JPH0892515A - インクジェット用インク - Google Patents
インクジェット用インクInfo
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- JPH0892515A JPH0892515A JP7127838A JP12783895A JPH0892515A JP H0892515 A JPH0892515 A JP H0892515A JP 7127838 A JP7127838 A JP 7127838A JP 12783895 A JP12783895 A JP 12783895A JP H0892515 A JPH0892515 A JP H0892515A
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- JP
- Japan
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- ink
- ink according
- weight
- contained
- surface tension
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極に印加する電圧の交流周波数を低くして
も吐出安定性に優れ耐久性があり、かつ、発色剤を多く
含有させても固化等の経時劣化のないインクジェット用
インクの提供することを目的とする。 【構成】 発色剤と、添加剤と、溶剤と、下記一般式で
表される化合物と、を含有する構成を有する。 【化1】
も吐出安定性に優れ耐久性があり、かつ、発色剤を多く
含有させても固化等の経時劣化のないインクジェット用
インクの提供することを目的とする。 【構成】 発色剤と、添加剤と、溶剤と、下記一般式で
表される化合物と、を含有する構成を有する。 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴を飛翔させて
印字または印画させるインクジェット記録方式の記録装
置に用いられるインクジェット用インクに関するもので
ある。
印字または印画させるインクジェット記録方式の記録装
置に用いられるインクジェット用インクに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタは印字の高速化、カラー
化、低騒音化の要求が高まってきている。インクジェッ
ト記録方式は、現在の記録方式の中でも低騒音ノンイン
パクト記録方式であり、また、インク滴を飛翔させて用
紙上に画像を形成するため高速記録が可能であり、さら
に、普通紙に特別な定着処理なしに記録できるために極
めて有用な記録方式として認められ注目されている。
化、低騒音化の要求が高まってきている。インクジェッ
ト記録方式は、現在の記録方式の中でも低騒音ノンイン
パクト記録方式であり、また、インク滴を飛翔させて用
紙上に画像を形成するため高速記録が可能であり、さら
に、普通紙に特別な定着処理なしに記録できるために極
めて有用な記録方式として認められ注目されている。
【0003】インクジェット記録方式の印字機構は大別
して連続方式とオンデマンド方式があり、また、オンデ
マンド方式にはピエゾ素子で駆動するカイザー方式、ス
テムメ方式、グールド方式があり、さらには、インクを
加熱してインク中にバブルを発生させその体積変化でイ
ンクを飛翔させるバブルジェット方式がある。
して連続方式とオンデマンド方式があり、また、オンデ
マンド方式にはピエゾ素子で駆動するカイザー方式、ス
テムメ方式、グールド方式があり、さらには、インクを
加熱してインク中にバブルを発生させその体積変化でイ
ンクを飛翔させるバブルジェット方式がある。
【0004】従来のインクジェット用インクとしては、
US4,536,776(特開昭59−129274号
公報)に「染料の水性混合物から成る選択的なインクジ
ェット印刷機のためのインクにおいて、この混合物が、
1cm当り15ないし50オームの比抵抗をインクに与
えるような量の加水分解塩から成ることを特徴とするイ
ンク」、特開昭62−109870に「第4級アンモニ
ウム塩を必須成分として含有することを特徴とするイン
クジェット記録用インク組成物」、特開平5−1791
82に「水と着色剤を含有するインクジェット記録用水
性インク組成物において、アルカノールアミンまたはエ
チレンオキシド付加物及びまたはプロピレンオキシド付
加物と、ハロゲン化水素からなる塩を含有することを特
徴とするインク」が開示されている。
US4,536,776(特開昭59−129274号
公報)に「染料の水性混合物から成る選択的なインクジ
ェット印刷機のためのインクにおいて、この混合物が、
1cm当り15ないし50オームの比抵抗をインクに与
えるような量の加水分解塩から成ることを特徴とするイ
ンク」、特開昭62−109870に「第4級アンモニ
ウム塩を必須成分として含有することを特徴とするイン
クジェット記録用インク組成物」、特開平5−1791
82に「水と着色剤を含有するインクジェット記録用水
性インク組成物において、アルカノールアミンまたはエ
チレンオキシド付加物及びまたはプロピレンオキシド付
加物と、ハロゲン化水素からなる塩を含有することを特
徴とするインク」が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のインクジェット用インクでは、電極に印加する電圧を
下げるためには、比抵抗を小さくする必要がある。その
ためにLiCl等の無機塩を多量に含有させなければな
らないが、無機塩を多量に含有させるとインク物性が変
化し、発色剤、特に染料の溶解安定性が低下し固化しや
すくなり、ノズル孔が目詰まりしてしまうという問題点
を有していた。さらに、プリンター用紙に印字する際
に、印字のコントラストを強調するためには、発色剤は
多く含有したほうが好ましいが、発色剤を多く含有させ
ると発色剤が固化し易く、またインクジェット用インク
を長期間保管すると、固形分が生じてしまい、ノズル孔
に固形分が付着し、インク滴の均一性あるいはインク滴
の飛翔方向の安定性などに悪影響を及ぼし、吐出安定
性、吐出応答性、連続記録性が低下するという問題点を
有していた。更に、ハロゲン化合物を含有するとヘッド
を構成している材料の安定性・接着、例えばポリイミド
材料の接着への密着安定性に悪影響を及ぼし、吐出安定
性、吐出応答性、連続記録性が低下するという問題点を
有していた。また、電極に印加する電圧の交流周波数を
5MHzより低くすると、沸騰気泡のように収縮する気
泡ではなく、インクジェット用インクの電気分解などの
化学反応により、水素、酸素などの収縮消滅しない電気
分解による気泡が発生し、この気泡が電極間およびノズ
ル孔に滞留し、インクジェット用インクに電流が流れな
くなり、沸騰が継続してできなくなってしまうか、また
はインクジェット用インクに電流が流れて沸騰しても電
気分解による気泡がノズル孔に滞留して吐出が正常に行
われないという問題点を有していた。また、同時に電極
の溶解反応が起こり、インクジェット用インクに電流が
流れ難くなり、沸騰させることができなくなってしまう
という問題点を有していた。電極に印加する電圧の交流
周波数を5MHz以上に高くすることによりこの傾向は
小さくなるが、電極に印加する交流周波数を5MHz以
上に高くすると、駆動回路から発生する不要輻射ノイズ
が増大してしまい、また駆動ドライバーの価格が非常に
高いものになってしまうという問題点を有していた。
のインクジェット用インクでは、電極に印加する電圧を
下げるためには、比抵抗を小さくする必要がある。その
ためにLiCl等の無機塩を多量に含有させなければな
らないが、無機塩を多量に含有させるとインク物性が変
化し、発色剤、特に染料の溶解安定性が低下し固化しや
すくなり、ノズル孔が目詰まりしてしまうという問題点
を有していた。さらに、プリンター用紙に印字する際
に、印字のコントラストを強調するためには、発色剤は
多く含有したほうが好ましいが、発色剤を多く含有させ
ると発色剤が固化し易く、またインクジェット用インク
を長期間保管すると、固形分が生じてしまい、ノズル孔
に固形分が付着し、インク滴の均一性あるいはインク滴
の飛翔方向の安定性などに悪影響を及ぼし、吐出安定
性、吐出応答性、連続記録性が低下するという問題点を
有していた。更に、ハロゲン化合物を含有するとヘッド
を構成している材料の安定性・接着、例えばポリイミド
材料の接着への密着安定性に悪影響を及ぼし、吐出安定
性、吐出応答性、連続記録性が低下するという問題点を
有していた。また、電極に印加する電圧の交流周波数を
5MHzより低くすると、沸騰気泡のように収縮する気
泡ではなく、インクジェット用インクの電気分解などの
化学反応により、水素、酸素などの収縮消滅しない電気
分解による気泡が発生し、この気泡が電極間およびノズ
ル孔に滞留し、インクジェット用インクに電流が流れな
くなり、沸騰が継続してできなくなってしまうか、また
はインクジェット用インクに電流が流れて沸騰しても電
気分解による気泡がノズル孔に滞留して吐出が正常に行
われないという問題点を有していた。また、同時に電極
の溶解反応が起こり、インクジェット用インクに電流が
流れ難くなり、沸騰させることができなくなってしまう
という問題点を有していた。電極に印加する電圧の交流
周波数を5MHz以上に高くすることによりこの傾向は
小さくなるが、電極に印加する交流周波数を5MHz以
上に高くすると、駆動回路から発生する不要輻射ノイズ
が増大してしまい、また駆動ドライバーの価格が非常に
高いものになってしまうという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、発色剤を多く含有させても固化等の経時劣化のな
く、かつ、電極に印加する電圧の交流周波数を低くして
も、化学反応による気泡の発生しない、また電極の溶解
の起こらない吐出安定性に優れると同時に耐久性がある
インクジェット用インクを提供することを目的とする。
で、発色剤を多く含有させても固化等の経時劣化のな
く、かつ、電極に印加する電圧の交流周波数を低くして
も、化学反応による気泡の発生しない、また電極の溶解
の起こらない吐出安定性に優れると同時に耐久性がある
インクジェット用インクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載のインクジェット用インク
は、発色剤と、添加剤と、前記発色剤と添加剤を溶解す
る溶剤と、を含有し、下記一般式(化2)で表される化
合物を含有し、かつ、25゜Cにおいて比抵抗が8〜5
0Ω・cmである構成を有する。
に本発明の請求項1に記載のインクジェット用インク
は、発色剤と、添加剤と、前記発色剤と添加剤を溶解す
る溶剤と、を含有し、下記一般式(化2)で表される化
合物を含有し、かつ、25゜Cにおいて比抵抗が8〜5
0Ω・cmである構成を有する。
【0008】
【化2】
【0009】請求項1〜10に記載のインクは、25゜
Cにおいて粘度が10cp以下であり、及び、表面張力
が25〜55dyne/cmであり、及びpHが6〜1
0である構成を有する。
Cにおいて粘度が10cp以下であり、及び、表面張力
が25〜55dyne/cmであり、及びpHが6〜1
0である構成を有する。
【0010】インクジェット記録方式のヘッドは記録液
を抵抗加熱ヒーター等の熱発生源で加熱し、沸騰させそ
の沸騰気泡の膨張力により記録液をノズル等の方向制御
機構から吐出させ紙面上に印字させる方法、記録液に高
電圧を掛け静電場により記録液をノズル等の方向制御機
構から吐出させ紙面上に印字させる方法、圧電素子の機
械的運動により記録液に圧力を加え、その記録液をノズ
ル等の方向制御機構から吐出させ紙面上に印字させる方
法、記録液に磁性材料を加え外部磁場により記録液に運
動エネルギーを与えその記録液をノズル等の方向制御機
構から吐出させ紙面上に印字させる方法、導電材料を添
加した記録液に電気エネルギーを与え記録液の自己発熱
より生じた沸騰気泡の膨張力により記録液をノズル等の
方向制御機構から吐出させ紙面上に印字させる方法(通
電発熱方式)等多数の動作原理が提案され、実用化され
ている。これらの動作原理を実現させるための能動素子
装置の構造も様々な方法、構造、及び工法が提案されて
いる。印字品質の向上に伴いより高解像度の印字パター
ンが要求されているため、前記能動素子装置の殆どが薄
膜技術により形成されている。本発明のインクは上記原
理のどの方式でも使用できるが特に通電発熱方式に用い
るのが好ましい。
を抵抗加熱ヒーター等の熱発生源で加熱し、沸騰させそ
の沸騰気泡の膨張力により記録液をノズル等の方向制御
機構から吐出させ紙面上に印字させる方法、記録液に高
電圧を掛け静電場により記録液をノズル等の方向制御機
構から吐出させ紙面上に印字させる方法、圧電素子の機
械的運動により記録液に圧力を加え、その記録液をノズ
ル等の方向制御機構から吐出させ紙面上に印字させる方
法、記録液に磁性材料を加え外部磁場により記録液に運
動エネルギーを与えその記録液をノズル等の方向制御機
構から吐出させ紙面上に印字させる方法、導電材料を添
加した記録液に電気エネルギーを与え記録液の自己発熱
より生じた沸騰気泡の膨張力により記録液をノズル等の
方向制御機構から吐出させ紙面上に印字させる方法(通
電発熱方式)等多数の動作原理が提案され、実用化され
ている。これらの動作原理を実現させるための能動素子
装置の構造も様々な方法、構造、及び工法が提案されて
いる。印字品質の向上に伴いより高解像度の印字パター
ンが要求されているため、前記能動素子装置の殆どが薄
膜技術により形成されている。本発明のインクは上記原
理のどの方式でも使用できるが特に通電発熱方式に用い
るのが好ましい。
【0011】
【作用】この構成によって、インクジェット用インク中
に、一般式(化2)で表される化合物を含有しているの
で、発色剤の溶剤中への溶解度が高くなり、インクジェ
ット用インク中へ発色剤を多く含有させることができ、
プリンター用紙上での印字、または印画のコントラスト
を高くすることができる。また、一般式(化2)で表さ
れる化合物を含有しているため、インクの溶剤の揮発が
抑制され、インクの固化が起こり難くなり、インクジェ
ット用インクの経時変化が少なくなるので、ノズルの耐
目詰まり性、インク滴の均一性あるいはインク滴の飛翔
方向の安定性を著しく増すことができ、吐出安定性、吐
出応答性、連続記録性を向上させることができる。か
つ、電極に印加する電圧の交流周波数を5MHzより低
くしても、電極表面での電気化学反応を抑制していると
考えられるので、基板上やノズル孔への酸素や水素の発
生及び電極の溶解を防止することができ、その結果電極
に印加する電圧の交流周波数を5MHzより低くして
も、吐出安定性、吐出応答性、連続記録性等の経時劣化
を防止することができる。
に、一般式(化2)で表される化合物を含有しているの
で、発色剤の溶剤中への溶解度が高くなり、インクジェ
ット用インク中へ発色剤を多く含有させることができ、
プリンター用紙上での印字、または印画のコントラスト
を高くすることができる。また、一般式(化2)で表さ
れる化合物を含有しているため、インクの溶剤の揮発が
抑制され、インクの固化が起こり難くなり、インクジェ
ット用インクの経時変化が少なくなるので、ノズルの耐
目詰まり性、インク滴の均一性あるいはインク滴の飛翔
方向の安定性を著しく増すことができ、吐出安定性、吐
出応答性、連続記録性を向上させることができる。か
つ、電極に印加する電圧の交流周波数を5MHzより低
くしても、電極表面での電気化学反応を抑制していると
考えられるので、基板上やノズル孔への酸素や水素の発
生及び電極の溶解を防止することができ、その結果電極
に印加する電圧の交流周波数を5MHzより低くして
も、吐出安定性、吐出応答性、連続記録性等の経時劣化
を防止することができる。
【0012】
(実施例1)発色剤であるカヤセットブラック008
(N)ピュアー(Kayaset Black 008
(N)pure、日本化薬製染料)を3重量%、湿潤剤
であるグリセリンを1重量%、モノエタノールアミン硫
酸塩を16重量%、溶剤であるイオン交換水を76重量
%およびイソプロピルアルコールを4重量%を準備し、
これらの原料を十分均一になるまで攪拌した後に0.4
5μmのフロロポアフィルタ(住友電工製)で加圧濾過
を行い実施例1のインクジェット用インクを得た。
(N)ピュアー(Kayaset Black 008
(N)pure、日本化薬製染料)を3重量%、湿潤剤
であるグリセリンを1重量%、モノエタノールアミン硫
酸塩を16重量%、溶剤であるイオン交換水を76重量
%およびイソプロピルアルコールを4重量%を準備し、
これらの原料を十分均一になるまで攪拌した後に0.4
5μmのフロロポアフィルタ(住友電工製)で加圧濾過
を行い実施例1のインクジェット用インクを得た。
【0013】ついで実施例1のインクジェット用インク
の比抵抗、粘度、表面張力、pHを測定した。
の比抵抗、粘度、表面張力、pHを測定した。
【0014】比抵抗は堀場製作所製の導電率計(商品名
ES−12)を用いて25゜Cに調整した恒温槽中にて
測定した。粘度は山一電機製振動式粘度計(商品名VI
SCO MATE VM−1A−L)を用いて計測し
た、表面張力は協和科学製全自動平行式エレクトロ表面
張力計(商品名ESB−V)を用いて、白金板によるウ
イルヘルミー法(吊板式)によって計測した。pHは東
亜電波工業製のpHメーター(商品名HM−20E)を
用いて測定した。その結果、25゜Cにおいて、比抵抗
は20Ω・cmを有し、粘度は2.0cp、表面張力は
50dyne/cm、pHは6.8であった。
ES−12)を用いて25゜Cに調整した恒温槽中にて
測定した。粘度は山一電機製振動式粘度計(商品名VI
SCO MATE VM−1A−L)を用いて計測し
た、表面張力は協和科学製全自動平行式エレクトロ表面
張力計(商品名ESB−V)を用いて、白金板によるウ
イルヘルミー法(吊板式)によって計測した。pHは東
亜電波工業製のpHメーター(商品名HM−20E)を
用いて測定した。その結果、25゜Cにおいて、比抵抗
は20Ω・cmを有し、粘度は2.0cp、表面張力は
50dyne/cm、pHは6.8であった。
【0015】以下に通電発熱方式のインクジェットヘッ
ドについて説明する。図1は本発明の実施例で使用した
インクジェットヘッドの要部断面図であり、図2は図1
のA−A’線断面図である。図1及び図2において、1
は通電時にインクジェット用インク中にバブルの発生す
るインクジェット用インクが充満した圧力室、2はバブ
ルの膨張によりインクジェット用インクが吐出する圧力
室1の上面に形成されたノズル孔、3は圧力室1の底面
を形成し電極4が配設されている基板、4はインクジェ
ット用インクを沸騰させてバブルを形成するためにイン
クジェット用インク中に電流を流すための基板3に配設
された電極、5はインクジェット用インクが吐出した後
にインクジェット用インクを圧力室1に供給する圧力室
1に連設されたインク流路、6は電極4の露出面積を規
定する電極4の上に積層された絶縁層、7は各ノズル孔
2間の干渉を防ぐ絶縁材からなる絶縁層6上に積層され
た仕切り部、8は圧力室1の上面を形成しノズル孔2が
形成されているノズルプレート、9はバブルの膨張によ
りノズル孔2から吐出しプリンター用紙に飛翔し印字さ
れるインク滴、10は電極4を通ってインク中を流れる
電流を制御する電極4に配線された信号発生装置、矢印
イは信号発生装置10の信号により電極4間のインクジ
ェット用インク中を通過する電気力線、矢印ロは信号発
生装置の信号によりインクジェット用インク中を流れる
電流の電流通過部である。
ドについて説明する。図1は本発明の実施例で使用した
インクジェットヘッドの要部断面図であり、図2は図1
のA−A’線断面図である。図1及び図2において、1
は通電時にインクジェット用インク中にバブルの発生す
るインクジェット用インクが充満した圧力室、2はバブ
ルの膨張によりインクジェット用インクが吐出する圧力
室1の上面に形成されたノズル孔、3は圧力室1の底面
を形成し電極4が配設されている基板、4はインクジェ
ット用インクを沸騰させてバブルを形成するためにイン
クジェット用インク中に電流を流すための基板3に配設
された電極、5はインクジェット用インクが吐出した後
にインクジェット用インクを圧力室1に供給する圧力室
1に連設されたインク流路、6は電極4の露出面積を規
定する電極4の上に積層された絶縁層、7は各ノズル孔
2間の干渉を防ぐ絶縁材からなる絶縁層6上に積層され
た仕切り部、8は圧力室1の上面を形成しノズル孔2が
形成されているノズルプレート、9はバブルの膨張によ
りノズル孔2から吐出しプリンター用紙に飛翔し印字さ
れるインク滴、10は電極4を通ってインク中を流れる
電流を制御する電極4に配線された信号発生装置、矢印
イは信号発生装置10の信号により電極4間のインクジ
ェット用インク中を通過する電気力線、矢印ロは信号発
生装置の信号によりインクジェット用インク中を流れる
電流の電流通過部である。
【0016】本発明に好ましく用いられる前記能動素子
装置の構成材料について以下に詳しく述べる。
装置の構成材料について以下に詳しく述べる。
【0017】基板3の材料としては、ガラス、セラミッ
ク等の絶縁材料、半導体、表面を高抵抗材料で被覆した
金属、金属合金、絶縁物、半導体が使用できる。ガラス
基板としては、カリ石灰ガラス、ソーダ石灰ガラス、硼
珪酸ガラス、クラウンガラス、亜鉛クラウンガラス、ソ
ーダカリガラス、バリウム硼珪酸ガラス、96%珪酸ガ
ラス、99.5%珪酸ガラス、燐酸ガラス、低融点ガラ
ス、リチウム珪酸ガラス、亜鉛アルミ珪酸ガラス、珪酸
ジルコニウムガラス等が使用できる。セラミック基板と
しては、酸化アルミニュウム(アルミナ)、酸化チタン
(チタニア)、MgO・SiO2(ステアタイト)2M
gO・SiO2(ホルステライト)、BeO(ベリリ
ア)、MgO・Al2O3(スピネル)等が使用できる。
半導体基板としては、シリコン、炭化シリコン、ダイア
モンド、ゲルマニウム等が使用できる。
ク等の絶縁材料、半導体、表面を高抵抗材料で被覆した
金属、金属合金、絶縁物、半導体が使用できる。ガラス
基板としては、カリ石灰ガラス、ソーダ石灰ガラス、硼
珪酸ガラス、クラウンガラス、亜鉛クラウンガラス、ソ
ーダカリガラス、バリウム硼珪酸ガラス、96%珪酸ガ
ラス、99.5%珪酸ガラス、燐酸ガラス、低融点ガラ
ス、リチウム珪酸ガラス、亜鉛アルミ珪酸ガラス、珪酸
ジルコニウムガラス等が使用できる。セラミック基板と
しては、酸化アルミニュウム(アルミナ)、酸化チタン
(チタニア)、MgO・SiO2(ステアタイト)2M
gO・SiO2(ホルステライト)、BeO(ベリリ
ア)、MgO・Al2O3(スピネル)等が使用できる。
半導体基板としては、シリコン、炭化シリコン、ダイア
モンド、ゲルマニウム等が使用できる。
【0018】電極4の材料としては、Ti族金属(T
i,Zr,Hf)、白金族金属(Pt,Ru,Rh,P
d,Os,Ir)、高融点金属(W,Ta,Mo)、そ
の他V,Cr,Fe,Co,Ni,Nb,Au,Ag,
Al等の単金属又はこれらの合金(Ni−Fe,NiC
r,TiCr等)が使用できる。またこれらの酸化物
(酸化チタン、酸化ハフニウム、酸化錫、酸化インジウ
ム等)、窒化物(窒化チタン、窒化クロム等)、炭化物
(炭化チタン、炭化タングステン等)、硼化物も使用で
きる。
i,Zr,Hf)、白金族金属(Pt,Ru,Rh,P
d,Os,Ir)、高融点金属(W,Ta,Mo)、そ
の他V,Cr,Fe,Co,Ni,Nb,Au,Ag,
Al等の単金属又はこれらの合金(Ni−Fe,NiC
r,TiCr等)が使用できる。またこれらの酸化物
(酸化チタン、酸化ハフニウム、酸化錫、酸化インジウ
ム等)、窒化物(窒化チタン、窒化クロム等)、炭化物
(炭化チタン、炭化タングステン等)、硼化物も使用で
きる。
【0019】絶縁層6としては、絶縁性の有機物(耐熱
性のポリイミド樹脂、アクリル樹脂などのフォトレジス
ト等)又は絶縁層の無機物が使用できる。
性のポリイミド樹脂、アクリル樹脂などのフォトレジス
ト等)又は絶縁層の無機物が使用できる。
【0020】流路、ノズル8の材料としては、ポリイミ
ド、アクリル、ポリエチレンテレフタレートシート等の
ポリマー、ガラス、セラミック等の絶縁材料、半導体、
又は表面を高抵抗材料で被覆した金属、金属合金、絶縁
物、半導体が使用できる。
ド、アクリル、ポリエチレンテレフタレートシート等の
ポリマー、ガラス、セラミック等の絶縁材料、半導体、
又は表面を高抵抗材料で被覆した金属、金属合金、絶縁
物、半導体が使用できる。
【0021】上記の材料を用いてヘッドを作成する方法
の例を述べる。ガラス、あるいはシリコン等のセラミク
スからなる非導電性の基板上にTi,Au,Pt等の導
電性金属膜を蒸着法やスパッタ法などの物理成膜法ある
いは鍍金法等により積層する。この金属膜を積層した基
板をフォトリソグラフィ法により電極パターンを形成
し、電極以外の部分をイオンミリングまたはケミカルエ
ッチングにより除去する。インク室に露出していない電
極と基板上に有機高分子あるいはセラミクス等の絶縁膜
を塗布または蒸着法やスパッタ法により形成する。この
絶縁膜と電極を積層した基板上にエキシマレーザ加工機
により形成されたノズル孔を有する樹脂シートとノズル
孔の中心が2つの電極の中心と一致するように接着剤で
接着する。絶縁膜に使用する有機高分子はポリイミド、
ポリアミドイミド、尿素樹脂、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、及びシリコン樹脂
等が挙げられるポリイミド等の耐熱性高分子がとくに好
ましい。また、ゾルゲル法に用いられる金属アルコキシ
ドを使用しても良い。または、SiO2,Al2O3,T
iO2等の金属酸化物を蒸着法やスパッタ法にて形成す
る。樹脂シートとしてはポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフド、
ポリエーテルエーテルケトン等の耐熱性エンジニアリン
グプラスチックが使用できるが耐インク性、レーザ加工
性を考慮するとポリイミド、ポリエーテルスルホンが好
ましい。接着剤としてはエポキシ樹脂、ポリイミド樹
脂、トリアジン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹
脂、シリコン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化性樹脂が使用で
きる。かとう性を付与するためにニトリルゴム、シリコ
ンゴム、ナイロン、ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂
を数%添加することもできる。また、SiO2,Al2O
3,TiO2等の金属酸化物の微粉を充填材として数%〜
数十%添加してもよく、また接着性を向上するためにカ
ップリング剤を適量添加しても良い。耐インク性、耐熱
性を考慮するとエポキシ樹脂、及びまたはポリイミド樹
脂が好ましい。接着剤は数μm程度の膜厚を得る濃度に
有機溶剤で適宜希釈し、あらかじめ樹脂シートに塗布し
た後、加熱により溶剤を揮発させ接着剤層を形成する。
エキシマレーザを接着剤面側から入射し、樹脂シートに
ノズル孔を形成する。エキシマレーザ加工時に接着剤表
面にポリイミド等の耐熱性プラスチックフィルムを保護
シートとして貼り付けて加工すると、高温の加工くずが
接着剤に直接接触しないので接着性が低下しない。ノズ
ル孔を有する樹脂シートと基板の接着はラバー加圧法等
により行う。接着温度は接着剤の硬化温度に応じて適宜
行う。加圧力は接着剤が浮いたり、しみださない所定の
荷重で行う。
の例を述べる。ガラス、あるいはシリコン等のセラミク
スからなる非導電性の基板上にTi,Au,Pt等の導
電性金属膜を蒸着法やスパッタ法などの物理成膜法ある
いは鍍金法等により積層する。この金属膜を積層した基
板をフォトリソグラフィ法により電極パターンを形成
し、電極以外の部分をイオンミリングまたはケミカルエ
ッチングにより除去する。インク室に露出していない電
極と基板上に有機高分子あるいはセラミクス等の絶縁膜
を塗布または蒸着法やスパッタ法により形成する。この
絶縁膜と電極を積層した基板上にエキシマレーザ加工機
により形成されたノズル孔を有する樹脂シートとノズル
孔の中心が2つの電極の中心と一致するように接着剤で
接着する。絶縁膜に使用する有機高分子はポリイミド、
ポリアミドイミド、尿素樹脂、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、及びシリコン樹脂
等が挙げられるポリイミド等の耐熱性高分子がとくに好
ましい。また、ゾルゲル法に用いられる金属アルコキシ
ドを使用しても良い。または、SiO2,Al2O3,T
iO2等の金属酸化物を蒸着法やスパッタ法にて形成す
る。樹脂シートとしてはポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフド、
ポリエーテルエーテルケトン等の耐熱性エンジニアリン
グプラスチックが使用できるが耐インク性、レーザ加工
性を考慮するとポリイミド、ポリエーテルスルホンが好
ましい。接着剤としてはエポキシ樹脂、ポリイミド樹
脂、トリアジン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹
脂、シリコン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化性樹脂が使用で
きる。かとう性を付与するためにニトリルゴム、シリコ
ンゴム、ナイロン、ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂
を数%添加することもできる。また、SiO2,Al2O
3,TiO2等の金属酸化物の微粉を充填材として数%〜
数十%添加してもよく、また接着性を向上するためにカ
ップリング剤を適量添加しても良い。耐インク性、耐熱
性を考慮するとエポキシ樹脂、及びまたはポリイミド樹
脂が好ましい。接着剤は数μm程度の膜厚を得る濃度に
有機溶剤で適宜希釈し、あらかじめ樹脂シートに塗布し
た後、加熱により溶剤を揮発させ接着剤層を形成する。
エキシマレーザを接着剤面側から入射し、樹脂シートに
ノズル孔を形成する。エキシマレーザ加工時に接着剤表
面にポリイミド等の耐熱性プラスチックフィルムを保護
シートとして貼り付けて加工すると、高温の加工くずが
接着剤に直接接触しないので接着性が低下しない。ノズ
ル孔を有する樹脂シートと基板の接着はラバー加圧法等
により行う。接着温度は接着剤の硬化温度に応じて適宜
行う。加圧力は接着剤が浮いたり、しみださない所定の
荷重で行う。
【0022】インクジェット記録装置におけるインク
は、一般的に揮発性が高い水やアルコールを成分として
構成されているために、記録ヘッドの吐出口(ノズル)
内にインクがたまったまま該吐出口が大気に曝されると
該吐出口から水分等が蒸発してインクが乾燥し、インク
の固着が発生して吐出不能になることがある。また、吐
出可能な場合でも、上記水分等の蒸発により増粘したイ
ンクが吐出口付近に付着することにより、インクの吐出
方向が乱され、印字品質が劣化することがある。その対
策として、非印字時にホームポジション等のある固定さ
れた位置に記録ヘッドを移動させ、ゴム等の弾性部材に
より吐出口を大気と遮断するキャッピング手段や、イン
ク吐出素子を駆動させ所定のインク受容体に記録に直接
関わらないインクの吐出を行わせる予備吐出、インク吐
出口面と接触するゴム等の弾性部材を設け、両者を相対
移動させてインク吐出口近傍に付着したインク、塵等の
異物を拭きとるワイピング手段、インク供給系を加圧し
たり、あるいはインク吐出口から吸引するなどの方法で
インクに所定の圧力を作用させてインクを強制的に排出
するパージ手段を設けることが望ましい。
は、一般的に揮発性が高い水やアルコールを成分として
構成されているために、記録ヘッドの吐出口(ノズル)
内にインクがたまったまま該吐出口が大気に曝されると
該吐出口から水分等が蒸発してインクが乾燥し、インク
の固着が発生して吐出不能になることがある。また、吐
出可能な場合でも、上記水分等の蒸発により増粘したイ
ンクが吐出口付近に付着することにより、インクの吐出
方向が乱され、印字品質が劣化することがある。その対
策として、非印字時にホームポジション等のある固定さ
れた位置に記録ヘッドを移動させ、ゴム等の弾性部材に
より吐出口を大気と遮断するキャッピング手段や、イン
ク吐出素子を駆動させ所定のインク受容体に記録に直接
関わらないインクの吐出を行わせる予備吐出、インク吐
出口面と接触するゴム等の弾性部材を設け、両者を相対
移動させてインク吐出口近傍に付着したインク、塵等の
異物を拭きとるワイピング手段、インク供給系を加圧し
たり、あるいはインク吐出口から吸引するなどの方法で
インクに所定の圧力を作用させてインクを強制的に排出
するパージ手段を設けることが望ましい。
【0023】本発明に使用されるインクカートリッジ
は、インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドに供給
するインクを貯留するインクタンクが一体に構成された
一体型でも、前記記録ヘッドと前記インクタンクが着脱
自在に構成された分離型でも良い。インクタンクから記
録ヘッドまでのインク流路間には、吐出に悪影響を与え
るインク内の異物や気泡をトラップするためにフィルタ
ーを設けることが望ましい。フィルターは10ミクロン
程度のろ過粒度を有するようにステンレス等の金属を立
体的に編んだものが信頼性面で有利である。印字品質を
向上させるための条件として、インク吐出口に静的な負
圧をかけておくことの重要性がかねてから知られてい
る。負圧をかけることによってインク吐出口部分の液面
が負メニスカスとなり、インクを内部に引き込み、着弾
精度の向上、余分液滴(エキストラドット)の減少等を
防ぐことができる。インク吐出口の負圧を発生させるた
めに、インクタンク内にポリウレタンフォームで構成さ
れたスポンジを充填させたり、インクタンク内外にバネ
部材を設ける等の負圧発生手段を配設することが望まし
い。
は、インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドに供給
するインクを貯留するインクタンクが一体に構成された
一体型でも、前記記録ヘッドと前記インクタンクが着脱
自在に構成された分離型でも良い。インクタンクから記
録ヘッドまでのインク流路間には、吐出に悪影響を与え
るインク内の異物や気泡をトラップするためにフィルタ
ーを設けることが望ましい。フィルターは10ミクロン
程度のろ過粒度を有するようにステンレス等の金属を立
体的に編んだものが信頼性面で有利である。印字品質を
向上させるための条件として、インク吐出口に静的な負
圧をかけておくことの重要性がかねてから知られてい
る。負圧をかけることによってインク吐出口部分の液面
が負メニスカスとなり、インクを内部に引き込み、着弾
精度の向上、余分液滴(エキストラドット)の減少等を
防ぐことができる。インク吐出口の負圧を発生させるた
めに、インクタンク内にポリウレタンフォームで構成さ
れたスポンジを充填させたり、インクタンク内外にバネ
部材を設ける等の負圧発生手段を配設することが望まし
い。
【0024】本発明が使用される記録装置は、1個また
は複数の記録ヘッドをキャリッジに搭載し、被記録材の
前面を主走査方向に往復移動しながら記録ヘッドよりイ
ンクを吐出し、被記録材は副走査方向に所定の量だけ送
られることで記録を行う所謂、シリアル型記録装置で
も、記録ヘッドが被記録材の主走査方向全幅にわたって
設けられ、被記録材が副走査方向に所定の量だけ送られ
ることで記録を行う所謂、ライン型記録装置でもどちら
でも良い。また、1個または複数の記録ヘッドをキャリ
ッジに搭載し、被記録材の前面を主走査方向、および副
走査方向に移動しながら記録ヘッドよりインクを吐出
し、記録する所謂プロッタ型記録装置でも良い。
は複数の記録ヘッドをキャリッジに搭載し、被記録材の
前面を主走査方向に往復移動しながら記録ヘッドよりイ
ンクを吐出し、被記録材は副走査方向に所定の量だけ送
られることで記録を行う所謂、シリアル型記録装置で
も、記録ヘッドが被記録材の主走査方向全幅にわたって
設けられ、被記録材が副走査方向に所定の量だけ送られ
ることで記録を行う所謂、ライン型記録装置でもどちら
でも良い。また、1個または複数の記録ヘッドをキャリ
ッジに搭載し、被記録材の前面を主走査方向、および副
走査方向に移動しながら記録ヘッドよりインクを吐出
し、記録する所謂プロッタ型記録装置でも良い。
【0025】次に本発明においてヘッドを多階調で印字
する場合の制御方法を説明する。図11はドット径の階
調制御の説明図である。図11(a)において横軸は加
熱時間、縦軸は印加電力およびドット径を決定する気泡
体積である。ヘッドに0.4Wの電力を与えると沸騰開
始までの加熱時間は7μsとなりE1=0.4×7=
2.8μJのエネルギーが与えられる。その時の気泡は
B1のように成長し最大気泡体積は200plとなる。
同様にヘッドに0.23Wの電力を与えると沸騰開始ま
での加熱時間は22μsとなりE2=0.23×22=
5.06μJのエネルギーが与えられ、その時の気泡は
B2のように成長し最大気泡体積は400plとなる。
このように印加電力により沸騰開始までの時間が決ま
り、それによりインクの加熱される体積が変化し、加熱
される体積が大きいほど最大成長気泡体積が大きくな
る。つまりゆっくり加熱すればより大きな気泡を形成す
ることができる(図11(a),(b))。沸騰が始ま
れば気泡により電極間の電流が遮断されるので電圧を直
後に切るように制御しても最大成長気泡体積に影響はな
い。また電力の与え方は図11(a)のように電圧値を
変化させてもよいが、図11(c),図11(d)のよ
うに電圧値は一定でデューティを変化させても気泡体積
を制御できる。このようにして気泡体積を変化させドッ
ト径の階調制御ができる。
する場合の制御方法を説明する。図11はドット径の階
調制御の説明図である。図11(a)において横軸は加
熱時間、縦軸は印加電力およびドット径を決定する気泡
体積である。ヘッドに0.4Wの電力を与えると沸騰開
始までの加熱時間は7μsとなりE1=0.4×7=
2.8μJのエネルギーが与えられる。その時の気泡は
B1のように成長し最大気泡体積は200plとなる。
同様にヘッドに0.23Wの電力を与えると沸騰開始ま
での加熱時間は22μsとなりE2=0.23×22=
5.06μJのエネルギーが与えられ、その時の気泡は
B2のように成長し最大気泡体積は400plとなる。
このように印加電力により沸騰開始までの時間が決ま
り、それによりインクの加熱される体積が変化し、加熱
される体積が大きいほど最大成長気泡体積が大きくな
る。つまりゆっくり加熱すればより大きな気泡を形成す
ることができる(図11(a),(b))。沸騰が始ま
れば気泡により電極間の電流が遮断されるので電圧を直
後に切るように制御しても最大成長気泡体積に影響はな
い。また電力の与え方は図11(a)のように電圧値を
変化させてもよいが、図11(c),図11(d)のよ
うに電圧値は一定でデューティを変化させても気泡体積
を制御できる。このようにして気泡体積を変化させドッ
ト径の階調制御ができる。
【0026】次に、実施例1のインクジェット用インク
の性能試験を行った。実施例1のインクジェット用イン
クを図1に示した通電発熱方式のインクジェットヘッド
を用いて、(表1)に示した条件で印字を行った。
の性能試験を行った。実施例1のインクジェット用イン
クを図1に示した通電発熱方式のインクジェットヘッド
を用いて、(表1)に示した条件で印字を行った。
【0027】
【表1】
【0028】吐出安定性を調べる試験として、実施例1
のインクジェット用インクを10KHzの間隔で連続し
て6時間電圧を印加した時の電極の状態を観察し、ま
た、実施例1のインクジェット用インクを10KHzの
間隔で連続して6時間電圧を印加した時のインク滴の吐
出状態を観察し、結果を(表2)に示した。
のインクジェット用インクを10KHzの間隔で連続し
て6時間電圧を印加した時の電極の状態を観察し、ま
た、実施例1のインクジェット用インクを10KHzの
間隔で連続して6時間電圧を印加した時のインク滴の吐
出状態を観察し、結果を(表2)に示した。
【0029】
【表2】
【0030】保存安定性を調べる試験として、実施例1
のインクジェット用インクを3カ月放置した後の外観変
化を観察し、また、このインクジェット用インクを3カ
月放置した後の最初の入力信号に対する吐出応答性を観
察し、結果を(表2)に示した。
のインクジェット用インクを3カ月放置した後の外観変
化を観察し、また、このインクジェット用インクを3カ
月放置した後の最初の入力信号に対する吐出応答性を観
察し、結果を(表2)に示した。
【0031】また、画像評価として、実施例1のインク
ジェット用インクを10KHzの間隔で連続して6時間
電圧を印加しプリンター用紙に付着した時のドット周辺
部の乱れを観察し、結果を(表2)に示した。
ジェット用インクを10KHzの間隔で連続して6時間
電圧を印加しプリンター用紙に付着した時のドット周辺
部の乱れを観察し、結果を(表2)に示した。
【0032】この(表2)から明らかなように、本実施
例によるインクジェット用インクは、電極状態および記
録性の経時劣化がほとんどなく、3カ月放置後の保存安
定性も極めて良好であり、また、ドット周辺部の乱れも
全く見られないという点で後述の比較例と比べ優れた効
果が得られることがわかった。
例によるインクジェット用インクは、電極状態および記
録性の経時劣化がほとんどなく、3カ月放置後の保存安
定性も極めて良好であり、また、ドット周辺部の乱れも
全く見られないという点で後述の比較例と比べ優れた効
果が得られることがわかった。
【0033】以上のように本実施例によれば、モノエタ
ノールアミン硫酸塩を含有しているので、電極に印加す
る電圧の交流周波数を低くしても、電極状態の経時劣化
はほとんどなく、吐出安定性の経時劣化も全く観察され
ない。かつ、カヤセットブラック008(N)ピュアー
を十分多量に含有させることができ、コントラストを十
分に強く印字または印画することができる。
ノールアミン硫酸塩を含有しているので、電極に印加す
る電圧の交流周波数を低くしても、電極状態の経時劣化
はほとんどなく、吐出安定性の経時劣化も全く観察され
ない。かつ、カヤセットブラック008(N)ピュアー
を十分多量に含有させることができ、コントラストを十
分に強く印字または印画することができる。
【0034】ここで、本発明で使用できるインクは水溶
性、油溶性どちらでも良い。臭い、安全性を考慮すると
水溶性の方が好ましい。インクには、トリケップス社
「インクジェット記録技術」、p177に記載されてい
る、染料、湿潤剤としてのアルコール類、グリコール類
等の水可溶性有機浴媒、界面活性剤、あるいはこれらの
混合物を含有するのがにじみ、乾燥速度、沸騰状態の調
節、電極寿命、ノズル目詰まり等にとって好ましい。
性、油溶性どちらでも良い。臭い、安全性を考慮すると
水溶性の方が好ましい。インクには、トリケップス社
「インクジェット記録技術」、p177に記載されてい
る、染料、湿潤剤としてのアルコール類、グリコール類
等の水可溶性有機浴媒、界面活性剤、あるいはこれらの
混合物を含有するのがにじみ、乾燥速度、沸騰状態の調
節、電極寿命、ノズル目詰まり等にとって好ましい。
【0035】(化2)で表される化合物を含有させると
比抵抗は小さくなる。(化2)で表される化合物の具体
的な例としては、モノエタノールアミン硫酸塩、ジエタ
ノールアミン硫酸塩、トリエタノールアミン硫酸塩、モ
ノエタノールアミン硝酸塩、ジエタノールアミン硝酸
塩、トリエタノールアミン硝酸塩、モノエタノールアミ
ンリン酸塩、ジエタノールアミンリン酸塩、トリエタノ
ールアミンリン酸塩、ジメタノールアミン硫酸塩、トリ
メタノールアミン硫酸塩、ジエチルアミン硫酸塩、トリ
エチルアミン硫酸塩、ジメチルアミン硫酸塩、トリメチ
ルアミン硫酸塩、モノプロピルアミン硫酸塩、ジプロピ
ルアミン硫酸塩、トリプロピルアミン硫酸塩、フェニル
アミン硫酸塩、ジフェニルアミン硫酸塩、ジメチレンア
ミン硫酸塩、トリメチレンアミン硫酸塩、ジエチレンア
ミン硫酸塩、トリエチレンアミン硫酸塩、ジプロピレン
アミン硫酸塩、トリプロピレアミン硫酸塩、ピリジン硫
酸塩、ピロール硫酸塩等を挙げることができる。
比抵抗は小さくなる。(化2)で表される化合物の具体
的な例としては、モノエタノールアミン硫酸塩、ジエタ
ノールアミン硫酸塩、トリエタノールアミン硫酸塩、モ
ノエタノールアミン硝酸塩、ジエタノールアミン硝酸
塩、トリエタノールアミン硝酸塩、モノエタノールアミ
ンリン酸塩、ジエタノールアミンリン酸塩、トリエタノ
ールアミンリン酸塩、ジメタノールアミン硫酸塩、トリ
メタノールアミン硫酸塩、ジエチルアミン硫酸塩、トリ
エチルアミン硫酸塩、ジメチルアミン硫酸塩、トリメチ
ルアミン硫酸塩、モノプロピルアミン硫酸塩、ジプロピ
ルアミン硫酸塩、トリプロピルアミン硫酸塩、フェニル
アミン硫酸塩、ジフェニルアミン硫酸塩、ジメチレンア
ミン硫酸塩、トリメチレンアミン硫酸塩、ジエチレンア
ミン硫酸塩、トリエチレンアミン硫酸塩、ジプロピレン
アミン硫酸塩、トリプロピレアミン硫酸塩、ピリジン硫
酸塩、ピロール硫酸塩等を挙げることができる。
【0036】発色剤としては、例えば、直接染料、塩基
性染料、酸性染料、分散染料、反応性染料、スピリット
染料等の各種染料、及び、カーボンブラック、フタロシ
アニンブルー、ジオキサンイエロー、キナクリドンレッ
ド等の各種顔料を挙げることができる。
性染料、酸性染料、分散染料、反応性染料、スピリット
染料等の各種染料、及び、カーボンブラック、フタロシ
アニンブルー、ジオキサンイエロー、キナクリドンレッ
ド等の各種顔料を挙げることができる。
【0037】(実験例)湿潤剤は、水より沸点の高いも
のであり、ノズル先端の乾燥を防止するために用いられ
る。湿潤剤としては、具体的には、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、へキシレングリコール等のアルキレン基が2〜6個
の炭素原子を含むアルキレングリコール、例えばエチレ
ングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメ
チルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル等
のジエチレングリコールの低級アルキルエーテル、グリ
セリン等が挙げられる。多価アルコールは0.1〜10
重量%、好ましくは0.5〜5.0重量%、更に好まし
くは0.5〜3.0重量%含有される。
のであり、ノズル先端の乾燥を防止するために用いられ
る。湿潤剤としては、具体的には、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、へキシレングリコール等のアルキレン基が2〜6個
の炭素原子を含むアルキレングリコール、例えばエチレ
ングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメ
チルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル等
のジエチレングリコールの低級アルキルエーテル、グリ
セリン等が挙げられる。多価アルコールは0.1〜10
重量%、好ましくは0.5〜5.0重量%、更に好まし
くは0.5〜3.0重量%含有される。
【0038】図3は多価アルコール含有量とノズルの保
存安定性との関係図、図4は多価アルコール含有量とイ
ンク比抵抗との関係図である。多価アルコールが0.5
重量%未満になるにつれ、インク乾燥によるノズル先端
が目詰まり傾向となるのが認められ、多価アルコールが
3.0重量%を越えるにつれ、インク比抵抗が上昇する
傾向となるのが認められ、それぞれ好ましくないことが
わかった。
存安定性との関係図、図4は多価アルコール含有量とイ
ンク比抵抗との関係図である。多価アルコールが0.5
重量%未満になるにつれ、インク乾燥によるノズル先端
が目詰まり傾向となるのが認められ、多価アルコールが
3.0重量%を越えるにつれ、インク比抵抗が上昇する
傾向となるのが認められ、それぞれ好ましくないことが
わかった。
【0039】溶剤は、水、及び、水と混合しうる有機溶
剤が挙げられる。有機溶剤としては、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、等のアルキルアルコール、アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコー
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の
アミド類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル等のエーテルアルコー
ル類、水溶性高分子化合物等が挙げられる。特に、アル
コール類、エーテルアルコール類が好ましい。溶剤とし
て用いられている有機溶剤は、1〜15重量%、好まし
くは2〜10重量%、更に好ましくは4〜8重量%含有
される。沸騰安定性を調べる試験として、有機溶剤含有
量の異なる本発明のインクを沸騰させた時のインクの吐
出状態を観察し、またその時プリンター用紙に付着した
ドットのにじみを観察し、それらを5段階評価し(数値
が大きい方が良好)、図5に示した。
剤が挙げられる。有機溶剤としては、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、等のアルキルアルコール、アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコー
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の
アミド類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル等のエーテルアルコー
ル類、水溶性高分子化合物等が挙げられる。特に、アル
コール類、エーテルアルコール類が好ましい。溶剤とし
て用いられている有機溶剤は、1〜15重量%、好まし
くは2〜10重量%、更に好ましくは4〜8重量%含有
される。沸騰安定性を調べる試験として、有機溶剤含有
量の異なる本発明のインクを沸騰させた時のインクの吐
出状態を観察し、またその時プリンター用紙に付着した
ドットのにじみを観察し、それらを5段階評価し(数値
が大きい方が良好)、図5に示した。
【0040】図5は溶剤の含有量と沸騰安定性との関係
図であって、溶剤が1重量%未満になるにつれ、残留気
泡により沸騰安定性が低下し、かつ紙への浸透性が低下
する傾向が認められ、溶剤が15重量%を越えるにつ
れ、紙への浸透性が過大となる傾向が認められ、それぞ
れ好ましくないことがわかった。
図であって、溶剤が1重量%未満になるにつれ、残留気
泡により沸騰安定性が低下し、かつ紙への浸透性が低下
する傾向が認められ、溶剤が15重量%を越えるにつ
れ、紙への浸透性が過大となる傾向が認められ、それぞ
れ好ましくないことがわかった。
【0041】インクジェット用インクには、さらに、液
物性を調整するため、界面活性剤、pH調整剤、粘度調
整剤、等を添加する場合がある。
物性を調整するため、界面活性剤、pH調整剤、粘度調
整剤、等を添加する場合がある。
【0042】表面張力調整剤はインクジェット用インク
の紙への速乾性を上げるために含有すると同時にインク
ジェット用インクの蒸発も防止し、調整剤としては、水
溶性有機溶媒、界面活性剤を用いるのが好ましい。水溶
性有機溶媒は、上記溶剤の中より選択されも良い。界面
活性剤として具体的には、脂肪酸塩類、高級アルコール
硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、脂肪
アルコールリン酸エステル塩類、二塩基性脂肪酸エステ
ルのスルホン塩類、脂肪酸アミドスルホン酸塩類、アル
キルアリルスルホン酸塩類、ホルマリン縮合のナフタリ
ンスルホン酸塩類、アルキルピリジウム塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルフェニールエーテル類、ポリオキシエチレンアルキ
ルエステル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオ
キシエチレンソルビタンアルキルエステル類を挙げるこ
とができる。表面張力調整剤として用いられる界面活性
剤は、0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜
5重量%、更に好ましくは0.1〜3重量%含有され
る。セット性を調べる試験として、界面活性剤含有量の
異なる本発明のインクをプリンター用紙に印字させた時
のインクの乾燥性を観察し、指で擦っても画像が流れな
い時間を測定し、それらを5段階評価し図6に示した。
の紙への速乾性を上げるために含有すると同時にインク
ジェット用インクの蒸発も防止し、調整剤としては、水
溶性有機溶媒、界面活性剤を用いるのが好ましい。水溶
性有機溶媒は、上記溶剤の中より選択されも良い。界面
活性剤として具体的には、脂肪酸塩類、高級アルコール
硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、脂肪
アルコールリン酸エステル塩類、二塩基性脂肪酸エステ
ルのスルホン塩類、脂肪酸アミドスルホン酸塩類、アル
キルアリルスルホン酸塩類、ホルマリン縮合のナフタリ
ンスルホン酸塩類、アルキルピリジウム塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルフェニールエーテル類、ポリオキシエチレンアルキ
ルエステル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオ
キシエチレンソルビタンアルキルエステル類を挙げるこ
とができる。表面張力調整剤として用いられる界面活性
剤は、0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜
5重量%、更に好ましくは0.1〜3重量%含有され
る。セット性を調べる試験として、界面活性剤含有量の
異なる本発明のインクをプリンター用紙に印字させた時
のインクの乾燥性を観察し、指で擦っても画像が流れな
い時間を測定し、それらを5段階評価し図6に示した。
【0043】図6は界面活性剤の含有量とにじみ・セッ
ト性との関係図であって、界面活性剤が0.1重量%未
満になるにつれ、紙への浸透性が低下する傾向が認めら
れ、界面活性剤が3重量%を越えるにつれ、紙への浸透
性が過大となりにじみが悪化する傾向が認められ、それ
ぞれ好ましくないことがわかった。また、これらの界面
活性剤を適宜上記溶剤と混合して使用しても構わない。
ト性との関係図であって、界面活性剤が0.1重量%未
満になるにつれ、紙への浸透性が低下する傾向が認めら
れ、界面活性剤が3重量%を越えるにつれ、紙への浸透
性が過大となりにじみが悪化する傾向が認められ、それ
ぞれ好ましくないことがわかった。また、これらの界面
活性剤を適宜上記溶剤と混合して使用しても構わない。
【0044】pH調整剤としては、調合されるインクジ
ェット用インクに悪影響を及ぼさずに、所望のpH値に
調整できるものであればよいが、具体的には、低級アル
カノールアミン、アルカリ金属水酸化物の1価の水酸化
物、水酸化アンモニウム等が挙げられる。
ェット用インクに悪影響を及ぼさずに、所望のpH値に
調整できるものであればよいが、具体的には、低級アル
カノールアミン、アルカリ金属水酸化物の1価の水酸化
物、水酸化アンモニウム等が挙げられる。
【0045】粘度調整剤は、インクジェット用インクの
粘度を調整するものであり、具体的には、ポリビニルア
ルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチ
ルセルロース、水溶性アクリル樹脂、ポリビニルピロリ
ドン、アラビアゴムスターチ等が挙げられる。
粘度を調整するものであり、具体的には、ポリビニルア
ルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチ
ルセルロース、水溶性アクリル樹脂、ポリビニルピロリ
ドン、アラビアゴムスターチ等が挙げられる。
【0046】更に、印刷用紙に付着する場合のインクの
被膜の強度を補強するために、アルキッド樹脂、アクリ
ル樹脂、アクリルアミド樹脂、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン等の樹脂重合体が添加しても良
い。また、カビ防止剤を添加するのが長期保存時の信頼
性確保の点で有利である。
被膜の強度を補強するために、アルキッド樹脂、アクリ
ル樹脂、アクリルアミド樹脂、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン等の樹脂重合体が添加しても良
い。また、カビ防止剤を添加するのが長期保存時の信頼
性確保の点で有利である。
【0047】インクジェット用インクの比抵抗は25゜
Cにおいて、8〜50Ω・cm、好ましくは15〜35
Ω・cm、更に好ましくは15〜25Ω・cmである。
寿命特性を調べる試験として、比抵抗の異なる本発明の
インクを沸騰させ、インクを吐出するに要した沸騰時間
が50μsecを越えた時の通電回数を寿命として計測
し、図7に示した。
Cにおいて、8〜50Ω・cm、好ましくは15〜35
Ω・cm、更に好ましくは15〜25Ω・cmである。
寿命特性を調べる試験として、比抵抗の異なる本発明の
インクを沸騰させ、インクを吐出するに要した沸騰時間
が50μsecを越えた時の通電回数を寿命として計測
し、図7に示した。
【0048】図7はインク比抵抗とノズル保存安定性・
ヘッド寿命特性との関係図である。比抵抗が15Ω・c
m未満になるにつれ、インクジェット用インクの(化
2)で表される化合物の含有量が多くなるので染料の溶
解安定性が低下しノズルの目詰まり性が悪化する傾向が
認められ、比抵抗が35Ω・cmを越えるにつれ、(化
2)で表される化合物の含有量が少なくなるので、イン
クに電流を流してインク自身を沸騰させるために必要な
インク自身の発熱が得られ難くなりと共に、高い電圧を
電極に印加してインクを沸騰させるために電極溶解が発
生することで沸騰特性が悪化し、吐出寿命、良好な吐出
安定性が得られない傾向が認められ、それぞれ好ましく
ないことがわかった。更に、電極に印加する電圧の交流
周波数を低くすると、電極上の化学反応を防止すること
ができなくなり、同様に電極溶解が発生することで沸騰
特性が悪化し、吐出寿命、良好な吐出安定性が得られな
いことがわかった。
ヘッド寿命特性との関係図である。比抵抗が15Ω・c
m未満になるにつれ、インクジェット用インクの(化
2)で表される化合物の含有量が多くなるので染料の溶
解安定性が低下しノズルの目詰まり性が悪化する傾向が
認められ、比抵抗が35Ω・cmを越えるにつれ、(化
2)で表される化合物の含有量が少なくなるので、イン
クに電流を流してインク自身を沸騰させるために必要な
インク自身の発熱が得られ難くなりと共に、高い電圧を
電極に印加してインクを沸騰させるために電極溶解が発
生することで沸騰特性が悪化し、吐出寿命、良好な吐出
安定性が得られない傾向が認められ、それぞれ好ましく
ないことがわかった。更に、電極に印加する電圧の交流
周波数を低くすると、電極上の化学反応を防止すること
ができなくなり、同様に電極溶解が発生することで沸騰
特性が悪化し、吐出寿命、良好な吐出安定性が得られな
いことがわかった。
【0049】粘度は10cp以下、好ましくは5cp以
下、更に好ましくは3cp以下である。
下、更に好ましくは3cp以下である。
【0050】図8はインク粘度と周波数応答特性との関
係図である。図8に示すように、粘度が3cpを越える
につれ、印字周波数が高くなるとインク滴のノズル孔か
らの吐出に不都合が生じる傾向にあるのが認められ、好
ましくないことがわかった。表面張力は25〜55dy
ne/cm、好ましくは30〜45dyne/cm、更
に好ましくは30〜40dyne/cmである。色重ね
にじみを調べる試験として、表面張力の異なる本発明の
インクを2色ずつ用意し、同じ表面張力のインクを用い
てプリンター用紙に2色を重ねて印字させ、一方の色を
大面積に印字した時のもう一方の色との境界部分のにじ
みを観察し、それらを5段階評価し図9に示した。
係図である。図8に示すように、粘度が3cpを越える
につれ、印字周波数が高くなるとインク滴のノズル孔か
らの吐出に不都合が生じる傾向にあるのが認められ、好
ましくないことがわかった。表面張力は25〜55dy
ne/cm、好ましくは30〜45dyne/cm、更
に好ましくは30〜40dyne/cmである。色重ね
にじみを調べる試験として、表面張力の異なる本発明の
インクを2色ずつ用意し、同じ表面張力のインクを用い
てプリンター用紙に2色を重ねて印字させ、一方の色を
大面積に印字した時のもう一方の色との境界部分のにじ
みを観察し、それらを5段階評価し図9に示した。
【0051】図9はインク表面張力と色重ねにじみ・に
じみとの関係図である。表面張力が30dyne/cm
未満になるにつれ、にじみが悪化し、印字濃度が低下す
る傾向があることが認められ、表面張力が40dyne
/cmを越えるにつれ、多色の色重ねにじみが低下する
傾向にあることが認められ、それぞれ好ましくないこと
がわかった。
じみとの関係図である。表面張力が30dyne/cm
未満になるにつれ、にじみが悪化し、印字濃度が低下す
る傾向があることが認められ、表面張力が40dyne
/cmを越えるにつれ、多色の色重ねにじみが低下する
傾向にあることが認められ、それぞれ好ましくないこと
がわかった。
【0052】pHは6〜10、好ましくは7〜9、更に
好ましくは7〜8である。pH依存性を調べる試験とし
て、pHの異なる本発明のインクを60゜Cに保存し、
そのインクの色の経時変化(退色)を観察し、それらを
5段階評価し図10に示した。図10はインクpHとノ
ズル保存安定性・染色退色性との関係図である。pHが
7未満になるにつれ、染料の溶解安定性が低下すること
で目詰まり性が悪化する傾向にあるのが認められ、pH
が8を越えるにつれ、染料の退色が発生する傾向にある
のが認められ、それぞれ好ましくないことがわかった。
好ましくは7〜8である。pH依存性を調べる試験とし
て、pHの異なる本発明のインクを60゜Cに保存し、
そのインクの色の経時変化(退色)を観察し、それらを
5段階評価し図10に示した。図10はインクpHとノ
ズル保存安定性・染色退色性との関係図である。pHが
7未満になるにつれ、染料の溶解安定性が低下すること
で目詰まり性が悪化する傾向にあるのが認められ、pH
が8を越えるにつれ、染料の退色が発生する傾向にある
のが認められ、それぞれ好ましくないことがわかった。
【0053】実施例1のモノエタノールアミン硫酸塩の
代わりにモノエタノールアミン硝酸塩、モノエタノール
アミンリン酸塩を用いても実施例1と同様の結果が得ら
れた。
代わりにモノエタノールアミン硝酸塩、モノエタノール
アミンリン酸塩を用いても実施例1と同様の結果が得ら
れた。
【0054】(比較例1、2)第1比較例として、モノ
エタノールアミン硫酸塩の代わりに硝酸リチウムを含有
させ他は実施例1と同様のインクジェット用インクを製
造した。第2比較例として、比抵抗を60Ω・cmにな
るようにモノエタノールアミン硫酸塩を4重量%含有さ
せる以外は実施例1と同様にしてインクジェット用イン
クを製造した。
エタノールアミン硫酸塩の代わりに硝酸リチウムを含有
させ他は実施例1と同様のインクジェット用インクを製
造した。第2比較例として、比抵抗を60Ω・cmにな
るようにモノエタノールアミン硫酸塩を4重量%含有さ
せる以外は実施例1と同様にしてインクジェット用イン
クを製造した。
【0055】第1及び第2比較例のインクジェット用イ
ンクを、実施例1と同様にして性能試験を行い、結果を
(表2)に示した。第2比較例のインクジェット用イン
クの電極駆動条件を5MHz30Vとした他は実施例1
と同様にして性能試験を行い、結果を(表2)に示し
た。
ンクを、実施例1と同様にして性能試験を行い、結果を
(表2)に示した。第2比較例のインクジェット用イン
クの電極駆動条件を5MHz30Vとした他は実施例1
と同様にして性能試験を行い、結果を(表2)に示し
た。
【0056】この(表2)から明らかなように、第1比
較例によるインクジェット用インクは、電極が経時劣化
しやすく、記録性も1時間で吐出しなくなり、保存安定
性も固化物でノズル孔が目詰まりしてしまう点で問題が
あることがわかった。第2比較例によるインクジェット
用インクは、電極駆動条件を3MHz60Vにすると、
電極が溶解してしまい、記録性も2時間で吐出性が不安
定になるという点で問題があることがわかった。第2比
較例によるインクジェット用インクは、電極駆動条件を
5MHz60Vにすると、記録性、保存安定性がやや不
安定であり、ドットがやや不均一であるという点で問題
点があることがわかった。
較例によるインクジェット用インクは、電極が経時劣化
しやすく、記録性も1時間で吐出しなくなり、保存安定
性も固化物でノズル孔が目詰まりしてしまう点で問題が
あることがわかった。第2比較例によるインクジェット
用インクは、電極駆動条件を3MHz60Vにすると、
電極が溶解してしまい、記録性も2時間で吐出性が不安
定になるという点で問題があることがわかった。第2比
較例によるインクジェット用インクは、電極駆動条件を
5MHz60Vにすると、記録性、保存安定性がやや不
安定であり、ドットがやや不均一であるという点で問題
点があることがわかった。
【0057】(実施例2)発色剤であるカヤセットブラ
ック008(N)ピュアー(Kayaset Blac
k 008(N)pure、日本化薬製染料)を3重量
%、湿潤剤であるグリセリンを1重量%、一般式(化
2)で表される化合物であるジエタノールアミン硫酸塩
を18重量%、溶剤であるイオン交換水を74重量%お
よびイソプロピルアルコールを4重量%を準備した他は
実施例1と同様にしてインクジェット用インクを製造
し、実施例1と同様にして性能試験を行い、結果を(表
2)に示した。
ック008(N)ピュアー(Kayaset Blac
k 008(N)pure、日本化薬製染料)を3重量
%、湿潤剤であるグリセリンを1重量%、一般式(化
2)で表される化合物であるジエタノールアミン硫酸塩
を18重量%、溶剤であるイオン交換水を74重量%お
よびイソプロピルアルコールを4重量%を準備した他は
実施例1と同様にしてインクジェット用インクを製造
し、実施例1と同様にして性能試験を行い、結果を(表
2)に示した。
【0058】この(表2)から明らかなように、本実施
例によるインクジェット用インクは、電極状態および記
録性の経時劣化が全くなく、3カ月放置後の保存安定性
も極めて良好であり、また、ドット周辺部の乱れもほと
んど見られないという点で優れた効果が得られることが
わかった。
例によるインクジェット用インクは、電極状態および記
録性の経時劣化が全くなく、3カ月放置後の保存安定性
も極めて良好であり、また、ドット周辺部の乱れもほと
んど見られないという点で優れた効果が得られることが
わかった。
【0059】第2実施例のジエタノールアミン硫酸塩の
代わりにジエタノールアミン硝酸塩、ジエタノールアミ
ンリン酸塩を用いても実施例1と同様の結果が得られ
た。
代わりにジエタノールアミン硝酸塩、ジエタノールアミ
ンリン酸塩を用いても実施例1と同様の結果が得られ
た。
【0060】(実施例3〜9)実施例1の発色剤である
カヤセットブラック008(N)ピュアーの代わりの発
色剤として次の化合物を用いて他は実施例1と同様にし
て、比抵抗が20Ω・cmになるようにインクジェット
用インクを製造した。
カヤセットブラック008(N)ピュアーの代わりの発
色剤として次の化合物を用いて他は実施例1と同様にし
て、比抵抗が20Ω・cmになるようにインクジェット
用インクを製造した。
【0061】第3実施例として、BAYSCRIPT
BLACK BS(バイエル製染料)、第4実施例とし
て、Duasyn D.Black HEFSF VP
332(ヘキスト製染料)、第5実施例として、Aiz
en Direct Black 3000S(保土ヶ
谷化学製染料)、第6実施例として、BonjetBl
ack #890−L(オリエント化学製染料)、第7
実施例として、Kayaset Yellow J−0
05(日本化薬製染料)、第8実施例として、Kaya
set Red J−011(日本化薬製染料)、第9
実施例として、Kayaset Cyan J−301
(日本化薬製染料)を用いた。
BLACK BS(バイエル製染料)、第4実施例とし
て、Duasyn D.Black HEFSF VP
332(ヘキスト製染料)、第5実施例として、Aiz
en Direct Black 3000S(保土ヶ
谷化学製染料)、第6実施例として、BonjetBl
ack #890−L(オリエント化学製染料)、第7
実施例として、Kayaset Yellow J−0
05(日本化薬製染料)、第8実施例として、Kaya
set Red J−011(日本化薬製染料)、第9
実施例として、Kayaset Cyan J−301
(日本化薬製染料)を用いた。
【0062】第3〜第9実施例を実施例1と同様にして
性能試験を行い、結果を(表3)〜(表4)に示した。
性能試験を行い、結果を(表3)〜(表4)に示した。
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】この(表4)〜(表5)から明らかなよう
に、本実施例によるインクジェット用インクは、電極状
態および記録性の経時劣化がほとんどなく、3カ月放置
後の保存安定性も極めて良好であり、また、ドット周辺
部の乱れも全く見られないという点で優れた効果が得ら
れることがわかった。
に、本実施例によるインクジェット用インクは、電極状
態および記録性の経時劣化がほとんどなく、3カ月放置
後の保存安定性も極めて良好であり、また、ドット周辺
部の乱れも全く見られないという点で優れた効果が得ら
れることがわかった。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明は、一般式(化2)
で表される化合物を含有することにより、発色剤を多量
に含有させることができるので、印字または印画のコン
トラストを大きくすることができる。さらに経時劣化に
よる固化物の析出が少ないので、吐出安定性、吐出応答
性、連続記録性の経時変化を安定にすることができる優
れたインクジェット用インクを実現できる。かつ、電極
に印加する電圧の交流周波数を5MHzより低くして
も、電極の上面やノズル孔に化学反応による気泡が生じ
ず、また電極が溶解しないので、吐出安定性、吐出応答
性、連続記録性の経時劣化を防止できる。また、印加す
る電圧の交流周波数を5MHzより低くすることができ
るので、駆動回路より発生する不要輻射ノイズを小さく
することができるとともに、駆動ドライバーに簡素で、
製造コストの低いものを利用することができる。
で表される化合物を含有することにより、発色剤を多量
に含有させることができるので、印字または印画のコン
トラストを大きくすることができる。さらに経時劣化に
よる固化物の析出が少ないので、吐出安定性、吐出応答
性、連続記録性の経時変化を安定にすることができる優
れたインクジェット用インクを実現できる。かつ、電極
に印加する電圧の交流周波数を5MHzより低くして
も、電極の上面やノズル孔に化学反応による気泡が生じ
ず、また電極が溶解しないので、吐出安定性、吐出応答
性、連続記録性の経時劣化を防止できる。また、印加す
る電圧の交流周波数を5MHzより低くすることができ
るので、駆動回路より発生する不要輻射ノイズを小さく
することができるとともに、駆動ドライバーに簡素で、
製造コストの低いものを利用することができる。
【図1】本発明の実施例で使用したインクジェットヘッ
ドの要部断面図
ドの要部断面図
【図2】図1のA−A’線断面図
【図3】多価アルコール含有量とノズルの保存安定性と
の関係図
の関係図
【図4】多価アルコール含有量とインク比抵抗との関係
図
図
【図5】溶剤の含有量と沸騰安定性との関係図
【図6】界面活性剤の含有量とにじみ・セット性との関
係図
係図
【図7】インク比抵抗とノズル保存安定性・ヘッド寿命
特性との関係図
特性との関係図
【図8】インク粘度と周波数応答特性との関係図
【図9】インク表面張力と色重ねにじみ・にじみとの関
係図
係図
【図10】インクpHとノズル保存安定性・染料退色性
との関係図
との関係図
【図11】ドット径の階調制御の説明図
【符号の説明】 1 圧力室 2 ノズル孔 3 基板 4 電極 5 インク流路 6 絶縁層 7 仕切り部 8 ノズルプレート 9 インク滴 10 信号発生装置
Claims (57)
- 【請求項1】発色剤と、添加剤と、前記発色剤と添加剤
を溶解する溶剤と、を含有し、下記一般式(化1)で表
される化合物を含有し、かつ、25゜Cにおいて非抵抗
が8〜35Ω・cmであることを特徴とするインクジェ
ット用インク。 【化1】 - 【請求項2】前記発色剤がアゾ係化合物であることを特
徴とする請求項1に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項3】前記発色剤がフタロシアニン系化合物であ
ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用
インク。 - 【請求項4】前記添加剤は、湿潤剤であることを特徴と
する請求項1に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項5】前記湿潤剤は、全系中0.1〜10重量%
含有されていることを特徴とする請求項4に記載のイン
クジェット用インク。 - 【請求項6】前記湿潤剤は、全系中0.5〜5重量%含
有されていることを特徴とする請求項4に記載のインク
ジェット用インク。 - 【請求項7】前記湿潤剤は、全系中0.5〜3重量%含
有されていることを特徴とする請求項4に記載のインク
ジェット用インク。 - 【請求項8】前記添加剤は、表面張力調整剤であること
を特徴とする請求項1に記載のインクジェット用イン
ク。 - 【請求項9】前記表面張力調整剤が界面活性剤であっ
て、全系中0.001〜10重量%含有されていること
を特徴とする請求項8に記載のインクジェット用イン
ク。 - 【請求項10】前記表面張力調整剤が界面活性剤であっ
て、全系中0.01〜5重量%含有されていることを特
徴とする請求項8に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項11】前記表面張力調整剤が界面活性剤であっ
て、全系中0.1〜3重量%含有されていることを特徴
とする請求項8に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項12】前記添加剤は、粘度調整剤であることを
特徴とする請求項1に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項13】前記溶剤が水およびアルキルアルコー
ル、ケトン、ケトンアルコール、アミド類、エーテル、
エーテルアルコール類、エステル類の有機溶剤の内いず
れか1つまたは、これらの混合物からなることを特徴と
する請求項1に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項14】前記有機溶剤は、全系中1〜15重量%
含有されていることを特徴とする請求項13に記載のイ
ンクジェット用インク。 - 【請求項15】前記有機溶剤は、全系中2〜10重量%
含有されていることを特徴とする請求項13に記載のイ
ンクジェット用インク。 - 【請求項16】前記有機溶剤は、全系中4〜8重量%含
有されていることを特徴とする請求項13に記載のイン
クジェット用インク。 - 【請求項17】25゜Cにおいて粘度が10cp以下で
あり、及び表面張力が25〜55dyne/cmであ
り、及びpHが6〜10であることを特徴とする請求項
1に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項18】25゜Cにおいて粘度が5cp以下であ
り、及び表面張力が30〜45dyne/cmであり、
及びpHが7〜9であることを特徴とする請求項1に記
載のインクジェット用インク。 - 【請求項19】25゜Cにおいて粘度が3cp以下であ
り、及び表面張力が30〜40dyne/cmであり、
及びpHが7〜8であることを特徴とする請求項1に記
載のインクジェット用インク。 - 【請求項20】発色剤と、添加剤と、前記発色剤と添加
剤を溶解する溶剤と、を含有し、上記一般式(化1)で
表される化合物を含有し、かつ、25゜Cにおいて非抵
抗が15〜35Ω・cmであることを特徴とするインク
ジェット用インク。 - 【請求項21】前記発色剤がアゾ系化合物であることを
特徴とする請求項20に記載のインクジェット用イン
ク。 - 【請求項22】前記発色剤がフタロシアニン系化合物で
あることを特徴とする請求項20に記載のインクジェッ
ト用インク。 - 【請求項23】前記添加剤は、湿潤剤であることを特徴
とする請求項20に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項24】前記湿潤剤は、全系中0.1〜10重量
%含有されていることを特徴とする請求項4に記載のイ
ンクジェット用インク。 - 【請求項25】前記湿潤剤は、全系中0.5〜5重量%
含有されていることを特徴とする請求項4に記載のイン
クジェット用インク。 - 【請求項26】前記湿潤剤は、全系中0.5〜3重量%
含有されていることを特徴とする請求項4に記載のイン
クジェット用インク。 - 【請求項27】前記添加剤は、表面張力調整剤であるこ
とを特徴とする請求項20に記載のインクジェット用イ
ンク。 - 【請求項28】前記表面張力調整剤が界面活性剤であっ
て、全系中0.001〜10重量%含有されていること
を特徴とする請求項27に記載のインクジェット用イン
ク。 - 【請求項29】前記表面張力調整剤が界面活性剤であっ
て、全系中0.01〜5重量%含有されていることを特
徴とする請求項27に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項30】前記表面張力調整剤が界面活性剤であっ
て、全系中0.1〜3重量%含有されていることを特徴
とする請求項27に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項31】前記添加剤は、粘度調整剤であることを
特徴とする請求項20に記載のインクジェット用イン
ク。 - 【請求項32】前記溶剤が水およびアルキルアルコー
ル、ケトン、ケトンアルコール、アミド類、エーテル、
エーテルアルコール類、エステル類の有機溶剤の内いず
れか1つまたは、これらの混合物からなることを特徴と
する請求項20に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項33】前記有機溶剤は、全系中1〜15重量%
含有されていることを特徴とする請求項32に記載のイ
ンクジェット用インク。 - 【請求項34】前記有機溶剤は、全系中2〜10重量%
含有されていることを特徴とする請求項32に記載のイ
ンクジェット用インク。 - 【請求項35】前記有機溶剤は、全系中4〜8重量%含
有されていることを特徴とする請求項32に記載のイン
クジェット用インク。 - 【請求項36】25゜Cにおいて粘度が10cp以下で
あり、及び表面張力が25〜55dyne/cmであ
り、及びpHが6〜10であることを特徴とする請求項
20に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項37】25゜Cにおいて粘度が5cp以下であ
り、及び表面張力が30〜45dyne/cmであり、
及びpHが7〜9であることを特徴とする請求項20に
記載のインクジェット用インク。 - 【請求項38】25゜Cにおいて粘度が3cp以下であ
り、及び表面張力が30〜40dyne/cmであり、
及びpHが7〜8であることを特徴とする請求項20に
記載のインクジェット用インク。 - 【請求項39】発色剤と、添加剤と、前記発色剤と添加
剤を溶解する溶剤と、を含有し、上記一般式(化1)で
表される化合物を含有し、かつ、25゜Cにおいて比抵
抗が15〜25Ω・cmであることを特徴とするインク
ジェット用インク。 - 【請求項40】前記発色剤がアゾ系化合物であることを
特徴とする請求項39に記載のインクジェット用イン
ク。 - 【請求項41】前記発色剤がフタロシアニン系化合物で
あることを特徴とする請求項39に記載のインクジェッ
ト用インク。 - 【請求項42】前記添加剤は、湿潤剤であることを特徴
とする請求項39に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項43】前記湿潤剤は、全系中0.1〜10重量
%含有されていることを特徴とする請求項42に記載の
インクジェット用インク。 - 【請求項44】前記湿潤剤は、全系中0.5〜5重量%
含有されていることを特徴とする請求項42に記載のイ
ンクジェット用インク。 - 【請求項45】前記湿潤剤は、全系中0.5〜3重量%
含有されていることを特徴とする請求項42に記載のイ
ンクジェット用インク。 - 【請求項46】前記添加剤は、表面張力調整剤であるこ
とを特徴とする請求項39に記載のインクジェット用イ
ンク。 - 【請求項47】前記表面張力調整剤が界面活性剤であっ
て、全系中0.001〜10重量%含有されていること
を特徴とする請求項46に記載のインクジェット用イン
ク。 - 【請求項48】前記表面張力調整剤が界面活性剤であっ
て、全系中0.01〜5重量%含有されていることを特
徴とする請求項46に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項49】前記表面張力調整剤が界面活性剤であっ
て、全系中0.1〜3重量%含有されていることを特徴
とする請求項46に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項50】前記添加剤は、粘度調整剤であることを
特徴とする請求項39に記載のインクジェット用イン
ク。 - 【請求項51】前記溶剤が水およびアルキルアルコー
ル、ケトン、ケトンアルコール、アミド類、エーテル、
エーテルアルコール類、エステル類の有機溶剤の内いず
れか1つまたは、これらの混合物からなることを特徴と
する請求項39に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項52】前記有機溶剤は、全系中1〜15重量%
含有されていることを特徴とする請求項51に記載のイ
ンクジェット用インク。 - 【請求項53】前記有機溶剤は、全系中2〜10重量%
含有されていることを特徴とする請求項51に記載のイ
ンクジェット用インク。 - 【請求項54】前記有機溶剤は、全系中4〜8重量%含
有されていることを特徴とする請求項51に記載のイン
クジェット用インク。 - 【請求項55】25゜Cにおいて粘度が10cp以下で
あり、及び表面張力が25〜55dyne/cmであ
り、及びpHが6〜10であることを特徴とする請求項
39に記載のインクジェット用インク。 - 【請求項56】25゜Cにおいて粘度が5cp以下であ
り、及び表面張力が30〜45dyne/cmであり、
及びpHが7〜9であることを特徴とする請求項39に
記載のインクジェット用インク。 - 【請求項57】25゜Cにおいて粘度が3cp以下であ
り、及び表面張力が30〜40dyne/cmであり、
及びpHが7〜8であることを特徴とする請求項39に
記載のインクジェット用インク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127838A JPH0892515A (ja) | 1994-07-28 | 1995-05-26 | インクジェット用インク |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-176816 | 1994-07-28 | ||
| JP17681694 | 1994-07-28 | ||
| JP7127838A JPH0892515A (ja) | 1994-07-28 | 1995-05-26 | インクジェット用インク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0892515A true JPH0892515A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=26463698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7127838A Pending JPH0892515A (ja) | 1994-07-28 | 1995-05-26 | インクジェット用インク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0892515A (ja) |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7127838A patent/JPH0892515A/ja active Pending
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