JPH089093Y2 - 薄片状物品の反転装置 - Google Patents

薄片状物品の反転装置

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JPH089093Y2
JPH089093Y2 JP8273690U JP8273690U JPH089093Y2 JP H089093 Y2 JPH089093 Y2 JP H089093Y2 JP 8273690 U JP8273690 U JP 8273690U JP 8273690 U JP8273690 U JP 8273690U JP H089093 Y2 JPH089093 Y2 JP H089093Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、薄片状物品の反転装置に関するものであ
る。
《考案の背景》 例えばPTP包装体のように表面に凹凸がある薄片状物
品を複数個集積状態で包装するには、一組のPTP包装体
を互いに反転重合させて、表面同士を対向させることに
より高さ方向の効率的な収納を図っている。そして、実
際には、かかる一組のPTP包装体を複数組積層させたも
のに対して包装するようになっている。
ところで、通常PTP包装体は、その製造装置から一定
の向き(天地も含め)で搬送されてくる。そこで、その
所定間隔毎に天地が一定の向きで搬送されてくるPTP包
装体を1シート毎に天地を反転させながら前後のPTP包
装体同士を積み重ねるといった、反転装置が必要とな
る。
係る反転装置として、従来例えば実開昭63−44752号
公報に示されるものがある。この公報に示された装置
は、表面を上方に向け2列で搬送されてくるPTP包装体
物品の移動装置の一方の搬送路の先端に、反転用の回転
体をその回転中心軸が移送装置と直交するように配置
し、その回転体の外周囲には所定間隔毎に収納用溝を形
成し、さらにその収納用溝内を往復動自在に摺動するよ
うに物品押し出し部材を設けてある。
そして、移送装置にて搬送されてきたPTP包装体は、
前記収納用溝内に挿入配置されるとともに回転体の駆動
により180度反転される。このとき、同時に押し出し部
材が収納用溝に沿って前進移動し、これによりPTP包装
体を反転させながら徐々に押し出し、180度回転したと
きに完全に押し出しも完了するようになっている。そし
て、反転されて押し出されたPTP包装体が他方の搬送路
上を搬送されてきたPTP包装体上に載置される。
また、相互に反転状態で重合された一組のPTP包装体
は、その状態のままさらに前進され、次段の重合装置に
て所定数組積み重なれた後、包装される。
しかしながら、上記した従来の装置では、以下に示す
問題を有する。
すなわち、最終的に一つの袋内に包装されるPTP包装
体の個数は、互いに反転重合された一組のPTP包装体を
所定数積み重ねられることから、かならず2の倍数とな
る。したがって、使用者の需要が、奇数個の場合には対
応することができなかった。
また、第5図に示すように、表裏が交互に積み重なっ
ているPTP包装体群1の内、最上方に位置する一組のPTP
包装体2の上側の一個2aを次のPTP包装体群1′の最下
方に位置させると共に、その最下方のPTP包装体2a′の
上方に2組のPTP包装体2′を積み重ねることも考えら
れる。しかし、かかる場合には、一度積み重ねられた一
組のPTP包装体を再度分離するという作業が必要とな
り、作業が煩雑となる。しかも、2つ目のPTP包装体群
1′の最下方のPTP包装体2a′は、下側に比較的脆弱な
表面が位置するため、潰れやすいという問題も有する。
この考案は、上記した背景に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、最終的に積み重ねられる物品
の個数が任意にでき、しかも、各物品群の中で、最下方
に位置する物品の向きを一定にすることのできるように
するための薄片状物品の反転装置を提供するにある。
《課題を解決するための手段》 上記した目的を達成するため本考案に係る薄片状物品
の反転装置では、薄片状物品の搬送方向と直交する方向
に回転中心を有する回転筒体と、その回転筒体の側面に
装着されるとともに、該回転中心と直交する方向を中心
として回転自在な把持装置と、その把持装置を所定のタ
イミングで回動させる回転駆動制御装置とを備え、該回
転駆動制御装置が、該回転筒体と略同一中心状に配置さ
れた円筒カムと、その円筒カムに形成されるカム溝に係
合するカムフロアと、そのカムフロアに連繋された作動
ロッドと、その作動ロッドの横方向の動きを該把持装置
の回転運動に変換して伝える動力伝達手段とからなり、
かつ、該円筒カムに形成される該カム溝が、該把持装置
を回転させない第1のカム溝とを有する円筒カムと、そ
の第1のカム溝から分岐して該把持装置を回転させるた
めの第2のカム溝とから構成した。
《作用》 搬送されてくる薄片状物品を回転筒体に装着された把
持装置にて順次把持し、各把持装置は、回転筒体の回転
にともなって薄片状物品を把持した状態のまま回転(公
転)する。
このとき、円筒カムのカム溝に係合するカムフロア
は、第1或いは第2のカム溝に沿って移動する。そし
て、第2のカム溝に沿って移動すると、作動ロッドが所
定の横方向に移動し、その移動が動力伝達手段を介して
回転力となって把持装置に伝わる。これにより、把持装
置が回転筒体の回転中心と直交する方向を中心として回
転(自転)する。なお、カムフロアが第1のカム溝に沿
って移動した場合には、把持装置は自転しない。
そして、把持装置に連繋するカムフロアをその都度任
意に独立して第1,第2のカム溝のどちらかを通過させる
ようにすることにより、反転装置から搬出される薄片状
物品の向き(表裏)を任意に調整することができる。
したがって、例えば通常は表裏を交互に搬出し、所定
間隔ごとに表を向いた薄片状物品を連続して搬出するよ
うにすれば、搬出された薄片状物品を順次積み重ねるだ
けで、積み重ねられた各物品群の中の最下方に位置する
薄片状物品の向きが一定になる。
《実施例》 以下、本考案に係る薄片状物品の反転装置の好適な実
施例に付いて添付図面を参照にして詳述する。
第1図に示すように、本考案の反転装置10は、薄片状
物品たるPTP包装体12を所定間隔毎に搬送する搬送装置1
4の搬出端側に配置されている。その搬送装置14は、PTP
包装体12を一列で搬送するもので、エンドレスチェーン
16の所定間隔毎に装着されたフィンガー18にて押送され
るようになっている。そして、その搬送時のPTP包装体1
2は、脆弱なポケット部12aの形成された表面側を上に向
かせた状態で搬送されるようになっている。
ここで反転装置10は、まず略八角柱の回転筒体20が、
搬送装置14の搬送方向と直交する方向に配置されてい
る。この回転筒体20の一端側は、第2図に示すように、
機枠23に直接枢着され、他端側は駆動プーリ24並びに後
述する円筒カム25を介して機枠23′に枢着されている。
なお、駆動プーリ24は、図外の駆動モータに連結されて
おり、その駆動モータからの回転力によって回転し、こ
れにより回転筒体20が回転するようになっている。
そして、この回転筒体20の各側面20aの一端側にそれ
ぞれ把持装置30が装着されている。この把持装置30は、
PTP包装体12を把持可能な一の挟持アーム31を有し、そ
の挟持アーム31にてPTP包装体12を把持しながら回転筒
体20の回転にともなって回転移動(公転)するようにな
っている。また各挟持アーム31は、固定挟持爪32と、移
動挟持爪33の2つの爪部材から構成されている。そし
て、それら両挟持爪32,33にて、PTP包装体12の横方向略
中央部位の底部とポケット部12aの頂部とを挟持するよ
うになっている。一方、上記両挟持爪32,33は、基台35
上に装着されている。すなわち、まず断面略L字状の基
台35の側壁部35aの上端に断面略L字状の固定挟持爪32
が固着されている。また、断面略L字状の移動挟持爪33
は、基台35の底面35b上に配置されたガイドレール37上
を摺動するスライドブロック38上に固定され、そのスラ
イドブロック38の移動にともなって移動し、それにより
両挟持爪32,33を開閉するようになっている。さらに、
上記基台35の底面35bの開放側端部には、側壁39が連結
されており、この側壁39と、上記スライドブロック38と
の間に圧縮状態のスプリング40を介在させ、このスプリ
ング40の弾性復元力を介して、常時スライドブロック38
を側壁部35a側、すなわち、移動挟持爪33を閉方向に付
勢するようになっている。一方、移動挟持爪33を開方向
に移動させる手段として、本例ではカム機構を用いてい
る。すなわち、基台35の側壁部35aの一方側面に略三角
形状の連結板42を取り付ける。また、一端にカムフロア
43が取り付けられた略L字状の揺動アーム45は、その中
央折曲部位にて上記連結板42の先端部位に枢着されてい
る。そして、その揺動アーム45の他端は、上記スライド
ブロック38に連結されている。さらに、搬送装置14の搬
出側近傍位置には、第1の開放カム板47が、また、それ
から180度回転した水平方向反対側位置には第2の開放
カム板48がそれぞれ配設されており、それら両開放カム
板47,48に上記カムフロア43が当接することにより、揺
動アーム45を揺動させ、移動挟持爪33を開放するように
なっている。
さらに本考案では、上記構成の把持装置30を、回転筒
体20の回転軸方向と直交する軸方向を中心として回動自
在(自転)にしている。すなわち、回転筒体20の各側面
20aには、径方向外方に突出するように回転軸50が起立
配置されており、その回転軸50の基端部は、軸受け51を
介して回動自在に回転筒体20内に埋設されている。そし
て、回転軸50の先端部に、上記した把持装置30の基台35
が固着されている。これにより、回転軸50の回動に伴っ
て、把持装置30も回動するようになっている。さらに、
この回転軸50に、把持装置30を回転させる回転駆動制御
装置55が連繋されている。この回転駆動制御装置55は、
第2図,第3図に示すように回転筒体20の各側面20aに
沿うようにして配設されており、具体的な機構は以下の
ようになっている。すなわち、、まず、回転軸50の中間
部位に、第1プーリ56が軸着されている。そして、側面
20aの他端側にも第2プーリ57が配設されており、両プ
ーリ56,57間に回転ベルト58が渡設されている。また、
側面20a上の回転ベルト58の内側部位には、細長帯状の
ガイドレール60が配設され、そのガイドレール60上に略
矩形状のスライド体61が移動自在に装着されている。さ
らに、回転ベルト58の外側部位の第1プーリ56近傍に
は、ピン62、62が起立配置され、そのピン62,62と、ス
ライド体61の側部に突出配置されたピン63,63との間に
スプリング64を装着し、そのスプリング64の弾性復元力
によりスライド体61を常時第1プーリ56側に付勢してい
る。また、このスライド体61は、その一方側面61aにて
回転ベルト58に連結されている。さらに、スライド体61
の上面中央には小円柱状の突起65が一体形成され、その
突起65に、作動ロッド67の一端が連結されている。つま
り、これら回転軸50、第1,第2プーリ56,57、回転ベル
ト58、ガイドレール60、スライド体61等により作動ロッ
ド67の横方向の動きを該把持装置の回転運動に変換して
伝える動力伝達手段が構成されている。そして、その作
動ロッド67の他端は、小円柱状のカムフロア69に連結さ
れ、このカムフロア69は、回転筒体20の他端側外方に配
置された円筒カム25(詳細は後述する)に係合されてい
る。さらに、このカムフロア69は、安定して回転並びに
横方向(作動ロッド67の配置方向)への移動が行われる
ように、支持機構72に連繋されている。すなわち、この
支持機構72は、回転筒体20と同一回転中心を持ち、回転
筒体20と同期して回転する一対の回転枠73,73と、その
回転枠73,73間に平行状態で渡設された一組のガイド棒7
4,74と、そのガイド棒74,74に装着され、ガイド棒74,74
の配置方向に摺動自在な矩形状のスライダー75とからな
り、上記カムフロア69は、スライダー75に起立状態で装
着されており、そのカムフロア69の上下端部は、それぞ
れスライダー75の上,下面から突出配置されている。こ
れにより、カムフロア69は、回転筒体20が回転するとそ
れと同期して回転する回転枠73,ガイド棒74,スライダー
75により同一速度で回転移動し、カムフロア69に連結さ
れる作動ロッド67が常に回転筒体20の側面20aと平行状
態を維持するようなっている。そして、後述する円筒カ
ム25の作用によりカムフロア69が横方向に移動すると、
それにともない、作動ロッド67,スライド体61も横方向
に移動し、そのスライド体61に連結されされた回転ベル
ト58も回転する。この回転ベルト58の回転により第1プ
ーリ56が回転し、把持装置30を回転軸50の軸方向に回転
(自転)させることができるのである。
一方、上記円筒カム25は、回転筒体20と同一中心状に
回転不能に配置され、その側周面に2本のカム溝81,82
を有している。すなわち、第1のカム溝81は、側周面の
回転筒体20側周縁に沿って輪状に形成されている。ま
た、第2のカム溝82は、第1のカム溝81の途中から分岐
し再び戻る、バイパス状に形成されている。すなわち、
便宜上反転装置10の搬入側を0度とするとともに、回転
方向に沿って、90度,180度,270度とすると、略90度から
略270度の間に第2のカム溝82の平行通路82aが形成さ
れ、上記第1のカム溝81と平行通路82aとを結ぶ傾斜通
路82bが、平行通路82aの両端に形成されている。そし
て、上記したカムフロア69の下端部位が、第1,第2のカ
ム溝81,82内に摺動可能に挿入配置されている。そし
て、上述したごとく、カムフロア69が作動ロッド67を介
して連繋されたスライド体61は、スプリング64にて常時
把持装置30側に付勢されているため、カムフロア69もそ
の付勢力により常時第1のカム溝81内を移動しようとす
る。そして、第1のカム溝81内を移動していると、カム
フロア69の横方向の位置(把持装置30からの距離)は変
わらないため、把持装置30は、回転軸50を中心とした回
転(自転)は行わず、回転筒体20の回転に伴う回転移動
(公転)のみ行われる。
一方、略90度に位置する第1のカム溝81と第2のカム
溝82の傾斜通路82bとの分岐点近傍に、作動板85が横方
向(円筒カム25の回転方向と直交する方向)に移動可能
に配設されており、この移動の制御は、図示しないCPU
にて行われるようになっている。また、この作動板85
は、その一端部が面取りされた作用面85aとなってお
り、その作用面85aが、上記スライダー75の角部に当接
可能となっている。そして、所定のタイミングで作動板
85が円筒カム25内に入り込む方向に移動することによ
り、その作動板85の作用面85aが、スライダー75の角部
に当接してそのスライダー75を横方向に付勢し、スライ
ダー75に装着されたカムフロア69を第2のカム溝82の傾
斜通路82b内に送り込むことになる。すると、以後回転
筒体20の回転にともなって、カムフロア69は、第2のカ
ム溝82に沿って移動することになる。すなわち、カムフ
ロア69は、第2のカム溝82の傾斜通路82bを通過するに
したがって、徐々に外側(回転筒体20側を基準)に移動
し、この移動が作動ロッド67などを介して把持装置30に
伝達されて把持装置30が自転する。そして、カムフロア
69が第2のカム溝82の平行通路82aにいたると、把持装
置30は、180度自転し、以後その状態を維持しながら公
転するようになる。そして、所定区間(略90度〜略270
度)公転したら、カムフロア69は傾斜通路82bを通って
第1のカム溝81内に戻るため、把持装置30は、上記と逆
方向に自転して元の状態となる。なお、第2図中に示し
た円筒カム25は、便宜上その側面を開いた展開図で現し
ている。
なお、カムフロア69の移動経路となる第1,第2のカム
溝81,82の切り換えとしては、上記した作動板85に限ら
ず、例えば第4図に示すように両カム溝81,82の分岐点
を支点として揺動する補助ガイドレール86をカム溝内に
揺動自在に装着し、補助ガイドレール86を図中実線と一
点鎖線でそれぞれ示す位置に移動させることにより切り
替えを行うなど、種々の手段をとることができる。
次に上記した実施例の作用に付いて説明すると、ま
ず、第1図に示すように、搬送装置14の搬出端側近傍の
0度の位置に位置する把持装置30の挟持アーム31は、第
1の開放カム板47と揺動アーム45に設けられたカムフロ
ア43との作用により開状態(固定挟持爪32と移動挟持爪
33との間が開いている)となっている。したがって、脆
弱ばポケット部12aの形成された表面側を上に向かせた
状態で順次搬送装置14上を搬送されてくるPTP包装体12
が、挟持アーム31内に挿入配置される。その状態からPT
P包装体12が回転すると、カムフロア43は第1の開放カ
ム板47から離反するため、スプリング40の弾性復元力に
よりスライドブロック38が移動し、この移動にともなっ
てスライドブロック38に設けられた移動挟持爪33も閉方
向に移動し、これにより挟持アーム31が閉じられ、PTP
包装体12が把持される。この状態のままさらに回転筒体
20が回転すると、把持装置30もそれにともなって公転す
る。そして、その状態のまま180度回転すると、把持装
置30に設けられたカムフロア43が第2の開放カム板48に
当接し、挟持アーム31が開放する。これにより、PTP包
装体12の把持が解除され、次段の積層装置の搬送路80上
へ移載される。
このとき、通常はカムフロア69は円筒カム25の第1の
カム溝81内を移動するので、把持装置30自体は自転せ
ず、公転するだけであるので、180度回転すると、PTP包
装体12は第1図に示すように、表裏が反転されてポケッ
ト部12aが下側に位置する状態となる。
そこで本例では、所定のタイミングで作動板85を円筒
カム25側に移動させ、カムフロア69を第2のカム溝82内
に導く。これにより、把持装置30は、180度公転するま
での間(具体的には90度を過ぎた少し過ぎた位置)に、
回転軸50を中心に180度自転し、その状態のまま公転す
る。これにより、その把持装置30の挟持アーム31が開放
される搬出部位では、搬送装置14から反転装置10に移載
された時と同じにポケット部12aが上に向いた状態とな
り、その状態のまま次段の積層装置の搬送路80上へ移載
される。
したがって、上記の作動板85の移動を、把持装置30に
対し1個おきに行うことにより、積層装置の搬送路80上
へは、表裏が交互に反転されたPTP包装体12が供給され
ることになる。
しかし、ここで最終的なPTP包装体の積み重ね数が奇
数の場合には、所定個おきに連続する2つの把持装置30
に対して作動板85を移動させ、第1図に示すように、連
続して自転させる。これにより、積層装置の搬送路80上
を移動するPTP包装体12は、ポケット部12aが上方に向い
た状態のものが2個連続して搬送される。したがって、
積層装置にて所定数(奇数でも可)積み重ねられた物品
群の最下方に位置するPTP包装体は、常に上方を向いた
状態(ポケット部12aが上)となる。
なお、上記した実施例では、把持装置30を自転させる
ための第2のカム溝82は、回転筒体20の略90度〜270度
の間という比較的長い距離にわたって形成したが、この
設置角度は任意である。すなわち、もっと短くても良
く、或いは逆にもっと長くても良い。さらには、必ずし
も実施例でいう平行通路82aを設ける必要はなく、しか
も第1のカム溝に戻る位置が、180度よりも早くても良
い。ただし、その場合には、上記と同様の構成では、18
0度の位置では、すべての把持装置30(挟持アーム31)
が同一方向を向いてしまうため、把持装置30をラチェッ
ト機構を介して回転筒体20に装着する必要があるととも
に、180度から360度の間に、反転した把持装置30の向き
を再度自転させて元の状態にするための補助カム溝など
を設ける必要がある。
また、作動ロッド67の横方向の動き(変位)を把持装
置30の回転運動(回転変位)に変換して当該把持装置30
に伝える動力伝達手段として、プーリ56,57と回転ベル
ト58を用いたが、本考案はこれに限らず、例えばスプロ
ケットとエンドレスチェーンなどでも良く、さらには、
作動ロッドの先端にラックを形成すると共に、そのラッ
クと噛合可能なピニオンを把持装置30が取り付けられる
回転軸50に設けるなど種々の機構を用いることができ
る。
なおまた、回転筒体20の形状並びに把持装置30の設置
個数が上記実施例に限定されないのはいうまでもなく、
把持装置30に設けられる挟持アームの数も複数でも良
く、要は、把持対象となる薄片状物品を落下すること無
く挟持できるものであれば良いのである。そして、挟持
アームの形状,機構なども種々のものをとることができ
る。
さらにまた、上記した実施例では、反転装置10に供給
される薄片状物品の向きは常に一定方向(表)を向いて
いたが、本考案はこれに限らず、交互に表裏が逆であっ
たり、或いはランダムに供給されるようになっていても
良い。その場合には、供給状態を検知する手段(表裏が
順にくる場合には特に必要でもないが)を設けると共
に、その検知する手段等からの信号に基づき回転駆動制
御手段を作動させて、把持手段の自転の可否を制御すれ
ば良い。
なおまた、薄片状物品としては、PTP包装体に限られ
ず任意のものに適用できる。
《考案の効果》 以上のように、本考案に係る薄片状物品の反転装置で
は、搬送されてくる薄片状物品を回転筒体に装着された
把持装置にて順次把持し、各把持装置は、回転筒体の回
転にともなって薄片状物品を把持した状態のまま回転
(公転)し、180度公転することにより薄片状物品を反
転させることができる。
また、この公転の際に、円筒カムのカム溝に係合する
カムフロアを第2のカム溝を通過させることにより把持
装置を、回転筒体の回転中心と直交する方向を中心とし
て回転(自転)させることができ、この自転により、上
記公転に伴う反転を相殺し、薄片状物品を搬入時の状態
のまま搬出することができる。
そして、把持装置に連繋するカムフロアをその都度任
意に独立して第1,第2のカム溝のどちらかを通過させる
ようにすることにより、反転装置から搬出される薄片状
物品の向き(表裏)を任意に調整することができる。
その結果、例えば通常は表裏を交互に搬出し、所定間
隔ごとに表を向いた薄片状物品を連続して搬出するよう
にすれば、搬出された薄片状物品を順次積み重ねるだけ
で、積み重ねられた各物品群の中の最下方に位置する薄
片状物品の向きを一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る薄片状物品の反転装置の好適な一
実施例を示す正面図、第2図は回転駆動制御装置を示す
平面図、第3図はその側面図、第4図は変形例を示す
図、第5図は従来例を示す図である。 10…反転装置 12…PTP包装体(薄片状物品) 20…回転筒体、25…円筒カム 30…把持装置、55…回転駆動制御装置 58…回転ベルト、67…作動ロッド 69…カムフロア、81…第1のカム溝 82…第2のカム溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄片状物品の搬送方向と直交する方向に回
    転中心を有する回転筒体と、 その回転筒体の側面に装着されるとともに、該回転中心
    と直交する方向を中心として回転自在な把持装置と、 その把持装置を所定のタイミングで回動させる回転駆動
    制御装置とを備え、 該回転駆動制御装置が、 該回転筒体と略同一中心状に配置された円筒カムと、 その円筒カムに形成されるカム溝に係合するカムフロア
    と、 そのカムフロアに連繋された作動ロッドと、 その作動ロッドの横方向の動きを該把持装置の回転運動
    に変換して伝える動力伝達手段とからなり、 かつ、該円筒カムに形成される該カム溝が、 該把持装置を回転させない第1のカム溝と、 その第1のカム溝から分岐して該把持装置を回転させる
    ための第2のカム溝とから構成されてなる ことを特徴とする薄片状物品の反転装置。
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