JPH0892945A - ダムの施工方法 - Google Patents
ダムの施工方法Info
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- JPH0892945A JPH0892945A JP25933894A JP25933894A JPH0892945A JP H0892945 A JPH0892945 A JP H0892945A JP 25933894 A JP25933894 A JP 25933894A JP 25933894 A JP25933894 A JP 25933894A JP H0892945 A JPH0892945 A JP H0892945A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大型構造物であるダムの施工において、特に
雨天時においても施工でき、施工領域が変わるのに伴っ
て屋根を容易に移動させて広範囲に及ぶ施工を可能に
し、これにより天候に左右されない工法の実現、および
施工性の向上、並びに工費の節減を図る。 【構成】 ダムDのダム軸方向に沿って延びるメインワ
イヤーMに沿って移動可能なキャリア装置Kを設けると
ともに、このキャリア装置Kを介して前記屋根Yを吊り
下げておき、施工領域が変わるに伴って前記キャリア装
置Kを移動手段10により移動させることにより前記屋
根Dをダム軸方向に移動させながら施工する。
雨天時においても施工でき、施工領域が変わるのに伴っ
て屋根を容易に移動させて広範囲に及ぶ施工を可能に
し、これにより天候に左右されない工法の実現、および
施工性の向上、並びに工費の節減を図る。 【構成】 ダムDのダム軸方向に沿って延びるメインワ
イヤーMに沿って移動可能なキャリア装置Kを設けると
ともに、このキャリア装置Kを介して前記屋根Yを吊り
下げておき、施工領域が変わるに伴って前記キャリア装
置Kを移動手段10により移動させることにより前記屋
根Dをダム軸方向に移動させながら施工する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型構造物であるダム
の施工において、特に雨天時の施工に利用した場合に好
適なダムの施工方法に関するものである。
の施工において、特に雨天時の施工に利用した場合に好
適なダムの施工方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】巨体構造物として知られているダムは、
発電、洪水調節、灌漑、上水道、工業用水など利水ある
いは治水のための貯水池をつくる構造物として構築され
るもので、用いられる材料から、コンクリートダムとフ
ィルダムに大きく分類されている。また、コンクリート
ダムは、その構造形式からアーチダム、重力ダム、中空
重力ダム、バットレスダム等に分類され、土質材料や岩
石などを積み上げてつくるフィルダムは、均一形、ゾー
ン型、表面遮水型等に分類されている。
発電、洪水調節、灌漑、上水道、工業用水など利水ある
いは治水のための貯水池をつくる構造物として構築され
るもので、用いられる材料から、コンクリートダムとフ
ィルダムに大きく分類されている。また、コンクリート
ダムは、その構造形式からアーチダム、重力ダム、中空
重力ダム、バットレスダム等に分類され、土質材料や岩
石などを積み上げてつくるフィルダムは、均一形、ゾー
ン型、表面遮水型等に分類されている。
【0003】そして、このような巨体構造物であるダム
の施工において、例えばロックフィルダムでは、遮水性
のある粘土質の土質材料を用いて、堤体の内部に、その
堤体の高さ方向およびダム軸方向に延びるコアとなる遮
水壁を築造しながら、これと並行してその上流側および
下流側にロック材や砂礫等を積み上げることにより施工
されている。また、例えばコンクリートダムでは、ダム
軸に直交する横継ぎ目を複数設けてそれらの横継ぎ目で
区分けされる領域をブロック単位としてブロック毎に順
次コンクリートを打設して施工するレヤーシステム工
法、あるは縦継ぎ目を設けて施工するブロックシステム
工法などにより施工されている。
の施工において、例えばロックフィルダムでは、遮水性
のある粘土質の土質材料を用いて、堤体の内部に、その
堤体の高さ方向およびダム軸方向に延びるコアとなる遮
水壁を築造しながら、これと並行してその上流側および
下流側にロック材や砂礫等を積み上げることにより施工
されている。また、例えばコンクリートダムでは、ダム
軸に直交する横継ぎ目を複数設けてそれらの横継ぎ目で
区分けされる領域をブロック単位としてブロック毎に順
次コンクリートを打設して施工するレヤーシステム工
法、あるは縦継ぎ目を設けて施工するブロックシステム
工法などにより施工されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ダムのよう
な巨体構造物の施工は、露天の中での施工となるため、
その施工期間中、天候の影響を受けることが多く、特に
雨が何日も降り続くと大幅に工程が遅れることもしばし
ばである。工程の遅れは、直接、工費に影響する問題で
あり、このため、従来から天候に左右されないで施工を
行なえる工法の開発が強く望まれていた。
な巨体構造物の施工は、露天の中での施工となるため、
その施工期間中、天候の影響を受けることが多く、特に
雨が何日も降り続くと大幅に工程が遅れることもしばし
ばである。工程の遅れは、直接、工費に影響する問題で
あり、このため、従来から天候に左右されないで施工を
行なえる工法の開発が強く望まれていた。
【0005】特に、フィルダムのように、コア材となる
土質材料を盛立てて転圧する作業においては、雨が降る
たびに、例えば養生シートでコア材の部分を被う作業を
必要とするだけでなく、施工作業を中断あるいは断念せ
ざるを得ず、しかも、天候回復後に養生シートを取り去
る作業では、コア材の付着により養生シートが汚れるう
えに重くなり、人力での展張や収納には苦慮しているの
が現実であり、何れにしても雨天時においても施工可能
な工法を開発する必要があった。
土質材料を盛立てて転圧する作業においては、雨が降る
たびに、例えば養生シートでコア材の部分を被う作業を
必要とするだけでなく、施工作業を中断あるいは断念せ
ざるを得ず、しかも、天候回復後に養生シートを取り去
る作業では、コア材の付着により養生シートが汚れるう
えに重くなり、人力での展張や収納には苦慮しているの
が現実であり、何れにしても雨天時においても施工可能
な工法を開発する必要があった。
【0006】ここで、雨天時における施工や、施工後の
養生を行なう方法として、施工現場においてその施工範
囲を覆う雨よけの仮設屋根を構築したり、組立式のテン
トなどを立てたりする方法も考えられるが、このような
仮設屋根やテントなどを相当に広い範囲に亘って設ける
には膨大な手間や費用がかる問題があり、しかも、施工
領域が変わるのに伴って屋根の解体および組立作業が必
要となり、これでは天候の回復待ちとする従来工法によ
る方が有利になってしまう場合もある。また、例えば施
工に邪魔にならないように、その施工領域の上方に仮設
屋根を吊り下げておくようにすることもできる。しか
し、単に仮設屋根を吊り下げるだけでは、これが不要な
ときあるいは強風時などにおいて安全な場所へ収納した
り、邪魔なときに移動させたりするのに、そのほとんど
の作業を人力に頼る構成では極めて取り扱い性が悪く不
便である。
養生を行なう方法として、施工現場においてその施工範
囲を覆う雨よけの仮設屋根を構築したり、組立式のテン
トなどを立てたりする方法も考えられるが、このような
仮設屋根やテントなどを相当に広い範囲に亘って設ける
には膨大な手間や費用がかる問題があり、しかも、施工
領域が変わるのに伴って屋根の解体および組立作業が必
要となり、これでは天候の回復待ちとする従来工法によ
る方が有利になってしまう場合もある。また、例えば施
工に邪魔にならないように、その施工領域の上方に仮設
屋根を吊り下げておくようにすることもできる。しか
し、単に仮設屋根を吊り下げるだけでは、これが不要な
ときあるいは強風時などにおいて安全な場所へ収納した
り、邪魔なときに移動させたりするのに、そのほとんど
の作業を人力に頼る構成では極めて取り扱い性が悪く不
便である。
【0007】
【発明の目的】本発明は、以上のような点を考慮してな
されたもので、大型構造物であるダムの施工において、
特に雨天時においても施工および養生などの通常の作業
を行なうことができるだけでなく、施工領域が変わるの
に伴って屋根を容易に移動させて広範囲に及ぶ施工を可
能にし、これにより天候に左右されない工法の実現、お
よび施工性の向上、並びに工費の節減を図ることができ
るダムの施工方法を提供しようとするものである。
されたもので、大型構造物であるダムの施工において、
特に雨天時においても施工および養生などの通常の作業
を行なうことができるだけでなく、施工領域が変わるの
に伴って屋根を容易に移動させて広範囲に及ぶ施工を可
能にし、これにより天候に左右されない工法の実現、お
よび施工性の向上、並びに工費の節減を図ることができ
るダムの施工方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明では、
施工すべきダムよりも上方の位置に、そのダムのダム軸
方向に沿って延びるメインワイヤーを架設し、このメイ
ンワイヤーから屋根を吊り下げて、その屋根により施工
領域を被いながら施工するダムの施工方法であって、メ
インワイヤーに沿って移動可能なキャリア装置を設ける
とともに、このキャリア装置を介して屋根を吊り下げて
おき、施工領域が変わるに伴って、キャリア装置を移動
させることにより屋根をダム軸方向に移動させながら施
工する。このようにすると、屋根により施工領域が被う
われるので、雨天時においても晴天時のように通常の施
工および養生などの作業が可能になる。そして、メイン
ワイヤーをダム軸方向に延びるように架設することで、
屋根自体もダム軸方向に移動させながらの施工となるの
で、一つの吊り屋根で広範囲に及ぶ連続施工が可能にな
る。
施工すべきダムよりも上方の位置に、そのダムのダム軸
方向に沿って延びるメインワイヤーを架設し、このメイ
ンワイヤーから屋根を吊り下げて、その屋根により施工
領域を被いながら施工するダムの施工方法であって、メ
インワイヤーに沿って移動可能なキャリア装置を設ける
とともに、このキャリア装置を介して屋根を吊り下げて
おき、施工領域が変わるに伴って、キャリア装置を移動
させることにより屋根をダム軸方向に移動させながら施
工する。このようにすると、屋根により施工領域が被う
われるので、雨天時においても晴天時のように通常の施
工および養生などの作業が可能になる。そして、メイン
ワイヤーをダム軸方向に延びるように架設することで、
屋根自体もダム軸方向に移動させながらの施工となるの
で、一つの吊り屋根で広範囲に及ぶ連続施工が可能にな
る。
【0009】また、本発明では、屋根を上下動可能に構
成し、ダムの施工が進むに伴い、そのダムの施工領域の
高さに対応させて、屋根を上下動させつつ施工する方法
が採られる。このようにすると、施工が進むに伴い積み
上げられ、あるいは打ち上げられるダムの高さに対し
て、屋根の上下位置が必要に応じて自由に対応可能にな
る。また、屋根の下で大型機械を用いる場合には屋根を
高めに上げ、一方、風雨の強い日には低めに下げ、養生
時には地上すれすれまで下げ、天気の良い日には高めに
上げて日除けとするなど、施工効率を考慮して調整する
ことができる。
成し、ダムの施工が進むに伴い、そのダムの施工領域の
高さに対応させて、屋根を上下動させつつ施工する方法
が採られる。このようにすると、施工が進むに伴い積み
上げられ、あるいは打ち上げられるダムの高さに対し
て、屋根の上下位置が必要に応じて自由に対応可能にな
る。また、屋根の下で大型機械を用いる場合には屋根を
高めに上げ、一方、風雨の強い日には低めに下げ、養生
時には地上すれすれまで下げ、天気の良い日には高めに
上げて日除けとするなど、施工効率を考慮して調整する
ことができる。
【0010】ここで、施工すべきダムがフィルダムであ
る場合、そのフィルダムのコア部分を形成する遮水壁の
上方位置に、前記メインワイヤーを架設する。土質材料
であるコア部分を形成する遮水壁は、通常、ある一定の
幅をもってダム軸方向に延びているので、屋根をこのダ
ム軸方向に移動させる方法を採用するうえで望ましく、
その場合、ダム軸と交差する方向の屋根の幅も、遮水壁
部分の幅よりも少し大きめの程度であればよいので、屋
根の小型化の点からも好適である。
る場合、そのフィルダムのコア部分を形成する遮水壁の
上方位置に、前記メインワイヤーを架設する。土質材料
であるコア部分を形成する遮水壁は、通常、ある一定の
幅をもってダム軸方向に延びているので、屋根をこのダ
ム軸方向に移動させる方法を採用するうえで望ましく、
その場合、ダム軸と交差する方向の屋根の幅も、遮水壁
部分の幅よりも少し大きめの程度であればよいので、屋
根の小型化の点からも好適である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付の図1な
いし図4を参照して説明する。実施例によるダムの施工
方法は、フィルダムの施工方法に適用したもので、施工
すべきダムDよりも上方の位置に、そのダムDのダム軸
方向に沿って延びるメインワイヤーMを架設し、このメ
インワイヤーMから屋根Yを吊り下げて、その屋根Yに
より施工領域を被いながら施工するダムの施工方法であ
って、前記メインワイヤーMに沿って移動可能なキャリ
ア装置Kを設けるとともに、このキャリア装置Kを介し
て前記屋根Yを吊り下げておき、施工領域が変わるに伴
って前記キャリア装置Kを移動手段10により移動させ
ることにより前記屋根Dをダム軸方向に移動させながら
施工するものである。
いし図4を参照して説明する。実施例によるダムの施工
方法は、フィルダムの施工方法に適用したもので、施工
すべきダムDよりも上方の位置に、そのダムDのダム軸
方向に沿って延びるメインワイヤーMを架設し、このメ
インワイヤーMから屋根Yを吊り下げて、その屋根Yに
より施工領域を被いながら施工するダムの施工方法であ
って、前記メインワイヤーMに沿って移動可能なキャリ
ア装置Kを設けるとともに、このキャリア装置Kを介し
て前記屋根Yを吊り下げておき、施工領域が変わるに伴
って前記キャリア装置Kを移動手段10により移動させ
ることにより前記屋根Dをダム軸方向に移動させながら
施工するものである。
【0012】次いで、これらの詳細について説明する
と、前記メインワイヤーMは、施工すべきダムDの上方
位置において、そのダムDのダム軸方向に沿って延びる
ように架設される。即ち、図1において左右の対岸とな
る傾斜地山の上方部位に、反力構造部1、2がそれぞれ
設けられ、これらの反力構造部1、2間にメインワイヤ
ーMが架設されている。ダムDは、図2に示すように、
堤体内部に設けられてダム軸方向に延びる中央のコア材
からなる遮水壁3、この遮水壁3の上流側および下流側
に設けられるロック材4、5を有するいわゆるロックフ
ィルダムの例が示されている。したがって、前記メイン
ワイヤーMは遮水壁3の幅方向中央の直上に位置してダ
ム軸方向に延びるように架設される。
と、前記メインワイヤーMは、施工すべきダムDの上方
位置において、そのダムDのダム軸方向に沿って延びる
ように架設される。即ち、図1において左右の対岸とな
る傾斜地山の上方部位に、反力構造部1、2がそれぞれ
設けられ、これらの反力構造部1、2間にメインワイヤ
ーMが架設されている。ダムDは、図2に示すように、
堤体内部に設けられてダム軸方向に延びる中央のコア材
からなる遮水壁3、この遮水壁3の上流側および下流側
に設けられるロック材4、5を有するいわゆるロックフ
ィルダムの例が示されている。したがって、前記メイン
ワイヤーMは遮水壁3の幅方向中央の直上に位置してダ
ム軸方向に延びるように架設される。
【0013】前記キャリア装置Kは、この実施例では、
メインワイヤーMの長さ方向に間隔をおいて配置された
5基のキャリアk1、k1、…を備え、これらのキャリ
アk1は、連結手段20によって互いに接近および離間
可能に連結されている。連結手段20としては、機械的
に伸縮可能な部材を用いることもできるが、ここでは、
軽量かつ強靱でしかも可橈性を有する索具材料であるワ
イヤー21が用いられ、その両端部が隣り合うキャリア
k1、k1に接続された構成とされている。また、キャ
リア装置Kの移動手段10としては、ここでは、一対の
引き出しワイヤー11、11が用いられ、それらの一端
部が5基のキャリアk1のうちの一方の反力構造部1寄
りのキャリアk1と、他方の反力構造部2寄りのキャリ
アk1とにそれぞれ接続され、それらの他端部が反力構
造部1、2内に設けられたウインチのドラム等(図示せ
ず)に巻かれる構成とされている。
メインワイヤーMの長さ方向に間隔をおいて配置された
5基のキャリアk1、k1、…を備え、これらのキャリ
アk1は、連結手段20によって互いに接近および離間
可能に連結されている。連結手段20としては、機械的
に伸縮可能な部材を用いることもできるが、ここでは、
軽量かつ強靱でしかも可橈性を有する索具材料であるワ
イヤー21が用いられ、その両端部が隣り合うキャリア
k1、k1に接続された構成とされている。また、キャ
リア装置Kの移動手段10としては、ここでは、一対の
引き出しワイヤー11、11が用いられ、それらの一端
部が5基のキャリアk1のうちの一方の反力構造部1寄
りのキャリアk1と、他方の反力構造部2寄りのキャリ
アk1とにそれぞれ接続され、それらの他端部が反力構
造部1、2内に設けられたウインチのドラム等(図示せ
ず)に巻かれる構成とされている。
【0014】各キャリアk1は共に同一構造のもので、
矩形枠状の本体部30の上辺部分に設けられ、メインワ
イヤー上を走行させるための2個の車輪31、31と、
本体部30の下辺部分に設けられ、吊りワイヤー40に
よって屋根Yを吊り下げるための定滑車32、32とを
備える。吊りワイヤー40は、各キャリアk1の定滑車
32、32をそれぞれ通る一本のワイヤーからなり、そ
の両端部分が反力構造部1、2内にそれぞれ設けられ
た、同じくウインチのドラム等に巻かれた構成である
が、同時に各キャリアk1の定滑車32、32間部分に
それぞれ位置させる5個の動滑車50、50、…をも通
る構成である。これにより、各キャリアk1の定滑車3
2、32間には、吊りワイヤー40を利用したダブルホ
イップ式の動滑車50がそれぞれ構成されている。そし
て、各動滑車50には、屋根Yを直接吊り下げるための
吊り索60がそれぞれ接続されている。
矩形枠状の本体部30の上辺部分に設けられ、メインワ
イヤー上を走行させるための2個の車輪31、31と、
本体部30の下辺部分に設けられ、吊りワイヤー40に
よって屋根Yを吊り下げるための定滑車32、32とを
備える。吊りワイヤー40は、各キャリアk1の定滑車
32、32をそれぞれ通る一本のワイヤーからなり、そ
の両端部分が反力構造部1、2内にそれぞれ設けられ
た、同じくウインチのドラム等に巻かれた構成である
が、同時に各キャリアk1の定滑車32、32間部分に
それぞれ位置させる5個の動滑車50、50、…をも通
る構成である。これにより、各キャリアk1の定滑車3
2、32間には、吊りワイヤー40を利用したダブルホ
イップ式の動滑車50がそれぞれ構成されている。そし
て、各動滑車50には、屋根Yを直接吊り下げるための
吊り索60がそれぞれ接続されている。
【0015】前記屋根Yは、前記メインワイヤーMの長
さ方向と交差する水平方向に延び、かつメインワイヤー
Mの長さ方向に間隔をおいて配置される複数の屋根フレ
ーム70と、これらの屋根フレーム70を被って屋根フ
レーム70どうしを連結する防水性の屋根シート80と
を含ム。屋根フレーム70は、この実施例では、屋根シ
ート80に屋根の形状を保持させるために上方へゆるい
円弧状に湾曲させた上弦材71と、この上弦材71の2
/3程度の長さをもち、両端部が上弦材71の下面側に
固定された補強用の下弦材72と、これら上弦材71お
よび下弦材72の長さ方向中央部分に位置して両者間に
差し渡されて固定された束材73とからなり、全体の軽
量化を考慮して、例えばアルミ合金製の角形あるいは丸
形のパイプ材などで形成されている。また、屋根フレー
ム70どうしは、それら各屋根フレーム70の重量がシ
ート80に作用するのを防ぐために、ロープなどの可橈
性をもつ連結索85によって、屋根フレーム70の長さ
方向の複数箇所で相互に連結されている。
さ方向と交差する水平方向に延び、かつメインワイヤー
Mの長さ方向に間隔をおいて配置される複数の屋根フレ
ーム70と、これらの屋根フレーム70を被って屋根フ
レーム70どうしを連結する防水性の屋根シート80と
を含ム。屋根フレーム70は、この実施例では、屋根シ
ート80に屋根の形状を保持させるために上方へゆるい
円弧状に湾曲させた上弦材71と、この上弦材71の2
/3程度の長さをもち、両端部が上弦材71の下面側に
固定された補強用の下弦材72と、これら上弦材71お
よび下弦材72の長さ方向中央部分に位置して両者間に
差し渡されて固定された束材73とからなり、全体の軽
量化を考慮して、例えばアルミ合金製の角形あるいは丸
形のパイプ材などで形成されている。また、屋根フレー
ム70どうしは、それら各屋根フレーム70の重量がシ
ート80に作用するのを防ぐために、ロープなどの可橈
性をもつ連結索85によって、屋根フレーム70の長さ
方向の複数箇所で相互に連結されている。
【0016】この屋根フレーム70は、前記キャリアk
1の数に対応して5本配置され、各屋根フレーム70の
それぞれが各キャリアk1に対応する形態で前記吊り索
60を介して個別に吊られている。吊り索60は、屋根
フレーム70に偏心荷重や局部的な過大応力を集中させ
ず、しかも安定状態で吊り下げることができるように、
屋根フレーム70の長手方向中央部の1箇所と、その両
端よりも中央部寄りの位置の2箇所、合計3箇所で吊り
下げる構成である。
1の数に対応して5本配置され、各屋根フレーム70の
それぞれが各キャリアk1に対応する形態で前記吊り索
60を介して個別に吊られている。吊り索60は、屋根
フレーム70に偏心荷重や局部的な過大応力を集中させ
ず、しかも安定状態で吊り下げることができるように、
屋根フレーム70の長手方向中央部の1箇所と、その両
端よりも中央部寄りの位置の2箇所、合計3箇所で吊り
下げる構成である。
【0017】前記屋根シート80として、例えば一般的
な防水性シートを用いても良いが、屋根Y全体を拡張ま
たは収縮させるときの作業性や確実性等を考慮して、例
えば湿度に反応する形状記憶シートを用いるのが望まし
い。この形状記憶シートの記憶態様としては、雨水を受
けてのいわゆる湿潤時に伸張し、乾燥時に収縮する特性
をもつものが好適である。即ち、屋根シート80の伸張
時には屋根の形状を保持するように伸張し、収縮時には
屋根を折り畳んだときの形状を保持するように収縮する
構成とするのが好適である。なお、各屋根フレーム70
どうしを相互に連結する連結索85についても、屋根シ
ート80と同様の形状記憶特性を与えたいわゆる形状記
憶ロープを用いるようにしてもよい。
な防水性シートを用いても良いが、屋根Y全体を拡張ま
たは収縮させるときの作業性や確実性等を考慮して、例
えば湿度に反応する形状記憶シートを用いるのが望まし
い。この形状記憶シートの記憶態様としては、雨水を受
けてのいわゆる湿潤時に伸張し、乾燥時に収縮する特性
をもつものが好適である。即ち、屋根シート80の伸張
時には屋根の形状を保持するように伸張し、収縮時には
屋根を折り畳んだときの形状を保持するように収縮する
構成とするのが好適である。なお、各屋根フレーム70
どうしを相互に連結する連結索85についても、屋根シ
ート80と同様の形状記憶特性を与えたいわゆる形状記
憶ロープを用いるようにしてもよい。
【0018】屋根Yの周囲には、風雨の打ち込みを防ぐ
ために、必要に応じて裾部シート90が設けられる。こ
の裾部シート90は、その下辺部分に、例えば永久磁石
を設けておき、屋根Yの下に配置したH鋼等の重り10
0に接着させることで仮止めしておくことができる。な
お、この裾部シート90についてもやはり形状記憶シー
トを用いることができる。その場合、この裾部シート9
0は乾燥時にロール状に巻かれ、湿潤時に伸張する記憶
態様をもつ構成とするのが望ましい。また、この裾部シ
ート90を設けるには、例えば屋根フレーム70の端部
に小さめの滑車を付け、ロープにて巻き上げる着脱式の
構成とすることにより、屋根Yの拡張及び収縮動作に支
障をきたすことなく設けることができる。図1および図
2において、符号101、102は、屋根Yを安定的に
保持するための張り綱を、符号110は屋根Yのメンテ
ナンスピットをそれぞれ示している。
ために、必要に応じて裾部シート90が設けられる。こ
の裾部シート90は、その下辺部分に、例えば永久磁石
を設けておき、屋根Yの下に配置したH鋼等の重り10
0に接着させることで仮止めしておくことができる。な
お、この裾部シート90についてもやはり形状記憶シー
トを用いることができる。その場合、この裾部シート9
0は乾燥時にロール状に巻かれ、湿潤時に伸張する記憶
態様をもつ構成とするのが望ましい。また、この裾部シ
ート90を設けるには、例えば屋根フレーム70の端部
に小さめの滑車を付け、ロープにて巻き上げる着脱式の
構成とすることにより、屋根Yの拡張及び収縮動作に支
障をきたすことなく設けることができる。図1および図
2において、符号101、102は、屋根Yを安定的に
保持するための張り綱を、符号110は屋根Yのメンテ
ナンスピットをそれぞれ示している。
【0019】屋根Yは、これを必要としない天候のとき
には、屋根Yを収縮状態としてメンテナンスピット11
0内に収納しておく。そして、雨天時においてこれを必
要とするときには、一方の引き出しワイヤー11を巻き
取り、他方の引き出しワイヤー11を巻き出しながら、
屋根Yを施工位置の上方へ移動させる。この時点では、
連結手段20を構成するワイヤー21で連結された5基
のキャリアk1どうしは互いにほぼくっつくように接近
した状態である。
には、屋根Yを収縮状態としてメンテナンスピット11
0内に収納しておく。そして、雨天時においてこれを必
要とするときには、一方の引き出しワイヤー11を巻き
取り、他方の引き出しワイヤー11を巻き出しながら、
屋根Yを施工位置の上方へ移動させる。この時点では、
連結手段20を構成するワイヤー21で連結された5基
のキャリアk1どうしは互いにほぼくっつくように接近
した状態である。
【0020】そして、屋根Yが施工位置の上方ににきた
ら、引き出しワイヤー11、11の両方を、あるいは何
れか一方を巻き取ることにより、キャリア装置Kを左右
(ダム軸方向)に引っ張り、各キャリアk1どうしを連
結するワイヤー21が伸張するまで行う。すると、キャ
リア装置Kの拡張に伴い、屋根Yも拡張して図4に示す
ような拡張状態となる。
ら、引き出しワイヤー11、11の両方を、あるいは何
れか一方を巻き取ることにより、キャリア装置Kを左右
(ダム軸方向)に引っ張り、各キャリアk1どうしを連
結するワイヤー21が伸張するまで行う。すると、キャ
リア装置Kの拡張に伴い、屋根Yも拡張して図4に示す
ような拡張状態となる。
【0021】次に、吊りワイヤー40を巻き出し、図1
に示すように、屋根Yを目的とする必要な高さまで下ろ
し、張り綱101、102にて固定する。ここで、裾部
シート90が通常のシートであるならば、その下縁部を
屋根Yの下に配置した重り100に、磁石にて接着して
位置決めする。また、裾部シート90が形状記憶シート
である場合には、充分に延びるのを待ってから磁石にて
接着する。なお、屋根Yの下の施工を終え、この部分を
養生する場合には、屋根Yを地上すれすれまで下ろして
おいても良い。また、次の施工領域へ移動させる場合に
は、引き出しワイヤー11、11、および吊りワイヤー
40を操作して、屋根Yをその施工領域へ移動させれば
よい。
に示すように、屋根Yを目的とする必要な高さまで下ろ
し、張り綱101、102にて固定する。ここで、裾部
シート90が通常のシートであるならば、その下縁部を
屋根Yの下に配置した重り100に、磁石にて接着して
位置決めする。また、裾部シート90が形状記憶シート
である場合には、充分に延びるのを待ってから磁石にて
接着する。なお、屋根Yの下の施工を終え、この部分を
養生する場合には、屋根Yを地上すれすれまで下ろして
おいても良い。また、次の施工領域へ移動させる場合に
は、引き出しワイヤー11、11、および吊りワイヤー
40を操作して、屋根Yをその施工領域へ移動させれば
よい。
【0022】この屋根Yを収納するときには、張り綱1
01、102を外し、重り100から裾部シート90を
離し、次いで、引き出しワイヤー11、11の少なくと
も片方を緩め、吊りワイヤー40を巻き取る。すると、
各キャリアーk1は吊り荷の重さで、即ち、屋根Yの重
さで一箇所に接近するように集まり、これに応じて屋根
Yもダム軸方向に収縮して自動的に折り畳まれる。そし
て、この状態において、さらに吊りワイヤー40を巻き
取り、屋根Y全体を上方へ吊り上げ、しかる後、引き出
しワイヤー11を巻き取りながら、吊りワイヤー40を
緩めないようにして屋根Yをメンテナンスピット110
側へ移動させてそこへ収納する。
01、102を外し、重り100から裾部シート90を
離し、次いで、引き出しワイヤー11、11の少なくと
も片方を緩め、吊りワイヤー40を巻き取る。すると、
各キャリアーk1は吊り荷の重さで、即ち、屋根Yの重
さで一箇所に接近するように集まり、これに応じて屋根
Yもダム軸方向に収縮して自動的に折り畳まれる。そし
て、この状態において、さらに吊りワイヤー40を巻き
取り、屋根Y全体を上方へ吊り上げ、しかる後、引き出
しワイヤー11を巻き取りながら、吊りワイヤー40を
緩めないようにして屋根Yをメンテナンスピット110
側へ移動させてそこへ収納する。
【0023】なお、実施例においては、施工すべき構造
物としてフィルダムの例を示したが、例えばコンクリー
トダムや他の種類のダム、あるいは他の土木構造物の施
工、または大型建物の基礎工事などにも必要に応じて適
用可能である。
物としてフィルダムの例を示したが、例えばコンクリー
トダムや他の種類のダム、あるいは他の土木構造物の施
工、または大型建物の基礎工事などにも必要に応じて適
用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、施工
すべきダムよりも上方の位置に、そのダムのダム軸方向
に沿って延びるメインワイヤーを架設し、このメインワ
イヤーに沿って移動可能なキャリアを設けるとともに、
このキャリアを介して屋根を吊り下げておき、施工領域
が変わるに伴って、キャリアを移動させることにより屋
根をダム軸方向に移動させながら施工する方法としたも
のである。したがって、大型構造物であるダムの施工に
おいて、特に雨天時においても施工および養生などの通
常の作業を晴天時と同様に行なうことができるだけでな
く、施工領域が変わるのに伴って屋根を容易に移動させ
て広範囲に及ぶ施工を可能にし、これにより天候に左右
されない工法の実現、および施工性の向上、並びに工費
の節減を図ることができる。
すべきダムよりも上方の位置に、そのダムのダム軸方向
に沿って延びるメインワイヤーを架設し、このメインワ
イヤーに沿って移動可能なキャリアを設けるとともに、
このキャリアを介して屋根を吊り下げておき、施工領域
が変わるに伴って、キャリアを移動させることにより屋
根をダム軸方向に移動させながら施工する方法としたも
のである。したがって、大型構造物であるダムの施工に
おいて、特に雨天時においても施工および養生などの通
常の作業を晴天時と同様に行なうことができるだけでな
く、施工領域が変わるのに伴って屋根を容易に移動させ
て広範囲に及ぶ施工を可能にし、これにより天候に左右
されない工法の実現、および施工性の向上、並びに工費
の節減を図ることができる。
【0025】また、本発明では、屋根を上下動可能に構
成し、ダムの施工が進むに伴い、そのダムの施工領域の
高さに対応させて、屋根を上下動させつつ施工する方法
としているので、施工が進むに伴って堤体高さが高くな
るダムに対して、屋根の上下位置を必要に応じて自由に
調整しなが施工することができる。したがって、屋根の
下で大型機械を用いる場合には屋根を高めに上げ、一
方、風雨の強い日には低めに下げ、養生時には地上すれ
すれまで下げ、天気の良い日には高めに上げて日除けと
するなど、施工効率を考慮しながら施工することができ
る。
成し、ダムの施工が進むに伴い、そのダムの施工領域の
高さに対応させて、屋根を上下動させつつ施工する方法
としているので、施工が進むに伴って堤体高さが高くな
るダムに対して、屋根の上下位置を必要に応じて自由に
調整しなが施工することができる。したがって、屋根の
下で大型機械を用いる場合には屋根を高めに上げ、一
方、風雨の強い日には低めに下げ、養生時には地上すれ
すれまで下げ、天気の良い日には高めに上げて日除けと
するなど、施工効率を考慮しながら施工することができ
る。
【0026】また、特に、施工すべきダムがフィルダム
である場合には、そのフィルダムのコア部分を形成する
遮水壁の上方位置に、メインワイヤーを架設して施工す
ることにより、屋根をダム軸方向に移動させる方法とす
る場合に極めて効果的であり、その場合、ダム軸と交差
する方向の屋根の幅も、遮水壁部分の幅よりも少し大き
めの程度であればよいので、屋根を小型化できる点から
も効果的である。
である場合には、そのフィルダムのコア部分を形成する
遮水壁の上方位置に、メインワイヤーを架設して施工す
ることにより、屋根をダム軸方向に移動させる方法とす
る場合に極めて効果的であり、その場合、ダム軸と交差
する方向の屋根の幅も、遮水壁部分の幅よりも少し大き
めの程度であればよいので、屋根を小型化できる点から
も効果的である。
【図1】 本発明の実施例を示す正面から見た図であ
る。
る。
【図2】 図1のAーA線に沿う側断面図である。
【図3】 キャリア装置部分の拡大正面図である。
【図4】 屋根の拡大正面図である。
M メインワイヤー D ダム K キャリア装置 Y 屋根 10 移動手段 20 連結手段 40 吊りワイヤー 50 動滑車 80 屋根シート
Claims (3)
- 【請求項1】 施工すべきダムよりも上方の位置に、そ
のダムのダム軸方向に沿って延びるメインワイヤーを架
設し、このメインワイヤーから屋根を吊り下げて、その
屋根により施工領域を被いながら施工するダムの施工方
法であって、前記メインワイヤーに沿って移動可能なキ
ャリア装置を設けるとともに、このキャリア装置を介し
て前記屋根を吊り下げておき、施工領域が変わるに伴っ
て前記キャリア装置を移動させることにより前記屋根を
ダム軸方向に移動させながら施工することを特徴とする
ダムの施工方法。 - 【請求項2】 前記屋根を上下動可能に構成し、前記ダ
ムの施工が進むに伴い、そのダムの施工領域の高さに対
応させて、前記屋根を上下動させつつ施工することを特
徴とする請求項1に記載のダムの施工方法。 - 【請求項3】 前記施工すべきダムがフィルダムであ
り、そのフィルダムのコア部分を形成する遮水壁の上方
位置に、前記メインワイヤーを架設することを特徴とす
る請求項1または2に記載の全天候施工用屋根装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25933894A JPH0892945A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | ダムの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25933894A JPH0892945A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | ダムの施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0892945A true JPH0892945A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17332722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25933894A Pending JPH0892945A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | ダムの施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0892945A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117071950A (zh) * | 2023-07-28 | 2023-11-17 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种高土石坝心墙填筑区域施工期环境管控系统 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP25933894A patent/JPH0892945A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117071950A (zh) * | 2023-07-28 | 2023-11-17 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种高土石坝心墙填筑区域施工期环境管控系统 |
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