JPH089126B2 - 放電加工機の加工液供給装置 - Google Patents
放電加工機の加工液供給装置Info
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- JPH089126B2 JPH089126B2 JP61174430A JP17443086A JPH089126B2 JP H089126 B2 JPH089126 B2 JP H089126B2 JP 61174430 A JP61174430 A JP 61174430A JP 17443086 A JP17443086 A JP 17443086A JP H089126 B2 JPH089126 B2 JP H089126B2
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- machining
- tank
- liquid
- electric discharge
- discharge machine
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、放電加工機の加工液供給装置に係り、特
に、加工液の供給を円滑に行うに好適な放電加工機の加
工液供給装置に関する。
に、加工液の供給を円滑に行うに好適な放電加工機の加
工液供給装置に関する。
放電加工機には、加工液(灯油)を繰り返して使用す
るための装置として、加工液供給装置が設けられてい
る。この装置は、放電加工機から排出する加工液を貯留
する第1のタンクと、このタンク内の液体をろ過するろ
過器と、このろ過器から排出する液体を貯留する第2の
タンクと、第2のタンク内の液体を放電加工機へ送給す
る加工液送給器から構成されている。この装置によれ
ば、加工液に含まれるスラッジ成分を除去することがで
きるため、加工液を繰り返して使用することができる。
るための装置として、加工液供給装置が設けられてい
る。この装置は、放電加工機から排出する加工液を貯留
する第1のタンクと、このタンク内の液体をろ過するろ
過器と、このろ過器から排出する液体を貯留する第2の
タンクと、第2のタンク内の液体を放電加工機へ送給す
る加工液送給器から構成されている。この装置によれ
ば、加工液に含まれるスラッジ成分を除去することがで
きるため、加工液を繰り返して使用することができる。
ところが、従来の加工液供給装置においては、一台の
ろ過器によって加工液をろ過する構成が採用されていた
ため、一度に多量の加工液を供給することができず、加
工液が放電加工機の加工槽に充満するまでに多くの時間
を要し、放電加工機の稼動率が低下するという不具合が
あった。すなわち、一台のろ過器によって加工液をろ過
するには、ろ過器としては、放電加工機から排出する加
工液を仕上げ加工用の加工液として用いることができる
ろ過精度が要求される。このため、ろ過器の排出流量が
ろ過性能によって制約を受け、荒加工時に多量の加工液
が必要であっても一度に多量の加工液を排出することは
できなかった。このような不具合も、タンク及びろ過器
を大型化すれば解消できるが、コストアップとなる。
ろ過器によって加工液をろ過する構成が採用されていた
ため、一度に多量の加工液を供給することができず、加
工液が放電加工機の加工槽に充満するまでに多くの時間
を要し、放電加工機の稼動率が低下するという不具合が
あった。すなわち、一台のろ過器によって加工液をろ過
するには、ろ過器としては、放電加工機から排出する加
工液を仕上げ加工用の加工液として用いることができる
ろ過精度が要求される。このため、ろ過器の排出流量が
ろ過性能によって制約を受け、荒加工時に多量の加工液
が必要であっても一度に多量の加工液を排出することは
できなかった。このような不具合も、タンク及びろ過器
を大型化すれば解消できるが、コストアップとなる。
また、一台のろ過器で加工液をろ過する構成では、一
台のろ過器で直径10μmの加工屑から直径40μm以上の
加工屑まで除去しなければならず、加工屑の目づまりに
よってろ過器の処理能力が短時間のうちに低下するとい
う不具合があった。なお、特開昭61−90826号公報に記
載されているように、加工液供給系を2系統とすること
も考えられるが、加工液供給系を単に2系統としたので
は、タンクが系毎に2台、合計4台必要となるととも
に、加工槽の加工液排出側に、加工液を各系に分配する
ための切り替え弁を設けなければならず、構成が複雑に
なるとともに、コストアップとなる。
台のろ過器で直径10μmの加工屑から直径40μm以上の
加工屑まで除去しなければならず、加工屑の目づまりに
よってろ過器の処理能力が短時間のうちに低下するとい
う不具合があった。なお、特開昭61−90826号公報に記
載されているように、加工液供給系を2系統とすること
も考えられるが、加工液供給系を単に2系統としたので
は、タンクが系毎に2台、合計4台必要となるととも
に、加工槽の加工液排出側に、加工液を各系に分配する
ための切り替え弁を設けなければならず、構成が複雑に
なるとともに、コストアップとなる。
本発明の目的は、加工液の供給系を複数系統にしても
全体の構成を簡素化することができる放電加工機の加工
液供給装置を提供することにある。
全体の構成を簡素化することができる放電加工機の加工
液供給装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、放電加工機か
ら排出する加工液を取り入れて貯留する第1のタンク
と、第1のタンク内の液体を取り入れ、該液体を荒加工
用の加工液としてろ過する第1のろ過器と、第1のろ過
器から排出する液体を貯留する第2のタンクと、第2の
タンク内の液体を放電加工機へ送給する荒加工用加工液
送給器と、第2のタンク内の液体を取り入れ、該液体を
仕上げ加工用の加工液としてろ過する第2のろ過器と、
第2のろ過器から排出する液体を貯留する第3のタンク
と、第3のタンク内の液体を放電加工機へ送給する仕上
げ加工用加工液送給器と、を有し、前記荒加工用加工液
送給器は、荒加工時にのみ加工液を前記放電加工機へ送
給し荒加工時以外のときには前記放電加工機への加工液
の送給を停止する荒加工用制御弁を含み、前記仕上げ加
工用加工液送給器は、仕上げ加工時にのみ加工液を前記
放電加工機へ送給し仕上げ加工時以外のときには前記放
電加工機への加工液の送給を停止する仕上げ加工用制御
弁を含むことを特徴とする放電加工機の加工液供給装置
を構成したものである。
ら排出する加工液を取り入れて貯留する第1のタンク
と、第1のタンク内の液体を取り入れ、該液体を荒加工
用の加工液としてろ過する第1のろ過器と、第1のろ過
器から排出する液体を貯留する第2のタンクと、第2の
タンク内の液体を放電加工機へ送給する荒加工用加工液
送給器と、第2のタンク内の液体を取り入れ、該液体を
仕上げ加工用の加工液としてろ過する第2のろ過器と、
第2のろ過器から排出する液体を貯留する第3のタンク
と、第3のタンク内の液体を放電加工機へ送給する仕上
げ加工用加工液送給器と、を有し、前記荒加工用加工液
送給器は、荒加工時にのみ加工液を前記放電加工機へ送
給し荒加工時以外のときには前記放電加工機への加工液
の送給を停止する荒加工用制御弁を含み、前記仕上げ加
工用加工液送給器は、仕上げ加工時にのみ加工液を前記
放電加工機へ送給し仕上げ加工時以外のときには前記放
電加工機への加工液の送給を停止する仕上げ加工用制御
弁を含むことを特徴とする放電加工機の加工液供給装置
を構成したものである。
放電加工機から排出する加工液を放電加工機へ戻す系
として、第1のタンクの加工液を、第1のろ過器、第2
のタンク、荒加工用加工液供給器、荒加工用制御弁を介
して放電加工機へ供給する系と、第1のタンクの加工液
を、第1のろ過器、第2のタンク、第2のろ過器、第3
のタンク、仕上げ加工用加工液供給器、仕上げ加工用制
御弁を介して放電加工機へ供給する系とを設け、荒加工
時には、前者の系を介して加工液を放電加工機へ供給
し、仕上げ加工時には、後者の系を介して加工液を放電
加工機へ供給する。このような構成すると、加工液供給
系を複数系統にしても、第1のタンク、第1のろ過器、
第2のタンクをそれぞれ各系で共用することができ、し
かも、放電加工機の加工液排出側に、加工液を各系に分
配するための切り替え手段を設ける必要もなく、構成の
簡素化を図ることができる。
として、第1のタンクの加工液を、第1のろ過器、第2
のタンク、荒加工用加工液供給器、荒加工用制御弁を介
して放電加工機へ供給する系と、第1のタンクの加工液
を、第1のろ過器、第2のタンク、第2のろ過器、第3
のタンク、仕上げ加工用加工液供給器、仕上げ加工用制
御弁を介して放電加工機へ供給する系とを設け、荒加工
時には、前者の系を介して加工液を放電加工機へ供給
し、仕上げ加工時には、後者の系を介して加工液を放電
加工機へ供給する。このような構成すると、加工液供給
系を複数系統にしても、第1のタンク、第1のろ過器、
第2のタンクをそれぞれ各系で共用することができ、し
かも、放電加工機の加工液排出側に、加工液を各系に分
配するための切り替え手段を設ける必要もなく、構成の
簡素化を図ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図には、本発明の好適な実施例の構成が示されて
いる。第1図において、放電加工機10a〜10nは、それぞ
れ放電加工槽を有し、各加工槽は、電磁弁12a〜12nを介
して中継槽14に接続されている。すなわち、各加工槽内
の加工液は、電磁弁12a〜12nがオンになったとき、中継
槽14内に送給されるようになっている。中継槽14は、汲
み上げポンプ16を介してスラッジ受け18に接続されてお
り、中継槽14内の加工液は、汲み上げポンプ16の作動に
よってスラッジ受け18へ送給されるようになっている。
スラッジ受け18は、一次汚液槽20中に設置されており、
スラッジ受け18に送給された加工液は、スラッジ受け18
によってスラッジ(汚泥)が除去され、一次汚液槽20内
に貯えられる。一次汚液槽20は、二次汚液槽22とともに
第1のタンクを構成し、側壁20Aを介して二次汚液槽22
と接続されている。一次汚液槽20には、加工液中のスラ
ッジ成分が沈澱するようになっており、一次汚液槽20の
上部に貯留した加工液が側壁20Aを介して二次汚液槽2
へ送給されるようになっている。
いる。第1図において、放電加工機10a〜10nは、それぞ
れ放電加工槽を有し、各加工槽は、電磁弁12a〜12nを介
して中継槽14に接続されている。すなわち、各加工槽内
の加工液は、電磁弁12a〜12nがオンになったとき、中継
槽14内に送給されるようになっている。中継槽14は、汲
み上げポンプ16を介してスラッジ受け18に接続されてお
り、中継槽14内の加工液は、汲み上げポンプ16の作動に
よってスラッジ受け18へ送給されるようになっている。
スラッジ受け18は、一次汚液槽20中に設置されており、
スラッジ受け18に送給された加工液は、スラッジ受け18
によってスラッジ(汚泥)が除去され、一次汚液槽20内
に貯えられる。一次汚液槽20は、二次汚液槽22とともに
第1のタンクを構成し、側壁20Aを介して二次汚液槽22
と接続されている。一次汚液槽20には、加工液中のスラ
ッジ成分が沈澱するようになっており、一次汚液槽20の
上部に貯留した加工液が側壁20Aを介して二次汚液槽2
へ送給されるようになっている。
二次汚液槽22内の加工液は、汲み上げポンプ24の作動
によって、第1のろ過器26へ送給され、荒加工用の加工
液としてろ過されるようになっている。すなわち、ろ過
器26によって直径30〜40μm以上の加工屑が除去される
ようになっている。ろ過器26から排出される加工液は、
第2のタンクとしての一次清液槽28へ送給されるように
なっている。この一次清液槽28内の加工液は、供給ポン
プ30の作動によって汲み上げられ、リリーフ弁31、オイ
ルクーラ32、三方弁34a〜34nを介して、放電加工機10a
〜10nの加工槽へ供給されるようになっている。すなわ
ち、供給ポンプ30、リリーフ弁31、オイルクーラ32、三
方弁34a〜34nは、荒加工用加工液送給器として機能して
おり、供給ポンプ30の作動によって一次清液槽28内の加
工液が荒加工用加工液として、放電加工機10a〜10nに多
量に送給されるようになっている。
によって、第1のろ過器26へ送給され、荒加工用の加工
液としてろ過されるようになっている。すなわち、ろ過
器26によって直径30〜40μm以上の加工屑が除去される
ようになっている。ろ過器26から排出される加工液は、
第2のタンクとしての一次清液槽28へ送給されるように
なっている。この一次清液槽28内の加工液は、供給ポン
プ30の作動によって汲み上げられ、リリーフ弁31、オイ
ルクーラ32、三方弁34a〜34nを介して、放電加工機10a
〜10nの加工槽へ供給されるようになっている。すなわ
ち、供給ポンプ30、リリーフ弁31、オイルクーラ32、三
方弁34a〜34nは、荒加工用加工液送給器として機能して
おり、供給ポンプ30の作動によって一次清液槽28内の加
工液が荒加工用加工液として、放電加工機10a〜10nに多
量に送給されるようになっている。
また、一次清液槽28内の加工液は、汲み上げポンプ36
の作動によって汲み上げられ、第2のろ過器38へ送給さ
れるようになっている。ろ過器38は、直径10μm程度の
加工屑を除去し、荒加工用の加工液を仕上げ加工用の加
工液として排出するようになっている。ろ過器38から排
出する加工液は、第3のタンクとしての二次清液槽40内
に貯えられ、供給ポンプ42の作動によって汲み上げら
れ、リリーフ弁43、オイルクーラ44、三方弁46a〜46nを
介して、放電加工機10a〜10nの加工槽へ送給されるよう
になっている。供給ポンプ42、リリーフ弁43、オイルク
ーラ44、三方弁46a〜46nは、仕上げ加工用加工液送給器
として機能しており、二次清液槽40内の加工液を仕上げ
加工用の加工液として放電加工機10a〜10nの加工槽へ送
給するようになっている。
の作動によって汲み上げられ、第2のろ過器38へ送給さ
れるようになっている。ろ過器38は、直径10μm程度の
加工屑を除去し、荒加工用の加工液を仕上げ加工用の加
工液として排出するようになっている。ろ過器38から排
出する加工液は、第3のタンクとしての二次清液槽40内
に貯えられ、供給ポンプ42の作動によって汲み上げら
れ、リリーフ弁43、オイルクーラ44、三方弁46a〜46nを
介して、放電加工機10a〜10nの加工槽へ送給されるよう
になっている。供給ポンプ42、リリーフ弁43、オイルク
ーラ44、三方弁46a〜46nは、仕上げ加工用加工液送給器
として機能しており、二次清液槽40内の加工液を仕上げ
加工用の加工液として放電加工機10a〜10nの加工槽へ送
給するようになっている。
また、第2図に示されるように、三方弁34a〜34n、46
a〜46nへ加工液を導く通路100a〜100n、102a〜102n、10
4a〜104n、106a〜106nのうち、通路102a〜102n、106a〜
106nには、それぞれオリフィス48a〜48n、50a〜50nが設
けられており、三方弁34a〜34n、46a〜46nの作動によっ
て通路の選択が行われるようになっている。
a〜46nへ加工液を導く通路100a〜100n、102a〜102n、10
4a〜104n、106a〜106nのうち、通路102a〜102n、106a〜
106nには、それぞれオリフィス48a〜48n、50a〜50nが設
けられており、三方弁34a〜34n、46a〜46nの作動によっ
て通路の選択が行われるようになっている。
三方弁34a〜34nは荒加工用制御弁として機能し、三方
弁46a〜46nは仕上げ加工用制御弁として機能し、各三方
弁34a〜34n、46a〜46nの作動は、第3図に示されるよう
に、コントローラ52からの指令によって行われるように
なっている。すなわち、コントローラ52は、操作盤54a
〜54nに設けられたスイッチ56a〜56nによって、荒加工
用の急速充満が指令されたときには、三方弁34a〜34nに
通路100a〜100nを選択する指令を発し、加工槽内に設け
られたレベル計60a〜60nによって、加工液が所定のレベ
ルまで充満されたことが検出されたときには、通路102a
〜102nを選択する指令を発するようになっている。ま
た、スイッチ58a〜58nによって仕上げ加工用急速充満が
指令されたときには、三方弁46a〜46nに通路104a〜104n
を選択する指令を発し、レベル計60a〜60nによって、加
工液が所定のレベルに達したことが検出されたときに
は、通路106a〜106nを選択する指令を発するようになっ
ている。また、コントローラ52からは、汲み上げポンプ
16,24,36、供給ポンプ30,42にも作動指令が出力される
ようになっている。
弁46a〜46nは仕上げ加工用制御弁として機能し、各三方
弁34a〜34n、46a〜46nの作動は、第3図に示されるよう
に、コントローラ52からの指令によって行われるように
なっている。すなわち、コントローラ52は、操作盤54a
〜54nに設けられたスイッチ56a〜56nによって、荒加工
用の急速充満が指令されたときには、三方弁34a〜34nに
通路100a〜100nを選択する指令を発し、加工槽内に設け
られたレベル計60a〜60nによって、加工液が所定のレベ
ルまで充満されたことが検出されたときには、通路102a
〜102nを選択する指令を発するようになっている。ま
た、スイッチ58a〜58nによって仕上げ加工用急速充満が
指令されたときには、三方弁46a〜46nに通路104a〜104n
を選択する指令を発し、レベル計60a〜60nによって、加
工液が所定のレベルに達したことが検出されたときに
は、通路106a〜106nを選択する指令を発するようになっ
ている。また、コントローラ52からは、汲み上げポンプ
16,24,36、供給ポンプ30,42にも作動指令が出力される
ようになっている。
以上の構成において、放電加工機10a〜10nによって荒
加工を開始する場合、スイッチ56a〜56nをオンすると、
コントローラ52からの指令によって、汲み上げポンプ1
6,24、供給ポンプ30が作動し、一次清液槽28内の加工液
が、三方弁34a〜34nを介して加工槽へ多量に送給され
る。すなわち、加工槽には、供給ポンプ30の作動による
加工液が順次送給される。このため、各加工槽には多量
の加工液が短時間のうちに送給される。そして、レベル
計60a〜60nによって、加工液のレベルが所定のレベルに
達したことが検知されると、コントローラ52はスイッチ
56a〜56nからの指令をオフとし、三方弁34a〜34nへ切り
替え指令を出力する。これにより、各加工槽には、オリ
フィス48a〜48nを介して加工液が供給され、放電加工機
10a〜10nによる荒加工が開始される。このとき、荒加工
に用いられた加工液は、加工槽からオーバフローして中
継槽14へ送給される。
加工を開始する場合、スイッチ56a〜56nをオンすると、
コントローラ52からの指令によって、汲み上げポンプ1
6,24、供給ポンプ30が作動し、一次清液槽28内の加工液
が、三方弁34a〜34nを介して加工槽へ多量に送給され
る。すなわち、加工槽には、供給ポンプ30の作動による
加工液が順次送給される。このため、各加工槽には多量
の加工液が短時間のうちに送給される。そして、レベル
計60a〜60nによって、加工液のレベルが所定のレベルに
達したことが検知されると、コントローラ52はスイッチ
56a〜56nからの指令をオフとし、三方弁34a〜34nへ切り
替え指令を出力する。これにより、各加工槽には、オリ
フィス48a〜48nを介して加工液が供給され、放電加工機
10a〜10nによる荒加工が開始される。このとき、荒加工
に用いられた加工液は、加工槽からオーバフローして中
継槽14へ送給される。
荒加工が完了すると、コントローラ52からの指令によ
って、汲み上げポンプ16,24、供給ポンプ30の作動が停
止する。このあと、各放電加工機10a〜10nの電極を仕上
げ用電極に交換するため、各加工槽内の加工液を一旦全
部排出して段取り作業を行う。そして、仕上げ用電極に
交換する作業が行われたあと、スイッチ58a〜58nをオン
にすると、汲み上げポンプ16,24,36、供給ポンプ42が作
動し、各加工槽には三方弁46a〜46nを介して加工液が供
給される。そして、各加工槽内の加工液が所定のレベル
に達したときには、コントローラ52から三方弁46a〜46n
へ切り替え指令が出力され、各加工槽には絞り50a〜50
n、三方弁46a〜46nを介して加工液が送給され、仕上げ
加工が開始される。
って、汲み上げポンプ16,24、供給ポンプ30の作動が停
止する。このあと、各放電加工機10a〜10nの電極を仕上
げ用電極に交換するため、各加工槽内の加工液を一旦全
部排出して段取り作業を行う。そして、仕上げ用電極に
交換する作業が行われたあと、スイッチ58a〜58nをオン
にすると、汲み上げポンプ16,24,36、供給ポンプ42が作
動し、各加工槽には三方弁46a〜46nを介して加工液が供
給される。そして、各加工槽内の加工液が所定のレベル
に達したときには、コントローラ52から三方弁46a〜46n
へ切り替え指令が出力され、各加工槽には絞り50a〜50
n、三方弁46a〜46nを介して加工液が送給され、仕上げ
加工が開始される。
このように、本実施例においては、ろ過器として二台
のろ過器26,38を設けるとともに、一次清液槽28および
二次清液槽40内の加工液をそれぞれ加工槽へ送給するよ
うにしたため、タンクおよびろ過器を大型化することな
く、加工液の供給能力の向上を図ることができるととも
に、ろ過器の長寿命化を図ることができる。
のろ過器26,38を設けるとともに、一次清液槽28および
二次清液槽40内の加工液をそれぞれ加工槽へ送給するよ
うにしたため、タンクおよびろ過器を大型化することな
く、加工液の供給能力の向上を図ることができるととも
に、ろ過器の長寿命化を図ることができる。
また、荒加工を行う場合、加工液中にスラッジが残っ
ていると、放電の安定性が低下し、異常放電を起こしや
すくなる。異常放電が起こると、ワーク表面に大きな庇
が生じ、ワークが不良品となるため、含有スラッジ量を
放電安定性が維持できるまで下げることが必要とされて
いる。
ていると、放電の安定性が低下し、異常放電を起こしや
すくなる。異常放電が起こると、ワーク表面に大きな庇
が生じ、ワークが不良品となるため、含有スラッジ量を
放電安定性が維持できるまで下げることが必要とされて
いる。
そこで、本実施例におけるろ過器26から排出される加
工液中のスラッジ含有量をスラッジ粒径毎に測定したと
ころ、異常放電を起こさない量であることが確認され
た。
工液中のスラッジ含有量をスラッジ粒径毎に測定したと
ころ、異常放電を起こさない量であることが確認され
た。
またさらに、荒加工時には、電極と型との間に微小の
放電ギャップを設けているため、粒径が149μm程度の
スラッジが1.0mg/lまで除去できれば、短絡の発生する
ことはない。このため、本実施例によれば、ろ過器26か
ら排出された加工液を荒加工用の加工液として用いて
も、良好な型を得ることができる。
放電ギャップを設けているため、粒径が149μm程度の
スラッジが1.0mg/lまで除去できれば、短絡の発生する
ことはない。このため、本実施例によれば、ろ過器26か
ら排出された加工液を荒加工用の加工液として用いて
も、良好な型を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、加工液供給系
を複数系統で構成すると共に、各系統の要素のうち第1
のタンク、第1のろ過器、第2のタンクをそれぞれ各系
で共用し、第2のタンク内の加工液を各系に分配するよ
うにしたので、各系を同一の要素で構成したり、放電加
工機の加工液排出側に、加工液を各系に分配するための
切り替え手段を設けたりする必要もなく、構成の簡素化
を図ることができると共に、タンクやろ過器を大型化す
ることなく、加工液の供給能力の向上及びろ過器の超寿
命化に寄与することができる。
を複数系統で構成すると共に、各系統の要素のうち第1
のタンク、第1のろ過器、第2のタンクをそれぞれ各系
で共用し、第2のタンク内の加工液を各系に分配するよ
うにしたので、各系を同一の要素で構成したり、放電加
工機の加工液排出側に、加工液を各系に分配するための
切り替え手段を設けたりする必要もなく、構成の簡素化
を図ることができると共に、タンクやろ過器を大型化す
ることなく、加工液の供給能力の向上及びろ過器の超寿
命化に寄与することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は三方
弁34a〜34、46a〜46nの構成説明図、第3図はコントロ
ーラ52の構成説明図である。 10a〜10n…放電加工機、16,24,36…汲み上げポンプ、20
…一次汚液槽、22…二次汚液槽、26…第1のろ過器、28
…一次清液槽、30,42…供給ポンプ、32,44…オイルクー
ラ、38…第2のろ過器、40…二次清液槽、34a〜34n、46
a〜46n…三方弁、52…コントローラ。
弁34a〜34、46a〜46nの構成説明図、第3図はコントロ
ーラ52の構成説明図である。 10a〜10n…放電加工機、16,24,36…汲み上げポンプ、20
…一次汚液槽、22…二次汚液槽、26…第1のろ過器、28
…一次清液槽、30,42…供給ポンプ、32,44…オイルクー
ラ、38…第2のろ過器、40…二次清液槽、34a〜34n、46
a〜46n…三方弁、52…コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 英樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−90826(JP,A) 特開 昭57−1622(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】放電加工機から排出する加工液を取り入れ
て貯留する第1のタンクと、第1のタンク内の液体を取
り入れ、該液体を荒加工用の加工液としてろ過する第1
のろ過器と、第1のろ過器から排出する液体を貯留する
第2のタンクと、第2のタンク内の液体を放電加工機へ
送給する荒加工用加工液送給器と、第2のタンク内の液
体を取り入れ、該液体を仕上げ加工用の加工液としてろ
過する第2のろ過器と、第2のろ過器から排出する液体
を貯留する第3のタンクと、第3のタンク内の液体を放
電加工機へ送給する仕上げ加工用加工液送給器と、を有
し、前記荒加工用加工液送給器は、荒加工時にのみ加工
液を前記放電加工機へ送給し荒加工時以外のときには前
記放電加工機への加工液の送給を停止する荒加工用制御
弁を含み、前記仕上げ加工用加工液送給器は、仕上げ加
工時にのみ加工液を前記放電加工機へ送給し仕上げ加工
時以外のときには前記放電加工機への加工液の送給を停
止する仕上げ加工用制御弁を含むことを特徴とする放電
加工機の加工液供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61174430A JPH089126B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 放電加工機の加工液供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61174430A JPH089126B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 放電加工機の加工液供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6334023A JPS6334023A (ja) | 1988-02-13 |
| JPH089126B2 true JPH089126B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=15978397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61174430A Expired - Lifetime JPH089126B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 放電加工機の加工液供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089126B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2509779Y2 (ja) * | 1989-12-19 | 1996-09-04 | 千住金属工業株式会社 | 赤外線ヒ―タ |
| KR930012030B1 (ko) * | 1990-05-30 | 1993-12-23 | 미쯔비시덴끼 가부시끼가이샤 | 오염액의 여과장치 및 가공기의 가공액 여과장치 |
| JP2003039243A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工方法及び装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6190826A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | Mitsubishi Electric Corp | ワイヤ放電加工機 |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP61174430A patent/JPH089126B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6334023A (ja) | 1988-02-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |