JPH089432Y2 - 可変容量圧縮機 - Google Patents
可変容量圧縮機Info
- Publication number
- JPH089432Y2 JPH089432Y2 JP1989118084U JP11808489U JPH089432Y2 JP H089432 Y2 JPH089432 Y2 JP H089432Y2 JP 1989118084 U JP1989118084 U JP 1989118084U JP 11808489 U JP11808489 U JP 11808489U JP H089432 Y2 JPH089432 Y2 JP H089432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- chamber
- partition
- ribs
- swash plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は吸入室と吐出室とクランク室とを備え、クラ
ンク室内に駆動軸の回転をシリンダボア内に収容された
ピストンの往復動に変換する作用をなす斜板を設け、ク
ランク室圧力と吸入圧力との差圧に応じて前記斜板の傾
斜角が変化することによりピストンのストロークが変更
されて圧縮容量を制御するようにした可変容量圧縮機に
関するものである。
ンク室内に駆動軸の回転をシリンダボア内に収容された
ピストンの往復動に変換する作用をなす斜板を設け、ク
ランク室圧力と吸入圧力との差圧に応じて前記斜板の傾
斜角が変化することによりピストンのストロークが変更
されて圧縮容量を制御するようにした可変容量圧縮機に
関するものである。
[従来の技術] この種の可変容量圧縮機、例えば揺動斜板式圧縮機
(ワッブル式圧縮機)においては、第3図に示すよう
に、ピストン41が往復摺動可能に収容されるシリンダボ
ア42が形成されたシリンダブロック43の端面にバルブプ
レート44を介してリヤハウジング45がボルト(図示せ
ず)により接合固定されている。バルブプレート44には
リヤハウジング45に形成された吸入室46及び吐出室47を
前記シリンダボア42と連通させる吸入孔48及び吐出孔49
がそれぞれ形成されるとともに、シリンダブロック43側
に前記吸入孔48を開閉する吸入弁50が、吐出室47側に前
記吐出孔49を開閉する吐出弁51がそれぞれ設けられてい
る。そして、吸入弁50及び吐出弁51が必要以上に開放側
に撓むのを防止するため、吐出弁51の背面側にはリテー
ナ52が配設され、シリンダボア42の端部には吸入弁50の
先端を係止する係止凹部53が形成されている。又、外部
冷却回路からの帰還冷媒ガスが吸入室46に開口する吸入
ポート54から吸入室46に直接導入されるようになってい
る。
(ワッブル式圧縮機)においては、第3図に示すよう
に、ピストン41が往復摺動可能に収容されるシリンダボ
ア42が形成されたシリンダブロック43の端面にバルブプ
レート44を介してリヤハウジング45がボルト(図示せ
ず)により接合固定されている。バルブプレート44には
リヤハウジング45に形成された吸入室46及び吐出室47を
前記シリンダボア42と連通させる吸入孔48及び吐出孔49
がそれぞれ形成されるとともに、シリンダブロック43側
に前記吸入孔48を開閉する吸入弁50が、吐出室47側に前
記吐出孔49を開閉する吐出弁51がそれぞれ設けられてい
る。そして、吸入弁50及び吐出弁51が必要以上に開放側
に撓むのを防止するため、吐出弁51の背面側にはリテー
ナ52が配設され、シリンダボア42の端部には吸入弁50の
先端を係止する係止凹部53が形成されている。又、外部
冷却回路からの帰還冷媒ガスが吸入室46に開口する吸入
ポート54から吸入室46に直接導入されるようになってい
る。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来の構成では駆動軸の低速回転時、すなわちピ
ストン41の移動速度が遅い場合、吸入弁50はその先端部
が開き始めてから係止凹部53に当接するまでの間に自励
振動を生じ、この自励振動により特有の周波数を持つ吸
入脈動が発生する。そして、前記のように外部冷却回路
からの帰還冷媒ガスが吸入ポート54から吸入室46に直接
導入される構成では、吸入ポート54と外部冷却回路の蒸
発器とを連結する管路を介して前記吸入脈動が減衰され
ずに蒸発器に伝達され、前記特有の周波数を持つ吸入脈
動により蒸発器が共振して異音を発生するという不都合
があった。係止凹部53の深さを浅くすればこの不都合を
解消することができるが、吸入抵抗となって吸入性能が
低下し、冷房効率が低下するという問題が生じる。
ストン41の移動速度が遅い場合、吸入弁50はその先端部
が開き始めてから係止凹部53に当接するまでの間に自励
振動を生じ、この自励振動により特有の周波数を持つ吸
入脈動が発生する。そして、前記のように外部冷却回路
からの帰還冷媒ガスが吸入ポート54から吸入室46に直接
導入される構成では、吸入ポート54と外部冷却回路の蒸
発器とを連結する管路を介して前記吸入脈動が減衰され
ずに蒸発器に伝達され、前記特有の周波数を持つ吸入脈
動により蒸発器が共振して異音を発生するという不都合
があった。係止凹部53の深さを浅くすればこの不都合を
解消することができるが、吸入抵抗となって吸入性能が
低下し、冷房効率が低下するという問題が生じる。
本考案は前記の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は吸入弁の自励振動に起因する蒸発器の共
振を防止して、異音発生を低減することができる可変容
量圧縮機を提供することにある。
て、その目的は吸入弁の自励振動に起因する蒸発器の共
振を防止して、異音発生を低減することができる可変容
量圧縮機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため、本考案は、吸入室と吐出
室とクランク室とを備え、クランク室内に駆動軸の回転
をシリンダボア内に収容されたピストンの往復動に変換
する作用をなす斜板を設け、クランク室圧力と吸入圧力
との差圧に応じて前記斜板の傾斜角が変化することによ
りピストンのストロークが変更されて圧縮容量を制御す
るようにした可変容量圧縮機において、外側に環状の吸
入室を、内側に吐出室を区画形成する環状隔壁を有する
ハウジングに前記収入室に連通する吸入ポートを形成す
るとともに、該ハウジングの周壁内面に第1隔壁リブを
複数箇所に突設して、各第1隔壁リブと前記環状隔壁の
外周面との間に冷媒ガスの流路面積が一時的に小さくな
る第1絞り部をそれぞれ設け、前記環状隔壁の外周面に
第2隔壁リブを複数箇所に突設して、各第2隔壁リブと
前記ハウジングの周壁内面との間に冷媒ガスの流路面積
が一時的に小さくなる第2絞り部をそれぞれ設け、さら
に、前記第1及び第2の隔壁リブの間にそれぞれ形成さ
れた複数の吸入小室を各シリンダボアに連通する吸入孔
と対応した。
室とクランク室とを備え、クランク室内に駆動軸の回転
をシリンダボア内に収容されたピストンの往復動に変換
する作用をなす斜板を設け、クランク室圧力と吸入圧力
との差圧に応じて前記斜板の傾斜角が変化することによ
りピストンのストロークが変更されて圧縮容量を制御す
るようにした可変容量圧縮機において、外側に環状の吸
入室を、内側に吐出室を区画形成する環状隔壁を有する
ハウジングに前記収入室に連通する吸入ポートを形成す
るとともに、該ハウジングの周壁内面に第1隔壁リブを
複数箇所に突設して、各第1隔壁リブと前記環状隔壁の
外周面との間に冷媒ガスの流路面積が一時的に小さくな
る第1絞り部をそれぞれ設け、前記環状隔壁の外周面に
第2隔壁リブを複数箇所に突設して、各第2隔壁リブと
前記ハウジングの周壁内面との間に冷媒ガスの流路面積
が一時的に小さくなる第2絞り部をそれぞれ設け、さら
に、前記第1及び第2の隔壁リブの間にそれぞれ形成さ
れた複数の吸入小室を各シリンダボアに連通する吸入孔
と対応した。
[作用] 圧縮機が運転されてピストンの往動によりシリンダボ
アに形成される圧縮室内の圧力が低下すると、吸入弁が
開いて圧縮室への冷媒ガスの吸入が行われる。このとき
吸入弁は従来装置と同様に自励振動を生じ、該吸入弁近
傍の冷媒ガスに吸入弁の自励振動による特有の周波数を
持った振動が伝達される。吸入孔と吸入ポートとを連通
する冷媒ガスの流路の途中に、つまり吸入室に、その流
路面積を一時的に小さくする第1及び第2の絞り部があ
るため、前記振動が伝播する流路の面積が第1及び第2
の絞り部の前後で大幅に変化し、かつ方向転換を強いら
れて、ガス流路が長くなり、従って、両絞り部を通過す
ることにより特有の周波数をもった振動の減衰効果が促
進され蒸発器の共振が防止されて異音の発生がなくな
る。
アに形成される圧縮室内の圧力が低下すると、吸入弁が
開いて圧縮室への冷媒ガスの吸入が行われる。このとき
吸入弁は従来装置と同様に自励振動を生じ、該吸入弁近
傍の冷媒ガスに吸入弁の自励振動による特有の周波数を
持った振動が伝達される。吸入孔と吸入ポートとを連通
する冷媒ガスの流路の途中に、つまり吸入室に、その流
路面積を一時的に小さくする第1及び第2の絞り部があ
るため、前記振動が伝播する流路の面積が第1及び第2
の絞り部の前後で大幅に変化し、かつ方向転換を強いら
れて、ガス流路が長くなり、従って、両絞り部を通過す
ることにより特有の周波数をもった振動の減衰効果が促
進され蒸発器の共振が防止されて異音の発生がなくな
る。
[実施例1] 以下、本考案を揺動斜板式圧縮機に具体化した第1実
施例を第1、2図に従って説明する。
施例を第1、2図に従って説明する。
シリンダブロック1の前端面には内部にクランク室2
が形成されたフロントハウジング3が接合固定され、後
端面には吸入室4及び吐出室5が形成されたリヤハウジ
ング6がバルブプレート7を介して接合固定されてい
る。バルブプレート7には前記吸入室4及び吐出室5を
前記シリンダブロック1に形成されたシリンダボア1aと
連通させる吸入孔8及び吐出孔9がそれぞれ形成されて
いる。バルブプレート7のシリンダブロック1側には吸
入孔8を開閉する吸入弁10が、吐出室5側には吐出孔9
を開閉する吐出弁11がそれぞれ設けられている。そし
て、吸入弁10及び吐出弁11が必要以上に開放側に撓むの
を防止するため、吐出弁11の背面側にはリテーナ12が配
設され、シリンダボア1aの端部には吸入弁10の先端を係
止する係止凹部13が形成されている。
が形成されたフロントハウジング3が接合固定され、後
端面には吸入室4及び吐出室5が形成されたリヤハウジ
ング6がバルブプレート7を介して接合固定されてい
る。バルブプレート7には前記吸入室4及び吐出室5を
前記シリンダブロック1に形成されたシリンダボア1aと
連通させる吸入孔8及び吐出孔9がそれぞれ形成されて
いる。バルブプレート7のシリンダブロック1側には吸
入孔8を開閉する吸入弁10が、吐出室5側には吐出孔9
を開閉する吐出弁11がそれぞれ設けられている。そし
て、吸入弁10及び吐出弁11が必要以上に開放側に撓むの
を防止するため、吐出弁11の背面側にはリテーナ12が配
設され、シリンダボア1aの端部には吸入弁10の先端を係
止する係止凹部13が形成されている。
シリンダブロック1とフロントハウジング3との間に
は駆動軸18が回転自在に支持され、該駆動軸18に一体回
転可能に嵌着固定された回転体19には回転駆動板20が連
結ピン21を介して一体回転可能かつ傾動可能に取付けら
れている。前記駆動軸18上にはスライダ22が軸線方向へ
摺動可能に嵌挿され、スライダ22の対称位置に突設され
た一対のピン23に対して前記回転駆動板20がその支持筒
部20aにおいて傾動可能に支持されている。そして、回
転駆動板20の支持筒部20aには、揺動斜板24が相対回転
可能かつ同期傾動可能に支持されている。揺動斜板24は
前記シリンダブロック1に形成されたシリンダボア1a内
に収容されたピストン25に対してピストンロッド26を介
して連結されるとともに、シリンダブロック1とフロン
トハウジング3との間に横架された案内ロッド27により
回転が規制されている。又、スライダ22はバネ28により
揺動斜板24の傾斜角を増大させる方向(第1図の左方
向)に付勢されている。
は駆動軸18が回転自在に支持され、該駆動軸18に一体回
転可能に嵌着固定された回転体19には回転駆動板20が連
結ピン21を介して一体回転可能かつ傾動可能に取付けら
れている。前記駆動軸18上にはスライダ22が軸線方向へ
摺動可能に嵌挿され、スライダ22の対称位置に突設され
た一対のピン23に対して前記回転駆動板20がその支持筒
部20aにおいて傾動可能に支持されている。そして、回
転駆動板20の支持筒部20aには、揺動斜板24が相対回転
可能かつ同期傾動可能に支持されている。揺動斜板24は
前記シリンダブロック1に形成されたシリンダボア1a内
に収容されたピストン25に対してピストンロッド26を介
して連結されるとともに、シリンダブロック1とフロン
トハウジング3との間に横架された案内ロッド27により
回転が規制されている。又、スライダ22はバネ28により
揺動斜板24の傾斜角を増大させる方向(第1図の左方
向)に付勢されている。
第2図に示すように吸入室4と吐出室5とを区画する
環状隔壁6aを有するリヤハウジング6の周壁内面に第1
隔壁リブ29が3個突設され、前記環状隔壁6aの外周面に
第2隔壁リブ29′が3個突設されている。そして、前記
両隔壁リブ29,29′により吸入室4が各シリンダボア1a
と対応する複数個(この実施例では6個)の小室4aに区
画され、各小室4aは吸入孔8を介してシリンダボア1aに
連通可能となっている。そして、第1隔壁リブ29の先端
と環状隔壁6aの外周面との間が冷媒ガスの流路面積を一
時的に小さくする第1絞り部30となっている。又、第2
隔壁リブ29′の先端とリヤハウジング6の周壁内面との
間が冷媒ガスの流路面積を一時的に小さくする第2絞り
部30′となっている。
環状隔壁6aを有するリヤハウジング6の周壁内面に第1
隔壁リブ29が3個突設され、前記環状隔壁6aの外周面に
第2隔壁リブ29′が3個突設されている。そして、前記
両隔壁リブ29,29′により吸入室4が各シリンダボア1a
と対応する複数個(この実施例では6個)の小室4aに区
画され、各小室4aは吸入孔8を介してシリンダボア1aに
連通可能となっている。そして、第1隔壁リブ29の先端
と環状隔壁6aの外周面との間が冷媒ガスの流路面積を一
時的に小さくする第1絞り部30となっている。又、第2
隔壁リブ29′の先端とリヤハウジング6の周壁内面との
間が冷媒ガスの流路面積を一時的に小さくする第2絞り
部30′となっている。
なお、図示しないがリヤハウジング6にはクランク室
2内の圧力を制御する制御弁が設けられている。
2内の圧力を制御する制御弁が設けられている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
圧縮機が運転されると、駆動軸18の回転に伴い回転駆
動板20が駆動軸18と一体的に回転する。一方、揺動斜板
24は案内ロッド27との係合により回転が規制されるた
め、回転駆動板20の回転に伴い揺動斜板24が回転駆動板
20と共に揺動し、ピストンロッド26を介してピストン25
が往復動されて冷媒ガスの圧縮動作が行われる。又、ク
ランク室2内の圧力が制御弁により制御され、クランク
室圧力と吸入圧力との差圧に応じて揺動斜板24の傾斜角
が変化してピストン25のストロークすなわち圧縮容量が
変更される。
動板20が駆動軸18と一体的に回転する。一方、揺動斜板
24は案内ロッド27との係合により回転が規制されるた
め、回転駆動板20の回転に伴い揺動斜板24が回転駆動板
20と共に揺動し、ピストンロッド26を介してピストン25
が往復動されて冷媒ガスの圧縮動作が行われる。又、ク
ランク室2内の圧力が制御弁により制御され、クランク
室圧力と吸入圧力との差圧に応じて揺動斜板24の傾斜角
が変化してピストン25のストロークすなわち圧縮容量が
変更される。
圧縮機の運転中、ピストン25が上死点から下死点へ向
かって移動する吸入行程すなわち第1図の状態からピス
トン25が左方へ移動する行程において、圧縮室内の圧力
が吸入室4の圧力よりも低くなると、吸入室4内の冷媒
ガスが吸入弁10をその弾性に抗して圧縮機(シリンダボ
ア1a)側へ撓ませながら圧縮室内に吸入される。このと
き、吸入弁10はその先端が係止凹部13に係止される位置
に移動配置されるまでの間に自励振動を生じ、この自励
振動による特有の周波数を持った振動(吸入脈動9が収
入室4、吸入ポート16及び管路を経て蒸発器まで伝達さ
れる。
かって移動する吸入行程すなわち第1図の状態からピス
トン25が左方へ移動する行程において、圧縮室内の圧力
が吸入室4の圧力よりも低くなると、吸入室4内の冷媒
ガスが吸入弁10をその弾性に抗して圧縮機(シリンダボ
ア1a)側へ撓ませながら圧縮室内に吸入される。このと
き、吸入弁10はその先端が係止凹部13に係止される位置
に移動配置されるまでの間に自励振動を生じ、この自励
振動による特有の周波数を持った振動(吸入脈動9が収
入室4、吸入ポート16及び管路を経て蒸発器まで伝達さ
れる。
この実施例では第1及び第2の隔壁リブ29,29′で区
画された小室4aがマフラーの役割を果たす。吸入ポート
16から離れた位置の小室4aに対応して設けられた吸入弁
10の自励振動により生じた特有の周波数を持った振動
は、振動が吸入ポート16に到達する前にマフラーの役割
を果たす小室4aを通過するので、吸入ポート16に到達す
る前に減衰される。又、吸入ポート16の両側に位置する
小室4aに対応して設けられた吸入弁10の自励振動により
生じた特有の周波数を持った振動は、マフラーの役割を
果たす小室4aを通過することはないが、吸入ポート16と
対向する位置に設けられた第2絞り部30′の作用により
若干減衰される。従って、圧縮機全体としては吸入弁10
の自励振動により生じた特有の周波数を持った振動によ
り蒸発器が共振して異音を発生することが防止される。
画された小室4aがマフラーの役割を果たす。吸入ポート
16から離れた位置の小室4aに対応して設けられた吸入弁
10の自励振動により生じた特有の周波数を持った振動
は、振動が吸入ポート16に到達する前にマフラーの役割
を果たす小室4aを通過するので、吸入ポート16に到達す
る前に減衰される。又、吸入ポート16の両側に位置する
小室4aに対応して設けられた吸入弁10の自励振動により
生じた特有の周波数を持った振動は、マフラーの役割を
果たす小室4aを通過することはないが、吸入ポート16と
対向する位置に設けられた第2絞り部30′の作用により
若干減衰される。従って、圧縮機全体としては吸入弁10
の自励振動により生じた特有の周波数を持った振動によ
り蒸発器が共振して異音を発生することが防止される。
又、この実施例では第1及び第2の隔壁リブ29,29′
が吸入弁10や吐出弁11を形成するための弁形成プレート
を押圧するので、シール性が良くなる。
が吸入弁10や吐出弁11を形成するための弁形成プレート
を押圧するので、シール性が良くなる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、隔壁リブ29を非対称位置に設けてもよい。
又、揺動斜板式圧縮機以外に特開昭61−171886号公報に
開示された構成の可変容量圧縮機に適用してもよい。
く、例えば、隔壁リブ29を非対称位置に設けてもよい。
又、揺動斜板式圧縮機以外に特開昭61−171886号公報に
開示された構成の可変容量圧縮機に適用してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案は吸入弁の自励振動に
起因する蒸発器の共振を防止して、騒音発生を低減する
ことができる。又、この考案はハウジング、環状隔壁及
び第1,第2の隔壁リブ等の一体成型が可能となり、この
ため部品点数を低減し、構造を簡素化して組付作業を容
易に行い、コストダウンを図ることができる。さらに、
圧縮機の軸線方向と直交する方向に隔壁を設ける構造と
比較して圧縮機の軸線方向への小型化を図ることもでき
る。
起因する蒸発器の共振を防止して、騒音発生を低減する
ことができる。又、この考案はハウジング、環状隔壁及
び第1,第2の隔壁リブ等の一体成型が可能となり、この
ため部品点数を低減し、構造を簡素化して組付作業を容
易に行い、コストダウンを図ることができる。さらに、
圧縮機の軸線方向と直交する方向に隔壁を設ける構造と
比較して圧縮機の軸線方向への小型化を図ることもでき
る。
第1図は本考案を具体化した一実施例を示す中央部縦断
面図、第2図は第1図のI−I線断面図、第3図は従来
例を示す断面図である。 シリンダボア1a、クランク室2、吸入室4、小室4a、吐
出室5、リヤハウジング6、環状隔壁6a、吸入ポート1
6、駆動軸18、揺動斜板24、ピストン25、第1及び第2
の隔壁リブ29,29′、第1及び第2の絞り部30,30′。
面図、第2図は第1図のI−I線断面図、第3図は従来
例を示す断面図である。 シリンダボア1a、クランク室2、吸入室4、小室4a、吐
出室5、リヤハウジング6、環状隔壁6a、吸入ポート1
6、駆動軸18、揺動斜板24、ピストン25、第1及び第2
の隔壁リブ29,29′、第1及び第2の絞り部30,30′。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 竹市 亨 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)考案者 小林 久和 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (56)参考文献 特開 昭54−31611(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】吸入室と吐出室とクランク室とを備え、ク
ランク室内に駆動軸の回転をシリンダボア内に収容され
たピストンの往復動に変換する作用をなす斜板を設け、
クランク室圧力と吸入圧力との差圧に応じて前記斜板の
傾斜角が変化することによりピストンのストロークが変
更されて圧縮容量を制御するようにした可変容量圧縮機
において、 外側に環状の吸入室を、内側に吐出室を区画形成する環
状隔壁を有するハウジングに前記収入室に連通する吸入
ポートを形成するとともに、該ハウジングの周壁内面に
第1隔壁リブを複数箇所に突設して、各第1隔壁リブと
前記環状隔壁の外周面との間に冷媒ガスの流路面積が一
時的に小さくなる第1絞り部をそれぞれ設け、前記環状
隔壁の外周面に第2隔壁リブを複数箇所に突設して、各
第2隔壁リブと前記ハウジングの周壁内面との間に冷媒
ガスの流路面積が一時的に小さくなる第2絞り部をそれ
ぞれ設け、さらに、前記第1及び第2の隔壁リブの間に
それぞれ形成された複数の吸入小室を各シリンダボアに
連通する吸入孔と対応した可変容量圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989118084U JPH089432Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 可変容量圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989118084U JPH089432Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 可変容量圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0356887U JPH0356887U (ja) | 1991-05-31 |
| JPH089432Y2 true JPH089432Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31666269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989118084U Expired - Lifetime JPH089432Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 可変容量圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089432Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011081427A3 (ko) * | 2009-12-30 | 2011-11-10 | 두원공과대학교 | 왕복동식 압축기 |
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-
1989
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Cited By (2)
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|---|---|
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