JPH0889480A - 検眼システム - Google Patents

検眼システム

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Publication number
JPH0889480A
JPH0889480A JP6229324A JP22932494A JPH0889480A JP H0889480 A JPH0889480 A JP H0889480A JP 6229324 A JP6229324 A JP 6229324A JP 22932494 A JP22932494 A JP 22932494A JP H0889480 A JPH0889480 A JP H0889480A
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JP
Japan
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data
optometer
measurement
lens meter
identifier
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JP6229324A
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English (en)
Inventor
Murin Ri
夢鈴 李
Toshikazu Matsuda
敏和 松田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】他覚式検眼器、自覚式検眼器等による測定デー
タを、被検者ごとに管理し、データを所定の機器から呼
び出し、検眼の際の初期値データ等として与えるシステ
ムを提供すること。 【構成】オートレフとレンズメータと切り換え器と複数
のオプテスタとを有してシステムを構成する。切り換え
器は、処理装置、記憶装置を備える。被検者のオートレ
フによる測定後、測定データを切り換え器が受信し、処
理装置は、当該データを記憶装置に格納する。次に、レ
ンズメータによる、眼鏡の特性等の測定後、測定データ
を切り換え器が受信し、処理装置は、当該データを記憶
装置に格納する。次に、切り換え器が、オプテスタから
与えられたコマンドを受け付け、処理装置が、記憶装置
内のデータをオプテスタに与える構成である。オプテス
タに与えたデータは、記憶装置内から削除する処理を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、他覚式検眼器、自覚式
検眼器、およびレンズメータの各機器による、被検者の
測定データを、被検者ごとに管理し、管理したデータを
所定の機器から呼び出し、検眼の際の初期値データ等と
して提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の検眼データ処理システムの代表例
を、以下に示す。
【0003】まず、最も代表的な従来例としては、被検
者の眼球の遠近視や乱視の程度等を自動的に測定する他
覚式検眼器と、視力表等を見せながら被検者に適合する
眼鏡の度数等を調べる複数の自覚式検眼器と、他覚式検
眼器から、各自覚式検眼器へのデータの転送を行なうた
めデータ切り換え器とを有して構成されていた。
【0004】複数の被検者がいる場合、被検者は、通常
まず、測定時間の短い他覚式検眼器での測定を終え、次
に、使用せずに空いている自覚式検眼器の所まで行き、
当該自覚式検眼器による、所定の測定を行なう。また、
空いている自覚式検眼器が存在しない場合には、いずれ
かの自覚式検眼器の設置場所に並び、自分の順番がくる
のを待って測定を行なっていた。
【0005】ところで、かかる自覚式検眼器による測定
は、前記他覚式検眼器による測定データを参照して行な
われるため、被検者が、いずれかの自覚式検眼器による
測定を行なう場合には、その自覚式検眼器へ、当該被検
者の前記他覚式検眼器による測定データが送られていな
ければならない。
【0006】そこで、通常、前記データ切り換え器に
は、当該機器を操作するオペレータがいて、オペレータ
の、当該機器の切り換え操作により、被検者が測定を行
なう自覚式検眼器に、当該被検者の他覚式検眼器による
測定データを転送していた。
【0007】このため、オペレータ自身が、被検者の他
覚式検眼器による測定順番や、どのような被検者が存在
しているのか等について正確に把握しながら、データ切
り換え器を操作していた。
【0008】また、他の従来例としては、特開平2−1
89123号公報に記載されているシステムがある。こ
のシステムにおいては、例えば、1台の他覚式検眼器
と、複数の自覚式検眼器とを直列に接続し、他覚式検眼
器による測定データを、全ての自覚式検眼器に転送、出
力し、自覚式検眼器は、転送されてきたデータを、当該
データが、当該自覚式検眼器で使用するか否かにかかわ
らず、予め備えているメモリ内に順次蓄積していくよう
に動作を行なう。そして、自覚式検眼器を操作するオペ
レータが、蓄積されたデータのうちから、被検者に対す
るものを検索し、このデータを用いて当該被検者の自覚
式検眼器による測定を行なうものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術において、データ切り換え器を備えたシステムに
あっては、オペレータは、他覚式検眼器による測定が終
了する度に、当該他覚式検眼器による測定データの送信
先である自覚式検眼器を指定してデータを送るために、
データ切り換え器の操作するが、人為的な操作誤りによ
り、不適切なデータが送られてしまうことが頻繁に発生
しうる。特に、被検者の数が多いときには操作ミスを起
こしやすい。また、このようなデータ切り換え器の操作
を逐次行なうことに対するオペレータの煩わしさは、相
当なものであった。
【0010】また、上述した特開平2−189123号
公報に記載されている従来技術においては、他覚式検眼
器による測定データを、複数存在する自覚式検眼器のい
ずれかにデータを転送するための、切り換え器が存在し
ないため、他覚式検眼器、レンズメータ等による測定デ
ータを、全ての自覚式検眼器に転送、出力するため、各
自覚式検眼器が、転送されてくる全ての測定データを、
メモリ内に記憶する必要があるため、必要以上のメモリ
領域を使用してしまい、装置の構築時にも必要以上に容
量の大きなメモリを備えた構成にしなければならないと
いう欠点を有していた。
【0011】さらに、従来の技術において、他覚式検眼
器、レンズメータ等から、自覚式検眼器等の自覚式検眼
器に測定データを送る際には、オペレータが、予め、こ
れから被検者が使用する自覚式検眼器を指定して、他覚
式検眼器による測定データを送信する必要がある。この
ようなデータ送信は、近距離、例えば、同一室内に、他
覚式検眼器と自覚式検眼器とが設置されている場合には
比較的操作しやすいが、遠距離、例えば、別個の室内
に、他覚式検眼器と自覚式検眼器とが別々に設置されて
いる場合等には、被検者が使用する自覚式検眼器を指定
して、他覚式検眼器による測定データを送信する操作は
かなり不便なものとなってしまう。
【0012】すなわち、オペレータは、通常特定の場所
に存在するため、被検者が使用する自覚式検眼器を、前
記特定の場所から把握することが困難となるからであ
る。
【0013】また、測定データをプリントアウトするた
めに、各々の機器(システムを構成する、他覚式検眼器
や各自覚式検眼器)にプリンタを備えた構成としなけれ
ばならないので、システムのコストが高くなってしまう
という問題点もあった。
【0014】そこで、本発明においては、上述したよう
な従来の問題点を解決し、被検者の測定データを、被検
者ごとに管理し、管理したデータを所定の機器から呼び
出し、検眼の際の初期値データ等として提供するシステ
ムを提供し、オペレータの誤操作や労力の軽減を図り、
自覚式検眼器が備えるメモリの容量を少なくしたシステ
ムを構築することを目的とする。
【0015】また、各々の機器にプリンタを備えなくと
も、必要なデータを出力可能なシステムを提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、以下の手段が考えられる。
【0017】すなわち、測定データを出力する機能を有
する他覚式検眼器と、複数の自覚式検眼器と、記憶手段
と、処理手段とを備え、さらに、前記自覚式検眼器は、
データ転送指示を受け付け、受け付けた前記データ転送
指示を前記処理手段に送信する機能と、前記処理手段か
ら送られてくるデータを受信する機能とを有する入出力
部を備えた構成とし、前記処理手段は、他覚式検眼器が
出力する測定データを受け取り、これを前記記憶手段に
格納し、また、自覚式検眼器が備える入出力部を介し
て、前記データ転送指示が与えられたとき、測定データ
を当該入出力部に与える処理を行なうシステムである。
【0018】また、以下に示すような態様も考えられ
る。
【0019】他覚式検眼器と、複数の自覚式検眼器と、
情報処理装置と、前記他覚式検眼器による眼球特性の測
定の際の、被検者固有の識別子を提示する提示手段とを
備え、前記自覚式検眼器は、入力される前記識別子を受
け付け、前記情報処理装置に前記識別子を送信する機能
と、前記情報処理装置から送られてくる眼球特性に関す
る所定のデータを受信する機能とを少なくとも有する入
出力部を備え、さらにまた、前記情報処理装置は、記憶
部と処理部を備えた構成とする。
【0020】前記記憶部は、他覚式検眼器による測定デ
ータと識別子を対応づけて記憶するための記憶領域を有
する構成とする。
【0021】前記処理部は、前記記憶領域に、他覚式検
眼器による被検者の測定データを識別子に対応づけて格
納する処理と、前記入出力部を介して、識別子が入力さ
れた時、前記記憶部の記憶内容を参照して、入力された
識別子に対応する測定データを抽出し、抽出した測定デ
ータに基づいて自覚式検眼器による測定が行なわれるよ
うに、抽出したデータを自覚式検眼器が備える入出力部
に与える処理とを行なうことを特徴とする検眼システム
である。
【0022】
【作用】提示手段は、他覚式検眼器による眼球特性の測
定の際の、被検者固有の識別子を被検者等に提示する。
【0023】自覚式検眼器が備える入出力部は、前記識
別子を受け付けて入力し、入力した識別子を情報処理装
置に送信し、該情報処理装置から送られてくる眼球特性
に関する所定のデータを受信する。
【0024】また、情報処理装置が備える記憶部の記憶
領域には、他覚式検眼器による測定データと前記識別子
を対応づけて記憶しておく。
【0025】さらに、情報処理装置が備える処理部は、
前記記憶領域に、他覚式検眼器による測定データを前記
識別子に対応づけて格納する処理を行ない、さらに、前
記入出力部を介して、前記識別子が入力された時、記憶
部の記憶内容を参照して、入力された識別子に対応する
測定データを抽出し、抽出した測定データに基づいて自
覚式検眼器による測定が行なわれるように、抽出したデ
ータを自覚式検眼器が備える入出力部に与える処理を行
なう。
【0026】また、以下のようにも作用する。
【0027】自覚式検眼器が備える入出力部は、データ
転送指示を受け付け、受け付けた前記データ転送指示を
処理手段に送信し、また、処理手段から送られてくるデ
ータを受信する。
【0028】そして、処理手段は、他覚式検眼器が出力
する測定データを受け取り、これを前記記憶手段に格納
する。さらに、処理手段は、前記入出力部を介して、前
記データ転送指示が与えられたとき、測定データを当該
入出力部に与える処理を行なう。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明にかかる実施
例について説明する。
【0030】図1は、本発明にかかる実施例の構成を示
す構成図である。
【0031】本構成は、他覚式検眼器であるオートレフ
1と、レンズメータ2と、複数の、自覚式検眼器である
オプテスタ4と、プリンタ5と、切り換え器3とを有し
て構成される。
【0032】各構成要素は、例えば、RS232Cケー
ブルにて接続されており、必要なデータ、コマンド等が
送受信される。
【0033】オートレフ1は、被検者の眼球の遠近視や
乱視の程度等を自動的に測定する他覚式検眼器である。
また、オプテスタ4は、視力表等を見せながら被検者に
適合する眼鏡の度数等を調べる自覚式検眼器である。
【0034】レンズメータ2は、必ずしも必須の構成要
素ではないが、眼鏡のレンズの屈折率等の測定を行なう
ための装置である。
【0035】切り換え器3は、記憶装置、処理装置およ
び通信インターフェイスを有して構成されている。
【0036】切り換え器3は、通信インターフェイスに
接続されたRS232Cケーブルを介して、オートレフ
1、レンズメータ2、オプテスタ4、およびプリンタ5
と接続され、データやコマンドのやり取りが行なわれ
る。
【0037】なお、処理装置、記憶装置によって、後に
フローチャートを参照して説明する一連の処理が行なわ
れる。処理装置は、例えば、CPU、ROM、RAM等
の電子デバイスにて実現され、具体的な処理は、例え
ば、CPUが、ROMに内蔵されたプログラムにしたが
って処理を行なう。記憶装置は、例えば、RAM等の半
導体メモリや、磁気ディスや光ディスク等のディスク装
置によって実現される。
【0038】また、CPUは、割込み処理用端子を複数
備えており、いずれかの端子に加えられる信号がローレ
ベルの信号になると、予め、各割込み処理用端子に対応
して定められている、割込み処理が行なわれる。
【0039】なお、オートレフ1と、レンズメータ2
と、各オプテスタ4には、それぞれプリンタを起動する
ための起動スイッチが備えられており、いずれかの起動
スイッチをオン状態にすることによって、切り換え器3
が備える記憶装置の内容を、プリンタに印字させること
ができる。かかる印字処理は、前記処理装置が行なうよ
うに構成すればよい。
【0040】具体的には、処理装置が、いずれかの起動
スイッチのオン状態を検出すると、記憶装置の内容を印
刷するような処理プログラムを、ROMに内蔵しておけ
ば良い。
【0041】また、本装置の構成要素である、オートレ
フ1、レンズメータ2、オプテスタ4、プリンタ5、お
よび切り換え器3は、必ずしも同一の室内に配置する必
要はなく、RS232Cケーブルで通信が可能なかぎ
り、離した状態で配置しても良い。
【0042】なお、図1に示すシステムの一般的な使用
法は、以下のようになる。なお、これは、本システム使
用の一例にすぎないことを述べておく。
【0043】ある、眼鏡を使用している被検者が本シス
テムを使用することを想定する。
【0044】まず、被検者は、オートレフ1によって、
近視、乱視等の自己の眼球の特性について測定される。
測定は、オートレフ1を担当するオペレータによって行
なわれる。
【0045】測定されたデータは、切り換え器3に送ら
れ、記憶装置内の領域に順次格納されていく。この際、
処理装置によって、連番等の一種のデータの識別子(I
Dナンバー)が付された状態でデータが転送され、識別
子とともにデータが格納されていく。
【0046】また、図示はしないが、オートレフ1での
測定を終えた被検者に対しては、本機器での測定データ
の識別子が提示される。この識別子は、前述の、記憶装
置に格納される測定データに付される識別子と、同一の
ものである。
【0047】これには、備え付けたカウンタの表示する
番号を、オペレータが被検者に口頭で教える方法や、番
号を印刷した券を発行する手段によって発行された券
を、被検者に与えること等が考えられる。
【0048】被検者は、いずれかの方法によって知らさ
れた、本機器での測定データの識別子を把握しながら、
次のレンズメータ2の設置場所へと向かう。なお、通
常、オートレフ1は、他覚式検眼器であるため、測定に
かかる時間は短時間ですむ。
【0049】次に、レンズメータ2によって、現在使用
している、眼鏡の特性(レンズの屈折率等)を測定す
る。かかる測定は、自動測定ゆえ、測定にかかる時間は
短時間ですむ。また、現在眼鏡を使用していない場合に
は本装置による測定を必ずしも行なう必要はない。
【0050】さて、測定は、レンズメータ2を担当する
オペレータによって行なわれる。
【0051】測定されたデータは、切り換え器3に送ら
れ、記憶装置内の領域に順次格納されていく。この際、
処理装置によって、連番等の一種のデータの識別子(I
Dナンバー)が付された状態でデータが転送され、識別
子とともにデータが格納されていく。
【0052】また、図示はしないが、レンズメータ2で
の測定を終えた被検者に対しては、本機器での測定デー
タの識別子が提示される。この識別子は、前述の、記憶
装置に格納される測定データに付される識別子と、同一
のものである。
【0053】これには、前述と同様に、備え付けたカウ
ンタの表示する番号を、オペレータが被検者に口頭で教
える方法や、番号を印刷した券を発行する手段によって
発行された券を、被検者に与えること等が考えられる。
【0054】被検者は、いずれかの方法によって知らさ
れた、本機器での測定データの識別子を把握しながら、
次のオプテスタの設置場所へと向かう。
【0055】被検者は、空いているオプテスタによっ
て、自己の眼球特性に適合するレンズデータ等を測定す
るが、本機器は、視力表等を見せながら被検者に適合す
る眼鏡の度数等を調べる自覚式検眼器の一種であるた
め、データ測定には比較的時間がかかる。したがって、
始めから、全く被検者の眼球に関するデータが存在しな
い場合には、一層、測定時間がかかる。
【0056】そこで、本発明では、先に測定した、オー
トレフ1、レンズメータ2のデータを有効に使用して、
測定時間の短縮を図るものであるが、その際、データを
格納するためのメモリの容量の低減や、オペレータの労
力の低減を図りつつ、誤測定のないシステムを提供する
ものである。
【0057】一例としては、ある被検者の、前記オート
レフ1、レンズメータ2の測定における、被検者の識別
子を、オプテスタに与えることにより、当該被検者のデ
ータを、記憶装置内から取りだすような処理を行なうこ
とが考えられる。また、これらのデータを利用して、自
覚式検眼器の機器設定状態を、予めデータに対して定め
てある設定状態にすること等が考えられる。このような
設定状態は、光学レンズ等を駆動する駆動部を備える駆
動手段によって実現することが考えられる。
【0058】なお、この他の使用法等については、後述
する。
【0059】なお、各機器間で伝送される、データおよ
びコマンドのフォーマット例を、それぞれ、以下表に示
す。
【0060】
【表1】
【0061】表1に示すように、データは大きく5つの
部分からなっており、各部分の示す意味は、表に記載す
るとおりである。
【0062】
【表2】
【0063】表2に示すようにコマンドは、大きく6つ
の部分からなっており、各部分の示す意味は、表に記載
するとおりである。
【0064】例えば「CTR10O」は、オートレフの
最新ID(識別子)ナンバーから10個分、自覚検眼器
に送信することを意味するコマンドである。
【0065】したがって、最初のキャラクタが「C」か
「D」かで、その情報が、コマンドであるのかデータで
あるのかを識別することができる。
【0066】さて、次に、図2、図3に示したフローチ
ャートを参照して、本発明にかかるシステムの処理内
容、すなわち、前記処理装置が行なう具体的処理につい
て説明する。
【0067】切り換え器3の電源スイッチを入れ本機器
を起動すると、切り換え器3はまずCPUおよびCPU
が備える各ポートの初期設定を行う(ステップ20
0)。
【0068】その後、メインルーチンにエントリし、常
に、データを受信した旨を示すフラグの状態を調べ、受
信したデータが存在するか、すなわち、受信フラグが立
ったかを確認し続けるループにはいる(ステップ20
2)。
【0069】オートレフ、レンズメータ、あるいは、オ
プテスタからのデータを受信すると、切り換え器3が備
えるCPUの受信割り込みラインは、ローレベル(割込
みが発生したとき、割り込みラインの信号がローレベル
となる)となり、割り込み処理が発生し、図9に示す、
割り込みプログラムが起動されデータの受信を行う。
【0070】すなわち、ステップ900でデータを受信
する。そして、ステップ910によって、データの受信
が終了したか否かを判断し、終了していなければ、デー
タの受信を継続する。そして、ステップ920によっ
て、データの受信が終了した場合には、受信フラグを立
てて、処理をメインルーチンに移行する。
【0071】メインルーチンでは、受信フラグが立って
いることを確認して、受信データの解析ルーチンに入
る。
【0072】解析ルーチン(ステップ204)では、ま
ず、表1、2に示した受信情報のフォーマットを参照し
て、受信した情報が、送信要求のコマンドであるのか、
各機器による測定データであるかを確認する。
【0073】受信した情報が、測定データある場合に
は、まず、ステップ208にブランチし、受信したデー
タが、オートレフによる測定データの場合には、処理1
を行う(ステップ214)。
【0074】また、受信したデータが、レンズメータに
よる測定データの場合には、処理2を行う(ステップ2
10、216)。
【0075】さらに、受信したデータが、オプテスタに
よる測定データの場合には、処理3を行う(ステップ2
12、218)。
【0076】なお、ステップ212において、受信情報
がオプテスタによる測定データでないと判断した場合に
は、ステップ220において、エラー処理を行なう。
【0077】このエラー処理は、処理対象とならないデ
ータが存在するときに(例えば、伝送エラー等によって
発生する)行なう所定の処理であって、ステップ22
1、234における処理と同様の処理である。例えば、
プリンタ5によって、エラーが発生した旨を意味する印
字出力を行なう処理等が考えられる。
【0078】一方、受信した情報が、測定データでない
場合には、ステップ206にブランチし、受信した情報
が、コマンドか否かを判断し、コマンドの場合、ステッ
プ222にブランチし、コマンドでない場合には、ステ
ップ221において、エラー処理を行なう。
【0079】受信したコマンドが、オプテスタからのオ
プテスタ自身への、データ送信要求コマンドの場合に
は、処理4を行う(ステップ222、228)。
【0080】また、受信したコマンドが、レンズメータ
からのレンズメータ自身への、データ送信要求コマンド
の場合には、処理5を行う(ステップ224、23
0)。
【0081】また、いずれかの機器から送られてきた、
測定データのプリントアウトを行なう旨のコマンドの場
合には、処理6を行う(ステップ226、232)。
【0082】なお、ステップ226において、受信情報
がプリントアウトのコマンドでないと判断した場合に
は、ステップ234において、エラー処理を行なう。
【0083】以下、記憶装置内の情報の格納状態を参照
しながら、処理1から処理6の内容を説明する。なお、
説明の便宜のため、記憶領域を、領域、領域、領域
とわけ、領域には、オートレフによる測定データ
と、該データを識別するために処理装置が付していった
識別子であるIDナンバーを格納し、領域には、レン
ズメータによる測定データと、該データを識別するため
に処理装置が付していった識別子であるIDナンバーを
格納していくものとする。そして、領域には、オート
レフ、レンズメータおよびオプテスタの各々による測定
データを組にしたデータと、この組データを識別するた
めに、処理装置が付すように処理した、オートレフの測
定データの識別子であるIDナンバーを格納していくも
のとする。
【0084】また、説明の便宜のため、まず、被検者
は、被検者Aおよび被検者Bの二人が存在すると想定す
る。
【0085】そして、被検者Aは、まず、オートレフの
測定から検査を始め、次に、レンズメータ、オプテスタ
へと進み検査を終了するものとする。一方、被検者B
は、まず、レンズメータの測定から検査を始め、次に、
オートレフ、オプテスタへと進み検査を終了するものと
する。
【0086】さて、まず処理1について説明する。な
お、前述のように被検者は、オートレフ1によって、近
視、乱視等の自己の眼球の特性について測定されるが、
測定は、オートレフ1を担当するオペレータによって行
なわれる。そして、測定されたデータは、切り換え器3
に送られ、記憶装置内の領域に順次格納されていく。こ
の際、処理装置によって、連番等の一種のデータの識別
子(IDナンバー)が付された状態でデータが転送され
(データフォーマットで示すように、IDナンバーが組
み込まれる)、識別子とともにデータが格納されてい
く。
【0087】図3に示すように、まず、処理1では、受
信した、オートレフでの測定データから、データフォー
マットを参照して、IDナンバーを抽出する(ステップ
300)。
【0088】そして、抽出したIDナンバーを、オート
レフの測定データとともに、メモリの領域に書き込む
(ステップ310)。
【0089】次に、処理2について説明する。例えば被
検者が眼鏡を使用している場合には、レンズメータによ
って、その眼鏡の特性の測定を行なう。また、かかる測
定はレンズメータを担当するオペレータによって行なわ
れる。そして、測定されたデータは、切り換え器3に送
られ、記憶装置内の領域に順次格納されていく。
【0090】この際、処理装置によって、連番等の一種
のデータの識別子(IDナンバー)が付された状態でデ
ータが転送され(データフォーマットで示すように、I
Dナンバーが組み込まれる)、識別子とともにデータが
格納されていく。
【0091】図4に示すように、まず、処理2では、受
信した、レンズメータでの測定データから、データフォ
ーマットを参照して、IDナンバーを抽出する(ステッ
プ400)。
【0092】そして、抽出したIDナンバーを、レンズ
メータでの測定データとともに、メモリの領域に書き
込む(ステップ410)。
【0093】ここで、処理1、処理2を行なった後の、
記憶装置内でのデータの記憶状態について、図10を参
照して説明する。
【0094】領域には、被検者Aの測定データに対応
するIDナンバー(「001」)とオートレフによる測
定データ(DATA−NR)とが組になって格納されて
おり、続いて、被検者Bの測定データに対応するIDナ
ンバー(「002」)とオートレフによる測定データ
(DATA−NR)とが組になって格納されている。
【0095】これは、オートレフによる測定は、被検者
A、Bの順に測定を行なうからである。
【0096】また、領域には、被検者Bの測定データ
に対応するIDナンバー(「001」)とレンズメータ
による測定データ(DATA−NL)とが組になって格
納されており、続いて、被検者Aの測定データに対応す
るIDナンバー(「002」)とレンズメータによる測
定データ(DATA−NL)とが組になって格納されて
いる。
【0097】これは、レンズメータによる測定は、被検
者B、Aの順に測定を行なうからである。したがって、
処理1、処理2を行なった後の、記憶装置内でのデータ
の記憶状態は、図10に示すようになる。
【0098】次に、図10に示すようにデータが記憶さ
れている状態において行なわれる、処理4について、図
6を参照して説明する。
【0099】切り換え器3が受信した情報がコマンドで
あり、そのコマンドが、あるオプテスタから出力された
オートレフの測定データを要求する旨のコマンドである
か否かを判定する(ステップ600)。
【0100】そして、オートレフの測定データを要求す
る旨のコマンドである場合、まず、オートレフの測定デ
ータに対する最新IDナンバーを参照して、予め定めた
個数だけ(例えば、10個分等)のIDナンバーを、領
域からオプテスタに送信する処理を行なう(ステップ
610)。
【0101】次に、オプテスタが受信したIDナンバー
に基づいて、オペレータがIDナンバーを指定する(ス
テップ630)。
【0102】この際、オペレータは、前述のように、例
えば、被検者Aのオートレフでの測定に際し発行され
た、識別子を記述した券に記載されている、被検者Aに
与えられたIDナンバーを把握し、このIDナンバーを
入力することによって、被検者Aのオートレフでの測定
データを受信するようにする。
【0103】すなわち、切り換え器3は、指定されたI
Dナンバーを受信後、指定されたIDナンバーに対応す
る測定データをオプテスタに送信する処理を行なう(ス
テップ640)。
【0104】そして、オプテスタがデータを受信した
後、領域から、送信したデータと、そのデータに対応
するIDナンバーを消去する。
【0105】なお、本実施例では、ステップ600にお
いて、切り換え器3が受信したコマンドが、あるオプテ
スタから出力されたオートレフの測定データを要求する
旨のコマンドでないと判断した場合、レンズメータの測
定データを要求するコマンドと判断し、レンズメータの
測定データに対する最新IDナンバーを参照して、予め
定めた個数だけ(例えば、10個分等)のIDナンバー
を、領域からオプテスタに送信する処理を行なうよう
にしている。
【0106】そして、オートレフの測定データの要求の
場合と同様に、オプテスタが受信したIDナンバーに基
づいて、オペレータがIDナンバーを指定する(ステッ
プ630)。
【0107】この際、オペレータは、前述のように、例
えば、被検者Aのレンズメータでの測定に際し発行され
た、識別子を記述した券に記載されている、被検者Aに
与えられたIDナンバーを把握し、このIDナンバーを
入力することによって、被検者Aのレンズメータでの測
定データを受信するようにする。
【0108】すなわち、切り換え器3は、指定されたI
Dナンバーを受信後、指定されたIDナンバーに対応す
る測定データをオプテスタに送信する(ステップ64
0)。
【0109】そして、オプテスタがデータを受信した
後、領域から、送信したデータと、そのデータに対応
するIDナンバーを消去する。
【0110】図11に処理4が行なわれたの後のデータ
記憶状態の一例を示す。これは、あるオプテスタから、
被検者Aに対する、オートレフおよびレンズメータの測
定データを要求した後のデータ記憶状態を示したもので
ある。領域における、被検者Aに対するオートレフの
データとIDナンバー、および、領域における、被検
者Aに対するレンズメータのデータとIDナンバーが削
除されていることが、図10、11を比較参照して分か
る。また、図11に示す、2つのデータは、被検者Bに
対するものである。
【0111】このように、順次、要求に応じてオプテス
タ送信されたデータは、記憶装置から削除されるため、
記憶装置の容量を低減することができる。
【0112】次に、図10に示すようにデータが記憶さ
れている状態において行なわれる処理3について、図5
を参照して説明する。
【0113】本処理は、オートレフ、レンズメータおよ
びオプテスタでの測定データが存在するときに行なわれ
る処理である。なお、各オプテスタにおける測定におい
ても、その測定データには、例えば連番等で、識別子で
あるIDナンバーが付されるものとする。
【0114】切り換え器3が受信したオプテスタによる
測定データから、オプテスタのIDナンバーを抽出する
(ステップ500)。そして、抽出したIDナンバー
を、オプテスタ、オートレフおよびレンズメータの各デ
ータの組に対する、IDナンバーとして、領域に書き
込む。処理3が行なわれると、メモリ状態は図2に示す
ようになり、図10と比較して分かるように、被検者A
に対する各機器における測定データは、領域にまとま
った組をなして格納されることになる。もちろん、領域
、に存在していたデータは、その領域から削除さ
れ、メモリの有効利用が図られている。
【0115】これにより、例えば、領域におけるデー
タを、IDナンバーを検索データとして呼び出せば、あ
る被検者に対する全ての測定データが入手可能となる。
また、領域におけるデータを、IDナンバーを検索デ
ータとして呼び出し、プリンタにて印刷すれば、ある被
検者に対する全ての測定データが一括して印刷出力する
ことが可能になる。
【0116】なお、上記処理例では、オプテスタのID
ナンバーを抽出し、これを領域のデータに対するID
ナンバーとしているが、例えば、領域に格納されてい
るIDナンバーを、領域のデータに対するIDナンバ
ーとしてもよく、被検者ごとの測定データの組が識別可
能である識別子であれば、いかなるものを使用しても良
い。
【0117】次に、図7を参照して処理5について説明
する。本処理は、レンズメータからのレンズメータ自身
へのデータの送信要求に対する処理である。
【0118】なお、領域には、オプテスタでの測定デ
ータが、オプテスタの測定に対するIDナンバーととも
に、順番に格納されているものとする。このIDナンバ
ーは、処理装置により連番で与えられるようにしておけ
ば良く、IDナンバーを示すカウンタや、発行手段によ
り発行される、IDナンバーを記述した券等によって、
被検者は、自己のIDナンバーを認識するものとする。
【0119】まず、切り換え器は、領域におけるID
ナンバーを、レンズメータに送信する(ステップ70
0)。
【0120】次に、レンズメータが受信したIDナンバ
ーに基づいて、オペレータがIDナンバーを指定する
(ステップ710)。
【0121】この際、オペレータは、前述のように、例
えば、被検者のオプテスタでの測定に際し発行された識
別子を記述した券に記載されている、被検者に与えられ
たIDナンバーを把握し、このIDナンバーを入力する
ことによって、被検者のオプテスタでの測定データを受
信するようにする。
【0122】すなわち、切り換え器3は、指定されたI
Dナンバーを受信後、指定されたIDナンバーに対応す
る測定データをレンズメータに送信する処理を行なう
(ステップ720)。なお、この処理の前後で、記憶装
置内のデータの記憶状態は変わらない。このように、レ
ンズメータ側から、オプテスタのデータを呼び出すこと
も可能である。
【0123】次に、図8を参照して処理6について説明
する。
【0124】オートレフから、ある測定データをプリン
トアウトするコマンドが出力されているか否かを判定す
る(ステップ800)。
【0125】このようなコマンドが出力されていない場
合には、ステップ810にブランチし、このようなコマ
ンドが出力されている場合には、ステップ815にブラ
ンチする。
【0126】ステップ815では、プリントアウトのコ
マンドが、IDナンバーによってプリントアウトデータ
を指定するものか否かを判断する。IDナンバーによっ
て、プリントアウトデータを指定している場合には、領
域内の、指定されたIDナンバーに対応するデータを
プリンタに送信し、出力させる(ステップ820)。
【0127】一方、特に、IDナンバーが指定されてい
ない場合には、予め定めた規則によって、例えば、一番
新しいデータを送信、出力するという規則によって、当
該データをプリントアウトする(ステップ825)。
【0128】次に、ステップ810において、レンズメ
ータから、ある測定データをプリントアウトするコマン
ドが出力されているか否かを判定する。
【0129】このようなコマンドが出力されていない場
合には、ステップ850にブランチし、このようなコマ
ンドが出力されている場合には、ステップ830にブラ
ンチする。
【0130】ステップ830では、プリントアウトのコ
マンドが、IDナンバーによってプリントアウトデータ
を指定するものか否かを判断する。IDナンバーによっ
て、プリントアウトデータを指定している場合には、領
域内の、指定されたIDナンバーに対応するデータを
プリンタに送信し、出力させる(ステップ835)。
【0131】一方、特に、IDナンバーが指定されてい
ない場合には、予め定めた規則によって、例えば、一番
新しいデータを送信、出力するという規則によって、当
該データをプリントアウトする(ステップ840)。
【0132】次に、ステップ850において、測定デー
タをプリントアウトするためのIDナンバーが指定され
ているか否かを判定する。
【0133】指定されていない場合には、ステップ86
0にブランチし、このような指定が行なわれている場合
には、ステップ855にブランチする。
【0134】ステップ855では、IDナンバーによっ
て、プリントアウトデータを指定しているため、領域
内の、指定されたIDナンバーに対応するデータをプリ
ンタに送信し、出力させる。
【0135】一方、特に、IDナンバーが指定されてい
ない場合には、予め定めた規則によって、例えば、一番
新しいデータを送信、出力するという規則によって、当
該データをプリントアウトする(ステップ860)。
【0136】以上の処理により、いずれかの機器からの
コマンドの送信により、所望のデータの出力が、1台の
プリンタを設置するのみで行なえ、各機器毎に、プリン
タを備えた構成としなくてもよい。これによってシステ
ムの簡素化や低コスト化が図れる。
【0137】なお、処理6を行う前後において、記憶装
置内のデータの記憶状態は変わらない。
【0138】次に、本発明にかかる他の実施例について
説明する。
【0139】システム構成例として、1台のオートレフ
と、1台のレンズメータと、切り換え器と、3台のオプ
テスタとを有し、各機器がRS232Cケーブルで接続
されたシステム構成を想定する。
【0140】なお、オートレフ、レンズメータ、および
オプテスタは、図1を参照して説明した機器と同様の構
成、機能を有する。
【0141】また、切り換え器は、処理装置と記憶装置
を備えるが、記憶装置の容量は、一人の被検者の測定デ
ータがバッファリングが可能な程度の容量でよく、ID
ナンバーの記憶領域は、不要である。すなわち、本実施
例では、IDナンバーを用いずに、データの管理を行な
えるようにシステムを使用する実施例である。
【0142】なお、本システムを使用する被検者は、順
番に、オートレフ、レンズメータ、オプテスタにて測定
を行なうものとし、ある被検者のデータを、その被検者
が使用するオプテスタに呼び出した後に、次の被検者に
対するオートレフでの測定を開始するものとする。な
お、レンズメータは、必ずしも使用しなくても良い。
【0143】各被検者は、このような使用上の規則を遵
守して、測定を行なうものとする。
【0144】今、説明の便宜のため、被検者は、被検者
A、被検者B、および被検者Cいるものとする。そし
て、被検者A、被検者B、被検者Cの順に、本システム
を使用するものとする。
【0145】まず、1番目の被検者Aが、オートレフに
よる測定を行なう。測定後、オートレフから送られた測
定データを切り換え器が受信し、処理装置は、当該デー
タを記憶装置に格納する。次に、レンズメータでの測定
が必要な場合、例えば、被検者Aが、既に眼鏡を使用し
ている場合等には、レンズメータで眼鏡の特性を測定を
行なう。測定後、レンズメータから送られた測定データ
を切り換え器が受信し、処理装置は、当該データを記憶
装置に格納する。もちろん、レンズメータでの測定が不
要であれば、被検者Aは、オートレフによる測定後、オ
プテスタでの測定を行なえば良い。
【0146】次に、被検者Aが、オプテスタによる測定
を行なうために、オプテスタの設置場所まで行くと、最
新のオートレフによる測定データ、および、レンズメー
タによる測定データを、オプテスタに呼び出して、それ
らの測定データに基づいて、オプテスタを使用して、被
検者Aの検眼と処方を行う。なお、切り換え器が、オプ
テスタから与えられたコマンドを受け付け、これによっ
て処理装置が、記憶装置に格納されているデータをオプ
テスタに与える構成にしておけば良い。
【0147】つまり、被検者はAだけであるため、ID
ナンバー等を用いて、記憶装置内のデータを識別する必
要はなく、処理装置は、記憶装置に格納されているデー
タを単に、オプテスタに与える処理を行なえば良い。な
お、オプテスタに与えたデータは、記憶装置内から削除
する処理を行なっておくか、新たなデータで記憶装置の
格納内容が更新されるようにしておき、記憶装置内に
は、常に、現在本システムを使用している被検者に対す
るデータのみが存在するようにしておく。
【0148】また、被検者Aが眼鏡を使用していない場
合等には、オートレフでの測定が終了した後、送信され
てきたオートレフによる測定データを切り換え器が受信
し、処理装置は、当該データを記憶装置に格納する。そ
して、被検者Aは、オートレフでの測定が終了後、直ち
に、オプテスタの設置場所まで行く。
【0149】そして、切り換え器が、オプテスタから与
えられたコマンドを受け付け、これによって処理装置
が、記憶装置に格納されているオートレフでの測定デー
タを、オプテスタに与える構成にしておけば良い。この
場合にも、オプテスタに与えたデータは、記憶装置内か
ら削除する処理を行なっておくか、新たなデータで記憶
装置の格納内容が更新されるようにしておき、記憶装置
内には、常に、現在本システムを使用している被検者に
対するデータのみが存在するようにしておく。
【0150】そして、被検者Aの測定データを、オプテ
スタに呼び出した時点で、2番目の被検者であるBの、
オートレフでの測定が可能となる。
【0151】被検者Bに対しての各機器でのデータ測定
の仕方、データの送信手順、格納手順等は、被検者Aに
対する手順と全く同様であり、同様な処理が行なわれ
る。
【0152】したがって、同様に、被検者Bのデータ
を、オプテスタに呼び出した時点で、今度は、3番目の
被検者であるCの、オートレフでの測定が可能となる。
【0153】そして、被検者Cに対しての各機器でのデ
ータ測定の仕方、データの送信手順、格納手順等は、被
検者A、Bに対する手順と全く同様であり、同様な処理
が行なわれる。
【0154】この様な処理を繰り返していくと、たとえ
被検者が4人以上になったとしても、切り換え器が備え
る記憶装置内に存在する、オートレフやレンズメータに
よる測定データは、常に一組のデータ、すなわち、一人
の被検者に対するデータの組しか存在せず、IDナンバ
ーを用いてデータを管理する必要がなくなる。これによ
り、記憶装置は、極めて容量に少ない半導体RAM等に
より実現することが可能となり、システムコストは大幅
に低減できる。
【0155】また、IDナンバーを用いずに、データ送
信処理が行なわれるので、被検者によるIDナンバーの
把握や記憶が不要となり、被検者とって煩わしさを感じ
させないシステムを実現できる。
【0156】以上述べてきたように、本発明によれば、
切り換え器は、与えられるコマンドに応じてデータの送
信先を決定し、所望のデータを送信することが可能にな
り、オペレータが、切り換え器の機械的操作によってデ
ータの送信先を変更し、データを送信するような面倒な
操作が不要になり、誤操作の発生もなくなる。
【0157】また、本システムを構成する各機器には、
データを保存するための大容量のメモリや、データを管
理するソフトウエアも不要となるため、システム構成が
簡素化され、システムコストの低減も図れる。
【0158】また、プリンタを1台のみ設置し共用可能
なシステム構成とすることによっても、システム構成の
簡素化や、システムコストの低減が図れる。
【0159】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、他覚式検
眼器、自覚式検眼器等の各機器による、被検者の測定デ
ータを、被検者ごとに管理し、管理したデータを所定の
機器から呼び出し、検眼の際の初期値データ等として提
供するシステムを提供し、オペレータの誤操作や労力の
軽減を図り、メモリの容量を少なくしたシステムを構築
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施例の構成図である。
【図2】切り換え器が行なう処理を示すフローチャート
である。
【図3】処理1の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図4】処理2の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図5】処理3の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図6】処理4の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図7】処理5サーブルーチンのフローチャート
【図8】図2の中の処理6サーブルーチンのフローチャ
ート
【図9】実施例の切り換え器の割り込みルーチンのフロ
ーチャート
【図10】本発明にかかる処理後の、記憶装置内のデー
タ記憶状態の説明図である。
【図11】本発明にかかる処理後の、記憶装置内のデー
タ記憶状態の説明図である。
【図12】本発明にかかる処理後の、記憶装置内のデー
タ記憶状態の説明図である。
【符号の説明】
1…オートレフ(他覚式検眼器)、2…レンズメータ、
3…切り換え器、4…オプテスタ(自覚式検眼器)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定データを出力する機能を有する他覚式
    検眼器と、複数の自覚式検眼器と、記憶手段と、処理手
    段とを備え、 前記自覚式検眼器は、データ転送指示を受け付け、受け
    付けた前記データ転送指示を前記処理手段に送信する機
    能と、前記処理手段から送られてくるデータを受信する
    機能とを有する入出力部を備え、 前記処理手段は、他覚式検眼器が出力する測定データを
    受け取り、これを前記記憶手段に格納し、また、自覚式
    検眼器が備える入出力部を介して、前記データ転送指示
    が与えられたとき、測定データを当該入出力部に与える
    処理を行なうことを特徴とする検眼システム。
  2. 【請求項2】他覚式検眼器と、複数の自覚式検眼器と、
    情報処理装置と、 前記他覚式検眼器による眼球特性の測定の際の、被検者
    固有の識別子を提示する提示手段とを備え、 前記自覚式検眼器は、入力される前記識別子を受け付
    け、前記情報処理装置に前記識別子を送信する機能と、
    前記情報処理装置から送られてくる眼球特性に関する所
    定のデータを受信する機能とを少なくとも有する入出力
    部を備え、 前記情報処理装置は、記憶部と処理部を備え、 前記記憶部は、他覚式検眼器による測定データと識別子
    を対応づけて記憶するための記憶領域を有し、 前記処理部は、前記記憶領域に、他覚式検眼器による被
    検者の測定データを識別子に対応づけて格納する処理
    と、前記入出力部を介して、識別子が入力された時、前
    記記憶部の記憶内容を参照して、入力された識別子に対
    応する測定データを抽出し、抽出した測定データに基づ
    いて自覚式検眼器による測定が行なわれるように、抽出
    したデータを自覚式検眼器が備える入出力部に与える処
    理とを行なうことを特徴とする検眼システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、さらに、前記情報処理
    装置にレンズメータを接続し、 前記レンズメータによるレンズ特性の測定の際、被検者
    固有のレンズメータ識別子を提示するレンズメータ識別
    子提示手段とを備え、 前記自覚式検眼器は、レンズメータ識別子を受け付け、
    前記情報処理装置に送信する機能と、前記情報処理装置
    から送られてくるレンズ特性に関する所定のデータを受
    信する機能とを少なくとも有する入出力部を備え、 前記記憶部は、さらに、レンズメータによる測定データ
    とレンズメータ識別子を対応づけて記憶するためのレン
    ズメータ記憶領域を有し、 前記処理部は、さらに、レンズメータ記憶領域に、レン
    ズメータによる測定データをレンズメータ識別子に対応
    づけて格納する処理と、前記入出力部を介して、レンズ
    メータ識別子が入力された時、前記記憶部の記憶内容を
    参照して、入力されたレンズメータ識別子に対応する測
    定データを抽出し、抽出した測定データに基づいて自覚
    式検眼器による測定が行なわれるように、抽出したデー
    タを自覚式検眼器が備える入出力部に与える処理とを行
    なうことを特徴とする検眼システム。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記情報処理装置に出
    力装置を接続し、 さらに、他覚式検眼器、各自覚式検眼器、およびレンズ
    メータに、前記出力装置を起動する指示を前記情報処理
    装置に送信するための起動部を設け、 前記処理部は、いずれかの起動部からの前記出力装置の
    起動指示を受信したとき、記憶領域に格納されたデータ
    を前記出力装置から出力させる処理を行なうことを特徴
    とする検眼システム。
  5. 【請求項5】請求項2および3のいずれかにおいて、前
    記自覚式検眼器に、制御手段を備え、該制御手段は、前
    記抽出した測定データに対して予め対応づけている設定
    状態になるように、前記自覚式検眼器を制御することを
    特徴とする検眼システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010098048A1 (ja) * 2009-02-25 2010-09-02 パナソニック株式会社 換気扇
CN104814715A (zh) * 2015-05-13 2015-08-05 张仕郎 智能云验光机器人系统
US11445903B2 (en) 2017-10-05 2022-09-20 Qd Laser, Inc. Vision test device

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