JPH0889431A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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Publication number
JPH0889431A
JPH0889431A JP6254573A JP25457394A JPH0889431A JP H0889431 A JPH0889431 A JP H0889431A JP 6254573 A JP6254573 A JP 6254573A JP 25457394 A JP25457394 A JP 25457394A JP H0889431 A JPH0889431 A JP H0889431A
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JP
Japan
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side wall
top plate
attached
bottom plate
bathtub
Prior art date
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Pending
Application number
JP6254573A
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English (en)
Inventor
Takeshi Toma
麻 毅 当
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TOOMA KK
Original Assignee
TOOMA KK
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Publication date
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Publication of JPH0889431A publication Critical patent/JPH0889431A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 据え付けが容易で、見ばえがよく、施工が容
易な浴槽を提供する。 【構成】 複数の単位材のそれぞれ隣接する端面が接合
されて形成される側壁12と、側壁12の上部に取り付
けられる天板34と、側壁12の下部に取り付けられる
底板36とを含む浴槽10である。天板34は、1つ以
上の直角部35aおよび35bを有する薄板状の板の中
央部に浴槽穴42を設けた形状となるように形成され
る。また、天板34は側壁12の外周より突き出た状態
となるように、側壁12に取り付けられる、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴槽に関し、特にた
とえば、湯を溜めてそこに人がはいるタイプの浴槽に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴槽には、複数の同一断面形状の
単位材どうしを、1つずつ突き合わせ接着した平面形状
が四角形の木質浴槽や、矩形の四隅に丸みがついた木質
浴槽などがあった。こうした木質浴槽では、通常、側壁
の長さ方向の一端においてその内壁に段差部が形成さ
れ、その段差部に底板の端縁が嵌め込まれ、底板が段差
部に係止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、平面形
状が四角形の浴槽は、入浴時に不便で、安全性やデザイ
ン的見地からも好ましくなかった。一方、矩形の四隅に
丸みがついた浴槽は、入浴時に便利で、安全性やデザイ
ン的見地から好ましいものの、浴槽の据え付けが不便で
あった。また、従来の浴槽は、見ばえがよくないものが
多かった。さらに、従来の木質浴槽は、底板の取り付け
等の施工が複雑であった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、据
え付けが容易で、見ばえがよく、施工が簡単な浴槽を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の単
位材のそれぞれ隣接する端面が接合されて形成される側
壁と、側壁の上部に取り付けられる天板と、側壁の下部
に取り付けられる底板とを含む浴槽であって、天板は、
1つ以上の直角部を有する薄板状の板の中央部に浴槽穴
を設けた形状となるように形成され、天板は側壁の外周
より突き出た状態となるように、側壁に取り付けられ
る、浴槽である。この発明において、天板は、切断可能
な材料で薄板状の板の中央部に浴槽穴を設けた形状とな
るように形成され、浴室の形状に応じて、1つ以上の直
角部を有するように形成することができるのが好まし
い。また、この発明において、天板は側壁の外周より突
き出た状態となるように、側壁に取り付けられ、天板お
よび側壁間の角度と同一の角度で交わる2つの側面を有
する接着柱の二側面の一方を側壁へ、他方を天板へ接着
剤で接着することによって補強されるのが好ましい。さ
らに、この発明において、前垂れ部が天板の下方向に延
びて、側壁の一側面を隠すように天板に取り付けられる
のが好ましい。
【0006】第2の発明は、複数の単位材のそれぞれ隣
接する端面が接合されて形成される側壁と、側壁の上部
に取り付けられる天板と、側壁の下部に取り付けられる
底板とを含む浴槽であって、天板は、1つ以上の直角部
を有する薄板状の板の中央部に浴槽穴を設けた形状とな
るように形成され、天板は側壁の外周より突き出た状態
となるように、側壁に取り付けられ、底板は、1つ以上
の直角部を有する薄板状に形成され、側壁の外周より突
き出た状態となるように、側壁の下部に取り付けられ
る、浴槽である。この発明において、天板は側壁の外周
より突き出た状態となるように、側壁に取り付けられ、
天板および側壁間の角度と同一の角度で交わる2つの側
面を有する接着柱の二側面の一方を側壁へ、他方を天板
へ接着剤で接着することによって補強され、底板は、側
壁の外周より突き出た状態となるように、側壁の下部に
取り付けられ、底板および側壁間の角度と同一の角度で
交わる2つの側面を有する接着柱の二側面の一方を側壁
へ、他方を底板へ接着剤で接着することによって補強さ
れるのが好ましい。また、この発明において、前垂れ部
が天板の下方向に延びて、側壁の一側面を隠すように天
板に取り付けられるのが好ましい。
【0007】
【作用】請求項1に係る発明によれば、天板が1つ以上
の直角部を有する薄板状に形成されるので、浴室の壁面
等に沿わせて据え付けられる。
【0008】請求項2に係る発明によれば、天板が1つ
以上の直角部を有する薄板状に形成されるので、浴室の
壁面等に沿わせて据え付けられる。また、天板が木材等
の切断可能な材料で形成されるので、浴室の壁面等に沿
わせて切断される。
【0009】請求項3に係る発明によれば、天板が1つ
以上の直角部を有する薄板状に形成されるので、浴室の
壁面等に沿わせて据え付けられる。また、天板および側
壁間の角度と同一の角度で交わる2つの側面を有する接
着柱の二側面の一方を側壁へ、他方を天板へ接着剤で接
着することによって、天板の側壁への取り付けが補強さ
れる。
【0010】請求項4に係る発明によれば、天板が1つ
以上の直角部を有する薄板状に形成されるので、浴室の
壁面等に沿わせて据え付けられる。また、前垂れ部が天
板の下方向に延びて天板に取り付けられるので、側壁の
一側面が隠される。
【0011】請求項5に係る発明によれば、天板および
底板が1つ以上の直角部を有する薄板状に形成されるの
で、浴室の壁面等に沿わせて据え付けられる。
【0012】請求項6に係る発明によれば、天板および
底板が1つ以上の直角部を有する薄板状に形成されるの
で、浴室の壁面等に沿わせて据え付けられる。また、天
板および側壁間の角度と同一の角度で交わる2つの側面
を有する接着柱の二側面の一方を側壁へ、他方を天板へ
接着剤で接着することによって、天板の側壁への取り付
けが補強され、底板および側壁間の角度と同一の角度で
交わる2つの側面を有する接着柱の二側面の一方を側壁
へ、他方を底板へ接着剤で接着することによって、底板
の側壁への取り付けが補強される。
【0013】請求項7に係る発明によれば、天板および
底板が1つ以上の直角部を有する薄板状に形成されるの
で、浴室の壁面等に沿わせて据え付けられる。また、前
垂れ部が天板の下方向に延びて天板に取り付けられるの
で、側壁の一側面が隠される。
【0014】
【発明の効果】請求項1に係る浴槽は、浴室の壁面等に
沿わせて、据え付けが容易であり、見ばえがよい。ま
た、天板が側壁の外周より突き出た状態となるように、
天板は側壁に取り付けられるので、この浴槽は製造が簡
単である。
【0015】請求項2に係る浴槽は、浴室の壁面等に沿
わせて、据え付けが容易であり、見ばえがよい。また、
天板が、側壁の外周より突き出た状態となるように側壁
に取り付けられるので、この浴槽は、天板を施工段階で
浴室の壁面等に沿うように切断することができ、施工が
簡単である。
【0016】請求項3に係る浴槽は、浴室の壁面等に沿
わせて、据え付けが容易であり、見ばえがよい。また、
天板が側壁の外周より突き出た状態となるように、天板
は側壁に取り付けられるので、この浴槽は製造が簡単で
ある。さらに、天板および側壁間の角度と同一の角度で
交わる2つの側面を有する接着柱を使って、天板の側壁
への取り付けが補強できる。
【0017】請求項4に係る浴槽は、浴室の壁面等に沿
わせて、据え付けが容易であり、見ばえがよい。また、
天板が側壁の外周より突き出た状態となるように、天板
は側壁に取り付けられるので、この浴槽は製造が簡単で
ある。さらに、前垂れ部が天板の下方向に延びて、側壁
の一側面を隠すように天板に取り付けられるので、浴槽
の見ばえがよくなる。
【0018】請求項5に係る浴槽は、浴室の壁面等に沿
わせて、据え付けが容易であり、見ばえがよい。また、
天板および底板が側壁の外周より突き出た状態となるよ
うに、天板および底板は側壁に取り付けられるので、こ
の浴槽は製造が簡単である。
【0019】請求項6に係る浴槽は、浴室の壁面等に沿
わせて、据え付けが容易であり、見ばえがよい。また、
天板および底板が側壁の外周より突き出た状態となるよ
うに、天板および底板は側壁に取り付けられるので、こ
の浴槽は製造が簡単である。さらに、天板および側壁間
または底板および側壁間の角度と同一の角度で交わる2
つの側面を有する接着柱を使って、天板および底板の側
壁への取り付けが補強でき、水漏れしにくい。
【0020】請求項7に係る浴槽は、浴室の壁面等に沿
わせて、据え付けが容易であり、見ばえがよい。また、
天板および底板が側壁の外周より突き出た状態となるよ
うに、天板および底板は側壁に取り付けられるので、こ
の浴槽は製造が簡単である。さらに、前垂れ部が天板の
下方向に延びて、側壁の一側面を隠すように天板に取り
付けられるので、浴槽の見ばえがよくなる。
【0021】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0022】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す正面斜視図
であり、図2は図1の背面斜視図であり、図3は図1の
線III−IIIにおける断面図であり、図4は図1の
線IV−IVにおける断面図である。浴槽10は、図5
および図6に示す側壁12を含む。
【0023】側壁12は、第1の単位材14,第2の単
位材16,第3の単位材18および第4の単位材20を
含む。第1の単位材14における第3の単位材18側の
端面には、凸部22が形成される。同様に、第2の単位
材16における第3の単位材18側の端面には、凸部2
4が形成される。第3の単位材18における第1の単位
材14および第2の単位材16側の端面には、凹部26
が形成され、第4の単位材24側の端面には、フィンガ
形状部28が形成される。また、第4の単位材20にお
ける第3の単位材18側の端面には、フィンガ形状部3
0が形成される。なお、凸部22および24は、単位材
14および16の一端から他端に達するように、単位材
14および16がそれぞれ第3の単位材18と接する面
において蟻ほぞ状に形成される。また、凹部26は、第
3の単位材18の一端から他端に達するように、第3の
単位材18が単位材14および16と接する面において
蟻溝状に形成される。側壁12は、単位材14,16,
18および20を、凸部22,24と凹部26とフィン
ガ形状部28,30とによって、組み合わせ、接着剤で
接着して形成される。
【0024】図3に示すように、第1の単位材14は、
その内部に形成される薄板状の第1の単位材内部14a
と、第1の単位材内部14aの表面を覆うようにして形
成される第1の単位材外部14bおよび14cとを含
む。第1の単位材外部14bおよび14cは、第1の単
位材内部14aを挟み込むように組み立てられる。すな
わち、第1の単位材内部14aの外側には、第1の単位
材外部14bが形成され、第1の単位材内部14aの内
側には、第1の単位材外部14cが形成される。第1の
単位材外部14bおよび14cと第1の単位材内部14
aとは、略等しい形状に形成される。また、第1の単位
材外部14bおよび14cの厚みは略等しく、第1の単
位材内部14aの厚みは、第1の単位材外部14bおよ
び14cの厚みより大きい。
【0025】図4に示すように、第2の単位材16は、
その内部に形成される薄板状の第2の単位材内部16a
と、第2の単位材内部16aの表面を覆うようにして形
成される第2の単位材外部16bおよび16cとを含
む。第2の単位材外部16bおよび16cは、第2の単
位材内部16aを挟み込むように組み立てられる。すな
わち、第2の単位材内部16aの外側には、第2の単位
材外部16bが形成され、第2の単位材内部16aの内
側には、第2の単位材外部16cが形成される。
【0026】図7は第3の単位材18を示す斜視図であ
り、図8は図7の線VIII−VIIIにおける断面図
であり、図9は図7の線IX−IXにおける断面図であ
る。第3の単位材18は、その内部に形成される角柱状
の第3の単位材内部18aと、その外部に形成される第
3の単位材外部18bおよび18cとを含む。この第3
の単位材外部18bおよび18cは、それぞれ、第3の
単位材内部18aの厚み方向の両側面の全体を覆うよう
にして形成される。また、第3の単位材18には、凹部
26およびフィンガ形状部28が形成されるので、第3
の単位材内部18aには、凹部26が形成され、第3の
単位材内部18aおよび第3の単位材外部18bおよび
18cには、フィンガ形状部28が形成される。
【0027】図10は第4の単位材20を示す斜視図で
あり、図11は図10の線XI−XIにおける断面図で
あり、図12は図10の線XII−XIIにおける断面
図である。第4の単位材20は、その内部に形成される
角柱状の第4の単位材内部20aと、その外部に形成さ
れる第4の単位材外部20bおよび20cとを含む。こ
の第4の単位材外部20bおよび20cは、第4の単位
材内部20aの厚み方向の両側面の全体を覆うようにし
て形成される。また、第4の単位材20には、フィンガ
形状部30が形成されるので、第4の単位材内部20a
および第4の単位材外部20bおよび20cには、フィ
ンガ形状部30が形成される。
【0028】単位材内部14a,16a,18aおよび
20aは、一般の木材によって形成される。単位材内部
14a,16a,18aおよび20aを形成する木材と
しては、耐水性があり、低コストである木材が使用さ
れ、たとえば杉などが好ましい。単位材外部14b,1
4c,16b,16c,18b,18c,20bおよび
20cは、たとえば桧や椹などの木材の集成材からな
り、寸法安定化樹脂が後述の方法で含浸される。
【0029】上述のように、寸法安定化樹脂が含浸され
た単位材外部14b,16b,18bおよび20bは、
側壁12の露出する表面、すなわち、側壁12の外側お
よび内側に形成される。また、側壁12の内面には、単
位材内部14a,16a,18aおよび20aが形成さ
れる。したがって、浴槽10を使用したときに湯水が接
する場所に、単位材外部14b,14c,16b,16
c,18b,18c,20bおよび20cが形成され、
湯水が接しない場所に単位材内面部14a,16a,1
8aおよび20aが形成されることとなる。また、直接
湯水に接する単位材外部材14c,16c,18cおよ
び20cには、良質な木材が用いられるのが好ましい。
【0030】側壁12の円弧状の部分を形成する際に
は、図12に示すように、フィンガ形状部30を有する
第4の単位材20の集合体である中空筒32が形成され
る。そして、中空筒40が4分の1にカットされて、側
壁12の円弧状の部分とされる。
【0031】側壁12の上部には、図14および図15
に示す天板34が取り付けられ、側壁12の下部には、
図16に示す底板36が取り付けられる。
【0032】天板34は、矩形の薄板状の木材製板の中
央部に浴槽穴42を設けた形状となるように形成され
る。天板34は、2つの直角部35aおよび35bを有
する。天板34は、必ずしも矩形である必要はないが、
1つ以上の直角部を有する必要がある。浴槽穴42は、
矩形の四隅に丸みがついた形状であり、かつ、側壁12
の内周よりやや小さい大きさに形成される。また、天板
34は、側壁12の外周より突き出た状態となり、天板
34の幅方向の一端かつ直角部35aおよび35bの逆
側に、矩形の薄板状の木材製板よりなる前垂れ部40が
下方向に延びて、前記側壁の一側面を隠すように取り付
けられる。天板34は、木目の方向の異なる木材を組み
合わせることによって形成され、天板34における浴槽
穴42の幅方向の両側では、木目は天板34の長手方向
に走り、天板34における浴槽穴42の長手方向の両側
では、木目は天板34の幅方向に走る。また、前垂れ部
40では、木目は前垂れ部40の長手方向に走る。
【0033】天板34は、その内部に形成される天板内
部34aと、天板内部34aの表面を覆うようにして形
成される天板外部34bおよび34cとを含む。天板外
部34bおよび34cは、天板内部34aを挟み込むよ
うに組み立てられる。すなわち、天板内部34aの上部
には、天板外部34bが形成され、天板内部34aの下
部には、天板外部34cが形成される。天板外部34b
および34cと、天板内部34aとは、略等しい形状に
形成される。また、天板外部34bおよび34cの厚み
は略等しく、天板内部34aの厚みは、天板外部34b
および34cの厚みより大きい。
【0034】前垂れ部40は、その内部に形成される前
垂れ部内部40aと、前垂れ部内部40aの表面を覆う
ようにして形成される前垂れ部外部40bおよび40c
とを含む。前垂れ部外部40bおよび40cは、前垂れ
部内部40aを挟み込むように組み立てられる。すなわ
ち、前垂れ部内部40aの外側には、前垂れ部外部40
bが形成され、前垂れ部内部40aの内側には、前垂れ
部外部40cが形成される。
【0035】天板内部34aおよび前垂れ部内部40a
は、一般の木材によって形成される。天板内部34aお
よび前垂れ部内部40aを形成する木材としては、単位
材内部14a,16a,18aおよび20aを形成する
木材と同様に、耐水性があり、低コストである木材が使
用され、たとえば杉などが好ましい。天板外部34b,
34cおよび前垂れ部外部40b,40cは、単位材外
部14b,16b,18bおよび20bと同様に、たと
えば桧や椹などの木材の集成材からなり、寸法安定化樹
脂が後述の方法で含浸される。
【0036】底板36は、矩形の薄板状に形成される。
なお、底板36は、必ずしも矩形である必要はないが、
1つ以上の直角部を有する必要がある。底板36は、側
壁12の外周より突き出た状態となるように、側壁12
の下部に取り付けられる。また、底板36では、木目は
底板36の長手方向に走る。
【0037】底板36は、その内部に形成される底板内
部36aと、底板内部36aの表面を覆うようにして形
成される底板外部36bおよび36cとを含む。底板外
部36bおよび36cは、底板内部36aを挟み込むよ
うに組み立てられる。すなわち、底板内部36aの下部
には、底板外部36bが形成され、底板内部36aの上
部には、底板外部36cが形成される。底板外部36b
および36cと、底板内部36aとは、略等しい形状に
形成される。また、底板外部36bおよび36cの厚み
は略等しく、底板内部36aの厚みは、底板外部36b
および36cの厚みより大きい。
【0038】底板内部36aは、一般の木材によって形
成される。底板内部36aを形成する木材としては、単
位材内部14a,16a,18aおよび20aを形成す
る木材と同様に、耐水性があり、低コストである木材が
使用され、たとえば杉などが好ましい。底板外部36b
および36cは、単位材外部14b,16b,18bお
よび20bと同様に、たとえば桧や椹などの木材の集成
材からなり、寸法安定化樹脂が後述の方法で含浸され
る。
【0039】このように、寸法安定化樹脂が含浸された
底板外部36bおよび36cは、底板36の露出する表
面、すなわち、底板36の上部および下部に形成され
る。また、底板内部36aは、底板36の内部に形成さ
れる。そして、底板36の外周の端から、いくらか内側
に入った適当な位置には、原則として、排水のための水
抜き穴(図示せず)が形成される。
【0040】天板34は、側壁12へ接着剤で接着さ
れ、図17に示す木材製の短接着柱44および図18に
示す木材製の長接着柱46を用いて補強される。短接着
柱44は、底面が直角二等辺三角形の三角柱の形状であ
り、高さは比較的短い。長接着柱46は、底面が直角二
等辺三角形の三角柱の形状であり、高さは比較的長い。
なお、短接着柱44および長接着柱46は、必ずしも三
角柱の形状である必要はないが、少なくとも天板および
側壁間の角度と同一の角度で交わる2つの側面を有する
必要がある。また、短接着柱44および長接着柱46
は、木材製に限られず、樹脂を押し出し成形することに
よって形成してもよい。図19に示すように、天板34
は、側壁12の円弧状の部分には、短接着柱44を用い
て接着され、側壁12の直線状の部分には、長接着柱4
6を用いて接着される。天板34を側壁12へ接着する
際には、短接着柱44および長接着柱46の直角を挟む
二側面の一方を側壁12へ、他方を天板42へ接着剤で
接着する。
【0041】底板36は、側壁12へ接着剤で接着さ
れ、図17に示す木材製の短接着柱44および図18に
示す木材製の長接着柱46を用いて補強される。なお、
短接着柱44および長接着柱46は、必ずしも三角柱の
形状である必要はないが、少なくとも底板および側壁間
の角度と同一の角度で交わる2つの側面を有する必要が
ある。図20に示すように、底板36は、側壁12の円
弧状の部分には、短接着柱44を用いて接着され、側壁
12の直線状の部分には、長接着柱46を用いて接着さ
れる。底板36を側壁12へ接着する際には、天板34
と同様に、短接着柱44および長接着柱46の直角を挟
む二側面の一方を側壁12へ、他方を底板44へ接着剤
で接着する。
【0042】上述のように、単位材外部14b,16
b,18bおよび20bと天板外部34bおよび34c
と前垂れ部外部40bおよび40cと底板外部36bお
よび36cとは、たとえば桧や椹などの木材の集成材か
らなり、寸法安定化樹脂が含浸される。次に、単位材外
部14b,16b,18bおよび20bと天板外部34
bおよび34cと前垂れ部外部40bおよび40cと底
板外部36bおよび36cとへの寸法安定化樹脂の含浸
方法の一例について説明する。
【0043】単位材外部14b,16b,18bおよび
20bを構成する集成材の各単位材と、天板外部34b
および34cを構成する集成材の各単位材と、前垂れ部
外部40bおよび40cを構成する集成材の各単位材
と、底板外部44bおよび44cを構成する集成材の各
単位材とは、加減圧注入缶中に入れられ、1時間30m
mHg以下に減圧される。その後、触媒溶液の加えられ
た寸法安定化樹脂が、缶内に導入される。
【0044】寸法安定化樹脂として、尿素−ホルムアル
デヒド−グリオキザール初期縮合物が用いられる。その
化学構造を化1に示す。
【0045】
【化1】
【0046】寸法安定化樹脂が缶内に導入された後、1
時間10kg/cm2 で加圧され、注入が完了する。そ
の後、缶内は順次昇温され、最終的には140℃まで昇
温され、2時間で寸法安定化樹脂の硬化が終了する。
【0047】図21は浴槽10を浴室に設置した状態を
示す斜視図解図である。この浴槽10は、天板34およ
び底板36が矩形の薄板状に形成されるので、直角部3
5aおよび35bが浴室の壁面の直角部に合うように据
え付けられるので、据え付けが容易である。また、この
浴槽10では、天板34および前垂れ部40の長手方向
の一端が切断されることによって、浴槽10の寸法を調
節して、浴槽10を浴室に設置しやすくしている。この
ように、浴槽10を設置する浴室の状況等に応じて、例
えば天板34および前垂れ部40の長手方向の一端また
は両端を切断することができる。すなわち、この浴槽1
0では、天板34が木材等の切断可能な材料で形成され
るので、浴槽10の加工が容易である。
【0048】この実施例の浴槽10は、浴室の壁面等に
沿わせて、据え付けが容易であり、見ばえがよい。ま
た、天板42および底板44が側壁12の外周より突き
出た状態となるように、天板42および底板44は側壁
12に取り付けられるので、この浴槽10は製造が簡単
である。さらに、三角柱状の短接着柱44および長接着
柱46を使って、天板34および底板36の側壁12へ
の取り付けが補強でき、水漏れしにくい。また、前垂れ
部40が天板34の下方向に延びて、側壁12の一側面
を隠すように天板34に取り付けられるので、浴槽10
の見ばえがよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面斜視図である。
【図2】図1の背面斜視斜視図である。
【図3】図1の線III−IIIにおける断面図であ
る。
【図4】図1の線IX−IXにおける断面図である。
【図5】側壁を示す斜視図である。
【図6】側壁を示す平面図である。
【図7】第3の単位材を示す斜視図である。
【図8】図7の線VIII−VIIIにおける断面図で
ある。
【図9】図7の線IX−IXにおける断面図である。
【図10】第4の単位材を示す斜視図である。
【図11】図10の線XI−XIにおける断面図であ
る。
【図12】図10の線XII−XIIにおける断面図で
ある。
【図13】第4の単位材の集合体である中空筒を示す斜
視図である。
【図14】天板を示す正面斜視図である。
【図15】天板を示す背面斜視図である。
【図16】底板を示す斜視図である。
【図17】短接着柱を示す斜視図である。
【図18】長接着柱を示す斜視図である。
【図19】天板を側壁に接着した状態を示す一部図解図
である。
【図20】底板を側壁に接着した状態を示す一部図解図
である。
【図21】浴槽を浴室に設置した状態を示す斜視図解図
である。
【符号の説明】
10 浴槽 12 側壁 34 天板 35a,35b 直角部 36 底板 40 前垂れ部 42 浴槽穴 44 短接着柱 46 長接着柱

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位材のそれぞれ隣接する端面が
    接合されて形成される側壁、 前記側壁の上部に取り付けられる天板、および前記側壁
    の下部に取り付けられる底板を含む浴槽であって、 前記天板は、1つ以上の直角部を有する薄板状の板の中
    央部に浴槽穴を設けた形状となるように形成され、 前記天板は前記側壁の外周より突き出た状態となるよう
    に、前記側壁に取り付けられる、浴槽。
  2. 【請求項2】 複数の単位材のそれぞれ隣接する端面が
    接合されて形成される側壁、 前記側壁の上部に取り付けられ、切断可能な材料で薄板
    状の板の中央部に浴槽穴を設けた形状となるように形成
    される天板、および前記側壁の下部に取り付けられる底
    板を含む浴槽であって、 前記天板は、浴室の形状に応じて、1つ以上の直角部を
    有するように形成することができ、 前記天板は前記側壁の外周より突き出た状態となるよう
    に、前記側壁に取り付けられる、浴槽。
  3. 【請求項3】 複数の単位材のそれぞれ隣接する端面が
    接合されて形成される側壁、 前記側壁の上部に取り付けられる天板、および前記側壁
    の下部に取り付けられる底板を含む浴槽であって、 前記天板は、1つ以上の直角部を有する薄板状の板の中
    央部に浴槽穴を設けた形状となるように形成され、 前記天板は前記側壁の外周より突き出た状態となるよう
    に、前記側壁に取り付けられ、前記天板および前記側壁
    間の角度と同一の角度で交わる2つの側面を有する接着
    柱の二側面の一方を前記側壁へ、他方を前記天板へ接着
    剤で接着することによって補強される、浴槽。
  4. 【請求項4】 複数の単位材のそれぞれ隣接する端面が
    接合されて形成される側壁、 前記側壁の上部に取り付けられる天板、および前記側壁
    の下部に取り付けられる底板を含む浴槽であって、 前記天板は、1つ以上の直角部を有する薄板状の板の中
    央部に浴槽穴を設けた形状となるように形成され、 前記天板は前記側壁の外周より突き出た状態となるよう
    に、前記側壁に取り付けられ、 前垂れ部が前記天板の下方向に延びて、前記側壁の一側
    面を隠すように前記天板に取り付けられる、浴槽。
  5. 【請求項5】 複数の単位材のそれぞれ隣接する端面が
    接合されて形成される側壁、 前記側壁の上部に取り付けられる天板、および前記側壁
    の下部に取り付けられる底板を含む浴槽であって、 前記天板は、1つ以上の直角部を有する薄板状の板の中
    央部に浴槽穴を設けた形状となるように形成され、 前記天板は前記側壁の外周より突き出た状態となるよう
    に、前記側壁に取り付けられ、 前記底板は、1つ以上の直角部を有する薄板状に形成さ
    れ、前記側壁の外周より突き出た状態となるように、前
    記側壁の下部に取り付けられる、浴槽。
  6. 【請求項6】 複数の単位材のそれぞれ隣接する端面が
    接合されて形成される側壁、 前記側壁の上部に取り付けられる天板、および前記側壁
    の下部に取り付けられる底板を含む浴槽であって、 前記天板は、1つ以上の直角部を有する薄板状の板の中
    央部に浴槽穴を設けた形状となるように形成され、 前記天板は前記側壁の外周より突き出た状態となるよう
    に、前記側壁に取り付けられ、前記天板および前記側壁
    間の角度と同一の角度で交わる2つの側面を有する接着
    柱の二側面の一方を前記側壁へ、他方を前記天板へ接着
    剤で接着することによって補強され、 前記底板は、1つ以上の直角部を有する薄板状に形成さ
    れ、前記側壁の外周より突き出た状態となるように、前
    記側壁の下部に取り付けられ、前記底板および前記側壁
    間の角度と同一の角度で交わる2つの側面を有する接着
    柱の二側面の一方を前記側壁へ、他方を前記底板へ接着
    剤で接着することによって補強される、浴槽。
  7. 【請求項7】 複数の単位材のそれぞれ隣接する端面が
    接合されて形成される側壁、 前記側壁の上部に取り付けられる天板、および前記側壁
    の下部に取り付けられる底板を含む浴槽であって、 前記天板は、1つ以上の直角部を有する薄板状の板の中
    央部に浴槽穴を設けた形状となるように形成され、 前記天板は前記側壁の外周より突き出た状態となるよう
    に、前記側壁に取り付けられ、 前垂れ部が前記天板の下方向に延びて、前記側壁の一側
    面を隠すように前記天板に取り付けられ、 前記底板は、1つ以上の直角部を有する薄板状に形成さ
    れ、前記側壁の外周より突き出た状態となるように、前
    記側壁の下部に取り付けられる、浴槽。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558095B2 (ja) * 1985-07-26 1993-08-25 Ig Gijutsu Kenkyusho Kk
JPH06154116A (ja) * 1992-06-03 1994-06-03 Kazuko Okabe 木製複合浴槽等の製造方法

Patent Citations (2)

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