JPH089688B2 - 芳香族系樹脂組成物 - Google Patents
芳香族系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH089688B2 JPH089688B2 JP63204603A JP20460388A JPH089688B2 JP H089688 B2 JPH089688 B2 JP H089688B2 JP 63204603 A JP63204603 A JP 63204603A JP 20460388 A JP20460388 A JP 20460388A JP H089688 B2 JPH089688 B2 JP H089688B2
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- Japan
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- parts
- weight
- elastomer
- aromatic resin
- sulfur
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は含硫芳香族系樹脂の改質に関する。
含硫芳香族系樹脂は耐熱性,低収縮性などの利点があ
るが、耐衝撃性が弱い欠点がある。
るが、耐衝撃性が弱い欠点がある。
本発明の目的は、上記の欠点を改良した樹脂組成物を
得ることにある。
得ることにある。
[従来の技術および課題] 従来、これらの欠点を解消すために種々の改良方法が
提案されている。例えば、特開昭54−47752号公報には
ポリアリーレンサルファイドにポリエチレンを添加する
方法が開示されている。しかし、これらは分散性が悪
く、満足すべき結果を得ていない。
提案されている。例えば、特開昭54−47752号公報には
ポリアリーレンサルファイドにポリエチレンを添加する
方法が開示されている。しかし、これらは分散性が悪
く、満足すべき結果を得ていない。
本発明の目的は加硫促進剤で変性されたエラストマー
を添加することで分散性,含硫芳香族系樹脂とエラスト
マーとの結合を改良することで耐衝撃性の向上した樹脂
組成物を提供することにある。
を添加することで分散性,含硫芳香族系樹脂とエラスト
マーとの結合を改良することで耐衝撃性の向上した樹脂
組成物を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、下記の(1),(2),(3)からなる樹
脂組成物、 (1)含硫芳香族系樹脂60〜98重量部 (2)エラストマー40〜2重量部 (3)エラストマー100重量部に対して加硫促進剤0.01
〜5重量部 によって耐衝撃性の改良された組成物が得られることを
知見した。
脂組成物、 (1)含硫芳香族系樹脂60〜98重量部 (2)エラストマー40〜2重量部 (3)エラストマー100重量部に対して加硫促進剤0.01
〜5重量部 によって耐衝撃性の改良された組成物が得られることを
知見した。
本発明における含硫芳香族系樹脂とは、少なくとも芳
香族基と硫黄原子とを含む樹脂である。一般的にはポリ
サルホン,ポリフェニレンサルファイド,ポリエーテル
サルホンなどである。
香族基と硫黄原子とを含む樹脂である。一般的にはポリ
サルホン,ポリフェニレンサルファイド,ポリエーテル
サルホンなどである。
本発明におけるエラストマーとは、含硫芳香族系樹脂
よりも常温における引張弾性率の低い樹脂である。
よりも常温における引張弾性率の低い樹脂である。
具体的には、オレフィン系ではポリエチレン,ポリプ
ロピレン,これらの共重合体、すなわち、エチレン/プ
ロピレン、エチレン/プロピレン/αオレフィン、エチ
レン/プロピレン/ジエン、エチレン系アイオノマー、
エチレン/酢ビ、スチレン/ブタジエン、スチレン/ブ
タジエン水添物、ブタジエンアクリロニトリルなどであ
る。
ロピレン,これらの共重合体、すなわち、エチレン/プ
ロピレン、エチレン/プロピレン/αオレフィン、エチ
レン/プロピレン/ジエン、エチレン系アイオノマー、
エチレン/酢ビ、スチレン/ブタジエン、スチレン/ブ
タジエン水添物、ブタジエンアクリロニトリルなどであ
る。
また、ポリアミド系ではナイロン6,ナイロン66、これ
らの共重合体、ポリアミドエステル、ポリアミドエーテ
ルなどである。
らの共重合体、ポリアミドエステル、ポリアミドエーテ
ルなどである。
また、ポリエステル系ではポリエステルエーテルなど
がある。
がある。
これらのうち、含硫芳香族系のポリマーは成形温度が
高いので、エラストマーも耐熱性の良いものが好まし
い。例えば、エチレン/プロピレン/ジエン系、スチレ
ン/ブタジエン水添物、ポリアミド系などである。これ
らのエラストマーはパーオキサイド,不飽和酸,有機シ
ラン化合物などで変性されているものも使用できる。こ
れらの内、パーオキサイド処理されたものが好ましい。
高いので、エラストマーも耐熱性の良いものが好まし
い。例えば、エチレン/プロピレン/ジエン系、スチレ
ン/ブタジエン水添物、ポリアミド系などである。これ
らのエラストマーはパーオキサイド,不飽和酸,有機シ
ラン化合物などで変性されているものも使用できる。こ
れらの内、パーオキサイド処理されたものが好ましい。
また、これらのエラストマーは2種以上併用すること
もできる。
もできる。
エラストマーの配合割合は、含硫芳香族系樹脂60〜98
重量部に対して40〜2重量部、好ましくは5〜30重量部
である。配合量がこれより多くなるとマトリック相が逆
転し組成物は軟質化する。また、これより少なくなると
耐衝撃性の改良につながらない。
重量部に対して40〜2重量部、好ましくは5〜30重量部
である。配合量がこれより多くなるとマトリック相が逆
転し組成物は軟質化する。また、これより少なくなると
耐衝撃性の改良につながらない。
本発明における加硫促進剤は公知のものが使用され
る。これらの添加量は、エラストマー100重量部に対し
て0.01〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部である。
これより少ないと効果がなく、多くなるとゲルを生じた
りする。
る。これらの添加量は、エラストマー100重量部に対し
て0.01〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部である。
これより少ないと効果がなく、多くなるとゲルを生じた
りする。
加硫促進剤の具体例としては、チオウレア系,グアニ
ジン系,チアゾール系,チウラム系などがある。例え
ば、テトラメチルチウラムジサルファイド,テトラブチ
ルチウラムサルファイド,ジエチルジチオカルバミン酸
亜塩,ジベンジルジチオカルバミン酸亜塩,2−メルカプ
トメチルベンツイミダゾールの亜鉛塩など、およびこれ
らの混合物である。これらは着色,臭気、エラストマー
の溶融粘度への影響なども考慮して用途向けに選択され
る。
ジン系,チアゾール系,チウラム系などがある。例え
ば、テトラメチルチウラムジサルファイド,テトラブチ
ルチウラムサルファイド,ジエチルジチオカルバミン酸
亜塩,ジベンジルジチオカルバミン酸亜塩,2−メルカプ
トメチルベンツイミダゾールの亜鉛塩など、およびこれ
らの混合物である。これらは着色,臭気、エラストマー
の溶融粘度への影響なども考慮して用途向けに選択され
る。
本発明の組成物を得るには、含硫芳香族系樹脂,エラ
ストマーおよび加硫促進剤をドライブレンドし溶融混練
する。また、エラストマーと加硫促進剤とを溶融混練し
たものを含硫芳香族系樹脂と溶融混練する方法などがあ
る。
ストマーおよび加硫促進剤をドライブレンドし溶融混練
する。また、エラストマーと加硫促進剤とを溶融混練し
たものを含硫芳香族系樹脂と溶融混練する方法などがあ
る。
また、本発明の組成物には、無機,有機の充填剤,補
強材,酸化防止剤など一般に樹脂に使用されているもの
を併用することができる。
強材,酸化防止剤など一般に樹脂に使用されているもの
を併用することができる。
また、本発明においては、本発明の組成物に、さらに
加硫促進剤で変性されていないエラストマー、エラスト
マー以外の重合体を併用することができる。
加硫促進剤で変性されていないエラストマー、エラスト
マー以外の重合体を併用することができる。
本発明の実施例において使用された物性の測定方法を
以下に示す。
以下に示す。
1)メルトフローレイト ASTM D1238で定めるメルトインデクサーを用いて、3
15℃,5Kgの荷重下で測定した値である。(単位g/10分) 2)衝撃強度 ASTM D256に準じて測定した値で、測定した試験片の
厚みは、1/8インチである。(単位kg・cm/cm) [実施例] 実施例1 ライトンP−4(フィリップスペトロリアム社製PPS
樹脂、メルトフローレイト58g/10分)の95重量部、 タフテックH1041(旭化成社製、水添スチレンブタジ
エンブロック共重合体)を2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン(0.05重量部)で溶融変
性した共重合体100重量部とテトラメチルチウラムジサ
ルファイト(2重量部)とを200℃で溶融混練して得た
変性エラストマー5重量部 とを320℃で溶融混練してペレットを得た。
15℃,5Kgの荷重下で測定した値である。(単位g/10分) 2)衝撃強度 ASTM D256に準じて測定した値で、測定した試験片の
厚みは、1/8インチである。(単位kg・cm/cm) [実施例] 実施例1 ライトンP−4(フィリップスペトロリアム社製PPS
樹脂、メルトフローレイト58g/10分)の95重量部、 タフテックH1041(旭化成社製、水添スチレンブタジ
エンブロック共重合体)を2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン(0.05重量部)で溶融変
性した共重合体100重量部とテトラメチルチウラムジサ
ルファイト(2重量部)とを200℃で溶融混練して得た
変性エラストマー5重量部 とを320℃で溶融混練してペレットを得た。
このペレットをシリンダー温度320℃,金型温度150℃
で射出成形してノッチ付アイゾッド衝撃強度を測定した
ところ、2.7kg・cm/cmであった。また、相溶性は良好で
あった。
で射出成形してノッチ付アイゾッド衝撃強度を測定した
ところ、2.7kg・cm/cmであった。また、相溶性は良好で
あった。
比較例1 実施例1において、変性エラストマーを使用しない以
外は実施例1と同様に行なった。
外は実施例1と同様に行なった。
ノッチ付アイゾット衝撃強度は1.0kg・cm/cmであっ
た。
た。
実施例2 実施例1において、ライトンP−4を80重量部、変性
エラストマーを20重量部使用した以外は実施例1と同様
に行なった。
エラストマーを20重量部使用した以外は実施例1と同様
に行なった。
ノッチ付アイゾッド衝撃強度は10kg・cm/cmであっ
た。また、相溶性は良好であった。
た。また、相溶性は良好であった。
実施例3 実施例1において、ライトンP−4を70重量部、変性
エラストマーを30重量部使用した以外は実施例1と同様
に行なった。
エラストマーを30重量部使用した以外は実施例1と同様
に行なった。
ノッチ付アイゾット衝撃強度は15kg・cm/cmであっ
た。相溶性も問題はなかた。
た。相溶性も問題はなかた。
実施例4 実施例2において、ナイロン6(宇部興産社製1013
B)を10重量部添加した以外は実施例2と同様に行なっ
た。
B)を10重量部添加した以外は実施例2と同様に行なっ
た。
ノッチ付アイゾット衝撃強度は6kg・cm/cmであった。
また、相溶性も良好であった。
また、相溶性も良好であった。
比較例2 実施例1において、変性エラストマーの代りに未変性
エラストマー(タフテック1041)を用いた以外同様に行
なった。
エラストマー(タフテック1041)を用いた以外同様に行
なった。
ノッチ付アイゾット衝撃強度は1.0kg・cm/cmであっ
た。また、相溶性は悪かった。
た。また、相溶性は悪かった。
[発明の効果] 本発明によれば含硫芳香族系樹脂の耐衝撃性,相溶性
が改良される。
が改良される。
Claims (1)
- 【請求項1】下記の(1),(2),(3)からなる樹
脂組成物。 (1)含硫芳香族系樹脂60〜98重量部 (2)エラストマー40〜2重量部 (3)エラストマー100重量部に対して加硫促進剤0.01
〜5重量部
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63204603A JPH089688B2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 芳香族系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63204603A JPH089688B2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 芳香族系樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0253857A JPH0253857A (ja) | 1990-02-22 |
| JPH089688B2 true JPH089688B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=16493194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63204603A Expired - Lifetime JPH089688B2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 芳香族系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089688B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220043193A (ko) * | 2019-08-06 | 2022-04-05 | 바스프 에스이 | 폴리페닐렌 설파이드/폴리아미드 조성물 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4839433A (en) * | 1987-12-07 | 1989-06-13 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Salicylimines as cure activators for nonhalogenated rubbers |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP63204603A patent/JPH089688B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0253857A (ja) | 1990-02-22 |
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