JPH0896158A - 図形情報処理方法及び装置 - Google Patents

図形情報処理方法及び装置

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JPH0896158A
JPH0896158A JP22959094A JP22959094A JPH0896158A JP H0896158 A JPH0896158 A JP H0896158A JP 22959094 A JP22959094 A JP 22959094A JP 22959094 A JP22959094 A JP 22959094A JP H0896158 A JPH0896158 A JP H0896158A
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勝 影浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微妙な楕円形状の入力・修正を簡単に、しか
も正確にできる図形処理方法及び装置を提供することを
目的とする。 【構成】 記憶されている楕円に関する情報及びその楕
円に接する互いに直交する2直線の情報を読み出し(S
1)、その楕円及び2直線を画面上に表示した状態で、
その楕円の移動基準点(S3)及び移動先指示点(S
3)を指示する。この指示に基づいて、その楕円の中心
と移動基準点及び移動先指示点とのなす角度を求め(S
5)て楕円を回転させる。この回転された楕円及びその
楕円に接する2直線と、回転前の楕円に接する2直線と
の位置ずれを求め(S8)、この位置ずれの量に応じ
て、回転後の楕円の位置を移動する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形情報処理方法及び
装置に関し、例えば楕円の形状情報を入力して修正など
の処理を行う図形情報処理方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、互いに直交する2直線に接する楕
円を入力する時、一旦、これら2直線に接する適当な楕
円を生成した後、ユーザにより、その楕円の回転、移動
量を指定して、その楕円の形状を修正していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため従来の方法に
よれば、互いに直交する2直線に接する楕円情報を入力
する時、及び楕円を回転して微妙な形状の修正を行うと
きは、オペレータによる操作の熟練を要するためユーザ
に負担がかかり、なおかつ直交する2直線に接する楕円
を精度良く描くのが難しいという問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、微妙な楕円形状の入力・修正を簡単に、しかも正確
にできる図形処理方法及び装置を提供することを目的と
する。
【0005】又本発明の他の目的は、立体角度での楕円
の分割を容易にした図形処理方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0006】更に本発明の目的は、楕円を立体角度で分
割する際、その基準となる角度を任意の平面上で指定で
きる図形処理方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の図形処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、楕円に関する情報及び前記楕円に接する互いに直
交する2直線の情報を記憶する記憶手段と、前記楕円及
び2直線を画面上に表示した状態で指示される前記楕円
の移動基準点及び移動先指示点に基づいて、前記楕円の
中心と前記移動基準点及び前記移動先指示点とのなす角
度だけ前記楕円を回転させる回転手段と、前記回転手段
により回転された楕円に接する2直線と、回転前の楕円
に接する2直線との位置ずれを求める手段と、前記位置
ずれの量に応じて回転後の楕円の位置を移動する移動手
段とを有する上記目的を達成するために本発明の図形処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、楕円の分割
開始点と分割終了点及び分割数を指示する工程と、前記
楕円を分割する平面を指示する工程と、前記平面及び前
記分割開始点と分割終了点及び分割数に基づいて前記楕
円を分割する角度を算出する工程と、前記角度に従って
前記楕円を前記分割開始点より前記分割終了点まで分割
する工程とを有する。
【0008】
【作用】以上の構成において、記憶手段に記憶されてい
る楕円に関する情報及び前記楕円に接する互いに直交す
る2直線の情報を読み出し、その楕円及び2直線を画面
上に表示した状態で、指示される楕円の移動基準点及び
移動先指示点に基づいて、その楕円の中心と移動基準点
及び移動先指示点とのなす角度だけ楕円を回転させる。
この回転された楕円に接する2直線と、回転前の楕円に
接する2直線との位置ずれを求め、この位置ずれの量に
応じて回転後の楕円の位置を移動するように動作する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。 [第1実施例]図1は、本発明の第1実施例の図形処理
装置における動作の流れを説明するフローチャート、図
2は第1実施例の図形処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0010】まず図2において、バス1(制御線、デー
タ線及びアドレス線を含む)には、中央処理装置(CP
U)2、図1のフローチャートで示された制御プログラ
ム等を記憶するリード・オンリ・メモリ(ROM)3、
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)4、及び入力イ
ンターフエース部5、CRTインターフェース部7、外
部記憶インターフェース部9が接続されている。入力イ
ンターフェース部5は、キーボードやポインティングデ
バイス等を備えた入力部6とバス1との間の信号のやり
取りを制御し、入力部6より入力された信号をバス1に
出力している。CRTインターフエース部7はバス1よ
りの表示データを受取り、CRTや液晶等の表示部8に
表示している。外部記憶装置インターフェース部9は、
磁気ディスク、磁気テープ等の外部記憶装置10にデー
タを記憶したり、記憶装置10に記憶されているデータ
を読み出してバス1に出力している。
【0011】CPU2は、ROM3に記憶された制御プ
ログラムに従って、RAM4をワークエリアとして使用
しながら、種々の処理及び制御、例えば図形入力制御、
図形表示、ピック処理、隠面処理、内外判定等を行って
いる。入力部6は、例えばキーボード、タブレット(デ
ジタイザ)、マウス等を含み、図形データを入力するこ
とができる。尚、この図形データは、例えば図示しない
ホストコンピュータから入力しても良い。表示部8は、
必要に応じて複数のビット・マップ・プレーン等を含ん
でおり、複数のウインドウに各種図形を表示することが
できる。
【0012】次に図3を参照して、楕円を以下の構成要
素に基づいて定義する。 (1)楕円の中心(O) (2)楕円の長軸ベクトル(a) 楕円の長軸方向と同一方向で、楕円の長軸と同一の長さ
を持つベクトル (3)楕円の短軸ベクトル(b) 楕円の短軸方向と同一方向で、楕円の短軸と同一の長さ
を持つベクトル次に、図1及び図2〜図9を参照して本
発明の第1実施例を説明するが、以下に述べる処理及び
判断は、CPU2がROM3に記憶されているプログラ
ムに従って行う。
【0013】以下に図1のフローチャートの順番に従っ
て、第1実施例における楕円形状入力方法について説明
する。この処理は、例えば図3に示すような楕円を表す
データ及び、その楕円に接する2つの直線のデータが外
部記憶装置10に記憶されているものとする。まずステ
ップS1で、その楕円と、その楕円に接する垂直な2直
線のデータを外部記憶装置10より読み出し、それら2
直線がそれぞれX軸、Y軸に平行になるように回転させ
たときの、2つの接線と楕円とを求める。
【0014】この処理を図4を参照して説明する。図4
において、楕円C0と、楕円C0に対する2つの接線4
01,402のデータが外部記憶装置10より読み出さ
れ、これら2つの接線401,402のそれぞれを点4
10を中心としてX軸、Y軸に平行になるように回転さ
せたときの、楕円C1と2つの直線403,404が示
されている。具体的には、X軸と直線401とのなす角
度φを求めて、楕円C0の中心、及び楕円C0の短軸、
長軸ベクトルを角度φだけ時計回り方向に回転する。こ
の変換後の楕円C1が、第1,2,3,4象限のいずれ
かにあるかによって、ケース(case)1,2,3,4と区
別する。
【0015】尚、この元の楕円C0及び2つの直線40
1,402は、例えば入力部6より入力されたものであ
っても良い。こうして変換された楕円C1、接線40
3,404のデータをRAM4に格納する。
【0016】次に図1のステップS2に進み、変換後の
X軸、Y軸に平行な直線403,404の原点410の
y座標、x座標を(y0,x0)にセットする。即ち、R
AM4から直線403,404のデータを取り出して、
CPU2により、直線403の式をy=yyで表わし、
直線404をx=xxで表すと、 y0←yy x0←xx となり、これをRAM4に格納する。
【0017】次にステップS3に進み、ユーザの指示し
た移動基準点Pを認識する。即ち、図5において、例え
ばユーザが、入力部6のペン、デジタイザ、マウス等の
ポインティングデバイスにより指示した移動基準点、ま
たはキーボードから数値で入力した移動基準点をPにセ
ットして、RAM4に格納する。
【0018】次にステップS4において、ユーザの指示
した移動先指定点Qを認識する。これも図5に示すよう
に、ユーザが入力部6のペン、デジタイザ、マウス等の
ポインティングティデバイスを用いて指示した点、また
はキーボードから数値で入力された移動先指定点をQに
セットして、RAM4に格納する。
【0019】こうしてステップS5に進み、楕円C0の
中心をOとした時、角度θ=∠POQを算出する。即
ち、RAM4より、移動基準点P,移動先指定点Q、元
の楕円C0のデータを取り出して、CPU2により楕円
C0の中心をOとした時の角度θ=∠POQを算出し
て、RAM4に格納する。
【0020】ステップS6では、元の楕円C0及び、ス
テップS1で求めた変換後の楕円C1を、角度θだけP
Q方向に回転した楕円C2(図6)を算出する。即ち、
RAM4より、元の楕円C0及び、ステップS1で求め
た変換後の楕円C1のデータを取り出し、CPU2によ
り楕円C0,C1を、図6に示すように、角度θだけP
Q方向に回転した楕円C2のデータを求めてRAM4に
格納する。
【0021】具体的には、例えば図5及び図6におい
て、回転の向きを V=(ベクトル)OP×(ベクトル)PQとしたとき、
VとZ方向(XY平面に垂直な上向き方向)が同一なら
ば、反時計回り方向一方、VとZ方向が逆ならば、時計
回り方向と判定する。こうして判定された回転方向に、
楕円C0の中心を中心として楕円C0の長軸及び短軸を
角度θだけ回転する。
【0022】次にステップS7に進み、こうして回転さ
れた楕円C2のx,y座標のそれぞれの最小値または最
大値(x1,y1)を算出する。
【0023】これらx,y座標の最小値及び最大値の算
出法について以下に説明する。
【0024】まずステップS1の処理で判定された結果
に基づいて、ケース1の場合には、 楕円C2のx座標の最小値(min)x1、y座標の最小値y
1 ケース2の場合には、 楕円C2のx座標の最大値(max)x1、y座標の最小値y
1 ケース3の場合には、 楕円C2のx座標の最大値x1、y座標の最大値y1 ケース4の場合には、 楕円C2のx座標の最小値x1、y座標の最大値y1 をCPU2によって求め、RAM4に格納する。(図7
参照) 図7の例では、楕円C2は第1象限に位置しているので
上述のケース1に該当し、x座標の最小値x1とy座標
の最小値y1が求められる。
【0025】これら座標値x1,y1求める方法は、楕円
の式を、 P(t)= C + a・cos(t) + b・sin(t) (0≦ t <2*π) とし、ここでC:楕円の中心、a:楕円の長軸ベクト
ル、b:楕円の短軸ベクトル、t:パラメータとし、 a=(ax,ay),b=(bx,by) P(t)x=(P(t)のx座標) P(t)y=(P(t)のy座標) としたとき、 ax≠0の場合、 x1=min(P(arctan(bx/ax))x,P(arctan(bx/ax)+π)x) (case1,case4) x1=max(P(arctan(bx/ax))x,P(arctan(bx/ax)+π)x) (case2,case3) y1=min(P(arctan(by/ay))y,P(arctan(by/ay)+π)y) (case1,case2) y1=max(P(arctan(by/ay))y,P(arctan(by/ay)+π)y) (case3,case4) ax=0の場合、 x1=min(bx,-bx) (case1,case4) x1=max(bx,-bx) (case2,case3) y1=min(ay,-ay) (case1,case2) y1=max(ay,-ay) (case3,case4) により求める。
【0026】次にステップS8に進み、ベクトルV=
(x0−x1,y0−y1)を求める。即ち、x0,x1,y
0,y1の各データをRAM4から取り出し、CPU2に
よりベクトルV=(x0−x1,y0−y1)を算出して、
その結果をRAM4に格納する。
【0027】次にステップS9に進み、楕円C2をベク
トルVだけ平行移動させた楕円をC3とする(図8)。
即ち、RAM4より、ベクトルV、楕円C2のデータを
取り出し、CPU2により楕円C2にベクトルVだけ平
行移動をかけた楕円C3のデータを算出して、RAM4
に格納する。
【0028】具体的には、楕円C2の中心をO2、楕円
C3の中心をO3とした時、 O3←(ベクトル)O2+(ベクトル)V とする。
【0029】次にステップS10に進み、楕円C3にス
テップS1でかけた回転と逆の回転をかけた楕円を移動
後の楕円とする。これには、楕円C3のデータ、角度φ
の値をRAM4により取り出し、CPU2により楕円C
3に、角度φだけ逆方向に回転変換をかけた楕円のデー
タを算出し、これを移動後の楕円C4のデータとしてR
AM4に格納する(図9参照)。
【0030】次にステップS11に進み、移動後の楕円
C4を画面に表示する。即ち、移動後の楕円データをR
AM4より取り出して表示部8の画面に表示する。そし
てステップS12に進み、ユーザが移動指示を継続して
いるか判定する。即ち、ユーザが入力部6のポインティ
ングデバイス等を押したままであるかなどを認識して、
移動指示を継続しているかどうかを判定する。移動指示
が継続していればステップS4からのステップを実行
し、継続していなかったら移動後の楕円データを外部記
憶装置10に格納して、本処理を終了する。
【0031】以上説明したように本発明の第1実施例に
よれば、垂直な2直線に接する楕円を垂直な2直線に接
したまま回転させることにより、2直線が交差する角を
保持するような楕円弧を入力するときのように、微妙な
楕円形状の入力・修正を簡単に、しかも正確にできると
いう効果がある。 [第2実施例]次に本発明の第2実施例を説明する。第
2実施例の図形処理装置の構成は、基本的に前述の第1
実施例の構成と同様であるので、その説明を省略する。
【0032】この第2実施例は、CAD等のような2次
元図形を処理する装置において、楕円の分割点を立体角
度で指定して、容易に楕円を所望の領域に分割すること
にある。以下、この処理を図10のフローチャートを参
照して説明する。
【0033】まず、最初にオペレータは、分割点を指定
したい楕円を入力部6のポインティングデバイスなどに
よりクリックして指定するとステップS21に進み、分
割対象となる楕円情報を抽出し、その楕円情報をRAM
4に格納する。次にステップS22に進み、オペレータ
は入力部6を用いて、楕円の分割の開始点、終了点を指
示する。また、分割数を入力部6より入力する。これは
例えば、図11において、分割の開始点111、終了点
112、分割区間113を表し、分割点は楕円の円周上
の点とする。ここで分割数とは、その分割区間113を
幾つに分割するかを指示する値であり、作成される分割
点の数と一致する。即ち、いま分割数を“2”と指示す
ると、分割点は開始点111、終了点112と一致す
る。こうして指示された分割開始点111、終了点11
2、分割数を、それぞれRAM4に格納する。
【0034】続いてステップS23に進み、オペレータ
は分割を行う平面を指示する。これは図12において、
指示可能な平面は立体図の作図の際、最も使用頻度の高
い3つの等測面、即ちX面114、Y面115、Z面1
16である。ステップS23の分割平面抽出ステップで
は、これを受けて指示された平面をRAM4に格納す
る。
【0035】以上の情報の処理が終了するとステップS
24に進み、分割点の計算及び表示を行ない、分割点の
計算をCPU2にて実行する。まず、ステップS23の
平面抽出ステップで、RAM4に格納した平面情報を参
照し、そのX軸、Y軸、Z軸方向余弦から4×4行列を
計算する。この4×4行列と、ステップS22の分割方
法抽出ステップでRAM4に格納した開始点111、終
了点112の座標値との積を取り、それぞれを3次元座
標に変換する。またここで、楕円の中心点も同様に3次
元座標に変換しておく。
【0036】次に変換した開始点111、終了点112
のなす角度αを計算し、それをステップS22の分割方
法抽出ステップでRAM4に格納した分割数で割り、角
度βを求める(図13参照)。続いて図13に示すよう
に、楕円の中心点120と開始点111とを結んだ線分
121を定義し、それを楕円の中心点120の回りに角
度βずつ、終了点112まで回転させた線分群122を
求める。これら線分群122が求まると、先程求めた4
×4行列の逆行列を求め、その逆行列と計算した線分座
標との積をとり、2次元平面へ変換する。この2次元平
面への変換が終了したならば、その平面上で、ステップ
S21の楕円抽出ステップでRAM4に格納した楕円
と、今回求めた線分群122の各線分との交点を求め
る。ここで算出した点が立体角度での楕円分割点とな
る。これを表示部8へ表示する。
【0037】以上説明したように第2実施例によれば、
平面角度で楕円の分割点を指示し、それに基づいてその
楕円を立体角度で分割できる効果がある。 [第3実施例]前述の実施例では、ステップS23の平
面抽出ステップで、指定可能な平面を、立体図の作図の
際に最も使用頻度の高い3つの等測面即ち、X面、Y
面、Z面であるとしたが、以下に示すような3次元格子
点入力方式によって実現しても構わない。この場合、い
かなる平面も指定可能となる。
【0038】図14から図22を参照して、本発明の第
3実施例の処理を説明する。
【0039】まずステップS31で、例えば図16に示
すように、初期グリッドを表示する。即ち、表示部8に
グリッドを表示する。ここでグリッドの視線ベクトルは
(1,1,1)の方向を指す。
【0040】次にステップS32に進み、グリッドを変
更するように指示されたか否かを判断する。変更すると
きはステップS33に進み、変更種別を判定するが、変
更しないときは作図する図形種別を抽出する。ステップ
S33では、グリッドの変更が、並進・回転・間隔変更
・表示/非表示モード切替え・適合/不適合モード切替
えのいずれであるかを判定する。
【0041】変更種別が並進であればステップS38に
進み、入力並進量の抽出を行ない、入力部6のキーボー
ドあるいはポインティングデバイス等を用いて入力され
た並進量を抽出する。そしてステップS41の並進処理
では、ステップS38で抽出された並進量に基づいて、
並進後のグリッドの計算を行なう。そしてステップS4
3に進み、その計算された値に基づいて、表示部8にグ
リッドを再表示する。この時、表示部8の表示は、図1
7に示すような状態となる。この図17は、図16の初
期グリッドに対し、並進量として、X=15,Y=−4
5を指定した状態を表している。
【0042】又ステップS33で、変更種別が回転であ
ったならばステップS37に進み、入力部6のキーボー
ドあるいはポインティングデバイスを用いて入力された
回転軸を抽出する。この場合の回転軸は、絶対座標系の
X,Y,Z軸およびグリッド平面のX,Y,Z軸、ある
いは任意の1軸のうちいずれかを指定できる。各X,
Y,Z軸は入力部6のポインティングデバイスによるク
リック操作、あるいは入力部6のキーボードによる名称
の入力で指示される。その場合、指定された軸の表示色
を赤に変更する。任意の1軸については、キーボードに
より、例えばベクトルを数値で入力したり、或はは表示
部8に表示されている線分をポインティングデバイス等
で指示する。この時、キーボードによる指示であれば、
そのベクトルに応じた線分を新規に生成して赤色で表示
し、ポインティングデバイスを用いたクリック操作によ
るものならば、クリックされた線分の表示色を赤に変更
する。
【0043】次にステップS40に進み、入力部6によ
り入力される回転角を取り込む。そしてステップS42
に進み、ステップS37で入力された回転軸、およびス
テップS40で入力された回転角に基づいてグリッドを
回転させた時の、その回転後のグリッドの位置を求め
る。そしてステップS43に進み、その計算された値に
基づいて、グリッドを表示部8に再表示する。この時、
表示部8の表示は、例えば図18に示すような状態とな
る。この図18は、図17の状態にあるグリッドに対
し、回転軸をグリッド平面座標系Z軸とし、回転角とし
て−15゜を指定した状態を表している。
【0044】又ステップS33の判定において、変更種
別がグリッドの間隔値の変更であったならばステップS
36に進み、入力部6より入力された間隔値を入力す
る。そしてステップS39に進み、ステップS36で入
力された間隔値に基づいて、その新たな間隔値に基づく
グリッドの計算を行なう。そしてステップS43に進
み、その計算された値に基づいて、グリッドを表示部8
に再表示する。この時、表示部8の表示結果は、例えば
図19のような状態となる。この図19は、図18の初
期グリッドに対し、グリッド間の間隔値が“30”に指
定された状態を表している。
【0045】更にステップS33で、変更種別が表示/
非表示モードの切替えであったならばステップS35に
進み、現在、表示状態なのか非表示状態なのかをRAM
4に格納されている表示/非表示フラグにより判定し、
非表示状態であったならばRAM4の非表示フラグを反
転してステップS43に進み、グリッドの表示を行な
う。一方、そうではなくて表示状態であったならば、R
AM4の表示フラグをオフしてグリッドの表示を消去す
る。
【0046】更に又ステップS33で、変更種別が適合
/不適合モードの切替えであったならばステップS34
に進み、現在の状態をRAM4に格納されている適合/
不適合フラグにより判定し、適合状態であったならば不
適合に、不適合状態であったならば適合に、そのフラグ
の状態を反転する。これと同時にRAM4に格納されて
いる適合/不適合フラグの値も変更する。
【0047】前述のステップS32でグリッドを変更し
ないときはステップS44に進み、これ以後に作図する
要素の種別を入力部6により選択する。こうして選択さ
れた結果の作図図形種別を表すデータをRAM4に格納
する。
【0048】ステップS45では、実施された入力がキ
ーボードによるものなのか、ポインティングデバイスに
よるかを判断し、キーボードからの入力であればステッ
プS48に進み、キーボードにより入力された数値を抽
出し、現在表示部8に表示されているグリッドとは無関
係に、その入力された値をそのまま指示座標と認識しR
AM4に格納する。一方、ポインティングデバイスによ
る入力のときはステップS47に進み、ポインティング
デバイスを用いて入力された、表示部8上の座標を抽出
する。続いてステップS49に進み、現在の状態がグリ
ッド適合モードであるか否かを、RAM4に格納されて
いる適合/不適合フラグにより判別する。判別の結果、
グリッド適合モードであるならばステップS50に進
み、そうでなければステップS51に進む。
【0049】ステップS50ではステップS47で抽出
した表示部8上の座標に最も近いグリッド点を計算し、
その点の座標を指示座標と認識する。この時の表示部8
は、図20に示すような状態となっている。図20にお
いて、画面下方の十字マークが、ポインティングデバイ
スの操作により移動するカーソルを示している。図20
の場合では、最も近いグリッド点は、カーソルの下方向
の点と計算され、その点を指示座標と認識してRAM4
に格納する。
【0050】グリッド不適合モードのときはステップS
51に進み、ステップS47で抽出した表示部8上の座
標をそのまま指示座標と認識してRAM4に格納する。
【0051】こうしてステップS52に進み、RAM4
に格納されている指示座標を図形の要素点と認識してR
AM4に格納する。ここで、図形の要素点とは、その図
形を顕著に表す点のことで、線分ならば始・終点に該当
し、円ならば中心点および円周上の一点、円弧ならば中
心点および円弧の始・終点を示す。これらの要素点は作
図する図形によって変化するわけであるが、ステップS
53では、要素点の指定が終了したかどうかを、RAM
4に格納されている作図図形種別を参照して、その図形
種別に応じて、要素点の指定が全て終了したか否かを判
別する。要素点の指定が終了していない、例えば図形種
別が線分で、かつ始点の指定のみで終わっている場合は
ステップS45の座標指示方法の判定ステップへ戻る。
【0052】こうして要素点が全て指定されるとステッ
プS53からステップS54に進み、RAM4に格納さ
れている作図図形種別と各要素点とを基に、図形を表示
部8に表示するとともに、RAM4に格納する。
【0053】図21は、グリッド適合モードにおいて、
ポインティングデバイスを用いて円弧の作画を実施した
際の表示部8の表示状態を表す。
【0054】この実施例に従って、グリッドの回転・並
進などを行なって作図した立体図の一例を図22に示
す。
【0055】以上説明したように第3実施例によれば、
分割する平面を、前述の3つの等測面だけでなく、任意
の平面を基準として指定できる効果がある。
【0056】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、微
妙な楕円形状の入力・修正を簡単に、しかも正確にでき
る。
【0058】又本発明によれば、立体角度での楕円の分
割を容易にできる効果がある。
【0059】更に本発明によれば、楕円を立体角度で分
割する際、その基準となる角度を任意の平面上で指定で
きる効果がある。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の図形処理を示すフローチ
ャートである。
【図2】本実施例の図形処理装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】楕円の構成要素を説明する図である。
【図4】楕円に接する2つの直線を、x,y軸に平行に
なるように座標変換をかける状態を説明する図である。
【図5】楕円の移動基準点、移動先指示点が指示された
とき、その移動回転角度を説明する図である。
【図6】第4図の楕円を図5に示すようにして指示され
た角度だけ回転させることを説明する図である。
【図7】図6の楕円のX座標、Y座標の最大、最小値の
定義を説明する図である。
【図8】図7の楕円をx,y軸に平行な直線に接するよ
うに楕円に平行移動をかけることを説明する図である。
【図9】図8の楕円を図4に示す元の座標系に戻す処理
を説明する図である。
【図10】本発明の第2実施例の処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】楕円に対して開始点、終了点及び分割区間の
指示例を示す図である。
【図12】第2実施例における分割平面の一例を示す図
である。
【図13】第2実施例における分割点の計算を説明する
図である。
【図14】本発明の第3実施例の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図15】本発明の第3実施例の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図16】第3実施例のグリッドの表示例を示す図であ
る。
【図17】グリッドの並進処理を行ったときの表示例を
示す図である。
【図18】グリッドの回転処理を行ったときの表示例を
示す図である。
【図19】グリッドの間隔の変更処理を行ったときの表
示例を示す図である。
【図20】グリッド上での座標指示を説明する図であ
る。
【図21】グリッド適合モードで、ポインティングデバ
イスを用いて円弧を作画した状態を示す図である。
【図22】第3実施例により立体図を作図した例を示す
図である。
【符号の説明】
2 CPU 3 ROM 4 RAM 6 入力部 8 表示部 10 外部記憶装置 111 開始点 112 終了点 401,402,403,404 接線 410 原点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楕円に接する互いに直交する2直線を認
    識する工程と、 前記2直線が含まれる平面上で指示された移動基準点を
    認識する工程と、 前記平面上で指示された移動先指示点を認識する工程
    と、 前記2直線に接したまま、前記楕円の中心と前記移動基
    準点及び前記移動先指示点とのなす角度だけ前記楕円を
    回転する工程と、 回転された楕円に接する互いに直交する2直線と回転前
    の楕円に接している2直線との位置ずれを求める工程
    と、 前記位置ずれの量に応じて回転後の楕円の位置を移動す
    る移動工程と、を有することを特徴とする図形情報処理
    方法。
  2. 【請求項2】 前記回転後の楕円を移動した結果を表示
    する工程を更に有することを特徴とする請求項1に記載
    の図形情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記2直線が含まれる平面上で移動基準
    点が指示される前に前記2直線のそれぞれをX軸、或は
    Y軸に平行となるように前記楕円と共に回転する回転工
    程と、 前記移動工程の後に移動後の楕円及び当該楕円に接する
    2直線を前記回転工程で回転された角度だけ逆方向に回
    転させる工程を更に有することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の図形処理方法。
  4. 【請求項4】 楕円に関する情報及び前記楕円に接する
    互いに直交する2直線の情報を記憶する記憶手段と、 前記楕円及び2直線を画面上に表示した状態で指示され
    る前記楕円の移動基準点及び移動先指示点に基づいて、
    前記楕円の中心と前記移動基準点及び前記移動先指示点
    とのなす角度だけ前記楕円を回転させる回転手段と、 前記回転手段により回転された楕円に接する2直線と、
    回転前の楕円に接する2直線との位置ずれを求める手段
    と、 前記位置ずれの量に応じて回転後の楕円の位置を移動す
    る移動手段と、を有することを特徴とする図形処理装
    置。
  5. 【請求項5】 楕円の分割開始点と分割終了点及び分割
    数を指示する工程と、 前記楕円を分割する平面を指示する工程と、 前記平面及び前記分割開始点と分割終了点及び分割数に
    基づいて前記楕円を分割する角度を算出する工程と、 前記角度に従って前記楕円を前記分割開始点より前記分
    割終了点まで分割する工程と、を有することを特徴とす
    る図形処理方法。
  6. 【請求項6】 前記楕円の分割は、X面、Y面、Z面か
    らなる3次元空間のいずれかの平面をを基準に指定され
    ることを特徴とする請求項5に記載の図形処理方法。
  7. 【請求項7】 前記楕円の分割平面は、表示されている
    グリッドに基づいて指定されることを特徴とする請求項
    5に記載の図形処理方法。
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