JPH089364Y2 - エンジンの駆動力伝達用チェーンの潤滑装置 - Google Patents
エンジンの駆動力伝達用チェーンの潤滑装置Info
- Publication number
- JPH089364Y2 JPH089364Y2 JP1989071746U JP7174689U JPH089364Y2 JP H089364 Y2 JPH089364 Y2 JP H089364Y2 JP 1989071746 U JP1989071746 U JP 1989071746U JP 7174689 U JP7174689 U JP 7174689U JP H089364 Y2 JPH089364 Y2 JP H089364Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- drive gear
- engine
- driving force
- driven gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンのクランク軸の回転力をエンジン
の補機類等に伝達するための、エンジンの駆動力伝達用
チェーンの潤滑装置に関するものである。
の補機類等に伝達するための、エンジンの駆動力伝達用
チェーンの潤滑装置に関するものである。
(従来技術) 従来、エンジンの駆動力伝達用チェーンの潤滑装置と
しては、実開昭61−80308号公報に開示されているよう
に、エンジンのクランク軸に取付けられた駆動ギヤと、
少なくとも1つの従動ギヤと、前記駆動ギヤと前記従動
ギヤとに巻回されたチェーンと、前記チェーンに潤滑油
を供給するオイルジェットとを有し、このオイルジェッ
トが噴射する潤滑油によりチェーンの潤滑を行う装置が
提案されている。そして、従来装置では、チェーンの弦
振動を低減させるためのチェーンの張り側に潤滑油を供
給している。
しては、実開昭61−80308号公報に開示されているよう
に、エンジンのクランク軸に取付けられた駆動ギヤと、
少なくとも1つの従動ギヤと、前記駆動ギヤと前記従動
ギヤとに巻回されたチェーンと、前記チェーンに潤滑油
を供給するオイルジェットとを有し、このオイルジェッ
トが噴射する潤滑油によりチェーンの潤滑を行う装置が
提案されている。そして、従来装置では、チェーンの弦
振動を低減させるためのチェーンの張り側に潤滑油を供
給している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、一般に、チェーンの張り側はチェーンのば
たつきが少ないのでチェーンのブッシュ内に潤滑油が入
りにくい。しかも、チェーンが高速回転するとチェーン
の遠心力が大きくなり、チェーンに付着したオイルが飛
散し易い。したがって、チェーンの張り側に潤滑油を供
給する従来のチェーン潤滑装置では、チェーンを高回転
で使用した場合に、ブッシュの潤滑が困難になり、チェ
ーンブッシュが摩耗すると共にチェーンの伸びが大きく
なり、耐久性が低下するという問題がある。
たつきが少ないのでチェーンのブッシュ内に潤滑油が入
りにくい。しかも、チェーンが高速回転するとチェーン
の遠心力が大きくなり、チェーンに付着したオイルが飛
散し易い。したがって、チェーンの張り側に潤滑油を供
給する従来のチェーン潤滑装置では、チェーンを高回転
で使用した場合に、ブッシュの潤滑が困難になり、チェ
ーンブッシュが摩耗すると共にチェーンの伸びが大きく
なり、耐久性が低下するという問題がある。
そこで、本考案の目的は、簡単な構成でチェーンの潤
滑、特にチェーンブッシュ内の潤滑を促進することがで
きる、エンジンの駆動力伝達用チェーンの潤滑装置を提
供することにある。
滑、特にチェーンブッシュ内の潤滑を促進することがで
きる、エンジンの駆動力伝達用チェーンの潤滑装置を提
供することにある。
(考案の構成) 上述の目的を達成するため、本考案にあっては次のよ
うな構成としてある。すなわち、 エンジンのクランク軸に取付けられた駆動ギヤと、少
なくとも1つの従動ギヤと、前記駆動ギヤと前記従動ギ
ヤとに巻回されたチェーンと、前記チェーンに潤滑油を
供給するオイルジェットと、前記チェーンに所定の張力
を付与するテンショナと、前記駆動ギヤと前記従動ギヤ
との間に配設されて前記チェーンのゆるみ側をガイドす
るチェーンガイドと、を有する、エンジンの駆動力伝達
用チェーンの潤滑装置において、 前記オイルジェットの噴射孔が単噴射孔とされ、 前記オイルジェットの単噴射孔の噴射方向が、前記駆
動ギヤと前記チェーンガイドとの間における前記チェー
ンのゆるみ側に指向されている、構成としてある。
うな構成としてある。すなわち、 エンジンのクランク軸に取付けられた駆動ギヤと、少
なくとも1つの従動ギヤと、前記駆動ギヤと前記従動ギ
ヤとに巻回されたチェーンと、前記チェーンに潤滑油を
供給するオイルジェットと、前記チェーンに所定の張力
を付与するテンショナと、前記駆動ギヤと前記従動ギヤ
との間に配設されて前記チェーンのゆるみ側をガイドす
るチェーンガイドと、を有する、エンジンの駆動力伝達
用チェーンの潤滑装置において、 前記オイルジェットの噴射孔が単噴射孔とされ、 前記オイルジェットの単噴射孔の噴射方向が、前記駆
動ギヤと前記チェーンガイドとの間における前記チェー
ンのゆるみ側に指向されている、構成としてある。
(考案の作用、効果) このような構成の潤滑装置では、潤滑油が、コスト的
に有利なオイルジェットの単噴射孔から噴射され、多く
の潤滑油が、共振によりばたつくチェーンのゆるみ側に
集中的に供給されることになり、潤滑油がチェーンブッ
シュ内に効果的に侵入することになる。このため、コス
ト的に有利な状況下で、チェーンの潤滑が効果的に促進
され、耐久性が向上することになる。
に有利なオイルジェットの単噴射孔から噴射され、多く
の潤滑油が、共振によりばたつくチェーンのゆるみ側に
集中的に供給されることになり、潤滑油がチェーンブッ
シュ内に効果的に侵入することになる。このため、コス
ト的に有利な状況下で、チェーンの潤滑が効果的に促進
され、耐久性が向上することになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
エンジン1のクランク軸2に取付けられた駆動用ギヤ
3はクランク軸2によってA方向へ回転され、駆動用ギ
ヤ3に噛合うチェーン4をB方向へ回動させる。エンジ
ン1には、また、チェーン4に噛合う第1の従動ギヤ5
と第2の従動ギヤ6とが配置され、チェーン4はこれら
のギヤ3、5、6に巻回されている。
3はクランク軸2によってA方向へ回転され、駆動用ギ
ヤ3に噛合うチェーン4をB方向へ回動させる。エンジ
ン1には、また、チェーン4に噛合う第1の従動ギヤ5
と第2の従動ギヤ6とが配置され、チェーン4はこれら
のギヤ3、5、6に巻回されている。
チェーン4のゆるみ側、すなわち駆動用ギヤ3と第1
の従動ギヤ5との間には、短いチェーンガイド7が従動
ギヤ5に近接するように配置されると共に、オイルジェ
ット8が駆動用ギヤ3に近接する位置に配置される。オ
イルジェット8は、第2図に示すように、エンジン1の
シリンダブロック内に形成されたオイルジャーナル11に
連結され、チェーンガイド7とは反対側、すなわちチェ
ーン4の内側に設けられる。チェーンガイド7の長さは
チェーン4が低回転でもそのゆるみ側で共振するような
長さにされ、オイルジェット8からの潤滑油の供給位置
はチェーン4が共振により十分にばたつく位置である。
特に、このばたつきを確保すべく、上記チェーンガイド
7は、かなり短くされると共に、駆動用ギヤ3から遠く
かつ従動ギヤ5に近い位置とされている。
の従動ギヤ5との間には、短いチェーンガイド7が従動
ギヤ5に近接するように配置されると共に、オイルジェ
ット8が駆動用ギヤ3に近接する位置に配置される。オ
イルジェット8は、第2図に示すように、エンジン1の
シリンダブロック内に形成されたオイルジャーナル11に
連結され、チェーンガイド7とは反対側、すなわちチェ
ーン4の内側に設けられる。チェーンガイド7の長さは
チェーン4が低回転でもそのゆるみ側で共振するような
長さにされ、オイルジェット8からの潤滑油の供給位置
はチェーン4が共振により十分にばたつく位置である。
特に、このばたつきを確保すべく、上記チェーンガイド
7は、かなり短くされると共に、駆動用ギヤ3から遠く
かつ従動ギヤ5に近い位置とされている。
従動ギヤ5、6の間にはチェーンテンショナ9が配置
され、チェーンテンショナ9はチェーン4に所定の張力
を付与する。そして、従動ギヤ6と駆動用ギヤ3の間に
はチェーンガイド10が配置され、チェーン4はチェーン
ガイド10によりその外側を保持される。このチェーンガ
イド9は十分長くされて、両従動ギヤ5と6との間でチ
ェーン4がばたつくのを積極的に防止して、この分駆動
ギヤ3と従動ギヤ5との間でチェーン4が十分にばたつ
くようにしてある。
され、チェーンテンショナ9はチェーン4に所定の張力
を付与する。そして、従動ギヤ6と駆動用ギヤ3の間に
はチェーンガイド10が配置され、チェーン4はチェーン
ガイド10によりその外側を保持される。このチェーンガ
イド9は十分長くされて、両従動ギヤ5と6との間でチ
ェーン4がばたつくのを積極的に防止して、この分駆動
ギヤ3と従動ギヤ5との間でチェーン4が十分にばたつ
くようにしてある。
このような構成を有するチェーンの潤滑装置では、駆
動用ギヤ3がA方向へ回転するとチェーン4は従動ギヤ
5、6を回転させるようにB方向へ送られる。このと
き、駆動用ギヤ3と従動ギヤ5の間では、駆動用ギヤ3
から送り出されたチェーン4が従動ギヤ5を押し回そう
とし、このためチェーン4は共振してばたつきを生じ
る。したがって、ここにオイルジェット8から潤滑油を
噴射すれば、噴射された潤滑油はチェーン4のリンクプ
レート4a、4bの隙間からブッシュ4c内に侵入し、ブッシ
ュ4c内を潤滑することができる。
動用ギヤ3がA方向へ回転するとチェーン4は従動ギヤ
5、6を回転させるようにB方向へ送られる。このと
き、駆動用ギヤ3と従動ギヤ5の間では、駆動用ギヤ3
から送り出されたチェーン4が従動ギヤ5を押し回そう
とし、このためチェーン4は共振してばたつきを生じ
る。したがって、ここにオイルジェット8から潤滑油を
噴射すれば、噴射された潤滑油はチェーン4のリンクプ
レート4a、4bの隙間からブッシュ4c内に侵入し、ブッシ
ュ4c内を潤滑することができる。
なお、ブッシュ4c内の潤滑をより確実に行うために、
第3図に示すように、ブッシュ4cに孔4dを形成すること
ができる。また、ブッシュ4c内のピン4eにも孔4fを形成
すれば、ブッシュ4c内の潤滑効果は更に向上する。
第3図に示すように、ブッシュ4cに孔4dを形成すること
ができる。また、ブッシュ4c内のピン4eにも孔4fを形成
すれば、ブッシュ4c内の潤滑効果は更に向上する。
第1図は本考案の潤滑装置の一実施例を示すエンジンの
正面図。 第2図は第1図のII−II線に沿うオイルジェットの断面
図。 第3図は本考案の潤滑装置に使用するチェーンの一部断
面図。 第4図は第3図のチェーンの側面図。 1:エンジン 2:クランク軸 3:駆動用ギヤ 4:チェーン 5、6:従動ギヤ 7、20:チェーンガイド 8:オイルジェット 9:チェーンテンショナ
正面図。 第2図は第1図のII−II線に沿うオイルジェットの断面
図。 第3図は本考案の潤滑装置に使用するチェーンの一部断
面図。 第4図は第3図のチェーンの側面図。 1:エンジン 2:クランク軸 3:駆動用ギヤ 4:チェーン 5、6:従動ギヤ 7、20:チェーンガイド 8:オイルジェット 9:チェーンテンショナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 胡子 英策 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−39807(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンのクランク軸に取付けられた駆動
ギヤと、少なくとも1つの従動ギヤと、前記駆動ギヤと
前記従動ギヤとに巻回されたチェーンと、前記チェーン
に潤滑油を供給するオイルジェットと、前記チェーンに
所定の張力を付与するテンショナと、前記駆動ギヤと前
記従動ギヤとの間に配設されて前記チェーンのゆるみ側
をガイドするチェーンガイドと、を有する、エンジンの
駆動力伝達用チェーンの潤滑装置において、 前記オイルジェットの噴射孔が単噴射孔とされ、 前記オイルジェットの単噴射孔の噴射方向が、前記駆動
ギヤと前記チェーンガイドとの間における前記チェーン
のゆるみ側に指向されている、 ことを特徴とするエンジンの駆動力伝達用チェーンの潤
滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989071746U JPH089364Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | エンジンの駆動力伝達用チェーンの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989071746U JPH089364Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | エンジンの駆動力伝達用チェーンの潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0313414U JPH0313414U (ja) | 1991-02-12 |
| JPH089364Y2 true JPH089364Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31609056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989071746U Expired - Lifetime JPH089364Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | エンジンの駆動力伝達用チェーンの潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089364Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61280317A (ja) * | 1985-06-04 | 1986-12-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 石油燃焼器の点火装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5639807U (ja) * | 1979-09-04 | 1981-04-14 |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP1989071746U patent/JPH089364Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0313414U (ja) | 1991-02-12 |
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