JPH0893781A - たわみ継手およびその製造方法 - Google Patents
たわみ継手およびその製造方法Info
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- JPH0893781A JPH0893781A JP6234999A JP23499994A JPH0893781A JP H0893781 A JPH0893781 A JP H0893781A JP 6234999 A JP6234999 A JP 6234999A JP 23499994 A JP23499994 A JP 23499994A JP H0893781 A JPH0893781 A JP H0893781A
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- Japan
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- pair
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Abstract
を必要とすることなく、製作当初から安定した特性を発
揮することができるたわみ継手、およびその製造方法を
提供することにある。 【構成】 対の外筒部材3,3の間に補強繊維4を複数
回巻回し、外筒部材3,3に接する補強繊維4の接触部
P,Pを接着材8によって対応する外筒部材3,3に接
着固定し、補強繊維4の巻架部Q,Qの外周面に、ウレ
タンゴムの被覆膜7を形成し、その被覆膜7の内部にシ
リコンオイルを注入し、さらに補強繊維4全体をゴム弾
性体によってモールドした。
Description
の製造方法に係り、特に、自動車の動力伝達系の駆動軸
と被駆動軸との間を連結するために用いて好適なたわみ
継手、およびその製造方法に関するものである。
えば、実開昭59−146623号公報に記載のものが
知られている。
る筒状体と被駆動軸側へ連結される筒状体とが、それら
の軸の周方向に沿って等間隔的に交互に配置されてい
て、その隣合う筒状体の相互間のそれぞれに、特殊加工
された補強繊維としての繊維コードを複数回巻架した
上、それらの繊維コードをゴム弾性体によって被覆した
構成となっている。さらに、筒状体に中間フランジを設
け、その中間フランジによって隣り合う繊維コードのル
ープ同士を分離するように拘束し、このことによって、
繊維コードと筒状体との接着固定時、或は、その次の工
程でのゴム弾性体による全体の被覆成形時に、繊維コー
ドのループ同士が互に喰込んだり、ループの形態が乱れ
たりすることを防止して、たわみ継手の長期間の使用に
渡っての劣化の防止を図ったものもある。
っては、繊維コードとして伸び率の大きいポリアミド繊
維やポリエステル繊維を使用し、さらに、その繊維コー
ドをゴム弾性体のような柔軟な材料で被覆しているた
め、たわみ継手の使用時に、隣合う2つの筒状体の相互
間に引張力が作用した場合、複数回重ね巻きされた繊維
コードが比較的均等に応力を負担し、その巻数に比例し
た強度が発現されることになり、強度的な問題は少な
い。
間に巻架けられた繊維コードの巻架部が、加硫されたゴ
ム弾性体によって断面角形状に一体的に結束されている
ため、例えば、たわみ継手の捩り応力を受けて、隣合う
2つの筒状体間に引張力が作用した時、或は駆動軸と被
駆動軸に対して平行な方向に荷重を受けて曲げ応力が作
用した時に、繊維コードの巻架部が高剛性を示すと共
に、応力が反復したときゴム弾性体の性質によってヒス
テリシスを生じ、剛性値が変化してしまうという不具合
が生じる。そこで一般には、使用に供する前に、予め、
剛性値が安定するまで交番する応力を反復して加える、
いわゆる“ならし”作業をしている。
部にオイルを含浸させたたわみ継手を提案した(特願平
5−86099号)。かかるたわみ継手は、弾性ゴムに
よる繊維コードの被覆前に、その巻架部にオイルを含浸
させたものである。しかし、その後に、例えば真空成形
によってウレタンゴムのような液状のゴム弾性体で繊維
コードを被覆した場合には、液状のゴム弾性体が巻架部
の繊維コードの間に浸透し、それが硬化したときに巻架
部が一体的に結束されるおそれがある。そして、このよ
うに巻架部が一体的に結束された場合には、依然とし
て、前述した従来のものと同様の“ならし”作業が必要
となる。
の特別なならし作業を必要とすることなく、製作当初か
ら安定した特性を発揮することができるたわみ継手、お
よびその製造方法を提供することにある。
のたわみ継手は、駆動軸側および被駆動軸側に設けられ
る対の筒状体の相互間に補強繊維を複数回巻架してなる
リンク要素がゴム弾性体で被覆されたたわみ継手におい
て、前記筒状体と、該筒状体に接する前記補強繊維の部
位とを接着固定し、前記対の筒状体の相互間に位置する
前記補強繊維の巻架部に、前記ゴム弾性体による前記補
強繊維相互間の結合を防止する結合防止材を備えたこと
を特徴する。
請求項1のたわみ継手において、前記結合防止部材は、
前記補強繊維の巻架部の外周面を被覆する被覆膜と、該
被覆膜の内側の前記巻架部に含浸される潤滑液であるこ
とを特徴とする。
請求項1に記載のたわみ継手において、前記結合防止部
材は、前記巻架部の補強繊維を相対変位自在に被覆する
被覆材であることを特徴とする。
請求項1に記載のたわみ継手において、前記結合防止部
材は、前記巻架部の補強繊維を相対変位自在に被覆する
被覆材と、前記巻架部の外周面を被覆する被覆膜である
ことを特徴とする。
造方法は、駆動軸側および被駆動軸側に設けられる対の
筒状体の相互間に補強繊維を複数回巻架してなるリンク
要素がゴム弾性体で被覆されたたわみ継手の製造方法で
あって、前記リンク要素の製作に際し、前記対の筒状体
と、該対の筒状体の相互間に巻架されて該対の筒状体に
接する前記補強繊維の部位とを接着固定した後、前記対
の筒状体の相互間に位置する前記補強繊維の巻架部の外
周面に被覆膜を形成してから、前記被覆膜の内側の前記
巻架部に潤滑液を含浸させることを特徴とする。
造方法は、駆動軸側および被駆動軸側に設けられる対の
筒状体の相互間に補強繊維を複数回巻架してなるリンク
要素がゴム弾性体で被覆されたたわみ継手の製造方法で
あって、前記リンク要素の製作に際し、前記対の筒状体
と、該対の筒状体の相互間に巻架されて該対の筒状体に
接する前記補強繊維の部位とを接着固定した後、前記対
の筒状体の相互間に位置する前記補強繊維の巻架部に被
覆溶材を含浸させてから、前記対の筒状体の相互間の距
離を変化させながら前記被覆溶材を硬化させることを特
徴とする。
繊維の巻架部に結合防止材を備えて、リンク要素を被覆
するゴム弾性体によって補強繊維の相互間が結合される
ことを防止する。
補強繊維の巻架部の外周面を被覆膜によって被覆した
上、その内側に潤滑液を含浸させることによって、巻架
部における補強繊維同士の擦れ合いによる摩耗や損傷を
も防止する。
巻架部における補強繊維を相対変位自在に被覆する被覆
材によって、巻架部の補強繊維が一体的に結束されるこ
とを防止する。
巻架部における補強繊維を被覆材によって相対変位自在
に被覆した上、さらに、その巻架部の外周面を被覆膜に
よって被覆することにより、巻架部の補強繊維が一体的
に結束されることをより確実に防止すると共に、巻架部
における補強繊維同士の擦れ合いによる摩耗や損傷をも
防止する。
造方法は、補強繊維の巻架部の外周面に被覆膜を形成し
てから、その内側に潤滑液を含浸させることによって、
巻架部の補強繊維がゴム弾性体によって一体的に結束さ
れることを防止して、当初から安定した特性を発揮し、
かつ巻架部における補強繊維同士の擦れ合いによる摩耗
や損傷もないたわみ継手を製造する。
造方法は、補強繊維が巻架される対の筒状体の相互間の
距離を変化させながら、補強繊維の巻架部に含浸させた
被覆溶材を硬化させることにより、巻架部の補強繊維を
相対変位自在に被覆して、その巻架部の補強繊維がゴム
弾性体によって一体的に結束されることを防止する。
具体的に説明する。
されたたわみ継手の構成例を軸方向から見て示すもの
で、同図において、1は点Oで示す軸心を中心とし回転
駆動される駆動軸(図示せず)側の周方向三等分位置に
それぞれ連結される計3個の第1の内筒部材、また、2
は駆動軸と同軸回転可能な被駆動軸(図示せず)側の周
方向三等分位置に連結される計3個の第2の内筒部材で
ある。これら3個ずつの第1の内筒部材1および第2の
内筒部材2は点Oを中心とする中心角60度の等間隔で
交互に配置され、そして互いに隣接する第1および第2
の内筒部材1および2の間に弾性リンクLが計6個架設
されている。
に圧入嵌合される対の筒状体としての外筒部材3,3の
間に、図2に示すようにしてガラス繊維などの補強繊維
4を層状に重ねるように複数回巻回して構成されるもの
で、その補強繊維4は、外筒部材3,3に接触する接触
部Pの補強繊維束4Aのみが接着材8としてのエポキシ
樹脂等の硬化樹脂で接着固定される。そして、接触部P
以外の巻架部Qの補強繊維束4Bには低粘度のシリコン
オイル6を含浸させる。なお、図1では計6個の弾性リ
ンクLの内の2個のみの補強繊維4が示されていて、そ
の他の4個における補強繊維4の図示を省略している。
そして計6個の弾性リンクLは、それぞれの外筒部材
3,3の内部に、互いに隣接する内筒部材1,2が圧入
固定されることによって、図1に示すような平面正六角
形に一体化される。そして、この後、6個の弾性リンク
Lのそれぞれの外側全体をゴム弾性体5(図1参照)に
よって被覆し、たわみ継手10として構成される。
いて図3を参照しつつ詳細に説明する。
ず、図3(a)に示すように、両端フランジ付外筒部材
3,3を規定ピッチで保持固定し、それらの間に、補強
繊維4としての番手135のガラス繊維ヤーンを層状に
して600ターン巻き付ける。この時、接触部Pの繊維
束4Aのみに、接着材8としてのエポキシ樹脂(エポキ
シ当量約190)および変性複素環式アミン系硬化剤混
合物を塗布する。そして、補強繊維4の巻き付け終了
後、80℃の炉内で3時間加熱硬化させ、繊維束4Aを
外筒部材3,3に接着固定する。
タンゴム(イソシアネートプレポリマー、およびポリオ
ールの二液型ウレタンゴムで硬化後のゴム硬度JIS
40A)を、樹脂未含浸の巻架部Qの表面に薄く塗布し
て、その外周面を被覆してから、60℃の炉中で2時間
加熱硬化させて、巻架部Qの表面に浸透防止用の被覆膜
7を形成して被せる。次に、図3(c)に示すように、
この被覆膜7が被せられた巻架部Qの繊維束4Bの内部
に、潤滑液としてのシリコンオイル(500センチスト
ークス程度)6を1g注入し含浸させる。
形に組合わせてから、それら全体をゴム弾性体5として
のウレタンゴム(前記JIS 40A)を真空成形によ
り被覆する。その際、真空脱気を容易なものとし、かつ
脱気による被覆膜7の膨張破裂を防ぐため常圧に戻した
時に前記液状ウレタンゴムを内部に浸入させない程度の
大きさの穴を被覆膜7に明けておく。その後、ゴム弾性
体5を60℃で4時間硬化させて、たわみ継手10を完
成させる。なお、破裂に耐えるだけの被覆膜7の強さが
あれば、上記の穴を明ける必要はない。また、真空成形
により6個の弾性リンクLに個別にゴム弾性体5として
のウレタンゴムの被覆を施してから、それらの弾性リン
クLを平面正六角形に組合わせることによってたわみ継
手10を完成させてもよい。
試料1として、ゴム弾性体5によって被覆された1個の
弾性リンクLを作成した。すなわち、被覆膜7が形成さ
れた1個の弾性リンクLに対し、その被覆膜7に上記の
穴を明けた上、それを全型内にセットし、そして真空成
形により、それ全体をゴム弾性体5としてのウレタンゴ
ムで約2mmの厚さで被覆してから、それを60℃で4
時間硬化させることによって試料1を作成した。一方、
この試料と曲げ剛性を対比するための試料2として、1
個の弾性リンクLを用意した。この試料2は、巻架部Q
の繊維束4Bに被覆膜7が形成されず、かつその内部に
シリコンオイル6が注入されていない点においてのみ試
料1と相違するものである。
方の外筒部材3を固定して弾性リンクLを水平に保持し
た上、他方の外筒部材3に上方から荷重を加える片持ち
梁曲げ試験を実施した。そして、下表1に示すように、
初回の負荷によって1mm撓む時の荷重および降伏荷重
とその撓みを検出すると共に、10mm以内の撓みでは
降伏挙動を示さなくなるまで反復して荷重を加えた後、
撓み1mm時の荷重、および撓み10mmでの荷重を検
出した。
より全体がゴム弾性体5で被覆される前に、予め巻架部
Qの繊維束4Bの表面が被覆膜7によって被覆された試
料1は、被覆膜7によって被覆されない試料2に比べて
初回剛性が低く、かつ曲げ負荷を反復して加えても所定
の撓みを生じさせるための荷重の低下していく変化の度
合が小さく、製作当初から特性が安定していることが分
る。また試料1は、真空注型時に脱気不足が生ぜず、表
面に泡が浮きでずに外観も良好であった。
例1と同様に、図4(a)に示すように、補強繊維4と
してのガラス繊維ヤーンを外筒部材3,3の間に巻付
け、接触部Pの繊維束4Aに塗布したエポキシ樹脂およ
び硬化剤混合物の硬化により、その繊維束4Aを外筒部
材3,3に接着固定する。その後、ウレタンゴムの溶液
(前記硬度JIS 40Aのウレタンゴムの未硬化物に
対し、溶媒としてメチルエチルケトンを2.5部加えた
もの)を樹脂未含浸の巻架部Qの繊維束4Bの内部に含
浸させ、その溶媒の乾燥中に、両外筒部材3,3間を前
記規定ピッチに保持固定する動作と、それらの部材3,
3の間隔を縮めたり長くしたりする動作を反復する。こ
のことにより、繊維束4Bが、一体的に集束固定される
ことを防ぎ、個々の繊維がそれぞれウレタンゴムによっ
て個別に被覆された形態を得る。その後、60℃で2時
間加熱し、ウレタンゴムを硬化させて、繊維束4Bを成
す繊維の表面に、個別に被覆材としての被覆膜9(図4
(b)参照)を形成させた。そして、このような弾性リ
ンクLを6個平面正六角形に組合わせた上、これを金型
内にセットし、真空成形により、ゴム弾性体5としての
前記ウレタンゴム(未希釈品)で全体を約2mm厚さに
被覆した後、そのゴム弾性体5を60℃で4時間硬化さ
せた。
試料3として、ゴム弾性体5によって被覆された1個の
弾性リンクLを作成した。すなわち、上述したように繊
維束4Bがウレタンゴムによって個別に被覆された形態
の1個の弾性リンクを金型内にセットし、そして真空成
形により、それ全体をゴム弾性体5としてのウレタンゴ
ムで約2mmの厚さで被覆してから、それを60℃で4
時間硬化させることによって試料3を作成した。一方、
この試料と曲げ特性を対比するための試料4として1個
の弾性リンクLを用意した。この試料4は、繊維束4A
にウレタンゴムの溶液に含浸させた後、両外筒部材3,
3を前記規定のピッチに固定して、繊維束4Bを一体的
に集束固定させた点においてのみ試料3と相違するもの
である。
例1と同様の片持ち梁曲げ試験を実施し、それらの曲げ
特性の比較結果を前出の表1に示した。
剛性が低く、且つ、試験を反復しても変化が少なく、作
成当初から特性が安定していることが分る。
平面正六角形に組合せることによって、たわみ継手10
を構成してもよい。また、被覆材としての被覆膜9を構
成するための被覆溶材は、何らウレタンゴムの溶液のみ
に限定されず、例えば、ウレタンゴムの硬度を変えたも
の、弾性エポキシ樹脂を溶媒で稀釈したもの、スチレン
−ブタジエンゴムやスチレン−ブタジエン−アクリロニ
トリル等のゴム弾性体の水性エマルジョン、またウレタ
ンゴムの水性エマルジョンを用いることができる。要
は、巻架部Qの内部に浸透しにくく、かつ繊維の表面に
被覆膜9としての膜状物を生じるものであればよい。ま
た、補強繊維4としては、ガラス繊維ヤーンの他、カー
ボン繊維、アルミナ繊維、炭化硅素繊維等の無機繊維、
或は有機繊維でもアラミド繊維等やこれら各種繊維を組
合せて使用してもよい。接着剤8としては、エポキシ当
量の違うもの、又、硬化剤としては、例えば、イミダゾ
ール系や三フッ化ホウ素系等を用いることもできる。
例2において、被覆膜9を構成するウレタンゴムの溶液
として、弾性エポキシ樹脂(可撓性主鎖としてポリエー
テル型結合をもつポリウレタン成分を含むエポキシ樹
脂)1部:アセトン2.5部の溶液を用い、100℃で
2時間硬化させた。結果は、実施例2と同様であった。
例2において、被覆膜9を構成するウレタンゴムの溶液
として、ポリウレタン水性エマルジョンの固形分20%
に水稀釈したものを用い、120℃で2時間乾燥させ
て、巻架部Qの繊維束4Aの一体的な結束を防止するよ
うに被覆膜9を形成した。その後、前述した実施例1と
同様に、巻架部Qの繊維束4Bにゴム硬度30Aの液状
ウレタンゴムを塗布し、60℃で2時間硬化させて被覆
膜7(図3参照)を形成した。その後、さらに硬度30
Aのウレタンゴム2mmの厚さで被覆し、それを60℃
で4時間硬化させてゴム弾性体5とした。
試料5とした。また、それとの比較対象の試料6とし
て、試料5と同様に120℃で2時間乾燥させる際に、
そのウレタンゴムによって巻架部Qの繊維束4Aを一体
的に結束させた上、硬度30Aのウレタンゴムで2mm
の厚さで被覆し、それを60℃で4時間硬化させてゴム
弾性体5とした弾性リンクLを用意した。そして、これ
らの試料5,6に対して、前述した試料と同様の試験を
実施した結果を前出の表1に示した。表1の試験結果か
らも明らかなように、試料5には、繊維束4Bを一体に
結束しないことによる効果と、被覆膜7を形成したこと
による効果が認められた。
その筒状体と接する補強繊維の部位とを接着固定してい
るので、たわみ継手として使用する場合の振り方向には
高剛性を得ることができる。
は、補強繊維の巻架部に結合防止材を備えて、リンク要
素を被覆するゴム弾性体によって補強繊維の相互間が結
合されることを防止する構成であるから、巻架部の補強
繊維が一体的に結束されることを防止して、製作当初か
ら安定した特性を発揮することができ、この結果、特性
を安定させるために従来必要とされていたならし作業を
不要とすることができる。
補強繊維の巻架部の外周面を被覆膜によって被覆した
上、その内側に潤滑液を含浸させることによって、巻架
部における補強繊維同士の擦れ合いによる摩耗や損傷を
も防止することができる。
巻架部における補強繊維を相対変位自在に被覆する被覆
材によって、巻架部の補強繊維が一体的に結束されるこ
とを防止することができる。
巻架部における補強繊維を被覆材によって相対変位自在
に被覆した上、さらに、その巻架部の外周面を被覆膜に
よって被覆することにより、巻架部の補強繊維が一体的
に結束されることをより確実に防止すると共に、巻架部
における補強繊維同士の擦れ合いによる摩耗や損傷をも
防止することができる。
造方法は、補強繊維の巻架部の外周面に被覆膜を形成し
てから、その内側に潤滑液を含浸させることによって、
巻架部の補強繊維がゴム弾性体によって一体的に結束さ
れることを防止して、当初から安定した特性を発揮し、
かつ巻架部における補強繊維同士の擦れ合いによる摩耗
や損傷もないたわみ継手を製造することができる。
造方法は、補強繊維が巻架される対の筒状体の相互間の
距離を変化させながら、補強繊維の巻架部に含浸させた
被覆溶材を硬化させることにより、巻架部の補強繊維を
相対変位自在に被覆して、その巻架部の補強繊維がゴム
弾性体によって一体的に結束されることを防止して、当
初から安定した特性を発揮するたわみ継手を製造するこ
とができる。
る。
の拡大断面図である。
部の拡大断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 駆動軸側および被駆動軸側に設けられる
対の筒状体の相互間に補強繊維を複数回巻架してなるリ
ンク要素がゴム弾性体で被覆されたたわみ継手におい
て、 前記筒状体と、該筒状体に接する前記補強繊維の部位と
を接着固定し、 前記対の筒状体の相互間に位置する前記補強繊維の巻架
部に、前記ゴム弾性体による前記補強繊維相互間の結合
を防止する結合防止材を備えたことを特徴するたわみ継
手。 - 【請求項2】 前記結合防止部材は、前記補強繊維の巻
架部の外周面を被覆する被覆膜と、該被覆膜の内側の前
記巻架部に含浸される潤滑液であることを特徴とする請
求項1に記載のたわみ継手。 - 【請求項3】 前記結合防止部材は、前記巻架部の補強
繊維を相対変位自在に被覆する被覆材であることを特徴
とする請求項1に記載のたわみ継手。 - 【請求項4】 前記結合防止部材は、前記巻架部の補強
繊維を相対変位自在に被覆する被覆材と、前記巻架部の
外周面を被覆する被覆膜であることを特徴とする請求項
1に記載のたわみ継手。 - 【請求項5】 駆動軸側および被駆動軸側に設けられる
対の筒状体の相互間に補強繊維を複数回巻架してなるリ
ンク要素がゴム弾性体で被覆されたたわみ継手の製造方
法であって、 前記リンク要素の製作に際し、 前記対の筒状体と、該対の筒状体の相互間に巻架されて
該対の筒状体に接する前記補強繊維の部位とを接着固定
した後、 前記対の筒状体の相互間に位置する前記補強繊維の巻架
部の外周面に被覆膜を形成してから、 前記被覆膜の内側の前記巻架部に潤滑液を含浸させるこ
とを特徴とするたわみ継手の製造方法。 - 【請求項6】 駆動軸側および被駆動軸側に設けられる
対の筒状体の相互間に補強繊維を複数回巻架してなるリ
ンク要素がゴム弾性体で被覆されたたわみ継手の製造方
法であって、 前記リンク要素の製作に際し、 前記対の筒状体と、該対の筒状体の相互間に巻架されて
該対の筒状体に接する前記補強繊維の部位とを接着固定
した後、 前記対の筒状体の相互間に位置する前記補強繊維の巻架
部に被覆溶材を含浸させてから、 前記対の筒状体の相互間の距離を変化させながら前記被
覆溶材を硬化させることを特徴とするたわみ継手の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234999A JPH0893781A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | たわみ継手およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234999A JPH0893781A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | たわみ継手およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893781A true JPH0893781A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16979571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6234999A Pending JPH0893781A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | たわみ継手およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893781A (ja) |
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| CN114589865A (zh) * | 2020-12-04 | 2022-06-07 | 航天神舟飞行器有限公司 | 一种隔振联轴器设计及成型工艺 |
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