JPH0893712A - 油圧パイロットシステム - Google Patents
油圧パイロットシステムInfo
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- JPH0893712A JPH0893712A JP24996894A JP24996894A JPH0893712A JP H0893712 A JPH0893712 A JP H0893712A JP 24996894 A JP24996894 A JP 24996894A JP 24996894 A JP24996894 A JP 24996894A JP H0893712 A JPH0893712 A JP H0893712A
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- pressure
- hydraulic
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- Servomotors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、電気的な装置を必要とす
ることなく、スプールストロークのヒステリシス及び非
線形性を改善するとともに、信頼性が高く、かつ、簡単
な構成でコストの低減が可能である油圧パイロットシス
テムを提供することである。 【構成】 パイロット油圧源9から分配されたパイロッ
ト圧を、スプール制御弁Vのスプールストローク変位に
応じて変化させてフィードバック信号圧とする可変絞り
11が、フィードバック手段を構成しているとともに、
パイロット圧を減圧する操作手段と、このパイロット圧
と上記フィードバック信号圧とに応じてバランスするこ
とで、油圧パイロット室4に導かれるパイロット圧を制
御している補償弁12とが制御機構を構成している。
ることなく、スプールストロークのヒステリシス及び非
線形性を改善するとともに、信頼性が高く、かつ、簡単
な構成でコストの低減が可能である油圧パイロットシス
テムを提供することである。 【構成】 パイロット油圧源9から分配されたパイロッ
ト圧を、スプール制御弁Vのスプールストローク変位に
応じて変化させてフィードバック信号圧とする可変絞り
11が、フィードバック手段を構成しているとともに、
パイロット圧を減圧する操作手段と、このパイロット圧
と上記フィードバック信号圧とに応じてバランスするこ
とで、油圧パイロット室4に導かれるパイロット圧を制
御している補償弁12とが制御機構を構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パイロット油圧によ
りスプール制御弁を駆動する油圧パイロットシステムに
関する。
りスプール制御弁を駆動する油圧パイロットシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来例の回路図を示す。この従
来例において、スプール制御弁Vのスプールの一端には
スプリング3を設け、また他端には油圧パイロット室4
を設けている。この油圧パイロット室4は、パイロット
切換弁8を介してパイロット油圧源9と接続している
が、このパイロット切換弁8は比例ソレノイドなどの電
磁アクチュエータ7により作動する 上記電磁アクチュエータ7は、ドライバ6と接続すると
ともに、このドライバ6はコントローラ5と接続してい
る。また、このコントローラ5には電気ジョイスティッ
ク1などの操作手段が接続されている。さらに、この従
来例では変位センサ10を設けるとともに、この変位セ
ンサ10によりスプール制御弁2のスプールのストロー
ク変位を検知し、その結果をコントローラ5に電気的信
号としてフィードバックしている。このような油圧パイ
ロットシステムは、主に高所作業車やクレーン車などの
ように、操作性が重視される油圧機械などに使用され
る。
来例において、スプール制御弁Vのスプールの一端には
スプリング3を設け、また他端には油圧パイロット室4
を設けている。この油圧パイロット室4は、パイロット
切換弁8を介してパイロット油圧源9と接続している
が、このパイロット切換弁8は比例ソレノイドなどの電
磁アクチュエータ7により作動する 上記電磁アクチュエータ7は、ドライバ6と接続すると
ともに、このドライバ6はコントローラ5と接続してい
る。また、このコントローラ5には電気ジョイスティッ
ク1などの操作手段が接続されている。さらに、この従
来例では変位センサ10を設けるとともに、この変位セ
ンサ10によりスプール制御弁2のスプールのストロー
ク変位を検知し、その結果をコントローラ5に電気的信
号としてフィードバックしている。このような油圧パイ
ロットシステムは、主に高所作業車やクレーン車などの
ように、操作性が重視される油圧機械などに使用され
る。
【0003】次に、この従来例の作用を説明する。電気
ジョイスティック1を操作すると、コントローラ5に指
令信号が送られる。この指令信号に応じてコントローラ
5がドライバ6を制御し、電磁アクチュエータ7へ通電
する。この通電量に応じて電磁アクチュエータ7が作動
するとともに、パイロット切換弁8を切換える。したが
って、このときのパイロット切換弁8の切換量は、上記
通電量に比例したものとなる。このようにパイロット切
換弁8を切換えることで、パイロット油圧源9から、油
圧パイロット室4にパイロット圧が導かれる。そして、
このパイロット圧がスプリング3のバネ力に打ち勝った
とき、制御弁Vのスプールが移動するとともに、パイロ
ット圧とスプリング3のバネ力とがバランスした位置
で、スプールが停止する。上記スプールのストローク変
位は、変位センサ10により検知される。そして、この
結果は電気的なフィードバック信号として、コントロー
ラ5にフィードバックされる。このようにフィードバッ
クされたフィードバック信号と、電気ジョイスティック
1からの指令信号とが、コントローラ5に入力するとと
もに、これらの信号の偏差をなくすことで、スプールス
トロークのヒステリシス及び非線形性を改善している。
ジョイスティック1を操作すると、コントローラ5に指
令信号が送られる。この指令信号に応じてコントローラ
5がドライバ6を制御し、電磁アクチュエータ7へ通電
する。この通電量に応じて電磁アクチュエータ7が作動
するとともに、パイロット切換弁8を切換える。したが
って、このときのパイロット切換弁8の切換量は、上記
通電量に比例したものとなる。このようにパイロット切
換弁8を切換えることで、パイロット油圧源9から、油
圧パイロット室4にパイロット圧が導かれる。そして、
このパイロット圧がスプリング3のバネ力に打ち勝った
とき、制御弁Vのスプールが移動するとともに、パイロ
ット圧とスプリング3のバネ力とがバランスした位置
で、スプールが停止する。上記スプールのストローク変
位は、変位センサ10により検知される。そして、この
結果は電気的なフィードバック信号として、コントロー
ラ5にフィードバックされる。このようにフィードバッ
クされたフィードバック信号と、電気ジョイスティック
1からの指令信号とが、コントローラ5に入力するとと
もに、これらの信号の偏差をなくすことで、スプールス
トロークのヒステリシス及び非線形性を改善している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成の油圧パイ
ロットシステムでは、スプール制御弁Vのスプールスト
ローク変位を、フィードバック手段としての変位センサ
10により、電気的にコントローラ5にフィードバック
している。したがって、制御機構として、上記のように
電気ジョイスティック1、コントローラ5、ドライバ6
及び電磁アクチュエータ7などの電気的な装置を必要と
し、それだけ構成が複雑になるとともに、コストがかか
ってしまう。さらに、電気的な装置を用いているため
に、故障の可能性が大きく、信頼性にも問題があった。
この発明は、電気的な装置を必要とすることなく、スプ
ールストロークのヒステリシス及び非線形性を改善する
とともに、信頼性が高く、かつ、簡単な構成でコストの
低減が可能な油圧パイロットシステムを提供することで
ある。
ロットシステムでは、スプール制御弁Vのスプールスト
ローク変位を、フィードバック手段としての変位センサ
10により、電気的にコントローラ5にフィードバック
している。したがって、制御機構として、上記のように
電気ジョイスティック1、コントローラ5、ドライバ6
及び電磁アクチュエータ7などの電気的な装置を必要と
し、それだけ構成が複雑になるとともに、コストがかか
ってしまう。さらに、電気的な装置を用いているため
に、故障の可能性が大きく、信頼性にも問題があった。
この発明は、電気的な装置を必要とすることなく、スプ
ールストロークのヒステリシス及び非線形性を改善する
とともに、信頼性が高く、かつ、簡単な構成でコストの
低減が可能な油圧パイロットシステムを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、一端にスプ
リングのばね力を作用させ、他端に油圧パイロット室を
設けたスプール制御弁と、この油圧パイロット室に、パ
イロット油圧源から導かれるパイロット圧を制御してい
る制御機構と、スプール制御弁のスプールストローク変
位を、上記制御機構にフィードバックするフィードバッ
ク手段とを備えた油圧パイロットシステムを前提にす
る。上記の油圧パイロットシステムを前提にしつつ、こ
の発明は、上記フィードバック手段は、パイロット油圧
源から分配されたパイロット圧を、スプール制御弁のス
プールストローク変位に応じて変化させてフィードバッ
ク信号圧とする可変絞り弁から構成され、また、上記制
御機構は、パイロット圧を減圧する操作手段と、このパ
イロット圧と上記フィードバック信号圧とに応じてバラ
ンスすることで、油圧パイロット室に導かれるパイロッ
ト圧を制御している補償弁とから構成した点に特徴を有
する。
リングのばね力を作用させ、他端に油圧パイロット室を
設けたスプール制御弁と、この油圧パイロット室に、パ
イロット油圧源から導かれるパイロット圧を制御してい
る制御機構と、スプール制御弁のスプールストローク変
位を、上記制御機構にフィードバックするフィードバッ
ク手段とを備えた油圧パイロットシステムを前提にす
る。上記の油圧パイロットシステムを前提にしつつ、こ
の発明は、上記フィードバック手段は、パイロット油圧
源から分配されたパイロット圧を、スプール制御弁のス
プールストローク変位に応じて変化させてフィードバッ
ク信号圧とする可変絞り弁から構成され、また、上記制
御機構は、パイロット圧を減圧する操作手段と、このパ
イロット圧と上記フィードバック信号圧とに応じてバラ
ンスすることで、油圧パイロット室に導かれるパイロッ
ト圧を制御している補償弁とから構成した点に特徴を有
する。
【0006】
【作用】この発明の油圧パイロットシステムは、スプー
ル制御弁Vのスプールストローク変位に対して、フィー
ドバック信号圧を発生する可変絞り弁と、このフィード
バック信号圧によりバランスする補償弁を備えているの
で、スプールストロークのヒステリシス及び非線形性を
改善することが可能である。
ル制御弁Vのスプールストローク変位に対して、フィー
ドバック信号圧を発生する可変絞り弁と、このフィード
バック信号圧によりバランスする補償弁を備えているの
で、スプールストロークのヒステリシス及び非線形性を
改善することが可能である。
【0007】
【実施例】図1に、この発明の実施例を示す。この実施
例において、スプール制御弁Vの一端にはスプリング3
を設けている。また、他端には、油圧パイロット室4を
設けるとともに、この油圧パイロット室4内にフィード
バック信号発生用の可変絞り弁11を設けている。そし
て、この可変絞り弁11のパイロット圧導入ポート15
をパイロット油圧源9に接続し、制御ポート16を補償
弁12の一方のパイロット室18に接続し、タンクポー
ト17をタンクTに接続している。このようにした絞り
弁11は、図示のノーマル位置11aにあるとき、パイ
ロット圧導入ポート15が閉ざされるとともに、制御ポ
ート16とタンクポート17とが最大に開口した状態で
連通する。また、油圧パイロット室4がスプール制御弁
Vのスプール2とともにフルストロークしたとき、パイ
ロット圧導入ポート15と制御ポート16とが最大に開
口した状態で連通し、タンクポート17が閉ざされるこ
とになる。
例において、スプール制御弁Vの一端にはスプリング3
を設けている。また、他端には、油圧パイロット室4を
設けるとともに、この油圧パイロット室4内にフィード
バック信号発生用の可変絞り弁11を設けている。そし
て、この可変絞り弁11のパイロット圧導入ポート15
をパイロット油圧源9に接続し、制御ポート16を補償
弁12の一方のパイロット室18に接続し、タンクポー
ト17をタンクTに接続している。このようにした絞り
弁11は、図示のノーマル位置11aにあるとき、パイ
ロット圧導入ポート15が閉ざされるとともに、制御ポ
ート16とタンクポート17とが最大に開口した状態で
連通する。また、油圧パイロット室4がスプール制御弁
Vのスプール2とともにフルストロークしたとき、パイ
ロット圧導入ポート15と制御ポート16とが最大に開
口した状態で連通し、タンクポート17が閉ざされるこ
とになる。
【0008】そして、この可変絞り弁11は、次のよう
に機能する。すなわち、スプール2が図示のノーマル位
置11aにあるとき、上記したように、制御ポート16
とタンクポート17とを連通させる開度が最大になる一
方、パイロット圧導入ポート15が閉ざされる。そし
て、スプール2がスプリング3に抗して徐々に移動して
いくと、その移動量に応じて、制御ポート16とタンク
ポート17との連通開度が徐々に小さくなる一方、それ
に対してパイロット圧導入ポート15と制御ポート16
との連通開度が大きくなっていく。また、スプール2が
スプリング3に抗してフルストローク位置11bにある
ときには、パイロット圧導入ポート15と制御ポート1
6との連通開度が最大になる一方、タンクポート17が
閉ざされることになる。つまり、この可変絞り弁11
は、ノーマル位置11aからフルストローク位置11b
までの過程では、パイロット圧導入ポート15から制御
ポート16に流れる流量と、パイロット圧導入ポート1
5からタンクポート17に流れる流量とを、スプール2
の移動位置に応じて制御するものである。
に機能する。すなわち、スプール2が図示のノーマル位
置11aにあるとき、上記したように、制御ポート16
とタンクポート17とを連通させる開度が最大になる一
方、パイロット圧導入ポート15が閉ざされる。そし
て、スプール2がスプリング3に抗して徐々に移動して
いくと、その移動量に応じて、制御ポート16とタンク
ポート17との連通開度が徐々に小さくなる一方、それ
に対してパイロット圧導入ポート15と制御ポート16
との連通開度が大きくなっていく。また、スプール2が
スプリング3に抗してフルストローク位置11bにある
ときには、パイロット圧導入ポート15と制御ポート1
6との連通開度が最大になる一方、タンクポート17が
閉ざされることになる。つまり、この可変絞り弁11
は、ノーマル位置11aからフルストローク位置11b
までの過程では、パイロット圧導入ポート15から制御
ポート16に流れる流量と、パイロット圧導入ポート1
5からタンクポート17に流れる流量とを、スプール2
の移動位置に応じて制御するものである。
【0009】上記補償弁12は、図示のノーマル位置1
2aにあるとき、パイロット圧導入ポート19が閉ざさ
れるとともに、パイロットポート20とタンクポート2
1とが最大に開口した状態で連通する。また、補償弁1
2がスプリング14に抗して切り換え位置12bに切り
換わったとき、パイロット圧導入ポート19とパイロッ
トポート20とが最大に開口した状態で連通し、タンク
ポート21が閉ざされる。そして、この補償弁12は、
ノーマル位置12aから切り換え位置12bに至る過程
で、パイロットポート20とタンクポート21との連通
開度が徐々に小さくなる一方、それに対してパイロット
圧導入ポート19とパイロットポート20との連通開度
が大きくなっていく。つまり、この補償弁12は、ノー
マル位置12aから切り換え位置12bまでの過程で
は、パイロット圧導入ポート19からパイロットポート
20に流れる流量と、パイロット圧導入ポート19から
タンクポート21に流れる流量とを、その切り換え量に
応じて制御するものである。
2aにあるとき、パイロット圧導入ポート19が閉ざさ
れるとともに、パイロットポート20とタンクポート2
1とが最大に開口した状態で連通する。また、補償弁1
2がスプリング14に抗して切り換え位置12bに切り
換わったとき、パイロット圧導入ポート19とパイロッ
トポート20とが最大に開口した状態で連通し、タンク
ポート21が閉ざされる。そして、この補償弁12は、
ノーマル位置12aから切り換え位置12bに至る過程
で、パイロットポート20とタンクポート21との連通
開度が徐々に小さくなる一方、それに対してパイロット
圧導入ポート19とパイロットポート20との連通開度
が大きくなっていく。つまり、この補償弁12は、ノー
マル位置12aから切り換え位置12bまでの過程で
は、パイロット圧導入ポート19からパイロットポート
20に流れる流量と、パイロット圧導入ポート19から
タンクポート21に流れる流量とを、その切り換え量に
応じて制御するものである。
【0010】また、この発明の操作手段を構成するリモ
コン弁13は、そのインポート22をパイロット油圧源
9に連通させ、アウトポート23を、補償弁12であっ
てそのパイロット室18と対向するもう一方のパイロッ
ト室24に連通している。そして、このリモコン弁13
は、パイロット油圧源9の圧力を減圧してアウトポート
23から流出させるが、そのアウトポート23側の圧力
は、操作レバー25の操作量に比例するようにしてい
る。なお、これらリモコン弁13と補償弁12により、
この発明の制御機構を構成するものである。
コン弁13は、そのインポート22をパイロット油圧源
9に連通させ、アウトポート23を、補償弁12であっ
てそのパイロット室18と対向するもう一方のパイロッ
ト室24に連通している。そして、このリモコン弁13
は、パイロット油圧源9の圧力を減圧してアウトポート
23から流出させるが、そのアウトポート23側の圧力
は、操作レバー25の操作量に比例するようにしてい
る。なお、これらリモコン弁13と補償弁12により、
この発明の制御機構を構成するものである。
【0011】次に、この実施例の油圧パイロットシステ
ムの作用について説明する。いま、スプール制御弁Vの
目的の切り換え量に応じて、レバー25を操作する。こ
のレバー25の操作量に応じて、アウトポート23から
出力されるパイロット圧が決められる。このパイロット
圧は、補償弁12の一方のパイロット室24に作用す
る。このときスプール制御弁Vがまだストロークしてい
ないので、補償弁12の他方のパイロット室18がタン
ク17に開放されたままの状態を維持している。したが
って、補償弁12は、他方のパイロット室18側に設け
たスプリング14に抗して切り換わる。このようにして
補償弁12が切り換わると、リモコン弁13で制御され
たパイロット圧が油圧パイロット室4に作用し、スプー
ル2を切り換える。このようにスプール制御弁Vのスプ
ール2がストロークすると、それにともなって可変絞り
弁11も切り換わるとともに、そのときの絞り11aの
開度に応じたパイロット圧が、パイロット油圧源9から
パイロット導入ポート15及び制御ポート16を経由し
て、補償弁12のパイロット室18に導かれる。
ムの作用について説明する。いま、スプール制御弁Vの
目的の切り換え量に応じて、レバー25を操作する。こ
のレバー25の操作量に応じて、アウトポート23から
出力されるパイロット圧が決められる。このパイロット
圧は、補償弁12の一方のパイロット室24に作用す
る。このときスプール制御弁Vがまだストロークしてい
ないので、補償弁12の他方のパイロット室18がタン
ク17に開放されたままの状態を維持している。したが
って、補償弁12は、他方のパイロット室18側に設け
たスプリング14に抗して切り換わる。このようにして
補償弁12が切り換わると、リモコン弁13で制御され
たパイロット圧が油圧パイロット室4に作用し、スプー
ル2を切り換える。このようにスプール制御弁Vのスプ
ール2がストロークすると、それにともなって可変絞り
弁11も切り換わるとともに、そのときの絞り11aの
開度に応じたパイロット圧が、パイロット油圧源9から
パイロット導入ポート15及び制御ポート16を経由し
て、補償弁12のパイロット室18に導かれる。
【0012】したがって、補償弁12は、一方のパイロ
ット室24の作用力と、他方のパイロット室18の作用
力にスプリング14のバネ力をプラスした作用力とが、
バランスする位置を保つようになる。このバランス位置
は、結局、パイロットポート20から出力されるパイロ
ット圧が、他方のパイロット室18のパイロット圧に対
して、スプリング14のばね力に相当する圧力分だけ、
高くなるように制御されることになる。そして、スプー
ル制御弁Vの切り換え量は、上記のようにして制御され
た油圧パイロット室4の圧力によって決められる。
ット室24の作用力と、他方のパイロット室18の作用
力にスプリング14のバネ力をプラスした作用力とが、
バランスする位置を保つようになる。このバランス位置
は、結局、パイロットポート20から出力されるパイロ
ット圧が、他方のパイロット室18のパイロット圧に対
して、スプリング14のばね力に相当する圧力分だけ、
高くなるように制御されることになる。そして、スプー
ル制御弁Vの切り換え量は、上記のようにして制御され
た油圧パイロット室4の圧力によって決められる。
【0013】ただし、このとき、スプール制御弁Vが目
的の切り換え量以上に切り換わると、可変絞り弁11の
フルストローク位置11b側の開度が大きくなるので、
その分、補償弁12のパイロット室18の圧力が高くな
る。そのために、補償弁12がノーマル位置12aの方
向に戻されるので、パイロットポート20から出力され
るパイロット圧が低くなる。したがって、スプール制御
弁Vは、スプリング3のばね力によって、その切り換え
すぎが補正されることになる。反対に、スプール制御弁
Vの切り換え量が、目的の切り換え量に達しないと、今
度は、絞り11a側の開度が大きくなるので、補償弁1
2のパイロット室18内の圧力が低くなる。そのために
パイロット室24内の圧力が相対的に高くなり、補償弁
12が切り換え位置12b側に切り換わり、パイロット
ポート20から出力されるパイロット圧も高くなる。し
たがって、スプール制御弁Vは、スプリング3に抗して
ストロークし、切り換え量不足を補正することになる。
的の切り換え量以上に切り換わると、可変絞り弁11の
フルストローク位置11b側の開度が大きくなるので、
その分、補償弁12のパイロット室18の圧力が高くな
る。そのために、補償弁12がノーマル位置12aの方
向に戻されるので、パイロットポート20から出力され
るパイロット圧が低くなる。したがって、スプール制御
弁Vは、スプリング3のばね力によって、その切り換え
すぎが補正されることになる。反対に、スプール制御弁
Vの切り換え量が、目的の切り換え量に達しないと、今
度は、絞り11a側の開度が大きくなるので、補償弁1
2のパイロット室18内の圧力が低くなる。そのために
パイロット室24内の圧力が相対的に高くなり、補償弁
12が切り換え位置12b側に切り換わり、パイロット
ポート20から出力されるパイロット圧も高くなる。し
たがって、スプール制御弁Vは、スプリング3に抗して
ストロークし、切り換え量不足を補正することになる。
【0014】以上述べた実施例においては、スプール制
御弁Vのスプールストローク変位に対して、フィードバ
ック信号圧を発生する可変絞り弁11と、このフィード
バック信号圧によりバランスする補償弁12を備えてい
るので、スプールストロークのヒステリシス及び非線形
性を改善することが可能である。また、従来例の油圧パ
イロットシステムのように、電気的な制御装置を使用す
る必要がなく、装置の簡素化とともにコストの低減が可
能となる。さらに、油圧による制御をおこなっているの
で、電気的な制御に比べて故障の可能性が小さく、信頼
性の向上が可能となる。なお、図示はしないが、例えば
可変絞り弁11と補償弁12の間に、圧力センサを介在
させるとともに、この圧力を図示していない母機コント
ローラーなどにフィードバックさせることで、さらに操
作性を向上させることも可能となる。
御弁Vのスプールストローク変位に対して、フィードバ
ック信号圧を発生する可変絞り弁11と、このフィード
バック信号圧によりバランスする補償弁12を備えてい
るので、スプールストロークのヒステリシス及び非線形
性を改善することが可能である。また、従来例の油圧パ
イロットシステムのように、電気的な制御装置を使用す
る必要がなく、装置の簡素化とともにコストの低減が可
能となる。さらに、油圧による制御をおこなっているの
で、電気的な制御に比べて故障の可能性が小さく、信頼
性の向上が可能となる。なお、図示はしないが、例えば
可変絞り弁11と補償弁12の間に、圧力センサを介在
させるとともに、この圧力を図示していない母機コント
ローラーなどにフィードバックさせることで、さらに操
作性を向上させることも可能となる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、スプールストローク
のヒステリシス及び非線形性の改善とともに、油圧によ
る制御によって、装置の簡素化とともにコストの低減が
可能となる。さらに、電気的な制御に比べて故障の可能
性が小さく、信頼性も向上する。
のヒステリシス及び非線形性の改善とともに、油圧によ
る制御によって、装置の簡素化とともにコストの低減が
可能となる。さらに、電気的な制御に比べて故障の可能
性が小さく、信頼性も向上する。
【図1】この発明の実施例の油圧パイロットシステム回
路図である。
路図である。
【図2】従来例の油圧パイロットシステム回路図であ
る。
る。
2 スプール 3 スプリング 4 油圧パイロット室 9 パイロット油圧源 11 可変絞り弁 12 補償弁 13 リモコン弁 14 スプリング V スプール制御弁
Claims (1)
- 【請求項1】 一端にスプリングのばね力を作用させ、
他端に油圧パイロット室を設けたスプール制御弁と、こ
の油圧パイロット室に、パイロット油圧源から導かれる
パイロット圧を制御している制御機構と、スプール制御
弁のスプールストローク変位を、上記制御機構にフィー
ドバックするフィードバック手段とを備えた油圧パイロ
ットシステムにおいて、上記フィードバック手段は、パ
イロット油圧源から分配されたパイロット圧を、スプー
ル制御弁のスプールストローク変位に応じて変化させて
フィードバック信号圧とする可変絞り弁から構成され、
また、上記制御機構は、パイロット圧を減圧する操作手
段と、このパイロット圧と上記フィードバック信号圧と
に応じてバランスすることで、油圧パイロット室に導か
れるパイロット圧を制御している補償弁とから構成され
ることを特徴とする油圧パイロットシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24996894A JPH0893712A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 油圧パイロットシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24996894A JPH0893712A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 油圧パイロットシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893712A true JPH0893712A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17200875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24996894A Pending JPH0893712A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 油圧パイロットシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893712A (ja) |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP24996894A patent/JPH0893712A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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