JPH0896328A - 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法Info
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- JPH0896328A JPH0896328A JP6228501A JP22850194A JPH0896328A JP H0896328 A JPH0896328 A JP H0896328A JP 6228501 A JP6228501 A JP 6228501A JP 22850194 A JP22850194 A JP 22850194A JP H0896328 A JPH0896328 A JP H0896328A
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- magnetoresistive
- magnetoresistive effect
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 S/Nの向上及び電気的ショートの低減が可
能な磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法を
提供すること。 【構成】 下部電磁気的絶縁膜4の上にソフトバイアス
膜5(0.02μm),非磁性分離膜6(0.01μm)及びMR膜
7(0.02μm)を含むMR3層膜13が積層され、その両
側に、強磁性膜8,8(0.05μm)が形成されている。M
R3層膜13の両端部はテーパ状になしてあり、MR3
層膜13と接する強磁性膜8,8の端部は逆テーパ状に
なしてある。MR3層膜13の中央部を除き、強磁性膜
8,8を覆う態様で電極9,9が形成されており、その
上に上部電磁気的絶縁膜10を介して上部シールド膜1
1が形成されている。
能な磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法を
提供すること。 【構成】 下部電磁気的絶縁膜4の上にソフトバイアス
膜5(0.02μm),非磁性分離膜6(0.01μm)及びMR膜
7(0.02μm)を含むMR3層膜13が積層され、その両
側に、強磁性膜8,8(0.05μm)が形成されている。M
R3層膜13の両端部はテーパ状になしてあり、MR3
層膜13と接する強磁性膜8,8の端部は逆テーパ状に
なしてある。MR3層膜13の中央部を除き、強磁性膜
8,8を覆う態様で電極9,9が形成されており、その
上に上部電磁気的絶縁膜10を介して上部シールド膜1
1が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスクドライ
ブに使用される磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドに関し、
詳しくは磁気抵抗効果膜(以下MR膜という)及び縦バ
イアス磁場用の強磁性膜の構造に関する。
ブに使用される磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドに関し、
詳しくは磁気抵抗効果膜(以下MR膜という)及び縦バ
イアス磁場用の強磁性膜の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの補助記憶装置であるハー
ドディスクの小型化に伴い、磁気誘導起電力を用いる磁
気ヘッドに変わって、磁気抵抗効果を使用する磁気抵抗
効果型薄膜磁気ヘッドの検討が盛んに行われている。磁
気誘導起電力を用いる場合は、磁場の時間当たりの変化
を電圧として検出するのに対し、磁気抵抗効果は磁場強
度で電気抵抗が変化する現象を利用するものであり、静
磁場でも検出が可能である。従って磁気抵抗効果型薄膜
磁気ヘッドを使用すれば、磁気ディスクの小型化に伴っ
て磁気ヘッドと磁気ディスクとの相対速度が低下しても
対応することができる。例えば特開平2−220213号公報
には、磁気抵抗導体層及び縦方向バイアス発生手段を備
える磁気抵抗読取トランスデューサが開示されており、
永続性があるバイアスを実現することができる。
ドディスクの小型化に伴い、磁気誘導起電力を用いる磁
気ヘッドに変わって、磁気抵抗効果を使用する磁気抵抗
効果型薄膜磁気ヘッドの検討が盛んに行われている。磁
気誘導起電力を用いる場合は、磁場の時間当たりの変化
を電圧として検出するのに対し、磁気抵抗効果は磁場強
度で電気抵抗が変化する現象を利用するものであり、静
磁場でも検出が可能である。従って磁気抵抗効果型薄膜
磁気ヘッドを使用すれば、磁気ディスクの小型化に伴っ
て磁気ヘッドと磁気ディスクとの相対速度が低下しても
対応することができる。例えば特開平2−220213号公報
には、磁気抵抗導体層及び縦方向バイアス発生手段を備
える磁気抵抗読取トランスデューサが開示されており、
永続性があるバイアスを実現することができる。
【0003】図6,7は、ソフトバイアス法を使用した
場合の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを示す構造断面図
である。図6では、基板41上に、ソフトバイアス膜
5,非磁性分離膜6及びMR膜7からなるMR3層膜1
3がこの順に積層され、その上にCu,Au,W,Ta
等の単層膜又はこれらの多層膜からなる電極9,9が所
定領域に形成されている。図7では逆に、基板41上
に、間に電磁気的絶縁膜14を挟む態様で電極9,9が
形成されており、その上にMR膜7,非磁性分離膜6及
びソフトバイアス膜5がこの順に積層されている。図7
に示す磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドは電磁気的絶縁膜
14を使用した平坦化が必要であるため、図6に示す構
造の方が一般的である。
場合の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを示す構造断面図
である。図6では、基板41上に、ソフトバイアス膜
5,非磁性分離膜6及びMR膜7からなるMR3層膜1
3がこの順に積層され、その上にCu,Au,W,Ta
等の単層膜又はこれらの多層膜からなる電極9,9が所
定領域に形成されている。図7では逆に、基板41上
に、間に電磁気的絶縁膜14を挟む態様で電極9,9が
形成されており、その上にMR膜7,非磁性分離膜6及
びソフトバイアス膜5がこの順に積層されている。図7
に示す磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドは電磁気的絶縁膜
14を使用した平坦化が必要であるため、図6に示す構
造の方が一般的である。
【0004】MR3層膜13を構成するソフトバイアス
膜5,非磁性分離膜6及びMR膜7は、膜厚は夫々異な
るが、形状は同じ(矩形)である。MR膜7は、ディス
クからの磁場強度に応じて電気抵抗が変化する膜であ
り、その変化が大きいほど磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッ
ドの再生出力電圧は大きい。MR膜7に使用される材料
としてはNi−Fe合金(パーマロイ)が代表的であ
る。また巨大MR効果を示す人工格子多層膜も使用可能
である。
膜5,非磁性分離膜6及びMR膜7は、膜厚は夫々異な
るが、形状は同じ(矩形)である。MR膜7は、ディス
クからの磁場強度に応じて電気抵抗が変化する膜であ
り、その変化が大きいほど磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッ
ドの再生出力電圧は大きい。MR膜7に使用される材料
としてはNi−Fe合金(パーマロイ)が代表的であ
る。また巨大MR効果を示す人工格子多層膜も使用可能
である。
【0005】非磁性分離膜6には金属膜が使用される場
合と、絶縁膜が使用される場合とがある。前記金属膜と
してはTi,Ta,Nb等が挙げられ、電気抵抗がMR
膜7よりも大きいものが望ましい。また前記絶縁膜とし
てはSiO2 ,Ai2 O3 等が挙げられる。ソフトバイ
アス膜5には軟磁性の金属膜が使用される場合が多く、
MR膜7よりも電気抵抗が大きいものが望ましい。具体
的にはNi−Fe系又はCo−Zr系のアモルファス等
が挙げられる。
合と、絶縁膜が使用される場合とがある。前記金属膜と
してはTi,Ta,Nb等が挙げられ、電気抵抗がMR
膜7よりも大きいものが望ましい。また前記絶縁膜とし
てはSiO2 ,Ai2 O3 等が挙げられる。ソフトバイ
アス膜5には軟磁性の金属膜が使用される場合が多く、
MR膜7よりも電気抵抗が大きいものが望ましい。具体
的にはNi−Fe系又はCo−Zr系のアモルファス等
が挙げられる。
【0006】MR膜7とソフトバイアス膜5とには形状
磁気異方性が生じ、矩形のアスペクト比(素子長と素子
高さとの比、通常長い方を短い方で割った値)を大きく
することにより、無磁場中では素子長方向に磁化が向
く。磁場中においては、この磁化方向は磁場の方向へ回
転する。実際にはアスペクト比を10以上とすることが
多い。
磁気異方性が生じ、矩形のアスペクト比(素子長と素子
高さとの比、通常長い方を短い方で割った値)を大きく
することにより、無磁場中では素子長方向に磁化が向
く。磁場中においては、この磁化方向は磁場の方向へ回
転する。実際にはアスペクト比を10以上とすることが
多い。
【0007】図8は、磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドの
動作原理を説明するための図であり、MR3層膜13及
び電極9,9のみを電極9,9側から示す斜視図であ
る。図8に破線矢符で示す方向にセンス電流31を流す
と、電気抵抗が最も小さいMR膜7に大部分の電流が流
れる。MR膜7に電流が流れると、MR膜7の周囲に磁
場が形成される。これは直線状の銅線に電流を流すと導
線の周囲を回転する方向に磁場が発生することに似てい
る。この磁場は、ソフトバイアス膜5内に入り、ソフト
バイアス膜5の磁化の向きを素子長方向から素子高さ方
向へ回転させる。図中32(白抜き矢符)は、このとき
のソフトバイアス膜5の磁化方向を示す。
動作原理を説明するための図であり、MR3層膜13及
び電極9,9のみを電極9,9側から示す斜視図であ
る。図8に破線矢符で示す方向にセンス電流31を流す
と、電気抵抗が最も小さいMR膜7に大部分の電流が流
れる。MR膜7に電流が流れると、MR膜7の周囲に磁
場が形成される。これは直線状の銅線に電流を流すと導
線の周囲を回転する方向に磁場が発生することに似てい
る。この磁場は、ソフトバイアス膜5内に入り、ソフト
バイアス膜5の磁化の向きを素子長方向から素子高さ方
向へ回転させる。図中32(白抜き矢符)は、このとき
のソフトバイアス膜5の磁化方向を示す。
【0008】このようにソフトバイアス膜5の磁化方向
が回転すると、ソフトバイアス膜5の素子高さ方向の端
部に磁極(N極,S極)が生じ、ソフトバイアス膜5の
周囲にN極から出てS極に入る磁場15が発生する。磁
場15はMR膜7に入り、MR膜7の磁化方向33を素
子長方向から素子高さ方向へ回転させる。この磁場15
はバイアス磁場と呼ばれ、MR膜7の磁化方向33が素
子長方向に対して45°の方向であればバイアス磁場は
適正であるといえる。このようにMR膜7の磁化方向3
3はソフトバイアス膜5の磁化方向32に依存するた
め、センス電流の大きさを変化させることによりバイア
ス磁場の大きさを制御することができる。
が回転すると、ソフトバイアス膜5の素子高さ方向の端
部に磁極(N極,S極)が生じ、ソフトバイアス膜5の
周囲にN極から出てS極に入る磁場15が発生する。磁
場15はMR膜7に入り、MR膜7の磁化方向33を素
子長方向から素子高さ方向へ回転させる。この磁場15
はバイアス磁場と呼ばれ、MR膜7の磁化方向33が素
子長方向に対して45°の方向であればバイアス磁場は
適正であるといえる。このようにMR膜7の磁化方向3
3はソフトバイアス膜5の磁化方向32に依存するた
め、センス電流の大きさを変化させることによりバイア
ス磁場の大きさを制御することができる。
【0009】非磁性分離膜6の役割は、MR膜7とソフ
トバイアス膜5との間を磁気的に分離することであり、
非磁性分離膜6が存在することによってMR膜7とソフ
トバイアス膜5とは素子高さ方向の端部においてのみ磁
束が作用し合うことになる。
トバイアス膜5との間を磁気的に分離することであり、
非磁性分離膜6が存在することによってMR膜7とソフ
トバイアス膜5とは素子高さ方向の端部においてのみ磁
束が作用し合うことになる。
【0010】図9は図8に示されている構造を下側から
見た図に相当し、強磁性膜を併せて示す。MR3層膜1
3の素子長方向の両端部には、縦バイアス磁場用の強磁
性膜8,8が接続されている。2つの強磁性膜8,8の
磁化は素子長方向を向いており、一の強磁性膜8のN極
がMR3層膜13に接続しており、他の強磁性膜8はS
極がMR3層膜13に接続している。そして一の強磁性
膜8のN極から出た磁場34は、MR膜7内を通り、他
の強磁性膜8のS極に入いる。このように強磁性膜8か
らMR膜7に作用する磁場34を縦バイアス磁場と呼ん
でいる。縦バイアス磁場34の役割はMR膜7を単磁区
化することにある。単磁区には磁壁がないため、バルク
ハウゼンノイズが発生せずS/Nが高い。縦バイアス磁
場34がない場合、MR膜7は多磁区になりやすく、バ
ルクハウゼンノイズが再生信号に乗ってS/Nが低下す
る。
見た図に相当し、強磁性膜を併せて示す。MR3層膜1
3の素子長方向の両端部には、縦バイアス磁場用の強磁
性膜8,8が接続されている。2つの強磁性膜8,8の
磁化は素子長方向を向いており、一の強磁性膜8のN極
がMR3層膜13に接続しており、他の強磁性膜8はS
極がMR3層膜13に接続している。そして一の強磁性
膜8のN極から出た磁場34は、MR膜7内を通り、他
の強磁性膜8のS極に入いる。このように強磁性膜8か
らMR膜7に作用する磁場34を縦バイアス磁場と呼ん
でいる。縦バイアス磁場34の役割はMR膜7を単磁区
化することにある。単磁区には磁壁がないため、バルク
ハウゼンノイズが発生せずS/Nが高い。縦バイアス磁
場34がない場合、MR膜7は多磁区になりやすく、バ
ルクハウゼンノイズが再生信号に乗ってS/Nが低下す
る。
【0011】MR3層膜13を含むMR素子部は、一般
に真空蒸着装置又はスパッタリング装置で成膜される。
このとき積層界面の密着性を向上させるために、3元以
上の真空蒸着装置又はスパッタリング装置(3種類以上
の材料がセットされており、交換なしで連続成膜が可能
である。)を使用し、チャンバを大気開放せずにMR3
層膜13を連続で成膜することがある。成膜されたMR
3層膜13はイオンミリング装置で矩形に加工され、M
R3層膜13の両端にリフトオフで強磁性膜を成膜し、
さらにリフトオフで電極9,9を形成する。
に真空蒸着装置又はスパッタリング装置で成膜される。
このとき積層界面の密着性を向上させるために、3元以
上の真空蒸着装置又はスパッタリング装置(3種類以上
の材料がセットされており、交換なしで連続成膜が可能
である。)を使用し、チャンバを大気開放せずにMR3
層膜13を連続で成膜することがある。成膜されたMR
3層膜13はイオンミリング装置で矩形に加工され、M
R3層膜13の両端にリフトオフで強磁性膜を成膜し、
さらにリフトオフで電極9,9を形成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】MR3層膜13と強磁
性膜8,8との接続部分は、図9に示す如く端部が一致
している状態が適正である。しかしながら露光時のアラ
イメントがずれると、図10に示す如く、MR3層膜1
3と強磁性膜8とが離れたり、強磁性膜8がMR3層膜
13にかぶさったりする。このアライメントのずれはサ
ブミクロンオーダーであるが、大なり小なり存在する。
この場合はMR膜7に作用する縦バイアス磁場34が小
さくなり、バルクハウゼンノイズの抑制効果が減少し、
S/Nの低下に繋がる。また接続部分が離れていたり重
なっていたりすると、その上に形成される電極9,9に
凹凸が発生し、電極9,9上に絶縁膜を介して形成され
る上部シールドと電極9,9との電気的ショートの可能
性が高くなる。これらS/Nの低下,電気的ショートは
歩留りを低下させるという問題がある。
性膜8,8との接続部分は、図9に示す如く端部が一致
している状態が適正である。しかしながら露光時のアラ
イメントがずれると、図10に示す如く、MR3層膜1
3と強磁性膜8とが離れたり、強磁性膜8がMR3層膜
13にかぶさったりする。このアライメントのずれはサ
ブミクロンオーダーであるが、大なり小なり存在する。
この場合はMR膜7に作用する縦バイアス磁場34が小
さくなり、バルクハウゼンノイズの抑制効果が減少し、
S/Nの低下に繋がる。また接続部分が離れていたり重
なっていたりすると、その上に形成される電極9,9に
凹凸が発生し、電極9,9上に絶縁膜を介して形成され
る上部シールドと電極9,9との電気的ショートの可能
性が高くなる。これらS/Nの低下,電気的ショートは
歩留りを低下させるという問題がある。
【0013】本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたも
のであり、磁気抵抗効果3層膜と強磁性膜との接続部分
をテーパ形状とすることにより、S/Nの向上及び電気
的ショートの低減が可能な磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッ
ド及びその製造方法を提供することを目的とする。
のであり、磁気抵抗効果3層膜と強磁性膜との接続部分
をテーパ形状とすることにより、S/Nの向上及び電気
的ショートの低減が可能な磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッ
ド及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る磁気抵抗
効果型薄膜磁気ヘッドは、基板上に、磁気抵抗効果膜,
該磁気抵抗効果膜にバイアス磁場を印加するためのソフ
トバイアス膜,及び前記磁気抵抗効果膜,ソフトバイア
ス膜間を磁気的に遮断するための非磁性分離膜を有する
磁気抵抗効果3層膜と、前記磁気抵抗効果膜に接続され
た電極と、前記磁気抵抗効果膜の両端に接続されてお
り、磁気抵抗効果膜に縦バイアス磁場を印加するための
強磁性膜とを備える磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドにお
いて、前記磁気抵抗効果膜の両端がテーパ形状をなして
おり、その両端に接続される強磁性膜の端部が逆テーパ
形状となしてあることを特徴とする。
効果型薄膜磁気ヘッドは、基板上に、磁気抵抗効果膜,
該磁気抵抗効果膜にバイアス磁場を印加するためのソフ
トバイアス膜,及び前記磁気抵抗効果膜,ソフトバイア
ス膜間を磁気的に遮断するための非磁性分離膜を有する
磁気抵抗効果3層膜と、前記磁気抵抗効果膜に接続され
た電極と、前記磁気抵抗効果膜の両端に接続されてお
り、磁気抵抗効果膜に縦バイアス磁場を印加するための
強磁性膜とを備える磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドにお
いて、前記磁気抵抗効果膜の両端がテーパ形状をなして
おり、その両端に接続される強磁性膜の端部が逆テーパ
形状となしてあることを特徴とする。
【0015】第2発明に係る磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘ
ッドは、第1発明において、前記強磁性膜の膜厚は、前
記磁気抵抗効果3層膜の合計膜厚と略等しいことを特徴
とする。
ッドは、第1発明において、前記強磁性膜の膜厚は、前
記磁気抵抗効果3層膜の合計膜厚と略等しいことを特徴
とする。
【0016】第3発明に係る磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘ
ッドの製造方法は、基板上に、磁気抵抗効果膜,該磁気
抵抗効果膜にバイアス磁場を印加するためのソフトバイ
アス膜,及び前記磁気抵抗効果膜,ソフトバイアス膜間
を磁気的に遮断するための非磁性分離膜を有する磁気抵
抗効果3層膜と、前記磁気抵抗効果膜の両端に接続され
ており、磁気抵抗効果膜に縦バイアス磁場を印加するた
めの強磁性膜とを備える磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド
を製造する方法において、前記磁気抵抗効果3層膜の上
にレジストを形成する工程と、このレジストが形成され
た前記磁気抵抗効果3層膜を回転させながら、所定角度
傾斜させたイオンビームを照射する工程と、前記磁気抵
抗効果3層膜を回転させながら、所定角度傾斜させたイ
オンビームのスパッタリングにて強磁性膜を成膜する工
程と、前記レジストを除去する工程とを含むことを特徴
とする。
ッドの製造方法は、基板上に、磁気抵抗効果膜,該磁気
抵抗効果膜にバイアス磁場を印加するためのソフトバイ
アス膜,及び前記磁気抵抗効果膜,ソフトバイアス膜間
を磁気的に遮断するための非磁性分離膜を有する磁気抵
抗効果3層膜と、前記磁気抵抗効果膜の両端に接続され
ており、磁気抵抗効果膜に縦バイアス磁場を印加するた
めの強磁性膜とを備える磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド
を製造する方法において、前記磁気抵抗効果3層膜の上
にレジストを形成する工程と、このレジストが形成され
た前記磁気抵抗効果3層膜を回転させながら、所定角度
傾斜させたイオンビームを照射する工程と、前記磁気抵
抗効果3層膜を回転させながら、所定角度傾斜させたイ
オンビームのスパッタリングにて強磁性膜を成膜する工
程と、前記レジストを除去する工程とを含むことを特徴
とする。
【0017】
【作用】第1発明にあっては、磁気抵抗効果3層膜と強
磁性膜との接続部分を、例えばアライメントのずれより
大きいテーパ形状となしてあるので、通常のアライメン
トのずれが生じても、磁気抵抗効果3層膜と強磁性膜と
が離れることはなく、また重なり過ぎによる盛り上がり
も削減される。従って充分な縦バイアス磁場が形成され
るので、バルクハウゼンノイズが低減せしめられ高いS
/Nが得られる。また電極の表面も平坦となる。
磁性膜との接続部分を、例えばアライメントのずれより
大きいテーパ形状となしてあるので、通常のアライメン
トのずれが生じても、磁気抵抗効果3層膜と強磁性膜と
が離れることはなく、また重なり過ぎによる盛り上がり
も削減される。従って充分な縦バイアス磁場が形成され
るので、バルクハウゼンノイズが低減せしめられ高いS
/Nが得られる。また電極の表面も平坦となる。
【0018】第2発明にあっては、磁気抵抗効果3層膜
と強磁性膜との膜厚を略同等となしてあるので、この部
分にほとんど段差が生じない。これによりその上に形成
される電極の表面をさらに平坦とすることができる。
と強磁性膜との膜厚を略同等となしてあるので、この部
分にほとんど段差が生じない。これによりその上に形成
される電極の表面をさらに平坦とすることができる。
【0019】第3発明にあっては、所定角度傾斜させた
イオンビームを照射すると、レジストの影になる部分の
磁気抵抗効果3層膜は除去されにくく残るので、磁気抵
抗効果3層膜の端部をテーパ形状とすることができる。
さらに所定角度傾斜させたイオンビームのスパッタリン
グにて強磁性膜を成膜すると、レジストの影になるテー
パ部分の膜厚は他の部分より薄くなり、磁気抵抗効果3
層膜のテーパ形状に適合する逆テーパ形状となるので、
強磁性膜の表面高さは略均等となる。
イオンビームを照射すると、レジストの影になる部分の
磁気抵抗効果3層膜は除去されにくく残るので、磁気抵
抗効果3層膜の端部をテーパ形状とすることができる。
さらに所定角度傾斜させたイオンビームのスパッタリン
グにて強磁性膜を成膜すると、レジストの影になるテー
パ部分の膜厚は他の部分より薄くなり、磁気抵抗効果3
層膜のテーパ形状に適合する逆テーパ形状となるので、
強磁性膜の表面高さは略均等となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1は、本発明に係る磁気抵抗効
果型薄膜磁気ヘッドを浮上面側から示す断面構造図であ
る。図中1は、Al2 O3 −TiC基板であり、この上
に下部保護膜2(Al2 O3 ,3μm)が形成されてい
る。下部保護膜2上の所定領域には下部シールド膜3
(Ni−Fe,1.5μm)が形成されており、下部電磁気的
絶縁膜4(Al2 O3 , 0.17μm)にて覆われている。
き具体的に説明する。図1は、本発明に係る磁気抵抗効
果型薄膜磁気ヘッドを浮上面側から示す断面構造図であ
る。図中1は、Al2 O3 −TiC基板であり、この上
に下部保護膜2(Al2 O3 ,3μm)が形成されてい
る。下部保護膜2上の所定領域には下部シールド膜3
(Ni−Fe,1.5μm)が形成されており、下部電磁気的
絶縁膜4(Al2 O3 , 0.17μm)にて覆われている。
【0021】この上にCo−Zr−Moからなるソフト
バイアス膜5(0.02μm),Tiからなる非磁性分離膜6
(0.01μm)及びNi−FeからなるMR膜7(0.02μm)
を含むMR3層膜13が積層され、その両側に、Cr下
地上にCo−Cr−Taを成膜してなる強磁性膜8,8
(0.05μm)が形成されている。MR3層膜13の両端部
はテーパ状になしてあり、MR3層膜13と接する強磁
性膜8,8の端部は逆テーパ状になしてある。MR3層
膜13の中央部を除き、強磁性膜8,8を覆う態様でC
r−Cu−Crを積層した電極9,9(0.15μm)が形成
されており、その上に上部電磁気的絶縁膜10(Al2
O3 ,0.2μm)及び上部シールド膜11(Ni−Fe,1.5
μm)が形成されている。そして全表面は上部保護膜12
(Al2O3 , 20μm)にて覆われている。
バイアス膜5(0.02μm),Tiからなる非磁性分離膜6
(0.01μm)及びNi−FeからなるMR膜7(0.02μm)
を含むMR3層膜13が積層され、その両側に、Cr下
地上にCo−Cr−Taを成膜してなる強磁性膜8,8
(0.05μm)が形成されている。MR3層膜13の両端部
はテーパ状になしてあり、MR3層膜13と接する強磁
性膜8,8の端部は逆テーパ状になしてある。MR3層
膜13の中央部を除き、強磁性膜8,8を覆う態様でC
r−Cu−Crを積層した電極9,9(0.15μm)が形成
されており、その上に上部電磁気的絶縁膜10(Al2
O3 ,0.2μm)及び上部シールド膜11(Ni−Fe,1.5
μm)が形成されている。そして全表面は上部保護膜12
(Al2O3 , 20μm)にて覆われている。
【0022】MR3層膜13及び強磁性膜8の素子高さ
は 2.5μm ,電極9,9の間隔は4μm である。MR3
層膜13と強磁性膜8との平坦化を図るために、強磁性
膜8はMR3層膜13の合計膜厚と一致させてある。
は 2.5μm ,電極9,9の間隔は4μm である。MR3
層膜13と強磁性膜8との平坦化を図るために、強磁性
膜8はMR3層膜13の合計膜厚と一致させてある。
【0023】以上の如き構成の磁気抵抗効果型薄膜磁気
ヘッドの製造方法について説明する。Al2 O3 −Ti
C基板1上に、スパッタ法で下部保護膜2を形成し、め
っきで下部シールド膜3を形成し、スパッタ法で下部電
磁気的絶縁膜4を形成する。次いでソフトバイアス膜
5,非磁性分離膜6及びMR膜7を連続してスパッタ法
で形成し、イオンミリングで加工する。図2はイオンミ
リングを行っている状態を示す説明図であり、図2(a)
は側面図、図2(b) は上方から見た斜視図である。イオ
ンミリングは、MR3層膜13上にレジスト21を形成
しておき、試料Sを回転させながら、試料S表面に対し
て15°傾斜させたイオンビームを照射する。そうする
と図2に示す如く、レジスト21の影になる部分に3μ
m 程度のテーパ形状が得られる。
ヘッドの製造方法について説明する。Al2 O3 −Ti
C基板1上に、スパッタ法で下部保護膜2を形成し、め
っきで下部シールド膜3を形成し、スパッタ法で下部電
磁気的絶縁膜4を形成する。次いでソフトバイアス膜
5,非磁性分離膜6及びMR膜7を連続してスパッタ法
で形成し、イオンミリングで加工する。図2はイオンミ
リングを行っている状態を示す説明図であり、図2(a)
は側面図、図2(b) は上方から見た斜視図である。イオ
ンミリングは、MR3層膜13上にレジスト21を形成
しておき、試料Sを回転させながら、試料S表面に対し
て15°傾斜させたイオンビームを照射する。そうする
と図2に示す如く、レジスト21の影になる部分に3μ
m 程度のテーパ形状が得られる。
【0024】次に図3(a) に示す如く、この状態の試料
Sを回転させながら、試料S表面に対し30°傾斜させ
たイオンビームスパッタリングにて強磁性膜8を成膜す
る。レジスト21の影になるテーパ部分の膜厚は他の部
分より薄くなるので、強磁性膜8の表面高さは略均等と
なる。平坦な試料S表面にレジスト21を形成して、上
述の如き30°傾斜させたイオンビームスパッタリング
を行った場合を図3(b) に示す。この場合もレジスト2
1の影になるテーパ部分の膜厚は他の部分より薄くなる
が、下地が平坦であるので徐々に盛り上がった態様で成
膜が行われる。
Sを回転させながら、試料S表面に対し30°傾斜させ
たイオンビームスパッタリングにて強磁性膜8を成膜す
る。レジスト21の影になるテーパ部分の膜厚は他の部
分より薄くなるので、強磁性膜8の表面高さは略均等と
なる。平坦な試料S表面にレジスト21を形成して、上
述の如き30°傾斜させたイオンビームスパッタリング
を行った場合を図3(b) に示す。この場合もレジスト2
1の影になるテーパ部分の膜厚は他の部分より薄くなる
が、下地が平坦であるので徐々に盛り上がった態様で成
膜が行われる。
【0025】このときMR3層膜13の端部及び強磁性
膜8の端部をテーパ形状とすることにより、2つの膜の
接触面積を増大することができる。ただ単に接触面積を
増大させるのであればMR3層膜13上全体に強磁性膜
8を積層すればよいが、その場合はMR膜7と強磁性膜
8とが交換結合してしまいMR膜7の軟磁気特性が損な
われる。従って本実施例の如く端部のみで接続させる必
要がある。このときのテーパ形状はアライメントのずれ
以上の大きさであればよい。
膜8の端部をテーパ形状とすることにより、2つの膜の
接触面積を増大することができる。ただ単に接触面積を
増大させるのであればMR3層膜13上全体に強磁性膜
8を積層すればよいが、その場合はMR膜7と強磁性膜
8とが交換結合してしまいMR膜7の軟磁気特性が損な
われる。従って本実施例の如く端部のみで接続させる必
要がある。このときのテーパ形状はアライメントのずれ
以上の大きさであればよい。
【0026】またこのとき、例えば図4に示す如くMR
3層膜13が強磁性膜8より厚いと、その上に形成され
る電極9,9に段差が発生する。これは前述したよう
に、電極9,9の上に上部電磁気的絶縁膜10を介して
形成される上部シールド膜11との電気的ショートを招
来するので好ましくない。従ってレジストの形状及びビ
ーム強度を制御してMR3層膜13と強磁性膜8とのテ
ーパ形状及び膜厚を揃えることにより、図5に示す如く
MR3層膜13と強磁性膜8とを平坦化すれば、平坦な
電極9,9を作製することができる。そしてレジスト2
1を除去した後、電極9,9及び上部電磁気的絶縁膜1
0をスパッタ法で、上部シールド膜11をめっき法で、
さらに上部保護膜12をスパッタ法で夫々形成する。
3層膜13が強磁性膜8より厚いと、その上に形成され
る電極9,9に段差が発生する。これは前述したよう
に、電極9,9の上に上部電磁気的絶縁膜10を介して
形成される上部シールド膜11との電気的ショートを招
来するので好ましくない。従ってレジストの形状及びビ
ーム強度を制御してMR3層膜13と強磁性膜8とのテ
ーパ形状及び膜厚を揃えることにより、図5に示す如く
MR3層膜13と強磁性膜8とを平坦化すれば、平坦な
電極9,9を作製することができる。そしてレジスト2
1を除去した後、電極9,9及び上部電磁気的絶縁膜1
0をスパッタ法で、上部シールド膜11をめっき法で、
さらに上部保護膜12をスパッタ法で夫々形成する。
【0027】このようにして得られた磁気抵抗効果型薄
膜磁気ヘッドの再生特性を検討した結果について述べ
る。使用した磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドは、 2.5イ
ンチ,保磁力1800Oe,最低浮上量0.08μm である。但
しインダクティブヘッドを有さないので記録は42ター
ンの別の薄膜磁気ヘッドを使用した。
膜磁気ヘッドの再生特性を検討した結果について述べ
る。使用した磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドは、 2.5イ
ンチ,保磁力1800Oe,最低浮上量0.08μm である。但
しインダクティブヘッドを有さないので記録は42ター
ンの別の薄膜磁気ヘッドを使用した。
【0028】図1に示す如きテーパ形状のMR3層膜1
3及び強磁性膜8を有さない従来の磁気抵抗効果型薄膜
磁気ヘッドは、S/Nの平均が35dBであり、標準偏
差σが29〜41dBの広い範囲に分布していた。一方
テーパ形状を有する本発明に係る磁気抵抗効果型薄膜磁
気ヘッドは、S/Nの平均が43dBと高く、標準偏差
σも40〜45dBの比較的狭い範囲に分布していた。
これはテーパ形状を形成することにより、アライメント
がずれていても切れ目及び重なり過ぎがない接続が可能
になったためであると考えられる。
3及び強磁性膜8を有さない従来の磁気抵抗効果型薄膜
磁気ヘッドは、S/Nの平均が35dBであり、標準偏
差σが29〜41dBの広い範囲に分布していた。一方
テーパ形状を有する本発明に係る磁気抵抗効果型薄膜磁
気ヘッドは、S/Nの平均が43dBと高く、標準偏差
σも40〜45dBの比較的狭い範囲に分布していた。
これはテーパ形状を形成することにより、アライメント
がずれていても切れ目及び重なり過ぎがない接続が可能
になったためであると考えられる。
【0029】また前述した如くレジストの形状及びビー
ム強度を制御することにより、MR3層膜13と強磁性
膜8とを平坦化することができるので、その上に形成さ
れる電極9,9に凹凸が発生することもない。従って電
極9,9上に上部電磁気的絶縁膜10を介して形成され
ている上部シールド膜11と電極9,9との電気的ショ
ートを大幅に低減することができる。
ム強度を制御することにより、MR3層膜13と強磁性
膜8とを平坦化することができるので、その上に形成さ
れる電極9,9に凹凸が発生することもない。従って電
極9,9上に上部電磁気的絶縁膜10を介して形成され
ている上部シールド膜11と電極9,9との電気的ショ
ートを大幅に低減することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明に係る磁気抵抗効果
型薄膜磁気ヘッドは、磁気抵抗効果3層膜と強磁性膜と
の接続部分をアライメントのずれより大きいテーパ形状
となしてあるので、通常のアライメントのずれが生じて
も、磁気抵抗効果3層膜と強磁性膜とが離れることはな
く、また重なり過ぎによる盛り上がりも少ない。従って
充分な縦バイアス磁場が形成され、高いS/Nが得られ
る。また電極の表面も平坦となるので、電極の上に電磁
気的絶縁膜を介して形成されているシールド膜と電極と
の電気的ショートを防止することができる。また磁気抵
抗効果3層膜と強磁性膜との膜厚を略同等とすれば、こ
の部分にほとんど段差が生じない。これによりさらに電
極の表面を平坦とすることができる。
型薄膜磁気ヘッドは、磁気抵抗効果3層膜と強磁性膜と
の接続部分をアライメントのずれより大きいテーパ形状
となしてあるので、通常のアライメントのずれが生じて
も、磁気抵抗効果3層膜と強磁性膜とが離れることはな
く、また重なり過ぎによる盛り上がりも少ない。従って
充分な縦バイアス磁場が形成され、高いS/Nが得られ
る。また電極の表面も平坦となるので、電極の上に電磁
気的絶縁膜を介して形成されているシールド膜と電極と
の電気的ショートを防止することができる。また磁気抵
抗効果3層膜と強磁性膜との膜厚を略同等とすれば、こ
の部分にほとんど段差が生じない。これによりさらに電
極の表面を平坦とすることができる。
【0031】また本発明に係る磁気抵抗効果型薄膜磁気
ヘッドの製造方法は、所定角度傾斜させたイオンビーム
を照射するので、レジストの影になる部分の磁気抵抗効
果3層膜は除去されにくく残り、テーパ形状が得られ
る。さらに所定角度傾斜させたイオンビームのスパッタ
リングにて強磁性膜を成膜するので、レジストの影にな
るテーパ部分の膜厚は他の部分より薄くなり、磁気抵抗
効果3層膜のテーパ形状に適合する逆テーパ形状となっ
て、強磁性膜の表面高さを略均等とすることができる
等、本発明は優れた効果を奏する。
ヘッドの製造方法は、所定角度傾斜させたイオンビーム
を照射するので、レジストの影になる部分の磁気抵抗効
果3層膜は除去されにくく残り、テーパ形状が得られ
る。さらに所定角度傾斜させたイオンビームのスパッタ
リングにて強磁性膜を成膜するので、レジストの影にな
るテーパ部分の膜厚は他の部分より薄くなり、磁気抵抗
効果3層膜のテーパ形状に適合する逆テーパ形状となっ
て、強磁性膜の表面高さを略均等とすることができる
等、本発明は優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを
浮上面側から示す断面構造図である。
浮上面側から示す断面構造図である。
【図2】イオンミリングを行っている状態を示す説明図
である。
である。
【図3】本実施例におけるイオンビームスパッタリング
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図4】MR3層膜が強磁性膜より厚い場合を示す構造
断面図である。
断面図である。
【図5】MR3層膜及び強磁性膜の厚さ同等である場合
を示す構造断面図である。
を示す構造断面図である。
【図6】ソフトバイアス法を使用した場合の磁気抵抗効
果型薄膜磁気ヘッドを示す構造断面図である。
果型薄膜磁気ヘッドを示す構造断面図である。
【図7】ソフトバイアス法を使用した場合の磁気抵抗効
果型薄膜磁気ヘッドを示す構造断面図である。
果型薄膜磁気ヘッドを示す構造断面図である。
【図8】磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドの動作原理を説
明するための図である。
明するための図である。
【図9】MR3層膜と強磁性膜との接続部分を示す図で
ある。
ある。
【図10】アライメントのずれを説明するための図であ
る。
る。
1 Al2 O3 −TiC基板 2 下部保護膜 3 下部シールド膜 4 下部電磁気的絶縁膜 5 ソフトバイアス膜 6 非磁性分離膜 7 MR膜 8 強磁性膜 9 電極 10 上部電磁気的絶縁膜 11 上部シールド膜 12 上部保護膜 13 MR3層膜
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に、磁気抵抗効果膜,該磁気抵抗
効果膜にバイアス磁場を印加するためのソフトバイアス
膜,及び前記磁気抵抗効果膜,ソフトバイアス膜間を磁
気的に遮断するための非磁性分離膜を有する磁気抵抗効
果3層膜と、前記磁気抵抗効果膜に接続された電極と、
前記磁気抵抗効果膜の両端に接続されており、磁気抵抗
効果膜に縦バイアス磁場を印加するための強磁性膜とを
備える磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドにおいて、前記磁
気抵抗効果膜の両端がテーパ形状をなしており、その両
端に接続される強磁性膜の端部が逆テーパ形状となして
あることを特徴とする磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項2】 前記強磁性膜の膜厚は、前記磁気抵抗効
果3層膜の合計膜厚と略等しいことを特徴とする請求項
1記載の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項3】 基板上に、磁気抵抗効果膜,該磁気抵抗
効果膜にバイアス磁場を印加するためのソフトバイアス
膜,及び前記磁気抵抗効果膜,ソフトバイアス膜間を磁
気的に遮断するための非磁性分離膜を有する磁気抵抗効
果3層膜と、前記磁気抵抗効果膜の両端に接続されてお
り、磁気抵抗効果膜に縦バイアス磁場を印加するための
強磁性膜とを備える磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを製
造する方法において、前記磁気抵抗効果3層膜の上にレ
ジストを形成する工程と、このレジストが形成された前
記磁気抵抗効果3層膜を回転させながら、所定角度傾斜
させたイオンビームを照射する工程と、前記磁気抵抗効
果3層膜を回転させながら、所定角度傾斜させたイオン
ビームのスパッタリングにて強磁性膜を成膜する工程
と、前記レジストを除去する工程とを含むことを特徴と
する磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228501A JPH0896328A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228501A JPH0896328A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0896328A true JPH0896328A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16877444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6228501A Pending JPH0896328A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0896328A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001203406A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-07-27 | Quantum Corp | 薄膜装置およびフォトレジストリフトオフ構造 |
| US6281538B1 (en) * | 2000-03-22 | 2001-08-28 | Motorola, Inc. | Multi-layer tunneling device with a graded stoichiometry insulating layer |
| US6956763B2 (en) | 2003-06-27 | 2005-10-18 | Freescale Semiconductor, Inc. | MRAM element and methods for writing the MRAM element |
| US6967366B2 (en) | 2003-08-25 | 2005-11-22 | Freescale Semiconductor, Inc. | Magnetoresistive random access memory with reduced switching field variation |
| US7129098B2 (en) | 2004-11-24 | 2006-10-31 | Freescale Semiconductor, Inc. | Reduced power magnetoresistive random access memory elements |
| US7184300B2 (en) | 2001-10-16 | 2007-02-27 | Freescale Semiconductor, Inc. | Magneto resistance random access memory element |
| US7465589B2 (en) | 2002-07-17 | 2008-12-16 | Everspin Technologies, Inc. | Multi-state magnetoresistance random access cell with improved memory storage density |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP6228501A patent/JPH0896328A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001203406A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-07-27 | Quantum Corp | 薄膜装置およびフォトレジストリフトオフ構造 |
| US6281538B1 (en) * | 2000-03-22 | 2001-08-28 | Motorola, Inc. | Multi-layer tunneling device with a graded stoichiometry insulating layer |
| US7184300B2 (en) | 2001-10-16 | 2007-02-27 | Freescale Semiconductor, Inc. | Magneto resistance random access memory element |
| US7465589B2 (en) | 2002-07-17 | 2008-12-16 | Everspin Technologies, Inc. | Multi-state magnetoresistance random access cell with improved memory storage density |
| US6956763B2 (en) | 2003-06-27 | 2005-10-18 | Freescale Semiconductor, Inc. | MRAM element and methods for writing the MRAM element |
| US6967366B2 (en) | 2003-08-25 | 2005-11-22 | Freescale Semiconductor, Inc. | Magnetoresistive random access memory with reduced switching field variation |
| US7129098B2 (en) | 2004-11-24 | 2006-10-31 | Freescale Semiconductor, Inc. | Reduced power magnetoresistive random access memory elements |
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