887751A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09320061A (ja) * | 1996-05-30 | 1997-12-12 | Olympus Optical Co Ltd | ヘッドの速度制御装置 |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3815809B2 (ja) * | 1995-08-07 | 2006-08-30 | 富士通株式会社 | 光学的記憶装置 |
| JPH10116479A (ja) * | 1996-10-11 | 1998-05-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ヘッド調整装置 |
| US5970033A (en) * | 1997-09-12 | 1999-10-19 | Olympus Optical Co., Ltd. | Tracking control unit for optical disk drive capable of suppressing control residual derived from disturbance |
| JP2000123501A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Alps Electric Co Ltd | ディスク装置におけるヘッド制御装置 |
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| ATE485766T1 (de) * | 2001-06-12 | 2010-11-15 | Pelikan Technologies Inc | Elektrisches betätigungselement für eine lanzette |
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| TWI280731B (en) * | 2005-08-25 | 2007-05-01 | Powergate Optical Inc | An actuating apparatus using mini linear motor and an auto-focusing device having the actuating apparatus |
| KR100683538B1 (ko) * | 2006-01-24 | 2007-02-15 | (주)실리콘화일 | 음성 코일 모듈 |
| JP5440559B2 (ja) * | 2011-06-30 | 2014-03-12 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒および撮像装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5033037A (en) * | 1989-09-29 | 1991-07-16 | Fujitsu Limited | Track access control circuit of optical disk unit |
| EP0473425B1 (en) * | 1990-08-29 | 1997-07-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical disc apparatus for optically processing information |
| US5291464A (en) * | 1991-06-25 | 1994-03-01 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Speed and position control apparatus for positioning a movable object |
| US5351222A (en) * | 1991-10-08 | 1994-09-27 | Fujitsu Limited | Disk storage apparatus including a single power supply hysteresis comparator having a symmetrical characteristic |
| US5442604A (en) * | 1991-11-29 | 1995-08-15 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Access control device |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6222308A patent/JPH0887751A/ja active Pending
-
1995
- 1995-09-14 US US08/527,895 patent/US5610885A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09320061A (ja) * | 1996-05-30 | 1997-12-12 | Olympus Optical Co Ltd | ヘッドの速度制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5610885A (en) | 1997-03-11 |
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