JPH0896839A - リチウムイオン二次電池 - Google Patents
リチウムイオン二次電池Info
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- JPH0896839A JPH0896839A JP6228283A JP22828394A JPH0896839A JP H0896839 A JPH0896839 A JP H0896839A JP 6228283 A JP6228283 A JP 6228283A JP 22828394 A JP22828394 A JP 22828394A JP H0896839 A JPH0896839 A JP H0896839A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 矩形状電極を積層してなる角形のリチウムイ
オン二次電池において、正極リードと負電極との接触に
よる電極間ショートを防止するようにすることを目的と
する。 【構成】 正極活物質4としてリチウムLiと遷移金属
の複合酸化物を有する矩形状の正電極2と、負極活物質
6としてリチウムイオンのドープ、脱ドープが可能な炭
素材料を有する矩形状の負電極3とをセパレータ8を介
して積層した矩形状積層体からなるリチウムイオン二次
電池において、このセパレータ8の正極リード2a側が
積層状態においてこの負電極3よりこの負電極3の厚み
以上はみ出すようにしたものである。
オン二次電池において、正極リードと負電極との接触に
よる電極間ショートを防止するようにすることを目的と
する。 【構成】 正極活物質4としてリチウムLiと遷移金属
の複合酸化物を有する矩形状の正電極2と、負極活物質
6としてリチウムイオンのドープ、脱ドープが可能な炭
素材料を有する矩形状の負電極3とをセパレータ8を介
して積層した矩形状積層体からなるリチウムイオン二次
電池において、このセパレータ8の正極リード2a側が
積層状態においてこの負電極3よりこの負電極3の厚み
以上はみ出すようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばラップトップコン
ピュータ、セルラーホーン、8ミリビデオ、オーディオ
機器等のポータブル電子機器用電源として使用して好適
なリチウムイオン二次電池に関する。
ピュータ、セルラーホーン、8ミリビデオ、オーディオ
機器等のポータブル電子機器用電源として使用して好適
なリチウムイオン二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
ラップトップコンピュータ、セルラーホーン、8ミリビ
デオ、オーディオ機器等のポータブル電子機器の発展は
めざましく、電子技術の進歩により、これらポータブル
電子機器は、小型、軽量、薄型化が進んでいる。機器の
小型、軽量、薄型化に伴い、電源として用いられる電池
に対しても、小型、軽量、薄型化さらには高エネルギー
密度化が要求される。これまで、鉛電池、ニッケル・カ
ドミウム電池等の水溶液系二次電池が使用されてきた
が、軽量化、高エネルギー化の要求に対して十分とはい
えない。
ラップトップコンピュータ、セルラーホーン、8ミリビ
デオ、オーディオ機器等のポータブル電子機器の発展は
めざましく、電子技術の進歩により、これらポータブル
電子機器は、小型、軽量、薄型化が進んでいる。機器の
小型、軽量、薄型化に伴い、電源として用いられる電池
に対しても、小型、軽量、薄型化さらには高エネルギー
密度化が要求される。これまで、鉛電池、ニッケル・カ
ドミウム電池等の水溶液系二次電池が使用されてきた
が、軽量化、高エネルギー化の要求に対して十分とはい
えない。
【0003】最近、高エネルギー密度を有し、しかも、
クリーンな電池としてリチウム二次電池に対し、大きな
関心と期待が持たれている。
クリーンな電池としてリチウム二次電池に対し、大きな
関心と期待が持たれている。
【0004】リチウム金属あるいはリチウム合金を負電
極に用いた有機電解液二次電池の開発が行われている
が、この電池系は、充放電反応が金属リチウムの析出、
溶解反応を伴い、溶解析出過程において負電極へのLi
デントライトを形成し、安全に対する信頼性、サイクル
特性に問題を有し、実用化に至っていない。
極に用いた有機電解液二次電池の開発が行われている
が、この電池系は、充放電反応が金属リチウムの析出、
溶解反応を伴い、溶解析出過程において負電極へのLi
デントライトを形成し、安全に対する信頼性、サイクル
特性に問題を有し、実用化に至っていない。
【0005】一方、リチウムのドープ、脱ドープが可能
な炭素材料を負電極とし、リチウムコバルト酸化物、リ
チウムニッケル酸化物のリチウム複合酸化物を正電極と
したリチウムイオン二次電池の開発研究が、近年、活発
に行われている。このリチウムイオン二次電池は、正及
び負電極の容量設計を最適化することによりリチウム金
属を用いた電池系で見られるLiデントライトの形成は
なく、サイクル特性、安全性に優れ、さらに、低温特
性、負荷特性あるいは急速充電特性にも優れており、大
いに期待が持たれていると共に、ラップトップコンピュ
ータ、セルラーホーン、8ミリビデオ、オーディオ機器
等のポータブル電子機器用電源として実用化に至ってい
る。
な炭素材料を負電極とし、リチウムコバルト酸化物、リ
チウムニッケル酸化物のリチウム複合酸化物を正電極と
したリチウムイオン二次電池の開発研究が、近年、活発
に行われている。このリチウムイオン二次電池は、正及
び負電極の容量設計を最適化することによりリチウム金
属を用いた電池系で見られるLiデントライトの形成は
なく、サイクル特性、安全性に優れ、さらに、低温特
性、負荷特性あるいは急速充電特性にも優れており、大
いに期待が持たれていると共に、ラップトップコンピュ
ータ、セルラーホーン、8ミリビデオ、オーディオ機器
等のポータブル電子機器用電源として実用化に至ってい
る。
【0006】リチウムイオン二次電池の電池形態として
は、スパイラル状に巻いた電極を筒形状ケースに挿入し
た筒形電池と折り畳んだ電極あるいは、矩形状積層電極
を角形ケースに挿入した角形二次電池がある。後者の角
形二次電池は、近年の機器薄型化に伴い、要求が高まっ
ている。
は、スパイラル状に巻いた電極を筒形状ケースに挿入し
た筒形電池と折り畳んだ電極あるいは、矩形状積層電極
を角形ケースに挿入した角形二次電池がある。後者の角
形二次電池は、近年の機器薄型化に伴い、要求が高まっ
ている。
【0007】有機電解液は、水溶液系電解液に比べ液抵
抗が高く、液抵抗低減のため電極間距離を小さくする必
要があり、20〜50μm程度の薄いセパレータが使用
される。然るに、電極間距離が小さいため正電極、負電
極間の接触によるショートが起きやすい。リチウムイオ
ン二次電池では、負電極でのリチウム析出防止のため負
電極と相対する正電極は、負電極に比べて小さく設計さ
れる。このため、セパレータ寸法が負電極と同じであれ
ば、電極反応面同士あるいは、負極リードと正電極との
間では、接触によるショートは生じない。しかし、矩形
状の電極においては、正極リードがセパレータより飛び
出した構造を取るため、正極リードと負電極とのショー
トが起きやすい。
抗が高く、液抵抗低減のため電極間距離を小さくする必
要があり、20〜50μm程度の薄いセパレータが使用
される。然るに、電極間距離が小さいため正電極、負電
極間の接触によるショートが起きやすい。リチウムイオ
ン二次電池では、負電極でのリチウム析出防止のため負
電極と相対する正電極は、負電極に比べて小さく設計さ
れる。このため、セパレータ寸法が負電極と同じであれ
ば、電極反応面同士あるいは、負極リードと正電極との
間では、接触によるショートは生じない。しかし、矩形
状の電極においては、正極リードがセパレータより飛び
出した構造を取るため、正極リードと負電極とのショー
トが起きやすい。
【0008】従って、矩形状電極を積層してなる角形リ
チウムイオン二次電池においては、正極リードと負電極
との接触による電極間ショートを防止する必要がある。
チウムイオン二次電池においては、正極リードと負電極
との接触による電極間ショートを防止する必要がある。
【0009】本発明は斯る点に鑑み矩形状電極を積層し
てなる角形のリチウムイオン二次電池において、正極リ
ードと負電極との接触による電極間ショートを防止する
ようにすることを目的とする。
てなる角形のリチウムイオン二次電池において、正極リ
ードと負電極との接触による電極間ショートを防止する
ようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明リチウムイオン二
次電池は例えば図1に示す如く正極活物質4としてリチ
ウムLiと遷移金属の複合酸化物を有する矩形状の正電
極2と、負極活物質6としてリチウムイオンのドープ、
脱ドープが可能な炭素材料を有する矩形状の負電極3と
をセパレータ8を介して積層した矩形状積層体からなる
リチウムイオン二次電池において、このセパレータ8の
正極リード2a側が積層状態においてこの負電極3より
この負電極3の厚み以上はみ出すようにしたものであ
る。
次電池は例えば図1に示す如く正極活物質4としてリチ
ウムLiと遷移金属の複合酸化物を有する矩形状の正電
極2と、負極活物質6としてリチウムイオンのドープ、
脱ドープが可能な炭素材料を有する矩形状の負電極3と
をセパレータ8を介して積層した矩形状積層体からなる
リチウムイオン二次電池において、このセパレータ8の
正極リード2a側が積層状態においてこの負電極3より
この負電極3の厚み以上はみ出すようにしたものであ
る。
【0011】
【作用】本発明によればセパレータ8の正極リード2a
側が積層状態において、負電極3より負電極3の厚み以
上はみ出すようにしたので、この負電極3よりはみ出し
たセパレータ8が負電極3の端面を覆うことにより正極
リード2aとこの負電極3の端面との接触が防止でき、
電極間ショートを防止できる。
側が積層状態において、負電極3より負電極3の厚み以
上はみ出すようにしたので、この負電極3よりはみ出し
たセパレータ8が負電極3の端面を覆うことにより正極
リード2aとこの負電極3の端面との接触が防止でき、
電極間ショートを防止できる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明リチウムイオン二
次電池の実施例につき説明しよう。図1において、10
は例えば厚さ300μmのステンレススチール板より成
る例えば厚さ8.3mm、幅34mm、高さ48mmの
密閉型の偏平角形電池容器を示し、この偏平角形電池容
器10内に所定枚数の正電極2及び負電極3をセパレー
タ8を介して交互に積層した積層体を収納する如くす
る。
次電池の実施例につき説明しよう。図1において、10
は例えば厚さ300μmのステンレススチール板より成
る例えば厚さ8.3mm、幅34mm、高さ48mmの
密閉型の偏平角形電池容器を示し、この偏平角形電池容
器10内に所定枚数の正電極2及び負電極3をセパレー
タ8を介して交互に積層した積層体を収納する如くす
る。
【0013】この負電極3としては図1、図2に示す如
くこの偏平角形電池容器10の内部形状に対応した所定
大きさの矩形状の厚さが略10μmの銅Cu箔(又はニ
ッケルNi箔)より成る集電体7の両面にリチウムLi
をドープ、脱ドープ可能な炭素材料を負極活物質6とし
て被着する。
くこの偏平角形電池容器10の内部形状に対応した所定
大きさの矩形状の厚さが略10μmの銅Cu箔(又はニ
ッケルNi箔)より成る集電体7の両面にリチウムLi
をドープ、脱ドープ可能な炭素材料を負極活物質6とし
て被着する。
【0014】この負極活物質6としての炭素材料はリチ
ウムLiをドープ、脱ドープできるものであればよく、
熱分解炭素類、コークス類(ピッチコークス、ニードル
コークス、石油コークス等)、天然黒鉛類、人造黒鉛
類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物焼結体、炭素繊
維、活性炭等が使用できる。好ましくは、(002)面
の面間隔が3.70Å以上、真密度1.70g/cc未
満で、活空気気流中における示差熱分析で700℃以上
に発熱ピークを持たない炭素材料が用いられる。
ウムLiをドープ、脱ドープできるものであればよく、
熱分解炭素類、コークス類(ピッチコークス、ニードル
コークス、石油コークス等)、天然黒鉛類、人造黒鉛
類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物焼結体、炭素繊
維、活性炭等が使用できる。好ましくは、(002)面
の面間隔が3.70Å以上、真密度1.70g/cc未
満で、活空気気流中における示差熱分析で700℃以上
に発熱ピークを持たない炭素材料が用いられる。
【0015】この負電極3の具体例としては、出発原料
として石油ピッチを用い、これを酸素を含む官能基を1
0〜20%導入(酸素架橋)した後、不活性ガス気流中
1000℃で焼成して得た、難黒鉛炭素材料を負極活物
質に使用する。この難黒鉛炭素材料の粉末90重量部と
結着材であるポリフッ化ビニリデン10重量部とを混合
し、この混合物をN−メチル−2−ピロリドンに分散さ
せてスラリー状にしたものを負極活物質6として、厚さ
略10μmのCu箔より成る集電体7の両面に塗布、乾
燥、プレスし、所定形状に切断し、この負電極3を得
た。
として石油ピッチを用い、これを酸素を含む官能基を1
0〜20%導入(酸素架橋)した後、不活性ガス気流中
1000℃で焼成して得た、難黒鉛炭素材料を負極活物
質に使用する。この難黒鉛炭素材料の粉末90重量部と
結着材であるポリフッ化ビニリデン10重量部とを混合
し、この混合物をN−メチル−2−ピロリドンに分散さ
せてスラリー状にしたものを負極活物質6として、厚さ
略10μmのCu箔より成る集電体7の両面に塗布、乾
燥、プレスし、所定形状に切断し、この負電極3を得
た。
【0016】また正電極2としては図1、図2に示す如
く負電極3より幅及び高さが夫々やや小形の矩形状の厚
さが略20μmのアルミAl箔より成る集電体5の両面
にリチウムLiと遷移金属との複合酸化物例えばリチウ
ム、コバルト、ニッケルの炭酸塩を出発原料とし、これ
ら炭酸塩を、組成に応じて混合し酸素存在雰囲気下60
0〜1000℃の温度範囲で焼成して得られたものを正
極活物質4として被着する。この場合出発原料は炭酸塩
に限定されず、酸化物、水酸化物であっても良い。
く負電極3より幅及び高さが夫々やや小形の矩形状の厚
さが略20μmのアルミAl箔より成る集電体5の両面
にリチウムLiと遷移金属との複合酸化物例えばリチウ
ム、コバルト、ニッケルの炭酸塩を出発原料とし、これ
ら炭酸塩を、組成に応じて混合し酸素存在雰囲気下60
0〜1000℃の温度範囲で焼成して得られたものを正
極活物質4として被着する。この場合出発原料は炭酸塩
に限定されず、酸化物、水酸化物であっても良い。
【0017】この正電極2の具体例としては、炭酸コバ
ルトと炭酸リチウムとをLi:Coが1:1となるよう
に混合し、空気中で900℃、5時間焼成して作製した
LiCoO2 を91重量部と導電剤としてグラファイト
6重量部及び結着材としてポリフッ化ビニデン3重量部
とを混合し、この混合物をN−メチル−2−ピロリトン
に分散させてスラリー状にしたものを、厚さ略20μm
のAl箔より成る集電体5の両面に塗布、乾燥、プレス
し、所定形状に切断し、この正電極2を得た。
ルトと炭酸リチウムとをLi:Coが1:1となるよう
に混合し、空気中で900℃、5時間焼成して作製した
LiCoO2 を91重量部と導電剤としてグラファイト
6重量部及び結着材としてポリフッ化ビニデン3重量部
とを混合し、この混合物をN−メチル−2−ピロリトン
に分散させてスラリー状にしたものを、厚さ略20μm
のAl箔より成る集電体5の両面に塗布、乾燥、プレス
し、所定形状に切断し、この正電極2を得た。
【0018】本例においては図2に示す如く、この正電
極2の両面に上述負電極3の幅と同じ幅Wを有し、厚み
が例えば25μmの微孔性ポリエチレンフィルムからな
るセパレータ8を夫々配し、この正電極2を挾んだ2枚
のセパレータ8の各辺の一部を図3に示す如く、熱融着
し、この正電極2をセパレータ8に封袋する。図3にお
いて、8aは熱融着部を示す。
極2の両面に上述負電極3の幅と同じ幅Wを有し、厚み
が例えば25μmの微孔性ポリエチレンフィルムからな
るセパレータ8を夫々配し、この正電極2を挾んだ2枚
のセパレータ8の各辺の一部を図3に示す如く、熱融着
し、この正電極2をセパレータ8に封袋する。図3にお
いて、8aは熱融着部を示す。
【0019】この図3において、2aは正極リードを示
し、この正極リード2aは集電体5であるAl箔の一部
を延長したもので、この正極リード2aには正極活物質
4は塗布しないものとする。
し、この正極リード2aは集電体5であるAl箔の一部
を延長したもので、この正極リード2aには正極活物質
4は塗布しないものとする。
【0020】その後、負電極3とセパレータ8により封
袋した正電極2とを図4に示す如く交互に積み重ねてゆ
き、電極の積層体を得る。この積層体の正電極2、負電
極3及びセパレータ8の積層位置関係は図4に示す如く
負電極3、セパレータ8、正電極2、セパレータ8、負
電極3‥‥‥セパレータ8、負電極3の順となる如くす
る。
袋した正電極2とを図4に示す如く交互に積み重ねてゆ
き、電極の積層体を得る。この積層体の正電極2、負電
極3及びセパレータ8の積層位置関係は図4に示す如く
負電極3、セパレータ8、正電極2、セパレータ8、負
電極3‥‥‥セパレータ8、負電極3の順となる如くす
る。
【0021】本例においては、この積層体の正極リード
2a側の負電極3とセパレータ8との関係を、セパレー
タ8が負電極3の端面よりはみ出す如くする。このセパ
レータ8のこの負電極3の端面よりのはみ出し長さは負
電極3の厚さ以上とする。
2a側の負電極3とセパレータ8との関係を、セパレー
タ8が負電極3の端面よりはみ出す如くする。このセパ
レータ8のこの負電極3の端面よりのはみ出し長さは負
電極3の厚さ以上とする。
【0022】このように負電極3及びセパレータ8で封
袋した正電極2を積層した積層体を図1に示す如く、2
枚のステンレススチール板11,11で挟み、その上よ
り接着テープ12を巻き付けて固定する。
袋した正電極2を積層した積層体を図1に示す如く、2
枚のステンレススチール板11,11で挟み、その上よ
り接着テープ12を巻き付けて固定する。
【0023】またこの積層体の各正電極2の正極リード
2aを束ね、この束ねた正極リード2aにサブリード1
3の一端を溶接して取り付ける。一方各負電極3より正
電極2と同様に延長して設けた負極リード3aを束ね、
この束ねた負極リード3aをステンレススチール板1
1,11の一方に溶接する。
2aを束ね、この束ねた正極リード2aにサブリード1
3の一端を溶接して取り付ける。一方各負電極3より正
電極2と同様に延長して設けた負極リード3aを束ね、
この束ねた負極リード3aをステンレススチール板1
1,11の一方に溶接する。
【0024】また偏平角形電池容器10の下面に図1に
示す如く絶縁シート14を敷き、その後、この偏平角形
電池容器10にこの積層体をバネ板15とともに挿入す
る。その後この積層体の両側にある2枚のステンレスス
チール板11,11を夫々この偏平角形電池容器10に
溶接する。
示す如く絶縁シート14を敷き、その後、この偏平角形
電池容器10にこの積層体をバネ板15とともに挿入す
る。その後この積層体の両側にある2枚のステンレスス
チール板11,11を夫々この偏平角形電池容器10に
溶接する。
【0025】またサブリード13の他端を、予めガスケ
ット17を介して容器蓋10aに取り付けられた正極端
子16に溶接して接続し、この容器蓋10aを偏平角形
電池容器10に装着し、この容器蓋10aの周囲をレー
ザー溶接し、電解液注入前のリチウムイオン二次電池を
作製した。
ット17を介して容器蓋10aに取り付けられた正極端
子16に溶接して接続し、この容器蓋10aを偏平角形
電池容器10に装着し、この容器蓋10aの周囲をレー
ザー溶接し、電解液注入前のリチウムイオン二次電池を
作製した。
【0026】その後、この密閉型の偏平角形電池容器1
0内に電解液9を注入する。この電解液9はリチウム塩
を電解質としてこれを有機溶媒に溶解させた電解液が用
いられる。ここで有機溶媒は特に限定されないが、プロ
ピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチル
カーボネート、ジメチルカーボネート、ジプロピルカー
ボネート、テトラヒドロフラン、γ−ブチロラクトン、
メチルエチルカーボネート等の単独もしくは2種類以上
の混合溶媒が使用可能である。電解質としては、LiP
F6 、LiBF4 、LiClO4 、LiAsF6 等が使
用可能である。
0内に電解液9を注入する。この電解液9はリチウム塩
を電解質としてこれを有機溶媒に溶解させた電解液が用
いられる。ここで有機溶媒は特に限定されないが、プロ
ピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチル
カーボネート、ジメチルカーボネート、ジプロピルカー
ボネート、テトラヒドロフラン、γ−ブチロラクトン、
メチルエチルカーボネート等の単独もしくは2種類以上
の混合溶媒が使用可能である。電解質としては、LiP
F6 、LiBF4 、LiClO4 、LiAsF6 等が使
用可能である。
【0027】斯る本例によればセパレータ8の正極リー
ド2a側が積層状態において、負電極3よりこの負電極
3の厚み以上にはみ出すようにしたので、この負電極3
よりはみ出したセパレータ8が負電極3の端面を覆うこ
とにより正極リード2aと負電極3の端面との接触が防
止でき電極間ショートを防止できる利益かある。
ド2a側が積層状態において、負電極3よりこの負電極
3の厚み以上にはみ出すようにしたので、この負電極3
よりはみ出したセパレータ8が負電極3の端面を覆うこ
とにより正極リード2aと負電極3の端面との接触が防
止でき電極間ショートを防止できる利益かある。
【0028】因みに、比較例1として上述実施例の積層
体の正極リード2a側のセパレータ8の端面と負電極3
とが揃うようにした以外は上述実施例と同じ方法で電解
液注入前のリチウムイオン二次電池を作製した。
体の正極リード2a側のセパレータ8の端面と負電極3
とが揃うようにした以外は上述実施例と同じ方法で電解
液注入前のリチウムイオン二次電池を作製した。
【0029】また比較例2として、上述実施例の積層体
の正極リード2a側のセパレータ8の負電極3の端面か
らのはみ出し長さが負電極3の厚みの90%である以外
は上述実施例と同じ方法で電解液注入前のリチウムイオ
ン二次電池を作製した。
の正極リード2a側のセパレータ8の負電極3の端面か
らのはみ出し長さが負電極3の厚みの90%である以外
は上述実施例と同じ方法で電解液注入前のリチウムイオ
ン二次電池を作製した。
【0030】また比較例3として、上述実施例の積層体
の正極リード2a側のセパレータ8の負電極3の端面か
らのはみ出し長さが負電極3の厚みの50%である以外
は上述実施例と同じ方法で電解液注入前のリチウムイオ
ン二次電池を作製した。
の正極リード2a側のセパレータ8の負電極3の端面か
らのはみ出し長さが負電極3の厚みの50%である以外
は上述実施例と同じ方法で電解液注入前のリチウムイオ
ン二次電池を作製した。
【0031】この比較例1,2,3及び上述実施例の電
解液注入前の電池を夫々100個作製し、以下の調査を
した。電池作製後、正極端子16と負極(電池容器1
0)との間の抵抗測定を行った。この電池が正常であれ
ば正極端子16と負極との間の抵抗値は無限大を示す。
しかし、正極端子16と負極との間で接触(内部ショー
ト)があると無限大の抵抗値を示さない。この無限大の
抵抗値を示す電池を良品とし、良品の数を調査した。
解液注入前の電池を夫々100個作製し、以下の調査を
した。電池作製後、正極端子16と負極(電池容器1
0)との間の抵抗測定を行った。この電池が正常であれ
ば正極端子16と負極との間の抵抗値は無限大を示す。
しかし、正極端子16と負極との間で接触(内部ショー
ト)があると無限大の抵抗値を示さない。この無限大の
抵抗値を示す電池を良品とし、良品の数を調査した。
【0032】更に1.5mの高さよりPタイル上に落下
させ、落下後の正極端子16及び負極間の抵抗測定し、
良品の数を調査した。調査の結果は表1の通りであっ
た。
させ、落下後の正極端子16及び負極間の抵抗測定し、
良品の数を調査した。調査の結果は表1の通りであっ
た。
【0033】
【表1】
【0034】表1より正極リード2a側のセパレータ8
が負電極3端面よりはみ出すようにすることにより、電
池作製後の内部ショート及び落下等の衝撃に対する信頼
性が著しく向上することが明らかである。特に、セパレ
ータ8のはみ出し長さを負電極3厚さより大きくするこ
とにより、落下時の内部ショートに対する信頼性が著し
く向上しており、セパレータ8の負電極3端面からのは
み出し長さは、負電極3の厚み以上であることが好まし
い。
が負電極3端面よりはみ出すようにすることにより、電
池作製後の内部ショート及び落下等の衝撃に対する信頼
性が著しく向上することが明らかである。特に、セパレ
ータ8のはみ出し長さを負電極3厚さより大きくするこ
とにより、落下時の内部ショートに対する信頼性が著し
く向上しており、セパレータ8の負電極3端面からのは
み出し長さは、負電極3の厚み以上であることが好まし
い。
【0035】抵抗測定の結果ショートと認められた電池
は、正極リード2aと負電極3端面の接触によるもので
あり、セパレータ8の負電極3端面からのはみ出しによ
り内部ショートが減少する原因は、負電極3からはみ出
したセパレータ8が負電極3端面を覆うことにより正極
リード2aと負電極3端面の接触が防止出来ることに起
因する。セパレータ8のはみ出しが、負電極3厚さ以上
あれば、負電極3端面がセパレータ8で完全に覆われる
ことになり、正極リード2aと負電極3端面との接触に
よる内部ショートが完全に回避される。
は、正極リード2aと負電極3端面の接触によるもので
あり、セパレータ8の負電極3端面からのはみ出しによ
り内部ショートが減少する原因は、負電極3からはみ出
したセパレータ8が負電極3端面を覆うことにより正極
リード2aと負電極3端面の接触が防止出来ることに起
因する。セパレータ8のはみ出しが、負電極3厚さ以上
あれば、負電極3端面がセパレータ8で完全に覆われる
ことになり、正極リード2aと負電極3端面との接触に
よる内部ショートが完全に回避される。
【0036】以上のように本例の如く、矩形状の正及び
負電極を積層してなるリチウムイオン二次電池におい
て、正極リード2a側のセパレータ8の負電極3端面か
らのはみ出しを負電極3の厚さ以上にすることにより、
落下等の対衝撃に優れ、さらには生産性の高い電極積層
タイプのリチウムイオン二次電池を得ることができる。
負電極を積層してなるリチウムイオン二次電池におい
て、正極リード2a側のセパレータ8の負電極3端面か
らのはみ出しを負電極3の厚さ以上にすることにより、
落下等の対衝撃に優れ、さらには生産性の高い電極積層
タイプのリチウムイオン二次電池を得ることができる。
【0037】尚本発明は上述実施例に限ることなく本発
明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り
得ることは勿論である。
明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り
得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】本発明によればセパレータ8の正極リー
ド2a側が積層状態において、負電極3より、この負電
極3の厚み以上にはみ出したセパレータ8が負電極3の
端面を覆うことにより正極リード2aと負電極3の端面
との接触が防止でき電極間ショートを防止できる利益が
ある。
ド2a側が積層状態において、負電極3より、この負電
極3の厚み以上にはみ出したセパレータ8が負電極3の
端面を覆うことにより正極リード2aと負電極3の端面
との接触が防止でき電極間ショートを防止できる利益が
ある。
【図1】本発明リチウムイオン二次電池の一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】リチウムイオン二次電池の説明に供する線図で
ある。
ある。
【図3】図1の説明に供する線図である。
【図4】図1の説明に供する線図である。
2 正電極 2a 正極リード 3 負電極 3a 負極リード 4 正極活物質 6 負極活物質 8 セパレータ 10 偏平角形電池容器 13 サブリード 16 正極端子
フロントページの続き (72)発明者 高橋 秀哉 福島県郡山市日和田町高倉字下杉1−1 株式会社ソニー・エナジー・テック郡山工 場内 (72)発明者 渡辺 綾樹 福島県郡山市日和田町高倉字下杉1−1 株式会社ソニー・エナジー・テック郡山工 場内
Claims (1)
- 【請求項1】 正極活物質としてリチウムLiと遷移金
属の複合酸化物を有する矩形状の正電極と、負極活物質
としてリチウムイオンのドープ、脱ドープが可能な炭素
材料を有する矩形状の負電極とをセパレータを介して積
層した矩形状積層体からなるリチウムイオン二次電池に
おいて、上記セパレータの正極リード側が積層状態にお
いて上記負電極より上記負電極の厚み以上はみ出すよう
にしたことを特徴とするリチウムイオン二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228283A JPH0896839A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | リチウムイオン二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228283A JPH0896839A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | リチウムイオン二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0896839A true JPH0896839A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16874054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6228283A Pending JPH0896839A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | リチウムイオン二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0896839A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100563032B1 (ko) * | 1999-04-16 | 2006-03-22 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이온 폴리머전지 |
| JP2009176449A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Hitachi Vehicle Energy Ltd | リチウム二次電池 |
| EP1977464A4 (en) * | 2006-01-04 | 2012-10-10 | Lg Chemical Ltd | BATTERY ASSEMBLY AND SECONDARY BATTERY USED WITH SEALANT WITH SEALED UPPER PART |
| US9979044B2 (en) | 2012-02-27 | 2018-05-22 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Power storage apparatus and vehicle with power storage apparatus mounted thereon |
| WO2025142958A1 (ja) * | 2023-12-28 | 2025-07-03 | マクセル株式会社 | 電気化学素子の組立方法及び組立装置 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP6228283A patent/JPH0896839A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100563032B1 (ko) * | 1999-04-16 | 2006-03-22 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이온 폴리머전지 |
| EP1977464A4 (en) * | 2006-01-04 | 2012-10-10 | Lg Chemical Ltd | BATTERY ASSEMBLY AND SECONDARY BATTERY USED WITH SEALANT WITH SEALED UPPER PART |
| JP2009176449A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Hitachi Vehicle Energy Ltd | リチウム二次電池 |
| US9979044B2 (en) | 2012-02-27 | 2018-05-22 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Power storage apparatus and vehicle with power storage apparatus mounted thereon |
| WO2025142958A1 (ja) * | 2023-12-28 | 2025-07-03 | マクセル株式会社 | 電気化学素子の組立方法及び組立装置 |
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