JPH089080B2 - スパイラル製品の製造装置 - Google Patents

スパイラル製品の製造装置

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JPH089080B2
JPH089080B2 JP62293031A JP29303187A JPH089080B2 JP H089080 B2 JPH089080 B2 JP H089080B2 JP 62293031 A JP62293031 A JP 62293031A JP 29303187 A JP29303187 A JP 29303187A JP H089080 B2 JPH089080 B2 JP H089080B2
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惇 中島
勝義 福岡
久雄 中平
哲一 福原
学 萩野
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、長尺な連続棒状あるいは線状の材料を所定
間隔で連続して折曲してスパイラル製品を製作する際に
用いられる製造装置に関し、更に詳しくは、上記材料の
供給を円滑にすると共に、上記スパイラル製品の形崩れ
を防止する機構を備えた製造装置に関する。
従来の技術 ビル建築における鉄筋コンクリート柱に埋設されてい
る軸方向の鉄筋には、更に他の鉄棒或いは鋼棒がスパイ
ラル状に所定ピッチで巻回される場合がある。
上記スパイラル状の鉄筋、所謂フープ筋は、従来、所
定長に切断された鉄棒等をプレス等で折曲して1ピッチ
毎に製作されていた。そのため、建築現場で上記フープ
筋の端部を溶接あるいは結束して連続スパイラル状のフ
ープ筋を形成し、このフープ筋を上記軸方向の鉄筋に巻
装した後、溶接あるいは結束固定している。しかし、こ
のようなフープ筋を用いた作業では、溶接あるいは結束
箇所が多く、強度の低下を招くのみならず多大の手間を
要してコスト高となる欠点を有している。そのため、連
続したスパイラル状のフープ筋が要望され、このスパイ
ラル状製品を製作するための装置が特公昭57−2412公報
に開示されており、以下この装置を第34図乃至第40図を
参照しながら説明する。
図面において、(1)は上部フレーム、(2)は送り
機構、(3)は折曲機構、(4)はテーブルを示す。
上記送り機構(2)は、長尺棒状体(S)を上記折曲
機構(3)に向けてその長さ方向に移送するためのもの
で、固定駆動ローラ(5)と上記固定駆動ローラ(5)
に向けて付勢される遊転ローラ(6)とで構成され、上
記両ローラ(5)(6)間で挟圧される棒状体(S)を
固定駆動ローラ(5)の駆動により移動させる。
上記折曲機構(3)は、移送停止された長尺棒状体
(S)の折曲箇所内面に当接すべく上部フレーム(1)
とテーブル(4)とに亘って設けた上下方向の折曲支点
用部材(以下支点部材と称す)(7)、上記支点部材
(7)に同軸に外嵌され、かつ、エアシリンダ(8)の
伸縮により略へ字状のリンクアーム(9)、チェーン
(10),スプリング(11)、スプロケット(12)を介し
て適宜角度範囲で回転可能な筒状体(13),上記棒状体
(S)折曲箇所外面に接当可能な状態で、上記筒状体
(13)下端部に扁位して取付けられ、この筒状体(13)
の回転に伴って上記支点部材(7)の周りを適宜角度範
囲(通常は90°範囲)水平または略水平内を正逆方向に
回転移動する上下方向姿勢の力点用部材(14)、上記力
点用部材(14)の正方向の回転移動に伴って被加工棒状
体部分(Sa)の長さ方向中央部を押圧する上下方向姿勢
の補助押圧部材(15)とで構成される。
上記テーブル(4)は上記折曲機構(3)により折曲
加工されて前記支点部材(7)周りに螺旋状に位置する
加工製品(W′)を載置する台車(16)と、前記送り機
構(2)による新規折曲加工用棒状体部分(未折曲げ棒
状体部分)(Sb)の送り込み時及び、棒状体(S)折曲
加工時に、上記台車(16)を加工製品(W′)と共に長
尺棒状体(S)搬送方向に沿った水平または略水平方向
に移動させてテーブル(4)と螺旋状加工製品(W′)
との間の摩擦を減少する機構(17)とからなり、上記機
構(17)は無端チェーン(18)とスプロケット(19)、
モータ(20)から構成させる。
そして、上記製造装置によるスパイラル製品の製造は
以下の様にして行われる。
第37図並びに第38図に示すように、送り機構(2)に
より棒状体(S)の折曲端部が上記ストッパ片(21)に
当接するまで棒状体(S)を移送すると共に、上記台車
(16)を上記棒状体(S)下方に連なるスパイラル状の
加工製品(W′)を載置した状態で、上記棒状体(S)
の移送と同期させて同方向に移動させる。
そして第39図並びに第40図に示すようにエアシリンダ
(8)の作動により、上記筒状体(13)を反時計方向に
回転させ、上記力点用部材(14)を支点部材(7)との
間で棒状体(S)の被加工棒状体部分(Sa)を挟圧した
状態で、上記支点部材(7)の回りを回転移動させるこ
とにより上記被加工棒状体部分(Sa)を支点部材(7)
に沿う形状に折曲する。
このとき、上記被加工棒状体部分(Sa)の折曲に伴
い、上記棒状体(S)の下方に連なるスパイラル状の加
工製品(W′)を載置支持する台車(16)を、上記棒状
体(S)の供給方向と逆方向に移動させ、上記棒状体
(S)折曲時に同期して回動する加工製品(W′)から
の抵抗を減少させており、また折曲前と折曲後における
加工製品(W′)の台車(16)上での位置を一定に保た
せている。
発明が解決しようとする問題点 ところで、上記製造装置においては、棒状体の一折曲
動作終了後、次の折曲動作のために棒状体を長手方向に
移動させる際に、上記棒状体の下方に連なるスパイラル
製品を上記棒状体の移動と同期させて台車と共に移動さ
せて、上記棒状体の送り動作に対する負荷を軽減するよ
うにしているが、棒状体折曲加工時に台車を図中右方向
に移動させることによりスパイラル製品には棒状体折曲
装置の力と台車の移動方向の慣性力との合力が働き、ス
パイラル製品に型崩れを生じる。更に上記製造装置にお
いては、スパイラル製品を製品受台上を往復する台車に
載置した状態で、上記台車によって移動させるように構
成されているため、上記台車を含めた製品受台が大形化
し、また、上記台車は、製品を安定して載置支持するた
めに強固な構造が必要となり、従って製造装置自体も大
型化する傾向にあった。また、上記構造では製品が大型
化した場合に、台車を大型化しなければ製品を安定して
載置支持できないという不都合もあった。
また、従来、材料の供給時、折曲済みのスパイラル状
ワークを移動させる方式として、ローラコンベア方式を
採用し、また、材料の折曲方式として、水平軸線回りで
上向きに折曲する方式を採用したものが特開昭53−3046
1号公報で公知であるが、ローラコンベア方式である
と、スリップによる送りむらの発生があり、材料と同一
移動状態で移送させ得る保証がなく、スパイラル状ワー
クの変形や歪みの発生が防止できない。しかも、材料の
送り負荷が増加し、材料並びにスパイラル状ワークに不
要な力が作用するのを防止できない。
また、材料の折曲方式として、水平軸線回りで上向き
に折曲する方式を採用すると、スパイラル軸線方向への
ワークの送りにワークの自重を利用できず、スパイラル
ピッチの不揃いが発生する。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、長尺な
連続棒状あるいは線状の材料を長手方向に沿って折曲機
構に断続的に供給し、上記折曲機構にて材料を所定間隔
で垂直軸線回りで水平方向に折曲してスパイラル製品を
制作する装置において、上記折曲機構の下方に位置し、
上記材料から下方に連なるスパイラル状ワークを載置支
持し、該折曲機構による1ターン分の折曲動作終了毎に
定量降下するテーブルと、上記テーブルに内蔵され、上
記材料の供給方向に、上記材料と同期して移動する台車
と、上記台車に連結されてテーブル上に位置し、上記台
車の移動により、上記スパイラル状ワークを押圧移動さ
せる押し板とからなる移送機構を備えていることを特徴
とするものである。
作用 本発明は、材料の供給時、折曲済みのスパイラル状ワ
ークを移動させる方式として、押し板により移動させる
方式を採用したから、ローラコンベア方式のようなスリ
ップによる送りむらがなく、材料と同一移動状態で容易
にしかも確実に同期移動させることができ、これによっ
て、折曲済みのスパイラル状ワークに歪みや変形が発生
することを確実に防止させることができる。そして、材
料の送り動作に対する負荷を軽減させることができ、材
料並びにスパイラル状ワークに不要な力が作用するのを
防止することができる。
また、本発明は、材料の折曲方式として、垂直軸線回
りで水平方向に折曲する方式を採用したことにより、1
ターン分の折曲動作終了毎にテーブルを定量降下させる
だけでよく、スパイラル軸線方向へのワークの送りにワ
ーク自体の重力を利用することができ、スパイラルピッ
チの設定が容易となる。
実施例 第1図乃至第33図は、本発明に係るスパイラル製品の
製造装置の一実施例を示すものである。
図面において、(A)は供給機構(B)から断続的に
供給される棒状あるいは線状の材料(S)の折曲機構,
(C)は、上記折曲機構(A)に一体に付設した切断機
構、(D)はスタッカ機構、(E)はスタッカ機構
(D)に付設した移送機構、(F)は、上記折曲機構
(A)の下方に配設されたワーク支持機構、(G)はガ
イド機構、(H)はストッパ機構を示す。
上記折曲機構(A)は、製造装置のベース(30)の左奥
側に立設したフレーム(31)に配設されており、材料
(S)の折曲基部を保持する保持部材(32)、保持部材
(32)に配設した芯金(33)、上記芯金(33)に対して
材料(S)を押圧する折曲アーム(34)とを主な機構と
している。
上記保持部材(32)は、上記フレーム(31)に吊下状
態で水平に配設されており、第6図に示すように上記材
料(S)より大径の貫通孔(35)を有している。
上記芯金(33)は、第6図に示すように上記保持部材
(32)の貫通孔(35)の先端開口側(図中左方側)に固
着されており、上記貫通孔(35)の開口部から上記芯金
(33)の外側面にかけて連続して形成した半円状の輪郭
を有する折曲R部(37)とを有している。
上記折曲アーム(34)は、第1図並びに第2図に示す
ように上記フレーム(31)の上方に配設された駆動部
(38)によって水平方向に所定の往復回動動作が与えら
れるように構成されており、上記折曲アーム(34)の基
端側には折曲用ローラ(39)が、先端側にはワーク押圧
板(40)が配設されている。上記駆動部(38)は、油圧
揺動モータ(M1)と、上記油圧揺動モータ(M1)に連結
され上下方向に延びる枢軸(41)とで構成され、上記折
曲アーム(34)は、上記枢軸(41)の下端に基端部でも
って一体に連結される。上記折曲アーム(34)の回動軸
である枢軸(41)は、下端が芯金(33)の真上に位置し
ており、垂直方向に延びる軸線が、上記貫通孔(35)と
R部(37)の境界部を通るように設定されている。従っ
て上記折曲アーム(34)は枢軸(41)を中心として芯金
(33)の真上を水平方向に回動するように構成されてい
る。更に、上記駆動部(38)には、折曲アーム(34)の
回動角を制御するために、油圧揺動モータ(M1)にロー
タリーエンコーダ(R1)を連結してあり、このロータリ
ーエンコーダー(R1)の信号により上記油圧揺動モータ
(M1)の動作量及び動作状態が制御される。
上記折曲用ローラ(39)は、上記折曲アーム(34)の
基端側下面に水平方向に回転自在に軸支されており、上
記折曲用ローラ(39)の高さ位置は、外周に形成したV
字状溝(図示せず)が、上記保持部材(32)の貫通孔
(35)と同一高さ位置となるように設定され、上記折曲
用ローラ(39)の枢軸(41)からの位置は、上記折曲ア
ーム(34)の回動動作中、上記折曲用ローラ(39)が、
上記芯金(33)のR部(37)から少なくとも材料(S)
の直径以上分離れるように設定されている。
上記ワーク押圧板(40)は、横断面略へ字形の平板状
部材であって、上記折曲アーム(34)の先端部と中央部
に摺動自在に垂設した2本のシャフト(42)の下端側面
間に架設固定されている。
上記供給機構(B)は、スパイラル製品の原料材であ
るPC鋼材等の材料(S)を、上記折曲機構(A)に向け
て水平方向に連続して供給するもので、上記供給装置
(B)は、上記材料(S)を水平方向2箇所で上下から
挟圧する計4個のローラ(43)を減速機(44)を介して
駆動する油圧モータ(M2)とで構成され、上記ローラ
(43)の回転駆動により上記材料(S)を移動させる。
上記供給機構(B)における材料(S)の供給側(第
1図並びに第2図において左側)には材料(S)の供給
量を検出して上記供給装置(B)を適宜に停止させる測
長機構(I)が配設されている。上記測長機構(I)
は、材料(S)の供給経路上に配設され、上記材料
(S)を上下から挟圧する一対の従動ローラ(45)(4
6)と、上方側の小径の従動ローラ(45)の回転量を検
出するロータリーエンコーダ(R2)とで構成され、上記
材料(S)の供給長を、従動ローラ(45)の回転量とし
て検出させている。
そして、上記測定機構(I)以後の材料(S)の供給
経路は、折曲機構(A)との間に水平に配設したガイド
パイプ(47)内を通っており、上記ガイドパイプ(47)
は、上記折曲機構(A)の保持部材(32)の貫通孔(3
5)と同一軸線上に位置し、上記貫通孔(35)に連続し
ている。
上記切断機構(C)は、所定ターン数のスパイラル製
品製作後、この製品を材料(S)から切離すためのもの
で、上記折曲機構(A)と一体に構成されている。即
ち、上記切断機構(C)は、第6図に示すように保持部
材(32)の貫通孔(35)の後端側(図中右方側)開口部
に配設した板刃(48)と、保持部材(32)とガイドパイ
プ(47)との間に配設した円筒状の固定刃(49)と、上
記保持部材(32)を水平方向で、かつ、上記ガイドパイ
プ(47)に対して直角方向に移動させる油圧シリンダ
(図示せず)とから構成されている。そして、上記板刃
(48)には、上記保持部材(32)の貫通孔(35)と略同
一径の半円形溝(図示せず)が形成され、この板刃(4
8)は上記固定刃(49)の端面と摺接、あるいは近接す
るように配置される。従って、上記切断機構(C)は、
上記板刃(48)と固定刃(49)とによって構成される拘
束切断機構となっており、上記板刃(48)の半円形溝と
固定刃(49)の内周縁との間で上記材料(S)を切断す
る。
上記スタッカ機構(D)は、上記折曲機構(A)によ
って折曲されて製品化されるスパイラル状ワーク(中間
製品)(W)の上部が常に一定の高さ位置となるように
支持するためのもので、上記折曲機構(A)の下方に、
水平に配置されたテーブル(50)と昇降機構(51)とで
構成される。
上記テーブル(50)は、2本のレバーを中心部で互い
に揺動自在に連結してなるX字形のリンク(52)でもっ
て製造装置のベース(30)上に4方から水平を保って昇
降可能に支持されており、上記リンク(52)のベース
(30)側の摺動端は、対向するもの同志がベース(30)
の幅方向に延びるシャフト(53)で連結されている。
上記昇降機構(51)は、上記ベース(30)の右奥側に
配置された油圧モータ(M3)、上記ベース(30)の長手
方向に配設され、上記油圧モータ(M3)により、減速機
(54)、チェン伝動機構(55)を介して回転駆動される
リードスクリュー(56)、上記各シャフト(53)の中央
部に固着され、上記リードスクリュー(56)と螺合する
ナット(57)とで構成され、上記リードスクリュー(5
6)の回転により上記ナット(54)を移動させて上記各
リンク(52)の摺動端を移動させ、上記各リンク(52)
の各レバーの交差角を変化させることによって上記テー
ブル(50)を水平状態を保って昇降させる。
上記スタッカ機構(D)には、更に、上記テーブル
(50)の昇降量の検出機構(58)が配設されている。上
記検出機構(58)はリードスクリュー及びナットと,ロ
ータリーエンコーダーとを利用したもので、上記ワーク
(W)の高さの増加に対応する上記テーブル(50)の降
下量を監視させている。
上記移送機構(E)は、上記材料(S)の供給速度と
同期させてワーク(W)をテーブル(50)上で移動させ
て、ワーク(W)の形崩れや縺れを防止するもので、上
記テーブル(50)内に収容される台車(59)、台車(5
9)に立設した2本のシャフト(60)を介して配設され
る平板状のワーク押し板(61)、並びに、上記台車(5
9)の駆動機構(62)とで構成されている。
上記台車(59)は、両側に垂直回転するローラ(63)
と水平回転するローラ(64)を備えており、上記ローラ
(63)(64)を、上記テーブル(50)内に長手方向に、
互いに平行に対向配置したガイドレール(65)によって
支持させることにより、上記台車(59)は、テーブル
(50)内を安定した姿勢で所定ストローク往復動し得る
ように収容されている。
上記シャフト(60)は台車(59)の進行方向前縁側
(第3図における左側)に互いに平行に立設されてお
り、このシャフト(60)の上部は、上記テーブル(50)
の上面に、長手方向に沿って互いに平行に突設した2本
のスリット溝(66)からテーブル(50)上に突出させて
ある。このシャフト(60)の上端に、水平に配設したア
ーム(67)の先端間に上記押し板(61)を垂直に架設固
定してある。
上記押し板(61)の表面側にはナイロン等の合成樹脂
製の薄肉板状部材(61a)を展着してあり、上記押し板
(61)とワーク(W)との衝突及び衝撃力を軽減すると
共に、ワーク(W)の傷付きを防止している。
上記駆動機構(62)は、第1図或いは第2図における
テーブル(50)の左側下面に配設した油圧モータ(M4
と、上記テーブル(50)内の中央部に長手方向に沿って
配設したベルト伝動機構(68)と、上記油圧モータ
(M4)の動力を上記ベルト伝動機構(68)に伝達するた
めの減速機(69)並びに今一つのベルトあるいはチェン
伝動機構(70)とで構成され、上記ベルト伝動機構(6
8)のベルト(71)を上記台車(59)に連結してある。
即ち、上記油圧モータ(M4)を作動させると、駆動力
が、減速機(69)、伝動機構(70)を介してベルト伝動
機構(68)に伝達され、上記ベルト伝動機構(68)のベ
ルト(71)の往復駆動により、上記台車(59)がガイド
レール(65)に沿って所定範囲を適宜に左右方向に往復
動するように構成されている。従って押し板(61)は、
上記台車(59)の移動により、上記テーブル(50)上を
テーブル(50)に対して垂直状態を保った状態で移動す
る。
上記移送機構(E)には、押し板(61)の移動量並び
に位置を検出し、制御するために、上記ベルト伝動機構
(68)にロータリーエンコーダ(R4)が付設されてお
り、このロータリエンコーダ(R4)により、上記押し板
(61)の移動量並びに位置を、ベルト伝動機構(68)の
ローラあるいはプーリの回転量並びに回転位置として検
出させている。
上記支持機構(F)は、材料(S)を折曲する際に、
上記材料(S)の下方に連なるワーク(W)の内側角部
を支持してワーク(W)が遠心力によって型崩れするの
を防止するためのもので、上記芯金(33)のR部(37)
の中心点の鉛直下方に、ベースブロック(72)を介して
上下自在に垂設した支持棒(73)と、上記支持棒(73)
をリンク(74)を介して上下動させるエアシリンダ(7
5)と、上記支持棒(73)を上記ベースブロック(72)
ごと上記R部(37)の中心位置から手前方向に水平移動
させためのエアシリンダ(76)とで構成されている。
上記ガイド機構(G)は、上記折曲機構(A)の芯金
(33)より奥側に、折曲アーム(34)の回動動作と干渉
しないように配設されて上記材料(S)の供給経路に近
接する曲面状のガイド板(77)と,このガイド板(77)
を下方に退避させるエアシリンダ(78)とで構成され、
上記材料(S)並びにワーク(W)を移送する際に、上
記ガイド板(77)によって折曲機構(A)へのワーク
(W)の巻き込み等の障害を防止するものである。
上記ストッパ機構(H)は、材料(S)折曲時にワー
ク(W)を所定位置で停止させるもので、上記ベース
(30)の後部に立設したメインフレーム(79)に取付け
られている。
上記ストッパ機構(H)は、上記メインフレーム(7
9)に互いに平行をなす2本のガイドロッド(80)を垂
直方向に摺動自在に配設し、上記ガイドロッド(80)の
下端間に水平にサブフレーム(81)を架設固定し、上記
サブフレーム(81)の前面左方に水平に固定したアーム
(82)の先端に垂直に配置したストッパ板(83)を揺動
自在に支持させ、上記サブフレーム(81)の前面右方と
ストッパ板(83)との間にショックアブソーバ(84)を
配設し、更に、メインフレーム(79)に、上記サブフレ
ーム(81)をガイドロッド(80)に沿って上昇させるエ
アシリンダ(85)を配設して構成され、上記ストッパ板
(83)は上記材料(S)の供給経路に沿う位置か、これ
と平行に更に奥側に配設される。
尚、上記エアシリンダ(85)は、サブフレーム(81)
を上昇させる際のみ機能し、他の場合は自由状態となっ
て上記サブフレーム(81)が自重で降下し得るように構
成されている。
以下に上記構成の製造装置によるスパイラル製品の製
造要領を説明する。尚,初期状態においては、折曲機構
(A)の折曲アーム(34)は、折曲用ローラ(39)を材
料(S)の搬送経路の後方側に位置させた待機状態にあ
って、ワーク押圧板(40)の下端をスタッカ機構(D)
のテーブル(50)に当接させてあり、スタッカ機構
(D)のテーブル(50)は最上昇位置にあり、移送機構
(E)の押し板(61)は第1図の右方側に退避してお
り、支持機構(F)の支持棒(73)は折曲機構(A)の
芯金(33)の直下まで上昇しており、ガイド板(77)
は、材料(S)の搬送経路位置に上昇しており、ストッ
パ機構(H)のストッパ板(83)は、上記スタッカ機構
(D)のテーブル(50)上に下端を略当接させているも
のとする。
先ず第6図に示すように、材料(S)を供給機構
(B)により折曲機構(A)に向けて供給し、測長機構
(I)によってワーク(W)先端部のフック部を形成し
得る所定長さ移送されたことが検出された時点で、上記
供給機構(B)を一時停止させる。
次に第7図に示すように、折曲機構(A)を作動さ
せ、揺動モータ(M1)により上記折曲アーム(34)を所
定角度回動させ、上記折曲アーム(34)の回動により、
材料(S)を、折曲用ローラ(39)によって押圧し、芯
金(33)のR部(37)に沿ってフック形成角度、例えば
135°に折曲する。
上記折曲過程において、折曲用ローラ(39)は、材料
(S)の芯金(33)のR部(37)から接線状に突出し、
上記芯金(33)から所定位置離れた位置を上記R部(3
7)に沿う方向に押圧して上記材料(S)を折曲してい
る。
次に第8図に示すように、上記揺動モータ(M1)を逆
転させ、上記折曲アーム(34)を元位置に復帰させた
後、再び供給機構(B)を作動させ、材料(S)をワー
ク(W)(S)の一辺が形成され得る長さ供給する。
次に、第9図に示すように、折曲機構(A)を作動さ
せて折曲アーム(34)を回動させ、上記材料(S)を上
述同様に、上記芯金(33)のR部(37)に沿って上記折
曲用ローラ(34)の押圧により、スパイラル製品(P)
の角部に相当する角度、(ここでは矩形スパイラル製品
であるので90°)折曲する。そして、上記折曲アーム
(34)を元位置に復帰させておく。
次に、第10図乃至13図に示すように、上記要領で材料
(S)を所定量供給し、折曲アーム(34)を回動させて
上記折曲用ローラ(39)により、上記材料(S)を芯金
(33)のR部(37)に沿って折曲する。
次に第14図に示す様に、支持機構(F)の支持棒(7
3)を上記ワーク(W)のフック部と干渉しないよう
に、水平方向にエアシリンダ(76)によって移動させ
る。そして材料(S)を供給機構(B)によって所定長
さ供給すると共に、この材料(S)の供給動作に同期さ
せて、上記ワーク(W)を移送機構(E)の油圧モータ
(M4)を作動させることにより、押し板(61)で図中左
方向、即ち、上記材料(S)の供給方向に向けて押圧
し、移送させる。このとき、ガイド板(77)と、ワーク
押圧板(40)と、移動する押し板(61)によってワーク
(W)を上記材料(S)と同期させて押圧移動させるこ
とにより、上記供給機構(B)に不要な負荷が加わら
ず、円滑に軽負荷で材料(S)を供給できると共に、供
給機構(B)によって供給される材料(S)並びにワー
ク(W)に不要な応力が加わらず、従って材料(S)が
湾曲することなく、またワーク(W)が変形や形崩れす
ることなく、移送され,次の折曲動作の待機状態とな
る。また、このとき上記芯金(33)から突出する材料
(S)並びにワーク(W)は、芯金(33)近傍に設けた
ガイド機構(G)のガイド板(77)により位置規制され
るため、上記折曲機構(A)のワーク押圧板(40)の側
端等に衝突したり、ワーク(W)が絡み付いたりするこ
となく、確実に材料(S)の供給方向に沿って移送され
る。
そして材料(S)の供給,並びにワーク(W)の搬送
が終了すれば、エアシリンダ(76)を作動させて支持棒
(73)を芯金(33)の下方位置に再び位置させると共
に、油圧モータ(M4)を作動させて押し板(61)を元位
置に退避させておく。
次に第15図に示すように、折曲アーム(34)を90°回
動させ上記要領で材料(S)を芯金(33)のR部(37)
に沿って折曲すれば1ターン分のワーク(W)が形成さ
れる。
ここで、上記材料(S)を折曲アーム(33)の回動に
より折曲する際に、前工程までに製造したワーク(W)
に遠心力が作用し、ばらけようとするが、上記支持機構
(F)の支持棒(73)がワーク(W)の内側角部に位置
しているため、上記ワーク(W)は、支持棒(73)を支
点として、上記材料(S)の折曲方向に回転し、外方へ
の飛び出しが防止される。また、上記材料(S)折曲終
了時点においては、上記折曲アーム(34)の回動を停止
しても、折曲箇所より下にあるワーク(W)は慣性によ
り更に回転しようとするが、上記ワーク(W)は、スト
ッパ機構(H)のストッパ板(83)に衝突し、この衝撃
がショックアブソーバ(84)によって吸収されることに
より、所定位置で強制的に停止させられる。
また上記1ターン分のワーク(W)は芯金(33)から
自重で下方に垂れ下がり、上記スタッカ機構(D)のテ
ーブル(50)上に位置しており、このテーブル(50)は
以後、上記ワーク(W)が1ターン分増えるごとに材料
(S)の直径分ずつ油圧モータ(M3)の駆動により降下
させられる。更に、上記テーブル(50)の降下に伴い、
折曲機構(A)のワーク押圧板(40)とストッパ機構
(H)のストッパ板(83)は自重により、上記テーブル
(50)の降下に追従して同量ずつ降下する。
以下ではワーク(W)の2ターン目の折曲作業とな
る。
先ず、第16図に示すように、折曲アーム(34)を元位
置に復帰させた状態で、上記供給機構(B)により、材
料(S)を所定量供給すると共に、これと同期させて移
送機構(E)の押し板(61)によって上記1ターン分の
ワーク(W)を移動させる。このとき、前述同様に材料
(S)並びにワーク(W)には不要な応力が加わらない
ため、湾曲等の形崩れが防止されると共に、上記材料
(S)及び1ターン分のワーク(W)は、ガイド機構
(G)のガイド板(77)により位置規制され確実に材料
(S)の供給方向に沿って移送され、上記移送機構
(E)の押し板(61)並びにガイド板(77)は以下同様
に機能する。
次に第17図に示すように、折曲アーム(34)を90°回
動させ、材料(S)を折曲用ローラ(39)によって芯金
(33)のR部(37)に沿って折曲する。このとき、折曲
過程の材料(S)の下側に位置するワーク(W)はワー
ク押圧板(40)によってその一辺を押圧され、上記材料
(S)の折曲辺と同期して形崩れすることなく回動す
る。そして上記ワーク(W)は、前述同様に支持機構
(F)の支持棒(73)によって角隅部を支持された状態
で、折曲アーム(34)の揺動によって回動し、所定角
度、即ち90°回転した時点で上記ストッパ機構(H)の
ストッパ板(83)によって所定位置に確実に停止され
る。
次に第18図乃至第21図に示すように、上述要領で材料
(S)を更に2個所折曲し、次に第22図に示すように材
料(S)を供給すると共に、ワーク(W)を押し板(6
1)によって移送させる際には、上記支持棒(73)を前
記第15図と同様に、ワーク(W)のフック部と干渉しな
いように、エアシリンダ(76)を作動させ、水平方向に
移動させておく。そして、上記供給機構(B)による材
料(S)の所定長さの供給と、上記移送機構(E)によ
るワーク(W)の移動が終了した後、上記支持棒(73)
を元位置に復帰させた後、前述要領で材料(S)を折曲
すれば2ターン分のワーク(W)が形成される。
以後は、上記動作の繰り返しにより所定ターン数のワ
ーク(W)を折曲形成する。尚、上記スタッカ機構
(D)のテーブル(50)は上記ワーク(W)のターン数
が増えるにつれて、材料(S)の直径分ずつ降下させて
あり、これにより、上記ワーク(W)は密に折曲形成さ
れる。
そして、上記ワーク(W)が所望ターン数となれば、
第23図に示すようにストッパ機構(H)のストッパ板
(83)をエアシリンダ(85)によって上方に退避させた
状態で、折曲アーム(34)を所定角度回動させ、上記材
料(S)の前述のフック部形成角度折曲して終端側のフ
ック部を形成する。
次に、第24図に示すように支持棒(73)をエアシリン
ダ(75)の作動によりベースブロック(72)内に退入さ
せた後、上記切断機構(C)の油圧シリンダを作動させ
て、保持部材(32)及び芯金(33)を固定刃(49)に対
して水平に移動させる。すると、上記材料(S)は、保
持部材(32)に取付けられた板刃(48)と固定刃(49)
との間で剪断される。
以上の動作により第25図に示すような両端にフック部
を形成した所定ターン数のスパイラル製品(P)が得ら
れ、このスパイラル製品(P)をテーブル(50)上から
取出した後、以上の動作を繰返すことにより、順次スパ
イラル製品(P)を製作すればよい。
以上のように本発明に係るスパイラル製品の製造装置
によれば、テーブル(50)上に直接載置支持されたワー
ク(W)を台車(59)に取付けた押し板(61)によっ
て、ガイド板(77)と、ワーク押圧板(40)との拘束下
で材料(S)の供給に同期させて押圧移動させるように
したので、上記移動の際に材料(S)やワーク(W)に
不要な力が作用せず、湾曲等の変形や形崩れが防止さ
れ、しかも上記押し板(61)はテーブル(50)内に収容
された台車(59)の往復移動により、テーブル(50)上
のワーク(W)を移動させる構造であるため、装置の小
型化が可能となる。尚、本発明装置によれば、上記の如
きスパイラル製品(P)の他、第26図に示すようなフッ
ク部形成位置を異にしたスパイラル製品(P)、第27図
乃至第29図に示すような1ターンのスパイラル製品
(P)、第30図乃至第33図に示すような両端にフック部
を有する1ターン未満のスパイラル製品も容易に製作す
ることができ、上記第27図乃至第33図に示すような1タ
ーン以下の製品を製作する場合は、スタッカ機構
(D)、移送機構(E)、支持機構(F)、並びにスト
ッパ機構(H)は運用する必要がない。
発明の効果 本発明は、材料の供給時、折曲済みのスパイラル状ワ
ークを移動させる方式として、押し板により移動させる
方式を採用したから、ローラコンベア方式のようなスリ
ップによる送りむらがなく、材料と同一移動状態で容易
にしかも確実に同期移動させることができ、これによっ
て、折曲済みのスパイラル状ワークに歪みや変形が発生
することを確実に防止させることができる。そして、材
料の送り動作に対する負荷を軽減させることができ、材
料並びにスパイラル状ワークに不要な力が作用するのを
防止することができる。
また、本発明は、材料の折曲方式として、垂直軸線回
りで水平方向に折曲する方式を採用したことにより、1
ターン分の折曲動作終了毎にテーブルを定量降下させる
だけでよく、スパイラル軸線方向へのワークの送りにワ
ーク自体の重力を利用することができ、スパイラルピッ
チの設定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第33図は、本発明に係るスパイラル製品の製
造装置の一実施例を示すもので、第1図は上記装置の正
面図、第2図は第1図の平面図、第3図は上記装置にお
ける移送機構の要部の平面図、第4図は第3図の側面
図、第5図は第3図の正面図、第6図乃至第24図は上記
製造装置の動作要領を説明するための概略図、第25図乃
至第33図は、夫々本発明装置によって製造し得る製品例
を示す概略図である。 第34図乃至第40図は従来のスパイラル製品の製造装置の
一例を示すもので、第34図は正面図、第35図は側面図、
第36図は平面図、第37図乃至第40図は上記装置の動作を
説明するための概略図である。 (A)……折曲機構、(D)……移送機構、(P)……
スパイラル製品(完成品)、(S)……材料、(W)…
…ワーク(中間製品)、(50)……テーブル、(59)…
…台車、(61)……押し板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩野 学 神奈川県横浜市旭区左近山16―4 左近山 団地1―20―406 (56)参考文献 特開 昭53−30461(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺な連続棒状あるいは線状の材料を長手
    方向に沿って折曲機構に断続的に供給し、上記折曲機構
    にて材料を所定間隔で垂直軸線回りで水平方向に折曲し
    てスパイラル製品を制作する装置において、 上記折曲機構の下方に位置し、上記材料から下方に連な
    るスパイラル状ワークを載置支持し、該折曲機構による
    1ターン分の折曲動作終了毎に定量降下するテーブル
    と、 上記テーブルに内蔵され、上記材料の供給方向に、上記
    材料と同期して移動する台車と、 上記台車に連結されてテーブル上に位置し、上記台車の
    移動により、上記スパイラル状ワークを押圧移動させる
    押し板とからなる移送機構を備えていることを特徴とす
    るスパイラル製品の製造装置。
JP62293031A 1987-11-18 1987-11-18 スパイラル製品の製造装置 Expired - Lifetime JPH089080B2 (ja)

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