JPH089363B2 - ストレッチ包装機 - Google Patents

ストレッチ包装機

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JPH089363B2
JPH089363B2 JP17318192A JP17318192A JPH089363B2 JP H089363 B2 JPH089363 B2 JP H089363B2 JP 17318192 A JP17318192 A JP 17318192A JP 17318192 A JP17318192 A JP 17318192A JP H089363 B2 JPH089363 B2 JP H089363B2
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正和 高花
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Teraoka Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストレッチ包装機に係
り、特に包装部に引き出された包装用フィルムの四側縁
を当該包装部に搬入された被包装物(商品)の底部側に
折り込むその最終折り込みが被包装物の搬出動作と、そ
の搬出側フィルム縁を掴持するクランプ装置の当該縁の
解放動作とが連動して行なわれるストレッチ包装機のク
ランプ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来から、包装用フィル
ムを包装部に引き出し、そのフィルムの四側縁を当該包
装部に搬入された被包装物の底部側に折り込んで被包装
物の包装を行なうストレッチ包装機としては、被包装物
の包装部への搬入方向に対して直交する方向からフィル
ムを包装部に引き出すタイプと、搬入方向に対して平行
する方向からフィルムを包装部に引き出すタイプとが主
に知られている。そして、これらの包装機に特に使用さ
れている包装用フィルムの最大フィルム幅としては入手
が容易で安価なこと等の理由から、 500mm程度のものが
主流とされている。
【0003】しかし乍ら、上記した従来包装機は前者,
後者共に包装部に搬入された被包装物(商品)の底部側
にフィルムの四側縁を折り込むその折込み時において被
包装物の搬出動作と連動(協動)してその最終折り込み
を行なう該搬出側のフィルム縁を掴持するクランプ装置
のクランプ幅(掴持幅)は一定である。即ち、従来包装
機の前記クランプ装置はフィルムの最終折込み縁を、該
縁の上部に配設した固定クランプ板とその下部に対向さ
せて配設した可動クランプ板とにより常に一定のクラン
プ幅にて掴持する構造であるため、上述した 500mm幅の
フィルムを使用し例えば 360mm×260mm 角の大型トレイ
(精肉用等の)を用いた大きさの被包装物の場合、図13
(イ)に斜線で示した様に最後に折り込まれる折込み縁
幅lが少なくなりトレイ底の一部に露出部60が生じ易
く、この種の包装に要求される確実なヒートシールがで
きないといった不都合が生じる場合がある。
【0004】この不都合は(ロ)に示した様にフィルム
縁のクランプ幅(掴持幅)を広くすることで解決できる
反面、品数が大型トレイを使用する被包装物に比べて格
段に多く大量に使用されいる例えば 145mm×90mm角の小
型トレイを用いた被包装物の場合、斜線で示した様に最
後に折り込まれる折込み縁幅l’が広すぎてトレイ底か
ら食み出す食出し部61ができてしまって正しい包装がで
きなくなる。
【0005】又、フィルムを幅方向にブリストレッチし
て拡張して包装することも考えられるが、複雑なプリス
トレッチ機構が必要となり、又フィルムの聴力で被包装
物が県警する虞れがある。従って、従来では大型トレイ
を用いた被包装物を包装するフィルム幅に応じたクラン
プ幅にて製作された大型トレイ専用包装機と、小型トレ
イを用いた被包装物を包装するフィルム幅に応じたクラ
ンプ幅にて製作された小型トレイ専用包装機との2台が
必要となる。
【0006】尚、大型トレイを用いた被包装物を包装す
る場合に生じていた上記不都合を解決する方法として、
600mm幅のフィルムを使用することで最後に折り込まれ
るフィルム縁に対して直交する方向のフィルム縁の折込
み幅を広くできることから解決できる。ところが、 600
mm幅のフィルムは 500mm幅のフィルムに比べてその使用
量が少ないことから、入手が難しく、しもか大量に生産
されないことから価格が高く、コスト高になる。又、 6
00mm幅のフィルムを包装部に引き出せる大きさの包装機
を別に製作しなければならないといった数々の問題が起
こる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
事情に鑑みてなされたもので、大型トレイを用いた被包
装物でも小型トレイを用いた被包装物でも正しく包装す
ることができ、しかもフィルム使用量の削減を可能なら
せしめたストレッチ包装機を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じる技術的手段は、包装部に引き出された
包装用フィルムの四側縁を当該包装部に搬入された被包
装物の底部側に折り込むその最終の折り込みが、被包装
物の搬出動作とその最終折込みフィルム縁を掴持するク
ランプ装置との協動動作により行なわれるストレッチ包
装機に於いて、上記フィルム縁を掴持するクランプ装置
のクランプ幅を可変可能に構成し、包装部に引き出され
たフィルム幅或いはその切断長さ又は被包装物の大きさ
に応じて可変させることを特徴とする。
【0009】また、上記クランプ装置はフィルム縁を上
下より掴持する固定クランプ板及び可動クランプ板と、
該固定クランプ板又は可動クランプ板に設けられたフィ
ルムの縁方向に互いに接離動自在に移動する一対の分割
クランプ板とを備え、を構成する固定クランプ板又は可
動クランプ板に、フィルムの縁方向に互いに接離動自在
に移動する一対の分割クランプ板を備え、この一対の分
割クランプ板の互いの接離間隔を、包装部に引き出され
る選択されたフィルムのフィルム幅或いはその切断長さ
に応じて可変させることを特徴とする。
【0010】更に、上記一対の分割クランプ板の接離間
隔の可変を、包装部に引き出されるフィルムの引出し方
向と直交する方向に配設されフィルム幅に対応してその
幅方向に動く一対のクランプ装置の移動に連動して行な
われることを特徴とする。
【0011】
【作用】而して、上記した本発明の技術的手段によれ
ば、包装部に引き出されるフィルムのフィルム幅或いは
その切断長さ又は被包装物の大きさに応じてクランプ装
置はそのクランプ幅を可変せしめる。それにより、包装
部に搬入された被包装物の底部側にフィルムの四側縁が
折り込まれる際に被包装物の搬出動作とその最終折込み
フィルム縁を掴持する前記クランプ装置との協動動作に
よって被包装物の底部側に折り込まれる最後のフィルム
縁は包装されない露出部を底部に生じさせたり,底部か
ら食み出したりしない正しい折込み縁幅にて折り込まれ
る。
【0012】
【実施例】本考案の実施の一例を図面に基づいて以下説
明すると、図1乃至図4は被包装物(以下、商品と称
す)1の包装部Aへの搬入方向Xに対して平行する方向
即ち対面する方向(フィルム引出し方向Y)からフィル
ム2を包装部Aに引き出すタイプの包装機全体を示し、
商品1は商品供給装置Bから(図1において左側から)
供給コンベヤー3により一旦計量コンベヤー装置Cへ搬
送されると共にこの計量コンベヤー装置Cからベルトコ
ンベヤー4によりエレベーター・コンベヤー装置Dへと
搬送されてエレベーター機構5により包装部Aに上昇搬
入される。
【0013】一方、フィルム2はフィルム供給装置Eか
ら(図1において右側から)フィルム引出し装置Fによ
りその前縁2aが掴持されて包装部Aに所定の長さにて引
き出された後、その引出し方向Yと直交する方向に配設
された左右一対の左右クランプ装置Gにより左右両側縁
2bが掴持されると共に、その後縁2cがフィルム供給装置
E側に配設されている後クランプ装置Iにより掴持され
ることでフィルム2の前縁2a,左右両側縁2b,後縁2cの
四側縁が保持される。その後、フィルム2はフィルム切
断装置Hによりフィルム供給装置Eと後クランプ装置I
との間で切り離される。
【0014】そして、四側縁が保持されたフィルム2に
向けてエレベーター機構5により商品1が突き上げら
れ、商品1が包装部Aに突上げ搬入された後、フィルム
2の前縁2a,両側縁2bが略同時に前部,左右側部のフィ
ルム折込み装置J,Kにより商品1の底部側に折り込ま
れると共に、商品1が包装部Aからプッシャー6によっ
て搬出装置Mへ搬出される該プッシャー6の搬出動作と
後クランプ装置Iとの協動動作により最後の後縁2cが商
品1の底部側に折り込まれることで包装が終了する構成
になっている。
【0015】上記商品供給装置Bから計量コンベヤー装
置Cに供給コンベヤー3により搬送される商品1は、そ
の搬送途中で、幅寄せ装置Nにより供給コンベヤー3の
中心部へ移動されるセンターリングが行なわれると同時
にその商品幅が検出され、且つ検出器7,8によってそ
の大きさ(高さ及び長さ)が検出される。即ち、その検
出結果に基づいて、商品1の幅検出結果に基づいてフィ
ルム供給装置Eに個々に配設されている幅を異にする両
フィルム2,2’の何れか一方が選択されてフィルム引
出し装置Fにより包装部Aに引き出されると共に商品1
の長さ及び高さ検出結果に基づいて引出し長さが選択さ
れフィルム切断装置Hによって切断されるものである。
又、商品1は計量コンベヤー装置Cにおいて重量検出器
9によりその重量が検出される。
【0016】エレベーター・コンベヤー装置Dは、搬送
コンベヤー11及びエレベーターヘッド10を上端に備えた
エレベーター機構5により構成され、前記ベルトコンベ
ヤー4により搬送されてきた商品1を搬送コンベヤー11
にて受け取りエレベーターヘッド10へと導入せしめ、商
品1が導入載置されたエレベーターヘッド10をエレベー
ター機構5により上昇させて商品1を包装部Aに搬入す
るものである。尚、搬送コンベヤー11は商品1をストッ
パー12へ付き当てて位置決めするために、エレベーター
ヘッド10を略貫通状に配設するが(図2参照)、エレベ
ーターヘッド10の上昇と同期して該エレベーターヘッド
10の上昇経路から待避する位置へ揺動可能に配設する。
【0017】上記後クランプ装置Iは、フィルム2がフ
ィルム引出し装置Fにより包装部Aに所定長さ引き出さ
れた後、その後縁2c、即ち包装部Aに搬入された商品1
の底部側にフィルム2の四側縁を折り込んで包装するそ
の折込み時に最後に折り込まれるフィルム2の後縁2cを
掴持してクランプするもので、包装機の左右両側板13に
亘り水平に架設した固定クランプ板14と、その下方に所
定の間隔をおいて平行に架設せる支持板15に取り付けた
クランプ機構16からなり、前記支持板15の中央位置に配
設したクランプ機構16を構成するエアシリンダー16a の
ロッド先端に連結支持させた昇降枠16b の上面に可動ク
ランプ板17を設けると共に昇降枠16b の両側下面には支
持板15に摺動自在に貫通支持させるガイド18を固着垂設
する(図7乃至図8参照)。
【0018】そして、この後クランプ装置Iの固定クラ
ンプ板14又は可動クランプ板17に、フィルム2後縁2cの
縁方向即ちフィルム2幅方向に互いに接離動自在に移動
する一対の分割クランプ板19を備える。
【0019】一対の分割クランプ板19は、フィルム引出
し装置Fにより包装部Aに引き出されるフィルム2のフ
ィルム幅に応じてその接離間隔L(クランプ幅)を可変
せしめて最後に折り込まれるフィルム2の後縁2cが商品
1の底部側に折り込まれる際、商品1の底部に包装され
ない露出部が生じたり,或いは底部から食み出したりし
ない正しい折込み縁幅にて折り込まれる様に該後縁2cを
クランプするもので、実施例にあっては可動クランプ板
17が当接する範囲における固定クランプ板14の下面に、
後述する左右クランプ装置Gの固定クランプ板24の端部
を支持する摺動板30に止着連結せしめて固定クランプ板
14の下面に沿わせた左右の連設枠20に夫々固着支持させ
て左右クランプ装置Gのフィルム2幅方向への移動に連
動して互いの接離間隔Lを可変し得る様に具備する(図
4参照)。
【0020】図中21は上記左右一対の分割クランプ板19
が備えられた固定クランプ板14の下面に、該分割クラン
プ板19間の中央に固着せしめて具備した固定分割クラン
プ板であり、上記可動クランプ板17の当接により一対の
分割クランプ板19と共にフィルム2の後縁2cを掴持して
クランプするものである。即ち、左右一対の分割クラン
プ板19はこの固定分割クランプ板21を挟んで(中心とし
て)が互いの接離間隔Lを可変せしめる如く左右クラン
プ装置Gのフィルム2幅方向への移動に連動して接離動
せしめるものである。
【0021】而して、商品供給装置Bから供給コンベヤ
ー3により計量コンベヤー装置C上に商品1が搬送され
その大きさ応じて選択された幅のフィルム2がフィルム
引出し装置Fによりその前縁2aが掴持されて包装部Aに
引き出される際、選択された幅のフィルム2に応じてそ
の幅方向に移動する左右クランプ装置Gの移動に連動し
て後クランプ装置Iの固定クランプ板14下面に配した左
右一対の分割クランプ板19が互いに接近又は離反せし
め、フィルム2幅に応じて互いの接離間隔Lを可変せし
める(図4参照)。
【0022】そして、包装部Aに所定の長さ引き出され
たフィルム2の左右両側縁2bが左右クランプ装置Gによ
り掴持され、フィルム2の後縁2cを、エアシリンダー16
a の作動により昇降する昇降枠16b の上昇により可動ク
ランプ板17が分割クランプ板19及び中央の固定分割クラ
ンプ板21に当接することで掴持せしめる(図6(ロ)の
状態)。フィルム2の前縁2a,両側縁2bが略同時に前
部,左右側部のフィルム折込み装置J,Kにより商品1
の底部側に折り込まれた後、商品1が包装部Aからプッ
シャー6によって搬出装置Mへ搬出されるその搬出動作
が開始すると、その搬出動作開始と略同時か所定のタイ
ミングにて作動するエアシリンダー16a により昇降枠16
b が下降せしめて可動クランプ板17が分割クランプ板19
及び固定分割クランプ板21から離れるその縁開放動作と
の協動動作により、後縁2cを商品1の底部側に最後に折
り込む。
【0023】従って、プッシャー6による商品1の搬出
装置Mへの搬出動作と後クランプ装置Iの縁開放動作と
の協働動作により商品1の底部側に最後に折り込まれる
フィルム2の後縁2cは、包装部Aに引き出されるフィル
ム2のフィルム幅に応じて互いの接離間隔Lを可変せし
める左右一対の分割クランプ板19により選択したフィル
ム2の幅に応じた掴持幅(クランプ幅)にて折り込まれ
ることから、商品1の底部に包装されない露出部が生じ
たり,底部から食み出したりする包装の失敗はなく、常
に正しく商品1を包装し得る。
【0024】尚、左右一対の分割クランプ板19が互いに
接近又は離反せしめて互いの接離間隔Lを可変せしめる
その接離動は、上記した如く、左右クランプ装置Gのフ
ィルム幅方向への移動に連動させた自動式にせずに手動
式にするも良い。この場合、後クランプ装置Iの固定ク
ランプ板14に接離方向に延びる長孔を夫々設け、この左
右長孔に分割クランプ板19をネジ止め等の適宜の止着手
段にて取り付ける。又、必要に応じて両者の動きを同調
させるべく連係手段にて左右一対の分割クランプ板19を
連結せしめると良い。
【0025】上記左右クランプ装置Gは、フィルム2が
フィルム引出し装置Fにより包装部Aに引き出された時
点でその左右両側縁2bを同時に掴持してクランプするも
ので、包装部Aを挟んでフィルム引出し装置F側の包装
機左右両側板13間に亘って上記後クランプ装置Iの固定
クランプ板14と可動クランプ板17をクランプ機構16を介
して支持させた支持板15に対向させたその上下の間隔に
て平行に架設した上下2本のガイド杆22,23の内、その
上部ガイド杆22と前記固定クランプ板14とに亘り架設し
た固定クランプ板24と、下部ガイド杆23と支持板15とに
亘り架設せる支持板25に取り付けたクランプ機構26から
なり、前記支持板25の略中央位置に配設したクランプ機
構26を構成するエアシリンダー26a のロッド先端に連結
支持させた昇降枠26b の上面に可動クランプ板27を設け
ると共に昇降枠26b の両側下面には支持板25に摺動自在
に貫通支持させるガイド28を固着垂設する(図5参
照)。
【0026】そして、固定クランプ板24の上部ガイド杆
22側の一端部に可動子29を設けて該可動子29を上部ガイ
ド杆22に摺動自在に嵌挿せしめると共に固定クランプ板
14側の他端部には摺動板30を設けて該摺動板30を後クラ
ンプ装置Iの固定クランプ板14上に摺動自在に載承せし
めて、前記固定クランプ板24をフィルム2幅方向に移動
可能とする。
【0027】一方、可動クランプ板27を具備した支持板
25の下部ガイド杆23側の一端部にもまた可動子29を設け
て該可動子29を下部ガイド杆23に摺動自在に嵌挿せしめ
ると共に支持板15側の他端部には摺動板30を設けて該摺
動板30を後クランプ装置Iの可動クランプ板17を具備し
た支持板15上に摺動自在に載承せしめて、前記支持板25
も同様にフィルム2幅方向に移動可能とする。
【0028】そして、この左右クランプ装置Gのフィル
ム1幅方向への移動は、図4乃至図5に示した如く、固
定クランプ板24及び支持板25の端部に設けた可動子29を
リンク31を介してアーム32に連結せしめると共に、この
両アーム32の各端部をモーター33により駆動する歯車機
構34により同一方向回転自在に同調させた回動軸35の上
下端に夫々連結し、この両回動軸35の正逆回転によって
接近又は離反方向に移動する様にしてある。又、この左
右クランプ装置Gのフィルム2幅方向への商品1の大き
さ(幅)及びそれに応じて選択された幅のフィルム2に
基づく移動量の設定は、回動軸35に取り付けたタイミン
グ円板36と検出器37によりなされるものである。
【0029】上記エレベーター機構5は、エレベーター
ヘッド10を主ヘッド10a と補助ヘッド10b との2群に区
画すると共に各ヘッド10a ,10b を支持する支持杆を主
支持杆38と補助支持杆39とに区画し、商品1の小さい場
合は主ヘッド10a をのみを上昇(昇降動)させ、大きい
場合には主ヘッド10a 及び補助ヘッド10b の両者を上昇
させる先端使用を可能にしてある(図1,図2参照)。
即ち、図9乃至図10に示した如く、主支持杆38の下端に
取り付けた主ベース40にリンク41を介して揺動アーム42
を連結し、該アーム42の揺動によって主支持杆38が常に
上昇動する様にすると共に、主ベース40にエアシリンダ
ー43を設置してこのシリンダー43の作動により出没する
連結ピン44を設け、前記補助支持杆39の下端には連結部
45を有する補助ベース46を設けて該連結部45に前記連結
ピン44と嵌め合う連結孔47を穿設してある。
【0030】又、主ベース40上には光透過型の検出器48
を設けると共に、エアシリンダー43のロッドと連結ピン
44とを連結する連結具49にフラグ50を設け、このフラグ
50の移動を検出する検出器48の検出動作により前記連結
ピン44と連結孔47との連結状態を検出する様にしてあ
る。
【0031】図1において、51は主モーターであり、こ
の主モーター51には歯車機構52を介してカム軸53が連係
されており、このカム軸53に取り付けたカム54にカムフ
ロア55,レバー56,回転軸57を介して上記した揺動アー
ム42が連結され、カム54の回転により揺動アーム42が揺
動可能に配設されている。揺動アーム42はその揺動端を
上記エレベーター機構5に連結し、カム54の回転により
揺動せしめてエレベーター機構5がエレベーターヘッド
10を昇降動させる様にしてある。58はタイミング円板で
あり、このタイミング円盤58により包装機の前記した各
部分の動作タイミングが制御させるものである。
【0032】尚、上記した実施例にあっては図11(イ)
に示した如く、包装部Aに引き出されたフィルム2の左
右両側縁2bを、商品1の包装部Aへの搬入方向Xに対し
て直交する方向に配設した左右クランプ装置Gにより掴
持する形態として詳述したが、(ロ)に示した如く、左
右クランプ装置Gを後クランプ装置Iの両側に並べた並
列状態に配設した構成形態でも良い。
【0033】また、包装部Aからの商品1の搬出方向は
その搬入方向Xと平行とする対向方向に限らず、その搬
入方向X側(図1において左側)に戻る(折返す)方向
の搬出形態とするも良い。この場合、一対の分割クラン
プ板19はフィルム引出し装置Fに配設するものである。
図12は包装部Aへの商品1の搬入方向Xに対して直交す
る方向からフィルム2を包装部Aに引き出す様にしたフ
ィルム引出し方向Yの他の実施例を示し、この場合、最
後に商品1の底部側に折り込まれるフィルム2の一側縁
を掴持するクランプ装置側に一対の分割クランプ板19を
配設せしめて切断されるフィルム2の長さに応じて該分
割クランプ板19可変せしめる構成とする。
【0034】尚、フィルムを商品1の搬入方向Xと同一
方向に引き出す場合は最後に商品1の底部側に折り込ま
れる縁のクランプ幅をフィルムの幅に応じて可変させ、
そして、フィルムを商品1の搬入方向Xと直交する方向
から引き出す場合にはフィルムの長さに応じてクランプ
幅を可変させる。然るに、前者の場合、商品1の幅によ
ってフィルム幅が選択され、他方、後者の場合には商品
1の幅によってフィルムの長さが選択される様になって
いる。これは、フィルム幅或いはフィルム切断長さが商
品1の幅と対応関係にあるためであるが、前記クランプ
幅を商品1の幅に応じて可変させても同じ効果が得られ
るからであり、言うまでもない。
【0035】又、上記した実施例では最後に商品1の底
部側に折り込まれるフィルム縁のクランプ幅の可変を、
互いに接離動自在に配設した一対の分割クランプ板19の
可変によって行なう構成として詳述したが、クランプ幅
がフィルム幅或いはフィルム切断長さ又は商品1の大き
さ(幅等)に応じて可変できる構成であれば良く、その
具体的な構成は上述した構成に限定されるものではな
い。
【0036】
【発明の効果】本発明のストレッチ包装器は叙上の如く
構成してなるから、大型トレイを用いた被包装物でも小
型トレイを用いた被包装物でも夫々の大きさに応じた正
しい折込み縁幅にて折り込むことが出来る。従って、従
来の様に被包装物の底部に包装されない露出部が生じた
り,底部から食み出したりするといった包装の失敗はな
く、常に正しく且つ美しく被包装物を包装することが出
来る。
【0037】しかも、包装し得る被包装物の大きさ範囲
が広くなると共に、入手が難しく、価格が高い 600mm幅
のフィルムを使用せずとも大型トレイを用いた大きな被
包装物をも正しく包装することができることから、フィ
ルム使用量の大幅な削減を図ることが出来る。
【0038】又、分割クランプ板を、包装部に引き出さ
れるフィルムの引出し方向と直交する方向に配設したフ
ィルムの幅方向に動く一対のクランプ装置の移動に連動
させて互いの接離間隔Lを可変せしめる様にしてなるか
ら、選択された幅のフィルムに応じてその幅方向に動く
一対のクランプ装置により分割クランプ板を接離動させ
てその互いの接離間隔Lをフィルム幅に応じて確実且つ
正確に可変せしめることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ストレッチ包装機の実施の一例を示し
た側面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿う平面図である。
【図3】 図1のIII −III 線に沿う平面図である。
【図4】 図1の反対面から見た要部の拡大平面図であ
る。
【図5】 図4のV−V線に沿う縦断側面図である。
【図6】 図4のVI−VI線に沿う拡大断面図で、(イ)
は掴持前(クランプ前)の状態、(ロ)はフィルムの後
縁を掴持した状態を示す。
【図7】 図4の VII−VII 線に沿う縦断正面図であ
る。
【図8】 フィルムの左右両側縁を掴持した状態の同 V
II−VII 線に沿う縦断正面図である。
【図9】 エレベーター機構部分の拡大側面図である。
【図10】 図9のX−X線に沿う横断平面図である。
【図11】 左右クランプ装置の配設形態を示した実施
例の概略図で、(イ)は左右クランプ装置を被包装物
(商品)の搬入方向に対して直交する方向に配設した状
態、(ロ)は左右クランプ装置を後クランプ装置の両側
に並べて配設した状態を示す。
【図12】 包装部への被包装物の搬入方向に対して直
交する方向からフィルムの包装部に引き出す様にしたフ
ィルム引出し方向の他の実施例を示した概略図である。
【図13】 最後に折り込まれるフィルム縁のクランプ
幅によって生じる被包装物の包装状態を示した概略図
で、(イ)は小さい被包装物を包装する場合のクランプ
幅にてフィルム縁をクランプした状態、(ロ)は大きい
被包装物を包装する場合のクランプ幅にてフィルム縁を
クランプした状態を示す。
【符号の説明】
A…包装部 G,I…クラ
ンプ装置 1…被包装物(商品) 2…フィ
ルム 14,24…固定クランプ板 17,27…
可動クランプ板 19…分割クランプ板 L…接離
間隔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装部に引き出された包装用フィルム
    の四側縁を当該包装部に搬入された被包装物の底部側に
    折り込むその最終の折り込みが、被包装物の搬出動作と
    その最終折込みフィルム縁を掴持するクランプ装置との
    協動動作により行なわれるストレッチ包装機に於いて、
    上記フィルム縁を掴持するクランプ装置のクランプ幅を
    可変可能に構成し、包装部に引き出されたフィルム幅或
    いはその切断長さ又は被包装物の大きさに応じて可変さ
    せることを特徴とするストレッチ包装機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、クランプ装置はフ
    ィルム縁を上下より掴持する固定クランプ板及び可動ク
    ランプ板と、該固定クランプ板又は可動クランプ板に設
    けられたフィルムの縁方向に互いに接離動自在に移動す
    る一対の分割クランプ板とを備え、この一対の分割クラ
    ンプ板の互いの接離間隔を、包装部に引き出されたフィ
    ルムのフィルム幅或いはその切断長さ又は被包装物の大
    きさに応じて可変させることを特徴とするストレッチ包
    装機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、一対の分割クラン
    プ板の接離間隔の可変を、包装部に引き出されるフィル
    ムの引出し方向と直交する方向に配設されフィルム幅に
    対応してその幅方向に動く一対のクランプ装置の移動に
    連動して行なわれることを特徴とするストレッチ包装
    機。
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