JPH0891229A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JPH0891229A
JPH0891229A JP23339194A JP23339194A JPH0891229A JP H0891229 A JPH0891229 A JP H0891229A JP 23339194 A JP23339194 A JP 23339194A JP 23339194 A JP23339194 A JP 23339194A JP H0891229 A JPH0891229 A JP H0891229A
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steering wheel
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Norimasa Suzuki
憲優 鈴木
Yoshiyuki Fujita
佳幸 藤田
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホーンスイッチ体の構成部品点数の種類を低
減することができ、また、ホーンスイッチ体をコンパク
トに配置することができるステアリングホイールを提供
すること。 【構成】 ステアリングホイール本体21と、本体21
の上方に配置されるホーンパッド22と、の間に、複数
のホーンスイッチ体23が配置される。各スイッチ体2
3は、絶縁性を有したスペーサ24、ホーン作動回路の
正極側となってパッド22を上方へ付勢するホーンスプ
リング25、ホーン作動回路の負極側となる舌片26、
及び、段付ビス27、を備える。ホーンスプリング25
と舌片26は、スペーサ24に組み付けられ、スペーサ
24は、下端外周に凸部24dを有した筒部24bを本
体21の係止孔21bに挿入係止させ、段付ビス27
は、筒部24bの下方から挿入されてホーンパッド22
に螺合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のステアリングホ
イールに関し、さらに詳しくは、ステアリングホイール
本体と、ステアリングホイール本体の上方に配置される
ホーンパッドと、の間に、複数のホーンスイッチ体が配
置されるステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングホイール本体と、ス
テアリングホイール本体の上方に配置されるホーンパッ
ドと、の間に、複数のホーンスイッチ体が配置されるス
テアリングホイールとしては、図1に示すものが知られ
ている(特開平5−139318号公報等参照)。
【0003】このステアリングホイールW0では、ステ
アリングホイール本体1とホーンパッド2との間のホー
ンスイッチ体3が、ホーンスプリング4、絶縁スペーサ
5・6、リベット7、ベースプレート8、案内スペーサ
9、ビス10、取付ピース11、及び、ビス12、の9
種類の部品から構成されていた。
【0004】ホーンスプリング4は、絶縁スペーサ5・
6を介在させて、リベット7により、ベースプレート8
に取り付けられるとともに、ホーンパッド2を上方へ付
勢し、また、既述のリベット7を介してホーン作動回路
の正極側に電気的に接続されるものである。ベースプレ
ート8は、板金製の衝撃エネルギー吸収体Eの上部を構
成するものであり、また、ステアリングホイール本体1
側の芯金1aを介して、ホーン作動回路の負極側に電気
的に接続されることとなる。
【0005】案内スペーサ9は、ベースプレート8の下
方からビス10により、ホーンパッド2の下面側に取り
付けられ、ホーンパッド2のホーン作動時における下方
への移動を案内し、また、ホーンパッド2のベースプレ
ート8からの外れを防止することとなる。
【0006】また、取付ピース11は、ベースプレート
8の下面にビス12で取り付けられ、ステアリングホイ
ール本体1に設けられた係止孔1bに挿入係止されて、
ベースプレート8に取り付けられたホーンスイッチ体3
のホーンスプリング4を、ホーンパッド2とともに、ス
テアリングホイール本体1側に取り付けるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のステア
リングホイールW0では、ホーンスイッチ体3の構成部
品点数が、9種類と多く、製造工数・部品管理等に手間
がかかることとなっていた。
【0008】また、従来のステアリングホイールW0で
は、ホーンスプリング4、ホーンパッド2の下降移動を
案内する案内スペーサ9、取付ピース11等が、ホーン
パッド2の下方で広い面積に点在する構成であり、ホー
ンスイッチ体3を配置させる際に、広いスペースが必要
となって、ステアリングホイールW0内に配設させる機
能部品等の配置自由度が制限され、ホーンパッド2の下
方のスペースを有効に利用することができなかった。
【0009】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、ホーンスイッチ体の構成部品点数の種類を低減する
ことができ、また、ホーンスイッチ体をコンパクトに配
置することができるステアリングホイールを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステアリン
グホイールは、ステアリングホイール本体と、該ステア
リングホイール本体の上方に配置されるホーンパッド
と、の間に、複数のホーンスイッチ体が配置されるステ
アリングホイールであって、前記ホーンスイッチ体が、
絶縁性を有したスペーサ、ホーン作動回路の一極側に電
気的に接続され、かつ、接点部を前記ホーンパッド下面
に当接させて前記ホーンパッドを上方へ付勢するホーン
スプリング、ホーン作動回路の他極側に電気的に接続さ
れて接点部を前記ホーンスプリング接点部の下方に配置
させる舌片、及び、前記ホーンパッドに螺合される段付
ビス、を備えて構成され、前記スペーサが、下端外周に
前記ステアリングホイール本体に配設された係止孔に挿
入係止される凸部を有した筒部を備え、前記段付ビス
が、前記筒部を挿通可能で前記筒部より長い軸部と、該
軸部の上部側に配置されて前記ホーンパッドに螺合する
雄ねじ部と、前記軸部の下部側に配置されて前記筒部の
内径より大きな頭部と、を備え、前記ホーンスプリング
と前記舌片とが、絶縁されて前記スペーサに組み付けら
れ、前記スペーサが、前記筒部を前記ステアリングホイ
ール本体の係止孔に挿入係止させるとともに、前記段付
ビスが、前記スペーサの筒部の下方から挿入されて前記
ホーンパッドに螺合されていることを特徴とする。
【0011】さらに、前記スペーサを、板金製のベース
プレートに取り付けるようにし、該ベースプレートを、
前記ホーン作動回路の一部とするように構成しても良
く、さらに、前記ベースプレートを、衝撃エネルギー吸
収体の一部とするように構成しても良い。さらにまた、
その場合には、前記スペーサの前記ベースプレートへの
取付手段として、剪断可能なリベットを利用しても良
い。
【0012】
【発明の作用・効果】本発明に係るステアリングホイー
ルでは、ホーンパッドを押し下げれば、段付ビスの軸部
がスペーサの筒部内を案内されて、ホーンスプリングが
撓みつつそのの接点部を対応する舌片の接点部に接触さ
せるため、ホーンを作動させることとなる。
【0013】そして、本発明に係るステアリングホイー
ルでは、ホーンスイッチ体を、スペーサ、ホーンスプリ
ング、舌片、及び、段付ビスの4種類で構成できること
から、構成部品点数の種類を低減することができる。
【0014】そしてまた、1つのスペーサに対して、ホ
ーンスプリングと舌片とを組み付けるとともに、ホーン
パッドを保持しかつホーンパッドの下降移動を案内する
段付ビスを挿通させて、ホーンスイッチ体の機能を集約
させているため、ホーンスイッチ体をコンパクトにする
ことができる。
【0015】そのため、本発明に係るステアリングホイ
ールでは、ホーンスイッチ体の構成部品点数の種類を低
減することができ、また、ホーンスイッチ体をコンパク
トに配置することができて、ホーンパッド下方のスペー
スを有効に利用することができる。
【0016】また、スペーサを、板金製のベースプレー
トに取り付けるようにし、このベースプレートを、ホー
ン作動回路の一部とするように構成する場合には、ステ
アリングホイールに複数のホーンスイッチ体が配設され
る場合、全てのスペーサをベースプレートに取り付ける
ように構成すれば、ホーンパッドにスペーサの筒部を介
在させて段付ビスを螺合させたり、各スペーサの筒部を
ステアリングホイール本体の係止孔に挿入係止させる作
業が、板金製としてある程度の形状保持性を有したベー
スプレートによって、各スペーサの筒部の位置ずれを防
止できることから、円滑に行なうことができる。また、
各ホーンスイッチ体のホーン作動回路に導通させる部材
をベースプレートで共用することができるため、配線等
の手間を省略することができる。
【0017】さらに、上述のベースプレートを、衝撃エ
ネルギー吸収体の一部とするように構成する場合には、
衝撃エネルギー吸収体と別のベースプレートを準備する
必要がなくなり、さらにまた、その場合には、スペーサ
のベースプレートへの取付手段として、剪断可能なリベ
ットを利用すれば、ホーンパッドに衝撃力が作用した
際、スペーサが筒部を介してステアリングホイール本体
に連結されていても、ベースプレートを配置させた衝撃
エネルギー吸収体は、リベットの剪断により、スペーサ
を介在させたステアリングホイール本体との連結状態が
解除されて変形し易くなるため、効果的に衝撃力のエネ
ルギーを吸収できることとなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0019】実施例のステアリングホイールW1は、図
2・3に示すように、ステアリングホイール本体21と
ホーンパッド22との間に、3つのホーンスイッチ体2
3が配置されて構成されている。なお、ステアリングホ
イール本体21は、ステアリングホイールW1におい
て、ホーンパッド22、ホーンスイッチ体23、及び、
後述する衝撃エネルギー吸収体32以外の部位をいい、
実施例の場合は、後述する芯金21a、芯金21aの一
部を被覆して係止孔21bを配設させたウレタン等の軟
質合成樹脂から形成される被覆層21c、ロアカバー2
1d、を備えて構成されている。
【0020】そして、各ホーンスイッチ体23は、図2
〜4に示すように、絶縁性を有したスペーサ24、ホー
ン作動回路の正極側に電気的に接続されるホーンスプリ
ング25、ホーン作動回路の負極側に電気的に接続され
るアース用の舌片26、及び、段付ビス27、を備えて
構成されている。
【0021】スペーサ24は、ポリアセタール等の合成
樹脂から形成され、水平方向に延びる基板24aと、基
板24aの一端側に配置されて内部に上下方向に貫通し
た挿通孔24cを有して下端外周に凸部24dを有した
円筒状の筒部24bと、基板24aの他端側に配置され
て下方に延びる係止脚24eと、を備えている。さら
に、筒部24bの近傍には、段差面24gを備えた組付
突起24fが上方へ突設され、組付突起24f近傍の左
右両側には、規制突起24hが上方へ突設されている。
さらにまた、係止脚24eの近傍には、内部に上下方向
に貫通する挿通孔24jを有した四角筒形状の組付筒2
4iが下方へ突設されている。挿通孔24jの中間部位
には、段差面24kが形成されている。また、基板24
aの中央位置には、上下方向に貫通する貫通孔24lが
穿設されている。なお、係止脚24eは、スペーサ24
を後述するベースプレート31へ仮止めするためのもの
であり、後述する衝撃力の作用時には、容易に折れるよ
うに細く構成されている。
【0022】ホーンスプリング25は、ばね鋼から形成
され、水平方向に延びる基部25bと、基部25bの先
端から斜め上方へ延びる接点部25cと、から構成され
るU字形状の本体25aを備え、本体25aには、下方
へ延びる組付片25eが突設されている。接点部25c
の上端には、屈曲されて形成される接点25dが形成さ
れ、組付片25eには、上下方向の中間部位に、爪部2
5fが形成されている。なお、接点25dの上面付近
は、ホーンパッド22の下面に配設された突片22bが
当接することとなる。
【0023】このホーンスプリング25は、スペーサ2
4の組付筒24iの挿通孔24jに、組付片25eを挿
入させて、段差面24kに爪部25fを係止させること
により、スペーサ24の基板24a上に組み付けられ
る。そしてさらに、ホーンスプリング25は、組付片2
5eの下端に、リード線28を結線させたターミナル2
9が結合されることにより、ホーン作動回路の正極側に
電気的に接続されることとなる。
【0024】舌片26は、ばね鋼から形成されて、上下
2段の水平方向に延びる下板部26a、及び、ホーンス
プリング25の接点部25cに対応する接点部としての
上板部26d、を備え、さらに、上下板部26a・26
dを連結する縦板部26eを備えて構成されている。下
板部26aには、中央付近に、上下方向に貫通する貫通
孔26bが形成されるとともに、縦板部26eの近傍の
左右両縁付近に上下方向に貫通する貫通孔26cが形成
され、縦板部26eには、爪部26fが形成されてい
る。
【0025】この舌片26は、下板部26aの貫通孔2
6c・26cに、スペーサ基板24aの規制突起24h
・24hを挿入させて、縦板部26eの爪部26fを組
付突起24fの段差面24gに係止させることにより、
スペーサ24の基板24a上に組み付けられることとな
る。そして、舌片26は、実施例の場合、貫通孔26b
とスペーサ24の貫通孔24lとを一致させてベースプ
レート31にリベット30止めされることにより、リベ
ット30とベースプレート31とを介して、ホーン作動
回路の負極側に電気的に接続されることとなる。
【0026】なお、このリベット30は、実施例の場
合、剪断可能なアルミニウム等の金属材料から形成され
ている。
【0027】ベースプレート31について説明すると、
実施例のベースプレート31は、板金製の衝撃エネルギ
ー吸収体32の上板部33を構成するものであり、衝撃
エネルギー吸収体32は、上板部33(ベースプレート
31)と、下板部34と、上板部33と下板部34とを
連結して衝撃エネルギーを座屈変形して吸収する変形部
36と、から構成されている。
【0028】そして、ベースプレート31には、ホーン
スイッチ体23が配置される3箇所ずつに、リベット3
0を挿通させる貫通孔31aと、スペーサ24の係止脚
24eを係止させてスペーサ24をベースプレート31
に仮止めする係止孔31bと、スペーサ24の筒部24
bを挿通させる開口31cと、スペーサ24の組付筒2
4iを挿通させる挿通孔31dと、が形成されている。
【0029】また、衝撃エネルギー吸収体32の下板部
34には、雌ねじ部35aを固着させた板金製の取付片
35が取り付けられており、雌ねじ部35aにステアリ
ングホイール本体21の芯金21aの裏面側からボルト
37を螺合させることにより、取付片35が芯金21a
に取り付けられて、衝撃エネルギー吸収体32が、ホー
ン作動回路の負極側(アース側)の芯金21aに電気的
に接続されることとなる。また、このボルト37止め
は、衝撃エネルギー吸収体32のステアリングホイール
本体21からの外れ防止作用を果すこととなる。
【0030】段付ビス27は、スペーサ24の筒部24
bを挿通可能で筒部24bより長い軸部27aと、軸部
27aの上部側に配置されてホーンパッド22のボス2
2aに螺合する雄ねじ部27bと、軸部27aの下部側
に配置されて筒部24bの挿通孔24cの内径より大き
くかつ凸部24dの外径より小さな頭部27cと、を備
えて構成されている。なお、軸部27aの筒部24bよ
り長くなる距離(軸部27aと筒部24bとの差)は、
ホーン操作時のホーンパッド22を押し下げてホーンス
プリング25の接点部25c(接点25d)を舌片26
の接点部26dに接触させる距離、すなわち、ホーンス
トロークより長く設定されている。
【0031】そして、実施例のステアリングホイールW
1では、ホーンスプリング25と舌片26とを、既述の
ように、それぞれ爪部25f・26fを利用して、各ス
ペーサ24に組み付け、その後、各スペーサ24の組付
筒24iを挿通孔31dに挿入させるとともに、係止脚
24eを係止孔31bに係止させて、各スペーサ24を
衝撃エネルギー吸収体32のベースプレート31に仮止
めする。そして、リベット30を利用してベースプレー
ト31に各スペーサ24を取り付けるとともに、各ホー
ンスプリング25の組付片25eにターミナル29を介
在させてリード線28を結線する。
【0032】その後、各スペーサ24の筒部24bの下
方から、挿通孔24cを経て、段付ビス27の雄ねじ部
27bをホーンパッド22の所定のボス22aに螺合さ
せれば、3つのホーンスイッチ体23と1つの衝撃エネ
ルギー吸収体32とをホーンパッド22に取り付けるこ
とができる。なお、各ホーンスイッチ体23をホーンパ
ッド22にビス27止めした際には、ホーンパッド22
の下方へ突出する突起22bが、各ホーンスイッチ体2
3におけるホーンスプリング25の接点25d付近の上
面側に当接することとなる。
【0033】その後、リード線28をステアリングホイ
ール本体21の図示しないスリップリングに結線すると
ともに、各スペーサ24の筒部24bをステアリングホ
イール本体21側の係止孔21bの挿入係止させ、衝撃
エネルギー吸収体32の取付片35の雌ねじ部35aに
ボルト37を螺合させれば、ステアリングホイール本体
21にホーンパッド22・ホーンスイッチ体23・衝撃
エネルギー吸収体32を取り付けることとなり、ステア
リングホイールW1の組み立てが完了する。なお、ステ
アリングホイール本体21は、予め、図示しないステア
リングシャフトに取り付けられて、車両側に装着されて
いる。
【0034】車両への装着後には、ホーンパッド22を
押し下げれば、段付ビス27の軸部27aがスペーサ筒
部24bの挿通孔24c内を案内されて、頭部27cが
ステアリングホイール本体21の係止孔21b内を下降
し、ホーンスイッチ体23のホーンスプリング25にお
ける接点部25cの接点25dが、ホーンパッド22の
突起22bに押されて、ホーンスプリング25の本体2
5aを撓ませつつ、対応する舌片23の接点部26dに
接触し、ホーンを作動させることとなる。
【0035】その後、ホーンパッド22から手を離して
押圧動作を止めれば、ホーンスプリング25の本体25
aの弾性力により、ホーンパッド22が上昇して、段付
ビス27の頭部27cが、スペーサ筒部24bの凸部2
4d周縁に当接することから、ホーンパッド22の上昇
が規制されて、ホーンパッド22が復帰することとな
る。
【0036】この実施例のステアリングホイールW1で
は、1つのスペーサ24が、ホーンスプリング25と舌
片26とを絶縁して組付保持し、また、筒部24bを利
用して、ステアリングホイール本体21側への組付手段
を構成し、さらに、段付ビス27が、スペーサ24の筒
部24bを挿通して、ホーンパッド22を保持しかつホ
ーンパッド22の下降移動を案内している。すなわち、
スペーサ24が、従来の絶縁スペーサ5・6の機能の他
に取付ピース11の機能を果し、また、段付ビス27
が、従来のホーンパッドの保持機能(ビス10の機能)
と案内スペーサ9の機能とを果すことから、構成部品点
数の種類を低減することができる。
【0037】ちなみに、従来のステアリングホイールW
0では、ステアリングホイール本体1とホーンパッド2
との間に配置されるホーンスイッチ体3は、ベースプレ
ート8を含めて、9種類であるのに対し、実施例の場合
には、スペーサ24、ホーンスプリング25、舌片2
6、段付ビス27、リベット30、及び、ベースプレー
ト31の6種類となる。
【0038】さらに、ベースプレート31を使用しない
場合には、リベット30も不要となるため、スペーサ2
4、ホーンスプリング25、舌片26、及び、段付ビス
27の4種類と著しく低減させることができる。なお、
ベースプレート31を使用しない場合でも、各ホーンス
イッチ体23は、スペーサ24の基板24aが、筒部2
4bを利用して、ステアリングホイール本体21の係止
孔21bの周縁に、係止されることから、別途、舌片2
6に所定のリード線を結線すれば、支障無く、ホーンス
イッチ体23としての機能を奏することとなる。
【0039】そしてまた、実施例のステアリングホイー
ルW1では、1つのスペーサ24に対して、ホーンスプ
リング25と舌片26とを組み付けるとともに、ホーン
パッド22を保持しかつホーンパッド22の下降移動を
案内する段付ビス27を挿通させて、ホーンスイッチ体
23の機能を集約させているため、ホーンスイッチ体2
3をコンパクトにすることができる。
【0040】そのため、実施例のステアリングホイール
W1では、ホーンスイッチ体23の構成部品点数の種類
を低減することができ、また、ホーンスイッチ体23を
コンパクトに配置することができて、ホーンパッド22
の下方のスペースを有効に利用することができる。な
お、実施例の場合には、ホーンパッド22を上方へ付勢
させるホーンスプリング25の本体25aを、横置きの
U字形としているため、従来のホーンスプリング4と相
違して、ホーンスプリング25の平面視の形状を小さく
できて、ホーンスプリング25を組付保持するスペーサ
24の平面視の形状も小さくなり、一層、ホーンスイッ
チ体23をコンパクトにすることができる。
【0041】また、実施例のように、スペーサ24を、
板金製の大きなベースプレート31に取り付けるように
し、このベースプレート31を、ホーン作動回路におけ
る負極側への回路の一部とするように構成する場合に
は、ステアリングホイールW1に複数のホーンスイッチ
体23が配設される場合、全てのスペーサ24をベース
プレート31に取り付けることができ、このように構成
すれば、ホーンパッド22に各スペーサ24の筒部24
bを介在させて段付ビス27を螺合させたり、各スペー
サ24の筒部24bをステアリングホイール本体21の
係止孔21bに挿入係止させる作業が、板金製としてあ
る程度の形状保持性を有したベースプレート31によっ
て、各スペーサ24の筒部24bの位置ずれを防止でき
ることから、円滑に行なうことができる。また、各ホー
ンスイッチ体23のホーン作動回路の負極側に導通させ
る部材をベースプレート31で共用することができるた
め、配線等の手間を省略することができる。
【0042】さらに、実施例のように、ベースプレート
31を衝撃エネルギー吸収体32の一部とするように構
成する場合には、衝撃エネルギー吸収体32と別のベー
スプレート31を準備する必要がなくなる。
【0043】さらにまた、ベースプレート31を衝撃エ
ネルギー吸収体32の一部とするように構成する場合に
は、実施例のように、各スペーサ24のベースプレート
31への取付手段として、剪断可能なリベット30を利
用していることから、ホーンパッド22に衝撃力が作用
した際、スペーサ24が筒部24を介してステアリング
ホイール本体21に連結されていても、ベースプレート
31(上板部33)を配置させた衝撃エネルギー吸収体
32は、リベット30の剪断により(なお、この時、折
損容易な係止脚24eも折損することとなる)、上板部
33とステアリングホイール本体21との連結状態が解
除され、変形部36が座屈変形し易くなるため、効果的
に衝撃力のエネルギーを吸収できることとなる。
【0044】また、実施例のように、コンパクトにした
ホーンスイッチ体23をホーンパッド22の周縁に配置
させる場合には、ホーンパッド22の中央の下方部位に
大きなスペースを確保できるため、ホーンパッド22の
中央付近に衝撃力が作用しても、各ホーンスイッチ体2
3が干渉し難くなり、衝撃エネルギー吸収体32の変形
部36が衝撃力のエネルギーの略全量を吸収することが
できて、衝撃エネルギー吸収体32のエネルギー吸収効
率を向上させることができる。
【0045】なお、実施例では、スペーサ24にホーン
スプリング25や舌片26を組み付ける構造として、爪
部25f・26fを利用して係止する態様を示したが、
他に、スペーサ24の基板24aに組付用の突起を設
け、これらの突起をホーンスプリング25や舌片26に
別途設けた組付孔に挿入して突出させ、その突出した突
起先端を熱により広げて、結合させる、所謂、熱かしめ
を利用して、組み付けるようにしても良く、さらに、ス
ペーサ24の成形時に、ホーンスプリング25や舌片2
6をインサートとして成形して、これらのホーンスプリ
ング25等をスペーサ24に組み付けるようにしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のステアリングホイールを示す断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示すステアリングホイール
の平面図である。
【図3】同実施例の断面図である。
【図4】同実施例のホーンスイッチ体の分解斜視図であ
る。
【図5】同実施例のホーンスイッチ体の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1・21…ステアリングホイール本体、 1b・21b…係止孔、 2・22…ホーンパッド、 3・23…ホーンスイッチ体、 24…スペーサ、 24b…筒部、 24d…凸部、 25…ホーンスプリング、 25c…接点部、 26…舌片、 26d…接点部、 27…段付ビス、 27a…軸部、 27b…雄ねじ部、 27c…頭部、 30…リベット、 31…ベースプレート、 32…衝撃エネルギー吸収体、 W0・W1…ステアリングホイール。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール本体と、該ステア
    リングホイール本体の上方に配置されるホーンパッド
    と、の間に、複数のホーンスイッチ体が配置されるステ
    アリングホイールであって、 前記ホーンスイッチ体が、絶縁性を有したスペーサ、ホ
    ーン作動回路の一極側に電気的に接続され、かつ、接点
    部を前記ホーンパッド下面に当接させて前記ホーンパッ
    ドを上方へ付勢するホーンスプリング、ホーン作動回路
    の他極側に電気的に接続されて接点部を前記ホーンスプ
    リング接点部の下方に配置させる舌片、及び、前記ホー
    ンパッドに螺合される段付ビス、を備えて構成され、 前記スペーサが、下端外周に前記ステアリングホイール
    本体に配設された係止孔に挿入係止される凸部を有した
    筒部を備え、 前記段付ビスが、前記筒部を挿通可能で前記筒部より長
    い軸部と、該軸部の上部側に配置されて前記ホーンパッ
    ドに螺合する雄ねじ部と、前記軸部の下部側に配置され
    て前記筒部の内径より大きな頭部と、を備え、 前記ホーンスプリングと前記舌片とが、絶縁されて前記
    スペーサに組み付けられ、前記スペーサが、前記筒部を
    前記ステアリングホイール本体の係止孔に挿入係止させ
    るとともに、前記段付ビスが、前記スペーサの筒部の下
    方から挿入されて前記ホーンパッドに螺合されているこ
    とを特徴とするステアリングホイール。
  2. 【請求項2】 前記スペーサが、板金製のベースプレー
    トに取り付けられ、該ベースプレートが前記ホーン作動
    回路の一部を構成していることを特徴とする請求項1記
    載のステアリングホイール。
  3. 【請求項3】 前記ベースプレートが、衝撃エネルギー
    吸収体の一部を構成していることを特徴とする請求項2
    記載のステアリングホイール。
  4. 【請求項4】 前記スペーサを前記ベースプレートに取
    り付ける手段が、剪断可能なリベットから構成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載のステアリングホイー
    ル。
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JP2009067141A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Takata Corp ステアリングホイール組立体

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