JPH0894775A - 時計機械体 - Google Patents
時計機械体Info
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- JPH0894775A JPH0894775A JP22669994A JP22669994A JPH0894775A JP H0894775 A JPH0894775 A JP H0894775A JP 22669994 A JP22669994 A JP 22669994A JP 22669994 A JP22669994 A JP 22669994A JP H0894775 A JPH0894775 A JP H0894775A
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- hand wheel
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Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステップモータを駆動源とし秒針車が実質的
に滑らかな連続回転運動をするようにした時計機械体に
おいて、時刻合わせのために針回し軸を回しても秒針車
には影響力を与えず、秒針車が滑らかな連続回転運動を
継続できるようにする。 【構成】 ステップモータ6を駆動源とし秒針車13が
実質的に滑らかな連続回転運動をするようにした時計機
械体Kであって、ステップモータ6によって間欠的に回
転するロータ7の回転を秒針車13に伝達する第1の減
速輪列Rと、この第1の減速輪列R1の途中から分岐し
て時分針車21,18に伝達する第2の減速輪列R2と
が設けてある。第2の減速輪列R2が分岐した以降の第
1の減速輪列R1中には、間欠回転運動を連続回転運動
に変換する運動変換手段Uが設けてある。運動変換手段
Uは、同軸的に回転自在に嵌合する中間車軸9aと中間
歯車10との間に介在させてあるコイルばね12と、秒
針車13に粘性抵抗の負荷を付与する粘性抵抗付与手段
Bとからなっている。
に滑らかな連続回転運動をするようにした時計機械体に
おいて、時刻合わせのために針回し軸を回しても秒針車
には影響力を与えず、秒針車が滑らかな連続回転運動を
継続できるようにする。 【構成】 ステップモータ6を駆動源とし秒針車13が
実質的に滑らかな連続回転運動をするようにした時計機
械体Kであって、ステップモータ6によって間欠的に回
転するロータ7の回転を秒針車13に伝達する第1の減
速輪列Rと、この第1の減速輪列R1の途中から分岐し
て時分針車21,18に伝達する第2の減速輪列R2と
が設けてある。第2の減速輪列R2が分岐した以降の第
1の減速輪列R1中には、間欠回転運動を連続回転運動
に変換する運動変換手段Uが設けてある。運動変換手段
Uは、同軸的に回転自在に嵌合する中間車軸9aと中間
歯車10との間に介在させてあるコイルばね12と、秒
針車13に粘性抵抗の負荷を付与する粘性抵抗付与手段
Bとからなっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステップモータを駆動
源とし秒針車が実質的に滑らかな連続回転運動をするよ
うにした時計機械体に関するものである。
源とし秒針車が実質的に滑らかな連続回転運動をするよ
うにした時計機械体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クオーツ時計の時計機械体は、駆動モー
タの回転を輪列を介して秒針車に伝え、この秒針車を回
転させるもので、通常は秒針車を減速して分針車を回転
させ、さらにこれを減速して時針車を回転させる仕組み
になっている。駆動モータとしては、電池消耗度が極め
て低いステップモータが採用されている。ステップモー
タは、間欠回転運動をするものであるため、これにとも
なって秒針車も1秒間隔で間欠運動をするようになって
いる。
タの回転を輪列を介して秒針車に伝え、この秒針車を回
転させるもので、通常は秒針車を減速して分針車を回転
させ、さらにこれを減速して時針車を回転させる仕組み
になっている。駆動モータとしては、電池消耗度が極め
て低いステップモータが採用されている。ステップモー
タは、間欠回転運動をするものであるため、これにとも
なって秒針車も1秒間隔で間欠運動をするようになって
いる。
【0003】秒針車の運動に対しては、針が時の流れを
連続的に表示するようにしたスイープ運動を要望する消
費者の声もある。
連続的に表示するようにしたスイープ運動を要望する消
費者の声もある。
【0004】このようなスイープ運動を実現する手段と
しては、スイープモータを使用するのが一般的である
が、モータの製造コストが高く、また電池の消耗度が高
くなるという欠点がある。このために、ステップモータ
の間欠回転運動を連続回転運動に変換する運動変換手段
を備えるようにすることが行われている。このような運
動変換手段を備えることによって、ステップモータを駆
動源とする時計機械体の秒針車に連続的な回転運動を与
えるようにするための提案が幾つかなされている(例え
ば実開平2−128994号公報)。
しては、スイープモータを使用するのが一般的である
が、モータの製造コストが高く、また電池の消耗度が高
くなるという欠点がある。このために、ステップモータ
の間欠回転運動を連続回転運動に変換する運動変換手段
を備えるようにすることが行われている。このような運
動変換手段を備えることによって、ステップモータを駆
動源とする時計機械体の秒針車に連続的な回転運動を与
えるようにするための提案が幾つかなされている(例え
ば実開平2−128994号公報)。
【0005】上記提案は、ステップモータの回転を輪列
を介して、秒針軸に遊嵌されたブッシュに固定してある
歯車に伝達し、このブッシュ以後の回転伝達経路に設け
られた運動変換手段によって秒針軸に連続的な回転を与
える構成を採っている。運動変換手段としては、第1の
手段として秒針軸に遊嵌されたブッシュの上方に、この
ブッシュの周囲を囲むように位置された円盤を秒針軸と
一体回転可能に設け、ブッシュと円盤との間をうず巻き
ばねで連結して、間欠運動による速度の変化を吸収可能
にしてある。
を介して、秒針軸に遊嵌されたブッシュに固定してある
歯車に伝達し、このブッシュ以後の回転伝達経路に設け
られた運動変換手段によって秒針軸に連続的な回転を与
える構成を採っている。運動変換手段としては、第1の
手段として秒針軸に遊嵌されたブッシュの上方に、この
ブッシュの周囲を囲むように位置された円盤を秒針軸と
一体回転可能に設け、ブッシュと円盤との間をうず巻き
ばねで連結して、間欠運動による速度の変化を吸収可能
にしてある。
【0006】そして第2の手段として、秒針軸の先端に
プレート状部材を遊嵌し、上記した円盤とプレート状部
材とをばね材で連結して、プレート状部材を円盤に従動
可能とすることにより、間欠運動による速度差を吸収す
るようにしてある。さらに第3の手段として上記したプ
レート状部材を容器内に密封状に収容し、この容器内に
潤滑油等の粘性流体を充填し、プレート状部材が粘性流
体中で回転する際の粘性抵抗の発生によって、秒針軸が
滑らかな連続回転運動をするようにしてある。
プレート状部材を遊嵌し、上記した円盤とプレート状部
材とをばね材で連結して、プレート状部材を円盤に従動
可能とすることにより、間欠運動による速度差を吸収す
るようにしてある。さらに第3の手段として上記したプ
レート状部材を容器内に密封状に収容し、この容器内に
潤滑油等の粘性流体を充填し、プレート状部材が粘性流
体中で回転する際の粘性抵抗の発生によって、秒針軸が
滑らかな連続回転運動をするようにしてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した手段は、ステ
ップモータの間欠運動を三重の手段によって速度の不連
続性を吸収して秒針車に連続的な回転をさせようとする
もので、その意味では秒針車を滑らかな回転運動をして
いるように見せようとする目的を達成しているものとい
える。
ップモータの間欠運動を三重の手段によって速度の不連
続性を吸収して秒針車に連続的な回転をさせようとする
もので、その意味では秒針車を滑らかな回転運動をして
いるように見せようとする目的を達成しているものとい
える。
【0008】しかしながら、これらの運動変換手段はい
ずれも、秒針軸を中心に設けられたものであるため、時
刻合わせをする際に外から針回しによって分針車を回そ
うとすると、秒針カナを介してうず巻きばねに力が作用
する。このため、うず巻きばねが異常な変形をして秒針
車が停止したり、異常な動きをしたりして連続的な時の
流れを中断する結果を生じさせるという問題がある。
ずれも、秒針軸を中心に設けられたものであるため、時
刻合わせをする際に外から針回しによって分針車を回そ
うとすると、秒針カナを介してうず巻きばねに力が作用
する。このため、うず巻きばねが異常な変形をして秒針
車が停止したり、異常な動きをしたりして連続的な時の
流れを中断する結果を生じさせるという問題がある。
【0009】そこで本発明の目的は、ステップモータを
駆動源とし秒針車が実質的に滑らかな連続回転運動をす
るようにした時計機械体において、時刻合わせのために
針回し軸を回しても秒針車には影響力を与えず、秒針車
が滑らかな連続回転運動を継続できるようにした時計機
械体を提供することにある。
駆動源とし秒針車が実質的に滑らかな連続回転運動をす
るようにした時計機械体において、時刻合わせのために
針回し軸を回しても秒針車には影響力を与えず、秒針車
が滑らかな連続回転運動を継続できるようにした時計機
械体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の時計機械体は、ステップモータを駆動源
とし秒針車が実質的に滑らかな連続回転運動をするよう
にした時計機械体であって、ステップモータによって間
欠的に回転するロータの回転を秒針車に伝達する第1の
減速輪列と、この第1の減速輪列の途中から分岐して時
分針車に伝達する第2の減速輪列とが設けてあり、第2
の減速輪列が分岐した以降の第1の減速輪列中には、間
欠回転運動を連続回転運動に変換する運動変換手段が設
けてあり、運動変換手段は、同軸的に回転自在に嵌合す
る特定回転軸と特定歯車との間に介在させてあるコイル
ばねと、他の特定歯車に粘性抵抗の負荷を付与する粘性
抵抗付与手段とからなっている。時分針車を回転する針
回し軸は第2の減速輪列を構成する少なくとも一つの歯
車に噛合していることが好ましい。
めに、本発明の時計機械体は、ステップモータを駆動源
とし秒針車が実質的に滑らかな連続回転運動をするよう
にした時計機械体であって、ステップモータによって間
欠的に回転するロータの回転を秒針車に伝達する第1の
減速輪列と、この第1の減速輪列の途中から分岐して時
分針車に伝達する第2の減速輪列とが設けてあり、第2
の減速輪列が分岐した以降の第1の減速輪列中には、間
欠回転運動を連続回転運動に変換する運動変換手段が設
けてあり、運動変換手段は、同軸的に回転自在に嵌合す
る特定回転軸と特定歯車との間に介在させてあるコイル
ばねと、他の特定歯車に粘性抵抗の負荷を付与する粘性
抵抗付与手段とからなっている。時分針車を回転する針
回し軸は第2の減速輪列を構成する少なくとも一つの歯
車に噛合していることが好ましい。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1,2に示すように、時計機械体Kは、
下地板1と上地板2とが対向しており、その間に中板3
が設けてある。下地板1の中心部に設けられた指針軸孔
1aからは後述のステップモータ6によって回転させら
れる指針軸5が突出している。下地板1,上地板2及び
中板3にそれぞれ形成された軸部及び軸受け孔部を介し
て、ステップモータ6によって間欠的に回転するロータ
7の回転を秒針車13に伝達する第1の減速輪列R1
と、この第1の減速輪列の途中から分岐して時分針車2
1,18に伝達する第2の減速輪列R2とが設けてあ
る。第2の減速輪列R2が分岐した以降の第1の減速輪
列R1中には、間欠回転運動を連続回転運動に変換する
後述の運動変換手段Uが設けてある。
て説明する。図1,2に示すように、時計機械体Kは、
下地板1と上地板2とが対向しており、その間に中板3
が設けてある。下地板1の中心部に設けられた指針軸孔
1aからは後述のステップモータ6によって回転させら
れる指針軸5が突出している。下地板1,上地板2及び
中板3にそれぞれ形成された軸部及び軸受け孔部を介し
て、ステップモータ6によって間欠的に回転するロータ
7の回転を秒針車13に伝達する第1の減速輪列R1
と、この第1の減速輪列の途中から分岐して時分針車2
1,18に伝達する第2の減速輪列R2とが設けてあ
る。第2の減速輪列R2が分岐した以降の第1の減速輪
列R1中には、間欠回転運動を連続回転運動に変換する
後述の運動変換手段Uが設けてある。
【0012】図2に示すように、ステップモータ6は、
コイル枠6a,コイル6b,鉄心6c,ステータ6d及
びロータ7により構成してある。ロータ7にはマグネッ
トM(図1参照)が取り付けてある。ロータ7は、ロー
タ軸7a(図1参照)の両端が下地板1と上地板2とに
よって軸支してあり、ロータ軸7aと一体に形成してあ
るロータカナ7b(図1参照)は駆動車8と噛合してい
る。駆動車のカナ部8aは後述の3番車9の特定回転軸
の一例としての中間車軸9aに回転自在に軸支されてい
る特定歯車の一例としての中間歯車10と噛合してい
る。
コイル枠6a,コイル6b,鉄心6c,ステータ6d及
びロータ7により構成してある。ロータ7にはマグネッ
トM(図1参照)が取り付けてある。ロータ7は、ロー
タ軸7a(図1参照)の両端が下地板1と上地板2とに
よって軸支してあり、ロータ軸7aと一体に形成してあ
るロータカナ7b(図1参照)は駆動車8と噛合してい
る。駆動車のカナ部8aは後述の3番車9の特定回転軸
の一例としての中間車軸9aに回転自在に軸支されてい
る特定歯車の一例としての中間歯車10と噛合してい
る。
【0013】図3に示すように、3番車9は中間車軸9
aと、この中間車軸に同軸的に回転自在に軸支された中
間歯車10と、この中間歯車の上方にこれと対向するよ
うに設けられた円盤11と、この円盤に中間歯車10か
ら回転伝達可能に中間車軸9aに同軸的に設けられた弾
性部材であるコイルばね12とによって構成されてい
る。円盤11は3番車の中間車軸9aに圧入されてお
り、3番車9と一体回転可能である。
aと、この中間車軸に同軸的に回転自在に軸支された中
間歯車10と、この中間歯車の上方にこれと対向するよ
うに設けられた円盤11と、この円盤に中間歯車10か
ら回転伝達可能に中間車軸9aに同軸的に設けられた弾
性部材であるコイルばね12とによって構成されてい
る。円盤11は3番車の中間車軸9aに圧入されてお
り、3番車9と一体回転可能である。
【0014】中間歯車10と対向するように設けられた
円盤11の対向面には、溝部11aが設けてあり、この
溝部にはコイルばね12の上端部12aが収納されてい
る。コイルばね12の端部は、溝部11aから外方へ向
けて設けられた係止部11bに係合している。同様にし
て、溝部11aと対向する中間歯車10にも溝部10a
が設けてあり、コイルばね12の下端部が収納されてい
る。コイルばね12の端部は溝部11aから外方に向け
て形成された係止部10bに係合している。
円盤11の対向面には、溝部11aが設けてあり、この
溝部にはコイルばね12の上端部12aが収納されてい
る。コイルばね12の端部は、溝部11aから外方へ向
けて設けられた係止部11bに係合している。同様にし
て、溝部11aと対向する中間歯車10にも溝部10a
が設けてあり、コイルばね12の下端部が収納されてい
る。コイルばね12の端部は溝部11aから外方に向け
て形成された係止部10bに係合している。
【0015】このようにしてコイルばね12が中間歯車
10と円盤11との両者に係合しているため、中間歯車
10が回転するとコイルばね12が巻き締められて中間
歯車10から受けるトルクを吸収して円盤11を介して
3番車9を回転可能である。なお、3番車側に不測の負
荷が働いた場合に、コイルばね12が許容値以上に巻き
締められて破損するのを防止する手段として、中間歯車
10に度当り用突起10cが形成してあり、円盤11の
外周には突部11cが形成してある。コイルばね12に
許容値以上の力が働いた場合には、度当り突起10bが
突部11cに当接して停止させ、コイルばね12にはこ
れ以上の力が働かないようにしてある。
10と円盤11との両者に係合しているため、中間歯車
10が回転するとコイルばね12が巻き締められて中間
歯車10から受けるトルクを吸収して円盤11を介して
3番車9を回転可能である。なお、3番車側に不測の負
荷が働いた場合に、コイルばね12が許容値以上に巻き
締められて破損するのを防止する手段として、中間歯車
10に度当り用突起10cが形成してあり、円盤11の
外周には突部11cが形成してある。コイルばね12に
許容値以上の力が働いた場合には、度当り突起10bが
突部11cに当接して停止させ、コイルばね12にはこ
れ以上の力が働かないようにしてある。
【0016】本実施例では、コイルばね12は円筒状に
形成されているがこれに限るものではなく、平面状に形
成されたうずまきばね等どのような形状に形成されたも
のでもよいことはいうまでもない。
形成されているがこれに限るものではなく、平面状に形
成されたうずまきばね等どのような形状に形成されたも
のでもよいことはいうまでもない。
【0017】図1,2に示すように、中間車軸9aのカ
ナ部9bは、他の特定歯車の一例としての秒針車13と
一体の秒針歯車13aと噛合している。秒針車13の中
心に突設された秒針軸13bは、中板3を貫通して分針
パイプ19及び時針パイプ21aとともに、下地板1か
ら下方に突出して指針軸5を構成している。
ナ部9bは、他の特定歯車の一例としての秒針車13と
一体の秒針歯車13aと噛合している。秒針車13の中
心に突設された秒針軸13bは、中板3を貫通して分針
パイプ19及び時針パイプ21aとともに、下地板1か
ら下方に突出して指針軸5を構成している。
【0018】図4に示すように、秒針軸13bの他端部
すなわち秒針歯車13aの他方の面の中心部には、直径
を秒針軸の3〜4倍の太さに形成した凸部13cが形成
してある。凸部13cの端面の中心部に設けられた孔部
13dは、上地板2に設けられた突起2aと嵌合してい
る。また、地板2に形成された突起2aの周囲には周囲
が前方に突出し、その前端部から所定深さに掘り下げて
なる凹部2bが形成してある。凹部2bの直径Hは、秒
針軸の凸部13cの直径Gよりもやや大きめに作られて
おり、凸部13cを収容可能であるとともに両者間に間
隙部Cが形成可能である。
すなわち秒針歯車13aの他方の面の中心部には、直径
を秒針軸の3〜4倍の太さに形成した凸部13cが形成
してある。凸部13cの端面の中心部に設けられた孔部
13dは、上地板2に設けられた突起2aと嵌合してい
る。また、地板2に形成された突起2aの周囲には周囲
が前方に突出し、その前端部から所定深さに掘り下げて
なる凹部2bが形成してある。凹部2bの直径Hは、秒
針軸の凸部13cの直径Gよりもやや大きめに作られて
おり、凸部13cを収容可能であるとともに両者間に間
隙部Cが形成可能である。
【0019】この間隙部Cには秒針車13に粘性抵抗の
負荷を付与する粘性抵抗付与手段の一例としてのグリー
ス等の粘性流体Bが封入してある。粘性流体Bは、秒針
車13が回転する際の潤滑剤としての機能を有するとと
もに、粘性力によって3番車9から伝達される間欠性を
伴う回転の速度変化を吸収する機能を併有する。このた
め、3番車9に設けてあるコイルばね12で吸収されて
もなお残存する回転の間欠運動による回転速度の変化
は、粘性流体Bによって完全に緩衝され、秒針車13は
実質的に滑らかな連続回転運動をすることが可能にな
る。すなわち、運動変換手段Uは、同軸的に回転自在に
嵌合する中間車軸9aと中間歯車10との間に介在させ
てあるコイルばね12と、秒針車13に粘性抵抗の負荷
を付与する粘性抵抗付与手段Bとからなっている。
負荷を付与する粘性抵抗付与手段の一例としてのグリー
ス等の粘性流体Bが封入してある。粘性流体Bは、秒針
車13が回転する際の潤滑剤としての機能を有するとと
もに、粘性力によって3番車9から伝達される間欠性を
伴う回転の速度変化を吸収する機能を併有する。このた
め、3番車9に設けてあるコイルばね12で吸収されて
もなお残存する回転の間欠運動による回転速度の変化
は、粘性流体Bによって完全に緩衝され、秒針車13は
実質的に滑らかな連続回転運動をすることが可能にな
る。すなわち、運動変換手段Uは、同軸的に回転自在に
嵌合する中間車軸9aと中間歯車10との間に介在させ
てあるコイルばね12と、秒針車13に粘性抵抗の負荷
を付与する粘性抵抗付与手段Bとからなっている。
【0020】図2に示すように、3番車9から分岐して
中間歯車10には、5番車14が噛合している。5番車
14は図1では左端部に図示されており、5番車14の
軸部は中板3を貫通している。中板3と下地板1との間
に位置する5番車のカナ部14aは、6番車15と噛合
している。6番車のカナ部15aは、7番車16と噛合
し、7番車のカナ部16aは8番車17と噛合してい
る。8番車のカナ部17aは分針車18と噛合してい
る。
中間歯車10には、5番車14が噛合している。5番車
14は図1では左端部に図示されており、5番車14の
軸部は中板3を貫通している。中板3と下地板1との間
に位置する5番車のカナ部14aは、6番車15と噛合
している。6番車のカナ部15aは、7番車16と噛合
し、7番車のカナ部16aは8番車17と噛合してい
る。8番車のカナ部17aは分針車18と噛合してい
る。
【0021】分針車18は、周知のスリップ機構(図示
せず。)を介して分針パイプ19と摩擦的に結合してい
る。また分針パイプ19と一体に、分針車18と隣接位
置に設けられた分針カナ19aには、日の裏車20が噛
合している。日の裏車のカナ部20aは、時針パイプ2
1a(図1参照)と一体の時針車21と噛合し、分針車
18の回転を60分の1に減速している。日の裏車20
は上地板2の外側から操作可能に設けられた針回し軸2
2のカナ22aと噛合しており、針回し軸22を回すこ
とによって時刻合わせができるようになっている。
せず。)を介して分針パイプ19と摩擦的に結合してい
る。また分針パイプ19と一体に、分針車18と隣接位
置に設けられた分針カナ19aには、日の裏車20が噛
合している。日の裏車のカナ部20aは、時針パイプ2
1a(図1参照)と一体の時針車21と噛合し、分針車
18の回転を60分の1に減速している。日の裏車20
は上地板2の外側から操作可能に設けられた針回し軸2
2のカナ22aと噛合しており、針回し軸22を回すこ
とによって時刻合わせができるようになっている。
【0022】上記したように、第1の減速輪列R1は、
ロータ7,駆動車8,中間歯車10,中間車軸9a,秒
針車13とから構成されており、第1の減速輪列R1の
途中である中間歯車10から分岐する第2の減速輪列R
2は、5番車14,6番車15,7番車16,8番車1
7,分針車18,日の裏車20,時針車21とから構成
されている。
ロータ7,駆動車8,中間歯車10,中間車軸9a,秒
針車13とから構成されており、第1の減速輪列R1の
途中である中間歯車10から分岐する第2の減速輪列R
2は、5番車14,6番車15,7番車16,8番車1
7,分針車18,日の裏車20,時針車21とから構成
されている。
【0023】秒針車13と中板3との間には秒針車13
に嵌合するとともに両者に弾接して、秒針車13の動き
を規制する秒針車ばね23が装着してある。
に嵌合するとともに両者に弾接して、秒針車13の動き
を規制する秒針車ばね23が装着してある。
【0024】次に動作について説明する。ステップモー
タ6によりロータ7が回転すると、その間欠回転運動
は、駆動車8を介して3番車9に伝達される。3番車9
の中間歯車10が中間車軸9aに軸支された状態で回転
すると、この回転運動はコイルばね12を介して円盤1
1に伝達される。ここで、中間歯車10に伝達された間
欠回転運動は、コイルばね12によって速度の変化を吸
収され、滑らかな回転運動に変換して円盤11に伝達す
る。円盤11は3番車9の中間車軸9aと一体回転し、
カナ部9bと噛合している秒針歯車13aを回転させ
る。秒針歯車13aは粘性抵抗付与手段Bによって速度
の変化を吸収され、コイルばね12による速度変化の吸
収と合わせ、速度変化を完全に吸収されることにより秒
針は滑らかな連続回転を行う。
タ6によりロータ7が回転すると、その間欠回転運動
は、駆動車8を介して3番車9に伝達される。3番車9
の中間歯車10が中間車軸9aに軸支された状態で回転
すると、この回転運動はコイルばね12を介して円盤1
1に伝達される。ここで、中間歯車10に伝達された間
欠回転運動は、コイルばね12によって速度の変化を吸
収され、滑らかな回転運動に変換して円盤11に伝達す
る。円盤11は3番車9の中間車軸9aと一体回転し、
カナ部9bと噛合している秒針歯車13aを回転させ
る。秒針歯車13aは粘性抵抗付与手段Bによって速度
の変化を吸収され、コイルばね12による速度変化の吸
収と合わせ、速度変化を完全に吸収されることにより秒
針は滑らかな連続回転を行う。
【0025】その一方、中間歯車10から分岐した第2
の減速輪列R2によって分針車18及び時針車21が回
転する。時刻合わせをするときには、針回し軸22を回
転することによって第2の減速輪列R2を逆に針回しト
ルクが伝わり、日の裏車20を介して時分針車18,2
1が回転させられる。この際の針回し輪列には、上記し
たように運動変換手段Uが含まれないので、秒針車13
は連続的な回転運動を妨げられることがない。
の減速輪列R2によって分針車18及び時針車21が回
転する。時刻合わせをするときには、針回し軸22を回
転することによって第2の減速輪列R2を逆に針回しト
ルクが伝わり、日の裏車20を介して時分針車18,2
1が回転させられる。この際の針回し輪列には、上記し
たように運動変換手段Uが含まれないので、秒針車13
は連続的な回転運動を妨げられることがない。
【0026】また、本実施例では、針回し軸22は日の
裏車20と噛合しているがこれに限るものではなく、針
回し軸22は第2の減速輪列R2を構成する少なくとも
一つの歯車に噛合していればよい。
裏車20と噛合しているがこれに限るものではなく、針
回し軸22は第2の減速輪列R2を構成する少なくとも
一つの歯車に噛合していればよい。
【0027】なお、本実施例では、凸部を秒針車に設
け、これを収容する凹部を上地板に形成してあるが、こ
れを逆にして、凸部を上地板に形成し、凹部を秒針車に
設けるようにしてもよい。
け、これを収容する凹部を上地板に形成してあるが、こ
れを逆にして、凸部を上地板に形成し、凹部を秒針車に
設けるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は、ステップモータを駆動源とし
秒針車が実質的に滑らかな連続回転運動をするようにし
た時計機械体に、ステップモータによって間欠的に回転
するロータの回転を秒針車に伝達する第1の減速輪列
と、この第1の減速輪列の途中から分岐して時分針車に
伝達する第2の減速輪列とを設け、第2の減速輪列が分
岐した以降の上記第1の減速輪列中に、間欠回転運動を
連続回転運動に変換する運動変換手段を設け、この運動
変換手段を、同軸的に回転自在に嵌合する特定回転軸と
特定歯車との間に介在させてあるコイルばねと、他の特
定歯車に粘性抵抗の負荷を付与する粘性抵抗付与手段と
で構成したので、時刻合わせの際に針回し軸を回しても
コイルばねには直接的に力が働かないため、秒針車が異
常な動きをしない。
秒針車が実質的に滑らかな連続回転運動をするようにし
た時計機械体に、ステップモータによって間欠的に回転
するロータの回転を秒針車に伝達する第1の減速輪列
と、この第1の減速輪列の途中から分岐して時分針車に
伝達する第2の減速輪列とを設け、第2の減速輪列が分
岐した以降の上記第1の減速輪列中に、間欠回転運動を
連続回転運動に変換する運動変換手段を設け、この運動
変換手段を、同軸的に回転自在に嵌合する特定回転軸と
特定歯車との間に介在させてあるコイルばねと、他の特
定歯車に粘性抵抗の負荷を付与する粘性抵抗付与手段と
で構成したので、時刻合わせの際に針回し軸を回しても
コイルばねには直接的に力が働かないため、秒針車が異
常な動きをしない。
【図1】本発明の一実施例の要部の断面図である。
【図2】本発明の一実施例におけるステップモータの回
転を針回し軸に伝達する経路を示す構成図である。
転を針回し軸に伝達する経路を示す構成図である。
【図3】3番車の拡大断面図である。
【図4】粘性抵抗付与手段を示す要部の部分拡大断面図
である。
である。
6 ステップモータ 7 ロータ 9a 特定回転軸(中間車軸) 10 特定歯車(中間歯車) 12 コイルばね 13 他の特定歯車(秒針車) 18 分針車 21 時針車 23 針回し軸 B 粘性付与手段 R1 第1の減速輪列 R2 第2の減速輪列 U 運動変換手段
Claims (2)
- 【請求項1】 ステップモータを駆動源とし秒針車が実
質的に滑らかな連続回転運動をするようにした時計機械
体であって、 上記ステップモータによって間欠的に回転するロータの
回転を秒針車に伝達する第1の減速輪列と、この第1の
減速輪列の途中から分岐して時分針車に伝達する第2の
減速輪列とが設けてあり、 上記第2の減速輪列が分岐した以降の上記第1の減速輪
列中には、間欠回転運動を連続回転運動に変換する運動
変換手段が設けてあり、 上記運動変換手段は、同軸的に回転自在に嵌合する特定
回転軸と特定歯車との間に介在させてあるコイルばね
と、他の特定歯車に粘性抵抗の負荷を付与する粘性抵抗
付与手段とからなっていることを特徴とする時計機械
体。 - 【請求項2】 請求項1において、上記時分針車を回転
する針回し軸は上記第2の減速輪列を構成する少なくと
も一つの歯車に噛合していることを特徴とする時計機械
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6226699A JP2873429B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 時計機械体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6226699A JP2873429B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 時計機械体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894775A true JPH0894775A (ja) | 1996-04-12 |
| JP2873429B2 JP2873429B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=16849268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6226699A Expired - Fee Related JP2873429B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 時計機械体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2873429B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013054043A (ja) * | 2012-12-18 | 2013-03-21 | Casio Comput Co Ltd | 多針付電子機器 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5386269A (en) * | 1976-12-22 | 1978-07-29 | Citizen Watch Co Ltd | Crystal timepiece |
| JPS63183583U (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-25 | ||
| JPH01212387A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 | Seiko Epson Corp | 運動変換器 |
| JPH0283490U (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-28 | ||
| JP3130586U (ja) * | 2007-01-20 | 2007-03-29 | 敏行 高井 | 測量絵柄付き容器 |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP6226699A patent/JP2873429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5386269A (en) * | 1976-12-22 | 1978-07-29 | Citizen Watch Co Ltd | Crystal timepiece |
| JPS63183583U (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-25 | ||
| JPH01212387A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 | Seiko Epson Corp | 運動変換器 |
| JPH0283490U (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-28 | ||
| JP3130586U (ja) * | 2007-01-20 | 2007-03-29 | 敏行 高井 | 測量絵柄付き容器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013054043A (ja) * | 2012-12-18 | 2013-03-21 | Casio Comput Co Ltd | 多針付電子機器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2873429B2 (ja) | 1999-03-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |